本澤二郎の「日本の風景」(5131)
本澤二郎の「日本の風景」(5131)
<やくざ暴力団追放都市宣言の勝浦市再訪>
利権・金もうけのために事前の準備は、真っ先に「やくざ暴力団」を使って反対派を抑え込む。その後に政府・自治体や財閥・巨大企業が仕切る。これが日本ビジネスの基本だ。やくざ暴力団はそのために養われている!
最近出会った元自衛隊員の目撃・経験談である。沖縄など南西諸島の自衛隊基地が次々と実現する背景だ。反対住民を抑圧するやくざ暴力団と、それを取り締まりをしない警察と検察!日本はそうして自然が苦もなく破壊され、危機が到来する。悲しい悲しい日本の悲劇的真実である。
やくざ暴力団追放国民会議を立ち上げないと、この国の民主主義は根底から破壊されてしまう。自民党や公明党だけでなく、霞が関の官僚も財閥・財界もこの手口で目的を果たしてきたし、今後も継続して社会を粉々にしていく。市民運動の再構築が不可欠だ。
かくして、二度目のやくざ暴力団追放都市宣言の勝浦市再訪を試みた。案内役はスズキの1300ccのカーナビなしのスイフト車。傷だらけだが、無事に大事な任務を果たしてくれた。感謝したい。静岡県の川勝平太知事の支援者が、スズキの相談役だったことに驚いたばかりである。まともな経営者もいる。混迷混乱が約束される現在は、小型車のスズキが最適車だ。それにしても観光都市・勝浦は、海と空と森の大自然に恵まれている。神社仏閣は無用である。前回は八幡岬公園から眺めた勝浦湾の真っ白な波しぶきの風景に、しばしうっとりして、その場に佇んでしまった。房総半島に暮らして82年だというのに、勝浦に足を踏み入れる機会がなかった。
鴨川市には何度も足を運んだ。三木武夫元首相の義弟・森美秀に誘われるままに、何度も森後援会で講演をした。一番受けた話題はやくざ代議士叩きで、これに亀田病院や塩田病院などの関係者が繰り返し拍手してくれた。その中には勝浦の三日月ホテル関係者や勝浦市議もいたのだが。
ひょっとして「勝浦にやくざ暴力団はいらない」という健全な土壌
づくりに貢献していたのかもしれない。無辜な女性を性奴隷にした「木更津レイプ殺人事件」と、殺人事件の捜査をしない木更津署のことを考えると、最後の闘いを放棄するなど許されず、じっとしていられない。政治屋政党官僚や財閥の用心棒のような人間は、確実に人間の屑である。民主主義の破壊者であって、到底容認することは出来ない。
やくざ暴力団の正体を知る袖ヶ浦市の出口元市長は、やくざ勢力に屈せずに12年間、市政を担当した。水田三喜男・池田淳・水野清の秘書をした御園豊も、腹をくくって立ち上がった。やくざ暴力団の罠にかかったという、元創価学会千葉県本部の大物・露崎某など、それに林地区や高谷地区の勇気ある住民の中から、正義の士が決起してきている。そのための「支援するペン」もいささか鋭くなってきた。
<悪天候よそに三日月ホテルに家族連れの波>
4月3日は最悪の天気予報で、春嵐の厳しい旅の覚悟が必要だった。しかし、貧者の凡人ジャーナリストはかなり無理して予約した三日月シーパークホテル勝浦一泊をキャンセルする気は全くなかった。
安全な鴨川線を利用して、鴨川から勝浦を目指した。安全・ゆっくり・慎重ハンドルと、途中からスマホを活用した。初めての経験である。およそ1時間前に到着した。広いロビーでは首都圏の家族連れの旅人が、自由に無料コーヒーを飲みながら、午後3時の入館を待っていた。子供たちは嬉しそうに館内を走り回っていた。
気付いた点は、どこにも「入れ墨お断り」の標識がないことだ。大浴場入り口にもない。今では入れ墨やくざ暴力団は、排除されているのである。子供連れも安心・安全な勝浦市なのだった。
まずは「千葉県の勝浦市化」が不可欠である。これの列島化が夢だ。「女性や子供が安心して旅行ができる房総半島」から開始したい。木更津市の入れ墨やくざ暴力団のための温泉はいらない。許してはならない。そのためには、真っ当な警察へと再生させる必要がある。かりそめにも、やくざと手を組む警察官は即打ち首にすることも重要である。警察庁・国家公安委員会を含めて、警察の倫理規定の再構築が不可欠だ。まずは千葉県民に信頼される警察へと再生させねばなるまい。
<勝浦市観光協会「やくざ事件?聞いたことない」>
幸いホテルの近くに勝浦観光協会があった。中をのぞいてみた。3人ほどの職員が働いていた。声をかけると、中年の女性職員に「やくざ事件はどうですか」と率直に聞いた。
彼女は怪訝な表情をしながら、旅人に「聞いたことがありません」という期待した回答が飛び出した。それに安堵した。
木更津市の住民は、やくざの話になると、途端に首をすくめ、あたりを見回して、小さい声で話す。やくざ暴力団から距離を置く。関係しないことに神経をすり減らしている。公然と「ハマコーラーメン」「ホソカワラーメン」を売る恐怖の土地柄を、第三者には理解できない。他人任せでは、問題解決は1ミリも前に進まない。
<円激安でも外国人の客はゼロ、海外旅行もダウン、高額すぎるクルーズ旅行は作戦変更か>
ホテルの様子から気付いた点は、外国人観光客がいないことだ。ゼロだ。旅行業者が期待していた中国人観光客は、全くいない。バイキング料理に舌鼓を打っていても、中国語を聞くことができない。
日中外交が安倍・清和会によって、完全に遮断されてしまっている。政治屋の利権外交・武器弾薬に特化した外交では、国民は悲劇である。その証拠を見せつけられると、やはり悲しい。
<おかしすぎる君津安房郡市の千葉12区に大異変>
小選挙区制下、千葉12区の君津安房郡市は、ほぼ100%の確率で、自公のやくざ系候補が議席を独占してきた。
中選挙区制の下では、やくざ排除の動きがみられたが、今はない。ほとんどの首長がやくざ系である。自治体が健全さを失ってしまっている。真の支配者がやくざ勢力に握られてしまっている。
このあたりの道の駅の利権も、やくざ系が牛耳っていることを教えられてぞっとしてしまった!
フクシマの核汚染ごみに袖ヶ浦市や君津市が泣かされている。ほかはどうか。
さすがにやくざ支配のような12区に大異変が起きている。住民の誰もが、異変に気付いてきている!
<首長選挙にも対抗馬か>
首長選挙でやくざ系が牛耳る房総半島に、反やくざの動きが噴き出し始めている。
「対抗馬を立てる」という当たり前の有権者が徐々に増えてきている。君津郡市の市民運動に、ようやく日本共産党の袖ヶ浦市議が顔を出した。大きな変化を感じる。そこにはほぼ確実に元国会議員の姿も。新しい波は黒潮に違いない。
今朝は朝鮮半島から右翼・検察内閣を抑えこむ革新勢力の台頭が報じられている。韓国の民度は、日本を上回る。野党は韓国から学んだらいい。
<小沢一郎側近の樋高剛が防弾チョッキ宣言=衆参やくざ系議員排除へ住民決起と野党共闘に注目>
やくざが跋扈する房総半島は、言い換えると「やくざ支配の房総半島」といえるだろう。千葉県警本部の対応が注目される。メディアの千葉支局長会の動向も?
そこで小沢一郎側近の樋高剛(ひだかたけし)が防弾チョッキ宣言をした!快挙である。次男・正文の早稲田の仲間だ。わが息子の再来かもしれない。青木愛事務所の日景省吾の奮戦でポスターも選挙区内に張めぐされてきている。やくざ暴力団封じ込めの潮流は、安倍・清和会崩壊と反比例するかのように大きな力になるかもしれない。
望陀郡茅野村は、非戦論を初めて唱えた神童・松本英子の生まれ故郷である。
2024年4月11日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)
韓国総選挙、野党が単独過半数獲得
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