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2024年9月 7日 (土)

本澤二郎の「日本の風景」(5277)

本澤二郎の「日本の風景」(5277)

<小泉進次郎総裁選出馬会見=父親は繰り返し靖国参拝・倅は靖国+改憲強行+大軍拡公約>

歴史を知らない平和主義と無縁の小泉家の父子!慌てて作成した

小泉進次郎の総裁選出馬公約メモに目を向ける姿は、歴史と教養不足を露呈していて、専門家に安全安心を植え付けることに失敗した。米国の原子力潜水艦基地の神奈川県横須賀で、離婚した父親の愛情もない家庭以外は、何不自由なく育った43歳の若者に期待する方が悪いのだろう。

 

父親は、赤紙一枚で侵略戦争で犬猫同然に殺された、無念と怒りの怨念が渦巻く戦争神社に、首相として繰り返し参拝して、隣国との友好を破壊した。息子は、それに満足せずに平和主義放棄の「戦争国家」を目指して、靖国+戦争する憲法改悪を強行し、43兆円路線を実現していく。米国前大統領の「日本は再軍備・戦争に備えている」と暴露した財閥・神道傀儡政権の野望実現を公約した格好である。歴史の繰り返しを約束したような危険すぎる好戦的航路を公約に、日本国民はどう対応すべきなのか。

 

<歴史の教訓を学ばない盲目の進次郎改憲論に衝撃!>

日本の識者・文化人は、戦後のドイツ人から多くを学んでいるが、その一番大事な教えは、歴史の教訓である。過去を学ばない人間は、現在と未来に盲目である。人間は過ちから正義を知り、それを二度と繰り返さないことだ。

 

「日本人はおかしいよ」と指摘する国際的な文化人は、少なくない。そのことで隣国との関係は壊れたままだ。1972年の日中国交正常化宣言を忘却した現在の自民党の典型人が、小泉進次郎である。声を大にして叫びたい。

小泉家がやくざの家柄であることを、当初は知らなかった。「鹿児島県の田布施出身」であることも。安倍晋三は長州の田布施だ。戦前戦後の田布施を研究すると、興味深い日本の闇の史実を知ることが出来る。日本に歴史家はいないのか。

小泉父子はそろって歴史を知らない。神社神道は、侵略戦争の根っこなのだ。創価学会員の中には、いまでも「鎌倉時代の日蓮が神道を強く否定していた」「戦前に神道を敬わずに否定した初代の会長は投獄され、獄死した」と語られている。自公連立は、神道カルトと創価学会カルトの連合政権である。天地がひっくり返っている。

 

過去に盲目な小泉父子は、戦前の神がかりの皇国史観に埋没している。盲目の人物だから、希望も明るい未来も見えない。岸信介や安倍晋三の世界に埋没して、99%の大衆を見下している。

 

<憲法を読んでいない=関東学院で平和主義知らず+米国でワシントンのための日本属国統治学ぶ>

失礼ながら多くの国民は、関東学院という教育機関を知らない。学校の宣伝をしない校風かもしれない。老人のたわごとの一つかも。進次郎はそこで学んだ?遊んでいたのかもしれない。

少なくとも日本人としての最低の教養の一つである、日本国憲法を読んでいない。学んでいない。憲法の根幹である平和主義を学んでいない。父親は無教養な息子を、アメリカのコロンビア大学や国際問題研究所など、対日政策の牙城で、いうところの「日本属国統治を学んできた」と見られている。安倍は米国で麻薬を学んで帰国したが、進次郎は?

 

平和主義は国際法の核心である。時代の変化で揺れたりしない、確固たるもので、財閥や死の商人は受け入れようとしない。80年前の歴史の教訓の核心は、平和主義にある。さらに一つ加えると、信仰の自由・政教分離だ。

小泉家にとっての悲劇は、この人間として政治家の信念である、この二つのことを学んでいない。靖国の政治的意味を知らない。自民党議員の大半は、人間として失格である。政治屋ばかりで、政治家が一人もいない。今回の総裁候補の中に、国民のために命を懸ける政治家が一人もいない!

 

<若さと無知の二重奏の世襲議員の危うさにかける自民党>

数々の安倍事件を処理した功労で首相になった菅義偉!最近では半島出身者ではないか、とYouTube報道が出回っている。

出身がどこであろうが、国民に奉仕する人間であれば、為政者の資格がある。財閥などの1%の奴隷は、指導者失格である。安倍の下で日本は、財政が破綻し、戦争国家へと変質し、それを菅が支え、彼が進次郎支援に狂奔している。安倍と菅が日本を沈没させた犯人だ。安倍銃撃事件に同情する庶民はいない。

安倍を国葬にした岸田文雄を尊敬する日本人は、極めて少ない。

小僧やあんちゃんに権力を委ねた結果である。若さと無知・無教養の世襲二重奏は、地獄の一丁目?

自民党は、政権を投げ出す時である。自民党は安心安全を国民に提供する国民政党ではない。

 

<我が家の小泉純一郎結婚祝いの引き出物時計は今も健在>

小泉純一郎の正体を知らなかったころ、筆者は「純ちゃん」と呼んでいた。「自民党をぶっ壊す」という大嘘に一般人並みに酔いしれた。神道政治屋の大嘘に気付いて、以来友人関係を切った。彼が悲惨な歴史を肯定する靖国参拝派と知って驚愕したものである。

当時の中国は、高度成長期にあった。そこで散髪するのだが、彼の靖国参拝後、街の床屋さんに追い出されてしまった苦い思い出は、今も癒えていない。いったん止まった小泉時計が、電池を取り替えると動き出した。彼の結婚式の引き出物である。もう43年以上前になる。小泉家の暴走に泣かされる日本人にはなりたくない。

2024年9月7日記(茅野村の憲法仙人・日本記者クラブ会員)

 

(毎日)難解だったり、独特だったりする言い回しが、インターネット上で「ポエム」「進次郎構文」などと指摘されることの多い小泉進次郎元環境相(43)。自民党総裁選(12日告示、27日投開票)への出馬を表明した9月6日の記者会見では、用意していた原稿に度々目を落としながら公約を説明するとともに、「安全運転」で質疑応答も乗り切った印象だった。

 

歴史の真実神道ヒロヒト政治惨劇の一部紹介 

朝鮮独立運動から過去の大戦を含む朝鮮人死者等・犠牲者数(一部記載)
1 1919年3月1日、朝鮮独立運動における殺害7509人(『日本と朝鮮の百年史』和田春樹・平凡社)

2 朝鮮人強制動員 労務動員約80万人、軍務動員約37万人。(「調査・朝鮮人強制労働:著者竹内康人・社会評論社、韓国徴用工裁判とは何か(岩波ブックレット)

3 徴用工に連れてきて、兵隊(日本軍に入隊)にして使った死者:57万6千人(「『天皇の軍隊と朝鮮人慰安婦』著者金一勉・三一書房1976年1月第1版)
4 朝鮮人慰安婦14万3千人。自民党荒船清十郎衆議院副議長(地元講演会で発言:現代の眼1972年4月号)
5 関東大震災時、自警団や市民によって6千661名が虐殺「日本帝国主義の朝鮮支配」上・朴慶植・青木書店1973年)
6 1940年〜1944年日本各地の炭鉱や鉱山の閉山によって6万4千人が日本軍によって殺害。軍の残虐性を隠すためとの理由。(「朝鮮人強制連行の記録」朴慶植・未来社刊)

7 1940年8月〜1945年10月 足尾銅山31人の朝鮮人労働者殺害。(「足尾銅山・朝鮮人強制連行と戦後処理」創史社・古庄正」)
8 1944年7月千島列島沖で182人の朝鮮人軍属が乗っている陸軍徴用船、太平丸が沈没。(朝日新聞2007年7月5日)
9 1945年長野県の「松代大本営」の防空壕工事に1万人の朝鮮人を動員、「天皇の寝室」工事に当たった180人を「秘密保護」で虐殺(『朝鮮史年表』雄山閣)。
10 1945年舞鶴湾内で3千7百余人の朝鮮人乗船の「浮島丸」が爆沈した。その犠牲者は549人。(「浮島丸・釜山港へ向かわず」金賛汀著・かもがわ出版)。
11「1945年8月6日原爆投下により、2万余名の人命を奪われた」。(在日本大韓民国居留民団広島県本部1970年4月「慰霊碑」建立)。
他の文献、戦時外国人強制連行関係資料集(明石書店朝鮮人上・中・下 守屋敬彦・林えいだい・加藤博史)以上。 
別件・2010年度より高校無償化:朝鮮学校のみ適用されず。小・中学・幼稚園(保育園)も市区町村により補助金差別が存在。小池百合子都知事2017年から関東大震災追悼集会への追悼文送付を中止。
12 2024年1月29日 群馬県立公園「朝鮮人追悼碑」 群馬県山本一太知事の代執行
によって破壊撤去された。
碑には「記憶・反省・そして友好」が表示されていた。

13 埼玉県大野元裕知事から、2024年9月4日関東大震災・追悼文(メッセージ)がさいたま市大宮・常泉寺に届く(但し、朝鮮人虐殺・謝罪の記載はない)。「姜大興(カンデフンさん)追悼式」。

* 私たちは共に生きる社会を目指しています(真実・和解・記憶・共生)。
2024年9月4日平和外交求める市民の会 連絡先〒337-0032さいたま市見沼区東新井866-72石垣敏夫090-4373-0937石井碩行・武内暁・武野大策・池辺幸恵・松永博・花崎哲・皆川学・大津恵子・中村由博・仲村正昭・秋山信孝

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