« 本澤二郎の「日本の風景」(4911A) | トップページ | 本澤二郎の「日本の風景」(4913) »

2023年9月 2日 (土)

本澤二郎の「日本の風景」(4912)

本澤二郎の「日本の風景」(4912)

<日本会議・清和会の官房長官の狂った9.1関東大震災認識=虐殺記録が見当たらないにあきれる研究者や米誌>

毎日役人のメモを読んでいる岸田内閣の首相・閣僚から、国民の思いが飛び出すことはほとんどない。一段と高いところから原稿を読む裁判所の裁判官と同じような目線が、清和会の極右政治から読み取れる。国権の最高機関を無視した「閣議決定」もその重罪の最たるものだが、それにしても閣僚のメモ読みにうんざりさせられる国民も哀れだ。

日本会議・神道議員連盟・清和会の松野博一もまた、典型的なメモ魔であると国民を代表して強く指摘しておきたい。100年前の関東大震災における朝鮮人や中国人に対する虐殺に盲目な官房長官に国民は怒っている。史実を否定するような松野は、政治家ではないだろう。国民の声として本ブログで断罪しておきたい。選挙区の千葉県市原市の有権者もあきれ返っているようだ。

 

米誌ニューズウィーク日本版は、今朝以下の記事を流した。清和会極右片肺内閣の正体をあぶりだしている。放射能汚染水垂れ流しを喜んでいる人々はどこにもいないことも付記しておきたい。

 

<歴史的事実として認められた事件でも、日本人の加害性を否定しようとする傾向に拍車がかっている>ニューズウィーク誌見出し 2023年の9月1日は、関東大震災からちょうど100周年の日になる。関東大震災は、地震や火災により10万人もの犠牲者を出した一方で、朝鮮人を中心とする、多数の人々に対する虐殺が行われた。その犠牲者は6000人ともいわれる。しかしこの節目の年に至るまでの数年は、朝鮮人虐殺事件について意図的に風化させたり事実をねじ曲げようとしたりする動きが拡大した時期でもあった。また、朝鮮人虐殺だけでなく、公共の場から日本の負の記憶を排除するニュースが最近は相次いでいる。今こそ、元ドイツ大統領ヴァイツゼッカーの「過去に目を閉ざす者は現在にも盲目となる」という言葉を思い出すべき時だろう。

<過去に目を閉ざす者は現在にも盲目=清和会極右片肺内閣>

朝鮮半島や台湾を植民地支配したヒロヒトの「天皇の軍隊」は、中国大陸で言葉にならない凄惨な戦争犯罪を繰り返し、二発の原爆投下で無条件降伏した。渦中のヒロヒトも敗戦後の記者会見で「原爆投下はやむをえなかった」と発言。敗戦前の半年前の近衛文麿の「敗戦を受け入れよ」との上奏文を反故にしたヒロヒトは、その罪万死に値する。

ハルビン731部隊や南京大虐殺など言語に絶する蛮行の数々を、国際社会は決して忘れない。100年前の関東大震災時の流言飛語で朝鮮・中国の人々を虐殺したことも、国際社会は記録している。

また森喜朗・小泉純一郎・安倍晋三の史実を隠蔽し、戦前回帰に突進した清和会・神道議員連盟・日本会議の蛮行を、自民党取材の凡人ジャーナリストも目撃してきた。ことのついでに亀井静香に要請したい。なぜ森を小渕恵三の後継者にしたのか。談合に宏池会の池田行彦を外したのか。真相を明らかにしてもらいたい。重大な一件である。

<ハマコーの木高後輩松野の「記録が見当たらない」暴言>

今年の9月1日で、「関東大震災」の発生から100年となる。この震災では、混乱のなか、多数の朝鮮人・中国人が暴行を加えられたり、虐殺されたりしたことがよく知られているが、この件をめぐって、政府内から驚くべき発言が出てきた。発言があったのは8月30日。松野博一官房長官の会見でのことだった。朝鮮人虐殺について、記者から、「政府として朝鮮人虐殺をどう受け止め、どのように反省しているのか(中略)、おうかがいします」という質問があった。これに対する松野長官の答えが、「お尋ねについては、政府として調査した限り、政府内において事実関係を把握することのできる記録が見当たらないところであります」というものだったのである。(以上新聞報道)

そういえば、松野は木更津高校を卒業している。やくざ代議士の浜田幸一の後輩にあたる。ご存じ、木更津ではやくざ浜名によって殺害された悲劇の殺人事件が存在する。「木更津レイプ殺人事件」である。千葉県警と木更津署が迷宮入りさせようとしている重大な犯罪であるという事実を繰り返し、指摘しておきたい。

<神道極右政権と東アジアで孤立する日本>

(東京新聞) 関東大震災の直後にデマを信じた人々が引き起こした朝鮮人虐殺は、根底に民族への差別があったと言われる。100年たった今、惨劇の再来の恐れはないのか—。6年前に不当な懲戒請求の被害に遭った在日コリアン3世の弁護士、金哲敏(キムチョルミン)さん(45)は危機感を募らせている。「いつ当時のような事態が起きてもおかしくない」(太田理英子)

小池知事を非難「追悼文を送付しないのは間違い」 朝鮮人虐殺の同胞追悼会 関東大震災100年(東京新聞)

朝鮮人虐殺「事実関係を把握できる記録ない」と松野官房長官が発言→誤り。防衛省も「文書保管」を認める国会答弁

(ハフポスト)内閣府が事務局を務める中央防災会議に設置された「災害教訓の継承に関する専門調査会」が、2009年に取りまとめた関東大震災に関する報告書の中に、朝鮮人虐殺に関する記載が存在する

また防衛省は、関東大震災直後に当時の内務省警保局長が全国に送付した電信文を保管していることを、6月の参議院法務委員会で認める答弁をしている。この電信文は、朝鮮人による放火などの流言を事実とみなし、取り締まりを指示する内容だった。

(毎日新聞)関東大震災から9月1日に100年を迎えるのに合わせ、虐殺された中国人犠牲者の遺族たちが来日し、31日、東京都内で記者会見を開いた。

関東大震災での朝鮮人虐殺「記録ない」と発言 日本に対し「必要な措置検討」=韓国政府(聯合)

松野は政治家失格、議員を辞めよの合唱が地元で>

千葉県民として恥ずかしい。自民党政治を40年、50年と見聞してきて本当に情けない。以前は真っ当な政治家がいた。筆頭は水田三喜男だ。岸信介の仲間だった千葉三郎も、腐敗を嫌った。しかし、福田赳夫の清和会が房総半島にはびこると、菅野儀作の秘書に神主が登場し、神の国という戦前の国家神道の輩が勢力を伸ばし、そこに三井不動産の江戸英雄が付着して東京湾を埋め立てて、房総半島をぐちゃぐちゃにしてしてしまった。

他方で、やくざが県議から代議士になり、岸の配下となると、森喜朗や石原慎太郎らと反共・反中派の青嵐会議員となって、田中角栄や大平正芳の日中友好派を攻撃し、歴史の歯車を逆転させる。森が政権を担当すると、大平・田中の基盤を切り崩す。これに笹川ギャンブル財団が背後で暗躍する。統一教会国際勝共連合が跋扈し、戦前の「神の国」という時代錯誤の政権が続く。その輪にはまった松野だった。一連の発言で、松野の正体を知った。関東大震災100年が、史実を捏造・隠蔽する愚かな政治屋を暴いてくれた格好だ。

2023年9月2日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

« 本澤二郎の「日本の風景」(4911A) | トップページ | 本澤二郎の「日本の風景」(4913) »

恐ろしい国」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 本澤二郎の「日本の風景」(4911A) | トップページ | 本澤二郎の「日本の風景」(4913) »

2024年6月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            
無料ブログはココログ