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2023年9月

2023年9月30日 (土)

本澤二郎の「日本の風景」(4940)

本澤二郎の「日本の風景」(4940)

<円刷りまくり紙切れ政策=アベノミクス継続の岸田内閣>

「円をどんどん下げて、下げて紙切れにして、そのあとの物価対策が岸田の解散戦略」という見方が永田町では台頭してきた。危ない動きが始まっている。なぜ政府・日本銀行は、円激安のために福沢諭吉を印刷しまくっているのか。なぜゼロ金利を維持して、欧米と異なる政策をしてドル安を推進しているのか。すなわち悪政の最たるアベノミクスをやめようとしないのか。戦争準備だといえる。

 

「政府は際限なくいくらでも国債を発行し、借金しても日本国民は関係ない」という本まで出ている。こんな魔術が本当であれば結構なことであるが、国の負債は国民の借金である。孫や子供たちが背負うことになる。まともな為政者は、そこまで落ちてしまったのか。

岸田内閣になっても、アベノミクスをやめない。結果的にドル高に反比例して、円は1ドル150円へと激安、それでも異次元の金融緩和をやめない。ゼロ金利を是正しない。

 

あぶれた資金は行き場を失い、株式へとながれ、海外の投機筋にも莫大な利益を。財閥の内部留保は500兆から600兆とみられる。恐ろしい時代の日本は、国の価値である通貨の下落で、民衆は家庭崩壊して、財閥は莫大な利益を上げている。超格差社会だ。財政の健全化・円の安定による物価の安定という財政・日銀の犯罪的責任放棄の結果である。

なぜアベノミクスという暴政をやめないのか。政府与党の改憲軍拡の野望が見て取れる。円の紙切れ政策は、ハイパーインフレという78年時の敗戦時の恐怖をも、人々の脳裏に植え付けている。

 

<寝ぼけてしまったミスター財務官・榊原英資>

史上最低の安倍内閣の金融政策が、円激安による株高の原因である。「民のかまどの煙」など関心を示さない独裁政治を、株高で蓋をして「日本経済は元気を取り戻した」という偽りのラッパを吹いてきた安倍路線を、岸田も踏襲している。

紙幣を刷りまくれば円安になり、輸入大国日本は物価高へと舵を切る。国民生活は破綻する。

「政治は誰がやっても同じ」では全くない。悪政によって国民は疲弊し、病んでしまい、ついには命を失っていく。弱肉強食の清和会政治は、特に安倍内閣の下で極端に起きて、人々は大地をはいつくばって死線をさ迷っている。

 

神道カルト教団の自民党は、創価学会カルト教団の公明党に助けられ、今も政権を担当しているが、もはや国民に希望を与える力を失って、ひたすら利権政治(五輪や万博など)で日々をやりくりしている、と凡人ジャーナリストの目に映る。

 

野菜や果物の賞味期限切れは、値段が安くて庶民の人気商品であるが、賞味期限切れの自民公明は檜舞台から退場するほかない。反共の統一教会カルト教団で補充しても、笹川ギャンブル財団の維新、はては財閥系労働貴族の連合を巻き込んでも、無駄なことであろう。庶民の政治不信は天高くそびえている。

このまま円激安の発展途上国へと突っ込んでいくのか、財閥の意に沿った、さらなる国債大量発行による超借金・軍事大国として太平洋に沈んでしまうのか。

 

昨日のネット記事に米誌が、過去に「ミスター円」ともてはやされた財務官・榊原英資のコメントを紹介していたが、彼も円激安のための「異次元金融緩和」に触れなかった。彼も財閥株屋の仲間に違いない。

 

<NHK担当記者もとぼけてアベノミクス擁護>

円激安による物価高についてNHK記者の解説を数日前に聞いたが、彼はアベノミクスによる国債の大量発行と日銀の円刷り暴走について全く言及しなかった。犯人はアメリカの金利だと決めつけて、ごまかしていた。

アベノミクス批判は、当局からの報道規制によって禁じられているのである。異次元の金融緩和は、自民党のスポンサー・財閥の意向である。43兆円の戦争準備もその線上で踊っていることに、民衆は気付くべきである。

「円はいくらでも印刷しても国民は無関係だ」という国債大量発行の暴論は、改憲軍拡派を喜ばせているだけである。

<戦争防止のカンヌキは国債大量発行禁止=放棄した清和会政治が戦争の危機を招来!>

「円の価値を安定させることが政府の大事な役割」と日ごろから口にしていた大平正芳。1ドル360円の1970年前後に「日本はもう160円でも可能」と蔵相経験の長かった水田三喜男に仕えた秘書が最近、明かしてくれた。ということは今の日本は1970年時代に落ち込んでしまっていることになろうか。安倍のアベノミクスで50年前の日本に落下してしまっていることになるだろう。その悪政を岸田も踏襲し、バラマキで危機的事態を乗り切ろうとしている。

天文学的な借金について小渕恵三は「日本は借金大国だ」と首相になって絶句した。政府が国債を発行し、それを日銀が円札に刷りまくって、株高を演出している。政権を交代してアベノミクスを食い止め、本来の円の価値に戻さないと、大半の国民は死んでしまうだろう。

2023年9月30日記(反骨ジャーナリスト・政治評論家)

ブルームバーグ): 「ミスター円」として知られる榊原英資元財務官は28日、円が対ドルで1ドル=150円を超えれば、日本政府は再び為替市場に介入する可能性があるとの見解を示した。155円まで円安が進むと当局は懸念を強めるとみている。(同)鈴木俊一財務大臣の「過度な変動には、あらゆる選択肢で対応する」との「口先介入」も効果がないようだ。

(追記)このところゴーヤを毎日食べている。オクラはそろそろ閉店か。いまは旬のショウガがいい。味噌をつけて食べると最高。農協の店で見つけた。狭い庭をかき回していると、大好きなミョウガが2個3個見つかった。ナスと油揚げで汁をつくり、素麺で食べるとこれもいい。店で稲庭うどんを見つけた。秋田県在住の知り合いが「稲庭うどんは最高」と教えてくれたことを思い出した。老いて痩せるのはよくない、という記事を見てしまった。新米を30キロ購入した。近所の89歳の先輩は60キロ食べている。健康が第一だ。痩せすぎは禁物らしい。友人は「おいしいものを食べて生きる」とうれしいことをいう。しかし、寿司や刺身については気が乗らない。中国では最近、新彊の淡水魚が人気と聞いた。日本はPEFASが心配。袖ヶ浦市民は放射能も。水と空気が危険水域に入った日本列島か。

2023年9月29日 (金)

本澤二郎の「日本の風景」(4939)

本澤二郎の「日本の風景」(4939)

<やくざが跋扈する千葉県=袖ヶ浦市議会の惨状に衝撃>

極右・神の国を信仰する安倍晋三のロボットで米国バイデンのポチの岸田文雄。口を開くと「法」を口走る。それでいて側近に「酒と女」の売春防止法違反の木原誠二を起用、防衛相にやくざ代議士のやくざ人脈を継承していた浜田靖一を起用していたことが発覚、内外に波紋を広げている!

 

他方で、やくざが跋扈する千葉県の袖ヶ浦市では、水源地に核汚染ごみ不法投棄事件が発覚し、林と高谷の自治会住民代表の御園豊(同市選管委員長)が覚悟の怒りを爆発させている。しかし、肝心の市議会は、自公の腐敗勢力はいうまでもなく、共産党委員長を千葉県から擁立している共産党市議までも、追及をしない。

「市長はやくざ人脈に乗る粕谷という怪しげな人物。そして11月の市長選で無投票当選!民主憲法の下で、こんな無様なことが許されるか」と市民団体の「大気と水は人権4市市民連絡会」を中心に怒りと激しい反発が広がって当然。

 

このような場面で衆院千葉12区で新しい動きが起きてきた。「安心安全の房総半島」の公約を掲げた樋高剛。周辺では「防弾チョッキを切る覚悟で浜田を打倒する」と気勢を挙げている。この黒潮のような流れが、いま袖ヶ浦市にも及んできている。するとどうだろう、袖ヶ浦市議会が丸ごと市長と市の幹部に懐柔されていた、という信じがたい事実が発覚した。

 

<役人が手取り足取りの議会運営=市民代表は形だけ>

実は、市民団体を率いる元木更津高校教師の関巌らが、3年前から「市議は何もしないで血税を手にしている。許せない」と正義の声を上げた。

議会の質問は言うまでもなく、まるごと市長と市の幹部が請け負っていた!開いた口が塞がらないとはこのことか。

「もし質問内容まで役人任せであれば、この事実をチラシで全戸に配布する覚悟を決めていた」と関は明かす。かくして昨日閉会した市議会で、質問内容まで役所が用意することはやめることが決まった。しかし、それでも核汚染ごみ事件追及の質問は、共産党議員からも出なかった。むろん、公明党からも。

やくざにひれ伏す市議会と市当局を、繰り返し厳しく断罪したい。

 

<国民のための政治ゼロ=市民のための地方行政もゼロ>

やくざ代議士のやくざ人脈をそっくり引き継いでいた事実を、週刊文春が証拠を突き付け、公然と暴露した。これには岸田も浜田を更迭するしかなかった。むろん、木原誠二の官房副長官留任も消えた。筆者の眼力は、ツネの敗北とみている。誰か理解する国民やジャーナリストが出てくれるか、大いに注目したい。それにしても崇高なはずの首相官邸が、やくざにからめとられていることに、改めて度肝を抜かれた。2014年4月28日に非業の死を遂げた「木更津レイプ殺人事件」の被害者の泉下からの痛撃と見たい。

 

国政どころか地方自治もまたやくざに支配されている!あなたはどう思うだろうか。覚せい剤まみれの議員ゆえに厚生労働省の麻薬Gメンは少ない。取り締まりも弱すぎる。カネがないというのであれば43兆円を削れ、と言いたい。人殺しのための43兆円を許すと、78年前の悲劇を繰り返すことになろう。

 

<やくざが跋扈する千葉県では議会討論内容を役人が代行>

その昔、田中角栄の盟友・大平正芳が記者懇談で「角はえらい。議会中の答弁を毎日午前3時に起きて目を通した。役人も大変で、野党質問者から質問内容を聞き出してきて、それの答弁内容を徹夜で作成して目白の角邸に届けていた。心労で顔面神経痛になってしまった」と。

 

現在の麻生太郎も権力を乱用してきたが、それでも顔面神経痛になった、と周辺で語られている。

だが、やくざが跋扈する千葉県の袖ヶ浦市議は、毎日昼寝ができる。殿様家業であるが、これは税金泥棒であろう。ようやくにして市民団体の決起が事態を改善したのだが、むろんのことで11月市長選の行方を市民は重大な関心を持っている。

その昔、都知事選に青島幸男というタレントは、選挙運動をしないで当選している。「青島方式でもやくざ人脈に胡坐をかいている現職をたたき落とせる」との声も上がってきている。

 

<安心安全が保障されない房総半島・袖ヶ浦市の惨状>

「木更津レイプ殺人事件」はカルト教団に入会して、善良な栄養士を強姦した前代未聞の性凶悪犯罪である。

それでも警察は捜査をしない。「公明党創価学会の政治圧力」と事情を知る関係者は指摘している。

 

一方で、林・高谷地区の核汚染ごみ事件を取材していくと、千葉県警、特に木更津署のマル暴担当の刑事は、やくざとつるんで何もしないという。「過去に加藤という刑事は、地元やくざと一緒にばくちをしていた。刑事をやめるとハマコーが待ち構えて、君津市議のポストを用意した。これは県警内部で有名な話」というのである。

2023年9月29日記(反骨ジャーナリスト・政治評論家)

 

追記・日韓秘話の真実!

「仏国寺という有名な寺に宿泊しました。寺で晩さん会が開かれ、ご馳走になりました。そこで、韓国側の人たちが『皆さん、これをご存知ですか』とおもむろに剣や鏡、勾玉を持ち出して見せてくれた。それがナント、三種の神器なんです。『日本の天皇さんは、これを日本に持ち帰り、模倣して作ったんです』と言うではないですか。要するに、日本の天皇は韓国人の子孫なのだから、大人しくわれわれの言う通りにしなさい、と脅しているわけで

す」

 

以上の証言は1965年の日韓国交正常化秘話の一つ。天皇半島出身説について、1945年の敗戦後、伊勢神宮を徹底的に調査した内務官僚の渡辺一太郎元千葉県警本部長も、筆者に語っていた。政界には半島出身者がいっぱいいる。情けないことに現役時代は分からなかった。

 

訂正・浜田靖一の後任は木原稔。台湾有事派で油断できない。

2023年9月28日 (木)

本澤二郎の「日本の風景」(4938)

本澤二郎の「日本の風景」(4938)

<9月29日は北京・八宝山革命公墓に眠る朝鮮戦争の英雄・玄愛華女史の命日>

やくざが跋扈する房総半島を「安心・安全・安定の平和な半島にする」と公約し、毎朝6時30分に木更津駅などで学生や通勤客に声をかけている立憲民主党の樋高剛(たけし)が来訪の折、名刺代わりに「平成の妖怪 大勲位・中曽根康弘」(健友館)を謹呈したところ、彼は真っ先に著者の経歴を見ながら「中国に60回も行ってるんですか」と驚いた様子である。「実際は100回を軽く超えている。ジャーナリストの記録、アルバイト原稿の大半を飛行機代に投入し、自宅はいまも豚小屋レベル」と自己紹介した。

何事も戦闘的リベラリスト・宇都宮徳馬や越谷市の人権派弁護士らの支援といえる。ついでに小さな記録は、20年の間、内閣記者会(永田クラブ)・自民党記者クラブ(平河クラブ)に在籍したこと、それに在京政治部長会8年9か月も。小さな記録ばかりだが、そこから今の自分がある。ただ手抜きしたのは、統一教会問題と神道政治連盟の野望について気付かなかった点である。これは大失態、猛省しきりだ。

 

それでも30冊ほどの本を書いたが、印象に残るものは「平成の妖怪 大勲位・中曽根康弘」と「中国の大警告」である。

 

後者の中国語本を手に取って、当時国家副主席(のちの首席)の胡錦涛が、首相就任前に訪中した小渕恵三らに向かって、彼は「中国人の思いはこの本にすべて書かれている。読んでほしい」と人民大会堂の会見の場で語った。愛読者のもう一人は、中国外交部きっての知日派の肖向前。彼は訪日の機内で読破して、何度も自宅に連絡をくれ、都内の赤坂プリンスホテルで会見した。その時の彼の第一声は「あなたは中国の本当の友人だ」と持ち前の大声で話しかけてきた。

 

そして3人目の愛読者が、家族総動員して朝鮮戦争に命を捧げた英雄の玄愛華さん。彼女は昨年9月29日、97歳で老衰で亡くなったのだが、彼女も92歳の時「中国の大警告」を涙を流しながら、夜も寝ないで読み続け、感動のあまり翌日未明にバスに乗って滞在先まで押しかけて感謝を繰り返した。

 

この本は素朴な思いで、中国人が今何を日本に期待しているのか、期待していないのか、などを旅先で尋ねたり、機内で聞いた話をまとめたものである。その中には新疆ウイグル族の20代の女性もいた。

「平成の妖怪」という本は、出版するとまもなく中曽根サイドから圧力がかかり、出版社が倒産した。筆者の仕事場も無くなった。糧道を断つ中曽根・渡辺恒雄の策略だった。恩師・宇都宮はA級戦犯の昭和の妖怪・岸信介の権力に対抗した。弟子の凡人ジャーナリストは、改憲軍拡の平成の妖怪・中曽根に抵抗した。

 

思うに善悪をわきまえた善人は、誰とも仲良しになれる。悪を排除する勇気は必要である。槍のような風雨に屈しないジャーナリストは、民主主義確立のためには不可欠の存在であろう。14億人の人民とは、ツネに仲良しこよし。南北の朝鮮人とも。宇都宮の平和主義に差別・偏見の壁はなかった。昨今の台湾有事などは、日米右翼の謀略作品であって、人々を偏狭なナショナリズムに追い込んで、平和憲法破壊を目的とした悪魔の所業である。いわんや戦争準備などもってのほかである。

 

<拙著「中国の大警告」(データハウス)に涙した肖向前・胡錦涛に次ぐ愛読者は家族総動員して朝鮮戦争体験者>

東北地方で生まれ育った玄愛華さんの波乱万丈の人生は、夫を早く失い、嫁ぎ先から追い出され、母親の手にひかれながらの日中戦争下の放浪生活!想像を絶する体験を誰も活字に残せない複雑で困難な悲劇の日々を過ごしてきた。

食べるために延安の毛沢東の赤軍に入った夫に家族全員が命を委ねるしかなかった。こんなことは世界でもないだろう。貧困が二重三重にまとわりつく戦果の軍隊生活を、二人の娘の手を引きながら生きる母のきつい軍隊生活さえも、いまでは紹介できない。

ソ連のスターリンにねじを巻かれた中国人民革命軍は、赤軍の林彪が指揮する東北部隊に対して朝鮮戦争の主役を任せるが、最高幹部の林彪は、食うや食わずの戦い疲れのため反対したが、毛沢東は代わりに彭徳懐を総指揮者に任命した。それにしても家族総動員の戦争を聞いたことがない。その時、玄愛華さんにはゼロ歳の長女と2歳の長男がいた。夫と母の5人で朝鮮半島に渡った。ちなみに竹槍と鉄砲の戦いのような中国軍とアメリカ軍の戦闘を、誰もが分かっていた。現に100万の朝鮮派遣軍の死者は想像を超えていた。毛沢東の長男はここで戦死している。



<1972年9月29日は日中国交正常化の記念日>

明日の9月29日は、田中角栄総理と周恩来総理が1972年、戦後最大の外交課題の日中国交正常化のための「共同声明」に署名した記念すべき日。当時訪中した同行記者団は各社とも政治部長。駆け出し記者の筆者は、3歳の長男・春樹を肩車に乗せて羽田空港で見送った。

 

愛華さんは晩年、道路で転んで障害者となった。およそ4、5年の間、北京に滞在中、週2回介護に汗をかいた。両手から両足、頭部を指圧するのだが、次男正文の介護で力をつけた筆者のマッサージを、彼女は一番喜んでくれた。時には北海道の民謡「ソーラン節」を歌ってくれた。

朝鮮戦争では看護兵と日本語通訳で活躍したのだが、同僚は天皇の関東軍から抜け出した日本軍医と看護兵。後者は毎晩泣いていた。様子を尋ねると敗戦目前にしたハルビンでの悲惨すぎる事実を明かした。幼子は逃亡の邪魔になるといって、関東軍の逃亡兵が貨車に幼子を押し込んでガソリンをかけて焼き殺したことや、幼子を自ら殺した事実に共に泣いたという秘話も語ってくれた。

9月29日は国家的にも個人的にも忘れられない記念日となった。人間を差別してはならない。差別が争いの原因である。死の商人は差別主義者である。

2023年9月28日記(反骨ジャーナリスト・政治評論

2023年9月27日 (水)

本澤二郎の「日本の風景」(4937)

本澤二郎の「日本の風景」(4937)

<ハマコー人脈を継承していた浜田靖一とやくざの証拠文春写真やっと入手>

昨日は大根の種を少し蒔こうとしていたところに二人の客人が姿を見せた。お陰で関心を持っていた週刊文春の複写が手に入った。事情通であれば当たり前のことだが、最近の若者は知らない。「まさかやくざが国民の代表である衆院議員!嘘だ」という返事が返ってくる。「政治音痴の公明党創価学会の会員は、上からの指示でやくざに投票してきた」というのが実情であるのだから。

 

筆者には思い出がある。岸信介の娘婿の安倍晋太郎取材を兼ねて、よく安倍のライバルで福田赳夫側近の田中龍夫の事務所に飛び込んだ。あるとき金庫番で有名な中内節子が「どちらの出身」と聞いてきた。「木更津」と正直に答えると、なんと彼女の口から「どうしてやくざが国会議員なの。有権者は何を考えているんでしょうね」と心臓を突いてきた。

これには反論できない。浜田幸一について警視総監・秦野章や千葉県警本部長の渡辺一太郎やその後輩たちにも確認した。間違いなく浜田はやくざだった。日本で最初で最後のやくざ代議士として生涯を終えた。残念ながら葬儀の風景を確認しなかった。「足を洗っているのではないか」という凡人ジャーナリストの判断は間違いだった。

 

そこで倅の靖一はどうか?中選挙区制のころは、水田三喜男・千葉三郎ら自民党の大御所と言われる人物からハマコー派の実情を容易に手にできた。次なる問題は「ワカ」と呼ばれていた靖一は、やくざと手を切っているのか。

今回の週刊文春に掲載された記事と写真でハマコーやくざ人脈を継承していたことが発覚した。国会議員としても人間としても失格だ。議員をやめるしかないだろう。

 

前回の選挙の期間中、木更津から久留里・亀山を経由して鴨川へとハンドルを握った。驚いたことに国道沿いの選挙ポスターはすべて靖一宣伝ばかり。事実上、無投票選挙を印象付けていた。「ヒトラーの世界か」と考え込んで、改めて憂鬱になってしまった。だが、歴史は動く。靖一独裁を裏付けた証拠写真を週刊文春がすっぱ抜いた。その写真が手に入った。インターネットを開くと、毎日新聞と東京新聞も報じていた。

 

「やくざに乗っ取られた千葉県・房総半島」「行政が委縮して住民自治のない千葉県」をも露呈していた。君津市に次いで袖ヶ浦市の水源地に核汚染ごみがやくざ系の産廃業者によって不法投棄された理由と背景でもあった、と断罪できるだろう。

 

<「木更津レイプ殺人事件」犯の浜名は創価学会に姿を隠して介護施設経営で強姦殺人>

凡人ジャーナリストがやくざ退治に覚醒した原因は、2014年4月に発生した「木更津レイプ殺人事件」取材からである。犯人は富津出身のやくざ浜名の強姦性奴隷殺人事件に遭遇したことにある。

木更津署が即座に逮捕する事件のはずだった。しかし、警察は動かない。森英介元法相の秘書官に要請したところ、同署次長が捜査を約束、同署やくざ担当の刑事2課長と同係長が腰を上げてくれたのだが、人事異動で担当者が代わると態度は一変した。政治がらみの事件として処理した可能性を否定できない。

この事件は、公明党創価学会関連の重大深刻な殺人事件である。ある時期から創価学会が取材を妨害してきた、いわくつきの事件であることも分かってきた。

「創価学会は生きてる人間を重視するカルト宗教」であることも。たとえやくざでも、生きてる犯罪者であれば保護する。そのことを「木更津レイプ殺人事件」で学んだ。

 

犯人は、やくざと介護施設経営・カルト教信者という3足の草鞋を履いている人物だ。配下には、ヘルパー吉田ふみえと大工高橋清の存在も確認している。うそ発見器で簡単に裏付けがとれる殺人事件である。真っ当な宗教であれば、犯人をかくまうことではなく、自首を進めて罪を負わせる事件である。

姿を変えることで「真人間」と印象付けるやくざが、やってることはやくざそのものなのだ。

 

<木原誠二事件関連でもやくざから教会の牧師になり、同じ犯罪を繰り返していた!>

浜田靖一問題の証拠写真には「友人の出家祝い」とある。坊主に変身して「善行を積む」といえば聞こえはいいが、実際は浜名同様に元のままと専門家は指摘する。

そのことが、目下の政局を揺るがしている木原誠二事件でも発覚した。なんとやくざが牧師になって日本と韓国を渡り歩いている、というのである。

木原事件追及の第一人者は、Youtubeで公表している。やくざに知恵を授けているのは「ヤメ検」というが、元東京地検特捜部の若狭勝の解説は立派だ。権力に迎合していない。警察の腐敗を暴いていて信用できる分析である。

凡人ジャーナリストは、政権の黒幕は改憲狙いの読売の渡辺恒雄とみている。宇都宮徳馬が「忘恩の徒」と断じたツネの悪行は数知れないだろう。

 

<木更津市内のラーメン店に「ハマコーラーメン1050円」「細川ラーメン750円」?>

21世紀の金集めの手段であろうか、ラーメン一杯が1050円!木更津市内に誕生したラーメン店のハマコーラーメンの値段である。何もない時代を生きてきた日本人は、すべからくラーメン好きだ。昼時国会内の自民党総務会長の部屋に行くと、一階の人民食堂のラーメンをご馳走してくれた。現財務省の父親・鈴木善幸さん。官邸のカレーライスもいいが、筆者はいつも国会記者会館のラーメンを食べた。注文すると、すぐ出来るからである。

安いラーメンで生きてきた人間は、1050円という金権ラーメンに驚く。入れ墨のやくざで満席か。ハマコーが健在のころは、市内の店という店はハマコーの色紙を飾っていた。ないとやくざがいやがらせをしてきた。

福岡県議団幹事長が「自民党本部は異常だ」と叫んでいるようだが、自民党の隅々が異常であろう。特にハマコー選挙区の地盤は尋常ではない。

 

<衆院3期の樋高剛がやくざの房総半島に覚悟の殴り込み!>

いいニュースが飛び込んできた。立憲民主党で3期当選の樋高剛が千葉12区に殴り込みをかけてきた。昨日袖ヶ浦市の水田・池田淳・水野清の秘書を歴任した御園豊と一緒に、樋高が姿を見せた。

名前からして勇敢だ。野党を一本化すれば、靖一打倒も夢ではない。公明党は麻生太郎から「ガンだ」と断定されても反論できないほど落ち込んで元気がない。創価学会からも樋高支援の流れが出てくるだろう。水の問題。核汚染ごみの問題でガンが多発してきている房総半島なのだから。

参院行政監視委員長の青木愛についで、樋高も水・環境問題に

取り組んでいくという。早稲田OBは野性的で頼もしい。次男正文も泉下で応援するだろう。

 

<やくざ一掃に期待する木更津・君津・袖ケ浦・館山・富津・南房総・鴨川・鋸南の有権者>

樋高の名刺をもらって、初めてここが千葉12区であることに気付いた無知な凡人ジャーナリストだった。木更津・君津・袖ヶ浦・富津の君津郡市のほか、館山・鴨川・鋸南・南房総の8市だ。

彼のスローガンもいい。安心・安全・安定の房総半島へと「大転換する」ことを公約していることも知った。千葉県警もやくざの仲間ではいられなくなるだろう。

「覚悟の殴り込み」に拍手したい!房総半島の夜明けが近い!

2023年9月27日記(反骨ジャーナリスト・政治評論家)

2023年9月26日 (火)

本澤二郎の「日本の風景」(4936)

本澤二郎の「日本の風景」(4936)

<田中角栄を裏切った山東昭子は女性の鏡は真っ赤な嘘>

人間は万事塞翁が馬に違いない。それでも世紀の女狂いの木原誠二には言葉も出ない。ましてや、左翼から右翼に転向して、右翼政権を「言論の武器」を巧みに悪用して世論操作することを恥じない天下の悪人・渡辺恒雄は、そのことで日本国憲法を破壊し、主権者たる国民を地獄へと追い込んでいることに驚愕するばかりだ。

 

世論操作が可能な言論を独占することで、人々の運命を変えることができる!信じられない悪政がここ10年、30年と継続する過程で、日本はおかしくなってしまった。「議会と言論が狂うと民主主義は健全に機能しない」と生前の宇都宮徳馬さんは、繰り返し叫んでいたが、現実はその通りとなってしまった。

 

特に生死をかけた中国との国交回復の成果が振出しに戻ってしまった悲劇は、日本人として涙が出てくる悲しい現実である。

 

その元凶に女の政治屋が関与していた史実を、全国民は記憶しておくべきだろう。日本の男尊女卑は、神道という原始の戦争カルト教に起因する。先日終わった「国技」の相撲は、男たちに天皇の前で「戦い」を強いるものである。仏教には「戦い」を強いるような行事はない。相撲に女たちの関与は禁じられている。土俵に女が入ることさえ許されない。女が立ち入ると「けがれる」というのだ。なんともひどいカルト戦争教を、いまの自民党は選挙必勝宗教とあがめているから不思議このうえない。神道の秋祭りにも反吐が出る。

 

本題に入る。山東昭子という参院議長が存在した。それ以前には扇千景もいた。彼女のことを安倍慎太郎夫人はよく知っている。前者は田中角栄が政界に引き上げた。当時は「人寄せパンダ」と呼ばれていた。そこに尊敬の観念はなかったのだが、そのことが怨念化したのかどうか不明だが、彼女は田中・大平の命がけの中国との正常化を破壊した元凶である。

尖閣諸島問題を国際舞台に引き上げた主役。彼女は右翼作家の石原慎太郎(当時は都知事)のもとに尖閣を利権問題として持ち込んで、隣国との重大な対立の種をまいた。角栄への裏切りである。山東と同じくらい永田町で生きてきた凡人ジャーナリストには、彼女と一度も会ったことがない。その必要もなかったからである。

 

<現在の43兆円超軍拡戦争準備に石原慎太郎・野田佳彦(松下政経塾)にボールを投げて尖閣国有化した日中友好破壊者>

山東昭子と尖閣(地権者?)と石原慎太郎とその先に当時の首相・野田佳彦の密談の中身は、どのようなものだったのか。

角栄に育てられた山東が角栄を裏切って「尖閣」を、反中台湾派(青嵐会)に持ち込んだ理由は、今も謎である。埼玉の地権者?は何者かも正体不明だ。

 

野田佳彦は国民を裏切って消費税を引き上げて民主党政権をつぶした御仁。神道教育を身にまとった松下政経塾の怪しげな出身だ。安倍のために国会で弔辞を読んでいる。政経塾には官房長官の松野博一も、極右の高市早苗もいる。創立者の松下幸之助の野望が見て取れるだろう。金持ちのお遊びではなかった。

戦争で空前の暴利を手にする輩は、財閥である。死の商人がまとわりついている。

いま国民が気が付くと、43兆円の戦争準備が始まっている。日本にもワイマール体制を破壊したヒトラーのような人物が、清和会・日本会議にいたことになる。それを批判しなかった朝日新聞も毎日新聞も、すでに財閥の先兵である電通に支配されている。背後に渡辺恒雄が暗躍していると分析したい!

 

日中国交回復に汗をかいた戦後最大の成果を、最近は台湾独立派と連携する麻生太郎らによって破壊されてしまった。修復はできるだろうか?

 

<日本の歴史学者・井上清の本を読め・天皇制国家主義の過ちが見えてくる!>

話を変える。北京の人民大学に留学した人物が、一度だけだったが上海の従軍慰安婦問題シンポジウムで通訳をしてくれた。偶然だが知り合いの中国人ジャーナリストが、彼の面倒を見ていた。そんなことから父親と数回会ったという。父親は三菱総研の研究者だった。

彼は別れ際「この本はすばらしい。ぜひ読みなさい」と言われた。その本を友人の書棚で見つけてめくってみて驚いた。その人は京大名誉教授の、まさに反骨の歴史学者の井上清の著書だった。尖閣は日本固有の領土という外務省の甘い分析を批判していた。

 

かくして彼の慧眼に触れる機会を手にした。敗戦後の国家神道廃止や財閥解体のいい加減さを鋭く批判していた。一宗教法人でしかない神道が、戦後も大手を振っていることに怒りのペンを振るっていた。それは財閥に対しても。戦争は財閥とカルト宗教によって遂行される。

43兆円の背景を見せてくれる井上歴史書は、誰もが学ぶべき歴史書であろう。天皇制国家主義は歴史の遺物である。

 

改めて言えることは、山東・石原・野田は、43兆円戦争準備のA級戦犯といえるだろう。政治家が政治屋という政商まみれになると、国は敗れるしかない。非戦の9条を死守する使命が日本とアジアに課せられていることを学ぶことができる。

2023年9月26日記(反骨ジャーナリスト・政治評論家)

2023年9月25日 (月)

本澤二郎の「日本の風景」(4935)

本澤二郎の日本の風景」(4935)

<清和会・台湾独立派の好戦派に屈した岸田文雄>

永田町の権力闘争は、入り乱れていて国民の目にはっきりとは見えてこない。新聞テレビの使命はここにあるのだが、右翼暴力団のA級戦犯の岸信介の盟友・児玉誉士夫と深く結びついた読売の渡辺恒雄が、言論界のドンになるや中曽根康弘が認知した清和会政治が延々と継続し、だらしのない肩書欲しさだけの岸田文雄を抱きかかえると、一気に勝負に打って出てきた。

 

女狂いの木原誠二を駒にして官邸を操って、改憲軍拡を言葉だけではなく実態として推進し、善良な平和国民を驚愕させている。安倍の下で台湾有事をがなり立てていた木原稔は、改造人事で防衛相になるや即刻沖縄に飛んで、第一線の自衛隊員に「覚悟」の発破をかけている。

恐ろしいほどの事態にもかかわらず、米軍と自衛隊の利権にぶら下がって首長になった面々にも「覚悟」を強要して、平和の島とは無縁の危険極まりない南西諸島に変質している。

ゆでガエルの国民は、それでも気付いていない。反中ナショナリズムの波に乗って、正論に水かけをするちゃちなツネの子分が目立つ。

 

<林芳正は長州安倍派を殲滅して岸田を宏池会会長から引きずり下ろせ=敵は本能寺・宇都宮徳馬の忘恩の徒・読売のツネ>

外相から引きずり降ろされた林芳正は、親子二代の日中友好議員連盟の会長として大事な任務を果たしてきた。才能にも恵まれ、岸田と比較して誰もが林に軍配を挙げる。

14億人の経済・軍事大国と対決するなどという岸田や麻生太郎の危険な思考は全くない。日本は有史以来、中国から漢字文化をそっくり受け継いできたという、斬っても切れない関係にある。中国との太いパイプは、日本外交最大の武器である。

 

この貴重な武器を戦後に再び手にしたのが、宏池会の大平正芳である。盟友の田中角栄も賛成して日中の国交は正常化した。その意味するところは大きい。それを戦前の国家神道の「神の国」という子供だましの原始の戦争宗教に呑み込まれた神道政治連盟の清和会に政権をゆだねてしまい、岸田もその仲間になってしまった。背後の黒幕はツネに相違ない。

 

ツネに糧道を断たれた我が五体は、その悪徳を感じ取っている。戦争への危機は、岸信介や正力松太郎のA級戦犯に追従したツネ、戦闘的リベラリストの宇都宮徳馬を裏切ったツネに魅入られた岸田のもとで、どす黒い花は開いている。それが不思議と見えてくるのである。

幻想ではない。

 

林家は親子二代長州の天皇を操る田布施の輩の暴政と抑圧に耐えながら、政治家人生を過ごすしかなかった。林の面倒を見たのは最初は田中角栄だった。佐藤栄作長期政権が終わると、佐藤派は清和会政治の福田派と田中派に分かれた。林義郎はすかさず田中に従って、日中友好に突進した。田中派が壊れる過程で、田中の盟友である宏池会の大平・鈴木善幸・宮澤喜一に加わって、初心を貫いてきた。息子の芳正もまた同様のレールを走ってきた。安倍が消えて今や林に敵なしの山口県だ。

 

戦後78年を経た。安倍のゾンビ悪政時代は終わった。安倍を神にするという馬鹿げた工作においそれと従う者はいない。安倍・日本会議や統一教会に服従する岸田を支える理由も価値もない。偏狭なナショナリズムを断ち切る使命が、林にはあるだろう。

 

敵は本能寺・左翼から右翼に転向して体制深く潜り込んだツネとの戦いが始まっている。老いたツネの先行きは短い。子分である木原誠二も満身創痍で息もたえだえ、記者会見すらできないで逃げ回っている。

核汚染水垂れ流し・43兆円戦争準備・21世紀の赤紙マイナンバーカード・異次元金融緩和による円激安路線の超物価高が、非戦の憲法下で実現できるわけがない。とうとうと流れる黒潮は、林を乗せて列島を突っ走るはずだと想定したい。

2023年9月25日記(反骨ジャーナリスト・政治評論家)

 

恥さらしの岸田の国連演説!

https://x.com/momotro018/status/1704639794406690929?s=20

2023年9月24日 (日)

本澤二郎の日本の風景」(4934)

本澤二郎の日本の風景」(4934)

<父親の顔を知らない戦争遺児・関巌さんとK友子さんの知られざる運命に注目!>

この世に悪魔はいる。宗教のお面をかぶった人間や暴利を狙う死の商人もいる。したがって善良な人間は、悪魔と対決しなければ、人権を奪われ独裁者の戦争に巻き込まれてしまう。いい歳をしながらペンを放棄しない最大の理由は、人の命を守るために戦争を阻止することに尽きる。戦争勢力に水をかけて人殺しをさせないことであって、断固として屈するわけにはいかないのである。

歴史を知る日本人はすべて、護憲リベラルである。筆者が宏池会会長の宮澤喜一を支援した理由は、戦争抑止のためだった。「自民党派閥」(ぴいぷる社)を書いたのも、これの縁で訪米して「アメリカの大警告」(データハウス)、「平成の妖怪・大勲位 中曽根康弘」(健友館)、「中国の大警告」(データハウス)なども同じ理由だった。

一昨日、わが埴生の宿に訪ねてきた袖ヶ浦市選管委員長の御園豊さんが、君津郡市の市民運動家として最も尊敬を集め、活躍している関巌さんの木更津高校離任式での挨拶文を持参した。彼は父親の顔を知らずに生まれた。「木更津レイプ殺人事件」の被害者のK友子さんと同じ星の下に誕生したことを知って驚いた。

 

後者の加害者のやくざ浜名は、宗教の衣をまとって市民に姿を変え、政治力で厚労省から介護施設の認可を取ってデーサービス「かけはし」を経営、美人栄養士をバイトに使ってまんまと強姦性奴隷、ついには恐怖の脅しで突発性の大動脈りゅう破裂で非業の死に追い込んだ。しかし、千葉県警も木更津署も政治力に屈したらしく捜査をやめてしまった。

 

関さんは、目下袖ヶ浦市の水源地が日高金属の有毒汚染水とワコーエコテックという、やくざ系産廃業者によって埋設された約60万㎥の核放射能汚染ごみなどの原状回復を求める、同市の林・高谷地区の御園さんら住民とともに、厳しい戦いを繰り広げている信念の教育者でもある。「九条の会」のメンバーということは、筆者とは同志ということになる。

 

<天皇の教師として戦病死・硫黄島戦線で海の藻屑の悲運>

旧木更津には望陀農学校(のちに木更津高校と統合)が存在した。ちなみに筆者の住んでいるところは、上総の国望陀郡茅野村。そこで生まれた神童・松本英子は、日本人として初めて非戦論を唱えた女傑である。(「松本英子の生涯」(府馬清著・本名・松本英一)

彼女は日本人女性初のジャーナリストとして、戦前の政商・古川財閥の足尾銅山鉱毒事件を徹底して取材し、天皇の権力によって渡米を余儀なくされた。非戦論は9条誕生の20年前に提唱した。彼女の縁に触れ、医療事故死の次男正文の小さな顕彰碑を今年4月7日の命日に建立した。

 

関さんの父親は戦前の東京帝国大学を卒業し、望陀農学校で教壇に立っていたものの、二度の赤紙で最期は戦病死の悲運に生を奪われた。そのとき関さんは母親のおなかにいた。やくざ強姦事件によって非業の死を遂げたK友子さんの父親は、二度目の赤紙で硫黄島戦線に狩りだされて、途中で米軍用機によって輸送船が撃沈され、海の藻屑となった。

二人とも父親の顔も知らないままこの世に生まれた。友子さんの母親の生前の証言によると、何も入っていない木箱が届いたことに母子は「夫は必ず生きて帰る」と信じて、何度も木更津港の岸壁に立った。

暗くなって「友子帰ろう」と母親が幼子の手を引くと、娘は「おかあちゃん、まだ帰らない。お父ちゃんは帰る。まだ帰らない」と母親の袖を握って離さなかった。「岸壁の母子」の悲劇は、小説でも書けない。

 

<戦争未亡人の壮絶な戦後と遺児の教育にかけた崇高な生涯>

「父母の兄弟8人のうちで生き残ったのは母と叔母二人だけだった」という関さん。「母は夫、弟たち、実父と血のつながった人が全員亡くなり、母の悲しみは想像を超えるものがあった」のである。戦争の恐ろしさは、当事者にとって憎しみ切れるものではない。「父が死んだとき、母にはお腹の私と上に3人の子供がいた。その苦労はいかばかりか」と述懐する関さんの反戦思想はいい加減なものではない。

 

「授業の起立・礼が好きではない。強制的で軍隊みたいでいやだ」との訴えに馬来田中学校3年間、無知ゆえに起立・礼を連発してきた自分を恥じた。「父が天皇の名で殺されたので君が代が大嫌い。歌いたくない」と離任式で生徒たちを前に公言した関先生は、実に信念のある立派な教育者だった。

 

<やくざ浜名の強姦性奴隷殺人に沈黙する警察に怒り!>

K友子さんは、夫の故郷である秋田県本庄市で子育てを終えて、老いた母親の介護のため木更津市真里谷に戻った。栄養士として君津市の山の手病院で10年ほど働き、その後にやくざ浜名の介護施設「かけはし」(JR巌根駅近く)でアルバイトをしていて、まんまと浜名の罠にはまってしまい、水商売を強いられる。逃げ出そうとするや、連日の脅しに屈してしまった。入れ墨やくざによるドーカツに耐えられる女性はいない。

 

K友子さん殺害を取材していてやくざが跋扈する千葉県を知って、以来やくざ退治がこの国の前途に不可欠であることに気付いた。善良な千葉県人は同じ思いであろう。

袖ヶ浦市の水源地住民の話を聞いているうちに、なぜ警察が動かないのか、警察とやくざは仲間同士であることに気付かされて、開いた口が塞がらない昨今である。木更津市には入れ墨やくざ専門の風呂がある。ハマコーというやくざ代議士がいたし、その倅の靖一も父親のやくざ人脈を引き継いでいることを、先ごろ週刊文春がすっぱ抜いて話題を呼んでいる。防衛相更迭原因である。

不届きな千葉県警の信頼は、地に落ちたままである。警察庁や公安委員会の改革も不可欠だ。泉下の渡辺一太郎や秦野章が懐かしい。

 

<環境汚染のやくざ系産廃業者と対決する市民運動!>

地球は破壊されて久しい。北極圏の氷が溶けている。上昇する海水温度で陸地は水面に沈んでいる。

この環境汚染の犯人の悪魔は、やくざを操作して地球を破壊している。やくざの暴力で市民を抑え込んで沈黙させる。これは民主主義の根幹を破壊するものである。

やくざが跋扈する千葉県、君津郡市役人もやくざに追随していることも分かってきた。

他方、やくざに屈しない反骨の住民も声を上げてきている。関さんの仲間は少なくない。生きるためには、やくざの壁をぶち抜く必要があることも分かってきた。

いま君津市では、市議会議員選挙が繰り広げられている。やくざ系市議に対抗する動きもみられる。立憲民主党の関係者に勇気と正義の人材が集まり始めている。

課題は資金力と情報発信だ。自由民主主義の戦いは永遠に継続してゆく!

2023年9月24日記(反骨ジャーナリスト・政治評論家)

 

ソロモン諸島のソガバレ首相は、9月22日の国連総会の演説で、日本の処理水の海洋放出に「がくぜん」としていると述べ、ソロモン諸島にも影響があると警告。「この核廃水が安全なら、日本国内で保管すべきだ。海洋投棄したという事実が、安全ではないことを示している」と主張した。

https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/357072

2023年9月23日 (土)

本澤二郎の日本の風景」(4933)

本澤二郎の「日本の風景」(4933)

<狂い咲きの植田・日銀は「物価の番人」をどぶに捨てた!>

猛暑襲来に紛れ込んだ日銀総裁・植田和夫によって庶民が殺されていることに、議会は沈黙している。秋に咲くような桜花に対して警鐘を鳴らさない言論界!こんなことが許されるのか。それを事実上、許してしまっている主権者は愚か者を通り越している!声を上げない国民は奴隷であろう。それでもいいのか。

沈黙は金ではない、明白な犯罪である!

 

<国民生活を破壊する学者馬鹿に殺される日本国民!>

日本政治は永田町の一部の特権層によって牛耳られ、民意が反映しない悪しき反民主主義が横行している。「本澤二郎の日本の風景」は、そうして旗幟を鮮明にした反骨の言論をやむにやまれずに展開している。

 

思うに森喜朗の清和会が、この国を地獄へと引きずり込む先陣を切った。経世会の小渕恵三首相が急逝する前後に森を登場させた青木幹雄・森喜朗・野中広務・亀井静香・村上正邦の5人組が結束して動く。神道議員連盟の「神の国」という原始の神道信者の森が誕生する。村上の「森やれ」の一言の黒幕は中曽根康弘であろう。中曽根の知恵袋のフィクサーを任じていた渡辺恒雄もかんでいるだろう。日本の政治は、改憲軍拡の右へと急展開する。

青木・野中・亀井の政治責任は重い。極右・清和会政治の誕生が、その後に小泉純一郎・安倍晋三へと継承する。麻生太郎もこの右翼ラインにのめりこむ。

 

安倍の下で、異次元金融緩和とゼロ金利という円の紙切れ政策が実に10年継続。日銀総裁が黒田東彦から植田和夫の手に移っても推進され、円は1ドル148円台にまで急落して、超物価高で国民生活を破壊している。ハイパーインフレの危険性も浮上してきた。

異次元の紙切れ緩和路線を植田は昨日も宣言して、財閥と株高向けに発信した。庶民生活を破壊しつくす強硬策である。断じて容認できない。植田の政治責任を問う議会と言論と国民でなければ、この国は43兆円の戦争準備に呑み込みられてしまうだろう。戦後78年にして最大の危機に落ち込んでしまった。極右・清和会政治は、宏池会の岸田文雄のもとでも強行されている点に怒りが爆発する。

日本国憲法が歴史の教訓から勝ち取った民主・平和主義が、風前の灯へと追いまくられている。しかし、それでも言論・野党・国民はいまだに沈黙している。

 

<アインシュタインの警句=沈黙は犯罪>

昨日午後、宏池会秘書を経験した袖ヶ浦市の有力者が豚小屋のような拙宅を慰問を兼ねて来訪、四方山話に花を咲かせた。

やくざに窒息させられてきた千葉県・房総半島の悲しい現実について、忌憚のない意見交換もできた。

彼が「沈黙は犯罪」というアインシュタインの警句を披歴してくれたことに内心、驚いてしまった。自由な言論が存在すれば、このブログ「日本の風景」は誕生する必要がなかった。

しかしながら清和会政治という極右片肺政治が横行して、日本は間違いなく地獄の底へと突進している。

国民生活は破綻しているが、それでも日銀は「物価の番人」であることを放棄して平然としている。今朝のネット新聞の見出しは、悲鳴を上げるばかりで、議会・日銀批判はしない。

日銀、大規模金融緩和策を継続…

円の実力、過去最低「もう海外には行けない」SNSで広がる嘆息

 

(ブルームバーグ): 日本銀行は22日の金融政策決定会合で、長短金利を操作するイールドカーブコントロール(YCC)政策を軸とした現行の大規模な金融緩和政策の維持を全員一致で決めた。発表後、東京外国為替市場では円売りが優勢となっている。

  日銀関係者は株で大儲け!(ブルームバーグ): 22日の金融・証券市場はドル高・円安が急速に進んでいる。日本銀行の大規模金融緩和維持を受けて金利差を意識した取引が活発化。

<為政者次第で国民生活は変わる!岸田は万死に値する!>

沈黙する国民は「政治は誰がやっても同じ」と思い込んでいる。事実は違う。為政者次第で国民生活は変わる。そのことを日々の買い物で知っているはずであるが、それでも人々はしゃもじデモをしない。沈黙する民に安心している政府・日銀に怒りがこみ上げてくる。岸田文雄の罪は万死に値しよう!

2023年9月23日記(反骨ジャーナリスト・政治評論

2023年9月22日 (金)

本澤二郎の「日本の風景」(4932)

本澤二郎の「日本の風景」(4932)

<人間性不在の東芝企業の人権と倫理=再建は不可能か>

官民が総力を挙げて推進してきた東芝の株式公開買い付けで、株主の78・65%が応じたという。株主にも見捨てられた東芝の再建は可能なのか。

 

筆者は2010年4月7日に東芝経営の東芝病院で次男の尊い命を奪われた。無信仰の凡人ジャーナリストも、毎日次男の元気なころの早稲田大学時代の写真と向き合い、無反省・無謝罪の人間性不在の東芝を「許すまい」と心に誓っている。最近は非戦の日本人最初の主唱者・松本英子女史の上総の国望陀郡茅野村の生家近くに、正文のための小さな顕彰碑を建立し、東芝との戦いを被害者らしく振る舞って屈しない。人間は被害者となって、初めて人間らしくなるという事実を体得した。

 

思い出すと、こんなことがあった。反省も謝罪もしない東芝に対して、初めて怒りの刑事告訴をした。すると真っ先に読売新聞の警視庁詰めの社会部記者が、自宅に飛び込んできて、事細かに取材してくれた。しかし、一行も記事にしなかった。原発企業・東芝と読売新聞は「仲間同士」だった。いうところの偵察取材だった。

 

いま汚染ごみや有害廃棄物など約60万立方メートルを、やくざ系産廃業者が不法に投棄した千葉県袖ケ浦市林地区の水源地に、朝日新聞についで読売新聞も取材に入った。朝日は、放射能とは無関係な市議会のおぞましい議会の慣行を書いて逃亡してしまった。原発推進派の読売が記事にすれば、日本は天地がひっくり返ることになるのだが?

 

<ジャニーズの児童性虐待事件で表面化した人権と倫理>

報道によると、日本民間放送連盟(民放連)の遠藤龍之介会長(フジテレビジョン副会長)は、9月21日の記者会見で、ジャニー喜多川氏の性加害問題に関して、「過去にジャニー喜多川氏が行った数々の行為が、性加害であり、重大な人権侵害であるとの認識を、民放を含む多くのメディアが十分に持てなかったことは事実で、反省しなければならない」と述べた。

 

少しだけ民放連が覚醒したのだろうが、遅すぎて話にならない。ニューヨークでは、43兆円の戦争準備を開始した岸田文雄が、日本の首相として「核なき世界に30億円」というラッパを鳴らしたが、国連総会議場はガラガラで誰も耳を傾けなかった。歴史の教訓を忘れた日本政府に国際社会は笑っている! 

<経営陣・株主も正文の死に向き合わなかった東芝!>

「日本産業パートナーズ(JIP)などの国内連合は9月21日、東芝へのTOB(株式公開買い付け)が株主から78・65%の応募を集めて成立したと発表した。議決権ベースで66・7%以上の応募が成立の条件だった。東芝は年内にも非上場化し、経営再建を目指す。不正会計問題の発覚以降、迷走が続いた東芝の経営は転換点を迎える」と報じられてもいるのだが。「再生に一歩踏み出した」とも御用学者などは持ち上げている。本当だろうか。

現在は21世紀である。産業革命の時代ではない。「企業の人権意識」「企業倫理」「社会的責任」が強く求められている。これらの視点からいえることは、人の命に向き合ってこなかった暴利一色の東芝の再建計画は、まず不可能であると断じたい。技術だけの時代は終わっている。経営の眼目は、人間性のある経営陣と労働者の存在が不可欠である。2010年から何人の経営者が消えてきたであろうか。不正・腐敗の三井住友財閥を代表する製造メーカーの東芝の存在価値は、とうの昔に無くなっている。

致命的な医療事故によって患者の命を奪いながら、反省も謝罪もできないような東芝は、企業失格である。経営陣どころか親会社の三井住友財閥も、はたまた株主も、人間らしい人間ではなかった。

<武器弾薬に手を染めてきた軍需産業の人権意識の欠落>

次男の命を奪いながら反省も謝罪もしない東芝という企業を、洗濯機やテレビなど電化製品をつくる会社くらいにしか理解してこなかった。通産大臣の秘書官が「東芝は役所内で別格の存在だった」と教えられて、以後どんな会社なのか、関心を抱くようになった。

防衛官僚らがたくさん天下りしている事実に気付いた。東芝は武器弾薬を製造する怖い会社でもあった。人殺しのための武器を製造する人間は、人間らしい人間とはいえない。心がまともとは、到底思えない。平和軍縮派・戦闘的リベラリストの宇都宮徳馬の下で学んだことだった。「軍人は勲章が欲しくて戦争を好む」という真実に納得した。武器弾薬を作る人間、それを手にする人間を信頼できない。「なぜ子供を東芝病院に入院させたのか」という非難は甘受しなければなるまい。救急隊の指示だった。NOといえるわけがない。ごく普通の看護は保障してくれるだろうとの安直な考えだったことを、いま白状しなければなるまい。

いえることは、武器弾薬を扱う企業は、たとえ病院であろうが何だろうが、そこで働いている人たちの精神はまともではないのだろう。「誤嚥性肺炎、1週間の入院」に抵抗できなかった父親は、いまも猛省しきりである。

<東芝は日本有数の一番危険なプルトニウム原発メーカー>

次男の自宅介護のための体力づくりにと、妻からジム通いを求められ、それに従った。そこですごい友人ができた。確か日立を辞めた元キャリアの優秀な人物で、なんでも知っていた。311の直後だった。東電福島原発崩壊現場で働いている被ばく作業員の存在を教えてくれた。被ばく覚悟で仕事をするという作業員?最初は面食らった。確実に被ばくして死ぬという運命に従う労働者の存在に誰もが驚く。

そこで東芝の原発作業員もたくさん働いていると知らされた。息子の命を奪っても反省も謝罪もしない東芝の原発作業員の待遇・扱いが気になった。案の定、東芝作業員の悲運をインターネットで知って納得するほかなかった。人間の命など金もうけのためなら惜しくないという哲学が生きている東芝だった。千葉県のやくざと同じなのか。東芝の洗濯機やパソコン、冷蔵庫を急いで取り替えた。

<東芝製3号機は核爆発!妻・眞知子も被害者かも?>

いまだに多くの国民は知らない。政府も東電も公表しないし、新聞テレビも報道しない。原子力やくざに羽交い絞めにされているためだ。したがって繰り返し活字に残しておきたい。福島の東電3号機は、東芝製の原子力発電所である。燃料はプルトニウム加工燃料(MOX)。ウランではない。プルトニウムは核兵器の材料で知られる。中性子を大量に飛ばす危険すぎる原発である。

この3号機の核爆発放射能が315の午前10時頃から昼前にかけて大量に首都圏に流れてきている。当時、東京・大井町のマンション13階に住んでいた妻も被ばくしたのではないか、との疑問が出てきた。そうだとすると、次男に次いで2013年11月23日に非業の死を遂げた妻・眞知子も!?と考えると、いたたまれなくなるのである。1年前には同マンション15階のAさんが肺がんで亡くなった。妻は肺腺癌である。被ばくの度合いや体質で異なるが、間違いなく首都圏の被害者は少なくない。東芝が再生に一歩?ありえないだろう。(本日も記事が消えたり、おかしな文章スタイルを強いられた)

2023年9月22日記(反骨ジャーナリスト・政治評論家)

2023年9月21日 (木)

本澤二郎の「日本の風景」(4931)

本澤二郎の「日本の風景」(4931)

<IAEAグロッシ事務局長は中立公正の人か??>

いま通貨ペソが安くなってアルゼンチン経済は、深刻な超物価高・ハイパーインフレに人々は泣いている。7か月連続で100%も物価が上昇して、都市部では集団略奪という犯罪行為が表面化している。まるで革命前夜を思わせるような映像が世界に発信されている。

店舗は銃で武装しているが、100人規模の略奪集団に対する防御はままならない。貨幣の安定が、政治の基本である。日本の将来を暗示しているようで精神が凍り付く。

 

この10年以来、日本の政府・財政当局・日本銀行は、国債という借金を天文学的に発行すると、待っていたとばかり「物価の番人」である日銀が、円を刷りまくり、円を紙切れにして円激安政策というアベノミクスを強行して、政策的に円を激安に追い込んで、財閥の懐を潤わせてきている。あぶれた円は、他方で金利ゼロを利用してハゲタカ基金が暴利を上げる。庶民は円安による物価高で泣かされ、中には生活苦で一家心中という悲劇が繰り広げられてきている。

この悪政をだれも指摘しない。筆者は繰り返し訴えているのだが、結果として黒田東彦についで植田和夫の日銀も同じ財閥暴利の悪政をやめようとしていない。財閥は輸出でぼろもうけ、消費税を返金するため、二重の利益を上げている。あぶれた資金の一部は株に流れる。財閥経営陣は自社株買いで数億円を懐に入れている。巷では年収100万円、150万円の非正規労働者や年金生活者が苦しんでいる。それでも世界一の報酬を懐に入れている国会議員は沈黙している。

日本もまたアルゼンチン化へとまっしぐらに突き進んでいる。なぜアルゼンチンの経済と政治を紹介したか。お分かりの日本人はいるだろうか?IAEA・国際原子力機関の事務局長・グロッシは、アルゼンチンの元外交官である。むろん、岸田と同じで聖人君主ではない。IOC役員と同じレベルの人間。買収されているとみていい。それはワクチンのWHO事務局長についてもいえる。人間が腐っている。

要するにIAEAによる311東電原発核汚染水垂れ流しのお墨付きは、限りなくあやしい。今後10年、30年も継続するわけだから、そこについては何も語っていない。「今だけ自分だけ金だけ」のIAEAと断じたい。日本政府と東電など原子力やくざによる大義のない猛毒トリチウム汚染水の海洋投棄は、即刻中止するほかない。

 

<IOCを買収して東京五輪利権を強行した安倍と森喜朗>

カネがなくても様々な行事を具体化させるワルの為政者は、どこにでもいる。気が付くと、当初の予算は倍増している。利権の塊に変身する。老いてようやく覚醒した凡人ジャーナリストにも困ったものである。

安倍の大ウソで始まった東京五輪!背後で国際五輪委員会を買収していた。それを東京地検特捜部ではないフランスの検察が察知、捜査を始めた。

前者は安倍が殺害されると、電通OBの雑魚を逮捕した。東京五輪は電通が動き、新聞界が追随した。言論界を巻き込むことで不正は隠蔽される。日本の言論界の腐敗も度が過ぎる。

 

<ワルの政治屋は核汚染水垂れ流しなどイベントで荒稼ぎ>

人間は顔つきで判断すると間違う。心が腐っている美男美女も少なくない。しかも男女とも「今だけ、自分だけ」の悪党ばかりといえる。ともかくいい人間が、この世にいないか少ない。

311の東北復興資金を引き抜く悪党も少なくない。これに本当のやくざがまとわりついている。

 

千葉県袖ケ浦市の水源地に無許可の違法産廃を投棄したやくざ系産廃業者は、福島の核汚染ごみを大量投棄し、その上に太陽光発電で蓋して、知らぬ存ぜぬを決め込んでいた。それを暴いた地元の住民は、英雄に値しよう。すごいことである。

しかし、遠方の人間はその深刻・重大すぎる問題を膚で理解できない。ここが悲しい人間のサガかもしれない。凡人ジャーナリストがそうだった。被ばくジャーナリストの戦いを知って、本気で福島問題を考えるようになった。悔しいがこれが事実である。

(注、今も記事が消えた。犯人は電通か)

悲劇に人々が集まって共に協力して悪党を退治する。他国ではネットに情報が氾濫し、瞬時に政府を抑え込んでいく。これが日本では、まだない。地元の新聞テレビは真っ先に横を向いて逃げる。正義の警察もやくざにかまれていて、手を出そうとしない。被害者が孤立するという不思議な現象を目の当たりにして、凡人も嘆き悲しむばかりだが、それでも屈しない。屈してはならない。そう思って小さな力を出しながらの戦いは続いているのだが。間もなく正義の大軍が支援してくれるはず、日本は民主主義の国だと信じ込んで、小さな抵抗をやめない。それは人間だからだ。

2023年9月21日記(反骨ジャーナリスト・政治評論家)

 

https://skazuyoshi.exblog.jp/30232231/

https://www.newsweekjapan.jp/tokyoeye/2023/08/post-166.php

2023年9月20日 (水)

本澤二郎の「日本の風景」(4930)

本澤二郎の「日本の風景」(4930)

<岸田文雄の林芳正斬りに波紋広がる永田町>

今回の岸田改造内閣の想定外人事は、いうまでもなく唯一宏池会らしい宏池会の人で知られる穏健派の林芳正の外相更迭人事。父親の義郎は、佐藤栄作にかわいがられ、その後田中派を経由して日中国交正常化に奔走した大平正芳の宏池会メンバーとなって総裁選にも出ている。日中友好議員連盟を率いたことで知られ、息子の芳正も閣僚になる前までは議連のリーダーとして活躍、反共・反中の台湾派の元祖・岸信介の孫である安倍晋三と対決してきた。

政権を担当している岸田は、事実上、台湾派の反中清和会の傀儡政権。林外交は常に日本会議・台湾派の監視下に置かれていた。ある意味からすると、外相辞任は長州の岸・安倍派退治の好機でもあるが、たとえそうだとしても岸田人事に不満であることに変わりない。

すでに岸田に代わって、宏池会会長にとの声も出ているようだ。閥務こそが永田町の指導者にとって避けて通れない関所のような場所である。試練が幸運をもたらすかもしれないが、岸田に裏切られた感情が消えることはない。

 

<日中友好は親子二代=清和会・日本会議に屈した首相>

今まさに清和会によって破壊された日中関係を再生させる時である。新聞テレビやネットを開くと、まるで日本は「72年前の反共の砦」のような報道一色である。公平であるべき評論家も、まるで「反共の闘士」のようで、見聞する側でさえも見るに堪えないほどである。

中国は14億人の人口を抱える巨大な消費基地で資源大国でもある。軍事・経済大国の隣人と角突き合わせて対決して得るものは何もない。米中関係は常に水面下で折衝して本格的な対決はしない。当然であろう、対決で得るものはないのだから。

むろんのことで、死の商人そのものであるワシントンは、ウクライナをダシにしてプーチンのロシアと戦争することにためらいなどない。可能であれば、ウクライナのゼレンスキーを岸田文雄に仕立て上げてもいいのかもしれない、と考える死の商人はいるに違いない。その点でワシントンの犬となった岸田の政府に、主権者である国民は不安でならない。

清和会・日本会議・統一教会の主導する岸田内閣は、懸念材料だらけで呼吸さえできないくらいである。政治の刷新が不可欠であろう。

 

<後任はオウム大量処刑の忠臣の上川陽子>

永田町には真っ当な女性議員はいない。議会に手を出す女性には、必ず裏がある。とくに自民党のそれは油断できない。扇千景や山東昭子を見なくても分かる。

女性の忠誠心は危うい。例えば安倍晋三がなぜ上川陽子を法相に起用したのか。安倍の指示に100%応える忠誠心が背景にあった。

「オウム真理教をさんざん利用した安倍家」との指摘は事実に違いないが、地下鉄サリン事件を起こすと、もはや用のない危険なカルト教団である。証拠を消すために大量処刑をする必要があった。それに応じてくれる上川を法相に起用した、と筆者は分析している。

岸田も、反共・反中の日本会議外交を上川に任せた、とも読めるのだが、どうだろうか。そそくさとワシントンでブリンケンと懐かしそうに握手した上川の映像が東京にも届いた。

上川の動向は要注意とみたい。野心的な男たちにとって使いやすい女性閣僚なのだ。

 

<防衛は極め付きの「台湾有事」派の木原実>

外交と防衛は一体関係にある。ハマコーの倅は、やくざとの集合写真がさく裂・暴露されて、留任の機会を失った。「誰が刺したのか」で周辺は大騒ぎをしているだろう。最近はやくざの質も変わったのだ。

「台湾有事」を合唱してきた木原実が、待ってましたとばかり日本会議推薦で43兆円予算に手を付けることになる。壮大なる軍事利権である。油断すると、岸田・上川・木原の動向が、日本の運命を変えるような事態を招来させるかもしれない。筆者だけの杞憂であればいいのだが?

 

<反中・日本会議・統一教会に乗っ取られた危うい改造内閣

何のことはない、岸田の改造内閣はさらに日本を危険水域に招き寄せた格好である。

43兆円の戦争利権準備へと接近したことになろう。21世紀の赤紙ともいえるマイナンバー首輪も、まだ放棄する考えのない日本政府・岸田である。

他方で、円を刷りまくる円激安のアベノミクスの推進により、物価高騰を必然化させ、庶民の家計は破綻している。円紙切れ推進政策に孫など子供たちの運命は、間違いなく窒息している。そのことにお化けの財政通は「もっともっと借金しろ。日本は破綻しない」とほざいている。

 

<非戦の9条と財政法4条のカンヌキが外れている!>

非戦の9条と財政法4条という「戦争抑止」のためのカンヌキが外れてしまっている。それでも言論界は戦争準備にブレーキを掛けない。それでも国民の代表である衆参の議員は反対の声を上げようとしない。

死の商人に魅入られてしまったのか!肥え太った財閥がほくそ笑んでいる!あなたには見えないのか。心眼が曇って見えないのか。盲目になってしまったのか!

2023年9月20日記(反骨ジャーナリスト・政治評論家)

2023年9月19日 (火)

本澤二郎の「日本の風景」(4929)

本澤二郎の「日本の風景」(4929)

<毎日新聞の内閣支持率25%はまだ高すぎる!>

50年以上日本の政治を膚で見聞した日本人は、そう多くはない。日中国交回復の1972年からだ。清和会の創立者で岸信介の後継者・福田赳夫でさえも「全方位外交」を貫いて、中国との平和友好条約を締結した。しかし、福田の子分たちは「岸の子分」だった。原始宗教・神道という戦前の「国家神道」を信仰する清和会・日本会議の政権が誕生し、森喜朗から小泉純一郎、安倍晋三という神道に統一教会が加わると、岸の政治が再生し、それを宏池会の岸田文雄が踏襲して、安倍以上の安倍、すなわち史上再々低の暴政が繰り広げられている。

 

それでも読売・産経の極右の新聞テレビどころか、公共放送のNHKまでが政権の広報宣伝を行っている。すべての世論調査には下駄をはかせている。そのおかげで、最新の毎日新聞は内閣支持率25%と報じた。実際は20%を割っている。しかし、多くのゆでガエルの政治屋は、真実をつかめないでいる。木原誠二事件のすごすぎるスキャンダル追及に対しても、ひるんでいるではないか。

 

<野党は目を覚まして無党派を味方にして解散に追い込め>

このままの悪政が継続してゆくと、ほぼ90%の確率で21世紀の日本軍国主義体制が復活・再生され、東アジアは火の海になるだろう。

新防衛相の木原実は、凡人ジャーナリストを含めて知らなかったが、すでに「台湾有事」を想定して、強固な軍国主義国家体制へと突っ込んでいる。「やくざの鉄砲玉」と揶揄する向きもある。「戦争しない、戦争できない自衛隊」ゆえに飛び込んだすべての隊員と家族は、間違いなく恐怖に陥っているに違いない。第一、沖縄の海兵隊員も米本国に帰還したい希望者が殺到しているという。

日米の「死の商人」に人生を捧げられる人間など、この世にいないのだから。現に孫や子供に男がいる家庭の老人たちは、歴史を知るため本気で不安の毎日を過ごしている!

 

世界一の高給取りの政治屋の面々は、目を覚ます必要があろう。立憲民主党の少年探偵団のような党首は、どうみても失格である。幹事長の岡田克也も時代が読めなくなって、発言に威力がない。共産党の志位は何をしている?毎日の国会デモの先頭に立つべきだろう。

血税を食い散らすだけのゴキブリに堕すること勿れ!

 

<彼岸の中日に先輩の墓前に立てないツネの子分>

今週の土曜日は彼岸の中日。我が家にも数本の彼岸花が咲いた。戦争準備に特化した岸田の墓参先が気になって仕方ない。安倍は確か田布施に出かけた。岸田の墓参先は、自民党きっての名門派閥・宏池会である。

池田勇人・前尾繁三郎・大平正芳・鈴木善幸・宮澤喜一・加藤紘一らいずれも護憲リベラリスト。二度と戦争しない、してはならない信念の塊の先輩である。

宮澤は親類、直接薫陶も受けている。派閥は違うが、福田の倅・康夫は、戦後外交の第一人者の宮澤の門をたたいた。そのためか康夫は、岸の路線を否定して現在も日中友好の立場を貫いて動じない。利権屋の二階とは違う。彼は政治家だ。むろん、統一教会を相手にしていない。

 

岸田は、彼岸の中日を外交で雲隠れ、逃げ出すか?それとも父親の墓前で軍国主義を誓うのか。はたまた岸の配下として、満州で利権あさりに専念した祖父の墓前か?

 

宮澤は「中原の鹿を追う」と称して中曽根政治を否定して、加えて渡辺恒雄の「改憲するなら全面的に応援をする」との甘言を蹴散らした信念の人だった。岸田はツネの軍門に下って史上最低の汚名を着せられている。

9月23日の岸田の日程に注目したい!

2023年9月19日記(反骨ジャーナリスト・政治評論家)

毎日新聞は16、17の両日、全国世論調査を実施した。岸田内閣の支持率は8月26、27日実施の前回調査(26%)から1ポイント減の25%で、横ばいだった。25%は、岸田内閣発足以来最低だった2022年12月調査と同じ支持率。支持率が30%を下回るのは3カ月連続。不支持率は前回調査と同じ68%だった。

千葉県と京都府との落差!川で基準の50倍以上の有機フッ素化合物を検出 京都・綾部市 府が事業者に水処理改善を指導(関西テレビ)

2023年9月18日 (月)

本澤二郎の「日本の風景」(4928)

本澤二郎の「日本の風景」(4928)

<経産省・原子力やくざの蛮行数知れず=電力ひっ迫は原発推進のための作り話発覚>

気にしていたが、東京新聞が書いてくれた。「猛暑・熱中症対策にエアコン使用を忘れないで」とNHKまでが繰り返し電力利用を叫んでいた。さぞかし電力が不足して「節電を」と反対の悲鳴が電力各社から聞こえるはずだった。しかし、全くなかった。どういうことか?子供でも分かる!

原子力マフィアならぬ原子力やくざも、とうとう正体を暴露した格好である。

危険でカネがかかる原子力発電所利権に群がる原子力やくざをあなたはどう見るか。牙城の経産省は極右・清和会の安倍側近が、先の人事でも留任した。岸田のためのツネ御用新聞が盛り立てたが、内閣支持率は横ばい。

憲法破壊の43兆円の戦争準備、闇のワクチン利権、マイナンバーの首輪人権侵害作戦により、無党派層が確実にゆでガエル状態から離脱している!

 

初めて「原子力やくざ」と命名したのだが、すでに日本の原発推進利権勢力に立ち向かった正義の士が何人も犠牲になっている。福島の子供たち救済に命がけの活動をしていた被ばくジャーナリストが、数年前に教えてくれた。学者の不審死や福島問題を徹底して追及してきた正義のジャーナリストの不審死、福島の真相を暴いた民放記者の不審死など、原子力やくざによると信じられる犠牲者は、相当数いることも判った。

被ばくジャーナリスト自身でさえも、名誉棄損だと強引な口実で刑事告訴され、活動を止められた。危ういところを国境なき記者団に助けられた。現在も被ばく治療による医療事故で厳しい生活を強いられている!原子力やくざは血も涙もない。

 

<人間の命と地球を破壊する核マフィア(岸信介・正力松太郎・中曽根康弘・渡辺恒雄ら)を信用できるか=人類の大敵>

被ばくジャーナリストの指摘で、初めて正力松太郎や岸信介、そして中曽根康弘、渡辺恒雄ら原発推進利権に食らいついた悪党どもの存在に焦点を当てることの大事さを学んだ凡人ジャーナリストは、猛省するばかりだ。

するとどうだろう、安倍銃撃事件が起きると、背後の統一教会が表面化し、A級戦犯の岸信介や笹川良一らの後裔が自民党を牛耳っていたことが判明した。憲法が禁じる改憲軍拡が叫ばれ、大胆に推進されている。自民党政府の政策は彼らの野望であり、それが原発推進派の後裔によって今も暴走している!

 

日本政治は後退している。戦前に戻っている。新たに防衛相になった木原実は、台湾独立派でつい最近、台湾有事のシュミレーションを実施した。なんと防衛大臣役を務めていた。日中戦争を想定してる危険な人物が、今回の内閣改造で本物の防衛相に就任したことになる。恐ろしい、実に恐ろしい事態が永田町で具体化している。

 

第三次世界大戦を想定した核ミサイル戦争に目を向けた岸田と背後のツネなのだろうか?

政界のフィクサー・読売グループの総帥は、岸田を手玉に取って操っている、元左翼から右翼に転じた危険すぎる人物である。言論界はおろか、政界ににらみを利かせている車いすのボケ老人と思い込んでいたが、実際は違った。泉下で戦闘的リベラリストの宇都宮徳馬が警鐘を乱打しているではないか。

 

ツネに糧道を断たれた反骨ジャーナリストも、ようやく覚醒した格好である。遅すぎたことは否めない。

 

<原子力発電所は地震大国・日本に有害無益>

御存知、日本は地震大国である。そこに54基以上の原発が存在する。第二の福島は100%の確率で起きるだろう。福島の核汚染水にしても4、50年かかるだろう。100年という専門家もいる。廃炉もそれくらいかかる。それでも原発推進という旗を掲げた岸田文雄の自公連立内閣。狂気であろう。岸田はまともではない。安倍以上に安倍的だ。岸が喜んでいる。笹川も統一教会も日本会議も、極右は喝采しているではないか。核はいらない。人類の敵である。プーチンを非難しながらプーチン化している日本である。福田赳夫でさえも「全方位外交」を実践したが、岸田はそれとは真逆の道に突っ込んで、平和国民を道連れにしようとしている。日本には原子力発電所も原子力やくざもいらない。

2023年9月18日記(反骨ジャーナリスト・政治評論家)

史上最も暑い夏だった…なのに電力逼迫しなかったわけとは 原発再稼働は本当に必要なの?<東京新聞ニュースあなた発>

 

西村敏子さんからお知らせ!

 傍聴、宜しくお願い致します. 日 時  2023年9月29日(金)10:40〜  場 所  東京地裁 803 号 訴 訟  個人情報審査請求棄却取消請求 被 告  東京都 原 告  西村 ホームページ  もんじゅ西村裁判、日本の黒い霧 https://4nso9mei.seesaa.net/ もんじゅ西村裁判�(行政訴訟)(訴訟に至るまでの経緯)  2002(H14)東京都公安委員会に犯罪被害者等給付金請求(以下犯給という)  2003(H15)犯給 棄却。         犯給 棄却として、提出物件一覧表と弁明書が届いた。  2020(R2) 個人情報開示請求申請 (犯給の提出物件一覧表の中から)           申請物件             捜査報告書  (中央署・荒井泰雄他2名)            実況見分調書(中央署・高野清吉)            死体取扱報告書(中央署・荒井泰雄)            写真撮影報告書(落合聡)            西村成生に関して中央警察署員らが作成したメモや一切の資料  2022(R4) 却下処分   2022(R4)7 裁決書 東京都公安委員会「個人情報開示請求」棄却              (処分取消棄却の訴訟を提起できる)               東京都公安委員会 → 西村  2023(R5)1  西村裁判ー� 個人情報開示請求棄却取消請求事件を提訴  2023(R5)4.26 西村裁判ー�(個人情報開示)第1回  2023(R5)7.11 西村裁判ー�(個人情報開示)第2回 もんじゅ・西村裁判の会

2023年9月17日 (日)

本澤二郎の「日本の風景」(4927)

本澤二郎の「日本の風景」(4927)

<PFAS汚染に即行動する岐阜県格務原市と無視する千葉県と袖ヶ浦市と議会の超落差>

岐阜県各務原市で水道水の水源地から高濃度の有機フッ素化合物「PFAS」が検出されたことを受け、15日各務原市議らが水源地の視察を行いました。15日に各務原市の三井水源地を視察したのは、市議会議員あわせて21人です。三井水源地は市民の半数にあたる約7万2000人に水道水を供給していますが、これまでに発がん性の疑いなどが指摘されるPFASが、国が定める暫定目標値を上回る濃度で検出されています。市はこれを受けて、8月に三井水源地の曝気槽(ばっきそう)という設備に、PFASを取り除くための活性炭を置く工事を始めていて、市議らはこの曝気槽や活性炭を視察しました。工事はことし中に終える予定で、各務原市は今後も定期的に水質調査を実施するほか、活性炭を用いた浄水設備を稼働していきたいとしています。

以上は新聞報道が伝える岐阜県の事例である。7万人余の水道水に発がん性の疑いのある有機フッ素化合物(PFAS)が検出されたことに対して、即座に市と議会が対策に乗り出した。これは当たり前の民主的な議会と行政の対応であるのだが、房総半島の千葉県や水源地の袖ヶ浦市(君津市も)は、正反対で市民の要望に応えようとしていない。

<袖ヶ浦市水源地は放射能汚染ごみや産業廃棄物が違法に埋設!小櫃川汚染水は40万人の君津郡市と市原市姉崎地区の住民が被害者>

これまでも繰り返し本ブログで指摘しているが、袖ヶ浦市は議会も含めて水道水の監視をしようとはしていない。市も県も「問題ない」と開き直っている!地方行政の腐敗も極まっているのだが、林地区の住民の働きかけで、ようやく参院行政監視委員会(青木愛委員長)が動いたものの、県も市もいまだに沈黙している。

小櫃川の水道取水の周辺は、シラス捕獲の優良漁場で知られる。そこで生活してきている漁師のIさんは「2年ほど前から数匹しか獲れない。小櫃川の汚染がひどい。魚が生きられないほど汚染が広がっている」と汚染した水道水を検査もせず、市民に飲ませている現場を視察した。水は濁っているではないか。シラスも生きられない水道水を40万市民は、事情を知らされずに生活飲料水として、今も飲んでいる。数年前から林・高谷の地区は、そろって抗議の直訴を続けているが、徹底的な検査をしようとしない。

<原因はやくざがらみ!やくざにおびえる無法行政に仰天>

ざっと60万㎥と日本一の盛り土の下に埋設された林地区の放射能汚染ごみや有害なプラごみなどの廃棄物を排除し、原状回復するためにするために心血を注いでいる元水田三喜男や池田淳の代議士秘書を歴任した御園豊の自宅の周囲は、それこそネズミ一匹も入り込めないほど防犯カメラが四六時中監視している。理由は、なんと獰猛なやくざ対策!

江戸時代は庄屋だったという御園家は、戦後も警察官僚だったものが少なくないが、これも十手取り縄を手にするやくざ対策の伝統が、今も生きているのである。「家族全員一緒にそろって旅をするな」が家訓となっていることにも驚愕させられた。いうまでもなく江戸の幕府直轄の天領であった房総半島は、やくざが跋扈する伝統的なばくち社会である。やくざが議会に手を伸ばす。最近もやくざの倅(防衛相)が、やくざとの集合写真を週刊文春にすっぱ抜かれて、あえなく更迭されたばかりである。やくざを侍らす政治屋が千葉県政を牛耳っている。

<警察がやくざを守る「木更津レイプ殺人事件」の千葉県警>

米国のハリウッド映画を見てきた日本人の多くは、警察とマフィアの深い仲を知っている。しかし、日本は違うと信じてきた凡人ジャーナリストは、2014年4月28日に非業の死を遂げた戦争遺児「木更津レイプ殺人事件」の犯人のやくざ浜名のことを取材して以来、政治記者は俄然、社会部記者に変身して「警察とやくざ」に目を向けるようになった。

富津出身のやくざ浜名は、即殺人犯として逮捕されると信じて疑わなかった。結論を言うと、警察とやくざは同盟関係といえる腐敗関係にあった。例えばの例だが、千葉県警や木更津署で暴力団担当(マル暴刑事)は、木更津署勤務中、周囲にやくざを侍らせて賭け事をしていた。県警をやめるとやくざ代議士が君津市議に引き上げた。市議会議長まで歴任、娘に継承させると、311の福島復興資金に飛びついて、JR亀山駅前に豪邸を建設、いまは二軒目という。この地域の名所になっている。「県警OBで知らない者はいない」(袖ヶ浦市民)という有名な話だ。

「木更津レイプ殺人事件」の犯人のやくざ浜名は、JR巌根駅近くで介護施設「かけはし」のオーナー。木原誠二事件でもキリスト教の牧師に変身して日韓を往来しながら活躍する入れ墨やくざがいるようだが、覚せい剤と強姦事件は一体で、やくざが姿を変えても治らない。「木更津レイプ殺人事件」の被害者の非業の死を徹底追及する理由である。その背景を袖ヶ浦市の放射能汚染ごみや有害廃棄物の不法投棄事件が裏付けてくれている。君津郡市の首長や千葉県知事などにもやくざ疑惑がまとわりついていることが判ってきた。やくざと癒着する警察・公安委員会の大刷新が不可欠であろう。

主権者である日本国民の覚醒による政治の大刷新が、この国の民主主義の再生の決め手だ。明日は我が身!殺人事件を迷宮入りさせてはならない。地方自治の本旨は、国家公安委員会・警察庁の一新が不可欠!

2023年9月17日記(反骨ジャーナリスト・政治評論家)

https://skazuyoshi.exblog.jp/30232231/

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/328195/2

https://bunshun.jp/denshiban/articles/b6812

2023年9月16日 (土)

本澤二郎の「日本の風景」(4926)

本澤二郎の「日本の風景」(4926)

<岸田の危険すぎる改憲布石=怪しい策略と護憲派の覚悟>

人間という危険な動物について考え込んでしまう昨今だ。護憲リベラルの旗手と思い込んできた宏池会首相が、いざ政権を担当すると、安倍晋三や森喜朗ら清和会の「神の国」日本会議の極右の面々と歩調を合わせ、隣国と一戦を交えそうな安保・外交を展開している。

安倍は集団的自衛権の行使を閣議決定で強行した。岸田は閣議決定で専守防衛を放棄して、43兆円予算で戦争準備を始めたのだが、この危険すぎる政策に対して言論界も野党も沈黙している。ワイマール体制が崩壊して気が付いたらヒトラーのドイツになっていた!同じことが日本でも起きている。何人の日本人が気付いているのであろうか。

 

戦後の民主主義が崩壊・消滅しようとしている。それも戦前の侵略勢力とワシントンの死の商人が連携、最近は韓国の右翼政権までが危険な輪にはまっている。日米韓体制と日豪印米体制による中国封じ込め作戦に岸田は舞い上がっているのではないか。恥を知れといいたい。

今回の人事で、オウム真理教の犯罪者を、安倍の意向を受けて、瞬時に処理・処刑した上川陽子を起用した岸田である。それだけではなかった。

 

<松下の元民主党副代表をスカウトした改憲陰謀>

中曽根新聞の読売を通じて「ウイング(翼)を広げよう」という当時の首相・中曽根康弘に「やるもんだ」と思いきや、国民目線の総評が解体され、連合という財閥向けの労働団体が誕生して、社会党が瓦解してしまった。

中曽根に知恵を授けていたのは元共産党細胞で活動してきた渡辺恒雄。ツネの策略に中曽根は従った。今回の民主党副代表を岸田は首相補佐官に起用した。因果は巡る?

狙いは憲法改悪に向けた布石であろう。国民投票で自公維+民主党を巻き込んで、危険極まりない戦争体制の憲法に改悪させる狙いがある。これまたツネの策略・ワル知恵と見たい。

 

この問題の女性は松下政経塾という極右・神の国の野心家を育成した松下幸之助の戦前回帰作戦の一環か。改憲と神道信仰を塾生に仕込んだ。高市早苗や松野博一は松下政経塾。野田佳彦もいた。

元副代表は政経塾の母体となったナショナル、いまのパナソニック社員である。労働貴族の代表で、99%の中小企業の代表ではない。財閥・自民党にお似合いの労働者であった点を、岸田が改憲の布石にしたものであろう。

 

<追い詰められた傷ついたオオカミの最後っ屁>

人間も動物も追い詰められると、一か八かの勝負に打って出る。いまの岸田が自分で蒔いた種、自業自得であるのだが。

こんな大それた戦争体制など、以前は考えられなかった。即座に内閣は、内側から打倒される。しかし、今は違う。言論機関は、財閥の先兵となっている電通が抑え込んでいる。ツネの言いなりである。ジャーナリズムは存在しない。新聞協会も名存実亡である。そういえば、もう日本記者クラブに顔を出さなくなって10年以上かもっとであろう。

 

在京政治部長会の全員を発起人にして、記者クラブ9階の大広間で出版パーティーを開いた凡人ジャーナリストは、ツネが牛耳るクラブに変質すると、自然に足が遠のいた。ツネの糧道を断つ策略にはまって身動きが取れなくなったことも事実であるが、わずかな年金が今も支えてくれている。

100歳以上が9万人もいる時代という。まだ先は長い。ツネの生涯をみとることになろう。そのためにも怪しげなコロナワクチンを回避した。

ツネも岸田も追い詰められている。その最後っ屁が松下幸之助が育て上げた女性を補佐官として起用した!護憲リベラルの正念場であろう。

 

<安保3文書+43兆円超軍拡+日本会議防衛相=国民投票>

誰かが言った。品のない悪口に違いないが、目つきがキツネに見える閣僚が多いという。いわれると、丸顔人間は狸だろうが、そうでないものはキツネ目である?騙す人間か。

それにしても、あまりにも材料がそろいすぎた。専守防衛をかなぐり捨て、43兆円という莫大な軍事費をかけている日本は、戦争する日本に変質している。あともう一歩だ。9条を改悪して緊急事態条項を強行しようとしている。岸田ヒトラー誕生目前か。財閥・死の商人の悲願目前である。

 

<ロバート・ケネディJrに続け!>

あなたはどうする!覚悟して粉砕するしかないのか!松下政経塾に屈してはならない!ワシントンでもロバート・ケネディJrが、民主主義のために立ち上がっているではないか。

2023年9月16日(反骨ジャーナリスト・政治評論家)

https://dot.asahi.com/articles/-/201089?page=1

https://www.instagram.com/reel/Cwb0WCyp_rB/?igshid=MTc4MmM1YmI2Ng==

https://news.yahoo.co.jp/articles/963c56922a93ae4a760453b3506473cbdeb6c9db?source=sns&dv=sp&mid=other&date=20230821&ctg=dom&bt=tw_up

2023年9月15日 (金)

本澤二郎の「日本の風景」(4925)

本澤二郎の「日本の風景」(4925)

<統一教会擁護の岸田人事の黒幕はツネと日本会議か>

岸田文雄の党と内閣の改造人事は、蓋を開けてみると、政策と同様に岸田カラーが姿を見せることがなかった。相変わらず極右・清和会の統一教会向けの人事で終始した。日本会議と統一教会が必死で支える極右の安倍側近女性も留任した。

 

唯一の成果は、やくざの倅を防衛相のポストから外したことくらいだった。週刊文春のやくざとの不気味な写真が決め手となった。むろん、内閣最大の火種となった途方もない木原スキャンダルは、今後とも尾を引くことになる。やくざ・覚せい剤・売春が隠れた肩書となって人々の関心を呼んでいる。

 

筆者は麻生太郎と茂木の留任工作の背後には、読売の独裁者・ツネが介入したとみている。

さて本題の統一教会人事では、安倍側近として統一教会に「信者」として活動してきた萩生田光一の政調会長留任と高市早苗の留任である。隠れた黒幕の暗躍には、笹川ギャンブル財団も加えるべきだとも分析している。

 

すでにツネと統一教会と日本会議は、水面下で結びついているとも理解できるのだが。岸田の防護服は極右の黒い衣で覆われていて、太陽を顔面に当てようとはしない。一般人にはなかなか理解できない点であろう。ポンコツの凡人ジャーナリストも最近まで軽視してきたが、それは間違いであったと猛省している。友人の中には読売新聞をツネに開いて、ツネの野望分析にいまも取り組んでいる人もいる。頭が下がる。

 

<大手新聞は蓋したが東京中日新聞は踏ん張る!>

大手の新聞は、すべてツネの軍門に下った。腰砕けの信念のない国民軽視のための報道ばかりだ。しかし、ブロック紙の東京中日新聞は、懸命に奮戦して踏ん張っている。

今回の人事において自民党の政府に統一教会派の人物が7人もいると報道した。さすがである。

自民党政調会長の萩生田、文部科学相の盛山正仁、防衛相の木原稔、環境相の伊藤信太郎、官房副長官の森屋宏と同村井英樹、自民党広報本部長の平井卓也。

もう一人加えると、例の松下政経塾の高市、官房長官の松野博一や経産相の西村も加えるべきか。

厳しい分析だと、あたかも統一教会国際勝共連合の内閣といえるのではないか。木原誠二事件を記事にしなかった大手新聞とNHK、統一教会問題を徹底追及しないNHKと大手新聞を、国民はしっかりと理解し、言論の自由が存在しない日本に驚愕するであろう。

 

<財閥に切り込む新聞テレビは存在しない日本>

「朝日新聞をやめて東京新聞に切り替えた」という市民は少なくない。それでも財閥に切り込む新聞テレビ雑誌は、この日本に存在しない。戦前の戦争勢力の神道・財閥と43兆円を手にする防衛省・軍閥の復活でもって、A級戦犯の岸信介、正力松太郎、笹川良一、児玉誉士夫、中曽根康弘ら国家主義者が夢見た戦前回帰の日本が、いまや目前にある!

アジアと日本は、厳しすぎる事態に命がけの覚悟が求められている!

2023年9月15日記(ジャーナリスト・政治評論家)

 

旧統一教会問題はうやむや…「接点」公表議員を次々起用 宗教所管する文科相に盛山氏、萩生田氏は政調会長(東京新聞)

2023年9月14日 (木)

本澤二郎の「日本の風景」(4924)

本澤二郎の「日本の風景」(4924)

<誰も言わないが物価は下がる!日銀の政策変更で円は110円、120円が相場=消費は伸びて国民生活安定>

はっきり言わねばならない。自公政権は財閥の飼い犬的政党であって、国民政党ではない。国民生活を軽視している。最大の理由は円の価値を著しく下げて、財閥向けの暴利に手を貸していることがその証拠だ。財閥はこの10年、沈黙して文句などない。財閥の内部留保資金は、すでに500兆円を軽く超えている。それを公表していない。「公表すれば革命が起きる」と指摘する声も聞かれる。野党も財閥に操られている。問題は、政府をしっかり監視する言論が存在しないことが、円激安の日銀の金融政策、言い換えるとアベノミクスが継続して国民生活を破綻させている最大の理由だろう。いまも10年前の金融政策が継続、日本沈没へと突き進んでいる。何度でも声を大きくして主権者の覚醒を働きかけるしかない。

このところ、辛抱強い日本民族にあきれる識者・文化人は少なくない。

事情に精通する識者は「本来の円は1ドル110円、120円。これなら国民生活は安定する。あまりにも財閥に吸い取られすぎている。もはや放置できない。植田和夫を首にしろ」と叫んでいる。納得したい。植田も財閥の飼い犬というのだ。

 

<円激安は異次元金融緩和とゼロ金利=財閥と株屋と海外投資家のため=日本丸は浸水し亡国へ>

安倍晋三は田布施の財閥・日本会議の飼い犬的世襲政治屋として知られた。安倍を支えた菅義偉もろくなものではない。その線上で岸田文雄も。

岸田はここへきて罠に落ちた。官房副長官の木原誠二が、とんでもない人物であることが発覚した。さすがに今回の人事で首を切るしかなかった。筆者は日本を、原発による放射能まみれの日本列島にしながら、平和憲法を破壊して戦前の軍国主義の日本に回帰させようと、死線をさまよいながら岸田を支えているフィクサー・読売グループどころか、新聞テレビ界を牛耳る渡辺恒雄との連絡役・木原誠二を失ったことについて、今後どうなるのか、を一番気にしている反骨の凡人ジャーナリストである。

自民党幹事長代理で木原スキャンダルの恐ろしい火の粉を振り払うことができるのか?アベノミクス推進論者のツネの健康状態とも関係しているともみている。「敵は本能寺」であろう。

 

新聞協会・日本記者クラブも覚醒しなければ、この国は滅びるしかない。「物価の番人」という本務を放棄して、財閥の犬になり下がった腐敗権力と腐敗言論人の汚れたダンスの行方を気にする日本人が、ほかにいるだろうか。

 

都合の悪い人間には「糧道を断つ」という野蛮なフィクサーの手口に対して、それでも「一寸の虫にも五分の魂」は残っているものだ。昭和の妖怪・岸信介を容赦しなかった戦闘的リベラリスト・宇都宮徳馬に倣って、平成の妖怪・中曽根康弘に抗した凡人ジャーナリストは、岸信介や児玉誉士夫・中曽根を操ってきた言論を武器にして日本政治を翻弄してきたツネもまた、凡人の監視の的でもある。

 

日銀はゼロ金利と異次元金融緩和を直ちにやめて、本来の「物価の番人」に立ち返るしかない。

 

<残る手段は米国債を売り払えば円高に触れる>

海外で活躍するジャーナリストからの提言は、米国債を売り払え。もっともな言い分である。新聞テレビはアメリカの実情を報道しない。実際はどこの都市にも「ホームレスの館」が連なっている。日本どころの騒ぎではない。

米国も戦争を武器にした不条理な帝国である。極端な貧富の差と差別社会と政策の激変などで、社会は分断している。政治不信も根強くドロップアウトした無数の人々は、薬中毒になってまさに「ゾンビのアメリカ」へと突き進んでいる。

 

衰退する帝国の国債は下落する。対立する中国も売却しているようだ。アメリカもまた亡国へと突き進んでいる。日本政府も膨れ上がった米国債を売ればいい。いま処分しないと紙切れになるだろう。

過去に橋本龍太郎首相も口にした米国債売りを真剣に考慮する時でもある。

植田の円激安政策も直ちにやめるしかない。

2023年9月14日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

https://twitter.com/Goeurofighter/status/1700320868038312375?s=20

https://dot.asahi.com/articles/-/201089?page=1

https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/256d2fc14fb563b489a75ea2526f257afd76b6e9

2023年9月13日 (水)

本澤二郎の「日本の風景」(4923)

本澤二郎の「日本の風景」(4923)

<中国政府の「核汚染水」垂れ流し断固容認せず!>

日本の信頼出来る小出裕章のいう「原子力マフィア」は、IAEAの元アルゼンチン外交官を買収?して、東電の猛毒トリチウム汚染水は問題ないと押し切って海洋投棄を強行したが、中国の姿勢は変わらない。「清和会の原子力マフィアの西村を通産相として留任させても、余計に解決の目途は立たない」「外相に出自不明の女性を起用しても無理だ」との観測が、本日の内閣改造目前でもささやかれている。「海洋投棄を中止せよ」の内外の圧力は強まるばかりだ。右翼言論を動員しての中国敵視政策は逆効果であろう。「原子炉が核爆発し、核溶融(メルトダウン)した核汚染水の垂れ流しは、国際社会で容認されることはない」のである。以下は中国外交部報道官の発言。

「いかなる観測も、日本が海洋に『核汚染水』を放出することへの承認ではなく、日本側が欲しがっている正当性や合法性を付与することはできない」



<やくざ代議士の倅も文春に正体暴かれて失墜!>

本澤先生 文春の有料デジタル記事のお触りです。 八千代、青栁

https://bunshun.jp/denshiban/articles/b6812

 

房総半島に跋扈するやくざを2014年4月28日に起きた「木更津レイプ殺人事件」を契機にして以来、厳しく監視してきたが、ついにやくざ代議士の倅も馬脚を現した。週刊文春が写真で証拠を公開したようだ。この週刊誌もせこい。有料記事で配信している。国民の知る権利に違反していないか。全国民の知る権利に応える責任があろう。

この状況でも千葉県警と木更津署は、やくざにひれ伏し続けるのだろうか。アメリカの腐ったマフィア社会と同じではないか。恥ずかしくないのか!

 

<袖ヶ浦市など房総半島に明るさ=放射能ごみ解決に糸口>

福島の核汚染ごみ埋設事件でいたぶられていた千葉県袖ケ浦市林地区や高谷地区の住民は、目下、週刊文春を探し歩いている。問題の有料記事に登場したやくざ代議士の倅とやくざ軍団との集合写真を一目見ようとする人たちが、懸命に探しまくっているというのだ。

思い出すと、東京タイムズが清和会創設者の福田赳夫とやくざの仲好し写真を1面に大きく載せたことがある。右翼暴力団取材の第一人者のS社会部長の特ダネである。筆者は福田派の資金集めの集会で、岸信介とともに統一教会を育て上げたギャンブル財団の総帥・笹川良一が、パーティー壇上に駆け足で登るという演技をして、待ち構える福田と握手する場面を目撃している。清和会にまとわりつくやくざ暴力団は、岸のころからである。右翼暴力とカネの関係は永遠に続くのだろう。

岸と実弟の佐藤栄作をよく知る政界のご意見番・松野頼三は、筆者の取材に対して「佐藤は危険な問題人物を寄せ付けなかった。岸は誰でも来るもの拒まずだった」と二人の兄弟首相経験者を分析した。

元千葉県警本部長の渡辺一太郎は、ハマコー逮捕に執念を燃やした正義派の内務官僚だった。千葉県副知事を経て参院議員になって田中角栄派に所属した。このころ、彼は田中に接触してくる岸の配下となったハマコーの動向を監視し、田中に近寄らせなかった。前にも紹介したが、彼は敗戦後の天皇家の神社・伊勢神宮をくまなく調査した唯一の日本人だ。結論は「天皇は朝鮮人」と断じた。彼の遺言である。一時期、韓流歴史ものの映画に興味を抱いたものだが、その服装や楽器などが渡辺の遺言を裏付けてくれた。

 

<官房副長官・木原誠二を更迭したが、ツネの伝言役?は党本部幹部として継続=事件は終わらない>

岸田改造内閣は、相変わらず清和会の分断を推進しながらも数に押し切られている。神道・日本会議の意向は、極右の女性が留任したことからもわかるだろう。薄気味悪い体制に変化はない。

 

最大の課題は、木原事件の主役である木原誠二を党本部に貼り付けるという手口だった。ツネの忠告に従ったのかもしれない。このことは木原事件追及の継続を意味する。幹事長の茂木の監視役を兼ねる。岸田後に狙いを定めた茂木との水面下の確執が関心を集めるだろう。

 

木原事件追及の第一人者は、週刊文春というよりも篠原常一郎ではないのか。893を知ってるだろうか。やくざ社会の入り口に入ったばかりの筆者は知らなかった。やくざを数字にすると893となる。なるほどである。

「ミッション・バラバ」といわれても、チンプンカンプンである。全く知らなかった。映画にもなったという。やくざが足を洗って牧師になった?「木更津レイプ殺人事件」の犯人のやくざ浜名は公明党創価学会に入り込んで介護施設「かけはし」を経営して逮捕を免れている!同じ手口で生き延びる優雅な893ということになる。「木原事件の妻の周辺にもこうした893がいる」と篠原は鋭く暴いている。週刊文春よりも深い。驚き桃の木山椒の木である。

覚せい剤もあふれている。やくざの性ビジネスに特化している木原。周辺の入れ墨牧師に姿を変えた893を「やってることは同じ」と決めつける。そうに違いない。彼らは二重国籍、むろん日本と韓国だ。統一教会そっくりだ。木原の闇は深い。

このような疑惑の人物を側近にして、政界フィクサーとの伝言役にしていた岸田文雄?民主主義の首相官邸がこれでは、主権者は「腹が立つ」でやり過ごせるのか。それをこれからも継続する!恐ろしい日本に変質してしまっている。戦争準備もそうして進行(信仰・侵攻)しているのであろうか。無党派層の覚醒が不可欠である。

2023年9月13日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

2023年9月12日 (火)

本澤二郎の「日本の風景」(4922)

本澤二郎の「日本の風景」(4922)

<平和憲法は死せず=長沼違憲判決から50年に感涙>

北海道札幌市ですごい集会があった。安倍晋三や読売の渡辺恒雄といった極右・日本会議の面々の心臓を直撃した自衛隊違憲判決から50年という。それを記念する集会に正直驚いた。

「憲法は死んでいない」「生きている」という原告弁護士も元気に集会に参加し、戦争国家体制に屈しない日本国民の平和主義の強さを称えた。護憲リベラルの戦いが再び始まる!「ツネの黒い影に屈するな」という戦闘的リベラリスト・宇都宮徳馬が耳元でささやいてきた感じがする!

 

生前の「日本人の平和主義はいい加減なものではない。憲法が死ぬことはないよ」という遺言も同時に聞こえる。「女狂いの木原誠二を操るツネに屈する勿れ。43兆円の憲法違反を蹴散らせ」とも叫んでいるではないか!入院中の法律家にも伝えようと思う。

真っ当な野党が一本にまとまって選挙の布陣を敷けば、臨時国会冒頭の木原隠し解散にも、無党派層が自公維体制を圧倒するはずである!

 

報道によれば(自衛隊を違憲とした唯一の判決である「長沼ナイキ基地訴訟」の札幌地裁判決から50年を迎えたのを記念して9月9日、札幌市で集会があり、約230人が参加した。登壇した当時の原告側弁護士は「戦争する国づくりを危惧する国民の力で判決を勝ち取った」と振り返った)

 

<違憲の集団的自衛権行使も安保関連三文書も蹴散らせ!>

安倍晋三という長州の田布施内閣が閣議決定した集団的自衛権の行使は、明白に憲法に違反する。歴代の自民党政権でさえも憲法違反と認識していた。第一、国会の判断を回避した偽物である。主権者は容認しない。

非戦の憲法9条に明白に違反する。法律を学んだ人間であれば、当たり前の常識である。米国の戦争に自衛隊を先兵として動員することなど論外である。

 

もう一つは岸田文雄内閣が、これまた閣議決定した安保関連三文書も違憲だ。専守防衛という従来の立場を投げ出して、相手を攻撃するというのだから、もはや普通の軍事国家そのものだから憲法は容認しない。これも9条に違反する。安倍と岸田を操る黒幕は、事情通であればだれもが知っている。読売の渡辺恒雄だ。宇都宮の言う「ツネ」である。岸信介・正力松太郎・児玉誉士夫・中曽根康弘ら極右と癒着してきた原発推進派で、かつまた核武装国家を言論界で主導してきた人物で知られる。

最近は老いて動けない。それでもHNKの愚か者を使って、自己宣伝のイカサマ本を出版させたことを知った。宇都宮を欺いた左翼から右翼に転向したフィクサーに大義などない。

戦後最悪の憲法破壊者でも知られるが、ゆえに筆者はツネに監視の目を光らせてきた。恩師・宇都宮の怒りの心情を知る人間だからだ。「ツネの野望を許すな」を肝に銘じて生きる凡人ジャーナリストに怖いものはない。

 

<宮澤喜一側近の金光亮典元昭和ゼネコン社長の電話>

昨夜は珍しい人物が電話をくれた。元昭和ゼネコン社長の金光亮典。護憲リベラルの始祖ともいえる宮澤喜一の側近だ。

東京タイムズの政治部長を辞めるきっかけは、中曽根後継問題で岸の娘婿の安倍慎太郎を担いだ当時の社長・徳間康快に反対して、堂々と喧嘩別れをした。筆者は戦争反対の護憲リベラルの宮沢に肩入れした。

安倍慎太郎はすでに大好きな徹夜麻雀で健康を害していた。そのことを初めて出演したフジテレビで明かすと、途端に同テレビと縁が切れた。右派系のテレビも安倍に肩入れしていたのだ。テレビ界の事情にうとい正論派を相手にしてくれたのはTBS。決して反骨の正論を降ろすことはしなかった。

融通無碍でないとテレビ界では生きられない。いま政治評論家が存在しないようだが、それも仕方ないだろう。維新の橋下などが暴走しているネット界も狂ってしまった。新聞もやめ、テレビも見ないことが、正論を吐ける条件なのだ。

 

それはさておき宮沢後援会の青年部長などを歴任した金光は、広島の仕事など放り投げて永田町で活躍していた。宮沢本を書く場面で、彼の世話になったし、一時彼は新橋に事務所を開放してくれた。幼いころの岸田文雄のことも知っていた。宮沢家と岸田家は姻戚関係にある。現に岸田に対して宮沢は、政治の基本を教えている。歴史の教訓を基にした憲法国家論だ。したがって岸田は、まともな宏池会の人間だと信じて疑わなかったのだが。

実際は岸田は読売ツネの改憲軍拡論に傾倒していた。連絡役は木原誠二であろう。岸田が重用している理由の一つだ。安保三文書や43兆円の戦争準備計画もナベツネの指示に相違ない。

 

<中曾根康弘とツネに糧道を断たれ都落ちした筆者に絶句>

「総理大臣 宮澤喜一」を出版したのは、1991年12月のことである。ざっと31年前のことだ。お互い若くて元気がよかったが、ライフワークが日中友好だったことに加えて、次男正文(早稲田OB)の医療事故が人生最大の試練となって身動きがとれなかった。2010年には東芝病院で命を奪われ、2013年11月には妻の眞知子も倒れるという波乱万丈の人生に翻弄されていた。

金光もまた、大病を患って九死に一生を得るという大変な運命に巻き込まれていた。そういう次第ゆえに連絡が途絶えてしまっていた。久しぶりに元気な声に安堵したものだが、岸田のことを聞くと剣もホロロ、評価することなど全くない。凡人ジャーナリストと同じではないか。

宮沢を支援して宏池会に愛着を抱いてきた建設会社の元オーナーも、岸田政治を評価する政策などはゼロどころかマイナスなのだ。憲法を破壊する悪魔なのだから。「ツネに魅入られた権力亡者」と言わぬばかりだ。

 

筆者はというと、中曽根の改憲批判本を数冊書いた。中でも 『平成の妖怪 大勲位・中曽根康弘』(健友館)を執筆して中曽根に一矢報いて、それを宇都宮の墓前にささげた。すると間もなく出版社が倒産した。

ツネの先輩の読売政治部長の多田実が推薦してくれた二松学舎大学を、理由もなく追放されてしまった。一番人気の講座を担当していたにもかかわらず「講座がなくなった」という口実で。ろくな大学に執着などなかったのだが、手口の汚さに驚いた。「ツネは糧道を断ってきた」のであろう。

それにしてもツネごときの悪党にひるんでしまう新聞テレビ界と出版界にも反吐が出る。どっこいブログ発信が活躍の場をくれた。

 

<『総理大臣 宮澤喜一』(ぴいぷる社)は『アメリカの大警告』とともに生きている!>

現在、最も宮沢政治に精通しているジャーナリストとして知られる本澤二郎が、宮沢総理の私生活、政治手腕、人脈・金脈など人間像のすべてを、その素顔を織りまぜながら書き上げた自信の1冊。ラスト・チャンスで内閣総理大臣の椅子を手中にした“できすぎる男”の全軌跡。総裁就任直後初の独占インタビューを完全収録。

ネットを検索すると、以上のような文章が載っている。まだ消えてはいない。続く『アメリカの大警告』(データハウス)はナベツネ批判本である。宇都宮の怒りは反骨ジャーナリストの怒りでもある。歴史は消えない、しっかりと悪党を監視している。都落ちも悪くない!

2023年9月12日記(政治評論家・日本記者クラブ会員

2023年9月11日 (月)

本澤二郎の「日本の風景」(4921)

本澤二郎の「日本の風景」(4921)

<国民を裏切るあきれた岸田文雄同行記者団の資質>

「権力監視」「首相にくぎを刺す記者」がジャーナリストの使命である。国民に代わって政府の不正を暴き、ブレーキをかけることが、特に首相官邸・永田クラブの最も大事な任務である。今回G20などの国際会議に同行したわが永田クラブの記者団は、その重大な任務を放棄した。

昨夕たまたまラジオを聞いていて、また気付いた。相変わらず電通仕込みの記者会見に、大金を使ったはずの取材義務を果たさなかった。インドでの内外記者会見は、官邸による格好の宣伝の場と化した。日本にジャーナリストがいない、ジャーナリズムの不存在をまたまた露呈した。

開いた口が塞がらない。猛省を促すしかないのか。

 

彼ら官邸の人間は、血税を使って活動する、主権者に奉仕する公務員である。にもかかわらず、記者会見の大半を岸田の自画自賛の宣伝にさいた。残りは同行記者団と外国、特にインド記者の質問で、双方4人でおしまい。あらかじめ質問者も質問内容も把握したうえで事前に用意された岸田コメント。作られた日本国民向けの記者会見である。

日本人記者の質問は民放のTBSテレビと政府系通信社の時事通信の二人。

 

後者は帰国後の内閣・党人事に関して質問したのだが、政権の核心である木原誠二事件がらみの人事について、国民は関心を抱いている。一部のメディアは、木原留任という中央突破予想人事を流している。本当かどうか、ここをしっかりと質問して真相を正すことが、日本人記者のごく常識的な対応のはずだった。ここは耳をそばだてて聞いたのだが、ついぞ木原人事を質問者は切り出さなかった。

買収されている?との声が聞こえている。ことほど格好の悪い政府広報に徹した同行記者質問だった。質問すべきことを質問しなかった時事通信記者に対する謝礼は何だったのか?

官房機密費が同行記者に流れていたのか。疑念がまとわりついたとしても不思議ではないだろう。恥さらしもひどすぎる。日本では、言論の自由は正常に機能していない。

 

<NHK政治部も木原事件ついて回避=第二の岸田トモ記者>

インドでの岸田内外記者会見を踏まえて、東京のNHK政治部記者が人事について言及したのはよかったが、なんとこちらも木原問題に全く言及しなかった。政治に無知な国民を大量に育てて、少しでも内閣支持率を引き上げようとの官邸の魂胆に寄り添っている様子が見えてくる。

公共放送を返上したNHKは、相変わらずである。いまや「福田村事件」という映画が注目を集めている。100年前の関東大震災の時に実際に千葉県で起こった悲劇である。筆者の知らない事件だった。

朝鮮人などが虐殺された不幸極まりない事件は少しだけ聞いていたが、この悲劇は香川県の行商人が、朝鮮人と間違われて殺害された。流言飛語に流されるごく普通の人間は、この世にいっぱいいるだろう。

忠君愛国という教育勅語に騙されて侵略戦争に「皇軍」として狩りだされた日本兵の数々の蛮行も、寄らば大樹・みんなで渡れば怖くないとばかり、悪逆非道な犯罪を犯した。

人間は恐ろしい。動物・生き物の中で一番恐ろしい。それを規制するために人間は法律を作り、為政者の暴走を食い止めるために民主的な憲法を誕生させた。人を救済するという名目で宗教がはびこり、その宗教と悪人が合体して戦争を引き起こす。

政教分離の大原則は、そうして実現したのだが、宗教カルト教団を活用する政党が、戦争準備を始めた。その線上で岸田は主権者を欺きながら、地獄へと国民を引きずり込んでいる。警鐘を鳴らす責務のある言論界が、抑止力を発揮するどころか、反対にアクセルを踏んでいる!

2023年9月11日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)




(関西テレビ)映画のタイトルでもある「福田村事件」は、千葉県福田村で実際に起きた事件だ。香川県から来た幼児や妊婦を含む9人の行商人が言葉の訛りから朝鮮人と間違われ、大勢の村人に惨殺された。

https://twitter.com/Goeurofighter/status/1700320868038312375?s=20

https://twitcasting.tv/iwj_ch5/movie/776067018

https://twitter.com/You3_JP/status/1699771577418866860?s=20

https://bunshun.jp/denshiban/articles/b6812

https://www.excite.co.jp/news/article/Litera_litera_11960/

2023年9月10日 (日)

本澤二郎の「日本の風景」(4920)

本澤二郎の「日本の風景」(4920)

<ワクチンは生物兵器!=日本でも正義の医科学者出現>https://twitter.com/You3_JP/status/1699771577418866860?s=20

昨日は袖ヶ浦市のMさんが、早々と栗ご飯を持参してくれた。ワクチンの話をすると、彼は「身内に不幸な事故があり、自分は4回でやめた」と初めて明かしてくれた。彼は相続した山林の管理も仕事のひとつで、数年前作業中にオオスズメバチに刺され、危うく命を落とすところだった。話はハチの一刺しに。

我が埴生の宿にもスズメバチが巣を作った。注意したが、それでも2回刺された。右手親指に、ついで右顔面の目の下の時は、大事をとって救急車が出動してくれた。JR君津駅の近くの玄々堂だ。ちょうど車と人が空いていたのでお世話になったのだが、そばに付き添ってくれた若い職員が「袖ヶ浦市」というものだから、やくざ浜田幸一のことや放射能汚染問題を教えると、びっくりしていた。世代が代わると、我々のやくざ常識が通用しない。「木更津レイプ殺人事件」をスマホでアクセスするように頼んだ。「やくざの房総半島」に一人でも目覚める必要が、民主主義社会実現の一歩だからである。

肝心のハチ刺されだが、医師は塗り薬と痛め止めの薬でおしまい。実に簡単な治療だった。それでも痛み止めの出番はなかった。思うに凡人ジャーナリストは、コロナワクチンを一度も打っていない。自身の免疫力はそのままだから、ハチの毒を軽くいなしたのだろう。

 

そんな思いをしているところに友人がすごいYoutube動画を送信してきた。日本でもついに勇気ある医科学者が声を上げた、そんなすごい動画だ。案の定、東京大学ではなく、京都大学の医学者、それも本気で「日本政府御用立てのワクチンを打つな」と警鐘乱打する記者会見だった。してやったりの会見で彼は「今のワクチンは生物兵器」と述べた。すでに欧米の学者が国際社会で発信してきた内容である。「日本を救済したい」「日本人を守りたい」という思いを爆発させたものだ。

 

貼り付けた動画を開いて見てほしい。すでに多くの日本人がワクチンで亡くなっている。元東京タイムズ記者の兄は、感染したといわれ、病院に担ぎ込まれ、間もなく亡くなった。悲劇はたくさん起きているが、政府は因果関係を認めないことで、責任を回避している。

福島の核汚染水垂れ流しも、今後40年、場合によっては100年続く。その影響は絶大である。日本国内のみならず、隣国の怒りの抗議は正当なものだ。直ちに止めなければならない。法廷はすべて「体制派」の判事に牛耳られている。政府・議会・裁判所の一掃が、戦後民主主義再生の決め手である。

 

<ワクチン学術会議発足=代表理事は福島雅典教授>

2023年9月7日に一般社団法人・ワクチン問題研究会が記者会見を行った。Youtube動画を必ず見る必要がある。

だいたい常識的に考えて、コロナウイルスが発生した時点でワクチンが完成する?ありえないことである。開発したという薬剤会社に怪しげな人物が莫大な投資をしている。

通常は5年、10年で誕生するワクチンが、発生を待ち構えていたかのように販売を開始した。世界の国々がそれを買い込んで、無知な国民に打ちまくった。副反応を事実上、蓋をしながら。たくさんの被害者は、悪魔の医師団によって「因果関係なし」という決まり文句で葬られてしまった。

恐ろしいことは、ワクチンを打つと健康的な免疫力を抑圧・死滅させることである。善良な医師は「打つな」と叫んだが、その声はメディアが葬った。悪しき製薬会社と悪徳政治屋と金もうけの医師団と応援団のマスコミによって、人類を抹殺するような悲劇がいたるところで発生した。

このコロナウイルスは「米国製の生物兵器」だった!なんということか。ビルゲイツは莫大な利益をあげた。抵抗したロバート・ケネディjrは、目下の大統領選に手を挙げた。メディアは泡沫候補にしようと画策しているが、そうは問屋が卸さない。正義を葬り去ることはできない。

【速報板】ワクチン問題研究会発足 記者会見 2023.09.07. - ニコニコ動画

 

<日本のコロナワクチンの闇=12兆円超利権!>

厚労相の加藤勝信(安倍側近)はすべてを知っている。12超円の闇を知っている加藤勝信を国会で証人喚問させるといい。天を騙すことはできない!

 

コロナ予備費12兆円、使途9割追えず 透明性課題 - 日本経済新聞

 

<議会は福島教授を参考人として議会証言させる義務>

日本政府と自民党は、神道「神の国」の原始の神がかりの信者によって牛耳られている。そこに統一教会と創価学会の金集め

カルト教団がまとわりついている極右片肺内閣である。

このさい議会は福島教授の証言をしっかりと聞く必要がある。第一、国会議員でワクチンを打ったという話が聞こえてこない。岸田文雄のポーズ写真ばかりではないか。加藤勝信はそれさえもしていない。

12兆円の闇を暴くときでもある。

2023年9月10日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

必見!公明党創価学会

https://twitter.com/Goeurofighter/status/1700320868038312375?s=20

2023年9月 9日 (土)

本澤二郎の「日本の風景」(4919)

本澤二郎の「日本の風景」(4919)

<有機フッ素化合物(PFAS)列島本格的な総点検不可欠>

日本に真っ当な科学者はいない。福島の惨状をちらっと目撃するだけでわかる。昨今の地球温暖化による気候変動も、愚かすぎる科学者と無関係ではない。最近になって聞きなれないPFASという有機フッ素化合物汚染が話題を呼んでいる。昨日は岐阜県で発覚して、県民を驚かせている。国の環境行政と自治体の対応に重大な課題を突き付けている。43兆円という人殺しのための戦争準備をする憲法違反の政府は公然と存在するが、武器弾薬を放棄する憲法に準じる人の命に向き合う政府は存在しない。永田町や霞が関には、憲法を尊重し、国民の健康を死守する人物がいないのである。

それでも現実は、本格的な総点検を政府議会司法の三権に突き付けている!

いま岐阜県でも大騒ぎになっている。

(有機フッ素化合物の毒性は?ヒトにおいて皮膚に付着すると発赤、痛みを、眼に入るとかすみ眼を、吸入すると咳や咽頭痛を、経口摂取すると腹痛や吐き気、嘔吐を生じるといった症状が報告されています。 PFOS 同様、PFOA もヒトにおける生殖影響や高曝露後の急性毒性等に関するデータはほとんどありませんが、動物実験において胎児の発生毒性等の報告があります)

(岐阜県各務原市のほぼ半数の世帯に水道水を供給している三井水源地(三井東町)から国の暫定目標値を上回る有機フッ素化合物「PFAS」が検出された問題で、市と県は7日、周辺にある家庭や事業所の井戸からも目標値を超える値を確認したと発表した。国の目標値の1リットル当たり50ナノグラムに対し、最大9倍の450ナノグラムを検出した)

 

<悲劇!やくざ跋扈の千葉県は袖ヶ浦市水源地の放射能汚染水疑惑調査も逃げている!>

「国も地方も役人はすべて税金泥棒」という声が、いまや巷でごく普通に叫ばれている。すると、続いて「この国の民度ゆえ」という反論が飛び出す。確かにそうに違いないが、だからといって沈黙してしまうと、この国の大地は人間どころか生き物がすべて生きられない。

政府の悪徳を放任するような議会と沈黙する政府追認機関の司法に委ねていると、日本人すべてが「死に体」。せめて公共放送は、交付金という莫大な血税だけではなく、テレビを持っている視聴者(主権者)からの強引な金集めで、国民のための放送をする責任と義務を負っているのだが。NHKが相応の責務を果たしさえすれば、役人や政治屋もまともになる。しかし、現実は全く違う。

民放はというと、国民の資産である電波を、政府経由で格安の値段で利用しているものだから、黙っていても政府批判はしないし、しようとも考えていない編集者によって独占されている。以下にすごい記事が見つかった。NHKに対して珍しく苦言を呈している。

 

(NHKが国際放送するために国から35.9億円の交付金を受け取っているのをご存じだろうか。NHKは国営放送ではなく、受信料によって経営をまかなう特殊法人なので、税金が使われているのはおかしい。国民からの受信料と国の交付金の「2重取り」まして、NHKは受信料を国民から強制徴収している。それでも足りずに、国益のために放送するのだから交付金をもらって当然だと思っているらしい。2重取り、3重取りで、いかにもNHK的である)

 

田舎に住みながら「わが故郷の山に向かっていうことなし」といえるような状況に全くないのが悲しい。山々は無残にえぐられ、水源地に福島の放射能汚染ごみを、太陽光発電の地下深く埋めてあることが、数年前に袖ヶ浦市林地区の住民の偶然の調査で判った。もう何度も何度も本ブログで書いてきたが、千葉県も袖ヶ浦市も逃げている。

本物の科学者・小出裕章のいう「原子力マフィア」の仕業に違いないだろうが、やくざを使って福島の汚染ごみを太陽光発電の地下深く埋設して、知らぬ存ぜぬとしらを切る違法行為など当たり前のやくざマフィア産廃業者に振り回されている。日本に民主主義などひとかけらもないに等しい。

そういえば、昨夜のYoutube動画で篠原という元共産党議員秘書の木原誠二事件の取材報告をみると、首相官邸がマフィアやくざの巣窟ではないかと思えてきた!国民が主役の国では全然ないのである。それでも政権が交代しない日本!

腐敗した権力にまとわりつく公明党創価学会のみならず、維新も国民民主も手を挙げて、腐敗の輪に加わろうとしている。話にならない永田町である。時代錯誤の原始のお祓い宗教の神道「神の国」信者が支配する日本!ここはかなりの知恵者でないと、壁を破ることはできないのだろうか。

しかしながら崇高な地道な戦いは始まっていることも認識すべきか。福島も声を上げ始めた。袖ヶ浦でも。PFASが全国的な市民運動へと点火するに違いない。希望を捨てるな、である。

2023年9月9日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

1ドル=150円に迫る「円安」 さらなる値上げも現実味 福岡の企業・生活者にも危機感広がる 

原発処理水の海洋放出、差し止め求め国と東京電力を提訴 県内外の漁業者など 福島

2023年9月 8日 (金)

本澤二郎の「日本の風景」(4918)

本澤二郎の「日本の風景」(4918)

<国民は公人の不正を断じて許さない!不正追及が議会・言論の最優先事項>

猛毒トリチウム汚染水垂れ流し事件・統一教会スキャンダル・トランプ裁判とバイデン家スキャンダル・終わらないジャニー性犯罪事件・秋本真利逮捕事件など、この世は不正腐敗にまみれて人々の関心を集めている。

凡人ジャーナリストも多すぎる犯罪にうろたえている。放射能汚染水垂れ流し事件に抗議する内外の批判を報道しない日本の新聞テレビ、対する正当な抗議に対して「逆襲する日本メディア」。真っ当な識者の声を封じ込める言論界。かと思うと、ワシントンのトランプを応援していたメディアが、ここにきてトランプ批判に徹している。「カネの切れ目は縁の切れ目」なのか。

肝心の恐怖のカルト教団が、文科省を手玉に取っているではないか。解散どころの話ではない。自民と一体なのだから。昨日は秋本とかいう悪党が逮捕された。千葉県人か。ワルが千葉県にはワルがたくさんいる。「木更津レイプ殺人事件」などやくざが跋扈する房総半島に警察も検察も手が出ない。袖ヶ浦市民が泣いている!

以前友人から「ジャニーズはどうなるのか」と聞かれ、返事が出来なかった。聞いたこともなかった。第一、大の男が幼子に性的虐待?何のことか理解できなかった。「政治屋と金庫番」の男女関係は、20年の政治記者をしている間に見聞してきたが、それでも人権にうるさい弁護士から「うぶな人間」のレッテルを張られてしまった。

昨日は、見たような顔が映像に出た。林真琴元検事総長だ。期待外れの検事として、法務省の検察官適格審査会に監視を要請したが、法務省は一枚の紙きれで処理した。その人物がジャニーズを点検したらしいが、後任の東山紀之と森光子の一件が記者会見で浮上した。こんなことは別世界のことだが、国民の関心は高い。要するに不正腐敗について主権者の関心は強く、このことがかろうじて「民主主義の日本」を印象付けている?

 

だが、極右で自民党の別動隊・笹川良一のギャンブル財団と関係が注目されている維新党が「スキャンダル追及を国民は求めていない」ととんでもない本心を明かした。秘密に蓋をかけたいという!関西の維新は、自民党の派閥に違いない。

 

<浦島太郎「維新は永田町のごみ政党」か>

懐かしい田中真紀子の出番ではないだろうか。彼女は維新の馬場をなんと命名するだろうか?

1972年の暮れのころだった。田中角栄首相の東南アジア諸国歴訪に同行取材したときのこと。本来であれば、首相は夫人を同行するのだが、田中は娘の真紀子を連れて、財閥の暴走で「反日」の吹き荒れるタイやインドネシア各国を歴訪した。

行く先々で娘の真紀子を現地メディアは、大きな写真とともに報道した。理由は彼女の英語力だった。高校生のころ、アメリカに留学し、父親の通訳も兼ねていた。あのときの彼女の表情は、明るくて苦労知らず、天真爛漫で最高だった。むろん、東京タイムズも大きく報道した。

一度彼女に声をかけてみた。「なぜ(田中)夫人を同行させなかったのか」と詰問した。彼女は「母は耳が遠い。聞き間違ってしまって問題発言をする心配もあったので、私が代わりについてきた」という家庭内事情を率直に明かしてくれた。

その後にA級戦犯の岸信介の台湾派の攻撃を受けたり、ロッキード事件に巻き困れ、不運な晩年を過ごした田中角栄だったが、凡人ジャーナリストの真紀子印象が変わることはなかった。しかし、彼女との出会いは、この時が最初で最後だった。

 

インドネシアに日本は、今もプラスチックごみを大量に輸出していることをYoutube動画で知った。中国は禁止したが、インドネシアは今も日本の札束外交に屈して痛々しい。トリチウム汚染水の垂れ流しを容認したという?今回のG20で浮かれる岸田文雄は、判っているが決して口に出さない。プラごみスキャンダルを追及する新聞テレビもない日本である。さしずめ維新は「ごみ政党」である。有権者は覚醒するほかない。

 

<中山太郎運転手のレベルの低さに驚愕>

幸か不幸か、筆者は「自民党派閥」と20年、それからも30年か、現在は「唾棄すべき政党」と評価して興味を失ってしまった。

森や小泉、麻生が政権を担当する不可解な極右・神の国の清和会主導の永田町。政治は逆流に次ぐ逆流で、この国は息も絶え絶え、戦争でご破算にしようとして、空前絶後の借金を継続している。紙切れを海外にばらまいて恥じない。

国民の関心は唯一政治スキャンダルだけだ。馬場は前にも指摘したが、清和会の中山太郎の運転手。維新初代の代表の父親は、笹川良一の運転手。ついでに言うと、岸の配下として反中勢力・青嵐会の暴れん坊のやくざ浜田幸一の運転手が、石井準一で現在自民党参院議員幹部、安倍側近だった。浜田の倅が靖一で現在の防衛相。ついに週刊文春が有料記事で、やくざと交流する靖一のすごい写真を暴露したとのメールが届いた。

本澤先生

文春の有料デジタル記事の触りです。

        八千代、青栁

https://bunshun.jp/denshiban/articles/b6812

2023年9月8日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

(追加) スマホは危険極まりない。またアプリが消えてしまい、誰とも連絡できない。今朝は台風接近で雨がよく降っているが、昨日は亡き妻の秘伝の素麺、それも島原素麺で食べた。妹の無農薬なすで見事なつゆを作って。ミョウガは暑さで採れない。スーパーで購入。納豆とみそ汁の食事から徐々に離脱?そうそうスパゲッティナポリタンらしいものも作った。60点か。最近は自宅の完全無農薬のゴーヤとオクラ、それに妹の瓜に青じそを巻き付けた漬物。やれば出来る?と言いたいのだが。

2023年9月 7日 (木)

本澤二郎の「日本の風景」(4917)

本澤二郎の「日本の風景」(4917)

<第二自民の維新=笹川ギャンブル財団+カジノ戦略は破綻>

東京都民も騙されやすい有権者が多いが、関西の大阪府や大阪市の有権者も同様で、恥ずかしくも情けない有様だ。破綻して当然だが、橋下ら第二自民の維新の巨大利権として具体化した大阪万博や巨大カジノ計画が頓挫しつつある。安倍の別動隊として知られる維新もまた、墓穴を掘って府民を泣かせている。

 

日本に政党・政治家が生まれない原因は、有権者の民度が低すぎること、メディアにジャーナリズムが存在しない、この二点だろう。偉そうなことは言えない。筆者は橋下の日本記者クラブでの記者会見で、ころりと騙された凡人ジャーナリストの一人だった。松下政経塾の神道「神の国」教育にも騙されてしまったが、したがって本日は自戒を込めての警鐘記事といえる。戦後の民主主義教育に起因する。「天皇の官僚」(データハウス)にまんまとしてやられた結果なのだが。

「もはや泥船リゾート計画」大阪IR、事業者に言いなりの公費負担の可能性に「身を切られる」大阪府民の不満爆発

 

上の見出しは、本日のインターネット報道の見出しの一つだが、誰も異論のない事実であろう。府知事と市長の写真も出ている。こんな心もとない若者に地方自治をゆだねる大阪の民度も困ったものである。千葉県も同じなのが悔しい。言論界がカネによって歪んでしまっていることが、想像を絶する深刻さをもたらしている。

 

そもそも維新は安倍の別動隊。右翼の牙城である。安倍・清和会の黒幕は、A級戦犯の岸信介の盟友・笹川良一のギャンブル財団である。この季節は、笹川良一の倅の陽平が、山梨県の別荘に森喜朗から小泉純一郎、安倍晋三、麻生太郎らを呼びつけて「我が世の春」のゴルフ大会と大宴会をする場面であるが、NOと指摘すると、計画はとん挫した。「死に体内閣」の岸田文雄が参加を拒んだのであろう。これに当初から福田康夫は参加しない。安倍らと一線を画している。彼は「神の国」の信者ではない証拠である。安倍裁判はどうなるのか、いまだに安倍の狙撃手は特定していない。真犯人は筆者も判らない。週に一回自宅に郵送されてくる顕正会機関紙は、清和会の神道「神の国」批判をやめない。この点は民主主義者・護憲リベラルの立場と同じである。

 

<顕正会機関紙が「安倍友の森下竜一」に鉄槌!>

福田赳夫の秘書をしたNは、安倍を「小僧」と呼んでいた。およそ政治家とは言えない人物で、彼の言い分に納得していた一人だった。

昨日郵送されてきた顕正新聞8面には、「利権に群がるアベ友の浅ましさ」という長文の記事が載った。森下竜一という悪党を知らない。初めて知った。凡人は「森友・加計・桜事件」を頭に入れるだけで、小さな頭脳が膨れ上がってしまい、到底森下某にまで手が届かなかったらしい。

 

記事によると、この人物は「関西・大阪万博総合プロデューサー」というらしい。関西の人たちにはなじみの人物なのか。安倍は彼を内閣参与にも起用しているというから、まさに「アベ友」に違いない。

あらあら「大阪ワクチン」も知らなかった。府知事と組んでワクチン開発にも手を出し、化けの皮がはがれている吉村という知事と二人三脚で宣伝したが、とどのつまり破綻したという。

コロナを利用した利権ビジネスが成功するはずもない。森下も狂った利権屋なのか。75億円の補助金投入疑惑が今後とも追及されるだろう。それにしても安倍晋三は、まさに祖父の岸レベルの利権政治屋、そしてぶら下がった森下も悪党に違いない。

 

<大阪万博の仕切り役・森下疑惑に捜査のメスは?>

「岸の息子」との見方もある加計孝太郎の獣医学部設置事件にも莫大な金が動いた。萩生田や下村も加担している。侵略戦争に加担してきた教育勅語を、こともあろうに幼稚園児に教えてきた、狂ったような森友学園に対しては、ただ同然の国有地払い下げをした安倍晋三夫妻にからむ事件では、財務省の役人が自殺している。

 

安倍ほど悪辣な権力乱用の人物は、戦前を含めても突出している。「小僧」どころではない。

有史以来の悪党政治屋に対して、20年もの長期間、独身の女記者を侍らしてきたNHKの政治部と経営陣に、国民の怒りは収まるはずがない。腹が立つどころではない。そんな人物が東大OBで、同じ千葉県人!そんな不浄な記者を持ち上げた文芸春秋という出版社も正気の沙汰ではない。何もかもが狂っている永田町と日本列島である。

 

空前の不正事件に対して警察は沈黙し、検察も捜査しない。こんな国が、今の日本である。「神の国」という狂った日本だから、放射能汚染水を海洋に垂れ流し、抗議されると半狂乱になって右翼メディアが狂乱報道で反撃し、東アジアを火薬庫にしようとしている。

 

物価の急騰と財政破綻で地獄へと真っ逆さまの日本列島に、それでも人々は、素直に従っている!あなたは耐えられるのか!

2023年9月7日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

2023年9月 6日 (水)

本澤二郎の「日本の風景」(4916)

本澤二郎の「日本の風景」(4916)

<物価急騰の真犯人は岸田内閣・植田日銀のでたらめ円激安金融政策>

日本は輸入大国だ。いま1ドル148円になろうとしている。そのからくりをメディアは決して伝えない。日本のでたらめすぎる金融政策を指摘しない。円安で暴利を得ている一味がいる。財閥・株屋と投資家・ハゲタカ基金である。財閥はすでに500兆円以上の暴利を得ている。財閥企業経営陣は、自社株買いで毎年数億円のボーナスを懐に入れている。アベノミクスという黒田・日銀の金融政策を、交代した学者馬鹿の植田・日銀も踏襲している。反対にドルは暴騰している。

 

物価は高騰している。日銀は円刷りと株の大量買いで、株屋とハゲタカを安心させている。貧困庶民の被害は計り知れない。値上がりする消費税でも、なけなしの財布をいたぶられている。

今朝、米誌が皮肉な記事を流した。「日本の円安は財政再建に役立っている」?実にふざけた内容だ。

小銭を手にした株屋も安心して株転がしで暴利を得ている。不公正な特権者のための金融政策で、安倍晋三という「神の国」

信者は長期政権を維持した。その配下の極右・自民党の利権派閥の清和会は、今も存続し、岸田の戦争準備にほくそ笑んでいる。福祉は崩壊し、年金生活者は生存危機に襲われている!

 

1ドル110円ほどの本来の姿にすれば、日本経済はうまく回り 、消費は上向く。さらに消費税をなくすことで、より好循環の経済へと進行する。願ったりの本来の姿に戻せばいいのだが、財閥・株屋の傀儡利権政権は、政策を変えようとしない。

 

<円を刷りまくり財閥・株屋・ハゲタカにぼろもうけさせる

日本には外国の借金はない。いくらお札を印刷しても倒産しない。ツケは孫たちに押し付ければいい、という考え方が、岸田内閣・日銀の金融政策だ。対して「こんな国に生まれると大変」だから、少子化は止まらない。安心して子供も産めないであろう日本。これこそが「今だけ自分だけ」の岸田と植田の、金持ちのための金融政策である。この10年での格差の広がりは尋常ではない。それなのに日本人は抵抗しない。これほど穏健な国民も珍しい。

日本の経済力はこの30年以上、落ち込んでいるが、それに逆行して円を刷りまくってきた。特に安倍・極右内閣のもとで紙幣の印刷は、天文学的となって、それが株と為替の世界に流れ込んだ。

財閥は株で大儲けしながら、輸出力を高め、消費税を懐に入れ、笑いが止まらない。アベノミクスとは財閥を潤す悪しき手口であるが、岸田もそれを継承して、物価の高騰を招いて、庶民をいたぶっている。

 

<「物価の番人」の日本銀行が物価高政策を強力に推進、国民生活を破綻させている!>

今朝の5時ごろ、東の空が茜色に染まった。初めて見た自然の営みも、しばらくすると曇り空に変わり、小雨がぱらついている。アベノミクスの金融政策を印象付けるような天候である。安倍は怪しい手口を使って国民をだまし、財閥に暴利を与え続けた。その手先が黒田東彦であり、今の植田和夫であろう。財閥は肥えて、国民は貧困で泣いている。それでも交代しようとする馬力のある野党は存在しない?無気力の日本人ばかりだ。若者から老人までが希望を持てないでいる。

日本銀行を本来の「物価の番人」にすれば、まだ希望が持てるのだが。維新では全くない。腐敗した自公でもない。護憲リベラルの台頭を願うばかりだ。

 

<黒田・植田のゼロ金利もドル高円安の元凶>

岸田は、政権を担当する前後はまともな認識を披歴していたが、いざ政権を担当すると安倍・極右路線を踏襲して、清和会に舵を切った。悪政の最たるものは、憲法に違反した「戦争準備」である。台湾有事をわめき散らし、自衛隊を沖縄周辺に重点的に配置して、中国との対決に突き進んでいる。東アジアSOSの状態に追い込んだ。さらに政府・東電は、放射能汚染水の垂れ流しを決行し、中国・北朝鮮と韓国の野党・国民の反撃に遭遇している。東アジアで孤立した日本である。

しかも、配下のメディアを使って、まるで被害者のようにふるまって、反中報道をたれ流して恥じない。ワシントン・IAEAを味方にした大義のない反論に国際社会は、冷ややかだ。

 

円高の元凶は、日本の価値を下げる円札の刷りまくりと、もう一つがゼロ金利政策だ。日米の金利差がドル高円安を表面化して久しい。金利を上げて、超円刷りを止めて、本来の円高に軌道修正すればいい。政府は財政の健全化の責任を果たしていく。この当たり前の政策を推進するしかない。そして何よりも減税によって水膨れの借金財政をやめて、子孫にツケをまわさせない。これに尽きる。

 

<1ドル110円程度の円高だと消費は上向いて経済好循環>

自公政権の不正は、国民に負担を押し付ける財閥向けの政策にある。これを正せばいい。円の価値を本来の姿にすればいい。そのための日銀だと「物価の番人」と評価される。国民のための中央銀行にすればいい。

アベノミクスを中止する、これしかない。円が110円前後で推移すれば、日本経済も国民生活も正常化する。

 

<財政法4条違反は戦争への道>

財政法4条は、借金財政を原則禁止している。理由は「戦争抑止」にある。非戦の9条とリンクしている。戦争利権に走る財閥や極右政治屋の暴走を食い止める「かんぬき」の役割を果たしている。憲法改正論者は、財閥から小遣いをもらっている悪しき政治屋だ。

日本国民は、二度と騙されない!

2023年9月6日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

自公維の緊急事態条項許すな!

https://www.instagram.com/reel/Cwb0WCyp_rB/?igshid=MTc4MmM1YmI2Ng==

国際ジャーナリストの警告

http://yamaneosamu.blog.jp/archives/21467707.html

超軍拡許すな!

https://news.yahoo.co.jp/articles/963c56922a93ae4a760453b3506473cbdeb6c9db?source=sns&dv=sp&mid=other&date=20230821&ctg=dom&bt=tw_up

英国軍需産業が日本上陸!

https://www.aviationwire.jp/archives/248539

大石又七さんの遺言

https://youtu.be/tBxU7tsmQtg?si=cyBlgqudJJH4UfBy

TBS報道特集

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/684546?display=1

インボイスつぶせ!

https://twitter.com/mirai_youme/status/1698649985372520772?s=20

コロナ予算の闇

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA143WV0U2A410C2000000/

2023年9月 5日 (火)

本澤二郎の「日本の風景」(4915)

本澤二郎の「日本の風景」(4915)

<最高裁が米国のポチでいいのか=辺野古訴訟沖縄敗訴>

日本人は、なぜこんなにダメになってしまったのか。昨日の沖縄・辺野古訴訟の最高裁判決に対する率直な感想である。沖縄をいまだに占領している米軍の立場に配慮する司法の最高機関・最高裁判所の存在!正義を貫けないのか、なぜ沖縄県民の立場に立たないのか。最高裁は、いつまでアメリカのポチを継続するつもりなのか。そして、こうした当たり前すぎる国民の怒りを、日本の新聞テレビは爆発させないのか。

「沖縄は独立すべきではないか」と思ったりする。なぜ日本国憲法を最高裁は死守しないのか。不思議な日本は、こうしている間にも亡国へと突っ込んでいる。

 

(朝日)米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設計画をめぐる県と国の訴訟で、最高裁第一小法廷(岡正晶裁判長)は4日、県の敗訴が確定する判決を言い渡した。軟弱地盤の発覚に伴って防衛省が申請した設計変更を不承認とした県に対し、国土交通相が申請を承認するよう「是正指示」を出したのは適法と判断し、県側の上告を棄却した。 この判決で、玉城デニー知事は設計変更を承認する法的義務が確定した。玉城氏が承認を拒んだ場合は、国が県に代わって承認する「代執行」の手続きを取る可能性もあり、埋め立てが始まっていない北側の区域での工事着手に向けて重大な局面を迎える。

<まともな政治家がなぜ生まれないのか=小選挙区制で世襲くず人間ばかりが当選する選挙制度><日本国民はなぜダメなのか=政府も議会も司法も死んでいる!><今どき原始の「神の国」や金を巻き上げるイカサマ統一教会に三権を委ねていいのか=政教分離を貫徹し民主主義の日本にせよ!><若者は思考し、立ち上がれ!>

傲慢になった日本政府(TBS)中国にある日本大使館が4日、ホームページ上で公開した反論文では、中国側が「処理水の海洋放出は海洋環境と人類の健康に予測できない危害をもたらす」とした点について、「国際基準に基づく慎重な評価により、人間や環境に与える放射線学的影響はごくわずかであることが示されている」と指摘。

 

原子力ムラの福島県知事ようやく視察!

福島県の内堀知事は福島第一原発の処理水の海洋放出後初めて、処理水の放出設備を視察しました。

 

<鳩山由紀夫元首相が発見した日本の最高権力=悪の権化・日米合同委員会=記事転載>

日米合同委員会が発足してからすでに60年以上になりますが、それなりにぎりぎりの交渉を重ね、基地の移転や一部返還といった困難な問題についても、なんとかすり合わせて合意してきたという歴史がある。

日米合同委員会のメンバーは、たとえば外務省なら北米局長、法務省なら大臣官房長と、最高のエリートコースにいる官僚たちが、そのポストによって選ばれています。ですから彼らにしてみると、自分の上司も、その上司も、そのまた上司も、全員がこの「米軍+官僚」共同体のメンバーなわけです。だから裏切ることなど、絶対にできるはずがありません。

なかでも法務省から合同委員会のメンバーとなる大臣官房長は、その後、かなりの確率で検事総長に就任しています。そして次の第五章で見るように、日本の最高裁は、「砂川裁判・最高裁判決」というひとつの判決によって、現在、まったく機能していないわけです。

最高裁が機能していない中で、検事総長を出す権利を握っているわけですから、日本の法的な権力構造のトップには、この日米合同委員会が位置しているということになる。

ばらすのが遅すぎる日本の汚染水報道

(東京新聞)東京電力は、福島第1原発で貯蔵する高濃度汚染水を処理した後の「処理水」を8月24日から海に放出し始めた。放出は、トリチウム以外の放射性物質が基準値を下回るまで処理した後、大量の海水で薄め、除去できないトリチウムは基準値の40分の1未満にするという。ただ、現時点で政府が新たに定めた放出基準を満たす水は、約134万トンのうち3割ほどで、残る7割は少なくとももう一度処理する必要がある。東電自らが「処理途上水」と呼ぶ水だ。基準を満たさない水はどのエリアにあり、なぜこんな状況になったのかを探った。(山川剛史)

2023年9月5日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

2023年9月 4日 (月)

本澤二郎の「日本の風景」(4914)

 

本澤二郎の「日本の風景」(4914)

<NHKの汚染水情報操作討論会=海洋放出の加害責任>

昨日のNHK恒例の日曜討論会の様子が、ラジオから我が耳に飛び込んできた。出席者を確認しなかったが、ほとんどがろくでもない政府べったりの「専門家」で、公正な科学者は排除されていた。NHKによる「情報操作番組」である。

フランス製の不完全核除去装置ALPSは、猛毒トリチウムを除去できない。したがって処理水ではない。しかも、日本政府が「処理水」と言い張る中に、ストロンチウムなどの核種が残留している。あたかも科学的根拠に基づいた完璧な「処理水」とうそぶいているが、汚染水は正しい。本物の核の研究者として知られる京都大学OBの小出裕章氏の講演録をよく聞いて「学べ」といいたい。

NHKは安倍晋三と菅義偉の言論弾圧政策によって10年前から完璧に偏向報道に徹してきたが、今も変わっていない。公共放送ではない。NHK女性記者を20年もの長期間、安倍にべったりと侍らせてきたNHKに対して、繰り返し強く警鐘を鳴らしておきたい。

昨夕は、本物の遺伝子研究の学者のYoutubeをみた。体内に入ったトリチウムは、その後にヘリウムになって遺伝子を破壊してゆく。妊婦は子供を産むことさえできない。チェルノブイリでも判明しているのだが、NHK討論会のメンバーは大半が「法学部」の科学に無知な面々であった。

中国政府の鋭い批判と中国人民の当たり前の抗議活動を真正面から受け止める専門家がいない。政治的で、ためにする反論だと産経新聞の嘘情報に追随しているようで、途中で聞くのをやめてしまった。政治的発言ばかりで無知な視聴者に誤解を与えるものだった。NHKも落ちるところまで落ちてしまった!NHKは解体すべきだ。

猛毒トリチウム汚染水を海水で希釈しても無駄なことである。40年、50年、100年と継続することで海洋の生態系を破壊することになる。岸田文雄の大馬鹿は、例によって札びらで事態を乗り切ろうとして円激安に突っ込んでいるが、本末転倒である。日本政府と東電は加害者である。非は日本にある。

 

「汚染水はなぜ流してはならないか」小出裕章講演会

トリチウムの人体への影響を軽くみてはならない

いまYoutubeで確認してほしい!

videonewscom

 

<非は中国と信じ込ませるNHK右翼片肺報道に日本の危機>

非を棚に上げて相手を叩くという右翼片肺内閣のお先棒を担ぐNHKは、主権者を無視し、基本法である日本国憲法にも真っ向から違反している。

貴重な自然は、日本などのプラごみで汚染されている。魚介類は生存権を奪われている。そこに追い打ちをかける放射能汚染水の垂れ流しをなぜ強行するのか。科学的には普通の水とトリチウムを分離することができる。分離すればトリチウムの量はわずかだ。半減期もそんなに長くない。判り切っているのに東電など原子力マフィアは、そこに解決の糸口を見つけようとはしないで、もっとも安易で危険な垂れ流しを強行した。人類の名において許されない暴挙である。

岸田にとって代わる政権の樹立が、日本国民の責務であろう。幸い、東北の岩手県知事選において自公の垂れ流し派勢力が大敗北した。いよいよ小沢一郎の最後の戦いが始まる。全国民・無党派の結集で、自公維を壊滅させることができるだろう。

 

<第五福竜丸被ばく最期の大石又七さんの遺言を記憶して生きる日本人でありたい=「神の国」政権打倒の好機到来>

https://youtu.be/tBxU7tsmQtg?si=cyBlgqudJJH4UfBy

 

広島長崎の2発の原爆投下は、原因はヒロヒトの侵略戦争にあった。だれも否定できない事実である。日本の無条件降伏とその後の米ソ間の核による覇権争いが、反共主義のA級戦犯内閣を誕生させた。米国の謀略機関CIAの実績だ。

ワシントンの悪魔のような産軍複合体が、恐怖の核実験を風光明媚・自然豊かなマーシャル諸島ビキニで繰り広げた。静岡県のマグロ漁船・第五福竜丸乗組員の被ばく大事件(1954年)は、ワシントンの核謀略の一環として「人体実験」「モルモット」を強いられた。最後の生き残りの大石又七さんの叫びは心臓をえぐられる。「歴史を勉強せよ」「科学のマイナスを学べ」「核を廃絶せよ」と。しかし、神道の「神の国」派の岸の一党は、日本核武装のための原発推進に特化して311の福島を引き起こした。今まさに汚染水垂れ流しが、岸田の下で強行されている。

大石又七さんの叫びを受け入れようとしない「神の国」勢力との最後の戦いが、隣国を巻き込んで始まっている。

2023年9月4日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

核燃料サイクル・もんじゅ西村成生謀殺事件裁判

もんじゅ・西村裁判ー� 第3回 のお知らせ 日 時  2023年9月29日(金)10:40〜 場 所  東京地裁 803 号 訴 訟  個人情報審査請求棄却取消請求 被 告  東京都 原 告  西村トシ子    傍聴を宜しくお願い致します.  ホームページ:もんじゅ西村裁判、日本の黒い霧  https://4nso9mei.seesaa.net/  検視規則 e-gov.go.jp https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=333M50400000003    死体取り扱い規則 e-gov.go.jp https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=425M60400000004 犯罪捜査規範 e-gov.go.jp https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=332M50400000002 1.西村変死事件の概要  1995(H7)12.08 もんじゅナトリウム漏えい事故発生 1995(H7)12.22 原子力機構はもんじゅ事故の内部調査の特命を西村成生へ 1996(H8)1.13 AM6:00頃、大畑宏之理事 遺体発見、通報、    ・中央署発表は「センターホテル東京の非常階段の付近で西村の俯せの遺体を     大畑理事が発見、ホテル室内に3通の遺書があった」    ・都監察医 大野曜吉医師は 死体検案書を救急病院で作成     「死亡推定時刻1月13日AM5時頃、場所センターホテル東京敷地、      死因 8階の非常階段からの飛び降り自殺 全身挫滅」    ・原子力機構 理事長、理事が科技庁で記者会見を開き、遺書を     公表、しかし、遺書は偽造、内容を改ざんし発表した。(虚偽発表)       ・ 何の為 警察と原子力機構が記者会見で西村の飛び降り自殺と発表。   もんじゅ事故への過熱報道の鎮静化を狙う。 ・ 加熱報道 もんじゅ事故⇒自殺へシフトし、機構のメディア操作は   自殺の動機をメディア沸騰に代替、目論見どおりになった。 ・しかし、霊安室の遺体損傷は30mの高さからコンクリートに 飛び降り自殺ではなく、 ・ 遺書は年月日時刻は他人が加筆し、死亡時刻を遅く装う加筆がされ、 遺書に使用した筆記用具が一切無い。(偽造遺書) ・中央署は犯罪を隠蔽する為に,証拠の全被服 及び遺品を持ち去り、  犯罪の痕跡が付着した全被服(DNA、血痕)を隠蔽した。  中央署は遺族に返還したのは、僅かに3種、財布、時計、鍵のみ。  ・救急病院は搬送時の診察、カルテ、遺体写真、X線写真を撮影、情報開示。  カルテ 1996,1.13 AM6:50 深部体温27℃、  法医学で深部体温から死亡推定時刻を算出  1996.1.13 AM0:30ホテルにチェックイン前に西村は心肺停止していたことなる。 ・1996.1.13 AM 0時以前に西村は死亡、原子力機構は遺族に連絡をしなかった。        犯罪による死亡事件を隠した ・遺族は西村の変死により、慌ただしい状況の中、警視庁と原子力機構に対し、  変死の説明と全遺品の返還を求めたが無視、未だに遺品と情報開示を拒否。    ・民間の救急病院は情報開示(カルテ、写真)、  行政の警視庁や原子力機構は一切情報を非開示(捜査。写真) 2. もんじゅ西村裁判�(行政訴訟)(訴訟に至るまでの経緯) 2002(H14)東京都公安委員会に犯罪被害者等給付金請求         (以下犯給という)申請 2003(H15)犯給 棄却。         犯給 棄却として、提出物件一覧表と弁明書が届いた。 2020(R2) 個人情報開示請求申請 (犯給の提出物件一覧表の中から)          捜査報告書(荒井泰雄他2名)実況見分調書(高野清吉)         写真撮影報告書(落合聡)、死体取扱報告書(荒井泰雄)         西村成生に関して中央警察署員らが作成したメモや一切の資料 2022(R4) 却下処分  2022(R4)7 裁決書 東京都公安委員会「個人情報開示請求」棄却通知              (処分取消棄却の訴訟を提起できる)               東京都公安委員会 → 西村 2023(R5)1 西村裁判ー� 個人情報開示請求棄却取消請求事件を提訴               東京都  ← 西村 2023(R5)4.26 西村裁判ー�(個人情報開示)第1回 2023(R5)7.11 西村裁判ー�(個人情報開示)第1回 3 追伸  西村裁判ー�  最高裁の現況 2015(H27)もんじゅ西村裁判−� 提訴 (その後の進捗状況)        訴訟 遺品返還等請求       機構内の西村の事務机内の遺品、ロッカーの遺品       大畑理事が持ち去った西村の遺品   被告 原子力機構と大畑理事の遺族 2023(R5).4  最高裁棄却

2023年9月 3日 (日)

本澤二郎の「日本の風景」(4913)

本澤二郎の「日本の風景」(4913)

<腐った地方自治=千葉県袖ケ浦市は放射能ごみにそっぽ!>

9月1日の防災の日に議会を開いた房総半島は、やくざが跋扈すると揶揄される袖ヶ浦市の市議会が9月議会を開会し、各党が質問戦を繰り広げた。10日ほど前に参院行政監視委員長(青木愛)が林地区の放射能ごみ埋設現場を視察したばかり。さぞや違法産廃業者と腐敗行政による?福島放射能ごみ問題が追及されるだろうと反核市民団体は、議会の成り行きを見守っていたが、なんと一発もさく裂しなかった。

 

衝撃が林地区や高谷地区のみならず、君津郡市の水と空気の監視市民団体に衝撃が走っている。この一帯の水道水は、麻生太郎の肝いりによるものなのか、すでに民間業者に委託され、東電のように偽りかもしれない水質検査そのものにも疑惑の目が向けられている。そこに放射能汚染水が?考えたくもない恐ろしい事態が、君津郡市と官房長官・松野博一の選挙区の一部に及んでいる。

 

袖ヶ浦市の不正腐敗の頂点が暴かれようとしているのだが、市民代表の市議会が憲法が命じる住民自治の観念を喪失して恥じない。民度に比例しているのかもしれないが、汚染水と共存させられる無辜の民はたまったものではない。

何度も報じたように林地区現場周辺住民の大半が、数年前からガンに泣かされている。死者も出ているのだが。さっそうと県外から潜り込んだ出自不明の千葉県知事も逃げている!

 

<公明党腐敗は当たり前?=「木更津レイプ殺人事件」追及からも逃げている!>

公明党というと、池田大作の肝いりで命名された党名で、不正や腐敗追及に実績を残して党勢拡大に成功してきた。しかし、今は自民党よりも自民党と言われて久しい。

血税で支えられている議員宿舎に、いかがわしい女性を入れていたことが発覚し、議員を辞めた悪党もいる。果ては木原誠二のような銀座族も現れて世間を騒がせた。公明党議員の不正腐敗は止まらない。それでも老いた無知の創価学会信者が投票するため、まだ余命をつないでいる。その隙間を維新と、国民民主党という連合貴族に支えられる、これまた正義を貫徹できない政党が割り込もうと必死である。

公明党が放射能汚染ごみについて、高見の見物をすることに違和感さえなくなっている。

いわんや会員の戦争遺児を、やくざ会員浜名の強姦・性奴隷・

脅しによる殺害事件である「木更津レイプ殺人事件」について、真相究明どころか蓋をしている重大疑惑も浮上している。

「信濃町が警察に手をまわして捜査を止めた」という疑惑は、TBS強姦魔事件や目下の木原誠二事件に相当するものと見られている。「創価学会がやくざを保護している」というのである。もはや日本政府は、腐敗の極みかもしれない。民主主義の片りんさえない。筆者は戦争遺児の戦争未亡人の助産婦によって、この世の人間になれた。この恩義を忘却することは断固としてできない。

 

<志位・日本共産党の地元の市議も動きが鈍い!>

赤信号みんなで渡れば怖くない。しかし、千葉県の共産党の委員長・志位和夫は千葉県人ではないか。

この深刻すぎる重大事件に対して、人生をかけて戦っている元宏池会秘書の御園豊は、しきりと首をひねっている。「せめて共産党は自公と違うだろう」とずっと思ってきた。いちはやく現場を案内してきたのだが、動きが鈍すぎると悲鳴を上げている。筆者も知り合いの赤旗記者に取材を要請してきたのだが、効果がない。共産党もまた、公明党と同様に以前のような市民の命と健康に向き合っていない。

極右・清和会政治のもとでの21世紀型の翼賛体制に、全政党が呑み込まれてしまったのであろうか。

 

<千葉県警・木更津署とやくざは身内疑惑浮上>

「木更津レイプ殺人事件」を取材し始めたころは、千葉県警と木更津署が即座に犯人の浜名を逮捕すると思い込んでいた。警察不信などなかったし、日本の警察は世界一優秀と信じ込まされてきた凡人ジャーナリストだったこともある。天地がひっくり返っても、警察とやくざが身内同士などということは、全く信じられなかった。

伊勢神宮の正体を観察し、暴いた内務官僚の渡辺一太郎・千葉県警本部長は、在任中ずっとやくざ代議士逮捕に執念を抱いていたし、元警視総監の秦野章は不正に対して沈黙することなどなかった。秦野の「日本警察改革論」(エール出版)は今も通用する内容である。

しかし、袖ヶ浦市の放射能ごみ埋設事件について取材してゆくと、警察とやくざは「仲間」であることが判明した。そのうちの一人は、ハマコーの力で君津市議・同議長になった。産廃業者の実力者で、JR亀山駅前に豪邸まで建てた。莫大な資金は、林地区の住民の調査で「福島の東北復興資金」であることも判明してきた。「やくざが跋扈する千葉県」は正解である。

民度が問われている。議会も行政もやくざに牛耳られている。正義の警察官よ!出てこい!

2023年9月3日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)



恥を知れ!朝鮮人虐殺を否定する官房長官・松野博一は人間失格!

(朝日)100年前の関東大震災の直後に虐殺された朝鮮人らを追悼する行事が1日、事件があった埼玉県内各地であった。主催した自治体の首長らは、虐殺の事実を率直に認めて犠牲者を追悼し、悲劇を繰り返さないことを改めて誓った。

(共同)東京都墨田区の荒川河川敷で2日、1923年の関東大震災時に虐殺された朝鮮人らの追悼式が開かれた。事件の風化や記憶の継承が課題となる中、次世代へ語り継ごうと若者らが式典の運営に参加。それぞれが虐殺の歴史と向き合い、ルーツの違いを超えて自然に集まった。「知らないではすまない」「大切な記憶を守る」。次の100年へ。同じような悲劇が二度と繰り返されぬよう語り継ぐ。

2023年9月 2日 (土)

本澤二郎の「日本の風景」(4912)

本澤二郎の「日本の風景」(4912)

<日本会議・清和会の官房長官の狂った9.1関東大震災認識=虐殺記録が見当たらないにあきれる研究者や米誌>

毎日役人のメモを読んでいる岸田内閣の首相・閣僚から、国民の思いが飛び出すことはほとんどない。一段と高いところから原稿を読む裁判所の裁判官と同じような目線が、清和会の極右政治から読み取れる。国権の最高機関を無視した「閣議決定」もその重罪の最たるものだが、それにしても閣僚のメモ読みにうんざりさせられる国民も哀れだ。

日本会議・神道議員連盟・清和会の松野博一もまた、典型的なメモ魔であると国民を代表して強く指摘しておきたい。100年前の関東大震災における朝鮮人や中国人に対する虐殺に盲目な官房長官に国民は怒っている。史実を否定するような松野は、政治家ではないだろう。国民の声として本ブログで断罪しておきたい。選挙区の千葉県市原市の有権者もあきれ返っているようだ。

 

米誌ニューズウィーク日本版は、今朝以下の記事を流した。清和会極右片肺内閣の正体をあぶりだしている。放射能汚染水垂れ流しを喜んでいる人々はどこにもいないことも付記しておきたい。

 

<歴史的事実として認められた事件でも、日本人の加害性を否定しようとする傾向に拍車がかっている>ニューズウィーク誌見出し 2023年の9月1日は、関東大震災からちょうど100周年の日になる。関東大震災は、地震や火災により10万人もの犠牲者を出した一方で、朝鮮人を中心とする、多数の人々に対する虐殺が行われた。その犠牲者は6000人ともいわれる。しかしこの節目の年に至るまでの数年は、朝鮮人虐殺事件について意図的に風化させたり事実をねじ曲げようとしたりする動きが拡大した時期でもあった。また、朝鮮人虐殺だけでなく、公共の場から日本の負の記憶を排除するニュースが最近は相次いでいる。今こそ、元ドイツ大統領ヴァイツゼッカーの「過去に目を閉ざす者は現在にも盲目となる」という言葉を思い出すべき時だろう。

<過去に目を閉ざす者は現在にも盲目=清和会極右片肺内閣>

朝鮮半島や台湾を植民地支配したヒロヒトの「天皇の軍隊」は、中国大陸で言葉にならない凄惨な戦争犯罪を繰り返し、二発の原爆投下で無条件降伏した。渦中のヒロヒトも敗戦後の記者会見で「原爆投下はやむをえなかった」と発言。敗戦前の半年前の近衛文麿の「敗戦を受け入れよ」との上奏文を反故にしたヒロヒトは、その罪万死に値する。

ハルビン731部隊や南京大虐殺など言語に絶する蛮行の数々を、国際社会は決して忘れない。100年前の関東大震災時の流言飛語で朝鮮・中国の人々を虐殺したことも、国際社会は記録している。

また森喜朗・小泉純一郎・安倍晋三の史実を隠蔽し、戦前回帰に突進した清和会・神道議員連盟・日本会議の蛮行を、自民党取材の凡人ジャーナリストも目撃してきた。ことのついでに亀井静香に要請したい。なぜ森を小渕恵三の後継者にしたのか。談合に宏池会の池田行彦を外したのか。真相を明らかにしてもらいたい。重大な一件である。

<ハマコーの木高後輩松野の「記録が見当たらない」暴言>

今年の9月1日で、「関東大震災」の発生から100年となる。この震災では、混乱のなか、多数の朝鮮人・中国人が暴行を加えられたり、虐殺されたりしたことがよく知られているが、この件をめぐって、政府内から驚くべき発言が出てきた。発言があったのは8月30日。松野博一官房長官の会見でのことだった。朝鮮人虐殺について、記者から、「政府として朝鮮人虐殺をどう受け止め、どのように反省しているのか(中略)、おうかがいします」という質問があった。これに対する松野長官の答えが、「お尋ねについては、政府として調査した限り、政府内において事実関係を把握することのできる記録が見当たらないところであります」というものだったのである。(以上新聞報道)

そういえば、松野は木更津高校を卒業している。やくざ代議士の浜田幸一の後輩にあたる。ご存じ、木更津ではやくざ浜名によって殺害された悲劇の殺人事件が存在する。「木更津レイプ殺人事件」である。千葉県警と木更津署が迷宮入りさせようとしている重大な犯罪であるという事実を繰り返し、指摘しておきたい。

<神道極右政権と東アジアで孤立する日本>

(東京新聞) 関東大震災の直後にデマを信じた人々が引き起こした朝鮮人虐殺は、根底に民族への差別があったと言われる。100年たった今、惨劇の再来の恐れはないのか—。6年前に不当な懲戒請求の被害に遭った在日コリアン3世の弁護士、金哲敏(キムチョルミン)さん(45)は危機感を募らせている。「いつ当時のような事態が起きてもおかしくない」(太田理英子)

小池知事を非難「追悼文を送付しないのは間違い」 朝鮮人虐殺の同胞追悼会 関東大震災100年(東京新聞)

朝鮮人虐殺「事実関係を把握できる記録ない」と松野官房長官が発言→誤り。防衛省も「文書保管」を認める国会答弁

(ハフポスト)内閣府が事務局を務める中央防災会議に設置された「災害教訓の継承に関する専門調査会」が、2009年に取りまとめた関東大震災に関する報告書の中に、朝鮮人虐殺に関する記載が存在する

また防衛省は、関東大震災直後に当時の内務省警保局長が全国に送付した電信文を保管していることを、6月の参議院法務委員会で認める答弁をしている。この電信文は、朝鮮人による放火などの流言を事実とみなし、取り締まりを指示する内容だった。

(毎日新聞)関東大震災から9月1日に100年を迎えるのに合わせ、虐殺された中国人犠牲者の遺族たちが来日し、31日、東京都内で記者会見を開いた。

関東大震災での朝鮮人虐殺「記録ない」と発言 日本に対し「必要な措置検討」=韓国政府(聯合)

松野は政治家失格、議員を辞めよの合唱が地元で>

千葉県民として恥ずかしい。自民党政治を40年、50年と見聞してきて本当に情けない。以前は真っ当な政治家がいた。筆頭は水田三喜男だ。岸信介の仲間だった千葉三郎も、腐敗を嫌った。しかし、福田赳夫の清和会が房総半島にはびこると、菅野儀作の秘書に神主が登場し、神の国という戦前の国家神道の輩が勢力を伸ばし、そこに三井不動産の江戸英雄が付着して東京湾を埋め立てて、房総半島をぐちゃぐちゃにしてしてしまった。

他方で、やくざが県議から代議士になり、岸の配下となると、森喜朗や石原慎太郎らと反共・反中派の青嵐会議員となって、田中角栄や大平正芳の日中友好派を攻撃し、歴史の歯車を逆転させる。森が政権を担当すると、大平・田中の基盤を切り崩す。これに笹川ギャンブル財団が背後で暗躍する。統一教会国際勝共連合が跋扈し、戦前の「神の国」という時代錯誤の政権が続く。その輪にはまった松野だった。一連の発言で、松野の正体を知った。関東大震災100年が、史実を捏造・隠蔽する愚かな政治屋を暴いてくれた格好だ。

2023年9月2日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

2023年9月 1日 (金)

本澤二郎の「日本の風景」(4911A)

本澤二郎の「日本の風景」(4911A)

<官房長官・松野博一はIAEAさえ判っていなかった!>

100年前の9月1日に関東大震災が起きている。日本は地震大国である。「原発立地する場所ではない」とは、反原ジャーナリストの竹野内真理がIAEA本部を訪問した時、応対したヒラ職員の正直な本心。しかし、組織としてのIAEAは、原発国の資金で運営されている組織で、中立的な第三者機関ではない。反原発国の防波堤が目的の、形だけの国際機関と呼ぶべきだろう。そのことを官房長官の松野博一(原子力ムラの清和会所属)は知らなかったことが、東京新聞の記者とのやり取りで判明した。産経新聞が報じてくれたので、凡人ジャーナリストも納得した。

「女狂いの銀座族・官房副長官の木原誠二に操られる松野」の正体が暴露された格好である。311の経験を経ながらも、核に無知な人物を起用して恥じない岸田文雄にも、批判が集まっている。

第二の関東大震災に備える以前に危険な山や河川の強靭化が、この国のなすべき喫緊の課題である。だが、岸田は真っ先に戦争準備にのめりこんでいる。巨大災害と戦争という二つの危機が、日本国民に襲い掛かっている。そのことに気付く9・1でなければならない。

 

<国際原子力機関は原発推進支援組織=国際原子力マフィア>

松野も木原も「核の専門家」では全くない。本日の9・1認識もいい加減なものであろう。官僚のトップでありながら、木原は重大事件の主犯格として国民の怒りの視線を浴びて雲隠れしている。

IAEAは国際的な中立組織ではない。日本の原子力マフィアの上部に位置する国際的なマフィアが正しい。311の日本救済に知恵を出している。現にそうして「国際的基準に合致している」と打ち出して福島東電汚染水を、あたかも無害のトリチウムと喧伝した。原発大国の日本を支援したのだが、これこそが政治的な言い訳で、科学的なものではない。

事務局長は元アルゼンチン外交官。核については全くの素人である。政治的にふるまうことで日本に貸しを作っている、ただそれだけのことである。「日本のお土産は何か」という下衆の勘繰りが列島とIAEA内部にさざ波を立てているのかもしれないだろう。

引き続き地球に存在してはならない核の存続に賭けている国際原子力マフィアと決めつけるべきだ。理解できない人は小出裕章の講演を聞くといい。IAEAは原発推進派の国際組織である。

 

<東京新聞記者・望月衣塑子質問に軍配>

産経新聞の報道によると、質問した東京新聞記者の望月衣塑子に対して松野は「全く当たらない」「国際機関の存在意義を失いかねない」と頓珍漢で無知な答弁を正当化する記事内容だ。産経新聞もナベツネ新聞以下であることの証明である。

権力監視を忘れた新聞記事を以下に引用したい。

 

望月氏は「中立的と再三繰り返しているが、IAEAはそもそも、原子力利用を促進する立場の機関だ」「散々、中国を批判しているが、海洋放出は十分検討すべきだった」などと主張したが、松野氏は処理水放出が安全基準に適合すると結論付けたIAEAの包括報告書を挙げ、「IAEA自身が選定した外部の国際専門家を含む独立した第三者の立場から科学的知見に基づいて評価をしており、政府としては中立と考えている」と語った。

<御用新聞報道に国民はトリチウム汚染水放出反対>

農水相が「汚染水」と正確に発言したが、岸田は驚いて任命権者として訂正を求めた。世界の農林漁業者は断固反対している。堂々と辞表を提出すれば、男を上げる好機を逸した。信念のある政治家が一人もいない極右片肺内閣を裏付けている。

右翼政治屋にとって国民に対する思いやりが基本的に欠けている。所詮、神の国の信者に正義の人はいない。現に神社の中身は空っぽである。鳥居と狛犬しかいない!

トリチウム汚染水を50年、100年と継続する深刻すぎる事態に沈黙する人間はいない。廃炉そのものに手が付けられない有様である。それにしても岸信介・正力松太郎。中曽根康弘・渡辺恒雄ら原子力マフィアに対して、改めて怒りが噴き上がってくるではないか。読売や産経新聞にジャーナリストはいないのか?

 

<林地区役員が松野の地元姉崎自治会と連携=反松野派の岡島派が動き出した!>

房総半島の核汚染水がひたひたと住民の脳に突き刺さってきている。君津市の水源地放射能ごみに続いて、袖ヶ浦市の水源地・林地区でも放射能汚染水が大問題になっている。君津・富津・木更津・袖ヶ浦・市原市姉崎地区のおよそ50万人が、小櫃川からくみ上げた水道水を利用しているのだから。

 

小櫃川の取水口に魚がいない。地元の漁師は「シラスがとれない。汚染水に原因がある」と怒り嘆いている。林地区の役員は無理して天然水を購入している。筆者は近くの山水を蚊に食われながらくんで、なんとかご飯を焚いている。君津市山本地区の地下水には、市民が水汲みに殺到して久しい。

311のころ、都内の各家庭は子供に天然水を飲ませて水道を排除したが、同じことが房総半島で繰り広げられている。

 

昨日、林地区の役員が官房長官の地元・市原市姉崎地区の自治会役員と会見し、放射能汚染水の資料を届けた。元市議会議長の自治会長は腰を抜かして驚いた。「早速自治会の連合会にも相談して対応したい。我々は皆反松野派。岡島派が大半だ。水の問題は重大。近く林地区の放射能現場を視察したい」と事柄の性格上、動きがはやい。放射能汚染水問題は、松野の地元でも噴きあがりつつある。

2023年9月1日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

【8月31日 CGTN Japanese】日本政府と東京電力が放射能汚染水の海洋放出を開始したことを受け、各界の人々は強い不満と反対を表明しています。長期にわたって農業や食品科学の研究に取り組んできた福島大学の林薫平准教授は、放射能汚染水を海へ放出することによって計り知れない災いがもたらされ、日本政府が海へ放出することに腹を決めたのは、国民の利益を犠牲にすることを選んだものだとの認識を示しています。

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