本澤二郎の「日本の風景」(5278)
本澤二郎の「日本の風景」(5278)
<裁判所の暴走に「誇り高い正義の反逆者」が抵抗>
日本の政府や議会は、常にといっていいほど過ちや間違いを起こしがちだ。内閣の法制局がしっかりしていた時代はよかったが、安倍内閣の下でいかがわしい人物が長官に就任すると、それまで憲法違反としてきた国是(集団的自衛権の行使は憲法違反)を変えてしまった。すると最高裁が操る裁判官もそれに右ならえ。
安倍・自公内閣のもとで自衛隊参戦法が強行された。戦争しない自衛隊が、戦争する自衛隊という違憲法が実現、これを司法は黙認して、事実上容認してしまった。
恐ろしい憲法違反を、言論界も沈黙するという恐ろしい事態に「誇り高い正義の反逆者」が火の手を上げた。法廷闘争が日本国民の抵抗の象徴となった。対して裁判所が政府の擁護者となって、主権者に襲い掛かってきている。法廷の言論封じが、暴力的に行われている恐ろしい事件が起きた。市民の怒りが昨日メール送信されてきたので紹介する。
<原告は憲法人間=裁判官は違憲人間で許されるか>
法廷の暴力的訴訟指揮に、堪忍袋の緒が切れた原告の正義に対して、国民の同情が集まっているだろう。悪しき権力批判と弱者支援が、反骨ジャーナリストのみならず、日本国民の声である。憲法を、主権者・司法関係者は、憲法を尊重し、擁護する健全な国民である。
権力的訴訟指揮は、憲法が容認しない。現に裁判官は声を上げようとはせず、こそこそ隠れているのではないか。
過ちを認め、謝罪することが人の道であろう。これは一人の判事の問題ではない。最高裁の責任でもあろう。公正・正義の法廷が、違憲的判事による訴訟指揮は返上しなければなるまい。
以下にメールと暴行を受けた原告・石垣敏夫の事件の概要と訴えである。
2024年9月8日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)
「東京高裁に於いての職員の横暴に驚くばかりです。裁判は継続中ですが医者の診断書を否定する?
判断には疑問有るのみ。此の事件の直前にも高裁で似たような暴力事件があったと知人が教えてくれました。
裁判所内では日常的に此の様な事件が有り 大方泣き寝入りなのでしょう。警視庁にも3回も相談しましたが 埒があきません。日本は安倍政権から放置国家に大変身しました」 9/7 N
武内さん昨日はお世話さまでした。本日の件、仲村さんにお話ししました。申し訳ありませんが今日午後4時にサポセン9階に伺いますので、よろしくお願いします。その前は参加できません。 添付してあります、ファイルは皆さんに送りたいと思いますが。「許さない会の会員に」アドレスをお聞きしてこれからはメールで送ろうと思います。それゆえ、アドレスが必要になりますのでお手数です会員の名前住所、アドレスをお願いします。会計についてもご報告をお願いします。
裁判所の「表現の自由弾圧と暴力」は許されません。2024年1月11日、東京高等裁判所101号法廷(安保法制違憲訴訟)で、山梨県の原告14名が「主権者国民は棄却を認めない」と印刷されたシャツを着用して着席した際、松本利幸裁判長が「シャツを脱ぐか、文字を隠すかにせよ」と発言を繰り返しました。原告らは「裁判長の見解は憲法21条の『表現の自由はこれを保障する』に抵触しています」と訴え、裁判長に「法的根拠」を示すように求めました。裁判長はこれに応ぜず、「退廷命令」を下しました。その後、すぐ裁判所職員20名が入廷し、控訴人(原告)を暴力的(ごぼう抜き)に退去を強制しました。この際、原告の女性が一人倒れ、救急車が呼ばれました。
〇 女性に対する人権侵害:倒れた女性に対して被告・国は「寝そべっていた女性が一人いた」と準備書面(1)に記載しました。
○ 診断書・医師への冒涜:傍聴人の一人石垣(現在原告)は、裁判所職員のそばで「暴力を止めよ」と述べたところ。職員の一人が、突然左襟をつかみ「お前は妨害者だ」とやまなし控訴人の中に連れ込み暴力的に排除しました。その際、石垣は右肋骨を痛めました(診断書:右肋骨打撲・全治3週間)。「刑法195条・(特別公務員暴行陵虐罪)に該当」医師の診断に対し、被告・国は「診断結果は過剰なものとの疑念を禁じえない」と準備書面(1)に記載しました。これは医師に対する冒涜でしょう。
◎ やまなし原告団は「裁判長の弾劾裁判」を準備しています。表現の自由に対する弾圧、法的根拠を示さず、控訴人を排除したこと(憲法21条違反)。 私たちは裁判所の暴力容認に対し、謝罪を求めています。第2回公判9月20日(金)午前11時より:さいたま地裁101号法廷(浦和駅県庁前)皆さんのご支援をお願いします。
2024年7月19日 「石垣さんへの裁判所の暴力を許さない会」 【略称許さない会】武内090-2173-2591 仲村080-2266-3611 石垣090-4373-0937
輸入禁止した核汚染こんにゃく!
(韓国)食品医薬品安全処によると、先月30日から今月5日まで行われた日本産輸入食品の検査の結果、長野県で生産されたこんにゃくから1キロ当たり3ベクレルのセシウムが検出された。輸入量は90キロだった。
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