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2023年11月22日 (水)

本澤二郎の「日本の風景」(4992)

本澤二郎の「日本の風景」(4992)

<経団連会長・住友財閥の本音発言に怒る大衆>

ネギ1本買えない年金生活者にとって、財閥・財界の代表である経団連会長の十倉雅和の発言に沈黙することはできない。特にこの10年の日本格差社会のゆがみはひどい。1%族の優雅すぎる超がつく高給取りについては、原子力マフィアの代表格・衆院議長のスキャンダル魔のような細田博之(元清和会会長)でさえも、年収4000万円でも嫉妬して話題になった。

年収100万、150万円レベルの大衆からすると、桁違いの高給取りの経団連会長の「これで内閣の支持率が上向かないのか不思議」発言に怒り狂うだろう。財閥は笑いが止まらないのだ。

 

もちろんのことで、NHKや朝日・日経新聞やテレビ局の報道関係者は違う。彼ら高給取りも、そうは驚かないだろう。電通と連携して法外な広告費や、国民の電波を格安で利用している連中にとって、大衆のような反発は起きない。

ついでに言うと、公明党など「大衆」を口にする国会議員も、国家財政破綻寸前の日本丸の代表として世界一の高給取りだから、大衆の怒りなど判らないし、耳にしてもどこ吹く風に違いない。

 

もう30年、20年前からだが、自民党極右・清和会が権力を握ると、大衆目線が消えてしまった。財政当局も国債を大量発行して、ツケを次世代に回す悪政に突っ込んだ。要の行財政改革を忘れ、借金大国へ確実に断行した。安倍晋三などは60兆円も海外にばらまいた。NHKの女性記者はよく知っている。

デフレ解消だとして安倍の配下・日本銀行の黒田東彦のみならず、今の植田和夫は、空前絶後の円を刷りまくって、円安路線を強行するのみならず、国民の唯一の財産である年金基金を使って、株高操作に突進した。中央銀行による株買いという禁じ手を用いて財閥優遇政策に狂奔してきた。

 

首相になる前は、この不均衡を改めると公約した岸田。実際に政権を担当すると、安倍の清和会路線を相変わらず突っ走り、とうとう円極安によって物価は天井知らず。ネギ一本100円。中国の農村では、安いネギに衝撃を受けて、ネギ畑を耕運機でつぶしているぼである。日本農政も大衆から搾り取っている。便乗値上げも激しく、大衆の財布は開こうとしない。かくして日本のGDPが落ち込む一方である。

 

<内閣の支持率低下に大衆がようやく目覚めた!>

国民は主権者である。選挙の投票で政治を変えることができる。今がその時である。大衆もまた主権者。池田大作が「大衆のために戦え」と叫んで、公明党を立ち上げたのだという。共産党に対抗して、ある程度成功したものの、今の公明党は大衆政党ではない。自民党は公明派でしかない。極右になびいてしまった。

共産党の出番だったが、日本共産党も政教分離で戦おうとはせず、共に落ち込んでいる。

 

大衆は無党派である。無党派時代だ。政治の主導権を握った、日本に初めて誕生した日本政治といえる。弱者・貧困・福祉劣化の差別する社会において、ついに無党派が覚醒した今である。10人のうち7人が反岸田・反自公・反既成政党といえる新事態を直視しなければならない時代である。

 

格差のない平等を叫ぶ無党派層の時代なのだ。これに歯車を合わせられるリベラルな政党が誕生するのかどうか。いい意味での政界再編が行われるのか。極右の側で怯える動きを見ることができるが、これこそが時代錯誤そのものであろう。

無党派層の叫びは、平和主義で平等・反核・福祉だろう。そうしてみると、財閥の十倉発言は戦前を引きずっていまいか。

 

<円安と株価操作で何もしない財閥の終わりの始まり>

 経団連の十倉雅和会長は20日の会見で、岸田内閣の支持率が20%台と低迷する理由を問われたのに対し「一つ一つの施策はいいことをやっている。防衛、GX(脱炭素化)、原子力、デフレからの完全脱却など、きちっとした政策だと私たちは思っている」と述べ、極めて低い支持率に疑問を呈した。が

 経団連は10月に発表した各政党の政策評価で岸田政権の与党、自民党に対し「大変評価している」と最大限の評価を与え、政治献金の対象にお墨付きを与えた経緯がある。

 十倉会長は、自民党幹部が「これ以上、何をやればいいのか」と悩んでいることも挙げて「大きなストーリーを国民に分かってもらう発信の仕方、そういう工夫があればとは思う」と述べた。最後は「外交でも成果があるのに、それが数字に表れないのはどういうことなのか。むしろ皆さんにお聞きしたいぐらいだ」と報道陣に逆質問していた。(久原穏・東京中日新聞)

 

<北京から届いた動画2本、老人施設と岸田の買い物>

庭に薄紫の皇帝ダリアという花が咲いている。皇帝という名前がついているということは、中国産の花かもしれない。古く中国を統治したのは皇帝、朝鮮半島は王、日本は天皇。天皇が今も存在する日本の非近代化にはあきれるばかりだ。清和会路線の象徴であろう。

 

初めてかもしれない。北京から動画が届いた。1本目は老人介護施設。数千人が生活している。住人は施設に自由に出入りしている。施設内には何でもそろっている。楽しげだ。日本の閉鎖的な、対話のない車いすの認知症向けの小さな施設ではない。

 

もう一つの動画は、なんと岸田文雄の男3人世帯の生活風景だ。岸田がスーパーに行って買い物、公邸で待ち構える二人の息子。次男が食事を作り、皿洗いは岸田。役割分担だ。食事中は「世間話」という。妻は広島の選挙区を飛び回っているらしい。

この動画は日本人が制作したものだ。不人気ゆえに中国で流れているものか。この動画が本物であれば、岸田はネギ1本100円のことを知っているに違いない。我が家の近くでは、ネギがいっぱい元気よく育って、販売目前だ。ネギを金の卵にした岸田農政の成果であろうか。円激安が野菜出荷農家をぼろもうけさせている?

今朝の8時ごろ、目の前にイノブタが出現、昨夕埋めた生ごみを掘り起こして食べている。すごい嗅覚である。永田町にはイノブタのような嗅覚のある人物がいない。

2023年11月22日記(反骨ジャーナリスト・日本記者クラブ会員)

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