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2024年8月

2024年8月31日 (土)

本澤二郎の「日本の風景」(5271)

本澤二郎の「日本の風景」(5271) 

<命の水の駆け込み寺=「政治生命賭けて取り組め」に頷いた共産党みわ由美県議に核汚染ごみと水銀に泣く住民感動!>

「令和2年から4年、ようやく活動が本格化してきた」とは、昨日午前、袖ヶ浦市林公会堂での住民からの「政治生命をかけて房総半島の命の水問題を、政治の力で解決してもらいたい」との懇願に対して、この日、千葉県の防災服を着て同公会堂に駆け付けた三輪由美千葉県議は、深くうなずいた。住民の偽りのない感動が印象的だった。

 

40万人、50万人の房総半島の水道水の安全が確保されるか。政治の対応一つなのだが、原子力マフィアが立ちはだかっている。彼らの配下がやくざ暴力団であることも、凡人ジャーナリストの脳裏をかすめる。やくざに怯える市民運動家も、日本共産党という勇気ある政党の存在に、初めて安堵した格好である。

 

こう表現すると何もかもが解決したような気分になるが、実際は2024・8・30がスタート台である。

彼女は現場視察に千葉県の担当者に同行を要請したが、なんと「住民とは会えない」という途方もない対応に歯ぎしりしていた。初めて核汚染ごみ問題の堀の深さを悟ったようである。

 

<3年がかりの運動に林・高谷地区の御園豊対策委員長ら安堵>

身から出たさびとはいえ、水源地を核と水銀で汚染されては、房総半島で生き物は生きられない。誰もがわかっている。しかし、やくざ暴力団に怯えて暮らす房総半島の人々は、30年前の小選挙区制で天地がひっくり返ってしまった。

 

事情通は皆知っているが、残念ながら彼らは卑怯者である。現に3年以上も、自民・公明は言うまでもなく共産党市議まで沈黙して住民の怒りを買ってきた。これには、さすがに永田町住人の筆者もため息をついてしまった。支援するはずの人たちも姿を消した。立憲民主党の関係者も。

万策尽きていた矢先に、水道危機に気付いた袖ヶ浦市の隣の市原市の加藤元共産党市議が、小櫃川の水を守る会に接触を求めてきた。彼は核汚染ごみと水銀の驚くべき汚染に気付いて党に働きかけたらしい。三輪が現場に立った。

 

命の水を守ることは、党派を超えた人間共通の悲願である。相手がやくざ暴力団であろうとも、屈するわけにはいかない。千葉県警が彼らとグルだとしても、それを容認することは出来ない。政府や言論機関が蓋をかけても、命の水を守ることが最優先事項である。

林・高谷の対策委員会が、ようやく一歩を踏み出し、安堵して当然である。この日の現場視察には、毎年大腸がんのポリープを切除しているY元区長も、自宅前の陣場台の現場を案内した。

千葉県民の命の水を守る戦いが、4年がかりでようやく芽を出した。反骨ジャーナリストも少し気が楽になった。

 

<「やくざ暴力団追放国民会議」も決起>

2013年12月、秋田県由利本荘市から母親の介護のため、木更津市馬来田の実家に戻っていた栄養士の影山友子さん(戦争遺児)が、公明党の国交相・太田昭宏が、安倍晋三とつるんで戦争体制の「特定秘密保護法」を強行した時点で、怒りの声を上げたことを思い出した。

彼女は翌年の4月28日、君津中央病院で急逝し、悲運の生涯を終えたのだが、1995年の南京・盧溝橋の平和の旅に参加してくれた因縁から、取材を進めると、背後にやくざ暴力団の「浜名」が判明した。

この時点からだ、やくざが跋扈する房総半島に気付く。警察は完全にやくざとつるんでいることも、捜査しない理由も判明した。元創価学会幹部が、木更津市内のやくざ暴力団の巣を案内してくれ、深刻な実態を知った。

房総半島は犯罪の巣であることも。共産党議員も避けて通る様子も分かってきた。房総半島は恐ろしい地域なのだ。フクシマから持ち込まれた核汚染ごみも、ゆえなしとしない。千葉県知事にまとわりつく石井準一はハマコーの運転手だと、元自民党ベテラン秘書が教えてくれた。ハマコーの正体は、渡辺一太郎や秦野章らから聞いていた。いま二代目だ。

 

「やくざ暴力団追放国民会議」を旗揚げした理由だ。全ての県民は、声を潜め、こそこそしながらやくざ系首長や市議・県議に近づいて利権の一部に食らいついて生活している!

横浜生まれの青柳敏雄は、その辺の事情に詳しい。「みんなで輪を作って退治するしかない」と昨日も電話で話してくれた。彼もやくざ暴力団追放国民会議のメンバーだ。やくざ暴力団追放国民会議に参加すれば、千葉県民は安心安全を勝ち取ることが出来る。

「ツネは児玉誉士夫の配下になって、読売を制圧したが、これは邪道だ」と宇都宮徳馬が泉下で叫んでいる。

 

<小櫃川の水を守る会と核汚染ごみ・水銀問題対策委が連携して原状回復に向けて驀進>

「市民運動の機関紙を書く編集員も、やくざのことにびくびくしながら書いている」という市民運動家の話に驚いたが、悲しいかなこれが房総半島の実態なのだ。

 

千葉県警と木更津署に要請したい。要所に防犯カメラ設置と警察車両による市内巡回に力を入れるべきであると。

昨日は小櫃川の水を守る会の富樫会長と初めて会った。彼らは横断幕やポスターを作成し、それを実践してくれた。思えば林地区には市民運動を知らない面々ばかりだ。

 

<しんぶん赤旗記者も取材>

数年前、初めて赤旗の紙面に載った。日曜版である。副編集長が久留里線に乗って馬来田駅で降りて取材してくれた。その時に「木更津レイプ殺人事件」の資料を渡した。永田町の名物記者の井上協君とも連絡が取れた。

彼らは千葉県委員会にも働きかけてくれたが、効果はなかった。共産党も人間中心なのだ。いい人脈でないと動かない。

今回は命の水に三輪が強く反応してくれた。赤旗記者も取材した。保守的な幽谷が珍しく赤く燃えた!

2024年8月31日記(茅野村の仙人)

 

のんきなトーさん!岸田総理

「秋に策定を目指す経済対策を含め、こうした対策を着実に実施し、全国の水産業支援に万全を期すことといたします」岸田総理は、漁業関係者を支援するため、国内での消費拡大や海外の販路開拓など、必要な対策を秋の経済対策に盛り込み、着実に実施すると強調しました。また、福島第一原発の2号機で「燃料デブリ」を試験的に取り出す作業が延期されたことは「重く受け止めている」としたうえで、東京電力に対し、「これまで以上の緊張感を持って、必要な対策に万全を尽くしてもらいたい」と求めました。(TBS)

2024年8月29日 (木)

本澤二郎の「日本の風景」(5269)

本澤二郎の「日本の風景」(5269)

<日本は輸入大国=なぜ円高に舵を切らないのか=貧困社会>

政治とは、正しい文化と書くまつりごと、すなわち困っている人々に光を当てることである。そのための政府だ。国民の生活を安定させる、安心した生活を保障することが基本。金融政策において「通貨の安定」が重要で、そのため中央銀行の使命は「物価の番人」として責任を果たすことに尽きる。ましてや日本は、輸入大国である。1ドル80円の正常値に回復することが、政治の眼目であろう。野党も言論も覚醒しなけれなならない。

 

ところが、過去の10年を振り返ってみると、日本銀行は株屋の総元締めとなって、財閥・資産家のために働くという本末転倒路線に終始してきた。その犯人は安倍内閣が強行したアベノミクス政策。金利ゼロにして円を刷りまくって、価値を落とす激安にして、貿易で暴利を得させ、同時に有り余った金を株式に投入し、庶民大衆を途方もない物価の高騰の渦に巻き込んだ。現在でも人々の生活を困窮させている。

 

安倍の国葬を見るがいい。大半の国民がそっぽを向いた。「ざまあみろ」という怒りの声が列島にこだました。自公政権が完璧な財閥の傀儡政権に変質したことに、人々は現在も憎しみを抱いている。余談だが、戦争責任を回避した神道・靖国勢力に対する反発は、隣国のみならず国際社会で消えることはない。戦争犯罪勢力のA級戦犯の岸信介の流れをくむ森喜朗以下の清和会政治は、それでも生き残るため、現在進行形の自民党総裁選挙に賭けている。不気味さを漂わせて恥じない。ここに目を向けないと自民党政治を理解することは出来ない。

悲惨で残酷すぎる歴史を総括できない神道と、財閥と跋扈する「死の商人」ら軍事部門と、それを支援する原発推進・平和憲法破壊勢力言論に対して、平和国民は警戒と監視を強めて当然であろう。「渡辺恒雄は忘恩の徒」だと断罪した平和軍縮派の宇都宮徳馬の「戦後の日本人の平和主義はいい加減なものではない」のだ。9条の会の澤地久枝さん一人だけではない。

 

<財閥株屋優遇の円安断固NO>

過去10余年の日本政治は、財閥のための株屋を中心に動かされてきた。現在もその延長線上にある。90%の国民の生活は現在も軽視されている。「日本にバングラデシュの若者がいれば革命が起きる」との声も巷でささやかれているのだが。

しかも、岸田内閣は新たに全国民を博徒・ばくち打ちのやくざ社会にしようとしている。アベノミクス第二弾であろう。官僚も財閥にからめとられている証拠だ。永田町・霞が関も大手町に屈した格好である。これが人々が暮らしやすい国らしい国なのか?

 

政府も中央銀行も国民目線がないのではないか。

財閥の内部留保資金はくさるほどある。さらに43兆円!狂っているのではないか。能登半島では、壊れた住宅の解体作業さえも進行していない。貧困生活に苦しんでいる家庭が少なくない。年金も危うい。自暴自棄の若者が増えて当然か。

本来の1ドル80円にすれば、国民生活は一変する。消費も回復し、経済も好循環といいことずくめだ。

 

<日本銀行は物価の番人=使命果たせ!>

あまりにも行き過ぎた円激安のアベノミクスを総括し、黒田や植田という日銀総裁の政治責任と、財務相の麻生太郎も同罪として追放すべきだろう。天の声である。

「政府最大の使命は通貨の安定」(大平蔵相)である。それをぶち壊した安倍政治を総括し、断罪しなければならない。悪政を支援したNHKや読売の報道も、万死に値するだろう。

「NHKはいらない」「読売をつぶせ」の声は広く列島に鳴り響いている。

 

<1ドル80円に戻せ!=消費全開で海外旅行も出来る日本へ>

はっきり言おう。左翼から右翼に転向した人物が統制する読売言論は、いらない。宇都宮の平和主義が、全人格をかけて厳しく断罪してきた事実を今を生きる日本人は、忘れてはならない。

日本の右翼は、戦争肯定勢力である。歴史を反省しない盲目の言論である。その結果がフクシマの東電原発の崩壊だった。それを房総半島の君津や袖ヶ浦で発覚した。

落ち込んだ日本財閥を、全国民が貧困を強いられながら支えさせられてきた。1ドル80円に戻そう。貧困をなくして、庶民も海外旅行もできる日本にすることが、今何よりも大事な国民政策である。国民の生活に目線を向ける政治の開花の秋でなければなるまい。

2024年8月29日記(茅野村の憲法仙人)

https://x.com/ugaya/status/1825755584047755574

https://x.com/ChSakura217/status/1767474244815114556

https://youtu.be/I9mjr7_QxGM

2024年8月28日 (水)

本澤二郎の「日本の風景」(5268)

本澤二郎の「日本の風景」(5268)

<それでも野党は勝てない=野田出馬にうんざり国民>

ロシアのパブロフ外相ではないが、ウクライナ戦争という「火遊び」によるバイデン以下NATO諸国の指導者たちの人殺し作戦は止まりそうもない。戦争による人類の経済的損失は計り知れない。中東のヒトラーまがいの人物に支援を送る米産軍複合体の戦争屋は、笑いが止まらないだろう。

 

その中で命を奪われる無数の若者と遺族の無念は、80年前と同じで計り知れない。今こそ平和外交を実践する日本外交のはずだが、永田町の腐った連中にそうした信念のある人物がいない。

はっきり言わせてもらうと、それでも秋の総選挙で自民党は負けない。野党は勝てない。驚いたことに野党第一党の代表選挙に、尖閣問題で日中分断を強行し、消費税を嘘ついて引き上げ、フクシマの東電原発の処理に失敗した、松下政経塾の神道派の野田佳彦を擁立するというのである。偏狭な民族主義は、与野党共通なのか?

もうこれだけで野党の勝利はおぼつかない。安倍の清和会と大差ないのではないか。「松下資金」がまだ眠っているのか?

 

<大量総裁選出馬=100万党員に金の爆弾>

立憲主義を党名にした政党が、その意味することと実際が乖離している今の立憲民主党を、国民は政権交代の国民政党だと判断していない。ひところの社会党のような「ネズミを捕らない猫」と認識する有権者は少なくない。

 

特定秘密保護法・自衛隊参戦法・共謀罪に最近では、マイナンバーカードによる超監視社会化路線。自公による「戦争体制化」にブレーキさえ掛けられない。

 

自民党はアベノミクスで、財閥スポンサーは空前絶後の金をため込んだ。政府の組織上げての株転がしで、羽の生えた円札とドルを抱え込んで満足している。そこへとさらに43兆円の武器弾薬投入で、国民負担は急増。財閥は、盆と正月が一緒に来たかのように浮かれている。

だが、日本の学生はのんびりしたもので、バングラディシュとは違う。「中国レベル」以下と指摘する向きも。

 

今回の自民党総裁選は、自民党の100万党員に大金を投入する絶好機といえるだろう。公明党創価学会は、落ち込んでしまい山本太郎の人気に劣るという世論調査も飛び出した。自民は安倍と森の東京五輪利権に浮かれたが、維新は大阪万博とカジノ利権を暴かれて元気がない。

共産党が踏ん張る場面だが、金がなくて運動員に力がないという。房総半島の袖ヶ浦市では、目の前のフクシマ核汚染ごみにソッポをむいていて、同市内の活動家の失望と怒りを買っている。しかも、志位和夫の足元で起きていて、お話にならない。やくざ代議士系や女性検事総長など千葉県も人材が枯渇して悲しい。

 

言いたいことは、自民党の100万党員がひとり活性化することだ。その勢いが総選挙へとなだれ込むと、いよいよ読売のナベツネ悲願の憲法の平和主義・戦争しない日本を逆転させる!国際環境はウクライナと中東で十分であろう。

 

<財閥の内部留保で腐るほどの資金力>

米国だけではない。莫大な資金を保有するところに課税を強化する。当たり前のことが、貧困国に落ち込んだ日本では起きない。なぜか?懸命な小学生でもわかるだろう。

財閥の内部留保は、極端な日銀の円刷りまくりによる激安とゼロ金利で、空前の利益を懐に入れた。人間に例えれば超肥満体質で死にそうなくらいである。財閥経営陣は、自社株を買うことで、膨大な利益を上げ、1年で億万長者になる。この悪質なアベノミクスのからくりについてさえも、ナベツネ言論に歩調を合わせ、野党は追及しない。野党議員は、自民党の下駄の雪なのか?

 

<反安倍の宏池会林陣営に上川陽子が割り込む岸田の横やり>

共産党までが眠りこけている惨状ゆえに、筆者は反安倍の林芳正に少しばかり期待をかけている。日本国を貧困に追い込み、戦争へと無知な国民を追いこんだ長州の独裁者に抵抗してきた林である。

父親の遺伝子があれば、平和外交に日本丸の舵を切り替えるはずだ、との思いからでもある。

だが、岸田はツネ・森や統一教会同様に、笹川ギャンブル財団に呑み込まれているのだろうか。まだ未熟すぎる上川陽子の出馬に手を貸したものかどうか。上川の背後について懸念する見方もある。

 

<改憲軍拡の嵐=43兆円の武器弾薬=阻止できない野党>

安倍内閣以降、心配性になってしまったものか、それとも当たり前の不安なのか。

自衛隊参戦法さえも阻止できなかった野党である。日本国憲法の土台が崩壊する事態にさえも対応しなかった野党。それさえも黙認した日本の大学生諸君は、バングラディシュの若者とは異質なのだ。

正義を見失い、歴史の教訓を学ぼうとしない日本の若者に希望を見いだせない市民運動家らの苦悩を知ると、もはや人間としての存在価値はなくなってしまう。

 

言論界は相変わらず読売ナベツネ改憲論に抑え込まれている。NHKの責任は重い。43兆円を阻止しない野党、軍靴の音に抵抗しない日本の言論。

軍閥がはびこっていた時代でも若槻礼次郎のような軍縮平和の士が存在した。敗戦後の日本の経済復興に働いてもらう100人の経済学部の学生を、平川村の林(現袖ヶ浦市)の幽谷に隠遁させ、学徒出陣を免除した。無事に戦後を生き抜いた彼らの遺言には「戦争はするな」。この歴史の叫びが今もこだましている。そこに核武装のための核汚染ごみが不法投棄され、それを必死で隠蔽する袖ヶ浦市と千葉県!

この国はどこへと突っ込んでいくのであろうか!

2024年8月28日記(茅野村の仙人)

2024年8月27日 (火)

本澤二郎の「日本の風景」(5267)

本澤二郎の「日本の風景」(5267)

<澤地久枝女史「9条の会」健在!死の商人に屈しない!>

YouTubeのTBS報道特集で勇気をもらった。霞が関の外のことについて疎すぎる凡人は、94歳の澤地久枝さんのことを、初めて知った。元気だ。「9条の会」の生き残りという。彼女の生きざまはすごい。14歳で旧満州から逃れてきたという。14歳だと女の世代ではないか。それにもかかわらずソ連兵の蛮行や、中には当然、反日化した現地住民に襲われる。その危機から逃れて、博多港に帰国したという。

戦争の恐怖を大陸で体験した彼女の作品は、すべて真実の記録に違いないが、自民党派閥政治に人生を賭けてきた凡人は、TBS番組で彼女の苦闘を知った。本物の護憲派である。

 

「無知」は、人間である限りあきれるほどいつまでもまとわりつくものなのだ。ありがたいことに彼女は、満州からの逃避行体験が護憲平和の原点となって「9条の会」を立ち上げ、今や一人で牽引している。戦争ほど恐ろしいものはない。そのことを体で体験したすごい女性である。憲法ジャーナリストは、100万の味方を得たような気分である。「澤地さんに負けるな。彼女に続け」である。彼女は、改憲軍拡言論のけん引役・読売の渡辺恒雄と同世代だが、彼女は車いすではない。

 

<恐ろしや?高村正彦・統一教会顧問弁護士が官邸で発破?>

日本国憲法は健在である。狂っているのは財閥など「死の商人」と、彼らに雇われている無節操な自民党・公明党・維新の好戦派である。清和会の安倍晋三が毎日のように「改憲ラッパ」を吹き鳴らしていても、日本国民の平和主義は健在である。その代表が94歳の澤地さんだ。神社本庁や創価学会が踏ん張っても、9条や20条を変えることはできない。

自民党の憲法調査会の面々を調べ上げなくても、彼らはいわくありげな「悪魔」人間である。菅義偉も岸田文雄も同じ穴のムジナだ。貧困の日本国民は、武器弾薬の43兆円をじっと目を凝らして監視している。政権交代で排除する世論が噴き出すだろう。

 

昨日の首相日程を覗くと、いかがわしい人物が官邸に足を踏み入れていた。元三木派のたった一人の極右弁護士の高村正彦。彼の正体を三木側近の志賀節が教えてくれた。彼は統一教会の顧問弁護士をしていた、問題の政治屋だった。安倍の死後、統一教会の異様な金集めが暴露された。莫大なその金は、韓国の文鮮明に届けられていたのであるが、高村はその一部を顧問料として懐に入れていた。

この高村の正体を暴いたのは、同じ長州の岸信介の実弟・佐藤栄作の長男の信二。統一教会は、森喜朗・萩生田光一や笹川ギャンブル財団のみならず、高村ら顧問弁護士が、現在も死守している。文科省もその枠の中で動いて、国民を騙している。小泉進次郎の支援勢力でもある。恐ろしい事態は今後も続くのか!

自民党の不気味な膿は、以前と変わらない。そのままなのだ。日本政府の腐敗は、地中のマグマとなっている!

 

<倅の教育に失敗した河野洋平>

昨日河野洋平の倅、太郎が自民党総裁選出馬会見をした。期待するものは何もなかった。父親の護憲リベラルの政治理念は、どこ吹く風である。安倍や岸田同様に意図的に「国際情勢の変化」を強調することで、自身の防衛相・外相・デジタル相の実績を誇示する幼稚な主張が目立った。

河野洋平が軽蔑気味に口にしてきた「ミニ・アメリカ」の日本にするというのだろう。43兆円への懸念はゼロ、憲法を踏まえた主張はゼロ。危うさだけがにじむような会見だった。親父の教育の失敗と断じたい。修身斉家の人は自民党にいない。

 

澤地久枝さんにはあと10年頑張ってもらうしかない。

2024年8月27日記(非戦言論・松本英子の茅野村の仙人)

 

危ない岸田監視を忘れるな!

午後1時56分、官邸発。同59分、同党本部着。

同2時5分から同22分まで、高村正彦同党憲法改正実現本部最高顧問。同31分から同55分まで、森山裕同党総務会長。同3時から同29分まで、元宿仁同党本部事務総長。同30分から同37分まで、古屋圭司同党憲法改正実現本部長。

2024年8月26日 (月)

本澤二郎の「日本の風景」(5266)

本澤二郎の「日本の風景」(5266)

<自民党独裁の真犯人は小選挙区制>

言論の衰退は、読売のナベツネに屈した海老沢のNHKに起因する。そこに「安倍の女」と揶揄された政治記者の暗躍もあった、と分析できる。言論の衰退が、主権者である国民の目と脳を狂わせてしまった。亡国日本の象徴か。

他方、小選挙区制が自民党の言論を封じ込め、窒息状態にさせてしまったものである。政権与党の言論が、共産党や公明党のように抑え込まれると、もはや国民は正常な判断をする能力を失う。

派閥政治を批判する、政治に無知な学者文化人は、それを由としてしまった。言論の自由のない自民党においては、もはや「民の政治」は軽視され、そこから「閣議決定」という内閣の独裁・首相独裁が始まった。

その頂点に立った人物が、A級戦犯勢力の岸信介の孫の内閣だった。安倍晋三は「改憲軍拡」という平和憲法に違反する言動を毎日のように吐いて、政治に無知な国民を洗脳した。中国を敵視する偏狭なナショナリズムの台頭の下で、恐ろしすぎる43兆円の武器弾薬の戦争国家が誕生した現在である。

 

小選挙区制という民意の反映しない選挙制度は、岸の悲願だったことを、小沢一郎や河野洋平は知っていたはずである。推進派の読売改憲新聞が、NHKを巻き込んで公共放送を、あろうことか政府の広報宣伝に活用したともいえる。アベノミクスの悪政が、財閥と株屋を狂喜させた。その裏方が「物価の番人」の使命を放棄した日本銀行である。

戦争国家・日本の前途は、地獄そのものに違いない。国民と言論・野党の覚醒が、いま不可欠といえる理由である。

 

<言論の自由消え、護憲リベラル消滅=宏池会が安倍・清和会に服従し極右片肺内閣>

戦後政治は、右顧左眄しない均衡・バランスというモノサシを用いて、極右と極左を排して国民生活を安定させてきたのだが、背景には自民党派閥による牽制機能が強く働いていた。

自民党は戦後派の吉田茂・自由党と、戦前派国家主義者の岸の反共反民主派が合同して、高度成長期の日本政治を担当してきた。

そこでは改憲・核・増税は、最も悪政の代名詞となった。米国の謀略機関CIAと連携した岸でも、日本国民は反安保に立ち上がった。吉田政治の後継者となった池田勇人の宏池会は、護憲リベラル派として右翼政治を監視して、民意に目を向けてきた。

国家主義者の改憲派の中曽根康弘は、首相として靖国参拝を強行したが、内外の強烈な反発に驚いて、二度と戦争神社参拝をしなかった。歴史の教訓に従った。

当時の世論は真っ当だった。それは戦争を体験した財界人にもいえたのだが、自民党の国家神道復活を夢見る神道政治連盟が首をもたげ、清和会の森政権が誕生すると、状況は一変する。小選挙区制のもとでは、自民党派閥も事実上衰退し、発言の機会を奪われてしまった。

特に安倍第二次政権のもとでは、党内に敵なし。そこで安倍と公明党創価学会の太田昭宏・山口那津男と連携して、一挙に戦争法制(特定秘密・自衛隊参戦・共謀罪)を強行し、構築した。創価学会の途方もない変身だった。

安倍の神道と創価学会の提携の下で、日本は平和の国から戦争する日本へと変身してしまった。いまその危機の途上にある。こうしたまともな分析を野党は、まったく理解も認識もしていない大馬鹿政党である。そして言論界もナベツネ化して、政府を批判する能力を喪失してしまった。

護憲リベラルの旗手・加藤紘一もいなくなると、宏池会は最後の溝手顕正を失うと、もはや護憲の火は消えてしまった。岸田文雄の周囲には、小野寺・木原など好戦派が取り巻いて、無能な首相を手玉にとってしまった。台湾有事に突っ込んでいる。

安倍に服従して政権を担当した岸田も、3年で沈没する。

 

<独裁は有能な人材封じ込める=後継者不在>

自民党の総裁選が始まったが、11人の候補はいずれも安倍・清和会の僕(しもべ)ばかりだ。ただ一人の官房長官の林芳正が反安倍で戦ってきたのだが、いま彼が果たして護憲を叫ぶことが出来るかどうか。

右翼・好戦派の若者や極右の安倍側近女が、日本会議という不気味な神道勢力が、統一教会の支援も受けている。

 

はっきり言って、健全な国民のために奉仕する人物はいない。

 

<アベノミクスは財閥株屋暴利政策=円安物価高で国民生活衰退>

露骨な円激安とゼロ金利で、財閥をぼろ儲けさせ、同時に株屋に莫大な金を流し込んで、それでもって経済再生を喧伝してきたアベノミクスも、遂に破局を迎えている。

円刷りまくりと金利を正常にすれば、円は1ドル80円に向かうのだが、日銀の狂いは依然としてアベノミクスの呪いを受けたままで、極端な円安が継続して物価の急騰は収まらない。

 

国民の政治不信の最たるものは43兆円の戦争準備と、庶民の消費を抑え込んでいる物価の急騰と財政破綻にある。財閥のための労働政策は、いうなれば労働者の奴隷化そのもので、これは清和会の小泉内閣の竹中平蔵路線を、いまだに死守しているせいである。

 

<物価の番人の日本銀行が株屋に変身=官僚統制経済驀進>

バングラデシュの学生と市民は、独裁者の女を追放した。しかし、630人の若者が警察の銃で殺害された。痛々しい限りだ。

日本での学生の抵抗運動というと、岸が強行した60年安保を思い出す。その後に自民党の政権中枢で活躍した加藤紘一や池田行彦らは、学生として毎日国会デモに参加した。

この時殺害された樺美智子の友人が、池田だった。池田の証言に仰天したものである。歴史にもしもはないが、今の自民党には、加藤や池田がいない。

田中角栄と共に日中国交正常化した大平正芳は「政府の使命は通過の安定にある」と指摘した。いまの鈴木俊一は分かっているのだろうか?アベノミクスは、いうなれば宇都宮徳馬が叫んだ「官僚統制の経済」である。

愚か者の岸田には、反吐が出る思いである。

 

<ナベツネ新聞テレビと無力野党=万死に値>

読売の毒矢に当たって久しい日本新聞協会と日本記者クラブの衰退も同様である。追随するかのような野党は、死んでいる。共産党でさえも死んでいるらしいと聞く。

児玉という右翼暴力団を味方にして、読売メディアを配下にしたフィクサーと笹川ギャンブル財団が裏手で操る日本に対抗する、市民運動も停滞している。あえて真実に触れてみたが、独裁の日本SOSは続く!

2024年8月26日記(反骨の政治評論家)



2024年8月25日 (日)

本澤二郎の「日本の風景」(5265)

本澤二郎の「日本の風景」(5265)

<満蒙開拓団と少年たちの真実「蒼い記憶」>

利権あさりの自民党議員は「満蒙開拓団」と聞いても、反応するかどうか。A級戦犯勢力の岸信介も明かさなかっただろうから、ほとんどの近現代史を教えられなかった日本人は知らない。ただし、長野県民は知っている。

パソコンのYouTubeに「蒼い記憶」というアニメ映画が登場し、初めて見た。おおよその見当はついていたが、それでも当事者の証言をもとに描かれた開拓団と少年たちの「ソ連軍襲来後の逃避行」は、この世の地獄を伝えている。

赤紙一枚で未来のある若者を死の戦場に狩り出したヒロヒト、中国人から奪った広大な大地に、ありえない夢を抱かせて、貧しい農民と少年らを巻き込んだ満蒙開拓団の、あまりにも悲劇すぎる悲劇に誰もが涙する。

 

宏池会の小川平二(元自治相・文部相など)は、東京帝大を卒業する時点で、満鉄に入ろうとした。父親の平吉は「他人の家に土足で上がって利権あさり!お前何を考えているのか」と雷が落として断念したが、時の戦争内閣は詐欺的宣伝で長野県の無知な農民どころか農家の少年たちにも手を突っ込んで、ソ連の国境近くに送り込んだ。

 

<神道と侵略戦争は一体=今の自衛隊・防衛省も>

戦後、朝日の本多勝一や時事の長沼節夫は「天皇の軍隊」を書いてヒロヒトに反撃したが、彼らは共に信州出身者だった。飛び出す前の少年たちの語らいの場所は、決まって神社だった。国家神道が日本人の侵略性を育てる原動力を、この「蒼い記憶」は鋭く暴いていた。日本の侵略戦争とカルト神道は一体だった。それでも今の神社本庁は謝罪せず、自民党の無知な議員を操っている。

いうまでもなく、岸や小泉・安倍も神社信仰に徹していた。小泉の倅も。現在の自衛隊もまた靖国神社に取りつかれている。どこの国でもカルト教団と戦争は、常に一体関係にある。神道や統一教会のみならず、いまの創価学会もしかりである。

 

<実際はもっともっと深刻=北京で聞いたハルビンの真実>

筆者は「アメリカの大警告」の兄弟本である「中国の大警告」(ともにデータハウス)を出版した。前者は読売新聞の改憲論とワシントンの関係を暴いたものだ。戦後のアメリカ通の第一人者の宮澤喜一が絶賛する手紙をくれた。アメリカン・リベラルは、日本の軍拡改憲に警戒心を抱いている。後者は中国人の日本評価をまとめたもので、特に小渕恵三に読んでもらった。

 

「中国の大警告」に感動してくれた中国人は、胡錦濤と中国外交部の長老の肖向前、そしてもう一人が玄愛華。肖さんは、日本語の本を北京から日本に向かう機内で読破して感動した。胡・玄さんは中国語の翻訳本であるが、前者は人民大会堂において首相になる前の小渕・中山太郎に対して「中国人の心はこの本にすべて書かれている。読んでほしい」と要請したほど。

玄愛華さんは、朝鮮戦争で彭徳懐率いる中国人民解放軍に衛生兵兼通訳として勤務。そこでハルビンの元日本軍軍医と看護兵と一緒に働いた。そこで不思議な様子が目に留まった。毎晩日本人看護兵が泣いているではないか。

 

女同士、すぐに理解して一緒に泣いた。当時、玄さんも長男と生まれたばかりの長女がそばにいた。母親が二人の幼児の面倒を見ていた。「日本人看護兵二人ともハルビンで幼児を殺した。殺してここにいる」というのである。「泣き叫ぶ幼児を殺せという上官の指示に従った。従うしかなかった」といっておいおいと泣き続けた。

 

その時「もっとむごいこともあった」と。「三歳児以下の幼児をたくさん貨物車に押し込んで、そこにガソリンをまいて焼き殺した」と恐ろしい事実を明かした。言葉にもならない恐ろしい惨状に玄愛華さんも震え上がったという。満鉄の歴史はすさまじい。ハルビンには神社もあった。しかし、ソ連軍の物取り、強姦は数知れなかった。ヒロヒトの耳には届かなかったろう。

 

パソコンでもスマホでも見られる。せめて「蒼い記憶」を見て満蒙開拓団の逃避行の真実を知ってほしい。三菱や三井住友などの死の商人たちは、43兆円に浮かれる時か。

戦争ほど悲惨なことはない。

2024年8月25日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)

 

東電ピンチ3000年かかるフクシマ!?

(東京)根本的な解決方法はデブリを建屋から除去することだ。しかし、8月22日には微量採取にさえ着手に失敗し、全量の取り出しの見通しは立っていない。また、汚染水から放射性物質を取り除く処理の過程で発生する高濃度に汚染された汚泥が増え続け、保管や処分をどうしていくのかも課題になっている。

日米安保はいらない!

沖縄県で昨年12月に起きた米兵少女誘拐暴行事件で、わいせつ誘拐、不同意性交の罪で起訴されている米空軍兵長の被告(25)=嘉手納基地所属=の第2回公判が23日午前10時から那覇地裁(佐藤哲郎裁判長)で開かれた。検察側証人として被害に遭った少女が出廷し、被害当時の心境について「逆らうのが怖かった」と証言した。

無所属ケネディ氏、撤退表明 トランプ氏を支持 米大統領選、一騎打ちに時事通信

2024年8月24日 (土)

本澤二郎の「日本の風景」(5264)

本澤二郎の「日本の風景」(5264)

<NHKよ!当たり前のこと「南京大虐殺忘れるな」>

安倍内閣が誕生すると、真っ先に狙われたのが「公共放送」のNHKだった。人事権を乱用して、財界から会長を起用して政府財閥向けの広報にさせた。安倍長期政権はNHKの悪しき実績である。いままたNHKが政府右翼からの圧力に揺れている。

 

外国人スタッフによる発言をやり玉に挙げ、NHK会長が謝罪したという。おかしい!何がおかしいかというと「南京大虐殺と慰安婦を忘れるな」と英語で話したというが、これは当たり前のことではないか。日本人の弱点は「歴史を忘れる民族」である。特に海外で活躍する日本人は、このことについての認識が不可欠である。

何も間違っていない。歴史を教えない教育にある。

そのことを謝罪したというNHK会長は、売国奴と言われかねないだろう。近現代史を知る日本人の当たり前の認識を発言したことは、間違っていない。うろたえるNHKに非があろう。右翼化した議会、43兆円の戦争準備に突進する憲法違反を追及しないNHK、何度も指摘するが、安倍担当のNHKの女記者20年を総括しろ、と言いたい。

 

<NHKの稲葉会長は南京・盧溝橋・ハルビンを歩いたか?>

報道でNHK会長が稲葉という人物だと知った。

稲葉に問いたい。「あなたは南京を歩いたか」「石原慎太郎という右翼の三文作家レベルと違いますか」「さっさとNHK会長を辞任すべきだが、どうか」と。

 

戦前のヒロヒト軍に狩り出された赤紙一枚の日本の若者は、加害者であり被害者だった。少し早く生まれていれば、稲葉も同じ運命に追い込まれたはずである。

「盧溝橋を歩いてみたか」「ハルビンの731部隊を知っているか」これらのことは国際常識である。知らないではすまされない。直ちに会長を辞めてほしい。

 

<尖閣問題は双方話し合いで具体的資料で決着図れ!>

戦後の日本史の大家で知られる京大教授だった井上清博士の尖閣分析によると、尖閣諸島は日本の固有の領土ではない、との論文に注目したい。確たる日中双方の証拠からの結論のはずである。

漢字文化の中国の資料は、古く日本の比ではない。神がかりの日本史と異なる。そのことは明白である。「日本固有の領土」と言い張る証拠と中国側のそれを徹底的に比較することが先決であろう。

そうした事情から鄧小平の「次の世代に委ねる」との懸命な判断で、双方が合意した。

 

それを反故にしたのが民主党の野田佳彦という松下政経塾の偏狭な神道・民族主義教育を受けた人物と、極右の石原による「国有化宣言」にそもそも科学的な根拠がない。同じようなことは竹島についてもいえるだろう。

 

<ワシントンの陰謀>

ワシントンの陰謀家は、世界に様々な地雷を埋めることに長けている。相手を信用しない。まして日本のように天皇を神に仕立て上げ、それを国民の精神にまで植え付ける。国家神道による神社参拝と教育勅語で、日本人の精神を狂わせ、死んでも「英霊」として靖国神社に祀るという、子供じみた幻想に取りつかれた「ヒロヒトの軍隊」の恐怖を、国際社会は今日も継続している。

 

日本と隣国との間に地雷を埋めるというワシントンの策略が、この尖閣には存在する。1972年ごろ日中国交正常化問題に取り組んでいた宇都宮徳馬らの懸念でもあった。

「中国の台頭とアメリカの衰退」という新局面で、地雷を踏ませたワシントンであろう。小泉純一郎らの靖国参拝と野田の尖閣国有化宣言によって、日中関係は1972年の友好関係を破壊した。田中・大平の命がけの成果を破壊した。その一翼を安倍の清和会一党が深く関与し、それに岸田も踏襲したものだ。43兆円の恐ろしい隠された野望に違いない。

 

恥ずかしいNHKの対応について、以下のように報道されている。

2024年8月24日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)

 NHKのラジオ国際放送などで、中国籍の外部スタッフが尖閣諸島は中国の領土だと発言した問題で、さらに「南京大虐殺を忘れにな」などとも発言していたことが分かりました。「副会長をトップとする検討体制を設けて可能な限り原因究明を行う」(NHK・稲葉延雄会長)NHKの稲葉会長は、自民党の放送政策などを議論する会合に出席し、中国籍の40代の男性が中国語のニュースで沖縄県の尖閣諸島は「古来から中国の領土です」などと発言した問題で、同じスタッフがさらに「南京大虐殺を忘れるな。慰安婦を忘れるな」などと英語で発言していたと説明しました。

2024年8月23日 (金)

本澤二郎の「日本の風景」(5263)

本澤二郎の「日本の風景」(5263)

<大丈夫か小泉父子=靖国参拝と改憲軍拡=こわい日中激突?>

問題の長老で派閥を率いる麻生太郎が、国民を管理監視するマイナカードの河野太郎を支援、対抗する小泉進次郎を、安倍晋三スキャンダル処理人の菅義偉が背後を固めたことから、この二人を軸に自民党の岸田後継総裁選挙が動き出した。

 

筆者は同い年の小泉純一郎に好感を抱いていた。しかし、いざ首相になると靖国神社を参拝して中国など近隣外交をぶち壊した。彼の黒幕は戦前の国家神道・靖国派、現在の森喜朗の仲間の神道政治連盟の極右団体の日本会議だと判明し、衝撃を受けた。

 

結論を言うと、小泉は日中関係破壊者、すなわち反共勢力そのものだった。日中友好派の田中真紀子も、彼の正体を見抜くことが出来なかった。問題は息子の進次郎もまた、靖国参拝派・改憲軍拡派であることも、8・15靖国参拝で同じ仲間であることが裏付けられた。近隣外交危うしである。小泉二世が政権を担当すると、岸田の43兆円が災いして深刻な事態が想定されることになる。

 

21世紀の日本は、変わらねばならない。自主独立・スイスのような永世中立国による進路に舵を切る時期である。平和憲法を定着させる戦後80年でありたい。アメリカの属国から脱出する時を迎えている。日米安保というアメリカ的戦争路線に、血税を垂れ流す時代を、日本国民は許さない。

米国のみならず、各国と対等に行動する平和外交を貫徹する時代において、小泉父子の軸足は危うい。特に進次郎は、父親の政治力によって、ワシントンの日本操作機関(ジャパン・ハンドラーズ)の配下となった。安倍や岸田の「ワシントンのポチ」はもういらない。戦争に巻き込まれることは、日本国憲法9条(非戦)と20条(政教分離)、それに財政法4条によって100%禁じられている。ミーハー的人気の人物に政権を担当させると、深刻な事態を招来させるだろう。

 

安倍路線をひたすら称えることで、首相の座を射止めた菅には、政治信念も理念も枯渇してない。安倍を含め半島出身の政治屋による戦後政治で、見るべき成果を見つけることが出来ない。

安倍を政権につけた小泉の政治責任は重い。同じ愚を倅に任せていいわけがない。危険すぎる!

 

<政治家をマスクで判断すると危険>

新聞テレビも悪い。単なる人気投票で政治家を評価するような愚は避けなければならない。財閥の広報紙のような読売・産経言論に振り回される過ちは、もはや許されてはなるまい。

 

平和軍縮派の宇都宮徳馬の尻馬となるや、岸信介や児玉誉士夫、さらに大野伴睦、中曽根康弘、安倍晋三、岸田文雄に食らいついたナベツネという、言論を武器にした政権の黒幕の時代は、もはや過去のことである。

日本をミーハー的人気で囃し立てる言論は、危険極まりない。政治家らしい政治家は、マスク顔形で選んではならない。

 

<安倍晋三よりも危うい進次郎=背後はワシントンの子犬>

派閥記者として20年、自民党本部の隅から隅まで見聞してきたたった一人の凡人・反骨のジャーナリストとして言えることは、政治家らしい政治家がいないことである。永田町・国会に人物がいない。宇都宮のような信念(平和軍縮)をひけらかせる政治家が、自民党にはいない。悲しいことだが事実である。

 

言論界が、戦前のごろつきと手を組んで、メディアを牛耳った悪党に支配されている日本言論界を見ることは悲しいが、事実として証言しておきたい。仙人となって田舎に蟄居するしかないが、それでもブログという武器を手にした。

 

国家主義者の中曽根も、小泉のような靖国参拝派にはなれなかった。安倍のように口を開けば「改憲」ラッパを吹く悪党政治屋も過去にいなかった。

戦争準備のために、43兆円を閣議決定する愚かな政治屋は存在しなかった。そんな人物を見て見ぬふりをする腐った言論も、過去にはなかった。

憲法9条や20条、財政法を軽視する現在の日本を見聞きさせられるとは、全くの想定外である。

 

<反安倍の林芳正の公約=宏池会護憲リベラル?>

それでも自民党きっての名門派閥・宏池会にかすかな期待を抱いている。反安倍に徹して屈しなかった林芳正は、岸田ではない。彼の父親の義郎は、穏健な官僚政治家だった。右顧左眄しなかった。

淡々と隣国との友好外交を心掛けていた。彼は歴史認識と日本らしい日本外交について理解し、それを悠然と勧めていた。

芳正は、父親のいい性格を体現していると信じたい。

 

彼が宏池会の戦争しない護憲リベラルの後継者であるのかどうか?彼の公約にかすかな期待を、今も抱いている凡人ジャーナリストである。上川陽子は邪魔をしてはならない。核装備と戦争体制を構築した岸・安倍一族の硝煙を消すことが、正義の政治家と言論の使命である。

2024年8月23日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)

2024年8月22日 (木)

本澤二郎の「日本の風景」(5262)

本澤二郎の「日本の風景」(5262)

<秋祭り本番=政教分離違反浮上=靖国など民主憲法違反>

日本の国際化は道遠しか。現在も戦前の国家神道(現在の神社本庁)が政権与党を拘束し、昨今の43兆円の戦争準備もこれありで、不気味な印象を内外に与えている。しかも、天皇の戦争に命を捧げさせられた300万人を「英霊」という幻想でからめとる靖国神社を筆頭に、これからは秋本番の宗教行事の天王山ともいえる「秋の祭礼」が、神道信者によって全国津々浦々で繰り広げられ、自治会や地区の「公金」を奪い取って、他教団の反発を強めている。

 

日本国憲法の平和主義の核心は、非戦の9条と20条の信教の自由・政教分離。政府・自治体に死守義務を課している。「二度と戦争を起こさない」との歴史の教訓を踏まえた、完璧な平和主義原則で知られる。現実は、地方の有力者が氏子総代として「公金」をくすねる公序良俗違反行為が一般化しているようだ。

 

もはや21世紀の今日、祭礼にかこつけた「公金横領」や信者でない第三者を巻き込むことは許されない。政治改革の本丸としてメスを入れる時だ。安倍事件から統一教会が、最近では創価学会の隠れた集金が暴かれ、同時に神社神道にも主権者の厳しい目が向けられている。行政も司法も、もはや妥協は許されない。

 

<皇国史観の自民党神道政治連盟>

インターネット上で人気のYouTubeを開くと、自民党総裁選において、極右・日本会議の支持を受けている「極右の女」の報道が突出している。資金力と組織力の強さを誇示している。統一教会の支援が見て取れ、不気味な印象を与えている。

靖国の国家護持を狙う自民党神道政治連盟は、清和会の森喜朗が政権を担当すると、小泉純一郎・安倍の政治力で、戦前の「神の地位」という時代錯誤の叫び声をあげた。さすがに「天皇の神の国」という馬鹿げた発言に世論は反発し、森は退陣したが。代わった小泉は靖国参拝を繰り返し強行して、日中関係を破壊し、いま倅の進次郎も靖国参拝派の支持を取り付けようとして危ない。

 

自民党を根っこで支える神道カルト教団は、皇国史観に埋没した、いわゆるゾンビ勢力で知られる。

 

<祭礼支援と地鎮祭支援(でたらめ最高裁判決)>

日本には真っ当な官僚がいない。政治家もいない。法律家や裁判官もいない不思議な独裁国家で、民主主義の根幹が腐りかけている。

先日近所の空き地で、珍しい風景に出くわした。忘れかけていた地鎮祭である。炎天下に神主と家を建てる関係者数人が、白い紙を縄に貼り付けた奇妙な祭壇の前で汗をかいていた。

 

帰宅して法律家に政教分離裁判を聞くと、津地鎮祭訴訟最高裁判決を教えてくれた。案の定、司法は体制よりの不公正な判決をしていた。神社本庁を支援する自民党政府に最高裁は、歯が立たない。政府の任命を受けている判事が、違憲を判断できない情けない判決だ。日本の司法の不可解な判決にあきれ返ってしまった。

日本人の悪いところは、最高裁判決に挑戦する勇気ある法律家や政治家がいない。法律家とは呼べない輩が大半だ。

 

最近は京都の時代祭の自治会費をくすねる不法行為が法廷に持ち出されたが、双方が妥協して判決を逃れた。日本国憲法の大原則である、政教分離を公正に判決を下す勇気と正義の裁判官がいない。そうした中での43兆円訴訟の行方が、次なる注目点である。

昔は勇気と正義の自由法曹団が存在したが、いまは名前ばかりの団体と化して悲しい。

主権者は、自民党を支持していない。安倍銃撃事件と共に神道は衰退している。反対に、神社本庁は必死で秋祭りで挽回しようとしている。

宗教は自由である。信仰する自由と信仰しない自由を保障している。押しつけを厳禁している。

 

余談だが、韓国や中国では、二度と侵略されないために日本と違って侵略と植民地支配について、歴史教育がしっかりしている。家庭では親から子や孫に真実が伝えられている。むろん、映画やテレビでも。日本の右翼は「反日」と批判し、嫌っているが、日本の教育は近現代史を教えない。そこから摩擦が起きる。南京や盧溝橋、ハルビンを歩く日本人はいない。

 

靖国神社は戦争神社として現在も恐れられている。アジアだけではない。欧米諸国の人々も。神道カルトはいまだに戦争責任を果たしていない。

世は21世紀だ。日本国民も神道カルトから抜け出す時である。特に法律家・最高裁の無責任な判決が、隣国との関係の火種となっている。由々しきことである。

2024年8月22日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)

 

国家神道=逃げる神社本庁の戦争責任

京都三大祭りの一つ、時代祭の行列参加を巡り、費用の一部を自治会費から積み立てていた自治連合会の一つに対し、住民の一人が「信教の自由」を掲げ、支出の差し止めを求める訴訟を起こした。

 

津地鎮祭訴訟の最高裁の逃げる判決

 一、憲法の政教分離原則は、国家が宗教的に中立であることを要求するものではあるが、国家が宗教とのかかわり合いをもつことを全く許さないとするものではなく、宗教とのかかわり合いをもたらす行為目的及び効果にかんがみ、そのかかわり合いがわが国の社会的・文化的諸条件に照らし信教の自由の保障の確保という制度の根本目的との関係で相当とされる限度を超えるものと認められる場合にこれを許さないとするものである。

二、憲法二〇条三項にいう宗教的活動とは、国及びその機関の活動で宗教とのかかわり合いをもつすべての行為を指すものではなく、当該行為の目的が宗教的意義をもち、その効果が宗教に対する援助、助長、促進又は圧迫、干渉等になるような行為をいう。

三、市が主催し神式に則り挙行された市体育館の起工式は、宗教とかかわり合いをもつものであることを否定することはできないが、その目的が建築着工に際し土地の平安堅固、工事の無事安全を願い、社会の一般的慣習に従つた儀礼を行うという専ら世俗的なものと認められ、その効果が神道を援助、助長、促進し又は他の宗教に圧迫、干渉を加えるものとは認められない判示の事情のもとにおいては、憲法二〇条三項にいう宗教的活動にあたらない。

2024年8月21日 (水)

本澤二郎の「日本の風景」(5261)

本澤二郎の「日本の風景」(5261)

<立憲民主党の第二自民党化=野田佳彦訪台で裏付け>

意外なことが起きるものである。野田佳彦の台湾訪問!彼は立憲民主党の元首相だ。国民を騙して消費税を引き上げた悪党政治屋で知られる。気が付いたら立民の台湾派のボスだった。自民党極右の三文作家・石原慎太郎と連携して、日中間で棚上げしてきた尖閣諸島を国有化した張本人だ。1972年の日中正常化を壊してきた反共派だった。

今回は元首相という立場と、立憲民主党台湾派を代表して台北を訪問した。ありえない「台湾有事」を、日本の野党からも塩を送るという。安倍晋三やA級戦犯勢力の岸信介を大喜びさせている。

 

立民は、維新同様に第二自民党に格下げした格好である。台北の主も驚いて歓迎することになる。たとえ北京の経済が混乱の渦中にあるからとはいえ、いかにも反共主義者・改憲軍拡派として、第二の政治屋として生き残りを図ろうとする野田を信用できない。

 

<松下幸之助の政経塾は神道民族主義の改憲軍拡派>

松下幸之助が70億円をはたいて発足させた、いわくつきの「松下政経塾」の野望を見せつけているようでもある。

塾が誕生したころの国民は「丁稚棒から叩き上げたナショナル」に太鼓をたたいた。筆者もそんな仲間だったが、その後に戦前の神道民族主義をたたき込んでいる事実に唖然としてしまった。

現に自民党の松下政経塾の議員も、安倍側近として台頭してきている。金に恵まれた反共右翼勢力である。今どきの反共右翼に時代錯誤を禁じ得ない。

立民のルーツは、中道かやや左の勢力のはずだったが、自民党がA級戦犯勢力の岸の後継者・安倍晋三に乗っ取られると、俄然、自民党化して恥じない。自民党の腐敗政治を追及する力不足は否めない。国民のために奉仕する政治力が、決定的に不足している。

したがって、今の岸田・自民党と共に支持率を低下させている。

 

<枝野幸男は神社参拝で失墜、野田は安倍晋三と同じムジナ>

今回再び代表戦に出る枝野幸男と比較しても、格下である。松下の金と宣伝力で這い上がってきたような、偏狭なナショナリストであろう。国会で安倍の弔辞をよんで右翼から評価され、それを踏み台にし、引退もしない権力亡者か。消費税で騙された国民の目は厳しい。安倍と同じ半島出身者なのか。売国奴でないことを祈りたい。

はっきり言わせてもらうと、安倍と同じ穴の狢である。今回の台湾訪問も安倍政治の踏襲でみっともよくない。台湾有事を煽り立てる自民党の安倍一派でしかない。石破茂レベルか。

 

枝野は党代表の時、神社参拝に熱を上げていた事実を知って驚いた。確かに財閥や民間人に神道信者(氏子)は存在する。公人でなければ自由である。国会議員の神社参拝は、政教分離違反である。

歴史認識が危うい証拠だ。朝鮮半島や大陸の人たちの神道批判は、当たり前のように厳しい。

 

<43兆円批判を聞かない憲法違反政党・立民の危うさ=覇権・破憲勢力は民主主義政党ではない>

戦争準備に43兆円!国民が負担する。これを閣議決定で強行したことに、核武装論者の麻生太郎までが驚いて評価している。「武器弾薬に43兆円」にワシントンと財閥が狂喜している。

非戦国家・9条国家が許容できるものではない。これに立憲民主党が阻止した、という話しを聞かない。

新聞テレビも沈黙している。台湾有事を喧伝した安倍の悪政に沈黙している。これも恐ろしい。

第二の天皇制国家主義に愕然とするばかりだ。日本国民の覚醒が不可欠である。

2024年8月21日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)

 

https://youtu.be/EiEALt2vDLE

2024年8月20日 (火)

本澤二郎の「日本の風景」(5260)

本澤二郎の「日本の風景」(5260)

<憎い戦争に押しつぶされた幼馴染「車屋のみっちゃん」>

初めて書く。幼馴染のみっちゃん。幼稚園などなかった敗戦後の貧しい時代に、ほぼ同時期に生まれた。確か庭に亡父の石柱が建っていた。4歳か5歳のころから、いつも一緒だった。自宅には机や絵本の一冊もなかった。およそ「勉強」などという贅沢な環境は、何一つなかった。

僕はそのころから山道を歩いて、母の実家に通い出した。祖父や義理の姉弟が大事にしてくれた。

口数の少ない祖父は、たまに風呂上がりに「どぶろく」をのませてくれた。祖母は放し飼いの鶏が産んでくれる卵に、庭先のネギを刻んで醤油をかけて、当時としては最高の贅沢な食べ物を孫に用意してくれた。みっちゃんの母親の実家はどうだったか?

 

僕の幸運は、父が無事に水戸の海軍航空基地の整備兵を生き延びて、帰還してくれたことだった。それを当たり前に受け止めて育った。しかし、幼馴染のみっちゃんの父は、恐ろしくも憎らしい戦場に有無を言わせずに狩り出され、二つとない命を奪われていた。これほどの悲劇があるだろうか。愚か者は最近になるまで、その悲しい人生を知ろうとしなかった。

 

みっちゃんが亡くなってもう20年が経つ。美人の姉がいた。鉄道員と一緒になったが、なぜか別れた。みっちゃんの長女がうちの長男春樹と馬来田小学校の同級生だった。みっちゃんの弟が、千葉市で「みどり寿司」を経営していることを長男が知って連絡をくれた。僕の母とみっちゃんの母とは親しい間柄だった。

 

屋号は「車屋」、車屋のみっちゃんとの懐かしい思い出がある。新聞配達である。中学一年のときにみっちゃんらと草野球をしていた。そこに親類のSさんがやってきた。新興の「産経新聞」の販売店を始めたらしく、その配達を頼まれた。生活苦の子供は、少しでも親を助けたいとの気持ちがある。Sさんの依頼に即答した。二人でわずか30部の新聞を配達するのである。すこし早起きすれば済むことだ。30分もあればできる。

 

今思えばぞっとするのだが、30部を二人で半分にすると、たったの15部。配達料金もたかがしれている。それでも二人は飛びついた。「親に孝行」である。一度忘れられない、つらい経験がある。新聞配達は休むことが出来ない。どんなにつらくても休めない。

真冬に風邪をひいた。こじらせて扁桃腺をひどく悪化させた。当時はマスクもなかった。冷たい空気が、喉を悪化させるが、それでも休めない。病院にも行ける余裕はなかった。

冬の早朝は暗い。「車屋」の前の坂道に自転車を止めて、口笛を吹く。かまどでは母親が火を起こして、息子の小さな仕事始めの準備を始めていた。今思うと親のありがたさと、無辜の家族の精神と生活を狂わせた戦争に怒りを覚える。

史実を知るにつれて、昭和天皇ヒロヒトを神とあがめ、将来ある若者を戦場へと狩り出したカルト教団・靖国神社の恐ろしさに驚愕する。この幻想の世界に、今も引きずっている一部の極右の政治屋と新聞人の存在に反吐が出る。

 

<思い出の新聞配達>

車屋のみっちゃんは、中学校を卒業すると、確か東京・立川市の経師屋のおじさんのもとで修行した。おそらく父の兄弟だったのかもしれない。ぼくも1年遅れて東京・大田区下丸子の北辰電機に就職した。

艦船の羅針盤製造メーカーの建物には、米軍機の銃弾の跡が残っていた。50人の入社仲間の多くが夜間高校に通っていた。僕は斎藤先生が進めてくれた千葉高の通信部をやめて、翌年都立大学付属校の夜間部に代えた。

 

新聞配達で貯めた500円を何に使ったのか。思い出すと、これも悲しい。ハーモニカを買った。そのあと木更津市内の映画館に入って、その時点で一番の宝物となったハーモニカを落としてしまった。警察に飛び込んで被害届を出すという知恵もなかった。

 

小学生当時の思い出は、母と車屋のみっちゃんの「おっかさん」らと山に芝刈りならぬ木こりの真似をして、枯れ木を背負って小一時間歩いて家に帰るという作業も、当時の田舎では珍しくなかった。

縄をなったり、炭焼きの袋を編んだりするのも子供の仕事だった。それでも両親がいたことで、生きてこれた。

だが、車屋のみっちゃんは、働き手の父を、天皇の軍隊として命を奪われて育った。戦争に押しつぶされた人生だった。そうしたなかで末っ子のまさゆき君(正幸?)は、千葉市で「みどり寿司」を開花させていた。さっそく妹の恵子(千葉市星久喜)にも声をかけた。

 

傲慢にも、みっちゃんの弟のみどり寿司店に行って昔話をしてみたいという希望が湧いてきた!中央大学法学部の橋本公旦教授の「憲法言論」授業で、戦争しない日本、日本政府による戦争を禁じた9条を学んだ時を思い出す。涙が出るほどうれしかった憲法人間が、護憲リベラルの宏池会派閥に共感を抱き続けて当然だった。それを岸田文雄が破った。読売・産経の「改憲軍拡」言論は論外である。

ちなみに茅野村の松本英子は、敗戦20年前に米国で、戦争をしない、できない国造りである「非戦論」を高らかに叫んだ日本の英雄である。日本人の平和主義は、宇都宮徳馬が言うようにいい加減なものではない。

2024年8月20日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)

 

時計 名もなき人々の戦争 |プライムビデオ (amazon.co.jp)ǐ

https://youtu.be/EiEALt2vDLE

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2024年8月19日 (月)

本澤二郎の「日本の風景」(5259)

本澤二郎の「日本の風景」(5259)

<自民総裁選=ただ一人の反安倍候補は官房長官の林芳正>

低すぎる内閣の支持率は、首相の岸田文雄が退陣を表明しても変わらない。彼が辞めるといったとたん、11人もの沈黙の政治屋が、我も我もと声を上げ始めた。名前も出自も不明なものもいれば、ワシントンの調教師に飼いならされた若者も出ると言い出した。問題のコロナワクチンで大金を懐に入れたと見られている人物も「出る」というのだ。相変わらずの極右の女も。極右の神道・日本会議がエンジンをかけてくれたらしい。

 

日本を駄目にした極右・清和会に忠誠をつくし、沈黙していた政治屋の乱立に声も出ない。財閥や株屋の目に留まるものもいるだろうが、清和会の象徴である安倍晋三と対決してきた正真正銘の反安倍候補の林芳正に、どれくらいの票が集まるのか。

岸田の言う再生自民党の中身は、長州のA級戦犯勢力の岸信介や笹川良一に屈しない護憲リベラル派、戦争を二度と許さない真っ当な政治家らしい政治家が自民党の主導権を握ることが出来るかどうか。この一点に、死の商人を許容しない多数国民の関心が集まっている。相変わらずの第二、第三の安倍・岸田を選ぶことになると、この国の前途は真っ暗闇となろう。

 

<10人の候補は好戦派ばかりで地獄への危機到来>

森喜朗・小泉純一郎・安倍と安倍の仲間の麻生太郎による悪政で、この国は沈んでしまった。

それでも清和会の悪政に追随する言論界は、読売の改憲軍拡言論と産経の反共言論が主導し、インターネットの世界でも幅を利かせている。従って清和会の悪政の数々を総括するという任務を果たしていない。それどころか「安倍の女」などと酷評されている人物を起用するテレビなどが、昨日も飛び出して総裁候補について何やらささやいていた。

 

いうところのジャーナリズムの死が、それでも清和会政治の共犯者として、国民に誤れる情報を流している。日本新聞協会・日本記者クラブの衰退は、戦争犯罪人のA級戦犯勢力の岸と同調している、このことに尽きる。恐ろしい軍靴も43兆円もそこから発生して、日本国憲法を蹂躙している。

 

歴史の教訓を守らない政治屋は、現在も未来も盲目である。岸田後継を狙う輩は、政治家と言えない。

 

<日本沈没政権は清和会の森・小泉・安倍+菅+麻生+岸田>

何度でも繰り返す必要がある。筆者しかまともな記事を書くジャーナリストが存在しないゆえに繰り返す。

NATOは軍事同盟であって、地球に平和をもたらす国際組織ではない。現にロシア・ウクライナ戦争の片棒を担いで、殺し合いの主体となってるではないか。その一翼に岸田ははまり込んで、はしゃいでいる。狂ったオオカミのようだ。日本国憲法とは真逆である。43兆円という途方もない戦争準備に麻生のみならず、全ての自民党と公明党が賛同し、これに真っ向からNOと叫ぶ政治家が一人もいない。今の日本の政府・議会・司法は狂ってしまっている。

安倍の犯罪を処理してきた菅義偉が自民党総裁選のカギを担っている?反吐が出る。平和の文字が消えてしまった日本ではないのか。

https://youtu.be/EiEALt2vDLE

<アベノミクスで財閥・株屋は暴利=国民は円安物価高で疲弊>

日本は戦争をさせないために憲法と財政法で強力なカンヌキをかけてきた。これを取っ払ったのがアベノミクス。空前絶後の金融緩和で、円を刷りまくってきた。黒田に今の植田和夫である。

超円安によって、その暴利はすべて財閥と株屋に集中した。反対に国民は途方もない物価高で泣いてきた。今も、である。本来は1ドル80円。いまは外国にも行けない哀れすぎる日本に沈没させた主犯が、長州の政治屋・安倍晋三とその仲間である。

彼は60兆円も外国にばらまいて、中国包囲網を構築した。林に言いたい。政府の内部情報でアベノミクスを総括する責任があろう。無能な野党議員でいいのか。

ネットを開くと、円高という文字が躍っている。ふざけるな!円はちっとも高くなっていない。どうする植田よ!日本銀行は「物価の番人」である。「通貨の安定」が日本政府・財務相の責任である。

 

自民党は覚醒しない。野党も覚醒しない。相変わらず地獄へと突っ込んでいる。その先導役が日本の言論界である。国税庁は渡辺恒雄の資産に対して、正確な課税をしていないと国民は怒っている。むろん、笹川ギャンブル財団にも。河野太郎よ、国民を牢獄に入れる勿れ、やくざ暴力団のような博徒に追い込む勿れ、である。

2024年8月19日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)

 

朗報!東京新聞550万円で新築住宅

水回りを完備する2人暮らし用の50平方メートルの平屋で、本体価格は550万円。組み立てに1日8時間かけた場合、6日間で完成する計算だ。数千万円かかる通常の新築住宅に比べ、工期が短く安価に建設できる。壁の空洞部分にコンクリートを流して固めるため、強度も十分だという。

 

毎日新聞原発核燃料は10万年!

原発の使用済み核燃料には10万年の隔離が必要とされる高レベル放射性廃棄物が含まれていて、国土が広い米国でも最終の処分地が決まらない。

2024年8月18日 (日)

本澤二郎の「日本の風景」(5258)

本澤二郎の「日本の風景」(5258)

<房総半島にやくざ暴力団に屈しない小沢一郎側近出馬!>

8月13日午後、わが埴生の宿の玄関に二人の人物が姿を見せた。秋の総選挙に出馬予定の立憲民主党の期待の星だ。以前、袖ヶ浦市の御園豊が自宅に案内した人物。

たまたま息子たちと宴会をしていたので対応することが出来なかったが、彼らは一枚のチラシをくれた。昨日の8月17日に映画「テレビ・沈黙」の木更津上映会と小西洋之・樋高剛・杉尾秀哉の討論会の案内だった。

残念ながら予定が入っていたことと、昔のように足腰が自由ではない。木更津市の住民でありながら、地理に不案内ときている。房総半島のやくざ暴力団の巣であることを、袖ヶ浦市の知り合いに案内されるまで気付かなかった仙人?

 

中選挙区制が廃止され、小選挙区制に改悪されると、特に千葉12区は、やくざ暴力団の巣に変質してしまった。やくざ暴力団の殺人事件(木更津レイプ殺人)を2014年以来追及し、そこで確実に判明したことは、木更津署と千葉県警がやくざとグルになっているという重大疑惑に気付いたばかりだ。

 

元水田三喜男の木更津後援会長から「木更津市はハマダ市になってしまった」と衝撃的な証言を聞いてまだ半年である。

正義の勇敢な人物との初対面で、凡人ジャーナリストは「防弾チョッキを着て選挙戦を戦えるか」と、覚悟を聞いた。彼は明快に「やります」。以来、彼の情報をネットで伝えるように努力してきた。知名度は大分上がった。

樋高剛が小沢一郎側近であることも分かった。これなら「やくざ系代議士を撃沈できる」と直感した。

 

<やくざ代議士撃墜に防弾チョッキの樋高剛(ひだかたけし)が房総半島の大掃除公約>

思い出すと今から5、60年前になる。福田赳夫側近の田中龍夫の事務所に飛び入りした際、大物金庫番秘書から「なぜ千葉三区の有権者はやくざを当選させるのか」と詰問され、答えることが出来なかった。以後は永田町で「木更津市」出身を口にしないように心掛けた。

秦野章元警視総監や渡辺一太郎元県警本部長(参院議員)からやくざ代議士の正体を聞かされ、事務所には一度しか入っていない。森美秀代議士からもさんざん冷やかされた。千葉三郎事務所では、やくざ暴力団の怖い選挙を教えられた。

 

宇都宮徳馬の世話になった読売の渡辺恒雄はというと、彼は違った。こともあろうに戦後右翼暴力団のドン・児玉誉士夫の門をたたいて、その力を武器にして出世した。新聞を改憲新聞に変質させた実力者?同じ新聞記者でも、出世するためには、中村格のように倫理道徳は無縁なのか。ちなみにやくざ代議士も、児玉の書生をしたとされる。

 

勇敢な樋高が房総半島の大掃除を公約してることに筆者のみならず、元水田秘書(その後に池田淳・水野清秘書)の御園豊も高く評価している。彼もまた「やくざ暴力団追放国民会議」の有力メンバーとして、やくざに屈するような市民運動を支援し、無様な公務員を監視し、目下、注目を集めている。足元の水銀と核汚染ごみ汚染事件が、彼を勇敢にさせている。樋高もその先頭に立って、房総半島を「安心安全にする」と公約して、決死の闘いの駒を進めている。これはすごい、素晴らしいことである。

 

<君津市産廃場問題・袖ヶ浦市水銀汚染・核汚染ごみ小櫃川水道汚染解決公約に50万人市民の期待>

問題のPFAS一つ見ても日本列島の水は汚染して、人間の命の水は危うい。君津郡市50万人の水がめの小櫃川の汚染は、君津市の巨大な産廃場を知れば、誰もが納得する。

小櫃川には、袖ヶ浦市の水銀や核汚染ごみも合流して危険極まりない。役所はしかし、監視をほとんどしていないことから、住民のストレスはたまったままだ。

その土壌には、やくざ暴力団が逆監視していることが判明してきた。警察も千葉県・袖ヶ浦市なども動かない。政党も動かない。せめて共産党が動くと信じてきた市民運動家は、大変な衝撃を受けている。

「共産党も公明党も動かない」ことについて御園も悲鳴を上げている。50万市民が樋高に期待をかける事情がある。

 

<「小櫃川の水を守る会」「陣場台核汚染ごみ・水銀汚染対策委員会」支援=元水田派・森派・中村派・千葉派の支援拡大へ>

房総半島の市民運動は、小櫃川の水を守る会が地元の教師らの働きかけなどで産声を上げた。東洋一の産廃場に埋設される有害物資のみならず、311東電フクシマの核汚染ごみのうち、栃木県宇都宮市に降り注いだ膨大な量も埋め立てられている。小櫃川の水道水は、100%汚染されている。しかも、君津・木更津・富津・袖ケ浦市のみならず、市原市や千葉市でも利用されている。

有毒汚染水を飲まされている房総半島の住民の健康被害が懸念されている。袖ヶ浦市陣場台の核汚染ごみの周囲13戸の家庭から10戸でがん患者が出ている。既に3人が肺がんで亡くなっているが、市は因果関係がはっきりしないと開き直って住民検査をしない。

地元住民の怒りは、じわじわと強まっている。

房総半島は中選挙区時代、反やくざの伝統が自民党内でも徹底していた。旧水田派・中村派・森派・千葉派の流れをくむ住民は、その後は無党派になる住民が多かったが、樋高登場で変化が起きてきている。

房総半島出身の青木愛の応援団も少なくない。樋高の宣伝ポスターも目立って増えている。

 

<腐った創価学会と警察機能の健全化が急務の君津郡市>

問題のカギは、公明党創価学会の動向である。案の定、池田大作死去による内部混乱が起きている。従来通り問題候補を推薦するのかどうか。

真っ当な学会員は以前から専門家の間で指摘していたが、信者の大半は投票してきた。これが秋の総選挙でどうなるのか。

やくざ暴力団と学会のつながりは、以前から存在した。「木更津レイプ殺人事件」の犯人・浜名は、れっきとしたやくざ暴力団・入れ墨の3本指で知られている。

 

千葉県警・木更津署が事件のもみ消しをしたと見られているが、そうはさせない。証拠はたくさんあるのだから。創価学会の対応と千葉県の警察機能の行方とも関係している。

 

<やくざ暴力団追放国民会議も推薦>

筆者らが推進しているやくざ暴力団追放国民会議は、次期総選挙では樋高支援に積極的である。民主主義の健全な機能を発揮するためには、やくざ暴力団を追放することが大前提である。

相手が自民党国対資金を無尽蔵に使って、大掛かりな金権選挙を仕掛けてくることは判り切っているが、それゆえに真正面から対抗して叩き潰すことを県民・首都圏民に呼び掛けたい。主権者の責任である。怯んではならない。創価学会監視も大事だ。

東京では、岸田文雄を操った木原誠二を落選させる市民運動が浮上するだろう。千葉県でもやくざ代議士の倅の落選運動を全面的に実行したい。やくざ暴力団追放国民会議の使命でもあろう。

2024年8月18日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)

 

https://x.com/62tFp/status/1824342871262236850

 

なぜか日本の女性政治屋は右翼大好き!

関東大震災時の虐殺犠牲者を含む朝鮮人の追悼式典に、小池百合子・東京都知事が今年も追悼文を送らないことが分かった。就任翌年の2017年から8年連続となる。式典主催者は今月、追悼文送付を要請していた。

2024年8月17日 (土)

本澤二郎の「日本の風景」(5257)

本澤二郎の「日本の風景」(5257)

<国際社会から嫌われる戦争神社=木原防衛相靖国参拝NO=政教分離は近代国家・世界の常識>

政権を担当する自民党のカルト教団・靖国参拝派に対して、国際社会が警戒を強めている。自衛隊の大規模な靖国参拝に次いで、防衛省のトップである木原稔の8・15参拝を、世界の外交を監視する米国務省が深刻な懸念を示していたことが明らかとなった。歴史の教訓を無視する極右の象徴である靖国神社に参拝した防衛相に国際社会が警戒した政治的意味は大きい。

 

朝日新聞は、戦前回帰する自民党右翼片肺政権に配慮してか、慎重な表現を用いて報じたが、南北朝鮮や中国ロシアのみならず、極右台頭に揺れる欧州諸国も79年前を忘れていない。日本のヒトラー化を警戒している。岸田文雄首相のNATO化も効果はない。

 

赤紙一枚で命を捨てるという世にも恐ろしい宗教カルトの存在を、世界は記憶している。筆者を含め日本国民は、それでも特攻兵の中に「反靖国」の健全な若者が存在した(毎日報道)ことに驚きをもって受け止めた。2024年の8・15を特別な思いで見つめなおしている日本国民は、決して少なくないだろう。戦争は宗教カルトの存在無くして起きない。現在のロシアやイスラエルもしかりだ。79年前だけではない。中世のローマ時代の争いでも、「神々」というカルト教に人間は左右されていた。国際社会は靖国カルトを容認しない。

 

<43兆円に満足する米国=金の切れ目は縁の切れ目>

いまのアメリカは、米ソ冷戦期の経済大国ではない。日本と同様に政府の株価操作に一喜一憂している。同盟国・日本の役割は、アメリカの「財布」でしかない。

43兆円がいかに途方もない金額であるかを、バイデン大統領も日本駐在の米国大使も浮かれ切っている。1億2000万人の血税がそこに注がれる。しかも、国会での議論もなく、政府の閣議決定で処理し、その巨額の負債は日本国民が数百年かけて背負っていく43兆円である。共産党も反対していない?

 

言論界も議会も沈黙している。日本国民の生存権を奪う暴挙に、沈黙する日本の政府・議会・司法だ。狂気の日本の権力組織に怒りを通り越している識者は少なくないはずだが、そうした輩も行動しようとしていない。老いて立ち上がれないという肉体的理由と、後世を生きる者たちに対する熱い思いがあるようで、実は口先だけで実際はないためであろう。

 

せめて一人ぐらい議会内に存在してもいいのだが、それもいない。沈没する国の民も公人も本当に弱い。恥じさえも忘却してしまっている。

 

言えることは、ワシントンは43兆円に対して、日本政府の靖国参拝に「懸念」を示す程度でNOと名言できない。金の切れ目は縁の切れ目という。天文学的な財政破綻国が、こんなことをいつまで続けられるだろうか。その前に戦争が?

 

<歴史の教訓を学ばない極右化した自民党は警戒>

公明党は創価学会という宗教カルトの政教一致政党である。同じく自民党は戦前の国家神道そのものの、現在は「神社本庁」と名前を変えた神道宗教カルトの祭政一致政党である。

 

政府自治体の行事の土台は、すべからく神道・神主なる輩が主導している。まさに漫画のような天皇制国家主義政治が、敗戦79年においても実施されている日本政府なのか。好戦的カルト宗教に懐柔された自民党極右政府は、憲法の政教分離原則に違反して、健全に機能していない。軍靴の足音は確実に近づいてきている。

 

<平和を約束する政教分離は不可欠>

カルト教なくして戦争は起きない。靖国参拝は戦争を約束するだろう。悲しい日本の現実である。刀剣を祀る神道の靖国神社は、歴代の内閣総理大臣を拘束している異様なカルト教である。鳩山由紀夫は理解しているかもしれない。福田康夫も。

 

憲法は個人の宗教的自由を保障しているが、公的な関わりを禁じている近代法である。岸田は参拝しなかった。実際は出来なかったが、木原が代行したようなものである。

米国の要人は、当たり前のように靖国参拝をしない。出来ない。彼らは靖国を回避して、千鳥ヶ淵の粗末な無宗教施設に行く。近代国家は皆そうしている。靖国の公人参拝は、憲法と近代法が禁じている。国際常識だ。靖国参拝派を自民党総裁に選ぶことは、憲法に違反するもので許されない。

 

政教分離を貫徹する日本政府こそが近代国家。今は違う。日本の法治主義がいい加減なことも理解できるだろう。堂々と国際社会において、認知される日本にする責任が日本国民と政治家にある。政教分離は平和に生きるための一里塚なのだ。

2024年8月17日記(政治評論家)

 

ワシントンは靖国参拝NO!理由は戦争神社

(朝日)木原稔防衛相が「終戦の日」の15日に靖国神社に参拝したことについて、米国務省の報道担当者は同日、「後ろ向きに見える」とし、日韓関係への影響に懸念を示した。バイデン大統領は、岸田文雄首相の退任表明を受けた声明で、日韓関係を改善させたことを称賛したばかりだった。

2024年8月16日 (金)

本澤二郎の「日本の風景」(5256)

本澤二郎の「日本の風景」(5256)

<ついに見つけた!毎日新聞の反靖国の良心>

名優ジャック・ニコルソンの「ウルフ」を見た後、パソコンに向かっている。もう30年以上前の作品という。オオカミに手首を噛まれた男が「ウルフ人間」に変身して、ありえない物議を次々とかもしていくという筋書で、それをハリウッド演技派の第一人者が見事にこなして映画好きを満足させる。

 

ありえないことを、あたかもありうるように人を信じ込ませる?これが宗教、狂信的なカルト教団の手口である。79年前の日本の国家神道が、日本人を幼児期から、ありえないことを叩き込むことで、侵略戦争の先兵となった「ヒロヒトの軍隊」が誕生。「神風が吹く」という子供じみた演出は、幼いころから家庭・地域すべての環境下で信じ込ませて「死んだら靖国神社の英霊として祀られる」という、全くありえない物語を日本人に信じ込ませた。

 

宗教の恐怖は、安倍晋三の死後、統一教会や創価学会などカルト教団の正体があぶりだされて大分変った。ただし、神社神道については依然、藪の中に潜んでいて悲しい。国家神道は、現在の「神社本庁」に名称は変わったが中身は同じだ。国の力でつくった無数の中身のない神社を地域に建設し、現在も、人々から金だけでなく祭礼に動員している。政府機関や地方自治体、財閥信仰にもその影響力を与えている。自衛隊も79年前の日本兵に変質していることが分かってきた。日本民主化を阻止するカルト教団でしかないが、近年は日本会議などを立ち上げて、右翼団体の一角を占めて不気味だ。

 

この非現実的な信仰を、現在も90人ほどの国民の代表が、昨日も靖国参拝して見せてくれた。閣僚の仲間もいた。これら極右の面々は、それを選挙の票だけでなく、戦前の極右思想とも結びつけていて怪しい。日本の民主化は道遠しか。

 

しかし、79年前にもこうした子供じみた物語を敢然と拒否した勇敢な日本兵がいた。毎日新聞が見つけ出して報道してくれた。感謝したい気分である。

 

<「靖国に行かない」と妹に語った上原良司特攻兵に脱帽>

死地に向かう特攻兵が「死んでも靖国に行かない」と言い残して死んでいった。特攻兵の妹に取材して明らかになった。毎日新聞の特ダネだ。上原良司特攻兵である。勇敢というよりも痛々しい。

 

ありえない宗教的物語を記事にできなかった日本に、ようやく夜明けが来るのかどうか。不思議な日本の秘密も少しずつ明かされていく。いいことであるが、それにしても79年も書けなかった日本の新聞に腹が立つ。言論の自由は憲法が保障している。それでも記事にしなかった新聞テレビは、深刻に猛省すべきであろう。

 

<合理主義や科学的価値判断が新聞人に不可欠>

「特別攻撃隊」!80年前の1944年10月、日本軍は爆弾を積んだ戦闘機ごと敵艦船に体当たりするという、世界に前例のない世にも恐ろしい戦法を採用した。「天皇の軍隊」という神がかりの軍隊と神がかりの神道信仰が編み出した奇策戦術であろうが、100%死んで来いと言われ、そうしますてそうしまといって爆弾ごと戦闘機もろとも爆死する。およそ4000人がそうして死んだ。これを編み出した人物は、人間ではない。死者の無念を考えると、これを先導したであろう「ヒロヒト」の戦争責任は、計り知れないものがある、と誰もが筆をそろえるだろう。

 

そんな輩を敗戦後も生かして、日本支配を強行した米国中心の占領軍にも悪魔がいた証拠だろう。日本国憲法はすごい憲法だが、天皇制の項目に対して、怒りを覚える法律家の存在を知ったばかりだが、いわれると同意できるだろう。

 

迷信などありえない事柄に対して、合理主義や科学的価値観で記事を書く言論人の育成が急務だと叫びたい。

 

<ジャーナリストの覚醒次第で日本再生も>

思うに社会経済政治も、正義を貫徹する言論の存在が、議会や政府、司法を改善してゆく。改革も。その点で改憲軍拡を政府に強要する読売新聞は、まともな言論ではない。直ちに止めるべきだろう。改憲軍拡は憲法違反だ。読売言論の動向は、全ての言論人の改革の課題でなければなるまい。筆者一人では、あまりにも情けない。日本再生はジャーナリズム次第だ。

 

ジャーナリズムが健全でなければ、民主主義は健全に機能しないものである。

2024年8月16日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)

 

立派な毎日新聞記事

 第二次世界大戦下、今から80年前の1944年10月、日本軍は爆弾を搭載した航空機ごと搭乗員が敵艦などに体当たりする特別攻撃隊=特攻を始めた。45年8月の敗戦までの10カ月間でおよそ4000人が命を落とした。その特攻隊員の中で、最も知られている1人が上原良司さんだろう。戦没者の遺稿集「きけ わだつみのこえ」に「明日は自由主義者が一人この世から去って行きます。彼の後姿は淋(さび)しいですが、心中満足で一杯です」などと記した遺書が掲載され、読み継がれてきた。だが、良司さんが家族に「死んでも靖国には行かない」と話していたことや、良司さんを含む3兄弟が戦死していたことはあまり知られていない。5人きょうだいの末っ子で次女の登志江さん(94)に、「上原家の戦争」を振り返ってもらった。【栗原俊雄】

良司さんは出撃前夜、陸軍報道班員として知覧にいた高木俊朗の求めに応じ、原稿用紙7枚に「所感」を書き残した。

 「権力主義全体主義の国家は一時的に隆盛であろうとも必ずや最後には敗れることは明白な事実です」とし、さらに日本の同盟国だったドイツ、イタリアがすでに敗北している事実を引き、「権力主義国家は土台石の壊れた建築物の如(ごと)く次から次へと滅亡しつつあります」とした。「日本必敗」を予言しながら「心中満足で一杯です」と結び特攻に飛び立つこの遺書は、これからも読み継がれていくだろう。

 特攻で命を落とした兵士達は「英霊」とたたえられることがある。「若者たちが、家族や国のために命をささげた」などといった美談にされるむきもある。登志江さんは「そういうふうになってほしくないですね」と言う。他方、「新しい戦争」が現実味を増し、政府は備えを進めている。

極右3人組靖国参拝

自民党の木原稔防衛相、新藤義孝経済再生担当相、高市早苗経済安全保障担当相は終戦記念日の15日午前、東京・九段北の靖国神社を参拝した。岸田文雄首相は例年と同様に、自民党総裁として代理人を通じて私費で玉串料を納めた。参拝は見送る見通しだ。

2024年8月15日 (木)

本澤二郎の「日本の風景」(5255)

本澤二郎の「日本の風景」(5255)

<岸田文雄の小賢しい狂い過ぎた大義なしの退陣表明>

「A級戦犯勢力の岸・安倍路線」を踏襲・強行した岸田が、突然、任期満了の9月で退陣すると敗戦記念日の前日に表明して、自民党内を驚かせた。何かが変わるのか、起きるのか?何も変わらない。看板を変えても極右化した自民党、戦争準備に突進する財閥好みの自公体制は変わらない。

 

岸田は、堂々と国民に信を問う勇気がなかった。いわんや野党に政権を投げ出すことも。ワシントンの盟友・ジョーに自らも従った。直前に知らせてもいた。小賢しい「肩書き欲しさ」の信念のない世襲政治屋に過ぎなかった。

 

<43兆円の戦争準備と全国民博徒化と完璧な監視社会>

彼の言う政治屋の意地とは、倅が傷つくことを回避することだけだった!ヒロシマという歴史的な地の利さえ生かせなかった。それどころか真逆の、43兆円の戦争準備をワシントンに発信し、バイデンを感動させて、それに酔って幕引きをした史上最悪の為政者に終始した。

戦争準備と完璧な管理・監視社会を構築するという戦争体制構築を突き出させる内閣だった。日本経済対策は、アベノミクスをなぞるかのような株ギャンブルを全国民に押し付けるだけだった。判断力ゼロの岸田だった。

 

報道によると、決断のタイミングを記者団に問われると、外交・内政の懸案に一定のメドをつける必要があったと答え、「今後の方向性をしっかり示す。これだけはやった上で不出馬表明をしたいと強く思ってきた。政治家の意地だ」と強調した。

 

<護憲リベラルの宏池会理念をどぶに捨て自民党極右化に貢献>

自民党の長期政権の理由は、権力維持のために戦前派の岸信介の右翼勢力と、戦後派の吉田茂自由党が合同することで、双方の均衡を図りながらかじ取りすることで国民の支持を得てきた。それが森喜朗・小泉純一郎・安倍晋三という極右・清和会が政権のたらい回しをする中で、完璧ともいえる形で右翼片肺内閣が存続、岸田も宏池会の護憲リベラル派の政治理想を放棄する、安倍に背乗りして政権を維持してきた。それが安保3文書であり、43兆円の戦争準備という憲法に違反する蛮行の数々を強行して、平和を欲する多数の国民の支持を失ってしまった。

 

<極右片肺内閣で国民生活は高物価で二の次・財閥株屋中心>

安倍晋三が強行したアベノミクスなる経済政策は、財閥・株屋のために特化したものだ。その結果、財閥の内部留保資金は600兆円かそれ以上と言われる。他方、国民生活は超円安による物価の急騰で、その困窮もひどい。最近では米の高騰も追い打ちをかけている。農林中金の沈没による食料品高騰が、国民の命を削いでいる。

右翼片肺内閣の特徴は、持てる側に特化した財閥傀儡政権だ。国民生活を顧みるという政治はほとんどない。国民の怒りは天を衝く勢いだ。人々は政治の転換を求めている。その場面で岸田は、さっさと舞台から降り、無責任の権化と化した。財政破綻の深刻すぎる状態は継続したままである。

 

<護憲リベラル派・反安倍の林芳正の動向注視>

国民は、自民党の次の新総裁による総選挙で厳しい審判をすることになる。ずる賢い右翼候補者ばかりで、国民に軸足を置いた人材はいない。

国民は官房長官の林芳正の動向に注目している。彼は反安倍の急先鋒で知られる。宏池会の護憲リベラルの旗手だ。石破が訪台して清和会に電波を送ってなびいているが、みっともない好戦派だ。安倍側近・日本会議の極右女など話しにならない。裏で糸を引く森・菅義偉・二階・麻生といった苔の生えた老人の暗躍は、時代遅れもいいところだ。今の自民党に人材はいない。

 

<水田三喜男・池田淳・水野清秘書だった御園豊の怒りの評価>

田中内閣のころ、自民党は20日間の洋上大学を開催して、自民党の若手党員を教育した。その体験が目下、核汚染ごみや水銀問題などで大揺れの、房総半島袖ヶ浦市で活躍する御園豊も参加した。「水田大蔵大臣にいわれて参加した」という彼は「拡散も飛行機で参加して講演した。そこで学んだことは、政治家のみならず人間は、何よりも情熱・責任・判断力・実行力が大事だと教えられた。洋上大学の後、政治大学校でも。今回の岸田について言えることは、判断力が全くなかったことだ。もっと早く辞めるべきだった。日本国憲法に違反しての改憲軍拡は論外。ヒロシマ・ナガサキ・フクシマを全く認識していない。同じ宏池会の水を飲んだ者として恥ずかしい。二世・世襲政治家はこの4原則のない者ばかりだ」と指摘した。「恥を知れと言いたい」とも酷評した。

 

<渡辺恒雄に服従したサラリーマン世襲議員の哀れ>

恩師・宇都宮徳馬は泉下で、左翼から右翼に転向した読売改憲軍拡新聞の渡辺恒雄を「忘恩の徒」と評していたが、岸田文雄はこのナベツネの改憲軍拡論に服従してワシントンのポチを演じた。この点で宮澤喜一と真逆の対応をした。

言論を武器にして、サラリーマン二世を操ったツネの手口は許しがたいことだが、それに屈した岸田は、天に唾するような哀れな政治屋でしかなかった。敗戦の教訓を学べ、といいたい。武器弾薬で幸せは手にできない。

2024年8月15日記(茅野村の仙人・日本記

2024年8月14日 (水)

本澤二郎の「日本の風景」(5254)

本澤二郎の「日本の風景」(5254)

<学徒遺稿集「きけ、わだつみの声」(東映)若者必見!> 

今を生きる日本人のほとんどは、近現代史を学んでいない。幸い筆者は敗戦後の数々の映画で悲劇の戦中映画を見て育った。田舎の学校にも月1回程度、講堂で見たし、地域の農家の庭で夜間に臨時の映写会があった。

「戦争を憎む心情」は、幼いころ敗戦後の貧困生活と映画教育で体に染みついた。したがって、大学での「憲法言論」の講義で、非戦の9条を学んだ時は、涙が出るほどうれしかった。「二度と戦争しない日本はすごい」と感謝したものだ。護憲リベラル派の原点である。それが今は?

 

こうした経験のない者が、自民党の清和会に結集し、戦争教である神道政治連盟の会員や日本会議にはいって、財閥の死の商人の金にまとわりついている。結果として経済大国と財政を破綻させさせている。

学業を断ち切られ、天皇のために死ねと言われての敗戦直前の死への道を強いられた学徒の怨念を、忘れようとしている日本人がいるのだろうか。改憲新聞に特化した読売新聞の渡辺恒雄の心情はいまどういうものか。いたたまれない心情に追い込まれている日本人は多い。そのようなときに「蟹工船」を見た。昨日は学徒の遺稿集から制作された「聞け、わだつみの声」を観賞した。今の日本人に見てもらいたい映画である。「ナベツネ見ろ」だ。

官邸や国会議事堂での映写会を開くことを勧めたい。

 

<戦争責任者に対する怒り・批判なしに違和感>

学徒の遺稿集で映画化されたものである、というのにもかかわらず、ヒロヒトや東条英機、岸信介ら戦争推進犯罪者に対して、登場人物は沈黙している。制作者の意図なのか。

映画は昭和30年以前の作品だ。ヒロヒトは生きていた。東条は処刑された。岸は政権奪取目前である。CIAの後押しでA級戦犯勢力の岸が代表して、石橋湛山のあとに就任。60年安保を強行した。

三木武夫は「新聞がそろって岸内閣反対との論陣を張れば、実現できなかった」と言って嘆いた。

当時の読売の社説を見れば誰もが納得できるだろう。原発推進派の正力松太郎の読売である。スポーツ新聞に毛の生えた程度の読売が、現在の新聞界をリードしている不思議は、金のある財閥との連携に尽きる。

 

<天皇制国家主義教育に底知れぬ恐怖>

戦前の日本政治は、いうなれば天皇制国家主義もしくは神道国家主義という祭政一致体制である。

日本は天皇のためにあるという、およそ民主主義の観念は一かけらも存在しない警察監視国家だった。幼くして「天皇の赤子」という想像もできない地位の若者が、超国家主義を支えた日本だった。

常識など存在しない国。学業をやめて銃を持って死んで来いといえる国家が存在したという事実を、全国民は再確認すべきだ。いまヒロヒトはいない。代わりがデジタルだ。マイナンバーカードを主権者の首輪にする危険極まりない悪政を、岸田や河野太郎が推進している!

戦前の恐怖政治が再現してることに覚醒しよう。

五輪競技よりもフランス革命を勉強しなければならない。何よりも人権第一である。この点で、北京もいま揺れているようだ。よくなってほしい。もう一度北京を歩いてみたいものだから。

 

<懸念される靖国参拝派の自衛隊員と腐敗の防衛省と軍需産業>

戦前の軍国主義時代でも、軍縮派が存在した。財政破綻を心配する財政家は存在した。いまどうか。43兆円の戦争準備で舞い上がっている防衛省と財閥・株屋に対して、人々の目は厳しい。

 

ここにきてこわいのは戦闘勢力の極右化の動向である。靖国参拝を強行する海上自衛隊員が突出しているようだが、陸も同様だろう。中国への対抗でないことを祈るばかりだ。日中戦争が起きれば、日本は完全にお陀仏である。現在も国連の敵国条項国なのだから。

憲法違反をひけらかす自公政権は危ない。護憲リベラル派の台頭が不可欠である。時代の潮流でもある。

「きけ、わだつみの声」がYouTubeで見れる、見る価値がある。

2024年8月14日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)

 

米国も選挙制度がおかしい!

【ニューヨーク共同】米東部ニューヨーク州地裁は12日、大統領選に無所属で出馬している弁護士ロバート・ケネディ・ジュニア氏について、虚偽の住所を申告したとして、同州の投票用紙に候補者として名前を記載することはできないと判断した

 

「フクシマの土地は3000年使えない」と米元大統領!

エネルギー政策に関して東京電力福島第1原発事故を念頭にトランプ元大統領は「フクシマは3千年は土地に戻れない」

また米国やロシア、中国などが保有する核戦力の軍拡や拡散が、気候変動よりも「差し迫った問題だ」と指摘し「かつてない破壊のレベルに達している」と危機感を示した。

2024年8月13日 (火)

本澤二郎の「日本の風景」(5253)

本澤二郎の「日本の風景」(5253)

<小林多喜二の映画「蟹工船」を初めて見る>

プロレタリア文学の最高峰・小林多喜二の「蟹工船」を読んでいない凡人が、YouTubeに突然登場した映画を見たのだが、パソコンの小さな枠と黒々とした映像に、飛び交う東北なまりの会話が聞き取れず、期待外れに終わった。しかし、雰囲気は理解できた。

「特高警察の小林惨殺の手口」が気になり、多少詳しいはずの法律家に尋ねてみた。そして改めてネットで調べてみた。関係者の手記を見つけたので貼り付けた。特高警察という国家犯罪の恐ろしい組織は、戦争を前提としたものであろうから、安倍内閣で強行された「共謀罪」を駆使する公安警察が同じような行動を起こす危険性はゼロではないであろう。

やくざ暴力団とつるんでいる千葉県警の警察が存在する今である。時間のある日本人は、蟹工船と小林多喜二惨殺を知っておくべきかもしれない。

 

<房総半島で見る「警察」は本当によく変わったのか?>

やくざ暴力団による「木更津レイプ殺人事件」と袖ヶ浦市林・高谷地区の水銀汚染・陣場台の核汚染ごみ不法投棄事件に絡んで、木更津署と接点ができた。それまでは警察官に対して違和感などなかった。市民を守る警察に好意的だったが、数十年ぶりに足元で見つめた警察とやくざ暴力団の怪しげな人脈に気付いた。

米ハリウッド映画で見た警察とマフィアの関係が、日本でも同様

だった。特に房総半島では真実そのものだった。小選挙区制がその出番を大きく育てていた。

 

<死刑に反対した警察官僚・亀井静香と三木武夫後継者・志賀節>

平和主義者の政治家・三木武夫の後継者と言われた志賀節が、ある時、不思議なことを言った。警察官僚出身の亀井静香をほめちぎるのだ。その理由に納得した。

志賀は、議会内に超党派の死刑廃止議員連盟を立ち上げて注目を集めた正義派の政治家だった。この死刑廃止議連に亀井が参加したという。理由は「警察は何でもできる組織。罪なき者を殺人者にも。男を女、女を男にする以外何でもできる。冤罪をなくすためにも死刑は廃止するのが当たり前」というのだった。

「戦争遺児を強姦・性奴隷・脅迫して殺害した富津生まれのやくざ浜名を生かしてなるものか」との思いが強い凡人ジャーナリストは、間違っているだろうか。浜名事件を免責にした木更津署刑事二課長も同罪ではないか。そのうち彼の名前も公表したい。

 

<「煙突の見える場所」もいい東宝映画>

東京大空襲と敗戦後の貧困時代を生きる、うだつの上がらない30代の夫婦と二階でふすま一枚の仕切の4畳半の男女が醸し出す生活を取り上げた作品の「煙突が見える場所」。生活が狂うとパチンコ・競輪・煙草に手を出す日本人の周辺には、やくざ文化が根付いているらしい。

東宝映画は慶応ボーイの義父・広岡慎次が人生をかけた会社だ。敗戦後の三大争議といわれた東宝争議では、会社側の責任者・総務部長として苦労した。酒におぼれ、50代で胃がんで倒れた。そこでは、占領軍が戦車まで出して労働者を弾圧した。米ソの闘いが始まっていた。義父も責任を取って辞任する。

この映画作品は昭和28年。田舎育ちの筆者も足立区の下町の雰囲気が理解できるだけに、見ていて胸にジーンと迫る。全てが戦争の後遺症である。千住の東電火力発電所の高い煙突は、高度成長期の公害の原点と同時に財閥の復活を象徴している。虫けらのように生きる人間は、いまもその余韻を引きずって43兆円に浮かれている日本か。

2024年8月13日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)

 

必読!小林多喜二殺害の真実=ベストアンサーヤフー知恵袋から引用

日本プロレタリア文化連盟の「大衆の友」に載った窪川いね子の「屍の上に」の一節は次のように記している。「午後十一時、阿佐ヶ谷馬橋の小林の家に急ぐ。前田病院へ電話をかけると、死体は自宅へ帰ったというのだ。我々六人はものを言うと慄(ふる)えるような気持ちで、言葉少なく歩いた。昨年三月以前、まだ文化連盟の犠牲者たちが外にいる頃、同志小林を訪ねて来た道である。家近くなると、私は思わず駆け出した。玄関を上がると左手の八畳の部屋、もとの小林の部屋である。江口渙が唐紙を開けてうなづいた。床の間の前に、蒲団の上に横たえられた姿! ああやっぱり小林であった。蒼ざめ、冷たくこわばっているその顔! それはやはり同志小林の顔である。彼は十ケ月ぶりで自分の部屋に帰って来ている。それを彼はもう知らない。我々はそばへよった。安田博士が丁度小林の衣類を脱がせているところであった。我々の目は一斉に、その無残に皮下出血をした大腿部へそそがれた。みんな一様にああ! と声を上げた。蒼白くこわばった両脚の太ももは、すっかり暗紫色に変じている。我々は岩田義道を思い出した。

お母さんが、ああッ、おおッとうなるように声を上げ、涙を流したまま小林のシャツを脱がせていた。中条はそれを手伝いながら「お母さん、気を丈夫に持っていらっしゃいね」、「ええ、大丈夫です」。お母さんは握りしめているハンカチで、涙を両方へこするように拭いて、ははっ、おおっと声を上げた。「心臓が悪いって、どこ心臓が悪い。うちの兄ちゃは、どこも心臓がわるくねえです。心臓がわるければ泳げねえのに、うちの兄ちゃは子供の時からよう泳いどったんです」・・・中略・・・押しあぐる息で、お母さんは苦しそうに胸を弱って、はつッ、おつッと声を上げつづけた。涙を腹立たしそうにこすっては、また顔の上にかがみ、小林のこめかみの傷を撫で「ここを打つと云うことがあるか。ここは命どころだに。はア、ここ打てば誰でも死にますよ」。それから咽喉の縄の跡を撫で、両頬にあるさるぐつわの跡を撫で廻した。しわを延ばすように力を入れてこすり、血を通わそうとするように。お母さんは、小林の顔に、胸に、足に、見るところ毎に、敵の凶暴な手段の跡をはっきりと認めた。おっ母さんが見たように、我々もまた同志小林の顔に、胸に、足に敵の凶暴な手段の跡をはっきりと認めた」。

翌21日夜、多喜二は母親セキの家(東京都杉並区馬橋)に運ばれた。セキは、変わり果てた息子の体を抱きかかえて次のように泣き叫んでいる。

「あぁ痛ましや、痛ましや。心臓まひで死んだなんてウソだでや。子供の時からあんなに泳ぎが上手でいただべに。(中略)心臓の悪い者にどうしてあんだに泳ぎができるだべが。心臓まひだなんてウソだでや。絞め殺しただ。警察のやつが絞め殺しただ。絞められて息が詰まって死んでいくのが、どんなに苦しかっただべが。息のつまるのが、息のつまるのが、、、あぁ痛ましや、痛ましや」。(泣きながら)「これ。あんちゃん。もう一度立てえ!みなさんの見ている前でもう一度立てえ!」。

同志たちが死因を確定するため、遺体解剖を依頼したが、どの大学病院も引き受けなかった。次のように記されている。

「東大と慶応はすでに警視庁の手がまわり断られる。慈恵医大が引き受けてくれて寝台車に遺体を乗せて向かう。医大は警視庁からの圧力にいったん引き受けたのに頑として受けられないと拒否」。

多喜二の遺体の様子につき次のように記されている。

「左右の太ももは多量の内出血で色が変わり膨れ上がっていた。背中一面に痛々しい傷跡があった。手首には縛りあげられたことによりできた縄跡、首にも同様の縄の跡が認められた。左のこめかみ下辺りに打撲傷、向こう脛に深く削った傷跡が残っていた。右の人差し指は骨折していた」。

「安田博士の指揮のもとで検診がはじまる。すさまじいほど青ざめた顔はでこぼこになり、げっそりと頬がこけ眼球がおちくぼみ十歳も老けて見え左のこめかみにはバットで殴られたような跡がある。首にはひとまきぐるりと細引きの跡。両方の手首にも縄の跡。下腹部から両足の膝頭にかけて墨とべにがらを混ぜて塗りつぶしたようなものすごい色に一面染まっている。内出血により膨れ上がっている。ももには錐か釘を打ち込んだような穴が15~6箇所もあいている。脛にも肉を削り取られたような傷がある。右の人差し指が反対側につくぐらい骨折。背中も一面の皮下出血。上の歯も一本ぐらぐらとぶら下がっている状態。内臓を破られたために大量の内出血がすでに腹の中で腐敗し始めていた」。

多喜二の死を知った人たちが次々と杉並の家を訪れたが、待ち構えていた警官に検挙された。3.15事件記念日の3.15日に築地小劇場での葬儀が企画されたが、当日、江口葬儀委員長他が警察に逮捕されたため取り止めになった。多喜二の墓は南小樽の奥沢共同墓地にある。「昭和5年6月2日小林多喜二建立」とあるので、多喜二は絶命の3年前に墓を建立していることになる。

2024年8月11日 (日)

本澤二郎の「日本の風景」(5251)

本澤二郎の「日本の風景」(5251)

<戦中秘話=袖ヶ浦市林・幽谷の御園家に東京帝大経済学部エリート100人(敗戦の前年)=若槻礼次郎の戦後復興人材>

袖ヶ浦市の林・高谷地区の核汚染ごみ事件や日高金属の銅線洗浄液(水銀)の垂れ流し事件など、房総半島の風光明媚な水源地が、地獄さながらの公害の基地になっている。この3年有余、度肝を抜かれるような日々にうんざりしているのだが、そこに戦中秘話が眠っていた!

駆け出しの政治記者時代に元労相・千葉三郎の敗戦時の秘話に驚かされたが、それは天皇ヒロヒトのポツダム宣言受諾に反発した右翼の近衛兵が、鈴木貫太郎邸に押しかけ、間一髪鈴木は隣家の千葉三郎の家に隠れて暗殺を逃れた。

 

本日の秘話は、共にやくざ暴力団を相手に闘いの駒を進めている御園豊の家にまつわる敗戦前年・1944年(昭和19年)の、戦後日本が生き延びるための秘策が存在したという、これまた度肝を抜かれる秘話である。

 

「うちのひい爺さんの弟が、大正末期に二度首相になった若槻礼次郎と懇意だった。二人の話し合いから敗戦後の日本復興を担う人材を確保しなければならないということで、当時の東京帝国大学の経済学部の学生100人を選抜し、彼らを学徒免除して、どこかに隠そうということになった。その結果、房総半島の袖ヶ浦の幽谷の地の我が家が選ばれた。当時、学生が使っていたランプが記念に居間に飾ってある」という御園の説明に驚きながら、名前しか知らない若槻礼次郎のことを調べてみた。

 

確かに人間は機会さえあれば、誰でも首相を務めることが出来る。安倍晋三・菅義偉・岸田文雄を観察すれば理解できるだろう。ただし、若槻は違った。

父は松江藩の足軽。腰に木刀を差して寺子屋に通った。貧乏だったが勉強が好きだった。苦学に屈せず、帝大法科(東京帝国大学法科)を首席で卒業し、大蔵省に入って、主税局長・大蔵事務次官を歴任して政界入りした。秀才・能吏・理想家・平和主義者であった。宮澤喜一のような人だった。

ロンドン海軍軍縮会議の首席全権も歴任している。今で言う財政法4条の体現者だ。極右戦争派・財閥が最も嫌う政治家だった。日米開戦反対派としても有名だ。今の財務省には、若槻が一人もいない。御園が秘書として仕えた水田三喜男さえもいない。水田は平和軍縮派の宇都宮徳馬の旧制水戸高、京都帝大の仲間だ。京大時代は共に天皇制批判で逮捕までされている反軍派だ。

 

いまの共産党や立憲民主党にも、若槻や水田、宇都宮がいないことに驚く。核武装派の麻生太郎の仲間は、防衛省内にもいる。台湾有事を現実化させようとする危険な人物が、自民党や維新に沢山いると聞く。

 

日米開戦から2年後の1994年の時点で、日本敗戦は政治の中枢で分かっていた。ずるずると敗戦を引き延ばすヒロヒトは金かくしに熱中していたものか。若槻は優秀な戦後復興の人材隠しに余念がなかった。彼が東条戦争内閣倒閣に突進し、ポツダム宣言受諾に狂奔して当然だった。

 

<吉田茂の戦後復興の第一線で活躍=経済の高度成長の主役>

吉田茂の平和憲法制定と焦土と化した戦後復興は、点数をつけるとすれば100点満点であろう。当時の天皇制国家主義の下での人々の自由をしばりつけた神がかり国家神道の恐怖を知れば、ヒロヒトの罪はあまりにも重すぎる。

平和憲法を手にしながら、ワシントンの操り人形となった今については、言論界や識者・主権者にも非がある。敗戦後もA級戦犯勢力の岸信介の勢力を受け入れた神道勢力と保守的な国民に問題がある。

 

他方、吉田の経済復興の局面で、100人の戦争被害を無事に回避した20代の人材が大活躍出来たことは、高度経済成長下に相応の貢献をしたであろう。その資料が今手元にない。次回に紹介する。

 

<核汚染ごみ埋設の陣場台で炭焼き・東京大空襲を目撃した戦後復興の第一人者ら>

「100人の学生のうち、我が家では20人が寝起きして山小屋生活を送った。その当時の茶器などが遺品として、現在も小屋に眠っている。80人は平岡地区の農家で水田耕作に携わった。うちの先祖が若槻と親しかったことと、ここが東京と近かったことが隠れ家として最適だったのでしょう」と語る現在の主。

 

核汚染ごみが大量に不法投棄された問題の陣場台では、20人の学生が炭焼きをしながら苦楽を共にしていた。生きていればもう100歳だろう。彼らがそこから西方を眺めていると、天を焦がす東京大空襲が目の前に迫り、心が凍りついたであろう。

御園家では、戦前戦後は炭焼きのための樹木を植えていた。半年ほど前にここで伐採したクヌギはシイタケ用だが、311の影響で房総半島のシイタケ用木材は、静岡方面から移入している。

 

<戦後復興人材の地が現在核汚染ごみの因果に泣く>

平和主義者・若槻礼次郎は、敗戦後4年後に亡くなっている。今の陣場台・幽谷の地が311東電フクシマの核汚染ごみの不法投棄で、地元の住民は怒り泣いている様子を泉下でどう嘆いているのであろうか。

こんな因果があっていいわけがない。断じて許せない。人間社会ではありえない。悪魔に住み着かれたものか。

 

<昔の財界人には戦争NOの真っ当な経済人がいた!>

戦争を知る政治家や経済界の人たちは、みな真っ当な護憲リベラル派の人たちばかりだった。いまは姿を消していない。43兆円の血税で武器弾薬を製造することに狂奔している。

どういうことか。

この世に真のジャーナリストはいないのか。みな宇都宮徳馬を裏切った「忘恩の徒」ばかりなのか。恥を知る人間がいない!

房総半島をやくざ暴力団の巣にして満足する悪党ばかりなのか。

2024年8月11日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)

 

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2024年8月10日 (土)

本澤二郎の「日本の風景」(5250)

本澤二郎の「日本の風景」(5250)

<ナガサキ平和宣言とユダヤ(資金)>

昨日の夜、YouTubeを開いていたら、元自衛官を自称する人物が公然と日本核武装論をぶちまけていた。日本会議の会員か。先に海上自衛隊幹部らが大挙して、憲法・国民が許容できない戦争神社・靖国参拝を敢行し、驚愕させられたが、その不条理な行動を政府防衛省も野党も言論界も黙認して、この国の危険なさい先を暗示した。危険な兆候である。

 

平和憲法を破壊する極右・自民党に対抗してか、79年目のヒロシマとナガサキの平和宣言は、アメリカの「核の傘」を否定した勇気ある対応を見せた。ただ、後者ではG7の6か国が参列を拒否するという意外な事実と、それに屈しなかった長崎市の正義を知った。イスラエルによる無辜な女性子供のパレスチナ人大虐殺という蛮行に抗議したナガサキの正義は評価されよう。

 

ウクライナ・ロシア戦争は、核の脅威を確実に近づかせている。ヒロシマとナガサキの国家的行事は、一瞬といえども揺るがせにできないことを世界に発信している。同時に、核を提供する原子力発電所の廃止運動も。この一点で自公政権は危険極まりないのだが、野党と言論界にその破壊力がないのが悲しい。

原子力マフィアは、日本政府と電力会社を制圧し、原発再稼働のみならず、核汚染水トリチウムを海洋投棄するという地球破壊に余念がない。房総半島では、袖ヶ浦市や君津市に投棄された核汚染ごみを排除する市民運動が正念場を迎えている。「未来を生きる子供たちのために命がけの闘争が始まった」と御園豊ら地元の活動家は意気軒高である。

 

<カルト教と金=戦争に引き金>

それにしてもナガサキでは、ユダヤが動くとG7が動くという予想外の事態に日本国民は、背後のユダヤ教とユダヤの金融資本の存在に気付かされた。ワシントンの政治を操るロビー活動の雄はユダヤであるが、それがヒロシマにも持ち込まれ、人々はうろたえている。ユダヤ教に限ったものか?

我々は戦前の侵略戦争を操った神社神道を知っている。現在の自民党議員は神道議員連盟の信者として、議員事務所に神棚を飾っている。自衛隊の司令官室もしかりだ。

最近の事例としては、公明党創価学会の変身がカルト教団の恐怖を教えている。平和を放棄して、特定秘密保護法・自衛隊参戦法・共謀罪という戦争体制構築に一役買った創価学会。太田昭宏・山口那津男・原田某と安倍晋三による暴挙を、多くの国民は知っている。

 

戦争の原動力は武器弾薬だけではない。宗教が軍人の精神を操る。それはロシア・ウクライナ戦争とイスラエル・パレスチナ戦争しかりである。宗教とカネである。歴史の教訓を学ばない輩は、現在も未来も盲目。同じ愚を繰り返す!

 

<日本の教訓=天皇制国家主義(神社神道+財閥)>

戦争神社としての神道は、自民党の日本会議の主体となって、自民党議員の精神を操っている。

収穫の秋は、国民の懐から大金を集める季節である。創価学会は12月だが、神道は1月についで、秋が本格的な金集めの季節。祭礼にかこつけての憲法違反の金集めが、大々的に全国規模で繰り広げられる。プラス財閥の資金も。

これらと自民党の選挙戦略も連動する?ヒロシマとナガサキの平和宣言もまた正念場を迎えている!房総半島も、そうであろう。

2024年8月10日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)

 

ナガサキ平和宣言

核保有国と核の傘の下にいる国の指導者の皆さん。核兵器が存在するが故に、人類への脅威が一段と高まっている現実を直視し、核兵器廃絶に向け大きく舵(かじ)を切るべきです。そのためにも被爆地を訪問し、被爆者の痛みと思いを一人の人間として、あなたの良心で受け止めてください。そしてどんなに険しくても、軍拡や威嚇を選ぶのではなく、対話と外交努力により平和的な解決への道を探ることを求めます。

唯一の戦争被爆国である日本の政府は、核兵器のない世界を真摯(しんし)に追求する姿勢を示すべきです。そのためにも一日も早く、核兵器禁止条約に署名・批准することを求めます。そして、憲法の平和の理念を堅持するとともに、北東アジア非核兵器地帯構想など、緊迫度を増すこの地域の緊張緩和と軍縮に向け、リーダーシップを発揮することを求めます。

天文学的借金大国日本!

(読売) 財務省は8月9日、国債や一時的な資金を調達するための借入金、政府短期証券を合わせた「国の借金」が、6月末時点で1311兆421億円になったと発表した。3月末に比べ13兆8805億円増え、初めて1300兆円を突破した。

2024年8月 9日 (金)

本澤二郎の「日本の風景」(5249)

本澤二郎の「日本の風景」(5249)

<日本人すべてを博徒にしたい岸田文雄内閣の覇権戦争体制化>

バングラデシュのことについて不勉強な凡人ジャーナリストは、若者らが独裁者を追放した報に驚くしかなかった。声を上げるだけでなく実力行使をして、腐敗する独裁者を為政者の座から引きずり下ろした。学生ら数百人が命を落とした。犠牲も大きかった。

民主的な選挙で打倒できなかったものか。欧米や中東でも経済が壊れ、国内政治は混迷を深めている。わが日本でも、物価高に泣き叫ぶ庶民に対して、財閥と株屋は、公然と懐を肥やし、超格差をひけらかしてきた10年。

 

日本のように好都合な選挙制度によって、改憲軍拡を強行して、そのことに恥じらいさえみせない国は?「株は犯罪」と教え込まれてきた新聞記者は、現在も株のことが分からない。権力と財閥の走狗のような言論人の中には、資産200億とか300億とささやかれている悪党がいる。株の暴落で相当な損失を出したであろうが、大したことはない。

「最高裁判事もべらぼうな高給を手にして株に投資している」と怒っていた元自民党秘書の話を思い出した。ということは、今回の株の大暴落で裁判どころではないかもしれない。

 

今の岸田内閣が目指している経済政策が「全国民を博徒にして経済を転がそうとしている」という分析を知った。頷けるではないか。むろん、凡人ジャーナリストは株に手を出さない。理由は博打(ばくち)だからである。賭博ともいう。刑法に違反する。

岸田は親の七光りで恵まれた青少年時代を送り、社会に出ると経済の大動脈を握る銀行員になった。人々から預かった金を株に投資して稼ぐ人生が、首相になって開花したものか。

それとも、清和会を操ってきた笹川ギャンブル財団に教え込まれたものか。あるいは、インド太平洋の覇権大国化を、ワシントンから了解を取ったものか。岸田の言う国民総動員体制なのか。国会議員・裁判官・言論人の真剣な判断を仰ぎたい!

 

<第一弾がマイナンバーカードによる管理・監視化>

凡人ジャーナリストは現在もデジタルの意味を理解できないでいる。数年前からやたらとデジタル化という言葉が氾濫すると、河野洋平の出来損ないの倅がマイナンバーカード・マイナ健保・マイナ免許証といった雄叫びが霞が関に踊った。

いったんは「日本人の証明か」と錯覚して入手したが、知り合いの弁護士に人権侵害の違法行為と指摘されて、解約した。市役所の担当者は、とても親切に取り下げの手続きをしてくれた。

まともな公務員は知っているのである。

 

家族に番号を振る?ありえない。国民に番号を振って何をするのか。悪しき国家権力は独裁を好む。国民を監視・管理できるだろう。主権者である人間を、番号で管理・監視する国家権力は、超独裁を意味する。

マイナンバーカードは、人間として生きる権利を独裁者が奪う策略に違いない。マイナンバーカードは拒絶する必要がある。

 

<第二弾が総ギャンブラー化生活と財閥株屋配下>

日本国民の金を株屋に任せるという、その手口はやくざ暴力団と同じではないだろうか。自民党にはやくざ暴力団がまとわりついている。彼らには財閥のカネが流れている。宇都宮徳馬の指摘だ。間違いない。やくざ暴力団が乞食になった、ホームレスになったという話を聞いたことがない。

 

房総半島はやくざ暴力団に支配されていることを、いい歳をしてようやく理解したばかりだが、すなわち房総半島の日本列島化を意味するのであろうか。やくざ暴力団の監視の下で、すごすごと働いている千葉県の公務員も哀れだ。袖ヶ浦市や木更津市や君津市、富津市は、健全な自治体とは言えない。

 

311のフクシマ核汚染ごみが水源地に投棄されても、自治体は必至で調査する気概が全く見えない。「そんなことはありえない」と本ブログの全国の読者は信じない。しかし、事実である。真実を知る地方の馬鹿な有力者たちは、それでも沈黙している。「やくざ暴力団追放国民会議」を立ち上げた理由である。会費はとらない。規則もない。自由に参加し、自由に抜けることが出来る。本ブログ読者の参加は大歓迎だ。一緒に日本列島を心の美しい人々の善人の輪で包囲しよう。子供の未来を保障する人間列島にしよう。悪人が住めない日本にすることが、日本国民の仕事ではないか、もっとも崇高な任務である。

 

<世界第二位の経済大国破壊の独裁アベノミクス>

宏池会の高度成長期と中曽根バブルを生きてきた凡人は、年金について考えもしなかった。福祉大国が老人を支えるだろうと。

現に妻が亡くなる2013年11月23日までの年金は20万円ほど。「20万円なら何とか生きていける」と思った。ところが、その後に15万円。「生活保護と大差ない」ことにうろたえてしまったが、どうしようもなかった。

そこにアベノミクス強要による悪政で事態は一変。円安による財閥株屋に暴利を与えるもので、公正な経済政策と無縁。財閥と株屋は昼寝しながら暴利、庶民は物価高で泣く異常な事態が10年以上も続く。しかも、こうした不公正な政策を新聞テレビは批判しない。加えて改憲軍拡・戦争する日本へと自民と公明が強行した。天下の悪政に国民は怒り出す。しかし、小選挙区制という改憲軍拡のための選挙制度が、国民の怒りを封じ込める。

気付くと日本は後進国に転落、超円安で外国人の買い物で支えられていた。独裁政治化の貧困が、政変の原動力である。バングラディシュの教訓であろう。

2024年8月9日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)

 

(東京新聞)東京株式市場が揺れている。8月5日の日経平均株価は終値の下げ幅が4000円超と過去最大を記録。と思えば6日は大きく反動する形に。投資家の間に困惑が広まるが、こんな難局に向かうタイミングで岸田文雄首相はある腹案を示していた。金融関係者の助言を受けやすくする割引クーポンの配布だ。今後が不透明な状況で本当に役立つのか。(山田雄之、西田直晃)

 

コロナワクチンの武見利権!

(同)武見氏は2日の記者会見で、「私の事務所の金庫は7月中旬で全く空になることになっていた。(パーティー収入がなければ)破産宣言をしなきゃならないぐらいの状況。背に腹が代えられない」と訴えた。

2024年8月 8日 (木)

本澤二郎の「日本の風景」(5248)

本澤二郎の「日本の風景」(5248)

<日航機墜落事件処理改ざんの全てを知る中曽根康弘>

1985年の手帳を調べないと正確な日程が分からないが、日航機123便の群馬県御巣鷹山墜落事故ではなく、明らかな事件は、調べれば調べるほど怪しい事故調査委員会の処理が見えてくる。日本が民主の国でないことを学ばせてくれる。今年は被害者の歌手・坂本九さんの長女が記憶を蘇らせてくれた。珍しく中曽根新聞で知られる読売新聞が「まもなく39年」と悲劇をかすってくれた。

 

1985年8月15日に首相・中曽根は、靖国参拝を強行し、中国の激しい怒りを買っていた。官邸記者クラブに所属していた筆者は、中曽根の靖国参拝による外交問題に振り回されていて、日航123便墜落事故と信じ込んで、新聞報道を眺めるだけだった。

 

520人の命を奪った日航機事故は、8月12日だから、その前後に在京政治部長会と中曽根が軽井沢のゴルフ場で、一泊してゴルフをした。官房長官を交えての恒例の夕食懇談会も。その日が12日の夜だったのか、それとも13日だったのか。この重大な事故・事件は全く話題になったという記憶がない。

13日か14日だとすると、事件を隠蔽するためだったかもしれない。1985年の手帳を見つけて確認しなければならない。

 

今日では、事故ではなく事件として処理されたことが明白となっている。残念ながら、当時の社会部長が先月亡くなっていたので確認できない。真実は中曽根が墓場にもっていってしまったのだが、彼の盟友で政界フィクサーの渡辺恒雄が知っている。読売は渡辺から取材すれば、真相を知ることが出来る。

 

<盟友・ナベツネは真実を明かす道義的責任>

航空史上最悪の123便の墜落原因は、政府の事故調査委員会がつくり上げた「圧力隔壁」の損傷では全くなかった。自衛隊機の空対空ミサイルの誤射であろう。自衛隊の最高責任者の中曽根の辞任は必至だった。回避するための調査委員会の犯人捜しに国民は一喜一憂させられた。

 

今も相模湾の海底に123便の尾翼が眠ったまま放置されている。引き上げれば確実な証拠として、事故ではなく事件であることが100%判明する。腐食するのを待っているのだろうか。

事故捜査を意図的に遅らせた様子は、当時群馬県警で対応していた大河原宗平著書でもわかる。もし即座に現場に急行していれば、多くの乗員が助かった。その中に坂本九もいたかもしれなかった。

繰り返し自衛隊の不始末を隠蔽し、内閣崩壊を阻止した事故調査委員会の改ざんだった、と断じるべきだろう。

 

中曽根と渡辺の悪しきコンビの重大犯罪との指摘も強い。

 

<坂本九さんと大島花子さんら長女ら遺族の無念>

考えなくてもわかるだろう。自衛隊や運輸省その他膨大な証拠が残っている。報道機関は山のような証拠を手にしているだろう。それらすべてを隠蔽した犯罪の一翼を、新聞テレビが担っていた。

 

筆者は最近になって、テレビ界では「123便に触れるのはタブーだった」というテレビ人間の話を知って、ようやく事件の全体像をつかんだ。

新聞テレビも事件の真相を隠すことに深くかかわっていたことになる。これが日本の言論界の実情である。

中曽根の盟友で、作戦参謀の渡辺に取材すれば判明する。近年ではNHKの御用記者が、インタビューを本にしたと聞いている。勇気あるジャーナリストが一人ぐらいいてもいいと思うのだが。

 

<不正腐敗には「政治屋と言論人が関与」する後進国>

公人の秘密は、ほぼ言論人もかかわっている。政治屋一人の暴走で処理できない。必ず複数が関係する。たとえそうだとしても520人もの命を奪った事件を永久に隠蔽し、国民を騙し続けることは不可能である。今からでも遅くない。123便の尾翼を引き上げれば判明する。真実を知る渡辺は、真相を明かす道義的責任がある!

間もなく39年目の悲劇がよみがえる。

2024年8月8日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)

 

自民党の狂ったおじいさん!

会食で麻生氏は、2022年12月に策定した国家安全保障戦略など安保関連3文書に基づく防衛力強化に触れながら、首相が3年間に取り組んできた政策を前向きに捉えた。安倍政権が残した課題を進めているとも言及した。森山氏は「おっしゃる通りだ」と応じた。

2024年8月 7日 (水)

本澤二郎の「日本の風景」(5247)

本澤二郎の「日本の風景」(5247)

<大きく前進した広島平和宣言>

8・6被曝79年の広島平和宣言は、大きく前進した。日本国民の進歩に感謝したい。考えなくても分かるだろう。自身は「米国の核の傘」をしっかり着て非核運動?は本末転倒である。

広島出身の政治家・宮澤喜一は「核時代において核の使用は不可能になった。憲法の9条は光り輝いている」と喝破して、自民党の総裁選に臨んで、保守本流・護憲リベラルの覚悟を見せた。

この宮澤発言を筆者の隣で聞いていた池田勇人の娘婿の行彦は、耳元で「宮さん、なかなかいいことをいうな」と絶賛した。宏池会の信念は、いまの立憲民主党のはるか先を歩いていた。

日本国民は、怪しげな政治改革論(細川護熙内閣)で宮澤内閣を打倒した事実を知らない。日本共産党も、である。

自民党の名門派閥・宏池会は、被爆地・広島の地から誕生した日本国民の思いを政策に掲げた派閥だった。そこから経済の高度成長が始まった。

昨日の広島平和宣言は、宏池会の理想に向かって大きく前進したもので、繰り返し評価したい。考えてみれば、最後の宏池会会長の岸田文雄は、宏池会の屑だったことが理解できる。そんな人物に一抹の期待をかけた凡人ジャーナリストは、猛省しなければならない。

 

<米国核の傘は危険=核抑止力NO>

米国の「核の傘」は、韓国でも尖閣問題や、つくられた「台湾有事」などでも論争の柱になって、日本の極右である森・安倍・小泉らの「ワシントンのポチ」が喜んで勝手に吹聴してきた。

もちろん、アメリカに核使用の覚悟はない。核戦略は双方を一瞬にして死滅させるものである。プーチンもバイデンも承知している。「核のボタン」を押す勇気のある人間は、多少とも人間である限りいない。

非戦の9条が光輝く21世紀である。すなわち外交の世紀といえる。この外交力はロシアにもワシントンにもない。いわんやユダヤのイスラエルにもない。9条の出番なのだ。属国に満足する為政者は、そこのところが分かっていない。しかし、安倍・清和会は崩壊した。79年目の広島平和宣言は、それゆえに大きく羽を広げることが出来た。お分かりだろうか。

岸田に覚悟がないのが悲しいが、それでも日本政治にかすかな前進が見て取れるのである。むろん、完ぺきとは言えない。

 

<原発改憲軍拡派のA級戦犯引きずる安倍・菅・岸田路線NO>

核と原発は切っても切れない関係にある。核保有国はみな原発大国である。311という大きな悲劇は、ヒロシマとナガサキの教訓を否定する戦争犯罪者・A級戦犯勢力の岸信介の一味の下で無視され、さらなる拡大を強行している。

 

戦争を風化させ、あわよくば憲法を改悪し、日本もまた核武装化することで、アジアでの覇権大国を狙う岸・正力松太郎の読売日テレ言論。それゆえの政治改革と原発大国の日本。311さえも風化させている。

そのような不条理な日本の核廃絶運動に大義はない。ヒロシマ・ナガサキ・フクシマの国民運動は、原発のすべてを廃炉にする。そこにおいて日本国民の核廃絶運動の大義が生まれ、日本外交の基礎が確立することになる。

安倍・菅・岸田政治と読売言論の目指す危険な核武装化阻止が、日本国民総意の運動でなければならない。大義はここに存在する。

 

<311の教訓は原発阻止>

繰り返すが、311の教訓は原発すべてを廃炉にして、日本極右の核武装化を阻止し、そこからの核廃絶の外交力の出番となる。

広島平和宣言は、そのためのステップを日本国民の総意として高く引き上げたものである。

原発は危険である。人間の手には負えない。地球と生き物を死滅させる。地球は原発不要の自然のエネルギーを腐るほど提供してくれている。核にからめとられた科学者は、悪魔に魅入られた、地球と人間を不幸に陥れる金亡者たちなのだ。

悪魔の科学者排除・原子力マフィア排除も、自然と人間の崇高な役目なのだ。

2024年8月7日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)


(報道内容) 宣言の冒頭で、自国の安全保障のために核戦力の強化が必要という考え方や軍拡競争をどう思うか問いかけ。ロシアによる ウクライナ侵攻の長期化やイスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザへの攻撃に触れ、国家間の疑心暗鬼が深まり、解決には武力に頼らざるを得ないという考えが強まる状況に警鐘を鳴らした。その上で、旧ソ連大統領のミハイル・ゴルバチョフ氏(2022年に91歳で死去)の「核兵器を根絶し、地域紛争の政治的解決を執拗(しつよう)に追求する」との言葉を引用。冷戦を終結に導き、米ソ間の戦略兵器削減条約(1991年)の締結も実現したとし「為政者が断固とした決意で対話をするならば、危機的なpic.twitter.com/yET1lmNxVO 状況を打破できる」と、市民の後押しを求めた。世界の為政者に向け、被爆地広島を訪れて被爆の実態を深く理解し、核兵器廃絶への決意を発信するよう要請。日本政府へは来年3月にある核兵器禁止条約の第3回締約国会議へのオブザーバー参加と、一刻も早い加盟を促した。

2024年8月 6日 (火)

本澤二郎の「日本の風景」(5246)

本澤二郎の「日本の風景」(5246)

<為政者が狂うと経済破綻=人心も乱れ、天災も>

言論弾圧の牙城とされる総務省の大臣・松本剛明が、内閣が自粛している政治資金パーティーを開いていた。自民党議員の金集めは、総選挙対策にある。「岸田は解散をあきらめてはいない」との憶測が出て当然だろう。

  

安倍・清和会政治の最後っ屁なのか。アベノミクスが崩壊し、超円安・超株高も収まり、いよいよ庶民大衆の生活苦に多少のおこぼれか、と思いきや、1ドル80円時代はまだずっと先で不透明だ。

振り返ると、民主党政権末期の311菅内閣、野田佳彦内閣から怪しくなった日本経済は、安倍のもとで財閥と株屋のための狂った経済政策が、資産のない大衆に超物価高を押し付けた。超金融緩和とゼロ金利の黒田東彦と植田和夫の日銀の悪政だ。しかし、これを突き崩した目下の米国の景気後退!

他方で、二つの大戦が追い打ちをかける。世界経済は、日本や中国などアジア諸国を巻き込む大恐慌を予感させる。

愚かな人間社会は、事態を改善するどころか、その逆へと舵を切ってお先真っ暗闇。それでも権力にしがみつく争いは続いている。

人心は乱れ、人災と天災が起きる最悪の2024年なのか。

 

<Mさんの忠告=関東震災の年は暖春=2024年は要注意か>

昨日久しぶりの休息をとっていると、Mさんが貴重な教訓を伝えてきた。大正時代の関東大震災のことだ。朝鮮人大虐殺が繰り広げられたことを、極右の小池百合子はこの当たり前の史実を認めていない。あきれてしまう経歴詐称知事か。

「父親が言っていたことだが、大震災の年の春は暖かった。今年も同じだ。能登半島地震で終わらないかもしれない。注意したほうがいい」というMである。

 

暖春と天変地異に因果関係があるのか。株の大暴落もその一つか。株とは無縁の人間にとっては、国民のための金が財閥や株屋・金持ちから、いよいよ庶民に移転すればこれほどいいことはないのだが。1ドル80円時代の到来を恋願うばかりだ。もう一度海外に出て、この黒い目で地球の様子を見たいものだが?

前にも書いたが、今年は我が家の柚子の花も実もならない。初めての経験である。暖春と大災害の因果関係があるのか。

それにしても旧家の自己防衛は庶民と違う。歴史的な体験を子孫に伝えることで、同じ愚を繰り返さない。生き延びることに異常な情熱を働かせている。

M家には警察人脈が豊富なのにも驚いた。自宅前の小屋には、いつでも家1軒建てる分の材木を保管している。信じられないが、本当のことだ。庶民には手の届かない準備を日常的にしているのである。Mさんは母親から「関東大震災の時に袖ヶ浦や木更津など東京湾沿いは、津波の被害も出ていてひどかった」と聞いている。木更津市もそうだったが、袖ヶ浦市の市庁舎は、海辺に建設されている。歴史の教訓を学ばないおかしな市長や議会人は、今も変わらないようだ。

 

<庶民は打つ手は全くない=腐敗政府・自治体任せ>

凡人ジャーナリストは数年前の15号台風を忘れない。家ごと飛んでしまいそうな強い風に震え上がった。日ごろは南側の杉と竹やぶに悩まされているが、この時は助けられた。

いま中国やアメリカの大洪水やハリケーンの映像に度肝を抜かされるが、おぞましすぎる人間の所業に自然が耐えきれず、崩壊しているに過ぎない。その人間も農薬や数々の添加物で身体を破壊している。ワクチンによる生体実験のような殺人を、WHOや各国政府が推奨している時代に気付くと声も出ない。

60年前、70年前の生活に戻ればいいだけのことだが、それができない。腐敗した政府と自治体に公僕がいない。入れ墨やくざのような人物が、パリ五輪の選手だという?

「人間は死への存在」だとしても、二つとない命に命を捧げられる人間でありたい。岸田・バイデン・ネタニアフ・プーチン・ゼレンスキーは何を考えて生きているのだろうか?

2024年8月6日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)

 

松本剛明総務大臣(65)が8月3日、地元・兵庫県姫路市で政治資金パーティーを開催したことが週刊文春の取材で分かった。政府が2001年に閣議決定した大臣規範では、現職閣僚らによる大規模なパーティーを自粛すると定めている。

(FNN)5日の東京証券取引所日経平均株価は取引開始直後からほぼ全面安の展開となり、終値は先週末の終値に比べ4451円28銭安い3万1458円42銭と、これまでに最も大きかった終値ベースの下落幅である、世界的に株価が大暴落したいわゆる「ブラックマンデー」の翌日に当たる1987年10月20日に記録した3836円48銭安を上回り、過去最大の下落となった。

(東京新聞)大手空調メーカー「ダイキン工業」の工場が立地する大阪府摂津市の地下水から発がん性が指摘される有機フッ素化合物「PFAS」が検出され、京都大と市民団体が住民やダイキンの元従業員ら約1190人の血液検査をしたところ、約3割で、健康へのリスク増加が懸念される米国指針値を上回る濃度を検出したことが8月3日、関係者への取材で分かった。元従業員で30倍の値だった人もおり、同様の検査としては国内最多人数という。

最後の日本文化=入れ墨か!

第10日を終え、熱戦が繰り広げられているパリ五輪。日本代表のメダルラッシュに沸く中、海外選手の“日本語タトゥー”もネット上で話題を集めている。

(朝日)東京大の教職員有志が5日、小池百合子知事に対し、関東大震災(1923年)の際に起きた朝鮮人虐殺の史実を認め、犠牲者へ追悼メッセージを出すよう求める要請文を提出した。

2024年8月 5日 (月)

本澤二郎の「日本の風景」(5245)

本澤二郎の「日本の風景」(5245)

<岸田後継は護憲リベラル派=戦争断固NOの世論>

自民党の岸田後継レースが動かない!不思議なことの原因の一つが、いまの自民党に護憲リベラル派が一人もいない点にある。改憲軍拡派のその先には、自衛隊の参戦がちらつくと誰もが信じている。43兆円の政治的効果を新聞テレビは触れないようにしているが、極右自民党と死の商人財閥と改憲軍拡新聞テレビの三位一体の危険な現状を、女性や若者だけではなく、老人世代も強く感じているからだ。

平和軍縮派が現在の世論を代表している。二つの現在の大戦は、いつでも第三次世界大戦を現実化させる。そのことを国民は肌で感じている。戦争は、いかなる理由があろうが、断固としてNOである。武器弾薬から平和はつかめない、人々の幸せはないのだから。

 

繰り返し紹介している「木更津レイプ殺人事件」被害者の運命を追いかけていくと、神や仏も存在しない地球に気付く。戦争未亡人と戦争遺児の悲運と、さらにはカルト教団が殺人鬼を擁護するような今の日本を知れば、戦争を肯定することは出来ない。武器弾薬放棄の非戦の日本国憲法は、日本人の宝である。

 

<岸田政権延命NO=菅の操り人形NO>

国民の支持のない政府が、継続し、存続することは、民主主義が許さない。今の岸田内閣・自公政権は、選挙管理内閣である。笹川ギャンブル財団や読売言論がいかなる方策を打ち出しても、無駄なことであることを日本国民は承知している。

意図的に作り出された「台湾有事」はない。ワシントンがNOである。傷ついたオオカミにかみつく馬鹿などいない。南北朝鮮もしかりだ。すでにロシア・ウクライナ戦争も、国際的な停戦を受け入れる方向に動いている。

 

むしろ問題は、中東の火の粉の拡大が懸念材料だ。景気後退に突入した米国では、株の大暴落が起き、それがそのまま東京にも押し寄せている。今こそアジアが地球の平和維持を手にしなければ、地球そのものが破壊されてしまうだろう。

日本こそが和平の使途として、米ロとイスラエルの野蛮な争いを食い止める主役でなければなるまい。岸田後継に菅義偉が頭をもたげ、主導権を握ろうとしているが、安倍犯罪の共犯者にその資格はない。

 

<改憲軍拡派の石破・高市らは失格>

自由民主党の総裁選挙は誰でも手を上げることが出来るが、金がものをいう。金がないと無理だ。

目下のところ、マスコミ各社が石破茂や高市早苗を売り込んでいるが、二人とも好戦派で有名だ。後者の歴史認識は皇国史観そのもので、聞いていると80年前に引きずり込まれる。平和軍縮派はNOである。今の自民党に自主・独立・軍縮派はいない。

自民党は政権を投げ出すしかない。憲政の常道に従うしかない。

 

<朝日・毎日・東京は覚醒せよ!>

安倍時代が今も継続しているが、すっかり安倍礼賛記事を流し、国民生活を破壊し、財閥に塩を送り続けて来たフジサンケイ・読売は、日本国民のための言論ではない。

 

ネット新聞にしても右翼言論が多数で危ういものが目立つ。したがって朝日新聞・毎日新聞・東京中日新聞に今一度目を覚まして、堂々と憲法新聞で国民に真実を伝える責任と義務を有している。

安倍の清和会は崩壊したのだから、胸を張って正論をがんがん流す時であろう。

時は反戦平和の8月ではないか。強く要望したい。天の声である。鳩山由紀夫内閣を打倒した時のようなみじめなペンタゴン言論は、断じて許されない。

自民党の言論弾圧機関と見られている電通ごときに屈するようでは、ジャーナリズム失格である。正義の正論を強く要望したい。国民の声でもある。

 

今朝初めて気候の影響で落下した柚子の枝の陰から、紫の猿スベリ(百日紅)の花を見つけた。木槿も暑さを跳ね飛ばして元気だ。御園家から山ユリの大きな記念写真も届いた。昨日は非戦論者の松本英子の生家の墓地の草刈りに参加した。地球を守る戦いは、1日も休むことはない。

2024年8月5日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)



chosyu-journal.jp/yamaguchi/29483

 

「レプリコンワクチンを止めるタイムリミットはあと2ヶ月」 (エリザベスさん動画)  魑魅魍魎男 (asyura2.com)

 

 


   
 
 
 
 
 
 

2024年8月 4日 (日)

本澤二郎の「日本の風景」(5244)

本澤二郎の「日本の風景」(5244)

<聞き書き=B29墜落米兵を隠れて埋葬した木更津市の影山家>

幼いころ目に焼き付いて忘れられないことは、母親の実家に1時間ほどかけて、自宅の茅野部落から七曲部落へと山道を歩く途中で、何度も目撃した旧日本軍の小型機の、米29に撃墜された残骸だった。エンジン部分は重すぎて房総半島の中央部に位置する馬来田村も処理する力がなかったのだろう。敗戦後もしばらく放置されていたためだ。

小学校に通うようになると、近道の獣道を利用すると、目にすることが出来なかったが、日本軍用機の残骸から人類最悪の戦争の恐怖に気付かなかった。

 

後年、母が「戦時中、隣の小櫃村にB29が落ちて燃えているというので、茅野の知り合いと見に行った」と語っていたが、小櫃村出身の渡辺恒雄の母親もそれを知っていたろう。100歳まで生きた母は、小泉内閣のころ、凡人ジャーナリストの息子に向かって「戦争は駄目だ。止めさせてくれ」と哀願されて返事に窮した。夫を赤紙で犬猫並みに召集された母の叫びは真剣そのものだった。

小学校5年、6年と教えてくれた茅野出身の木村良一先生は、筆者が新聞記者になったころ、久留里線のジーゼルカー内で「戦争だけはするな」と諭してくれた。彼は学徒として朝鮮半島で兵役についていたらしい。母と教師の一言を忘れることはない。

 

10数年前、戦争遺児から、本人が顔も知らない、会ったこともない父の実家の戦争秘事を紹介したい。既に彼女もこの世にいないのだから。敗戦直前であったろう。米軍爆撃機のB29が木更津市畑沢の山に墜落した。乗員11人とともに。畑沢の影山家所有の裏山だった。1945年の日本敗戦の直前に違いない。

 

米軍は、1944年11月から最新鋭戦略爆撃機B29を投入した。日本の軍需産業を破壊すると、東京大空襲など全国の主要都市の焦土作戦を、容赦なく敢行した。戦争は血も涙もないやくざと同じ倫理不存在の世界。東京の下町に対する無差別の大量焼夷弾の投下で東京は焦土と化した。とどめがヒロシマとナガサキへの原爆投下。国民の心と自由を奪っての天皇制国家主義は、もろくも解体し、神がかりの国家神道はその地位を失った。それでも現在の自民党を操り、内外に不気味さをまき散らしている。戦争はツネに宗教戦争でもあった。

 

それはさておき、木更津市畑沢の影山家の山林に墜落したB29をいち早く発見した同家の主人は、真っ先に現場に着くやいなや、そこに散乱する機体の無様な様子と共に、哀れ米兵の焼け焦げた死体と対面する。どうするか、大いに迷ったに違いない。毎日のように東京湾の対岸の東京は、B29の焼夷弾の投下で燃え盛り、都民は焼け死んでその数知れず、鬼畜米英の叫びは住民から仏心は消えていた。死骸も安全ではなかった。

 

当時の影山家は長男はいうまでもなく、結婚したばかりの次男は、木更津の奥地・房総半島の馬来田村に産婆医と結婚し、遺児を妻のお腹に抱かせての赤紙一枚の出征中。しかも、硫黄島玉砕の死の世界に無防備の輸送船で向かっていた。

 

影山家の信仰心のあつい主人は、敵軍の死者を放置して住民や日本兵に渡すわけには、予想されるむごい仕打ちを許せなかったらしい。彼は急いで、人気のない場所に穴を掘り、そこに死者を葬って、何気ない態度で現場処理に当たった。敗戦末期の混乱も幸いしたらしい。

この秘密の処理は、長男の妻に伝えられ、それが米国大使の耳に届く。10数年前、盛大な慰霊祭が行われ、そこに影山家の次男の戦争遺児も招かれた。その様子を戦争遺児は、筆者に打ち明けてくれていた。

 

<鬼畜米英の戦争中=戦後60年を経て米国大使館の耳に>

B29戦死者の慰霊祭の日がいつだったか記憶していない。10数年前だったことから類推すると、戦後60年以上たってようやく米国大使館の耳に届いたことになろう。

千葉県や木更津市の関係者も参列したであろう。戦時下の美談として地元紙「新千葉新聞」に掲載されたかもしれない。

敵軍の死者をこっそりと葬った影山家ではあったが、二人の赤紙組はどうなったか?

 

<影山家次男は硫黄島行きの輸送船で米機襲撃で海の藻屑>

哀れな戦争悲劇は、影山家全体に襲い掛かっていた。特に次男は、当初は大陸・中国での兵役から無事に帰国したが、敗戦濃厚の1945年に今度は玉砕の地・硫黄島に派兵命令が下った。

妻のお腹には、同年生まれの赤子が父親の帰りを待ちながら育っていた。彼の運命は一目散にやってきた。軍刀が悲劇の元だった。神風が吹くどころか、天皇の軍刀が影山二等兵の命を奪った。

無防備の輸送船は、東京湾を出ると、たちまち発見され、米機の襲撃に沈没する。この時、影山二等兵は海中に飛び込もうとする瞬間、軍刀をぶら下げていなかったことに気付く。軍刀を取りに行って、逃げ遅れて海の藻屑となってしまった。

筆者の父は、水戸の海軍基地の整備士だったが、父の弟が影山家の次男と同船していた。父の弟は素早く海に飛び込んで一命をとりとめた。生き延びた者の証言で、影山二等兵の死を知ることが出来たのだが、この悲劇を未亡人も遺児も知らなかった。

 

<遺児は栄養士となり木更津市の介護施設やくざに強姦殺人>

影山家の主は、B29の戦死者を自宅裏の所有山林に葬って戦勝国から感謝された。しかし、日本軍に応酬された次男は、天皇の軍刀で、命を失った。

戦争未亡人の産婆は、筆者を含め馬来田村や富岡村など、近隣住民の赤子を3000人以上もこの世に出した命の恩人である。しかし、娘の遺児は、木更津市の隣の富津市生まれのやくざ暴力団の浜名に強姦され、性奴隷の挙句、逃げ出そうとして脅迫され、恐怖で突発性の大動脈りゅう破裂で非業の死を強いられた。

この世に神も仏も存在しない好事例であろう。

 

<歴史の皮肉に貢献する公明党創価学会!>

<犯人は富津市生まれ浜名=木更津署は告発状破棄!>

「木更津レイプ殺人事件」は風化しない。風化させない。全国版でも知られている。公明党創価学会スキャンダルの1ページに加わった格好だ。千葉県警木更津署は、やくざ暴力団に支配されている!

2024年8月4日記(茅野村の仙人)

 

君たちはこの事件を知っているか?

長生炭鉱犠牲者の遺骨返還を 82年間海底に眠る183名 7割強が朝鮮人労働者 国の責任として遺族の元へ(長周新聞)

2024年8月 3日 (土)

本澤二郎の「日本の風景」(5243)

本澤二郎の「日本の風景」(5243)

<朝鮮半島から明るいニュース?=日朝正常化と拉致解決>

朝鮮半島から久しぶりに明るいニュースが飛び込んできた。韓国に亡命した北朝鮮外交官が、ロイター通信のインタビューに対して「拉致と国交正常化解決に前向き」との北朝鮮外交の基本方針を明らかにした。疑心暗鬼の日本の抵抗する右翼も説得できるだろう。国交正常化と拉致を掛ければ双方に異存などない。

死に体政権の岸田は、藁をもつかむ思いで飛びつくだろう。

 

<ワシントンは反対しない!民主共和党とも>

日朝外交最大のカギは、米国ワシントンが握っている。現在は、右派の共和党と中道民主の両党とも異論はない。トランプが11月大統領選挙の共和党候補になっている。米朝の関係正常化に突っ込んだ共和党に異論などない。

バイデンの民主党は、二つの戦争で身動きが取れない。次期民主党の大統領候補のハリスは、アジア系である。日朝の関係正常化に反対などできない。岸田のNATO寄りの危険な外交に借りもあるワシントンである。

 

米国外交の主導権は議会が握っている。韓国の右翼政権が猛烈に反対するかどうか。これも考えにくい。内政で動きが取れないユン政権である。岸田は、珍しく日朝外交を推進できる最良ポジションを手にしたようである。

 

大阪の中山正あき(太郎の弟・母親マサ=池田内閣厚生大臣)の言葉を思い出した。「日朝関係は日本政府の決断で1日あれば実現できる」ほどの軽い問題なのである。こじらせた原因は日本政府・アメリカである。

 

<拉致問題の原因は日本政府の怠慢=田中内閣は日中に次いで処理する計画だった!>

田中角栄は決断する実行内閣で知られる。即断即決だ。盟友の大平正芳に日中を任せると、直ちに日朝国交正常化を具体化させた。佐藤栄作の側近・木村俊夫に任せた。一気呵成に戦後外交の処理をする手はずだったのだが。

台湾派の時代錯誤の岸・福田の抵抗(文春の金脈問題)がなければ、拉致問題そのものが起きなかったのだが。

 

思い出すと筆者にもその役割が回ってきた。1993年に宮澤喜一内閣に対して、平壌はボールを投げてきた。直ちに宮澤とやり取りしたのだが、彼の足元には自民党右派が「政治改革」「小選挙区制断行」で揺さぶりをかけてきていた。小沢一郎の政治責任は重い。改憲軍拡の悪しき輩の抵抗である。

宮澤には余裕がなかった。結局、外務省が反対してお蔵入りしてしまった。誰も知らない1993年の日朝秘密交渉は、役人を排除することで決着を図ろうとするものだったのだが。

 

<金日成が信用した人物は陸軍参謀本部解明派・反山縣有朋派の総帥=佐賀の宇都宮太郎陸軍大将の息子・徳馬>

朝鮮半島の悲劇の元凶は、日本の天皇制国家主義による侵略・植民地支配にある。誰も否定できない史実である。日本敗戦で半島は二つに分裂した。敗戦国の日本は、ワシントンの指令にしたがって韓国と正常化したが、北朝鮮とは米国に対抗するソ連の影響を受けてることから後回しされる。

田中ー大平外交が、まずは中国と、ついで北朝鮮と正常化する手はずだったが、無念にも自民党岸・福田派による抵抗に屈して、日朝関係は棚上げされてしまった。自民党派閥抗争に起因する。

 

そうした北朝鮮を、機会を見ては平壌を往来した人物が、宇都宮徳馬だった。世界・人類との友好に賭ける宇都宮の政治信念は、憲法の要請以前に父親の薫陶を受けていた。すごい政治家だった。

陸軍参謀本部時代から長州の軍閥・山縣に対抗する解明派佐賀藩の陸軍大将は、革命派との接点を重視してきた。時代の潮流に掉さす人物で、現に朝鮮総督時代には事実上、発砲を禁じたことで知られる。金日成はそのことを知っていたらしく、息子の徳馬を信用して喜んで平壌に招待した。

 

のちに中曽根内閣で飛ぶ鳥落とす勢いの金丸信が訪朝した際、宇都宮の功績を知り、帰国すると、宇都宮を都内の料亭に招き入れ、頭を垂れたほどだ。次いで金丸側近の石井一が全国の地方議員約300人を率いる大訪朝団を編成した。この時、佐賀県の愛野興一郎(中大先輩)が「代わりに訪朝してほしい」と席を譲ってくれた。

佐賀の人が、予想もできない金日成会見をプレゼントしてくれたのだ。北朝鮮のボスの「我が国は地球と共に歩む」という名言に感動してしまった。

政治も常識で動くという。筆者の宮澤工作は、その直後のことだった。日本政治が安定していれば、護憲リベラルの政府が存在していれば、とうの昔に国交は正常化し、半島との経済交流は東アジアを元気にさせていた。拉致などは起きなかった。犯人は日本の右翼だ。

愚かすぎる改憲軍拡で、利権あさりの右翼政権に肩入れするナベツネ読売言論に怒りを覚える理由である。この点について、いつか理解してくれる国民が出てくれるかもしれない。愚鈍な利権言論とカネ亡者の財閥とカルト教団が、国民生活を危うくさせている三悪であろう。

 

<台湾有事の安倍・清和会崩壊の反動か>

いま新たな北朝鮮外交の攻勢は、安倍・清和会崩壊と無関係ではないだろう。岸田は、既に改憲軍拡派に塩を送り続けて来ている。それも十分すぎる量である。悪しき木原誠二の成果でもあろう。

宏池会の理念まで放棄してしまった。

台湾有事も右翼とペンタゴンの野望に過ぎないことも分かってきている。つくられた緊張策略だが、肝心のペンタゴンにその余裕などない。地対空ミサイルを日本の軍需産業に依存しなければならないほど、ワシントンの武器弾薬が枯渇している。

ワシントンが手を出せる「台湾有事」ではない。経済的に疲弊している核大国に手を出す愚か者など、ペンタゴンには一人もいない。

 

何とか生き延びた森喜朗の足場を支える笹川ギャンブル財団も、正義の刃には無力である。萩生田光一や世耕も落馬して力を失った。安倍側近の女を支援する勢力はわずかだ。清和会は名存実亡である。平壌の分析は実に完璧な分析だとみたい。

 

<岸田文雄の最後の決断>

首相の座に座りたい、ただそれだけの岸田文雄に期待する国民はほとんどいないだろう。岸田解散を喜ぶのは野党の一部でもある。維新・公明はごみ箱政党に落ち込んでしまっている。

これこそが解散の好機か。しかし、何か材料が欲しい?

岸田の最後の実績になるのは、日朝国交正常化実現である。日朝首脳の利害の一致だと見たい。

 

<それでも国民は43兆円戦争準備金阻止だ!>

アベノミクスもようやく崩壊した。1ドル80円に向かって突き進めば、国民生活は安定する。財閥も株屋も豚のように太っている。トヨタに目を向けなくても理解できる。

国民はそれでも43兆円の戦争準備に反対である。日本国憲法を定着させる時である。

2024年8月3日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)


アベノミクス崩壊で1ドル80円時代到来??【日本市況】日経平均ブラックマンデー以来の下げ幅、米景気懸念直撃長谷川敏郎、船曳三郎、酒井大輔2024年8月2日 14:12 JST 更新日時 2024年8月2日 15:51 JST2日の日本市場では株式相場が大幅続落し、日経平均株価はブラックマンデー以来、約37年ぶりの下げ幅となった。相次ぐ経済指標の悪化で米国景気の先行き懸念が広がり、投資家の間でリスク資産の保有を減らす動きが強まった。業種別33指数は全て安く、東証株価指数(TOPIX)は直近高値からの下落率が10%を超え、テクニカル分析上は調整局面入りとなった。

2024年8月 2日 (金)

本澤二郎の「日本の風景」(5242)

本澤二郎の「日本の風景」(5242)

<独裁・利権・腐敗の30年=小選挙区制の重い罪>

歴史の教訓を学ばない社会・国は、現在も未来も盲目で、今後も先行き不透明である。そこでは戦後史を彩る独裁が、国や地方ではびこって、民主主義の価値が損なわれている。命を育む自然環境も壊れていて痛々しい。

しかも、公僕の姿が見えない。血税で生きている公務員が、市民に目を向けていない。房総半島では「首長も役人もやくざ暴力団の方に目を向けている」と揶揄される始末で、法治機構の根幹を破壊している。恥ずかしくも悲しい限りだ。

 

「小選挙区制は腐敗を生む」(エール出版)を書いてかれこれ30年である。権力の中枢から「言論の自由」が消えた。言論の府の国会からも、自由闊達な議論が姿を消して久しい。

言論の自由を担保してきた派閥も、事実上、なくなってしまった30年ということになる。独裁が政界から、官界・財界から、果ては言論界にまで、ありとあらゆるところにはびこっている。委縮する言論に新聞テレビもひれ伏し、太刀打ちできない。

 

週刊誌でも文春独裁が世論を主導するという不可解な現象を呈して、それに翻弄される大手のメディアだ。独裁を許さない日本国憲法を否定する政治に、社会も経済も活力を失い、気が付いてみると、経済大国日本・ものつくり大国も姿を消した。私事だが、数年ぶりに海外に出かけようとしても、超円安でそれさえも不可能な後進国に落ち込んでしまっていた。

 

従来から独裁を旨とする国も難問山積で、国民生活は破綻してしまっている。ロシアのプーチンは、アメリカの武器と戦って、いまだに勝利を手にできないでいる。イスラエルの独裁者も、まるでナチスのヒトラーのようにふるまって人類を悲嘆させている。

わが故郷・房総半島では、驚く勿れやくざ暴力団が、水源地に核汚染ごみを埋め、周辺ではがん患者が多発しているが、それでも自治体はソッポを向いて相手にしない。

インターネット上では、こんな転落日本に住むロシア・ウクライナ・ブルガリアなど白人の美女がわんさか登場して、日本礼賛の発言をして、無知な国民を騙すことに懸命である。

 

<政治は極右・自民党と右翼転向の公明党創価学会主導>

この10年は、言論の独裁と権力の独裁が提携したことによって、憲法の平和主義が破壊され、外交安保で危機的な状況が生まれ、43兆円かけて構築されている。双方の独裁は、民主主義の根幹と憲法を破壊する。

極右化した独裁・自民と、中道の宗教独裁政党の右翼転向による連携を、独裁言論が正当化するという異常事態が継続してきた。独裁言論と独裁権力の連携は、社会の活力を削ぐことになる負担は、計り知れないほど大きい。

問題は、憲法や歴史の教訓を学んでいない世代は、そのことにさえも気付かないことだ。気付いたとしても、政界・官界・司法界は人事権の官邸独裁で身動きが取れない。この30年の治世は、野党の民主党さえも右傾化して、菅・野田内閣では日中関係を破壊し、国民生活を苦しめる消費税の大幅増まで強行した。

他方で、自民党の本流派閥である護憲リベラル派が、小泉内閣の下で駆逐されてしまった。このことは、なんとしても戦後政治史最悪の悲劇だった。

 

<ぶら下がるワシントンも日本と同じく財政破綻衰退国>

いまの政界に宇都宮徳馬はいない。大平正芳も田中角栄もいない。よりましな人物である鳩山由紀夫や福田康夫は、現役を引退している。頼りになる国際的な人材がいない。

ワシントンにぶら下がることで、政権を延命したいと信じ込む権力亡者ばかりだ。そのワシントンはいまやインフレ・財政破綻・軍事経済で先行き不透明である。

期待できる本物のリベラリストのロバート・ケネディJrは、イスラエルとウクライナ傾斜のバイデン政権の主流にはなれない。ただ、日本と違って与野党が拮抗している。むろんトランプ復活だと安定感がない。

自立する日本へと舵を切る覚悟の政治家が、日本にいないのも悲しい。

 

<財閥・宗教なども全て組織も独裁>

独裁自民は、独裁財閥である。三井住友三菱の御三家による財界と自民党支配はゆるぎない。自民との連携に満足する輩ばかりの財閥は、反省も謝罪もできない唯我独尊のカネ亡者だ。これまた進取の気風がない。

独裁を前提としている宗教界の戦前の侵略宗教である神道と、戦後の創価学会は、政教一致の課題を抱えている集票組織。

共に改憲軍拡に狂奔する危ない教団として、昨今は国際社会からも警戒されているという。

労働界の連合なども組織という組織は、独裁に満足しているようで批判しない。独裁は独裁を好む。笹川ギャンブル財団の笹川陽平を知らないが、彼が清和会の森喜朗や、最近知ってびっくりしたのだが、読売の渡辺恒雄まで抱え込んでいた。独裁者は独裁者が好きなのである。

 

<恐怖の戦争危機=安倍・太田>

独裁の恐怖は、戦争を引き寄せる点が一番の不安である。東条英機のような輩が清和会に集まっている。木原稔はそんな一人だろう。女でも怖い。神道・日本会議も危うい。安倍と公明党の太田昭宏のコンビで戦争法制が実現した。凡人ジャーナリストはこの時点でカルト教団に対しての監視を強めた。既に池田大作は一線を退いていた。そこを見計らっての太田と安倍による特定秘密保護法・自衛隊参戦法・共謀罪の強行だった。二人は本物の悪魔である。

「太田の闇資金を洗え」との話題が浮上して当然だった。

神道(神社本庁)と創価学会のカルト教団が、戦争にのめり込むのを止めることは不可能だろう。戦争と宗教は不可分の関係にあるのだから。

 

<民意が反映しない岸信介

願望の小選挙区制が独裁を生む>

戦後80年になろうとしているが、日本国民の戦争傾斜はない。100%ありえない。そこでA級戦犯勢力の岸信介は、改憲を強行する手段として小選挙区制導入を悲願とした。これに賛同した細川護熙・河野洋平・土井たか子・小沢一郎ら推進した面々の責任は、重大きわまりない。少数独裁下において改憲を断行する、いまその直前に日本国民とアジア諸国民は立たされている。戦争を風化させた岸の悲願が今なのだ。

 

車いすの改憲新聞・渡辺も先がない。渡辺と笹川が決起する可能性が高いが、そうなれば全国民は総力を挙げて反対に立ち上がるだろう。阻止する全老人は、足腰を鍛えておく時かもしれない。戦争ほど悲惨なことはないのだから。戦争のための改憲を、独裁者に委ねる愚は、100%避けねばならない。

2024年8月2日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)

2024年8月 1日 (木)

本澤二郎の「日本の風景」(5241A)

本澤二郎の「日本の風景」(5241A)

<医療事故死=財閥・東芝と岩手医大は天地の落差>

人は自身に襲い掛かった悲劇を忘れない。同じようなことが起きると、怒りと同情が沸く。「医師失格」(長崎出版)の取材を通して、医療大国と信じてきた日本が、その実、医療事故大国であることに気づかされる。次男正文の悲劇と無念は、凡人にとって最優先関心事である。経験のない第三者には理解できないことだが、それでも声をあげることで、事態を少しでも前進させようと必死になる。以下の記事に注目してもらいたい。

 

「たん吸引不十分、ケア児死亡 岩手医大病院で医療事故」

数日前に共同通信が流した記事の見出しである。岩手医大は反省と謝罪をした。当たり前のことである。そうしたことで同医大は医療事故を教訓にして再生していく。人間の組織はこうして前に進むことができる。当たり前のことだが、岩手医大の対応に敬意を表したい。我が家の次男に対して、財閥の三井住友傘下の東芝病院は、そうしなかった。

2010年4月7日に誤嚥性肺炎で入院した数時間後に、哀れ正文は個室に押し込まれ、100分も放置され、痰がのどに詰まって悶え、悶え抜いて院内で孤独・窒息死した。こんな軽率重大な過失に対して、東芝は現在に至るまで反省も謝罪もしない。岩手医大とは真逆の、悪魔の東芝と断罪したい。

人の命に向き合うことができず、社会的責任を果たさない東芝経営陣と株主は、人として組織として失格である。人間の屑である。東芝再生は不可能だと、改めて警鐘を鳴らしたい。

 

<財閥には反省も謝罪の文化がない=天皇の官僚と同じ>

駆け出しの政治記者が不思議な思いで見つめた社会現象?の一つが、右翼の街宣車のことだった。国会と自民党を十重二十重と囲む反政府街宣車の大騒音に、永田町と平河町に暮らす政府職員・国会議員は、毎日閉口していた。

田中角栄内閣と大平正芳外相による日中国交正常化に対して、右翼が猛反撃する街宣車。背後のA級戦犯勢力・岸信介や笹川良一らの抵抗でもあった。この右翼の暴走について、駆け出しの記者は理解できなかった。その行動力と資金力はどこから出ているのか?

筆者は平和軍縮派の宇都宮徳馬に尋ねた。「財閥からの金だよ」と彼は即答した。その時からである。「財閥」が目の前に壁となって浮かんできた。敗戦で占領軍は、侵略戦争の元凶となった軍閥と財閥を解体したが、その財閥が復活していた。右翼街宣車の政府批判の黒幕は、財閥だった。目からうろことはこのことか。

 

財閥は反省・謝罪の文化がない。高圧的で権力的である。そう分析すると、日中国交正常化に取り組んだ当時の自民党には、右翼に屈しない護憲リベラル派が存在した。その史実を国民もジャーナリストも知らなければならない。

 

<日韓・日朝・日中・日ロなど隣人との関係修復は不可能>

その確たる証拠を、命で父親に教えてくれた人物が、次男正文だった。次男と宇都宮が我が生涯の恩師なのだ。読者諸兄は、このことにしっかりと気付いてもらいたい。

右翼が宇都宮の選挙区に、三文作家の石原慎太郎をぶつけてきた理由も理解できるだろう。右翼の結束は、小勢力ゆえに結束して体当たりしてくる、これが特徴である。

右翼には、護憲リベラル派はいない。左翼から右翼に転向した典型人が読売の渡辺恒雄だ。現在の転向組が岸田文雄。木原誠二や上川陽子らも同類かもしれない。

権力欲しさに信念をドブに捨てる輩は、カルト教団にもいる。池田大作の公明党創価学会であろう。目下、内部からの批判にさらされて、信濃町の悲鳴はすさまじい。統一教会にも言えるが、無理強いした献金を、本人に返却してすっきりしたらいい。

 

財閥は、戦争で莫大な利益を上げる悪魔企業である。右翼政権の黒幕である。分からなかったらツネに聞くといいだろう。43兆円に浮かれる面々でもある。

しかも、彼らとその仲間の政権の下では、反省も謝罪もできないため、隣国との関係正常化は不可能だ。大陸や朝鮮半島の人々との真の和解は困難である。従軍慰安婦・徴用工犯罪は、世界史に刻まれて消えない。

 

<岸田の統一教会・闇献金退治はいい加減すぎる>

最近のびっくりニュースは、笹川ギャンブル財団にツネが乗り込んでいたことを知ったことだ。森喜朗という岸の信奉者だけではなかった。笹川ゴルフコンペにすっ飛んでいく輩に、安倍晋三・小泉純一郎・麻生太郎・森がいたが、さらに岸田とツネまでが加わっていたとは?これは大ニュース!

政権たらい回しの闇のグループである。ここから今回の自民党・安倍清和会の闇献金疑獄を分析すると、岸田のいい加減すぎる対応を見て取ることができるだろう。

福田康夫はえらい。宮澤喜一の護憲リベラル・隣国との友好関係に傾注している。護憲リベラルの時代は必ず到来する。そうでなければ、日本は完璧に沈没するのだから。

沈没した後に再生の芽が出てくるのか?

 

<検察の正義は雑魚ばかり>

昨夜日刊ゲンダイの有能記者の取材を受けた。岸田の手口をぼやいていた。広瀬だとか00だとか、検察は弱い者いじめ、雑魚をいたぶって本丸にメスを入れない。

闇献金の牙城は財閥である。宇都宮と正文が教えてくれている!凡人にも生涯の恩師がいる!

2024年8月1日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)



たん吸引不十分、ケア児死亡 岩手医大病院で医療事故

(共同)岩手医大病院(岩手県矢巾町)は2014年7月30日、重い障害で体をほとんど動かせない10代男性が小児病棟に入院中の昨年10月、たんの吸引が不十分だったため窒息し、低酸素血症で死亡する医療事故が起きたと発表した。付き添いの母親が不在時に発生し、病院は吸引などの介助が日常的に必要な「医療的ケア児」に対する理解不足などが背景にあったと説明した。 外部有識者を含む医療事故調査委員会の報告書によると、男性は昨年10月16日、発熱のため入院。同18日、母親はケアの内容や注意点を書いたメモを病院スタッフに渡して一時帰宅した。翌19日に男性の酸素飽和度が下がったため、看護師が酸素投与を増やし、口や鼻からたんを吸引したが、呼吸のため喉に開けた「永久気管孔」からは吸引していなかった。この看護師が別の患者を処置しているうちに男性は心肺停止となり同日死亡した。

産経の見事な報道センスに驚愕!

パリ五輪村のヘルシー食堂、「肉を出せ!」不満続出で計画修正 「東京はよかった」の声も産経新聞 パリ五輪選手村の食堂を巡り、各国選手団から「肉が足りない」といった不満が相次いでいる。大会組織委員会は「地球にやさしく健康的なメニュー」を誇ってきたが、29日には「700キロの卵や肉を投入し、動物性タンパク質を増強する」と発表し、計画を一部修正した。

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