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2024年5月 7日 (火)

本澤二郎の「日本の風景」(5157)

本澤二郎の「日本の風景」(5157)

<安倍子飼いの比例代表制で議会に登場したSMは確信犯!>

来月君津市でアイヌ民族の文化を伝える映画「大地よ」が上映される。主演の宇梶静江さんもシンポジウムで講演するという。他方で、安倍が政界に送り込んだ衆院議員MSのアイヌ叩きが止まらない。名前を書くのも憚れるSMは、日本に滞在している韓国人・朝鮮人に対しても、批判して極右の偏狭なナショナリズムを喧伝している。はては戦前の軍国主義を謳歌させた教育勅語を礼賛し、アジア諸国民の反発を呼んでいる。赤紙一枚で命を奪われた兵士に対する向き合い方も普通ではない。安倍効果はいまだやまず、か。

 

違和感満載の彼女のブログには、4月22日の安倍晋三墓参に、台湾独立派の李登輝元総統の娘や安倍の未亡人、森喜朗の支援で安倍・清和会崩壊後の後継者になろうとしている萩生田光一と共に参加したとを書いている。「安倍そっくりさん」に徹して、いまではそれまでの高市早苗を超えてしまった?

一連の卑しい発言と行動は、生きていれば安倍が狂喜するようなことばかりだ。むろん、森も萩生田も。すなわち森が政権担当時に叫んだ「神の国」、すなわち「神道天皇制国家主義」の発露であろう。排外主義は天皇教と結びついている。そして、その源流は神道のけがれの思想であろう。

 

確かに日本の男尊女卑文化の根底に潜む「けがれ」の思想?が見て取れる。例えば最近はモンゴル相撲に取って代わられたような神道相撲の土俵に、女性が入れないことが報じられた。足尾鉱毒事件の古河銅山に女性が入れなかった。女人禁制がいたるところに存在している神道の「教義」?筆者は統一教会カルトにならって、神道カルトと呼んでいる。(この先の文章が書いても消える、消える)

天皇族は半島からの渡来説が正しい。韓流ドラマがヒントを与えてくれる。筆者は神道の源流は中国の道教ではないかと感じるのだが。

 

この神道カルトが自民党の選挙支持基盤であるから、きわめて政治的要素を含んでいる。内閣支持率が0%に落ちない原因に違いない。自民党に神道政治連盟が発足したのは、保守合同後のA級戦犯の岸信介内閣のころだろう。そのことを森喜朗が首相として初めて公言し、内外の顰蹙をかって政権を降りた。代わった小泉純一郎が靖国神社参拝にこだわって、日中関係を破壊した。民主党の野田佳彦が尖閣国有化した背景は、彼が松下政経塾の偏狭なナショナリストだったからである。

 

京都大学名誉教授の井上清は、彼の名著「日本史」(岩波書店)で、神道は原始宗教の一つで、いうなればお祓い宗教の一つに過ぎない、と喝破している。

神道信者(氏子)は、なによりも歴史を学んでいない。日本国憲法を読んでいない。原因は、学校で近現代史を教えられなかった、憲法を学ばなかった、というこの2点で国際常識を理解できない。学校教育の欠陥が、真正面から国際常識を理解できない。その代表が安倍・清和会といえる。安倍は強権を用いて比例上位でMSを政界に送り出した狙いが、筆者にはよく見える。それに彼女は必死で応えようとしているのである。結果、神道の残酷なカルト「教義」を露呈し、繰り返し叫んでいたものだろう。

 

<施行5年アイヌ施策推進法に罰則を、ただちに侮辱罪提訴も>

アイヌ施策推進法に罰則を設けるきっかけをSMは作ってくれたことになる。議会は急ぎ罰則を設けてほしい。同時に侮辱罪で告訴すればいい。男女差別の排外主義を女性を使って世論操作する背後の、A級戦犯の岸信介の亜流勢力を暴き出す必要も出てきた。日本国憲法は、差別・排外主義を禁じているのだから遠慮無用である。

 

<宇梶静江主演の映画「大地よ」を学校教育の場で上映せよ>

アイヌ民族は東北から北海道、さらには現在のロシア領にも、その生活基盤は広大であった。それに平和な民族だった。そこへと徳川幕府を倒した外国勢力を巻き込んだ薩長連合の野蛮な明治政府が、京都に蟄居していた天皇家を引きずりだして、その武力でアイヌ民族を殺戮・懐柔して亡ぼしてしまった。アイヌの歴史や文化も消滅させるという恐ろしい明治だった。その後に日本の武力統一後ぎ隣国へと侵略戦争を強行して自ら滅びたのだが、国家神道の罪は万死に値する。それでも天皇制はまんまと生き残った。しかも岸の時代から再び戦前回帰が始まり、いまや米国の衰退を契機に再び鎌首をもたげた岸田文雄? この機会に「大地よ」の映画を学生、子供たちに見せる国民運動をすべきだろう。

筆者も一度札幌で整体師のアイヌ民族の人と交流したことがある。当時は在京政治部長会で世話になった大学の先輩・高谷治郎さんも元気で、ホテル内の飲み屋で痛飲した思い出もある。彼は朝鮮支援に汗をかいていた。山登りや釣りの大家で、政治部長会の自衛隊対馬基地視察では、早朝にイカを釣りあげてきて、刺身にして食べたすばらしい記憶が蘇る。北海道新聞の記者にとってアイヌ問題は、自身の問題として大事に報道してきた。5年前の成果は、彼らのお陰でもあろう。今我々のできることは「大地よ」を観賞して、日本の歴史の真実を知ることである。今回の君津市での映写会は、JR東日本と袖ヶ浦市の露崎清美氏の努力のお陰である。感謝したい。同時に宇梶さんのさらなる健闘に期待したい。

2024年5月7日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)

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