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2023年7月12日 (水)

本澤二郎の「日本の風景」(4862)

本澤二郎の「日本の風景」(4862)

<笹川ギャンブル利権・大阪カジノ万博=維新は安倍清和会別動隊>

 胡散臭い関西人脈というと、子供が70人もいるという右翼・笹川良一の

異次元子供の産めよ増やせよだけではない。70人の真偽はともかく日本一の子だくさんに違いない。自民党内では「元首相でさえも笹川の子供」などと真顔で語られている有様だ。愛人は数知れず、官房副長官の木原誠二も足元に及ばない。

 問題の統一教会の文鮮明をすごい指導者だと公然と持ち上げた人物は、笹川と福田赳夫。自民党最大派閥の清和会は、福田が創立したもので、黒幕は岸信介と笹川だった。

 

 

 以前多少触れたが、岸内閣で労働大臣に就任した千葉三郎は、我が地元の政治家という関係から、駆け出し記者はよく国会の千葉事務所に立ち寄った。もう一人フジテレビ記者もいたが、のちに千葉が鹿内という右翼経営者に売り込んで入社させたらしいことが分かった。

 

 

 千葉は清廉な政治家で、東京帝国大学では岸より少し先輩だった。岸が首相になっても「岸くん」と遠慮なく呼んでいた。だが、笹川に対しては「笹川さん」。競艇ギャンブルで利権王国を築いた笹川は、自民党内タカ派集団の「素心会」を率いていた千葉に敬意の献金をしていたのかもしれない。

 笹川はギヤンブル利権を縦横に駆使して、統一教会だけでなく自民党最右翼の岸後継者・福田の清和会にテコ入れしていた。ここが福田の最大の恥部である。それが森喜朗から小泉純一郎を経て安倍晋三へと継承されてきた。笹川陽平が歴代首相をあごで使える理由だろう。

 

 

 この清和会人脈から枝分かれした改憲右翼政党が、大阪の維新であると断じたい。当初は橋下徹の口先にすっかり騙されてしまった。まともな弁護士だと信じて「無駄を省く」というセリフに乗せられてしまった。彼がいつもテレビやネットで大暴れしている背景が理解できなかったが、時間が暴いてくれた。

 

 

 維新の松井一郎の父親が、笹川の運転手をしていたことを耳にして、安倍の別動隊であることを確信した。同根の仲だった。同じ穴の貉である。

運転手というと、人によっては小馬鹿にする者もいるが、どうして運転手はボスの最側近の地位を手にすることが出来るのだろう。

 

 

 前にも紹介したことがあるが、やくざ代議士を生涯貫いた浜田幸一は、運転手の石井準一を参院議員に送り込んだ。今では参院自民党の幹部で、千葉県知事の黒幕を演じている。千葉県が腐る理由は、浜田の倅だけではないのである。

 現在の維新の代表・馬場伸晃は、自民党改憲派の中山太郎の運転手だったと、元参院議員秘書に教えられて納得した。そういえば、千葉三郎の運転手は、統一教会勝共連合の出身者だった。千葉の動向は、統一教会に筒抜けだったことになる。右翼政治家の指南役・安岡正篤が一目置いた千葉も脇が甘かった。千葉事務所の寺部かつ秘書の手前、女性を送り込むことは出来なかったようだが。

 

 

 変な方向に話が飛んでしまったが、維新の黒幕は笹川と笹川が面倒を見た統一教会ということになろう。笹川の恥部は、競艇ギャンブルを独占して膨大な不浄な利益を上げていることにある。遅すぎたが、日本財団や東京財団などに変身した怪しい財団にメスを入れるべき時である。野党が一丸となって笹川ギャンブル利権にメスを入れることが、民主主義の日本を再生させる第一歩と言えよう。

 内実を知っている小沢一郎の最後の仕事にしてはどうか。笹川城が崩壊すれば、統一教会も清和会も瓦解することになる。むろん、宗教法人の解散も。

 

 

<ストレートに批判できない前明石市長も情けない!?>

 橋下と松井の二人が妙な会社を立ち上げたという。カジノ・大阪万博の利権あっせん会社と見られている。これについて昨今、果敢な発言をして有名になった前明石市長の泉房穂がコメントしたとしてネットで話題になった。右翼に殺害された石井紘基の秘書をしていたという泉である。

 維新と笹川にメスを入れるか、と大いに興味を抱いたが、とんでもない勘違いをしてしまった。巨悪に対しては元石井紘基秘書といえども如何ともしがたいものか。

 

 

 過去に田中角栄が笹川金脈にメスを入れたが、その前に政権を投げ出してしまった。田中の秘蔵っ子と呼ばれたこともある小沢一郎が、立憲・共産・社民・れいわの統一チームで突進することを勧めたい。天の声であろう。笹川の不正を暴けば、公明党創価学会も同時にドブに落ちるだろう。

 公明党の国交省利権は、笹川利権そのものなのだから。

 

 

 日本の憲法はリベラル憲法である。民主主義の日本を政府・議会・司法に求めている。日本の民主主義の鍵を握っているのは、笹川退治と言っていいだろう。遠慮していると、この国は100%戦前回帰の日本になるだろう。既に岸田内閣はそこへと突進している。右翼暴力団を恐れるなかれ!野党のボンクラ議員には、目を覚ましてほしい。日本の民主主義は目の前にぶら下がっている!

2023年7月12日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

前明石市長・泉房穂氏
橋下徹氏&松井一郎氏のコンサル会社設立計画を批判「情けない気持ちになった」(スポニチ)

兵庫県明石市の前市長・泉房穂氏(59)が10日に自身のツイッターを更新。元大阪府知事・橋下徹氏(54)と前大阪市長・松井一郎氏(59)が設立を計画していたコンサル会社について言及した。 「これは“事実上の口利き”で、政治家としては、たとえ辞めた後でもやってはいけないことだ。そこまでお金に困っているわけでもなかろうにと、情けない気持ちになった」とツイートした。

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