稲田信夫検事総長

2020年8月 8日 (土)

お目こぼし検察<本澤二郎の「日本の風景」(3808)

お目こぼし検察<本澤二郎の「日本の風景」(3808)

<林検察に安倍・桜事件新告発状に279人の法曹人!>

 最近になって、朝日新聞の小さな記事を見つけては「これ大ニュース」と連絡してくれる友人が現れた。昨日は、稲田検察が「不起訴にした」という公金を悪用、自己の選挙運動に悪用した、悪党の代表である安倍晋三・桜事件について、前回の660人の告発状とは別に、今度は279人の法曹人が、新たに告発状を東京地検に提出した。昨日の朝日の朝刊記事である。

 

 これは大ニュースである。稲田が期待大外れのお目こぼし検察だったことから、今回は林検察を俎板の鯉にするわけだから、日本の法務検察に新たな緊張が走っているだろう。

 

 首相の違法行為に対して、正義を任じる法曹界のプロが、新たに、プロがこぞって告発状を東京地検に提出した。告発状は、検察の犯罪捜査の端緒となるものである。刑訴法も、いい加減な対応を許していない。

 

 血税を食む林検察陣は、夏休み返上で、新告発状に対して、堂々と受理する法的な責任を負う。政治的な安直な不起訴は、断じて国民が許さない。

 

<稲田検察をまねて逃亡すると「検察官適格審査会」行き>

 安倍の腰ぎんちゃくのような黒川弘務に振り回された国民は、稲田検察に期待をかけたものの、ものの見事に、相撲に例えると、土俵際でうっちゃりを食わされてしまった。

 

 検事人生に大きな傷がつく「検察官適格審査会」に掛けようとしても、本人はさっさと辞めてしまった。しかし、林はそうはいかない。逃亡すると、たっぷりと審査会で審査してもらうことになる。

 

 政府与党と御用学者の数で押し切られてしまうだろうが、公文書となって検事としての不適格事実は記録される。情報公開で誰もが確認できる。この素晴らしい審査会について、ほとんどの国民も言論人でも知らない。

 

 弁護士でも医師でも不適格者は、その世界から追放する組織・機関を有しており、そこに訴えられる、掛けられたりすると、法曹歴に大きな傷がつく。検事が一番恐れる審査会なのである。

 

 幸いなことに、これまでのところ、無知がたたってこの審査会を活用する人がわずかで、一般的には謎のような組織だったことが、検事を喜ばせてきた。

 

 だが、正義を喪失した法務検察を目の前にして、主権者は最後の戦いを挑んでいる。いうまでもなく、不正義のお目こぼし検察の対象者は、弱者が一人もいない。安倍側近の甘利のような権力犯罪人や財閥関係者ばかりである。

 

 筆者の経験では、息子の命を奪った東芝病院(現在・東京品川病院)が、明白すぎる医療事故にもかかわらず、反省も謝罪もしないために、刑事告訴したのだが、東京地検検事の松本朗は、あっさりと不起訴にした。財閥東芝に配慮したもので、文句なしのお目こぼし検察の典型だった。

 

 しかし、当時、検察官適格審査会のことを全く知らなかった。猛省しても手遅れである。

 

<ホテルニューオータニの家宅捜索で証拠は100%>

 政府主催の恒例の「桜を見る会」が、その実、安倍晋三夫妻と安倍事務所の主催に変質、公金全てが安倍個人のために使われるという前代未聞の犯罪事件に使われていた。

 前夜祭となったホテルニューオータニの大宴会は、違法行為そのもので、検察の家宅捜索で経理書類を精査すれば、容易に判明できる。そのことを稲田検察は、逃げてしなかった。安倍に屈した法務検察を演じた。

 

 林検察はどうか、それが今回、279人の法曹界のベテランによる告発状で問われる。家宅捜索すれば、安倍の数々の嘘は暴かれることになる。

 

<電通は新聞テレビを今も牛耳る!大ニュースが朝日14面>

 コロナ禍による国民救済のための支援金が、こともあろうに電通の利権だったことに国民は衝撃を受けた。わが息子の命に対する刑事告訴も、電通によって東芝は、お目こぼしの対象となった。

 電通は、財閥・政府与党・体制派の、強力な防護服なのだ。それは戦前、半島と大陸を侵略・植民地支配の、現地での宣撫する国策会社が、そのままの21世紀電通という。世にも恐ろしく、驚くべき悪魔の存在に、正義の言論人も、ひたすらたじろぐばかりだ。

 

 戦前の大魔神は、戦後も、財閥の防護服として、強力・強大化している。そういえば、朝日の大ニュースも、1面ではなく、なんと14面に載っているという。朝日も電通に屈したままなのだ。電通おそるべし!

2020年8月8日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

2020年5月28日 (木)

諫言<本澤二郎の「日本の風景」(3698)

 

諫言<本澤二郎の「日本の風景」(3698)

<稲田信夫検事総長・森雅子法務相は賭博厳禁宣言を!>

 今回の黒川弘務の賭けマージャン・常習とばくの罪は、誠に重いものがある。日本人すべての生殺与奪の権限を有している、検察庁のNO2の犯罪事件の発覚は、この国の悪しき特性を内外に知らしめた点も重視すべきだろう。国民の怒りはすさまじい。

 稲田信夫検事総長と森雅子法相は、急ぎ法務検察として賭博厳禁宣言を発して、公僕の代表者として、国民に詫びなければならない。それが未だになされていない。衝撃を受けている善良な国民は少なくない。

 

 刑法185条違反者を厳罰にするという御触れを出す。江戸時代でもやっていたことであろう。法律を遵守する役人の違法・犯罪行為は、もってのほかである。「大岡裁きならクロカワは縛り首だ」との声も聞こえてきている。

 

 

<国民に対しても「博打厳禁」「厳しい捜査」宣言を!>

 合わせて、この機会に民族性ともいえる博打狂をなくすための、厳しい姿勢を、国民にも示す必要があろう。

 ギャンブルに詳しい人物の話によると、年金が支払われるその日には、お年寄りを中心にパチンコ店、競艇、競馬、競輪がにぎわう。下駄ばきでパチンコ店に飛び込む人たちも。これら博打狂の家庭は、ほぼ間違いなく家庭崩壊が起きている。競艇は安倍のスポンサーの笹川・日本財団ではないか。

 

 そこに今度は、官房長官の菅など自民党幹部は、次なるギャンブルとしてカジノ建設に狂奔している、すでに国会議員一人が逮捕された。上は国会議員から、下は老人まで、ばくちに興じる日本にするというのだ。健全な教育など論外と言わぬばかりだ。

 

 博打が日本文化となっている真実を、今回の黒川事件は世界にも発信したものだ。そういえば、年金を株ギャンブルに投入する、日本銀行もまたそれに率先するという狂気乱舞の日本は、それ故に破綻寸前である。

 

 日本に財政家が存在すればの話だが、2020年の国家予算101兆円、コロナ不況対策に200兆円という空前絶後の対応に、一瞬にして気が狂うだろう。それでいて6月には国会議員や役人には、莫大なボーナス支給というのだから、この国の為政者は主権者を弾き飛ばして恥じない。暗黒社会へと突入している。

 

 せめて法の番人である法務検察は、組織を上げて賭博罪撃滅宣言を、一般国民に対しても公約、綱紀粛正の実を上げてもらう。

 安倍晋三や菅義偉らに期待しても無駄なのだから、せめてこの国の屋台骨になっている、余人をもって代えがたい稲田に奮起してもらうしかない。しっかりと基盤を固めて、その後にクロカワ事件の責任を取ってもらいたい。国民の期待でもある。

 

 

<生ぬるいや暴力団捜査を猛省、徹底取り締まり強化宣言を!>

 この機会に検事総長に忘れないで欲しいことがある。賭け事はやくざの本業である。もう一つが魅力的な女性を強姦、性奴隷にして性ビジネスで荒稼ぎをしている。これまた前世紀の日本の文化が継続している。

 

 筆者は、2014年4月28日君津中央病院で非業の人生を終えた戦争遺児の「木更津レイプ殺人事件」を追及するという幸運?に恵まれて、それまではいい加減にやり過ごしてきた、日本のやくざ文化をしかっりと学んでしまった。

 

 やくざ文化の背景には、やくざ暴力団に対する警察・検察の、甘過ぎる捜査姿勢・体質にある、と断定できる。悲しくも恥ずべき捜査当局の実態を知って、驚愕する日々を送ってきた。そこに黒川事件の発覚である。

 

 やくざ文化を容認するどころか、同じ土壌に這い上がって、賭け事をしている検事の存在に対して、国民は腰を抜かし、本当に驚いている。「コロナのお陰だ」とジョークを飛ばせる余裕はない。

 

 フィリピンのドゥテルテ大統領を見習ってほしい。抵抗するやくざには、容赦なく、成敗する実力行使を惜しんではならない。やくざにおびえる言論人や公務員、議員の日本であってはならない。黒川事件を好機ととらえての、本来の検察へと、大きく格上げしてもらいたい。

 

 

<河井事件関連で自民党本部・安倍事務所・官邸の家宅捜索を!>

 「稲田検事総長は余人をもって代えがたい」と信じ込んでいる市民を知っている。筆者もその一人かもしれない。

 そこで、目下進行中の河井事件の捜査である。1・5億円投入の巨額買収選挙の使途は、まだ2000万円程度しか判明していない。他には、未だに公明党創価学会に流れたであろう事情通なら、常識である資金の捜査が、明らかになっていない。

 事情通は「広島の公明党創価学会への工作資金の行方だけではない。信濃町の本部にも流れている」と指摘している。「菅の官房機密費」にもメスを入れる必要がある、とも。以上の指摘は正しい。

 

 安倍秘書4人の事情聴取はこれからだろう。すでに自民党本部の金庫番周辺の捜査を開始している、と報道されている。実際は党本部の1・5億円のほかにも、大金が流れている。おそらく実際に使われた資金の総額は、3億円以上かもしれない。

 

 これの捜査の指揮を執る稲田検事総長に今辞められては、支障をきたすだろう、結果、日本国民が迷惑する。稲田こそが、余人をもって代えがたい大事な期待される人物といえる。

 

<桜事件でホテルニューオータニの家宅捜索を!>

 まだある。桜事件である。

 1月の学者らの告発に対して「代理告発ゆえに受理しなかった」という意外な事実が明らかとなった。おかしい東京地検である。黒川がらみだったのか。嫌疑のあるところ、告訴告発は無用である。警察・検察は率先して捜査を開始する責務がある。

 今回は600人以上の弁護士らの告発である。

 

 ホテルニューオータニの家宅捜索も、急ぎ実施する必要がある。当面、国民は稲田検察に大きな期待をかけて、捜査の行方を注視している。

 稲田が、法の下の平等の正義で捜査をすれば、彼こそが次代の日本のリーダーになるだろう。期待をもって見守るというのが、多くの国民の現在の思いかもしれない。

2020年5月28日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

2020年5月26日 (火)

稲田検察に重大懸念<本澤二郎の「日本の風景」(3696)

 

稲田検察に重大懸念<本澤二郎の「日本の風景」(3696)

<黒川訓告の丸投げに屈し、後任人事を手にした官邸との裏取引?>

 黒川弘務の常習とばくは、懲戒免職が法律の規定である。それが安倍の一存で訓告という、新たな違法行為で押し切られた稲田信夫検事総長は、代わりに黒川後任に、本命の名古屋高検の林真琴を勝ち取ったようだ。昨日から永田町の事情通は「あやしい。稲田と安倍の裏取引の可能性が高い」と重大な懸念を、今朝も指摘してきた。

 

 本来、人事権を握る稲田が、正義の検察を貫くのであれば、黒川懲戒で押し切らねばならなかった。事実は、安倍に丸投げしていたような訓告である。ここから先が怪しい。両者に闇取引がなかったのかどうか。

 

 稲田は黒川後任に林で満足しているようだが、今後、一連の河井事件や桜事件に「手抜き」をしないのかどうか。主権者からすると、この点が、きわめて重要である。官邸との闇取引があれば、稲田応援団である日本国民が、稲田に裏切られることになり、その時こそが日本の検察崩壊を約束する。

 

 黒川賭博と桜事件の告発の捜査開始とも、深く連動している。稲田は、本物の検察の正義を代弁しているのかどうか、これから国民の監視は、稲田に向けられていくことになろう。

 

 

<河井事件=安倍事件に手抜きしないのかどうか>

 1・5億円投入の河井案里選挙は、理屈抜きの違法選挙そのもので、いかなる釈明も通用しない。しかも、その金は政党助成金の可能性が極めて高い。

 血税を使って、国民代表の地位につけるという荒業は、安倍晋三でなければできないだろう。天に唾する行為であって、主権者も法律も決して許さない。かくしてピンチの安倍は、クロカワ防護服を着用しようとして、政治逃亡を企てた。それが東京高検検事長の黒川を定年延長させた理由だ。ついで検察庁法改正に手を付けようとした。

 そこに待ったがかかった。「#検察庁法改正に抗議します」の700万ネット攻撃だ。民意が安倍の野望を押しつぶした。

 

 安倍は、発覚した常習とばくの黒川救済のため、軽い訓告でお茶を濁した。これに稲田は折れてしまった。その代わりに、念願の林を後任に据えて、両者は手打ちをした可能背が高い。

 

 進行中の河井夫妻の選挙法違反事件の震源地は、安倍と安倍事務所、自民党本部である。つまり河井事件は、安倍事件そのものである。

 安倍と稲田の間に、黒川・林問題での闇取引が存在すると、河井事件は国民の期待違反して尻すぼみとなろう。ここが安倍事件の行く方を占う核心なのだ。

 

<自民党本部・安倍事務所・ニューオータニの家宅捜索の行く方>

 順当な正義の捜査であれば、稲田検察は自民党本部の家宅捜索をすることになる。4人の安倍秘書を選挙に提供した安倍事務所も、そして桜事件に関しては、ホテルニューオータニの家宅捜索だ。

 

 広島と東京の検察が総力を挙げる場面である。実施すれば、検察は再生する機会を手にできる。

 

 もしそうでなければ、検察は国民を裏切ったことになり、国民の信頼を喪失、政権の犬として存在価値を喪失する。

 

 国民は、固唾をのんで見守っている。そのためにも、黒川賭博事件捜査を、告発を待たずに開始すべきなのだ。

 

<国民を裏切れば、その時が検察崩壊を約束>

 筆者も一度だけ、息子を医療事故死させられ、全く反省も謝罪もしない東芝経営の東芝病院関係者を、警視庁大井警察署に刑事告訴した。このとき、警察が受理したかどうか、と取材記者に尋ねられて仰天した。

 

 告訴告発されて受理しない?そんな低レベルのことが、日本の警察で行われている?事件の嫌疑があるところ、告訴告発関係なく捜査する、それが警察や検察の職務であるはずだ。結局のところ、人の命が奪われている事案に、東京地検はろくろく捜査もしないで、不起訴にした。松本朗はいま法務省にいるのか?東芝に肩入れした見返りを知りたい。

 

 警視庁・東京地検も、直ちに黒川賭博の捜査を開始、本人を逮捕しなければならない。身内をかばうような対応は、法律違反である。

 

 黒川事件発覚で、稲田検察は正念場を迎えたことになる。国民のための正義を貫くのか?何としても巨悪を逮捕、監獄にぶち込んでもらいたい。これが国民の悲願ともなっている!

2020年5月26日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

2020年4月 8日 (水)

稲田検察の正念場<本澤二郎の「日本の風景」(3648)

 

稲田検察の正念場<本澤二郎の「日本の風景」(3648)

<1・5億円河井金権選挙を支援した安倍秘書4人への数百万円疑惑>

 あと3か月と後がない検事総長・稲田が、広島高検・同地検を指揮する、河井夫妻1・5億円金権選挙捜査の本丸というとそれは、地元の中国新聞社も報道していないが、元自民党本部のベテラン職員によると、安倍の意向を受けて、河井選対を支援した4人の安倍秘書に流れた数百万円、いうところの還流金疑惑捜査である。

 稲田検察に熱い視線が集まる理由である。河井夫妻の逮捕は言うまでもないことだが、その先に血税である政党助成金1・5億円による買収資金の一部が、安倍秘書から安倍自身へ還流されているかもしれない、という極め付きの公選法・政治資金規正法違反疑惑だ。

 

 安倍が法相の森雅子を操り、500万円わいろ疑惑のある元法務事務次官で現在、東京高検検事長の黒川弘務を、定年延長させ、次期検事総長に起用する本当の理由であろう。多くの国民は、そう見ているようだ。

 

<公明党創価学会工作資金疑惑も>

 もう一つの疑惑も浮上してきている。事情通は「河井の参院選挙に地元入りした官房長官の菅工作も、疑惑に浮上してきている。菅の、公明党創価学会工作もあったろう」と指摘している。

 

 「現職の溝手を落選させた原動力は、広島県内の公明党創価学会票を、河井支持に一本化させたことだ。集票マシーンの創価学会票によって、河井は勝つことが出来た。菅と公明党創価学会の連携に、当然、金が動いている。これは官房機密費とみたい」という。

 頷ける分析であろう。

 

<判明した首長・県議への前法相手渡した買収資金>

 今回の河井夫妻の大掛かりな選挙違反事件に対して、広島を地元とするブロック紙・中国新聞の大活躍が、買収工作を次々と明らかにしている。

 ジャーナリズムを垣間見ているような新聞である。余談だが、東京新聞を買収した中日新聞、そして東京タイムズを中国新聞が子会社化すれば、たとえNHKが暴れまくっても、国政を自公の言いなりにさせることはなかったろう。

 

 東京タイムズは、徳間書店の徳間康快が平和相互事件に巻き込まれてしまい、そこに手を出してきた住友銀行の野望に吸い込まれて、無念にも廃刊を余儀なくさせられてしまった。権力に屈しない東京新聞・東京タイムズ・日刊ゲンダイの3社共闘が実現していれば、国粋主義を擁立する自公維体制を叩き潰すことが出来たろうから、何とも悔やまれる。財閥と国家主義の連携は、戦前からである。

 

 話を元に戻すと、中国新聞のお陰で、河井夫妻による県議や首長への買収が発覚した。一部の首長や県議は、買収金額を明らかにしている。町長を辞任する者も現れている。2020年の日本記者クラブ賞間違いなしだ。

 

 菅工作の行くへにもメスを入れてほしい。中国新聞の健在ぶりに、多少安堵することが出来る。新聞がまともであれば、悪党をのさばらせることはできないのだから。

 

<岸田・宏池会撃滅作戦の恐怖>

 それにしても、安倍の宏池会撲滅作戦はすさまじかった。側近の麻生太郎などの口車に乗せられて、安倍後継をさんざん匂わされた岸田。安倍自らも、後追いして、安倍外交を演じしてしまった。

 岸田は、人がいいだけの二世議員だから、その気にさせて、走らせてきたのだが、昨年の参院選で、安倍は大きな罠を仕掛けた。主役は河井夫妻である。岸田は地元で、現職の溝手を落選させてしまった。宏池会のボス失格で、派内は言うに及ばず、党内でも相手にされなくなってしまった。

 

 国粋主義者の天下は続くことになる。もっとも、溝手は怒り狂った。河井夫妻憎しの行動を開始した。1・5億円の、党本部からの政党助成金の事実をつかんだのだろう。彼の怒りは、いま安倍へと向かっている。

 

<コロナ禍口実の大掛かりな選挙運動と桜事件の共通点>

 昨日の安倍は、史上初のコロナ禍対策の緊急事態宣言会見となったが、そこで身内の富士フィルムのアビガン支援や笹川競艇賭博の日本財団を売り込む一方で、永遠に返却できそうもない天文学的な借金での大風呂敷披露は、さしずめ一大選挙運動そのものとなった。

 桜事件も公費を使っての選挙運動だった。今回はコロナを利用して、空前の借金で、500兆円保有の財閥から、一部貧者に金をばらまくという選挙運動である。

 この1か月の行方を注視しなければならないが、合わせて稲田検察の鋭い切れ味を見せてもらいたい。

2020年4月8日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

2020年3月15日 (日)

黒川醜聞は本当か<本澤二郎の「日本の風景」(3625)

 

黒川醜聞は本当か<本澤二郎の「日本の風景」(3625)

<犯罪のもみ消しに謝礼500万円?>

 弁護士や検事、判事は善人としての良心に従って、判断し、行動しているものだと、大学で法律を少しばかりかじった時、そう認識してきたジャーナリストも、40歳の時点で、人権派弁護士から「違う」と言われたときは仰天したものだ。

 次男の明白な東芝病院医療事故死事件を、東京地検の松本朗が不起訴にした時点で、見事に証明されて、悲しい現実に頷いてしまった。これら司法に携わる世界にも、悪党がはびこっている!

 昨日は、安倍・自公内閣が検察の番犬として、次期検事総長に起用しようとしている黒川・東京高検検事長に、こともあろうに収賄の嫌疑がかかっていることに驚愕してしまった。

 嘘であれば名誉棄損で訴えることが出来るのだが、それをしていない。犯罪のもみ消しの謝礼500万円疑惑は、現実味を帯びている。

 

 

<最高検に告発状、受理する法的義務を負った稲田検察>

 最近、千葉県警関連での犯罪事件の告発に対して、担当する警察署から「受理しない」という途方もない事案を見聞したばかりである。無知無能の警察署の存在に驚いているところだが、これはいずれ黒白をつけねばならないが、刑事訴訟法は、告訴・告発に対して検察・警察は、受理する法的義務を負っている。

 

 この黒川疑惑については、最高検にも告発状が出ている。したがって、最高検は、真摯にこれを受け止めて「捜査の端緒」としなければならない。刑訴法が命じるところである。

 

 相手が首相であろうが、身内の検事長であろうが、日本国憲法は「法の下の平等」を謳って、一歩も譲らない。

 稲田検察は、公正に判断して、疑惑の有無を、徹底的に調べる義務がある。身びいきがあってはならない。日本国民は、捜査の行く方を重視している。

 

<大忙しの稲田検察・法務検察の正念場>

 政府・首相のための番犬に成り下がった黒川に対して、国民は重大な懸念を抱いている。のみならず検察内部の認識もそうである。

 

 最近は、検察庁法の規定を破った法相と内閣が大暴走して、政府全体の不正と腐敗が露呈した。飼い猫にされた森雅子も、辞表も出せず哀れだ。

 

 その前に桜重大事件が発覚、首相に対して財政法違反・公職選挙法違反・政治資金規正法違反などで、刑事告発されている。稲田検察の力量が問われている。

 

 現時点では、河井前法相と妻の参院議員の1・5億円一大金権選挙違反事件が、捜査の渦中にある。広島地検と同高検は、大車輪の活躍をしている。この事件は、想像しなくても「安倍事件」であると国民は理解している。1・5億円の党本部からの巨額資金と、安倍事務所からの4人秘書の、それぞれ投入された重大な、主権者の期待を裏切った事件である。

 

 背後には、安倍の政権延命のための、岸田・宏池会壊滅もあったところから、自民党内の権力抗争の側面もある。

 

 「政治に関与しない検察」を目指している、稲田検察の正念場でもあろう。そこに降ってわいた、東京高検検事長疑惑事件である。

 

 繰り返すが、告訴告発は受理する法的義務を、検察警察は負っている。

 

<「山岡俊介の取材メモ」に詳細、録音も>

 疑惑の詳細は、ジャーナリストの世界では、著名な人物の「山岡俊介の取材メモ」で、全体像を確認できる。

 有料なので、その冒頭部分をここに貼り付けようとしたが、なぜかうまくいかない。何かカラクリをしているのかもしれない。当局の仕業であろうが、告発状には、賄賂を配って不起訴にされた犯人の録音もある。あわてて当事者が否定しても無駄である。

 

 まさに驚天動地の重大事件も、稲田検察の任務であることを、国民の一人として申し添えたい。

2020年3月15日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

2020年2月17日 (月)

稲田信夫検事総長の正義<本澤二郎の「日本の風景」(3597)

 

稲田信夫検事総長の正義<本澤二郎の「日本の風景」(3597)

<前代未聞の財政法違反刑事告発を受理=法の下の平等>

 国費・血税を自己の利益に流用してきた安倍晋三に対して、学者・専門家らは、検事総長に刑事告発した。稲田信夫検事総長は、それを受理しなければならない。

 検察は、政治との癒着が疑われることが許されない国家機構である。前代未聞の刑事告発を受理しなければならない。これが目下、最大の列島の重大関心事である。

 

 安倍・官邸の犯罪をもみ消すための、東京高検検事長の定年延長問題と表裏の関係にある天下の一大事なのだ。検察の正義を貫くことが出来るかどうか、稲田の乾坤一擲の勝負に、政府・議会・司法の三権が注視している。

 

 英エコノミストの民主主義度ランキングによると、日本は欠陥のある民主主義国で、そのランクは24位と低い。「自由と民主主義」を声高に叫んできた安倍晋三の心臓に驚愕するばかりだが、その点からも稲田の正義に世界も注目している。

 

<平河町と地元安倍事務所と私邸の家宅捜索>

 検事総長が告発を受理すれば、検察の家宅捜索が入る。平河町と地元の安倍事務所のみならず、世田谷の私邸の3か所に捜査員が押しかけて、山のような押収物を検察庁に持ち込む。

 

 そもそも独裁国はいざ知らず、民主主義国を名乗る国の検察は、政治から独立して、法の下の平等を貫くよう主権者である国民に約束している。

 

 稲田が当たり前の検事・検事総長であれば、告発は受理され、家宅捜索が入ることになる。これを阻止するために、黒川という飼い猫を次期検事総長にしようとしているのだが、稲田が正義を貫徹すると、安倍は韓国の朴前大統領のような人生を受け入れなくてはならない。

 

 森雅子を法相に起用、黒川の定年延長を、閣議決定で強行したのも、首相犯罪を、TBS山口強姦魔のように不起訴にする悪辣な陰謀人事といえる。

 

 これに法曹界上げて大反対、刑事告発へと発展した。

 

<安倍・自公内閣支持率は10%以下に激減>

 安倍告発が受理されるべきだとする天の声は、いまや世論となっている。仮に受理しないとなると、国民の怒りは検察庁へと一直線に向かうことになる。

 幸い、稲田は安倍官邸の黒川人事に対して、多くの検事同様に厳しい視線を投げかけてきている。

 はっきりいうと、黒川は検察内部で孤立している。支えは安倍と菅のみといってもいい。

 

 家宅捜索が実施されると、安倍内閣の支持率は10%以下に落ちる。数パーセントに落ち込む。

 ご存知、アベノミクスは失敗して、誰も口にしない。外交は北方領土、拉致問題など7年前と変わらないか、後退している。沖縄の辺野古も先が見えない、大金投入のイージスアショアも岩盤に閉じ込められてしまっている。

 新型コロナウイルス問題では、欧米どころかWHOからも批判されている。強い感染力・長期の潜伏期・速い速度という特徴に対応できていない。列島を第二の武漢にしようとしている?

 

 頭が腐っているため、すべてが後手後手である。

 

<地獄への片道切符>

 安倍晋三という世紀の悪党を待ち受けているのは、地獄への片道切符と指摘する国民も出てきた。

 

 安倍の毒饅頭を食べてきた友党も、ここにきて距離を広げて、逃げ支度をしている?

 すでに解散権は、伝家の宝刀どころか竹刀に変身、腐敗してしまっている。かろうじて、穏健そのものの野党に助けられて心臓が動いている。「安倍は内心、民主党に感謝しているはず」との指摘も出ているという。

 

 政治論だと、安倍と稲田の一騎打ちのようだが、安倍に大義はない。大義は稲田にある。稲田が正義を貫くはずだから、心臓の今は地獄の一丁目だろうか。酷な評論と右翼は怒るだろうが、以上は中立公正な当たり前のものである。

2020年2月17日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

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