安倍晋三

2023年8月21日 (月)

本澤二郎の「日本の風景」(4901)

本澤二郎の「日本の風景」(4901)

<顕正会機関紙が安倍の「神国日本」と安倍神格化を痛撃>

富士大石寺顕正会の機関紙8月5日付の8面の世相閻魔帳の連載記事が注目を集めている。「亡国の政治家や安倍晋三の神格化という異常」という3段見出し長文は、大手の新聞テレビは言うまでもなく、文春や新潮も報道できない貴重な記事であろう。「品格のない清和会政治」「三流国日本」を象徴する重大な、民主主義を否定する日本政治を露呈して余りある。

 

8面のほぼ半分のスペースを安倍の架空の神国論と安倍の神格化を取り上げ、大上段から切り捨てている。安倍の応援団長だった桜井よしこの妄言にまで踏み込んでいる。ところで「神の国」を公然と口走ったのは、永田町で「サメの脳みそ」のあだ名で知られた清話会の森喜朗。森の後継者となった小泉純一郎は、戦争神社参拝で名をはせた。小泉が擁立した安倍は、統一教会総裁を絶賛しただけでなく、自ら森友事件や桜事件、加計事件を主導した犯罪首相、のみならずアベノミクスで財閥を肥え太らせた。

現在の物価高騰の元凶は、安倍の経済政策にある。庶民大衆いじめは、現在の植田日銀によっても継続して、人々の命と暮らしを奪っている。

まともな言論と健全な議会の民主主義の国では、1日たりとも存続できない悪辣な政治を強行した人物として歴史に残るだろう。安倍は史上最低の政治屋だった。

顕正会は日蓮仏法に照らして、安倍は「神国日本を画策した」と断罪する。宗教学的に許されない、と厳しい批判を繰り返してきたという。創価学会・統一教会などカルト教団がひれ伏してきた中で、時代錯誤の神国論を真っ向から非難・否定している。この点は政治論からも評価できるだろう。

極め付きの安倍批判は、日本最大の極右団体・日本会議を引き合いに出して「あろうことか安倍を日本の神に祀り上げようとしている」とも断罪している。

安倍を小僧と呼んでいた元福田赳夫側近が気絶するような話だ。日本会議の旗振り役の桜井について「ベトナム華僑」と指摘されているが、彼女は安倍が「日本国の生命となって、次のそのまた次の世代へと受け継がれ、生き続けていく」??この女の脳みそは、カルト教団の世界に飛び込んでいるらしい。顕正新聞は「妄言」と切り捨てた。

日本会議の反論に注目したい。宗教論というよりも鋭い政治論であろう。無神論者も、これらの安倍評価には共鳴する。正論であろう。

 

<夏・秋祭りは神道の白装束と氏子教団の荒稼ぎ時>

いま夏祭り、そして秋祭りの季節へ。すなわち神社本庁の稼ぎ時、白装束の神主という人たちの活躍する時であるようだ。手元にある国会手帳には、神社の祭礼が細かく掲載されている神道政治連盟の手帳であるらしい。

現役時代の20年余の派閥記者時代には、全く関心など持たなかったのだが、地域に首を突っ込むと氏子というカルト教団?が自民党の底辺を支えていることが理解できる。

最近はトラブル続きだ。東京では女性の責任者を身内の男が抜刀して切り殺す事件が起きている。日本刀と神主という世界、男尊女卑の原始宗教の正体を暴露した事件だった。神社内の男女関係や乱脈経理なども表面化している。

ともあれ正月3が日と祭礼の季節が神道の荒稼ぎする場面である。著名な歴史家の井上清は「原始宗教に毛の生えたお祓い教団」と切って捨てる。明治の政治体制維持のために国家神道として君臨、いま再興に賭けているのだが。依然としてヒロヒト同様、戦争責任を問われ続けている。戦後78年というのに皇室とカルト教団は闇の世界に潜んで正体を隠している。民主主義否定に狂奔している。

 

<自治会費など公的資金分捕り一般人巻き込む自民支持基盤>

重大なことは、祭礼にかこつけて神社信仰の氏子という正体不明なカルト教団が、全国の自治会などに根を張って、単なる宗教法人でありながら、原始の祭礼行事の場で人々を強制的に狩りだしている。これは人権侵害・公序良俗に違反する。信教の自由違反である。いわんや公的な資金にこれまた強制的に手を突っ込んでいる。犯罪行為であろう。

地域の神社信仰の氏子教団が、自民党の支持基盤である。神の国を目指している時代錯誤の原始人間の集団でもある。

 

<自民党もまた正教一致の憲法違反政党>

昔のことだが、エール出版に依頼されて「選挙必勝法 表技裏技の研究」を書いた。このとき自民党関係者の取材で驚いたことは、選挙が始まると、間もなく票読みが始まり、投票前に投票結果がわかるのだという。

当時は氏子教団のことを知らなかった。氏子総代を中心に各戸の家族構成や家族の思想信条も把握する。警察力も動員したりすると、投票日前に結果がわかるのだ。票が不足していると、大金をかけて票を買収する。そのような場合、やくざの力も借りる。自民党とやくざは、持ちつ持たれつの関係にある。そこに警察もからむ。「木更津レイプ殺人事件」や「袖ヶ浦放射能ごみ埋設事件」なども、そうした構造を裏付けている。

何のことはない、政教分離を問われる政党は公明党のみではない。自民党と神社本庁もまた同様である。日本国憲法に違反する勢力が政権を担当している日本の悲劇は、計り知れないほど絶大である。顕正新聞の一石は評価されよう。

2023年8月21日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

2023年6月 8日 (木)

本澤二郎の「日本の風景」(4828)

本澤二郎の「日本の風景」(4828)

<国際社会で通用しない日本政府の深刻すぎる歴史認識>

 日本政府と経済界(財閥・死の商人)は、戦前の恐ろしい植民地支配や侵略の史実について正直ではない。凡人ジャーナリストも学校で教えてもらわなかったものだから、大先輩の宇都宮徳馬さんから直接学んだ。彼は「機会があれば中国に行きなさい」とお尻を叩いてくれた。

 既に100回以上も往来し、ジャーナリストの訪中歴に花を添えた。当初は観光が中心だったので、南京やハルビンその他、足で歩きながら現地の住民や機内の乗客から、侵略被害事実についての生の声を聞いた。主に「中国の大警告」(データハウス)にまとめた。これは中国版にもなった。後半は主に北京大学や南開大学、武漢大学の学生に向けて日本事情を講義した。日本研究の学者との交流も心掛けた。外交部OBの肖向前さんの自宅にはよく訪問して、近くの食堂でビールで乾杯した。彼が大平正芳の知られざる一面を語ってくれた。大平こそ中国人の尊敬を集めていた。韓国の歴史記念館も歩いた。想定も出来なかった日本軍国主義の爪痕の巨大さを、いたるところで膚で感じてきた。

 

 

 同年齢の小泉純一郎が靖国参拝を繰り返すという驚愕すべき政治行動に際しては、彼の結婚式に参列した友人として、これを許すことが出来なかった。一人反撃の本を書いた。この当時、北京の清華大学で講演会を開いた。学生が会場を埋め尽くした。通路などに立見席までも。万雷の拍手を受けたには、後にも先にもこれっきりである。大感動した思い出は、生涯忘れることはないだろう。

 

 

 日本を代表する平和軍縮派に師事したおかげである。人は誰に出会えるかによって、人生観も生き方も大きく変わるものであるが、宇都宮が一番面倒を見た読売の渡辺恒雄と筆者は真逆の道を歩いた。筆者は「ボロは着てても心は錦」がお似合いの人生で終えることになる。ナベツネはいま遺産相続で頭を抱えているのか、それとも平成の妖怪(中曽根康弘)の手を使って、うまくごまかすのか。有り余る紙切れになる円の扱いに腐心しているに違いない。

 

 

 歴史認識・正しい歴史を認識する社会は、現在と未来に明るさを灯すが、過去に盲目だと現在も未来も盲目となって、同じ過ちを繰り返すことになる。少なくとも10年前から日本政府の歴史認識は、極端にぶれた。過去にとことん蓋をしたのである。

 100年前の1923年9月1日の関東大震災において、罪のない中国人・朝鮮人が多数、殺害されたことさえも日本政府はすっかり蓋をかけて、開けないようにしている事実を数日前にネット報道で知って、怒りと共に頷くほかなかった。

 

 

 凡人ジャーナリストの歴史認識がぶれることはない。たとえば南京を訪問したさいの大虐殺記念館では、現場の資料写真と生き証人の生々しい声を聞いた。それは1989年6月4日の不幸な天安門重大事件の直前だった。腰を抜かして宇都宮事務所に駆け込んだ。宇都宮さんは「それを軍縮問題資料に書きなさい」といわれ、それを発表した。戦後50年の1995年には50人の仲間と南京と盧溝橋を訪問した。ナベツネの読売新聞は、既に改憲論を公表し、日本国憲法の平和主義を破壊しようとしていた。いま大金を手にしたナベツネを、生前の宇都宮さんは「忘恩の徒」と断じて、A級戦犯の岸信介同様に許さなかった。 歴史を冒涜する輩が権力を握った自公内閣を支援するナベツネは、政府と共に盲目の航海をして恥じない。

 

 

<わずか100年前の中国人・朝鮮人虐殺に蓋をした日本政府=背後に不気味な神社神道・日本会議の影が>

 自民党神社本庁清和会と公明党創価学会が政権を担当するようになって、日本政治は極右片肺の政治路線へと大きく舵を切った。戦前の国家神道と、国家神道の被害教団が支えるという、信じがたい自公権力が誕生するようになって、盲目の日本は戦前へと舵を切った。

 

 

 神社本庁は日本会議を立ち上げ、自民党岸派を継承した福田・清和会が神道政治議員連盟を主導すると靖国参拝が公然化する。近隣国はこれに怯えて軍拡にいそしんだ。軍拡競争がアジアで始まって久しい。真っ当な歴史認識に蓋をかけることが、同時に進行してきた日本である。

 「政府が調査した限り、政府内に事実関係を把握する記録が見当たらない」と谷公一・防災担当大臣は、さる5月23日の参院内閣委員会で何度も繰り返した。谷は岸田が和歌山市漁港で爆発物を投げ込まれた当時、うな重で腹を膨らませていた国家公安委員長だ。世襲派の不勉強議員で知られる。

 

 

 谷だけではないだろう。中国のどこを歩いても日本侵略の深い傷跡は残っている。南京に限らない。学校で教えられない自民党議員ばかりだから、日本会議や統一教会の指示に容易に従うボンクラな閣僚なのであろう。中国を歩け、と言いたい。

 この歴史認識について、朝鮮半島の人たちはより厳しい見方をしている。国連でも以前から韓国や北朝鮮の代表が「正しい歴史認識を」と叫び続けてきたのだが、清和会の日本政府は歴史に逆行している。

 歴史に盲目な自民党政権が継続していくとなると、それこそ震え上がるような命の危機に日本人は襲われるだろう。

2023年6月8日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

国際原子力機関IAEAで中国の代表が東電フクシマの海洋投棄に大反対!

 【新華社ウィーン67日】国際原子力機関(IAEA)の定例理事会が5日、ウィーンで開幕した。中国からは、中国国家原子力機構主任でIAEA理事会中国理事の張克倹(ちょう・こくけん)氏が発言で、日本の福島原発放射能汚染水の海洋放出計画を厳しく批判したほか、李松(り・しょう)IAEA常駐代表が日本側の詭弁に対し答弁権を行使し、強く反論した。

 張氏は次のように指摘した。放射能汚染水の海洋放出は世界の海洋環境と人々の健康に関わる重大問題で、日本一国のことではない。日本は自国民と世界各国の正当で合理的な懸念を無視し、これまで各国の懸念に対して科学的で信頼できる説明をしておらず、隣国を含む利害関係国と十分な協議もせず、独断専行して海洋放出計画を加速させており、極めて無責任だ。

 張氏は次のように強調した。福島の放射能汚染水は総量が多く、成分が複雑で、処理期間も長く、歴史的に前例がない。処理後の放射能汚染水は多くの種類の放射性核種の含有量が基準を超えており、処理の成熟性と有効性の検証が待たれる。日本は海洋放出の危害を隠し、関係の技術と浄化装置の長期的信頼性について検証していない状況の下で、計画を強行しようとしており、受け入れられない。

2023年5月26日 (金)

本澤二郎の「日本の風景」(4816)

本澤二郎の「日本の風景」(4816)

<安倍回顧録に元家庭教師の平沢勝栄が公正さに疑問>

 もう過去の話になった「安倍回顧録」?安倍晋三の頭のてっぺんから足底まで知る家庭教師の平沢勝栄が、月刊タイムス(2023年6月号)のインタビューで表向きは持ち上げながらも、バッサリと酷評している。多くの国民は史上最低の首相として評価していない。岸田文雄の国葬強行に対して統一教会や日本会議を除くと大反対だったことが、まだ記憶に新しい。筆者は回顧録取材の面々が安倍の仲間であるという事実や、本人が政界きっての嘘つきだという事情、はたまた大事な森友・加計事件やプーチン会談の真相を回避している点などから「読むに値しない」と認識している。女性記者との関係も父親に似ていて「品性」がない。

 

 

 安倍内閣が誕生したころ、自民党の名門派閥・宏池会の事務局長を長く歴任した木村貢が「政治家の品性」(徳間書店)を出版した。安倍に対する警鐘だったが、いまや「ミイラ取りがミイラになった岸田文雄」に国民の多くが嘆きながら批判している。

 

 

 父親が認めるほど「不出来な晋三」の頭部を、遠慮せずに叩きながら家庭教師として頑張った平沢が、教え子をどう採点するか、興味深い会見記事に目を通すとよいかもしれない。家庭教師として「納得しない」の連発からすると、例によって真実を捻じ曲げた、およそ歴史に耐えられるような代物ではないと断罪している。筆者の家庭教師発言の理解である。

 

 

<言外に「ナベツネ一家のヨイショ本では歴史に耐えられない」とも指摘>

 言論人・反骨のジャーナリストの視点では「なにゆえの長期政権だったのか」を理解できない日本人は多くいる。結果的に判断を誤る。言論界が真っ当であれば、すなわち民主主義が確立していれば、安倍の長期政権はなかった。ありえなかったと結論できる。

 小選挙区制も災いの元だった。自民党に言論の自由がなくなってしまったことが大きい。しかも公共放送NHKが、政府の広報に徹した。国民もまた言論の自由・知る権利を奪われてしまった。犯人はナベツネ一家だと断罪したい。朝日・毎日さえも、ナベツネ化新聞に堕して、あたかも歌を忘れたカナリアになってしまった。すなわち国民も国会も、日本国憲法が政府に求めた「知る権利」を奪われてしまい、ただ浮き草のような状態に追い込まれてしまった。

 インターネットでさえも言論の自由を奪われてしまっている。それが現在も継続している。非戦の憲法にもかかわらず、安倍の改憲軍拡路線は強行され、それにまともな批判さえもできない言論界であった。

 電通とナベツネ言論がいまも続いている。そして「安倍回顧録」もまたナベツネ一家によって実現した作品である。平沢が「物足りない」と柔らかいがズバリ本質を突いた評価をしたことを評価したい。

 

 

<父親・晋太郎から「厳しく」の注文に三角定規などで頭部をぴしゃり>

 安倍家の長男を非難する関係者はいない。しかし、晋太郎に食らいついた記者は、晋三の出来の悪さに嘆く父親を記憶している。

 平沢は口にしないが、晋太郎は「厳しく頼む」と家庭教師に再三頼んだはずだ。そうでなければ、三角定規などを使って頭部を叩くことなど考えられない。よほどのことが想像される。

 筆者も家庭教師の経験がある。「ボロは着てても心は錦」の貧乏学生だったため、夕刻に出た食事が有難かった。品川区の幼稚園の次男坊は良くできる真面目な子供だったが、母親の配慮であろう、生まれて初めてマグロの刺身を食べた。というわけではないが、教え子の頭を叩くことなど想定も出来なかった。

 大田区の町工場経営の長男は、やんちゃな子供だったが、それでも日大工学部を卒業し、会社を大きくしたと老いた母親が感謝しながら語っていた。

 二人とも晋三のような子供ではなかった。

 

 

晋太郎は「東大無試験入学よ」と盟友の竹下登が明かした!>

 会社の先輩に田中角栄秘書の早坂茂三がいたお陰なのか、田中派では自由に取材することが出来た。在京政治部長会の料亭での竹下派の宴会で、首相を辞めた直後の竹下登と隣り合わせた。

 「海部俊樹を後継者に選んだ理由」を尋ねると、彼は「海部の演説は(早稲田の)雄弁会と違う。(中央大学の)辞達学会だから本物だよ」と。関連して「安倍ちゃんは東大に無試験で入ったのさ」とも軽口をたたいた。

 

 

 東大に無試験?とは驚いた。敗戦の混乱期でも一部の恵まれた子弟には、恵まれた秘密の窓口が存在していたのだろうか。

 

 

<ライバル田中龍夫事務所では「晋ちゃんはアメリカで麻薬を学んだ」と>

 晋三は短期間、アメリカに留学しているが、その時に韓国のKCIAの世話になったとされる。晋太郎のライバルだった田中龍夫は、福田赳夫の側近中の側近で知られた人物。田中事務所の金庫番は「晋ちゃんはアメリカで麻薬を覚えて帰国した」と明かした。平沢勝栄のぴしゃりは効果がなかったのだ。清和会秘書会の幹部が以前、晋三を「小僧」と呼んでいたことも納得できる。もうこれだけで回顧録の値打ちはないだろう。

 加計孝太郎事件発覚で、二人が一緒に留学していた当時の写真がネットに流れた。「加計は岸の息子」との指摘も浮上した。

 100%修身の人ではなかったし、いわんや斉家に程遠かった。「治国平天下」とは無縁だった。日本丸の船底に大きな穴をあけて逝った。昭恵も女として苦労したはずだ。彼女の「回顧録」評価も聞いてみたい。平和と民主主義を愛する日本国民の敵という評価を下したい。

2023年5月26日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

2023年5月24日 (水)

本澤二郎の「日本の風景」(4814)

本澤二郎の「日本の風景」(4814)

<日韓の右翼財閥政権の軍事連携よそに民衆は「平和の少女像」建立へ>

 隣人と仲良くすることはいいことであるが、ある目的で、たとえば反共軍事同盟的野心実現のためのものだと、状況がわ変化すると壊れる、元の木阿弥に戻ってしまう。ここ数か月の日韓右翼政権の反共軍事連携の危うさが見て取れる。その証拠は、日韓社会の分断が証明している。

 民衆レベルの本物の「和解」ではない。純粋に民衆レベルの「和解」というと、平和のシンボル「平和の少女像」の建立の動きに注目したい。

 日韓の喉に突き刺さったトゲの最たるものは、従軍慰安婦問題と強制労働問題である。ここをすっきりとさせない限り、両国の36年間の植民地支配から抜け出すことはほぼ不可能である。東アジアの安定は危うい。

 日本の植民地支配は、あれこれ口実を作っては強行し、日韓併合の植民地支配は、言葉にならないほど悪辣なものだった。「気の毒」で済む話ではない。アメリカの後押しで実現した戦後の日韓基本条約も、かなりいい加減すぎた政治外交的な、ためにする決着だった。ボタンの掛け違いもあったが、村山富市内閣の決断で事態は解消したかに見えたが、極右の安倍晋三内閣が振り出しに戻してしまった。

 田中―大平連合で歴史的決着を見た日中正常化もまた、安倍内閣がぶち壊してしまった。右翼片肺内閣では、過去の悲劇過ぎる負の遺産を処理できないことが分かる。今回の韓国政府の大きな譲歩は、資本の判断さえも突き崩すという途方もない政治的手口である。日本財閥の反省と謝罪を抜きに強行したため、政権が中道左派に移行すると、再び元に戻る可能性がある。

 

 

 そこには、二匹の「ワシントンのポチ」を仲良くさせて、アジアの反共基地の再構築を測ろうとする、米国バイデン政権の東アジア軍事戦略が存在する不条理なもので、永続性は低い。

 

 

<注目の像建設に福沢研究の安川寿之輔、在日歌人の朴貞花ら決起>

 こうした背景のもとで、民衆レベルの真の日韓の和解に向けた計画が動き出した。「平和の少女像」の建立である。従軍慰安婦という身の毛もよだつようなヒロヒト日本侵略軍の慰安として、まるで動物のように狩り出された無数の悲劇の少女たちを象徴する「平和の少女像」は、まさに歴史の真実として真っ先に加害国に設置されるべきだと考える日本人が少なくない。日本人を覚醒させる和解のシンボルである。

 

 

 思うに外国を侵略し、植民地にすることに貢献した人物というと、その象徴的な言論人は福沢諭吉。福沢研究の第一人者である名古屋大学名誉教授の安川寿之助さんや、「無窮花の園」を出版した在日歌人・朴貞花さんら四人が声を上げた。すでに建立準備会も開催した。

 

 

<均衡欠く財閥の反省謝罪抜きの米日韓のアジア分断に危うさ>

 侵略と植民地支配による恩恵を受ける輩は、いうまでもなく血も涙もない財閥である。財閥が政府や軍を動かす元凶であることを不問にしてはならない。その悪辣さは今も変わらない。現在を「新しい戦前」と指摘する向きもあるが、実際は「古い戦前」に回帰しているといえよう。

 戦争には宗教がからむ。戦前の国家神道は今の神社本庁。そして教育も。戦前の教育勅語に取り付いていた安倍晋三夫妻が森友事件の主犯だということを、事件発覚で国民は気付いた。

 国家神道も財閥も過ちを反省しない。謝罪もしない。あらゆる手段でやり過ごす。それに貢献したのが韓国の尹政権である。従軍慰安婦問題に絡む事件や裁判は、財閥と神社本庁靖国派日本会議が連携して、真実を報道する言論人を追い詰める。電通を使って言論の自由を奪い去っている。

 

 

 それにしても韓国司法の最高裁判決さえも反故にする日本財閥が、今後とも日本の政治外交を危険な航海に狩り出していく。その防波堤の一つが「平和の少女像」の建立計画と理解できる。

 

 

<慰安婦・徴用工問題の解消は「心からの反省謝罪」が不可欠>

 日韓のトゲは、財閥や国家神道の本気の反省と謝罪を抜きにして、抜くことは出来ない。筆者は次男を東芝経営の東芝病院で失ったが、10年経っても反省も謝罪もない。

 同じことが慰安婦問題と強制労働・徴用工問題である。改めて財閥研究さえも存在しない日本に驚愕するばかりである。したがって、財閥の不条理を追及し、反省と謝罪をさせることが問題解決の鍵を握っている。財閥製品に対する不買運動や軍事費削減が決め手の一つだろうことを、この機会に指摘しておきたい。

 

 

<東京のど真ん中に建立することが和解の第一歩>

 建立する場所についての参考意見を披露したい。ヒロヒトの牙城である皇居がいい。霞が関の日比谷公園や国会議事堂や、それにヒロシマやナガサキにも。G7サミット報道でも判明したが、原爆投下の原因について誰も口にしない。

 

 

 上総の国望陀郡茅野村(現在の千葉県木更津市茅野)にも。ここは初めての女性ジャーナリストとして足尾鉱毒事件の真実を報道し、政府の弾圧を受けるやアメリカの地で、史上初めて非戦論を提唱した松本英子女史の故郷だ。今も彼女の実家には、小さな墓地が存在する。

 

 

 戦後の憲法9条が誕生する20年前に、彼女はよく思考して非戦論をアメリカの教会や邦字新聞で展開していた日本最高の言論人、平和主義者だった。漢学とキリスト学を体得した聡明な平和主義者である。松本英子研究が不可欠だということも指摘しておきたい。歴史を忘れることに長けている日本人ゆえに、像はいくつも市民の募金などで設置してほしいものである。

2023年5月24日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

2023年4月 4日 (火)

本澤二郎の「日本の風景」(4764)

本澤二郎の「日本の風景」(4764)

<最新の島津洋一レポート発見=武漢コロナは安倍戦略?>


 あなたは科学者を盲信できるか?医学者や獣医学者はどうか。いずれもNOである。日系アメリカ人の元ジャパン・タイムズ記者の鋭すぎる英文レポートを触ると、腰を抜かすような恐ろしい事実に驚愕、しばらく冷静に判断してゆくと「さもありなん」と納得する。島津洋一レポートは第一級の調査報道でもある。

 「武漢コロナウイルスは日本人科学者が作った生物兵器」だと断罪している。その前には麻原彰晃のオウム真理教の黒幕を暴いていた。既に日米中の情報機関は察知している。安倍の周辺は、各国の諜報機関が監視していたのであろう。そして銃撃事件は起きた!この島津洋一レポートは、反骨ジャーナリストの大沼安史のツイッターで翻訳・解説されて、日本国内に発信されていた。そのことを知ったのは、フクシマの幼い子供たちの命を救おうとして闘っていた、これまた命知らずの竹野内真理と一時、連絡が取れたお陰で大沼のすごい報道力を知らされた。

 

 

 原子力ムラの恐ろしい実態は、もんじゅ西村謀殺事件で知ったのだが、彼らは抵抗する報道人・学者らの命を奪う。全てを闇に葬ってきた。大沼も2022年6月に不審死している。竹野内も不可解な刑事告訴を受けている。筆者もやや似たような事件に遭遇したことから、原子力ムラという闇の巨大組織にたじろぐばかりだ。

 

 

(書いている途中で文章が消える=監視されながらの記事か。これまでも何度も経験してきたのだが、防御の方法を知らない筆者)

 ともあれ大沼による島津レポートの中身を簡潔に分かりやすく翻訳し解説、それをツイッターで発信してくれたことで、筆者も目から鱗が落ちた。

 

 

<腰を抜かすような真相報告と大沼の不審死>

 日本にも大沼のような正義と勇気のジャーナリストが存在したことに感謝したい。日本最大の公害で知られる足尾鉱毒事件報道で圧倒する報道力を発揮した、日本人女性初の明治大正期の反骨ジャーナリスト・松本英子を思い起こす。

 島津は、加計学園の獣医学部に新型コロナウイルスを作った日本人学者がいるというところまでも調べ上げている。真にすごい事件だ。本文には日本人獣医学者の固有名詞まで出ている。安倍が加計学園にこだわった理由と、そのことに奔走した萩生田光一の正体も見えてくる。安倍と森喜朗と萩生田も、この事件に関与しているのであろう。

 

 

<世界各国は島津レポートを知っている!=中国批判なし>

 島津洋一レポートは各国政府に送られている。安倍による60兆円バラマキ効果で口を封じているのであろうが、この驚愕すべき大事件は間もなく開封されるだろう。米トランプの活動と支援する米国統一教会の奮戦の行方も注視する必要がある。

 注目すべきは、武漢ウイルスを徹底的に批判する動きは見られない。知らないのは日本人ばかりか。

2023年4月4日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

2020-02-16

【武漢コロナウイルス/島津レポート6(2020/02/12付)&7(13付))】◇ 元ジャパンタイムズ・ウイークリー編集長、島津洋一さん ◆ さらなる調査で、日本の狂信主義(ファナティズム)が今回の悲劇(新型コロナウイルス禍)の主たる動因と判明/
中国は虎の子を締め上げる大蛇のように、死すべき運命にある彼らの敵、安倍晋三を対する圧力を増大させるだろう。日本民衆は彼を除去できてほんとうに喜びを爆発させることになるだろう

 ⇒  http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2020/02/post-180e59.html

    ★ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2020/01/post-435e0d.html

 

 ・2020-02-09 【武漢コロナウイルス/島津レポート5(2020/02/06付)】◇ 元ジャパンタイムズ・ウイークリー編集長、島津洋一さんが新しい「コロナ・レポート」:「武漢コロナウイルスが日本人科学者がつくったHIV(エイズ)/Flu(インフル)キメラ(怪物)を基にした生物兵器であることに今や何の秘密もない」/
米当局の疑念が向けれられ始めると、「米ウィスコンシン大
の日本人科学者(原文実名)は
2016年、米当局が疑惑の目を向け始めると、米ウィスコンシン大から東大、北大、加計獣医学部に移した」

 ⇒  http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2020/02/post-bb133f.html

 

          ★ ・2020-02-05【武漢コロナウイルス/島津レポート4(2020/02/02付)】元ジャパンタイムズ・ウイークリー編集長、島津洋一さんが新レポートで「武漢コロナウイルスは日本製(Made
in
Japan
)」と明言し、西側デモクラシー諸国に対して、安倍首相の辞任と東京五輪中止を含む懲罰を要求 / 日本政府部内の高官スポンサー及び関係した大企業も刑事訴追され、裁判/処罰を受けるべきと。★ 英語による島津レポートはすでに国際社会の政府・軍・衛生関係者らの知るところでしょう。

 ⇒  http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2020/02/post-3be1e2.html

 

 

コロナ対策安倍政権〜岸田

https://jisin.jp/domestic/2190775/

ワクチン追加接種推奨せずWHO

https://news.yahoo.co.jp/articles/85c8571342ca26d979ac7c6364d1e0a29429aa6b

ワクチン死亡の因果関係

https://www.facebook.com/100002497535520/posts/5980730562020136/?mibextid=rS40aB7S9Ucbxw6v

(114)
映画『妖怪の孫』公開記念
今なお蔓延る妖怪の魔の手 大激論スペシャル
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2023年4月 1日 (土)

本澤二郎の「日本の風景」(4761A)

本澤二郎の「日本の風景」(4761A

<安倍銃撃事件の犯人・山上被告の銃弾は被害者に当たっていない!>

 アメリカでは前大統領のトランプが起訴される事態が起きた。彼の日本のパートナーは昨年7月8日に銃弾で倒れた。そのために山上徹也被告が起訴され、間もなく裁判が始まる。双方とも前代未聞の事件として日米の話題をさらっている。ただし、日本の法廷闘争の行く方はどうなるのか?はっきりしない。春霞のように視界がぼやけている。安倍の命を奪った銃弾の特定が科学的に証明できるのか、大分怪しいことを多くの国民が知っているためだ。奈良地検や奈良地裁にその能力はない。同じく被告を弁護する弁護人の正体も、まだはっきりしていない。いえることは、科学的に立証できる証拠を提示することがほぼ不可能な事件だからである。

 明白な事実は、安倍の背後から発射した2発の花火銃弾は、安倍の低位置からのもので、安倍を殺傷した銃弾ではない。国民はその場面をネット映像で繰り返し目撃している。犯人は狙撃手(スナイパー)によるものである。

 警察検察は、この事実に目を向けていない。科学的な立証を隠ぺいした事件起訴である。真っ当な弁護団であれば、容易に検察捜査の出鱈目を暴くことになろう。

 

 

<奈良地検は最初から外れ弾で起訴して自ら罠にかかる愚>

 安倍の命を奪った銃弾は、首から侵入している。山上の最初の花火銃のドカンという発射音に驚いた安倍は振り向いた。二発目のドカンという音に連動するように狙撃手の弾が安倍の首から侵入し、心臓を射抜いていることが判っている。

 安倍の治療に当たった医師らの証言でも、山上の安倍の背後からの銃弾は確認できていない。犯人は近くの建物に隠れて、そこから発射したものであることが、容易に推認可能である。

 狙撃手はだれか。山上と連携していたのかどうか。標的がA級戦犯の岸信介の孫で、10年余の悪政で怒り狂う人や組織は、この国に相当数存在するため、警察検察の捜査では真犯人を突き止めることは不可能だ。だからと言って、罪をすべて山上に押し付けることなど今日の情報化社会では無理だろう。

 

 

<真犯人の銃弾は狙撃手=弾の特定を科学的に証明不能>

 安倍の奈良訪問は、真夜中に急遽決まったもので、自民党選対本部の一部の関係者しか知らない。自民党の奈良県連の高市早苗や安倍番記者ら報道人も深夜に知ることになる。

 その特別な安倍日程を山上被告が、どのようにして知ったのか。ネットで簡単に取れたのか、たとえそうだとしても、その時点は当日の何時頃だったのか。

 山上の決起当日の行動からみても、自民党本部内の協力者の存在を指摘するほかない。そして問題の狙撃手が現地入りした様子も複雑で

判りにくい。安倍日程を知って、直ちに行動を起こしたとしても、狙撃手が現場を確認し、そこに急行したルートはどうだったのか。大掛かりな組織的な関与がないと理解できない。安倍周辺や自民党内に協力者がいないと、到底この事件を理解できない。

 ケネディ暗殺を想起させる不可解な事件として迷宮入りするのだろうか。検察が真犯人を捕まえるには、自民党本部に潜入しないと無理かもしれない。犯人は安倍の周辺にいたのであろう。

 

 

<死体解剖も怪しい?銃弾の証拠に専門家は注目>

 解剖をしたのは誰か?正確な解剖所見を証拠として法廷にだせるのか?第一、安倍の命を奪った銃弾を証拠として提出できるのか。捏造した証拠品の数々だと、弁護団の厳しい追及と世論を説得できない。検察は起訴してみたが、実際問題、今後の法廷闘争に頭を抱えている様子が見て取れそうだ。

 また、山上被告を弁護する弁護人グループは、どのような人物なのか?こちらの詮索も不可欠かもしれない。

 安倍は亡くなって救われたのか?安倍死去と国葬という大騒動を巧みに演出した背後の勢力にもメスを入れるべきだろう。安倍よりも安倍的な岸田文雄の、リベラルから右翼に転向したことも不可解である。

 ヒトラー研究者はどう分析するのか。その作戦を誰も語っていない。春霞は灰色がより深くなっている。死の商人は狂喜する今である。

2023年4月1日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)  

 

 

(報道によると、山上被告は昨年78日午前11時半ごろ、市内の近鉄大和西大寺駅前で、参院選の応援演説をによると、旧統一教会に入信した母が多額の献金をしたことで破産し、困窮したと説明。教団を恨み、「教団深い関わりのある安倍氏を撃った」と供述しているという。)

以下送信メールを貼り付け

統一教会勝共連合と自民党

https://docs.google.com/document/d/149HFtZ647HJExHgzw-8JVdOXcRHVckv9/mobilebasic

岸田首相は統一教会関連団体の責任者でODAの受け取り窓口😱💦

https://twitter.com/ashitawawatashi/status/1641087876502032384?s=20

山本太郎「何かしらのいちゃもんをつけて、憲法を変えるような"ならず者達"がそのうち出てくるだろうって事を想定しているのが憲法なんですね」
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れいわ新選組
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緊急事態条項の怖さを知ってください
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緊急集会 pic.twitter.com/lU215hVZhk

(114)
映画『妖怪の孫』公開記念
今なお蔓延る妖怪の魔の手 大激論スペシャル
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2023年3月25日 (土)

太郎は話術の天才<本澤二郎の「日本の風景」(4755)

太郎は話術の天才<本澤二郎の「日本の風景」(4755)

<国会から野党が消えた!=21世紀の翼賛議会=有り余る国対費?>

 「日本の国会は、憲法を中心に据え、与野党が理念・信念を戦わせる言論の府ではない。永田町から野党が消えてしまっていた」

 日本国首相である岸田文雄が、国権の最高機関である国会に黙って、戦争当事国のウクライナに飛び込んで継戦支援をしてきた。非戦の日本国憲法違反・国家犯罪である。むろんのことでワシントンの了解を得たうえでのことだが、対して司法は帰国した岸田ほか随行者を逮捕拘束する責任を放棄した!

 

 帰国すると国会が開かれた。だれひとり「岸田逮捕」を口にしなかった。のみならず法曹界から激しい怒りの告発も起きなかった。日本から憲法も野党も消えてしまっていた。市民デモも起きなかったらしい。

 この国の為政者も主権者である国民も、そして言論界もゆでガエルを決め込んでしまっていた。岸田の帰国報告を兼ねた予算委員会を2023年3月23日の午前、パソコンに国会審議の様子が実況放送されていたのが判って、同日午前は珍しく付き合ってしまった。

 昨日もゼレンスキー土産の広島産しゃもじ論争が、今朝のインターネット情報に氾濫。電通の暴走は相変わらずだ。それにしても自民党から共産党までが、国権の最高機関で、日本の前途を危うくさせる岸田の狂った暴走に釘を刺さなかった。ロシアとのことを無視していた。

 

<死んだ日本を証明した岸田帰国報告予算委員会>

 国会の腐臭は、三権の腐臭として日本列島にまき散らした。行政府も立法府も最高裁など司法府も腐ってしまった日本を、これほど露骨に証明した事例は過去になかった。しかも、これらのことを新聞テレビは報じなかった。日本は死んでしまっていた!

 日本国憲法は、戦前の歴史の教訓を反映した見事な憲法である。その一つは、二度と戦争を起こさない、しないという非戦の宣言である。二つ目がカルト宗教からの分離・政教分離である。双方に厳しいカンヌキをかけて戦後を生きてきたはずだが、現実は全く違った。政府の憲法違反に立法府・司法府もマヒしてしまっていた!

 

 日本国憲法を読んだ法学士は皆知っている。だから怒っている。「腹が立つ」どころの話ではない。法務検察の面々も内心は忸怩たる思いであろう。本来であれば、岸田を国家の破壊者として東京拘置所に送り込む場面であろうから。 

 

<山本質問にあっけに取られる岸田ら閣僚人=漫才聞くより面白い>

 「日本はアメリカの属国ですね」から始まった山本太郎の質問が面白かった。漫才師の演技をはるかに上回っていた。昨日も確認したがYoutube動画には登場していなかった。彼の周辺に人材がいないのか。

ともかくもう一度見てみたい。太郎は話術の天才である。

 ことほど日本政治は落ちるところまで落ちてしまった。歴史の教訓をかなぐり捨てた日本会議・神社本庁・財閥の極右勢力は、腹を抱えて狂喜している様子が目に浮かぶ。

 「既成事実による改憲」を、ドイツのヒトラーも仰天しているはずだ。嘘の連鎖は安倍と高市だけではない。菅も岸田も同じ貉である。主権者である国民は、これほどの仕打ちにも耐え忍んで、これまで通りやり過ごして行くのであろうか。

 

 人間と動物の差異は心・精神の有無にある。過ちを改める。反省もするし謝罪もする。反省謝罪もしない東芝をはじめとする財閥は、人間集団ではない。悪魔の集団である。国家神道の後裔である神社本庁のカルト教団も、だ。反省も謝罪もしないで、日本の戦後の要である憲法を、自公の3分の2勢力で押しつぶしている。野党の維新や立民・国民も束ねてしまった。日本共産党はもはや存在価値を失っている。

 野党の存在価値はゼロだ。太郎を党首にして自公を退治してはどうか。

 

<中山太郎死去と悪辣な憲法軽視の外務官僚に気付け>

 福田・清和会の中山太郎が亡くなったとの報に、むしろ彼の秘書だった有澤志郎君に電話した。彼こそが中山の後継者のはずだったが、世襲議員の太郎は、息子を担いで有澤君を排除した。結局のところ、倅の後継に失敗した。

 何度か書いたが、清和会はA級戦犯の岸信介の色が強すぎた戦前派閥のため、取材する興味の対象でなかった。当たり前のように右翼を嫌った凡人ジャーナリストだった。日本国憲法が要請する護憲リベラルではなかったのだから。

 そうした中で、中山は清和会の中でリベラル色が強かった関係で、彼が参院議員時代から医務所に出入りした。小児科医は命を大事にするという思いも手伝った。しかし、外相になると、彼は突如として改憲を口にした。「日本の常識は世界の非常識」と言いだした。改憲右翼に転じたのだ。

 彼を手なずけたのは外務官僚だった。「武器弾薬がなければ外交は出来ない」という右翼官僚が霞が関に多い。野田英二郎のような真っ当な外交官は少ない。彼らは「天皇の官僚」(データハウス)である。かくして小児科医は、極右に持ち上げられて改憲派の代表格になってしまった。以来、中山との関係はこちらから断った。

 

<秘書の有澤志郎は護憲リベラルの中国通の人だった!>

 しかし、有澤君との関係は違った。彼こそが自民党リベラルを背負っていくべき人物だと判断した。性格は明るく、腰は低い。バランス感覚は自ら培ったものだろう。彼は一緒に中国に行きたいと言い出した。

 外相秘書として鄧小平人脈も手にしていた。既に総理府総務長官秘書官などを歴任していた。「政治はバランス」を信念とする本格派の自民党政治家の資質を備えていたものだから、交流はずっと続いてきた。

 鄧小平の長女・鄧林(画家)や名前を出すことが出来なかったが、鄧小平を「おじさん」と呼んでいた党内事情に詳しい人物との長時間会見など広範囲に及んだ。1955年に駿々堂出版から「中国のニューリーダー」を出版した。有澤君の出版会には、大阪のホテル宴会場を支援者が埋めた。目下の問題人物の森喜朗も来ていた。

 北京取材では日中で活躍するオペラ歌手の左威が通訳ガイドを務めてくれた。中国青年報社長の徐祝慶、清華大学の曲徳林ほか祝智慧、孫文清、何林など今から考えると、実に多くの友人らが、北京の中南海の様子を語ってくれた。久しぶりに今朝、その本を開いてみた。改めて有澤志郎君の北京人脈に感心してしまった。この本は、中国研究の学者らに相応の参考文献となっているはずである。

 

<岸田も同じ手口で改憲派に洗脳されていた=外交は武器弾薬>

 話を戻すと、中山太郎の改憲活動がその後の関西地区の右傾化に貢献したかもしれない。笹川ギャンブル財団と維新の関係などだが、翻って現在を眺めてみると、岸田文雄も中山太郎の二の舞であることが理解できる。

 

 無知無能の倅を強引に後継者に擁立しているが、中山の二番手になるかもしれない。政治の世襲は、社会の進歩を阻害する。有澤志郎秘書を外した中山のツケは、間違いなく出てくる。宏池会の伝統・理念を放棄した岸田の罪は軽くない。広島の護憲リベラルの旗手・溝手顕正を落馬させた岸田の裏切りは今では天井知らずといえる。古賀誠は知っている。

 「非戦の9条改憲はしない」と公約していた岸田の改憲強行論は、天に唾するものだ。一握りの安倍・清和会に心を捧げた岸田を、野党や新聞テレビが見過ごしても、天は必ず見ている。池田勇人・前尾繁三郎・大平正芳・鈴木善幸・宮澤喜一・加藤紘一の宏池会領袖らは許さないだろう。

2023年3月25日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

2023年3月23日 (木)

不条理蔓延の永田町<本澤二郎の「日本の風景」(4753)

不条理蔓延の永田町<本澤二郎の「日本の風景」(4753)

<岸田文雄は唾棄すべき政治屋=歴史認識・憲法を踏みにじる忘恩の徒>

 あなたが事件に巻き込まれ、証拠を捏造されて死刑判決、そして45年もの長期間、獄につながれたらどうするか。気が狂い、病にかかって命をなくすだろう。この世の人間の試練では想定できない。検察はようやく目を覚まし、特別抗告を止めたようだが、被害者の袴田巌さんは、もはや事態を正確に理解できない状態にある。この国の法治の正体について、苦しみ抜いてとうの昔に精神が壊れてしまっている。

 

 検察はどう責任を取るのか、どのように償おうというのか。それが見えない。それでも通用する検察は、明らかに血税で生きる資格はない。悪魔だ。改めていいたい。検事総長以下関係した検事は、袴田さんの面前で土下座して許しを請うしかない。それぞれの資産をすべて投げ出して、過ちを悔いて二度と冤罪事件を起こさないと誓う。これくらいのことは人の道である。天の声である!

 

 袴田冤罪事件はまだ何も終わっていない。

 

 NHKと出版社と読売新聞のツネにいいたい。平和軍縮派の宇都宮徳馬さんは、ツネを我が子のように面倒を見て、読売新聞の入社時に骨折った。保証人にもなって、素晴らしい結婚式の仲人も買って出た。このような親は最近はいないだろう。しかし、気が付くとツネは右翼財閥の世界に飛び込んでいた。読売と日本テレビの、本来は国民に奉仕するはずの言論を、正力松太郎や岸信介・児玉誉士夫・中曽根康弘の原子力発電所推進宣伝新聞に格下げし、はては平和の日本国憲法解体の改憲軍拡新聞にも格下げした。

 

<忘恩の徒は渡辺恒雄どころか岸田文雄もそうだ!>

 ツネは言論人ではない。人はフィクサーと呼んでいる。「改憲軍拡の自民党総裁候補」を選任してきた黒幕に変身していた。護憲リベラルの宏池会の宮澤喜一が、総裁選において「中原の鹿を追う」と宣言した際、改憲軍拡派なら応援するという悪魔のボールを投げてきた、と聞いた。

 宮澤は応じなかった。政権は短命に終わったが、護憲リベラルの旗は何とか守った。小沢一郎はこの時の様子を知っていたはずである。真相を明らかにして「ツネに屈するな」といいたい。

 

 宏池会の伝統は、国民の声を政治に反映させるために歴代会長は、言論界から人材を集めた。その一人が西日本新聞記者だった伊藤昌也。池田勇人は彼を秘書官に起用した。

 二代目の宏池会会長の前尾繁三郎は、京都新聞の安田正治を起用した。三代目の大平正芳の宏池会ブレーンともなった。アメリカ大使館前の自転車会館に長く宏池会事務所があった。筆者は、数えきれないほどそこへ通い詰めた。安田との無数の意見交換の場面で気になったことがある。それは4代会長の鈴木善幸の後継総裁選びにおいて、宏池会と田中角栄派は中曽根康弘を擁立した。この時、安田は初めて中曽根と中曽根派の正体に気付いた。

 彼は右翼・国家主義の中曽根について初めて恐怖を覚えた。「最後は宏池会と改憲派の攻防戦になる。護憲リベラルが破れたら、歴史は逆転する」と筆者に打ち明けた。宏池会の護憲リベラルは、神の国の清和会・森喜朗の政権打倒に走った加藤紘一の時代で、事実上、幕を下ろしていた。安田の不安が実現して、極右・清和会路線がその後に小泉・安倍へと継承された。

 

 最近亡くなった毎日新聞OBの西山太吉は、宏池会担当で大平の信頼が厚かったようだ。例の沖縄密約事件を暴いたことから検察に捕まるという不条理に泣いた西山が、もしも大平の秘書官から政界に転じていたと仮定すると、清和会の暴政はなかったろう。佐高信インタビューで西山は自身の悲願を明かしていたと、昨日月刊タイムスの香村啓文編集長から連絡があった。西山の地元は下関、安倍・岸一族の地盤だ。西山の悲願が消えたことが、安倍の長期政権につながったことになろう。筆者は小心者だから、地元がやくざ代議士の地盤という最悪の民度に衝撃を受けて「こんな場所が故郷でいいのか」と強く反発して政治への野心を自ら断った。お陰で浜田幸一のやくざ関連の地方議員が今も跋扈し、とうとう水源地に核のゴミが埋設される非情事態を突き付けられ、住民は泣いている。将来は住めなくなる地域になろう。民度の低さが民主主義の危機の元凶なのだ。

 三木武夫ではないが「男は一回勝負する」でなければ、本懐を達成することは出来ない。

 ちなみに宏池会事務局で池田・前尾・大平・鈴木・宮澤に仕えた木村貢は、確か北海道大学OBの人で、人柄がとてもよく誰にも好かれていた。大平が倒れたころは、毎日電話で彼から様子を聞きながら一喜一憂したものだ。彼の最後の仕事は「品格のある政治」(徳間書店)。産経新聞政治部長だった阿部が手伝って完成した。安倍・極右政権に一撃を加えたものだ。池田に仕えた木村からは「(娘婿の)池田行彦を頼む」と言われていた。行彦は官僚臭のない豪胆なリベラル派だから、凡人ジャーナリストに異論などなかった。夕刻に行くと洋酒で乾杯しながら、あれこれと雑談に花を咲かせた。健康であれば、清和会極右の森喜朗の政権ができたかどうか?

 

 裏切り者・忘恩の徒はツネだけではなかった。まさかツネの仕業なのか不明だが、今の岸田文雄もまた「忘恩の徒」である。晩年の西山太吉が歯ぎしりしながら岸田をののしっていたというが、その気持ちは筆者も同様である。

 「総理大臣・宮澤喜一」(ぴいぷる社)を書いたときに世話になった宮澤のスポンサーでさえも岸田に失望していた。宏池会の理念が全くない、そのためである。宏池会の理念・伝統をすべてかなぐり捨てて、安倍の清和会に潜り込んでいる。そのためだ。

 中国敵視政策・43兆円の超軍拡計画・原発推進の復活・改憲路線など政策のすべてが安倍譲りである。これらは不条理そのものである。日本国憲法を踏みにじる暴政そのものでもある。彼にとって歴史認識など皆無だ。最近の日韓首脳会談の成果を、韓国の元首相は「惨事だ」とこきおろしている。

 

<ウクライナ訪問は非戦の憲法に対する冒涜=内閣瓦解の場面>

 「どのツラ下げて帰国するのか」「まるでガキのような岸田外交」「国会を無視した愚挙」との岸田批判が渦巻いている。当然のことであろう。

 ウクライナは戦争当事国だ。そこへと飛び込んで「連帯だ」とわめいて帰国する。ウクライナにテコ入れするNATOと共闘することを映像で見せつけて、本人は満足げだ。狂気だ。精神が狂っている。

 ウクライナのテコ入れは、戦争を長引かせるだけであろう。それを露中首脳会談に合わせて強行した。しかも、国権の最高機関を無視した。これぞ緊急事態条項の実験というのであろうか。

 

<国民はこの非常事態に立ち向かえるか>

 歴史認識とその教訓から誕生した非戦の平和憲法を踏みにじった暴挙である。内閣が瓦解する場面である。公明党はどうか。それでも大臣にしがみつくのか。野党は徹底抗戦するのか。財閥・日本会議・統一教会は大喜びなのだろうが、岸田は虎の尾を踏んでしまった。直ちに政権を投げ出すしかない。

 岸田の裏切りを、歴史と憲法は到底容認することは出来ない。議会と言論もまた、厳しく問われ続けることになる。恐ろしい、本当に恐ろしい事態の発覚に真っ当に対応することが、この国の主権者に不可欠である。

2023年3月23日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

2023年3月19日 (日)

往生際が悪すぎる高市早苗<本澤二郎の「日本の風景」(4749)

往生際が悪すぎる高市早苗<本澤二郎日本の風景」(4749)

<役人(霞が関)と政治屋(永田町)の嘘比較論=軍配は前者>

 一般論として放送法に関する解釈変更についての総務省作成の行政文書は、人間のやることだから100%はともかくとして、政治屋の記憶と比較すると誰もが役所が作成した公文書に軍配を上げる。当時の担当大臣の記憶が正しいと主張する国民はほとんどいない。

 特定民放局番組による政府批判報道を意図的に退治できるような、いわゆる言論弾圧は許されないのだが、安倍ならばやると信じられている。しかも安倍と格別の関係にある閣僚も、声かけがあればやってはいけない法解釈変更もやる。安倍と高市の関係であればやるし、現にやっていた。当時のテレビ芸者を含めて高市批判をしていたデータも出てきた。従って政治屋の言い分である「捏造」発言には嘘がある。撤回して辞任するしか道は残されていない。

 

<安倍一強体制下=政治屋に服従する官僚>

 小選挙区体制のもとで自民党の自由言論は、ほぼ消滅していた。執行部批判は無くなった。批判する反対給付は公認しない、寄って選挙に落選する。途端に「ただの人」になるのだから。

 安倍の一強体制での事案である。永田町から政治が死んだのだ。民主主義の危機の始まりだった。現に、その後に言論封じの特定秘密保護法が強行された。安倍に反対するはずの公明党創価学会の太田昭宏が国交相として共闘した。安倍と太田の共闘の恐ろしさを見せつけた。2013年12月である。

 当時の記憶として、木更津市の学会栄養士が太田に対して「池田・創価学会の裏切り者」と叫んで注目された。彼女は翌年の4月28日、学会やくざの富津出身の浜名に脅迫される。数時間後に、その衝撃で大動脈りゅう破裂、正確には突発性の大動脈りゅう破裂で非業の死を遂げている。君津中央病院にヘリコプターで搬送されたが、医師の手に負えなかった。彼女は戦争遺児である。「木更津レイプ殺人事件」として繰り返しblogや雑誌に書いた。殺人に時効はない。太田や山口那津男の関与、捜査妨害はなかったか?

 

 日本の官僚・役人たちは政治に忠実である。人事に横やりを入れられることを極端に警戒する人たちである。ありもしないことを安倍一強時代において、役人が意図的に公文書を「捏造」することなど想定できない。いわんや高市と安倍は、前回の総裁選で反岸田で対決している。高市の捏造論は、まさに高市の捏造に相違ない。

 

<政権発足直後にNHKを陥落させた経験者=二匹目のドジョウ>

 菅義偉に聞くといいだろう。彼こそが総務省を足場に大暴走し、公共放送のNHKを安倍と共に陥落させた。高市は菅の手口を真似たかもしれない。

 高市は安倍政権の存続のために安倍から、その地位を任されたものである。安倍の意向は即座に実行に移される。彼女の国会答弁も放送法の変更解説発言として記録されている。安倍はNHK攻略に続いて二匹目のドジョウを高市に指示したのだ。その指示に従ったことが、安倍の総裁候補擁立の原動力ともなった。知る人ぞ知る、である。

 

<安倍はいない!なぜ踏ん張る?愛弟子の知事誕生を夢見ている?>

 政治屋は嘘つきである。役人にもいるが、高市の嘘は安倍譲りだろう。嘘の天才かもしれないが、今回の件は彼女にとって突発的な事案だった。事前の準備がなかった。しかし、テレビ局は知っている。彼女の悪事は先刻知られている。

 それなのになぜ踏ん張り続けるのか。彼女の厚化粧ややつれた表情からも、正体が見える。痛々しいほどだ。原因は総務相時代の愛弟子の奈良県知事選にある。周辺は愛弟子の知事誕生まで踏ん張り続けていると見られている。しかし、いまや安倍はいない。いや毎夜夢枕に立っているというのだろうか?

 

<嘘もほどほどに=任命権者岸田文雄の引導渡しまじか>

 将棋ならもうつんでいる。相撲なら片足が土俵の外についてしまっている。勝負は最初から判っていた。任命権者の岸田は、総裁選を戦って彼女の性格を百も承知だ。下手に動くと返り血を浴びる。

 高みの見物としゃれこんだ。いうところの蛇の生殺し作戦である。彼女の応援団は極右の日本会議や、統一教会だが、表に出てくる相手ではない。第一、後者は文科省に監視されている。笹川ギャンブル財団も動けない。菅義偉もそうである。

自民党女性群も冷ややかだ。

 結局のところ、任命権者の岸田が引導を渡すことになる。そのタイミングを狙っているのであろう。

 

<3月16日配信「創」にテレビ芸者までが高市をぼろくそに批判していた>

 新聞の内情は多少理解しているが、民放のテレビ局については素人の筆者である。電通の言論弾圧が日常茶飯事に繰り広げられている世界だということも、以前は知らなかった。無知の無知がいうなれば凡人ジャーナリストの特権だった。

 当時のテレビ局内の様子を雑誌「創」が特集していた。3月16日にヤフーニュースが流したのだろう。著名なテレビ芸者の面々が、高市をぼろくそに批判していた。安倍一強体制の下で高市は、親分に忠誠を尽くす大活躍をしていた。それに対して名だたるテレビ芸者が怒りの告発をしている。

 高市の敗北はもはや確実である。彼女の言論界への圧力は極端だったのだ。興味があれば「創」を開けばいい。それでいて「捏造」だと繰り返しわめき続ける安倍側近に正直驚く。安倍の神通力なのか。

2023年3月19日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

安倍政権からの揺さぶりにテレビ現場からの反撃

3/16() 15:05配信

安倍政権下で放送への政治介入がいかにひどかったか、総務省の内部文書が公開されて連日議論になっているが、そもそも問題になった20152016年にかけての高市早苗総務大臣の答弁や「電波停止」発言はどういう状況でなされ、報道現場はどう反応したのか。だいぶ前のことなので、ここで当時の月刊『創』(つくる)の記事を再掲載することにした。「私たちは怒っています!」という横断幕を掲げたキャスター会見など断片的に記憶している人も多いと思う。その前後にはキャスター降板問題などいろいろなことが起きていたのだが、それらをこの記事は会見発言などをそのまま紹介する形で詳しく報じている。ここに掲げたのは201656月号に掲載したものだが、8月号にも関連記事を載せているので、そちらも別に再掲載する。(編集部)

pic.twitter.com/jP4hqciy3B

http://nobuyoyagi.blog16.fc2.com/blog-entry-805.html

 

 

 

2023年3月16日 (木)

石原慎太郎の野望実現!<本澤二郎の「日本の風景」(4746)

石原慎太郎の野望実現!<本澤二郎の「日本の風景」(4746)

<戦争の危機に怯え始めた沖縄県民=岸信介別動隊・青嵐会暗躍>

 アジア系の人たちは、おしなべて政治的におとなしい、むしろおとなしすぎるため、時に為政者、特に極右の政権の場合だと、人びとは棄民へと貶められる。革命の地・パリでさえも政治は、財閥・富裕層に傾斜するため、人びとは決起して政権を揺さぶることを当たり前にしている。アジアの人々は、依然として政治的目覚めが少数の人々に限られている。比例して言論の役割が大きいのだが、為政者はことあるごとに自由な言論を抑制するため、事態は深刻化する一方である。

 また、アジア系の女性の人権意識の低さも原因の一つだろう。教育の貧困も原因だが、日本もまた同様である。いったん右翼が政権を担うようになると、人々の抵抗力が小さいため、既成事実に屈してしまい気が付いたときは、打つ手が無くなっている。いまの沖縄県民が、目の前の危機にたじろいで右往左往しているのもしかりだ。

 何事も因果・本末が関係する。「つくられた危機」「改憲軍拡の危機」「電通・財閥の策略」といえるのだが、沖縄問題の主導的な役割を担った人物は、右翼政治屋の石原慎太郎だった。彼に餌を投げたのは女性・山東昭子。

 参院議長にもなった山東を政界に引っ張り上げた人物は田中角栄、参考までに扇千景は反田中の福田赳夫である。扇は散ったが、参院議長時代に泣いていた女性がいた。いまようやく精神に落ち着きがみられるとか。

 日中友好というと、一般人は田中を思い出す。その田中が育てた山東が、日中関係を亀裂させた尖閣問題を石原に投げた。単なる金儲けだったのか、それとも?女性議員の不可解な行動は、時に説明がつかない場合が少なくない。

 

 石原の仲間は、安倍晋三の後見人の森喜朗だ。この3人が4兆円五輪賭博の首謀者である。レールを電通が用意した。いずれもA級戦犯の岸信介の一味で知られる。極右・松下政経塾出身の野田佳彦という当時民主党の首相が尖閣の国有化を決めた。これが日中関係を1972年前に引き戻す鍵となった。

 安倍の国会での弔辞を読んだ野田・政経塾とA級戦犯の岸信介の一味との連携は、水面下で固く結ばれているのだった。

 親台湾派の清和会が、日中激突にワシントンの産軍複合体・死の商人を巻き込んだことから、危機は一段と強まってきている。他方、北京も強行派の習近平体制が、3期目に入った。唯一の救いは、台湾政治が民進党・独立派から現状維持派の国民党に流れている点である。

 

<棚上げ合意してきた尖閣を起こし政経塾・野田佳彦内閣が国有化>

 松下幸之助があぶく銭70億円かけた政経塾の思想は、偏狭な民族主義に特徴があった。現に自民党に移籍した細野とかいう政治屋は、数日前に原発推進発言をして原子力ムラ入りした。

 日本国憲法は非戦の9条を明文化して、軍拡を断固として禁じている。武器弾薬放棄による完璧な平和主義である。岸は、この分厚い壁を破れと孫に厳命していた。そして丁稚奉公で有名になった幸之助は、戦前の軍需産業を担った人物で、岸や福田の清和会と同じ貉である。「ナショナル」が松下幸之助の自負でもあった。

 野田は護憲リベラルではない。安倍の仲間の一人だった。石原の尖閣問題を引き取って国有化し、中国との軍事的衝突へと舵を切った。ちなみに野田の父親は自衛隊員。軍拡のための消費税値上げだったことも見える。

 

<沖縄の米軍基地強化と南西諸島の基地化が大掛かりに推進>

 防衛省は今日3月16日に石垣島に陸上自衛隊初の石垣駐屯地を大々的に開設するという。台湾と尖閣諸島に近い。「陸上自衛隊の空白地域」がこれで解消されると防衛省は自負しているというが、沖縄県民にとって逆に「鬼の到来」とみる。

 

 報道によると、地対艦誘導弾などミサイル部隊を中心に570人規模という。当然、中国の圧倒的なミサイル部隊と対峙することになろう。570人の隊員は貧乏くじを引いたことになる。「浜田のことだからやくざ部隊ではないか」との憶測も。

 この南西諸島への配備は、2013年に閣議決定したという。野田のあとに内閣を組織した安倍は、即座に対中戦略を打ち出していたのだ。安倍の「台湾有事」論は10年前からだった。石原の投げた黒いボールは、安倍政権を経由して、菅から岸田になった時点で具体化したことになる。

 2016年に与那国島、2019年に奄美大島と宮古島にも自衛隊は配備されている。大軍拡である。比例して沖縄県民の不安は増大する。財閥と防衛省は涼しい顔をしている!

 

<沖縄の分離独立論も台頭、統一地方選の行方に注目>

 311のフクシマ東電原発爆破事件の当時、東芝関係者は「核爆発も1000キロ離れていれば心配ない」と言っていた。首都圏民は相当数命を失っているが、中には沖縄県に逃れた住民もいた。

 要は、死の商人を満足させるような清和会政治を潰さないと、日本とアジアの危機は強まるばかりである。統一地方選の行方が注目されるのも当然だろう。同時に沖縄の分離独立運動も台頭してきていると聞く。

 石原の死を礼賛報道で飾った新聞テレビの罪は大きい。

2023年3月16日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

以下に最近送信されてきたメールなどの資料を貼り付ける。

沖縄は全国の2
最高裁判官への罷免要求
14.8
最も高かった
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/857526

ウェブ2021113日 · 最高裁裁判官の国民審査の結果が1日発表され、辞めさせたいと×を付け罷免を求める率が沖縄は平均148%と、全国(68%)の2倍以上に達した。対象11人のうち、罷免率の上位には辺野古新基地建設の訴訟で県に不利な判断をした裁判官が

https://www.asahi.com/articles/ASPC53W3NPC2ULEI008.html

ウェブ2021116日 · 罷免票の割合について、合憲派の平均から違憲派の平均を引いて差をとると、東京都が225ポイントで全国最大。
ついで
沖縄県が152ポイント
...

沖縄で多い無効票
全国平均の
2.5倍に
最高裁の国民審査 罷免
...

https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/849697

ウェブ20211020日 · 沖縄で多い無効票
全国平均の2.5
倍に 最高裁の国民審査 罷免なら「×以外書かないで」.
衆院選公示と同時に19日告示された国民審査。最高裁の裁判官

社説[罷免率]
全国の倍
司法への不満の表れだ
|
社説
|
沖縄
...

https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/863088

ウェブ20211114日 ·
衆院選と同時に実施された最高裁裁判官の国民審査は、対象となった11人全員が信任された。
信任されたとはいえ、
沖縄罷免要求の高さは突出してい

沖縄の重要訴訟に関わった裁判官は7
最高裁「国民審査
...

https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/851541

 

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