恐ろしい国

2024年9月10日 (火)

本澤二郎の「日本の風景」(5280)

本澤二郎の「日本の風景」(5280)

<畝本直美検事総長の重大疑惑に驚く!>

アベノミクスはつまるところ財閥株屋1%に空前の暴利を与え、大衆を空前絶後の円安による物価の急騰で生活を困窮させて社会を混乱させている。政府・日銀の超格差社会によって、政治と経済を破綻させたその罪で岸田文雄は、退陣に追い込まれたものの。その後は連日のように安倍・菅・岸田の出来損ないの子分たちが、いわくつきの政治刷新論をぶち上げて、世論を惑わしている。いうところのナベツネ言論が炸裂し、永田・大手町の真実に蓋をしている。

 

昨日は、YouTubeで超有名な「レ・ミゼラブル」を見て、途中で止めた。登場する蛇のような捜査員に付き合わされる方もたまらない。日本にはあれほどの検察官は存在しないだろうが、その逆の検事はいくらでもいる。

新任の女性検事総長に、早くも重大疑惑がまとわりついていたことに気付いた。週刊金曜日などで活躍しているAさんが、彼女の不正疑惑の状況証拠を自宅に郵送してきた。資料から思い当たる疑惑が次々と沸いてきた。ことによると、目下の自民党総裁選は彼女の手のひらで踊っているのだろうか、と本気で疑ってしまった。

 

<森喜朗事件と安倍・清和会の裏金議員救済の検証不可欠>

清和会の創設者の福田赳夫が怒りで泣いている。息子の康夫も同じに違いない。

森喜朗が政権を担当した時点で、戦前の国家神道を継承した神道政治連盟が鎌首をもたげた。「神の国」に怒った世論が、森を引きずり下ろしたが、鹿児島田布施の小泉純一郎が、真相を理解していなかった田中真紀子を巻き込んで、森路・神道政治を継承した。この時点で、清和会の理念は、A級戦犯勢力の岸信介へと移行した。戦前の極右政治は、山口県の田布施の安倍晋三へと、そして現在は再び小泉の倅にバトンタッチされていく?

 

一方で、五輪疑獄の元凶である森が逮捕寸前まで追い込まれていた。同時に清和会の裏金事件の元凶でもあった森は、二重の犯罪でほぼ100%獄門が決まっていた。まともな法治国家であれば、森の再起生存はなかった。誰もが「森の獄死」を予想していたが、首相の岸田周辺が、森救済に専念した。そうして泥被りの検事を登場させた。安倍の黒川は失敗したが、岸田の畝本は大成功を収めてしまった?石川県の森喜朗が、いうなればヒロシマの岸田退陣を決定づけたことになろう。

 

<「夫の元高検検事長は森喜朗顧問弁護士は本当か>

岸信介を神のような人物とあがめてきた神道派の古狸は、岸内閣を支えた黒幕の極右・笹川良一の船舶振興会が、いまやいくつもの「平和財団」を名乗り、相変わらず運輸利権最大のギャンブルを独占し、国交相ポストを信濃町の公明党創価学会に与えて、不正腐敗の牙城を築いて、森はそこで悪徳人生を終えようとしている、と見られている。

 

それもこれも畝本夫妻の大それた大芝居のお陰だ、と一部の専門家やYouTubeのプロが指摘している。驚いたことに高松高検検事長で退官した夫の畝本毅が「森喜朗の顧問弁護士」という情報が流布しているではないか。

元検事の若狭は知っている。いつYouTubeで発信するのか、それともしないのか。

 

<市民の追及を逃げる検事総長発覚>

市民活動家のAさんは、公然と検事総長に疑問を書面に明記して厳しく追及しているが、検事総長畝本は回答しない。回答できるわけがない。彼女は検事失格である。国会は彼女を呼んで、真相を確かめる責任がある。総裁選・総選挙とも関係する重大疑惑であるのだから。

 

<畝本直美検事総長番記者の追及も議会追及ゼロ=怪しいナベツネ言論と与野党>

その前に番記者は、定期的に彼女と懇談・記者会見を行っている。疑惑を質問もしないことは、自ら犯罪的言論を容認することになる。断じて許されないだろう。自民党の犯罪に蓋をした重大疑惑は、戦後政治史の一コマとして50年、100年後に継承される。

 

岸田の最悪の選択だったことも強く指摘したい。森・小泉・安倍・岸田の不正腐敗の蓄積は、後世を生きる日本人の教訓ともなろう。情にもろい凡人ジャーナリストも、疑惑の概要を知った以上は沈黙できない。恐ろしい日本は、確実に歴史を繰り返そうとしている!

 

<検事総長夫妻の手のひらで踊る自民党総裁選は許されない>

ちゃぶ台をひっくり返すような深刻すぎる事態に、政府部内からの告発はなく、国会も声を上げない。法治を貫徹できない日本の三権分立に対して、法律家も沈黙しているのだろうか。この国に正義の士はいないのか。声を上げよ!

 

こんな不条理を黙していいわけがない。ナベツネ言論と清和会の清算を回避することが今ではないのか。識者・言論人の決起を強く要望したい。

2024年9月10日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)

2024年9月 9日 (月)

本澤二郎の「日本の風景」(5279)

本澤二郎の「日本の風景」(5279)

<平和主義が消えた自民党の盲目・好戦的反憲総裁選>

43歳以上の日本人すべてが、岸田後継総裁選挙に強く反発している。何もわからない無知・盲目の世襲候補が「若さとマスク」で首相になるかもしれないことに対して、内心衝撃を受けている。

 

<43歳の公約を信じられる日本人の頭はどうかしている>

世はまさに、暴力と詐欺が横行している21世紀の地球である。油断も隙も許されない点で、日本もアメリカや中国・ロシア・インドと大差ないだろう。

 

<首都県紙政治部長は赤じゅうたんを闊歩していた無知人間>

最高権力者の首相と月一回の官邸での懇談では、官邸の名物のカレーライスを平らげながら、永田町四方山話をして悦にいる盲目の政治ジャーナリストだった。自民党派閥政治に首を突っ込んで14年ほど経っていた。

鈴木善幸・中曽根康弘・竹下登・宇野宗助らが官邸の主だった。在京政治部長会のほとんどは、本社でのデスクワークに翻弄されていたが、わが東京タイムズの政治部長は、相変わらず永田町を駆けずり回っていた。

各派の総裁候補や派閥の金庫番まで、金と権力にまつわる情報に一喜一憂して、それらの一部を活字にして社長賞をもらったりして満足していた。その先の家族の悲劇的運命など知る由もなかった。日中友好活動に熱を入れたころだ。

一人前の教育など受けなかった政治記者は、おそらく読売の渡辺恒雄のように、ちいさな傲慢さを抑え込むのに苦労もしていたのだが、派閥の権力抗争取材に満足していた盲目の記者は、ほとんど全ての週刊誌記者の取材に、恥ずかしげもなく応えていた。

 

<自民党政治屋は官僚と金庫番におんぶにだっこ>

最近、無知なノンフィクション作家が、中曽根の金庫番の名前を活字にしていたことを知った。彼らの手にかかると、世紀の悪党もえらい人物にさせられ、それを歴史家が引用し、真実とは無縁の物語が創られる。歴史の真実は、常に闇に葬られる運命にある。

わが新聞社の先輩の早坂茂三でさえも、角栄の金庫番には逆らえなかった。中曽根事務所や小沢一郎事務所でもそうだった。金庫番は決まって「政治屋の女」だ。

 

政治屋の政策論は、霞が関の官僚任せだ。この官僚の人事権を官邸が奪うと、国士のような官僚は姿を消した。昔は違った。善悪を理解している官僚が、政治屋を指導していた。過ちが少なくて済んでいたが、これを安倍晋三と菅義偉が奪ってしまい、官僚らしい官僚が姿を隠した。NHKの岩田女が詳しいはずだ。

永田町で蠢く「女」に、女らしい女は100%いない。悲しいことだが事実であろう。女らしい女が、神がかりの神道カルトの永田町や大手町で活躍する時代が到来するのか?

日本崩壊を底辺で支えてきた官僚の、現在はいない日本である。政治屋が暴走する理由だ。岸田はその典型人となった。

 

<憲法政治家はほとんどゼロ・歴史を知らない政治屋ばかり>

日本の政府・政治家・公務員は、憲法を尊重し、擁護する責任と義務を負っている。当たり前であろうが、この一番大事な民主主義の大原則が崩れている。ここに日本危機の元凶が存在している。

 

憲法を理解する政治家がいない。弁護士でも秘書給与を詐取し、外国人と不倫を重ねていた女代議士が、自民党に存在した。発覚しても即座に辞めようとしなかった。法律家も腐っているのである。

憲法を読んでいない、知らない政治屋は、安倍・菅・岸田がその代表だった。

彼らは近現代史を学ばなかった。小泉父子だけではない。岸田の周りには、中谷や小野寺という「死の商人」に取り込まれた悪党が、外交や武器弾薬政策に嘴を入れていた。

あの空前絶後の80年前を知らない輩が、次期首相になるのだという。恐ろしい事態が目の前で演じられている。それをナベツネ言論が囃し立てている。漫画である。

 

<改憲軍拡の太鼓持ち=武器弾薬利権=総裁選出馬>

彼らのお目当ては43兆円大軍拡利権だ。ワシントンのバイデンや米産軍体制を喜ばせただけではない。プーチンとゼレンスキーの好戦派とイスラエルのネタニヤフが、第三次世界大戦の導火線の役割に狂奔していることに便乗している。

 

世界に誇れる

日本国憲法の出番ではないか。それをまったく理解しない自民党総裁候補ばかりだ。武器弾薬利権にまとわりついて莫大な金もうけに狂奔している。違うだろうか。

対抗する立憲民主党が、輪をかけて情けない有様だ。顔つきで突如として打って出る代表選挙候補に反吐が出る。一人として真っ当な平和主義の候補がいない。嘘で消費税を引き上げ、東電原発を止めない悪党ばかりが目立つ。日本人一人一人が試させられている2024年であろう。

2019年9月9日の15号台風では、かろうじて生き残ったわが埴生の宿の先行きも心もとない。

2024年9月9日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)

 

  • DSC_0082.jpg(169.3KB)

2024年9月 8日 (日)

本澤二郎の「日本の風景」(5278)

本澤二郎の「日本の風景」(5278)

<裁判所の暴走に「誇り高い正義の反逆者」が抵抗>

日本の政府や議会は、常にといっていいほど過ちや間違いを起こしがちだ。内閣の法制局がしっかりしていた時代はよかったが、安倍内閣の下でいかがわしい人物が長官に就任すると、それまで憲法違反としてきた国是(集団的自衛権の行使は憲法違反)を変えてしまった。すると最高裁が操る裁判官もそれに右ならえ。

安倍・自公内閣のもとで自衛隊参戦法が強行された。戦争しない自衛隊が、戦争する自衛隊という違憲法が実現、これを司法は黙認して、事実上容認してしまった。

恐ろしい憲法違反を、言論界も沈黙するという恐ろしい事態に「誇り高い正義の反逆者」が火の手を上げた。法廷闘争が日本国民の抵抗の象徴となった。対して裁判所が政府の擁護者となって、主権者に襲い掛かってきている。法廷の言論封じが、暴力的に行われている恐ろしい事件が起きた。市民の怒りが昨日メール送信されてきたので紹介する。

 

<原告は憲法人間=裁判官は違憲人間で許されるか>

法廷の暴力的訴訟指揮に、堪忍袋の緒が切れた原告の正義に対して、国民の同情が集まっているだろう。悪しき権力批判と弱者支援が、反骨ジャーナリストのみならず、日本国民の声である。憲法を、主権者・司法関係者は、憲法を尊重し、擁護する健全な国民である。

権力的訴訟指揮は、憲法が容認しない。現に裁判官は声を上げようとはせず、こそこそ隠れているのではないか。

過ちを認め、謝罪することが人の道であろう。これは一人の判事の問題ではない。最高裁の責任でもあろう。公正・正義の法廷が、違憲的判事による訴訟指揮は返上しなければなるまい。

以下にメールと暴行を受けた原告・石垣敏夫の事件の概要と訴えである。

2024年9月8日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)

 

「東京高裁に於いての職員の横暴に驚くばかりです。裁判は継続中ですが医者の診断書を否定する?

判断には疑問有るのみ。此の事件の直前にも高裁で似たような暴力事件があったと知人が教えてくれました。

 裁判所内では日常的に此の様な事件が有り 大方泣き寝入りなのでしょう。警視庁にも3回も相談しましたが 埒があきません。日本は安倍政権から放置国家に大変身しました」 9/7  N

 

武内さん昨日はお世話さまでした。本日の件、仲村さんにお話ししました。申し訳ありませんが今日午後4時にサポセン9階に伺いますので、よろしくお願いします。その前は参加できません。 添付してあります、ファイルは皆さんに送りたいと思いますが。「許さない会の会員に」アドレスをお聞きしてこれからはメールで送ろうと思います。それゆえ、アドレスが必要になりますのでお手数です会員の名前住所、アドレスをお願いします。会計についてもご報告をお願いします。              

裁判所の「表現の自由弾圧と暴力」は許されません。2024年1月11日、東京高等裁判所101号法廷(安保法制違憲訴訟)で、山梨県の原告14名が「主権者国民は棄却を認めない」と印刷されたシャツを着用して着席した際、松本利幸裁判長が「シャツを脱ぐか、文字を隠すかにせよ」と発言を繰り返しました。原告らは「裁判長の見解は憲法21条の『表現の自由はこれを保障する』に抵触しています」と訴え、裁判長に「法的根拠」を示すように求めました。裁判長はこれに応ぜず、「退廷命令」を下しました。その後、すぐ裁判所職員20名が入廷し、控訴人(原告)を暴力的(ごぼう抜き)に退去を強制しました。この際、原告の女性が一人倒れ、救急車が呼ばれました。 

〇 女性に対する人権侵害:倒れた女性に対して被告・国は「寝そべっていた女性が一人いた」と準備書面(1)に記載しました。 

○ 診断書・医師への冒涜:傍聴人の一人石垣(現在原告)は、裁判所職員のそばで「暴力を止めよ」と述べたところ。職員の一人が、突然左襟をつかみ「お前は妨害者だ」とやまなし控訴人の中に連れ込み暴力的に排除しました。その際、石垣は右肋骨を痛めました(診断書:右肋骨打撲・全治3週間)。「刑法195条・(特別公務員暴行陵虐罪)に該当」医師の診断に対し、被告・国は「診断結果は過剰なものとの疑念を禁じえない」と準備書面(1)に記載しました。これは医師に対する冒涜でしょう。 

◎ やまなし原告団は「裁判長の弾劾裁判」を準備しています。表現の自由に対する弾圧、法的根拠を示さず、控訴人を排除したこと(憲法21条違反)。 私たちは裁判所の暴力容認に対し、謝罪を求めています。第2回公判9月20日(金)午前11時より:さいたま地裁101号法廷(浦和駅県庁前)皆さんのご支援をお願いします。  

2024年7月19日 「石垣さんへの裁判所の暴力を許さない会」 【略称許さない会】武内090-2173-2591 仲村080-2266-3611    石垣090-4373-0937 

 

輸入禁止した核汚染こんにゃく!

(韓国)食品医薬品安全処によると、先月30日から今月5日まで行われた日本産輸入食品の検査の結果、長野県で生産されたこんにゃくから1キロ当たり3ベクレルのセシウムが検出された。輸入量は90キロだった。

2024年9月 7日 (土)

本澤二郎の「日本の風景」(5277)

本澤二郎の「日本の風景」(5277)

<小泉進次郎総裁選出馬会見=父親は繰り返し靖国参拝・倅は靖国+改憲強行+大軍拡公約>

歴史を知らない平和主義と無縁の小泉家の父子!慌てて作成した

小泉進次郎の総裁選出馬公約メモに目を向ける姿は、歴史と教養不足を露呈していて、専門家に安全安心を植え付けることに失敗した。米国の原子力潜水艦基地の神奈川県横須賀で、離婚した父親の愛情もない家庭以外は、何不自由なく育った43歳の若者に期待する方が悪いのだろう。

 

父親は、赤紙一枚で侵略戦争で犬猫同然に殺された、無念と怒りの怨念が渦巻く戦争神社に、首相として繰り返し参拝して、隣国との友好を破壊した。息子は、それに満足せずに平和主義放棄の「戦争国家」を目指して、靖国+戦争する憲法改悪を強行し、43兆円路線を実現していく。米国前大統領の「日本は再軍備・戦争に備えている」と暴露した財閥・神道傀儡政権の野望実現を公約した格好である。歴史の繰り返しを約束したような危険すぎる好戦的航路を公約に、日本国民はどう対応すべきなのか。

 

<歴史の教訓を学ばない盲目の進次郎改憲論に衝撃!>

日本の識者・文化人は、戦後のドイツ人から多くを学んでいるが、その一番大事な教えは、歴史の教訓である。過去を学ばない人間は、現在と未来に盲目である。人間は過ちから正義を知り、それを二度と繰り返さないことだ。

 

「日本人はおかしいよ」と指摘する国際的な文化人は、少なくない。そのことで隣国との関係は壊れたままだ。1972年の日中国交正常化宣言を忘却した現在の自民党の典型人が、小泉進次郎である。声を大にして叫びたい。

小泉家がやくざの家柄であることを、当初は知らなかった。「鹿児島県の田布施出身」であることも。安倍晋三は長州の田布施だ。戦前戦後の田布施を研究すると、興味深い日本の闇の史実を知ることが出来る。日本に歴史家はいないのか。

小泉父子はそろって歴史を知らない。神社神道は、侵略戦争の根っこなのだ。創価学会員の中には、いまでも「鎌倉時代の日蓮が神道を強く否定していた」「戦前に神道を敬わずに否定した初代の会長は投獄され、獄死した」と語られている。自公連立は、神道カルトと創価学会カルトの連合政権である。天地がひっくり返っている。

 

過去に盲目な小泉父子は、戦前の神がかりの皇国史観に埋没している。盲目の人物だから、希望も明るい未来も見えない。岸信介や安倍晋三の世界に埋没して、99%の大衆を見下している。

 

<憲法を読んでいない=関東学院で平和主義知らず+米国でワシントンのための日本属国統治学ぶ>

失礼ながら多くの国民は、関東学院という教育機関を知らない。学校の宣伝をしない校風かもしれない。老人のたわごとの一つかも。進次郎はそこで学んだ?遊んでいたのかもしれない。

少なくとも日本人としての最低の教養の一つである、日本国憲法を読んでいない。学んでいない。憲法の根幹である平和主義を学んでいない。父親は無教養な息子を、アメリカのコロンビア大学や国際問題研究所など、対日政策の牙城で、いうところの「日本属国統治を学んできた」と見られている。安倍は米国で麻薬を学んで帰国したが、進次郎は?

 

平和主義は国際法の核心である。時代の変化で揺れたりしない、確固たるもので、財閥や死の商人は受け入れようとしない。80年前の歴史の教訓の核心は、平和主義にある。さらに一つ加えると、信仰の自由・政教分離だ。

小泉家にとっての悲劇は、この人間として政治家の信念である、この二つのことを学んでいない。靖国の政治的意味を知らない。自民党議員の大半は、人間として失格である。政治屋ばかりで、政治家が一人もいない。今回の総裁候補の中に、国民のために命を懸ける政治家が一人もいない!

 

<若さと無知の二重奏の世襲議員の危うさにかける自民党>

数々の安倍事件を処理した功労で首相になった菅義偉!最近では半島出身者ではないか、とYouTube報道が出回っている。

出身がどこであろうが、国民に奉仕する人間であれば、為政者の資格がある。財閥などの1%の奴隷は、指導者失格である。安倍の下で日本は、財政が破綻し、戦争国家へと変質し、それを菅が支え、彼が進次郎支援に狂奔している。安倍と菅が日本を沈没させた犯人だ。安倍銃撃事件に同情する庶民はいない。

安倍を国葬にした岸田文雄を尊敬する日本人は、極めて少ない。

小僧やあんちゃんに権力を委ねた結果である。若さと無知・無教養の世襲二重奏は、地獄の一丁目?

自民党は、政権を投げ出す時である。自民党は安心安全を国民に提供する国民政党ではない。

 

<我が家の小泉純一郎結婚祝いの引き出物時計は今も健在>

小泉純一郎の正体を知らなかったころ、筆者は「純ちゃん」と呼んでいた。「自民党をぶっ壊す」という大嘘に一般人並みに酔いしれた。神道政治屋の大嘘に気付いて、以来友人関係を切った。彼が悲惨な歴史を肯定する靖国参拝派と知って驚愕したものである。

当時の中国は、高度成長期にあった。そこで散髪するのだが、彼の靖国参拝後、街の床屋さんに追い出されてしまった苦い思い出は、今も癒えていない。いったん止まった小泉時計が、電池を取り替えると動き出した。彼の結婚式の引き出物である。もう43年以上前になる。小泉家の暴走に泣かされる日本人にはなりたくない。

2024年9月7日記(茅野村の憲法仙人・日本記者クラブ会員)

 

(毎日)難解だったり、独特だったりする言い回しが、インターネット上で「ポエム」「進次郎構文」などと指摘されることの多い小泉進次郎元環境相(43)。自民党総裁選(12日告示、27日投開票)への出馬を表明した9月6日の記者会見では、用意していた原稿に度々目を落としながら公約を説明するとともに、「安全運転」で質疑応答も乗り切った印象だった。

 

歴史の真実神道ヒロヒト政治惨劇の一部紹介 

朝鮮独立運動から過去の大戦を含む朝鮮人死者等・犠牲者数(一部記載)
1 1919年3月1日、朝鮮独立運動における殺害7509人(『日本と朝鮮の百年史』和田春樹・平凡社)

2 朝鮮人強制動員 労務動員約80万人、軍務動員約37万人。(「調査・朝鮮人強制労働:著者竹内康人・社会評論社、韓国徴用工裁判とは何か(岩波ブックレット)

3 徴用工に連れてきて、兵隊(日本軍に入隊)にして使った死者:57万6千人(「『天皇の軍隊と朝鮮人慰安婦』著者金一勉・三一書房1976年1月第1版)
4 朝鮮人慰安婦14万3千人。自民党荒船清十郎衆議院副議長(地元講演会で発言:現代の眼1972年4月号)
5 関東大震災時、自警団や市民によって6千661名が虐殺「日本帝国主義の朝鮮支配」上・朴慶植・青木書店1973年)
6 1940年〜1944年日本各地の炭鉱や鉱山の閉山によって6万4千人が日本軍によって殺害。軍の残虐性を隠すためとの理由。(「朝鮮人強制連行の記録」朴慶植・未来社刊)

7 1940年8月〜1945年10月 足尾銅山31人の朝鮮人労働者殺害。(「足尾銅山・朝鮮人強制連行と戦後処理」創史社・古庄正」)
8 1944年7月千島列島沖で182人の朝鮮人軍属が乗っている陸軍徴用船、太平丸が沈没。(朝日新聞2007年7月5日)
9 1945年長野県の「松代大本営」の防空壕工事に1万人の朝鮮人を動員、「天皇の寝室」工事に当たった180人を「秘密保護」で虐殺(『朝鮮史年表』雄山閣)。
10 1945年舞鶴湾内で3千7百余人の朝鮮人乗船の「浮島丸」が爆沈した。その犠牲者は549人。(「浮島丸・釜山港へ向かわず」金賛汀著・かもがわ出版)。
11「1945年8月6日原爆投下により、2万余名の人命を奪われた」。(在日本大韓民国居留民団広島県本部1970年4月「慰霊碑」建立)。
他の文献、戦時外国人強制連行関係資料集(明石書店朝鮮人上・中・下 守屋敬彦・林えいだい・加藤博史)以上。 
別件・2010年度より高校無償化:朝鮮学校のみ適用されず。小・中学・幼稚園(保育園)も市区町村により補助金差別が存在。小池百合子都知事2017年から関東大震災追悼集会への追悼文送付を中止。
12 2024年1月29日 群馬県立公園「朝鮮人追悼碑」 群馬県山本一太知事の代執行
によって破壊撤去された。
碑には「記憶・反省・そして友好」が表示されていた。

13 埼玉県大野元裕知事から、2024年9月4日関東大震災・追悼文(メッセージ)がさいたま市大宮・常泉寺に届く(但し、朝鮮人虐殺・謝罪の記載はない)。「姜大興(カンデフンさん)追悼式」。

* 私たちは共に生きる社会を目指しています(真実・和解・記憶・共生)。
2024年9月4日平和外交求める市民の会 連絡先〒337-0032さいたま市見沼区東新井866-72石垣敏夫090-4373-0937石井碩行・武内暁・武野大策・池辺幸恵・松永博・花崎哲・皆川学・大津恵子・中村由博・仲村正昭・秋山信孝

2024年9月 6日 (金)

本澤二郎の「日本の風景」(5276)

本澤二郎の「日本風景」(5276)

<自民党岩盤は神社神道の氏子総代と神主の自治会費「横領」問題=誰も書かない政治宗教的恥部>

1億2000万人の日本人は、行政と距離を置く緩やかな人権が確保される自治会その他の独立住民組織という網がかかっている。強制は不可だ。だが、現実は実質牛耳っている神社神道の神主と神道信者組織の氏子総代が、行事や資金を抑えている。確固たる自民党支持勢力、いわば自民党の岩盤である。自民党本部には、神道政治連盟という極右の組織が存在し、この岩盤組織から金と票を吸い上げている!

 

ここをしっかりと理解しないと、戦前回帰のA級戦犯勢力の岸信介と戦後の民主派護憲勢力の熾烈な権力争いの真相は理解できない。派閥による攻防戦を新聞テレビは、面白おかしく報道して真相を隠している。

 

保守も戦前派のA級戦犯勢力の岸信介と、戦後の民主主義・憲法制定派の吉田茂・自由党との死闘、権力闘争が繰り広げられてきた。1972年の日中国交正常化は、戦後の民主派を継承する田中派と大平派が主導して実現した、戦後外交の一大成果である。中国か台湾かで、自民党政治は激しく揺れてきたのだが。

 

田中系の小渕恵三が病に倒れる過程で、清和会の森喜朗が総裁首相の地位を獲得するや、森は「日本は天皇中心の神の国」、神道国家論をぶち上げた。むろん、世論の反響はすさまじく「時代錯誤だ」「今どきの神がかり反対」で森を墜落させたものの、森の下で小泉純一郎と安倍晋三が継承する。これに外野の渡辺恒雄の読売改憲新聞とNHKが支援すると、政局は安定してしまった。

このころ筆者は、テレビを廃品業者に持って行ってもらった。読売とNHKは万死に値する。岸田文雄も宏池会の伝統を放棄し、清和会の軍門に下った。武器弾薬に43兆円を政策化させ、核武装論者の麻生太郎を喜ばせた。

 

戦争する日本を法制面で支えたのが、ありえないはずだった公明党創価学会の国民的裏切り行為。安倍の腰ぎんちゃくの太田昭宏、背後の山口那津男と信濃町の原田ら学会首脳部の悪党の面々だ。いまようやく内部崩壊が起きて、山本太郎のミニ政党と支持率は同じレベルという。

 

<憲法20条に抵触する壮大なる金集めと集票活動>

自治会等の準公的な緩やかな住民組織を使っての宗教的集票・集金システムは、違法性と犯罪性にまみれている。法律家であればわかり切っていることである。専門家がなぜ沈黙しているのか、不可解千万である。日本政治と自民党最大の恥部だというのに。

 

岸・安倍の別動隊で知られる統一教会に対して、岸田のメスが入らない理由である。カルト教団を駆使した自民党と創価学会信者の活動のみでバッジをつける公明党は、同じ穴のムジナなのだ。日本の法治主義が、正常に機能しない致命的背景であって、これを引きずることは許されてはならない。

 

神社と信者(氏子)の壮大なる金集めは、とうてい許容できない。天の声である。もう数十年前になるが、自民党古参秘書が「われわれは投票前に票読みができる」と豪語していたが、その理由が今ははっきりと理解できる。公職選挙法や政治資金規正法に違反する。神社本庁や神主から警察や検察が事情聴取すれば、1日で違法行為を証拠で固めることが出来るだろう。

自民党の岩盤にメスを入れる2024年秋でありたい。政治刷新の眼目は以上のことである。

 

<自民党裏金事件は序の口=法律家は覚醒せよ!>

独立機関である検察人事に安倍が、恥も外聞も捨てて狂奔した理由は、小学生でも理解することが出来るはずだ。

自民党裏金事件をうやむやにした東京高検検事長が、検事総長に就任する日本!岸田は安倍の失敗を教訓にして今回は成功した!しかし、市民団体は許すだろうか。法律家や検察OBはどうだろうか。

昨日この種の資料が自宅に届いた。本日目を通そうと思う。

 

自民党の裏金事件は、神道を使った壮大なるカネと票集めと比較すると、いかにも小さい。序の口ではないか。神社本庁の金庫をこじ開けると、恐ろしい真相が見えてくるだろう。与野党は、宗教法人法の改正も直ちに検討しなければならない。真っ当な法律家は声を上げよ、日本弁護士連合会も目を覚ませ、である。

 

<野党・教団・法律家は声を上げ岩盤にメスを=行動する2024年秋>

全国の市民からかき集めた金をかすめ取るような神主と神社氏子総代の手口を、多くの国民は分かってきている。京都での時代まつりの法廷闘争は、うやむやに処理されてしまったが、もはや許されないだろう。

しっかりとケジメをつける2024年秋である。野党や神道以外の教団と専門家が結集して、悪しき自民党の岩盤にメスを入れる時である!

2024年9月6日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)

2024年9月 5日 (木)

本澤二郎の「日本の風景」(5275)

本澤二郎の「日本の風景」(5275)

<トランプ前大統領も裏付けた日本の「再軍備」戦争体制強化>

もはやゆでガエルの日本人は許されない。安倍晋三と、最近は核武装論者の麻生太郎と会談したワシントンのトランプ前大統領が、日本の外交安保の本質を白状し、平和を愛する日本列島に衝撃を与えている。岸田首相はというと、辞任する最後の最後、日米韓の戦争体制構築のため、明日韓国を訪問し、ゆるぎない軍事的結束を図る。欧米の景気後退による中国製品購入に陰りが出て中国経済の破綻状態が、アジアにも波及する。ロシアの核政策は、徐々に解き放たれている。世界恐慌と第三次世界大戦が想定内に入った。

 

A級戦犯勢力の岸信介・児玉誉士夫・笹川良一・正力松太郎の野望が開花したような日本政治はSOS!歴史を学ばない極右が支配する日本政府と財閥の火遊びに、トランプでさえも警戒し、怯えている!中曽根康弘の核戦力構想に仰天したワシントンのキッシンジャーが、現在はトランプに取って代わった可能性が高い。

 

<忘却・無関心は第二のヒロシマ・ナガサキ?>

人間は愚かだ。愚かすぎる。人間を殺して自身の暮らしを引き上げ、その挙句、同じように他者から殺される。やくざ暴力団と大差などない。経済危機において歴史は繰り返される。

日本を80年前に引き戻そうとする岸田は、昨日は小野寺五典や中谷元の「死の商人」の仲間と会っているではないか。きな臭い岸田をワシントンの産軍複合体は、感動しているが、一方でアメリカ経済は破綻寸前。中国の製品を購入し、

消費する経済力を失って、中国経済も坂道を転げ落ちている。為政者は、お互いに助け合うという誇り高い精神を失い、利権と利己主義が蔓延し、世界を混乱に陥れている。プーチン独裁のロシアは、ウクライナへのNATOによる軍事支援に倒れかけ、核のボタンに近づいている。誰もが知っている現実に、日本もA級戦犯勢力の岸信介の霊が乗り移って、43兆円の武器弾薬に手をかけている。

人々が無関心・無知をかこっていると、ヒロシマ・ナガサキの悲劇が地球を席巻する可能性を否定できない。

 

<非戦の9条を踏み倒した安倍・菅・岸田の43兆円大軍拡と抵抗しない野党の日本危機>

日本人は今まさに正念場を迎えている。1993年3月、カリフォルニア州のサンクレメンテで出会った日系アメリカ人のトクノシロウさんの一言を忘れられない。それは「日本は再び戦争するようなことはしないでほしい。戦争ほど苦しい悲劇はない」。彼は太平洋戦争では、日本軍の暗号解読を強いられた。戦後はGHQ要員として日本全国を走り回った。「どこに行っても人々は平和を喜んでいた。戦争を禁じた日本国憲法に感動していた」と語ってくれた。いえることは、43兆円に浮かれて武器弾薬を製造している財閥・死の商人が、平和を約束することなどできない。神道・靖国派は、若者の死を求めている悪魔であろう。背後の神社本庁や神道政治連盟の日本会議は、日本を再び戦争に巻き込もうとして暗躍している。

 

43兆円は、トランプの言葉を借りると「再軍備」であり、日本は戦争準備に余念がない、戦争する日本ということに尽きる。安倍と麻生の本心を、彼は今の世界情勢を論じる中で、日本政府の野望を明かしたものである。

A級戦犯勢力の岸信介の野望は、アジア・太平洋での覇権大国の復権なのだ。神道は戦争神社だ。平和を生み出す宗教ではない。

 

<誇り高い護憲・反戦の国民運動で財閥・死の商人打倒>

日本人は誇り高い民族である。歴史の教訓を学ぶ人間集団である。戦争で廃墟と化した日本列島を復興し、平和国家を創り上げた。平和が日本人を幸せにする。これは真実である。

トランプ発言は、日本政府の危険すぎる本心を暴露したものである。あぶない日本政府と自民党の正体を暴いてくれたものである。

 

日本人の誇り高い反逆者は、宇都宮徳馬である。渡辺恒雄の保証人になって読売新聞に入社させた張本人だ。渡辺は恩師を裏切ってA級戦犯勢力の岸信介の軍門に下った。こんな人物に屈する政治屋と言論人は、人間の屑である。今の日本は、日本人の屑が采配を振って、日本を壊している。

 

<宇都宮徳馬に続け!日本再建の柱>

大杉栄と甘粕大尉を御存知か。大杉を惨殺した甘粕は、戦前の国粋主義者として知られる。父親が反山縣有朋派の総大将・陸軍大将の宇都宮太郎の長男・徳馬は、幼くして軍人の正体を知った。

いったんは父親の道を歩もうとして陸軍幼年校に入るが、大杉の惨殺に驚愕して、彼は幼年校を退学して、軍人の道を降りた。大杉は宇都宮の幼年校の先輩だった。以来、一般校に移り、旧制水戸高時代から、千葉県館山市の大農出身の水田三喜男と共に、天皇制や軍部批判の先頭に立つ。

「軍事教練では高下駄をはいて抵抗した」という逸話を、後輩の後藤田正晴が、宇都宮葬儀で明かした。右翼・軍部に屈しなかった宇都宮は、まさに誇り高き反逆者だった。宇都宮を裏切って岸や児玉の配下となって出世した渡辺を「忘恩の徒」と断じた。それでも渡辺は葬儀に参列した。宇都宮を裏切った人物こそがナベツネである。筆者がもっとも軽蔑したい人間である。

 

甘粕は満州映画の責任者となり、岸らと仲間となるが、ソ連軍の侵攻を知ると、真っ先に青酸カリを飲んだ。日本軍国主義の体現者であることを、よくよく承知していた証拠である。対してA級戦犯勢力の岸信介を、最後の最後まで批判した宇都宮は、まさに日本人として最高の誇り高い反逆者となった。

筆者は「平成の妖怪・大勲位 中曽根康弘」(健友館)を上梓し、宇都宮さんの墓前に捧げた。

2024年9月5日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)

 

トランプがワシントンのポチを暴いた!

(毎日)トランプ氏は、人気ポッドキャスト番組ホストのレックス・フリードマン氏のインタビューに応じ、「世界中で多くのことが起きている。中国を巡る状況を見てほしい。日本が再軍備を始めた。世界には今、多くの戦争の危険がある」と述べた。「再軍備」は、防衛費の増額や自衛隊の反撃能力(敵基地攻撃能力)保有の動きを指しているとみられる。

 

小櫃川の水を守る会総会並びに記念講演会○と き 2024年9月21日(土) 13時30○ところ 上総地域交流センター(上総公民館) 住所:君津市久留里市場192−5  � 0439-27-3181 ○日 程 13:30〜14:15 小櫃川の水を守る会総会 14:30〜15:30    記念講演会  講師 岩本広志氏 15:40〜16:10 質疑応答○演 題 PFAS(フッ素化アルキル化合物)の地下水汚染について ー過去に経験した有機塩素系化合物の地質汚染を踏まえてー

https://bookplus.nikkei.com/atcl/column/082100405/082100001/

2024年9月 4日 (水)

本澤二郎の「日本の風景」(5274)

本澤二郎の「日本の風景」(5274)

<袖ヶ浦市にみる腐臭列島の無法無天の惨状>

この国の戦後は、今では何度も言うが、戦争犯罪人のA級戦犯勢力の岸信介や児玉誉士夫・正力松太郎らの極右「改憲軍拡」派が、吉田茂の護憲リベラル派を駆逐してしまった。言論界も正力の後継者となった渡辺恒雄から、そして政界では、現在の安倍・清和会と岸田・宏池会となって、その勢いは遂に43兆円の戦争軍事大国になろうとしている。

背後の財閥ら「死の商人」を狂喜・乱舞させている2024年9月だ。岸・正力・中曽根・渡辺らの原発派・原子力マフィア体制が、ヒロシマ・ナガサキに次ぐ311フクシマの東電原発を爆破させた。その核汚染ごみが、首都圏のオアシスと言われる風光明媚な房総半島の袖ヶ浦市や君津市に大量に投棄されて、40万人の命の水や稲作を危険にさらしている!これほどの恐ろしい事態は、過去の日本では考えられなかった。

 

それでも政府は、核ごみを大量に生み出す原発をやめるどころか、もっともっと増やしていく。過去の教訓を蹴散らしている。そのことを批判しない言論界と議会と司法である。第二、第三のフクシマへと突き進んでいる!異様に異常な永田町(政治屋)と霞が関(官僚)と大手町(財閥)。崩壊寸前の日本政治に、言論の自由が保障されている民主主義の日本ではないか!

そんな時、袖ヶ浦市の建設土木工事の腐敗資料が手元に届いた。

 

<入れ墨やくざ系(北袖商事)が工事落札と地元住民>

日本の建設業界では、談合入札が常態化している。袖ヶ浦市が発注した成教橋補修工事に6社が入札したが、やくざ系の北袖商事が落札。入札額が1億2300万円。市の希望価格が1億2681万円。まさに談合金額で落札した。

 

住民は「石原慎太郎・安倍晋三・森喜朗の東京五輪を連想させる工費の値上げ。いまの大阪万博と同じ」と怒るのだが、結局のところ契約額は1億3530万。2020年10月のことだ。ところが翌年から、なんども契約が変更される。

2022年12月には、2億8951万3400円。2倍以上に膨らんでしまった。2023年3月議会で採決が行われた。典型的な談合事件に対して、20人の市議のうち、反対したのは山口、村田、笹生の3人。公明党は言うに及ばず、共産党の二人も賛成していた。仰天採決に腐敗の大きさをにじませている。

 

「北袖のオーナーは入れ墨やくざ。その娘婿が現役市議」と核汚染ごみ対策委員会の関係者は怒り狂っている。市議会が完全に崩壊している。公明共産も賛成している狂った袖ヶ浦市議会なのだ。不正腐敗が大手を振って歩いている袖ヶ浦市に、木更津市のやくざ系産廃業者が、フクシマの核汚染ごみを不法投棄し、千葉県警も沈黙している。やくざが議会を牛耳っているまぎれもない事実の、一つの事例である。

この北袖商事は、小櫃川広域水道事業団の汚泥処理も落札。「汚泥処理の資格もないのに入落札し、工事を引き受けた。当時、娘婿の在原直樹は副議長として事業団の役員をしていた。これも水道事業の腐敗を裏付けている。安心安全の命の水は保証されていない」と小櫃川の水を守る会の関係者は悲鳴を上げている。

 

<木更津市ではごみ収集利権50年以上か>

御存知、君津・木更津・袖ヶ浦・富津は、やくざ代議士で知られたハマコーの金城湯池。小選挙区制でハマダが制圧してしまった。ハマコーの倅や秘書、市議、県議が土建・産廃の利権を牛耳ってしまったと袖ヶ浦市のTは決めつける。

元水田三喜男や池田淳の後援会幹部は「木更津市は消えてしまった。ハマダ市になってしまった」と嘆き悲しんでいる。やくざが支配する房総半島は、真実なのだ。

 

思い出した。息子が小学校や中学校に通っていたころ、同級生の内海君に誘われてPTAの役員にさせられた。そこに入れ墨やくざがいた。農協職員の松本さんと谷萩校長が、危機感を抱いて入れ墨やくざのPTA会長を阻止する活動に引き出されたのだが、入れ墨やくざは農協で暴れまくり、その衝撃なのか松本さんは早死にした。真相を知る必要があろう。

気が付くと、その悪党は木更津市のごみ収集利権を50年以上握っていると近隣でささやかれているではないか。

筆者がやくざ浜名による「木更津レイプ殺人事件」を追及し、公明党創価学会批判に徹する理由である。学会員の内部告発を切望してやまない。殺人事件に見向きもしない千葉県警と木更津署告発も、深刻重大なペンの仕事である。

やくざ暴力団追放国民会議を立ち上げた理由なのだ。

 

<核汚染ごみ・水銀汚染追及に成果なしの9・3議会>

昨日は午前と午後、袖ヶ浦市議会において吉岡・篠崎の二人の市議が、陣場台の放射能・核汚染ごみ問題と日高金属が垂れ流す水銀問題を、追及ではなく質問したが、傍聴者の小櫃川の水を守る会(富樫会長)や高谷・林の原状回復対策委員会(御園豊委員長)の報告だと、さしたる成果がなかった。期待外れに終わった。

残るは千葉県議会における、三輪由美県議の追及を見守るしかないのか。「やくざ暴力団に守られる役人とやくざに怯えながら質問する市議、そしてやくざを念頭に置きながら広報紙を作成する市民運動だから、どうしようもない」との住民の嘆き節が聞こえてくるではないか。

 

<庭に百日紅・へちま咲く茅野村=誇り高い反逆者出でよ!>

我が家には、猛暑にも屈せずに咲き誇る百日紅やへちまの花が頼もしい。木槿(むくげ)もまだ咲き誇っていて見事だ。しかし、房総半島の首長らは、すっかりハのマコー派に乗っ取られ、警察も脳神経を破壊され、正義の行動をしようとはしない。

パソコンを開いても、インターネット情報もYouTubeも右翼改憲派に牛耳られ、平和主義の護憲リベラルの報道は少ない。ところが、YouTubeではいい音楽やいい映画が次々と飛び出してくる。

昨日は「誇り高い反逆者」に感動した。西部劇だが、勇敢な正義の士の活躍に、多くの人々は勇気をもらっている。こそこそとやくざ系首長に頭を下げ、小さな利権に酔いしれる卑怯者に見せたい映画である。

 

<房総半島に美しい花・美しい音楽で正義の県民市民を!>

ベートーヴェンのピアノ協奏曲「皇帝」は、さすがに聞いていて美しく軽快で気分をさわやかにしてくれる名曲だ。数年前に盲目のピアニストの見事すぎる、信じられない演奏に感動したが、まだほかにもいることが分かった。ヨハンナ・ハニコバ(チェコ)、ロザリア・ゴメス・ラシエラス(スペイン)ら。彼女らは軽快に嬉々として演奏する。世の中にはすごい人間がいるものだと感心してしまう。正義の士はどうか。誇り高い反逆者が、房総半島にいるに違いない。安倍ややくざに屈しない言論人・警察官・検事がいるはずである!美しい花の房総半島にしたい。正義の半島にしよう!

2024年9月4日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)

2024年9月 3日 (火)

本澤二郎の「日本の風景」(5273)

本澤二郎の「日本の風景」(5273)

<神社本庁の金集め本格=人類に対する戦争責任=反省と謝罪>

今朝の房総半島は気温26度。秋本番である。秋祭りの最盛期を迎えて、戦争責任を回避したままの神社本庁と自民党の神道政治連盟が、派手な金集めを行っている。

先日、初めて留守宅に「祀り(祭礼)の寄付を頼みます」という玄関からの呼びかけを体験した。突然のことなので「神社は大嫌い。戦争責任を果たしていないインチキ宗教」と言いたかったが、とっさのことで正確な批判をできなかった。

近現代史を知らない神道信者、憲法20条の信教の自由と政教分離を知らない無知な日本人を標的にした、神道の問題のある金集めが日本列島くまなく繰り広げられていることに深刻な違和感を抱く。

 

京都の時代まつりでは、確か法廷闘争も。神社本庁は、人々の無知をよいことに、自民党支持の岩盤である氏子総代と神主が、地域の自治会を牛耳って、神社行事の最も大事な祭礼資金集めを敢行する秋本番だ。公金横領の疑惑もまとわりつく。これは自民党の選挙運動とも関係している。

国税庁が、神社本庁が集めた大金の行方を、公正に精査するべきだ。すごい事態に発展するだろう。統一教会・創価学会のそれよりももっと悪どい金集め・公金横領疑惑がからむ。氏子以外の半強制的金集めは論外。自治会費に手を突っ込むことは、法律上問題となる。

戦前の国家神道の戦争責任を果たすことが、神社本庁や神道政治連盟にとっての責任と義務であることを、強く指摘したい。いまの軍靴の音の元凶であることも、平和を愛する国民にとっては、きわめて深刻で、主権者は声を上げる時である。

 

<「祭礼にかこつけての公金横領は信仰の自由に違反」>

赤紙一枚で、学生から若い青年、幼子のいる妻帯者まで戦場に狩り出した80年前の日本。天皇教である国家神道の戦争責任は、万死に値するものである。

歴史を知る日本人は誰でも知っている。GHQ最大の過ちは、国家神道を廃止したものの、看板を変えた「神社本庁」を許したことだ。A級戦犯勢力の岸信介・安倍晋三らの「守護神」として、現在も自民党の極右勢力として、日本の権力をほしいままに略奪してしまった。これが日本最大の危機なのだ。

 

その原動力が、祭礼の金集めによる巨費である。全国の自治会は無数に存在するが、全国民からの集めた自治会費を祭礼費用に回すという、いわば「犯罪行為」をして、担当する神主と氏子総代が公金に悪魔のような手を差し伸べて、違法行為をしている。

神社本庁の祭礼と自治会活動は別物である。

 

<派手な寄付金集め=選挙資金にも?=政教分離違反>

一般家庭から企業その他にも寄付を、反強制的に集めるという、これは第二、第三の税金に相当する。税金は法律によらなければ徴収できない。カルト教団による金集めは、信者以外からだと違法性が伴うだろう。

 

しかも、戦争には必然的に宗教が絡む。悪しき戦争宗教が、悲惨な事態を招く。人の命を奪う行為が表彰される悪徳にカルト教が関与した80年前の日本。靖国神社は、そのための施設であるが、実際は命を失った者たちの怨念が渦巻いているだろう。戦争に関与した神道は言うに及ばず、統一教会や平和を放棄し、戦争法制に協力した創価学会は、宗教法人法によって解散させることが、憲法20条の精神であろう。

 

<靖国の国家護持は論外=神道政治連盟の改憲軍拡NO>

目下の自民党総裁選は、いわば極右好戦派のためのものであることが、50年以上もの長期間、自民党政治を見聞してきたジャーナリストの正義の分析である。日米韓による台湾有事を目的にしている。その輩が野党にも存在している。火遊びどころではない。

 

靖国神社に参拝する自民党議員は、すべて右翼人士である。偏狭な民族主義者ばかりだ。その筆頭が歴代の自民党総裁。岸田文雄は、昨日も改憲軍拡ラッパを吹いた。

武器弾薬に43兆円の血税を投入した被爆地・ヒロシマを選挙区にした首相として、米国大統領から格別の扱いを受けた宏池会の裏切者だ。歴史に向き合えない人間は、現在も未来も盲目。また繰り返すことになる。

 

塵も積もれば山となる!原始の毛の生えたお祓い戦争犯罪宗教に身を捧げる愚を排せよ、である。

2024年9月3日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)

 

「お米が買えないのは自民党のせいです」

元農水省の職員が暴露

pic.x.com/qbwim00o4z

エマニュエル・パストリッチ 日米合同委員会の前で同委員会の痛烈批判演説

https://x.com/TetuwanA/status/1829633922336272416?t=tHqkVx2qJAVbfEetwprt0g&s=06

2024年9月 2日 (月)

本澤二郎の「日本の風景」(5272)

本澤二郎の「日本の風景」(5272)

<衝撃すぎる地方議会衰退=問題の袖ヶ浦市議会の市民勤務評定>

核汚染ごみや水銀発覚など問題山積の房総半島・袖ヶ浦市は、10月に4年に一度の選挙が実施される。たまりかねた「小櫃川の水を守る会」や「袖ヶ浦市民が望む政策研究会」「林・高谷地区核汚染ごみ対策委員会」など市民団体が、選挙目前に市議22人の勤務評定を行った。永田町の自民党議員の多くは、質問もしないで利権あさりに特化したり、はては秘書給与を懐に入れる弁護士議員(辞任)など不届き千万の政治屋が、安倍・菅・岸田の独裁政治を支えてきたが、それゆえ地方議会もまともな議会は存在しない。

 

<公明・共産は質問すれども命の水に無関心?>

平和や福祉は、市民の命に関係している。かつての公明党創価学会は、戦争党に変質してしまい、命の水の危機について真正面から質問さえしていないことが判明した。同じことは共産党にもいえる。

同党は明日の3日の9月議会で、本格的な核汚染ごみ追及をすると市民団体に伝えてきているのだが。

果たして本当なのか?林・高谷地区の核汚染ごみ原状回復対策委員会は、市議会を傍聴するという。新聞テレビなども報道しない情けない事態が、ずっと継続してきている袖ヶ浦市。明らかに犯罪事案なのだが、それでも木更津署は「行政の要請がなければ動かない」と住民を小ばかにして、深刻すぎる「命の水」事件を放置している。

 

<やくざ暴力団に怯える?市議ばかりと市民団体>

市民団体も機関紙などの記事も、やくざのことを念頭にして作成しているという、恐ろしい驚くべき真相を知ったばかりの凡人ジャーナリストも、ハタと当惑しながら本ブログを書いている。

共産党と公明党の質問回数は多いのだが、市民の命である水と関連する汚染問題を避けて4年間過ごしてきた。本格的な追及をしない。しかし、8月30日に共産党の三輪由美県議が政治生命をかけると約束してくれたばかりだ。彼女の9月予算県議会で、やくざ系議員がまとわりついている熊谷知事を追及する。それにしても袖ヶ浦市の悲しい現状は、木更津市や君津市・富津市も同様であろう。

 

<無法地帯で自民党市議は利権あさりで大忙し?>

小櫃川の東京湾にそそぐ手前で取水し、これを水道水にして君津郡市から市原市姉崎から千葉市の一部まで、およそ50万人の飲料水がSOS!袖ヶ浦市陣場台のワコー核汚染ごみ(およそ60万㎥)と、日高金属の銅線洗浄廃水からの水銀で、清流・松川から魚が消えて久しい。これも水田地帯を経由して飲み水の小櫃川に流れ込んでいる。

君津市の東洋一を誇る産廃場には、首都圏の有毒汚染物質のみならず、311福島の放射能が栃木県宇都宮市に蓄積した大量の汚染ごみも投棄されている。空前絶後ともいえる有害汚染物で汚染されている小櫃川は、水道水として不適格もいいところであるが、自治体は沈黙しているものの、有毒物資の排除による原状回復が不可欠である。小学生でもわかる。房総半島の水は飲めない!

 

首都圏のごみ溜めを解消するしかない。自治体・政府あげての原状回復が不可欠である。ようやく3年越しの努力が実って、日本共産党が立ち上がった8・30集会。10月市議選では蓋をするやくざ系首長派市議を叩き落とす選挙運動が起きるのかどうか。

命の水に向き合う無派閥の吉岡市議も、明日市長らを追及するという。「法学部出身」が彼のセールスポイントだ。昨年はやくざ系市長再選を阻止し、叩き落とすことが出来なかった「袖ヶ浦愚民」返上の正念場ともいえる。

不正腐敗の市議の存在も浮上してきたので、改めて報告する。以下に市民の市議の勤務評定を貼り付ける。昼寝してきた市議会質疑は、形だけである。これが列島全体で繰り広げられているとすると、正直ぞっとする!

2024年9月2日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)

 

議員勤務評定(市議会一般質問回数)

  2024/08/30 袖ケ浦市民が望む政策研究会

議員総数22名のうち登壇回数の割合が50%以上の議員が14名おります。一方50%未満の議員は8名おります。

 この中で一度も質問していない議員が2人、1~3回の議員が4人もいます。上に書いたようにこれらの議員は一番大事な議員の職務を全く行っていないと言う事で何の為に議員になったのか不思議でなりません。このブログや政策研に対するご意見、要望などは下記メールアドレスに住所、氏名を記入の上お送り下さい。

  sodeseisakuken@yahoo.co.jp

 

1 100 篠崎典之 16(質問回数) 7(当選回数) 共産党

1 100 励波久子 16 5 共産党

1 100 吉岡淳一 16 3 無所属

4 88 笹生 猛 14 5 袖和会

4 88 緒方妙子 14 3 公明党

4 88 湯浅 栄 14 2 清風会

4 88 木村淑子 14 1 公明党

8 81 根本駿輔 13 2 清風会

8 81 稲毛茂徳 13 1 清風会

10 69 塚本幸子 11 6 無所属

11 63 伊東章良 10 1 清風会

12 50 佐藤麗子 4 5 清風会 議長2年間は除く

12 50 佐藤博文 8 1 啓政会

12 50 渡辺あゆみ 2 1 無所属 任期1年

15 32 篠原幸一 5 3 清風会

16 25 伊藤 啓 4 2 清風会

17 19 村田 稔 3 3 創袖クラブ

18 13 山口 進 2 3 創袖クラブ

19 6 榎本雅司 1 5 啓政会 議長2年間は除く

19 6 山下信司 1 3 袖和会

21 0 小国 勇 0 3 清風会

21 0 在原直樹 0 3 清風会

 

2024.9.9第7回民事訴訟チラシA面 (002).jpg(999.6KB)IMG_5292労災上部826.JPG(4.2MB)

< もんじゅ西村殺ハラ事件参照>  ホームページ  https://blog.goo.ne.jp/nisimura8787              

https://kaminisi.muragon.com/

  検索キーワード:もんじゅ西村裁判、日本の黒い霧

 

中曽根康弘の金庫番と久しぶりネットで出会う!

「晩年の蔦子さん(中曽根の妻)は、(金庫番)秘書の太田英子さんをはじめ、中曽根先生の女性関係に焼きもちを焼いて大変でした。上品な方ですから決して露骨な物言いはしません。けれど、ことあるごとに『主人はすっかり太田さんにお世話になっているのよ』と皮肉っぽい愚痴をよく聞かされました。中曽根先生はほかにも赤坂の料亭『金龍』の仲居さんなんかを可愛がっていて、蔦子さんは亡くなるまで彼女たちに嫉妬していました」

(悪党は物書きによって英雄あつかいにされる。ノンフィクション作家は金もうけに専念=筆者注)

2024年9月 1日 (日)

本澤二郎の「日本の風景」(5271A)

本澤二郎の「日本の風景」(5271A)

<日本人最大の心配事は43兆円の自公独裁の戦争傾斜>

言論界と野党が昼寝している間に具体化した非戦の憲法下の43兆円という軍事大国計画が、現実に国際社会に名乗りを上げて進軍している。護憲リベラル派の宏池会会長に安堵したのも束の間だった。43兆円という世界第3位の軍事大国が目の前にそびえているではないか。アメリカ同様の武器弾薬経済へと始動し、隣国との軍事対決に安倍・清和会と歩調を合わせた岸田内閣だった。

 

国際社会での米国の代理戦争による人殺し・人間の殺戮は、一向に収まる気配がない。米国の武器弾薬が、とうとうロシア国内で炸裂しているではないか。ユダヤのイスラエルは、ナチスのヒトラーの株を奪って、パレスチナの無数の命を奪って開き直っている。全てがアメリカの仕業である。

岸田の43兆円は、アメリカの戦争に迎合している。アベノミクスによる超金融緩和と超ゼロ金利による財閥株屋向けの日銀の野蛮すぎる悪政もその一環か。多数の日本国民は泣いている。

それでも自民党と公明党の独裁政治は、小選挙区制と豊富な資金力で野党を圧倒する。目下の自民党総裁選は、そのための前哨戦である。安倍や岸田に負けない超改憲軍拡派による総裁選は、隣国との軍事的対決を必然化するだろう。多数の国民は、真剣に怯えている。岸田憎しはすさまじい。

 

<独裁者は自分のことだけ考えて行動する>

8月は歴史の教訓を学ぶ季節である。YouTubeには、戦争の悲劇を伝える過去の歴史やドラマが沢山紹介されている。見ても見ても追いつかない。頭がくらくらしてくる。無知をさらけ出す1か月だった。台風災害に気を止める余裕などなかった。

 

改めて明らかになったのは、独裁的な人間は、国民生活を全く考えないということである。自分がどう生き延びられるか、その一点に集中している。それは大政党のボスだけではない。小さな政党のボスも、である。したがって、政界に限ってみても政党のボスの評価は、その政党の仲間ほど厳しい採点をしている。

岸田だけではない。山口も泉も玉木も志位も皆そうである。各党だけではない。言論界も同様で、特に読売新聞の渡辺は、全国民から嫌われている。宇都宮徳馬が悪徳言論人に吐いた「忘恩の徒」は、全国的に波及している。

 

<満州国皇帝がソ連抑留時に入党したいとスターリンに手紙>

初めて知った独裁者・関東軍の傀儡政権の満州国皇帝の溥儀は、ソ連軍に拘束されている時、スターリンに対して「ソ連共産党に入りたい」と懇願する手紙を送っていた。

自分だけは生き残りたい、という溥儀に頷くほかない。今を生きる独裁者も同様であろう。

 

<ヒロヒトはBC級戦犯最後の処刑者28歳の無実の藤中松雄さんを助けなかった!>

昨日は赤紙一枚で沖縄戦に狩り出され、BC級戦犯最後の処刑者にされた福岡県の藤中松雄さんのTBS報道に泣いてしまった。

米機が撃ち落とされ、3人の若い白人米兵は落下傘で助かるのだが、捕まって日本兵の前に突き出される。この時、一人の捕虜米兵を最初に突き殺したのが藤中。それは本人の意思ではなく、上司の命令だった。

ところが「天皇の軍隊」は、真実を隠し、自分で刺したと証言。最後は「上司の命令」と真実を明かしたが、米兵によるBC級戦犯法廷では、藤中さんの真実は認められなかった。28歳の処刑だった。家には最愛の妻と二人の子供がいた。赤紙と独裁者の恐怖を知るべきだろう。それを河野太郎は、マイナンバーカードで?

ヒロヒトは「昭和の神」から敗戦後「人間天皇」になると、生物学者に変身して命乞いをした。「日本を占領し続ける在日米軍」(柳澤協二・槙田邦彦=月刊日本9月号)に御墨付きを与えたヒロヒトは、ポチどころか猫同然だった。

 

<開戦と戦争責任=戦後は生物学者?に変身>

開戦責任も戦争責任も取らなかったヒロヒトは、自殺したヒトラーや国民につるし首にされたムッソリーニに比べると、自分だけ生き延びて、国民の命を奪い続けたヒロヒト。靖国神社は恐ろしい怨念が渦巻く場所だったのか。

「非常事態を憲法に挿入?ふざけるな!改憲の第一は天皇制廃止だろう」が巷の叫びであろう。

憲法破壊者の自民党総裁候補はすべからく卑怯者か。

2024年9月1日記(茅野村の憲法仙人)

より以前の記事一覧

2024年9月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          
無料ブログはココログ