« 本澤二郎の「日本の風景」(5279) | トップページ | 本澤二郎の「日本の風景」(5281) »

2024年9月10日 (火)

本澤二郎の「日本の風景」(5280)

本澤二郎の「日本の風景」(5280)

<畝本直美検事総長の重大疑惑に驚く!>

アベノミクスはつまるところ財閥株屋1%に空前の暴利を与え、大衆を空前絶後の円安による物価の急騰で生活を困窮させて社会を混乱させている。政府・日銀の超格差社会によって、政治と経済を破綻させたその罪で岸田文雄は、退陣に追い込まれたものの。その後は連日のように安倍・菅・岸田の出来損ないの子分たちが、いわくつきの政治刷新論をぶち上げて、世論を惑わしている。いうところのナベツネ言論が炸裂し、永田・大手町の真実に蓋をしている。

 

昨日は、YouTubeで超有名な「レ・ミゼラブル」を見て、途中で止めた。登場する蛇のような捜査員に付き合わされる方もたまらない。日本にはあれほどの検察官は存在しないだろうが、その逆の検事はいくらでもいる。

新任の女性検事総長に、早くも重大疑惑がまとわりついていたことに気付いた。週刊金曜日などで活躍しているAさんが、彼女の不正疑惑の状況証拠を自宅に郵送してきた。資料から思い当たる疑惑が次々と沸いてきた。ことによると、目下の自民党総裁選は彼女の手のひらで踊っているのだろうか、と本気で疑ってしまった。

 

<森喜朗事件と安倍・清和会の裏金議員救済の検証不可欠>

清和会の創設者の福田赳夫が怒りで泣いている。息子の康夫も同じに違いない。

森喜朗が政権を担当した時点で、戦前の国家神道を継承した神道政治連盟が鎌首をもたげた。「神の国」に怒った世論が、森を引きずり下ろしたが、鹿児島田布施の小泉純一郎が、真相を理解していなかった田中真紀子を巻き込んで、森路・神道政治を継承した。この時点で、清和会の理念は、A級戦犯勢力の岸信介へと移行した。戦前の極右政治は、山口県の田布施の安倍晋三へと、そして現在は再び小泉の倅にバトンタッチされていく?

 

一方で、五輪疑獄の元凶である森が逮捕寸前まで追い込まれていた。同時に清和会の裏金事件の元凶でもあった森は、二重の犯罪でほぼ100%獄門が決まっていた。まともな法治国家であれば、森の再起生存はなかった。誰もが「森の獄死」を予想していたが、首相の岸田周辺が、森救済に専念した。そうして泥被りの検事を登場させた。安倍の黒川は失敗したが、岸田の畝本は大成功を収めてしまった?石川県の森喜朗が、いうなればヒロシマの岸田退陣を決定づけたことになろう。

 

<「夫の元高検検事長は森喜朗顧問弁護士は本当か>

岸信介を神のような人物とあがめてきた神道派の古狸は、岸内閣を支えた黒幕の極右・笹川良一の船舶振興会が、いまやいくつもの「平和財団」を名乗り、相変わらず運輸利権最大のギャンブルを独占し、国交相ポストを信濃町の公明党創価学会に与えて、不正腐敗の牙城を築いて、森はそこで悪徳人生を終えようとしている、と見られている。

 

それもこれも畝本夫妻の大それた大芝居のお陰だ、と一部の専門家やYouTubeのプロが指摘している。驚いたことに高松高検検事長で退官した夫の畝本毅が「森喜朗の顧問弁護士」という情報が流布しているではないか。

元検事の若狭は知っている。いつYouTubeで発信するのか、それともしないのか。

 

<市民の追及を逃げる検事総長発覚>

市民活動家のAさんは、公然と検事総長に疑問を書面に明記して厳しく追及しているが、検事総長畝本は回答しない。回答できるわけがない。彼女は検事失格である。国会は彼女を呼んで、真相を確かめる責任がある。総裁選・総選挙とも関係する重大疑惑であるのだから。

 

<畝本直美検事総長番記者の追及も議会追及ゼロ=怪しいナベツネ言論と与野党>

その前に番記者は、定期的に彼女と懇談・記者会見を行っている。疑惑を質問もしないことは、自ら犯罪的言論を容認することになる。断じて許されないだろう。自民党の犯罪に蓋をした重大疑惑は、戦後政治史の一コマとして50年、100年後に継承される。

 

岸田の最悪の選択だったことも強く指摘したい。森・小泉・安倍・岸田の不正腐敗の蓄積は、後世を生きる日本人の教訓ともなろう。情にもろい凡人ジャーナリストも、疑惑の概要を知った以上は沈黙できない。恐ろしい日本は、確実に歴史を繰り返そうとしている!

 

<検事総長夫妻の手のひらで踊る自民党総裁選は許されない>

ちゃぶ台をひっくり返すような深刻すぎる事態に、政府部内からの告発はなく、国会も声を上げない。法治を貫徹できない日本の三権分立に対して、法律家も沈黙しているのだろうか。この国に正義の士はいないのか。声を上げよ!

 

こんな不条理を黙していいわけがない。ナベツネ言論と清和会の清算を回避することが今ではないのか。識者・言論人の決起を強く要望したい。

2024年9月10日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)

« 本澤二郎の「日本の風景」(5279) | トップページ | 本澤二郎の「日本の風景」(5281) »

恐ろしい国」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 本澤二郎の「日本の風景」(5279) | トップページ | 本澤二郎の「日本の風景」(5281) »

2024年10月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
無料ブログはココログ