本澤二郎の「日本の風景」「(5150)
本澤二郎の「日本の風景」(5150)
<アベノミクス日銀操作で円超激安=後進国転落日本>
かねてから警鐘を鳴らしてきた安倍・清和会政治の最大の恥部・財閥向けの円激安・株高優遇政策が、遂にGWの初っ端に破裂した。アベノミクスによる財閥超優遇の円激安と超株高と物価高政策を10年以上も強行してきたツケが、とうとうさく裂したものである。政府は日銀・黒田東彦に勲章を上げた。そして黒田路線を踏襲した学者馬鹿の植田和夫に何を差し上げるのであろうか?それにしても後進国に転落させた政治責任は重い、重すぎるだろう。衆院3補選敗北どころの騒ぎではない。
油断すると、次は戦争の危機が迫る!平和を愛する日本国民の正念場である。死の商人に支配されたような自公体制と維新の暴政に引きずられていくと、日本は本当に危ない。
<外国旅行無縁の日本へと墜落した安倍・清和会の見事な実績>
護憲リベラルの政治家・大平正芳大蔵大臣は「為替の安定が私の
一番大事な仕事」と秘書の真鍋に語っていた。
無能・無責任の長州の安倍晋三も馬鹿者の麻生太郎も、この大事なことを理解していなかった。財閥は肥え太ったが、その分、庶民の懐は軽くなった。物価高に連動する農協も輪をかけて、生鮮市場を混乱させている。以前はネギ1本100円、今は人参一本が100円という。
「老人は死ね」「国民は生きるな」の政策なのだろうか。家賃を払いながら、わずかな年金生活を強いられている者は気が狂うに違いない。アベノミクスが崩壊させた日本経済は、人々に貧困を強要している。違うだろうか。私はいま亡くなった元小作農だった両親に手を合わせる日々だ。家賃不要、しかも小さな畑で無農薬野菜に精を出していられるからだ。
遅く種を植えた小さな大根は白い花を咲かせているが、今も大根おろしにして胃腸をやさしく保護してくれる。友人にもあげると、感謝された。大地を汚染する農業は、大きな自然破壊となって、日本列島を蝕んでいる。自然と共存する自然農法にしないと、人間は生きられないだろうに。
<お手柄の黒田東彦に勲章=植田和夫は?>
腰を抜かしたことは、円激安のための金融政策を強行した黒田東彦に勲章が、腐敗した日本政府によって付与されたという報道を見た。日本を後進国に貶めた悪党に勲章?天皇も狂ったか。安倍・清和会政治を象徴する、まさに事件であろう。
円を正常化する方法は、円札を刷りまくる「異次元の金融緩和」を止めればいい。しかし、学者馬鹿も止めない。その結果1ドル160円。
植田には、黒田よりも格上の勲章を用意する岸田なのか。ただし、それまで自公体制を国民が容認するのかどうか。
それだけではない、想定外の自衛隊の靖国参拝のことに平和人は、恐怖を抱いている。「5・15クーデターは再現するのか」と余計な心配をする市民も。
<政権交代で打つ手はあるか=財閥内部留保金・やくざとカルト教団の秘密口座をすべて吐き出させる?>
この後進国墜落危機の日本国民をいやす方法はあるのか?一つだけある。財閥の内部留保金、一説には600兆円と言われる資金を1億2000万人の国民に配分するのである。
消費したくても消費できない、海外旅行に行きたいが行けない市民に、安心して消費してもらうと、経済は循環する。もちろん、消費税は廃止。
もう一つの方法は、宗教に明るい友人の話では「日本の民主主義の阻害勢力はやくざと宗教。ここからカネを吐き出させる」という提案を実施すればいい。
宗教団体の秘密口座をすべて没収するだけでも、多くの国民が救われるという。納得したい。まずは円刷りまくり政策を止めれば、それだけで120円台に戻るかもしれない。気の滅入る話だが、まだ打つ手はある!
2024年4月30日記(茅野村の反骨仙人・日本記者クラブ会員)
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