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2024年5月 6日 (月)

本澤二郎の「日本の風景」(5156)

本澤二郎の「日本の風景」(5156) 

<房総半島の命の水SOS!=袖ヶ浦・君津両市に産廃毒物・核汚染ごみ埋設=小櫃川河川利用の水道水があぶない>

「命の水」が危険にさらされている。風光明媚と言われた房総半島は、大規模な山砂採取とゴルフ場乱開発、巨大な湾岸の埋め立てで、大地は激しくいたぶられ続けて、ついに悲鳴を上げている。そこに追い打ちをかけた311フクシマの核汚染ごみが、あろうことか密かに水源地に埋められという深刻な事態に、生き物も人間も行き場を失ったかにみられる。同時に有毒汚染水垂れ流しの工場も林立し、首都圏のオアシスの水が危機にさらされてしまったかにみえるのだが!

 

特に袖ヶ浦市と君津市に核汚染ごみが大量に投棄されていることが、本ブログ取材で判明して数年が経つ。しかし、千葉県も問題の両市も対策を講じようとしていない。背後にやくざ暴力団の跋扈を指摘できる。地元の住民は「やくざに支配されている千葉県と各自治体」と声を潜めながら、恐ろしい実情を暴露している。(この後の記事がまたしても消えた!)木更津・君津・袖ヶ浦・富津と市原市の一部の県民が、現在も小櫃川の値上げした水道水を利用している。ざっと40万人+αの「命の水」の危機に対して、やくざ暴力団に遠慮してか、地方議会の対応も生ぬるい。

 

核汚染ごみ事件を追及する元宏池会秘書の御園豊氏ら袖ヶ浦市林・高谷地区住民の叫びは、日景省吾秘書らの努力で、なんとか一部国会議員や県議会議員を動かすまでになったものの、覚悟の原状回復運動の解決の目途は立っていない。悲しいかな新聞テレビの報道も、ことの本質を避けて、実情を報じていない。電通など原子力マフィアに屈しているとみられる。

そこに新たな不安材料が飛び出してきた。

 

<例年20羽ほどの鵜が今年は姿見せない=魚が消えた証拠か>

小櫃川の東京湾に注いでいる河口周辺でシラス漁をしている漁師から「数年前からシラスがいなくなった」との証言はすでに本ブログで紹介した。また、林地区の清流・松川から小魚や蟹がいなくなって大分立つ、との事実も。松川は小櫃川の支流だ。

 

数日前になって、袖ヶ浦市の農家の話も入ってきた。「鵜の姿が見えない」という。鵜というと、筆者は長良川の鵜飼しか知らない。同市の水田地帯を流れる浮木戸川にいつもは20羽ほどの鵜が魚を獲っていたというのだが、今年はほとんど見られない。川に魚がいない証拠であろう。

そこから新たな不安が浮上する。今直ちに手を打たないと「半島汚染米」と評価されることになりかねない。農協も漁協も危うい。

 

<「木更津市の武田川にもいない」との声も>

数か月前だが、筆者は木更津市の住民から「武田川に魚がいない」という話を聞いていた。水質問題に詳しい地元住民の指摘である。この川も小櫃川に注いでいる。

武田川に注ぐ清流には「いっせんぼく」という小さな名所がある。一千を数える泉から命名したのであろうが、筆者も何度か散歩しながら目撃してきた場所だ。ぶくぶくと水が地表に噴き出て、それが武田川にかなりの水量となって水を送り込んでいる。

 

<いっせんぼく汚染?近くに日高金属の銅線洗浄工場がある!>

まさか?であるが、この清水の噴き出る北側に袖ヶ浦市の林・高谷地区がある。同市議から聞いた話だが、彼は「林地区の銅線洗浄工場の汚染水とリンクしている」との未確認情報だが、確かに銅線洗浄には有毒の薬物を使用する。「足尾鉱毒事件を思い出す」と指摘する専門家もいる。

 

<なぜか水質検査をしない千葉県と地元自治体!>

銅線の異常高騰は43兆円と関係している。武器弾薬に化ける銅の需要が高まっている。米軍基地など兵器の洗浄剤による水質汚染問題は、いまでは全国的に拡大している。各地で水質検査をしているが、千葉県は不思議とソッポを向いていることが分かってきた。

 

袖ヶ浦市では、林地区住民の強い要望で井戸水などの検査をしたが、なんとデータ改ざんを見つけて、住民は行政不信に陥っている。現在も日高金属の汚染水を検査しているが、住民側は別途、信用できる業者にも依頼して検査をしている。行政を信用できない住民も悲劇であるが、これが日本の腐敗した地方自治体なのだ。

 

<心配される半島の地下水脈汚染>

房総半島の地下水脈は一本の糸でつながっている。ということは、袖ヶ浦や君津での汚染は、半島全域に及んでいることになろうか。

千葉市や茂原市とも連携している水脈。となると、千葉県全域が危ない。善良な業者や大学の研究者による正確な水質検査が不可欠といっていい。このことも悲劇そのものであろう。

 

<千葉県議会も10年目に追及、当局は「調査中」>

袖ヶ浦市の核汚染ごみと工場排水汚染問題は、千葉県議会で立憲民主党県議によって、今年になってようやく委員会質問が始まった。県担当課は「検査を始めた」という開き直りの答弁に終始している。県知事の熊谷俊人には「自民党やくざ系参院議員が張り付いている」と、県民の顰蹙を買っている有様。住民は「問題が発生して10年目にようやくここまで来た」とため息をついているありさまだ。民度の低い千葉県民も、事柄が「命の水」となれば、これまでのように鷹揚に構えていると、自身の命を失うことになるだろう!

札幌では核汚染ごみ反対のデモが起きた。道内70の市民団体が決起したものだ。房総半島は?

2024年5月6日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)

 

仏敵”と罵倒…創価学会が「安保反対サイト」に陰湿な嫌がらせ

日刊ゲンダイ 2016/10/17更新

https://web.archive.org/web/20230401141705/https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/162899

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