本澤二郎の「日本の風景」(5028)
本澤二郎の「日本の風景」(5028)
<与党裏金事件・議員会館捜索!それでも地方袖ヶ浦市は核汚染ごみ事件にそっぽ、お祭り気分に批判続出>
自公独裁に幕が降りようとしている永田町など無関係とばかり、やくざ系自民国対委員長が率いる千葉県袖ケ浦市は、再選したばかりの市長が「自分と家族を祝ってクリスマスに巨大なミラーボールツリーをを設置した」と評判になっている。
称して「そでがうらウインターフェスト2023」。市が地元観光協会と共催という触れ込みだが、地元市元幹部は「大金のほとんどは市の税金。再選したばかりの市長の幼子を想定した贅沢なキンキラキン行事。カネはない。観光客もいない袖ヶ浦市のでたらめすぎる税金泥棒との批判も当然だ。2024年の市議会で追及されるだろう」と強く反発している。
「地元の新聞・千葉日報は、2面のトップ記事として大宣伝。12月23日の夜に撮影した誰も見たこともないカラー写真を掲載した。まるで協賛記事だ。多くの市民は知らない。新聞を見て知った。再選したばかりの市長にあきれる」とも批判している。
<肺がんで3人もなくなってる林・高谷地区住民の怒り>
この市長は、再選選挙戦ではやくざ系代議士と一緒のポスターを市内全域に大量に、しかも数か月前から貼り付けて、対抗馬なくし作戦に徹した。「対抗馬が出れば再選できなかったのではないか」との声も市民の間から聞こえてきている。それにしても、物価高と悪戦苦闘している市民が、クリスチャンばかりとは限らない。「クリスマスを悪用したような市当局の、まるで税金泥棒のようなイベント行事」に批判は止まらない。
特に袖ヶ浦市の山間部の林・高谷地区住民や水田耕作者、小櫃川汚染河口で漁師をしている市民、さらには全市民の命の水道水汚染問題を追及している市民の怒りは、尋常ではない。
核汚染ごみ事件や、解体業者の日高金属からの汚染水事件を追及している住民の怒りは、当然のことながらすさまじい。高谷・林地区の対策責任者の御園豊さんらは「千葉日報を見るまで気付かなかった。腰を抜かすほどびっくりしている。もう3年前から本格的な水と土壌を検査してほしいと環境部に掛け合ってきたが、彼らはカネがないといって、いまだにしっかりした調査をしてくれない。カネがないは嘘だったことがミラーボール問題で判明した。我々の目の前では、日高金属の汚染水・産廃業者・ワコーの核汚染ごみのことで頭がくらくらしている。それでも市は調査をしようとせず、問題はないと市長も逃げている。核汚染ごみ現場周辺では、既に3人の住民が肺がんで亡くなっている。ほかの住民の多くが、大腸ガンなどのために手術をしたり、病院通いをして泣いている。1日も早い行政の対応が求められている。原状回復と病に臥している住民の命を救済するために、市当局は全面的に取り組む責任がある。警察に告発して業者を逮捕する責任を、なぜ放置・放棄して、すべてをやり過ごそうとしているでたらめな市政に全面的に対決する」と住民の怒りは痛ましく、想像を絶するものがある。
<木更津署生活課の松島警部補?も取り締まり拒否>
市民の命と健康が脅かされる事態が発生すると、いち早く警察が動く。民主政治のイロハであるが、千葉県警も木更津署もそうした当たり前の法的義務を果たそうとしない。住民の偽りのない認識である。核汚染ごみ事件を県警本部や千葉県庁に提出した林区の役員は、一向に動かない警察に不信感を抱いている。
日高金属の汚染水は、素人が見ても判る写真を提示して、木更津署生活課の松島課長に調査の依頼をしてきたのだが、2022年2月14日午後5時30分に住民を呼びつけて、責任者の松島は「解体業の水質についての基準がないので取り締まることは出来ない」と逃げの回答してきた。このような場合、即座に調査するのが生活課の任務だが、千葉県警木更津署はそうしなかった。
やくざ(犯人特定)による「木更津レイプ殺人事件」についても、同署は告発状を突っ返すという暴挙を、平然と告発者の面前で行った。法律違反だ。徹底追及をする理由である。
ついでにいうと、犯人は創価学会関係者。政治の圧力に屈したとみて、今後も追及をやめることはない。やくざと連携する千葉県警と木更津署のドブさらいは、天命といえるだろう。
<台湾韓国にも劣る日本の行政と検察捜査機関>
話しを変える。韓国の捜査機関のみならず、台湾の捜査機関もすごい。台湾では、現在総統選挙が繰り広げられている。読売の現地報道によると、市議会の議長選挙の不正を追及するだけではなく、廃棄物の不法投棄事件にも検察は斬りこんでいる。以下の記事を参照してもらいたい。
(頼氏は今年1月、市長や市内選出の立法委員を引き連れ、党員向け集会で深々と頭を下げた。市議会の正副議長を選ぶ投票で民進党市議による買収があったとして、検察の捜査が進んでいた。その前月には市内での廃棄物の不法投棄で計100億円近い利益を得たとして、元党中央執行委員の会社が摘発された。政権が進める市内の太陽光発電事業で企業との癒着も明るみに出た。)
戦後78年、それでも米国の属国!沖縄・玉城知事に続け!
(産経)米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設計画を巡り、国が移設に反対する県に代わって工事の設計変更を承認する「代執行」に向けた訴訟で、同県の玉城デニー知事が27日、承認を命じた福岡高裁那覇支部判決を不服として、最高裁に上告したと明らかにした。逆転勝訴しない限り工事を止めることはできないが、玉城知事は「最高裁で判決の問題点を明らかにし、多くの県民の願いを訴える」と述べた。
2023年12月28日記(政治評論家)
沈黙・無関心は犯罪の共犯者である。
« 本澤二郎の「日本の風景」(5027) | トップページ | 本澤二郎の「日本の風景」(5029) »
「恐ろしい国」カテゴリの記事
- 本澤二郎の「日本の風景」(5332)(2024.11.02)
- 本澤二郎の「日本の風景」(5331A)(2024.11.01)
- 本澤二郎の「日本の風景」(5331)(2024.10.31)
- 本澤二郎の「日本の風景」(5330)(2024.10.30)
- 本澤二郎の「日本の風景」(5329)(2024.10.30)
コメント