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2023年7月 5日 (水)

本澤二郎の「日本の風景」(4855)

本澤二郎の「日本の風景」(4855)

<神社祭礼に自治会費は「信教の自由」に違反=神道は猛省不可欠>

 侵略戦争を推進した国家神道は、戦後になっても反省謝罪もせずに神社本庁という一宗教法人として生き残った。初めて書くが、東京・品川区のマンションで医療事故の次男を介護するため10年ほど暮らした。300世帯ほどの大型マンション管理組合の理事長など役員をしたときの出来事を報告しよう。

 

 

 近くの鹿島神社の祭礼に、組合管理費から寄付をほぼ強制させられていた事実を知った。さっそく自主的な住民の判断に任せることにした。結果はせいぜい10人ほどで、金額もわずかだった。背景に自治会からの要請が存在した。

 一度、自治会に首を出してみた。資料に祭礼寄付を見つけたので、憲法上特定の教団への寄付は許されない、と指摘したが駄目だった。憲法の政教分離・信仰の自由について自治会役員の頭は理解出来なかった。

 自治会を牛耳る役員が、神道の信者(氏子という)であることに気付かなかった。背後の神社本庁のことも、そしてそこが自民党の神道政治連盟の選挙基盤であることも。不勉強な凡人ジャーナリストは面倒だとばかり、追及を諦めてしまった。

 

 

 清和会の森喜朗が「日本は天皇中心の神の国」という大馬鹿発言をして政権が破綻したことなどすっかり忘れていた。そして森の後継者らが神道政治連盟の会長など中枢を占めて、神社本庁と一体であることさえも知らなかった。いわんや神道と統一教会が強く結びついている教団仲間であることも、安倍が銃撃されるまで理解してなかった。

 

 

 最近のLGBT法案でブレーキ役となった改憲軍拡の右翼が神道政治連盟であることを、米誌が初めて指摘して納得した。断固たる男尊女卑の「家父長制」であると、友人の法律家が解説してくれた。その通りだが、これがムラ社会の掟で、抵抗すると村八分の世界であることにようやく気付いた。

 

 

 近年は自治会を提訴する民主的な動きが出てきた。また、自治会の中から神社を提訴する動きも。京都の三大祭りを知らないが、関係する自治会はそのための積み立てや寄付を強いられていたことに反対する動きも。「時代祭」でそれが裁判になって、初めて注目した。むろん、信仰の自由を約束している憲法に違反する。

 

 

<日本の民主主義を否定する神道の神がかり的な掟>

 男尊女卑・家父長制は神道の掟だった。戦後の足尾銅山労働者の首切り反対裁判で初めて知ったことだが、鉱山の坑道に女性は入れないという掟が存在していた。土俵に女性が登れないという掟も知ったばかりだ。まさに原始のカルト教そのものである。

 

 

 生理のある女性を「けがれ」と決めつける掟も。要するに男女平等の近代法と真逆の掟が神道なのだ。清和会の安倍後継問題で、安倍に入れ込んで政治活動をしてきた極右・高市早苗は「安倍の後継者はいない。いまも安倍の魂はこの世に存在する」というおかしすぎる理屈を口にしていると報じられた。

 現代人は理解不能だ。

 靖国神社参拝派の非科学的論理でもあろう。「天皇のために死んだ者は英霊」だとも決めつける。到底現代人の頭脳では理解できない。京大の著名な歴史家は「神道は原始のお祓い宗教レベル」と喝破した。納得である。

 

 

 原始のカルト教と民主主義は、並行しているどころか正反対。日本の民主主義が健全に機能しない元凶なのだ。自民党の古さと反民主的な思想は、まさに神道の掟のせいである。その神道が日本政治を動かしている!

 日本に民主主義が根付かない根本的な理由である。祭礼寄付はその典型的な原因の一つなのだ。笑ってやり過ごすことは出来ない。憲法違反なのだから。

 

 

<神社本庁・神道政治連盟は襟を正す時>

 宗教法人の一つでしかない神道は、中国の道教などが朝鮮半島から伝わって日本で「天皇教」として生き残ったのであろうが、皇室の服装から見ると朝鮮の王朝にそっくりである。

 昭和天皇の葬儀を見聞した韓国大使館報道官が「我が国の王朝とそっくり」と語っていたことを記憶している。長崎県対馬の博物館展示品は、韓国のそれとそっくりだ。「天皇家は朝鮮から渡ってきた」という事実は、いまでは公然の秘密である。

 

 

<京都三大祭りの「時代祭」訴訟=神社本庁は公金横領中止宣言出すべし>

 京都の「時代祭」訴訟に驚いたが、国民の間に戦後70年を経てようやく憲法認識が生まれたことは、感銘を覚える。法律家は、みな仰天しながらも市民の勇気に感謝している。

 ムラ社会での村八分を恐れる弱者市民は、田舎だけではない。都会もまたムラ社会である。日本文化の最悪の恥部は、神道の氏子信者の暴走である。

 自治会は地方の役所と連携している。神道の指示が自治体に反映される。無能無責任な地方議員の上層部を、自民党の神道政治連盟が掌握している。神社本庁の横暴が生まれることになる。

 

 

 自治会費からカネをくすねる違法行為は、ムラ社会ではよほどのことでも起きない限り抵抗する住民はいない。その一角を京都の自治会は法廷闘争で天下に知らしめた。快挙だ。

 分かりやすく説明すると、神社本庁の公金横領事件である。神社本庁の腐敗其のものだろう。女性職員の地位についても問われている。この機会に自治会費(地方によっては区費)をくすねる行為は、統一教会の金集めと変わりないのだから、キリスト教徒や仏教徒は声を上げるべきだ。

 

 

 神社本庁は、全国の神社に対して民主を貫くよう自治会費強奪?を中止する宣言を出す時である。強く訴えたい。

 

 

<神道政治連盟は統一教会韓鶴子の家来だった!?>

 滑稽千万な話題が波紋を広げている。統一教会の女ボスがいたく自民党の神道政治連盟のトップともいえる岸田文雄に対して「岸田を呼んで教育をしろ」と日本人幹部の前で命じた。日本から金を巻き上げろ、とも豪語した。

 安倍銃撃事件を忘れた言動である。

 

 

 神道政治連盟は統一教会の子分だと信じ込んでいる。悲劇的な日本人家族からの財産強奪事件に対して、彼女は反省も謝罪もしない。東芝など日本財閥と同様である。

 

 

 機能不全の日本の戦後民主主義について、その元凶であるムラ社会を強いる神社本庁・神道政治連盟にメスを入れる必要があろう。

2023年7月5日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

先鋭的で攻撃的な物言いは、かつてのオウム真理教を彷彿とさせる。

旧統一教会(世界平和統一家庭連合)の教団トップ、韓鶴子総裁(80)が6月末に教団内部の集会で語ったとされる発言について、共同通信やTBSが報じた。「日本は第2次世界大戦の戦犯国家で、罪を犯した国だ。賠償をしないといけない」「日本の政治は滅ぶしかないだろう」「岸田総理や日本の政治家を韓国に呼びつけて、教育を受けさせなさい」報道された音声データによると、韓総裁とされる人物は、日本の幹部ら約1200人を前にこう語気を荒げたという。

産経が時代祭訴訟関連報道

京都三大祭りの一つ、時代祭の行列参加を巡り、費用の一部を自治会費から積み立てていた自治連合会の一つに対し、住民の一人が「信教の自由」を掲げ、支出の差し止めを求める訴訟を起こした。確かに京都には数多くの寺社や関連祭礼があり住民との結びつきが強い半面、それが伝統行事か宗教行事なのか、といっについてた境界はあいまいな部分も

 

 

全国的に人口減少や地域住民の入れ替わりが進む中、京都に限らず、自治会費の使途の透明性や地元寺社の祭礼との関係性などに問題意識を持つ人は少なくないだろう。今回の訴訟の行方には他の自治会関係者も関心を寄せていたといい、宇野会長は「一つの解決の形として、われわれのやり方を知ってもらえれば」と話

 

 

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