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2023年11月23日 (木)

本澤二郎の「日本の風景」(4993)

本澤二郎の「日本の風景」(4993)

<底なし沼の五輪賄賂工作=検察の再捜査は不可欠>

1冊20万円のアルバムに動転する。本ブログを1巻から10巻10セット作成した費用は、1セット20万円だった。高いのに驚いたが、清水の舞台から飛び降りた決断だった。現在は母を亡くし、泣いている子供たちに遺品として5セット配った。残り5セット(各20万円)をメルカリに出品中である。2013年11月23日は妻の命日だ。

それにしても安倍晋三から「カネはいくらでも用意する。五輪獲得のためだ」と破天荒な厳命を受けた元運動選手は、首相の厳命に猛進した。一番IOC委員の心を揺さぶる手口として、アルバムを作成して、全委員に配った。東京開催に反対する委員は一人もいない環境整備だった。元運動選手らしい見事な手口は、功を奏した。現在は石川県知事の馳浩のIOC委員105人全員の工作は成功した。馳の親分は森喜朗だ。東京五輪は安倍と森が血税をふんだんに使った東電福島原発の核汚染隠しと莫大な利権獲得のためのものだった。今同じことを大阪の維新が、万博とカジノで繰り広げている。

 

核汚染隠しに安倍は、自らの大嘘発言で打ち消しに成功した。非科学的なフクシマ戦略の先に、現在の猛毒トリチウム汚染水の海洋投棄。今後30年以上も継続してゆく。日本政府と東電の地球破壊工作は始まっている。それでいて反対派の指摘に対して「非科学的」という非科学的反論を、あらゆるメディアを使って日本国民を懐柔している。電通が悪党のお先棒を担いでいるはずだ。

 

馳浩のアルバム工作事件の暴露は初めてのことだ。「官房機密費を使って20万円のアルバムを作成して105人に配った」と。被工作者の内心の自由を拘束する効果的なものだった。むろん、これだけではない。買収工作の一部はフランスの検察も掌握している。

 

五輪関係者に対する再捜査は、不可欠である。馳浩の暴露講演に国民は感謝すべきかもしれない。犯罪者は電通OBだけではない。ドイツ人の五輪会長のバッハに対する賄賂には、誰もが注目している。壮大なる腐敗事件に血税が使われている。

岸田は法務省に対して厳しい捜査を求めるしか浮上する機会はないと見られている。

 

<臨時国会は五輪疑獄再捜査国会=野党は千載一遇の機会・特別チーム徹底追及・検察官適格審査会活用>

「当時、総理だった安倍晋三さんからですね。『国会を代表してオリンピック招致は必ず勝ち取れ』と。ここから、今からしゃべること、メモを取らないようにしてくださいね。『馳、カネはいくらでも出す。官房機密費もあるから』」

「それでね、IOC委員のアルバムを作ったんです。IOC委員が選手の時に、各競技団体の役員の時に、各大会での活躍の場面を撮った写真が(あり)、105人のIOC委員全員のアルバムを作って、お土産はそれだけ。だけども、そのお土産の額を今から言いますよ。外で言っちゃダメですよ。官房機密費使っているから。1冊20万円するんですよ」

以上の馳爆弾発言は、まるで自慢話である。不正腐敗の核心を明白に発言しているため、検察は捜査から逃げ出すこともできない。法務検察も、むろんのことで馳も国会に招致されることになる。森喜朗が怒り狂って子分をしかりつけても手遅れだ。

野党は千載一遇の好機を手にした。各党とも追及チームを編成してとことん政府と対決する。むろん、自民党別動隊の維新や国民民主党は、自民党に協力して蓋をかけるだろうが、追及次第では「解散」という局面も想定できる。

その前に検察官適格審査会で動きの鈍い検事総長を絞り上げることも具体化するかもしれない。法務省のこの機関の活用を、これまでは野党もほとんど無視してきているが、これの乱発も今回は無駄ではない。政府も検察も逃げられない。その様子を無党派の多数は注視している。

<野党の死闘で政治の流れを変える=JOC・IOCも逃げる>

 日本オリンピック委員会(JOC)の会長を代行している三屋裕子副会長(65)が21日、都内で取材に応じた。石川県の馳浩知事が今月17日の講演で、東京五輪の招致活動において国際オリンピック委員会(IOC)の委員に対し、内閣官房機密費を使って贈答品を渡したと発言し撤回したことについて、「基本的に、もう撤回されていることについて、JOCとしてコメントできることはない。IOCから何か出てくるのであれば、私たちはそれを待つ」と静観する姿勢を示した。 この日、JOCは国内競技統括団体(NF)の会長が集まる会合を開き、三屋氏はJOC会長代行として出席。各団体から、馳氏の機密費発言に対する言及はなかったという。

IOC トーマス・バッハ会長「私も皆さんが持っているのと同じような家族写真のアルバムは持っていると思うが、この問題に関しては知事の発言の内容を聞いていないのでコメントできない」

以上の東京新聞の記事は、逃げるIOCとJOCを強く印象付けている。腐敗工作の広がりが見て取れるだろう。JOC会長は病院に逃げたとの指摘も。五輪疑獄は日本会議・清和会路線の存続も問いかけている。

2023年11月23日記(反骨ジャーナリスト・日本記者クラブ会員)

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