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2024年5月 4日 (土)

本澤二郎の「日本の風景」(5154)

本澤二郎の「日本の風景」(5154)

<バイデン大統領の正直発言に図星の高評価の声も>

報道によると、バイデン氏は5月1日の演説で、米国経済の発展に移民が貢献していると発言した後、日本を中国やロシア、インドと並べて「外国人嫌いで、移民を望まないから、(経済的な)問題を抱えている」と発言した。これに日本政府はお冠だが、事実であろう。「外交は嘘に包まれている」というおかしなルールを踏襲する霞が関を直撃したような米大統領発言に対して、5月の素晴らしい季節に日本政府も国民も真しに受け止めるべきではないか。

 

戦前からの神道天皇制国家主義の排外主義は、現在も続いている。日本が国際化しきれない原因であろう。

法律家の中には、敗戦時に各国とも「天皇責任」を要求したことに対して、アメリカが天皇制維持にこだわり、これを強行したことが唯一の失敗、との見解は少なくない。

 

中国でも鄧小平の改革開放政策が功を奏して、高度な経済成長を勝ち取った。李克強も筆者との単独会見で「中国の改革開放政策が変わることはない」と強く発言したものである。

 

日本人は触れられたくない欠点を指摘された機会に、それを懐深く抱き入れ、よくよくかみしめて自己改革すれば立派なのだが、それが出来ない国民性がある。根っこにある差別主義は、女性蔑視の神道カルトと無縁ではない。21世紀の天皇制に問題があるといえるだろう。

 

<仏教と神道は異質=男女平等に対してけがれの女>

憲法は男女平等による人権主義を貫いているが、神道は女性をけがれているという、いかがわしいモノサシで差別する。靖国神社には刀剣を祀っているというから、さもありなん。戦争神社として国際社会から恐れられている。そのシンボルである旭日旗の軍艦が、インド太平洋に派遣という覇権行為を始めた。アジア各国に新たな軍拡の潮流を巻き起こしている。歴史の繰り返しを恐れる国民は少なくない。政権交代で変わるのかどうか?

日本占領軍は、日本侵略の3要素を財閥・軍閥・国家神道として退治したはずだが、朝鮮戦争で瞬く間に復活した。国家神道は、森喜朗の清和会政治から鎌首をもたげて、自民党を制圧してしまった。

 

<政教分離に違反する自民党と公明党>

自民党議員は神道の神棚を祀って選挙戦を勝ち抜く政教一致の政党であって、国民政党ではない。何事も神がかりという科学ではない占いのレベルで政治を行っている。公明党も解散の時期を迎えているだろう。選挙のための政党など不要である。

 

いまだに女性差別のジェンダー論に無知な凡人であるが、欧米と異なる日本主義には、女性のけがれ思想や家父長制度が、いまだに解決できていない。統一教会が自民党政調会長の萩生田光一にねじ込んで「家庭庁」と命名したことは、まだ最近のことである。宗教をタブー視してはならない。憲法20条は、9条と共に重視する議会人でなければならない。日本の民主化が停滞している理由は、神道カルトの自民党政治に根源がある。

バイデン発言を機会に日本人の差別主義をしっかり猛省すべき時ではないだろうか。それは同時に神社神道の金集めの暴走にもメスを入れる時だ。

 

<外国人とやくざ暴力団に支えられる土建業?>

昨夕、散歩がてら近くの土建会社の近くを通った。作業場近くに一般の住宅を買って作業員の宿舎にしている入り口で、やや浅黒い若者二人と出くわした。

挨拶すると、彼らは白い歯を見せて応じた。国はどこかと聞くとインドネシアと答えた。「国に帰りますか」に「あと5年後に帰る」という。「日本に住みたいか」には返事しなかった。「バリ島は美しい」と弾んで答えてくれた。

年齢は20歳。まだ結婚していない。だれも故郷がいいに決まっている。お金をためて母国に帰り、結婚して家庭を持つという希望が、決して楽ではない差別される日本での苦役に耐えているのであろうか。

土建業には、やくざ暴力団がまとわりついていることは昔からだ。インドネシアの若者も気づいているに違いない。外国人に支えられる日本のビジネスだが、しかし、移民は受け入れたくない日本人と日本政府の差別主義。他方、アメリカは移民の国として世界一の覇権大国となった。

 

閉鎖的な日本も遂に発展途上国・後進国に転落してしまった円激安の日本に、目下、中国の若者が押しかけて爆買いしている。それでも、近隣国と対決することで、改憲軍拡に突進する日本丸は、どう考えても難破して沈没する亡国の因が見え隠れしている!

2024年5月4日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)

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