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2024年6月 2日 (日)

本澤二郎の「日本の風景」(5182)

本澤二郎の「日本の風景」(5182)

<旧内務官僚・渡辺一太郎遺言=天皇は朝鮮族=伊勢神宮調査>

元号問題の取材で、初めて自民党の渡辺一太郎参院議員に出会った。先輩が日大OBという事情も重なって、それ以後も親しく交際してきた。それだけではなく、元千葉県警本部長の旧内務官僚として、やくざ代議士で知られた浜田幸一逮捕に執念を燃やしていたことを知ったので、余計に親しく付き合うようになった。そんな彼が晩年にすごい話しを聞かせてくれた。当初は「まさか」と信じようとしなかったが、知識が豊富になる過程で現在は「事実」であると考えている。

 

それは「天皇は朝鮮人」という途方もない指摘だった。敗戦直後に三重県の警察の責任者となり、侵略戦争の精神的支柱となった国家神道の牙城である伊勢神宮を調べ上げた結果だというのだ。天皇族は、朝鮮半島から渡ってきた朝鮮人!現在の知識では頷けるが、その後ずっと信じられなかった。

本日初めて渡辺の経歴を調べてみた。驚いた。苦学生だった。日大の法文学部を卒業すると、長野県巡査に任官。そこから高等文官試験に合格し、内務官僚の世界に飛び込んでいる。大変な努力家だった。経歴には三重県警察勤務歴がない。消されたのだろう。念のため、彼の経歴を貼り付ける。

東京府出身[1][注 1]日本大学専門部を経て[2]、1934年(昭和9年)同大学法文学部を卒業した[1][2][3]。1936年(昭和11年)長野県巡査に任官[2]。1938年(昭和13年)10月、高等試験行政科試験に合格し[2]厚生省に入省[2]。以後、徳島県農務課長、鹿児島県庶務課長、神奈川県商工課長、鳥取県警察部長、警察庁参事官千葉県警察本部長、臨時行政調査会専門委員などを歴任[1][3]。1963年(昭和38年)千葉県副知事に就任した[1][3]。また、戦時中は陸軍司政官に転出した[4]

1968年(昭和43年)7月の第8回参議院議員通常選挙千葉県地方区から自由民主党公認で出馬して当選し[1][3][5]、参議院議員に1期在任した[1][3]。この間、第1次田中角栄内閣北海道開発政務次官、自民党行政調査会副会長などを務めた[1][3]。その後、第10回通常選挙に立候補したが落選した[5]

 

<国の歴史は捏造・改ざんが当たり前が常識>

安倍晋三内閣における数々の事件は、森友事件に限らない。真実を隠蔽し、嘘をでっちあげて、それで押し切る事例が見られた。官僚は都合の悪いことは隠し、都合よく史実をまとめ上げる。役人の仕事である。

公僕は言葉の上だけのことで、史実との乖離はごく常識なのだ。歩いて取材する人間は、自然にそれが見えてくるものである。取材対象者の人物を知ると、余計にそれが分かる。

 

渡辺一太郎は自らの足で伊勢神宮に入り込んで、神道の正体を暴いた英雄に違いない。平成天皇も半島との深い関係を認める発言をしている。「万世一系」などという言葉で覆い隠そうとしているが、科学的調査が上回るだろう。

 

<調査の事実、証拠を取材しなかった無知人間>

あまりにも唐突な渡辺発言だった。信じる方がおかしい。天皇は戦前は神、戦後に人間宣言をしたものの、一般人にとって遠い存在で、日常生活には無縁である。「まさか」でやり過ごすことは当時の無知人間には仕方がなかった。

彼の具体的な調査と証拠についてなぜ詳しく聞き出そうとしなかったのか。悔やまれる。秘書の石井正子も知っていたのだろう。内務官僚の結束は固く、戦後も毎月会合を開いていたことは知っている。ことによると、内務官僚にとって「天皇渡来人」は、当たり前だったのかもしれない。

古事記や日本書紀を知らないが、そこにどれほどの真実が記述されているのか?現代人には分析できないだろう。ただし、伊勢神宮の内部を調べ上げれば、渡辺の遺言は当たり前となるのだろう。

 

<古代史は大陸半島史と共に=出雲大社の山門は半島向き>

島国の日本列島は、大陸や半島の人々からすると安全地帯だった。仏教や儒教の伝来以前に半島の原始宗教が列島に。神道の源流は大陸の道教の分派なのか?

大陸の皇帝支配は半島の王政になり、それが日本においては天皇制となるのであろう。朝鮮半島も日本列島も、大陸の皇帝に仕える政治体制であったはずだ。いち早く鉄の文化が半島へ、半島の敗者が列島に鉄の文化を持ち込んで、列島の覇者となる。そうして天皇制が誕生したのである。

華美享楽の皇室は、支配者の地位を武士に乗っ取られ、京都で蟄居の身になる。そんな時に長州と薩摩の討幕勢力が、天皇を擁立することで、表向きの明治の近代化が始まっていく。現実には、国際化の先陣を切ったのは、金を生む女性の奴隷貿易の悲劇だった。

 

ちなみに島根県の出雲大社という神社の山門は、半島を向いている。渡来人の受け入れ先だ。そこが日本の鉄鉱石の発祥地となった。鉄による武器を用いて奈良や京都を制圧し、東は関東周辺にまで勢力を伸ばすことで、その地位を確立する。日本誕生は半島人の天下を意味する。

 

<天皇利用=戦前の国家主義=戦後はワシントン=ポチの内外政>

日本人は、今も神がかりの原始の精神状況に置かれているのだろうか。国家主義者の中曽根康弘に単独会見をした折、尊敬する人物を聞くと、何と答えたか。「明治天皇だ」と元海軍主計中尉は答えた。軍刀をぶら下げた天皇が、戦前派の精神を虜にしていたのである。明治の天皇教育に染まっていたままの戦後の首相に驚いてしまった。

この天皇制を利用した戦後の国はワシントン。天皇制と神道の虜となっている自民党が、今も政権を担当している。戦後の民主主義教育も、天皇制を超えることができない日本人。

歴代の政権は、天皇の政治利用に長けていた。彼らの精神状況は、戦前の神がかりに押しつぶされていたのであろう。

 

<神がかり大好きの原始自民党にひれ伏す子羊の群れ>

かくして日本人は、近代を乗り越える力を喪失したまま21世紀を迎えている。政府与党の自民党は、選挙という最も厳しい場において「神棚選挙」を公然と敢行している。

狂信的なカルト教団・神道の氏子(信者)というのである。選挙する方も、支援する方も神がかりが大好きな人々なのだ。

 

日本最大の不思議である。カルト、カルトの日本が、この国の近代を阻んでいる正体である。

昨日、袖ヶ浦市民からこれまた不思議な話が飛び込んできた。例のフクシマの東電核汚染ごみを同市林・高谷地区の陣場台にこっそりと投棄して、莫大な利益を上げた産廃企業のワコーエコテックが、近くの神社の山門を寄付した。

「神社の御利益で核汚染ごみ犯罪投棄事件をチャラにしたい」ということらしい?300万人の日本兵を死地に送り出した国家神道が、現在は悪党の守り神になって犯罪を隠蔽しようとしている?

「警察も抑え込んでも安心ではない」ということらしい。

 

神がかり日本人と天皇制が、これからも継続してゆくのであろうか?渡辺一太郎が目をむいているではないか。

2024年6月2日記(政治評論家・茅野村の憲法仙人・日本記者クラブ会員・やくざ暴力団追放国民会議)

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