2021年1月 1日 (金)

2021年を迎えて<本澤二郎の「日本の風景」(3951A)

2021年を迎えて<本澤二郎の「日本の風景」(3951A)

<全体の奉仕者忘却検事・警察官・判事を監視する市民会議近く発足!>

 新しい年の初めだ。正義の素晴らしい明るい希望の話題を、内外の友人や読者らに、2021年所感として挨拶がてらに提供したい。

 

 この8年の極右片肺内閣の下で、平和憲法が壟断され、はては悪事を次々と起こす、史上最低の首相と内閣を見せつけられてきた、悲劇の国民である。もはやこれまでと、堪忍の緒が切れてしまった。全体の奉仕者であることを忘却した公務員、中でも悪徳検事や警察官、そして判事を監視、それをファイル化して、天下に公表する国民会議を立ち上げる、正義と勇気の士が決起する2021年である!国民の生殺与奪の権限を独占する検事・警察官・判事の中に、悪政に歩調を合わせている輩が少なくない。そこへとメスを入れる国民会議でもある。

 悪徳公務員を許さない熱血市民の運動体である。。

 

 筆者もその一人だが、想定外の拘束や起訴不起訴で泣いている国民は少なくないが、それを受け止めてくれるところがなかった日本だった。検察審査会は検事の言いなりだし、やくざ犯罪を目の前にしても、捜査をしない警察も少なくない。それでも出世する警察・検察・判事の世界に、文句ひとつ言えない主権者に、とうとう勇気ある市民が行動を開始したのである。

 

 戦前戦後を通して、歴史上初めての快挙となろう。2021初めの快挙である!

 

<異常な政治不信を背景に正義と勇気の市民が決起>

 首相官邸が、自公両党やカルトの日本会議に占拠されて満8年。

 次々と官邸の悪事が発覚しても、検察は彼らの番犬、見て見ぬふりをしてきた。悪政どころか暴政そのものだった。それでも新聞テレビは、立ち上がろうとしなかった。ひとり日刊ゲンダイが、犬の遠吠えに甘んじてきた。

 

 国権の最高機関・議会も、検察を指導する最高裁も沈黙か、官邸にひれ伏してきた。政治不信が死語となった日本だった。特権層に対して、法の下の平等が機能しない日本国でいいわけがない。21世紀の市民決起は、真の国民運動で対応するしかないのである。

 

<憲法違反に沈黙する最高裁、官邸犯罪に無力検察に耐えられず>

 憲法を順守擁護する義務を負っている安倍晋三の、改憲軍拡発言と憲法違反法の強行に対して、それでも最高裁は高給に満足して、ゆでガエルを決め込んでいた。正義の検察に衣替えする道義的義務を負っていながら、それを自ら封じ込めて、何事もやり過ごしてきた法務検察。

 

 国権の最高機関である、国会の衆参の長に至っては、これまた呑気な父さんとばあさんに満足して、事態の深刻さを理解しない。

 

 三権の長がこの体たらくである。下々の公務員の規律は崩れ去り、多くが一部の奉仕者に成り下がって、すべてが自身のために行動する税金泥棒化して恥じない。

 

 それでも、検察は頂点の安倍犯罪に目を向けなかった。日本の民主主義は形だけ、名前だけのものでしかなかった。これに耐えられる人はいるかもしれないが、善良人間には無理だった。

 

<第一弾は法の平等を無視する検事総長・林真琴を検察官適格審査会>

 改めて、検察刷新を期待した検事総長の林真琴も、安倍の番犬で知られた黒川弘務と同じであることが、暮れの桜事件で明らかとなった。

 

 桜事件は、政治資金規正法違反から公選法違反、さらには財政法違反であるが、林検察は、最も軽い政治資金規正法違反だけを摘発、安倍を不起訴にして、お茶を濁した。まさに黒川レベルである。

 

 かくして勇気と正義の士は、運動の第一弾として、検事総長林真琴を検察庁法が規定している検察官適格審査会に掛ける申し立てを行った。ほとんど機能していない適格審を、本来の機能を持たせることも重要だが、林検察指揮の過ちを指摘して、林罷免へと追い込んでゆくことが、真っ当な主権者の責務である。

 

<安倍・桜事件矮小化、不起訴にした判断は許されざる行為>

 安倍事件は、桜事件ばかりではない。森友事件や加計孝太郎事件もある。TBS御用記者の強姦もみ消し事件は、菅や中村格も関与しているが、警察も検察も、まともな処分をしなかった。この事件は国際ニュースにもなって、世界に発信されている。

 TBS強姦魔事件の監視を強めていくしかないだろう。

 

 桜事件の矮小化で、安倍を救済するという、とんでもない林検察の指揮は、全体の奉仕者とは言えない。安倍のための奉仕捜査である。

 

 8年近く悪事を働き続けた日本国首相は、議会での大嘘を突きとおした罪だけでも、豚箱行きしかないだろう。全国民の声となっている。

 

<画期的!正義と勇気ある市民が既に300人が参加表明>

 日本政府が、悪党に占拠され続けていいわけがない。

 韓国と日本の検察が、月とスッポンでいいわけがない。電通利権を、昨日のロイター電は、その悪質性の一つに「会計検査院の審査を逃れる社団法人経由の血税引き抜き実態」を暴いていた。日本マスコミよりも、外国通信社のレベルが高いのだ。

 

 正義と勇気の塊のような市民が、既に300人も参加してくれていることも、素晴らしいことである。この輪は、国民運動として、もっと広がりを見せるだろう。

 

<自由で開かれた国民会議で悪徳公務員を指摘・公開>

 新聞テレビは、報道する勇気がないだろうが、300人の決起は歴史に名を残すだろう。自由で開かれた国民会議には、誰でも自由に参加でき、自由に抜けることが出来る。

 

 これまで市民運動を展開してきた人たちや、家庭の主婦、それに警察と警察官の不正を暴いてきた元警察幹部なども参加している。権力の中枢を歩いてきて、老いて正義に目覚めた自民党本部職員もいる。

 

 あたかも梁山泊の様相を呈していて、今後の活動が期待されている。

 

<憲法15条の公務員罷免権は国民固有の権利と規定>

 活動のよりどころは、日本国憲法第15条である。

 公務員を罷免する権利は、国民固有の権利であると。民主主義が正常に機能するためには、議会と言論が健全であることである。生前の平和軍縮派の宇都宮徳馬の至言である。

 

 この二つの機能が壊れれてしまった日本である。主権者が立ち上がるしかない!

 

 2021年の初めは、電通五輪優先の菅政治によって、コロナ感染者急増中である。選挙もある。自民党総裁選もある。一大改革の年にすることが、300人の思いである。自由な憲法言論人の期待である。

 友人読者の健闘を祈りたい。

2021年1月1日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

(追記)思えば1月1日を日本で迎えるのは、7年ぶりである。このあたりの正月3が日は、夫が早起きして雑煮を作り、妻の日ごろの苦労に感謝するのだという。今朝は大寒波のせいで、厚霜で冷たい。パソコンの手を、何度か石油ストーブで温めた。ストーブの上のフライパンで、餅を3個焼いている。その後に、多分生まれて初めての雑煮作りに挑戦する。具材は、庭先の菜っ葉と乾燥ワカメ。海苔も。明日からサトイモを追加したい。昨夜はカミさんが、伸びた髪をカットしてくれたせいで、気分は上々。

2020年2月 2日 (日)

米CNNの驚愕報道<本澤二郎の「日本の風景」(3582)

 

CNNの驚愕報道<本澤二郎の「日本の風景」(3582)

<インフルエンザ1500万人感染・死者8000人超>

 昨日のことだ。ほぼ毎日のように米CNN日本語版を見ていた。北京でも共同、NHK、ヤフーニュース、韓国聯合ニュースを見ることが出来るので、内外のおおよその動きを知ることが可能だ。

 ブログは、アメーバ、ニフティは排除されたが、不思議とライブドアに記事を書くことが出来た。ただし、それを公開することはできない。

 

 ともあれ、アメリカにインフルエンザの被害、それも史上最大の感染者と死者の数に圧倒されてしまった。CNNでも初めて報道したものか。中国の新型コロナウイルスなる報道に世界が振り回されているため、自国のことも報道せざるを得なかったものか。

 

 

<日本で報道しない理由は?>

 アメリカン・インフルエンザの惨状を、日本の新聞テレビは報道していなかった?筆者だけ知らなかったのか。友人に確かめると、彼もびっくりしていた。大半の日本人も知らない。

 

 都合のいい記事とそうでない記事がある。新聞テレビはそうだが、通信社はそうであっては、ビジネスとして成り立たない。

 

 共同時事が配信しない?不思議なことである。産経には反共主義者の記者がワシントンにいるはずだが、彼らは知っていて報道しない事情は分かるが、なんとも不可解なことである。

 

<中国の新型肺炎死者は目下300人>

 真実を伝えるメディアでなければ、人類は真っ当に生きていけない。

 今の日本は、安倍・桜事件でさえも蓋をしていて悲しい。国民を間違った船に乗せて、危険な航海をさせている。今がそうである。

 

 中国の新型コロナウイルスによる死者は、300人の大台に乗ったと報道されている。WHOも監視を強めている。

 武漢市当局の対応も表面化した。処分も行われた。ただ武漢市の8人の英雄的行動をとった市民を、当局が逮捕したというが、いま彼らはどうしているのか。興味はある。

 

 どこの役人も初期の対応は、かなりいい加減である。役人の特性でもあるが、それが武漢市でも起きて、事態を拡大させてしまった。姿が見えなかった李克強の登場で、多少安堵する向きもあるらしい。

 

 筆者は3月中旬に帰国する予定だったが、1月28日に大金を払って日航のチケットを購入して成田に着いた。空き席がかなりあったのにもかかわらず、担当者は「2席しかない」と嘘をついて、べら棒に高い航空券を買わされた。今も腹が立つ。わずかな年金1か月分が消えてしまったのだから。肝心の出国については、いつもと全く変わらなかった。税関職員に「体温も測らないでいいのか」と問い詰めると、自動的に測定しているとの返事が返ってきた。

 

 はっきりしていることは、病気持ちの高齢者は危ない、ということである。

 

<「12月の時点で6000人」に信じなかった>

 12月のことだった。知り合いの米国に滞在する娘さんの、信じられない情報に、一顧だにしなかった。

 例のインフルエンザのことで、それによるとアメリカでは、それによって6000人死んだ、というものだった。今からすると、この情報は正しかったのだ。

 12月6000人死亡、1月を経て8000人を超えたのだ。

 

 日本の新聞テレビは、アメリカのインフルエンザについて、正確な報道をする責任があろう。中国の報道だけでなく、アメリカの様子も。日本人に感染しないインフルエンザなのか。それとも日本で、予防接種した人には感染しないのか。

 

 大事なことは、病気持ちの年よりは、マスクと手洗い、うがいを励行すれば、まず心配する必要はない。人込みに入るな、である。筆者の心配は、北京の96歳になる義母のことである。

2020年2月2日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

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