本澤二郎の「日本の風景」(5300)
本澤二郎の「日本の風景」(5300)
<やくざ「支配」の房総半島=天下り機関・千葉県環境財団は偽りの水質データ改ざんも=袖ヶ浦市環境部長らが財団理事の腐敗>
アメリカの茶の間の英雄「バッドマン」は、悪を葬り美しい自然(命の水)を守る筋書映画ゆえの人気だと知った。これをやくざ暴力団が跋扈している千葉県・房総半島で成功させる市民運動が、袖ヶ浦市など君津安房郡市で、ようやくじわじわと表面化して、希望と期待を投げかけている。
「永田町では、嘘と出まかせの野田佳彦(松下政経塾)が立民の代表になって人々に衝撃を与えているが、自民党総裁選では最も危険な極右の安倍側近女を排除することに成功した」との評価が大方の見方となっている。祭礼にかこつけた神社神道の違法な金集めを指弾する声も本ブログで表面化した。
不正と腐敗が跋扈する土壌では、市民に奉仕する責任を負う千葉県の天下り機関が、水質や土壌、大気などの検査を誤魔化したり、データの改ざんをしていることが発覚して、本ブログを見た千葉県民のみならず全国的な反響を呼んでいることが分かってきた。
千葉県環境財団という、いかにも公正な調査機関名だが、袖ヶ浦市林地区の住民が登記簿謄本を取り寄せてみて、怪しげな正体が発覚した。快挙だ。即座に小櫃川の水を守る会が、同財団に大口献金している証拠を見つけて、本ブログに届けてきた。近く紹介する。
恐ろしくも、悲劇的な房総半島の「死神財団」であろうか。
<飲料水検査に河川基準測定で異常なし=袖ヶ浦市林地区>
3年前に核汚染ごみを見つけた袖ヶ浦市林・高谷地区の陣場台の住民が、同地区の役員に選ばれた。そこから事態が動き始めた。元出光社員のYが区長、当時市の選管委員長の御園豊が副区長に就任したことから、Yを含め陣場台の13戸の家々の病人(がん)のことに目を向けた。
市の放射能測定器を借り出して、木更津市のワコーというやくざ系の産廃業者が陣場台水源地に埋めた場所からフクシマの汚染ごみを見つけ、数年がかりで攻撃の矢を放ってきた。これは第三者は理解しないが、すごいことである。
大腸に毎年ポリープできるY区長は、市環境部に自宅の井戸水の水質検査を依頼した。同部の検査結果は「異常なし」。「本当だろうか」と彼らは市の検査した会社に数年かけて調査すると、れっきとした千葉県の外郭団体である千葉県環境財団。普通であれば、これで住民は妥協できる。しかし、検査項目に目を向けた。専門家などと相談すると、飲料水の検査ではなく、河川の基準で測定していたことが判明した。嘘のデータ改ざん事件である。千葉県の高官の天下り先で、市の環境部長は財団理事。二重の給料泥棒か。
井戸水測定に河川基準の水質検査による誤魔化し!まさかの事態発覚に林地区の住民は震え上がった。偽りのデータで住民を抑え込む不正確認の機会が訪れた。陣場台の国道を挟んだ隣地の日高金属が、銅線洗浄後の排水を水田用に使用する清流・松川に垂れ流している汚染水の測定を、市に要請した。
市は例によって千葉県環境財団に検査させたが、案の定「問題なし」。林地区は同じ汚染水を、利害関係のない首都圏の評判のいい水質検査会社に依頼した。そこで水銀発覚に腰を抜かした。
<木更津市観光名所「いっせんぼく」SOS=武田川に魚いない>
水銀汚染は清流の松川から、袖ヶ浦市の水田用水に使用されてきた。もう3年以上前からだ。最後は君津郡市や市原・千葉市の住民およそ50万人が飲料水として飲んでいる小櫃川へ。もうこの事実だけで、命の水が汚染されていることがわかりきっているのだが。
この日高金属のすぐ隣が、木更津市の小さな観光名所の「いっせんぼく」。地下水がブクブクと沸いてくる清水の名所。水量は豊富で、それは近くの武田川に注がれている。
同市区長の一人は「武田川に魚がいない」と悲鳴を上げている。武田川は小櫃川の支流である。
木更津市のフクタ地区は、以前は地下水の水を飲料水に使用していた。安心して水道水を飲んでいたのだが、小櫃川の水を飲むようになってもう数十年経つが、水道水を飲むのをやめた人も出てきた。知り合いの中には、数百メートルの地下水を汲み上げて飲んでいる人もいる。情報通は小櫃川の汚染を昔から知っていた!
袖ヶ浦市の環境部長は「数年前から水を買って飲んでいる」と明かして周囲を驚かせている。事情通は水道水を飲んでいない。多くの住民は、何も知らないで毎日飲んでいる。
<陣場台周辺の13戸のうち10戸からがん患者が>
陣場台の元区長のYは、毎年大腸に数個のポリープの摘出手術を受けている。「既に3人が肺がんで亡くなった」と現在対策委員長の御園は怒りを隠そうとしない。
対して袖ヶ浦市は「因果関係がわからない」といって逃げ回っている。公正な検査機関による水質・土壌・大気の検査が不可欠だが、それでも逃げ回る市当局の不快な対応については?
「市長もやくざ系。役人も住民も全ての人が恐れている」と事情通は鋭い指摘をしている。まるでアメリカの西部劇の世界である。住民が排除殺戮されるインディアンの運命なのか。
<警察とやくざ暴力団の仲=木更津レイプ殺人事件に蓋する木更津署と千葉県警>
新聞テレビは、袖ヶ浦市や君津市の核汚染ごみ事件を決して報道しない。理由の一つが「警察が動かない」ためだ。御園らは「警察も役人も税金泥棒」と断じて、筆者同様に彼らのいやがらせを受けている。永田町から地元の世界に飛び込んでみて、不可思議な思いを抱く理由だ。
公明党創価学会がらみの「木更津レイプ殺人事件」を追及して、初めて判明したのだが、中村格か彼のような悪党と公明党の悪党の関与を想定させる。このことは何度も本ブログで指摘していることである。だが、人々はようやく声を上げ始めた。
核汚染ごみと水銀に汚染されて殺される事態に、遂に覚悟の闘いを始めたのだ。その調査を記事にする機会を凡人ジャーナリストはいただいている。卑怯者は去れ!
2024年9月30日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)
悪を葬り美しい自然を守る戦いに参戦しないと命がない!
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