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2023年8月18日 (金)

本澤二郎の「日本の風景」(4898)

本澤二郎の「日本の風景」(4898)

<過ちは改むるに憚ることなかれ=岸田内閣延命の秘策>

岸田内閣が主権者によって撃墜される可能性が強い。政府系通信社や政府広報テレビのNHKでさえも、内閣の支持率と自民党の支持率が急落している。ということは、自民党自身による公正な世論調査の数値はさらに低い。

当初、国民は護憲リベラルの「宏池会」の岸田文雄という看板に期待する向きが強かった。宏池会事情に詳しい筆者でも、安倍晋三や菅義偉の保守という冠を宣伝する読売や産経の宣伝にも関わらず、実際は日本会議・神社神道の極右戦前派・財閥の傀儡・死の商人にまとわりつかれた好戦派だから、それに比べると、はるかに岸田はまともなはずだと思い、内閣の支持率は高止まりの傾向を見せていた。しかし、突然の43兆円の戦争準備政策に対して、歴史を知る国民から警戒心がいっぺんに噴き上がった。

元宏池会の秘書会に所属したMでさえも、最近では「誰が考えても戦争へと突っ込んでいる。危ない」と警鐘を鳴らしている。「アメリカのバイデンの配下となって東アジアの緊張にのめりこんでいる。台湾有事をがなり立てる麻生太郎の台湾有事に北京が鋭く反発している。今の中国は核兵器大国だということを忘れている」「昔の眠れる獅子ではない。日本会議の大馬鹿者は中国を知らない。石原慎太郎のように731部隊のことや南京大虐殺さえ知らないのだから始末が悪い。子供や孫に男子のいる家庭は、前途に希望を失っている」といった指摘は正しい。

一方で、死の商人の金に飛びつく言論界は、偏狭なナショナリズム化にいそしんでいるが、平和軍縮派の宇都宮徳馬の「日本人の平和主義はいい加減なものではない」との至言は今も生きている。非戦の9条も生きている。戦争利権を手にする財閥とは異なる。

以上が岸田内閣の支持率急落の根源である。政権の延命策はここにメスを入れる必要がある。目前の日米韓首脳会談も控えている。戦争準備をやめればいい。ただそれだけの事なのだ。78年前の原点に立ち返り憲法の定着に突進することこそが、岸田の生きる道である。これしかない。果たして実現できるか?

 

<歴史の教訓を生かして78年前の原点に戻る!=できるか?>

日米戦争の教訓は、つまるところ武器弾薬で平和を勝ち取ることはできないということだ。戦争ほど悲惨なことはない。二度と戦争はしない。これが日本人の教訓である。

国家神道を廃止し、財閥と軍閥を解体した。ただ悲しいことに、中途半端な対応が、日本会議やA級戦犯の自民党清和会、原始お祓い宗教の神社本庁を許してしまった。総合すると、これらが日本の「死の商人」グループといえる。

 

幸いなことに今の水ぶくれのような清和会は、四分五劣の状態にある。政局を動かす力はない。座長の塩谷立の父親は、自民党三木派の平和主義派で知られた。息子は根っからの右翼議員ではない。多少の常識人だと見たい。

過去に宏池会の憲法代議士で知られた白川勝彦は「いまの日本は、改憲することではない。憲法を定着させることだ」と叫んでいた。平和主義・人権主義・国際協調主義を徹底する時代といえる。現に清和会創立者の福田赳夫でさえも、外交政策の原則を「等距離外交」を踏襲したほどである。

 

<43兆円の戦争準備をご破算にする!>

アベノミクス10年継続で財閥は500兆円以上の資産をため込んで、太った豚のようである。彼らは自社株買いで莫大な資産を懐に入れた。日本銀行に株買いをさせて栄耀栄華をきわめて笑いが止まらない。三井や三菱の破産の危機はゼロだ。

43兆円をばらまく必要性もまたゼロである。政治の眼は、貧困と福祉低下にこそ向けられなければならない。だれも異論などない。軍靴などもってのほかである。バイデンに頭をなでられて浮かれる首相は、この日本にいらない。43兆円の戦争準備をやめることが、民意である。

「宏池会の政策は国民の合意形成を前提にしている」とは池田隼人内閣の官房長官をした黒金泰美が、筆者の愚直な問いに直々答弁した内容である。岸田よ、宏池会会長を名乗るのであれば軍靴政策は、直ちに返上しなければならない。神道政治連盟・日本会議を恐れる必要はない。

 

<人権侵害の極めつけ・マイナ首輪制度は赤紙=中止せよ!>

大バカ者で無知の代表である筆者は、マイナンバーカードについて友人(元自民党大物秘書)に言われるままに登録した。最近このマイナンバーカードが、全国民のひも付きの犬猫レベルの首輪であることが判った。極めつけの人権侵害である。

登録を解消した。受付の市の担当者も率先して協力してくれた。「2万ポイントをもらってからにしては」という親切なアドバイスもいただいたが、善は急げとばかり登録を抹消した。

思うに人間は自由に生きたい、これが最高である。東芝病院で命を奪われた次男正文は「鳥になりたい」と言っていた。「自由こそが人間を尊厳の根幹である。少しぐらい貧しくても自由の価値がはるかに、はるかに大きい」と叫ぶ人間でありたい。正文は父親の背中を見てくれていたのだ。

冷静になって考えると、この首輪制度はかつて廃案になった総背番号制度そのものである。21世紀の赤紙だ。赤紙を知らない18歳の高校生は、ネットで調べてほしい。

すでに自治体は、18歳向けに頼まれもしないのに自衛隊入隊運動を始めている。許されざる人権侵害の違法行為であろう。無知そのものの18歳に対して、人殺しの世界に追い込む自治体を理解できない。狂ったのか。異臭を放つ自治体は千葉県だけではないらしい。全国知事会に元自衛官の宮城県知事が就任した。これも怪しいのではないか。国民よ!政治の動向には監視が不可欠である。

 

<宏池会の護憲リベラルは国民の合意政治を基本>

いま木原誠二の重大深刻な事件が発覚した。インターネット社会最大のニュースである。その木原を「岸田は訪米に同行する」という予想外の報道が通信社から流れた。事実だとすると、岸田の命運は尽きると見たい。

政治は結果責任で判断される。43兆円計画を具体化した木原を、改めてバイデンに紹介したいというのであろうか。間違いであってほしい。岸田が43兆円計画を強行するの出れば、日本国民は許さない。主権者によって葬られるだろう。

野党は絶好の倒閣の機会を手にしたことになるのだが。昼寝をしていないことを祈りたい。43兆円+マイナ赤紙作戦+木原事件=岸田丸は浸水して沈没必至!小沢一郎は岩手で昼寝をしていられないだろう。国民は目を覚まして目の前の日本をしっかりと監視し、それぞれの立場で自由に暴れるしかない!健闘を祈る!

2023年8月18日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

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