本澤二郎の「日本の風景」(4822)
本澤二郎の「日本の風景」(4822)
<全国保険医団体連合会に続け!=マイナンバーを廃案にすべし>
毎日、東芝病院で窒息死させられた次男・正文が使用していた介護用寝台を使って休む。反省も謝罪もしない財閥・東芝(原発・武器弾薬企業)に向かって、声も出せなかった息子の無念を忘れないためでもある。
正文の遺言のような言葉は「僕は鳥になりたい」。鳥のように自由に飛んでみたかったのだ。今朝その記憶が蘇った。きっかけは全国保険医団体連合会。初めて聞く団体名だ。まともな医師の団体に違いない。
今日からでも遅くない。5、6割の無党派層もマイナンバーカードを廃案にする運動を開始しよう。悪法が成立しても廃案に追い込むのだ。
<東芝病院で窒息死させられた次男の叫び「ぼくは鳥になりたい」>
1%財閥・死の商人のための21世紀の首輪を受け入れては、憲法が保障した自由・人権を奪われ、この国は再びヒロシマとナガサキ、フクシマの放射能を浴びることになるかもしれない。その確率は90%以上であろう。
猿だって首輪を嫌い、外そうと抵抗を止めない。
貧乏学生が記憶している忘れられない学生歌「ボロは着てても心は錦」。清く美しく、そして自由に生きたい、それが人間である。幼児期のころ、空を飛ぶ飛行機を眺めながら「一度は飛行機に乗ってみたい」と思った。それは実現した。人生最後の夢は「世界一周旅行」だったが、これは興味も半減し、夢になった。
この国が財閥や日本会議に汚染されたためだ。1%国家では、99%の資産が財閥に握られてる。いまや武器弾薬に化けてしまっているのではないか。それでもゆでガエル日本人、無党派層でいいのか。腐敗した新聞テレビに嵌められてしまっている。
反骨の言論人がいないか、極端に少ない。識者は自己保全に走り、沈黙していて話にならない。人生最後の戦いは、戦争を阻止し、自由に生きたい。善良な医師団に続け、である。病院看護を放棄され、入院数時間後に個室に放置されて、窒息死した息子の無念を晴らしたい。キミたちも自由になりたいはずだ。2023年6月2日の参院本会議に向けて、異次元の言論戦を挑もう。
<首輪をはめられて喜ぶのは犬?猫でもいやがる>
人間の歴史は、自由獲得の戦いだった。日本国民も78年前に敗戦して自由になれた。国家神道と教育勅語から解放された。赤紙を燃やせる社会になった。
首輪をはめられて喜ぶ動物、生き物がいるだろうか。以前から犬を散歩させる空気が、田舎でも広がってきた。中には猫の首輪も。キミは首輪をはめられて喜ぶだろうか。それはあり得ない。人間は犬になりたくない。犬になって隣人にわんわん吠えて、戦争ごっこをしたい?ありえない。
確かに人間には残酷な一面がある。残酷な人間の多くは、誰かに首輪をはめられている、そのためである。
組織は社会にはびこっている。そこで安心を確保する人間がいるが、僕は組織も嫌いだ。ゴマスリ人間を偉いとは思わない。人権派弁護士の一言、それは「肩書のある人間に立派な人間はいない」。そういえば三権の長に品性のある人物がいない。
思うに、新聞社を飛び出し、自由人になれたことは幸いだった。「ボロは着てても」自由がいい。自民党の講演会で右翼派閥、やくざ代議士を非難して喜ばれたことも少なくなかった。これも自由人のお陰だった。
今一つだけ首を突っ込んでいるのは「日本記者クラブ」。ここでは拘束されることがない。いまはおかしすぎるが、昔はややまともな権威ある言論の組織だった。所詮、群れるのが嫌いな人間だ。
<「キミは戦場に狩り出されたいか」のか=21世紀の赤紙だよ>
凡人ジャーナリストはデジタルをよく理解しない。デジタルはいいことだ、だからマイナンバーカードの首輪をつけよう、という軽い気持ちでいた。人権派弁護士は「やめなさい」といわれ、少しハッとした。
元自民党代議士秘書にそそのかされて作成したが、最近は使用をやめた。安倍の自公内閣が戦争体制をつくり上げ、岸田が43兆円の戦争準備を始めたことから、これは危険千万と感じ始めた。
昨日最寄りの病院で医師に尋ねたところ、彼は「私はアナログ。最後の最後までやりません」と。そうか医師会は賛成していないのだ。「21世紀の赤紙は使用するな」である。そこに医師団が決起した。「使用するな。廃棄せよ」である。
<自由・民主主義を封じ込めるマイナンバーは百害あって一利なし>
永田町では誰もが岸田のことを、アメリカのポチと呼んでいる。彼は透明な首輪をはめられている。したがって、彼は真の自由を知らない世襲政治屋の一人だ。政治屋とは利権稼ぎが目的である。
彼は国内でも安倍や小泉、森がそうであったように首輪をはめられている。国家神道の復活を目的としている神社本庁と日本会議という不気味な組織の首輪をはめられている。安倍はそれ故に伊勢神宮サミット、岸田は厳島神社サミットを強行した。真っ当な宗教者は強く反発しているが、行動する勇気がない糞ったればかりだ。
岸田も自由が欲しい。それが年末の首相公邸でのどんちゃん騒ぎだった。主催した張本人は、倅ではなく岸田本人だったと、一部のメディアが写真付きで報じた。英国ロンドンでも同じようなことで、首相が首になっている。日本はどうなるのか。まだ国会は開かれている。
官房機密費と自民党国対費で野党を懐柔できるのかどうか。最近は悲劇的なことだが、野党が存在しない。櫛淵万里ぐらいだ。
自由と民主主義の最大の敵が、マイナンバーカードという国民に首輪をかける法律案である。野党が屈する、いやしくも悲しい場面を見せられる歴史的な日になるのかどうか。言論界は今もこの瞬間、ゆでガエルを決め込んでいる。
<小銭欲しさに判断を誤って所持した自由市民は使用禁止で抵抗>
凡人ジャーナリストは、身内にマイナンバーカードを知らせ入手させた。その後に「小銭を受け取れる」ことを伝えたが、彼女はそれを蹴飛ばした。品性を感じた瞬間である。
それでも鼻づらの人参に飛びついた心の貧しい国民は、かなりの数に上った。そこで言いたい。「使用禁止」である。従来のやり方を貫徹せよ、である。
<河野太郎を解任せよ!反河野の市民運動を立ち上げよ>
河野洋平をよく知っている。自民党を飛び出して「新自由クラブ」を結成した時は、取材していても格好がよかった。腐敗政党の自民党を飛び出したのだから、国民的人気は相当なものだった。
平和軍縮派の宇都宮徳馬が期待した政治家だったが、小選挙区制を受け入れた場面から失墜する。小沢もそうだ。河野の息子の太郎は、父親のような護憲リベラルの人ではない。その反対である。
目下、マイナンバーカードで健康保険証にするという触れ込みで、全国民に首輪をかける最高責任者。実に信用の置けない政治屋で、父親とは真逆の人間である。
日本国民の自由を奪い、民主主義を破壊する最高責任者である。改めてマイナンバーカードという首輪を考案した憎い悪党を知りたい。おそらく死の商人側の悪魔のような人物に違いない。法案が成立しても不使用という抵抗運動で、自公を退治し、廃案にすればいい。21世紀に首輪をはめるという愚かな人間がいるだろうか。
<真の改革は行財政改革に取り組め!=消費税も廃止し、経済を回せ>
真の改革は無駄と肥満の行財政の大改革を堂々と推進することに尽きる。健全な財政にする、財閥1%のためのアベノミクスをキレイさっぱり排除することである。
日本銀行を「物価の番人」に引き戻し、物価急騰を正すことである。円激安政策を直ちにやめさせ、国民に安心感を与えることに尽きよう。植田和男を即クビを撥ねるのである。真っ当な国民のための日銀総裁を選ぶことが、国民に幸せを送り届けるだろう。戦争準備などもってのほか。こんなに立派な憲法は、世界の宝である。
2023年6月2日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)
医師らでつくる全国保険医団体連合会(保団連)などは1日、国会内で集会を開き、健康保険証を廃止してマイナンバーカードに統一する関連法改正案の廃案を訴えた。法案は2日の参院本会議で可決、成立する見通し。保団連によると、医療機関では、マイナ保険証を使ったオンラインによる資格確認で、別人の医療情報が誤登録されていたり、情報照合できず「無保険扱い」になったりするケースが多数、判明している。
まだ突っ込み不足!玉川徹氏「マイナカードを100%にする為、保険証を人質に取った?」と河野デジタル相へ切り込む 保険証のマイナ一本化で。
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