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2023年12月 3日 (日)

本澤二郎の「日本の風景」(5003)

本澤二郎の「日本の風景」(5003)

<311でも懲りない正力・ナベツネの原子力マフィア>

凡人ジャーナリストは、今どうしていいか困惑している。欧州のウクライナ・ロシア戦争でさえも「核兵器の使用」が嘴から飛んで人類を恐怖に陥れている。

米ソを中心とした21世紀の「野蛮な帝国」は、ヒロシマ・ナガサキの惨状にもかかわらず、原発・核開発に突進している。311のフクシマや、それ以前のチエルノブイリやスリーマイルにも蓋をして、原発帝国へと地球を引きずり込んでいる。背後で操る国際的原子力マフィアの野望は止まらない。

 

ざっくりいうと、日本も歴史の教訓を放棄した「神の国」A級戦犯の岸信介が政権を担当すると、正力松太郎の読売が露骨な原発推進にかじを切った。中曽根康弘も従った。岸の下に東海村の原発基地が建設される。狙いは原発の先の核兵器開発だ。それゆえに311のフクシマ東電原発が地震で爆発炎上しても、岸の孫の安倍政権で「原発大国」の野望が促進される。ワシントンと連携しながら中止しようとはしない。ドイツのメルケル政権は、直ちに原発を止めると表明した。第二次世界大戦の敗者は、はるかにドイツ人に軍配が上がる。現在も日本のA級戦犯の岸信介の野望のルートを突き進んでいる。主役は清和会・神道性連盟・日本会議だ。改憲軍拡派の牙城である。

 

その推進メディアの読売は、正力の路線を、今の渡辺恒雄の下でも変わっていない。野球に手を出したりして世論を狂わせる姿勢は、昔のままだ。無知な大衆を操り、財閥と連携して改憲軍拡の流れを、岸田文雄も強力に推し進めている。

 

<第二のフクシマは房総半島で発生している!>

筆者は「試運転中の高速増殖原型炉もんじゅで、1995年12月8日19時47分、2次冷却系配管(Cループ中間熱交換器出口配管)からナトリウムが漏えいする事故が発生しました」との報道について全く無知だった。

この大惨事を封じ込める策略として一人の幹部が殺害され、当局はまんまと「自殺」として蓋をかけたことも知らなかった。社会部の仕事と割り切っていた。ようやく「もんじゅ西村謀殺事件」として自ら報じ、少しだけ核の脅威と闇を知った。この重大事件は現在も法廷で争われている。高齢の西村未亡人の正義の戦いの背後の、司法も操る「原子力ムラ」のことを学んだ。

次いで被ばくジャーナリスト・竹野内真理の見事な報道記事に接した。彼女の取材は、チエルノブイリから国際原子力機関のIAEAにまで及んでいた。驚くべき成果を知るに及んで、京都大学の核問題の大家でもある小出裕章のいう「原子力マフィア」の恐ろしい活動に頷いてしまった。

既に第二のフクシマが発生していた!

 

<君津・袖ヶ浦の水源地だけではない!産廃場総点検不可欠>

そこに降ってわいた事件が、自身の目の前で起きていたことを知り、度肝を抜かれた。何と袖ヶ浦市林の水源地に膨大な量のフクシマの核汚染ごみが不法投棄され、その惨状(ガン多発)の事実を地元住民から突き付けられたのだ。

 

新たな驚きは、住民の怒りの抗議に全く反応しない首長と市役所のみならず、千葉県もまともに応じないという、地方自治無縁の実情を知ったことだった。

核汚染ごみの大量投棄事件は、小さな環境問題では全くない。政府と自民党、特に清和会と日本会議、電力財閥など死の商人を巻き込んだ、間違いなくこれこそが原子力マフィアの影を感じてしまった。彼らは経産相OBの細田博之、岸の孫が亡くなっても変化が起きない。読売は相変わらず日米欧の核開発推進報道を止めようとしていない。高齢で動きの止まったナベツネの原発推進新聞と日本テレビに変化は起きていない。

 

強く叫びたい!房総半島の産廃場総点検が不可欠である。利権あさりの知事や市長では無理だ。第二フクシマの房総半島をしかと確認する必要がある。避けては通れない。

 

<やくざ投入の除染・核汚染ごみの搬送=問われる警察・検察

なぜ房総半島が、核汚染ごみ投棄の場所になったのか。東北復興資金32兆円は、事情通によれば「ゼネコンとやくざが仕切った。除染や運搬はやくざが独占した」という。この指摘は正しい。

やくざが跋扈する千葉県・房総半島である。その証拠が最近の週刊文春で証明された。やくざ代議士の倅もやくざ社会の人物であることが判明、岸田はあわてて防衛相を更迭した。

先ごろ、無投票再選した袖ヶ浦市のK市長は、やくざ系であることも発覚した。木更津・富津もやくざ系で知られる。やくざ代議士が育成した市議が、利権あさりをしている。恐ろしいやくざ天国である。

原子力マフィア」の狙いであろう。ちなみに危険すぎる軍用機・オスプレイも木更津駐屯地に配備されている。千葉県内の産廃場は、大半が核汚染ごみ投棄で暴利を稼いだ。原資は国民の血税である。

 

<小出裕章・竹野内真理の出番はフクシマから千葉県

原子力マフィアと対決できる専門家は、小出裕章だと見たい。彼は正論を吐く勇気ある学者だ。もう一人が竹野内真理だ。彼女の見識は国際的である。ただし、体調を崩している。何とか郷里・千葉県のために正義の報道を期待したい。

以下に読売の最新の記事の一部を載せる。

2023年12月3日記(政治評論家)

 

 次世代エネルギーとされる核融合発電の実用化に向けた日本政府と欧州連合(EU)の共同声明案が、判明した。発電時に二酸化炭素を排出しない脱炭素電源と位置づけ、日欧が共同運用する実験装置「JT―60SA」(茨城県那珂市)を活用した研究開発や人材育成を通じ、早期の実用化を目指すとした。盛山文部科学相とEUの執行機関・欧州委員会のカドリ・シムソン委員(エネルギー担当)が12月1日午後に会談し、発表した。

 核融合は、原子核同士の融合で膨大なエネルギーを生み出す。日米欧などは国際熱核融合実験炉(ITER)をフランスに建設中で、JT―60SAは、実験データの共有などでITERを支援するため、日欧が共同で建設。10月には、核融合反応を起こすための条件となる「プラズマ」の生成に初めて成功した。日本政府は4月、核融合開発の国家戦略を策定し、文部科学省の検討会は2050年までに実用化する目標

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