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2024年9月 5日 (木)

本澤二郎の「日本の風景」(5275)

本澤二郎の「日本の風景」(5275)

<トランプ前大統領も裏付けた日本の「再軍備」戦争体制強化>

もはやゆでガエルの日本人は許されない。安倍晋三と、最近は核武装論者の麻生太郎と会談したワシントンのトランプ前大統領が、日本の外交安保の本質を白状し、平和を愛する日本列島に衝撃を与えている。岸田首相はというと、辞任する最後の最後、日米韓の戦争体制構築のため、明日韓国を訪問し、ゆるぎない軍事的結束を図る。欧米の景気後退による中国製品購入に陰りが出て中国経済の破綻状態が、アジアにも波及する。ロシアの核政策は、徐々に解き放たれている。世界恐慌と第三次世界大戦が想定内に入った。

 

A級戦犯勢力の岸信介・児玉誉士夫・笹川良一・正力松太郎の野望が開花したような日本政治はSOS!歴史を学ばない極右が支配する日本政府と財閥の火遊びに、トランプでさえも警戒し、怯えている!中曽根康弘の核戦力構想に仰天したワシントンのキッシンジャーが、現在はトランプに取って代わった可能性が高い。

 

<忘却・無関心は第二のヒロシマ・ナガサキ?>

人間は愚かだ。愚かすぎる。人間を殺して自身の暮らしを引き上げ、その挙句、同じように他者から殺される。やくざ暴力団と大差などない。経済危機において歴史は繰り返される。

日本を80年前に引き戻そうとする岸田は、昨日は小野寺五典や中谷元の「死の商人」の仲間と会っているではないか。きな臭い岸田をワシントンの産軍複合体は、感動しているが、一方でアメリカ経済は破綻寸前。中国の製品を購入し、

消費する経済力を失って、中国経済も坂道を転げ落ちている。為政者は、お互いに助け合うという誇り高い精神を失い、利権と利己主義が蔓延し、世界を混乱に陥れている。プーチン独裁のロシアは、ウクライナへのNATOによる軍事支援に倒れかけ、核のボタンに近づいている。誰もが知っている現実に、日本もA級戦犯勢力の岸信介の霊が乗り移って、43兆円の武器弾薬に手をかけている。

人々が無関心・無知をかこっていると、ヒロシマ・ナガサキの悲劇が地球を席巻する可能性を否定できない。

 

<非戦の9条を踏み倒した安倍・菅・岸田の43兆円大軍拡と抵抗しない野党の日本危機>

日本人は今まさに正念場を迎えている。1993年3月、カリフォルニア州のサンクレメンテで出会った日系アメリカ人のトクノシロウさんの一言を忘れられない。それは「日本は再び戦争するようなことはしないでほしい。戦争ほど苦しい悲劇はない」。彼は太平洋戦争では、日本軍の暗号解読を強いられた。戦後はGHQ要員として日本全国を走り回った。「どこに行っても人々は平和を喜んでいた。戦争を禁じた日本国憲法に感動していた」と語ってくれた。いえることは、43兆円に浮かれて武器弾薬を製造している財閥・死の商人が、平和を約束することなどできない。神道・靖国派は、若者の死を求めている悪魔であろう。背後の神社本庁や神道政治連盟の日本会議は、日本を再び戦争に巻き込もうとして暗躍している。

 

43兆円は、トランプの言葉を借りると「再軍備」であり、日本は戦争準備に余念がない、戦争する日本ということに尽きる。安倍と麻生の本心を、彼は今の世界情勢を論じる中で、日本政府の野望を明かしたものである。

A級戦犯勢力の岸信介の野望は、アジア・太平洋での覇権大国の復権なのだ。神道は戦争神社だ。平和を生み出す宗教ではない。

 

<誇り高い護憲・反戦の国民運動で財閥・死の商人打倒>

日本人は誇り高い民族である。歴史の教訓を学ぶ人間集団である。戦争で廃墟と化した日本列島を復興し、平和国家を創り上げた。平和が日本人を幸せにする。これは真実である。

トランプ発言は、日本政府の危険すぎる本心を暴露したものである。あぶない日本政府と自民党の正体を暴いてくれたものである。

 

日本人の誇り高い反逆者は、宇都宮徳馬である。渡辺恒雄の保証人になって読売新聞に入社させた張本人だ。渡辺は恩師を裏切ってA級戦犯勢力の岸信介の軍門に下った。こんな人物に屈する政治屋と言論人は、人間の屑である。今の日本は、日本人の屑が采配を振って、日本を壊している。

 

<宇都宮徳馬に続け!日本再建の柱>

大杉栄と甘粕大尉を御存知か。大杉を惨殺した甘粕は、戦前の国粋主義者として知られる。父親が反山縣有朋派の総大将・陸軍大将の宇都宮太郎の長男・徳馬は、幼くして軍人の正体を知った。

いったんは父親の道を歩もうとして陸軍幼年校に入るが、大杉の惨殺に驚愕して、彼は幼年校を退学して、軍人の道を降りた。大杉は宇都宮の幼年校の先輩だった。以来、一般校に移り、旧制水戸高時代から、千葉県館山市の大農出身の水田三喜男と共に、天皇制や軍部批判の先頭に立つ。

「軍事教練では高下駄をはいて抵抗した」という逸話を、後輩の後藤田正晴が、宇都宮葬儀で明かした。右翼・軍部に屈しなかった宇都宮は、まさに誇り高き反逆者だった。宇都宮を裏切って岸や児玉の配下となって出世した渡辺を「忘恩の徒」と断じた。それでも渡辺は葬儀に参列した。宇都宮を裏切った人物こそがナベツネである。筆者がもっとも軽蔑したい人間である。

 

甘粕は満州映画の責任者となり、岸らと仲間となるが、ソ連軍の侵攻を知ると、真っ先に青酸カリを飲んだ。日本軍国主義の体現者であることを、よくよく承知していた証拠である。対してA級戦犯勢力の岸信介を、最後の最後まで批判した宇都宮は、まさに日本人として最高の誇り高い反逆者となった。

筆者は「平成の妖怪・大勲位 中曽根康弘」(健友館)を上梓し、宇都宮さんの墓前に捧げた。

2024年9月5日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)

 

トランプがワシントンのポチを暴いた!

(毎日)トランプ氏は、人気ポッドキャスト番組ホストのレックス・フリードマン氏のインタビューに応じ、「世界中で多くのことが起きている。中国を巡る状況を見てほしい。日本が再軍備を始めた。世界には今、多くの戦争の危険がある」と述べた。「再軍備」は、防衛費の増額や自衛隊の反撃能力(敵基地攻撃能力)保有の動きを指しているとみられる。

 

小櫃川の水を守る会総会並びに記念講演会○と き 2024年9月21日(土) 13時30○ところ 上総地域交流センター(上総公民館) 住所:君津市久留里市場192−5  � 0439-27-3181 ○日 程 13:30〜14:15 小櫃川の水を守る会総会 14:30〜15:30    記念講演会  講師 岩本広志氏 15:40〜16:10 質疑応答○演 題 PFAS(フッ素化アルキル化合物)の地下水汚染について ー過去に経験した有機塩素系化合物の地質汚染を踏まえてー

https://bookplus.nikkei.com/atcl/column/082100405/082100001/

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