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2024年8月 6日 (火)

本澤二郎の「日本の風景」(5246)

本澤二郎の「日本の風景」(5246)

<為政者が狂うと経済破綻=人心も乱れ、天災も>

言論弾圧の牙城とされる総務省の大臣・松本剛明が、内閣が自粛している政治資金パーティーを開いていた。自民党議員の金集めは、総選挙対策にある。「岸田は解散をあきらめてはいない」との憶測が出て当然だろう。

  

安倍・清和会政治の最後っ屁なのか。アベノミクスが崩壊し、超円安・超株高も収まり、いよいよ庶民大衆の生活苦に多少のおこぼれか、と思いきや、1ドル80円時代はまだずっと先で不透明だ。

振り返ると、民主党政権末期の311菅内閣、野田佳彦内閣から怪しくなった日本経済は、安倍のもとで財閥と株屋のための狂った経済政策が、資産のない大衆に超物価高を押し付けた。超金融緩和とゼロ金利の黒田東彦と植田和夫の日銀の悪政だ。しかし、これを突き崩した目下の米国の景気後退!

他方で、二つの大戦が追い打ちをかける。世界経済は、日本や中国などアジア諸国を巻き込む大恐慌を予感させる。

愚かな人間社会は、事態を改善するどころか、その逆へと舵を切ってお先真っ暗闇。それでも権力にしがみつく争いは続いている。

人心は乱れ、人災と天災が起きる最悪の2024年なのか。

 

<Mさんの忠告=関東震災の年は暖春=2024年は要注意か>

昨日久しぶりの休息をとっていると、Mさんが貴重な教訓を伝えてきた。大正時代の関東大震災のことだ。朝鮮人大虐殺が繰り広げられたことを、極右の小池百合子はこの当たり前の史実を認めていない。あきれてしまう経歴詐称知事か。

「父親が言っていたことだが、大震災の年の春は暖かった。今年も同じだ。能登半島地震で終わらないかもしれない。注意したほうがいい」というMである。

 

暖春と天変地異に因果関係があるのか。株の大暴落もその一つか。株とは無縁の人間にとっては、国民のための金が財閥や株屋・金持ちから、いよいよ庶民に移転すればこれほどいいことはないのだが。1ドル80円時代の到来を恋願うばかりだ。もう一度海外に出て、この黒い目で地球の様子を見たいものだが?

前にも書いたが、今年は我が家の柚子の花も実もならない。初めての経験である。暖春と大災害の因果関係があるのか。

それにしても旧家の自己防衛は庶民と違う。歴史的な体験を子孫に伝えることで、同じ愚を繰り返さない。生き延びることに異常な情熱を働かせている。

M家には警察人脈が豊富なのにも驚いた。自宅前の小屋には、いつでも家1軒建てる分の材木を保管している。信じられないが、本当のことだ。庶民には手の届かない準備を日常的にしているのである。Mさんは母親から「関東大震災の時に袖ヶ浦や木更津など東京湾沿いは、津波の被害も出ていてひどかった」と聞いている。木更津市もそうだったが、袖ヶ浦市の市庁舎は、海辺に建設されている。歴史の教訓を学ばないおかしな市長や議会人は、今も変わらないようだ。

 

<庶民は打つ手は全くない=腐敗政府・自治体任せ>

凡人ジャーナリストは数年前の15号台風を忘れない。家ごと飛んでしまいそうな強い風に震え上がった。日ごろは南側の杉と竹やぶに悩まされているが、この時は助けられた。

いま中国やアメリカの大洪水やハリケーンの映像に度肝を抜かされるが、おぞましすぎる人間の所業に自然が耐えきれず、崩壊しているに過ぎない。その人間も農薬や数々の添加物で身体を破壊している。ワクチンによる生体実験のような殺人を、WHOや各国政府が推奨している時代に気付くと声も出ない。

60年前、70年前の生活に戻ればいいだけのことだが、それができない。腐敗した政府と自治体に公僕がいない。入れ墨やくざのような人物が、パリ五輪の選手だという?

「人間は死への存在」だとしても、二つとない命に命を捧げられる人間でありたい。岸田・バイデン・ネタニアフ・プーチン・ゼレンスキーは何を考えて生きているのだろうか?

2024年8月6日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)

 

松本剛明総務大臣(65)が8月3日、地元・兵庫県姫路市で政治資金パーティーを開催したことが週刊文春の取材で分かった。政府が2001年に閣議決定した大臣規範では、現職閣僚らによる大規模なパーティーを自粛すると定めている。

(FNN)5日の東京証券取引所日経平均株価は取引開始直後からほぼ全面安の展開となり、終値は先週末の終値に比べ4451円28銭安い3万1458円42銭と、これまでに最も大きかった終値ベースの下落幅である、世界的に株価が大暴落したいわゆる「ブラックマンデー」の翌日に当たる1987年10月20日に記録した3836円48銭安を上回り、過去最大の下落となった。

(東京新聞)大手空調メーカー「ダイキン工業」の工場が立地する大阪府摂津市の地下水から発がん性が指摘される有機フッ素化合物「PFAS」が検出され、京都大と市民団体が住民やダイキンの元従業員ら約1190人の血液検査をしたところ、約3割で、健康へのリスク増加が懸念される米国指針値を上回る濃度を検出したことが8月3日、関係者への取材で分かった。元従業員で30倍の値だった人もおり、同様の検査としては国内最多人数という。

最後の日本文化=入れ墨か!

第10日を終え、熱戦が繰り広げられているパリ五輪。日本代表のメダルラッシュに沸く中、海外選手の“日本語タトゥー”もネット上で話題を集めている。

(朝日)東京大の教職員有志が5日、小池百合子知事に対し、関東大震災(1923年)の際に起きた朝鮮人虐殺の史実を認め、犠牲者へ追悼メッセージを出すよう求める要請文を提出した。

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