宏池会

2023年1月25日 (水)

岸田文雄の施政方針を斬る!<本澤二郎の「日本の風景」(4695)

岸田文雄の施政方針を斬る!<本澤二郎の「日本の風景」(4695)

<戦後最悪の独裁!戦争準備43兆円で確実にアジア危機到来>

 1月25日は未明から大寒波襲来というので、事前に灯油を買い入れていたのだが、実際は台風並みの暴風も加わった。家の周りの物が飛ぶ被害を受けた。人間と自然も予報を間違えると、とんでもないことになる。いわんや人と人、国と国になると、殺し合い(戦争)が起きる。武器弾薬がなければ外交という武器を使えばいいから安全だが、相手を攻撃する武器を持つと、戦争を回避することは出来ない。

 

 理由は戦争で大儲けをしたい死の商人が控えているからだ。彼らこそが政治権力に接近し、周辺国との緊張を煽り立てる主役で、官僚や政治屋にまとわりついている。日本では死者の霊を祀る?巨大な靖国神社が存在し、次なる死者を待ち構えているかのように、戦争憲法にしようと画策してきている神社本庁日本会議も暗躍している。最近までは安倍晋三がそのトップ、後見人が森喜朗や小泉純一郎ら自民党清和会という最右翼派閥だったが、いまでは岸田文雄がその地位に座り、大軍拡・戦争準備の2023年度予算案を国会に提出、自ら施政方針演説を行った。

 

 神社本庁日本会議と統一教会+創価学会のカルト教団が足場を固めていて強固である。43兆円大軍拡に隣国は、日本列島のや米軍や自衛隊基地・原発にミサイルの照準を合わせていると推測される。

 日本の危機はもう10年も続く。特に2022年危機到来に身構えるしかなかったが、7・8安倍銃撃事件で安堵した国民は多かった。だが、2023年はより具体的な形で大波乱が待ち受けている。

 日本国民がゆでガエルから目を覚ますかどうか。戦後77年にして、戦後史上最大最悪の危機に立たされている。既に世論調査から5割から6割の国民は、岸田の戦争準備に反対している。

 野党が昼寝している状態でこの数字である。世界最高の報酬に満足している国会議員の様子が気になる。足尾銅山鉱毒事件で決起した田中正造のような人物は、まだ見えない。大日本帝国憲法下でも反軍演説の斎藤隆夫がいた。なぜ、国会議員は惰眠をむさぼっているのか!

 

<子や孫を思う老人たちは既に決起している!>

 この世に子や孫のことを考えない人間はいるだろうか。確か自民党や公明党、さらに維新や国民新党、立憲民主党の一部かすべてにいる。

 43兆円大軍拡は、アメリカのような軍事経済による武器の輸出で暴利を得ようとする財閥の悲願である。彼らは国民らしい国民で構成されてはいない。平和主義者は、まず一人もいない。戦争経済で血税のすべてを吸血鬼ドラキュラのように呑み込もうとしている強欲な悪魔の軍団である。

 戦争憲法に改悪することが、彼らの悲願だが、それが無理だと分かると、43兆円の大軍拡という既成事実で、事実上の改憲を強行しようとしている。その先頭に立ったのが岸田という安倍に次ぐ第二の悪魔人間であろう。

 

 一見善人の顔を持つ岸田、護憲リベラルの宏池会派閥に期待をかけているのは、いうまでもなくカルトの原始宗教・神社本庁日本会議である。いかにも自然豊かな森の中に身を潜める白装束の軍団と、東京・新宿の信濃町を制圧した創価学会公明党である。不気味なカルト教団と日本のカネを収奪する財閥の共闘に対して、人びとはようやく注目するようになってきている。

 こうした事実と政治環境を新聞テレビは報道しない。電通の仕業である。歴史を知る老人たちは、既に決起している。

 

<既成事実に弱い国民を愚民と称して事実上の改憲強行=覇権国狙い・アジアを火薬庫へ>

 電通が羽を伸ばしている日本は、あまりにも危険すぎよう。43兆円大軍拡の構想は電通の仕業に違いない。死の商人のための悪魔の道を切り開いている国策企業である。

 日本の軍国主義完全復活を狙うしたたかな手口は、満洲国以来ずっと継続してきたのだろう。日本国民を愚民と認識し、既成事実に屈する民度と判断しての43兆円策であろう。

 その先にインド太平洋での覇権国の野望がのぞく。そのための目下の中国・ロシア退治作戦との指摘は、あながち空論ではない。アジアを火薬庫にする策謀は、かならずや破綻するだろう。賢明なる日本国民は、その前に太い釘を刺すしかないだろう。

 

<異次元少子化対策に隠された悪魔の陰謀>

 戦いの駒にされるのは、きまって貧しいが、賢明に生きている子弟である。少子化対策に奔走する右翼の面々の陰謀は、戦争の駒を確保する点にあろう。ズバリ靖国神社向けの青年の確保である。

 特に男子の教育に翻弄されている家庭は、異次元少子化対策という、いかがわしい策略に疑問を抱いている。アメリカでは黒人の若者が真っ先に投入される。弱者貧者の若者を餌食にする作戦を、安直に喜んではいられない。賢明な日本人は理解できるだろう。

 以下は、電通の大株主の通信社が報道した岸田の施政方針についての抜粋記事である。

 首相は各政策課題の中で「防衛力の抜本的強化」を最初に取り上げ、2027年度までの5年間で43兆円の予算を確保し、反撃能力(敵基地攻撃能力)保有や南西地域の体制整備に取り組むと説明。新たな安定財源が毎年度4兆円必要になるとし、行財政改革で3兆円程度を捻出しても不足する約1兆円について「将来世代に先送りしない」と訴えた。ただ、「増税」など直接的な表現は避けた。
 今回の防衛力強化を「安全保障政策の大転換」と指摘。同時に、非核三原則や専守防衛の立場は「いささかも変えるものではない」と強調した。

2023年1月25日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

2022年12月17日 (土)

岸田文雄も国民の敵<本澤二郎の「日本の風景」(4657)

岸田文雄も国民の敵<本澤二郎の「日本の風景」(4657)

<安倍内閣外相時代に宏池会の指導理念(護憲リベラル)を放棄!>

 昨日の朝大霜が降りた。「皇帝ダリア」の花が一斉に萎れてしまった。ふえんすると、気候変動に人間も自然も勝てない。それでも地上の人間はコップの争いを繰り広げている。

 昼に姉が埼のレストランで、印刷会社の西村さんと「安倍逮捕」を勇敢に叫んでいた市民活動家の仲村さんと面会した。80歳になるという仲村さんの髪が黒々としていた。「男盛りは真っ八十」の実践者だ。毎日日刊ゲンダイを買っている西村さんは「夕刊フジは読む記事がない」と決めつけた。さしずめリベラル3人衆か。完成した本ブログ10巻4セット分を仲村さんの高級車のトランクに乗せた。国会図書館は済んでいる。日比谷図書館などに配送してくれるだろう。

 帰宅して昨年成功した沢庵漬けに挑戦した。暗くなった夕刻に、首相官邸での岸田文雄会見をヤフーニュースで見てしまった。彼は安保3文書を閣議決定したことの理由を、用意した原稿でとうとうと述べ始めた。

 

 「岸田も国民の敵」だと率直に思った。安倍晋三と同じ「国賊」である。死の商人の軍門に下ってしまっていた。彼の発言から見えたことは、安倍内閣の外相時代に、あっさりと外務省の役人に取り込まれてしまっていた。そのことが確実に分かった。すなわち歴史の教訓を排除する右翼的外交官の信条である「軍事力がないと外交は出来ない」という失格外交官の言い分に、自身の信条を委ねてしまって、宏池会の護憲リベラルの立場を放棄していた。

 要するに、A級戦犯の亡霊が徘徊する永田町の仲間入りしていた。名優チャップリンの出番か。悲劇を通り越した恐怖の喜劇である。

 

<宮澤喜一の薫陶を放り投げてNATOレベルの戦争国家へ驀進>

 岸田は護憲リベラルの宮澤喜一から薫陶を受けた。そうして自民党きっての名門・宏池会の会長に就任した。彼の恩師・宮澤は、堂々と平成の妖怪・中曽根康弘に向かって、核時代の平和憲法のすばらしさ・現実味を訴えた。

 言論界の悪党である読売のフィクサーの誘いを蹴飛ばした。それでも時代が宮澤の出番を作った。小泉内閣の官房長官・福田康夫は派閥は違っても、足しげく宮澤のもとに通った。福田は小泉純一郎の靖国参拝に反対した。

 

 そして今、岸田文雄は宮澤の薫陶を蹴飛ばして、A級戦犯の亡霊が徘徊する清和会に突っ込んでしまった。軍事費をNATO諸国レベルの2%論に与した。安倍の路線・日本会議のレールに乗った。日本国憲法が決して妥協しない「死線」に踏み込んだのだ。

 死の商人のための戦争国家に進んで飛び込んでいる!何という愚かな政治屋か。財政が破綻している日本で、国民を死への道に誘い込んだのだ。安倍を「国葬」にした理由も、これで見えてくるのではないか。本心から安倍の仲間になってしまっていたのである。

 

<大軍拡は戦前の二の舞=国民生活を破綻させ戦争を確実に誘引する>

 歴史を紐解くまでもない。軍拡は国を亡ぼす。国民生活を破綻させる。市民の安心安全をぶち壊し、主権者を冒涜し奴隷化させるものだ。人々を暗闇の世界に追い込んでいく許されざる航路だ。

 

 宏池会の先輩たちの言葉を思い出す。宏池会の創設者・池田勇人の官房長官になった黒金泰美は「ともかく自衛隊は玩具を欲しがって困りますよ」と最高給の皮肉を飛ばしていた。背後の死の商人を痛撃していた。民意が政策の基本だとも。軽武装経済重視だ。

 今回の安保3文書に死の商人は狂喜しているだろう。暴兵損民も極まっている。戦前の政友会の実力者で、孫文の友人だった小川平吉の次男・平二は「宮澤は座談の名人。彼は護憲リベラルが信条」と語った。宮澤は「核時代こそが9条を光り輝かせている」と断言した。大平の後継者となった池田行彦や加藤紘一は60年安保の国会デモの常連だった。

 

 確かに隣国にはミサイルを飛ばして、国民生活を疲弊させる国があるが、日本も同じ道へと突っ込むというのである。戦前の二の舞いを約束させるだろう。恐ろしい、本当に恐ろしい日本政府の大転換に愕然とさせられる。しかも、岸田は被爆地を地盤としている。有権者は岸田を落選させる大運動を展開させるだろう。

 

 冒頭の仲村さんは、先ごろ茨城県の百里基地の航空ショーを見学した。目の前の自衛官に向かって「わが町には子ども食堂が4か所もある。軍拡どころではない。どう思うか」と問い詰めた。一人として反論するものがいなかった。当然であろう。国家衰退期の大軍拡に国民は恐れおののくばかりだ。

 

<中国敵視政策はアジアを火薬庫におい込む>

 死の臭いがするA級戦犯の亡霊が徘徊する永田町の一大変動の口実は、中国敵視政策にある。中国との国交回復は、宏池会の大平正芳外相(当時)による戦後外交史を彩る不滅の実績である。その後に日中平和友好条約が締結された。この時は大平幹事長と園田直外相と田中角栄の支援に福田赳夫首相が折れた。この時は、福田は一度だけ岸信介の圧力を撥ねつけた。

 

 岸田は宝である平和友好条約を事実上破棄したに等しい。中国との友好関係はアジアの平和と安定の基礎である。その基礎を岸田が破壊してゆく。世界最大の消費市場大国の中国から抜け出して、どうして日本国民の命と生活を守ることが出来るのか。

 

 ワシントンとロンドンの世界戦略に見事にはまってしまった日本である。日清戦争も日露戦争も大英帝国の策略だった。今度はワシントンの罠である。アジアを火薬庫にする可能性が高い。岸田の無能無責任に対して吐き気をもよおす。岸田もまた安倍同様歴史の教訓を学んでいない。日本国憲法を読んでいない平凡な二世議員、政治家の世界に入ってはならない人物だったのである。

岸田を政界から追放する国民運動が不可欠であると断じたい。

 

<官邸記者会見で判明した恐ろしい言論界の翼賛体制化>

 内閣記者会との岸田会見が午後6時に開かれた。珍しくヤフーニュースで見たのだが、記者の質問の低級さに衝撃を受けた国民は少なくなかったはずだ。司会役の官邸官僚は、事前に電通派遣社員と連携して質問する記者と内容を掌握していた。幹事社が冒頭に質問したが、何とナベツネの読売と日本テレビだった。そして次は産経に質問した。ひどすぎる!

 官邸官僚と記者団は、事前に岸田向けの質問をつくっていた。つくられた記者会見だった。本来であれば、官邸記者会見場が怒号で大混乱のはずだが、それは全くなかった。議会にならって言論界も翼賛化していたのである。

 岸田の危険すぎる蛮行に釘を刺す質問は、最後までなかった。官邸官僚と電通の思惑通りに推移した。

 

 言論の自由が消えてしまった日本に、改めて衝撃を受けてしまった。歴史を知らない、学ばない首相と記者団の相互連携の記者会見に終始した。それでもゆでガエル・ごまめの歯ぎしりで甘んじていいものか。歴史の再現と人々の沈没と財閥・死の商人跋扈のミニアメリカ化がすぐそばに来ている。

2022年12月17日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

2022年12月 3日 (土)

軍事大国へ爆走<本澤二郎の「日本の風景」(4643)

軍事大国へ超爆走<本澤二郎の「日本の風景」(4643)

<カルトの自民・靖国神社本庁(日本会議)+カルト統一教会+カルト公明党創価学会=専守防衛破棄で危機を煽る軍国主義!>

 近い将来、この国は消えてしまうのか。悲観論者でなくとも自民党と公明党のカルト政党が、カネがないのに世界3位の軍事大国へ爆走する方針を決めた。敵基地を先制攻撃するミサイル大国にアクセルを踏むという。ミニ・アメリカだ。軍事経済に舵を切る。今月中にその方針を決める。政府与党のカルト政党が決断した。大ニュースを報道しない新聞テレビも共犯者か。

 

 歴史の教訓をかなぐり捨てた、驚愕すべき軍事大国への爆走に声も出ない。それどころか政府与党内、野党からも大反対の声が聞こえてこない。市民運動もコロナで沈滞してしまったのか。

 いまのような厳しい社会情勢においては、大軍縮と大減税で国民生活を支えることが、政治家・政党の責務である。6兆円の軍事費を5年後に12兆円にする悪魔のような軍事政策だ。極め付きの暴兵損民であろう。

 アベノミクスで財閥を肥え太らせた安倍内閣に続いて、岸田は、軍事経済化で超財閥国家体制狙いといえる。主権者である国民を奴隷に貶めることになろう。未来を生きる子供たちが哀れでならない。

 靖国・神社本庁の日本会議と岸・笹川・文鮮明の統一教会に、創価学会公明党も賛同している。維新と国民民主党も、それに立憲民主党の一部も悪乗りしているようだ。敗戦末期の近衛・翼賛体制か。再び日本国民の命を奪い、日本列島を放射能で廃墟にしようというのである。歴史を知るものであれば、これくらいの予想は容易に想定できるだろう。

 

<インド・太平洋の覇権国家目指す大軍拡(GDP2%の戦争国家)>

 ワシントンは、500発の巡航ミサイル買い計画に小躍りしている。「日本のポケットが大きくなった。財政が破綻しているというのに、日本は不思議な国だ。ヒロヒトを生かした選択は正しかった」と最強の闇権力者の産軍複合体の面々は、大いにはしゃいでいるだろう。

 超軍事経済大国の幹部や日本軍拡を煽り立ててきたジャパンハンドラーズの面々も、腰を抜かして喜んでいる様子が目に見える。「アメリカの属国」からの脱却も狙いの一つに違いないのだろうが。

 

 角度を変えると、中国の新体制下、牙をちらせつける対応に対して、喜んで「受けて立つ」というのだ。日本もインド・太平洋の覇権国家に名乗りを上げようとの宣言だ。「神国日本」がその旗という。恐れ入って言葉も出ない。再び靖国の「神風」に傾ているのであろう。実に愚かな馬鹿げた戦略で、日本の自滅に突っ込んでいる。

 

<財閥復権の安倍・統一教会・日本会議路線の踏襲か>

 日本と中国は1972年に国交を正常化させた。その後に福田・清和会のもとで平和友好条約を締結した。中国の復興の原動力は、大平正芳の1979年の政府開発援助資金の供与だ。中国侵略の空前絶後の賠償を放棄した中国の配慮に応えた、当然すぎる日本の対応だった。

 他方、北朝鮮とも田中内閣が国交回復を目指したが、福田・清和会と文春の攻撃で、田中が倒れた。その後に拉致問題が起きている。平壌は事あるごとに日本との正常化を呼びかけてきたが、ワシントンの横やりに決断できなかった。日本に非がある。

 

 それどころか、中国と北朝鮮を敵視することで、軍国主義の完全復活を正当化させた安倍内閣と今の岸田内閣である。これはどう考えても、靖国・日本会議と統一教会の野望である。

 ゆえに、岸田内閣は表向き統一教会退治をしているように見せかけている。実際は違う。統一教会被害者救済法案は抜け穴だらけだ。その証拠に、安倍・清和会の要人は、内閣と党に張り付いたままである。

 

<歴史の教訓を破棄した戦後最悪の愚挙に岸田文雄内閣が突っ込む

 岸田は宏池会会長である。池田勇人が立ち上げた宏池会は、護憲リベラルを伝統として保守本流を自負してきた。前尾繁三郎、大平正芳、鈴木善幸、宮澤喜一、加藤紘一、池田行彦らは、軽武装経済重視・民意重視を心情としてきた自民党内の真っ当な派閥だった。

 その点で、岸田は信念がない。安倍にぶら下がって天下人になった宏池会失格者である。統一教会と日本会議の操り人形に過ぎない。

 専守防衛という国是さえも吹き飛ばした、実に危険極まりない軍事戦略を打ち出した張本人になった。統一教会と日本会議とこれに服従する創価学会に、改めて愕然とさせられる。

 

 昨夜の日刊ゲンダイ記者もほぼ同じような不安をぶつけてきた。一人でも真っ当なジャーナリストの存在を喜ぶべきだろうが、全ての言論人は、この12兆円大軍拡計画を容認し、放置するわけにはいかない。日本民族の前途にどす黒い闇を約束するからだ。それも100%の確率で襲い掛かってくる。

 

国民の抵抗で阻止、失敗すればこの国はおしまい!

 信念のない政治家を政治屋と呼ぶ。利権と名誉に生きる売国奴である。信念のある政治家は命がけで、信念を貫く。そうして、国民の命と財産を守るものだ。 

 こともあろうにA級戦犯の岸が育てた統一教会に身も心も捧げつくした清和会の面々は、典型的な政治屋であって政治家ではない。国賊である。安倍が育てた杉田水脈の発言をネットで確認したが、間違いなく日本国憲法を読んでいない。理解もしていない。人間の屑だ。そんな人物を岸田は「能力がある」と擁護し、総務省政務官を辞めさせようとしない。

 岸田もまた、安倍同様の国賊に違いない。宏池会は完全に崩壊してしまった。彼を薫陶した宮澤喜一が泉下で泣いている。安倍の戦争国家体制の強化に突っ込んだ岸田は、間違いなく万死に値する!

 50年後100年後の日本人は、この記事をどう評価するだろうか?

2022年12月3日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

2022年11月29日 (火)

自爆する岸田文雄<本澤二郎の「日本の風景」(4639)

自爆する岸田文雄<本澤二郎の「日本の風景」(4639)

大軍拡突進と統一教会・清和会の槍衾の自業自得>

 宏池会の政治は、民意を重視する・軽武装非軍事経済優先の護憲リベラルを基本にしてきたが、岸田はそれを完全に放棄した。安倍の大軍拡論をあっさりと認めてしまった。国民生活に配慮するという姿勢がない。内閣支持率は完全に死に体へと突き進む。

 

 他方、手ぬるい統一教会潰しに反撃され、内閣は崩壊に瀕している。閣僚の「辞任ドミノ」は続く。自民党議員のほとんどが、防護服を脱がされ、丸裸にされている。自民党と統一教会は双生児の状態となって、逃げるに逃げられないのだ。台湾のように政権交代に移行しないと、この国は再び過ちを繰り返すことになろうか。

 

<世の中には立派な志をもって生きている人間がいる!>

 昨日も紹介した女流作家の山田盟子女史は、日本の女性哀史を見事に作品化して、世に問うていた。天皇制をえぐった内容で、正に正義と勇気のペンに感動する。全国民必読の本である。全国の図書館で見られるようにする責任が、行政にある。

 せめて憲法も読まない、歴史をしらないまま政治家を名乗っている自公維の議員は、山田盟子本を読まなければならない。特に安倍同様に狂った宏池会会長の岸田は、息子に読んで聞かせてもらうといい。

 

 永田町のぶざまな自公維の腐敗政治のもとでも、静かに立派に生きている市民もいる。差別裁判の象徴である狭山事件の冤罪問題に、高校生の時から真っすぐな気持ちで取り組んできた赤嶺菊江さんは、やはりすごいと思う。彼女の存在を教えてくれた仲村さんも。政治的な思惑など度外視している点からも、余計に立派である。

 

 実は身近な身内にも一人いる。千葉市の郊外で一反歩ほどの畑を耕している飯塚典明君だ。彼も偉い人物に違いない。野菜を作って隣近所に配って、動けないような老人世帯から喜ばれている。

 半月前には、おいしい味がする薩摩芋を1年分もいただいた。冬場のスープに欠かせない冬瓜も、さらに数日前には大根を30本ほど掘ってくれた。さっそく干して糠で大根漬けをしようと考えている。昨年は成功した。おでん用の大根の中には、両腕で抱えないと持てない巨大なものもある。

 一昨日から初めておでん煮を試している。最初はうまくいかない。分厚く切った大根を煮るのが大変なことが分かった。具は昆布とコンニャクや豆腐。ねり製品はおいしいが、防腐剤など有害添加物が心配なので遠慮した。味付けの醤油やツユも要注意だが、こちらは覚悟するほかない。

 昨夜の半分を、今日も煮込んで食べるつもり。大根でも腹が膨らむが、野菜は消化がいいのがいい。

 

 ところが、沢庵用の大根に双子のものが少なくないことが分かった。種の遺伝子によるものだろう。どうしてか?いまの岸田と安倍の清和会を連想してしまった。半世紀前に統一教会と岸・福田・安倍の清和会は、統一教会と癒着・連携から肉体的にも結びついてしまっていた。

 双子の関係である。切っても切れないのだ。片方が裏切ろうとすれば、全てを暴かれるように肉体的に一体化している。岸田が世論の圧力に応えようとすると、次々とスキャンダルを表面化させる。

 

 山際から始まって、葉梨と寺田へ、いま秋葉が選ばれている。辞任ドミノ現象は続くことになる。しかし、本当の双生児の松野や加藤、高市には手を出さないようだ。統一教会の血流は、恐ろしいくらい自民党議員の体内に入り込んでいるのだろう。コロナどころではない。

 史上最低の安倍晋三も、いまの政治経済を見れば、誰でも理解できる。そんな人物を「国葬」にしたが、統一教会の怒りは収まらない。ノー天気の岸田は、何も分かっていなかったらしい。大馬鹿だった。

 

 さて千葉市の飯塚君は70代後半。週3回人工透析を受けている。1回に4時間の治療が一番きついという。昨年は心臓の大手術もした。それでも、畑仕事の方が楽だといって笑う。

 畑には苗床が二つある。取った野菜の屑を生ごみにしている。きれいに整地された畑にはほとんど草がない。むろんのことで除草剤は使わない。若いころはペンキ職人で、大酒のみだった。いま彼は沢山の野菜を近所に配っている。完璧な無農薬野菜だ。

 困ることはハクビシンだという。人間が食べる前に彼らが押しかけて、トウモロコシやスイカを食べてしまう。ここの畑の土がいい。我が家の家庭菜園はくろっぽいが、ここは赤茶けて軽くふかふかだ。根菜類には最適地なのだ。

 彼にとって体を動かすことが延命策なのだろう。病人こそ動けだ。岸田はというと、極右日本会議と統一協会・財閥が好む戦争準備に爆走している、安倍に劣らない史上最低の内閣である。改憲軍拡で日本を殺そうとしている!

 

 もしも平和軍縮派の政権が誕生すれば、遊んでばかりいて仕事をしない公安警察に檄を飛ばして、統一教会から海外に闇送金してきた数兆円の外為法違反容疑で本部を家宅捜索させるだろう。二階や麻生は言うまでもなく、岸田は人物に程遠い。日本の悲劇は続くことになろう。野党有害も困ったものである。

2022年11月29日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

2022年11月28日 (月)

岸田延命策は山田盟子本!<本澤二郎の「日本の風景」(4638)

岸田延命策は山田盟子本!<本澤二郎の「日本の風景」(4638)

<今まさに大軍縮・平和の時、安倍の清和会・統一教会排除すべし

 木更津市の図書館にあるのかどうか。あってもやくざ本ばかりかもしれないが、まともな図書館には山田盟子本がある。80歳の老弁護士が初めて手に取って驚愕した。著者はまだ生きているようだ。岸田文雄の延命策は彼女から教えを乞うといい。

 大軍拡による戦争準備ではなく、大軍縮による平和外交の確立である。それはA級戦犯の岸や笹川と、彼らが育成した韓国のカルト教団の文鮮明の太い糸にハサミを入れることである。これは突拍子のように聞こえるかもしれないが、女性を戦争の道具・奴隷にする思想の排除でもある。統一教会の手口は女性の奴隷化であろう。日本国憲法が政府に強く要請している核心的政策を、山田盟子本が教えてくれる。

 事柄の本質を見据えた対策は民意をくみ上げることだ。宏池会の歴代の会長が心がけてきた政治家の志である。見方によれば、岸田は戦後政治の救世主になれる好機をつかんだともいえる。本末転倒であってはならない。山田盟子という日本の第一級の女流作家・ノンフィクション作家・ジャーナリストが答えを出してくれるであろう。

 過去に人権派弁護士が「橋のない川」(住井すえ著)を読めと言った。天皇を笑い飛ばすようなすごい本に圧倒された。安倍にまとわりつく実にくだらなすぎる女たちとは、天地雲泥の開きがある女流作家だ。それでも本物は女性にいる。昨日は高校生の日本史で同和教育を受け、以来まっしぐら狭山事件の差別裁判に取り組んできた赤嶺菊江という立派な市民活動家を知った。

 山田盟子の女性哀史は、誰も書けない事実の積み重ねである。日本軍のための慰安所に連れ込まれた悲運の女性は、日本人のみならず朝鮮、中国などに広がる。日本政府が許容した慰安所の真実について、当事者の証言を誰も否定できない。

 図書館で数冊見つけたという法律家は、毎日読んでくれている。これもすばらしいことである。ただし、90%の今を生きる日本人は読んでいない。まずは国民の代表である岸田文雄に読んでもらいたい。政治とは、正しい文化で人々を治めることであって、極右や財閥、ワシントンに血税を投入することではない。しかと肝に銘記してもらいたい。

 筆者の知る宏池会三代会長の大平正芳、四代目の鈴木善幸、五代目宮澤喜一、六代目加藤紘一らは護憲リベラルに自信をもっていた。五輪利権に狂奔した森喜朗や戦争神社参拝に熱中した小泉純一郎や統一教会まみれの安倍晋三とは、これまた天地の開きを感じる。

 

<改憲軍拡派の自民・公明・維新・立民・国民・れいわは信頼不可能>

 昨日はNHKの日曜討論会が行われたという。大軍拡論についての各党の代表がそれぞれ持論を展開した。聞こうとする考えがないので無視したのだが、案の定、日本共産党を除く各党が多かれ少なかれ、安倍・統一教会の大軍拡論に歩調を合わせたと一部で報道された。

 参考までに軍拡議員は、自民の小野寺五典、公明佐藤茂樹、立民渡辺周、国民前原誠司。統一教会と連携しているとみられる維新と、平和派と見られてきたれいわの名前が分からない。共産党を除く各党議員は大政翼賛会よろしく大軍拡に歩調を合わせたらしい。悲しいかな軍縮平和の立場を公言する議員は皆無!これで改憲を強制されたら国民は安心して暮らせない。

 戦前の軍部独裁下の恐怖政治のもとでも、軍縮を口にした勇気ある御仁がいたのだが。今の日本は危ない。

 戦後教育の文科省が、森喜朗ら清和会に握られていたことと関係があろう。今のジャーナリストは歴史を知らない。岸や笹川を知らない輩が、評論家を名乗っている。テレビ朝日も頼りない。TBSの金平しかまともなテレビ記者はいないようだ。

 彼らは、おそらく山田盟子本を一冊も読んでいないだろう。

 

<台湾人は賢い=独立派の政権与党を大敗させ、蔡英文は党首辞任>

 台湾有事を叫ぶことで、防衛費倍増を叫んできた安倍・清和会と統一教会汚染議員の思惑が、あっさりと台湾地方統一選挙で消えてしまった。

 台湾の人たちは賢い。台独による北京との軍事衝突を大半の台湾人は考えてはいない。現状維持には習近平も手を出せない。人民は許さない。次の台湾総統選挙で蔡英文は消えるだろう。蔡英文にテコ入れしてきた安倍と岸田文雄は、当てが外れてしまった。台湾では有事は起きない。

 日本の大軍拡路線も水泡に帰したことになる。それでもやるというのか。

 

<市民運動家は盟子本を市民に販売する運動を展開すべし> 

 戦争は赤紙一枚で若者を靖国神社に送り込み、女性を奴隷にする。若者は立ち上がり、そして女性が決起すれば、大軍拡は阻止できる。大軍拡の安倍・統一教会を排除することが、目下の喫緊のこの国の課題である。

2022年11月2日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

からゆきさんが日本郵船で外国に売春させられていた件について考察!
|
管理人のぼやき特集!
(xn--w8j5cwb6a1433a427bijc90wdu1d.com)

 

日本人女性50万人をポルトガル商人に売り飛ばしたキリシタン大名
|
日本の独立
(ameblo.jp)

2022年11月21日 (月)

脆弱岸田文雄内閣<本澤二郎の「日本の風景」(4631)

脆弱岸田文雄内閣<本澤二郎の「日本の風景」(4631)

<統一教会・清和会の罠にはまって抜けられないで悲鳴

 「清和会秘話」(15回連載)を書いていたら、永田町の棒倒しの様子を見逃してしまっていた。一連の岸田側近の宏池会閣僚の二人を討ち死にさせた黒幕は誰だったのか。野党ではない。このことで利益を受けた派閥と組織は?そんなに考えなくても、永田町の様子に関心のある日本人でなくても解るだろう。

 そう7・8銃撃事件で発覚した核心的な勢力、すなわち清和会と統一教会という悪魔の権化である。彼らによる「神隠し」作戦と決めつけると図星ではないのか。

 

 新聞テレビも、そして愚かすぎる野党も、統一教会作戦に塩を贈って、勝った勝ったと喜んでいる。善良な国民は違う。清和会と統一教会のサバイバル作戦でしかない岸田いじめに満足できない。

 

 問題の核心は、外国の勢力であるカルト教団と連携して、あろうことか日本乗っ取りに成功した清和会・統一教会政治にある。戦前の侵略を強行した戦争犯罪勢力と外人カルト部隊である。A級戦犯と韓国の文鮮明の亡霊が徘徊する永田町を、徹底的に浄化させる好機を逸しようとしている岸田内閣に対して、ますます危機感を募らせている善良な日本国民を反骨ジャーナリストは、目下の現状に深刻な憂いを抱いている!

 

<葉梨も寺田も辞任するような重大な事案ではなかった!>

 はっきり言わせてもらうと、葉梨はパーティー向けの「笑い」を誘うための軽口の類である。ほとんどの政治家・政治屋が口にするものである。特別に法務行政の使命を議論したわけではない。それでも辞任に追い込まれた。

 

 寺田の政治資金関連のミスにしても、大半の国会議員はほぼ同様な問題を抱えており、訂正することで済む問題であろう。それを野党と言論が笛と太鼓を打ち鳴らして「世論調査」までして追い詰めて切腹させた。

 

 二人とも宏池会のメンバーである。岸田側近だ。なぜ岸田側近を狙い撃ちにし「政局」に引きずり込んでいるのか。それで利益を受けるのは、7・8事件で火の粉をかぶっている統一教会と清和会である。罠を掛けた犯人は誰か、見えてくるだろう。

 野党と言論を巻き込んだしたたかな岸田攻撃である。第三者が知りえない秘密が次々と露見する寺田問題。知りうる立場の人間に統一教会の関係者がいたのではないか?ごく自然な分析であろう。

 

<後ろから鉄砲を打ってきた清和会・統一教会に屈した不甲斐なさ>

 「辞めさせろ」の合唱が自民党本部からも噴き上がった。自民党本部に巣食う清和会の誰か。拡大鏡を持ち込んでみなくてもわかる。清和会にはいっぱいいる。新聞がその人物の固有名詞を隠して報道するのもおかしい。

 言論界にもまだ安倍御用記者が潜んでいる。そして秘密は即座に野党議員にも持ち込まれて、本会議や委員会で小さな花火を上げる。すると線香花火が尺玉花火になって報道する新聞。寺田問題では「安倍新聞」と呼ばれている新聞が突出していた。

 

 最近のヤフーなどのニュースは、フジサンケイの右翼ボールやスポーツ紙のコメントがやたらと多い。ほとんどが右翼一色である。さらに人気のYoutube動画をみると、これまた右翼情報が氾濫している。リベラルな報道が少ない。真っ当な記事を見つけるのが困難なほどだ。カネが右翼に集中しているのだ。

 最近までネット掲示板で頑張っていた「阿修羅」も狂ってしまい、読者離れが起きている。闇の支配者の暴走が見て取れる。

 

<まんまと防護服をかぶった統一教会・清和会連合>

 文鮮明の統一教会は、本拠地のソウルでは韓国政府の諜報機関のKCIAの、東京ではA級戦犯の岸や笹川、児玉らの分厚い権力と暴力の洋服をまとっていた。無知な小金持ちや孤立する若者・学生を信者に取り込んで、莫大な金を集めていた。

 財閥も呆れるほどの集金力の影で、家庭が破壊され、地獄に突き落とされた婦人が続出したが、警察も検察も救いの手を差し伸べようとはしなかった。この点で清和会の罪は計り知れない。

 7・8事件がそうした統一教会を暴いてくれたのだが、岸田は事態の深刻さの理解が足りなかった。麻生という安倍の盟友に相談しているようでは話にならない。その間に清和会と統一教会は、あろうことか岸田の首を挿げ替える作戦を開始した?寺田と葉梨の閣僚辞任が、そのことを証明した。

 岸田をやめさせる罠を仕掛けた統一教会と清和会には、日本会議と笹川一族も関与しているだろうか。悪魔はまたしても防護服を被って岸田打倒工作に動いている!

 

<なぜ法務検察公安を動かさなかったのか>

 岸田の自民党派閥戦略は、存在していないらしい。自民党の主は、そのまま首相官邸の主にもなるのだが、官邸の監視は派閥の動向にある。野心猛々しい派閥は、どこか?苦しんでもがいている派閥ほど暴走するものだ。

 押さえる手段はいくらでもある。清和会と統一教会の場合は、法律の公正な運用で容易に可能である。法務検察と今回は特に公安を作動させればいい。

 ボンクラの岸田は、この作戦から逃げている。安倍の河井1・5億事件さえも手を出さなかった。それは寺田にも責任があろう。

 

 日本が外国の勢力に制圧されているという信じがたい危機の場面では、

警察力を作動させることが正当な為政者の使命である。岸田は分かっていないのか。「快刀乱麻暴れまくれ」と繰り返し指摘しておきたい。

 

<統一教会の岸田後継は極右の安倍の傀儡女か>

 イタリアなど欧州では右翼が台頭している。女の指導者も。

 右翼的なネット情報やYoutube動画から浮かび上がる清和会・統一教会が擁立する岸田後のトップに安倍の傀儡女の姿が霞んで見える。「安倍以上に極右」と見られている。ワシントンでの暴走も話題になっている。日本会議・靖国参拝派も期待しているようだから油断できない。

 凡人ジャーナリストは恥ずかしくて名前を書けない。極右女の台頭を許してはならない。それよりも岸田の方がはるかにましである。

2022年11月21日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

本澤先生、なにげに

映像を見つけました。

此は角度的にも信憑性

が有る。  山上さんの

減刑運動1万人を

越えました。 壺を出した張本人です。

        11/20     仲村

https://m.youtube.com/watch?v=RrVdTEqsKCk&feature=youtu.be

2022年10月21日 (金)

岸田決断は本気!<本澤二郎の「日本の風景」(4601)

岸田決断は本気!<本澤二郎の「日本の風景」(4601)

<日本を支配した外国のカルト教団解散は弁解の余地なし>

 極右片肺の清和会政治は、もはや心臓を射抜かれてしまった。日本会議という不気味な靖国神道・生長の家主導の極右カルト勢力と外国のカルト教団・統一教会を掛け合わせた清和会天下は、もはや存在を許されることはないだろう。日本国民は断じて支持しない。内閣支持率の低下は、はやく統一教会カルトを宗教法人から解散し、排除しろとの声の反映である。

 

 遠く満洲人脈のA級戦犯の断ち切って新生日本にすべし、との怒りの警告を岸田内閣は、民意として受け止めるしかない。統一教会の法令違反行為をいちいち指摘するまでもない。

 日本と韓国のカルト教団に支配された安倍・自民党は、岸田の後見人である古賀誠ではないが「存在意義を失った」!宏池会・保守本流の吉田茂路線を、著しく逸脱してしまっている。

 

<「信教の自由」乱発を日本国民は容認しない!>

 文科省の小役人が吹聴する統一教会の「信教の自由」を容認する日本人はほとんどいない。小川さゆりさんの声を聞けば、あるいは山上家の惨状を知れば、それでも韓国・文鮮明のカルト教団を、これ以上放任させてはならない。博打でいう胴元のような清和会は、既に事実上解体してしている。

 

 自民党は、憲法を尊重遵守し、戦争国家にする改憲軍拡利権から手を引っ込めるべきだろう。このことは古賀の発言を聞くまでもない。311フクシマ東電原発爆破の教訓を学んで、自然エネルギー大国にする、同時に地球の食糧危機を救う大改造するのである。

 カルト教団の迷妄に振り回される余裕などない。

 

<統一教会汚染の自民党その他の政党議員排除は天の声>

 統一教会に乗っ取られて、彼らの政策に服従してきた自民党は、日本の政党とは呼べない。ソウルの教団本部からの指令に屈してきたような安倍政治で、日本は沈没してしまっている。

 フランスのワインが昨年の2倍以上という。これ一つでも日本の沈下を見て取れるだろう。財閥はアベノミクスで現在も黒田・日銀の恩恵を受けて、経済活性化への路線に踏み切ろうとしない。おかしいと誰もが思って憤慨している。

 

 千葉県木更津市から、みずほ銀行に続いて、年末に三菱までが支店を放棄するという異常な不景気の時代である。袖ヶ浦市の水源地は、こともあろうに放射能瓦礫で高い放射能が噴き出し、住民から癌が多発している。それでも袖ヶ浦市と千葉県は、調査さえしない。地方自治体は死んでいる。全体の奉仕者がいない地方自治体なのだ。

 統一教会に汚染された自民党・公明党政治の無様な実態を裏付けている。国民は自公政治を全く信頼していない。

 

<急ぎ決着をつけないと岸田も英国のトラスの二の舞か>

 就任したばかりの英国の女性首相のトラスは、もう辞任する。大英帝国の面影はない。同じく日本帝国への復権を狙った安倍は殺害されていない日本も、米国の犬のような外交を演じて恥じない。米ロ対決に掉さすような岸田外交にクレームをつけている後見人である。

 

 岸田の後見人が、岸田政治をおかしいと釘を刺している。「安倍の真似をするな」と彼は指摘しているのである。民意を反映させ、憲法を尊重する保守本流に戻れと叫んでいる。

 

 かくしてここにきて、岸田も清和会政治から方向転換を始めたらしい。統一教会解散に向けて舵を切った。統一教会の驚きの声も伝わってきている。野党追及に、麻生太郎の学習院後輩の文科相は、質問に答弁することが出来ない。まるで人形のようで、見ている方は怒るよりも哀れを誘う。本人のために早く退陣させたらいい。嘘つきの山際と高市も、そうである。

 

 最近の高市発言から国民は、やはり懸念を抱いていた日本会議と統一教会の一体化が判明した。怖い!野党の猛追を期待したい。言論界も目を覚ますべきだ。正体を暴くしかない。

 

 昨日は、好天に恵まれたので、家庭菜園で活躍してくれたゴーヤの茎や長く伸びた枝を整理した。ヘチマは今も花が咲いて、細長い実を地上にたらしている。いずれ見事なタワシになるだろう。少なくなった柚子の実が、少し黄ばみ始めた。放射能汚染をしり目に、両親が耕作してくれた房総の大地の恵みに感謝感激である。

 

 政治とは、正しい文化で治める、正とは中庸で左右にぶれないの意。正邪すなわち正の反対は邪である。清和会・自民党の政治は、正しくないとの総意である。安倍政治を断ち切る使命を帯びた岸田文雄であると力説しておきたい。

2022年10月21日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

2022年10月20日 (木)

岸田後見人・古賀誠のお灸<本澤二郎の「日本の風景」(4600)

岸田後見人・古賀誠のお灸<本澤二郎の「日本の風景」(4600)

<保守本流政治を衰退させた元凶=小選挙区制が政治の貧困原因

 冒頭に日本を駄目にした元凶は、言論の貧困にあると指摘したい。それは政治屋も改憲・出版も改憲というナベツネと電通による、平和憲法を排除する右翼言論が、その根源といえる。すなわち改憲に舵を切らないと、雑誌も新聞もテレビも生きられない。この悲劇的に作られた右翼土壌が、安倍の長期政権を可能にした。これに民意がまったく反映しない小選挙区制が、災いのもととなっている。

 怪しげな日本会議と統一教会国際勝共連合の跋扈と暴走を可能にした。その基は、岸や笹川らの戦争犯罪勢力A級戦犯である。いうところの満洲人脈といっていい。むろん、このような危険な戦前体制と対立する勢力も、国際的に存在するだろう。安倍銃撃事件は、したがって警告を込めたものであろう。筆者の分析である。

 

 最近、護憲リベラルの宏池会会長をした元自民党幹事長の古賀誠が、改憲雑誌に登場した。編集者の質問に答えた彼の一文に目が止まった。岸田後見人として、やや遠慮がちに国民国家を重視する保守本流政治から岸田にお灸をすえている。

 彼は政治の貧困を小選挙区制にあると捉えている。正解だろう。民意が反映しないこの悪しき選挙制度は、改憲を目標とした岸の野望の一つだった。これに当時の小沢一郎や東大教授らと新聞テレビが笛や太鼓を鳴らして実現した。河野洋平や土井たか子らも同意した。岸の改憲野望に見事に屈したものだ。

 

 自民党内から言論の自由が消えた。この国を国民のための政治へと引き戻すためには、民意を代表する選挙制度に改革する必要が不可欠だということである。古賀は暗に小選挙区制による「政治の貧困」を鋭く指摘して、言論界と政府・議会・司法の三権に警鐘を鳴らしたものだ。

 岸の野望を実現させた証明が、安倍晋三の長期政権であり、それに強力に支援したのがナベツネの読売、それになびいたフジサンケイの久枝ということになる。森喜朗は元産経新聞の日本工業新聞記者だ。財閥の広告料の多くがよく言論界に流れた。広告を牛耳る電通も動いた。電通もまた満洲人脈である。他方でリベラルの朝日は衰退する。古賀がここまで明らかにしているわけではないが、安倍も消え、ナベツネも消えようとしている。その時点で古賀が口を開いた点が注目される!そう感じさせる改憲雑誌を使っての古賀の、岸田へのお灸発言である。

 

<中国・ロシアとの関係悪化させた重い政治責任>

 古賀は安倍という固有名詞を使っていない。差別ではないが、おそらく口にするのも嫌であろう。安倍犯罪とその周辺で踊りまくる政治屋をいちいち論評することは、保守本流の最後の後継者としての誇り・品格が許さないのだ。

 とはいえ、彼ら統一教会国際勝共連合カルト勢力による外交は、惨憺たるものだった。それに岸田も噛んでいた。隣国の核大国ロシアとの対決はどうみてもおかしい。日本の外交的立場・保守本流のそれは、戦争当事国の一方に与することではない。

 中国との関係悪化も、清和会政治の最悪ともいえる実績だ。戦争神社に過ぎない、国際社会で否定された靖国神社参拝は、小泉純一郎から本格化した。森喜朗と同様に、安倍の神社信仰も異常だった。「たかが原始宗教にすぎない」神社に、何らご利益などあろうはずがない、と多くの国民は考えているのだが、それでも執着するというカルト信仰は、現代人にとって不気味であろう。だが、安倍は首相在任中に官邸特権を悪用して、こともあろうにG7サミットを伊勢神宮の伊勢市で強行して一人凱歌を上げた。A級戦犯の孫は、おそろしく子供じみている。

 隣国の韓国とも大喧嘩したし、世界一の消費市場国で軍事大国の中国とも対立、台湾有事を世界に発信するという狂気の外交を演じた。これらが古賀の不安材料となったであろうことは容易に推察される。

 

<物価高と財政悪化を進行させた危うい国民生活を指摘>

 円の価値を意図的にどんどん下げて、輸入品をバカ高くさせるというアベノミクスの黒田日銀を岸田内閣は、今も放任している。鈴木財務相も打つ手なしだ。円激安倒産で中小企業どころか多数市民が泣き叫んでいる。岸田の耳には届かない。

 円激安の悪影響は、財閥1%の内部留保を膨らませていて、財界はウハウハだから沈黙している。国民一人当たり1000万円の借金に財政は破綻寸前である。それにもかかわらず、安倍側近の高市という極右女は「防衛費を倍増せよ」とわめいていた。

 極右の面々は「今だけ、カネだけ、自分だけ」という利権政治屋が目立つ。国民国家のことなど考えてはいない。

 医療について聞いたばかりだが、知り合いの親類の持病持ちの障害を持つ高齢者は、なんと40度の高熱にもかかわらず、数日間も自宅待機させられ、入院もできなかった。ようやく入院しても家族は面会も出来ない。医療崩壊そのものだろう。これは名古屋市の、今起きている例である。

 

 テレビは一部の観光地での爆買いをガンガン流して、国民の不安隠しに必死だ。ナベツネテレビかもしれない?円激安で喜んでいるのは、一部の観光業者でしかない。

 

存在意義を失ってしまった(安倍・統一教会)自民党

 古賀は今の自民党は存在意義を失ったと総括した。彼の言う自民党とは、安倍的統一教会の自民党のことであろう。

 高市早苗の例の秘密の問題発言は政治家どころか、政治屋失格もいいところだが、彼女の問題講演先は、不気味すぎる安倍の本陣でもあった日本会議だった。そこに参加した地方議員は、なんと統一教会の信者県議だった。これを国民はどう見るのか。これこそが現在の不気味すぎる自民党の正体である。

 こんな自民党は、もはや国民政党ではない。化け物カルト政党に変質してしまっているのではなかろうか。

 

 筆者は崖っぷちの日本政治の改革には、9条(戦争放棄)と20条(政教分離)堅持の憲法国民会議を立ち上げて、候補者選考をしてはどうかと考えるのだが。これをリトマス試験紙にして合格者を推薦する国民運動が必要ではないか。岸田の残りの使命は、統一教会の解散とA級戦犯のための小選挙区制を、民意の反映する選挙制度に変えることだ。

2022年10月20日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

2022年10月12日 (水)

総理の器と民意<本澤二郎の「日本の風景」(4592)

総理の器と民意<本澤二郎の「日本の風景」(4592)

<息子を秘書官にした岸田文雄の孤立無縁の「聞く耳」新作戦>

 昨夜は若くして永田町の革新政党に身を置いた政治家、少なくとも売国奴の清和会と全く異なった人物と長電話を楽しんだ。当選した年齢は30代前半。当時を振り返って「世の中のことなど何も分からなかった」と。これは事実であろう。筆者はそのころ、政界随一の政治家で、日本敗戦時から外交、特に日米外交に直接関係を持ってきた宏池会の宮澤喜一の門を叩いたころだ。

 岸信介が強行した60年安保さえ、その内実を知らなかった。若さの特権というと、無知の二字で片づけられる。いまはこの程度の無知の人が、バッジを多数つけている。もうそれだけで政治の劣化を裏付けているのだが、要するに岸田が批判を覚悟して31歳の息子を秘書官に起用した理由は、誰も口にしないが「民意は何なのか、自分で判断する。そのためだ」ということが、ようやく理解出来てきた。

 ということは、孤立無縁の官邸の主なのだ。信頼できる側近がいない、裸の王様ということになろうか。要するに、さまざまな世の動きをつぶさに報告しろ、が、岸田の本意だろう。「民意を自分でつかむ」との決意の現れか?

 

<宏池会を創立した池田勇人の耳学問

 大半の国民は保守本流という言葉も知らないため、当たり前のように書くと、ほとんど理解してくれない。政治教育がゼロの日本の戦後だからだ。要は、戦前の悪しき歴史の教訓を踏まえて実現した民主主義の日本国憲法を、民意と判断して制定し、政権を担当した吉田茂の政治勢力のことを指す。現に日本国憲法は全政党の賛成で誕生した。この一点にケチをつけるのが、戦前派の極右の面々である。

 彼らは日本軍国主義に染まって、侵略戦争に加担した戦前の戦犯派(岸信介や鳩山一郎ら)の勢力であるため、保守傍流と呼んで区別した。こちらは戦争放棄の憲法9条を敵視する極右勢力で知られる。現在の福田・安倍の清和会だ。筆者が批判する理由である。平和を愛する国民は、この岸・福田・安倍の保守の傍流政治を拒絶することになる。

 

 宏池会の池田勇人は、したがって民意を重視した。それを知るために多くの人々の声に耳を傾けた。これが彼の「耳学問」である。岸田の「聞く耳」とは、この池田の政治姿勢をみづからも実践する、との意気込みがあったものだといえる。動く民意と動かない民意の後者は、戦争を二度と起こしてはならない、にある。武器弾薬を持つと、どうしても戦争を起こす。

 やくざを見れば一目瞭然である。武器で身を固めるやくざは、年中争いごとにうつつを抜かす。世界の指導者のなかにはやくざレベルが少なくない。それを否定した日本国憲法は、それ故に世界の宝なのだ。宏池会の政治姿勢は、軍事に肩入れしないという点で、もっともまともな政治勢力である。敵を作らない、作ってはならない国際協調主義を原則にしている。実にすばらしい憲法の立憲主義を貫徹した保守本流だったといえる。

 だが、岸田の「聞く耳」は失敗した。安倍国葬を閣議決定したというお粗末さは、後世に残る。実に無様な選択だった。官邸機能の崩壊を意味する。岸田の側近は、清和会と統一教会にまみれていたのである。

 

大平正芳の「決断は自分がする」と繰り返し側近に厳命>

 首相官邸の主は、もともと孤立している。あれこれ妄想も頭を横切る。武器は使わないが、斬ったハッタの世界だ。民意は側近ではなく、自ら決断する。そのため、側近の結論に蓋をかけるしかない。

 これが大平流である。大平は「君らは勝手に結論を持ってくるな。判断は自分でする」と繰り返し側近に指示していた。

 

 首相の判断一つで国民生活が危険にさらされたりするものだ。その責任は重い。その重さに押しつぶされることもある。

 田中角栄は、50年前の日中国交正常化のさい、覚悟の訪中を決行した。盟友・大平正芳との固い約束を果たしたのだが、この時、娘の真紀子を随行させなかった。岸ら台湾派の決死の抵抗が予想された。それは北京でも。しかし、民意は国交正常化だった。

 大平外相は、1979年12月の首相となっての訪中で、中国へODA支援を約束し、中国経済は見事に立ち上がった。世界最大の消費大国ともなった。侵略戦争加害国としての責任の一端を果たしたことを、日本国民は銘記するとよい。これも民意だった。A級戦犯派閥・清和会は、その逆の航路を突っ走った。今も統一教会と共に反撃を続けてきたのだが。

 

<「統一教会解散命令は100%民意」>

 10月11日に全国霊感商法対策弁護士連絡会は、統一教会を解散するよう申し入れを、文科相や法相らに行った。これこそが民意である。安倍国葬強行で大失敗した岸田内閣にとって、汚名挽回の好機をつかんだと受け止めようと思う。売国奴派閥に対して「聞く耳」をもつ必要はない。

 民意に従うべきである。一刻も猶予すべきではないだろう。警察・検察を動かせば、一日もあれば事足りるだろう。

2022年10月12日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

2022年9月29日 (木)

50年の日中関係<本澤二郎の「日本の風景」(4579)

50年の日中関係<本澤二郎の「日本の風景」(4579)

<1972年9月29日に国交正常化に角さん茅台に酔って機内でイビキ>

 いま中国に本物の茅台酒はない。「特供」と記された本物は、外国に輸出されて国内にない。一般に出回っているものは偽物。幸運にも4、5年前、北京のチョウさんが秘密の場所から取り出してくれ、乾杯した。残りをいただいて大事に保管したつもりだったが、その価値が理解できず、いつの間にか消えてしまった。中国では幻の茅台である。50年前の日中関係は幻だったのか?安倍・清和会外交の歴史的な不始末に屈してしまうのか、それとも?

 

 50年前、この茅台で北京の田中角栄首相と周恩来総理が、共に歓喜して痛飲した。帰国後しばらくして大平正芳外相が、宏池会事務所で「周総理が日本の特別機の待つ上海まで、中国機を用意して見送ってくれたんだが、角は周総理の横で高いびきを始めた。礼の国での失礼な態度に、隣でひやひやしたよ」とエピソードを明かしたことが懐かしい。茅台のせいで二日酔いだった。田中にとっても大平にとっても、50年前が人生の最高を極めた日となった。

 

 ともあれ日本と中国は、めでたく国交を結んだ。その歴史的瞬間を茅台が両雄を満足させた。一躍中国の茅台の需要が膨らんで、大半の中国人も本物の茅台と縁が無くなった。国交正常化50年にして、日本と中国の外交は最悪、振り出しに戻ってしまった。強権的な北京政府に世界は翻弄されている。

 9・27安倍国葬で菅義偉は、自身を首相に押し上げてくれた安倍晋三を絶賛したものだが、世界最大の消費市場を放棄する日本会議・統一教会の愚かな安倍外交に東アジアは、緊張して危険極まりない。

 

<各社とも政治部長が同行、3歳長男と羽田の特別機見送り>

 戦後最大の歴史的な外交舞台に、田中と大平以外に官房長官の二階堂進も随行している。「趣味は角栄」を任じる二階堂への田中の配慮だった。

 この世紀の晴れ舞台に、各社とも政治部長が同行した。ヒラの出番などなかった。当時は政府専用機がなかった。おそらく日本航空をチャーターした特別機を羽田に用意したはずだ。

 中国は、史上最大ともいえる日本軍による空前絶後の侵略戦争の損害賠償を放棄するという決断をした。仮に損害賠償支払いが現実に実施されると、日本の経済成長は危うかった。中国の驚くべき配慮に親中派の日本政府は、自信を膨らませ、一気呵成、正常化へと突っ走った。

 一人抵抗した勢力は、A級戦犯の岸信介配下の福田赳夫の清和会だけだった。直前の自民党総裁選で大角連合が勝利し、7月7日に田中内閣が誕生していたにもかかわらず、台湾派の清和会の抵抗は続くことになる。

 当時、大田区の妻の実家に居候していた駆け出し記者は、3歳の長男・春樹の手を引いて羽田空港に駆けつけた。山口朝男政治部長を見送った。見送りゲートで息子を肩に乗せてから、もう50年経つ。

 

<中国外交部の肖向前氏が教えてくれた「大平正芳の対中長期戦略」

 大平さんは寡黙な人である。人前で自己をひけらかすことはない。人格識見を体現した政治家だった。池田内閣が誕生すると、池田は女房役の官房長官を大平に委ねた。大平は「今日よりゴルフ宴会はご法度ですよ」と首相に釘を刺した。安倍を礼賛した、一時的に宏池会に所属した菅など足元にも及ばない。

 

 大平の対中戦略に感服した人物が中国外交部にいた。知日派の肖向前さん。彼は大平と共に日中友好活動をした元内務官僚の古井喜実から、大平のすごい対中長期戦略を教えられて、頭を垂れた。

 「日本にこんな素晴らしい人物がいるのか」と驚いた。それを筆者にも打ち明けたのだ。大平番記者も全く知らない大平の見事な戦略に対して、感動して当然だった。

 ご存知鳩山一郎内閣は日ソ国交回復を実現した。次いで石橋湛山内閣は日中正常化を公約に掲げたが、体調を崩して果たせず、後釜に座った台湾派の岸内閣によって封じ込められた。この場面で大平は密かに心に誓った。まずは池田内閣の誕生である。池田政権では、官房長官として政府全体を掌握するや、続いて外相に就任して、岸外交を逆転させた。だが、池田の病気退陣で政権は、またしても岸の実弟・佐藤栄作に移行した。 

 ここから大平の苦闘が始まる。佐藤派の田中角栄を台頭させて、岸と佐藤の後継者・福田赳夫を抑え込む作戦である。大角連合は、親台湾派の岸・福田封じ込め作戦による田中内閣の実現だった。危うい綱渡り作戦だ。

 宏池会の会長就任も不可欠だった。優柔不断の前尾繁三郎追い落としも、やむを得ない決断だった。これらをやり遂げたあと佐藤後継争いとなった。

 大平の大作戦など全く知らなかった大平番記者は、田中内閣で幹事長にならずに外相に就任した大平に「おかしい」と懸念を抱いたものだった。

 

 田中内閣誕生と大平外相就任が、悲願の日中国交回復を約束した。大平の対中戦略には脱帽である。中国外交部きっての親日派も、古井の解説に感動した。大平の大戦略を知る日本人は、ほかに誰もいない。肖向前さんに出会うことがなければ、この大平戦略を誰も知らずに50年を迎えたことになる。

 かの40日抗争で解散総選挙の途上で、大平は許容しがたい運命を受け入れてこの世を去って逝った。武道館での大平葬儀に涙を流した凡人ジャーナリストを、50年の今、少しだけ誉めたい。肖向前さんではないが、大平は偉大な政治家だった。

 この貴重な実績を台無しにした森・小泉・安倍は、万死に値するだろう。アジアの平和と安定をぶち壊した安倍を国葬にした、こともあろうに宏池会の岸田文雄も同罪であろう。

 

<森喜朗・小泉純一郎・安倍晋三で逆転、目下危機的な東京と北京>

 振り返ると、日中関係を破壊する工作の第一人者は、石原慎太郎である。そして山東昭子も、である。棚上げしていた尖閣諸島をダシにして日中間に亀裂のボールを投げ込んだ。それを松下政経塾1期生の民族神道派の野田某内閣が国有化して、パンドラの箱を開けてしまった。

 古い資料を開くと、日本は太刀打ちできない。棚上げして共同開発が鄧小平の知恵だったが、A級戦犯の岸の配下となって、反中の血盟団・青嵐会で暴れまくった石原都知事の撒いた毒矢が、50年前の大角連合の成果をぶち壊してしまったのである。

 いま石原が消え、安倍も。残る森喜朗は五輪疑惑の中心人物である。小泉は、日本会議の命を受けて靖国参拝を繰り返し、日中の友情を破壊した。東アジアに緊張を送り込んだ安倍の日本核武装化を、岸田も後継するのであろうか。安倍側近の萩生田、下村、西村は?半世紀を経て浮上した統一教会問題で、日本の政界は激しく揺れている。

 

<外相・林芳正が改善に向けて努力、清和会崩壊で台湾有事ゼロ>

 日中関係は、このまま対立の渦に巻き込まれてしまうだろうか。

 プーチンの二の舞はない。話し合い・外交の出番である。その責任者が反安倍の林芳正である。彼は大平の実績を理解する頭脳を持ち合わせているだろう。岸田に期待は持てないが、林の勇気に期待したい。

 

 安倍の清和会は崩壊する。統一教会の清和会は滅ぶしかない。従って台湾有事はない。林はいち早く北京へと足を向けるだろう。日中によるアジアの平和と安定の基礎を再構築することは、決して困難な道ではない。大平宏池会の伝統は、今も生きていると信じたい。

 大平と田中の遺産は、必ず蘇るだろう。懐の深い北京にも、いい人材が誕生するかもしれない。

2022年9月29日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

2023年2月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28        
無料ブログはココログ