« 本澤二郎の「日本の風景」(4902) | トップページ | 本澤二郎の「日本の風景」(4904) »

2023年8月23日 (水)

本澤二郎の「日本の風景」(4903)

本澤二郎の「日本の風景」(4903)

<列島に弔鐘が鳴り響く2023年8月24日道徳退廃国へ>

中国国営中央テレビ(電子版)は岸田文雄首相の表明直後、「日本政府が核汚染水の海洋放出を24日に始めると発表した」と速報し、高い関心を示した。中国政府は処理水を「核汚染水」と呼び、海洋放出に繰り返し反対してきた。

処理水放出24日開始、期間30年の見通し…福島県知事「日本全体の問題だ」・国際環境団体 汚染水放出決定を強く批判=「取り返しのつかない災い招く」・韓国最大野党が汚染水放出阻止へ「総力闘争」 日本大使館前で会見も(23日の各紙報道見出し)

平家物語の一節が地鳴りのように響いてきた。「祇園精舎の鐘の音」である。被爆地広島を選挙区にする首相の岸田文雄が、日米韓首脳会談後に2023年8月24日、猛毒トリチウム汚染水垂れ流しをすると公式に発表した。内外の世論は猛烈に反対しているのだが、A級戦犯内閣が政権与党を支配した中で、原子力マフィアに屈した格好でもある。呪われた日本は、こうして太平洋に沈むことになろうか。

 

<プラごみ+猛毒トリチウム汚染水垂れ流し50年

政府と東電は30年続けるという。実際は50年かそれ以上であろう。廃炉の見通しなど立つわけがない。嘘を垂れ流した日本政府の甘言に買収されたような全漁連会長の、無様な官邸会見も報じられた。恥を知れ、である。

日本政治は、すでに岸信介が敷いた選挙区制度だから民意が反映していない。自民党宏池会の政治姿勢は「国民の合意を政策に反映させる」はずだったが、会長の岸田自らドブに捨てた。

海洋はすでにプラごみで汚染されている。犯人の筆頭は日本でもある。日本はさらに猛毒トリチウム汚染水を垂れ流しをする。狂気であろう。世界の海を核のごみで汚染して恥じない道徳的退廃国として、太平洋に沈むことになる。歴史を学ばない、その教訓を生かそうとしない国も民族も滅ぶ。

 

<侵略・植民地支配=広島長崎原爆投下=A級戦犯内閣311福島放射能+核汚染水海洋投棄>

敗戦時の1945年2月14日の近衛文麿元首相のヒロヒト天皇に対する諫言。近衛上奏文を友人が調べてくれた。誰しもが日本敗戦を判っていたのだが、好戦派の天皇は決断できない。そこで「共産革命が起きる」という口実で戦争終結を訴えたのだが、ヒロヒトは「もう一度戦果を挙げてからだ」と突っぱねてしまった。沖縄や東京大空襲や広島長崎は、ヒロヒトの決断が災いしたものである。

それでもヒロヒトは最低の卑怯者として、敗戦後も生き抜いた。原爆投下も「やむを得なかった」と肯定する発言も記録されている。彼のために沖縄は今も米軍基地にされ、悲劇を被っている。

思うに日米戦争は、中国侵略に原因がある。撤退すれば戦争は起きなかった。ヒロヒトの野望を考えてみると、彼は「皇帝」になりたかったのではないか。

米ソ対決が岸信介・笹川良一・児玉誉士夫ら半島出身のA

級戦犯を政権につけた米国CIAの陰謀。悪役の内務官僚だった正力松太郎らとともに岸は、広島長崎の教訓を忘れて核に手を出す。

これらの悪党の狙いは日本の核武装である。

2011年の福島の311東電原発の爆発炎上は、そうして起こった。巨大地震大国の必然的結果だった。3基の原子炉が溶融(メルトダウン)し、史上最大の被害を与え続けている。それでもやめない。渡辺恒雄・中曽根康弘の暴走が今も続いている。

その過程で猛毒トリチウム汚染水の垂れ流しを決行する。

野党も言論もツネに屈している。背後を財閥が支えているのだが、日本は岸復活から民主主義が死んでしまった。

岸の孫の安倍晋三と一度だけ「台湾ロビー」(データハウス)取材で会見したのだが、彼は「うちのじいさんは民主主義がわからない」と事実を明かした。

 

<呪われた原始の神道「神国日本」の祭政一致体制>

人は政教分離違反というと、公明党創価学会を連想する。それは正しいが、自民党もまた神がかりの原始宗教・氏子教団と一体の政教一致政党である。

自民党の支持母体は、地域に根を張る原始のお祓いという古代の占いレベルの宗教法人である。21世紀の人間は到底受け入れることができない。森喜朗や安倍は「神の国」だと公言してきたのだが。漫画の世界のカルト教団そのもので統一教会と大差ない。大半が偽の信者であるが、権力が一部の人々を魅了している。

 

これの現代版が日本会議。天皇崇拝勢力である。おとぎ話の世界が今も自民党という悪しき権力と一体化しているのである。民主主義の世界とは無縁なのだ。

中曽根との単独会見したさい、彼は「天皇制の支配統治は有益である」と本心を明かしたものだ。国家神道・現人神の効能と言いたいらしい。歴史学者・井上清が、神道を「原始宗教の毛の生えた程度のお祓い宗教」との指摘は、まさにその通りなのだ。為政者には統治方法として便利というのである。こんなものに日本人の精神が振り回されているところに、亡国の因があるのであろう。

2023年8月23日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

「一国の総理大臣がなんで約束破るの」福島の漁業者は憤り 処理水2023年8月24日にも海洋放出へ政府正式決定(TBS)

« 本澤二郎の「日本の風景」(4902) | トップページ | 本澤二郎の「日本の風景」(4904) »

恐ろしい国」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 本澤二郎の「日本の風景」(4902) | トップページ | 本澤二郎の「日本の風景」(4904) »

2024年6月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            
無料ブログはココログ