本澤二郎の「日本の風景」(5023)
本澤二郎の「日本の風景」(5023)
<安倍・清和会と日本会議政治が継続する岸田内閣の超軍拡大借金戦争予算案に悲鳴を上げる民衆・平和国民>
国も地方も腐敗してしまっている2023年もあとわずか。倒産する中小企業と仕事を失う非正規労働者の群れと円激安とゼロ金利による超が付く物価高に泣く民衆の日本か。安倍・清和会のツケ回しを愚直に推進する岸田内閣は、112兆円という子供世代にツケ回しの超軍拡予算案を昨日、閣議決定した。
極右片肺内閣のツケはあまりにも大きい。大きすぎる。1%の死の商人たちは笑い転げているが、主権者を欺く安倍・清和会と背後の闇組織・日本会議の野望の大きさに識者や事情通は、腸が煮えくり返っている。
<野党を脅しまくるやくざ系国対委員長起用で強行か>
まるで戦前のような戦争予算案を強行できるだろうか。岸田の編み出した知恵は、やくざ系国対委員長の起用で対応するという。もうこのことだけでも、超軍拡日本つぶしの予算案であることを、内外に知らしめている。袖ヶ浦市の前選管委員長の御園豊サンは「みっともない。岸田がこの調子だから地方の首長も議員も、ひたすら利権あさり。いい候補が出ないで、やくざ系ばかりだから投票率は上がらない。こんな日本にした自公政治を終わりにしないと、本当に日本はつぶれる」と元宏池会議員秘書らしい批判をしている。
この際、野党国対委員長に忠告したい。清廉の士でないと国対は務まらない。やくざに脅されるような議員は、国対を遠慮すべきである。本気で指摘しておきたい。例えば、千葉県の安房君津郡市の選挙区である千葉12区の野党候補は、候補者を一本化しなければならない。野党統一候補であれば、やくざ系候補を打倒できるのだから。
<清和会の古だぬき・森喜朗は雲隠れ!>
小泉純一郎や安倍晋三の後見人で知られる腐敗の権化との評価が定着している森喜朗が「姿をくらました」と永田町で話題になっている。東京五輪疑惑においては、森もIOC攻略に血税である官房機密費を使用し関与した張本人の一人だ。当時の官房長官・菅義偉も関与している。
目下、靖国参拝派の小泉が「岸田打倒」の音頭を取り始めた。「倅の小泉進次郎が50歳になったら首相にさせる」とほざいたということも明らかになった。日本政治を引き続き清和会と日本会議で仕切っていくという、実に大それた考え方の持ち主なのだ。
日本国民もよほど馬鹿にされたものか。
<検察の清和会捜査の手抜き許さず>
注目は、正月を挟んだ東京地検特捜部の捜査の行方である。清和会の金庫番逮捕という雑魚狙いで打ち止めすることはないだろうが、仮にその程度では世論が納得しない。事務総長経験者の全員逮捕でなければ、到底納得できない。
「手抜き捜査であれば検察庁に殴り込みをかける」という市民活動家も少なくない。「清話会崩壊に突き進む捜査でないと国民の怒りは収まらない」ことは言うまでもない。
検察の落としどころはどこらへんか。法務大臣が二階派に所属していたことが発覚した。法律家は「既に政治屋と訴訟取引をしている」と警戒を強めている。
野党の国会追及の行方も注目される。維新と国民民主党の日和見主義にも監視が強まっている。「真っ当な捜査であれば、清和会全員を逮捕するようでないと、この国の右翼片肺内閣は崩壊せず、このまま日本は地獄へと突き進む」との厳しい指摘も。
<台湾独立派闇送金疑惑の解明も不可欠との声も>
公安サイドの視点は、安倍と実弟の岸信夫兄弟と台湾独立派の蔡英文総統との深い仲とそこから派生する闇の送金ルートだという。
官房機密費ルートと清和会ルートが指摘されている。合わせて韓国・統一教会本部との闇送金ルート?にも注目されているという。「警視庁公安部の動向も」というのである。
森喜朗から始まった清和会・神道日本会議政治は、小泉と安倍を経て菅と今の岸田へと継承されてきている。日本最悪の自民党派閥の行方は、日本の将来に決定的な影響を与えることになろう。
2023年12月23日記(政治評論家)
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