本澤二郎の「日本の風景」(4983)
本澤二郎の「日本の風景」(4983)
<やくざ浜名の「木更津レイプ殺人事件」共犯者・吉田F死去>
ふるさと・千葉県に定着してみて判ることだが、。最悪の恥部はやくざが跋扈して市民の生活や命を奪っていることである。民主主義が機能していない。やくざ系市長が無投票当選(袖ヶ浦市)する民度の低さには、県民の一人として耐えがたい苦痛を感じてしまう。特に美人栄養士・K友子の命を奪った「木更津レイプ殺人事件」の犯人・やくざ浜名の強姦・性奴隷・脅迫殺人犯を逮捕しない千葉県警木更津署の対応は、いたたまれないものがある。そうした中で、被害者を浜名の介護施設「かけはし」に連れ込んだヘルパー・吉田Fがすでにガンで亡くなっていたことが、宗教関係者の指摘で判明した。
彼女は筆者の取材に対して「浜名さんはいい人だ。女性をいたぶるようなことはしていない」と必死でやくざ犯をかばって、浜名の強姦・性奴隷・殺害事件を蓋してきた。やくざをかばうホームヘルパーは、浜名夫妻が経営するデイサービス「かけはし」の共同経営者のような立場だった。
殺人犯を逮捕しない理由を事情通は「公明党創価学会の政治力で蓋をした」と見ているが、昨今の自民党と提携している信濃町の様子から、それは十分理由があると見たい。一部には中村格(元千葉県警刑事2課長)の関与を口にする向きも。TBS強姦魔逮捕を抑え込んだ悪徳警察官のことである。
はっきりといえることは、吉田が存在しなければ、被害者は今も元気で木更津市の住民として生きている。むろん再婚して。
<信仰者にも「因果応報は世の常」は生きている!>
悪人・悪党は、この乱れ切った世の中にたくさんいるだろう。市民生活に一歩入ると「あそこの家はやくざがいた」「あの家の倅はやくざになった」という話が飛び交う。
まるでやくざが市民権を手にしているようだ。木更津市内には入れ墨のための風呂まである。「市内のラーメン店には名物・ハマコーラーメンまである」と袖ヶ浦市の住民が教えてくれた。若者はハマコーを知らない。生涯やくざ代議士として君津安房郡市で活躍した入れ墨代議士のことである。すっかり千葉県警もやくざに染まってしまった原因か。ている。
最近になって建設関係で生きてきた見識のある人物が「やくざサン」と敬語まで使った。業界では尊敬の対象なのだ。警察も市民も業者も「やくざサン」に屈服した異様な民度に、凡人ジャーナリストは気付かなかった。
そうしてみると、美人栄養士を浜名の店に連れ込んだヘルパーの吉田の存在も見えてくる。吉田が必死になって浜名をかばうのも理解できるのだが、しかし天は許さない。悪党には因果応報の「判決」が下ることになる。彼女の信仰は効果なかった!
<創価学会公明党は殺人犯・やくざ浜名を自首させる道義的責任>
木更津署刑事2課はやくざ殺人犯を逮捕しない。筆者が突き付けた刑事告発を突っ返してきた。「政治的圧力か」という追及に対して、刑事2課長は真っ赤になって否定した。
警察・検察は上命下服の世界だ。例の木原誠二事件において取り調べた刑事が記者会見で反論したが、彼はすでに警視庁をやめていた。現役では許されない。浜名殺人犯逮捕回避事件は、間違いなく政治的圧力が見て取れる。
他方で、会員の不祥事、特に殺人事件関連では、宗教法人の道義的責任が生じる。浜名を擁護することは、犯人隠匿罪も適用されかねないだろう。浜名を自首させる義務がある。繰り返し訴えてきたことである。真の宗教法人であれば、民主主義の原則を守らねばなるまい。強く指摘しておきたい。
<前衆院議長・細田博之もまた因果応報なのか>
悪辣な統一教会は宗教法人といえるだろうか。人々を救済するどころか、その反対の金集めを本業としているカルト教団であることが判明している。戦争犯罪人のA級戦犯の岸信介や笹川ギャンブル財団が面倒を見てきた韓国の怪しげな団体である。
急逝した細田博之は、安倍晋三と教団の間を仲介する重要な任務を果たしてきた。善人とは言えないだろう。
それだけではない。彼は通産官僚OBとして原子力マフィアの中枢に君臨してきた。地球は核を容認しない。人類は核を放棄して地球を守ることでしか、生きることは出来ない。いかなる口実をもってしても核は廃棄するほかない。
核を推進する悪魔は、天罰を受ける運命にあるだろう。安倍に次いで、継承者の細田も亡くなった。清和会の面々はどうか。清和会の幹部や継承者の岸田の運命にも注目したい。
核では平和も安全も確保することは出来ない。武器弾薬で安心する社会は手にすることは出来ない。死の商人が幸せになれるだろうか。財閥人間は?
いい人間として生きることを民主主義は教えている。やくざ浜名はどうしているか。いま60代のはずだ。やくざと共存する千葉県警に拍手を送ることは出来ない。
2023年11月13日記(反骨ジャーナリスト・日本記者クラブ会員)
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