経済・政治・国際

2021年1月 7日 (木)

野党のウルトラC<本澤二郎の「日本の風景」(3

野党のウルトラC<本澤二郎の「日本の風景」(3957)

<安倍証人喚問をとことん貫いて一歩たりとも妥協しない>


永田町・信濃町の潮目が変わった。野党に好機到来の2021年である。ただし、条件がある。立憲民主党・共産党の結束した候補者擁立が実現すれば、である。そこに水を差す、右翼化した労働組合・連合の動向である。両党の接着剤が社会民主党である。

 

 具体的な野党作戦は、安倍の証人喚問をとことん追及して、一歩も妥協しない、それを貫徹することで、政府与党に自壊作用が働く。信濃町の奥の院での、知られざる内紛も徐々に表面化してきている、との極秘情報も届いてきた。来年の都議選で、公明の全員当選も怪しくなってきた。

 

 菅・二階体制に、ほころびも見られる。失政の最たる原因は、電通五輪に狂奔するあまり、コロナの襲来を甘く見たことによる。蒙古の襲来は、台風が封じ込めてくれたが、コロナを退治する妙薬は、ワクチンにもない。

 

 枝野・小沢・志位のトリオに、勝利の女神が舞い降りるのか、彼らの覚悟の結束いかんにかかっている。

 

 

<最後の切り札は全野党議員辞職=解散に追い込んで政権交代>

 3か月前の菅は、首相任期4年を当たり前のように吹聴していた。

 この数か月で、菅のメッキは剥げてしまった。秋田県の貧農出身・集団就職・苦学して大学卒業という、電通仕込みの宣伝がほぼすべて嘘だった。それどころか、横浜市議時代に培った、やくざまがいの利権不動産取引、菅補填の大パーティー、成田山バス旅行など、公選法違反疑惑も次々と露見してきている。

 

 すさまじい利権がらみの重大案件は、米空母艦載機の発着訓練場用地買収に絡んだ馬毛島事件。当初の値段が4倍にも跳ね上がるという、血税を使っての投機的取引の発覚である。

 

 これは無論、安倍事件でもあるが、菅事件そして加藤勝信事件でもある。自民復党狙いの沖縄の下地なる悪党政治屋も、これまでのすべての成り行きを握っている。改憲軍拡を象徴する大事件である。

 

 したがって、野党の安倍喚問要求に、内閣支持率落下で自公与党も折れるしかないだろう。「7年8か月の膿・腫瘍を、張本人にかぶってもらうしかない」と菅も二階も腹をくくるしかないだろう。証人喚問ともなれば、法務検察も動かざるを得ないだろう。安倍番犬から菅番犬ではいられなくなるだろう。

 

 野党は千載一遇の機会を手にできるだろう。その先に政権交代も。

 

 

<右翼国家主義政権にオサラバ=自公維で3分の1に激減も>

 地球は動いている。じっとしてはいない。それぞれの国・社会も変動する。個々の家庭・企業・地域も変わることになる。

 

 特に右や左に傾くと、その反動が出てくる。日本の今がそうである。アメリカもそうだ。右側の分断政治は、特に為政者が全体の奉仕者であるという約束を忘れたり、平然と放棄する。

 

 社会に格差が、あらゆる場面で起きてくる。この7年8か月は、極端すぎる財閥1%のために、政治が傾いてしまった。その反動としての左に行き過ぎると、そこでまた格差が生まれる。中道・中庸に流れを変えるのが、国民にとって好ましい。

 

 2021年の日本は、右翼政治・国家主義からの離脱が不可欠である。消費税ゼロが、経済活性化にいい。行財政大改革が不可欠となる。室曽倹約もいい。社会全体として、自然エネルギー時代へと大胆に切り替えることで、地球にやさしい国として、先鞭をつけるべきだ。

 

 帆船日本丸が安心・安全航海を約束する。地球の未来はこれである。武器弾薬に血税を投入してきた、7年8か月とオサラバする日本が、いいに決まっている。コロナとも決別できるだろう。

 

 誰もかれもが全体の奉仕者となろう。誰かが叫んでいた、人類は皆兄弟だ。昨夜、69歳で急死した戦争遺児の夢を見た。

2021年1月7日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)957

2020年12月17日 (木)

菅訪朝はいつか!<本澤二郎の「日本の風景」(3937)

菅訪朝はいつか!<本澤二郎の「日本の風景」(3937)

<野垂れ死回避策は唯一平壌電撃訪問で国交正常化しかない!>

 にわかに菅義偉訪朝計画が、官邸の水面下で浮上したと見たい。政権発足3か月弱で、GDP比世界一のコロナ対策がワシントンのトランプ並み、五輪開催に向けた富裕層向けのGoTo大失敗、安倍・桜事件の証拠の一部発覚も、林検察によって不発、二人の農水相賄賂事件発覚、無教養・倫理喪失による御用評論家・運動芸能人を集めた大宴会騒ぎ、連日の高級ホテルでの三密会食に、さしもの国民世論は急激に落下、死に体内閣へと落ち込んでしまった。

 

 甘すぎる野党に助けられているものの、安倍ではなく菅の心臓が止まりそうである。浮揚策はないか。あった!それは唯一、日朝国交正常化による東アジアに春風を送り届けることだ。目下、そのために必至の工作中である!

 

 

<本論を踏襲した拉致問題担当の加藤勝信官房長官発言に注目>

 本ブログ2020年12月10日付の「日本の風景」で、改めて北朝鮮支援3兆円外交浮上と題して紹介したところ、支援金額は蓋したものの、その理由を官房長官で拉致問題担当の加藤勝信が、翌日の拉致問題セミナーでそっくりなぞった正論を発言した。それをNHKが詳しく報道した。

 

 曰く「北朝鮮問題を取り巻く環境は大きく変化している」同「北朝鮮には勤勉な労働力と豊富な資源がある」同「日本と北朝鮮が一緒にそうした労働力や資源を活用し、明るい未来を描いてゆきたい」同「相互不信の殻を破り、核やミサイルの問題、何より重要な拉致問題を解決し、不幸な過去を清算し、国交正常化を目指すことが私の使命」

 

 正論である。いえることは、水面下での双方の意思が、一気に太いパイプとなっていることの証拠であろう。

 

<3兆円支援で国交正常化と拉致問題全面解決>

 大災害と国連制裁に追い打ちをかけたコロナ禍で、北朝鮮人民の生活は言語に絶するものがある。何度も人道支援を叫んできたが、安倍はむしろ手を叩いてきたが、菅は変わった。日朝外交だけが政権の命綱なのだ。

 

 日本も世界のメディアも、ここを理解していない。NHKには知らされているかもしれない。3兆円支援は、その後に戦争・植民地支配の賠償金として、そっくり提供されることになろう。こんなにお目出度い事案は、世界にここだけである。

 

<アジアに平和と安定確保でノーベル平和賞も?>

 トランプは、アメリカの企業体に徹底した自国主義・保護主義で世界を混乱させたが、唯一の成果は北朝鮮外交だった。東アジアの岩盤に穴をあけた。そこへと日本外交が入り込むのである。

 

 中国の朝鮮志願軍(彭徳懐将軍)100万の犠牲から誕生した金日成の北朝鮮も、彼の好きな言葉を使うとそれは「地球と共に歩む」時代の到来でもある。

 

 アジアに平和と安定をもたらすため、間違いなくノーベル平和賞ものともなる。

 

<鉱物資源活用と格安で勤勉な人件費で経済急成長>

 北朝鮮の豊富な鉱物資源と、格安の勤勉で教養のある人件費を、経済人であれば喉から手が出るほど欲しいものである。

 

 いっぺんに経済は成長軌道へと乗り、人々の生活は改善される。その中には、日本から帰還したお年寄りや、その子孫も少なくない。日朝の交流は、爆発的に増加するだろう。そのことだけでも、経済を上へと押し上げる。

 

 ただし、条件がある。地球温暖化という人類の危機への対応をしなければならない。自然に恵まれた人民は、そのことを理解するであろう。

 日本列島と朝鮮半島の和解は、人モノの交流で大きく進むことになる。素晴らしい東アジアの夜明けとなる。

 

<日中韓朝連携で21世紀の世界エンジン>

 日本軍国主義による、恐ろしくも恐怖の侵略・植民地主義を清算する時を迎えている、と認識する時代の到来を、菅内閣は確実に手にできるだろう。

 

 結果としての日中韓朝連携に、ASEANが加わる世界を創造できるだろう。21世紀最大の世界エンジンが誕生する。

 

<海上イージスシステム導入20兆円計画は吐いて捨てよ>

 敵を探し、敵に攻撃を加えるための、海上イージスに20兆円をかけるという安倍の遺言は、吐いて捨てよ、との天命が下った!

 菅は幸運児になれる!

2020年12月17日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

(追記)昨日も今朝も水道が凍結。それでも庭に自生する菜は、青々としてたくましい。霜のお陰で柔らかい。それを味噌汁の具にして食べるのも悪くない。サトイモの親芋も食べる我が家である。むろん、困ることもある。20数年前の掃除機の馬力が落ちて吸い込みが悪い。後妻の誕生日に合わせて、ケーズデンキに押しかけて、新型の掃除機を2万円弱で購入した。

 店内で営業していた掃除機メーカー社員の説明に納得したからだが、彼は「これは新潟の会社で製造した」という説明に感動したからでもある。彼に「角さんの長岡交通は動いているか」と尋ねると、なんと「県民が離さない。心配ない」と明快だ。「田中直紀さんによろしくと伝えてね」と依頼すると、彼はスマホで記念写真を撮った。

 物入りは包丁も、だ。切れる包丁4000円弱は痛かった。関の孫六という。ブランド代金のせいだろうが、これは高すぎる。永田町の菅にはこれがゼロ。へまばかりしている。だが、日中の田中角栄に続いて、日朝の菅になれるかもしれない。そうなればブランドが付く。菅に最初で最後の諫言である。

 

2020年12月10日 (木)

北朝鮮支援3兆円外交浮上<本澤二郎の「日本の風景」(3930)

北朝鮮支援3兆円外交浮上<本澤二郎の「日本の風景」(3930)

<東アジアの平和・安定・成長の鍵=菅・改憲軍拡は百害一利なし>

 東アジアの暗雲を吹き払うような、日本外交の平和・安定・成長のための、画期的計画が浮上している。これを実現すると、東アジアは世界のエンジンとして、繁栄する好機を手にすることが出来るだろう。

 北朝鮮に3兆円規模の支援を実施する、其の結果、アジアはロシア・中国・インドを巻き込む、文字通りの世界エンジン役を担うことになろう。海上イージスに20兆円もの巨費を使う、史上最低の超軍拡計画よりも、数百倍も賢明なアジア諸国民のための日本外交となる。

 政府・霞が関・議会の真摯な対応が求められている!

 

 安倍7年8か月に続く、愚かすぎる菅の改憲軍拡論を嘲笑うような、見事な平和安定繁栄策である。これに反対できる右翼もいないかのようだ。

 

 

<経済的効果は絶大=鉱物資源+観光資源+勤勉で清潔な人材>

 その経済効果は、計り知れないほど巨大である。

 北朝鮮には、世界各国がうらやむ鉱物資源が眠っている。米トランプの北朝鮮接近策も、この鉱物資源略奪にあった、といわれるほどである。

 

 観光資源も少なくない。扉を開くと、アジア諸国民は言うに及ばず、世界先進国の人々も殺到することが予想される。いいことずくめだ。

 

 しかも、国民の資質は極めて高い。教育レベルは途上国随一であろう。勤勉で、しかも清潔で、民族資質もずば抜けて高い。まずは、この点に関して異論などなさそうだ。

 

<植民地支配賠償も処理して平和友好条約も実現>

 戦争賠償は、既に韓国との実例がある。平和友好条約は中国とのそれを参考にできるだろう。歴史認識で、日本が皇国史観をひけらかすようなことをしなければ、これまたすぐにも解決できる。

 

 本来であれば、田中角栄内閣が処理する方針を立てていたものである。金脈問題で、田中退陣という事態が起きなければ、とっくの昔に解決されていた日朝関係といえる。

 角栄は、佐藤栄作側近の木村俊夫を外相に起用して、一瀉千里に決着をつけようとしていた。文春が起用した田中叩きの人物は、今どうしているだろうか。歴史は如何ともしがたいが、一歩狂うと、いかんともしがたい事態になることの実例である。日本国民は、田中角栄を殺して日朝正常化の機会を失ってしまった。

 

 秘事を紹介すると、1993年の一度だけの訪朝時、帰国すると、平壌からの突然の要請は、宮澤喜一首相への伝言だった。むろん、正常化への呼びかけだったが、宮澤からの電話での直接やり取りで「外務省がしかるべき対応している」という残念な回答だった。

 自衛隊の海外派遣や党内外の政治改革論に押しまくられていた宮澤には、北朝鮮との正常化どころの話ではなかったのだろうが、思うにこれは、金日成最後の対日正常化への前向きな努力だった。その前には、金丸訪朝が両国関係を地ならししていたのだが、宮澤にとっても不運だった。

 

 護憲リベラルの宮澤に対して、ナベツネの方から「改憲なら支持したい」というボールが投げられていた、と後に聞いた。宇都宮徳馬をして「忘恩の徒」と言わしめたナベツネの悪党は、今後とも注視する必要があろう。

 

 ちなみに金日成が一番信頼した日本の政治家は、文句なしに宇都宮だった。次が久野忠治か。朝鮮総連国際部長(当時)の南昇祐が、よく宇都宮事務所を訪れていたものだ。

 

 自民党から護憲リベラルが衰退したことが、日朝関係を悪化、引き伸ばしてきた理由である。ワシントンの対応も無関係ではない。

 

<安倍7年8か月かけて成果ゼロの拉致問題=1日で解決>

 安倍晋三の7年8か月の罪は、いかにも大きすぎる。彼は改憲軍拡を正当化するために、北朝鮮をとことん利用した。悲惨な拉致問題の家族さえも、それに動員した罪は計り知れないほどである。

 

 そのことは、官房長官として拉致問題担当者としての、菅の罪も万死に値するだろう。

 無論のこと、3兆円支援が具体化すれば、北朝鮮の経済繁栄は急速に発展するわけだから、拉致問題などのすべたが、解決することになる。昔、中山正暉の話ではないが、1日で決着がつく問題である。

 

 

<海上イージス20兆円は机上プラン=米国も実験ゼロ>

 政治屋は、国民のために行動するものでは全くないということに、そろそろ国民は、気づく必要がある。自分のためである。安倍もそうだったし、今の菅もそうである。

 

 陸上イージスを海上イージスに切り替えることが出来るのか?カギは超高性能のレーダーが、果たしてできるのかどうか。事情通の説明では「米国の最新レーダーは、ロッキード・マーチン製のものを使用している。日本はレイセオン製のまだ完成していないレーダーを使用するというが、このレーダーは机上のプランで、いまだに実験さえもしていない。海のものとも山のものともわからない代物。最終的には20兆円もかかるといわれている。こんなひどい話もあったものではない。要するに、防衛省技術者もわからない代物に飛びついている」という深刻な有様なのだ。

 

 防衛省には、安倍が送り込んだ、実弟で台湾派で知られるようになった人物。三菱との関係が深い人脈で知られる。「イケイケどんどん」の防衛相というのも危険極まりない。

 

 右翼にブレーキをかけるはずの、3分の2議席に沈黙する公明党創価学会のことも、奇妙なことである。

 財政破綻状態の東京が、断固として否定しなければならない計画であろう。目の前が暗くなるような計画に固執するよりも、3兆円支援で東アジアの平和と安定と成長を手にした方が、はるかに賢明である。

 

 

<素人の自民党防衛族の利権あさりに委ねていいのか>

 加えて、敵基地を攻撃するための、長距離の巡航ミサイルの開発にも手を出すことも、防衛省は推進すると公表した。専守防衛という歯止めを取っ払う軍拡も大軍拡である。

 早くも韓国やロシア、中国の防衛当局に対して、緊張を呼び込んでいる。

 

 今の防衛族というと、小野寺とか中谷といった利権屋だ。「こいつらにアジアをかき回されていいのか」との反発も強く出ている。日朝正常化のための3兆円支援で、これら防衛利権族を退治すべきコロナ政局である。

2020年12月10日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の代替策として、政府がまとめた案の全容が8日、判明した。ミサイル防衛を主任務とする「イージス・システム搭載艦」を2隻新造し、海上自衛隊が保持することが柱。陸上イージスでは迎撃困難とされる巡航ミサイルなどに対処する迎撃ミサイル「SM6」を新たに搭載する方向だ。

2020年12月 3日 (木)

日米トップの資質<本澤二郎の「日本の風景」(3922)

日米トップの資質<本澤二郎の「日本の風景」(3922)

<バイデンはトランプよりましだが、それでも凡庸な大統領か>

 女性人気に期待する政府は、洋の東西を問わないらしい。次期米大統領に就任する民主党のバイデンの人事が、徐々に公表されている。注目の財務相に女性が初めて就任するなど、ホワイトハウスに女性スタッフが目立って多いことが明らかになっている。

 

 背景には、米国社会の各界各層において、強姦など性的虐待を受ける無数の女性を意識したものであろう。数年前からアメリカ女性社会が世界に発信した♯MeToo運動を、政治的に積極的に受け入れる、人権重視のホワイトハウスを印象付けている。TBS強姦魔事件をチャラにした、安倍と菅の右翼内閣のワシントン評価は、決して高くないだろう。黒人初の副大統領誕生も日本政府にマイナスだ。大統領選挙戦では、中間層から落下した貧困層や女性票を掘り起こすことで、トランプを押し切って、勝利をつかんだのだから、女性登用は当然とはいえ、ワシントン政治に微妙な影響を与えることになる。いいことである。

 

 女性の感度を内外政策に生かすことで出来れば、大いに期待したい。詳しくはないが、米国の女性は日本の永田町のそれに比較すると、人権意識と教養・モラルは高いはずだ。

 

<若者人気のサンダース起用を避けて女性人気頼み>

 ただし、筆者が宇都宮徳馬を想起させるような、戦闘的リベラリストのサンダースを起用しない、と報じられている。バイデンもまた、最大のライバルが煙たい存在なのか。ワシントンの保守派に屈したものか、この点で、失望を禁じ得ない。

 

 民主党再生の旗手としてのサンダースは、それこそ国民目線の弱者若者に希望を与える人物である。米産軍体制に屈しない信念の政治家だ。世界を混乱に巻き込んで、敵対する相手を封じ込めて喜ぶ人物ではない。

 

 リベラリストの本領は寛容である。なんとなく池田勇人内閣の官房長官の大平正芳が演出した「寛容と忍耐」の人でもある。サンダースを活躍させる舞台装置をしないバイデンだと、凡庸な政治家として多くを期待できないだろう。

 

<森内閣以降の清和会首相の5つの大事な資質?>

 我が日本はどうか。福田康夫を除外した清和会首相というと、森喜朗・小泉純一郎・安倍晋三の3人だが、これらの首相に共通する点が、4つあると清和会OBが連絡してきた。むろん、清和会の安倍主導の菅義偉も、この枠に当てはまる。筆者は、もう一つ加えて5つを指摘したい。

 

 昔から、神輿は軽い方がいいと言われてきた。神輿を担ぐ側の言い分であるが、清和会の福田をのぞいた3人と、清和会が擁立した菅の4人に共通する大事な資質?を披露すると、多くは納得してくれるだろう。

 保利茂にいわく「中曽根康弘は、遠くで眺めると富士山のようなだが、近くで眺めると岩がごろごろしている。いうなればカンナ屑のような人物で、マッチ1本で燃え尽きる」と。この寸評は清和会首相にも当てはまろう。

 

<1、知識・教養不足ですべて役人任せ>

 安倍もそうだったが、菅義偉は1秒たりとも秘書官をそばに置いてないと、1日を過ごすことが出来ない。

 

 4人とも知性がない。教養不足は否めない。記者会見を恐れる菅は、安倍にも劣っている。清和会OBは、毎日のように朝昼晩、高級ホテルでの会食に、秘書官引率で勉強会をしないと過ごせない菅に同情しきりである。

 就任早々からメッキが剥げてしまう点で、森と似ている。コロナ対応は、トランプと似ている。

 

<2、口先だけの政治責任と逃げ足の速さ>

 安倍がそうだったが、彼は何度も「私の責任」を口走った。にもかかわらず、その責任を取ったことが、一回もなかった。

 都合が悪くなると、逃げて逃げてやり過ごすのだ。今の菅がそれをまねている。官房長官時代は、毎日の記者会見も相手がヒラメ記者ばかりだったことから、役人のメモ読みでやり過ごしてきた。現在は安倍に倣って逃げまくる。

 国会軽視も甚だしい。弱い野党と3分の2議席に助けられている有様だ。

 

<3、平気で嘘をつけるずば抜けた才能の持ち主>

 国会の首相答弁が、嘘で固められて、それが議事録になっている日本国だ。国権の最高機関である国会答弁が、真実に基づかない嘘というのだから、議会制民主主義も絵に描いた餅なのか。

 

 同じ嘘でも、平気で嘘をつくという才能が、清和会首相の共通項である。

 

<4、モラル・道徳なし=修身斉家の人ではない>

 古来より、思想家は為政者の姿形について研究してきた。治国平天下の社会にするための為政者の心得である。これが当たり前のように叫ばれ、皇帝や国王は、幼くしてそれらを学んで君主の務めを果たしてきた。

 

 立派な君主たりえて、立派な人民が従うものである。これ因果である。そのために修身斉家が、名君や聖君になるために不可欠だった。

 

 最近の清和会首相には、こうした観念がない。ことによると、ならず者が政権を担当している!そう感じ始めた国民は少なくないのではないか。モラル・道徳が欠落している。正義の法務検察も、内部の乱れはひどい。警察検察共に裏金で甘い汁を吸っている!

 このことに、NOという反論が聞こえてこない今である。

 

<5、廉恥とは無縁の政治家でない利権アサリの政治屋ばかり>

 清廉で恥を知る人間、すなわち政治家が永田町に居たら、是非とも連絡してもらいたいものだ。一人ぐらいはいるかもしれない?一人もいないかも?ともかく政治家がいなくなった。

 

 野党にはいるのだろうか。どなたか手を上げられるだろうか。

 政治家がいない、信念を貫ける政治家がいない。誰か「ここにいる」との

声を聞きたい。永田町にいないのであれば、霞が関に居るだろうか?ここも怪しい感じがしてならない。

 

 廉恥の政治家は、修身斉家の人である。治国平天下の名君になれるのだが、清和会首相からは、まったく空想すら出来ない。岸信介を象徴する人物が目立っている。

 

 財閥の金目当ての改憲派ばかりが目に付く。驚いた。本日は吉川という二階派事務総長が農水相として、河井夫妻から500万円もらっていた!1・5億円事件の新たな真実か。公明党創価学会はどうだったのか?ナツオやショウコウは、そろそろ自白してはどうか、との声も聞こえてきた。広島戦争は第二、第三ラウンドのゴングが鳴り響いてきた。

2020年12月2日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

読者からのメール

http://www.asyura2.com/20/senkyo277/msg/592.html 

https://www.youtube.com/watch?v=KBgnqCC7dco&t=11s

 

2020年11月27日 (金)

安倍の桜事件矮小化NO!<本澤二郎の「日本の風景」(3917)

安倍・桜事件の矮小化NO!<本澤二郎の「日本の風景」(3917)

<本丸は血税私物化の財政法違反(目的外使用)で安倍逮捕案件>


昨夜不思議な夢を見た。それは「海賊・倭寇の残党が江戸城を奪い取り、狼藉の数々、今残りかすを野鼠のようなハマのやくざが、疫病そっちのけで重箱の隅まで食い荒らしている」というものだった。

 

 あまりにもひどすぎる長州私物化内閣の後始末に、仕方なく林検察が重い腰を上げたが、ピント外れである。本丸は、血税を目的外に悪用した、明白な財政法違反事件である。「朝日新聞も的はずれ報道をしている」との読者からの指摘が入った。

 

 林検事総長罷免運動の勇気と正義の賛同者が、現在、100数十人から倍増

した、との報告も入った。検察官適格審査会が、名存実亡化していることも分かってきたが、主権者は断じてそれを許さない。菅内閣を防護服にしている中での、精いっぱいの検察の悪知恵なのであろうが、単なる政治資金規正法違反で、会計責任者を処罰する形式犯でお茶を濁すことは、日本国民が許さないであろう。

 

 

<功績者を排除、安倍後援会員募集大動員と晩さん会・桜接待NO

 政府主催の毎年恒例の桜を見る会には、何度も、最初は政治記者としての取材で、政治部長になると招待状で、見聞してきた。

 8年9か月の政治部長時代も、第一線記者として、政府自民党の不正腐敗を活字にして、民意に即した記事を書いてきた。それでも、当時の政府は「功績者」として招待状を贈ってきた。

 今は政府のご機嫌取りの政治報道だから、喜んで招待状を出しているのであろう?どなたか確認したらいい。

 

 安倍の7年間は、世の功績者を半減させて、その分、安倍後援会や昭恵ファン800人以上も招待していたことになる。前夜祭費用5000円で、ホテルニューオータニでの安倍の高級接待を、実に5、6回も実施していたことに、共産党の指摘を受けるまで、誰も気づかなかった。

 

 読売は安倍の補填金800万円、朝日は900万円と報道した。実際はもっとかもしれない。見返りに安倍官邸は、何かと同ホテルを利用して、お返しをしてきたことも判明している。

 

 安倍は、功績者招待を半減して、その分、地元後援会に大掛かりな募集をかけて、招待状を内閣府に指示して、これを官房長官の菅義偉が処理してきた。菅も共犯者である。その中にはやくざや詐欺師も含まれていた。

 

 

<安倍の嘘答弁は偽証罪による告発案件>

 この問題が国会で取り上げられると、嘘を平気で連発する安倍は、何度も何度も、嘘を繰り返した。国民はすべて知り尽くしている。

 

 まともな議会であれば、安倍の国会での証人喚問が不可欠である。野党が本気になれば、安倍喚問が実現できる。議会には国政調査権が与えられている。もしも、それをしないとすると、国会全体が腐って国民を愚弄したことになり、政権の交代は実現するわけがなく、ハマのやくざ内閣が存続することになる。

 

 野党が駄目なら、与党内からの自浄能力に期待が集まる。反主流の岸田文雄や石破茂、村上誠一郎らが、それでも沈黙するようであれば、もはやこの国は海賊レベルのまま国際社会から放逐されるだろう。

 

 市民は、安倍を偽証の罪で告発することが出来る。科学者や法曹界も黙ってはいないはずだ。憲法は法の下の平等を約束しているのだから。

 

 林検察が、単なる形式犯で処理するのであれば、第二、第三の罷免運動が表面化しないとおかしい。

 

 

<国権の最高機関を愚弄した嘘答弁は三権分立の憲法違反>

 新聞テレビ編集者に猛省を促さなければならない。冷静になって、日本国憲法を開いてもらいたい。

 

 国家権力の最高機関は、国民の代表で構成されている国会・議会である。ここを忘れてはならない。衆参の議長が誰か不明だが、大丈夫だろうか。

 

 議会で行政府の長である安倍晋三が、嘘の連発を行ってきた。モリカケ事件から桜事件の数々で。それが国会の議事録になって永久保存される。議事録が安倍の大嘘で編集されたままである。三権分立をぶち壊したことに議会が沈黙することは、到底許容できるわけがない。

 

 与野党議員が世紀のボンクラ集団でない限り、この件で妥協することは出来ないだろう。世紀の税金泥棒という恥を背負ったまま議会から去ることは、一族郎党も耐えられようはずがない。

 

 安倍の首に縄をかけても、議会で証人喚問させる責務が、議長と全国会議員にあるのである。いま三権分立を正常に機能させることが、法治国家として急務である。

 

<線香配って議員辞職に比べ、安倍の桜事件は議員失格と豚箱か>

 自民党関係者は、何かと軍拡を叫ぶ小野寺という防衛族が、いまでも過去に有権者に線香を配って議員を辞職したことを記憶している。

 

 安倍の桜事件は、小野寺の何十倍もの重い罪を負っている。法の下に平等という近代法の大原則からして、林検察の捜査は余りにもいい加減、出鱈目である。そのことをなぜ新聞テレビは報道しないのか。

 

 電通が怖いのか。電通ごときに言論の自由を奪われることに、恥じらいはないのか。アメリカではトランプの暴走の数々で、新聞テレビが活性化している。日本は逆である。安倍ヨイショ報道に比例して、新聞とテレビ離れが進行している。自業自得の罠に自らを追い込んでいる。

 

 新聞協会も日本記者クラブも死んでいる、と断じたい。

 

<名簿廃棄は菅も証拠隠滅の共犯者>

 安倍サイドは、桜事件の不当な招待客を隠ぺいするために、名簿を破棄したと証言している。事実なら証拠隠滅の重い罪に相当する。

 

 名簿作成は、菅の内閣府で処理していたことから、彼もまた共犯者である。責任を負う立場にある。日弁連は声を上げる場面である。検察官適格審査会の機能不全の現状にも、弁護士会にも責任があろう。

 

 元日弁連会長の宇都宮健児の見解を知りたい。

 

<林真琴罷免運動(検察官適格審査会)に弾みつける!>

 検事総長・林真琴の罷免運動の活動を本格化させる市民運動でなければなるまい。幸い、立ち上がったばかりの運動体は、意気軒高である。

 

 検察官適格審査会の機能を正常化させる今が好機である。生殺与奪の権限を行使する検察の暴走(不当・不正行為)を許してはならない。検察庁法が約束していることである。

 日本の検察が、正義の観念を貫徹することで、この国の国家機能が正常化する。政府の番犬でいいわけがない。

 

 昨日、不幸なはがきが届いた。千葉県市川市の弁護士・渡邉徹君死去の知らせである。中央大学の渥美東洋ゼミの同窓である。卒業後に会ったことはないが、年賀状のやり取りはずっと続いた。その文面から、彼も勇気ある弁護士だった。

 渥美東洋の刑事訴訟法は、一番人気のゼミで15人の学生が学んだのだが、アルバイト学生には、彼の話の半分も理解できなかった。それでも優をくれた人情味のある助教授(当時)だった。1期生の黒須順子(旧姓)女史は、日弁連きっての優等生で、大学3年生で司法試験合格、人権派弁護士で活躍した。大いに助けられたが、2014年に亡くなった。彼女は、時に右にぶれそうな筆者にブレーキをかけてくれた。日中友好活動には、宇都宮徳馬さんともども助けてもらい、訪中100回の記録を打ち立てることができた。

 

 いい人間ほど早く逝ってしまう世の中は、決して良くない。渥美東洋ゼミの懇親会には、一度しか出席しなかったが、多くの法曹人を輩出している。金に無頓着な、正義の法曹人ばかりのはずである。

2020年11月27日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

2020年11月26日 (木)

危機一髪!潰せ!国民投票法<本澤二郎の「日本の風景」(3916)

危機一髪!潰せ!国民投票法<本澤二郎の「日本の風景」(3916)

CM量が改憲国民投票を左右=電通研究第一人者が断言>

 日本の広告市場約7兆円、うち約30%が電通、自民党と電通の癒着は戦後の昔から、電通のテレビCM占有率約4割、電通に忖度するテレビディレクター、報道番組やワイドショー操作は簡単!

 

 戦前の中国大陸の満州国支配下、関東軍特務機関としての歴史を有する電通が、戦後においても政権党や政府に介入して、事実上の国民支配の裏方をしている、恐ろしい事実がようやく露見して、無知なジャーナリストを恐怖に陥れている。

 

 新たに、電通研究第一人者の本間龍の「月刊日本」7月号の悲痛すぎる指摘を知り、新たな衝撃を受けてた。多くの国民も与野党議員、それに司法に籍を置く人たちも、まだ知らないだろう。

 本間は「CM量が改憲国民投票を左右する」と断じている。いま自民・公明・維新・玉木国民民主党が強行しようとしている国民投票法は、平和憲法を破壊するための、電通が仕掛けた日本の将来を決する悪法である、と断罪している。脱帽である!

 

 金で国民の判断を狂わせてしまう猛毒が、改憲派が強行しようとしている国民投票法なのだ。大掛かりな軍国主義の戦争国家、すなわち血税を武器弾薬に化けさせることが出来る、戦前の日本帝国路線への回帰と断罪できるだろう。

 

 壮大なる世論操作・国民の投票行動操作は、空前のCM量に正比例することで実現できるのである。国民の魂を金で買収するという国民投票法を、断固として潰す必要がある。安倍に次いで、菅もこの野望に飛びついている。財閥・電通に支配される日本国民でいいのだろうか、と強く叫びたい。

 

改憲決定打も電通仕掛け=コロナ給付金・東京五輪だけでなかった!>

 元博報堂社員として、本間はライバル・電通の正体、それは戦前のアヘン王・里見機関が今も存続、政権中枢を動かして、無知な国民を操っている事実を、つぶさに見聞、そして作家として大魔神・電通の追及に余念がない信念の人といえる。

 

 彼なら、人命を奪うという最悪の過ちにも、反省も謝罪もしない東芝病院と東芝の刑事告訴を、電通が介入して、検察によって握りつぶせることなど、容易に分析することが出来るだろう。一度、会って話を聞きたい人物である。本間は本物の言論人であろう。

 

 日本には独占禁止法と公正取引委員会が存在しているが、まともに機能していないことは、電通の横暴すぎる活動の一部表面化でも、容易に証明できるだろう。電通による日本民主主義破壊力を、いまだに多くの国民も言論人の多くも知らないでいる。コロナ禍の給付金抜き取り事件まで、筆者でも全く気づけなかった。

 

 電通は、本当に世にも恐ろしい危険極まりない、21世紀の特務機関と断じることが出来るだろう。官邸や霞が関の奥深く侵入して、愚かな首相とその取り巻き連、霞が関の官僚を手なずけ、自民党本部の、これまた愚かすぎる政治屋を操って、政策を壟断して、かつ血税をむしり取っている!

 

 医療事故被害者の体験者として、本間分析に脱帽である。コロナ給付金や電通五輪だけではなかったのだ!日本国民は21世紀の今日、真実を知る必要がある。

 

<「月刊日本」7月号で「電通と結託する安倍政権」企画特集で明かす>

 彼の真っ当すぎる発言を取り上げて紹介した「月刊日本」編集記者の坪内隆彦にも敬意を表したい。

 

 同じ号に「政商・竹中平蔵大批判」と題して、亀井亜紀子と上田清司が登場している。2020年7月号は、なかなか手ごたえのある特集記事で埋まっている。編集者の正義と勇気を感じ取れる。

 

 本間が登場した企画は「電通と結託する安倍政権」特集である。ここで本間は、電通が大犯罪的血税を懐に入れる、コロナ給付金の企画と抜き取りの、恐ろしくも大胆でおぞましい手口を、明解に分析している。

 「今回の持続化給付金は氷山の一角」という指摘には、無知なジャーナリストも声が出ない。困窮者が賽銭10円盗っても警察は逮捕、検察は刑罰を科す法務検察・国家公安委員会の日本である。だが、電通犯罪には、進んで蓋をかける。野党議員も沈黙する日本政治である。

 

 「マスコミを支配する電通」は、これまた間違いなく真実である。東京タイムズ編集局次長のころ、編集会議の場に広告局長がよく姿を見せていたことを記憶している。そのことに「おかしい」とも思わなかった不甲斐ない我である。

 

 

<21世紀特務機関・電通の野望=戦争する国家主義・軍国主義日本再建>

 何度でも繰り返す必要がある。新聞テレビの編集者と労働組合幹部は、しかとこの事実を認識する必要がある。

 政府が犯罪をしても立ち上がる人々は少ない。たとえ勇気と正義で決起した市民の、立派すぎる運動を、全く報道しないNHKと新聞テレビの日本は、独裁国そのものであることを、見事に証明している。アメリカや韓国の言論界とは異質の日本である。右翼乱舞の日本を裏付けてもいるのである。

 

 人びとは、電通による独裁政治、特務機関としての日本支配に屈してはなるまい。そこで国民投票が強行されると、現状では改憲へと突き進み、そこでは血税が大規模な軍拡・核武装化に投入され、戦前の軍国主義・戦争国家を約束することになるだろう。

 

 

<電通は改憲政党と財閥の先兵=戦前回帰の改憲軍拡国家再現>

 財閥という活字を、今も新聞テレビは使用できないでいる。戦前財閥の数十倍、数百倍の規模を誇っている現在においても、財閥の文字に蓋して恥じない。韓国と異なる。筆者は東京タイムズの現役時代に覚醒した。平和軍縮派の宇都宮徳馬の影響である。財閥を活字化した、おそらく戦後最初に使用した記者であろう。思うに、日本共産党でさえも大企業といって、財閥を擁護している?不思議千万である。

 

 現在の政府与党は、財閥の傀儡政党、政府は傀儡政権と分析するのが正確な表現である。特務機関・電通は、財閥とその傀儡政府と同政党の先兵と断じることが出来るだろう。

 目的は改憲軍拡の日本、戦争する日本改編改造である。インド太平洋で覇権を行使する戦争国家、21世紀の大日本帝国の再現と見てよい。

 

 そのための電通国民投票法であって、これの強行を働きかけている。いまや玉木という悪党もこの輪に加わった。憲法を順守する責務を放棄して、財閥政党への鞍替えと分析できるだろう。

 公明党創価学会は、平和憲法解体作戦に加わるかどうかで、内部抗争が始まっている、とも認識できる。

 

<日本の運命は朝日・毎日・東京・西日本・中国・道新の覚醒次第か>

 結局のところ、日本の将来SOSである。共同と時事の通信社は、電通の大株主だ。したがって、電通の暴走を止める立場だが、どうもそうした気配は全然見られない。

 現に11月25日の共同通信47NEWSには、桜事件での安倍側のホテル代補填記事を蓋するかのように、安倍晋三インタビューをトップ記事扱いして配信していた。地方新聞がこれを掲載したかもしれない。通信社も狂い始めてる証拠であろう。

 時事通信を見れば、政府の動向が分かる、読売・産経・NHKも。

 

 となると、残る朝日・毎日の全国紙と東京・西日本・中国・道新のブロック新聞が、日本国憲法の定める護憲リベラルの報道を貫けるかどうか、にかかっている。連携するテレビ報道とも。電通に屈してしまうのか、それとも護憲リベラルを貫くことが出来るのか?

 

 仮に国民投票法が強行されると、日本の危機は、コロナ危機を上回る規模で列島のみならず、東アジアと太平洋に及ぶことになる。本間龍の鋭い警鐘を無にしてはなるまい、と繰り返し訴えたい。

 

 余談だが、妹の知恵を借りて白菜漬けを二度ほど経験した。町田市のK子さんにいただいた柿の皮と、自宅でとれた柚子の皮を入れての作業である。なんとかおいしい白菜漬けが出来た。決め手は、重しである。この重し役が政治の場合は、政治の監視役の主権者である。いい政治は、国民の重しで決まる。

2020年11月26日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 衆院憲法審査会の与党筆頭幹事を務める新藤義孝氏(自民)は24日、野党筆頭幹事の山花郁夫氏(立憲民主)に対し、憲法改正に関する国民投票の利便性を高める国民投票法改正案を26日に採決することを提案した。立憲などは慎重な姿勢を崩しておらず、25日の幹事懇談会で改めて協議する。
 これに先立ち、日本維新の会の遠藤敬国対委員長は自民、公明両党の国対委員長と国会内で会談。改正案の継続審議が2018年の提出以来続いていることに触れ、「いつまでも引っ張らず、決着をつけてほしい」として採決に踏み切るよう要請した。(時事通信)

2020年11月15日 (日)

時事通信が安倍大宣伝<本澤二郎の「日本の風景」(3905)

時事通信が安倍大宣伝<本澤二郎の「日本の風景」(3905)

<「訴追対象者であることを忘れてはしゃぐA級戦犯の孫」に違和感>

ワシントンのトランプに刺激されているのかどうか、このところ病気療養中と思われていた安倍晋三前首相が、妙にはしゃぎ回っている。共犯者は一部メディアとの単独インタビューで、好き勝手な発言をして「我こそが日本のリーダー、菅に勝手な真似はさせない」とわめいている。

 

 昨日は、政府系通信社の時事通信が、御用記者とのやり取りを、大々的に配信していた。日本国民は、健忘症とはいえ、まだモリカケTBS強姦魔事件から桜、そして1・5億円河井事件を記憶している。桜事件では、900人もの法曹界の勇気ある面々が、告発している。

 

 「林検事総長は黒川と同じ私の防護服。日本は韓国やアメリカと違う」と内心、胸を張っているのだろうが、民間の側は林を検察官適格審査会に掛けて、審査会始動の行くへに注目しているところである。

 

<国民投票法断固阻止が平和国民の決意>

 正義と勇気のある護憲リベラルの日本人は、列島にいっぱいいる。ただ声が小さいだけである。日本の護憲リベラルに共感する、中国人民や南北朝鮮人、それにアジアの諸国民も、少なくない。

 

 昨日の通信社原稿の福島瑞穂党首の「護憲の社民党は必要だ」との叫びは、同党内の事情は知らないが、護憲政党存続は、国民共通の願いである。

{社民党は14日、立憲民主党が呼び掛けた合流への対応を話し合う臨時党大会を東京都内で開催し、合流希望者の離党を容認する議案を賛成多数で可決した。今後は立憲執行部との間で円滑な移籍に向け調整を進める方針だ。 合流に慎重な福島瑞穂党首はあいさつで「新生社民党をつくる党大会にしたい。護憲の社民党は必要だ」



  したがって、晋三や菅義偉が改憲軍拡のための「国民投票法改正案は断固として阻止」が、平和を願う国民の思いである。戦争責任者の孫の言い分を受け入れる国民は少ない。たとえ自公維に分裂国民民主党右翼が共闘を組んでも、平和国民の牙城を崩壊させることはまず困難である。

 いざ鎌倉の時が来れば、70代、80代から、中には90代の老人も決起して、金で決着をつけられる悪法・国民投票法阻止に体当たりするだろう。財閥・日本会議・神社本庁の言いなりになるものか。創価学会は間違いなく、空中分解するだろう。アジア諸国民も反対に立ち上がるだろう。

 

<「選挙で勝てば総裁選不要」論こそ安倍の宏池会つぶしの本音>

 安倍は、公明党創価学会の腰ぎんちゃく・太田ショウコウとのやり取りから、来年の1月解散を吹聴してもいる。創価学会の日程から割り出したものと見られている。

 

 もっとも、戦争三法の強行、カジノ法の強行から安倍の数々の犯罪疑惑によって、創価学会内部は激しく揺れている。沖縄の野原善正だけではない。大阪都構想の敗北で、山口那津男の責任論まで表面化している。

 安倍の期待する創価学会の集票マシーンは、ガタが来ているのである。

 

 そのことを知ってか知らずか、1月総選挙で自公勝利で、菅の総裁任期は自動的に延長される、総裁選なし、と豪語して、菅に決断を迫っている。

 

 菅続投に待ったをかけようとしている宏池会の岸田文雄を、第二の石破茂にするというのだ。ここから安倍の正体が露見した形である。彼が「後継者は岸田」と語り続けた話は、岸田を欺く宏池会つぶしの策略だったのだ。

 

 安倍の正体に気づいた宏池会の奮戦が、これからの政局のカギとなる。

 

<佐藤栄作元首相とは月とすっぽん>

 思い出すと、今から48年前のことである。7年8か月の佐藤栄作が沖縄返還を機会に退陣した。佐藤は後継者の福田赳夫を実兄の岸信介と共に支援したが、結果は田中―大平連合に敗れた。1972年7月7日に発足した角栄内閣は、公約通り日中国交回復交渉を始めた。

 

 対して岸・佐藤の台湾派は反発したが、2か月後に決着をつけた。大平の池田勇人内閣からの根回しの成果と角栄の勇断の勝利である。

 このような場面で、佐藤退陣後の単独インタビューを初めて成功させたのだ。懐かしい思い出となっている。会見理由は、日中国交回復目前にあって、佐藤がどう抵抗するのか、黙認するのか、を確認するための会見であった。

 

 筆者はまだ30か29歳の政治記者1年生。首相を辞めたとはいえ、花道引退で、傷だらけの安倍と異なる。歌舞伎の団十郎と言われたほど、大きな鋭い目は、駆け出し記者にとって威圧感を感じた。東京タイムズは首都圏新聞である。喜んで応じるはずもない。そこで知恵を働かせた。わが地元千葉県の茂原市選出の千葉三郎に動いてもらった。すぐにOKが出た。

 

 彼は岸を大学の先輩として「岸君」と呼んでいた。佐藤はその実弟である。千葉のパイプは生きていた。かくして政界団十郎との単独インタビューを成功させることが出来た。当時の政治部長・山口朝男が、大いに喜んでくれた。あるいは、若造の記者会見に応じてくれた、佐藤の太っ腹のせいかもしれなかった。俄然、政治記者としての自信がついたものだ。

 

 佐藤は安倍の叔父にあたるが、人物的には月とスッポンである。安倍のような犯罪まみれと違っていた。時事通信の御用記者とは違う、と自己弁護できる。

2020年11月15日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

2020年11月13日 (金)

信濃町が創価学会をつぶす!<本澤二郎の「日本の風景」(3903)

 

信濃町が創価学会を潰す!<本澤二郎の「日本の風景」(3903)

<大阪都構想秋の陣で、反対から賛成急変に抵抗した創価学会員>


大阪都構想をめぐる信濃町・公明党本部の暴走に対して、怒り狂う学会員の本心を、共同通信が今ようやく恐る恐る披歴した。「公明党が創価学会をつぶすのか」である。学会員の反乱に、信濃町の本部は、数年前からこっそりと除名と財務返金で乗り切ろうとしていることも、ようやく判明してきた。

 

 信濃町執行部クーデターへの反乱である。本部に反発する純朴な会員は、今でも池田大作の平和主義に心酔している。「おかしい」と怒りをあらわにさせて当然なのだ。

 

 思うに、安倍・自公・日本会議の極右勢力が、対中国戦略の防護服として強行した戦争三法の一番手に準備した秘密保護法の場面で、その主役を演じた太田ショウコウ国交相に対して、木更津レイプ殺人事件で命を落とした戦争遺児が真っ先に「太田は池田・創価学会の裏切り者。断じて永遠に許されない」との叫びも執行部クーデターに声を上げた。

 

 あるいは「池田先生は公明党が民衆に敵対した時はつぶせとおっしゃった」と叫んで選挙戦(参院選)を戦った沖縄の野原善正の決起とも共通しているようだ。マスコミの報道を、機関紙の印刷や莫大な広告費を使って封じ込めてきた信濃町の防護服が、間違いなくはがされて穴があいてきている。その一部を共同通信が、初めて報じたのだ。

 

 子弟を有する家庭は、教育を公約に掲げた公明党に期待をかけた学会員もいたようだが、戦争三法に続く博打法の強行に衝撃を受けている。人間の精神を破壊、家庭を崩壊させるカジノ法は、太田の後継者の石井某が、安倍・菅・二階路線を突っ走った。要するに、池田が体調を崩した瞬間から信濃町は、国粋主義にかぶれた、A級戦犯の孫の路線に乗って、信じがたい暴政に手を貸してきた、と断罪できるだろう。

 

 今回の大阪では、極右改憲派の維新のレールに乗せられて、そのうえムチでお尻を叩かれて、維新のために1票を投じろと会員は厳命された。本来は純朴な平和を愛する学会員が、これにとうとう堪忍袋の緒が切れて、怒りの反撃に転じた。自業自得であろう。

 

 今朝ほどの信濃町の監視人報告は「もう半分、空中分解している」と決めつけた。来年7月の都議選は、むろんお年寄り会員にとって、厳しいと言わざるを得ない、とも予測した。国粋主義に傾倒したツケは、決して小さくないようだ。信濃町嫌いにとっては、感動する事態の招来かもしれない。

 

<東京での野原善正21万票は戦争三法強行のツケ>

 大阪に先んじて、昨年7月の参院選では、沖縄の野原善正を山本太郎が突然、擁立した。わずかな期間に、実に21万の信じがたい票を獲得した。

 先の監視人曰く「普通であれば、数千から数万しか取れない。それでいて21万というと、信濃町に反発する学会員の組織的な抵抗があったとしか考えられない。池田党から山口・太田党、すなわち安倍の別動隊に変質したことへの強烈な反発と分析したい」。

 

 木更津市の戦争遺児の怒り(2013年)は、房総半島のみのそれではなかった。創価学会のシンボルと言われる三色旗は、沖縄でも、東京でも翻った。

 知能程度の高い創価大学やOBたち、平和主義に共感して動じない婦人部が、戦争三法に抵抗して当然だろう。太田と山口の誤算だろう。

 

 また「山口や太田と連携する創価学会の原田・谷川の執行部は、池田主義に心酔する正木理事長を追放、同時に関係する理事も首にしたが、当然、正木グループの反撃も予想され

 

(追記)またしても記事が10行ほど消えてしまった。どんな仕掛けなのか。電通の仕業?それとも信濃町か?

昨日は、読者の会社役員のO君が、自宅の柿をたくさん持参してくれた。柿の皮は、漬物にいい。白菜漬けにまた挑戦したい。今朝ほど同級生のS君の話は「同級生のNさんが認知症で入院した」と辛い報告である。一人住まいはきつい。改めで、人生は無常、はかない。朝露の如しである。せめて潔く生きたい。それは正義と勇気にある。悪党の世界を許してはなるまい。ジャーナリストの責任である。

2020年11月13日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

2020年11月10日 (火)

熱血漢咆哮<本澤二郎の「日本の風景」(3900)

熱血漢咆哮!<本澤二郎の「日本の風景」(3900)

<法務省が林罷免を求める検察官適格審査会開催要求を受理>

 角福戦争の一方の主役・清和会創設者の福田赳夫が「熱血漢」と評した同会秘書会リーダーの中原義正が、昨日法務省や最高検に直接電話して、検察官適格審査会を急ぎ開催するよう強く促した。

 

 日本国憲法は、第15条で「公務員を選定し、これを罷免することは、国民固有の権利である。すべて公務員は、全体の奉仕者であって、一部の奉仕者ではない」と明文化、悪徳公務員の罷免を主権者である国民に保障している。

 

 法務省大臣官房人事課は「確かに申請書は受理した。いま委員の一人、平沢勝栄復興相の後任人事をしているところ」との回答を得た。中原は「平沢後任人事を理由に、開催を遅らせるようなことは反対である。急いで対応するように、強く求める」との意向を伝えた。

 

 この憲法規定に法務省・内閣も議会、司法も従う義務を有している。安倍犯罪捜査をしない林検察に対して、国民の多くは怒り狂っている。民主主義が機能していない日本政府に対する、日本国民の怒りの証明でもある。

 

 官邸公安のドン・杉田和博の素行調査という、憲法違反に屈する中原や市民グループではない。筆者もその一人である。これは、警察・検察・判事の不公正・不当な行為を摘発する、憲法が要請する市民運動の第一歩である。

 

 今後、多くの被害者の結集が期待されている。

 

<平沢勝栄復興相の後任人事を急ぐよう強く要請>

 平沢勝栄は、菅内閣の発足で、ようやく入閣の機会を手にした。彼は、出来の悪いというか、悪すぎる安倍晋三の家庭教師をしたことで、人生を狂わされたものだが、今回、安倍の桎梏・足かせから抜け出すことが出来た。

 

 それにしても、人生とは人によって奇妙・不可解なものである。もしも、晋三がまともな若者であれば、平沢の運命は警察官僚として、もっと早くエスカレータ―に乗っていたことが出来たろう。

 

 もしも、今回も入閣できなければ、検察官適格審査会の国会議員代表として活躍すれば、安倍を見事仇討ちをすることが出来たろう。大臣になると、このポストは、公正を欠くことになるというのだろうか。そうだとすれば、後任も公正な人物でなければならない。少なくとも安倍色のついた悪党議員であってはならないことを、あえて付記して、監視を強めなければならないだろう。

 

 中原が「公正な人選を急ぐように要請した」ことは言うまでもない。11人の審査会委員は、多く学識も豊かな面々であるようだ。安倍や菅に忖度するような人物ばかりとは言えない。

 

 犯罪を目の前にしての検事の不作為は、故意によるものである。主権者は、到底容認できない。それゆえの適格審査会への申請となったものである。

 

<最高検企画調整課に対して「辞めろ」と通告>

 検事に対する苦情処理を担当している最高検の企画調整課の担当者は、中原に対して「今回の電話は5回目になります」と饒舌をたたいたという。ことほど一般人にとって無縁の職場ということになる。

 

 新聞記者は、ここにも顔を出しているだろうか。社会部記者なら一度は覗くとよいだろう。中原は、検察の不祥事を指摘した。「1600人以上の検事のうち、2013年から2020年の間に13人もの検事が懲戒処分されている。ノンキャリを含めると、大変な数だろう。このことは検察が正義の職場ではなく、犯罪組織そのものではないのか。今回の検事総長就任祝いでのセクハラ事件を、緘口令まで敷いて、法相にも隠していた。林は辞任すべきだ。本人にしっかりと伝えてほしい」とくぎ刺した。

 

 

<上川陽子法相秘書官室では「大臣の責任どうする」と抗議>

 中原は、安倍と菅の防護服として法務省入りした上川陽子大臣秘書官室では、林検事総長就任祝いの不祥事を克明に説明したうえで、これを放任するようでは「上川の責任ともなる。このことは、国家公務員法違反で告発しなければならない事案ではないか」とも指弾、上川本人に正確に伝えるよう要請した。

 

 この林検察の不祥事は、週刊新潮の特ダネとして大きく報道されたが、新聞では日刊ゲンダイが後追い報道した以外、すべての新聞テレビと通信社も蓋をかけた。伊藤詩織さんレイプ事件無報道を想起させる、新聞テレビの不祥事ともなっている。

 

 中原は「国の税金を使って、総長就任祝いを三次会まで。しかも、林真琴が選任した総長秘書官が、信じがたいセクハラ事件を起こしている。この不祥事を、林は大臣にも報告しなかった。それどころか、緘口令まで敷いて完全に蓋した。法務検察の刷新を図る最中の不祥事ではないのか。明白な国家公務員法違反である。モリカケからTBS強姦魔事件、桜事件、河井1・5億円事件にも本格的なメスを入れない。法務検察は完全に腐りきっているではないか。法務検察は、一体誰のためのものか。根幹が問われている。放置すれば、上川の重大な責任回避となり、国民に敵対することになる。それでもいいのか。林を直ちに更迭すべきだ。検察官適格審査会を急ぎ開催すべきだ。しかと大臣に対して、我々国民・主権者の思いを伝えてほしい」と抗議要請した。

 

<角福戦争で鍛えた実績を背景とした中原勇気に敬意>

 「公務員を罷免するのは国民固有の権利」という憲法の命じるままに行動する、中原の勇気に改めて敬意を表したい。

 人間は勇気がなければ、この世を渡ることは出来ない。そこに正義が加われば、鬼に金棒である。福田が「中原君は熱血漢」と評した理由が確認できる。人間は、歩んできた人生行路が、老いて強さに比例するだろう。

 

 角福戦争を知らない世代が増えてきているが、当時、田中派秘書会を軍団と称し、永田町界隈に格別の存在感を与えていた。対抗する清和会秘書会を率いた中原の目に、父親のカバン持ちの安倍晋三の存在は確認できなかった。彼の配下の秘書が、安倍家の奥深くで活躍、その様子を手に取るように承知していたという。

 安倍と加藤六月の特別な関係が、今に続いている。

2020年11月10日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

2020年11月 9日 (月)

太陽をすべての人々に!<本澤二郎の「日本の風景」(3899)

太陽を全ての人々に!<本澤二郎の「日本の風景」(3899)

<エザワフルーツランドのブルーベリーが教えてくれる!>

 11月7日の土曜日、木更津市の奥座敷の無農薬果実・ブルーベリーの里に足を運んだ。もう杉と竹林の山林を開墾して20数年の歴史を刻んでいる、エザワフルーツランドの秋を園主ともども散策した。園主の話で印象に残った言葉は、太陽のことだった。「今年初めて太陽の偉大さを学んだ」と神妙な面持ちで述懐した。

 

 頷くほかなかった。今年の春先は雨、雨と曇り日が多かった。美味しい味のブルーベリーは実らなかった。気候変動である。地球規模で課せられている、21世紀最大の課題である。核や石炭・ガソリンによるエネルギー経済から、1日も早く帆船・日本丸で抜け出す人類でなければ、地球も人類も滅びる。これに抵抗してきた米トランプ政権NOは、当然のことである。バイデン次期大統領のパリ協定復帰に、多少は期待したい。

 欧米も中国も、脱ガソリン車にフルスピードで切り替えている。石炭発電もダメだ。

 

 ところで日本政府は、太陽を民衆の全てに照射する重い責任を負っているのだが、現実はごく一部富裕者のみに限って、多数の貧者を委縮無気力化させて、平然と「国民のための政治」という空念仏を合唱している。

 

 

<弱者・貧困層に特別照射が政治の根本>

 次期米大統領のバイデンは、富裕層に課税の強化を打ち出している。社会の均衡を保つ公約で、トランプの再選を阻止した。

 

 日本は森・小泉の清和会政治以来、富裕層1%に特化した悪政を敷いて「経済は良くなった」と出鱈目な宣伝をNHK以下のメディアを使って、戦前の大本営のような報道に徹してきた。

 

 国粋主義まみれの安倍内閣7年8か月の政治は、いまも菅内閣によって継続、変化はない。後者は憲法違反の戦争三法に反対した、日本学術会議の真っ当な学者6人を切り捨て、学問の世界にも抜刀、新たな憲法違反に突進している。

 

 ようやくにして、杉田和博という公安のボスの仕業であることも判明、野党の追及に菅のみならず、本人は隠れ逃げ回っている。学問の自由にも、太陽どころか黒雲で覆い潰そうという魂胆なのであろう。

 振り返ってみると、年金生活者のみならず、非正規労働者や失業者に対して、全く太陽から遠ざけて平然としている政府である。貧困の社会を報道させないようにもしている。大魔神・電通の正体発覚で判明してきている。

 

 政治とは、暗闇に光を当てることである。対して清和会政治は、あたかも戦前の国家主義が跋扈、反対する善意の人々や識者を、杉田の魔剣で切り捨てている。この事実に、だれか弁護できるであろうか。

 

<安倍・菅の財閥・電通・富裕層向けは売国奴政治>

 清和会政治は、規制改革と称して、ドリルで民衆への福祉政策を排除して、富裕者1%向けに開放、莫大な利益を、言うところの彼らの身内に配分することである。モリカケ事件が典型であろう。

 

 これの実行部隊が、21世紀の特務機関の電通である。五輪は電通の、電通による、電通利権のためのものである。青少年の健全な育成とは、無縁なのだ。それゆえに、コロナ禍で人々の命が危険にさらされている中でも、強行するのだという。

 

 IOCを完ぺきに抱き込んでの暴政の最たるものだが、新聞テレビは正論を吐けない。人々の決起を抑え込むための世論操作に徹して、怒りや不信のマグマを溜め込んで恥じない。

 

 電通と杉田和博のコンビに、人々はこのまま振り回されていくのであろうか。アメリカの無党派層・弱者は、決起して政変を可能にした。日本でも可能だろう。

 

<Go Toキャンペーン・ふるさと納税は金持ち優遇策>

 菅が打ち出したという「ふるさと納税」のことについて、正直、何のことかわからなかった。直接触れるとわかるのだが、どうみても関係などなかった。

 

 「とんでもない。ふるさと納税は金持ちのためですよ。庶民は全く関係はない」と教えてくれた人物は、元自民党議員秘書のA君だった。同じことが「Go To」キャンペーンである。貧者には無縁である。

 

 近くにゴルフと旅行に明け暮れている優雅な御仁が、持病持ちにもかかわらず「Go Toトラブル」に出かけた。調べると、税金の政府援助旅行費は、べら棒に高く、貧者には手が出ない。「Go Toイート」も同様なのだ。

 

 安倍・菅太陽は、すべて富裕層向けである。

 

<「コロナ禍になぜ自衛隊を活用しないのか」と怒る園主>

 話題を冒頭のブルーベリー園に戻すと、もう一つ大事な指摘を受けた。それは混乱の極みともいえる日本政府のコロナ対策であるが、それは「細菌兵器の防護服を着る自衛隊の出番ではないのか。なぜ自衛隊を出動させないのか」との提言である。

 

 確かに正論である。そもそも新型コロナウイルスについて、今も米国の細菌兵器庫から漏れ出したもの、との情報もある。源流は731部隊である。余計に「防護服」着用の自衛隊出動の出番であろう。

 

 イージスアショアなる有害無益の利権武器に執着する安倍の実弟・岸信夫や河野太郎、小野寺、中谷らは、利権アサリを止めて、コロナ対策に知恵を出してはどうか。

 

 医療崩壊を壁にしてのPCR検査をしないようにしてきた安倍・菅政治は、コロナに目を向ける必要がある。

 

<ブルーベリー園で実った秋のミカンは太陽のお陰>

 わずかな家庭菜園をしていると、太陽の有無が決め手となることが理解できる。今年は借りた畑で、立派な骨格の大豆を育てたものの、実がならなかった。太陽不足が原因だった。今期で借地を返上するしかない。

 

 ところで、ブルーベリー園の一角で、秋のミカンがたわわに実っていた。海抜80メートルほどの頂上は暖かい太陽がよく当たるためだった。園主ともどもミカン狩りを楽しんだ。

 

 大粒の銀杏の実もいただいた。夏物のブルーベリーは駄目だったが、秋のミカンとイチョウは太陽の恩恵を受けたのだ。

 

 政治の根本は、正論を非難する野蛮な物書きを育てるのではなく、弱者に光を当てる血税使用が不可欠だ。反省謝罪を忘却した電通・財閥の爆走は、必ず天が雷を落とすだろう。

2020年11月9日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

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