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2023年9月 1日 (金)

本澤二郎の「日本の風景」(4911A)

本澤二郎の「日本の風景」(4911A)

<官房長官・松野博一はIAEAさえ判っていなかった!>

100年前の9月1日に関東大震災が起きている。日本は地震大国である。「原発立地する場所ではない」とは、反原ジャーナリストの竹野内真理がIAEA本部を訪問した時、応対したヒラ職員の正直な本心。しかし、組織としてのIAEAは、原発国の資金で運営されている組織で、中立的な第三者機関ではない。反原発国の防波堤が目的の、形だけの国際機関と呼ぶべきだろう。そのことを官房長官の松野博一(原子力ムラの清和会所属)は知らなかったことが、東京新聞の記者とのやり取りで判明した。産経新聞が報じてくれたので、凡人ジャーナリストも納得した。

「女狂いの銀座族・官房副長官の木原誠二に操られる松野」の正体が暴露された格好である。311の経験を経ながらも、核に無知な人物を起用して恥じない岸田文雄にも、批判が集まっている。

第二の関東大震災に備える以前に危険な山や河川の強靭化が、この国のなすべき喫緊の課題である。だが、岸田は真っ先に戦争準備にのめりこんでいる。巨大災害と戦争という二つの危機が、日本国民に襲い掛かっている。そのことに気付く9・1でなければならない。

 

<国際原子力機関は原発推進支援組織=国際原子力マフィア>

松野も木原も「核の専門家」では全くない。本日の9・1認識もいい加減なものであろう。官僚のトップでありながら、木原は重大事件の主犯格として国民の怒りの視線を浴びて雲隠れしている。

IAEAは国際的な中立組織ではない。日本の原子力マフィアの上部に位置する国際的なマフィアが正しい。311の日本救済に知恵を出している。現にそうして「国際的基準に合致している」と打ち出して福島東電汚染水を、あたかも無害のトリチウムと喧伝した。原発大国の日本を支援したのだが、これこそが政治的な言い訳で、科学的なものではない。

事務局長は元アルゼンチン外交官。核については全くの素人である。政治的にふるまうことで日本に貸しを作っている、ただそれだけのことである。「日本のお土産は何か」という下衆の勘繰りが列島とIAEA内部にさざ波を立てているのかもしれないだろう。

引き続き地球に存在してはならない核の存続に賭けている国際原子力マフィアと決めつけるべきだ。理解できない人は小出裕章の講演を聞くといい。IAEAは原発推進派の国際組織である。

 

<東京新聞記者・望月衣塑子質問に軍配>

産経新聞の報道によると、質問した東京新聞記者の望月衣塑子に対して松野は「全く当たらない」「国際機関の存在意義を失いかねない」と頓珍漢で無知な答弁を正当化する記事内容だ。産経新聞もナベツネ新聞以下であることの証明である。

権力監視を忘れた新聞記事を以下に引用したい。

 

望月氏は「中立的と再三繰り返しているが、IAEAはそもそも、原子力利用を促進する立場の機関だ」「散々、中国を批判しているが、海洋放出は十分検討すべきだった」などと主張したが、松野氏は処理水放出が安全基準に適合すると結論付けたIAEAの包括報告書を挙げ、「IAEA自身が選定した外部の国際専門家を含む独立した第三者の立場から科学的知見に基づいて評価をしており、政府としては中立と考えている」と語った。

<御用新聞報道に国民はトリチウム汚染水放出反対>

農水相が「汚染水」と正確に発言したが、岸田は驚いて任命権者として訂正を求めた。世界の農林漁業者は断固反対している。堂々と辞表を提出すれば、男を上げる好機を逸した。信念のある政治家が一人もいない極右片肺内閣を裏付けている。

右翼政治屋にとって国民に対する思いやりが基本的に欠けている。所詮、神の国の信者に正義の人はいない。現に神社の中身は空っぽである。鳥居と狛犬しかいない!

トリチウム汚染水を50年、100年と継続する深刻すぎる事態に沈黙する人間はいない。廃炉そのものに手が付けられない有様である。それにしても岸信介・正力松太郎。中曽根康弘・渡辺恒雄ら原子力マフィアに対して、改めて怒りが噴き上がってくるではないか。読売や産経新聞にジャーナリストはいないのか?

 

<林地区役員が松野の地元姉崎自治会と連携=反松野派の岡島派が動き出した!>

房総半島の核汚染水がひたひたと住民の脳に突き刺さってきている。君津市の水源地放射能ごみに続いて、袖ヶ浦市の水源地・林地区でも放射能汚染水が大問題になっている。君津・富津・木更津・袖ヶ浦・市原市姉崎地区のおよそ50万人が、小櫃川からくみ上げた水道水を利用しているのだから。

 

小櫃川の取水口に魚がいない。地元の漁師は「シラスがとれない。汚染水に原因がある」と怒り嘆いている。林地区の役員は無理して天然水を購入している。筆者は近くの山水を蚊に食われながらくんで、なんとかご飯を焚いている。君津市山本地区の地下水には、市民が水汲みに殺到して久しい。

311のころ、都内の各家庭は子供に天然水を飲ませて水道を排除したが、同じことが房総半島で繰り広げられている。

 

昨日、林地区の役員が官房長官の地元・市原市姉崎地区の自治会役員と会見し、放射能汚染水の資料を届けた。元市議会議長の自治会長は腰を抜かして驚いた。「早速自治会の連合会にも相談して対応したい。我々は皆反松野派。岡島派が大半だ。水の問題は重大。近く林地区の放射能現場を視察したい」と事柄の性格上、動きがはやい。放射能汚染水問題は、松野の地元でも噴きあがりつつある。

2023年9月1日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

【8月31日 CGTN Japanese】日本政府と東京電力が放射能汚染水の海洋放出を開始したことを受け、各界の人々は強い不満と反対を表明しています。長期にわたって農業や食品科学の研究に取り組んできた福島大学の林薫平准教授は、放射能汚染水を海へ放出することによって計り知れない災いがもたらされ、日本政府が海へ放出することに腹を決めたのは、国民の利益を犠牲にすることを選んだものだとの認識を示しています。

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