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2024年9月

2024年9月30日 (月)

本澤二郎の「日本の風景」(5300)

 

本澤二郎の「日本の風景」(5300) 

<やくざ「支配」の房総半島=天下り機関・千葉県環境財団は偽りの水質データ改ざんも=袖ヶ浦市環境部長らが財団理事の腐敗>

アメリカの茶の間の英雄「バッドマン」は、悪を葬り美しい自然(命の水)を守る筋書映画ゆえの人気だと知った。これをやくざ暴力団が跋扈している千葉県・房総半島で成功させる市民運動が、袖ヶ浦市など君津安房郡市で、ようやくじわじわと表面化して、希望と期待を投げかけている。

 

「永田町では、嘘と出まかせの野田佳彦(松下政経塾)が立民の代表になって人々に衝撃を与えているが、自民党総裁選では最も危険な極右の安倍側近女を排除することに成功した」との評価が大方の見方となっている。祭礼にかこつけた神社神道の違法な金集めを指弾する声も本ブログで表面化した。

 

不正と腐敗が跋扈する土壌では、市民に奉仕する責任を負う千葉県の天下り機関が、水質や土壌、大気などの検査を誤魔化したり、データの改ざんをしていることが発覚して、本ブログを見た千葉県民のみならず全国的な反響を呼んでいることが分かってきた。

 

千葉県環境財団という、いかにも公正な調査機関名だが、袖ヶ浦市林地区の住民が登記簿謄本を取り寄せてみて、怪しげな正体が発覚した。快挙だ。即座に小櫃川の水を守る会が、同財団に大口献金している証拠を見つけて、本ブログに届けてきた。近く紹介する。

恐ろしくも、悲劇的な房総半島の「死神財団」であろうか。

 

<飲料水検査に河川基準測定で異常なし=袖ヶ浦市林地区>

3年前に核汚染ごみを見つけた袖ヶ浦市林・高谷地区の陣場台の住民が、同地区の役員に選ばれた。そこから事態が動き始めた。元出光社員のYが区長、当時市の選管委員長の御園豊が副区長に就任したことから、Yを含め陣場台の13戸の家々の病人(がん)のことに目を向けた。

市の放射能測定器を借り出して、木更津市のワコーというやくざ系の産廃業者が陣場台水源地に埋めた場所からフクシマの汚染ごみを見つけ、数年がかりで攻撃の矢を放ってきた。これは第三者は理解しないが、すごいことである。

 

大腸に毎年ポリープできるY区長は、市環境部に自宅の井戸水の水質検査を依頼した。同部の検査結果は「異常なし」。「本当だろうか」と彼らは市の検査した会社に数年かけて調査すると、れっきとした千葉県の外郭団体である千葉県環境財団。普通であれば、これで住民は妥協できる。しかし、検査項目に目を向けた。専門家などと相談すると、飲料水の検査ではなく、河川の基準で測定していたことが判明した。嘘のデータ改ざん事件である。千葉県の高官の天下り先で、市の環境部長は財団理事。二重の給料泥棒か。

 

井戸水測定に河川基準の水質検査による誤魔化し!まさかの事態発覚に林地区の住民は震え上がった。偽りのデータで住民を抑え込む不正確認の機会が訪れた。陣場台の国道を挟んだ隣地の日高金属が、銅線洗浄後の排水を水田用に使用する清流・松川に垂れ流している汚染水の測定を、市に要請した。

市は例によって千葉県環境財団に検査させたが、案の定「問題なし」。林地区は同じ汚染水を、利害関係のない首都圏の評判のいい水質検査会社に依頼した。そこで水銀発覚に腰を抜かした。

 

<木更津市観光名所「いっせんぼく」SOS=武田川に魚いない>

水銀汚染は清流の松川から、袖ヶ浦市の水田用水に使用されてきた。もう3年以上前からだ。最後は君津郡市や市原・千葉市の住民およそ50万人が飲料水として飲んでいる小櫃川へ。もうこの事実だけで、命の水が汚染されていることがわかりきっているのだが。

 

この日高金属のすぐ隣が、木更津市の小さな観光名所の「いっせんぼく」。地下水がブクブクと沸いてくる清水の名所。水量は豊富で、それは近くの武田川に注がれている。

同市区長の一人は「武田川に魚がいない」と悲鳴を上げている。武田川は小櫃川の支流である。

木更津市のフクタ地区は、以前は地下水の水を飲料水に使用していた。安心して水道水を飲んでいたのだが、小櫃川の水を飲むようになってもう数十年経つが、水道水を飲むのをやめた人も出てきた。知り合いの中には、数百メートルの地下水を汲み上げて飲んでいる人もいる。情報通は小櫃川の汚染を昔から知っていた!

 

袖ヶ浦市の環境部長は「数年前から水を買って飲んでいる」と明かして周囲を驚かせている。事情通は水道水を飲んでいない。多くの住民は、何も知らないで毎日飲んでいる。

 

<陣場台周辺の13戸のうち10戸からがん患者が>

陣場台の元区長のYは、毎年大腸に数個のポリープの摘出手術を受けている。「既に3人が肺がんで亡くなった」と現在対策委員長の御園は怒りを隠そうとしない。

対して袖ヶ浦市は「因果関係がわからない」といって逃げ回っている。公正な検査機関による水質・土壌・大気の検査が不可欠だが、それでも逃げ回る市当局の不快な対応については?

「市長もやくざ系。役人も住民も全ての人が恐れている」と事情通は鋭い指摘をしている。まるでアメリカの西部劇の世界である。住民が排除殺戮されるインディアンの運命なのか。

 

<警察とやくざ暴力団の仲=木更津レイプ殺人事件に蓋する木更津署と千葉県警>

新聞テレビは、袖ヶ浦市や君津市の核汚染ごみ事件を決して報道しない。理由の一つが「警察が動かない」ためだ。御園らは「警察も役人も税金泥棒」と断じて、筆者同様に彼らのいやがらせを受けている。永田町から地元の世界に飛び込んでみて、不可思議な思いを抱く理由だ。

 

公明党創価学会がらみの「木更津レイプ殺人事件」を追及して、初めて判明したのだが、中村格か彼のような悪党と公明党の悪党の関与を想定させる。このことは何度も本ブログで指摘していることである。だが、人々はようやく声を上げ始めた。

核汚染ごみと水銀に汚染されて殺される事態に、遂に覚悟の闘いを始めたのだ。その調査を記事にする機会を凡人ジャーナリストはいただいている。卑怯者は去れ!

2024年9月30日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)

悪を葬り美しい自然を守る戦いに参戦しないと命がない!

2024年9月29日 (日)

本澤二郎の「日本の風景」(5299)

本澤二郎の「日本の風景」(5299)

<深圳悲劇の真相・「他人を見てわが身を正す日本人たれ」>

やはり日中関係が気になる。日中関係が異常から異様なレベルに高まっている。中国・深圳での反日の9・18悲劇が起きた。不幸中の幸いなことは、安倍のそっくりさんの松下政経塾・高市早苗の自民党総裁を阻止したことだろう。それでも自民党の改憲軍拡派政権の中国封じ作戦は続く。危機が去ることはない。

 

天皇・ヒロヒトによる中国侵略による中国人の死傷者は、数千万人にのぼる。南京大虐殺やハルビンでの生体実験という戦争犯罪は、世にも恐ろしく世界史に永久に記録されている。それでも大平・田中の日本政府の必死の対応に、当時の毛沢東・周恩来の中国は、損害賠償を放棄してくれ、人民の不満を抑えた。そうして、晴れて双方が握手した。日本外交の一大成果となった。

 

この日中友好の潮流を受けて、中国は経済の高度成長を実現した。これを逆流させた森喜朗・小泉純一郎・安倍晋三の清和会トリオはワシントンを巻き込んで暴走に次ぐ暴走で、1972年からの友好の火を消した。極め付きが、日本政府による一方的な尖閣の国有化宣言。これを一方的に強行した松下政経塾・野田佳彦の犯罪的国有化宣言を忘却してはならない。そんな悪魔政治屋が立憲民主党の代表である。尖閣の国有化から中国の海洋進出が始まった。

 

昨今の日中関係に「友好」の文字はない。繰り返すが、森以降の清和会政治が日本を崩壊させた。アベノミクスという財閥のための超格差社会に追い込んだ安倍晋三。仮に高市などの日本会議に操られる人物が日本政府を代表すると、90%の確率で日中戦争が起きると、誰もが心配した。極右の反共・反中の清和会政権が、この国をガラリと変えてしまったことに政治音痴の若者は気付くべきだ。右翼片肺内閣が、この国の姿形をいびつなものにしてしまった。若者の脳を狂わせている。日本の偏狭なナショナリスティックな好戦的動向に中国人もイラつきもすごい。とりわけ世界の工場から、各国の工場が消え去り、深刻すぎる経済低迷ぶりを、日本の言論界はこれ見よがしに負の敵対報道に徹している。対して中国では、14億人の誰もが、過去の日本すなわちヒロヒトの軍隊による、非情な日の丸や銃剣付きの神社の鳥居が脳裏をかすめている。民族間の対立を煽り立てる日本の右翼報道は、スマホ社会の中国人を刺激する。

非の根源は日本政府と言論界にある。

 

<大平正芳と田中角栄が命を懸けた日中正常化を破壊した野田佳彦と石原慎太郎ら安倍・小泉ら神道清和会>

繰り返すが、尖閣諸島は日中間の領土問題として次の世代に解決を委ねる、という双方の了解事項を破綻させた野田。共同開発へと進行していたと理解していたのだが、突然、松下政経塾・極右の野田の反中派の石原慎太郎と共に国有化してしまい、事態は急変してしまった。いわば、日本政府の裏切りに中国が反発して当然だった。ついで台湾有事を狙う安倍が小躍りして煽り続けた。

 

尖閣有事が、安倍や高市らの清和会の策略といえる。この流れに石破茂も乗ってしまい、事態はのっぴきならない状況が、今も継続してきている。野田と高市の松下政経塾ラインは、今後とも要注意である。石橋湛山や宇都宮徳馬らが実現しようとした日中正常化構想は、石橋の健康悪化で断念に追い込まれた。そこから大平の池田勇人内閣からの執拗な汗かきと佐藤派の田中角栄との盟友関係が、72年の田中内閣によって実現したものであるが、この見事な外交成果を清和会の政府が根底からぶち壊してしまった。

 

清和会の暴走がなければ、深圳の悲劇は起こらなかったし、日中双方の経済的沈没も回避できたはずである。

 

<歴史を学んでほしい=聡明な中国第一の前首相・李克強の叫び>

昔話になる。首相として十分な活動を習近平から抑制された李克強は、そうしたこともあって中国人民の喝采を浴びた中国きっての政

治家で知られる。

彼とは共産主義青年団の書記のころ、単独会見をした。彼は「中国は二度と扉を閉めることはしません。約束します」「そこで日本にお願いが一つあります。中国の青年に歴史の真実を教えています。日本でも学校などで(中日間の)歴史の真実を教えてください。そうすれば二度と争いは起きません」

 

彼の約束を日本は現在も守っていない。日本政府の文科省は、現在も近現代史を教えようとしない。高市は松下政経塾で、おそらく皇国史観を教え込まれ、靖国参拝とこの二つで安倍の心臓に食い込んだ、実につまらない軽薄な政治屋でしかない。

李克強の叫びを日本政府が実行すれば、アジアの平和と安定は実現できると角栄も大平も、宇都宮徳馬も泉下で叫んでいる。

若者よ!近現代史を知らないと国際社会で活躍することは出来ないことを知らなければならない。学校の教師は、心掛けて近現代史を子供たちに教えてほしい。

2024年9月29日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)

https://x.com/MMT20191/status/1589564526185570305 https://youtu.be/rfIHWi5u9XQ https://x.com/MMT20191/status/1589564526185570305 https://youtu.be/rfIHWi5u9XQ https://x.com/MMT20191/status/1589564526185570305 https://youtu.be/rfIHWi5u9XQ

日本にある中国大使館は27日、日本にいる中国の留学生らに対し「防犯意識と緊急事態への対応力を高め居住地の治安状況に注意するよう」促しました。そのうえで「リスクが高い場所に行くことはできる限り避けるよう」求め、 現地の情報に注意を払うよう呼びかけています。

2024年9月28日 (土)

本澤二郎の「日本の風景」(5298)

本澤二郎の「日本の風景」(5298)

<自民総裁選=ちょっぴりバランス感覚で石破茂に奇跡の勝利>

平和軍縮論が消えて改憲軍拡の好戦派9人組の自民党総裁選という異常な権力闘争を制したのは、軍事オタクの石破茂。石破もまた8月訪台で安倍の台湾有事派に鞍替えしていた。危ない日本の安保防衛政策が、再び燃え上がり、アジアに緊張を招来させることになろうか。中国は即刻、石破に警戒のボールを投げた。

 

安倍や森喜朗の懐に一直線で飛び込んで「中国との激突も辞さない」姿勢を吹聴して、文字通り好戦派の第一人者となって日本会議の支援を手にした松下政経塾の高市早苗に恐怖を抱いた岸田グループがブレーキを踏んだ結果のような感じも与える投票結果。

 

はたまた高市の背後の支援勢力の統一教会・神社神道グループの日本会議に、違和感を抱かせたことも石破に幸いしたのかも。同時に自民党に飛び込んできている女性議員をよく知る人たちの拒絶感も、決選投票で態度を変えた要因だと想定できる。

 

女性は優しく平和主義の人との思い込みは、今後も続いていく。筆者だけではない。

 

<日中激突の日本会議をかろうじて制圧=本格派の改憲軍拡論者>

筆者のつたない自衛隊取材で分かったことは「自衛隊が米軍にぶら下がる理由は、自衛隊単独では中国の軍事力に到底及ばないからだ」という当たり前の認識を確認できた。

それゆえの日米安保肯定・自立しない憲法違反の自衛隊は、米軍の指揮下にはいるしかなかった。現に安倍・岸田の内閣の下で、曖昧模糊とした日米軍は、集団的自衛権の行使(安倍自公内閣強行)という憲法違反の下で急接近した。岸田の43兆円にワシントンは、金の裏付けに狂喜している。

 

しかし、安倍とその仲間たちのいう台湾有事というアジアの火薬庫論は、本当に具体化するのであろうか。ワシントンは台湾有事を受け入れるか?台湾はどうか?双方ともNOだ。北京の様子も口先だけで、本心はNOである。「台湾有事は日本の生命線」など論外である。

 

それでも石破も台湾派の仲間入りし、政権を奇跡的に手に入れた。元防衛相の彼は、自衛隊の仲間からあれこれと情報を収集し、対策案を耳に入れて自身の方針にした。国民は自衛隊を災害救助隊として評価しているが、彼は戦闘部隊としての殺し合いの軍事力と位置づけている。現に能登半島地震による被害は、今も継続している。原因は自衛隊を動かさない防衛省にある。昨日友人に聞いたところ、石破は防災省を設置したいという。屋上屋を重ねる。この考えはむろん、自衛隊筋の指摘からのもので、彼自身のものではない。

 

石破は本格派の改憲軍拡論者であることもわかってきた。河野洋平総裁下、護憲リベラル派の洋平は「改憲論凍結」を打ち出した。石破はこの時、改憲派として離党している。石破の行動するこわい側面である。

 

<自衛隊の受け売り=対中戦略に「アジア版NATO」は危険>

かつて田中角栄側近の一人が、石破を称して「爬虫類」と呼んでいた。鋭い目と長い舌で生き物をなめつくしてしまう怖さを表現したものであろう。党内人気は全くない。小泉進次郎や高市早苗のお陰で総裁になれた男の評価は、これからも変わらない。

その人物が中国封じ込めに「アジア版NATO」論を著書で公開していた。知らなかったことであるが、すでに岸田が演じてきた憲法違反論である。

アジアを火薬庫にする危険すぎる安保政策で、国民は許すことは出来ない。石破は平和軍縮派の大敵であろう。

 

<こわい軍事オタクを警戒>

「陸海空軍は保持しない。国の交戦権は認めない」という9条2項を削除するという強固な信念の持ち主である。防衛省自衛隊の憲法改悪の悲願は、この一点にある。

すなわち石破は、軍国主義復活狙いに焦点を絞っている。軍事オタクは、情報の収集や武器弾薬研究に興味を示す輩だが、彼はすでに「死の商人」に取り込まれている。

彼の集金は、武器弾薬メーカー・財閥からのものが中心であろう。岸田文雄と交代した議員人気のない石破のもとでは、この国の前途は相変わらず厳しい試練に国民を巻き込む。

 

<旧田中派事務所の書生として機関誌づくり>

すっかり忘れてしまったが、砂防会館の田中派木曜クラブの事務局で働いていたころの石破をかすかに記憶している。派閥の勉強会の録音を活字にして、薄っぺらな小誌にして議員に配布する仕事をしていた。親父の二朗が角栄の建設人脈に入っていた関係だ。建設事務次官・鳥取県知事・参院議員になって田中派入りしていた。父親のお陰で、財閥三井住友銀行に入社したが、野望実現のため、数年後に田中派の事務所で働いていた。

世襲を活用した典型的な二世議員。「石破二朗の倅」と紹介したのは、当時の木曜クラブ事務局長で、そばに田中の娘婿の直紀がいたのを覚えている。

 

<アジア激動・中国警戒=石破8月訪台=改憲軍拡派> 

政財界から忘れられていた自民党の石破茂は、角栄の戦後外交の歴史的成果である日中友好の流れを、自らの8月訪台で投げ捨てて、岸・安倍に服従し、反中で鎌首をもたげた。まさかの総裁勝利に一番驚いている人物は、本人に違いない。改憲軍拡派の好戦派だらけの自民党の先頭に立った軍事オタクに対して、野党と言論と平和を願う日本国民の動向を、国際社会が注視している2024年9月28日である。

2024年9月28日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)

 

1位 高市氏/議員72・党員109=181 2位 石破氏/議員46・党員108=154 3位 小泉氏/議員75・党員61=136票

 【決選投票】 1位 石破氏/議員189票、都道府県26=215 2位 高市氏/議員173、都道府県21=194 議員票で不利と目されていた石破氏が「46」→「189」と激増。高市氏を上回った。

2024年9月27日 (金)

本澤二郎の「日本の風景」(5297)

本澤二郎の「日本の風景」(5297)

<上川陽子と高市早苗の落差は靖国参拝でくっきりと露呈>

未明にネットを開いた。外交問題で日本がアジア・太平洋で生きていくカギは、80年前の侵略戦争とどう向き合うべきか。一番真っ当な人物は、現在外相の上川であることがはっきりした。

首相の靖国参拝の有無は、日本が国際社会に打って出る際の核心的な外交原則である。公人による戦前の国家神道の後裔である靖国神社参拝は、侵略戦争を正当化するため、日本の外交的孤立を約束するだろう。

特に日本の植民地支配による民族的屈辱を強いられた朝鮮半島の人々の怒りは必至となる。1000万人以上の死傷者を出した日中戦争の当事国である中国の外交原則とも激突する。日英米戦争のワシントンやロンドンとも対立する。侵略戦争を美化・正当化する靖国参拝は、日本外交の大中心軸として否定される。ましてや日本国憲法の政教分離にも違反する。公人による特定宗教参拝は、厳しく禁じられている。

 

<特定宗教施設でない千鳥ヶ淵の戦没者墓苑参拝が正しい=欧米の政治指導者の立場>

各国の戦死者を慰霊する施設は、特定の宗教施設ではない。非宗教施設は当たり前だが、仮に特定の宗教施設だと、国内の他宗教との対立を生じるため、無宗教施設が常識化している。特に侵略戦争で無数の犠牲者を出している日本の靖国では、正当化する大義はない。施設維持に自治会費など公的な資金を強引に引き抜いている現状は、神道を特別扱いするもので20条違反だ。

現に国際社会に配慮して、非宗教の国立の施設を福田康夫らまじめな政治家は、必ず実現しようとした。

繰り返す靖国参拝で小泉内閣は国際的に孤立した背景の下で。官房長官の福田は、元首相の国際通の宮澤喜一の意見などを聞いて、非宗教施設建設に走った。この時の推進メンバーの一人が上川陽子だった。当時、彼女の口から聞いた記憶がある。

今回の総裁選で、堂々と神道の靖国参拝を否定して、無宗教の千鳥ヶ淵墓苑こそが参拝する場所だと、正論を吐いていた。

 

9人の総裁選候補のうち、国際派の第一人者が上川で、二番手が林芳正。共に宏池会育ちの政治家で、過去に目を閉ざす高市や加藤勝信と一線を画した。外交は感情ではない。優れて、政治が全面に出る。安倍や森喜朗の清和会の神道政治連盟の「神の国」という原始の時代錯誤の国家神道復活派でない。そういえば、上川には女性議員にまとわりつく「枕営業」のうわさは皆無である。

 

<宮澤喜一・福田康夫に学んだ上川の正論と森喜朗・安倍・松下政経塾の極右の皇国史観の高市>

憲法20条の政教分離・信教の自由は、戦争放棄の9条と共に連動して、日本政府が再び戦争を起こすことを100%拒否する最も大事な条文である。

靖国神社には「遊就館」という歴史観が存在する。これを目にした大平正芳の秘蔵っ子・加藤紘一は「戦争美化の遊就館のことが国際社会に知れ渡ると、日本外交は破綻する」と警鐘を鳴らした。加藤のこの発言記事を今も記憶している。加藤邸の火災と関係しているだろう。

言及するまでもなく国際社会の政治指導者は、決して靖国神社参拝をしない。思い出すと、先輩記者の田中角栄秘書の早坂茂三に土下座して中曽根康弘支援を懇願した読売の渡辺恒雄のやくざ暴力団方式に納得したが、その中曽根さえも靖国参拝を一度きりでやめた。その点で、繰り返し参拝して日中関係を破壊した小泉純一郎の政治責任は重い。倅もだめだ。

 

福田康夫のもとで、無宗教の戦没者施設建立計画に参加した上川は、国際政治の本流を歩いてきていることが分かる。福田は戦後外交の第一人者で、政界随一の英語使いで漢籍に通じた宮澤に師事した。吉田茂の保守本流の外交に徹した福田の日中友好活動は、大いに評価されよう。

 

<過去に目を閉ざす盲目の人物に肩入れする麻生太郎>

笑えない事態が起きている。上川擁立に人肌ぬいだ利権政治屋の麻生太郎が、総裁選直前に高市支持に回った。君子豹変である。信用されない麻生の政治経歴に自ら泥を塗った。

 

以下に上川発言を紹介すると、それは「お参りが政治的な文脈の中で語られる、これまでの状況は避けなければいけない。その意味で、外相としても総理としても千鳥ヶ淵戦没者墓苑にお参りに行くという形が、戦没者の御霊に心からの感謝を、そして平和への祈りを捧げることだと思っている」。

 

<靖国参拝派政権が誕生すると、日中激突と日本孤立を約束>

もっとも危険で日本破壊の可能性の高い高市を総裁に担ごうとしている森喜朗と神道政治連盟・日本会議の極右跋扈の日本政府に、本来であれば日本政治のバランサーである霞が関の恐怖が聞こえてきている。

歴史に蓋をし、学ばない盲目の人は、また歴史を繰り返す!

2024年9月27日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)

2024年9月26日 (木)

本澤二郎の「日本の風景」(5296)

本澤二郎の「日本の風景」(5296)

<「ゼレンスキーは史上最高のセールスマン」>

「枕芸者」という日本語は、在京政治部長会を向島の料亭で開催したとき、同僚政治部長に教えられた。政治部長会が、年に一度の部長会費を使って、時の首相・中曽根と官房長官・後藤田正晴を招待した時のこと。数日前に「枕営業」という新しい言葉にびっくりした。女性の出世頭は、多かれ少なかれ「枕営業」で、高位の地位をつかんでいる。尊敬に値しない。今はすぐによく理解できる。男尊女卑の極め付きの世の中では資格試験を受けるしかないが、そこから上位になるためには、やはり「枕営業」が不可欠であろう。人類の精神文化は昔のままか。芸能界だけではない。

 

大統領選真っ最中のトランプ発言が話題になっている。ウクライナのゼレンスキーを「史上最大のセールスマン」と酷評した。バイデンのウクライナ利権を承知した上での皮肉だ。戦争利権は中東・イスラエルでも繰り広げられている。世界は戦争危機で、人々は青息吐息なのだが、武器弾薬の取引や製造で荒稼ぎをする死の商人は、転げまわって暴利を手にしている。ゼレンスキーは「男芸者」でもあろう。「テレビ芸者」は使ったことがある。

 

<愚かなバイデン・岸田を認識できなかったプーチンの馬鹿>

ロシアの外交責任者・パブロフは、バイデンと日本の岸田文雄についての認識を見誤るという、大きな過ちを犯した。そのため、馬鹿なプーチンは、1週間の軍事侵攻で決着をつけられると思い込んで失敗した。世界の政治指導者には、多くが馬鹿な利権屋がそろっている。そのために戦争が起きる。

 

民主党のバイデンと宏池会の岸田、ともに日米のリベラル派のはずだったが、実際は違った。二人はそろってロシアのプーチン攻撃に狂奔した。武器弾薬と莫大な資金をウクライナに提供した。そこからウクライナの腐敗が始まった。NATOの足らざる分野を岸田が補完した。

 

ワリを食ったのは、アベノミクスによる日銀の円安強硬策による物価高のもとで、日本国民は塗炭の苦しみの最中だが、岸田による「戦費」を負担させられている。そのことを日本の新聞テレビは、当たり前のように称賛し、お尻をたたいた。愚の骨頂である。日本国憲法違反である。真っ当な市民運動家や野党が存在すれば、訴訟沙汰で内閣は崩壊していたはずである。

 

<米国言論界の倫理とNHK安倍担当20年の女性記者の落差>

本日朝の米CNNの記事に米言論界の不祥事が報道された。問題の記者は、直ちにケジメをつけて大手雑誌社を離れた。

日本では安倍の女と称されていたNHK記者は、20年間安倍のための宣伝報道をしていたことが発覚したものの、問題にしない。筆者の憶測を紹介するしかない。元清和会担当の海老沢政治部長・会長とナベツネ読売の意向を受けた女性記者が、安倍報道に実に20年間張り付いた。安倍・長期政権の背景の真実であろう。

政治家と記者との関係は、株屋と記者の関係同様にインサイダーものである。水面下の秘事を誰も証拠を取れない。正確には警備のSPを除いて。安倍時代のSPは特段のおこぼれが入ったと見られている。

 

<TBS強姦魔を救済した中村格の警察庁長官の日本>

ついでに記者の不祥事に触れると、誰もが真っ先にTBS強姦魔を連想する。改めて被害者の伊藤詩織さんに敬意を表したい。高輪署に刑事告訴した。安倍と菅義偉の意向を受けた警視庁の中村格が、こともあろうに裁判所の逮捕状を握りつぶした。

中村は重大な犯罪者となったが、安倍と菅のお陰で警察庁長官になった。いま新女性検事総長にも疑惑が報じられている。市民活動家が対応するはずだ。「やくざに十手取り縄」のような日本について、言論界も国会も動かなかった日本。

伊藤詩織さんは、本当によく頑張った。反骨のジャーナリストになるはずである。

 

<元TBSアナが1200万円の高級車=超格差日本の象徴か>

横道にそれる。元TBSアナが1200万円の高級車に乗っている。日本の超格差社会を裏付けている。テレビ局の利権には詳しくないが、相当なものであることは予想できる。

落差と差別の日本を変えないと、この国の民は救われない。

2024年9月26日記(茅野村の反骨仙人・日本記者クラブ会員)

2024年9月25日 (水)

本澤二郎の「日本の風景」(5295)

本澤二郎の「日本の風景」(5295)

<女性の出世頭に就く「枕」ことば=世界共通か>

数日前からYouTube動画に、枕詞ならぬ寝所の枕が登場して、自民総裁選と米国大統領選の熾烈な戦いを印象づけている。同時に世界的に見て女性の地位は低い。低すぎる。房総半島で発生した「木更津レイプ殺人事件」(本ブログで繰り返し報道)は創価学会やくざの卑劣すぎる戦争遺児殺人事件であるが、殺人に相当するような権力闘争においては女性の秘密を丸裸にする。

 

ワシントンでは、女性大統領候補が過去に「枕営業」に専念しながら、出世階段を昇り詰めてきた、との醜聞が表面化した。同じようなことは、日本でも国会の議長経験者が活字にならなかったがそうだった。むろん、それ以外の有名人女性についても同様である。

 

今回永田町では、総裁人気候補一番手の妻がやり玉に挙がった。彼女はテレビで活躍したりしてきた美女というが、NHKのお陰でテレビのない生活をしてきている凡人ジャーナリストは、彼女が自民党若手の人気議員と結婚するまで、名前も顔も知らなかった。むろんのことで、彼女の出自は関心外のことだから知る由も興味もなかった。

ただ、自民党を日本人ジャーナリストとして50年も見聞してくると、同党の男性議員の多くが、特に実力者を含めて、女性芸能人に格別の思いを持っていることは理解してきた。徹夜麻雀好きは特にそうらしい。

現にある彼女は、めでたく参院議長になったのだが、私邸の妻の精神は破壊され、夫が亡くなってめでたく人間らしい生活を取り戻した。今度はその分未亡人は息子を溺愛し、内閣の人事にまで嘴を入れた。

 

そこで中国思想の登場となる。要である論語は「修身斉家の人」でなければ、人民のための平和な政治は実現できないと警鐘を鳴らしてきたのだが。悲しいことに目下の永田町には「修身斉家」の政治家はいない。堕落し腐敗した政治屋が跋扈している。特に森喜朗ら清和会の政治指導者?に群がる女性議員は、今回の総裁選にも顔を出していると事情通は指摘する。

 

最大のライバルつぶしが、人気候補の妻を極右サイドからネットに登場。それは右翼情報で埋まってるYouTubeでガンガン流布されている。その狙いは、万一首相夫人になったら日本は国際的に大変な事態になる、との警告を込めて宣伝しているのである。

万一の首相候補夫人が、万一日本のファーストレディーになったら、国際的に日本外交は瓦解するという不安をあおり、夫の自民党総裁資格なしを内外に印象付けている。

 

こうした卑怯な策略によって得するのはだれか?極右の神道・統一教会派の日本会議が期待する女性候補ということらしい。極右は例外なく手段を選ばない。何でもするところに極右たるゆえんがある。金回りもいい。菅義偉も森喜朗も共に政界きっての悪党の第一人者で、周囲に死の商人がちらつく。A級戦犯の岸信介・児玉誉士夫・笹川良一らの後裔たちが乱舞する自民党総裁選だから、途方もない波紋が起きる。

 

<政治と言論の劣化=男女平等は夢のまた夢>

永田町で女性法律家として、議会において活躍した元女性議員は「一概に女性だからと言って増やせばいいというのは間違い。今の自民党の議員の中には、杉田水脈やそれに類するような女性議員がほとんど」と決めつける。こうした永田町を背景にして、やくざが跋扈する房総半島の水源地の袖ヶ浦市陣場台では、多くの住民と共に、核汚染ごみ排除に奮戦している元水田三喜男秘書は「現在の政治屋はほとんどが税金泥棒だ。地方議員も役所の人間も首長も地元有力者も、核の恐ろしさを利権で蓋をしている」と怒りの告発をしている。清和会創設者の福田赳夫は、生前によく「沈黙は金」などと口走っていたが、沈黙がこの国の人心と大地と命の水を奪い去っている。

 

自民党女総裁候補が万一当選すると、日本は日本会議という不気味な悪魔に操られる確率が高い。歴史は繰り返される!

2024年9月25日記(松本英子生誕の地・茅野村の反骨仙人・日本記者クラブ会員)

2024年9月24日 (火)

本澤二郎の「日本の風景」(5294

本澤二郎の「日本の風景」(5294)

<退陣直前まで米国使用人に徹した岸田文雄首相>

日本国首相の岸田文雄について記述する機会は間もなく終わる。総括すると、政策ではなく彼の健康・体力について関心してしまう。血税で飛ぶ政府専用機が大好きな安倍晋三に負けじと利用して、世界を飛び回って疲れを知らない?彼の大先輩の宏池会創設者・池田勇人は喉頭がんで亡くなった。3代会長の大平正芳は、心臓の病に倒れた。ともに政権担当中だった。

筆者がもっとも期待した池田行彦は、小渕恵三急死の際に体調を崩していて、まんまと極右「神の国」神道信仰者の清和会・森喜朗の手に渡って、自民党政治は極右・日本会議の懐に押し込められ目下、日本政治は危険水域に入り込んでしまった。

 

宇都宮徳馬が「忘恩の徒」と断罪した読売グループの、左翼から右翼に転向した渡辺恒雄の出番を作ってしまった。かくして311のフクシマ東電原発の大爆破事故を誘因し、それでも原発を止めようとはせずに、むしろ推進し、人類と地球を破壊する核武装への道へ突き進んでいる。これに真正面から向き合う阻止勢力が野党にも存在しない。恐ろしすぎる日本政治である。

人間は核と共存できない。80年前の日本国民の判断は間違っていない。非戦の中立国・日本が最善の安全安心航路である。改憲軍拡の極右路線は、人類の滅亡を100%約束するだろう。

民意を重視する平和軍縮という宏池会の選択は、現在もこれからも正しい。その航路を放棄し、43兆円の改憲軍拡の悪政を、閣議決定という姑息な手段を悪用した(この下りの文章が消える、消える)岸田内閣は、A級戦犯内閣の岸信介の野望に服従したものだ。まさに万死に値する。

そのお土産は、ホワイトハウスの国賓待遇の招待と私邸会談。右翼メディアは、バイデンが岸田の指導力をほめちぎったと報じたが、現実は二人とも財政破綻と景気後退と物価高でお払い箱となる負け犬同士の慰労会でしかなかった。

 

<安倍の改憲軍拡論を実践した岸田の悪政は万死>

「時代は変わった」と強弁する岸田の戦術に不勉強な自民党議員と野党議員は、プーチンの侵略を声高に吹聴し、世論をウクライナ一色にすることで、衰退したNATOの助っ人役に持ち上げて、日本の血税に手を突っ込んだ。

「変化した時代」とは米国の衰退である。トランプ人気は「強いアメリカ」で大統領に当選した。この流れは今も米国内で相当の支持を受けている。

米国の衰退は、日本の衰退でもあるが、それでも血税を差し出すお人好しの岸田・日本政府は、それを日本国民の負担において強行している。体の良い愚民化政策である。主にNHKと右翼メディアが世論操作を担当している。

 

<国民は憲法を読み、学んで改憲軍拡に過ちに気付こう>

安倍内閣は戦争法制を、公明党創価学会を抱き込んで強行した。いま学会は離脱するもの、反対するものなど内部崩壊の渦中にある。戦争を肯定する信者は少ない。岸田内閣は、具体的に43兆円計画を閣議決定し、併せてNATO化を強行した。憲法違反の連続だ。

法廷闘争では、裁判官の訴訟指揮の暴力化に関心が集まっている。民意は戦争反対である。

憲法を読んで、学んで、改憲軍拡の意図について知る機会が増えている。人々の怒りは、不況下の物価高で増大している。社会不安の増大は、日本社会を混迷化させ、政治のゆがみに人々の反発が強まる。

安倍の祖父・A級戦犯の地獄絵に呑み込まれる野蛮な日本人は?靖国に飛び込もうとする若者は?歴史の教訓は生きている。それにしても岸田の政治責任は、おそろしいほど重い。

2024年9月24日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)

 

【ウィルミントン(東部デラウェア州)=産経】バイデン米大統領は21日、東部デラウェア州ウィルミントンの自宅に岸田文雄首相を招き会談した。日米で「同盟など抑止力・対処力の向上」を図ることで一致し、「確固たるグローバル・パートナー」として国際的な課題に共に取り組んでいくことを確認した。バイデン氏は、日本の世界における役割や防衛力の強化を図った岸田首相の「勇気ある指導力」を称賛。米軍と自衛隊の指揮・統制や演習に関する連携強化、防衛産業の協力。

【ウィルミントン共同】日米豪印4カ国の協力枠組み「クアッド」の首脳会合が21日午後(日本時間22日午前)、米東部デラウェア州ウィルミントン近郊で開かれ、海洋安全保障分野での連携強化を確認した。海上保安機関の知見を共有するため、合同の監視活動や訓練など新たな取り組みを実施する。首脳は共同声明を発表し、南シナ海で威圧的行動を強める中国を念頭に「最近の海洋における危険で攻撃的な行動に深刻な懸念を表明する」と明記した。

2024年9月23日 (月)

本澤二郎の「日本の風景」(5293)

本澤二郎の「日本の風景」(5293)

<歴史に目を閉ざす松下政経塾・現在未来も盲目・また繰り返す>

日本人は過去の教訓を学ぼうとしない民族性が、政府部内に強い。9・18事件について大半が忘れている。ネットのYouTubeは、ほぼ右翼の反中報道で埋め尽くされているではないか。

日本政府と政治家・国民に対するドイツ大統領の忠告は、いまも鋭い衝撃をもって日本人の心に突き刺さっている。

 

それでいて皇国史観さえもひけらかす松下政経塾の偏狭なナショナリスト・民族主義者が、与野党のリーダーの地位を獲得する勢いである。与野党そろっての政経塾体制は、必然的にアジアに硝煙を招き寄せる確率が極めて高い。中国人を含め多くの日本人は、松下幸之助が養成した改憲軍拡・反共政治屋の正体について理解していない。確実に「戦争」の臭いを呼び寄せるだろう。

 

<自民と立民に顔をそろえた反共民族主義者の戦争の脅威>

「歴史に目を閉ざす与野党のトップの座に松下政経塾」という恐怖の報道に、事情を知る関係者は震え上がっている。他方、極右の神道・日本会議や財閥右翼の「死の商人」は、笑い転げているというではないか。誰も書けないが真実に違いない。

 

いうまでもなく本ブログでは、繰り返し民主主義の危機を訴えてきている。日本国憲法を尊重し、擁護する政治家によるトップの座を目指して、改憲軍拡派・好戦派が与野党で繰り広げていることについて危機感を抱いて報じてきている。言論界は言うに及ばず、共産党さえも指摘しない点である。

 

世間では「自民党は「安倍女」だと囃し立て、立民は安倍・石原慎太郎とともに日中間の政治課題の「尖閣」を国有化した野田豚」と酷評されている。それでもカルト神道やカルト統一教会の自民党内の争いとなると、話しは別になるから怖い。

「バイデンのポチの岸田でさえ嫌った安倍女が、清和会の票をまとめている」とも。確実に、日本は平和を享受してきた80年の土台が崩壊しようとしている。

戦争は経済崩壊・世界不況に連動して起きる。起こす輩・死の商人

が跋扈している。もう記事を書くことが続けられないのでやめるしかない。パソコンは便利だが、自由に書けない!

2024年9月23日記(茅野村の仙人はネット素人の反骨言論人)

 

(それにしてもひどい!平和史を整理していると、文字が瞬時に消える。書いても書いても消える。パソコンの機能が好戦派に乗っ取られている。平和の記述を消し去る行為は、言論弾圧である。どうしてこうなるのか。専門家は警鐘を鳴らす責任があろう。グーグルドキュメントを操作する悪党は誰か。許せない)

 

日本の中国領海侵犯対応の遅れに衝撃!

【北京共同】海上自衛隊の護衛艦「すずつき」が7月に中国領海を一時航行したことについて、艦長が正確な位置を把握せず誤って領海侵入したと日本政府が中国側に伝達したことが22日分かった。海自は重大なミスがあったとして艦長を事実上更迭した。

2024年9月22日 (日)

本澤二郎の「日本の風景」(5292)

本澤二郎の「日本の風景」(5292)

<どうした日本共産党袖ヶ浦市のピンぼけ選挙公報?!>

長らく日本共産党のトップを務めてきた志位和夫のもとで、同党は大きく地盤沈下し、先ごろ議長に棚上げされたものの、彼の地元の地方議員のなかには相変わらず怪しい印象をあたえたまま。特に核汚染ごみが袖ヶ浦市の水源地に、大量に不法投棄していたことが、高谷・林地区の住民によって発覚し、原状回復に向けた活動が3年も繰り広げられてきたのだが、なぜか黙認!松戸市の三輪由美県議が県議会決算委員会で、これに反対する熊谷俊人知事ら県執行部を厳しく追及するというのだが?

 

ところで、10月に袖ヶ浦市議会選挙に向けた動きが本格化している。各候補や政党も選挙運動に余念がない。昨日は林・高谷地区の住民の代表が自宅に来訪し、日本共産党袖ヶ浦市議団の「袖ヶ浦民報」183号を持参してきた。首都圏のごみ溜めと化した房総半島において、ついにフクシマの核汚染ごみが10年前に不法投棄されていたことも発覚し、さらに銅線洗浄工場からは水銀まで見つかって、房総半島の「命の水」は危機的な状況にある。

林・高谷地区対策委員会(御園豊委員長)は、3年前から各党市議らに放射能測定資料や現地視察など核汚染ごみの大量投棄とやくざ系産廃業者を特定した事実を説明し「命の水」危機を訴えてきたものの、自民党系は言うに及ばず、与党化した公明党も関心を示さない。むろん、市当局も。

 

残るは、住民の駆け込み寺と考えられてきた日本共産党の二人の市議も、信じられないことに、住民の怒りの訴えに耳を貸さなかった。最近ようやく市原市の元市議の働きかけで、三輪由美県議が現場視察し、赤旗記者まで取材してくれたのだが、女性市議は姿を見せなかった。男性市議が9月議会で質問したようだが、住民が納得する中身のある質問ではなかった。

 

そうして10月選挙の共産党市議団の「袖ヶ浦民報」を開いて見たが、表面も裏面をくまなく見ても「命の水」、列島を揺るがすような「核汚染ごみ」不法投棄事件について1行も記載されていない。住民期待の最後の駆け込み寺も、期待外れに終わった。

どうしたのか?やくざ暴力団と関係があるのかどうか?袖ヶ浦市は志位・共産党の足元ではないのか。住民の命を守る不正腐敗を追及するはずの公明党と共に、地底深く墜落してしまったのだろうか。名存実亡の政党に堕してしまったのか。

 

<共産党を買いかぶった住民と凡人ジャーナリスト>

昔こんなことがあった。日本最大の農薬メーカー・八洲化学工業を

袖ヶ浦市や農協が誘致しようとした。驚いた地元の山田市議の直訴に応えて、誘致反対のキャンペーンを東京タイムズで敢行し、無事に阻止した。万一誘致されていれば、水源の小櫃川の農薬汚染は100%の確立で起きた。我ながら新聞の力を改めて感じた。

この時不思議に思ったことは、共産党が反対しなかったことだ。その理由が後でわかって納得した。地元市議の息子を採用することが企業と決まっていた。ということからすると、核汚染ごみを搬入したやくざ系産廃業者との深い仲があるのかどうか?

 

悲しいかな首都圏紙東京タイムズは、既に住友銀行傘下に入った時点で廃刊に追い込まれてない。銀行に支配される新聞は弱い。捨てるカミと拾うカミ?筆者を助けてくれた人物は、戦闘的リベラリスト・平和軍縮派の宇都宮徳馬さん。敗戦で帰還してくれた父の喜平に生かされ、ついで宇都宮さんに。彼を裏切ったナベツネを許すことはない理由である。そのうち本物のナベツネ本が誕生するだろう。彼は元共産党であるが、裏切者はナベツネ一人ではない。裏切者は、金集めに成功しても人々の尊敬を得ることは不可能である。

 

<言論の腐敗=愚民化=国・地方の衰退>

この世は腐敗に満ち満ちている。しかし、正義の士も必ずいる。弱者に味方する者も必ず出てくる。 

小櫃川の水を守る会の人々は、そんな仲間たちであろう。問題は情報を操作する悪党言論が、甘い汁を吸ってのうのうと生きていることだ。まるで西部劇に登場するような、精神の腐った面々である。

言論が衰退すると、人々は情報の操作に引っかかって愚民化する。すると国も地方も衰退する。「死の商人」が暴利をむさぼる2024年である。 

コロナワクチンは人殺しの兵器という見事な分析をする医学者も、今では少なくない。勇気ある正義の士は必ず声を上げる。袖ヶ浦市の幽谷にも、そうした住民が声を上げ始めた。反骨ジャーナリストにも勇気をくれる。日本共産党も、昔のような正義の政党へと変身するしかないだろう。

 

<やくざ暴力団が跋扈する房総半島・千葉県>

袖ヶ浦市の核汚染ごみや「木更津レイプ殺人事件」を取材する過程で判明してきたことは、房総半島がやくざ暴力団に乗っ取られているという事実で、そのことにひたすらたじろぐばかりだ。

人々は陰でこそこそ言うだけの、卑怯者ばかりが目立つ。人間とはなんだろうか?ただ生きるために、やくざ暴力団の庇護のもとに生きる?そんな人生でいいのだろうか。いいわけがない。子供や孫たちの幸せを念じない親がいるだろうか。いるわけがないと信じたい。

 

<警察力・検察力の死?>

鴨川市を拠点にして東京タイムズ鴨川通信部や地元の房日新聞で活躍、晩年は「房総便り」を発刊していた吉田正司さんを思い出す。彼は房総半島で跋扈し、やりたい放題のやくざ暴力団を日常的に目撃してきた。

彼は二人の息子を千葉県警に送り込んで、自らの防御を固めた。最近になって理解できた。そういえば実兄の妻の実家も、長男を農業の跡継ぎにしたが、次男と三男を県警に就職させた。実家は君津市の久留里。千葉県警機動隊長や大きな署長を歴任した。彼が生きていれば、亀山の加藤健吉に屈することなど想定できなかった。悪党ほど悪運が強い日本でいいのか。

警察・検察の再生と復権が不可欠である。

 

<首長がやくざ系=フクシマの核汚染ごみ搬入被害の因果>

県知事や袖ケ浦市長、木更津市長などいずれも「やくざ系市長」で知られている。ということは、市民がやくざ系ということになるのだろうか。自民党員の岩盤は、神主と氏子総代とその経験者だ。「地元の有力者」という資産家が少なくない。

311の核汚染ごみの不法搬入と産廃場への不法投棄という違法行為の背景である。西部劇の世界では、無数の先住民・インディアンが殺戮された。不勉強で最近知ったばかりだが、日本では天皇の命令でアイヌ民族が、これまた無数の命を奪われた。歴史の真実はいまだ隠されたままである。

やくざ暴力団は、房総半島の代名詞かもしれない。311東電核汚染ごみの水源地搬入とやくざの因果が可能にしたものであろう。

 

<3000年待てるか=決起した君津・袖ヶ浦市の住民>

311の悲劇が解消する3000年後に地球は、人間は?誰も想像さえできない。気候変動一つとっても、誰にも分からない。50年後の日本と房総半島さえも。

結論は分かり切っている。住民が、主権者が声を上げ、不正腐敗を解消して、不浄なものを排除し、自然と人間を生き変えさせるしかない。そのことに気付いた高谷・林地区の住民の決起により、袖ヶ浦市・木更津市・君津市・富津市の君津郡市が変わってゆく。安房郡市も。

勇気ある市民の決起で、核汚染ごみを排除し、原状回復させるのである。君津市の新井総合施設からも。3000年は東電に任せるしかない。自業自得であろう。核はいらない。電力は天然のエネルギーで解決できるのだから。核武装は不要だ。

日本共産党も裏切り派を排除し、原点に戻ることで、再生を図るしかない。

2024年9月22日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)

2024年9月21日 (土)

本澤二郎の「日本の風景」(5291)

本澤二郎の「日本の風景」(5291)

<南京大虐殺ならぬワクチン日本大虐殺が愛知県議会で追及>

野球好きは大谷翔平の一試合3本のホームランに満足していたようだが、凡人ジャーナリストは一昨日のYouTubeに登場した愛知県議会での正義の県議によるコロナワクチン死30万人追及に精神を病んでしまった。40万人死亡説も専門家の指摘も。

アメリカではロバート・ケネディJrの著書が100万部突破、バイデンやファウチらが法廷闘争で絞り上げられる。日本もようやくワクチン犯罪事件が、法廷をにぎわそうと緒についたばかり。そうした中でついに地方議会が動いた。愛知県議会で志永けい議員が、公然と本会議でワクチン犯罪を追及した。画期的なことである。

 

7回も打ちまくって亡くなった身内の哀れに、思えば神経は休まることはない。30万人というと南京大虐殺を思い出す。日本大虐殺ではないか。そのことに蓋をする自民党総裁選挙、いまだ国会も司法も沈黙していて恥じない。

 

<30万人死亡=推進派の河野太郎・加藤勝信・武見敬三SOS>

YouTubeの反応もすごい。河野太郎は殺人罪で告発されているとの記述もあった。検察はもみ消しに躍起となるだろうが、不起訴なら検察審査会で起訴相当の判断が下ることになろう。

東京五輪や闇献金でも逮捕を免れた清和会の生き残りの森喜朗事件では、検事総長の夫が弁護士として森の助っ人役を買っているという重大な疑惑も浮上してきた。

検事総長を検事として不適格とする怒りの市民も出てきた。理由のある訴えである。野党も軽視できないだろう。野党の無能・無責任は、不正腐敗を暴くことでしか回復することができない。

安倍家のお庭番とされる加藤勝信や現在の武見敬三らの疑惑も膨らんできている。加藤は総裁選どころではないだろう。

 

<愛知県の大村秀章知事は政府厚労省の腐敗を知っている?>

2009年ごろか。筆者は次男の人生を奪い尽くした悪質な東芝病院の業務上重過失事件のことで、政界関係者と会見しながら情報収集に余念がなかった。その中の一人に大村がいた。彼は愛知県知事選に出る直前だった。

彼の印象はよかった。いい政治家の一人だった。先ほど調べると、確かに頷けるではないか。座右の銘は一期一会。敬天愛人は孫文がよく色紙に書いていた。至誠通天もいい。

尊敬する人物は憲法を制定した吉田茂。護憲リベラル派である。竹下登や小渕恵三も。岸や安倍の清和会とは無縁である。家族は一男三女。幸せな家庭に恵まれている。

 

<日本初の見舞金決断=隣人を大事にする地方自治=「やくざが跋扈する千葉県と真逆」と幽谷の平和人の声>

100歩譲っても小泉・安倍・麻生・菅・岸田は、平和主義者ではない。改憲軍拡の核武装派である。神社神道の好戦的な日本会議の面々である。吉田の護憲リベラル派はいない。

驚いたことにワクチン被害者に対して見舞金を出すと決断した。あっぱれだ。大村の座右の銘は本物である。アメリカであれば州知事が大統領候補になる。日本もそうなれば、大村はその筆頭であろう。不正腐敗に厳しい。千葉県・房総半島とは真逆である。袖ヶ浦市の幽谷の人たちは、平和な人たちだ。敗戦後の日本復興に活躍する若い人材をかくまった人たちは、いまコロナワクチン犠牲者に愛情を注ぐ愛知県と議会に頭を垂れている。

そのせいか昨夕、自宅に中古の健康器具が持ち込まれた。水銀と核汚染ごみ解決に向けた10年戦争に備えてほしい、との友情に違いない。

2024年9月21日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)

ワクチン販売会社(meiji seika ファルマ)の現役社員が書いた「私たちは売りたくない! ”危ないワクチン”販売を命じられた製薬会社現役社員の慟哭」2024-09-18 16:43:24 | ワクチン関係

https://x.com/MMT20191/status/1589564526185570305

2024年9月20日 (金)

本澤二郎の「日本の風景」(5290)

「本澤二郎の「日本の風景」(5291)

<神社本庁は創価学会・統一教会より悪質な金集めカルト教団>

宗教法人の神社本庁は、戦前は国家神道として日本国民の精神を、国家権力を利用して特別な存在として信じ込ませ、100%抑え込むという異様なカルト教団で知られる。反対して獄死した例も。天皇を現人神、天皇に命を捧げる教育勅語が、日本の侵略戦争を駆り立て、アジア世界に恐怖を招来させた。国家神道が天皇の軍隊・日本軍の全てだった。戦地には神社が建立され、異教徒まで神道を強要して敗北した。

 

敗戦後、GHQ・占領軍は、真っ先に日本軍の牙である国家神道を廃止した。一般の宗教法人「神社本庁」に格下げしたが、敵は去るもの保守合同後の現在の自民党内に「神道政治連盟」を発足させ、敗戦後の日本に戦争神社として世界に恐れられた靖国神社の国家護持に突進したが、世論が許さなかった。

長い間、護憲リベラル派が自民党内に存在していたせいであるが、A級戦犯勢力の岸信介を信奉する清和会の森喜朗政権の誕生で、様相が一変する。神道政治連盟が鎌首をもたげ、日本会議という極右の組織を立ち上げて本格的に活動している。

 

安倍銃撃事件で統一教会、ついで創価学会の莫大な金集めに批判が殺到する中で、神社本庁の恐ろしい金集めも表面化。しかも、数十万といわれる全国の自治会を、神道の信者である氏子総代と神主が協力して、公金である自治会費を神社の祭礼という宗教儀式に悪用していることに批判が集まっている。他教団からも批判が表面化している。いうなれば「神道の公金横領疑惑事件」である。

統一教会も創価学会も、信者を騙す手口による集金作戦だが、神道のそれはまさに公金横領である。憲法20条に違反する犯罪行為と見られている。悪質さは国家神道の後裔である神社本庁ということになるのである。

 

<自治会など公金に手を突っ込む=横領ではないか>

自治会やそれに相当する全国には、おそらく数十万の住民主体の組織が存在している。各戸から年間数万円の金を集め、集計するとかなりの公金が蓄財されている。

各地でこの公金詐欺が、神社本庁の下部組織で表面化している。大半の住民は、この資金の存在と使い道について無関心であることから、事実上、地域の神社本庁の神主と信者団体の長である氏子総代が、公金の使い道を自由に決めている。

あれこれ勝手な理由をつけて神社最大の宗教儀式である祭礼に、違法行為である公金を横流しし、悪用している。この自治会は、事実上、自民党の強力な利権と結びついている支持基盤である。氏子と神主が公金を自由に使いまわしていることに、国民と他教団の反発は広がっている。

神社の祭礼資金が、自民党・神社本庁への闇献金化しているとの疑惑を招くことになる。以上は凡人ジャーナリストの身近で感じたことと、知り合いの証言からまとめたもので、嘘偽りはない。憲法20条に恥じる行為を、宗教法人「神社本庁」は毎年、繰り返し断行している。

 

<侵略戦争責任=若者300万人の死に反省謝罪なし>

高市早苗や小泉進次郎ら靖国神社参拝派とも関係がある。戦前の国家神道に対する戦争責任のことである。赤紙一枚で死の戦場に犬猫のように狩り出され、将来ある若者の命を奪い、他国民を無数に殺戮したことに対する猛省と謝罪を、いまだ聞いたことがない。

靖国にも300万人の死の記載があるという。

喜んで人殺しの戦争をしたものが、果たしてどれくらいいたのであろうか。「国家神道とは関係がない」と開き直っているのであろうか。「神風が吹く」などは子供でも迷妄だと気付いている。

以前島根県の出雲大社を見学した際、案内してくれた中年の宮司に戦争責任について尋ねると、彼は「戦意高揚」とだけ答えた。平和な家庭を築いて幸せを求めていた若者の、二つとない命を奪ったことに神社は、軍国主義の片棒を担いだのだが。その責任について沈黙が許されていいのであろうか。

アジア欧米の要人が靖国を参拝するだろうか。誰もいない。そこへいま防衛省・自衛隊の幹部らが参拝している。総裁選の候補者9人は、そろって好戦派である。

この機会に神社神道の根っこを掘りだして、武器弾薬資金を放棄させるしかないだろう。公金の祭礼資金化は断固としてNOである。

2024年9月20日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)

2024年9月19日 (木)

本澤二郎の「日本の風景」(5289)

本澤二郎の「日本の風景」(5289)

<「木更津レイプ殺人事件」は公明党創価学会の犯罪か>

<佐賀県警と千葉県警(2014年強姦殺人放任)の超落差>

土地柄は、古い歴史を背負って今日があるのかもしれない。昨日はRKB毎日が、9年前の佐賀県内の強姦未遂事件を起こした35歳の会社員の男を逮捕した、と報じた。佐賀というと、古くは鍋島藩である。宇都宮徳馬さんの父親・太郎陸軍大将は、長州の軍閥・山縣有朋の軍政に対し、怯むことはなかった。徳馬さんは左翼活動家の渡辺恒雄が読売新聞入社に際して、保証人となった。彼の結婚の仲人役も引き受けた。渡辺は、その恩師を裏切って極右暴力団の児玉誉士夫の配下となって、中曽根内閣誕生に大汗をかいた。彼の母親は君津市小櫃という。宇都宮さんは、裏切者の渡辺を「忘恩の徒」と断じた。

 

佐賀県警は、9年前の強姦未遂事件に決着をつけた点を高く評価したい。ひるがえってやくざが跋扈する房総半島と比較すると天地の開きを認めざるを得ない。

 

<2014年4月の「木更津レイプ殺人事件」捜査から逃げる千葉県警木更津署>

本日の未明、午前3時の中秋月は「木更津レイプ殺人事件」の犯人・富津市生まれのやくざ暴力団の浜名の悪行を見事に照らし出していた。木更津市の介護施設「かけはし」のオーナーは3本指の入れ墨男。疑問は「なぜやくざが厚労省認可の福祉施設の経営が可能か」について市民は懸念を抱いている。

取材を始めた当初、凡人ジャーナリストも判断に迷った。歴代の首長がやくざ系で知れ渡っていたことが分かった。しかも、加害者の浜名も被害者の栄養士も公明党創価学会関係者という実情を重ね合わせることで、誰もが納得することができるだろう。政治の壁が事件捜査に蓋をかけた!これは小学生でも理解できる。

 

いま池田大作亡き後、信濃町は内部崩壊の兆しをいたるところで見聞することが出来るが、公称500万、600万?はては800万世帯といわれる宗教指導者の墓地さえ、どこなのかもわからないという。原田学会と池田家の亀裂は、第三者の予想を超えている。莫大な闇金庫の行方にも注目が集まっている。腐敗した自公権力が表面化を封じ込んでいるのであろうが、それがいつまで続くのか?

 

<もろすぎる政治の壁=時間の問題か>

TBS強姦魔の山口を警視庁刑事部長の特権を悪用し、安倍や菅の意向を受けた中村格は、それゆえに警察庁長官になれた。しかし、被害者の伊藤詩織さんは屈しない。信用されない中村は「人間失格だ」と誰もが信じている。人間としてもっとも胡散臭い人物だと。それは山口にも言える。往生際の悪い山口もまた、中村格と同様である。山口の弁護を引き受けた弁護士もまた、誰も信用しないだろう。伊藤詩織さんは、癒されることのない傷を背負いながら、強姦魔に屈しなかったことで、反骨ジャーナリストとして、未来の素晴らしい人生を手にした。

 

「木更津レイプ殺人事件」の被害者は、110番通報をしなかったために命を落とした。しかも「政治の壁」に泣いている。女性は強姦魔に屈してはならない。伊藤さんに続けである。沈黙でやり過ごすと、人生を全て奪われるのだから。この一件で菅が小泉の倅を男にしたとしても、人間らしい人間として救済されることはない。山口強姦魔の共犯者なのだから。

 

浜名は逃げ切ることが出来るだろうか。断じてありえない。日本には憲法も法律も存在する。政治は変化する。公明党創価学会も内部から糾弾されている。自公体制が永遠に続くわけではない。現に公明党代表の山口那津男は、信濃町の判断で首を斬られた。自民党の総裁選騒動の渦中に斬首!

 

日本国民を裏切り続けてきた公明党の犯罪は、安倍の腰ぎんちゃくの太田昭宏が元凶である。2013年12月特定秘密保護法を自公内閣が強行した時点で、真っ先に太田批判を始めたが、筆者の知る限り、「木更津レイプ殺人事件」の被害者だったことも判明している。平和憲法を破壊した太田と山口の罪は重い。

 

<覚醒せよ!信濃町と警察庁=大義なしのやくざ殺人犯擁護>

被害者は戦争遺児。嫁ぎ先で3児をもうけた。秋田県由利本荘市で養育し、次女の夫は公明新聞で勤務している。彼は浜名犯罪の裏を知る立場にある。事件は被害者と夫が離婚したあとに起きた。

被害者が非業の死を遂げる場面で、富来田中学校の校庭からヘリコプターが君津中央病院に搬送される際、同乗していたのは心の優しい長女だった。子供たちはすべて事情を知っている。捜査棚上げの裏事情を知る立場なのだ。

 

遺族が声を上げる場面だ。チンピラの浜名にびびる時期は過ぎ去っている。浜名の元に被害者を誘い込んだヘルパー・吉田文江は、最近がんで亡くなったとの連絡が入った。因果応報か。

 

公明党創価学会が正常に戻る証拠は、犯人の浜名に自白を求めるべきか否かである。この事件にも中村格か同じような仲間が関与したかもしれない。警察庁も千葉県警も覚醒する時であろう。

 

昨日は道路沿いの小さな畑の草刈りをしていたら、そこに見慣れな

いアルコールの空の缶が投げ捨てられていた。庭先と駐車場には、前に空の魚缶詰缶が。車のアンテナも折られるいやがらせも。ジャーナリストも市民活動家も覚悟が求められている。袖ヶ浦市や君津市の活動家は、素晴らしいことにみな覚悟の運動を始めた。警察とグルのやくざ暴力団との関係を断ち切ることが、強く求められている房総半島なのだ。安倍のように逃亡は許されない。地震や災害などより、やくざ暴力団追放国民会議の使命の重大さを改めて感じさせられる2014年であろうか。

2024年9月19日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)

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2024年9月18日 (水)

本澤二郎の「日本の風景」(5288)

本澤二郎の「日本の風景」(5288)

<恐怖・驚異のカルト教団・日本会議系の安倍・森の女総裁候補>

「女は優しく平和主義者」という観念は、こと自民党の女性議員について全く当てはまらない。むしろ、その逆である。

自民党113万党員は、派閥全盛時代のそれとは異質である。カルト神社神道信者の神主や氏子総代とカルト国際勝共連合が中心である。カルト信者が主導権を握っている。自民党は極右片肺の組織体に変質してしまっている。

反共靖国参拝派と改憲軍拡派の極右、すなわち不気味な日本会議が、自民党の岩盤を形成している。そこから分析すると、目下の党員獲得競争の正体が見えてくるだろう。党名は自由民主だが、実態は全く異なる。その反対だ。「安倍と森の女が健闘している」という分析は、あながち的外れとは言えない。

 

<松下政経塾・神道派出身の反共改憲軍拡派>

70年代の派閥全盛期のころの自民党は、党内に反軍拡・反原発・反核・平和主義者がバッジをつけていた。彼らは自由に声を上げ、自民党政府を批判していた。

経済の高度成長に比例していたのかもしれない、戦後の良き時代の繁栄だった。戦前派の「自主憲法論」などは、一部の右翼のもので記者は相手にしなかった。三木派は共産党にまで手を伸ばし、国家主義者の中曽根康弘は、左翼の労働組合にも首を突っ込んでいた。

 

そのころ、静かに反共靖国派は爪を磨いていた。A級戦犯勢力の岸信介や笹川良一らは、韓国の文鮮明をたきつけて統一教会・国際勝共連合を育て、他方で「丁稚奉公」を喧伝しながら大をなした軍需産業の雄・松下幸之助は、70億円を投じて反共改憲神道軍拡派の若者を育成していた。松下政経塾だ。

すでに民主党政権時代に、問題人物の野田佳彦を政権につけ、安倍・石原と連携して、日中間の領土問題の未解決案件である尖閣を国有化した。鄧小平や田中・大平の知恵の結晶である「棚上げ」論をぶち壊し、日中正常化の壁を崩壊させた。

台湾派の安倍と森と松下政経塾の野望である。この先に「台湾有事」をがんがんと流した安倍と側近の高市。総裁選での今の彼女の突出した好戦的言動に、歴史を知る平和主義者は恐怖を抱いている。松下政経塾と神道カルト信仰に人々は、恐れおののいている!

 

<第二の安倍晋三かそれ以上に好戦的>

新聞テレビは、とうの昔に電通の金にからめとられて、口を封じられている。電通と改憲新聞・読売の連携による世論操作の輪に、あろうことか公共放送のはずのNHKまで巻き込まれ、人々の精神を狂わせている。

昨夜と今日は、中秋月である。自民党の危険すぎる総裁選が、名月にさらされ、異臭を放っていた?あなたはどうか?

 

核武装派の麻生太郎は、43兆円の戦争準備を閣議決定した岸田文雄を絶賛したが、これは安倍・自民党と太田・山口の公明党による自衛隊参戦法に匹敵する憲法に違反する悪魔の政策である。

むろん、後者は裁判にかけられているが、山梨や埼玉の勇気ある市民活動家による正義の訴えに対して、東京高裁判事は傍聴人に暴力で法廷から排除するという石垣事件を派生させ、大問題になっている。法廷までが極右に乗っ取られている可能性を否定できない。

 

自民党は極右に乗っ取られ、房総半島にはやくざ暴力団が跋扈して、フクシマの核汚染土が不法投棄させられている。アメリカの大統領だったトランプが、ふと漏らした「フクシマが元に戻るのに3000年」は、いかにも象徴的ではないか。核汚染土は発生源の東電フクシマ原発に埋め込んで3000年待つしかないかもしれない。命の水は核と水銀に汚染されている房総半島である。

 

女の総裁で、この地獄に落ち込んでいる日本を狂わせようとしている世紀の悪党との闘いが、これから数年継続するのだろうか?

 

<皇国史観の歴史認識=靖国・統一教会派>

松下政経塾の神道教育は異様そのものらしい。皇国史観に凝り固まっている!民主主義のひとかけらもないと見られている。一度過去に経験した者から聞いたことがある。

(数行の文章が消えた!)

彼らは言論の自由を認めない。ここで仕方なくやめる。

2024年9月18日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)

カルト統一教会と自民は一体!

(朝日)安倍晋三首相(当時)が2013年の参議院選挙直前、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の会長らと自民党本部の総裁応接室で面談していたとみられることが複数の関係者への取材でわかった。自民党の萩生田光一・元経済産業相や岸信夫・元防衛相、教団の友好団体トップらが同席。朝日新聞は面談時とされる写真を入手した。面談は参院選公示4日前の13年6月30日だったといい、複数の関係者は取材に「教団側による自民党候補者の選挙支援を確認する場だった」と証言した。関係者によると、安倍氏が面談したのは、当時の教団会長の徳野英治氏や、教団関連団体「全国祝福家庭総連合会」総会長でその後に教団世界会長に就いた宋龍天(ソンヨンチョン)氏、教団友好団体で保守系政治団体「国際勝共連合」会長の太田洪量(ひろかず)氏。勝共連合の幹部2人も同席した。自民党側は総裁の安倍氏のほか、党総裁特別補佐だった萩生田氏と、安倍氏実弟の岸氏が出席した。

2024年9月17日 (火)

本澤二郎の「日本の風景」(5287)

本澤二郎の「日本の風景」(5287)

<原子力マフィアに徹底抗戦=原状回復へ埼玉と千葉で火の手>

死の商人はどこにでもいる。政府・自民党に限らない。好戦的な神道や統一教会などカルト教団のほか、権力を監視しなければならない言論界にもいる。これらの悪魔に操作される若者も少なくない。財閥など武器弾薬メーカーに限らない。プーチン・ゼレンスキー・バイデン・ネタニアフはどこにもいると判断した方がいい。核兵器を活用したい悪魔は、自民党の総裁候補だけではない。

 

原子力マフィアは、経産省や文科省、防衛省そして新聞テレビに操作されたミーハー的に劣化した市民にもいる。その主な原因は、日本国憲法を学んでいないことに起因する。近現代史を教えられなくて大人になった人たちの中にも。野球好きの人が読売など改憲原発推進メディアに感化した人の中にも。麻生太郎のような核にこだわる、政治家といえない政治屋に影響を受けた者もいるだろう。

 

311の東電フクシマ原発からまき散らされている測定不能の膨大な放射能・核汚染土・核ごみの埋設現場を発見した、袖ヶ浦市の林・高谷地区の御園・吉村両名に、この場を借りて改めて敬意を表したい。原子力マフィアも想定していなかったろう。産廃現場に放射能測定器を持ち込む勇者を、彼らも多くの国民も全く想定できなかった。

「核はいらない。原状回復せよ」と叫ぶ運動は、3年を経過してようやく袖ヶ浦市・千葉県に発信し、沈黙していた日本共産党地方議員の一部が目を覚ました。立憲民主党の青木愛も動いたが、国会での追及はいまだない。原子力マフィアに封じ込められたものか。

当たり前の市民の叫びが、言論界と政界で封じ込められるという事態に、凡人ジャーナリストも「覚悟」の言論戦突入を余儀なくさせられている。いまだに新聞テレビは深く取材しない。原子力マフィアに抑え込まれている。同時に原発推進言論による財閥広告利益に特化して恥じない。日本に言論の自由など、一かけらもないほどであることを、言論人でありながら気付かされる日々だ。一般人には理解できないことだろう。

 

昨日は埼玉県の市民活動家から一枚のチラシがメールで送られてきた。埼玉県の「原発問題を考える埼玉の会」(村上三郎)。「あなたのまちに放射能汚染土がやってくる!止めるなら今!」という元気なプラカードが貼り付けられていた。「これから」なのか。すでに産廃場に埋められていないのか?

 

「所沢へのフクシマ原発汚染土持ち込みを考える会」が正式名称のようだ。9月29日午後1時30分開会、同4時30分終了。場所は下落合コミュニティセンター3階多目的ルーム。京浜東北線与野駅下車徒歩4分、参加費800円。

 

この3年間、孤立無援のような運動を強いられてきた陣場台の対策委員会は、早速連帯のメッセージを出すようだ。市民運動としては素人集団だが、核汚染ごみについての証拠はしっかりとつかんでいる。本ブログで繰り返し報じている。不法な投棄をどこが、いつごろ、どこから、だれがなど全てつかんで報道している。

 

<核汚染土が房総半島から首都圏・全国的に拡大か>

埼玉県の市民運動家に聞くと、この集会には首都圏全域から参加者が集まるという。さすがはやくざ暴力団が跋扈する房総半島とは違うのかもしれないが、汚染土利権は数百億円の利益を生み出す。色もにおいもしない。形もない。しかも、不法投棄には途方もない利益をだす。

房総半島では、君津市の新井総合施設の産廃場には、栃木県の宇都宮市に降り注いだ大量の核汚染ごみ土壌が投棄されていることが判明した。袖ヶ浦市陣場台には、およそ60万㎥の汚染土が住民の調査でわかった。

首都圏の産廃場すべてで、放射能測定をしないと真相は不明である。おそらく房総半島の例からすると、首都圏に限らず列島全体にまき散らした可能性を否定できない。相手は極悪非道な原子力マフィアなのだから。

 

<袖ヶ浦市陣場台の事例=全ての産廃現場の放射能測定不可欠>

袖ヶ浦市の画期的発見は、林地区役員の吉村・御園の二人が、周辺で多発するがんなど病人が多くいることに「何かある」と感じた。同市選管委員長の御園が、市の放射能測定器を持ち出して測定すると、針がピーンと動いて腰を抜かした。フクシマの大量の残土が列島にばらまかれている可能性を、初めて暴き出したのだ。

 

念のため吉村は、勤務していた大手の会社の測定器を借り出して、二度目の測定をした。同じ結果に声をあげた。袖ヶ浦市から千葉県、千葉県警に通報し、調査を要請したのだが。同市は「問題ない」と開き直って蓋をかけてきた。

当初は「自治体のやることに問題はない」と判断したが、徐々に問題は行政にあることに気付く。やくざ暴力団が実権を握っているような行政の千葉県である。地元対策委員会を設置、委員長に元水田三喜男・池田淳・水野清の秘書を経験した御園豊が、活動を本格化させる。彼は怪しい市と県、警察、新聞テレビの対応を知って、反骨貧乏ジャーナリストのもとに飛び込んできたという次第。

 

<野党は反核宣言で戦え=ドイツ見習え>

いまの立憲民主党は、国民の声を代弁できていない。野党らしい野党ではない。護憲を貫徹できない、ふしだらな野党だ。この世にこんな素晴らしい、戦争させない憲法を死守することについて、断固たる対応をしない。過去の自民党宏池会のレベル以下だ。

反原発にしても、ドイツのメルケル政権のレベルにも届かない。これでは真っ当な無党派層も、支持する気になれない。市や県レベルの質疑内容に対しても、迫力ゼロだ。世界一の高額報酬目当ての、いい加減な政党に堕してしまっている。

憲法と歴史認識について高市レベルなのか、ひどすぎる。財閥のカネに執着しているのであれば、政党の資格などないことを知るべきだろう。

 

<核と人間は絶対に共存不可能>

ヒロシマ・ナガサキ・フクシマの経験を知る日本人の核アレルギーは、アメリカやロシアの人々と異なる。フクシマに驚いたドイツのメルケルの原発廃止は正しい。それでも核・原発推進の自民党・読売産経日経は、利権あさりの亡者に徹しているのか。

どのような口実をつけても核と人間は共存できない。

 

<トランプ発言=フクシマは3000年汚染>

トランプ前大統領は側近の科学者の話を信じていたらしく「フクシマは3000年経たないと元に戻らない」と明かした。誰も確認できないが、おそらくその可能性が高い。

核廃絶しても人類は3000年たたないと、元の自然は回復しない。ドイツを見習え、である。

2024年9月17日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)

 

号外!西村成生もんじゅ謀殺事件裁判日程

IMG_20240916_西村� 裁判所宛ハガキ.pdf(493.2KB)IMG_20240916_裁判所宛ハガキ西村�.pdf(459.9KB)

御支援者様

もんじゅ西村裁判 � JAEA(原子力機構)

日 時: 2024年9月24日(火)10:00〜 

場 所: 東京地裁  526号

被 告: JAEA(日本原子力機構)、 元秘書役(田島良明) 

原 告: 西 村

訴訟名: 損害賠償請求

 本件の損害損害とは日本原子力機構(JAEA)と元秘書役田島が、西村変死事件の死因を隠蔽するため、最重要な証拠を紛失したことに対する損害賠償。★西村裁判2件進行中、其々の裁判長宛ハガキを各地から届けたいのでご協力願います。我々が裁判官等に直接意見を伝える方法は少ないです。添付の表面の宛先裁判長名 、裏面の内容をコピーし、(ひとこと)の欄に、ご意見、住所、氏名を記載し投函 願ます。郵送代:ハガキ 10月1日以降 85円、9月中 63円です。< もんじゅ西村殺ハラ事件>参照

  ホームページ  https://blog.goo.ne.jp/nisimura8787            https://kaminisi.muragon.com/

  検索キーワード:もんじゅ西村裁判、日本の黒い霧

 

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2024年9月16日 (月)

本澤二郎の「日本の風景」(5286)

本澤二郎の「日本の風景」(5286)

<カルト教団に占拠された自民党員党友の岩盤=神社神道(宗教法人)信者(氏子)と勝共連合・統一教会信者>

戦後の日本政治は、一時的に政権の交代が行われたものの、ほとんどを自由民主党が担当し、その結果、日本の権力機構は自民党を軸に形成されてきた。民主政治には政権の交代が不可欠だが、日本ではそれがほとんどなく、自民党内の派閥抗争が取って代わってきた、健全性のない民主政治で終始してきた。

現在は、とくに10年前から岸・安倍の清和会一色ともいえる異様な極右政治のもとで、財閥傀儡政権という超格差を前提とする自公のカルト集票教団が突出する政治体制と化してきている。

言論機関が、政治の悪化を食い止めるどころか、そこへと押し込んでしまった。人々は「新しい戦前」「軍国主義復活」と呼んでいる。

 

<党員の変質=戦前の神社神道復活とA級戦犯勢力支援の半島生まれの統一教会主導の自民>

もう政治のメッカ・永田町に足を向けなくなって10年以上も経つ。それ以前の自民党はなくなって、違和感ばかりが先立って対話交流したい人物がいなくなってしまった。

当たり前のように、平和を叫ぶ護憲リベラル派が姿を消してしまった。不気味に沈黙することに長けた政治屋ばかりの永田町に興味を失って当然だった。

気が付いてみると、政治の軸足は、以前は想像もできなかったA級戦犯勢力が台頭し、平和と福祉主義が薄れて、武器弾薬が目につくようになる。まさに日本とアジアの危機だが、識者を含めて沈黙している。

 

以前の自民党員や党友は姿を消していた。戦前の国家神道が神社本庁と看板を書き換えて、アジアのみならず国際社会を畏怖させた戦争神社「靖国」派が、権力の中枢を占め、首相の座を占めてしまった。この恐ろしい日本政治の変質に、朝日新聞も毎日新聞も地方紙も沈黙した。日本記者クラブも日本新聞協会も、右翼に転向した読売新聞の渡辺恒雄に屈してしまっていた。

調査したわけではないが、今の自民党員と党友は、神社の氏子総代とその仲間たちとA級戦犯勢力の岸信介や笹川良一のテコ入れで急成長した国際勝共連合・統一教会の信者が、実権を握っている。

「穏健な保守」「アメリカン・リベラル」は、ほぼ存在しない。

 

こうしてみると、岸田文雄が宏池会を解散し、岸の孫の晋三路線を突っ走って、43兆円の戦争準備と完璧な軍国主義化と、あろうことか国際社会でのロシアと中国を敵視する北大西洋条約機構(NATO)の一員としてふるまって意気軒高!アメリカのバイデンを狂喜させた。

安倍はトランプの飼い犬、岸田はバイデンのポチだ。日米安保改定の岸の野望に沿って、日本軍国主義の復活が狙いである。安倍が台湾有事を叫び、配下の高市が大声を張り上げて、神社の神主党員や財閥を小躍りさせている。人々は戦争の恐怖に怯えている!しかし、新聞は一行も指摘しない。

https://x.com/TetuwanA/status/1829633922336272416?t=tHqkVx2qJAVbfEetwprt0g&s=06

神社も秋の祭礼にかこつけて壮大なる金集めを強行しているが、愚かすぎる民は思考停止して、流れに身を任せている。愚民なのだ。韓国生まれの文鮮明の反共資金収奪カルトもまた、党員である。極右・日本会議が、自民党の党員を掌握しているという。それはYouTubeでも圧倒している。極右の女が跋扈・暴走している。

恐ろしい、恐ろしい盲目の日本の現在と未来が約束されているではないか。歴史は、二度繰り返されるのか。野党に人材なし!これも嘆かわしいことだが、言論界の腐敗が輪をかけている!

 

<優位に立つ好戦派の女を絶賛する神社神道と統一教会>

自民党総裁選で浮足立つ党員と党友。一般党員は年会費4000円。安くない。家族党員は半額の2000円。現在113万党員。

これほどの腐敗堕落した自民党を支える同党の岩盤は、カルト教団なのだから、ぶれることはない。

党友は2万円以上だ。財閥など組織団体の利権屋が食らいついて、政治を動かそうとしている。国民生活は、彼らにとって常に後回しである。

18歳以上から資格がある。18歳では、世の中のことは何もわからない。学校でも教えない。憲法さえも教えない。狙いは政治無関心派を若いうちに取り込もうという狙いが、自民党ならぬ日本会議の野望か。自民党は、神道と統一教会のカルト教団に乗っ取られてしまったようだ。清和会優位の政治に変化は起きそうもない。

 

昔の自民党では、党員は単なる党員であって、それゆえ「犬猫同然の党員」が沢山いた。しかし、いまは特異な意思を有した党員である。カルト教団の指令で動く党員なのだ。それはたとえば公明党の創価学会信者とそっくりなのである。

昨日は311のフクシマで9人の候補がそろって演説会を開いたところ、会場に1000人以上の党員が集まったと報道された。大半が、カルト教団の党員であろう。

 

思えば、80年前のヒロシマ・ナガサキの2発の原子爆弾で日本は敗戦。侵略戦争で人々は若者を奪われて泣き叫び、敗戦後は生きるための壮絶な窮乏生活を強いられた。反核日本が誕生した。

反核を押しつぶしたのは、A級戦犯勢力の岸信介や笹川良一らだ。東海村に原発建設を強行し、その後は列島の風光明媚な場所に54基もの原発を推し進めた正力松太郎の読売は、現在の渡辺の読売である。ヒロシマ・ナガサキに次ぐ反核のフクシマでの集会を開いた政治的意味は、深く重い。恐ろしいフクシマ自民党であろうか。

 

<房総半島で水田三喜男秘書らが反核に決起>

フクシマの核のゴミが、房総半島のやくざ系暴力団の産廃業者によって、大量に運び込まれて地中に埋め込まれた。原状回復しなければ、房総半島の水や米も食べられなくなる。鴨川市の長狭米もSOSだ。カルト教団の自民党も公明党も、袖ヶ浦市の10月市議選に注目が集まっている。

反核のうねりが、やくざ暴力団が跋扈する房総半島でも、反核平和主義者・宇都宮徳馬の盟友で知られる水田三喜男の秘書らを中心に千葉県全域に拡大している。森林組合や農協関係者・小櫃川の水を守る会が、大掛かりな活動を展開している。

2024年9月16日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)

2024年9月15日 (日)

本澤二郎の「日本の風景」(5285)

本澤二郎の「日本の風景」(5285)

<自民党史上最悪の安倍亡き安倍後継の総裁選=やはり裏金議員が集中した高市早苗と加藤勝信の背景>

「裏金事件に蓋をする岸田後継の総裁選」に興味はない。それでも愚かな言論界は、まるで恒例行事のようにあれこれと囃し立てて、世論を沸きたてることに懸命である。「総選挙後の低投票率の自民圧勝」を予見できそうだが、野党は指をくわえているばかりで、政権交代論どころではない。戦前派・戦争犯罪派台頭にSOSを発しなければなるまい。言論の腐敗は深刻極まりない。

 

制度としての民主主義を健全に機能させることは、暗闇で星を見つけるように困難であることを、凡人・反骨のジャーナリストに印象付けている昨今である。新聞報道で判明したことは、裏金問題を処理する政治刷新のための総裁選だというのに、安倍や森喜朗と格別に関係の深かった極右の高市に、安倍・清和会の裏金議員が大挙、推薦人に名乗りを上げていた。およそ女性としての優しさとは無縁で、あれこれと話題を振りまいてきた人物に、自民党の危機を印象付けている。

 

<裏金・腐敗議員が推薦議員に集中した高市の強み?>

インターネットで人気のYouTubeでは、極右組織と資金面で優位に立っている高市のそれが、他を圧倒している。「気味が悪い」と第三者は悲鳴を上げている。

「靖国神社参拝派」の筆頭として、まるで森や安倍の裏金・腐敗議員を抱え込んだ格好で、壮観でさえある。推薦人20人のうち13人が裏金議員だと報道されている。発言も超過激で、衰退した中国に対して「戦争をしてやる」とい和ぬばかりのような外交発言も発して、ワシントンの国務省官僚を驚かせている。「やくざの鉄砲玉戦術で突出している」との厳しい指摘も、彼女にはどこ吹く風なのであろう。

 

<安倍晋太郎と扇千景=高市と安倍・森喜朗>

首相でさえあれば何でもする首相と見られた岸田も、高市の暴走を恐れていたというから、彼女の皇国史観顔負けの歴史認識は、松下幸之助の松下政経塾で染みついた反共ナショナリストそのもので、右傾化した外務官僚も辟易するほどという。

「安倍がいなくても森は生きている」ということか。彼女の背後の闇の勢力に岸田も遠慮してきたというから、そのしたたかさは格別かもしれない。

 

安倍晋太郎には扇千景がいた。彼女はいつの間にか参院議長になった。高市には安倍と森が控えていた。安倍が死んで、むしろ安倍の幻影を上手に活用している?五輪利権と裏金事件で窮地に追い込まれた森は、車いすで特級の老人施設で、いまや検事総長の夫を相談役に抱え込んで「法治」を潜り抜けてきている?

高市と森の関係は、凡人はよく知らなかったのだが。

 

<加藤勝信と安倍家2代の深い仲>

加藤勝信について凡人はほとんど知らなかった。彼は旧田中派の茂木派に所属している。それでいながら安倍・清和会内閣では、特別の地位を得ていた。なぜか?

安倍晋太郎と加藤六月と両者の夫人同士の結びつきが絡んでいた。福田赳夫の正統派清和会事務総長・塩川正十郎は「安倍晋太郎は清和会の人間ではない」と永田町で触れ回っていた。福田側近の田中龍夫と安倍晋太郎は、中選挙区制下で激突関係にあった。福田は田中を「たっちゃん」と呼んで、岸の娘婿の晋太郎を嫌った。現に晋太郎の初の総裁選時、清和会議員を中川一郎にも貸したほどで、晋太郎の面子をつぶした。

福田家と安倍家の関係は、思想信条も絡んで尋常ではなかった。

そんな追い詰められた晋太郎に、同じく本流から外された加藤六月が食らいついて、晋太郎と六月の特別な関係が生まれた。「福田本流から外された晋太郎にしがみつく六月。やり手の六月夫人は、晋太郎の妻・洋子(岸の長女)に食らいつく。彼女は金丸信(旧田中・竹下派)の夫人にも接近し、三者の夫人連合という鉄の結束が誕生していた」「六月の後継者となった勝信の清和会入りは容易ではなく、六月夫人が金丸に泣きついて竹下派に所属させた。それでも本拠地は晋太郎・晋三の清和会。晋三が政権を担当すると、洋子夫人の鶴の一声で次々と要職についた。コロナワクチン利権でしこたま蓄財したようだ」と見られている加藤勝信の推薦人には、裏金議員が4人もいる背景という。

 

以上は安倍家と加藤家に詳しい福田・清和会秘書会幹部の分析。彼は「加藤家は安倍家のお庭番」と呼んでいた。ちなみに安倍晋太郎が幹事長の際の記者会見で吐いた一言は「政治は感情で動く」。確かである。

 

<危険すぎる福田埋没・岸信介の反共亡霊に取りつかれる高市>

福田家と岸・安倍家の関係は、後者がA級戦犯勢力で、神道政治連盟・靖国神社参拝に抵抗を示す福田家。リベラルと極右である。これについて森喜朗と小泉純一郎・同進次郎と高市は反共主義の神社参拝派の同根・同じ穴のムジナ。対して福田赳夫の等距離外交論は、倅の康夫の日中・日韓の友好外交として引き継がれている。

 

岸・笹川の反共外交は、松下政経塾の民族主義と同根か。両者の外交論は水と油。皇国史観にこだわる戦犯派は、国際社会では孤立化を招く。「強い日本再生」は戦争を招く可能性を否定できない。

 

裏金議員から分析できる日本の危険な兆候を理解できる日本人は、まだ少ないかもしれないのが悲しい。反骨ジャーナリストの台頭が急がれる。

2024年9月15日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)

2024年9月14日 (土)

本澤二郎の「日本の風景」(5284)

本澤二郎の「日本の風景」(5284)

<「自民交響楽団」は姿を消しA級戦犯後裔勢力の天下>

自民党は国民政党なのか?答えは昔はそうだったが、現在は神社神道と統一教会が支配している。賽銭箱から10円取っても逮捕する警察の背景。確かに昔は違った。自民党を楽団に例えると、交響楽団である。バイオリンやピアノだけではない。太鼓も笛もある。その他沢山の音色を出す楽器で編成されており、それらを日中国交正常化を、田中角栄と共に実現した大平正芳は「自民党派閥は交響楽団(オーケストラ)と紹介していた」。赤とか白などの一色ではなかった。これこそが国民政党そのものだった。

 

現在はA級戦犯勢力の岸信介や笹川良一の極右の後裔たちばかりで、思想信条が極端に右に傾斜している。保守のなかの超保守(極右)である。反共主義と靖国参拝派に凝り固まった面々ばかりで、護憲リベラル派は姿を消してしまった。

 

世界に誇れる日本国憲法を尊重し、擁護する議員も党員も少ない。50年、60年もの長期間、自民党政治を見聞してきたたった一人の言論人の分析である。言論界にも右翼はいるが、彼らは現在の自民党に満足して、好戦的な報道に力を入れている。

 

<「爺さん(岸信介)は民主主義わからない」と孫が打ち明ける>

「台湾ロビー」(データハウス)を取材した際、バッジをつけたばかりの安倍晋太郎の倅、晋三に取材した。

彼が台湾独立派の李登輝元総統から、手取り足取りして反共主義を植え付けていることを知って、取材を申し込んだものである。

当方の疑念に答えると、彼は不思議なことを口走った。A級戦犯勢力の親分的存在の祖父・岸信介を「うちの爺さんは民主主義が理解できないんですよ」と明快に明かした。

政権を担当した晋三は、嘘つきの天才として有名になったが、時には大胆に真相を臆面もなく明かした。

 

先日、宮澤喜一元首相の後援会幹部が電話してきた。宮澤のテコ入れで宏池会の会長になった岸田について、彼は「父親の文武は穏健な官僚出身の政治家だったが、文雄は爺さんに似た」「文雄のじいさんは、岸の満州人脈の一人としてデパート経営で財を成した。岸の子分だった。孫の文雄は安倍の子分となって、宏池会を変質させ、清和会の軍門に下った最低最悪の人間」とこき下ろした。

 

<アメリカの押しつけ憲法はパージ派(追放組)のやっかみ>

改憲軍拡派は、読売の渡辺恒雄のような左翼から右翼に転向した輩に代表されるように、嘘つきと事柄の捏造に長けている。彼の書いた本や会見本など読むに値しないが、おそらく「憲法はアメリカの押しつけ」と口走って生きてきたに違いない。

むろん、新聞として日本で初めて改憲論を公表し、それを宣伝してきた渡辺の読売は、まともな新聞ではない。財閥からの広告費狙いという点で、電通の配下に違いない。

 

あの悲惨すぎる侵略戦争に加担して敗戦後、占領軍(GHQ)に追放(パージ)された戦争犯罪者の言い分である「憲法は米国に押し付けられたものだ」と繰り返すことで、追放組は反共を叫ぶことで、戦争のできる軍国主義復活を狙う。保守合同(1955年)は、そのためだった。

誇れる日本国憲法の9条について、日本共産党のみが「自衛戦争も許されないのか」と懸念の国会質問をした。吉田茂首相は「あらゆる戦争は自衛の名のもとに始まる」という史実を紹介しながら、質問を一蹴した。かくして全会一致の日本国憲法として成立、国民は歓喜の喜びで受け入れた。

9条と20条と財政法4条が、日本政府による戦争阻止の規定である。今回の総裁選の9人の自民党候補は、全てこれの改悪を狙って大合唱している。

岸や笹川の野望実現に河野太郎・小泉進次郎・高市早苗が狂奔、突出しているこの瞬間である。

 

<異論は日本共産党のみ=議会も国民も戦争しない憲法に大感動>

戦争を二度と繰り返さない!これが日本国民の総意である。戦争は自衛の名のもとに始まる。世界常識である。最近YouTubeでトルストイの「戦争と平和」の映画を見た。世界的名著に反し、ロシアとウクライナは戦争をし続けている。

 

「戦争勝利」を夢見る悪党は、どこの世界にもいる。銃を持つことで若くして命を失った若者は、米国の西部劇の世界でもみられた。それでも銃をいまでも公然と販売するアメリカ。武器弾薬で暴利を手にする財閥は、内心喜んでいる。アメリカは、ロバートケネディJrが指摘するように民主主義の国ではない。インディアンをとことん押しつぶしたアメリカと大差ない。それはアイヌ人を退治した天皇家も同様だろう。

 

安倍・自公下において、政府は自衛隊を戦場に狩り出そうとしている。指揮権もアメリカに委ねた。アメリカの赤紙は、秘密裏に行われる。在日米国大使はいかれた野郎だと今気づく、情けない凡人ジャーナリストである。戦争させない日本国民の意気を、いま世界に知らしめる2024年でなければ、敗戦後を生きた価値はない。

 

<戦争する改憲軍拡NO=好戦派候補ばかりの自民党総裁候補>

壮大なる神社神道の金集めが、自治会で公然と行われているのだが、そのことに共産党など野党も、愚かすぎて気づいていない。平和を宣伝してきた公明党は、自衛隊の戦争法制を強行したカルト創価学会ではないか。太田昭宏や山口那津男の秘密口座を暴け、である。

家宅地まで奪いつくす韓国生まれの勝共連合・統一教会は、岸と笹川の強引すぎる支援によって、莫大な資金集めに成功した。その弁護団長が安倍内閣の副総裁となった高村正彦。

 

歴史は繰り返す!日本にもプーチン・ゼレンスキー・バイデン・ネタニヤフは、9人の中にいくらでもいる!

2024年9月14日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)

https://chosonsinbo.com/jp/2022/12/hj4/?fbclid=IwY2xjawFRArJleHRuA2FlbQIxMQABHcqLLwa3vxD1NRkuf9_V8ystKLOnILgaU4Mb3JCqonM-2902DBoAEUroLQ_aem_Q6cCK-xFTHFJbYvjgi3a5Q&sfnsn=mo

2024年9月13日 (金)

本澤二郎の「日本の風景」(5283)

本澤二郎の「日本の風景」(5283)

<「物価の番人」放棄し庶民いじめ=財閥・株屋に全面的に今も奉仕する日本銀行の脅威>

「自民党は財閥の傀儡政権」という現実に目を向けてあきらめるしかないのか。それでもアベノミクス以来の円刷りまくりの激安とゼロ金利で、財閥と株屋のぼろ儲けに徹し「物価の番人」という中央銀行の責任を果たさない金融政策を議会のように黙認・許容できないだろう。

デフレ・インフレなどよりも、本来の購買力平価(購買力平価(PPP)とは、ある国である価格で買える商品が他国ならいくらで買えるかを示す交換レート。 例えば、ある商品が日本では200円、アメリカでは2ドルで買えるとすると、1ドル=100円が購買力平価だということになる。)にすればいいだけのことだ。意図的に円を下げて、財閥や株屋にぼろ儲けさせ続け、物価の安定を破壊するアベノミクス以降の日本銀行の空前絶後の悪政は、犯罪的である。「黒田と植田を法廷に引きずり出せ」との怒りの声も聞こえてくる昨今である。

右翼的な報道は「円高」としきりに宣伝しているが、嘘である。円安による物価高に人々は、財布を開けない。人々は精神的苦痛を和らげようとして安い食堂を見つけてビールでうっぷんを晴らして、翌日に備えている。中には職場を失う人たちも少なくない。

 

一方で、財閥の経営陣や株屋は法外な金を懐に入れて贅沢三昧。日本も超格差社会を形成し、消費の少ない社会経済を一段と悪化させている。アメリカなど欧米は景気後退局面に突入し、人々の不安を増大させている。日本は、日銀のお陰で庶民生活は一段と疲弊して、社会に不平と不満を増大させている。

「物価の番人」を放棄した日銀に対して、怒りの矢を放って大分立つが、現在も変わらない。案の定、アベノミクスの恩恵を受けて、裏金・脱税政党となった自民党総裁候補からは、大衆の怒りの課題は、告示前から全く聞こえてこない。

 

<もう10年以上も国民を裏切る日銀の悪しき金融政策>

貨幣価値を意図的に引き下げるには、経済の実態と関係なく、やたらと貨幣を印刷すればいい。輸出は急増する。しかも、輸出品には消費税ゼロ、それまでの消費税は還元される。二重の儲けとなる。不公平きわまりない国民無視の金融政策だ。日本は10年前からそれを突出させ、そのぼろ儲けの代表格が車のトヨタ。日銀の悪しき金融政策の恩恵は、財閥企業全体に及ぶ。刷りまくったお札を株に投入させると株高!自由経済ではない。戦前の「官僚統制経済」である。

トヨタや商社は潤ったが、その分、円安による超物価高に国民生活は困窮を極めてきた。自殺者も増えてきている。すべからく黒田と植田の金融政策による。

金のない市民運動は停滞し、政府や自治体、財閥を喜ばせている。資金のない小政党は、党員の活動もできないので、悪政下の飛躍など無縁である。政党資金は、財閥の裏金でお腹を膨らませている自民党と、信者から強引に集金する公明党が突出している。

 

民は天を仰ぎ嘆き、1%財閥は豚のように肥えて、日本経済を転覆させている。「黒田と植田の裏金はどれくらいか」と庶民は、捕らぬ狸の皮算用に泣いている!

 

<円高とは1ドル80円=株屋はトヨタで動く>

インターネット情報で暮らしていると、そこが右翼の情報で詰まっている。護憲リベラル派の記事は見つからない。日銀批判の記事はゼロだ。

経済情報は「トヨタしだい」という。「がんになった物書きが、残る人生を本気で書き、しゃべりまくる」という話を聞いた。なぜ元気な時に書かないのか。卑怯者であることを天下に知らしめただけである。現に豊田批判はゼロだ。いい加減な記事ばかりが目立っている。

 

<健全経済とは大衆の消費が活発化=今は円安で財布は開かない>

健全な経済とは、消費の動向がカギを担っている。経済が安定してると、人々の消費は活発化する。海外旅行もする。今は海外旅行は無縁だ。どこにも行けない。国内旅行も無理で、庶民は食費を削って生きている。

栄養価が下がると、体の免疫力が低下する。病気になってしまう。ひとり身の暮らしは、台所に立つことがなかった日本人男性に生きるための要件がない。健康管理が厳しい。

 

消費低迷のアベノミクス下で日本人の健康不安は、確実に悪化している。ここ数年の死亡増は、コロナワクチンと食生活の悪化であろう。農協は野菜を吊り上げ、米の在庫を少なくして値上げ攻勢に躍起となっている、と見られている。景気後退の日本は危うい。消費のない日本にした日本銀行の罪は重い。それを放置してきた政府と自公政権と国会も無能で腹が立つ。

 

<新聞テレビは財閥・株屋情報に専念=21世紀の貧困報じろ>

読売・NHKが牛耳る日本の言論界は、国際社会から厳しい採点を受けている。いい新聞は夕刊紙の日刊ゲンダイぐらいである。

山口県の長周新聞もいい新聞のようだ。時に沖縄の新聞も。

政権の黒幕に徹しているフィクサーについて、国民の中には「金庫を調べろ」の声も。言論人は貧困と相場が決まっているが、そうではない悪党もいる。日本を駄目にした人物は、安倍晋三・菅義偉・岸田文雄だけではない。言論界の悪党が関与している。

 

少なくとも日本銀行には「物価の番人」として適切な金融政策をする責任がある。植田よ!1ドル80円に近づけよ!

2024年9月13日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)

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2024年9月12日 (木)

本澤二郎の「日本の風景」(5282)

本澤二郎の「日本の風景」(5282)

<司法・法務検察の腐敗と民事・法廷闘争の課題>

法務検察の壮大なる不正腐敗に重大な関心を寄せている市民団体や一部専門家の厳しい指摘に凡人ジャーナリストも、無関心ではいられなくなった。「検察の闇」を証拠で示すことは容易ではないが、捜査の結果から類推することはいとも簡単である。

 

本日告示された自民党の岸田後継選挙が、安倍・森直系や傍系の9人で繰り広げられる金権レースを考慮すると、疑惑の清和会議員らを不起訴にした当時の東京高検検事長が、その後に検事総長に就任した重大疑惑を軽視し、放置することは許されない。言論人の真価が問われる案件であろう。朝日・毎日が読売やNHKレベルに劣化してるものか、を今問うている。お分かりだろうか。新聞テレビは、相変わらず戦前の国策会社のような電通に操られている。双方に反省する気配はない。

日本の言論の自由が厳しく問われているのだが、市民活動家の目をごまかすことはできない。

 

他方で、房総半島では40万人、50万人の小櫃川水系の命の水が、東洋一の巨大な新井総合施設KKという産廃場に、フクシマの核汚染ごみや有毒残土など危険な物質が大量投棄され、その上を砂でかぶせ、シートで二重に蓋されて目視を封じている。

常識的に見て小櫃川は汚染され、水道水としては不適である。命と健康を守る市民団体が、新井総合を法廷に引きずり出して「撤去」「原状回復」を求めて、懸命の闘いを繰り広げて5年経過した。敬意を表したいのだが。

 

数日前は千葉地裁前で100人ほどの住民が怒りのプラカードを持ちより、高く掲げて気勢を上げ、悪徳産廃業者に猛省を促した。この裁判で袖ヶ浦市の林・高谷地区の水銀と核汚染ごみ問題を告発している対策委員会(御園豊委員長)の役員が、初めて傍聴した。そこで判明したことは、新井総合の水質・土質の検査が、千葉県の天下り機関で、君津市や袖ヶ浦市の環境部長が理事になっている千葉県環境財団であることが、同役員の質問で弁護団が明らかにした。

 

<小櫃川・命の水問題訴訟で浮き彫りになった千葉県環境財団=住民を抑え込む偽りの検査機関>

昨日も法廷を傍聴した林地区の住民が自宅に来訪し、小櫃川の水を守る会の弁護団と新井総合弁護団とのやり取りについて報告を受けた。悪辣な新井総合が住民に対して、現場を見せない、水質検査も土質検査もさせないという、驚くべき事実が明らかとなった。もうこれだけで産廃業者の不正行為は明らかであるが、弁護団の追及が甘すぎることも分かった。

 

さらに「問題はない」と開き直る新井総合は、検査を千葉県の御用機関で行い、その結果、問題はないとシラを切っているということも判明した。千葉県環境財団の偽りの検査データで散々泣かされてきた林・高谷地区では、財団を調べ上げて、その結果、第三者の公正な業者に検査をしてもらって、日高金属の汚排水から水俣病で有名になった水銀を見つけた。

 

問題は、この指摘に弁護団が気づいていなかったというミスが大きい。むろん、市民団体の側も理解していなかった。千葉県の財団が嘘の調査結果を公表して「問題なし」といって、無知な住民を抑え込む「千葉方式」を、市民団体も弁護団も理解していなかったことが明らかとなった。

 

<政府はうそつき・自治体も大ウソつき=有能な弁護団編成が勝利の秘訣>

日本の三権分立はもともと壊れていることも、最近は理解するようになった。最高裁もアメリカのそれと同じくらいで、全てが体制・政府寄りだ。したがって独裁国と同じで、住民は最後の手段として実力行使するしかなくなる。こうなると、もはや民主主義が存在しない。

法廷闘争も、決め手は有能な弁護士の選任にある。自由法曹団はその点で、信念のある有能な弁護士団といえるが、全てがそうだとは言い切れないようだ。

弁護士もカネで動く。最悪の場合は、相手方と取引する事例もあるという。はっきりしてることは、水質・土質・大気など健康にかかわる検査を、行政天下り機関に任せると、100%の確率で住民はごまかされる。そのことを袖ヶ浦の市民は、3年の経験で学んだ。これは法外な成果である。元水田三喜男秘書の御園豊の誇れる実績か。少なくとも千葉県環境財団の検査は、科学的公正な検査を期待できない。

 

<陣場台周辺での残土持ち込みに緊張する幽谷の人々>

陣場台周辺の13戸のうち10戸の家庭からガン患者が出ている。数年前からだ。3人が肺がんで亡くなった。毎年大腸のポリープの手術で苦しんでいる元区長のYさんも、最近は集会に姿を見せて、覚悟の闘争に身を委ねている。幽谷は大闘争の拠点である。

その周辺で、昨日は残土を積んだダンプカーが動いた。驚いた住民がK工業の存在を確認、袖ケ浦市に区長が駆け込んだ。「ワコーの攻勢か」と地元は新たな緊張に包まれている。「ユンボで穴を掘り、そこに残後を埋めて、かさ上げを始めた」と住民は警戒している。さすがは対応が素早い。

 

敗戦直前には東京帝大経済学部の俊英100人を、敗戦後の経済復興のために、幽谷の水源地に隠遁させた若槻礼次郎を見習って、人々は原子力ムラ・行政に覚悟の闘いを開始した。全国民が注目している。

 

<ドイツ村・柊の里・林高谷地区の合同対策会議結成も>

幽谷のすぐ近くには、障害者施設の柊の里が大型のダンプカーの大騒音と日高金属の汚排水と戦っている。反対側は東京ドイツ村。三者の合同対策会議の結成も、日程に上ろうとしている。

水銀と核汚染ごみの排除による原状回復が、小櫃川の命の水の行方と房総半島の将来を決定するかもしれない。

2024年9月12日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)


https://youtu.be/he7hbbPLDLc?si=DesirqI6FV07kYjI

2024年9月11日 (水)

本澤二郎の「日本の風景」(5281)

本澤二郎の「日本の風景」(5281)

<権力監視止めた公共の電波NHKの深刻課題>

10余年前からNHKは、明らかに権力監視という公共放送の責務を放棄して、安倍の清和会応援団と化した。新聞でいうとナベツネ読売化である。安倍長期政権の裏事情である。筆者がテレビを廃品業者に無料で引き取ってもらった理由だ。

 

たまにNHKラジオのnewsを聞くのだが、昨日は9時前にかけると、なにやら意味不明の関西弁おじさんと中年アナが、実にくだらないおしゃべりをして、笑いに興じているではないか。公共放送のレベルを逸脱して公共の電波を破壊している。気になったことは、そこで「京都五輪開催論」を楽し気に宣伝していた点である。

 

<「京都五輪」?をこっそり宣伝>

午前9時台のラジオは、夫を職場に送り出した主婦や老夫妻目当ての番組に違いない。あるいは、国会に駆け付ける与野党議員や秘書連が、車でラジオを聞いている時間帯か。不勉強な永田町の愚か者は「面白いアイディア」と思い違いをするかもしれない。飛びついて「そうだ」と口走る馬鹿者愚が出てこないとも限らない。

 

あぶない!イベントは政治屋・電通の巨大利権ではないか。森喜朗や石原慎太郎・安倍晋三の利権で知られる東京五輪疑獄。財政負担で首が回らない財務省の今である。そのことを十分知りながら、二人の男女は、NHKラジオを国民のためではなく、電通や政治屋のために悪用している!

心底からNHKは解体すべきだと思う。時間の余裕があれば、進軍ラッパはNOだが、平和的な美しい音楽を流せばいい。スポーツ番組に狂奔するNHKは、政府による愚民化政策に便乗するもので、公共放送に値しない。

 

<コロナワクチンで暴利の加藤勝信宣伝放送に仰天>

9時になると、たちまち番組が自民党本部にハイジャックされた。びっくりしていると、自民党総裁選に出るという加藤勝信の宣伝番組になった。しばらくして聞くのを止めた。1960年代ならいざ知らず、アベノミクスの悪政で日本沈没に追い込んだ責任者の一人でありながら「所得倍増計画」?

国民を馬鹿にし、騙すのもひどすぎる。彼は茂木派に所属しながら、安倍家のお庭番として入閣し、厚労相にもなった。既に40万人もコロナワクチンの副作用で亡くなるという、世にも恐ろしい加害者ではないか、と医学者の一部から指弾されている。

「コロナワクチン利権でしこたま金をため、総裁選に飛び出し、再び入閣か派閥の継承ねらい」などと巷でささやかれている。安倍の腰ぎんちゃくでも有名だった。

まさに官僚上がりの政治屋の代表格であろう。そのためにNHKは独占的に報道していると感じて衝撃を覚えてしまった。テレビでも同時に流したのか。既に狐の目をした安倍側近や「蛇の目をした軍事オタク」なども手を上げている。

100万党員をいかに騙すか、の共演に興味などない。平和主義者ゼロ、反原発派ゼロの好戦派同士の争いに浮かれる国民はいない。

 

<岩田女の差し金?>

安倍のスポークスマンとなって20年の岩田女性の真相には、男と女の関係などに興味を抱く向きも大いにあると聞くが、むしろ60兆円を各国にばらまいた血税資金を懐に入れた日本企業の具体例を知りたい。大方財閥に違いないが、一日も早く知りたい。公正が担保されない血税の海外流出疑惑は、この国の行方とも関係している。彼女のメモの公開を強く期待したい。むろん、安倍の金庫の実情も。

やくざが跋扈する房総半島から、問題の人物があまりにも多いのが気になる。畝本直美検事総長も疑惑について会見して、真相を明かして(AIが邪魔してくる

2024年9月11日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)

 

戦争体制推進の山口那津男・太田昭宏は万死!

(FNN)公明党の山口那津男代表は10日、午前の会見で、公明党代表を退任する意向を表明した。18日に告示される公明党の代表選には立候補しない考えを示した。

2024年9月10日 (火)

本澤二郎の「日本の風景」(5280)

本澤二郎の「日本の風景」(5280)

<畝本直美検事総長の重大疑惑に驚く!>

アベノミクスはつまるところ財閥株屋1%に空前の暴利を与え、大衆を空前絶後の円安による物価の急騰で生活を困窮させて社会を混乱させている。政府・日銀の超格差社会によって、政治と経済を破綻させたその罪で岸田文雄は、退陣に追い込まれたものの。その後は連日のように安倍・菅・岸田の出来損ないの子分たちが、いわくつきの政治刷新論をぶち上げて、世論を惑わしている。いうところのナベツネ言論が炸裂し、永田・大手町の真実に蓋をしている。

 

昨日は、YouTubeで超有名な「レ・ミゼラブル」を見て、途中で止めた。登場する蛇のような捜査員に付き合わされる方もたまらない。日本にはあれほどの検察官は存在しないだろうが、その逆の検事はいくらでもいる。

新任の女性検事総長に、早くも重大疑惑がまとわりついていたことに気付いた。週刊金曜日などで活躍しているAさんが、彼女の不正疑惑の状況証拠を自宅に郵送してきた。資料から思い当たる疑惑が次々と沸いてきた。ことによると、目下の自民党総裁選は彼女の手のひらで踊っているのだろうか、と本気で疑ってしまった。

 

<森喜朗事件と安倍・清和会の裏金議員救済の検証不可欠>

清和会の創設者の福田赳夫が怒りで泣いている。息子の康夫も同じに違いない。

森喜朗が政権を担当した時点で、戦前の国家神道を継承した神道政治連盟が鎌首をもたげた。「神の国」に怒った世論が、森を引きずり下ろしたが、鹿児島田布施の小泉純一郎が、真相を理解していなかった田中真紀子を巻き込んで、森路・神道政治を継承した。この時点で、清和会の理念は、A級戦犯勢力の岸信介へと移行した。戦前の極右政治は、山口県の田布施の安倍晋三へと、そして現在は再び小泉の倅にバトンタッチされていく?

 

一方で、五輪疑獄の元凶である森が逮捕寸前まで追い込まれていた。同時に清和会の裏金事件の元凶でもあった森は、二重の犯罪でほぼ100%獄門が決まっていた。まともな法治国家であれば、森の再起生存はなかった。誰もが「森の獄死」を予想していたが、首相の岸田周辺が、森救済に専念した。そうして泥被りの検事を登場させた。安倍の黒川は失敗したが、岸田の畝本は大成功を収めてしまった?石川県の森喜朗が、いうなればヒロシマの岸田退陣を決定づけたことになろう。

 

<「夫の元高検検事長は森喜朗顧問弁護士は本当か>

岸信介を神のような人物とあがめてきた神道派の古狸は、岸内閣を支えた黒幕の極右・笹川良一の船舶振興会が、いまやいくつもの「平和財団」を名乗り、相変わらず運輸利権最大のギャンブルを独占し、国交相ポストを信濃町の公明党創価学会に与えて、不正腐敗の牙城を築いて、森はそこで悪徳人生を終えようとしている、と見られている。

 

それもこれも畝本夫妻の大それた大芝居のお陰だ、と一部の専門家やYouTubeのプロが指摘している。驚いたことに高松高検検事長で退官した夫の畝本毅が「森喜朗の顧問弁護士」という情報が流布しているではないか。

元検事の若狭は知っている。いつYouTubeで発信するのか、それともしないのか。

 

<市民の追及を逃げる検事総長発覚>

市民活動家のAさんは、公然と検事総長に疑問を書面に明記して厳しく追及しているが、検事総長畝本は回答しない。回答できるわけがない。彼女は検事失格である。国会は彼女を呼んで、真相を確かめる責任がある。総裁選・総選挙とも関係する重大疑惑であるのだから。

 

<畝本直美検事総長番記者の追及も議会追及ゼロ=怪しいナベツネ言論と与野党>

その前に番記者は、定期的に彼女と懇談・記者会見を行っている。疑惑を質問もしないことは、自ら犯罪的言論を容認することになる。断じて許されないだろう。自民党の犯罪に蓋をした重大疑惑は、戦後政治史の一コマとして50年、100年後に継承される。

 

岸田の最悪の選択だったことも強く指摘したい。森・小泉・安倍・岸田の不正腐敗の蓄積は、後世を生きる日本人の教訓ともなろう。情にもろい凡人ジャーナリストも、疑惑の概要を知った以上は沈黙できない。恐ろしい日本は、確実に歴史を繰り返そうとしている!

 

<検事総長夫妻の手のひらで踊る自民党総裁選は許されない>

ちゃぶ台をひっくり返すような深刻すぎる事態に、政府部内からの告発はなく、国会も声を上げない。法治を貫徹できない日本の三権分立に対して、法律家も沈黙しているのだろうか。この国に正義の士はいないのか。声を上げよ!

 

こんな不条理を黙していいわけがない。ナベツネ言論と清和会の清算を回避することが今ではないのか。識者・言論人の決起を強く要望したい。

2024年9月10日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)

2024年9月 9日 (月)

本澤二郎の「日本の風景」(5279)

本澤二郎の「日本の風景」(5279)

<平和主義が消えた自民党の盲目・好戦的反憲総裁選>

43歳以上の日本人すべてが、岸田後継総裁選挙に強く反発している。何もわからない無知・盲目の世襲候補が「若さとマスク」で首相になるかもしれないことに対して、内心衝撃を受けている。

 

<43歳の公約を信じられる日本人の頭はどうかしている>

世はまさに、暴力と詐欺が横行している21世紀の地球である。油断も隙も許されない点で、日本もアメリカや中国・ロシア・インドと大差ないだろう。

 

<首都県紙政治部長は赤じゅうたんを闊歩していた無知人間>

最高権力者の首相と月一回の官邸での懇談では、官邸の名物のカレーライスを平らげながら、永田町四方山話をして悦にいる盲目の政治ジャーナリストだった。自民党派閥政治に首を突っ込んで14年ほど経っていた。

鈴木善幸・中曽根康弘・竹下登・宇野宗助らが官邸の主だった。在京政治部長会のほとんどは、本社でのデスクワークに翻弄されていたが、わが東京タイムズの政治部長は、相変わらず永田町を駆けずり回っていた。

各派の総裁候補や派閥の金庫番まで、金と権力にまつわる情報に一喜一憂して、それらの一部を活字にして社長賞をもらったりして満足していた。その先の家族の悲劇的運命など知る由もなかった。日中友好活動に熱を入れたころだ。

一人前の教育など受けなかった政治記者は、おそらく読売の渡辺恒雄のように、ちいさな傲慢さを抑え込むのに苦労もしていたのだが、派閥の権力抗争取材に満足していた盲目の記者は、ほとんど全ての週刊誌記者の取材に、恥ずかしげもなく応えていた。

 

<自民党政治屋は官僚と金庫番におんぶにだっこ>

最近、無知なノンフィクション作家が、中曽根の金庫番の名前を活字にしていたことを知った。彼らの手にかかると、世紀の悪党もえらい人物にさせられ、それを歴史家が引用し、真実とは無縁の物語が創られる。歴史の真実は、常に闇に葬られる運命にある。

わが新聞社の先輩の早坂茂三でさえも、角栄の金庫番には逆らえなかった。中曽根事務所や小沢一郎事務所でもそうだった。金庫番は決まって「政治屋の女」だ。

 

政治屋の政策論は、霞が関の官僚任せだ。この官僚の人事権を官邸が奪うと、国士のような官僚は姿を消した。昔は違った。善悪を理解している官僚が、政治屋を指導していた。過ちが少なくて済んでいたが、これを安倍晋三と菅義偉が奪ってしまい、官僚らしい官僚が姿を隠した。NHKの岩田女が詳しいはずだ。

永田町で蠢く「女」に、女らしい女は100%いない。悲しいことだが事実であろう。女らしい女が、神がかりの神道カルトの永田町や大手町で活躍する時代が到来するのか?

日本崩壊を底辺で支えてきた官僚の、現在はいない日本である。政治屋が暴走する理由だ。岸田はその典型人となった。

 

<憲法政治家はほとんどゼロ・歴史を知らない政治屋ばかり>

日本の政府・政治家・公務員は、憲法を尊重し、擁護する責任と義務を負っている。当たり前であろうが、この一番大事な民主主義の大原則が崩れている。ここに日本危機の元凶が存在している。

 

憲法を理解する政治家がいない。弁護士でも秘書給与を詐取し、外国人と不倫を重ねていた女代議士が、自民党に存在した。発覚しても即座に辞めようとしなかった。法律家も腐っているのである。

憲法を読んでいない、知らない政治屋は、安倍・菅・岸田がその代表だった。

彼らは近現代史を学ばなかった。小泉父子だけではない。岸田の周りには、中谷や小野寺という「死の商人」に取り込まれた悪党が、外交や武器弾薬政策に嘴を入れていた。

あの空前絶後の80年前を知らない輩が、次期首相になるのだという。恐ろしい事態が目の前で演じられている。それをナベツネ言論が囃し立てている。漫画である。

 

<改憲軍拡の太鼓持ち=武器弾薬利権=総裁選出馬>

彼らのお目当ては43兆円大軍拡利権だ。ワシントンのバイデンや米産軍体制を喜ばせただけではない。プーチンとゼレンスキーの好戦派とイスラエルのネタニヤフが、第三次世界大戦の導火線の役割に狂奔していることに便乗している。

 

世界に誇れる

日本国憲法の出番ではないか。それをまったく理解しない自民党総裁候補ばかりだ。武器弾薬利権にまとわりついて莫大な金もうけに狂奔している。違うだろうか。

対抗する立憲民主党が、輪をかけて情けない有様だ。顔つきで突如として打って出る代表選挙候補に反吐が出る。一人として真っ当な平和主義の候補がいない。嘘で消費税を引き上げ、東電原発を止めない悪党ばかりが目立つ。日本人一人一人が試させられている2024年であろう。

2019年9月9日の15号台風では、かろうじて生き残ったわが埴生の宿の先行きも心もとない。

2024年9月9日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)

 

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2024年9月 8日 (日)

本澤二郎の「日本の風景」(5278)

本澤二郎の「日本の風景」(5278)

<裁判所の暴走に「誇り高い正義の反逆者」が抵抗>

日本の政府や議会は、常にといっていいほど過ちや間違いを起こしがちだ。内閣の法制局がしっかりしていた時代はよかったが、安倍内閣の下でいかがわしい人物が長官に就任すると、それまで憲法違反としてきた国是(集団的自衛権の行使は憲法違反)を変えてしまった。すると最高裁が操る裁判官もそれに右ならえ。

安倍・自公内閣のもとで自衛隊参戦法が強行された。戦争しない自衛隊が、戦争する自衛隊という違憲法が実現、これを司法は黙認して、事実上容認してしまった。

恐ろしい憲法違反を、言論界も沈黙するという恐ろしい事態に「誇り高い正義の反逆者」が火の手を上げた。法廷闘争が日本国民の抵抗の象徴となった。対して裁判所が政府の擁護者となって、主権者に襲い掛かってきている。法廷の言論封じが、暴力的に行われている恐ろしい事件が起きた。市民の怒りが昨日メール送信されてきたので紹介する。

 

<原告は憲法人間=裁判官は違憲人間で許されるか>

法廷の暴力的訴訟指揮に、堪忍袋の緒が切れた原告の正義に対して、国民の同情が集まっているだろう。悪しき権力批判と弱者支援が、反骨ジャーナリストのみならず、日本国民の声である。憲法を、主権者・司法関係者は、憲法を尊重し、擁護する健全な国民である。

権力的訴訟指揮は、憲法が容認しない。現に裁判官は声を上げようとはせず、こそこそ隠れているのではないか。

過ちを認め、謝罪することが人の道であろう。これは一人の判事の問題ではない。最高裁の責任でもあろう。公正・正義の法廷が、違憲的判事による訴訟指揮は返上しなければなるまい。

以下にメールと暴行を受けた原告・石垣敏夫の事件の概要と訴えである。

2024年9月8日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)

 

「東京高裁に於いての職員の横暴に驚くばかりです。裁判は継続中ですが医者の診断書を否定する?

判断には疑問有るのみ。此の事件の直前にも高裁で似たような暴力事件があったと知人が教えてくれました。

 裁判所内では日常的に此の様な事件が有り 大方泣き寝入りなのでしょう。警視庁にも3回も相談しましたが 埒があきません。日本は安倍政権から放置国家に大変身しました」 9/7  N

 

武内さん昨日はお世話さまでした。本日の件、仲村さんにお話ししました。申し訳ありませんが今日午後4時にサポセン9階に伺いますので、よろしくお願いします。その前は参加できません。 添付してあります、ファイルは皆さんに送りたいと思いますが。「許さない会の会員に」アドレスをお聞きしてこれからはメールで送ろうと思います。それゆえ、アドレスが必要になりますのでお手数です会員の名前住所、アドレスをお願いします。会計についてもご報告をお願いします。              

裁判所の「表現の自由弾圧と暴力」は許されません。2024年1月11日、東京高等裁判所101号法廷(安保法制違憲訴訟)で、山梨県の原告14名が「主権者国民は棄却を認めない」と印刷されたシャツを着用して着席した際、松本利幸裁判長が「シャツを脱ぐか、文字を隠すかにせよ」と発言を繰り返しました。原告らは「裁判長の見解は憲法21条の『表現の自由はこれを保障する』に抵触しています」と訴え、裁判長に「法的根拠」を示すように求めました。裁判長はこれに応ぜず、「退廷命令」を下しました。その後、すぐ裁判所職員20名が入廷し、控訴人(原告)を暴力的(ごぼう抜き)に退去を強制しました。この際、原告の女性が一人倒れ、救急車が呼ばれました。 

〇 女性に対する人権侵害:倒れた女性に対して被告・国は「寝そべっていた女性が一人いた」と準備書面(1)に記載しました。 

○ 診断書・医師への冒涜:傍聴人の一人石垣(現在原告)は、裁判所職員のそばで「暴力を止めよ」と述べたところ。職員の一人が、突然左襟をつかみ「お前は妨害者だ」とやまなし控訴人の中に連れ込み暴力的に排除しました。その際、石垣は右肋骨を痛めました(診断書:右肋骨打撲・全治3週間)。「刑法195条・(特別公務員暴行陵虐罪)に該当」医師の診断に対し、被告・国は「診断結果は過剰なものとの疑念を禁じえない」と準備書面(1)に記載しました。これは医師に対する冒涜でしょう。 

◎ やまなし原告団は「裁判長の弾劾裁判」を準備しています。表現の自由に対する弾圧、法的根拠を示さず、控訴人を排除したこと(憲法21条違反)。 私たちは裁判所の暴力容認に対し、謝罪を求めています。第2回公判9月20日(金)午前11時より:さいたま地裁101号法廷(浦和駅県庁前)皆さんのご支援をお願いします。  

2024年7月19日 「石垣さんへの裁判所の暴力を許さない会」 【略称許さない会】武内090-2173-2591 仲村080-2266-3611    石垣090-4373-0937 

 

輸入禁止した核汚染こんにゃく!

(韓国)食品医薬品安全処によると、先月30日から今月5日まで行われた日本産輸入食品の検査の結果、長野県で生産されたこんにゃくから1キロ当たり3ベクレルのセシウムが検出された。輸入量は90キロだった。

2024年9月 7日 (土)

本澤二郎の「日本の風景」(5277)

本澤二郎の「日本の風景」(5277)

<小泉進次郎総裁選出馬会見=父親は繰り返し靖国参拝・倅は靖国+改憲強行+大軍拡公約>

歴史を知らない平和主義と無縁の小泉家の父子!慌てて作成した

小泉進次郎の総裁選出馬公約メモに目を向ける姿は、歴史と教養不足を露呈していて、専門家に安全安心を植え付けることに失敗した。米国の原子力潜水艦基地の神奈川県横須賀で、離婚した父親の愛情もない家庭以外は、何不自由なく育った43歳の若者に期待する方が悪いのだろう。

 

父親は、赤紙一枚で侵略戦争で犬猫同然に殺された、無念と怒りの怨念が渦巻く戦争神社に、首相として繰り返し参拝して、隣国との友好を破壊した。息子は、それに満足せずに平和主義放棄の「戦争国家」を目指して、靖国+戦争する憲法改悪を強行し、43兆円路線を実現していく。米国前大統領の「日本は再軍備・戦争に備えている」と暴露した財閥・神道傀儡政権の野望実現を公約した格好である。歴史の繰り返しを約束したような危険すぎる好戦的航路を公約に、日本国民はどう対応すべきなのか。

 

<歴史の教訓を学ばない盲目の進次郎改憲論に衝撃!>

日本の識者・文化人は、戦後のドイツ人から多くを学んでいるが、その一番大事な教えは、歴史の教訓である。過去を学ばない人間は、現在と未来に盲目である。人間は過ちから正義を知り、それを二度と繰り返さないことだ。

 

「日本人はおかしいよ」と指摘する国際的な文化人は、少なくない。そのことで隣国との関係は壊れたままだ。1972年の日中国交正常化宣言を忘却した現在の自民党の典型人が、小泉進次郎である。声を大にして叫びたい。

小泉家がやくざの家柄であることを、当初は知らなかった。「鹿児島県の田布施出身」であることも。安倍晋三は長州の田布施だ。戦前戦後の田布施を研究すると、興味深い日本の闇の史実を知ることが出来る。日本に歴史家はいないのか。

小泉父子はそろって歴史を知らない。神社神道は、侵略戦争の根っこなのだ。創価学会員の中には、いまでも「鎌倉時代の日蓮が神道を強く否定していた」「戦前に神道を敬わずに否定した初代の会長は投獄され、獄死した」と語られている。自公連立は、神道カルトと創価学会カルトの連合政権である。天地がひっくり返っている。

 

過去に盲目な小泉父子は、戦前の神がかりの皇国史観に埋没している。盲目の人物だから、希望も明るい未来も見えない。岸信介や安倍晋三の世界に埋没して、99%の大衆を見下している。

 

<憲法を読んでいない=関東学院で平和主義知らず+米国でワシントンのための日本属国統治学ぶ>

失礼ながら多くの国民は、関東学院という教育機関を知らない。学校の宣伝をしない校風かもしれない。老人のたわごとの一つかも。進次郎はそこで学んだ?遊んでいたのかもしれない。

少なくとも日本人としての最低の教養の一つである、日本国憲法を読んでいない。学んでいない。憲法の根幹である平和主義を学んでいない。父親は無教養な息子を、アメリカのコロンビア大学や国際問題研究所など、対日政策の牙城で、いうところの「日本属国統治を学んできた」と見られている。安倍は米国で麻薬を学んで帰国したが、進次郎は?

 

平和主義は国際法の核心である。時代の変化で揺れたりしない、確固たるもので、財閥や死の商人は受け入れようとしない。80年前の歴史の教訓の核心は、平和主義にある。さらに一つ加えると、信仰の自由・政教分離だ。

小泉家にとっての悲劇は、この人間として政治家の信念である、この二つのことを学んでいない。靖国の政治的意味を知らない。自民党議員の大半は、人間として失格である。政治屋ばかりで、政治家が一人もいない。今回の総裁候補の中に、国民のために命を懸ける政治家が一人もいない!

 

<若さと無知の二重奏の世襲議員の危うさにかける自民党>

数々の安倍事件を処理した功労で首相になった菅義偉!最近では半島出身者ではないか、とYouTube報道が出回っている。

出身がどこであろうが、国民に奉仕する人間であれば、為政者の資格がある。財閥などの1%の奴隷は、指導者失格である。安倍の下で日本は、財政が破綻し、戦争国家へと変質し、それを菅が支え、彼が進次郎支援に狂奔している。安倍と菅が日本を沈没させた犯人だ。安倍銃撃事件に同情する庶民はいない。

安倍を国葬にした岸田文雄を尊敬する日本人は、極めて少ない。

小僧やあんちゃんに権力を委ねた結果である。若さと無知・無教養の世襲二重奏は、地獄の一丁目?

自民党は、政権を投げ出す時である。自民党は安心安全を国民に提供する国民政党ではない。

 

<我が家の小泉純一郎結婚祝いの引き出物時計は今も健在>

小泉純一郎の正体を知らなかったころ、筆者は「純ちゃん」と呼んでいた。「自民党をぶっ壊す」という大嘘に一般人並みに酔いしれた。神道政治屋の大嘘に気付いて、以来友人関係を切った。彼が悲惨な歴史を肯定する靖国参拝派と知って驚愕したものである。

当時の中国は、高度成長期にあった。そこで散髪するのだが、彼の靖国参拝後、街の床屋さんに追い出されてしまった苦い思い出は、今も癒えていない。いったん止まった小泉時計が、電池を取り替えると動き出した。彼の結婚式の引き出物である。もう43年以上前になる。小泉家の暴走に泣かされる日本人にはなりたくない。

2024年9月7日記(茅野村の憲法仙人・日本記者クラブ会員)

 

(毎日)難解だったり、独特だったりする言い回しが、インターネット上で「ポエム」「進次郎構文」などと指摘されることの多い小泉進次郎元環境相(43)。自民党総裁選(12日告示、27日投開票)への出馬を表明した9月6日の記者会見では、用意していた原稿に度々目を落としながら公約を説明するとともに、「安全運転」で質疑応答も乗り切った印象だった。

 

歴史の真実神道ヒロヒト政治惨劇の一部紹介 

朝鮮独立運動から過去の大戦を含む朝鮮人死者等・犠牲者数(一部記載)
1 1919年3月1日、朝鮮独立運動における殺害7509人(『日本と朝鮮の百年史』和田春樹・平凡社)

2 朝鮮人強制動員 労務動員約80万人、軍務動員約37万人。(「調査・朝鮮人強制労働:著者竹内康人・社会評論社、韓国徴用工裁判とは何か(岩波ブックレット)

3 徴用工に連れてきて、兵隊(日本軍に入隊)にして使った死者:57万6千人(「『天皇の軍隊と朝鮮人慰安婦』著者金一勉・三一書房1976年1月第1版)
4 朝鮮人慰安婦14万3千人。自民党荒船清十郎衆議院副議長(地元講演会で発言:現代の眼1972年4月号)
5 関東大震災時、自警団や市民によって6千661名が虐殺「日本帝国主義の朝鮮支配」上・朴慶植・青木書店1973年)
6 1940年〜1944年日本各地の炭鉱や鉱山の閉山によって6万4千人が日本軍によって殺害。軍の残虐性を隠すためとの理由。(「朝鮮人強制連行の記録」朴慶植・未来社刊)

7 1940年8月〜1945年10月 足尾銅山31人の朝鮮人労働者殺害。(「足尾銅山・朝鮮人強制連行と戦後処理」創史社・古庄正」)
8 1944年7月千島列島沖で182人の朝鮮人軍属が乗っている陸軍徴用船、太平丸が沈没。(朝日新聞2007年7月5日)
9 1945年長野県の「松代大本営」の防空壕工事に1万人の朝鮮人を動員、「天皇の寝室」工事に当たった180人を「秘密保護」で虐殺(『朝鮮史年表』雄山閣)。
10 1945年舞鶴湾内で3千7百余人の朝鮮人乗船の「浮島丸」が爆沈した。その犠牲者は549人。(「浮島丸・釜山港へ向かわず」金賛汀著・かもがわ出版)。
11「1945年8月6日原爆投下により、2万余名の人命を奪われた」。(在日本大韓民国居留民団広島県本部1970年4月「慰霊碑」建立)。
他の文献、戦時外国人強制連行関係資料集(明石書店朝鮮人上・中・下 守屋敬彦・林えいだい・加藤博史)以上。 
別件・2010年度より高校無償化:朝鮮学校のみ適用されず。小・中学・幼稚園(保育園)も市区町村により補助金差別が存在。小池百合子都知事2017年から関東大震災追悼集会への追悼文送付を中止。
12 2024年1月29日 群馬県立公園「朝鮮人追悼碑」 群馬県山本一太知事の代執行
によって破壊撤去された。
碑には「記憶・反省・そして友好」が表示されていた。

13 埼玉県大野元裕知事から、2024年9月4日関東大震災・追悼文(メッセージ)がさいたま市大宮・常泉寺に届く(但し、朝鮮人虐殺・謝罪の記載はない)。「姜大興(カンデフンさん)追悼式」。

* 私たちは共に生きる社会を目指しています(真実・和解・記憶・共生)。
2024年9月4日平和外交求める市民の会 連絡先〒337-0032さいたま市見沼区東新井866-72石垣敏夫090-4373-0937石井碩行・武内暁・武野大策・池辺幸恵・松永博・花崎哲・皆川学・大津恵子・中村由博・仲村正昭・秋山信孝

2024年9月 6日 (金)

本澤二郎の「日本の風景」(5276)

本澤二郎の「日本風景」(5276)

<自民党岩盤は神社神道の氏子総代と神主の自治会費「横領」問題=誰も書かない政治宗教的恥部>

1億2000万人の日本人は、行政と距離を置く緩やかな人権が確保される自治会その他の独立住民組織という網がかかっている。強制は不可だ。だが、現実は実質牛耳っている神社神道の神主と神道信者組織の氏子総代が、行事や資金を抑えている。確固たる自民党支持勢力、いわば自民党の岩盤である。自民党本部には、神道政治連盟という極右の組織が存在し、この岩盤組織から金と票を吸い上げている!

 

ここをしっかりと理解しないと、戦前回帰のA級戦犯勢力の岸信介と戦後の民主派護憲勢力の熾烈な権力争いの真相は理解できない。派閥による攻防戦を新聞テレビは、面白おかしく報道して真相を隠している。

 

保守も戦前派のA級戦犯勢力の岸信介と、戦後の民主主義・憲法制定派の吉田茂・自由党との死闘、権力闘争が繰り広げられてきた。1972年の日中国交正常化は、戦後の民主派を継承する田中派と大平派が主導して実現した、戦後外交の一大成果である。中国か台湾かで、自民党政治は激しく揺れてきたのだが。

 

田中系の小渕恵三が病に倒れる過程で、清和会の森喜朗が総裁首相の地位を獲得するや、森は「日本は天皇中心の神の国」、神道国家論をぶち上げた。むろん、世論の反響はすさまじく「時代錯誤だ」「今どきの神がかり反対」で森を墜落させたものの、森の下で小泉純一郎と安倍晋三が継承する。これに外野の渡辺恒雄の読売改憲新聞とNHKが支援すると、政局は安定してしまった。

このころ筆者は、テレビを廃品業者に持って行ってもらった。読売とNHKは万死に値する。岸田文雄も宏池会の伝統を放棄し、清和会の軍門に下った。武器弾薬に43兆円を政策化させ、核武装論者の麻生太郎を喜ばせた。

 

戦争する日本を法制面で支えたのが、ありえないはずだった公明党創価学会の国民的裏切り行為。安倍の腰ぎんちゃくの太田昭宏、背後の山口那津男と信濃町の原田ら学会首脳部の悪党の面々だ。いまようやく内部崩壊が起きて、山本太郎のミニ政党と支持率は同じレベルという。

 

<憲法20条に抵触する壮大なる金集めと集票活動>

自治会等の準公的な緩やかな住民組織を使っての宗教的集票・集金システムは、違法性と犯罪性にまみれている。法律家であればわかり切っていることである。専門家がなぜ沈黙しているのか、不可解千万である。日本政治と自民党最大の恥部だというのに。

 

岸・安倍の別動隊で知られる統一教会に対して、岸田のメスが入らない理由である。カルト教団を駆使した自民党と創価学会信者の活動のみでバッジをつける公明党は、同じ穴のムジナなのだ。日本の法治主義が、正常に機能しない致命的背景であって、これを引きずることは許されてはならない。

 

神社と信者(氏子)の壮大なる金集めは、とうてい許容できない。天の声である。もう数十年前になるが、自民党古参秘書が「われわれは投票前に票読みができる」と豪語していたが、その理由が今ははっきりと理解できる。公職選挙法や政治資金規正法に違反する。神社本庁や神主から警察や検察が事情聴取すれば、1日で違法行為を証拠で固めることが出来るだろう。

自民党の岩盤にメスを入れる2024年秋でありたい。政治刷新の眼目は以上のことである。

 

<自民党裏金事件は序の口=法律家は覚醒せよ!>

独立機関である検察人事に安倍が、恥も外聞も捨てて狂奔した理由は、小学生でも理解することが出来るはずだ。

自民党裏金事件をうやむやにした東京高検検事長が、検事総長に就任する日本!岸田は安倍の失敗を教訓にして今回は成功した!しかし、市民団体は許すだろうか。法律家や検察OBはどうだろうか。

昨日この種の資料が自宅に届いた。本日目を通そうと思う。

 

自民党の裏金事件は、神道を使った壮大なるカネと票集めと比較すると、いかにも小さい。序の口ではないか。神社本庁の金庫をこじ開けると、恐ろしい真相が見えてくるだろう。与野党は、宗教法人法の改正も直ちに検討しなければならない。真っ当な法律家は声を上げよ、日本弁護士連合会も目を覚ませ、である。

 

<野党・教団・法律家は声を上げ岩盤にメスを=行動する2024年秋>

全国の市民からかき集めた金をかすめ取るような神主と神社氏子総代の手口を、多くの国民は分かってきている。京都での時代まつりの法廷闘争は、うやむやに処理されてしまったが、もはや許されないだろう。

しっかりとケジメをつける2024年秋である。野党や神道以外の教団と専門家が結集して、悪しき自民党の岩盤にメスを入れる時である!

2024年9月6日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)

2024年9月 5日 (木)

本澤二郎の「日本の風景」(5275)

本澤二郎の「日本の風景」(5275)

<トランプ前大統領も裏付けた日本の「再軍備」戦争体制強化>

もはやゆでガエルの日本人は許されない。安倍晋三と、最近は核武装論者の麻生太郎と会談したワシントンのトランプ前大統領が、日本の外交安保の本質を白状し、平和を愛する日本列島に衝撃を与えている。岸田首相はというと、辞任する最後の最後、日米韓の戦争体制構築のため、明日韓国を訪問し、ゆるぎない軍事的結束を図る。欧米の景気後退による中国製品購入に陰りが出て中国経済の破綻状態が、アジアにも波及する。ロシアの核政策は、徐々に解き放たれている。世界恐慌と第三次世界大戦が想定内に入った。

 

A級戦犯勢力の岸信介・児玉誉士夫・笹川良一・正力松太郎の野望が開花したような日本政治はSOS!歴史を学ばない極右が支配する日本政府と財閥の火遊びに、トランプでさえも警戒し、怯えている!中曽根康弘の核戦力構想に仰天したワシントンのキッシンジャーが、現在はトランプに取って代わった可能性が高い。

 

<忘却・無関心は第二のヒロシマ・ナガサキ?>

人間は愚かだ。愚かすぎる。人間を殺して自身の暮らしを引き上げ、その挙句、同じように他者から殺される。やくざ暴力団と大差などない。経済危機において歴史は繰り返される。

日本を80年前に引き戻そうとする岸田は、昨日は小野寺五典や中谷元の「死の商人」の仲間と会っているではないか。きな臭い岸田をワシントンの産軍複合体は、感動しているが、一方でアメリカ経済は破綻寸前。中国の製品を購入し、

消費する経済力を失って、中国経済も坂道を転げ落ちている。為政者は、お互いに助け合うという誇り高い精神を失い、利権と利己主義が蔓延し、世界を混乱に陥れている。プーチン独裁のロシアは、ウクライナへのNATOによる軍事支援に倒れかけ、核のボタンに近づいている。誰もが知っている現実に、日本もA級戦犯勢力の岸信介の霊が乗り移って、43兆円の武器弾薬に手をかけている。

人々が無関心・無知をかこっていると、ヒロシマ・ナガサキの悲劇が地球を席巻する可能性を否定できない。

 

<非戦の9条を踏み倒した安倍・菅・岸田の43兆円大軍拡と抵抗しない野党の日本危機>

日本人は今まさに正念場を迎えている。1993年3月、カリフォルニア州のサンクレメンテで出会った日系アメリカ人のトクノシロウさんの一言を忘れられない。それは「日本は再び戦争するようなことはしないでほしい。戦争ほど苦しい悲劇はない」。彼は太平洋戦争では、日本軍の暗号解読を強いられた。戦後はGHQ要員として日本全国を走り回った。「どこに行っても人々は平和を喜んでいた。戦争を禁じた日本国憲法に感動していた」と語ってくれた。いえることは、43兆円に浮かれて武器弾薬を製造している財閥・死の商人が、平和を約束することなどできない。神道・靖国派は、若者の死を求めている悪魔であろう。背後の神社本庁や神道政治連盟の日本会議は、日本を再び戦争に巻き込もうとして暗躍している。

 

43兆円は、トランプの言葉を借りると「再軍備」であり、日本は戦争準備に余念がない、戦争する日本ということに尽きる。安倍と麻生の本心を、彼は今の世界情勢を論じる中で、日本政府の野望を明かしたものである。

A級戦犯勢力の岸信介の野望は、アジア・太平洋での覇権大国の復権なのだ。神道は戦争神社だ。平和を生み出す宗教ではない。

 

<誇り高い護憲・反戦の国民運動で財閥・死の商人打倒>

日本人は誇り高い民族である。歴史の教訓を学ぶ人間集団である。戦争で廃墟と化した日本列島を復興し、平和国家を創り上げた。平和が日本人を幸せにする。これは真実である。

トランプ発言は、日本政府の危険すぎる本心を暴露したものである。あぶない日本政府と自民党の正体を暴いてくれたものである。

 

日本人の誇り高い反逆者は、宇都宮徳馬である。渡辺恒雄の保証人になって読売新聞に入社させた張本人だ。渡辺は恩師を裏切ってA級戦犯勢力の岸信介の軍門に下った。こんな人物に屈する政治屋と言論人は、人間の屑である。今の日本は、日本人の屑が采配を振って、日本を壊している。

 

<宇都宮徳馬に続け!日本再建の柱>

大杉栄と甘粕大尉を御存知か。大杉を惨殺した甘粕は、戦前の国粋主義者として知られる。父親が反山縣有朋派の総大将・陸軍大将の宇都宮太郎の長男・徳馬は、幼くして軍人の正体を知った。

いったんは父親の道を歩もうとして陸軍幼年校に入るが、大杉の惨殺に驚愕して、彼は幼年校を退学して、軍人の道を降りた。大杉は宇都宮の幼年校の先輩だった。以来、一般校に移り、旧制水戸高時代から、千葉県館山市の大農出身の水田三喜男と共に、天皇制や軍部批判の先頭に立つ。

「軍事教練では高下駄をはいて抵抗した」という逸話を、後輩の後藤田正晴が、宇都宮葬儀で明かした。右翼・軍部に屈しなかった宇都宮は、まさに誇り高き反逆者だった。宇都宮を裏切って岸や児玉の配下となって出世した渡辺を「忘恩の徒」と断じた。それでも渡辺は葬儀に参列した。宇都宮を裏切った人物こそがナベツネである。筆者がもっとも軽蔑したい人間である。

 

甘粕は満州映画の責任者となり、岸らと仲間となるが、ソ連軍の侵攻を知ると、真っ先に青酸カリを飲んだ。日本軍国主義の体現者であることを、よくよく承知していた証拠である。対してA級戦犯勢力の岸信介を、最後の最後まで批判した宇都宮は、まさに日本人として最高の誇り高い反逆者となった。

筆者は「平成の妖怪・大勲位 中曽根康弘」(健友館)を上梓し、宇都宮さんの墓前に捧げた。

2024年9月5日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)

 

トランプがワシントンのポチを暴いた!

(毎日)トランプ氏は、人気ポッドキャスト番組ホストのレックス・フリードマン氏のインタビューに応じ、「世界中で多くのことが起きている。中国を巡る状況を見てほしい。日本が再軍備を始めた。世界には今、多くの戦争の危険がある」と述べた。「再軍備」は、防衛費の増額や自衛隊の反撃能力(敵基地攻撃能力)保有の動きを指しているとみられる。

 

小櫃川の水を守る会総会並びに記念講演会○と き 2024年9月21日(土) 13時30○ところ 上総地域交流センター(上総公民館) 住所:君津市久留里市場192−5  � 0439-27-3181 ○日 程 13:30〜14:15 小櫃川の水を守る会総会 14:30〜15:30    記念講演会  講師 岩本広志氏 15:40〜16:10 質疑応答○演 題 PFAS(フッ素化アルキル化合物)の地下水汚染について ー過去に経験した有機塩素系化合物の地質汚染を踏まえてー

https://bookplus.nikkei.com/atcl/column/082100405/082100001/

2024年9月 4日 (水)

本澤二郎の「日本の風景」(5274)

本澤二郎の「日本の風景」(5274)

<袖ヶ浦市にみる腐臭列島の無法無天の惨状>

この国の戦後は、今では何度も言うが、戦争犯罪人のA級戦犯勢力の岸信介や児玉誉士夫・正力松太郎らの極右「改憲軍拡」派が、吉田茂の護憲リベラル派を駆逐してしまった。言論界も正力の後継者となった渡辺恒雄から、そして政界では、現在の安倍・清和会と岸田・宏池会となって、その勢いは遂に43兆円の戦争軍事大国になろうとしている。

背後の財閥ら「死の商人」を狂喜・乱舞させている2024年9月だ。岸・正力・中曽根・渡辺らの原発派・原子力マフィア体制が、ヒロシマ・ナガサキに次ぐ311フクシマの東電原発を爆破させた。その核汚染ごみが、首都圏のオアシスと言われる風光明媚な房総半島の袖ヶ浦市や君津市に大量に投棄されて、40万人の命の水や稲作を危険にさらしている!これほどの恐ろしい事態は、過去の日本では考えられなかった。

 

それでも政府は、核ごみを大量に生み出す原発をやめるどころか、もっともっと増やしていく。過去の教訓を蹴散らしている。そのことを批判しない言論界と議会と司法である。第二、第三のフクシマへと突き進んでいる!異様に異常な永田町(政治屋)と霞が関(官僚)と大手町(財閥)。崩壊寸前の日本政治に、言論の自由が保障されている民主主義の日本ではないか!

そんな時、袖ヶ浦市の建設土木工事の腐敗資料が手元に届いた。

 

<入れ墨やくざ系(北袖商事)が工事落札と地元住民>

日本の建設業界では、談合入札が常態化している。袖ヶ浦市が発注した成教橋補修工事に6社が入札したが、やくざ系の北袖商事が落札。入札額が1億2300万円。市の希望価格が1億2681万円。まさに談合金額で落札した。

 

住民は「石原慎太郎・安倍晋三・森喜朗の東京五輪を連想させる工費の値上げ。いまの大阪万博と同じ」と怒るのだが、結局のところ契約額は1億3530万。2020年10月のことだ。ところが翌年から、なんども契約が変更される。

2022年12月には、2億8951万3400円。2倍以上に膨らんでしまった。2023年3月議会で採決が行われた。典型的な談合事件に対して、20人の市議のうち、反対したのは山口、村田、笹生の3人。公明党は言うに及ばず、共産党の二人も賛成していた。仰天採決に腐敗の大きさをにじませている。

 

「北袖のオーナーは入れ墨やくざ。その娘婿が現役市議」と核汚染ごみ対策委員会の関係者は怒り狂っている。市議会が完全に崩壊している。公明共産も賛成している狂った袖ヶ浦市議会なのだ。不正腐敗が大手を振って歩いている袖ヶ浦市に、木更津市のやくざ系産廃業者が、フクシマの核汚染ごみを不法投棄し、千葉県警も沈黙している。やくざが議会を牛耳っているまぎれもない事実の、一つの事例である。

この北袖商事は、小櫃川広域水道事業団の汚泥処理も落札。「汚泥処理の資格もないのに入落札し、工事を引き受けた。当時、娘婿の在原直樹は副議長として事業団の役員をしていた。これも水道事業の腐敗を裏付けている。安心安全の命の水は保証されていない」と小櫃川の水を守る会の関係者は悲鳴を上げている。

 

<木更津市ではごみ収集利権50年以上か>

御存知、君津・木更津・袖ヶ浦・富津は、やくざ代議士で知られたハマコーの金城湯池。小選挙区制でハマダが制圧してしまった。ハマコーの倅や秘書、市議、県議が土建・産廃の利権を牛耳ってしまったと袖ヶ浦市のTは決めつける。

元水田三喜男や池田淳の後援会幹部は「木更津市は消えてしまった。ハマダ市になってしまった」と嘆き悲しんでいる。やくざが支配する房総半島は、真実なのだ。

 

思い出した。息子が小学校や中学校に通っていたころ、同級生の内海君に誘われてPTAの役員にさせられた。そこに入れ墨やくざがいた。農協職員の松本さんと谷萩校長が、危機感を抱いて入れ墨やくざのPTA会長を阻止する活動に引き出されたのだが、入れ墨やくざは農協で暴れまくり、その衝撃なのか松本さんは早死にした。真相を知る必要があろう。

気が付くと、その悪党は木更津市のごみ収集利権を50年以上握っていると近隣でささやかれているではないか。

筆者がやくざ浜名による「木更津レイプ殺人事件」を追及し、公明党創価学会批判に徹する理由である。学会員の内部告発を切望してやまない。殺人事件に見向きもしない千葉県警と木更津署告発も、深刻重大なペンの仕事である。

やくざ暴力団追放国民会議を立ち上げた理由なのだ。

 

<核汚染ごみ・水銀汚染追及に成果なしの9・3議会>

昨日は午前と午後、袖ヶ浦市議会において吉岡・篠崎の二人の市議が、陣場台の放射能・核汚染ごみ問題と日高金属が垂れ流す水銀問題を、追及ではなく質問したが、傍聴者の小櫃川の水を守る会(富樫会長)や高谷・林の原状回復対策委員会(御園豊委員長)の報告だと、さしたる成果がなかった。期待外れに終わった。

残るは千葉県議会における、三輪由美県議の追及を見守るしかないのか。「やくざ暴力団に守られる役人とやくざに怯えながら質問する市議、そしてやくざを念頭に置きながら広報紙を作成する市民運動だから、どうしようもない」との住民の嘆き節が聞こえてくるではないか。

 

<庭に百日紅・へちま咲く茅野村=誇り高い反逆者出でよ!>

我が家には、猛暑にも屈せずに咲き誇る百日紅やへちまの花が頼もしい。木槿(むくげ)もまだ咲き誇っていて見事だ。しかし、房総半島の首長らは、すっかりハのマコー派に乗っ取られ、警察も脳神経を破壊され、正義の行動をしようとはしない。

パソコンを開いても、インターネット情報もYouTubeも右翼改憲派に牛耳られ、平和主義の護憲リベラルの報道は少ない。ところが、YouTubeではいい音楽やいい映画が次々と飛び出してくる。

昨日は「誇り高い反逆者」に感動した。西部劇だが、勇敢な正義の士の活躍に、多くの人々は勇気をもらっている。こそこそとやくざ系首長に頭を下げ、小さな利権に酔いしれる卑怯者に見せたい映画である。

 

<房総半島に美しい花・美しい音楽で正義の県民市民を!>

ベートーヴェンのピアノ協奏曲「皇帝」は、さすがに聞いていて美しく軽快で気分をさわやかにしてくれる名曲だ。数年前に盲目のピアニストの見事すぎる、信じられない演奏に感動したが、まだほかにもいることが分かった。ヨハンナ・ハニコバ(チェコ)、ロザリア・ゴメス・ラシエラス(スペイン)ら。彼女らは軽快に嬉々として演奏する。世の中にはすごい人間がいるものだと感心してしまう。正義の士はどうか。誇り高い反逆者が、房総半島にいるに違いない。安倍ややくざに屈しない言論人・警察官・検事がいるはずである!美しい花の房総半島にしたい。正義の半島にしよう!

2024年9月4日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)

2024年9月 3日 (火)

本澤二郎の「日本の風景」(5273)

本澤二郎の「日本の風景」(5273)

<神社本庁の金集め本格=人類に対する戦争責任=反省と謝罪>

今朝の房総半島は気温26度。秋本番である。秋祭りの最盛期を迎えて、戦争責任を回避したままの神社本庁と自民党の神道政治連盟が、派手な金集めを行っている。

先日、初めて留守宅に「祀り(祭礼)の寄付を頼みます」という玄関からの呼びかけを体験した。突然のことなので「神社は大嫌い。戦争責任を果たしていないインチキ宗教」と言いたかったが、とっさのことで正確な批判をできなかった。

近現代史を知らない神道信者、憲法20条の信教の自由と政教分離を知らない無知な日本人を標的にした、神道の問題のある金集めが日本列島くまなく繰り広げられていることに深刻な違和感を抱く。

 

京都の時代まつりでは、確か法廷闘争も。神社本庁は、人々の無知をよいことに、自民党支持の岩盤である氏子総代と神主が、地域の自治会を牛耳って、神社行事の最も大事な祭礼資金集めを敢行する秋本番だ。公金横領の疑惑もまとわりつく。これは自民党の選挙運動とも関係している。

国税庁が、神社本庁が集めた大金の行方を、公正に精査するべきだ。すごい事態に発展するだろう。統一教会・創価学会のそれよりももっと悪どい金集め・公金横領疑惑がからむ。氏子以外の半強制的金集めは論外。自治会費に手を突っ込むことは、法律上問題となる。

戦前の国家神道の戦争責任を果たすことが、神社本庁や神道政治連盟にとっての責任と義務であることを、強く指摘したい。いまの軍靴の音の元凶であることも、平和を愛する国民にとっては、きわめて深刻で、主権者は声を上げる時である。

 

<「祭礼にかこつけての公金横領は信仰の自由に違反」>

赤紙一枚で、学生から若い青年、幼子のいる妻帯者まで戦場に狩り出した80年前の日本。天皇教である国家神道の戦争責任は、万死に値するものである。

歴史を知る日本人は誰でも知っている。GHQ最大の過ちは、国家神道を廃止したものの、看板を変えた「神社本庁」を許したことだ。A級戦犯勢力の岸信介・安倍晋三らの「守護神」として、現在も自民党の極右勢力として、日本の権力をほしいままに略奪してしまった。これが日本最大の危機なのだ。

 

その原動力が、祭礼の金集めによる巨費である。全国の自治会は無数に存在するが、全国民からの集めた自治会費を祭礼費用に回すという、いわば「犯罪行為」をして、担当する神主と氏子総代が公金に悪魔のような手を差し伸べて、違法行為をしている。

神社本庁の祭礼と自治会活動は別物である。

 

<派手な寄付金集め=選挙資金にも?=政教分離違反>

一般家庭から企業その他にも寄付を、反強制的に集めるという、これは第二、第三の税金に相当する。税金は法律によらなければ徴収できない。カルト教団による金集めは、信者以外からだと違法性が伴うだろう。

 

しかも、戦争には必然的に宗教が絡む。悪しき戦争宗教が、悲惨な事態を招く。人の命を奪う行為が表彰される悪徳にカルト教が関与した80年前の日本。靖国神社は、そのための施設であるが、実際は命を失った者たちの怨念が渦巻いているだろう。戦争に関与した神道は言うに及ばず、統一教会や平和を放棄し、戦争法制に協力した創価学会は、宗教法人法によって解散させることが、憲法20条の精神であろう。

 

<靖国の国家護持は論外=神道政治連盟の改憲軍拡NO>

目下の自民党総裁選は、いわば極右好戦派のためのものであることが、50年以上もの長期間、自民党政治を見聞してきたジャーナリストの正義の分析である。日米韓による台湾有事を目的にしている。その輩が野党にも存在している。火遊びどころではない。

 

靖国神社に参拝する自民党議員は、すべて右翼人士である。偏狭な民族主義者ばかりだ。その筆頭が歴代の自民党総裁。岸田文雄は、昨日も改憲軍拡ラッパを吹いた。

武器弾薬に43兆円の血税を投入した被爆地・ヒロシマを選挙区にした首相として、米国大統領から格別の扱いを受けた宏池会の裏切者だ。歴史に向き合えない人間は、現在も未来も盲目。また繰り返すことになる。

 

塵も積もれば山となる!原始の毛の生えたお祓い戦争犯罪宗教に身を捧げる愚を排せよ、である。

2024年9月3日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)

 

「お米が買えないのは自民党のせいです」

元農水省の職員が暴露

pic.x.com/qbwim00o4z

エマニュエル・パストリッチ 日米合同委員会の前で同委員会の痛烈批判演説

https://x.com/TetuwanA/status/1829633922336272416?t=tHqkVx2qJAVbfEetwprt0g&s=06

2024年9月 2日 (月)

本澤二郎の「日本の風景」(5272)

本澤二郎の「日本の風景」(5272)

<衝撃すぎる地方議会衰退=問題の袖ヶ浦市議会の市民勤務評定>

核汚染ごみや水銀発覚など問題山積の房総半島・袖ヶ浦市は、10月に4年に一度の選挙が実施される。たまりかねた「小櫃川の水を守る会」や「袖ヶ浦市民が望む政策研究会」「林・高谷地区核汚染ごみ対策委員会」など市民団体が、選挙目前に市議22人の勤務評定を行った。永田町の自民党議員の多くは、質問もしないで利権あさりに特化したり、はては秘書給与を懐に入れる弁護士議員(辞任)など不届き千万の政治屋が、安倍・菅・岸田の独裁政治を支えてきたが、それゆえ地方議会もまともな議会は存在しない。

 

<公明・共産は質問すれども命の水に無関心?>

平和や福祉は、市民の命に関係している。かつての公明党創価学会は、戦争党に変質してしまい、命の水の危機について真正面から質問さえしていないことが判明した。同じことは共産党にもいえる。

同党は明日の3日の9月議会で、本格的な核汚染ごみ追及をすると市民団体に伝えてきているのだが。

果たして本当なのか?林・高谷地区の核汚染ごみ原状回復対策委員会は、市議会を傍聴するという。新聞テレビなども報道しない情けない事態が、ずっと継続してきている袖ヶ浦市。明らかに犯罪事案なのだが、それでも木更津署は「行政の要請がなければ動かない」と住民を小ばかにして、深刻すぎる「命の水」事件を放置している。

 

<やくざ暴力団に怯える?市議ばかりと市民団体>

市民団体も機関紙などの記事も、やくざのことを念頭にして作成しているという、恐ろしい驚くべき真相を知ったばかりの凡人ジャーナリストも、ハタと当惑しながら本ブログを書いている。

共産党と公明党の質問回数は多いのだが、市民の命である水と関連する汚染問題を避けて4年間過ごしてきた。本格的な追及をしない。しかし、8月30日に共産党の三輪由美県議が政治生命をかけると約束してくれたばかりだ。彼女の9月予算県議会で、やくざ系議員がまとわりついている熊谷知事を追及する。それにしても袖ヶ浦市の悲しい現状は、木更津市や君津市・富津市も同様であろう。

 

<無法地帯で自民党市議は利権あさりで大忙し?>

小櫃川の東京湾にそそぐ手前で取水し、これを水道水にして君津郡市から市原市姉崎から千葉市の一部まで、およそ50万人の飲料水がSOS!袖ヶ浦市陣場台のワコー核汚染ごみ(およそ60万㎥)と、日高金属の銅線洗浄廃水からの水銀で、清流・松川から魚が消えて久しい。これも水田地帯を経由して飲み水の小櫃川に流れ込んでいる。

君津市の東洋一を誇る産廃場には、首都圏の有毒汚染物質のみならず、311福島の放射能が栃木県宇都宮市に蓄積した大量の汚染ごみも投棄されている。空前絶後ともいえる有害汚染物で汚染されている小櫃川は、水道水として不適格もいいところであるが、自治体は沈黙しているものの、有毒物資の排除による原状回復が不可欠である。小学生でもわかる。房総半島の水は飲めない!

 

首都圏のごみ溜めを解消するしかない。自治体・政府あげての原状回復が不可欠である。ようやく3年越しの努力が実って、日本共産党が立ち上がった8・30集会。10月市議選では蓋をするやくざ系首長派市議を叩き落とす選挙運動が起きるのかどうか。

命の水に向き合う無派閥の吉岡市議も、明日市長らを追及するという。「法学部出身」が彼のセールスポイントだ。昨年はやくざ系市長再選を阻止し、叩き落とすことが出来なかった「袖ヶ浦愚民」返上の正念場ともいえる。

不正腐敗の市議の存在も浮上してきたので、改めて報告する。以下に市民の市議の勤務評定を貼り付ける。昼寝してきた市議会質疑は、形だけである。これが列島全体で繰り広げられているとすると、正直ぞっとする!

2024年9月2日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)

 

議員勤務評定(市議会一般質問回数)

  2024/08/30 袖ケ浦市民が望む政策研究会

議員総数22名のうち登壇回数の割合が50%以上の議員が14名おります。一方50%未満の議員は8名おります。

 この中で一度も質問していない議員が2人、1~3回の議員が4人もいます。上に書いたようにこれらの議員は一番大事な議員の職務を全く行っていないと言う事で何の為に議員になったのか不思議でなりません。このブログや政策研に対するご意見、要望などは下記メールアドレスに住所、氏名を記入の上お送り下さい。

  sodeseisakuken@yahoo.co.jp

 

1 100 篠崎典之 16(質問回数) 7(当選回数) 共産党

1 100 励波久子 16 5 共産党

1 100 吉岡淳一 16 3 無所属

4 88 笹生 猛 14 5 袖和会

4 88 緒方妙子 14 3 公明党

4 88 湯浅 栄 14 2 清風会

4 88 木村淑子 14 1 公明党

8 81 根本駿輔 13 2 清風会

8 81 稲毛茂徳 13 1 清風会

10 69 塚本幸子 11 6 無所属

11 63 伊東章良 10 1 清風会

12 50 佐藤麗子 4 5 清風会 議長2年間は除く

12 50 佐藤博文 8 1 啓政会

12 50 渡辺あゆみ 2 1 無所属 任期1年

15 32 篠原幸一 5 3 清風会

16 25 伊藤 啓 4 2 清風会

17 19 村田 稔 3 3 創袖クラブ

18 13 山口 進 2 3 創袖クラブ

19 6 榎本雅司 1 5 啓政会 議長2年間は除く

19 6 山下信司 1 3 袖和会

21 0 小国 勇 0 3 清風会

21 0 在原直樹 0 3 清風会

 

2024.9.9第7回民事訴訟チラシA面 (002).jpg(999.6KB)IMG_5292労災上部826.JPG(4.2MB)

< もんじゅ西村殺ハラ事件参照>  ホームページ  https://blog.goo.ne.jp/nisimura8787              

https://kaminisi.muragon.com/

  検索キーワード:もんじゅ西村裁判、日本の黒い霧

 

中曽根康弘の金庫番と久しぶりネットで出会う!

「晩年の蔦子さん(中曽根の妻)は、(金庫番)秘書の太田英子さんをはじめ、中曽根先生の女性関係に焼きもちを焼いて大変でした。上品な方ですから決して露骨な物言いはしません。けれど、ことあるごとに『主人はすっかり太田さんにお世話になっているのよ』と皮肉っぽい愚痴をよく聞かされました。中曽根先生はほかにも赤坂の料亭『金龍』の仲居さんなんかを可愛がっていて、蔦子さんは亡くなるまで彼女たちに嫉妬していました」

(悪党は物書きによって英雄あつかいにされる。ノンフィクション作家は金もうけに専念=筆者注)

2024年9月 1日 (日)

本澤二郎の「日本の風景」(5271A)

本澤二郎の「日本の風景」(5271A)

<日本人最大の心配事は43兆円の自公独裁の戦争傾斜>

言論界と野党が昼寝している間に具体化した非戦の憲法下の43兆円という軍事大国計画が、現実に国際社会に名乗りを上げて進軍している。護憲リベラル派の宏池会会長に安堵したのも束の間だった。43兆円という世界第3位の軍事大国が目の前にそびえているではないか。アメリカ同様の武器弾薬経済へと始動し、隣国との軍事対決に安倍・清和会と歩調を合わせた岸田内閣だった。

 

国際社会での米国の代理戦争による人殺し・人間の殺戮は、一向に収まる気配がない。米国の武器弾薬が、とうとうロシア国内で炸裂しているではないか。ユダヤのイスラエルは、ナチスのヒトラーの株を奪って、パレスチナの無数の命を奪って開き直っている。全てがアメリカの仕業である。

岸田の43兆円は、アメリカの戦争に迎合している。アベノミクスによる超金融緩和と超ゼロ金利による財閥株屋向けの日銀の野蛮すぎる悪政もその一環か。多数の日本国民は泣いている。

それでも自民党と公明党の独裁政治は、小選挙区制と豊富な資金力で野党を圧倒する。目下の自民党総裁選は、そのための前哨戦である。安倍や岸田に負けない超改憲軍拡派による総裁選は、隣国との軍事的対決を必然化するだろう。多数の国民は、真剣に怯えている。岸田憎しはすさまじい。

 

<独裁者は自分のことだけ考えて行動する>

8月は歴史の教訓を学ぶ季節である。YouTubeには、戦争の悲劇を伝える過去の歴史やドラマが沢山紹介されている。見ても見ても追いつかない。頭がくらくらしてくる。無知をさらけ出す1か月だった。台風災害に気を止める余裕などなかった。

 

改めて明らかになったのは、独裁的な人間は、国民生活を全く考えないということである。自分がどう生き延びられるか、その一点に集中している。それは大政党のボスだけではない。小さな政党のボスも、である。したがって、政界に限ってみても政党のボスの評価は、その政党の仲間ほど厳しい採点をしている。

岸田だけではない。山口も泉も玉木も志位も皆そうである。各党だけではない。言論界も同様で、特に読売新聞の渡辺は、全国民から嫌われている。宇都宮徳馬が悪徳言論人に吐いた「忘恩の徒」は、全国的に波及している。

 

<満州国皇帝がソ連抑留時に入党したいとスターリンに手紙>

初めて知った独裁者・関東軍の傀儡政権の満州国皇帝の溥儀は、ソ連軍に拘束されている時、スターリンに対して「ソ連共産党に入りたい」と懇願する手紙を送っていた。

自分だけは生き残りたい、という溥儀に頷くほかない。今を生きる独裁者も同様であろう。

 

<ヒロヒトはBC級戦犯最後の処刑者28歳の無実の藤中松雄さんを助けなかった!>

昨日は赤紙一枚で沖縄戦に狩り出され、BC級戦犯最後の処刑者にされた福岡県の藤中松雄さんのTBS報道に泣いてしまった。

米機が撃ち落とされ、3人の若い白人米兵は落下傘で助かるのだが、捕まって日本兵の前に突き出される。この時、一人の捕虜米兵を最初に突き殺したのが藤中。それは本人の意思ではなく、上司の命令だった。

ところが「天皇の軍隊」は、真実を隠し、自分で刺したと証言。最後は「上司の命令」と真実を明かしたが、米兵によるBC級戦犯法廷では、藤中さんの真実は認められなかった。28歳の処刑だった。家には最愛の妻と二人の子供がいた。赤紙と独裁者の恐怖を知るべきだろう。それを河野太郎は、マイナンバーカードで?

ヒロヒトは「昭和の神」から敗戦後「人間天皇」になると、生物学者に変身して命乞いをした。「日本を占領し続ける在日米軍」(柳澤協二・槙田邦彦=月刊日本9月号)に御墨付きを与えたヒロヒトは、ポチどころか猫同然だった。

 

<開戦と戦争責任=戦後は生物学者?に変身>

開戦責任も戦争責任も取らなかったヒロヒトは、自殺したヒトラーや国民につるし首にされたムッソリーニに比べると、自分だけ生き延びて、国民の命を奪い続けたヒロヒト。靖国神社は恐ろしい怨念が渦巻く場所だったのか。

「非常事態を憲法に挿入?ふざけるな!改憲の第一は天皇制廃止だろう」が巷の叫びであろう。

憲法破壊者の自民党総裁候補はすべからく卑怯者か。

2024年9月1日記(茅野村の憲法仙人)

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