日本レイプ文化

2023年2月 5日 (日)

35年の眠りから覚めて<本澤二郎の「日本の風景」(4705)

35年の眠りから覚めて<本澤二郎の「日本の風景」(4705)

<朝日阪神支局襲撃事件の再捜査にひるむ国家公安委員会の無様>

 凡人ジャーナリストは2月2日の衆院予算員会での宮本岳志質問のYoutube動画を見なければ、まだゆでガエルの仲間の一人だったろう。いまは覚醒した。警察庁が特定した重大犯罪を見逃していた、というよりも清和会圧力に屈していたのであろうから、その罪は万死に値する。

 岸・福田・安倍はいない。圧力なべの蓋は開いている。再捜査すべきであるが、宮本質問に谷という国家公安委員長は、15年の公訴時効を口実にして逃げた。冗談ではない。谷は政治屋としても失格である。岸田内閣には骨のある政治家がいない。一人もいない。

 萩生田や西村、松野ら小者の統一教会派に屈しているのであろうか。清和会・統一教会退治が、依然としてこの国の前途を決めている。確かにネット情報を開けてみると、銃を手に持つ文鮮明の写真や、配下の武装チームの姿が沢山映っている。

 このままでは、散弾銃を持つ文鮮明に支配された日本を受け入れることになるが、警察庁は散弾銃が怖いのか。警察が駄目なら自衛隊のミサイルで対抗することも可能であろうが。

 

A級戦犯派閥の清和会や笹川ギャンブル財団に配慮か>

 公務員は全体の奉仕者であって、清和会・統一教会の防護服であっていいわけがないだろう。黒い戦後史を解明する時だ。

 35年前のそのまた30年前から日本は、石橋・池田内閣を除いて黒い政治が太い一本の線で貫かれていた。そのことに気付いた日本を代表する朝日新聞が、統一教会の霊感商法という犯罪的金集めを糾弾する記事を、朝日ジャーナルと共に書きまくって、国民の命と財産を守る報道を徹底した。対して統一教会国際勝共連合は、岸や福田の支援を受けるような形で武器で反撃をしていたとは、恥ずかしながら2023年2月3日まで知らなかった。この辺の様子を現在ははっきりと理解した凡人ジャーナリストとして、岸や笹川らの黒い歴史に目を向けよと叫ばねばなるまい。

 

 国家公安委員長の宮本質問に対する逃げ腰の答弁が、岸田内閣の姿勢だとすると、35年の眠りから覚めない日本政府と警察庁ということになろう。由々しき一大事である。主権者として放任出来るわけがない。

 税金泥棒警察の汚名返上を期待しつつ、野党の厳しい追及を求めたい。

 

TBS強姦魔を助けた共犯者・中村格は日本生命に天下りの快挙>

 昨日はまたしても仰天人事が報道された。かの伊藤詩織さんを薬物で強姦したと見られているTBS山口強姦魔を逮捕させず、無罪放免にしたという三流国でない限り想定できない処分をした菅義偉最側近の中村格は、それ故に警察庁長官という最高位を射止めた警察官僚きっての悪党だと日本列島の国民すべてから受け止められている。

 その御仁が生命保険会社の雄である日本生命に天下りしていたことがわかった。これはまた快挙だ!菅か二階の差し金か、それとも岸田が口を聞いたものか。憶測が尽きないが、さっそく日本生命の保険解約の話が波紋を広げている。ワルが出世する日本に変化はない。

 伊藤詩織さんの取材から逃げまくっている悪徳官僚の汚名は、今後とも続くことになる。哀れな中村格であろうか。

 

<木更津レイプ殺人捜査回避は公明党創価学会の圧力疑惑か>

 強姦魔というと、殺人の罪に相当する重い犯罪を本業とするやくざが跋扈する千葉県・房総半島では、やくざ系が産廃業に手を出して、有害物質を水源地に埋めて暴利をむさぼっている。

 これに対して地方の小役人は抵抗しない。黙認するため違法行為はいたるところで繰り広げられている。君津市や袖ヶ浦市には核のゴミが埋設されているが、千葉県も関係する市も沈黙して恥じない。

 やくざによる木更津レイプ殺人は、こうした土壌を背景に起きた。被害者は戦争遺児である。戦争未亡人が建てた学校前の住宅地は、伸び放題の枯れ葉で埋まっている。常時4台の廃車が庭の一角を占拠して痛々しい。

 犯人のやくざも被害者も共に創価学会員。元法務大臣秘書官の口添えで木更津署も捜査を始めたが、3年前に打ち切った。「公明党創価学会の圧力に屈した」と見られている。事実なら創価学会は、殺された戦争遺児よりも、強姦魔のやくざを保護していることになるがどうか。

 警察正常化協議会の大河原宗平氏がいろいろと骨を折ってくれている。殺人に時効はない。犯人の富津市出身の浜名と共犯者の吉田文江と大工佐久間清も特定できている。

 警察庁の腐敗に千葉県警も木更津署も比例して腐りきっている証拠であろう。犯人はJR岩根駅近くで介護施設を経営している。やくざ経営の日本で初めてのデイサービスである。「公明党の政治力」との噂はずっと続いている。

 

<警察が覚醒すれば日本社会は明るくなるのだが>

 警察正常化には、まず35年の眠りから目を覚ますことに尽きる。立春も過ぎた。民主国家を放置するのか。繰り返し警察の覚醒を求めたい。

2023年2月5日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

2023年1月19日 (木)

強姦の処罰要件<本澤二郎の「日本の風景」(4689)

強姦の処罰要件<本澤二郎の「日本の風景」(4689)

<同意困難=例示として性行為動画・入れ墨・薬物(覚醒剤など)を取り上げることが不可欠>

 報道によると、法相諮問機関の「法制審議会」担当部会(1月17日)が、名称変更した強制性交罪(強姦・レイプ)などの処罰要件を、強姦魔などによる暴行脅迫などで、性行為に同意しないことが困難にさせた場合とする事務局修正案が示された。

 これは一歩前進だと評価したい。そこで「困難にさせる場合」をいくつか例示したい。性行為動画が携帯電話の普及に合わせてやくざのみならず、強姦魔全般で使用されている。これは被害者に対して殺人に相当する脅威となる。現に、その衝撃で被害者は突発性の大動脈りゅう破裂で即死した具体的事案を確認している。

 性行為動画は、被害者の人権を100%奪うものだ。欧米でも、これが原因で被害者が自殺している。やくざの強姦における七つ道具でもある。被害者は数十万人に上る。一般人が真似ているため、被害者はさらに拡大している。

 

 入れ墨は文化では断じてない。誰が見ても不気味そのものである。入れ墨そのものが凶器となる。個室で入れ墨やくざが裸になると、対する女性は恐怖で声も出なくなるし、体が硬直して入れ墨男に抵抗することが出来ない。

 入れ墨やくざの強姦には、必ず性行為動画がまとわりつく。やくざの女は、一生涯、やくざの性奴隷としてお天道様を拝めなくなる。

 

 覚醒剤など薬物も被害女性の抵抗を困難にさせる。最近、図書館から伊藤詩織さんという聡明なジャーナリストの書いた本を借りて読み始めた。まだ途中だが、間違いなくTBS強姦魔は薬物を使用したと語っている。覚醒剤は日本の地方議員などの資産家もよく使っている。日本やくざは大量に密輸して莫大な利益を上げている。悲劇は、取り締まる側の警察が、末端レベルでやくざと癒着している点だ。特に欧米では、レイプドラッグと称する薬物として使われ、強姦事件の多発は止まらない。大学構内でも。日本も?

 伊藤詩織さん事件では、当時の菅義偉官房長官と中村格警視庁刑事部長によるTBS強姦魔事件のもみ消し犯罪が、現在も未解決だ。議会も追及をやめている。どういう神経なのか。この事件を新聞テレビも報道しなかった。犯人は電通と見られている。電通の大株主の共同と時事も記事を流さなかったため、地方紙でも報道されなかった。

 TBSはいまだに強姦魔の処分をしていない。最近、驚いたことに強姦魔がネットのYoutube動画に登場しているではないか。菅がいまも支援しているのであろうか。菅とTBS強姦魔の犯罪関係は、今後も尾を引くことになろう。

 

<「常識知らずの法制審のおじさんに問題」「詩織さん起用せよ」との指摘>

 今では法制審議会の委員について「失格」との指摘が多い。常識知らずの委員が多いのであろう。第一、国民は誰が委員なのか知らない。法務省が都合のいい人物を選んでいることもその理由だろう。政権の交代がない日本ならではの珍現象なのか。

 性犯罪については「伊藤詩織さんを起用せよ」の声が。 

 

<木更津レイプ殺人被害者(戦争遺児)は浜名やくざに「ばらす」と脅され、衝撃で突発性大動脈りゅう破裂で即死>

 何度も繰り返しているが、筆者がこの種の問題に関心を抱くようになったきっかけは、木更津レイプ殺人事件を取材し、女性の置かれている厳しい環境を知ってからだ。やくざと性犯罪・性奴隷について理解してからである。2014年4月7日以降のことだ。

 創価学会やくざ・富津市生まれの浜名による創価学会婦人部の戦争遺児を強姦した性凶悪犯罪を、直接調べ上げて分かった。創価学会が犯人のやくざ浜名を自首させるだろうと判断したが、どっこい大間違いだった。

 創価学会公明党が蓋をかけた。警察に圧力をかけたはずだ。当時は安倍内閣が戦争三法の一番手として、特定秘密保護法を強行採決した直後のことだった。

 

 栄養士の健康管理は徹底していた。その彼女が突発性大動脈りゅう破裂による即死に、事件当初は戸惑ってしまったが、線上にやくざが浮上、即死目前の数時間前から、やくざが携帯電話をしていたことが判明した。被害者の携帯電話を独占していたことから、犯人を容易に特定できた。私立探偵明智小五郎も舌を巻く事件の解明に、一人ほくそ笑んだものである。

 この事件では入れ墨やくざが強姦した際、性行為動画を手に入れ、それを武器に半年余、被害者を性奴隷として操っていたことも分かってきた。木更津署刑事二課の方針転換に公明党の影をしっかりと確認できた。日中友好を評価してきた筆者は、この事件と戦争三法問題で公明党を「戦争党」と決めつけ、関係を100%断って今日を迎えている。

 法制審議会の前進に期待しながら今後を注視していきたい。

2023年1月19日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

法制審は、昨年10月試案で被害者を「拒絶困難」にさせた場合としていたが、「同意しない意思を形成し、表明し、もしくは全うすることが困難な状態」にさせた場合に改めた。

 

2020年8月14日 (金)

木更津レイプ殺人事件<本澤二郎の「日本の風景」(3814)

木更津レイプ殺人事件<本澤二郎の「日本の風景」(3814)

<太田ショウコウ(戦争三法)・やくざ浜名・介護施設「かけはし」>

 若いころは、8月のお盆は田舎の実家でスイカを食べながらの、くつろげるひと時でしかなかったが、半島・大陸からアジア全域での無謀すぎる侵略戦争の挙句の、無条件降伏日が1945年8月15日。そのため8月は、とりわけお盆は日本人にとって特別な季節となった。

 

 敗戦75年の今年は、ネット社会でおなじみとなった「木更津レイプ殺人事件」の被害者・創価学会の戦争遺児KT子さんも、やくざ浜名に殺害されてなければ75歳だ。

 

 この恐ろしい性凶悪事件のキーワードは、公明党前代表の太田ショウコウ、介護施設「かけはし」のオーナー・やくざ浜名である。創価学会の末端組織で起きた、世にも恐ろしい強姦殺人だった。

 

 戦争三法の強行者・太田ショウコウ、仮面をかぶったやくざ強姦魔、犯罪捜査の責任を負う千葉県警は、共に逃げ回っている。

 

 劣化した警察力の下では、拉致事件のみならずオウムの麻原彰晃事件が表面化している。法務検察の劣化と警察のそれは比例している。事情通は「税金泥棒」と断罪している。非業の死を遂げた戦争遺児の政治環境はというと、やくざを跋扈させる自公連立政権、やくざ候補を支援する公明党創価学会、池田大作の理念を放棄した山口・公明党、介護施設に手を出したやくざ会員の介護施設「かけはし」という惨憺たるものだった。

 

 そこでは池田の人間革命、仏教の成仏論も無縁であった。戦争遺児は、そこのとを身をもって証明したことになる。後継者を育成しなかった池田、同じく今の安倍晋三もいま途方に暮れている?

 

 

<2013年12月、特定秘密保護法に太田の裏切りを叫んだ戦争遺児>

 2013年12月というと、安倍の戦争三法の一番手・言論の自由を封じ込める特定秘密保護法が強行、成立したころである。

 昨日記述したわが息子・正文が、東芝の歯牙にかかって40年の人生を打ち切られた2010年4月7日から3年経っていた。

 

 戦争遺児の母親すなわち、戦争未亡人の助産婦は、1945年、硫黄島での米軍との決戦に引きずり出され、帰らぬ人となった夫の一つだねを背負い、戦火を潜り抜けながら、新たな命をこの世に取り上げるという崇高な使命に身をささげていた。

 彼女の両手が取り上げた命はざっと3000人を超えた。産婆費用を払おうとしない不届き者もたくさんいた。それでも文句一つ言わず、自らの使命に殉じた。仏がいるとすれば、彼女こそが仏の分身であろう。その娘の生涯は光り輝くはずだった。だが?

 

 

 敗戦時の前後に生まれたものは、筆者もその一人で、いわば彼女の子供たちが戦後の日本経済復興に汗を流した。その戦争未亡人の遺児が、創価学会員のやくざが経営する介護施設「かけはし」と接したことによって、悲劇の強姦殺人は起きたものである。

 

 やくざによる「ドーカツ殺人」を知る国民は少ないだろう。取材を始めた当初は、健康栄養士の急死に狼狽するばかりで、冷静な目を失っていたのだが、それでも彼女が数か月前に発した「国交相の太田は池田先生の裏切り者だ。報恩をあだで返した悪人」という言葉を忘れることはできない。

 

 太田ショウコウの選挙区は、確か東京12区だ。一度は青木愛が太田を弾き飛ばしたことがある。その選挙区に山本太郎のポスターが貼られている、とネットで報じられている。

 そういえば、やくざハマコーの選挙区に青木愛のポスターが以前から貼られている。具体化すれば、やくざの倅との対決となる。「木更津レイプ殺人事件」の表面化で、ハマコーの倅は危うい。

 

 戦争未亡人と戦争遺児が、池田に心酔した理由は、平和主義・人命尊重に尽きる。この禁を破った太田と山口を、人は「狸と狐」と称してあざけっているという。「二人とも官邸から流れる札束で肥えている」との風評が消えない。

 

 池田を裏切った太田と山口の今後が注目を集めている。

 

<浜名強姦魔のドーカツに卒倒した戦争遺児の非業の死>

 いまの筆者は、TBS強姦魔を法廷や言論の場に引きずり出して、徹底追及する伊藤詩織さんに対して、全面的に支援の言論を展開してきている。やくざ右翼暴力団を恐れないわが友人も、彼女の応援団だ。

 

 その理由は「木更津レイプ殺人事件」にある。やくざにドーカツされて、その衝撃で居間に卒倒、君津中央病院にドクターヘリで搬送されたが、大動脈りゅう破裂で意識不明、2日後に呼吸が止まった。

 半年前の強姦事件を「世間にばらす、お前の再婚相手にばらすぞ」という脅しに、本人は恐怖におののき、衝撃でそのまま居間に倒れ込んだ。刀剣や銃は不要だった。犯人浜名は、彼女の携帯電話を独占することで、目的を果たした。

 

 ドーカツ殺人である。大馬鹿この上ない千葉県警にも、AU携帯電話を点検する人物がいるだろうから、証拠は100%そろうのだが、それをしていないらしい。あるいはしてもそれを隠ぺいすることで、公明党創価学会に貸しを作って満足しているのだろうか。

 

 この重大事件は、千葉県警の新たな疑惑へと発展している。千葉県警と木更津署の不正腐敗追及も必要だろうが、当初合点できなかったことは、被害者が浜名の強姦事件に対して、警察に通報しなかった、この一点である。

 

 以来、強姦事件を秘匿する日本人女性の人権意識の低さに衝撃を受けた。ゆえにやくざは、次々と女性を強姦する。レイプ文化の日本は、戦前から変わらない、日本に本物の女性解放運動家が存在しなかった証左でもあろう。

 

 強姦魔のための日本は、沖縄に限らない。列島に及んでいる。

 

<やくざ強姦魔を抱えて放さない公明党創価学会!>

 疑惑は次々と膨らむ。なぜやくざが介護施設「かけはし」を立ち上げたのか。認可した千葉県、あるいは厚労省に問題がある。「公明党が手助けしたのか」という疑惑は、極めて素朴なものである。

 

 創価学会とやくざの関係は、調べると昔からだ。宗教はいかなる人でも救うという観点で、布教活動をしている。他方、おいしい餌があると思えば、やくざの側から潜入するだろう。むjろん、官憲のスパイも。

 

 今回の「木更津レイプ殺人事件」は、性凶悪犯・やくざ浜名強姦魔を特定している。既に共犯者のヘルパーも列挙しておいてある。

 この挑戦的な報道に対して、公明党創価学会は沈黙して、事実上、やくざ浜名を抱えて放そうとしていない。まともな教団であれば、犯人やくざに自首を進める倫理的義務があるのだが、それさえもしていない。

 「官邸の権限で千葉県警を抑えた」というのであろうか。池田に心酔する学会員は、地獄に落ちろ、という信濃町なのか。腐っているのは、山口や太田だけではないのだろう。

 恐ろしい時代背景の下での「木更津レイプ殺人事件」であったのか。

 

 

<雲隠れした戦争遺児の3人の子供たちも戦争未亡人の手でこの世に>

 人間は変わる、君子も変わる。君子豹変という言葉もある。朝令暮改もそうだろう。報恩と忘恩も。忠誠と裏切りもある。

 中でも親孝行と不孝も世の常か。

 

 この事件でいつも考えさせられることは、戦争遺児の3人の子供たちの対応である。東京にいる次女の元には、何度も手紙を出した。しかし、一度も返事がない。夫は公明新聞幹部のはずだ。

 

 長女は四街道市にいる。二人とも音楽学校を出ている。母親の子供たちへの思いやりを感じる。長男は、元夫のいる秋田県由利本荘市のはずだ。千葉工業大学大学院を卒業したエンジニアだ。

 

 3人とも立派に育って、立派な家庭があるのだが、3人に共通している点は、3人共に祖母の戦争未亡人の手で、この世に生を受けたことである。K家の血筋を継承している。

 

 だが、母親の不幸を我が不孝として受け入れて、犯人に立ち向かうべきなのだが、それが全くない。不幸者の典型を貫いて恥じない。

 

 やくざへの恐怖なのか。

 

<戦争未亡人・遺児の墓石を掘り返して姿を消した忘恩の娘と息子>

 もう一つの不思議は、事件から姿をくらましただけではなく、戦争未亡人が自宅近くに建立した立派な墓地を掘り返したことである。

 

 創価学会は墓地を平然と移転して恥じない教団でも有名だが、墓地には建立した者の思いれ・歴史が刻まれている。この問題の墓地には、長寿の未亡人の父親と未亡人本人と娘の戦争遺児が眠っていた。

 K家の親類の伊藤政夫夫妻は「知らない間に掘り返されてしまった」と今も驚いている。やくざ強姦魔の恐怖を物語っているだけではなく、親子の情さえもずたずたに切り裂いてしまっている。

 創価学会の末路を予感させるような戦争遺児の生きざまなのか。

2020年8月14日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

2020年2月18日 (火)

刑事告発<本澤二郎の「日本の風景」(3598)

 

刑事告発<本澤二郎の「日本の風景」(3598)

<「木更津レイプ殺人事件」犯人浜名某を遺族に成り代わって書面告発>

 

 

        告発状

                            2020年2月18日

千葉県警木更津警察署署長殿

 

      告発人                   印

           木更津市茅野  郵便番号292-0204

           本澤二郎

      被告発人

           木更津市巌根

           浜名某

           デーサービス「かけはし」経営・本業やくざ

 

<告訴の趣旨>

 本件の仮称「木更津レイプ殺人事件」については、森英介元法務大臣の秘書官・山崎氏の口添えで、数年前に口頭で告発人が木更津署の次長、刑事2課長、担当刑事に捜査を要請したものだが、今回、遺族が姿を隠して逃亡しているため、やむをえず改めて告発状を提出、本格的適正な捜査を懇請するものである。強姦・性奴隷の後の、脅迫・ドーカツ殺人という、今世紀最悪の性凶悪犯罪ゆえに、極刑を強く求めるものである。

 

<告訴の事実>

 事件は2014年4月26日午後に発生した。被害者は戦争遺児のKT子さん、地元では美人栄養士で知られていた。母親の戦争未亡人は、当地では有名な助産婦で、界隈の3000人以上の赤子を取り上げた、人々の命の恩人でもあった。

 だが、不幸にして2013年の夏、遺児はやくざ浜名が経営する介護施設「かけはし」の浜名配下のヘルパー・吉田フミエに誘惑され、バイトを始めて、浜名の歯牙にかかり、夜間の水商売や住宅のリフォーム事業の営業を強いられておよそ半年、逃げ出そうとした途端、連日の脅迫とドーカツ、そしてついに4月26日、長時間に及ぶ携帯電話での殺人的脅しの衝撃で、突発性の大動脈りゅう破裂で即死状態、ドクヘリで君津中央病院に搬送されたものの、2日後の4月28日に絶命、非業の死を遂げたものである。

 問題は、なぜやくざ経営のデーサービスでバイトを始めたのか。理由は明らかだ。同じ宗教団体の仲間ゆえに信頼してしまったのだ。

 2014年以来、関係方面に徹底取材して全容をつかんでしまった以上、告発人がこれを隠ぺいすることは、人間の道に反するゆえ、本事件解決に向けて全面協力、かりそめにもやくざと手打ちすることはないことを約束したい。 

<告訴の経緯>

 本来であれば、本事件は被害者遺族による告訴のはずである。数年来、東京に住んでいる次女に、事件の全容を伝えながら、正義の告訴を働きかけてきたのだが、相手がやくざ浜名ゆえか、決起しようとしなかった。

 最も驚いたことは、やくざに強姦されて110番通報した事例は、この日本に存在しないということだった。

 被害者は、何度でも110番通報できるはずだった。友人に相談することも、家族兄弟に伝えることもできたのだが、そうしなかった。というよりも、それが出来なかったのだ。やくざ犯罪の恐ろしくも怖い点である。

 国際社会では、日本のレイプ文化が知られていることも知った。やくざの入れ墨に対抗できる女性はいない。政治屋との絡みの中で、やくざは覚醒剤を独占、魅力的な女性をレイプ、性奴隷として左うちわの人生を送っている。

 浜名は二本の指を詰めているが、KT子さんら第三者には「昔大工の仕事をしていて落としてしまった」と嘘をついて信用させ、彼女の玄関補修を引き受け、堂々と一人住まいの瀟洒な住宅に入り込んで犯罪に及んだものである。

 ドーカツ殺人2日前の時点で、信頼する友人に対して、彼女はそれまでは「安くしてくれる親切な大工さん」と紹介していたが、突然「本当は浜名はやくざよ」と悲鳴を上げた。徹底取材はそこから始まったものだ。

 大工・佐久間清と吉田フミエが、本事件の事情を知る人物である。

 千葉県も木更津市もやくざの街で有名だが、本事件解決によって健全な街にしたいという悲願も込められている。

<証拠資料>

 本事件は、ネット<本澤二郎の「日本の風景」で繰り返し情報を発信してきた。月刊誌「財界日本」で20回連載、証拠・参考資料として木更津署刑事二課長あてに渡してきた。今回は月刊誌「月刊TIMEZ20201月号を添付することにする。

 

 決定的証拠は、被害者のAU携帯電話の通話記録である。このことを繰り返し当局に訴え続けてきた。犯人浜名は被害者の携帯で46時中、格子無き牢獄に押し込んできたものである。

 2014426日午後の長時間通話が浜名なのだ。これを時計の逆回りにすると、強姦と性奴隷の時期も判明する。千葉県警の協力を得ながらの本格的捜査によって、浜名極刑は実現できるだろう。

                                以上

 

 

タイムズ原稿「レイプ文化の心臓部ついに発覚」「木更津レイプ殺人事件」を暴く!被害者は戦争遺児の美人栄養士、千葉県警の出方に注目!

 ジャーナリスト・日本記者クラブ会員  本澤二郎(HONZAWA JIRO)

 

 


入れ墨と覚せい剤を武器にして、美人を次々と強姦・性奴隷にして左うちわ!日本列島に住み着いているやくざ・暴力団の正体である。「木更津レイプ殺人事件」を徹底取材することで、誰も書こうとしなかったやくざレイプ事件、被害者の一人も証言しなかったレイプ文化の心臓部を初公開したい。

<花咲く庭は夏草が枯れて見る影もなし>

 木更津市の農村部のF中学校前の瀟洒なK家の住宅が、2014428日以来、一変してしまった。戦争未亡人の助産婦が、戦争の火の粉をかいくぐりながら、それでもお産費用を払えない貧しい田舎で悪戦苦闘の末、手にした孟母三遷よろしく、学校前の土地と素敵な住宅だった。

 花が大好きな未亡人と遺児の母子の、さほど大きくない庭は、いつも手入れが行き届き、周囲は年中、花が咲き乱れていた。秋田県由利本荘市で子育てを終えた遺児の美人栄養士は、母親の介護を口実に、夫と別居生活を始めると、亡くなった母親の代わりになって、庭をバラの花で美しく飾ってきた。通りすがりの市民は、必ずと言ってよいほど、助産婦と栄養士が手入れをした「平和の花」に目を向けたものだ。

 

 今は伸び放題の夏草が枯れてわびしい。誰も目を背ける。小さなベランダと朽ちたキャンピングカーと2台の壊れそうな軽自動車の周囲は、ごみの山で、5年前を知る住民を驚かせている。

<戦争未亡人が建てた墓地も掘り起こされ、親類も茫然自失>

 異変は助産婦の未亡人が、長寿の父親などの先祖のために建てた近くの墓地も、信じがたいことに掘り起こされ、遺骨はどこかへと持ち去られてしまった。

 すべてを放棄して、すべての悪夢から逃れたいとする遺族の無念を伝えている。やくざ犯罪の恐怖を裏付けて余りあろう。

 墓地の移動は、仏教の世界では想定できない大事件だ。墓を建てた人の思いが込められている墓地を、おいそれとその意思に反して遺骨の移動など出来ない。そうした禁を破ってK家の墓地は、祖父と未亡人と遺児の遺骨と共に忽然と消えてしまい、近くに住む親類の伊藤正夫夫妻ら親類縁者を、現在も困惑させている。

<遺族も逃げ隠れするこの世の悲劇=入れ墨やくざ事件の恐怖>

 遺族となった3人の子供たちは、みな結婚して、長男と次女には遺児の孫もいる。3人とも戦争未亡人の助産婦の手で、この世に生まれた。いかなる事情があろうとも、子供たちは祖母と母親を裏切ることなど出来ないのだが。

 2014426日夕、美人栄養士のKT子さんが、やくざのドーカツによる恐怖の衝撃によって、突発性の大動脈りゅう破裂で即死状態になるまでは、離婚した夫は別として、母子の深すぎるキヅナをだれも亀裂を入れることなど出来なかった。

 入れ墨やくざと覚せい剤常習犯による、魅力的な女性強姦と続く性奴隷のことを、国民の多くは、知っているようで実は知らない。これが事件となることがない日本だからだ。やくざが強姦事件で逮捕された事例は、ネット情報で見つけられない。逆に言うと、やくざの強姦はやりたい放題、し放題の日本といっていい。「木更津レイプ殺人事件」を暴いて初めて知ったばかりのジャーナリストである。恥じ入るばかりだ。

 

 事件は2013年夏。富津市出身のやくざ浜名は、市民に身を隠して介護施設「かけはし」を妻に任せ、自らは「大工仕事」を内職にしていた。本人を含めて新興宗教のような団体にも入会、二重の洋服を身にまとって、怪しげな市民生活を送っていた。

 市民に化けた「大工」が実質経営するデーサービスに、浜名の配下のヘルパー吉田フミエが、美人栄養士のKT子さんに接近、アルバイトとして採用して、性凶悪犯罪は起きた。余罪もたくさんあるだろうが、ここではKT子さん強姦殺人事件に絞る。

 不運は誰にも起きるものだが、彼女のそれは最悪だった。2013年夏に「親切な大工」と信じ込まされてしまった彼女は、一人住まいの瀟洒な住宅玄関の修繕を頼んで、恐ろしい入れ墨のオオカミにかみつかれてしまった。半年後の再婚話に夢を託してきた美人栄養士は、必死で逃げ出そうとして、翌年の4月に殺人的ドーカツを受けて卒倒して、ついには息絶えた。「被害女性の致命傷である性行為撮影場面を”バラスッ”と脅すことがやくざの常とう手段に、彼女は震え上がり、恐怖のあまり体内の血流が爆発してしまった」ものである。本人の無念は如何ばかりであったろう。今も地獄で呻吟しているだろう。悲劇は連鎖する。遺族の3人の子供たちと、その夫と妻は、母親が殺害された後、反撃するどころか、同じようにやくざの脅しに屈してしまったようだ。被害届を出すどころでなかった。

 

 以上が冒頭部分の悲しい美人栄養士のかつての住宅の風景である。この世に正義はない、あまりにも典型的な入れ墨やくざの強姦殺人である。

 

 遺族は秋田県の長男と東京次女、そして千葉県四街道市の長女。うち次女の住所が判明したものの、居留守を使って正義の取材からも逃げてしまっている。やくざに対抗できる市民はいない、悲劇過ぎる日本を象徴していようか。 レイプ文化の震源地は、入れ墨やくざが跋扈する日本である。警察や検察も議会、司法もマスコミも逃げてしまい、この国の最悪の恥部を撲滅・退治することを忘れてしまっている。

 ゆえに、こうして真相を、活字にする理由である。

<ルースベネディクトも暴いた半封建性の日本人女性の人権意識>

 アメリカの日本研究の第一任者というと、ルースベネディクトを思い出す。彼女の日本論の女性の人権意識をみると、半封建性の意識にとどまっていると分析している。

 

 戦後の教育では、封建制なる文字は姿を隠して、明治以降を近代として、それ以前と一線を画してしまっているが、むろん、こうした線引きは正しくない。

 

 官尊民卑や男尊女卑は死語になってしまったが、現実の社会では、企業団体、官界議会財界などあらゆる社会の階層で、間違いなく生きている。とりわけ女性運動の停滞から、その人権意識は、高等なものではない。半封建性はまさしく生きている。

 

 最近の画期的事例として知られるTBS山口強姦魔事件でレイプされた伊藤詩織さんは、果敢に性凶悪犯罪を警視庁に告訴したが、官邸の横やりで不起訴を強いられてしまった。あっぱれな詩織さんの勇気に感動したものの、家族などへの嫌がらせに屈してか、本人は海外に逃避してしまった。嫌がらせの背後に、やくざ暴力団がかかわっている。保護しない警察にうんざりだ。

 改めて、ベネディクトの分析は今も生きている。殺害された戦争遺児の美人栄養士は、最後の最後まで110番通報しなかった。レイプ文化の日本は、現在進行形である。

<「浜名はやくざ」の叫びに徹底取材で真相明らかに>

 事件はどうして明らかになったのか、その契機は?

 実は、被害者が殺害される数日前に、それまで「親切な大工の浜名さん」と呼んでいたものが、一転して「浜名はやくざ」と友人に明かしていた。ドーカツ殺人の寸前の長時間の携帯電話も、浜名の仕業と判明した。

 また直前にKT子さんは、再婚相手に浜名を強引に売り込んで「リフォーム」の注文まで取っていた。正しくは浜名の命令だった。「いうことを聞かないと、お前の彼氏にすべてをばらしてやる。再婚させない」という脅しを駆使するために。彼女は、やくざ砲を直撃を受け、突発性の大動脈りゅう破裂による即死だった。入れ墨と覚せい剤に対抗できる女性はいない。千葉県警の出番である!

 

 

2019年8月26日 (月)

レイプ文化と女性の資質<本澤二郎の「日本の風景」(3416)

 

レイプ文化と女性の資質<本澤二郎の「日本の風景」(3416)

<横浜の女性市長の変身と背後の黒幕の影>

 20年の政治記者時代に自民党の女性議員とおしゃべりをしたのは、官房長官をした森山真弓さんただ一人。思い返すと、田中真紀子さんや山口淑子さんと親しくしていれば、いい勉強ができたと反省している。失礼かもしれないが、永田町にいる女性議員は、特に与党議員は、いかがわしいうさんくさい人物ばかりである。時間の浪費ゆえに接触してこなかった。

 案の定、いま横浜市でカジノ導入に踏み切った、名前は知らないが、女性市長が話題になっている。彼女の変質に関与したとされる官房長官の菅の名前が浮上している。さもありなん、である。

 

<官房機密費の効用か、それとも男前、トランプの指令か?>

 7年近く官房長官をしていると、数えきれないほどの悪事を働くものらしい。これは間違いない。いわんや首相になると、その10倍から100倍にもなる。権力の魔性とはよく言ったものである。

 

 小選挙区制下の長期政権は、人事を壟断して、犯罪をもみ消すことなど平気だから、民衆の悲劇がモリカケ山口強姦魔事件だけとは限らないことがわかる。無数にあるというべきか。それでも権力の乱用で、新聞テレビを御用化することができるため、選挙の不正から、世論調査の不正まで何でもするため、腐敗政権はさらに続くものである。法の支配は空文化、それが今である。

 

 そもそもレイプ文化の日本である。肉体的弱者である女性を屈服させたり、懐柔することなどは、警察力を悪用できるため、実に容易なのだ。

 

<大阪地検の女特捜部長を思い出せばわかる>

 例のモリカケ事件の捜査を担当した、当時の女性特捜部長に少しだけ期待をかけた。理由は女性は、男性よりも不正に対して強く出る、との思い込みからだった。

 

 対して、官邸や自民党本部に人生をかけて仕事をしてきた人物は、反対の意見だった。まもなくして、彼の判断の正しいことが証明されてしまった。

 彼女は、法務省の上からの指示に従って、その後に出世した。堀川や中村と同じだった。

 信念・信条のなさでは、むしろ男性に劣るのである。

 

 カジノは天下の悪法である。イギリスと中国は過去にアヘン戦争をして、敗れた中国は香港を奪われた。カジノもアヘンに相当する悪辣な、人間を廃人のようにする賭博施設で、アメリカでさえも砂漠地帯に建設、そこへと日本のやくざ代議士とその仲間たちがのめりこんだ。ロッキード事件で発覚した。

 横浜市は、市のシンボルのような場所に建設計画を立てた。するとトランプ側近のスポンサーのカジノ業者が、大阪を捨てて横浜に飛び込んできた。

 

 余談だが、ロ事件で手柄を立てたといわれた堀田という検事は、検事総長候補になったが、突然、辞職した。彼の息子が薬物事件に引っかかっていて、それをチャラにするためだった、と永田町ではいまも語られている。

 息子の事件で、衆院議員を辞任した人物に石原慎太郎がいる。彼の場合は、せがれがオウム事件との関与。これも永田町情報であるが、多分、真実に違いない。麻原彰晃の背後の曼陀羅を描いた人物だったという報道も、記憶に残っている。

 

 筆者が、謝罪も反省もしない東芝病院関係者を、警視庁に刑事告訴しても、東京地検の松本朗が不起訴にした。検察審査会も同じだった。法の支配は、建て前だけだということが実体験できた。

 

 話を元に戻すと、横浜の女性市長を口説くのにそう時間がかからなかったことになる。一人の悪徳為政者が官邸でのさばると、法の支配も関係なくなる。あとは市民が体を張って対抗できるのか。

 

<男尊女卑・女性蔑視の地・ヨコハマ>

 大英帝国からの武器弾薬購入で首が回らなかった田布施誕生の明治天皇は、三菱の創立者の岩崎弥太郎と組んで、日本郵船を発足させた。その船の荷物は、未婚の女性ばかり。女性を性奴隷として海外に輸送して、維新政府の資金を集めた、という驚愕すべき歴史を知ったばかりのジャーナリストである。

 

 その資料を貼り付けて「天皇の戦争」という記事を発進したら、普段は喜んで掲示板に載せてくれた輩が取り上げなかった。天皇崇拝派かそれとも右翼の恐怖なのか。読者の研究材料である。

 少なくとも「万世一系」などという、大嘘の題目は取り下げるべきだろう。

 

 日本の近代は、女性蔑視・男尊女卑ゆえのレイプ文化が、戦後も存続して女性の精神を羽交い絞めにしている。やくざを退治して、女性を自立させる女性指導者が誕生する今であろう。

2019年8月26日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

 

2019年8月 1日 (木)

男尊女卑とレイプ文化<本澤二郎の「日本の風景」(3391B)

 

男尊女卑とレイプ文化<本澤二郎の「日本の風景」(3391B

<自民党強姦議員を不起訴=あっぱれ名古屋地検>

 日本はレイプ・強姦文化が、昔からこびりついていることに、日本の女性どころか女性の運動家さえ認識していない。失礼ながら「殿方の癒し人形」でしかない。あまりにも人権意識が低い、というよりも低すぎる。戦後70余年にして、いまだ本物の女性運動指導者が生まれていないことも原因の一つであろう。

 その実例のような事件が、昨日、名古屋地検で証明してくれた。なんとなんと自民党の国会議員だった不埒な強姦魔を、正義の検察が不起訴にしたのだ。さすが日本の検察である。日本の女性が怒り狂う場面だが、いま何も起こっていない不思議日本である。

 

<遅かった伊吹元衆院議長の不見識な手ほどき?>

 強姦魔の田畑毅は、元二階派の、確か3回生である。表向きは国民の代表である。自公体制で無力化する野党に舞い上がっていたのかもしれないが、20代の女性をレイプ、盗撮までしたというから、これはやくざの手口そっくりである。覚せい剤使用はどうだったのか。

 強姦レイプは、殺人に相当する重い犯罪である。女性を奴隷として認識しているのである。

 被害者が告訴して事件は表面化した。これに二階派の重鎮・元衆院議長の伊吹文明が、同派の会合で「問題にならないように(強姦は)しないと駄目だ」と教訓を垂れた。

 三権の長である衆院議長は、見識豊かな人物とみられるのだが、これこそが男尊女卑に徹する自民党議員の正体そのものである。「見つからなければ人殺しも可」と言わぬばかりである。

 戦前の男尊女卑が今も生きている半封建国家の日本の実情を、女性はどう受け止めているのであろうか。

 

<逮捕しなかった警察と検察の法治・法の下の平等>

 調べると、この強姦魔は逮捕されていない。TBS山口強姦魔事件とそっくりだ。アベ自公権力に食らいついていると、逮捕もされない。そのことに怒りの世論が湧き起ころうともしない。

 これこそがレイプ文化の日本を象徴している。

 法治のはずの警察・検察が、国民を裏切っているのである。彼らは憲法で、罷免される悪人である。

 それこそ新聞テレビが怒り狂って、自民党と法務検察を追い詰め、市民が大掛かりなデモで、田畑逮捕を叫ぶ場面であろう。ごく普通の民主主義の国の国民はそうするのだが。

 

<従軍慰安婦・徴用工どこ吹く風で経済制裁するアベ自公>

 翻って国政はどうかというと、アベ自公内閣は、過去の悲惨な歴史を隠ぺいしようと隣国に攻勢をかけたのだが、結果は藪蛇となった。従軍慰安婦や徴用工の問題が表面化、それが法廷でも表面化した。

 36年間の植民地支配の怨念は、一片の約束事で決着がつくわけがない。財閥傀儡政権は、反対に財閥の悪しき過去を暴かれたのだ。これに真摯に向き合えば、ややまともなのだが、逆に居丈高に開き直って、経済制裁という報復措置を強行するというのだから、本末転倒もいいところである。

 

 男尊女卑・強姦文化に蓋する、日本政府の隣国外交に大義などはない。国際社会では通用しない。女性の人権を尊重しない政府の外交は、相手が弱いとなると、男尊女卑よろしく居丈高になって、強権を貫こうとする。

 

TBS山口強姦魔事件を「レイプ未遂容疑」と表現>

 7月号の月刊「TIMES」は、筆者が10数年使用してきたライブドアブログjlj001をつぶされるという、新型の言論弾圧事件を紹介してくれた反骨の雑誌である。

 8月号が届いたので、めくってみると、東京新聞社会部記者の望月衣塑子という難しい名前の人物が書いた「新聞記者」の映画化を、フリーのライターが紹介しているので、軽く目を通してみた。

 まずは彼女の素敵なマスクが飛び込んできた。東京新聞には美人記者が多い。昔、中国の観光地を旅した時、実に素敵な女性記者と一緒になった。彼女も東京新聞記者だった。確か敦煌で飛行機が飛ばなくて、バスで砂漠を走った。トイレのない世界に男は平気だが、彼女はとても苦労したようだった。そのさい、砂漠に貴重な健康食のネギが自生していることを知ったものだ。

 

 この映画を見ていないが、ライターは日本の諜報機関・内調(内閣情報調査室)を描こうと試みた、と評価した。内調のことなら、友人を紹介したかったものだ。第二弾を書く時は、忘れないで、と声をかけようと思う。

 記事の終わりの部分で、うれしい小見出しが踊っていた。「端緒は伊藤詩織さん事件」、いうところのTBS山口強姦魔事件が契機という。本紙で書けない真実を単行本で、というのか。

 いつの日か、新聞紙面で自由に書けるようになれば、朝日も東京も購読者が増えるだろう、と予告したい。

 実は、一番指摘したかったのは、TBS山口強姦魔事件についてライターは「山口敬之・元TBSワシントン支局長がレイプ未遂容疑で、逮捕予定日の1568日、成田空港で」と書いた事実誤認報道に、違和感というよりも怒りが込み上げてきたことである。

 詩織さんに非礼である。「レイプ未遂容疑」であろうはずがない。なぜ事実を隠ぺいしたのか。さっそく反骨雑誌の香村社長に抗議した。

 

 ともあれ、望月記者は立派なジャーナリストである。反骨ジャーナリストに間違いない。第二第三のジャーナリストが内閣記者会から誕生しなければおかしい。菅ごときを持ち上げる、今の官邸記者クラブの責任は重罪に相当する。

 

 自由なはずのライターまでが「強姦魔」と正確に表現しない、詩織さんの無念を活字にできない、ライターもまた男尊女卑・レイプ文化に呑み込まれていることが悔しい。

 

<注目の「木更津レイプ殺人事件」と千葉県警の対応>

 そこで注目されるのは、犯人も共犯者も特定されている「木更津レイプ殺人事件」の捜査を担当している千葉県警と木更津警察署だ。

 犯人は浜名というやくざだ。共犯者は吉田フミエ、協力者は大工の佐久間清、むろん、やくざの妻も事情を知る人物である。厚労省認可のデーサービス「かけはし」を経営している。

 

 関係者はほぼ全員が創価学会員である。真相を知る立場にある。犯人を警察に通報する道義的責任もある宗教団体である、と繰り返し指摘した。

 元法務大臣・森英介秘書官だった友人のY氏が木更津署に連絡してくれた。同署から二人の刑事が自宅に来てくれたので、事件の全容を説明して、捜査を開始したのだが、まだ逮捕の連絡が届いていない。

 

 想定できることは、政治への配慮なのか。確かに千葉県はやくざの街でも有名である。やくざ代議士の秘書から二人の国会議員が誕生している。公明党創価学会が支援している。そのことと関係があるのか?

 

 この事件は殺人事件である。いつまで引き延ばそうとするのか。これまたレイプ文化と無関係ではないだろう。日本の女性が決起するのはいつの日か!

2019年8月1日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

2019年7月19日 (金)

強姦魔救済官邸とレイプ文化<本澤二郎の「日本の風景」(3379)

強姦魔救済官邸とレイプ文化<本澤二郎の「日本の風景」(3379)

<法廷で判明した官房長官の犯罪>

 TBS山口強姦魔の行方を人々が忘れることはない。なぜならレイプ・強姦文化は日本最大の恥部として、国際社会で認知されているからでもある。被害者の伊藤詩織さんの、日本女性に見られないすばらしい勇気が、事態を大きく変えている。ついに、そのことが法廷で証明された。TBS山口強姦魔を助けるという、途方もない権力犯罪は、多くの国民が想像していたように、官房長官の菅義偉によるものであった。昨日のヤフーニュースが、週刊新潮の記事を流してくれたので、うまく転載できるか試みてみた。



<自公3分の2体制と男尊女卑社会>

 明治の富国強兵の原点が性奴隷貿易であったという隠された史実には、驚愕するばかりだが、その日本の風土が、西洋の人権意識不在を物語っている。

 女性の地位はいかにも低すぎる。それは戦後の日本において、大きく変化したと思いがちだが、実際はそうではなく、男尊女卑の日本に基本的な変化は起きていない。

 そのことに気づかせてくれたのは、2014年4月28日にやくざにレイプ、性奴隷の挙句に殺害された「木更津レイプ殺人事件」の被害者KT子さん取材で判明した。



 権力の傘を縦横に駆使しての官邸犯罪は、モリカケ事件など枚挙にいとまがないほどだが、殺人に相当する強姦事件をもみ消してしまったTBS山口強姦魔事件ほど悪辣非道な事案は、日本の政治史上初めてのことである。



<やくざ強姦魔を放任する強姦文化の日本>

 魅力的な女性を強姦することで、性奴隷よろしく歓楽街にしばりつけるやくざの悪行は、一向になくならない。日本観光業の一翼を担って、性ビジネスに衰えを見せていない。

 今日では、外国の不運な女性も多く投入されているが、政府は見て見ぬふりをしている。TBS山口強姦魔は薬物(レイプドラッグ)を使用したと見られているが、やくざ強姦魔が仕切る覚せい剤は、一部の発覚した量だけでもすごい。

 やくざ強姦魔の日本では、したがってまねる紳士は、霞が関・永田町・大手町に限らない。地方の役人・議員、はたまた教師や医師なども悪用して、そのすそ野は富士山のように広大である。

 中国の香港は、大英帝国によるアヘン戦争で領土を強奪されるという悲劇が、今もその後遺症に泣かされていることを考えると、覚せい剤とやくざ強姦魔放任の日本の前途は危うい。

 それが官邸で発覚したというのだから、もはや救いがたい日本を露呈したことになる。菅の山形県は、秋田県に近い。このあたりの男尊女卑の風土は、特にひどいのかもしれない。差別ではなく、事実として指摘したい。

 「木更津レイプ殺人事件」の被害者は、子育てを秋田県でしたのだが、彼女が50歳で故郷に戻った理由は、多分に男尊女卑の風土と関係していた。秋田市の名士が教えてくれたことでもある。



<強姦魔の追及をしない新聞テレビ>

 それゆえになのか、日本の新聞テレビの強姦事件に対する感度は低すぎる。いまだに大手の新聞テレビは、TBS山口強姦魔事件をしっかりと報道していない。これは驚くべきことであるが、事実である。

 男尊女卑・レイプ文化・やくざ強姦魔の日本に変化は起きていない。起きているとすれば、それは詩織さん事件だけである。

 なんとしても、TBS山口強姦魔事件を振り出しに戻す必要がある。官邸と警察の不条理をただす必要が、喫緊の課題である。

 長周新聞の出番でもあろう。朝日新聞がいつ取り上げるのか?取り上げないのか。監視を強めなければなるまい。



伊藤詩織さんvs.安倍官邸ベッタリ記者の法廷対決 被告が墓穴を掘る「ホテルの証拠ビデオ」

7/18() 8:01配信

デイリー新潮

伊藤詩織さんvs.安倍官邸ベッタリ記者の法廷対決 被告が墓穴を掘る「ホテルの証拠ビデオ」

伊藤詩織さんvs.安倍官邸ベッタリ記者の法廷対決

「伊藤詩織さん」vs.「官邸ベッタリ記者」の法廷対決(1/2

「準強姦逮捕状」が握り潰されて4年。安倍官邸ベッタリ記者・山口敬之TBSワシントン支局長(53)と彼にレイプされたと訴える伊藤詩織さん30)が遂に民事法廷で対決した。山口記者が墓穴を掘る証拠ビデオや菅官房長官による経済支援額が明るみに出て……。【顧問委託契約】と題されたその書類には、天使が歌っているような、あたたかく優しい文言が並んでいた。・原則として月1回、意見交換を行なう・顧問料として月額42万円を振り込む・必要と認める範囲で交通費その他の経費を支払う およそ天使などいそうには思えない我らが「サラリーマン川柳」の面々からは、こんな嘆きと哀しみが聞こえてくるようだ。〈仕事しろ残業するな成果出せ〉〈この職場ムチはあってもアメはなし〉の部署で、〈ブリはいい! 生きてるだけ世する〉とグチる日々なのに……。退職後も悠々とは行かず、〈再雇用昨日の部下に指示仰ぐ〉日々なのに……。 この契約で“雇用”されたのは、他ならぬ総理ベッタリ山口敬之(ノリユキ)・元TBSワシントン支局長。サラリーマン川柳の面々が、〈ノリはいい! ベッタリだけで42万〉と詠んでみたくなるのもわからなくはない。 あるいは、山口記者には、特捜検察に助成金詐欺容疑で逮捕・起訴されることになるスパコン会社顧問の顔もあった。この社は、「ザ・キャピトルレジデンス東急」の家賃月額約200万円の部屋を自由に使わせるという厚遇で彼を迎えていた。だから〈ノリはいい! ベッタリだけで200万〉と詠みたくもなるだろう。 山口記者は、今年21日、「レイプされた」と主張する伊藤詩織さんを相手取り、「名誉を毀損し、プライバシーを侵害した」として、13千万円の損害賠償を求めた。詩織さんは20179月、「支局長の立場に乗じ、就職斡旋をチラつかせ、レイプした」と、山口記者に1100万円の損害賠償を請求していたから、彼は「反訴」したことになる。 冒頭の契約書は、その「山口反訴状」から図らずも捲(めく)れ出た内容である。要は、彼女の告発のお蔭で、月額42万円の企業など、顧問先を二つ失った。13千万円の請求額にその逸失利益も含まれるというわけだ。そこには菅義偉官房長官の関与が見え隠れする。その点について詳しくは後章に譲るとして、詩織さんと山口記者、この両者が尋問を受けた78日、東京地裁709号法廷の模様から 午前10時過ぎに開廷された裁判は、詩織さんへの主尋問・反対尋問、山口記者への主尋問・反対尋問という順で進んだ。詩織さんは青いシャツに濃紺のダブル・ジャケットとパンツを身にまとう。 反対尋問は相手方の弁護人から行なわ

<以下一部削除。理由は4000文字を超えるため> ここで改めて、「レイプ」から係争に至る経緯を駆け足で振り返って

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伊藤詩織さんvs.安倍官邸ベッタリ記者の法廷対決 被告が墓穴を掘る「ホテルの証拠ビデオ」

これまでの経緯

 1543日、TBSのワシントン支局長だった山口記者が一時帰国した折、ニューヨークで知り合い、TBSに働き口を求めていた詩織さんと会食した。山口記者のホームグラウンドである東京・恵比寿で2軒目までハシゴしたところから意識を失った彼女は、その後タクシーに乗せられた。車中で彼女は嘔吐しつつも、タクシーは港区内のホテルへ。山口記者の部屋へ連れ込まれ、翌日未明、性行為の最中に目が覚めた。この裁判の関係者によると、「山口は今回、詩織さんがちゃんと歩行しているのを証明すべく、ホテルの防犯カメラから取り出した画像を証拠として提出しました。しかし、介抱なしに歩けているとは見えず、墓穴を掘った恰好です」 話を戻すと……詩織さんの刑事告訴を受け、高輪署は捜査を開始。その年の6月、準強姦容疑での逮捕状を携えた高輪署の捜査員が、機上の人となっていた山口記者を逮捕すべく成田空港でスタンバイしていた。しかし、その直前に逮捕は中止された。それは、当時の警視庁刑事部長で現・警察庁ナンバー3の官房長・中村格(いたる)氏が、「(逮捕は必要ないと)私が決裁した」と本誌(「週刊新潮」)の取材に認めている通りである。 中村氏は菅官房長官の秘書官を長らく務め、その絶大な信頼を得ており、総理ベッタリ記者の逮捕中止命令は官邸への忖度ではという疑問が、世の中に今もなお燠(おき)のように燻(くすぶ)っている。 捜査を引き継いだ警視庁からの書類送検を受けた東京地検は、ほぼ1年後の167月に不起訴と判断。詩織さんは175月、検察審査会に審査申し立てを行なったものの、9月に「不起訴相当」の議決が出た。公開中の映画「新聞記者」製作のきっかけはこの「準強姦逮捕状」握り潰し事件にある、と映画関係者は語っている。

2019年7月19日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

2019年7月16日 (火)

山は動かない!<本澤二郎の「日本の風景」(3376)

 

山は動かない!<本澤二郎の「日本の風景」(3376)

<財閥1%政治に屈し、声も行動も起こさない庶民・大衆>

 昨日は、投票日まであと一週間を前にした、新聞テレビの世論調査が公表された。結論は低投票率。10%消費税で日本経済の底が抜けるという確実な予測にさえ、大衆は無関心、イカサマ年金にさえ若者は無視。他方で、危険な民族主義が台頭してきていたことだった。バラバラ野党に軍師はいなかった。多数派の無党派層は動こうとしない。野党の無力と無責任が、1週間後に出るのか、それとも健全野党が一本化して反撃するのか。財閥1%による、大衆いじめの、大増税と年金破壊と改憲軍拡ラッパが、襲い掛かる日本なのか。

http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/275.html  

<166億円+G20の血税投入に呑み込まれた大衆>

 長い梅雨の雨で、菜園の数本のトマトが赤くなる前に腐っている。自然の猛威に植物は敏感である。

 人間社会は、為政者の人工的な作為によって、人々の精神は狂わされていく。いまの選挙がそうである。

 166億円の巨費投入の祭祀と100億円のG20の、ともにお祭り騒ぎで、愚かな国民の、血税投入による財布の中身を忘れさせてくれる。毎年の公務員給与引き上げとボーナス大支給で、役人は大満足である。

 かくして多数の日本人は、無数の難民のことや、目の前の不幸な人々に無関心を装い、ひたすら自己の遊びや趣味に、中には年金をもらうと、急ぎ足でばくち場に駆け込む老人で膨れ上がっている、哀れ日本社会である。

 これこそが日本の大衆社会の実像である。

 

<ネットを開くと安倍晋三の映像と嘘発言ばかり>

 現在の日本人は、年齢を問わずパソコンやスマホをいじるようになっている。いまネットを開くと、真っ先に安倍晋三の映像と、彼の虚言が飛び出してくる。まともな人間はむかついてしまうのだが、多くは無関心でやり過ごしているのだろう。

 世論調査のすべてが、7月21日投票の参院選で、民意に反する自公の圧勝を伝えている。これは事実に相違ない。

 野党は壊滅的敗北を喫することになる、との予測は、依然として正しい。

 立憲民主党が伸びても、その分、国民民主党の議席が減ることになる。

 

 関心事は、東京でのナツオとヨシマサの対決だけである。山本太郎運動員は「金銭と琴線の戦い」と表現している。

 今秋の臨時国会から、恐ろしい事態が起きてくる。本当の2019年危機である。それは東アジア全体どころか、インド太平洋にも及ぶことになろう。混とんとした世界に、日本も軍事面で棹差していく危険な財閥政治である。

 

<衝撃は「財閥」を知らない日本人と外国人>

 依然として日本人は財閥について無知である。財閥を知らない。

 教科書でも、敗戦後に真っ先に財閥は、軍閥と一緒に解体されたと教えているので、もう財閥は存在していないことにしている。驚いたことに外国人の日本研究者も気付いていない。

 実際は1950年の朝鮮戦争で財閥は復活した。軍閥も、自衛隊と名前を変えて復活した。

 国家神道も神社本庁と名前を変えて復活した。何のことはない、戦前の天皇制国家主義が復活しているのである。しかも、政権与党に潜り込んで姿を隠していたが、清和会の森喜朗内閣から、公然と「神の国」と叫びだした。

 

 安倍内閣は「天皇中心の神の国」の政権で、そこに下駄の雪から、下駄の歯の公明党創価学会が付着して離れない。今度は武部という自民党の元幹事長が「日本は天皇の国」と言い出した。166億円のご利益なのか。

 

 財閥政権は、天皇の冠をつけて姿を隠しているのだが、頭かくして尻隠さずである。アベ政策のことごとくが財閥1%向けである。学者文化人はこの事実を指摘しない。それは飯のタネだからである。

 

<理解したのは徴用工問題で意気上がる韓国人のみ>

 日本の戦争勢力である財閥、侵略勢力である財閥を、ほぼ正確に理解しているのは、韓国の人々のようである。彼らは、意図的に日本の財閥を浮上させたわけではない。

 歴史認識を正当化、それを押し付けようとした安倍内閣なので、仕方なく従軍慰安婦問題から、その先の財閥・徴用工問題を取り上げ、司法も認知した。これは韓国人の成果であろうが、原動力はアベ自公内閣ということになる。

 

 日本財閥は日本の大衆をコントロールしているが、隣国からは正体を暴かれている。いずれ大陸の人たちも気づくかもしれない。

 

 シンゾウは昨日、北海道の新千歳空港で「観光客をどんどん増やす」と公約した。その心は「日本国民の生活レベルを増税で劣化させ、円の価値を下げる」ということなのだが、何人の日本人が理解したであろうか?

2019年7月16日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

例外https://www.chosyu-journal.jp/seijikeizai/12233 

 

 

2019年6月25日 (火)

包囲された日本レイプ文化<本澤二郎の「日本の風景」(3355)

 

包囲された日本レイプ文化<本澤二郎の「日本の風景」(3355)

ILO決起!追い詰められたTBS山口強姦魔>

 ジュネーブからすばらしいニュースが届いた。ILO(国際労働機関)総会で、性暴力全面禁止を、加盟国・労働組合・経済団体が圧倒的多数で採択した。職場でのレイプ事件は日常茶飯事の日本である。それに国連がストップをかけたのだ。画期的な快挙である。日本の司法当局の判断に影響する。当然であろう。追い詰められたTBS山口強姦魔と断じるほかない。

 

<法務検察・警察の甘すぎた対策に釘>

 日本の法務検察・警察は、依然として戦前の男尊女卑の風土に埋没して、近代民主主義の人権平等に覚醒していない。その特別な世界が、強姦・レイプを容認するかのような政治と文化の日本である。

 一見、紳士ぶっている文化人・教師・坊主を装っている輩が、存外、強姦魔なのだ。政治屋は言うまでもない。言論人も例外ではない。ネット社会にもいっぱいいるため、これの情報発信力は弱い。

 

 性犯罪に対する対応は、恐ろしく甘い法治だ。刑罰が軽すぎる。たとえ裁判になっても、男性判事は犯人を救済して平然としている。日本の刑事警察は、女性虐待事件に真正面から向き合っていない。

 肝心の女性の代表である国会議員が、ここから逃げてしまっている。戦後の近代民主主義も、自立しようとしない女性のリーダーによって、放棄されている。憲法の人権主義にも、対応が甘い。

 日本の男尊女卑は、男だけでなく女性にも問題がある。これに反論できる日本人はいない。たとえいても匿名である。

 

<やくざ放任の日本政治に厳しい国際社会>

 日本の政治は、今回のILO採択をどれほどの重みでとらえているだろうか。安倍晋三や山口那津男など自公の政治屋は、間違いなく無視している。これは「小さな声」ではないにもかかわらず。

 

 筆者は、2014年4月28日にやくざ浜名のドーカツによって殺害された「木更津レイプ殺人事件」の被害者のKT子さんのことを、多分、生涯忘れることはない。これほどの悲劇を、近くで目撃したことがなかったからでもある。

 三本指の入れ墨やくざ浜名にレイプ・性奴隷を強いられ、格子無き牢獄で太陽も拝めなくさせられた。彼女は、戦争遺児の平和主義者だったこと、その限りで信仰の世界にのめりこんできた美人栄養士ゆえに、妻にデーサービス「かけはし」を営業させ、そこに配下のヘルパー吉田を使って誘い込んだやくざ浜名の悪逆非道な殺人事件を、正義のペンが許さない。

 そこから覚醒したジャーナリストとして、同じような悲劇の女性がゴマンといる日本列島を、放任する日本政治・レイプ文化に対して、限りなく怒りを覚えるものである。

 

 やくざ退治が喫緊の日本政治の課題であると叫んできたが、これに文句をつける日本人はいない。いたら堂々と名乗れ、と言いたい。

 日本の警察力をとことん嘆くばかりである。木更津の殺人鬼は今も生きているのだから。これを放任している信仰者の団体も、である。これも恐ろしい。倫理が宗教からも消滅していることに、ひたすら驚愕するばかりだ。

 

 そんな日本に、国際社会が目を向けたのだ。すばらしい動きである。高く評価したい。日本のレイプ文化を退治することが、何よりも重要である。さすれば、政治も大きく変わるだろう。

 

<抵抗する財閥を露呈したILO総会>

 ILO総会で発覚した真実は、日本財閥が性虐待・レイプ文化の日本から目を背けたことである。財閥の表向きの団体である経団連が、この歴史的な投票場面で棄権したのだ。これは大ニュースである。

 

 やくざ暴力団と連携しているのは、政治屋ばかりではない。やくざ・暴力団に餌を撒いてきたのは、財閥である。この真実を教えてくれた御仁は、平和軍縮派の宇都宮徳馬さんである。

 財閥に飼われている犯罪集団が、財閥ゆえに、やくざの飯の種であるレイプ禁止のILO採択に抵抗したものだ。この財閥の傀儡政権が今の自公内閣で、支援する言論界が、読売・産経・日経・NHKと民放各局ということになる。

 

 伊藤詩織さん事件を報道した欧米マスコミに対して、これを1行も報道しない日本の新聞なのだ。腐ってしまった日本を象徴している。

 

<「スプリング」「ヒューマンライツ・ナウ」「ボイス・アップ・ジャパン」も決起>

 だが、欧米の波は嵐となって列島にも襲い掛かってきている。これも評価できる。昨夜、朝日デジタルが、これまたうれしいニュースを伝えていた。

 

 レイプ文化の被害者が、グループを結成、署名運動をしていたのだという。性犯罪に重罰を求める5万人近い署名を、法務省に届け出たというのだ。

 これも快挙である。自立する女性の台頭を裏付けている素晴らしいニュースだ。「スプリング」「ヒューマンライツ・ナウ」「ボイス・アップ・ジャパン」という3団体である。

 アメリカで発生した#Mee
Too
運動に影響されたものであろう。国際的なレイプ文化退治のうねりが、日本にも生まれていることになる。

 

 彼女らの代表が、これから国会に、地方議会に議席を持つのである。本物の日本改造を約束するだろう。武器弾薬の自公政治を根底から破壊する力を秘めている。

 

<伊藤詩織さんの勇気に感謝>

 この素晴らしい自立する女性の強姦阻止運動は、日本の戦前戦後史になかった動きである。文句なしの画期的な運動体である。

 

 彼女らは、間違いなく無党派の眠っている女性の心を捉まえるはずである。戦前戦後を通しての、偉大な日本政治改革の旗手に相違ない。

 日本の希望でもある。その契機をつくってくれたであろう、伊藤詩織さんに感謝感激である。改めて彼女の勇気をたたえようと思う。

 

 「木更津レイプ殺人事件」の被害者のKT子さんは、いまだ地獄で呻吟しているようだが、彼女こそが伊藤さんの勇気を一番喜んだ日本人であると指摘・叫ぼうと思う。

 時代は変わる。歴史は動く。日本列島も地殻変動している。そこでうごめく日本人の精神も変革する。日本は変わっていく。自公の改憲軍拡にとどめを刺す2019年にしたい。

 

 議会・国会議事堂は病んだままだが、主権者はじっとしていない。いま女性の自立が始まっている!無条件で喜びを分かち合いたい。

2019年6月25日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

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