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2023年6月

2023年6月30日 (金)

本澤二郎の「日本の風景」(4850)

本澤二郎の「日本の風景」(4850)

<諸悪の根源・小選挙区比例代表制を見直す時期到来!>

 この国の政治は極端に民意が反映されないため、極端な右翼神道政治が表面化して、全てが坂道を転げ落ちている。現行の小選挙区比例代表制こそが諸悪の根源である。杉田水脈という安倍好みの女性が、ただそれだけで国民の代表になるという信じがたいことが最近になってわかった。この一件を例示するだけで悪法であることが理解できる。

 深刻なことは、比例して言論界が衰退しているため、この悪法が今も存在している点だ。「派閥解消」を大義にしたが、派閥は塹壕にもぐってかくれんぼしていたが、昨今は公然と金集めから派閥人事が横行してる。しかも、言論の自由が崩壊して、自民党までが共産党や公明党のような不自由な政党に落ち込んでしまった。

 

 

 43兆円の戦争準備始動にも、与野党とも徹底的に議論し、阻止しようとしなかった。全政党が財閥・軍需産業の奴隷のようになってしまった。武器を放棄した非戦の憲法を真っ向から冒涜して恥じない。

 

 

 国権の最高機関が極右内閣に服従し、司法権が高見の見物をしている。「二大政党化による政権交代」も野党分散化に忙しい。現役組で一番責任を

問われているのは、小沢一郎であろう。猛省して中選挙区制に戻す責任があろう。民意が反映する制度にする重責を果たすことが、政治家の責任である。強く指摘しておきたい。石井一を見習う義務があろう。国破れて小選挙区制ありか。

 

 

<強行した時の首相・細川護熙はボケたか?>

 小沢や当時の新聞テレビも小選挙区制に踊った。結局のところ、小沢の傀儡政権のような細川護熙内閣が、当時の自民党総裁の河野洋平と、衆院議長の土井たか子を共犯に巻き込んで、いまの民意が反映しない、腐敗し放題の極右政治が現出した。「小選挙区制は腐敗を生む」(エール出版)を読め、といいたい気分だ。

 

 

 30年ほど前からだ。日本という国は、そのころから一気に衰退過程に突入した。資料・データが証明している。特に10年前の第二次安倍晋三内閣からの落ち込みがひどい。イカサマのアベノミクスは、いうなれば国民を奴隷にしたことだった。ゆでガエルの日本は、今だけカネだけ自分だけの為政者群が乱舞する日本となってしまった。

 

 

 最近選挙制度について議論する国会の場に、河野洋平と細川護熙が呼ばれ、現状について意見を求められた。河野は比例制について問題がある、と認めた。選挙区で落選した候補が当選するという非合理な、誰もが間違っていると感じている点について共有した。

 ところが、細川は今も問題はないと開き直った。小選挙区比例代表制を強行した時の最高責任者として、諸悪の根源との認識に反論した。

 「細川はぼけてしまったのか」と感じてしまった。焼き物にこだわる生活が影響したものか?殿様の家系が災いしたものか。浮世離れか。意外だった。

人間は誰も出自と関係している。庶民と閨閥社会で生きてきている人間の思考は違うのであろう。

 

 

<元自民党幹事長・山崎拓が「選挙制度の見直し」を力説>

 過去においてYKKと称された自民党3人組が存在した。加藤紘一・山崎拓・小泉純一郎だ。加藤が宏池会、山崎は中曽根派、小泉は福田派清和会の3人組は、カラオケをしたり、食事をしたりして政権獲得を目指した。可能性の一番手が加藤だったが、目的を達成したのは小泉。神道政治連盟の森喜朗が自民党右翼勢力を束ねて、小渕恵三の後継を手にした。その森の後継を小泉がそっくり懐に入れて悲願を達成した。

 

 

 加藤に賭けた山崎は今、小選挙区制下の自民党と公明党の連立に厳しい見方をしている。「自公連立で自民党の後援会組織はがたがたになってしまった。野党に国民受けするリーダーが登場すれば、自公は負ける」と厳しい。

 日本の政治・政治家の劣化は、小選挙区制下の自公連立とも決めつけている。平成の妖怪・中曽根康弘の薫陶を受けてきた山崎らしい分析は、確かにその通りだろう。

 よって諸悪の根源は小選挙区制を直ちに見直せ、である。月刊日本7月号のインタビューで快音を飛ばしている。

 

 

<平沢勝栄は公明党の支援はいらない!>

 同じ号で安倍の家庭教師で有名になった平沢勝栄も声を上げている。彼は、劣等生だった安倍が政権を担当したことが災いして、とことんといっていいくらい人事でいじめ抜かれた。その分選挙で苦労し、足腰を鍛えた。

 政界引退後に自由の身となった時点で、安倍についての秘事を語らせると面白い本が誕生するだろう。平沢は「公明党の応援がなくても選挙は勝てる」と胸を張った。

 そして「小選挙区制を改正せよ」と力説する。正解である。

 

 

<岸田の後見人・古賀誠も選挙制度を改めよ、と叫んでいる>

 この同じ雑誌で、岸田の後見人の古賀誠も、岸田の極右政治路線に衝撃を受けていたが、そのことからも小選挙区制批判を口にしていた。

 自民党OBは、政界を引退し、やや客観的に判断できる地位から、30年の小選挙区制度を振り返りながら、政治の劣化原因だと認識している。元社会党委員長の村山富市は、なおさら小選挙区制に怒りを覚えているに違いない。この雑誌の主宰者である亀井静香は「日米安保を破棄せよ」とも訴えている。

 

 

 小選挙区制を廃止して民の声が反映する選挙制度にして、日米安保を廃止する時が来た。自立する日本政治を確立すれば、政教分離の憲法で極右の神道政治連盟・日本会議の爆走も止めることが出来る!天の声だ。

2023年6月30日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

(参考記事)26日の協議会に招かれた細川氏は、「政権交代も実現し、穏健な多党制の中で機能している」、「同じ政党の複数人が、1つの選挙区で争う制度から変えたことが、政治とカネの問題の改善につながっている」などと現状を評価した。また、先週の会合では、河野氏が選挙区で敗れても比例代表との重複立候補で「復活当選」できることについて、「国民に支持されているのか」と疑問を呈したが、細川氏は「惜敗率の高い人が議席を得るメリットがある」と述べた。与野党は、2人の意見もふまえ、協議を続ける。

2023年6月29日 (木)

本澤二郎の「日本の風景」(4849)

本澤二郎の「日本の風景」(4849)

<コロナウィルスは米国で造られた生物兵器だった!>


人間は恐ろしい動物である。生き物の中で最悪の生き物かもしれない。「今だけカネだけ自分だけ」という悪魔のような人種は確かに存在する。

 中国思想の原点は人の行い、人の道を説くことに力を尽くした。修身・人間学である。他人に迷惑をかけない品性のある人が、人々の幸せを先導できる。これが基本であるが、野心家の集まりである政界・財界にはいない。官界には少しいると思っていたが、官界にもいない。学界・宗教界にも。

 

 

 冒頭の見出しは事実である。確信をもっていえる。コロナウイルスは米国製の生物兵器だった!米国のファイザー社はイカサマのワクチンを自国民のみならず全世界にばら撒いた。日本でも莫大なカネで購入したが、詳細は闇だ。明らかにしない。厚労省の役人さえも告発していない。これも悲しい。

 命を取られた国民やこれから副作用で泣いていく人々のことを考えると、いたたまれない。しかし、現実に起きたし、起きている。

 

 

 そして今日本国民の首に、自由を奪う首輪(マイナンバーカード)をつけるという。小心者で愚か者の筆者は、返納してきた。いま気付いて返納する国民が急増している。秋には「マイナ解散」が待ち構えている。無党派層が目を覚ませば、悪政は暴露されるだろう。河野太郎と加藤勝信は真っ先にA級戦犯となろう。

 

 

<コロナワクチンは暴利を得るための悪魔ビジネスの陰謀か>

 幸い友人らの警告を受けていたものだから、ワクチンを打たなかった。こちらはかろうじて危機を乗り切った。

 敵は生物兵器だ。変異するから打つ手がない。開発した米国の大学の研究室も特定されている。中国で再び感染が拡大している。日本でも沖縄などで起きている。これが動物にも打たれているとも。

 人込みでのマスクは必要かもしれない。生物兵器の源流は、日本軍の731部隊ではないか。このデータをすべてアメリカに渡して、悪魔の日本軍医師団は、天皇ヒロヒトと同様に命拾いした。

 コロナウイルスは中国の武漢だ、とわめいてきたワシントンの諜報機関は遂に「結論を出すことは出来ない」といって逃げた。「犯人は米国」と決めつけることなど彼らには出来ないのだから。武漢は被害者である。

 

 

 真犯人は、ワクチンで空前絶後の暴利を得た人物・組織・企業を洗えば、特定できるだろう。大掛かりな捜査が始まろう。

 

 

<デイビッド・マーティン博士の正義と勇気に感謝>

 どなたかが待ち構えていたYoutube動画を送信してくれた。本ブログに貼り付けたので、読者すべてに拡散してもらいたい。

 それにしてもデイビッド・マーティン博士の見事な分析に感銘を覚えてしまった。彼の正義と勇気の発言は、ずっと隠ぺいされてきたようだが、それでも各国政府の工作を振り切ってようやく我が家にも届いた。

 悪魔の組織的な陰謀が完結した時点で、Youtube動画が漏れだしたものか。博士のURLを開いて真実を掴むことで、犯人と共犯者らに鉄槌を加えるべきだろう。殺人罪だ!

 悪魔は第二のコロナウイルスで空前の利益を懐に入れる、それを阻止するためにも真犯人を捕まえなければならない。イカサマのワクチンを「打て打て」とわめいた日本政府と与野党の責任は重い。どう責任を取るつもりか。国・地方・医師会・企業その他の共犯者の責任は、これまたたとえようもなく重い。

 

 

 民主党大統領候補に名乗りを上げたロバートケネディJrが、この問題で体を張って反対してきたことを、日米メディアは封じ込めてきたが、彼の正義の行動は見直されるだろう。既に泡まつ候補から脱した。バイデンを破って大統領になるかもしれない。

 

 

 彼の命がけの行動で日本の米軍基地を閉鎖すれば、日米安保も破棄へと突き進む。自立した平和国家を誕生させたい。

 

 

<ファイザーなどワクチン企業の犯罪を克明に証言=日本政府も共犯者>

 「万一ワクチンを打つならファイザーがいい」と考えたときもあったが、とんでもない間違いだった。正直なところ、ワクチンを打たなくてよかった。

 大事なことは各々が免疫力を高めることだ。菌に対して抵抗力をつける。筆者はミノファーゲン製薬の「キョウミノ」。漢方薬で知られる甘草だから、副作用がほとんどない。生前の宇都宮徳馬社長は毎日キョウミノ注射をしていた。

 

 

 問題の生物兵器は武漢製と思わせてきた。現にワシントンは陰に陽にチラつかせて中国いじめに狂奔していたが、無駄なことだった。問題のファイザーに投資した輩暴利の流れを明らかにすれば犯人を特定できるだろう。そのファイザーと取引した日本政府関係者も特定できる。

 秘密は隠せない21世紀だ。博士の執念の努力に再度敬意を表したい。

 

 

<安倍のお庭番・加藤勝信厚労相も万死に値する?>

 日本政府は加藤勝信厚労相に疑惑が集中している。

 「ワクチンを打て打て」と叫んできた安倍晋三の側近だ。清和会関係者は「安倍家のお庭番」で知られる。

 

 

 悪魔のワクチンに飛びついて、空前絶後の大金を使って購入したコロナワクチンを輸入した加藤は、マーティン博士の説明にどうこたえるか。答えることが出来ないだろう。共犯者の野党議員も追及しない?

 コロナワクチンは生物兵器だ。人込みではマスク、手洗いうがいも忘れない方がいい。

2023年6月29日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

https://twitter.com/ShortShort_News/status/1662818171886383104?t=EAx61nrVHZjmH7zghfeZCg&s=09&fbclid=IwAR15K1XVMRQTxz442TBGA84TzDegunfS72qLFf2qkNd21hahdbNVu1NNiP8

http://honzawajiro.cocolog-nifty.com/blog/2023/06/post-d5c028.html

デイビッド・マーティン博士

@DrDMartinWorld

は、コロナ初期から巨大詐欺として告発してきた勇気ある知識人です。

2023年6月28日 (水)

本澤二郎の「日本の風景」(4848)

本澤二郎の「日本の風景」(4848)

<宗教法人の税優遇なくし、消費税ゼロが喫緊の課題>

 日本の前途は危うい。30年前から坂道を転げ落ちている。特にこの10年はひどい。超格差の社会まで出現し、そして超借金をしながら軍事大国へと突き進んでいる清和会政治。そのためのマイナンバーカードで国民に首輪をはめて、若者に「産めよ増やせよ」とわめいている。

 

 

 この機会に真っ先に手を付けるのは優遇税制を廃止することだ。庶民生活を豊かにするために消費税をゼロにする。廃止することで、状況は一変するだろう。米国でも実施している竹中平蔵のような富裕層からしっかりと税金をいただく。これだけでも日本社会は明るくなる。軍拡を止めれば、もうそれだけでも43兆円を福祉に回して、貧者を救済できる。どうだろうか、まずは宗教法人から始めると、もうそれだけで財政は元気になる。乱暴な国債発行という将来にツケを回す売国奴政策を止めることが出来るだろう!消費税はゼロだ。

 並行して行政と財政の大改革を進めれば、市民生活は安定する。まずは健全な宗教改革の断行を来年度から実施すればいい。

 

 

<安倍銃撃事件が統一教会から創価学会など宗教優遇が露見>

 史上最低の安倍晋三内閣が幕を引いて、それでも第三次内閣への野望を抱いていた矢先の1年前に狙撃手に命を奪われと、それまで闇に隠れていたカルト宗教法人が国民の前に引きずり出された。

 統一教会国際勝共連合による宗教的な呪いをかけ、資産家などから財産をすべて巻き上げていた恐ろしい、本当に恐ろしい実態がさらけ出された。

 神道政治連盟の安倍は、統一教会の安倍でもあった。それは安倍の祖父の岸信介や笹川良一が企てた策略を暴いたことになる。政教分離違反のカルト教団による政党は、公明党どころか自民党もそうだった。

 神社神道は戦前の国家神道だ。侵略戦争を強行したカルト教団が、その後に統一教会と創価学会を巻き込んで、カネと組織力で実に3分の2の議席を掴んで、独裁政権のように暴走してきた。

 最近理解するようになったのだが、宗教法人の神社神道がムラ社会の根源として存在し、民主主義社会を腐らせてきている。たとえば神社は、祭礼と称して自治会費や区費から市民のカネを巧妙に吸い上げている。それだけではなく神道の行事をあたかも市民の行事として押し付けていた。

 ムラ社会とは神道ムラ社会のことなのだ。人びとは神道の信者である氏子を強要されている。こんな恐ろしい宗教は世界に存在しない。人びとから宗教の自由を奪っている可能性もある。

 統一教会のカネ強奪事件にばかり人びとは注目していたのだが、その主義主張は神道政治連盟のお先棒をかついでいたのである。安倍の別動隊の維新と同じく、神道の別動隊でもあった。等しく天皇教で統一されている。

 要するに戦前の天皇制国家主義の復活である。これに財閥がぶら下がると、まさしく戦前回帰そのものとなろう。

 今機会を逃さず宗教法人からも例外なく法人税を取ることが不可欠だ。日本税制の最大の欠陥解消だ。議会の居眠りは許されない。

 

 

<背後の笹川ギャンブル財団の国交省利権も浮上>

 安倍事件は、60年代のA級戦犯をあぶりだした。統一教会をテコ入れした中心的な人物は、岸と笹川である。岸の後継者となった福田赳夫の文鮮明(統一教会教祖)礼賛論は、いまもYoutube動画に流れている。笹川はまんまと運輸ギャンブル利権(競艇)を懐に入れ、福田の清和会に資金を流してきた。

 このことは清和会最大の恥部である。昨今は笹川陽平が君臨しているが、彼の広大な別荘地帯は、オウム真理教の兵器工場のあった場所。そこに安倍以下、森喜朗と小泉純一郎、麻生太郎を呼びつけて大宴会をしていた映像も、これまたYoutube動画に流布している。

 森は五輪疑獄の中心人物で知られるが、森の事務所は笹川財団が提供していることも判明。いまは笹川ギャンブル財団が清和会を操っていると指摘できる。不気味この上ない。

 

 

<神道政治が民主政治の根幹を捻じ曲げていることも表面化>

 一度だけ安倍晋三とインタビューしたことがあるが、彼は「爺さんは民主主義をまるで理解していない」と口を滑らせた。安倍の家庭教師の平沢勝栄は、安倍家と岸家の秘密をまだ多く知っているだろう。

 「神風」や「現人神」を信仰してきた戦前派は、海軍主計中尉だった中曽根康弘も同様で、彼もハナから平和憲法を否定していた。何でだったか忘れたが、彼が首相の時に吐いた一言は「憲法にもいいことも書いてある」と。彼も憲法を読まないで首相になっていた!

 戦前派の思考は、敗戦しても忠君愛国の教育勅語・神道ムラ社会から抜け出そうとしないで民主主義を理解しなかった。自民党の護憲リベラルは敗退する運命にあったのか。いまも「神風」が脳裏を占拠している自民党議員。それは自衛隊にもこびりついている。

 日本における民主主義は根無し草でしかない。憲法は最高である。よく読んで憲法を定着させる日本国民でなければなるまい。

 

 

<21世紀の日本宗教改革(政教分離臨時調査会)の時>

 宗教改革というと、16世紀のマルティン・ルターを思い出すが、日本は優遇税制を廃止し、信者から無理やりに財産を強奪するようなことを禁止させる。その点では創価学会も問われている。

 この機会に日本の宗教改革を断行する、そのための臨時の調査会を設置してはどうか。金集めと脱税の教団を禁止するのだ。このことだけでも世の中は明るくなるだろう。

2023年6月28日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

以下に参考記事紹介

622日、『報道newsランナー』(関西テレビ)で放送された、「宗教法人」に関する報道が注目を集めている。番組では、神社や寺などの宗教法人が売買されている現状を指摘、仲介するブローカーにインタビュー取材をおこない、その実態に迫っている。ブローカーによると、売りに出されるのは、休眠状態にあり、「単立」と呼ばれる、どの宗派にも属さない宗教法人。インターネットではさまざまな寺や神社が数千万円から数十億円で売買されている様子がうかがえる。それらの宗教法人を買うのは、おもに脱税や節税目的の会社経営者や、相続税逃れを目的とした人だという。宗教法人は、年間収入が8000万円以下の場合は非課税、固定資産税なし、原則として相続税もかからない。その税制優遇を悪用するのが目的で、外国籍でも宗教法人になることは可能だという。

2023年6月27日 (火)

本澤二郎の「日本の風景」(4847)

本澤二郎の「日本の風景」(4847)

<マイナンバーカード(人間の首輪)は独裁者の支配装置=人権侵害で

憲法に違反、百害あって一利なし>

 日本人は知恵がない。なさすぎる。最高の憲法を手にしながらそれを活用しない。行政のみならず、司法も議会も腐りきって、健全な判断が出来ないでいる。言論界も三権の腐敗に連動している。お話にならない2023年。

 

 

 偉そうなことを言う資格などないが、今の日本には民主主義が健全に機能していない。立派な憲法を生かそうとしないで、侵略戦争を推進してきた国家神道と財閥に権力を委ねて自暴自棄に陥っていることに気付かない。

 

 

 人間に首輪をはめるという統治手段は、独裁者のやる悪魔の支配装置で、歴史を中世の奴隷社会に引き戻す行為である。日本の現行の健康保険も運転免許証も本人確認の証明書で十分である。目を覚ませ!河野太郎という大バカ者は責任を取って、首輪社会をやめて辞任すべきだと忠告したい。

 

 

<首輪をはめられて喜ぶ人間はこの世にいない>

 首輪をはめて喜ぶのは独裁者一人である。99%は反対だろう。犬・猫・猿など生き物は、みな反対である。いわんや自由に思考する人間が、喜ぶはずはない。

 首輪をはめて喜ぶのは、ストレスや物理的暴力などなどで精神が狂った者だけではないだろうか。狂信的なカルトの信仰者もそうかもしれない。自民党清和会・神道政治連盟の「神の国」信仰者もそうかもしれない。

 普通の健全な人間は「首輪NO」である。その必要性がない。あるとすれば戦前の侵略戦争体制復活に狂奔する輩たちだ。間違っていたら反論をしてもらいたい。21世紀を生きる日本人の発想ではない。

 

 

 近くにおしどり夫婦という近年では聞いたこともない家庭がある。夫婦を仲を取り持っているのは、やさしく美しい精悍な大型犬だ。数日前に高い塀を作った。犬は首輪から解放され、両足を蹴って飛び跳ねて喜んでいる。 

 岸田もワシントンの首輪を外せば、まともな政策が目に入るかもしれない。神道政治連盟の統治行為の間違いが分かるかもしれない。

 

 

<多くの国民が分かってきている=返納急げ!>

 凡人ジャーナリストは法律家のような知識も才能もない。彼らの世話になって知識不足をカバーしている程度の老人である。

 指摘を受けて急ぎマイナンバーカードを返納した。窓口の女性職員は、いやな顔一つしないで、むしろとても親切に応対してくれた。返納する市民が多い証拠だ。「2万円ポイントをもらった後でもいいですよ」という説明に貧者は心が動いたが、自宅から往復1時間もかかる。その間、交通事故の不安もあるので断った。

 

 

 河野太郎も同じことをしてはどうか。返納する健全な判断が出来るかどうか。麻生派のおかしな派閥で発言し、特に小泉進次郎らを説得して返納させてはどうか。それを実践すれば、河野洋平に免じて自民党総裁選に推薦してもいいかもしれない。

 すごい世論調査結果が飛び出した。改憲原発派内閣をとことん支援してきた政府系広報の読売新聞と日本テレビの合同世論調査で、岸田内閣支持率が大きく下がった。実際はもっとであろう。ということはマイナンバーカード批判は、トラブル続きというよりも、それ以前から「人間の首輪」に反対する国民が多くいる証拠である。これは健全な野党に対する激励であろう。

 秋に「マイナ解散」へと追い込むと自公3分の2の壁を突き崩すことが出来る。無党派を選挙に参加させる鍵を、21世紀の赤紙に相当する岸田・神道政治連盟の首輪作戦を破壊できる。おわかりか?

 「立民のボンクラ党首は無理かな。共産党も狂っているからどうかな」との指摘もあるが、マイナ解散ほど野党に好機をもたらす材料はない。「山を動かせる好機到来」である。

 

 

<売国奴の日銀・日本資産は買いまくられ国民は海外にも出られない!>

 もう一つの日本の危機は、ボンクラな植田和夫の日本銀行が、前任者の黒田東彦の国民の資産を財閥に奪い取らせるアベノミクスという金融政策を継承して、本来であれば1ドル100円程度の為替レートを、なんと120円、130円、140円と円激安政策を強行している。

 

 

 日本政府が露骨な円安政策を強行して、財閥と株屋と外国の投資家へと流し込んでいる。原因はゼロ金利と超金融緩和という円刷りまくり政策を10年以上も継続して、日本売りに狂奔している。肝心の行財政改革を忘れて、役人のみならず政治屋に世界一の高額報酬を付与している。こんな悪政に与野党議員が満足している、まさに腐敗堕落を象徴している。

 

 

 最近の超株高は、100%の確立で間もなく下落する。円激安が国民生活を破綻させ、自殺者を増加させて、輸入大国を沈没させている。それを黒田に次いで植田までが強行している。連中は売国奴そのものである。

 自暴自爆の岸田内閣は、沈没日本にかこつけて、ウクライナ支援などに金を運んでいる。亡国の極みである。これを漫然と許す言論界と与野党である。もはや論評するに値しない。国が破れている!それでもそれでも物価の番人は目を覚まさない。狂ってしまった日銀と自公内閣の今である。

 

 

 統一教会も萩生田も高市ら悪党議員もほくそ笑んでいるが、それがいつまで続くのか。日本に愛国者はいないのか!

2023年6月27日記(反骨政治評論家)

 

 

メルカリに「日本の風景」10巻5セット限定で出品!

 

 

(新聞報道)新藤義孝政調会長代行は6月25日午前のNHK番組で、来年秋に現在の健康保険証を廃止してマイナンバーカードに一本化する政府方針について「国民の不安が払拭され、きちんとした形ができることが大前提だ」と述べた。

同じ番組に出演した立憲民主党の長妻昭政調会長はマイナンバーを巡るミスが多発していることを念頭に「あまりにもずさんで、来年秋の廃止ありきで進んでいる」と反論。一本化の中止を求めた。これに対し、新藤氏は「事務を合理化すれば国民負担が軽減され、利便性が増していく。心配の点は受け止めるが、だからといって(一本化に対して)戻れや止まれというのは、ちょっと議論が違う」と強調した。

いま人類は地球破壊を止めることだ!

香港(CNN) 世界最高峰エベレストなどの山が連なるヒマラヤ山脈の氷河は、今世紀末までに最大80%が融解し、住民に甚大な被害を及ぼす恐れがあるとの研究結果が発表された。ヒマラヤ山脈周辺国が参加する政府間機関、国際総合山岳開発センター(ICIMOD)の研究チームが、西のアフガニスタンから東のミャンマーまで約410万平方キロの地域が気候変動から受ける影響を調べ、20日に結果を発表した。それによると、ヒマラヤ山脈とその北西のヒンドゥークシュ山脈の氷河はこの10年で、2010年代より65%速く融解が進んだ。すでに気温上昇の影響が出ていることがうかがえる。同センターが19年に出した報告した報告書では、世界の平均気温の上昇を産業革命前と比べて1.5度以内に抑えるという目標が達成されたとしても、ヒマラヤの氷河は少なくとも3分の1が消失すると予測されていた。

 

 

日本の男尊女卑をなくすことが基本!

栃木県日光市で開かれた先進7カ国(G7)男女共同参画・女性活躍担当相会合は25日、共同声明を採択して閉幕した。声明は、ロシアのウクライナ侵攻などを非難し、「危機的状況下の女性と女児の権利後退に強い懸念を表明する」と記した。

神道の時代錯誤で馬も悲鳴!

伝統を重んじることにより祭馬に苦痛を与えた」などと訴えている。県警は受理の可否を検討する。告発状を提出したのは長野県に拠点を置く「Life Investigation Agency」。告発状によると、今年545日に多度大社で4年ぶりに開催された上げ馬神事で、馬を素手やむちでたたいたなどとしている。神事の様子を写した動画で虐待行為を確認したという。

 上げ馬神事は、馬が坂の上に設置された土壁を越えた回数で農作物の豊凶などを占う伝統行事。最近十数年で馬計4頭がけがをして安楽死させられていたことも分かり「虐待ではないか」との批判が出ていた。

 

 

2023年6月26日 (月)

本澤二郎の「日本の風景」(4846)

本澤二郎の「日本の風景」(4846)

<間もなく寿司も食べられない=アサクサノリもピンチ=東電汚染水>

 日本の原子力ムラ(経産省・文科省・原発メーカー・電力会社など)は、311東電原発の放射能汚染水(猛毒トリチウム)を福島沖の太平洋に投棄する。そのために国際原子力機関も買収を強行する構えだ。ただでさえプラスチックごみで海水も魚介類も汚染して安全とは言えない。そこに生き物を殺す猛毒トリチウムを垂れ流す。今夏にも強行する計画だ。内外で反発が強まっている!

 

 

 日本料理の代名詞の寿司が食べられなくなる!代わりに原子力ムラの悪魔や鬼が食べるのであろうか。健康に生きたい人間は、食べたいけど食べない。寿司どころか魚介類全てから逃げ出すしかない。既に国民の中には、覚悟をして商品の一部を買いだめする動きも出てきている。

 

 

 こんなことがあった。嘉悦女子短期大学で教えていた青木君が、銀座の寿司屋の若旦那と結婚した。記念にそこで寿司を食べた。元警視総監の秦野章さんを囲んでの寿司会となった。ほかに森美秀秘書の山崎秘書や元千葉県警本部長の渡辺一太郎秘書の石井さんなども来てくれた。青木君も喜んでくれた。今どうしているか。フクシマ問題で泣いているのかもしれない。

 

 

 東京湾で採れるアサクサノリもピンチだ。正月の焼きもちに海苔は欠かせないが、東京湾には首都圏から水洗便所からの大量の汚水が流れ込んでいる。

筆者は以前から人間の大小便を牛や鶏のフンのように、肥料として農地で使用することを訴えてきている。化学肥料を止める。その分、健康的な野菜や穀物を生産することが出来るのだから。

 

 

<米にもプラスチック汚染水が!>

 最近になって千葉県袖ヶ浦市林地区の知り合いから「農家は全農の指導で自動田植え機で苗を植え付ける時、同時に肥料を撒いている。この肥料は

水に溶けるプラスチックで包んでいるため、水田そのものがプラスチック汚染水となって米に吸い取られる。のみならず水田水は、河川から海に流れ込んでいる。このことだけでも大変。君津郡市の民営化した広域水道水は飲めない。40万市民が被害を受けている。これは全国的に行われている。えらいことだ」と深刻な話を聞かされたばかりだ。

 

 

 房総半島に限らない。水田のプラスチック汚染水被害もただ事ではない。このことをまだ誰も指摘していない。米軍基地からの有毒物使用の事実に驚いていると、さすがに米兵は日本の水道をそのまま飲んでいないこともわかった。安全な日本の水道水はかなり危うい。

 

 

<カツオのダシを業務スーパーで数年分購入した主婦も>

 最近届いた地元のニュースに「カツオのダシを数年分買いだめした主婦がいる」というのである。業務スーパーの大きな商品だから、軽く数年持つだろう。

 「もう海のモノは食べることが出来ない」と腹をくくっている主婦の存在に驚くばかりだ。カツオのダシは高知県産に違いないが、新しく入荷したものは要注意というのである。

 

 

 北海道の昆布類も同じようなことが起きるかもしれない。筆者は寿司も好きだが、Youtube動画には着色料や防腐剤を使った寿司のネタが少なくないらしい。北海道のなんとかという回転寿司は、8月前は大丈夫らしい。一度これで腹を膨らませたいものだ。

 もう10年前からフクシマ産の魚介類、野菜、米に手を出す国民はいない。おそらく産地偽装で売り出しているはずだ。そうだとすると、放射能汚染食材を提供する日本政府と自治体は、戦争の人殺しと同じである。風評被害では全くない。

 

 

IAEA国際原子力機関を買収した日本の原子力ムラ!?>

  以前にも書いたはずだが、今から10年以上前に中国の学者が「中国には安全な食材がない」といってこぼしていた。その後に中国の農業漁業関係の官僚たちは、安全な外国に移住する者が多いとも聞いた。どっこい毎日見ているYoutube動画は、日本の食料も危険が一杯であることを知らせている。健康な食べ物がないのだ。「早く死ね」とは、コロナワクチンだけではなく、日々の食事が人々の命を削っているのである。

 

 

 地球を破壊して暴利を手にする財閥群、人殺しを任務とする各国の軍隊によっても、人間の寿命は日々削られている。科学技術が人間を殺しまくっている。従って科学者に善良な人間が一人もいないことになる。

 いまはNATOや日本などから追い詰められているロシアの独裁者が、核のボタンをいつ押すのか?という恐怖が人類を脅かしている。

 

 

 日本政府・原子力ムラは、フクシマの教訓を忘れている。永田町の政治屋集団も同じである。不思議なことに日本学術会議の中にも真面目な学者が一人もいない。声を上げない。

 日本政府はこっそりとIAEAに手を回した。証拠はないが、間もなく猛毒トリチウム汚染水を「安全」と言い張るはずだ。買収にいくらかかったのか?秘密は必ず漏れてくるだろう。IAEAも金で動く。日本の外務省の反論を誰が信じようか。韓国では太平洋諸島にも連携を呼びかけている。

 

 

 中国は国際機関で公然と政府の立場として海洋投棄に反対している。日本を旅する外国人にも影響を与えるだろう。国内外の世論が東電の強硬策に反対している。それでもやるのか。

 大幅に値上げされる電力料金は、IAEAにも流れるかもしれない。これほど不道徳な国も珍しい。

 

 

<安倍・森の神道政治連盟「神の国」もIOCを買収して汚染を隠して東京五輪強行>

 東京五輪疑獄は、まだ記憶に残っている。石原慎太郎・安倍晋三・森喜朗の台湾派トリオが強行したことを、多くの国民は知っている。IOC国際オリンピック委員会を買収して実現した腐敗五輪として歴史に残るだろう。

 大嘘と買収五輪強行策に筆者は返上論を書いた。するとライブドアブログが使用できなくなった。ついで「権力に屈せず」で対抗した。新聞テレビは屈して声も上げなかった。それどころか五輪利権に食らいついていた。これが日本言論の正体だった。

 

 

 案の定、五輪疑獄にフランス検察が動いた。まだ捜査しているようだ。日本の検察は、安倍が銃で撃たれて亡くなると、雑魚を逮捕してお茶を濁した。本丸は森喜朗だ。神道政治連盟の極め付きの腐敗事件だったのだが。

 今回のフクシマ汚染水垂れ流しにも大金が流れていると断じたい。ともあれ寿司も食べられなくした犯人は、岸や笹川が育てた自民党清和会・神道政治連盟か。怒りを覚えてならない。

2023年6月26日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

2020東京五輪返上が正義!<本澤二郎の「日本の風景」(3265)
<違法行為(買収)と人類を欺く大嘘(詐欺)に大義ナシ>
 もはや一刻の猶予も許されない。急ぎ決断して、返上するのが日本人の正義である。2020東京五輪のことである。
 日本は開催する資格などない。

2023年6月25日 (日)

本澤二郎の「日本の風景」(4845)

本澤二郎の「日本の風景」(4845)

<矛盾だらけの日米ロ中の前途は混沌=改憲軍拡日本もSOS

 毎年のことだが、この季節に破れそうな軒下に蜂が巣をつくる。スズメバチという巨大な蜂だから、刺されると大変なことになる。運が悪いと命を落としかねない。今年も巣を見つけた。棒でつついて落としたが、間もなく今度はごく普通の蜂の巣が。それが二つも。初めてのことだ。地球環境が壊れて気象変動の影響を受けている証拠かもしれない?

 

 

 人間社会を俯瞰して眺めてみると、各国とも2022年に始まったロシア・ウクライナ戦争に振り回されている。各国の為政者は、プーチンを見習って独裁者となって権力を乱用するものだから、矛盾がいくつも膨れ上がる。あちこちで地雷が爆発する。ワルの暴走だ。日本も平和憲法を破壊する天皇制国家主義・神道政治連盟の一団が永田町で蜂起して久しい。

 

 

 昨日はロシアの内乱勃発の報に世界各国は振り回された。矛盾の暴発かと世界は注視した。「プーチン独裁もおしまいか」と期待を持たせたが、間もなく萎んだが、クーデターまがいのことは、どこの国で起きる。地球を破壊した人間社会の殺し合いに突っ込んだ岸田文雄の日本も例外ではない。その最たるものが、マイナンバーカードで主権者を凍結させようとして、危険極まりない。

 

 

<船頭多くして船山に登る=ロシア軍部の内紛にプーチンお手上げ>

 矛盾は戦争を仕掛けたロシアで表面化した。命知らずの民間軍事会社ワグネルは、いうまでもなくプーチンの懐刀のような別動隊として、一番の手柄を立てていた。これに国防省の正規軍が反発、双方で内紛が始まった。

 いわば「船頭多くして船山に登る」たとえを地で行くようなものだ。ワグネルに武器弾薬を流さないという意地悪に、ボスのエフゲニー・ブリゴジンが怒りの反旗を掲げ、すわっクーデターかとウクライナの黒幕であるワシントンのバイデンを喜ばせた。

 

 

 しかし、プーチンが「裏切り者を成敗する」とブリゴジン逮捕をテレビ演説でわめくと、プーチンにまだ利用価値があると判断している仲間が仲裁に入った。 

 

 

<不発に終わったロシアの内乱=ベラルーシ大統領が助け船>

 プーチンは、しばらく後になって隣国ベラルーシのルカシェンコに感謝の電話を入れた。ブリゴジンはルカシェンコの説得に応じて内乱は未遂に終わった。

 ふと岸信介や笹川良一らが芽を出させた安倍晋三の別動隊・維新や統一教会国際勝共連合のことを思い出した。先の統一地方選で躍進した維新は、自民党と公明党の地盤を食い荒らし始めた。維新の「身を切る改革」というスローガンは、今の時代にぴったりと合っている。

 昔の自民党であれば、即座に行財政改革を財閥と一緒になって突進する。しかし、3分の2議席に胡坐をかいてしまった自公にその気はない。その間隙を縫って維新は、庶民の心の中に浸透した。

 いまの日本の自民党から共産党までが、世界一の血税を懐に入れて、文字通りゆでガエルの生活をして、民衆の生活苦に見向きもしない。政治屋と公務員だけがコロナ禍の中でも、優雅な暮らしを送ってきている。

 

 

 民意をつかみ切れていない政党に国民は怒っている。それでも国会議員や地方議員を削減しようという真っ当な叫びを聞かない。自民党から共産党まで昼寝から覚めない。議会で体を張って抵抗する議員を懲罰動議に掛ける既成政党の政治屋集団でしかない。それでいて岸田内閣は、マイナンバーカードで民衆を縛り付けるものだから、国民の怒りは爆発寸前である。

 

 

 プーチンも別動隊の怒りを理解していなかった。危うく殺害される場面でもあった。冷や汗を流した数日であったろう。むろん、ワグネルの暴発を食い止めても、まだどうなるのか、先は読めない。日本もまたロシアの隣国である。プーチンは日本に対しても「裏切り」と認識している。プーチンの危機は、核のボタンに手が近付いている証拠でもある。

 

 

<米国も中国も経済は厳しい。矛盾は膨らむ一方でピンチ>

 米国の大統領選挙の行方も混沌としてきている。相変わらず物価急騰と倒産失業ストに追い込まれて、人々に暗い影を投げかけている。当初はバイデンとトランプの2回戦を予想していたマスコミの大統領選判断も狂い始めた。

 民主党の泡まつ候補扱いにされていたロバートケネディJrが彗星のようにワシントン政界に浮上して「アメリカンデモクラシーの確立」を叫び始めた。若者と戦争嫌いが選挙対策本部を固めるだろう。

 日本でいう護憲リベラル派である。オバマ政権の副大統領だったバイデンはというと、そのころから息子と二人でウクライナや中国で利権アサリをしていたことが発覚し始めている。

 アメリカ・日本株も危うい。

 

 

 中国はコロナ禍の3年間、経済活動を止めたことによる悪影響が、すでに表面化している。人々の生活不安は、習近平不信へと昇華している。物価高もきつい。強権体制がいつまで継続するのか。若者の失業は深刻であろう。

 中国人民はそれでも耐えているようだが、限界もあるはずだ。日米は台湾有事というデマを流し続けている。しかし、そのような余裕などないし、その気もない。台湾独立派の暴走も想定できない。台湾の政治は、均衡が取れているのだから。公園を畑や水田にしているとのネット動画は、中国を知る者にとって痛々しくて見て居られない。

 

 

<学者馬鹿・日銀の円激安政策と超株高に国民も怒り天を突く勢い>

 自国の通貨を意図的どころか露骨に下げている日銀の金融政策は、まさに悪政の典型であるアベノミクスだ。今も学者馬鹿によって強行している。日本の価値をがんがんと引き下げて、輸入大国を滅ぼしている。

 円の価値を高く引き揚げようとしても無駄なことだが、引き下げるには政府が借金借金を山のようにして国債を発行すればいい。それを日本銀行が10年前から引き受けて、円を山のように印刷してきた。

 安倍の配下の黒田東彦の悪の手口を、いまの植田和夫も平然と推進して、超物価高の日本に変質、更なる超格差社会にしている。「物価の番人」という重大な責任を日銀は放棄して10年だ。許せない!

 ツケは弱者の民衆である。庶民大衆だ。輸入大国の日本政府がこれを強行しても恥じない。人々の生活を破綻させている。労働者は倒産や不況でいつでも首を斬られる。小泉内閣の竹中平蔵の新自由主義が今も大手を振って財閥株屋を太らせている。

 日本もまた人々が戦争の恐怖と共に、爆発する超物価高の経済環境に追いまくられている。これまた耐えられる限界を越えてしまった。マイナ解散目前の政局が始まっている!

2023年6月25日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

2023年6月24日 (土)

本澤二郎の「日本の風景」(4844)

本澤二郎の「日本の風景」(4844)

<78年経っても沖縄をいたぶる神道政治連盟の改憲超軍拡政権>

 沖縄の人たちの運命は悲惨すぎる。敗戦後78年経っても鋼鉄の首輪をはめられて、自由に行動さえも出来ない。「ヤンキーゴーホーム」という言葉さえも忘れてしまっている?6・23沖縄慰霊の日に顔を出して形だけのあいさつする岸田首相にソッポを向いてあきれ返る沖縄の人々。これが毎年の行事となっている。秋口マイナ解散が岸田の念頭にあるのだろう。今では野党も公明党創価学会も、戦前の神道政治連盟・日本会議に服従しているようで、正直なところ哀れをかこつ。

 沖縄の新聞でさえも昨今、迫力がないのに驚く。糸満市摩文仁の平和祈念公園を善良な日本人は、まともに向き合うことなど出来ない。「ヒロヒトの日本軍」の盾になって殺害された20万人の悲劇の死者に対して、「また日米政府は台湾を第二のウクライナにしようとしている」と真実を伝えることが出来るだろうか。4人に一人の沖縄の人たちの命を奪われても、現人神から象徴天皇になったヒロヒトは「沖縄を自由に」とマッカーサーに言ったという史実も明らかとなっている。

 これでは天皇制に無関心だった凡人ジャーナリストも沈黙ばかりしていられない。神道政治連盟が操る自民党と自公維内閣は、台湾有事作戦を見据えてワシントンの産軍体制を巻き込んでわめき始めている。

 反共主義は勝手だが、二度と沖縄を戦場にしてはならない。「岸田の発言は胸に響かない」と摩文仁の慰霊碑に集まった遺族の本心が心に響く。

 

 

<沖縄慰霊の日に知事にも会えない満洲人脈の哀れ岸田文雄>

 防衛軍事費GDP比1%を突破した中曽根・改憲軍拡内閣を経て、岸田超改憲軍拡内閣は2%43兆円計画を閣議決定し、驀進している。その関連法案を次々と自公維民で成立させた。今国会60本法案のうち58本を成立させたと胸を張る岸田文雄に対して、ワシントンから「岸田軍拡は私の説得によるものだ」とバイデンが鋼鉄の首輪の威力を誇示してきた。

 岸田売国奴内閣を暴露させられたことに政府は、格好が悪すぎてあわてて「言い過ぎだ」とクレームをつけた。むろん、撤回など考えてはいない。日米産軍体制の成果が本当のところだ。

 玉城デニー知事は近く北京に行くという。その足でワシントンへ飛んで、ロバート・ケネディJrと会見すべきだ。沖縄基地閉鎖の確約を内外に鮮明にすることの政治的効果に目を向けたらいい。この辺の感度が弱いのが悲しいのだが。

 案の定、沖縄全戦没者追悼式に顔を合わせながら、岸田は知事との会見さえできなかった。鋼鉄の首輪を点検されるのを嫌がったのだ。安倍晋三もそうだったが、神道政治連盟・日本会議の「神の国」信者としては恥ずかしくて顔を見せることも出来なかったのだろう。

 

 

<高校生の詩「過去を学び未来へ、世界へ届け」も耳を塞いだ首相?>

 沖縄の高校生が詩を朗読した。

 歴史の教訓を学んでいない岸田文雄に向けて声高らかに「過去を学び、未来に生かしていく」「それを世界にも届けて戦争を起こさせない」と叫んだ。岸田は耳を塞いでやり過ごしたのだろうか。

 三権の一つ、行政の頂点に立つ首相に向かって非戦の憲法を守って沖縄を平和の島に戻してという当たり前の主張に対して、岸田は「西南諸島のミサイル基地化」を記者団に語って聞かせた。これが森喜朗の「神の国」に噛みついた宏池会OBの加藤紘一とは真逆の岸田文雄だった。

 

 

 祖父の岸田正記は、岸信介の満洲人脈の一翼を担って満洲と台湾で暴利を懐にした人物だったことがようやく判明した。文雄は銀のスプーンで戦争を知らない、歴史を学ばない、憲法を冒涜し、護憲リベラルの宏池会の真髄を忘却した隔世遺伝の人間だった。

 

 

<バイデンの鉄の首輪で政権は安泰?その先には秋のマイナ解散が>

 A級戦犯の岸信介と同じ戦前の商工官僚・椎名悦三郎は、外相時代に日米安保の米国を「番犬さん」と呼んでいた。精一杯の皮肉でもあったろうが、いまや日本の43兆円が「ワシントンの番犬」へと急上昇、米極東戦略において日本が米国の番犬になった!既に安倍時代に自衛隊を米国の戦争に差し出す悪法が自公で強行成立している。

 ありえない台湾有事においては、真っ先に自衛隊がワシントンの番犬になって血を流すという。そのためのマイナンバーカードだ。そのための「産めよ増やせよ」なのだ。

 こんなに割の合わない日米関係を清算することが、日本の再生を約束する。

日米安保の破棄である。その突破口が「マイナ解散」だ。秋の臨時国会が国民とまともな野党の正念場となる。無党派の結集次第で実現する可能性があるのだが。

2023年6月24日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

誰かさんがFBメールを送信してきたので貼り付ける

 

 

岸田家は中国の人々を大量虐殺し土地を奪った

人類史上最悪の戦争犯罪人一族! 柳条湖事件とは何か?

1931年(昭和6年、民国20年)918日、満洲(現在の中国東北部)の奉天(現在の瀋陽市)近郊の柳条湖(りゅうじょうこ)付近で、大日本帝国の関東軍が南満洲鉄道(満鉄)の線路を爆破した事件である[2]。関東軍はこれを中国軍による犯行と発表することで、満洲における軍事展開およびその占領の口実として利用した。>

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9F%B3%E6%9D%A1%E6%B9%96%E4%BA%8B%E4%BB%B6

 人類史上最悪の「ウソの開戦理由」だ!!なぜ、関東軍は自作自演をやったのか!?

 板垣征四郎、石原莞爾の裏に広島の不動産屋がいたからだ!ちょび髭の極悪人の名は、岸田正記。画像①岸田文雄の祖父だ! 画像②占領とは今まで暮らしてきた人たちを虐殺し土地を奪うことだ!岸田正記は土地を奪い「元手0円」で満州で賃貸業を始めた。なぜ、この男が東京裁判で絞首刑にならなかったのか!?満州の商店はどうなっていたのか?普通なら、国内で実績抜群の白木屋、高島屋が満州に進出するでしょ?しかし、岸田正記は岸信介と結託した!日本には一軒もない「幾久屋」百貨店を満州に作った。「既得権益を排除する」というヒトラーの「疑似社会主義」思想だ! かくして、ファシスト・岸田正記は巨万の富を得た。

<東京・千駄ヶ谷の穏田にあった岸田の邸宅は白亜の洋館で、「穏田マンション」と呼ばれた[10]。これは東京で「マンション」と呼ばれた初めての建物であった[10]。>

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B2%B8%E7%94%B0%E6%AD%A3%E8%A8%98

 ここで「銀のスプーン」をくわえて生まれてきたのが岸田文雄!

ジュリアーニ市長
FBIはなぜ調査しないのか?

https://www.bitchute.com/video/AOKrCNPq2HCT/

 

 

2023年6月23日 (金)

本澤二郎の「日本の風景」(4843)

本澤二郎の「日本の風景」(4843)

<野党に好機到来!「マイナ解散」で自公体制と互角の勝負!>

 ここ10年以上日本の民主主義は危機に瀕したまま推移してきた。原因は明白だ。野党と言論の死に体にある。6月21日に閉幕した今国会は特にそうだった。日本の心臓部が近代化を阻止するカルトの神道ムラ社会に起因している、そのためだとあえて断じたい。

 

 

 火の車の財政破綻寸前の日本政府が、武器弾薬を放棄した非戦の憲法を踏みにじって、43兆円もかける驚天動地の戦争準備に対しても、言論界もゆでガエルの野党も、命がけの阻止行動をとるという健全な対応をしなかった。そうした中で、当たり前の阻止行動をとった者を懲罰動議に賭けるという非道な対応を見せて国民の顰蹙を買った。

 本来の国会であれば、今頃は岸田内閣は存在していなかったろう。あたかもナチス・ヒトラーのワイマール体制崩壊を印象付けている。言論も議会も健全に機能しなかった。この国は神道政治連盟・日本会議とワシントンの首輪をはめられた属国首相に引きずられたまま国会は幕を閉じた。

 

 

 しかし、いま立ち止まって日本列島の様子を眺めると、野党に好機到来ともいえる政治環境が生まれてきている。国民の首に首輪をはめるマイナンバーカード問題である。国民の人権を奪うための巧妙な罠であることを、人びとは理解するようになってきたことだ。

 岸田の解散を阻止した原因は、マイナカードへの国民の怒りの不信だった。おそらく90%前後の国民は、マイナの首輪に疑念を抱き怒り始めているはずだ。

 

 

 「マイナ解散」に追い込むことで、消滅寸前の野党は自公維と互角の戦いをすることが出来る。立民有志・共産・れいわ・社民が候補者を一本に絞って「マイナ廃止」公約で自公維と対決すれば、国政を左右する無党派層が決起して、自公体制を過半数以下に抑え込む可能性が出てくる。

 

 

<国民の総意は戦争向けのマイナンバーカードの首輪大反対>

 国民の自由、とりわけ言論表現の自由を拘束するマイナンバーカードを喜んで受け入れる国民はいない。事情をよく説明すれば、まず99%が反対するだろう。

 凡人ジャーナリストは今やっと目が覚めて、これの廃止に向けた返納を呼びかけている。コロナワクチンの手口にも似た罠だった。戦争志向の野蛮かつ危険な死の商人の暴利作戦の一環である。

 

 

 プーチンの独裁体制でも兵役に狩り出される若者たちは、こっそりと国外に逃亡している。ゼレンスキーも同じ悩みを抱えている。戦争の帰趨は兵員確保・動員力だ。マイナンバーカードによる首輪作戦に取り組む河野太郎元防衛相の野心に呆れるばかりだ。

 やくざ代議士の倅と河野太郎は同じ穴の貉か。自由に生きたい、鳥になって空を思い切り羽を伸ばして飛ぼうとする自由国民を拘束するマイナンバーカードという恐ろしい野望に国民は、いまようやく気付いてきた。解散を封じた岸田不支持の最大の理由である。

 

 

 マイナ解散こそ野党に好機を与えている!

 

 

<戦争体制の布石に気付いた女性や若者、むろん歴史を知る老人たち>

 息子や孫のいる法律家は、もうかなり以前からウクライナ・ロシアの戦争を気にしながら、家族の前途に暗い闇を感じていた。そこに2万円ポイントのニンジンをぶら下げたマイナンバーカードの登録運動が表面化した。人びとは我先にと登録しようと役所に駆け込んだ。なぜそこまでやるのか、といぶかった。

 「ここまでやる狙いは何か」「しかし、共産党までボーッと眺めているだけで、本気で反対さえしていない。どういうことか」「息子や孫たちの将来はどうなるのか」「政府はバイデンのポチになってゼレンスキーにテコ入れしている。おかしい、憲法違反を公然とやらかしているのに新聞も書かない。野党も追及しない」などと気をもんでいた。

 マイナンバーカードという魔のカードに気付かない凡人ジャーナリストは、さっさと登録してしまったのだが、43兆円問題とその後の少子化対策という「産めよ増やせよ」に政府の野望にやっと気付いた。そうか国民すべてに首輪をはめろではないか。危機対策・緊急事態向けの首輪、すなわち人間である日本国民すべてに首輪をはめる。神道独裁者の発想である。

 極めつけの人権侵害、日本国民から自由を奪い取る死の商人の作戦ではないか。日本人に首輪!こんなことはどこの世界でも行われていない。ドイツでは違憲として排除したというではないか。

 

 

 昨日の外電は、43兆円超軍事大国論はバイデンの手柄と報じたのだが、日米の産軍体制の成果だと分析するのが正しい。



 

620日、米国のバイデン大統領は、カリフォルニア州で開いた支持者集会で、日本の防衛費の大幅増額をめぐり、自ら岸田文雄首相に働きかけた成果だったとアピールした。「日本は長い間、軍事予算を増額してこなかった。しかし、どうだろう?
私は、議長、大統領、副議長、失礼、日本の指導者と、広島を含めておそらく
3回、異なる機会に会い、私は彼(岸田首相)を説得し、彼自身も何か違うことをしなければならないと確信した」北大西洋条約機構(NATO)は、加盟国に対国内総生産(GDP)比2%の防衛費確保を求めている。バイデン大統領は「日本は、軍事予算を飛躍的に増大させた。日本が欧州での戦争に関心を持ち、ウクライナへの支援に貢献しているのはいつ以来か?」とも述べ、日本のウクライナ支援強化も、自らが引き出したものだとアピールした。読売新聞が報じた。バイデン大統領は20225月に来日し、岸田首相と会談。523日、バイデン大統領との共同記者会見で岸田首相は「私から、日本の防衛力を抜本的に強化し、その裏づけとなる防衛費の相当な増額を確保する決意を表明した」ことを明らかにした。岸田首相は、バイデン大統領から「強い支持」を得たと説明。さらに「日米で安全保障、防衛協力を拡大、深化させることで一致した。バイデン大統領からは、日本の防衛へのコミットメントがあらためて表明された」と言及していた。同年531日には、参院予算委員会で、共産党の小池晃書記局長から「防衛費増額は対米公約か?」と問われ、岸田首相は「我が国が主体的に決めるものであり、けっして対米公約ではない」と否定していた。そして同年12月、岸田政権は、2023年度から5年間の防衛費総額を43兆円程度とすることを閣議決定。現行の計画から1.6倍に積み増す、過去最大の増額となった。防衛費増額に向けた財源確保法は、616日に成立。その直後に、バイデン大統領の発言が飛び出したかたちとなった。立憲民主党の米山隆一衆院議員は622日、自身のTwitterにこう書きこんだ。《岸田内閣の日本の国力に合わない、無理やりな「財源なきGDP2%への防衛費倍増」は、独自の積み上げでもなんでもなく、アメリカの説得(押し付け)によるものである事が、公開されてしまいました。これは、岸田総理の国会での答弁にも反します。国民に対する裏切だと思います》

<小沢一郎が目を覚ました!野党統一候補で自公候補に鉄槌か>

 小選挙区制による政権交代を声高に叫んできた小沢一郎にとって、ようやく「マイナ解散」という好機が舞い込んだ形だ。

 昨今の立憲民主党は風前の灯でしかない。2代続いたボンクラ党首で消滅寸前の場面で、やっと出番が訪れた格好である。彼の事務所が発信するFBは筆者のパソコンにも届いてきている。適切な岸田批判は、泉健太という若者の言論をはるかに凌駕して適切だ。

 民意をくみ取っている。金丸信時代の小沢でないことが分かる。いま「この指とまれ」と声を上げた。野党統一候補作戦を実施に移す構えだ。共産党も山本太郎、福島瑞穂ら反自公統一候補で対決する。「マイナ解散」に追い込めば、互角の戦いが可能である。

 既に53人が手を上げたという。年齢的にも最後の最後の決戦に賭ける。

野党一本化でマイナ廃止を旗印にすれば負ける勝負ではない。

 

 

<マイナンバーカードをぶっ潰し戦争を止めろ!> 

 命がけの勝負をするつもりだろう。大いに期待したい。「マイナ解散」でマイナを撃墜するのである。ついでに43兆も廃止、原発のすべての廃炉も公約すれば、7割から8割の有権者を取り込むことが可能だ。小沢・志位・山本・福島の大いなる歴史的決戦となろう。党利党略・個利個略を排除することで、成功率は高くなるだろう。乾坤一擲の勝負は、秋の臨時国会か。

 「マイナ解散」は国民の自由死守の戦いとなる
。眠っていた護憲リベラルの無党派も目を覚ますだろう。カルト教団の極右少数派に敗北するはずはない。流れは変わる!

2023年6月23日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

(朝日)マイナンバーカードを健康保険証としても使う「マイナ保険証」の利用者の半数以上はメリットを実感できず――。21日に開かれた厚生労働省の中央社会保険医療協議会で、実際にマイナ保険証を使っている人への調査結果が明らかになった。

 

 

2023年6月22日 (木)

本澤二郎の「日本の風景」(4842)

本澤二郎の「日本の風景」(4842)

<人間を犬扱いする首輪(マイナンバーカード)を外せ!>

 いま凡人ジャーナリストは大いに反省している。そのため汚名挽回の記事を連発している。マイナンバーカードのことである。多くの日本人もこれに強く反発している。2万円の人参を鼻先にぶら下げられて、その日ぐらしをしているような貧者も生きるために飛びついた。

 いま慌てて突っ返している。ニンジンはポイントだから政府は返却を求めることが出来ない。役所の窓口も対応がいい。役所の職員も声は出さないが、強く反発している。

 

 

 小学生でもわかる。人間の歴史は自由の戦いそのものであった。奴隷社会や封建社会も打倒し、独裁者の桎梏を打ち破る壮絶な歴史を刻んで勝ち取った尊い価値そのものである。後進性の残滓がこびりつくアジア諸国では、現在もそのために戦っている人民がいることを忘れてはならない。

 人間と自由は、まさに不可分のものであろう。切り離すことが出来ない。日本は敗戦を経て貴重な自由を勝ち取ることが出来た。財閥と軍閥と国家神道を排除して掴んだ自由である。

 

 

 歴史を学べなかった国民でも、これくらいのことは判る。戦後の占領政策をなじる輩は、全てが国家神道と財閥と軍閥の関係者であろう。唯一の失敗は、日米軍事同盟を締結させられたことだった。今なすべきは日米安保の破棄である。沖縄などの基地閉鎖だ。ワシントンの首輪を外すことが、この国を自立させる。非戦の外交力で生きる日本へ舵を切ることが、世界から戦争をなくすことが出来る、その先達となれるのである。

 

 

 自由を手にした日本国民を、再び首に縄をかけるようなマイナンバーカードは、憲法の名において排除しなければならない。

 

 

<21世紀の赤紙を非戦と人権保障の憲法は容認しない!>

 戦前の日本は天皇制国家主義のもと、国家神道・教育勅語・天皇現人神でもって人々を洗脳した。そうして赤紙一枚で300万人の若者を犬死させた。

 信じがたいことだが、天皇のために死ぬことが最高の日本人だと信じ込ませ、日々自宅の神棚と無数の神社と靖国と皇居に遥拝させて、その結果、赤紙一枚で戦場に狩り出された。

 

 

 マイナンバーカード作戦の恐ろしい策略は、43兆円の戦争準備と結びついている点である。さらに「産めよ増やせよ」の少子化対策とも連動している。この一連の策略は、死の商人そのものといえる神道政治連盟・日本会議の野望を裏付けて余りあろう。

 この恐ろしいほどの死の商人の手口について、誰も口にしていないが、指摘すると誰もが頷いてくれる。昨日は首都圏で介護施設をしている元自民党秘書が電話してきた。

 「マイナンバーカードを登録してきた」というものだから、どうしてかと尋ねると「ポイント2万円のことを知ったので」という。ニンジンに引っかかったのかと情けない気分になったが、彼は「2万円ポイントを懐に入れた後に返納します」と答えた。説得する手間が省けて安心してしまった。

 彼は本心から「とんでもない制度だ」と指弾した。

 日本の憲法は非戦の憲法である。加えて人権保障の憲法だ。どっちに転んでも国民の首に縄をかけるような、国民の自由を奪う政府の戦争準備を禁じている。自民党内からも勇気ある発言が飛び出してきた。支持者からの反発の強さを物語っている。

 繰り返す、21世紀の赤紙はいらない。断固として蹴散らせ、それが天の声である。

野党の覚醒を強く求めたい。

 

 

<河野一郎の孫の太郎は安倍晋三や岸田文雄と同じ穴の貉>

 A級戦犯など戦争責任を問われて追放された悪人の息子や孫が、依然として権力を握っている日本政治。腐敗堕落する政治に日本経済は沈没している。自民党支持率が大きく下がると、公明党創価学会が権力の一角に食い込んだ。矢野殉也によると「国税の監視を弱体化させる思惑で自民党と連立した公明党創価学会」。

 公明党もまた腐敗政党である。無知な国民も気付いてきたが、評論家の佐高信は「公明党を批判しない言論人はニセモノ」と発売中の「月刊日本」7月号で吠えている。公明党創価学会のカネに屈している言論人ばかりだ、ということらしい。

 

 

 マイナンバーカード推進の責任者である河野太郎の評判がガタ落ちだ。彼は父親と違って武器弾薬や戦争準備が好きらしい。体質は祖父の河野一郎に似ているのだろう。安倍晋三・岸田文雄と同じ穴の貉か。

 日本国民を首輪で抑え込もうとしているが、護憲リベラルの父親は倅を教育する力を失ってしまっているのだろう。人間は老いると、頭脳も衰え、狂うのかもしれない。民意が反映しない小選挙区制を強行した時の自民党総裁として知られる。民意をくみ取れない老人に成り下がってしまったのか。倅は国民に敵対して人々の自由を奪おうとしている?

 これは野党にとって好都合である。「マイナ解散」に持ち込めば、自公体制は間違いなく崩壊する。確率の高い予想である。

 

 

<戦前の天皇制国家主義復活を断じて許してはならない!>

 明治政府が確立した「近代国家」とは、およそ近代と無縁の「天皇制国家主義」という侵略国家体制だった。日清・日露戦争は、大英帝国のテコ入れで勝利し、調子に乗ってしまった天皇ヒロヒトは、おそらく中国の皇帝になろうとして侵略の駒を大陸に向けた。その結果、欧米諸国と激突して敗退した。

 

 

 神道には、想定も出来ないカルトの「神風論」があるらしい。調子に乗ることが趣味らしく、およそ孫子の兵法を知らない。岸田も河野も自民党極右の清和会も、調子に乗って神風に賭けているのだろうか。天皇制国家主義復活派は、ワシントンの支援でアジアを制圧したいという、狐のような妄想に取り付かれているのか。

 そうは問屋はおろさない。日本国民はマイナの首輪問題で覚醒している!

2023年6月22日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

全国保険医団体連合会は21日、マイナンバーカードと一体化した保険証(マイナ保険証)を使える医療機関の65%でシステム上のトラブルを経験したとする最終集計結果を発表した。 (民放テレビ)岸田文雄総理大臣:「デジタル社会への移行のためには、国民の信頼が不可欠です。政府を挙げてコロナ対応並みの臨戦態勢で、国民のマイナンバー制度に対する信頼を一日も早く回復するべく、政府・地方自治体・関係機関一丸となって全力を尽くして下さい」
 
21日、設置されたマイナンバーカードの総点検本部。デジタル庁、厚労省、総務省などで構成され、司令塔役は河野太郎デジタル担当大臣が担います。

2023年6月21日 (水)

本澤二郎の「日本の風景」(4841)

本澤二郎の「日本の風景」(4841)

<ムラ社会と神道政治連盟・日本会議の「神の国」原始ムラ>

 長野県中野市で発生した4人殺害立てこもり事件に関連したYoutube動画を見て、ぞっとしながらも「ムラ社会」の恐怖と脅威に気付かされた。ムラ社会という言葉は、一般になじみはない。確か田中角栄の秘書だった東京タイムズ政治部の先輩・早坂茂三の口から一度聞いた記憶がある。

 

 

 田中の選挙区は新潟県。長野県からトンネルをくぐると雪の新潟県が待ち構えている。そこが早坂の言う、票取りの厳しさを裏付けるムラ社会という。ムラの掟はいかなるドリルでも穴をこじ開けることが出来ない。それは21世紀の今の日本でも、とYoutube動画のムラ社会で生きてきたユーチューバーが明かした。

 ムラ社会はそれぞれの見えざる掟によって動いている。彼のムラ社会はA家一族、B家一族、C家一族という鎖の格差が住民を縛り付けている。違反者に対して罰が降りる。動画の主のムラ社会では、区画整理に絡んで発生した。外からは見えないが、どこに住宅や畑・水田があるかで、一族の繁栄もしくは衰退が決まるという。納得できる。

 

 

 水田耕作では、よく水取り殺人事件も発生した。小川の近くだと米は良くとれる。河川の近くだと災害に弱い。区画整理を指揮するムラの長は、住民の怒りの対象にもなる。Youtube動画の主の家は放火で燃え尽きた。犯人は判るが、告発もしないし、警察も動かない。動画の主の父親は同じ場所に家を建てようとするが、後継者の主は大反対。また放火される、とおびえる。そこには法律も機能していないのだ。これには仰天するばかりだ。

 

 

 ムラ社会の掟を支配する役割をそれぞれの地域で牛耳るのが、明治期に確立した国家神道社会であろう。筆者の分析に間違いはない。原始のお祓いに素直に従う住民は21世紀の今日でも存在する。人びとはカルトの神社信仰に抑え込まれ、原始の占いに縛り付けられる。ここが日本の保守・極右の元凶である。この研究は現在も行われていない。恥部を暴くことを許さないのだ。

 ムラ社会を操るカルト教団・神道である。ここが自民党の巣窟といえる。

 

 

 動画の主は大学で学んだ。これも家柄、ムラ社会の縛りなのだ。一番は官吏養成大学の東京帝国大学か、もしくは京都帝国大学となる。多くの帝国大学生の出自は、ムラ社会の名門・金持ちと決まっている。子弟は幼くして高等教育を強いられて、帝国大学の試験に合格する。どうりでわが近くでも証拠を見つけることが出来る。一族は政略結婚で周辺の地主たちと結びついて、他人を差別する。利害優先の人間が目立つ。いわんや民主主義は彼らの敵と見なされかねない。

 

 

 水飲み百姓の次男は、生まれてこのかた勉強らしい勉強をしなかった。その必要もなかったから家に机もなかった。小学6年の時に校長室に小さな図書館が出来た。毎日借りてきて畳の部屋で寝転んで暗くなるまで、造られた時代劇のような本に熱中した。源平盛衰記などだ。兄弟で一人近眼になってしまった。

 もうそのころ、歯医者の息子の友人は、汽車に乗って進学校に転向していたが、どうしてなのか気付くこともなかった。彼は医師になった。ムラ社会の底辺で生きる児童には、高校も大学も手が届かなかった。今考えると、これもムラ社会の掟なのだった。

 子供が3人もいる農民の父は、それでも赤紙一枚で戦争神社に必勝祈願して、有無を言わせずに戦争に引きずり出された。戦死した友人の人生には悲劇的な人生が待ち受けていた。母親も悲しい人生が。やくざに強姦され、性奴隷の挙句殺害された「木更津レイプ殺人事件」の被害者は戦争遺児。悲劇を通り越している。それでも千葉県警や木更津署は、2014年4月28日の殺人事件のやくざ浜名を逮捕しようとさえしていない。

 

 

<民主主義に抵抗する人間性否定の永田ムラの神道政治連盟>

 78年前に2発の原爆投下で敗戦した日本、直ちに占領軍は侵略戦争の主犯である財閥と軍閥を解体した。国家神道も廃止した。78年後のいま、この三位一体の戦争勢力は復活した!おわかりか?考えなくても分かる方程式である。 

 原動力はムラ社会であると、今回初めて釘を刺したい。ありえない原始の神道「神の国」が、今も継続している。そのためである。巨大地震による311のフクシマ東電原発の爆発炎上でも、自公政府はさらなる原発国家推進政策を打ち出した。自公政府を、原始カルト教の氏子集団と創価学会集団の無知がささえている。不思議な日本である。恥を知れといいたい。

 

 

 自民党議員の多くは、岸田の極右政策に従っている。憲法と民主主義を否定することにためらいがない。改憲軍拡政党を喧伝する有様で、これに言論も野党も抵抗しない。ムラ社会を体現する原始の神社神道に屈してしまっている。  「神の国」の森喜朗の神道政治連盟が驀進する永田ムラなのであろう。

 

 

<やくざが跋扈し、法治がゆがめられる警察国家>

 公的な自治会費・地区の区費をくすねる神道の傍若無人な手口に対して、京都でようやく自治会が立ち上がって「許されない」と裁判で神道に抵抗を示して注目させた。

 この神道・神の国に対して宗教界も反撃に立ち上がっている。筆者の下に郵送されてくる「顕正会の機関紙」は、公然と神道政治連盟・日本会議の安倍や岸田の腐敗追及のみならず、ありえない「神の国」に反撃を加えている。池田大作批判は堂に入っている。なかなか強烈である。

 この神道政治連盟とともに跳梁跋扈するやくざの右翼暴力団に対して、警察検察はまるで飼い猫のように沈黙している。「木更津レイプ殺人事件」が立派に証明している。

 ムラ社会では法治国家が崩壊している。憲法違反が公然とまかり通っているのに新聞もテレビも報じない。戦争体制は神道政治連盟・日本会議を軸にして速度を速めているというのに?

 

 

<人間に首輪(マイナンバーカード)と産めよ増やせよのムラ社会政治>

 ムラ社会の頂点に立つ自公内閣は、日本人のすべてに首輪をはめ始めた。憲法の人権主義に反するマイナンバーカードだ。ドイツでは憲法が弾き飛ばした。歴史の教訓が生きているドイツは、既に原発すべてを止めた。

 イギリスやフランスでも、そしてアメリカでもブレーキがかかるマイナンバーという首輪は、人間を犬か猫と勘違いしているのであろうか。

 戦争に反対する元米兵の怒りの告発Youtube動画が送信されてきた。貼り付けようとしたが、貼り付けられない。操作されてしまっているのだろう。

 ようやく貼り付けに成功した。以下の米兵の告発動画を見てほしい。彼らは真の敵が国内にいることを発見、怒りの抗議を声高らかに宣言している。民主主義はワシントンでも崩壊している。バイデンの息子も処罰された。しかし、不思議とムラ社会のワシントンの犬は、民主主義に関心など持たない。ムラ社会の永田ムラにいい人間はいない!

 真の日本人は、ムラ社会を封じ込める戦いに決起するほかない。ますますこの国の前途は、暗い闇のままだ。

2023年6月21日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

戦争に行ったアメリカ兵の告発!「本当の敵はアメリカ国内にいた!」 (「戦争は儲かる!」by
アメリカ)

https://youtu.be/cR5zoW1W4ac

最悪な間違いだった...(目覚めはじめたアメリカ兵)

https://youtu.be/R4Z1avRGWiU

 

 

2023年6月20日 (火)

本澤二郎の「日本の風景」(4840)

本澤二郎の「日本の風景」(4840)

<「親子三代足尾に生きて」(上岡健司著)が話題に>

 足尾鉱毒事件は世界的にも知られる最悪の公害事件である。日本の日清日露に続く侵略戦争を支えた銅山開発事業の雄・古河財閥(1875年創業)は、戦後においても日本の公害の原点となって歴史に克明に刻まれている。しかし、戦後の足尾銅山の汚れた歴史を国民はほとんど知らない。足尾銅山大量解雇事件の弁護人が「親子三代足尾に生きて」(上岡健司著)が販売に一役買っている、と話題になっている。

 筆者はしばらく前に単行本が送られてきたので紹介したが、それは日本人労働者のみならず外国人までも奴隷のように虐げて、暴利を得てきた財閥ビジネスの恐ろしさゆえである。政治はいうまでもなく日本のすべての分野で、独占的な権力と権威でもって、主権者である民衆を虐げることにためらいを持たない財閥が、侵略史の反省に立って国民が手にした世界の宝・非戦の9条憲法さえも破壊しようとして、戦前の国家神道で現在も自民党本部に巣食う神道政治連盟(日本会議)が蛮行をふるっていることに反骨の言論人として許容できない。

 

 

 財閥こそが民主主義の敵である。著者の上岡健司はそこで生き、今も生きている。(栃木県日光市足尾町0288932259)いま90歳という。まだ先は長い。財閥古河の正体を足尾から足で稼いだ記録は、財閥研究に新たな材料を提供するだろう。そこから日韓・日朝・日中の真の和解が実現することになる。まだ敗戦後78年しか経っていないではないか。

 

 

<袴田事件の弁護団長・西嶋勝彦さんも販売に汗>

 西嶋さんは本物の弁護士であろう。以前こんなことがあった。元参院議員の渡辺一太郎秘書の石井正子さんから「中国人の(王さんの妻)祝智恵さん母子を帰化させてほしい」という珍しい要請を受けた。幸い、友人の田中派の前田勲男が法務大臣だった。彼はすぐに対応してくれた。

 ところが、彼女の最愛の息子が事件を起こした。「いい弁護士を探してほしい」と夫妻から依頼され、困ってしまった。そこで中央大学法学部時代に籍を置いた渥美東洋ゼミ(刑訴法)に声をかけると、西嶋さんが最適との連絡を受けて、初めて連絡した。要するに彼は刑事弁護の第一人者として知られていたのだ。

 

 

 最近になって西嶋さんが袴田冤罪事件の弁護団長をしていることを知って大いに頷いてしまった。しかも、上岡単行本で彼が足尾銅山大量解雇事件の弁護団だったことを知って、これまた頷いてしまった。年賀の交換は大分長く続いている。「東芝病院医療事故死事件を頼んだらよかった」と猛省したものの、気付くのが遅かった。

 今回自宅に郵送されてきた上岡本の販売促進依頼にも手を回す心配りに敬意を表したい。

 

 

<足尾鉱毒事件に本格取材した女性記者第一号・非戦の松本英子女史>

 二松学舎大学の教壇に立ったこともある筆者が、最近同大OBの府馬清(本名松本英一)の書いた「松本英子の生涯」(昭和図書出版)を読んで感動した。彼女はおそらく女性記者第一号に違いない。当時の毎日新聞記者として、徹底的に古河財閥による足尾銅山鉱毒事件を容赦なく暴いた。それが原因で天皇制国家主義の官憲にとことん弾圧を受けて、やむなく当時は「自由の天地」と言われたアメリカに渡った。

 漢籍と西洋キリスト教を体得して言葉に不自由しなかった女史は、アメリカの邦字新聞で大活躍した。当時は第一次世界大戦で子供を奪われて泣いている夫人を見て、何とか戦争をやめさせられないか、必死で思考を重ねて到達した結論が武器弾薬を放棄する非戦論だった。そのことを邦字新聞や講演、教会活動で訴え続けた勇敢な松本英子だった。 

 9条憲法が誕生する20年ほど前だった。彼女の足跡は、日本で公害の原点である財閥古河との対決、アメリカでは非戦論を首唱したことだった。これほど立派な日本人がほかにいるだろうか。上岡さんにも知ってもらいたい。無論、すべての日本人と国連でも。

 彼女の故郷は、上総の国望陀郡茅野村。わが故郷の偉人である。

 

 

<「本澤二郎の日本の風景」10巻5セット限定販売=メルカリに出品>

 思うに筆者は、言論人の究極の使命は「戦争抑止」「戦争させない」ことであると心に決めている。これは人類の悲願だ。そうした思いを抱いて、毎日「日本の風景」を書いて、世の中に小さな警鐘を鳴らして生きている。

 恩師・宇都宮徳馬に対する報恩でもある。財閥・東芝に命を奪われた次男正文への親としての責務と心得ている。

 日本の民主主義の危機とは、戦争国家へと傾斜させる財閥と背後の神道政治連盟の野望であり、それらを何としても食い止めることが日本人の使命であろう。これは広くはムラ社会との対決なのだ。

 

 

 思い切って「日本の風景」を10巻製本にし、5セット限定でメルカリに出品した。製本代1セットだけでも20万円。高すぎるがあえて挑戦している。上岡さんもメルカリを活用したらいい。

 

 

<「平成の妖怪 大勲位 中曾根康弘」(健友館)は50冊限定>

 ついでに出版すると間もなく出版社が倒産させられた「平成の妖怪」本もメルカリに50冊限定で出品した。中曽根・国家主義に対する痛撃本である。

 なぜか群馬県には戦前派の天皇制国家主義者が多い。山口県と肩を並べている。長州と上州に戦争屋・死の商人が目立つ。風土と関係があるのだろうか。上州にやくざが多いのも気になる。

 

 

 筆者はまだメルカリに出品した「日本の風景」と「大勲位」をパソコンやスマホで確認できていない。興味を持っている読者諸兄はぜひアクセスして見てもらえると幸いである。

 

 

<マイナンバーカードの首輪はNO。人は動物ではない。返納せよ!>

 マイナンバーカードと戦争傾斜と少子化対策は、太い糸でつながっている。首輪人間になると、財閥政府に命を奪われるかもしれない。次男のようになってほしくない。どうせなら鳥になって自由に空を飛んでもらいたい。

 不安な2万円は返す必要がない。

 奴隷がいやならマイナンバーカードという首輪をはめるな、である。

2023年6月20日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

2023年6月19日 (月)

本澤二郎の「日本の風景」(4839)

本澤二郎の「日本の風景」(4839)

<軍事大国に向けて牙向く財閥主導の日本・産軍体制始動>

 非戦の9条をドブに捨てた安倍・自公内閣で動き出した戦争国家への流れが、岸田内閣になって驚くなかれ43兆円の超軍事大国路線へ格上げされ、今は「やくざ代議士の倅」の下で拍車がかかっている。ブレーキを踏まない自公とブレーキのない野党に救われて、日本の戦前回帰は急速に進行し、国民を混乱させている。日本の産軍複合体性始動とみたい。。

 米韓を味方にしての対中朝露軍事作戦の前進基地となったことに批判しないどころか、後押しする言論界に反吐が出る。「一度の失敗に懲りない神道・統一教会に創価学会が加わってのカルト教団を、自公に維新と国民が援軍。二度の敗戦日本へと突っ込んでいる。死の商人財閥のエンジンもうなりを上げ始めた」といえる最悪の事態に目を覚まさない国民。そこに武器弾薬の「国産化」「アメリカ離れ」の、これまたすごすぎる策略も登場した。

 

 

<武器の国産化とロッキード事件児玉―中曽根ルート>

 この国をいま操っているのは日本銀行と防衛省ではないか!円を刷って刷って刷りまくっているアベノミクスというとんでもない金融政策が、今も継続しているため、円激安は止まらない。物価は急騰し、円紙切れ政策は敗戦時の日本を凌駕している有様だ。

 

 

 「安倍以上に安倍」といわれる岸田・自公内閣は、財閥軍需産業に血税を投入する憲法違反法を成立させ、次いで「防衛装備品生産基盤強化法」に基づいて「やくざの倅」が策定した基本方針の原案が明らかになった、と報じられている。悲願の武器の国産化だ。

 原案によると「ウクライナの教訓は長期間戦い続ける継戦能力」だと、やくざらしい信じられないような屁理屈をつけて武器弾薬を自国、つまり日本国内で調達する。これが柱だという恐ろしすぎる内容だ。アメリカのように軍事中心の国家経済にする魂胆なのだ。

 

 

 日本の戦争を想定してる防衛相と岸田内閣に驚愕する。ウクライナ・ロシア戦争から教訓を受けたため、とすごんでいるのだから。厳島神社サミットも見えてきたではないか。国家神道復活目前なのか。とことん戦い抜くという作戦をするための布石を「やくざの倅」が打ち出している!まともな防衛相であれば、もうとっくの昔に辞表を出していただろう。しかし、浜田は違う。靖国の名前で父親のやくざ代議士に薫陶を受けてきたのだから。余人をもって代えられない、ということらしい。

 

 

 武器の国産化は財閥軍需産業の悲願だった。財閥国家の日本になっている!その先頭に立って宣伝して走ってきたのが、読売のナベツネと盟友・中曽根康弘。ロッキード事件の本丸は、対潜哨戒機P3Cの国産化を阻止するための大事件の発覚だった。

 ロ社工作の核心は、中曽根に釘を刺す適任者を誰にするか。中曽根が靴磨きをした児玉を記憶していたらしい。筆者も記憶を取り戻すため、久しぶりに「平成の妖怪 大勲位 中曾根康弘」(健友館)を今朝ぺらぺらとめくった。この本を最近、息子がメルカリに出品した。50冊限定1冊2500円。その価値は十分あるだろう。

 

 

 出版すると、間もなく出版社は倒産した。大学の講師の椅子もなくなった。中曽根とナベツネが筆者の糧道を絶ってきたきたものだと推認できる。しかし、今も生きている。ページを開いてみると、実によく書けている。記事の一部は月刊タイムスに載ったものもある。我ながら情報量の膨大さに驚く。

 中曽根問題に絡めて読売と産経をこっぴどく当たり前の批判をしたのだが、その直後に日本記者クラブでの会見中、隣り合わせた産経新聞政治部長だったA
さんがひどく誉めてくれたことを思い出した。

 この本を平和軍縮派の巨頭・宇都宮徳馬の墓前に捧げた。戦前の天皇制国家主義かぶれに対する批判本である。誰かが「昭和の妖怪」という本を出した。それにならって「平成の妖怪」と評したがその通りだった。

 原発もすべてここから発している。事件事故の類は、短期間の取材で終わってしまうが、長く継続する政治は、長く足で稼いだ材料が不可欠で、学者には無理だ。「平成の妖怪 大勲位 中曽根康弘」本は、貴重な戦後政治史の流れを解き明かした参考本といえるだろう。

 

 

<防衛費1%枠をはめた三木武夫内閣は稲葉修法相を起用して中曽根事件を隠ぺいした罪は大>

 三木武夫は自民党派閥の中でもっとも平和主義を大事にした政治家で知られる。しかし、ロ事件の処理では大変な間違いをしでかした。事件最大の腐敗が防衛族の中曽根であったが、彼は法相の稲葉修と共に事件を田中角栄に絞って決着をつけた。

 東京地検特捜部は、とうとう本丸の中曽根捜査をしなかった。三木は防衛費のGDP比1%の枠をはめて、平和主義の本領を見せつけたものの、ロ事件の大罪人である中曽根と児玉に対して徹底追及をしなかった。右顧左眄した東京地検も大罪を犯した。

 

 

 中曽根が三木内閣の自民党幹事長だったこと、法務大臣が中曽根の側近・稲葉だったという関係が大きく左右して、天皇制国家主義者の中曽根は助かった。A級戦犯の岸信介はCIAに助けられ、日本を戦前回帰路線を敷いて、後の福田赳夫の清和会政治へと引き継いだ。

 日本をここまで失墜させた民主主義の破壊者は岸・福田赳夫と中曽根康弘であることを考慮すれば、三木の平和主義はロ事件で失墜し、日本にいい結果をもたらすことはなかった。

 

 

 もしもはないが、中曽根がロ事件で排除されていれば、中曽根・国家主義もその後の清和会・森喜朗内閣を誕生することはほぼなくなっていたのだから。

 過ちの最大の原因は第一にCIAが岸を復権させたこと、第二が三木が中曽根を訴追させなかったことである。中曽根が政権を担当しなければ、森や小泉、安倍の出番はなかっただろう。そして現在、やくざの倅による武器弾薬の国産化という超軍事大国路線と、その後の戦争への不安も起きていなかったことになる。

 

 

<言論が健全に機能しないと民主主義は壊れる!>

 政治は個々の為政者によって大きく左右される。言論界が健全に機能しないと怪しい人物が登場し、国民生活が破壊され、最悪の事態は戦争に巻き込まれて国が滅ぶことになろう。今をどう認識し、それを政治に生かせるかに最善を尽くさないと、本当に日本国民は財閥の奴隷にさせられ、命を奪われるだろう。カルト教団に左右されてはなるまい。やくざの倅に任せていることの恐怖を味わうことになる。

2023年6月19日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

2023年6月18日 (日)

本澤二郎の「日本の風景」(4838)

 

 

本澤二郎の「日本の風景」(4838)

<やることなすこと自民党そっくりの維新=岸・笹川・安倍の反共別動隊>

 政党・政治屋は本気で嘘をつく。それを御用記者に書かせて国民・有権者を騙し、カネと票を手にして膨らんでいく。これに成功した政党が権力を掌握する。戦後は吉田・自由党と対抗した戦前派の鳩山・岸の民主党、その先に両党の合同による自由民主党(1955年)が誕生した。

 背後をワシントンの反共政策が固め、カネの面で大きく貢献した。いわば売国勢力が本当の姿と言えるだろう。いわば権力に群がるハイエナの腐敗の群れを想像できる。騙す政党が悪いのか、騙される有権者が悪いのか。双方に責任がある。中立公正のはずの言論が、実際は偏向していることが、その国の民主主義を根底から破壊してもいる。

 

 

 そこで本論の維新という右翼政党は、名前からして勇ましい。維新やれいわという時代がかった党名に違和感を抱く識者は多い。勇ましくもっともらしく主張し成果を収めているのが、目下のところは関西の維新である。当人たちの威勢のいい発言と行動に惹かれる有権者がいるというのだが、今は維新のスキャンダル政党といえるもので自民党とそっくりだ。

 腐敗政党という事実が定着すると、有権者は白けて離反する。自民党も公明党も大差がない腐敗政党だが、両党には神道政治連盟(神社本庁と統一教会)と創価学会というカルト教団が支えているため、スキャンダルによる落ち込みは少ない。

 

 

 自民党に対抗した革新の社会党は、支持母体の労働組合の総評が瓦解し、労働貴族の連合に変質して解党した。一連の民営化や規制改革が、支持基盤を崩壊させてしまったものだ。

 従って今後の政治変革は、政党に不信感を抱いて選挙を棄権する無党派層を味方に惹きつけることが出来るのか。これが鍵を握っている。

 無党派層の支持を取り付けられる政策を、騙すのではなく、命がけの行動がその決め手となる。それは自公の壁を突き崩す手段として、彼らの岩盤であるカルト教団の憲法違反(政教一致)や脱税し放題の税金逃れのカルト教団の資金を徹底的に焙り出し、無党派層の共感と怒りを集約することに尽きる。

 

 

 日本の極右はLGBT法案に抵抗し、米紙も注目した神道政治連盟・日本会議。こことの対決が政治変革の行方を握っている。そのためには小選挙区制を廃止すると同時に、野党候補の一本化でしか自公との対決に勝つことは出来ない。

 この点でまるで幼児のような現在の立民では無理であろう。無論、嘘の権化となった野田佳彦も失格だ。

 

 

<小選挙区比例代表制が壁・人格識見信念の人不在の政党では限界>

 今の維新の醜聞の数々を見ていると、その辺にいる肩で風を切るあんちゃんが、国政壇上や大阪で威勢のいい発言をしているという程度の印象を受ける。

 国会議員は維新に限らないが、人格識見の政治家は一人もいない。軍隊ではラッパ吹きレベルか。政治家に不可欠な信念の人もいない。憲法も歴史も知らない面々ばかりだから、風がやむと萎んでしまうだろう。

 

 維新に限ったことではないが、ほぼすべての政党にいえることだが、信頼できるいい政治家がいない。日本人に犬や猫のように首輪をかけて自由を奪うマイナンバーカードを返納した理由の根拠の一つである。返納しても2万円を返す必要がないことがわかって、返納組はさらに増えていく。医師会が猛反発しているのではないか。首にひも付ける人権侵害は、憲法にも違反する。

 

 

 そこで100%の確率で当選する現行の小選挙区制は廃止するほかない。政治の安定のためには民意が反映する選挙制度でなければ、民主主義政治は実現できない。

 ともかく信用できる政治家が一人もいない悲劇の根源は、小選挙区比例代表制にある。ほとんどの政治屋も理解している。政党の公認を手にすれば100%当選する。杉田水脈でさえも。おかしな人物が世界一の高給を懐に入れている悲劇の日本を、このまま放置できるか。

 

 

A級犯が自民補完政党として立ち上げた浮き草のカジノ政党か>

 日本右翼の元祖のような笹川良一は「人類皆兄弟」とテレビなどで吹聴しながら、ギヤンブル利権を独占してその一部を清和会に流し込んでいた。

 国交省はそれに抵抗しない。不思議だ。許されていいわけがない。国会も政府もなぜメスを入れようとしないのか。

 

 

 維新と笹川ギャンブル財団との仲は知る人ぞ知るである。これを放置する日本政府もまた腐敗の渦中にある。由々しい一大事だ。安倍・小泉・森の清和会を操るギャンブル財団と、加えて維新の関係も清算されなければなるまい。

 維新の大阪カジノ利権は、日本に民主主義が少しでも残っている限りメスが入ることになろう。ついでに大阪地検にも、そして関西財閥にも。血税は国民の汗と血のにじむような結晶である。笹川一族に特権を付与する余裕も法律も、衰退した日本には存在しない。

 

 

 「身を切る改革」に騙された大阪の悲劇を、さらに日本列島へと波及させていいものか。ギャンブル列島は御免こうむりたい。行政・立法・司法の責任放棄を、厳しく追及されなければならない。民意である!

2023年6月18日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

2023年6月17日 (土)

本澤二郎の「日本の風景」(4837)

本澤二郎の「日本の風景」(4837)

<日米安保破棄か日米地位協定をなくせ!=日本政府・国会の重大責任>

 アメリカ政界にも変化が起きている。共和党のトランプに反対派が次々と名乗りを上げている。民主党にも現職のバイデン大統領に対抗して、名門・ケネディ家からも。日米のメディアは、ロバート・ケネディJrを泡まつ候補扱いをしていたが、いち早く注目した筆者の予想通りの展開となってきた。

 

 

 世界に散らばる米軍基地閉鎖が国際政治の注目を集め始めた。沖縄の基地返還も夢ではなくなる。民主党リベラルに賛同する人々が結集する。悪辣な日米地位協定を日米対等の開かれた民主的な約束事にするか、廃止も視野にいれる。ゆでガエルの日本政府・学者にも強烈な衝撃を与えている。

 真っ当な政党が、日米安保の破棄を問う場面が到来した。

 

 

 日米安保・日米地位協定をなくせば、日米対等の民主的な国際外交が具体化することになる。それは日本がワシントンのポチから離脱することである。ロバート・ケネディJrの公約は、初めてのことではない。ケネディ家というよりも、アメリカン民主主義の正義の帰結なのだ。

 

 

 日本国内では、沖縄の県民が真っ先に声高らかに基地撤廃運動を全開させる。ワシントンの首輪はいらない。はめてはならないのだ。日本国民と議会の覚醒が求められている。

 ワシントンの首輪に満足する自民党極右の神道政治連盟・日本会議をつるし上げる時である。

 

 

<東京新聞の汚染水「PFAS」記事=基地周辺の市民に首輪が>

 不勉強なジャーナリストは、東京新聞の連載記事の米軍基地の猛毒汚染水「PFAS」(ピーファス)のことを知らなかった。その記事を昨日、初めて目にして驚いた。被害者は都内にもいる。沖縄はすごいはずだ。横須賀もそうだろう。三沢も「PFAS」の被害を受けているはずだ。

 

 

 韓国やドイツも同様の被害を受けているだろう。まずは市民と議会人が手を携えて、100の米軍基地周辺の人々と議会人の連携によって、ワシントンに乗り込んで、汚染水垂れ流しを止めればいい。止めさせるのだ。米議会とホワイトハウスに直訴するだけでなく、国際司法裁判所に提訴する。国連で徹底的に議論するのである。

 

 

 現状は、悲しいことに日米地位協定と日本国首相のワシントンのポチ・首輪によって、国民はずっと泣かされてきた。国会でさえも議論されない。野党のゆでガエルに問題がある。

 東京のアメリカ大使館に抗議すらしていない。不思議千万であろう。直ちに行動を起こし、ロバート・ケネディJrにも手紙を出したらいい。彼の運動に弾みがつく。

 

 

 日本の最高機関がお休みしていることに問題の根源がある。フィリピンでさえ、過去に市民が決起して米軍基地を撤去させている。ワシントンの産軍複合体も内外の世論に抵抗できない。

 

 

<「わんわん吠えろ!岸田のポチも首輪を外せ」が天の声>

 「護憲リベラル」という立派な防護服をドブに捨てた岸田文雄を誰が信じられようか。被爆地を代表する国会議員でありながら、ロシア・ウクライナ戦争の一方の当事国の武器弾薬提供による戦意高揚を目的とした戦争神社・厳島神社サミットを演出した岸田の罪は、万死に値し、それは文句なしにバイデンの召使そのものだった。

 

 

 首相の倅の主席秘書官の公邸での忘年会騒動や、岸田の知恵袋とされる木原誠二官房副長官の、愛人宅から官邸通勤も発覚し、主権者の怒りはすさまじい。相手がゆでガエル野党でも、解散どころで無くなってしまった岸田。

 岸田は夢を見ないのか。見れば枕元に池田勇人や大平正芳、宮澤喜一、鈴木善幸が鬼のような形相で睨んで立っているはずだ。

 「わんわん吠えろ」と怒っている。ワシントンに怒れと先輩たちの目は厳しい。「バイデンの首輪を外せ」と叫んでいる。今は21世紀だ、護憲リベラルを貫徹する時だ、とも。

 

 

<国民はポチになりたくない=マイナンバーカードの首輪外してすっきり>

 あなたは首輪をつけたポチになりたいか?そう問われてハッとした。たとえ凡人ジャーナリストでも自立した自由な人間がいいに決まっている。東芝病院で孤独死させられた次男・正文も叫んでいる。「おとうさん、僕は鳥になって自由に飛んでみたい」と。平和軍縮派の宇都宮徳馬さんは「キミ、首輪を外せ」と命じてきた。

 

 

 尊敬する法律家も政府のポチになるな、マイナンバーカードを外せ、と忠告してきた。よって昨日は、市役所に出向いて登録取り消しの手続きを済ませた。

 登録廃止の用紙を窓口の担当者はすぐ出してくれた。かなり返納する市民がいるのだ。「再登録する時は1000円かかりますよ」と勝手なことを言う。また、いったん2万円のポイントを受け取ってからの方が」ともアドバイスしてきた。「それもそうかな」と思って、確認すると「もう一度窓口に来てもらうことになる」と言われて諦めた。

 返納理由に「信用できないし、実現もしない」と書いてすっきり!

 デジタル庁の責任者は、河野洋平の倅だ。父親の護憲リベラルと真逆の人間で知られる。支援者は麻生太郎と菅義偉の悪のコンビだ。連中に首輪をはめられてたまるか。日本国憲法の人権規定にすまない。

 

 

 神道政治連盟以外の日本人は、自由を欲する。岸田のようにポチになりたくない。マイナンバーカードはいらない。日米地位協定も日米安保もいらない。目を覚まそうよ。国民の皆さん!日本は外交力で、ワシントンのリベラリストと共に歩こう!

2023年6月17日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

マイナンバーカードは強行すれば危機的状態になると立民代表

立憲民主党の泉代表は衆院本会議で、来年秋に健康保険証を廃止し、マイナンバーカードに一本化する政府方針を巡り「このまま廃止すれば、国民皆保険を揺るがす危機的状況を招く恐れがある」と強調した。

 

 

東京・中日新聞抜粋<連載 汚れた水 PFASを追う>⑤ 520日、米軍横田基地(東京都福生市など)で開かれた日米友好祭での記者会見。多摩地域のPFAS(ピーファス)汚染を巡る質問が飛んだ瞬間、横田基地司令官アンドリュー・ラダンの表情から笑顔が消えた。

 「私たちは地域の方々とともに暮らし、安全を最優先に任務を行っている」「日米で合意したすべての環境規制に沿って任務を行っている」 PFASについて調査、説明する考えはあるか、漏出事故について報告しないのか。記者からの問いに、滑走路で会見に応じていた飛行服姿のラダンは、厳しい表情のまま答えた。直後、広報官が間に入り宣言した。「PFASに関してのご質問は、これでおしまいにさせていただきます」。「汚染物質」の認識があっても日本への通報義務なし ラダンの「安全を最優先」という言葉とは裏腹に、米軍は2012年以降、横田基地で発生したPFASを含む泡消火剤の漏出事故について、内部文書でPFASを「環境汚染物質」との認識を指摘しながら、日本側に報告していない。 ある環境省関係者が内情をこう明かす。「日米地位協定の壁があり、通報するかどうかは、米軍の裁量なんです」 通報の根拠となるのは、地位協定に基づいて作成される日本環境管理基準(JEGS)だ。この基準は、日本に通報する必要があるケースを「大規模な漏出が発生し、施設の敷地内で封じ込めできない場合、もしくは日本側の飲料水源を脅かす場合」と規定。ところが、実際にこの要件に当てはまるかどうかを判断するのは米軍自身だという。 米軍が基準に当てはまらないと結論づければ、通報義務は発生せず、日本側が事実関係を知ることさえできない。

  PFAS 泡消火剤やフライパンの表面加工などに使われてきた有機フッ素化合物の総称。約4700種類あるとされ、PFOS(ピーフォス)やPFOA(ピーフォア)などは人体や環境への残留性が高く、腎臓がん発症や胎児・乳児の成長阻害、コレステロール値の上昇、抗体反応の低下などの健康リスクがあるとされ、国際的に規制が進む。国内では、水道水の暫定目標値をPFOSPFOAの合計で1リットル当たり50ナノグラム以下と設定。東京・多摩地域の水道水源の井戸40カ所が、汚染の影響で取水を停止している。

2023年6月16日 (金)

本澤二郎の「日本の風景」(4836)

本澤二郎の「日本の風景」(4836)

<木原誠二は人間失格=官房機密費が愛人ベンツに流れていたら大事件>

 1972年から自民党の名門派閥・宏池会を取材してきたが、いまの岸田文雄と木原誠二のような右翼改憲軍拡コンビなどは想定さえできなかった。宏池会は護憲リベラルを自民党内で主張して、改憲軍拡の戦前派勢力の岸・福田派と中曽根派に対抗して、その野望を食い止めてきた。

 それがロッキード事件で田中角栄が失脚させられると、中曽根派政権から「日米同盟」論が声高に叫ばれ始めた。ワシントンの俳優大統領・レーガンのポチを演じてワシントンを喜ばせる。がぜん、宏池会は緊張して日本政治の将来を懸念し、身構えるようになった。

 それを跳ね返そうと宏池会の宮澤喜一が巻き返しを図るのだが、盟友派閥の田中派の中堅・金丸信が中曽根に取り込まれ、金丸の盟友である竹下登は反角の清和会・A級戦犯の岸信介の娘婿の安倍晋太郎と結びついた。日中関係を正常化させた歴史的な外交成果を実現した大角連合は、かくして瓦解してゆく。

 金丸の秘蔵っ子・小沢一郎は、なんと改憲軍拡を基調とした「日本列島改造計画」を発表し、金丸同様に台湾派を名乗る。さらに宮澤内閣を崩壊させるための小選挙区制実現に突っ走った。結果的に父親同様に、戦前派の軍門に下ってしまう。

 遂には田中・竹下派は、橋本龍太郎と小渕恵三の内閣を誕生させた後、なんと後継者に清和会の森喜朗を選んだ。その責任は最近亡くなった青木幹雄。生存者では亀井静香だ。野中広務もその張本人となった。

 

 

 清和会の支持基盤は、戦前の国家神道を引きずる神道政治連盟。原始のお祓い宗教にすぎない神社本庁だ。戦前派のシンボルである神道と死の商人の日本財閥が、小泉純一郎や安倍の別動隊・麻生太郎を経由して史上最悪の安倍晋三へと継承される。安倍にぶら下がったTBSの山口、NHKの岩田の気が知れない。

 

 

 清和会は軍事優先の大日本帝国復活派だ。そのため財閥向けのゼロ金利と円刷りまくりによる円激安金融政策で、国民のカネを財閥に集中させていく。日本銀行の金融政策・アベノミクス効果は、財閥の金庫を500兆円以上に膨らませた。

 株さえも日銀が買い占めるという異常な金融政策は、悪役・黒田東彦に次いで、学者馬鹿で知られる植田和夫へとバトンタッチ、国民は10年以上にわたって物価の暴騰に泣かされて、それでも耐えている。

 超格差の日本は今後も継続する。五輪疑獄と封じ込められたコロナ疑獄で、日本の財政は意図的にハイパーインフレへと「円紙切れ」作戦を強行している。日本沈没も近い。

 

 

 最近になって岸田のブレーンである悪役・木原誠二の名前が凡人ジャーナリストの頭に突き刺さってきた。その人物のスキャンダルが、写真付きで飛び出したのだ。

 「銀座の女に子供を産ませて、さらに高級マンションと高級車・ベンツを買い与えて、そこから首相官邸に飛び込む官房副長官」と報じられている。本人は名誉毀損で週刊誌を訴えていない。事実を認めているのだろう。

 彼には顧問弁護士もついている。悪人らしい防御策で保身にも長けているようだ。

 

 

 昨今、弁護士が増えすぎて仕事もない弁護士が少なくない。彼らをやくざや悪辣な政治屋が使って護身術としている。それにしても、昨年暮れには岸田の長男(首相秘書官)が公邸に親族を集めてどんちゃん騒ぎをして首になった。岸田夫妻も参加していた。主権者である国民をなめた対応である。

 木原は官房機密費に手を出していないだろうか。岸田の年末忘年会にも機密費が?血税である。事実なら職権乱用で処罰される事案。週刊誌の追及はまだ甘すぎる!

 

 

<首相官邸も公邸も腐敗の極限か=いい人間がいない宏池会は解散!>

 宏池会の大先輩たちは、官邸の現状に怒り狂っているのではなかろうか。

 ヒロシマ出身の池田勇人や宮澤喜一、香川の大平正芳、岩手の鈴木善幸、さらには京都の前尾繁三郎、森喜朗打倒に走った加藤紘一ら。安倍晋三の内閣誕生に驚愕した宏池会事務局長の木村貢は「品格のある政治」(徳間書店)を書いた。

 最近までは宏池会担当記者の最長老・西山太吉(毎日OB)も、岸田政治に衝撃を受けながら亡くなった。「護憲リベラル」の宏池会に共感を覚えてきた反骨のジャーナリストもまた、心底腐りきった岸田・宏池会を解散せよ、と叫んでいる。木村事務局長の後任の佐々木君は、今どうしているか。

 

 

 思えば、自民党は腐敗堕落した政党ゆえに違和感を抱きながら取材を始めた筆者は、護憲リベラルの宏池会にほぼ満足した。派内で孤立していたのは右翼の荒木万寿夫くらいだった。

 

 

 山形県の黒金泰美(池田内閣官房長官)は「宏池会の政治は、国民の声を集約して、それを具体化させてゆく」と語っていた。防衛費を「オモチャ」といって不要なものだと斬って捨てた。東大金時計組の一言に、木原はどう反論するか。木原も岸田も宏池会の人間ではない。

 衆院解散どころではない。二人で傷口をなめ合ってすむ話でもない。官房機密費に手を出していないか。木更津出身という官房長官・松野博一も共犯者なのか?

2023年6月16日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

内閣官房副長官として岸田政権を支える木原誠二衆院議員(53)が親密な女性A子さんの自宅をしばしば訪れて宿泊し、翌朝、A子さんの運転する車で首相官邸に出勤するなど不倫関係にあることが「
週刊文春 」の取材でわかった。

 

安倍側近の腐敗議員のコメント紹介

(岸田文雄首相が首相秘書官を務める長男の翔太郎氏を事実上更迭したことについて)息子さんの問題で、相当いろいろと話題になったというか、ちょっと政権的にもダメージになってしまった。「岸田家」ってやっぱり、非常に一般の人から見ると特権階級的、ブルジョアですよね。日本人はやっぱり家系というか家柄というか、血統というか、なんとなく安心する部分もあるんですよね。

 

 

マイナンバーカード返納運動大賛成!首輪反対

2023年6月15日 (木)

本澤二郎の「日本の風景」(4835)

本澤二郎の「日本の風景」(4835)

<米高級紙NYTが自民党極右のガン・神道政治連盟をつるし上げ!>


筆者は「何もかもアメリカが悪い」という立場を取らない。謀略機関のCIAが全てを代表しているわけではない。自ら足で歩けばわかる。アメリカにも民主主義に誇りを持つ善良なアメリカ人はいる。彼らは日本についても公正な目で報道する記者もいる。

 

 

 朝鮮半島では、悪の権化と毛嫌いされている福沢諭吉を、これからも厳しく見つめるだろう。植民地支配はどこの人たちも容認しないのだから。100年経っても終わらない。その推進役の言論人が慶応義塾を創立した「啓蒙思想家」と宣伝しても無駄なことだ。史実を覆すことは困難であろう。

 

 

 そこで目下話題となっているLGBT法案のブレーキ役の自民党保守派と右派メディアが報道している、実際のところ極右の正体を、米紙ニューヨークタイムズが遂に具体的に指摘して、つるし上げた。「まだアメリカの新聞は日本の新聞と違う」と安堵した。

 

 

 狂気が舞う日本列島のガンは、戦前の国家神道を継承する神社本庁の自民党本部に巣食う「神道政治連盟」である。ここのボスが森喜朗や安倍晋三だった。いまの岸田文雄もそうに違いない。極右の震源地である。分かりやすく言うと「神の国」という時代錯誤の、現代人が全く理解できない、原始のカルト教そのものなのだ。日本会議とも。

 これに岸信介を笹川良一がテコ入れした韓国・文鮮明の統一教会が側面から支援して、安倍内閣と菅内閣そして、今の岸田内閣の中枢を占めている。天皇制とも結びついているため、岸田内閣は統一教会を排除できないでいる。

 この統一教会国際勝共連合が、朝日新聞の阪神支局襲撃事件の「犯人だった」という報道には腰を抜かしてしまった。以来、朝日の正論は瓦解してゆく。こんな秘密が許される日本なのだ。

 

 

 カルト宗教と国家主義政治・政治と宗教・戦争と宗教は、古来からである。目下のロシア・ウクライナ戦争も、国家主義者は宗教と共存して殺し合いを繰り広げている。人類的課題は永遠に継続するのか、各国憲法の政教分離原則が厳しく問われている。

 

 

 LGBT法案に限らない。日本の反共国家主義の波は、とうとう軍事面の中枢に及んでいる。このことに何人の日本人が気付いているのであろうか。その極限をアメリカの高級紙は、たまりかねて報じたものだろう。神道政治連盟こそが、戦前の天皇制国家主義の核心なのだ。「新しい戦前」どころの話ではない。

 プーチン戦争にかこつけた神道・日本会議の日本軍国主義復活戦略に対して、日本人と人類はどう向き合うべきかが問われていることでもあろう。

 

 

LGBT法案に抵抗する神道・日本会議に初めて言及した米紙>

 フランスやアメリカン民主主義と天皇制国家主義・神道政治連盟は、無論の事で対極に立つ。仲良くなれない。個々人の人権の根幹にかかわる。人間の尊厳を真正面から理解する立場だ。男女差別の先を行く。

 人間が人間として尊重される社会が到来したことの理解が、男女差別を前提とする家庭を最善とする神道原理を否定する民主主義は、あるいはキリスト教との対立と捉えることも可能だろう。

 

 

 戦後否定された国家神道の戦後の運動は、神道の国家護持運動だった。それが実現しないと見るや、日本の基本法である平和憲法に襲い掛かってきた。過去の自民党は、吉田茂・自由党の流れと岸信介の民主党の攻防が戦後政治を規定してきた。

 前者は経済優先の護憲リベラル、後者が軍備増強である改憲軍拡・国家主義派。その死闘が、岸・福田派の清和会の森喜朗が政権を担当し、そこで神道政治連盟の総会で「日本は天皇中心の神の国」と公言したことが、護憲リベラルの大平正芳の秘蔵っ子の加藤紘一の乾坤一擲の森打倒運動だった。

 

 

 無念にも「加藤の乱」は準備不足は否めなかった。国家主義者の中曾根康弘らも森支援、味方のはずだった野中広務や足元の谷垣禎一らに裏切られて、加藤紘一クーデターは失敗し、森後継は同じく清和会の小泉純一郎に持っていかれた。この小泉を支援したのが、田中角栄の娘の真紀子だった。

 自民党リベラル派の敗退が、改憲軍拡路線を可能にし、拡大させている。言論界の衰退が輪をかけた。NHKにいたっては、安倍報道に問題の女性記者を20年も貼り付けて、不偏不党の報道を投げ捨てた。到底信じがたい公共放送の対応だった。

 

 

<伊勢神宮・厳島神社サミット=政教分離出来ない戦争神社の元凶>

 結局のところ、小泉が後継に擁立させられた安倍晋三という、A級戦犯の岸信介の孫は、神道の復活に向けて「伊勢神宮サミット」を強行した。岸田は「厳島神社サミット」である。すべからく神社・戦争神社が主役を演じる。

 森の、ありえない「神の国」を世界へと後継者は発信した。

 ウクライナ・ロシア戦争の黒幕は、ワシントンのバイデン大統領である。NATO軍事同盟のロシア壊滅参戦に便乗して、岸田は「神の国」の大軍拡路線を公然と開始し、結果的に日本を地獄へと突き落としている。支援する創価学会公明党である。

 神社本庁・神道政治連盟が主導する危険すぎる日本!この主体をアメリカの新聞が報じた政治的な意味は、極めて重いものがあろう。ワシントンの監視も強まるにちがいない。

 悪役・森は6月14日の小渕優子の政治資金集めの会合に出席して、五輪疑獄の主役を吹き飛ばしていた。

2023年6月15日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

安倍晋三と文鮮明

https://twitter.com/vwwvvwwvvwwvwwv/status/1663851412735029248?s=20

(産経)LGBTなど性的少数者への理解増進を目的とした与党修正法案が可決された13日の衆院本会議で、自民党の高鳥修一衆院議員が採決時に本会議場を退席し、採決後に戻った。その間、議場外のトイレに10分以上入っていた。高鳥氏は、法案に反対していた。記者団に退席の理由を問われ、「おなかが痛いということだ。生理現象だ」と説明した。法案については「法案とは別に、公衆浴場やトイレなどで女性や子供たちを守るための法整備が必要だ」と事務所を通じてコメントした。自民の杉田水脈氏ら与党の複数の議員が、体調不良や公務などを理由に欠席した。

2023年6月14日 (水)

本澤二郎の「日本の風景」(4834)

本澤二郎の「日本の風景」(4834)

<マイナンバーカード返納(登録取り消し)運動本格化へ>

 海外に出たりしていた凡人ジャーナリストに向かって「マイナンバーに入った方がいい」と勧める友人に「そうかな」と何も考えもせずに登録した。いま「馬鹿者」としかられている。同じような仲間たちは、2万円の人参をぶら下げられて登録した者も多い。最近になってマイナンバーカード登録は、犬の首輪そのものであることに気付いた。さっそく返納手続きをしなければなるまい。

 単なるトラブル続きという次元の話ではない。戦争準備を始めた自公維民と神道日本会議と財閥の野望が、今ではくっきりと見えてきている。返納運動も本格化してきている。自由主義者は首輪を外すことが何よりも先決だ。

 善良な医師会も廃止を叫び始めた。最寄りの開業医も「私はアナログ派」といって抵抗していた。

 

 

 ワシントンのポチになった岸田文雄は、飼い主のバイデンの首輪を喜んで受け入れ、ウクライナ・ロシア戦争に飛び入り参加して各国から「馬鹿なポチ」と非難されている。

 人間は皆自由を欲する。東芝病院で命を奪われた次男・正文は、早稲田大学の仲間たちに「鳥になって自由に空を飛ぼう」と泉下で叫んでいる。天候を見て木更津市市民課に出向いて登録の取り消しの手続きをちゃんとしなければならない。

 

 

<誰も首輪をつけられたくない=自由が最高=鳥になりたい自由国民>

 散歩をしていると、いかにもゆでガエルになったような犬を見かける。散歩好きな犬ばかりだ。少し歩くと立ち止まって、道端を便所と信じて大小便をたれる。電柱でも酸化して腐って倒れた事件も報道されている。

 小泉進次郎はそんなストレスいっぱいの愛犬を、人間が食事をする場所に連れ込んで、国民の顰蹙を買った。首輪の犬はストレスが溜まっている。人にかみつくこともゼロではない。

 だが、人間は自由に生きたい。動物も、そうである。それなのに首輪をはめるマイナンバーカードの真の狙いは、死の商人の策略に違いない。21世紀の「赤紙」なのだ。いかに武器弾薬を蓄積しても、人殺しは人間の役割なのだから。人殺しを拒否する自由人は、マイナンバーカードに登録してはならない。

 

 

手続き簡単=本人と本人確認の免許証と登録取り消し書面にサイン>

 念のため、市役所のマイナンバーカード担当者に電話をした。既に登録取り消しの書類も出来ていた。そこに本人が書き込めばいいだけなのだ。役所もこの人間の首輪について「おかしい」と考えていたのかもしれない。

 手続きは簡単である。本人が担当窓口に出向いて、本人確認のための車の免許証か健康保険証を持参して、登録取り消し書面に書き込めばいい。

 

 


筆者は2万円の人参にひかれる前に登録した馬鹿者だ。勧めてくれた元自民党代議士秘書はどうしているだろうか?騙したのかどうか、はともかくとして本人の無知に起因している。残る問題は、登録した書類を役所が焼却するのか、それとも保管するのか。ここも大事な点である。

 一番の面倒は、役所に行くのに車で30分ほどかかることだ。老人はこれが厄介だ。パソコン人間の辛いところだ。

 

 

<国民に信頼されない民意不在(選挙制度)の自公維民翼賛体制>

 世界に冠たる平和憲法を冒涜・蹂躙する自民党と公明党の連立政権と、そこにぶら下がっている維新と国民民主党を、憲法人間は信頼することが出来ない。自民党と公明党はともに政教一致の違憲のカルト政党である。

 前者は戦前の国家神道、いまの神社本庁の「神の国」に心酔している。侵略戦争の精神的な母体だった。国際社会では「戦争神社」として恐れられている。300万人の血を流したその向こうでは、数千万人の死傷者がいる。憲法は、二度と戦争させない政教分離の憲法で、それを阻止してきた。

 

 

 それでいて突如として、反省も謝罪もいい加減な政府の下で、再び戦争準備43兆円を閣議決定し、大増税の銅鑼を鳴らしている。腰を抜かすような超軍事大国計画に対して、それでも真正面から抵抗する政党がいない。これが不思議である。中国やロシアという核兵器大国に対抗するというのだから、もうこの国は狂気そのものである。それに抵抗しない言論界!

 

 

 小選挙区制は、安倍晋三の祖父・岸信介が悲願とした選挙制度だ。小沢一郎の父親も、岸の配下のように振舞っていた。小沢がエンジンをかけてこの最悪の選挙制度が実現してしまったことを忘れることは出来ない。一人猛省した人物が石井一だ。河野洋平や細川護熙からも猛省する発言を聞かない。

 

 

 民意が反映されない3割程度の支持率で、国会の議席を3分の2も占めてしまう。政治不信の根源は小選挙区比例代表制にある。中選挙区制に戻す努力をしない政党ばかりだ。とんでもない石ころのような安倍チルドレンや小泉チルドレン、さらには小沢チルドレンが国権の最高機関を占拠して、日本を地獄へと追い込んでいる21世紀の日本なのだ。

 およそ民主主義とは無縁である。人権主義憲法の下で、国民に首輪をはめるなど論外だろう。21世紀の翼賛体制の下で戦前復帰の大日本帝国復活を目論んでいる。天皇制にも問題がある。

 

 

<自公のカルト政党が21世紀の「赤紙」と「産めよ増やせよ」!>

 中国旅行を思い出した。東北地方の猟場に案内された時のことだ。

 彼方に紐で縛られた鳥に向かって猟銃で撃つという。生まれて初めて猟銃を持ったが、怖くて空に向かって引き金を引いた。生き物に向ける勇気などなかった。侵略される日本を想定することは困難だが、万一そうなれば手を上げて生き延びればいい。武器で人殺しをするよりもずっとましだ。

 

 

 それよりも日本人は「外交で生き延びろ」というのが日本国憲法の立場だ。いかなる事由があろうとも、人殺しは許されない。個人は言うまでもなく国家の人殺しは断固として禁じた非戦の憲法だ。プーチンもゼレンスキーも戦争犯罪人として国際司法裁判所で終身刑にするしかないだろう。そのために1日も早く停戦させることが国連の役割である。

 プーチンの劣勢が西側から大々的に報道されている。事実ならプーチンの手は、核のボタンに近づいていることになる。第三次世界大戦目前か。

 自公維の戦争突入を食い止めるためにも、21世紀の赤紙であるマイナンバーカードを返納し、産めよ増やせよの少子化対策を阻止する責任が、憲法上課せられている日本人である。

2023年6月14日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

2023年6月13日 (火)

本澤二郎の「日本の風景」(4833)

本澤二郎の「日本の風景」(4833)

<血も涙もない入れ墨やくざ被害者は木更津だけでなかった!>

 

 

 10年以上前のことを思い出す。中国・北京市の外交官養成大学・外交学院の日本語部の学生に対して、日本事情の講義の一部に入れ墨やくざのことややくざ代議士の存在など、真実を語って聞かせたものだ。「日本よいとこ」と信じ込む学生に覚悟と警戒心を持ってもらうために。担当教師も驚いていたが、大いに感謝された。

 

 

 2014年4月28日の「木更津レイプ殺人事件」を徹底取材する中で、やくざが創価学会にも潜り込み、それを公明党が保護している信じがたい現実に驚愕したため、やくざ暴力団の危険性について警鐘を鳴らしたものである。現に学生のほとんどが日本に留学や旅をしている日本語のプロ。

 重大な深刻な事実は、取り締まるはずの警察が、やくざ暴力団の身内のような税金泥棒が多くいることである。米ハリウッド映画では、よく見られる米国社会が、そっくり日本にも定着していることだった。これでは民主主義も絵に描いた餅に過ぎない。それが今も、これからも続いていく!それを新聞テレビは一切報道しないのである。議会も沈黙する!

 

 

<元マル暴刑事が君津市JR亀山駅前に大御殿、二軒目は娘の旦那にも>

 昨今、千葉県袖ヶ浦市がすっかり有名になってきた。同市の水源地の林・高谷地区の、深山幽谷で知られる風光明媚な集落の、房総丘陵の一角に設置された太陽光発電の盛土の地中深く、それこそ地元住民の話では50万、60万立法メートルの膨大な量の廃棄物(違法な有害廃棄物)の中に、地球上最悪の核のゴミ(放射能汚染ゴミ)も埋設されている事実が発覚した。

 既に5、6年以上も経過している。「この2、3年の間、近くに住む6、7割の家庭から癌患者が出ている。一人が亡くなっている」と林地区の役員は、衝撃を受けながら恐怖の事実を怯えながら明かし始めている。この核のゴミは地下水に浸透し、あるいは河川の生き物を殺しながら、最近になって民間に売却された君津郡市の広域水道水となる。最後は東京湾に流れ込んでいる。このあたりは有名な浅草海苔の本場。何ということか!

 

 

 また、別の危機的事態が!早ければ今夏にも東電フクシマや経済産業省などの闇の原子力ムラによって、猛毒のトリチウム汚染水を太平洋に30年かけて投棄する。我が家でも海産物は食べられなくなる、と悲壮な食卓を想定している。寿司はご法度だ。幸い事態の深刻さに14億人の中国が、IAEAWHOで大反対のノロシを上げた。朝鮮半島の人々も同様である。むろん、ロシアも大反対だろう。

 南洋の国々も決起してきた。日本原子力ムラはそれでも強行することが出来るのか。カネで動く漁業者をカネで抑え込んでも厳しい。国連を舞台にした攻防戦も表面化するだろう。猛毒トリチウム汚染水の海洋投棄の壁は、ますます高くなっている。

 日本外交の札びら外交では、とても無理であろう。

 

 

 本題に戻る。東北復興のための莫大な利権に大手建設会社(ゼネコン)とやくざが共闘して群がり、甘すぎる血税を懐に入れて、東京の銀座で遊び惚けていたという許しがたい事実を、事情通から説明を受けたことがあった。しかし、利権にぶら下がる自民党秘書のようには理解できなかった。ところが袖ヶ浦市の水源地に、天も恐れないやくざ系産廃業者の悪辣非道な事実を突き付けられると、さもありなんと受け入れるしかなかった。人間を殺すことをいとわないやくざ暴力団に警察も議会も行政も逃げる日本!

 

 

 当初は信じられないような驚愕すべき話が、次々と漏れてきた。林・高谷地区の住民も必死で真相を追及し、その結果、怖い事実が新たに次々と発覚してきた。千葉県警のマル暴刑事Xを元自民党宏池会秘書は、県警時代に会っている。彼の存在は県警内部で今も知れ渡っている。

 

 

 「Xは木更津署刑事2課時代、地元の暴力団Nと親しく、Xが博打をする時はいつもNの若衆が護衛していた」

 読者はこの事実を信じることが出来るだろうか。さすがに県警本部内で問題になった。機敏なXは首になる前に退職した。

 

 

<木更津署時代は地元のやくざと博打うちに専念したX

 Xを育て上げた千葉県警と木更津署には、悪い意味を込めて「敬意」を表したい。「木更津レイプ殺人事件」の犯人浜名を、処刑しようとはしないで、放任している千葉県警と木更津署と千葉県公安委員会反対!やくざに支配される捜査当局?彼らはどう国民に説明するのであろうか。

 

 

 入れ墨やくざを処罰すべき警察が、反対に博打にはまり込んで、やくざの配下を護衛させる!まさに日本警察の珍事ではないだろうか。このようなことはハリウッド映画やドラマでも見られない。事実は小説より奇なり。

 腐敗も腐敗、通常の腐敗ではないだろう。Xは入れ墨男なのか?やや似たような事件が各地で見受けられる。林や高谷地区の命がけの情報収集に対して敬意を表したい。

 狂気の実情を君津市民に話すと、彼らは皆知っていた。知らぬは言論界のみか。

 

 

県警本部に睨まれて自主退職=ハマコーが君津市議に引きあげる!>

 悪いことをすると出世するという安倍内閣の下では、財務省理財局長が国税庁長官に就任して世間を驚かせたことは記憶に新しい。伊藤詩織さんを薬物で強姦した当時TBSの山口という破廉恥な記者を救済した中村格は、警視庁刑事部長から警察の最高位の警察庁長官になった。安倍晋三と菅義偉も共犯者である。

 

 

 悪人が出世し、悪が栄える日本の官僚機構である。Xが退職すると、待ち構えていたかのようにやくざ代議士のハマコー(防衛相の父親)が君津市議に押し上げた。ということはXは、千葉県民のためではなくやくざ暴力団のために汗をかいていたことになろう。

 

 

 それにしてもマル暴刑事の華麗な人生遍歴に国民は驚愕するばかりである。「警察官になるなら千葉県警のマル暴刑事になれ」ということか。

 これを中国語でいうと「無法無天」と呼ぶ。いまも房総半島にやくざの血と地盤が温存されている。それは県外から飛び込んできた熊谷という知事にも付着している、と千葉県民は警戒している。

 核のゴミは君津市の水源地にも投棄されている。水道水として給水する小櫃川の汚染は半端ではあるまい。ここでは与野党の地方議員もゆでガエル状態にある。自民党だけではない。公明党もソッポを向いている。共産党市議も逃げ回っている。ここにきて悲劇の人たちに支援の輪が徐々に広がっている。

 

 

<東北復興利権に食らいつく=息子はダンプ70台以上で荒稼ぎ>

 日本国民はいまも東北復興税を支払わされている。有り余るカネに食らいつくハイエナは土建屋とやくざ!福島県民を放射能と一緒に住まわせて恥じない原子力ムラの仕打ちに、議会も言論も屈してしまっている。

 

 

 ご存知の内部被ばくは、徐々に健康な人の細胞を破壊していく。個々人の免疫力で症状に差異が出るが、放射能に勝てる妙薬はない。甲状腺がんに限らない。チェルノブイリのデータを見れば、一目瞭然である。奇形児に泣く女性は少なくない。日本では強制的に堕胎させられているのであろうか。

 

  問題のXは瞬く間にハマコーの庇護の下、やくざ産廃業者の頂点に立った。東北復興に絡んで、倅(前科一犯)の会社をフクシマにもおいて「ダンプを7、80台動かして暴利を手にしている」というからさすがだ。

 やくざ暴力団は、利権の群がる場所なら火の中水の中を平気で突進して荒稼ぎをする。かくしてXは君津市の亀山駅近くに豪邸を建設して、すぐに君津郡市の名士になった。

 「フクシマの核のゴミ処理に成果を上げている」と林地区の住民は指摘している。当然であろう。筆者は当初、この話に単純に疑問を抱いた。それはフクシマから300キロも離れているからだ。まさか房総半島を核のゴミ捨て場にする?想定さえ出来なかったのだが、林地区住民が産廃業者の情報を集めると、それが想定内であることが判明した。

 

 

 窮鼠猫を噛むという。袖ヶ浦市の桃源郷に住む住民は、まさに牙をむいたネズミである。相手がやくざ暴力団の産廃業者であろう泥棒猫をかみ殺すのである。その戦いが始まっている。「泥棒猫の背後の木更津署と千葉県警と君津郡市の役人と千葉県知事を、火あぶりの刑が待っている」との怒りの声もささやかれ始めた。

 

<放射能汚染ゴミを太陽光の地中にこっそり埋設したやくざ系産廃業者と地元住民が真っ向から対決>

 国際ジャーナリスト・藤原肇は安倍射殺事件を「天誅」と断じた。天の裁きが本当にあるのかどうか?

 原発反対の東電女性幹部・渡辺泰子さん殺害の黒幕は、東電・原子力ムラと想定できるが、その後に311でフクシマ原発が破壊された。筆者の次男・正文を放置し、窒息死させた東芝・東芝病院は反省も謝罪もしなかった。その翌年の311で、フクシマ東芝製3号機で核爆発が起きた。多数の死傷者を出したはずである。これらも「天誅」と言えるのかもしれない。東電も東芝も悪魔に魅入られた原子力ムラなのだ。

 

 

 そして桃源郷に核のゴミを投棄した木更津市の産廃業者・ワコーの重大犯罪を地元住民が発見して、真っ向から対決を挑んでいる。真相を知った市民活動家やゴミ問題の専門家、一部の政治家も千葉県に対して警鐘を鳴らしている。前知事の森田健作にも疑惑の目が向けられている。

 

 

<娘を市議にしたが、娘は芸能人と再婚、新たに御殿を建設中!>

 いい情報はなかなか伝わらないが、悪い情報は早い。君津の元千葉県警マル暴刑事Xのフクシマ御殿の一件は、産廃業者仲間は言うに及ばず、行政レベルでは君津郡市で知らぬ者はいない。

 

 

 問題のXは君津市議会議長をやめると、後継者を娘(当時幼稚園経営)にした。この娘も気が狂ってしまったのか、やくざとの関係が深い老いた芸能人と一緒になった。すると既にフクシマがらみで巨万の富を手にしたXが、詐欺師芸能人のために新たに御殿を建設中というのである。

 久留里線最終駅亀山の新名勝地になっているというから、千葉県警マル暴刑事OBは千葉県警内部で話題沸騰という。相手が相手だけに、最初はひそひそ話だったが、今日では公然と千葉県内の一大スキャンダルとして語られている。

 Xの配下の地元県会議員の政治資金収支報告書を、マスコミ関係者が調査を開始してることが、最近判明した。壮大なる許容されない核ゴミ犯罪は、いずれ原子力ムラを巻き込む形で内外の注目を集めることになるであろう。

2023年6月13日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

最近の入れ墨やくざ事件簿(やくざと神社祭礼と入れ墨やくざの戦慄!

暴力団が関与していた実態が明らかになった事件を受けて、関係機関が祭りから暴力団を排除する取り組みを強化している。県内各地で、露店で働く店主らの身分証や、暴力団と関わらないという出店者の誓約書の掲示を求める新たな動きが出始めている。暴力団排除の機運が高まる中、県内は本格的な夏祭りシーズンを迎える。

 

 

秋田県の土の中から無残な姿で…女性遺体遺棄「覚醒剤使用の両腕タトゥー元暴力団員」戦慄の素顔写真=行方不明の女性は、秋田県内の雑木林から変わり果てた姿で発見された。遺体は死後1~2年が経過。地中に埋められた木箱の中で、ヒザを曲げた状態で毛布に包まれていた――。

6月7日、警視庁捜査1課は愛知県一宮市の女性Aさん(当時48)の遺体を遺棄したとして、元暴力団員の井上大輔容疑者(48)や元妻の土岐菜夏容疑者(34)ら男女5人を逮捕した。井上容疑者は犯行を認め、土岐容疑者は黙秘しているという。捜査関係者によると、井上容疑者と土岐容疑者は’21年9月にAさんの遺体が埋められた一帯の空き地を『買いたい』と秋田市内の不動産会社に持ちかけたそうです。空き地は土岐容疑者の実家の近くで、翌日からは生い茂った草木を伐採。土地が土岐容疑者の名義になったのは’21年末でした。井上容疑者の知人の証言などから、警察がAさんの遺体を発見したのは今年5月です」(全国紙記者)

2023年6月12日 (月)

本澤二郎の「日本の風景」(4832)

本澤二郎の「日本の風景」(4832)

<国賊安倍晋三と統一教会=藤原肇著アマゾン電子版から一部抜粋「安倍晋三の射殺と三代の腐れ縁」>

 フランス留学を経てアメリカで石油採掘で汗を流した、文字通り国際的な視野で日本政治を分析した藤原肇著(アマゾン電子書籍)がメール送信されてきた。その一部を抜粋して紹介しよう。何分にも活字を打つのが精いっぱいの凡人ジャーナリストゆえに、本ブログに貼り付けるのもままならない。

 指摘するまでもなく、戦争前夜のような軍靴が鳴り響く昨今の危機的な極右の日本政治は、特に国家神道派の岸信介や笹川良一と福田赳夫の清和会と、そこで確立した文鮮明の統一教会を理解しないと分析できない。A級戦犯の岸信介の満洲人脈の理解も不可欠だ。この点の理解不足を補える藤原著に目を通すと、清和会と今の岸田文雄の正体も分かってくるだろう。幸いこの電子書籍は無料で読めるという。是非とも挑戦してほしい。

<岸・笹川・文鮮明・朴東宣・安倍晋三の国家神道の黒い流れ>

 電子書籍と聞いただけでしり込みする人間である。第一アクセスも出来ない。メルカリに本澤二郎の「日本の風景」10巻5セットを出品したものの、本人がそれを開いてみることも出来ない。ジャーナリストとして恥ずかしいが、本当のことだから仕方ない。数年前に長年使用してきたアドレスを止められてしまい、以来大事な友人との往来も消えてしまった。それでも今も泡を食って生きているアナログ人間だ。

 ともあれフランスの大地で、ナチス・ヒトラーやイタリアのムッソリーニを学び、アメリカでいち早く韓国政治の裏を取材した藤原の筆致は鋭く、容赦なく満洲人脈からA級戦犯の岸信介らを快刀乱麻、斬って捨てる。平和軍縮派の巨頭・宇都宮徳馬もにんまりしているだろう。以下の活字をじっくり読むと、現在の日本が見えてくる。是非挑戦してもらいたい。特に不勉強な野党議員に推薦したい。

2023年6月12日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)



 

・・・・安倍はナショナリストであり、核武装に熱心な軍国主義者である。しかし、彼は行政の基本的な管理訓練を受けていないし、先進国日本のリーダーになるための大臣の経験や技能もない。安倍首相はマスメディアでの人気で栄え、政治での成功は従順な笑顔と空虚な脅しに基づいている。安倍首相は政治的なパフォーマンスと経験が乏しいにもかかわらず、北朝鮮に対して過激なショーを見せている。観客を魅了するために罵倒と堅苦しい態度をとり、常に一族の政治的記録を掲げている。

.......
日本政府は歴史的に見ると、大日本帝国の軍備拡張に対する民衆の支持を得るために、国家神道のイデオロギーを推進した。この国家神道への支持の一環として政府は19世紀末に靖国神社を建立した。この新しい国家イデオロギーには、ナチスがアーリア人種として優れていると信じたように、日本人は他の民族より優れているという教義が含まれていた。


・・・残念ながら、最近の日本の政治家は靖国参拝が、国際的なレベルでどのような深刻な結果をもたらすかを理解できないでいる。このような日本の政治状況は非常に危険である。


自民党と創価学会を母体とする自公両党による連立政権は、ナチスのような専制的な性格をはっきりと示している。1936年のベルリン・オリンピックの時に似たメンタリティーを彷彿とさせる、・・・(中略)・・・靖国カルトの夢は日本を戦前の帝国主義体制に戻すことである。しかし、1930年から2000年にかけて、永劫回帰のサイクルが政治に響いていたとしたら、次の世代の私たちの未来は決して良いものではないだろう。......>

*****

安倍が射殺されたのでタブーが崩壊し、隠されたスキャンダルが発覚したことで、日本の政界を支配していた闇が白日に曝され、安倍が売国奴だったことが明白になった。祖父が作った勝共連合は、父親の安倍晋太郎が首相になる工作を手伝ったし、安倍晋三自身に協力して首相にしたのが統一教会で、彼が率いた自民党は総てにわたり、カルトに汚染されたと国民は知った。

安倍政権は八年近く続き日本最長を記録したが、自民党の総裁選挙では党員の投票が決め手だから、安倍が総裁に当選した背景に統一教会がいて、安倍晋三は自動的に首相になっている。だから、安倍が官房長官だった時に、検察が統一教会が犯した、反社会的な行為の捜査に着手しようとしたの対し、安倍が妨害した卑劣な工作が発覚して、安倍は統一教会の操り人形だと分かった。

一連の反日行為に加担した安倍は売国奴に属すが、権力に睨まれるのを恐れたから、マスコミは批判を加えず、タブーの壁に守られて安倍は政権を維持し、日本最長の内閣り記録を残した。外国人には日本特有の制度が理解し難く、岸首相、佐藤首相、安倍首相が同じ家族に属し、岸と佐藤が兄弟であるし、岸の孫が安倍という血縁関係の謎が分からない。

しかも、岸家は朝鮮の李家が半島の対岸に配置した分家だし、日本の豪族の佐藤家から養子を取る関係については、タブーで誰も触れないため、家系の繋がりが闇を作っている。『韓国経済新聞』の李社長に内緒で教えて貰ったが、彼の家姓の李という漢字は音でKISHIに分かれて、日本ではKishiになるのだし、山口県を支配した大内氏は百済王朝の末裔だという。

しかも、朝鮮戦争の激戦中に韓国の李承晩大統領は、山口県に亡命政府を作って数十万の韓国人を移住させる、特別計画を日本政府に提案したが、実現しなかったと耳元で囁いた。また、九州の幾つかの藩には似た繫がりがあり、『有職故事』に精通し漢字の構造を読み解くことで、秘密のコードが読め『トーラの巻』の秘伝は、そこにあるのだと教えて貰った。

このようなアドバイスは半ば眉唾物扱いで、都市伝説だと思い当時の私は信じなかったが、世界の歴史を学んでから、白川静博士の『字統』や『字通』を読む内に、そうした世界が分かり始めた。また、大唐帝国を築いたのは遊牧系の李世民であり、有力家系の血統に関して学会では論争が続き、名門の末流の権勢は客家として、朝鮮、香港、台湾、シンガポール、マレーシアなどに、李家の子孫の人脈が地下帝国を結んでいる。



 

このように総括してから安倍がファシストで靖国カルトだと規定したが、靖国カルトの実態としては、創価学会、日本会議、統一教会がカルト三角形を作り、安倍はその中心に陣取っていた。創価学会はフランスではセクトに指定され、危険な狂信団体の扱いを受けており、統一教会はMoonieと呼ばれて、コリアゲート事件を起こし、国会議員への買収工作が発覚して1970年代の米国を震撼させた。

 コリアゲート事件はビジネスマンを装った、KCIA要員である朴東宣が駐韓米軍の撤退阻止のために、下院議員の買収を試みて選挙資金を提供した汚職事件として知られている。逮捕された朴東宣は安倍晋太郎と親しく、刑務所を出所してからは息子の安倍晋三に対してロスで面倒を見ていたが、中東やラテンアメリカに幅広い人脈を持つフィクサー的な人物である。

 当時の安倍晋太郎は政調会長だがカネがなく、信奉者の朴東宣を通じて統一教会から支援を受け政治資金を作っていたし、地元のパチンコ業者から下関の選挙区を支えて貰った。だが、妻の洋子の父親は首相をやった岸信介で、文鮮明とも親しかったから、岸は笹川良一と手を組み、統一教会の突撃隊として勝共連合(IFVC)を発足させ、自宅の敷地内に事務所を開き反共運動の拠点にした。

 

 笹川良一は戦前の国粋大衆党を組織して、ファシスト運動を指導した右翼の総帥で、ムッソリーニの崇拝者としてローマに飛び、飛行機をムッソリーニに贈呈し、それを宣伝に使ったことで名を上げていた。敗戦でA級戦犯容疑者として岸と共に三年監獄に収容され、東条英機など七人が絞首刑になった翌日に、岸と笹川は放免になったが、背後にはCIAの特別な措置があった。

 岸と笹川は反共主義者で、岸は政界に復帰して首相になり、笹川はギャンブルの帝王として競艇を支配し、戦後日本の闇の世界に君臨して日本財団を作り、ニクソンと親しく日米間のフィクサー役を果たした。朝鮮戦争後の復興利権で岸と笹川は朝鮮半島に進出し、そこで文鮮明との出会いを持ち、反共思想で意気投合して統一教会の日本進出に協力したとしても、国際情勢からして不思議ではない。 

*****

 統一教会を論じるには教祖の文鮮明について、その人物と思想を知る必要が不可欠であり、戦前の早稲田の工専で電子工学を学んだ、日本通という事実から始める必要がある。なぜならば、戦時中の日本に住み被支配者の立場から観察して、軍国主義の実態を知り尽くし、日本人の強みと弱みに関して熟知する人物だからである。

戦前の在日朝鮮人は日本人扱いを受けても差別され、日本人に対しての恨みの感情は朝鮮文化に根差している、恨に基づくルサンチマンが意識の深層に沈積している。だから、それが反日感情としてカルトの統一教会の教義に反映し、執念深い怨念の気分が息づき日本への復讐心の形で燃えているが、日本人はそれに気づく能力に欠けている。

教祖の文鮮明は北鮮系の韓国人だが、自分はモーゼの生まれ変わりで地上に再来したメシアだと称して、呪術系のカルト教団を組織し、キリスト教では異端に属す新興宗教の教祖になっている。淫姦罪で逮捕された文は二年間ほど北朝鮮で服役し、朝鮮戦争の時に解放されて韓国で布教を開始したが、1954年にソウルに本部を持つ統一教会(Moonie)を設立した。

文鮮明が北朝鮮で学んだのがマインド・コントロール術で、朴正煕政権の時代に勢力を拡大した統一教会は、反共思想で武装して日本に進出を果たし、岸信介元首相の屋敷内に勝共連合(IFVC)の本部を作った。そして、カルトの生長の家から久保木修己をスカウトし、初代会長に据えると共に右翼のボス笹川良一を名誉総裁にして、自民党の別動隊の形で反共活動を担当させ、日本の政治に強い影響を与えた。

統一教会の教義には、半島の韓国はアダムだから男性のペニスを象徴するし、島国の日本はイブの国で女性の性器を表すので、イブはアダムに奉仕して全身を捧げる必要があるとする。それを儀式化したのが独特な合同結婚式であり、教祖が決めたカップルは式の当日に相手を始めて知り、日本人の女性は花嫁として韓国人の男の十倍の費用を払い、韓国の田舎で家庭を営む形で人身売買が宗教の名で実行されている。

経済成長期の日本を舞台に使い、霊感商法や合同結婚式で資金を蓄積して米国に進出した統一教会は、大量の米国議員を買収したコリアゲート事件を起こし、Moonieとして悪名を轟かせた。下院の『フレザー報告書』にその経過が詳しいが、「文鮮明の組織が目指す目標は国家と教会の分離を廃止し、統一教会の信徒によって統治される、世界政府の手で統一政権を樹立する」と書いてある。

これはブッシュ大統領()が主張した、「新世界秩序(NWO)」に通底する反共の政治思想であり、朝鮮半島は第三のイスラエルであり、朝鮮語は世界語になるし韓国人が世界を支配するとも言う。また、CIAが統一教会を設立したが、コリアゲートの主役の朴東宣は安倍晋太郎の支援者であり、妻の安倍洋子は岸信介の娘で、次男の安倍晋三の母親でもある。

*****

 だから、安倍晋三は祖父の岸信介以来、統一教会との関係は三代目で、彼が自民党総裁に選ばれて首相になったし、長期政権を維持した背景にも統一教会による支援があった。だから、祖父の岸と父親が統一教会に親密で、三代にわたった関係は朴東宣が仕切っていたから、米国通の朴に晋三青年が世話になり、生活を楽しんでいたのは当然の成り行きだった。その頃は安倍晋三はロスに英語の習得で留学しており、その頃のロス周辺での取材が『小泉純一郎と日本の病理』に収録してある。

 「・・・安倍晋三が遊学していた1970年代末のカリフォルニアは、一言でいえば浪人や出稼ぎ人で賑わう戦前の満州のようで、日本からの流れ者が腐るほど集まっていて、安倍のような遊学生や放浪青年も数多くいた。つまり、この時期から経済大国になったジャパン・マネーが米国に大量に流れ込み、それと共にあらゆる日本人が流入した。

 日系企業の駐在員たちに混じり、不動産を買い漁る投機屋が肩で風を切っていたし、ひと目でヤクザとわかる男たちがロスの街を闊歩していた。事実、東声会の町井久之をはじめ半島系のヤクザたちも、サンタモニカに投資事務所を開いたし、ラスベガスのカジノやゴルフ場を買収するために、サラ金を始め住吉連合の筋が暗躍していた。

・・・だから、そんな環境の中で、ロスの金持ちの子弟が行く南カリフォルニア大学に安倍晋三が登録して、日本の有力政治家である岸信介の身内だと知るならば、コリアゲートで知られた朴東宣の他にも、いろんな人間が近づくことは想像するに難しくない。当のロスは韓国人の移民が激増して、オリンピック街にあるコリアンタウンは活況を呈し、韓国の有力政治家や閣僚経験者が亡命して住み着いていた。そのせいで、彼らを監視する公安関係者やKCIAの出入りも頻繁であり、日本の新聞社よりも早く衛星版を使い、ソウル発行の新聞がその日のうちにロスで読めた。

もちろん、こうした中に統一教会
(UWC)関係者も多く、活発な布教活動だけでなく、ビジネスも盛んに行つていた。鮮魚の取り扱いは統一教会が握り、すし屋の仕入れはそこを通じてだし、ロスやNYの生鮮食料を支配して、財政的には非常に強力だったが、KCIAとの結びつきを韓国人から何度も私は聞いている。彼らの狙いは将来の布石として、有力者の若い子弟を集めて反共の闘士に育てることであり、その組織力の強靭さには目を見張るものがあった。

・・・しかも、晋三の父親の安倍晋太郎は下関の韓国ビジネスに密接な繋がりを持ち、朴東宣は安倍親子二代と親しく、政治資金作りに繋がつていたというではないか。・・・」

天誅
(DIVINE
RETRIBUTION
)
        HAJIME
FUJIWARA



 

2023年6月11日 (日)

本澤二郎の「日本の風景」(4831)

本澤二郎の「日本の風景」(4831)

<「海外の米軍基地閉鎖を公約」日本人はロバート・ケネディJrに大声援>


今時の帝国主義がずっと存続するはずもない。ロンドンの王制も揺らいでいる。日本の天皇制も戦前の侵略戦争の真実が発覚してきたことから、人々の判断に影響を与えている。法律家はとっくに目覚めている。

 ワシントンの首輪をはめられていることに満足しているような日本国首相には、反吐が出る思いだが、ワシントンからも異論が出たことを日本人ジャーナリストとして心から歓迎したい。2024年の米大統領選挙の民主党候補選びにリベラル派のロバート・ケネディJrが出馬宣言した。

 日米メディアはこぞって泡まつ候補と決めつけて相手にしなかったが、筆者はそう見なかった。善良なリベラル派の存在を1993年3月の1か月訪米旅行で確認していたし、それ以前は平和軍縮派の宇都宮徳馬から、彼の米議会人との交流からリベラリストの信条を聞いていたものだから、感動してしまった。

 

 

 米帝国主義のシンボルである、海外に展開する米軍基地をすべて閉鎖するという素晴らしい公約に対して、国際社会は心から賛同している。日本の右翼メディアのうろたえている様子は、ケネディ報道の扱いを見れば一目瞭然である。

 

 

 学生時代の法哲学の序文の「地球は動く」「じっとしていない」という格言を想起した。米帝国主義はリベラル派によって必ず駆逐される。既に謀略機関のCIAを廃止すると公約した共和党大統領候補もいたではないか。

 民主主義を破壊する組織が永久に継続するはずがない。元自民党代議士だった亀井静香でさえも「日米安保を破棄せよ」と叫んで久しい。諸悪の根源は日米軍事同盟を破棄すればいい。日本は自立した平和国家への、すなわち民主主義の国になれるのである。

 これこそが日本人の夢であったが、それが米大統領選挙戦で討論されるかもしれないのである。好ましい展開であろう。人類はこの動きを驚嘆しながら声援を送っているはずだ。

 

 

<日本のポチを排除して護憲リベラル派で民主主義を確立しよう!>

 「日本の夜明け」という活字を使ったことがないが、今は使うことが出来る。

 日本は独立した国ではない。米国大統領でも自由に世界を飛び回れるわけではない。警備を第一に考えて行動する。日本訪問においてさえも、表玄関の羽田や成田の国際空港を使わない。

 通常は日本占領時、占領軍の総司令官のマッカーサーは、米軍が占領した横田基地に降り立った。今も米軍基地を使用している。戦後78年も経っているというのに、日本は米国の占領を受け入れている。元外相の椎名悦三郎は「アメリカは日本の番犬さん」と最大級の皮肉を込めて表現した。

 

 

 沖縄に旅行した人なら誰でも知っている。平和の島は78年経っても島内は米軍基地と関連施設と日本人労働者の島である。こんなことが許されていいはずがない。

 怪しからん日本人というと、ワシントンを「番犬」と口走る日本人らしくない日本人だ。ワシントンの占領政策で命拾いした天皇家とそれを支える神社神道という「戦争神社」群、神道政治連盟の自民党・清和会・統一教会の面々である。

 ワシントンの属国を容認することで、ぬくぬくと生き延びる売国勢力である。 自立しようとしない天皇勢力は、反共主義でワシントンにこびへつらっている恥を知らない売国奴たちである。そこへと大金を流し込んでいる財閥・死の商人勢力だ。

 

 

 日本の民主主義は、かくして道遠かったのだが、ワシントンのリベラリストが決起したことに心底感謝したい。日米のリベラリスト、平和を重視して武器弾薬を手段としないリベラル派の結集を大きく育てる時なのだ。その第一声をロバート・ケネディJrが決断したことは、国際政治において大きな影響をもたらすに違いない。「米国の軍事基地」は民主主義に反するという叫びに若者や軍の関係者に強い影響をもたらすはずだ。

 

 

 現に経済分野を主導する情報技術産業が、ケネディ陣営に参画している。幸先は明るい。日本のポチはいずれ排除される運命にある。ポチは戦争準備を、非戦の憲法を冒涜しながら悪政を強行している。自民・公明・維新・国民は、死の商人に取り込まれてしまったが、日本人の平和主義・リベラルが消滅することはない。無党派層を叩き起こすのだ。

 

 

<米産軍複合体に抵抗するケネディ家は立派>

 アメリカの闇権力は、将軍の大統領のアイゼンハワーが指摘したように軍需産業と軍の連合体、すなわち人殺しの勢力である。武器弾薬を製造する財閥と人殺しを任務とする軍が動くと、アメリカの権力は怪しく揺らぐ。

 いうところの死の商人の中枢である。日本の政策に介入する「ジャパンハンドラーズ」は、その一翼をになっている。日本の財政をポケットとして手を突っ込んでくる泥棒たちだ。

 

 

 キューバ危機を乗り切ったジョン・F・ケネディのすごいところは、産軍体制に抵抗して射殺されたことである。彼の勇気ある正義は、ケネディ家の伝統となっている。実弟のロバートも暗殺された。しかし、屈しようとしない。ロバートJrは、命を懸けた挑戦である。

 万一、成功すれば国際社会は大きくいい方向に変わっていく。失敗してもリベラルの血は継承されていく。海外の軍事基地を閉鎖すれば、ワシントンの正義が徐々に貫徹されていく。沖縄は一変するだろう。露骨で意図的な台湾有事など消し飛んでいくだろう。日本右翼の神道政治連盟も衰退する。

 

 

<宇都宮・ケネディ会談は本当だった!>

 筆者は、宇都宮から何度もケネディとの会談内容を聞かされてきた。彼は繰り返し沖縄の基地問題を話題にした。米軍人の不条理な犯罪なども。

 ケネディは「外国に軍隊を置くことは問題を起こす」と繰り返し口にした。ケネディの思想は、共和党のニクソン政権にも。そしてジミー・カーターも本気で韓国からの米軍撤退を具体化させようとして、産軍体制によって再選を拒まれた。ケネディの産軍体制への挑戦は、ことあるごとに浮上するが、大統領候補選びで公約にまでになったことはロバートJrが初めてである。

 宇都宮がにこやかに微笑んでいる姿が目に浮かぶ。

2023年6月11日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

ロバート・ケネディJr公約と関連報道

「米国の外交政策は破綻している。国外にある800の米軍基地を閉鎖し、直ちに米軍を帰還させて、米国を模範的な民主主義国家にすべき」

 こう断言するのは米民主党から次期大統領選に出馬しているロバート・ケネディJr69)である。

テック界の大物たちは、2024年大統領選の民主党指名候補争いへの出馬を表明したロバート・F・ケネディ・ジュニア(69)を支援している。1963年に暗殺されたジョン・F・ケネディ元大統領のおいで、1968年に暗殺されたロバート・ケネディ元司法長官の息子である彼は、新型コロナウイルスのワクチン懐疑派としても知られている。

 

 

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2023/05/23 — 米民主党、ロバートケネディjr
議員「ウクライナに入った政府は、ドンバス地方のロシア系住民を二級市民にする一連の法律を制定し始めた。

 

 

2023年6月10日 (土)

本澤二郎の「日本の風景」(4830)

本澤二郎の「日本の風景」(4830)

<「マイナンバーカードをぶっ潰せ」が世論・国民の怒り>

 日本国民はそれほど馬鹿ではない。トラブル続きのマイナンバーカードを信用していない。ポイントというカネで釣っても本心は疑心暗鬼。岸田文雄はバイデンのポチに狂奔しているが、国民は岸田のポチになることに断固としてNOである。

 馬鹿な国民でもようやく神道・日本会議や財閥・死の商人の恐ろしい目的を知るようになった。戦争準備のための根幹であろう。国民に首輪をつけてポチにする野蛮な目的である。健康保険証を廃止するという。とんでもないことだ。日本医師会は本気で反対し、この天下の悪法をぶっ潰すしかない。

 ぶっちゃけて言うと、何のことはない。21世紀の「赤紙」である。この国民を戦場に狩り出す責任者が、河野太郎というとんでもない人物だ。政界から追放せよ、である。

 

 

<自由人間に首輪=誰も喜ばない>

 首輪をはめられている犬をよく見かける。いい加減な警察の対応に対して、市民は自己防衛に走っている。泥棒や強盗よけに猛犬を飼っている家も見かける。昔台湾の民家を訪問した時、獰猛なドーベルマンを数匹も飼っていたことに驚いた。

 そのために人を雇っていた。犬の食べ物は人間の数倍だ。肉食だから相当な経費がかかる。資産家には違いないが、台湾の治安の悪化が見て取れた。

 日本でも金持ちは猛犬を飼って自己防衛している。民主主義国家と言えるだろうか。

 その犬たちも首輪に反対している。いわんや人間は、もっともっと自由に生きたい。東芝病院で孤独死させられた次男・正文は「鳥になって自由に空を飛んでみたい」という唯一の夢を永久に絶たれた。2010年4月7日を忘れない。正文のための顕彰碑、とても小さなものだが、遺族の切ない思いで建立したいものだ。

 2011年3月11日に東芝製の東電フクシマの3号機は、核爆発を起こし、沢山の死者を出した、と一部の専門家は指摘している。フクシマの真相はいまだ闇である。

 「勝俣はすべてを知っている。東電OL事件の渡辺泰子さんが強く反対して殺害されたMOX燃料だ、これを使用していた3号機だ。勝俣は毎夜うなされる日々を送っているはずだ」との声も消えない。誤報と嘘で塗り固められたフクシマ報道の真相は、健全な民主主義の国になれば、必ず明らかとなるだろう。

 確か30キロ圏内で大量の死者の存在を警察は掌握、それを共同通信が配信したが、すぐ消されている。このことだけでも大変なことである。彼らの多くの死者のマイナンバーカードはどうするのであろうか?

 

 

<「産めよ増やせよ」の異次元少子化対策の先に戦場>

 健康保険証を国民は肌身離さず、どこに行くのにも身に着けて、緊急事態に備えている。100%の確率で「第二のフクシマ」が発生するのだから。日本は地震大国である。最近のトルコ大地震は、日本列島でも起きる。そして日本では、43兆円の戦争準備に加えて「産めよ増やせよ」という異次元の少子化対策に取り組んでいる。

 

 

 戦前の軍国主義時代の日本の愚策の再現である。どうだろう、小学生でもこの程度の方程式は理解するだろう。

 中国の毛沢東時代がそうだった。結果として14億人の中国が誕生した。その中国に印度が追いついた。人口大国は、経済と軍事にも突出することになる。危ないアジアにおいて、日本の極右・安倍信三は祖父の遺言に従って「核兵器大国」へと向けて走り出した。そのための憲法改悪作戦を叫び続けた。

 

 

 安倍の反共・日本会議路線を、岸田がそっくり踏襲した。国民に首輪をつけさせて紐をつける大作戦を強行したが、その理由を凡人ジャーナリストもようやく気付いた。

 戦争で多くの人が死ぬ。死の商人はそうして莫大な金を手にする。すでに武器弾薬企業に血税を投入する危険極まりない法案まで強行している。「311で殺し、コロナワクチンでも国民の命を奪った。この人口減を盛り返すためには、若者に対して産めよ増やせよという戦闘要員の確保作戦だ」との指摘は、もはや筆者一人の叫びではないだろう。と

 

 

<答えは戦前の国家神道の赤紙対策の21世紀版>

 マイナンバーカードと異次元少子化対策の謎解きは、息子や孫を持つ日本人は、即座に考えなくても答えを出すだろう。

 戦前の日本は、幼児期から神棚を信仰させた。神社の祭礼でお茶菓子をもらっていい気になった。学校に行くと教育勅語が待ち構えていた。これが国家神道である。いうところの逃げ出すことのできない赤紙作戦だった。

 岸田が強行しようとしている首輪作戦は、21世紀の赤紙作戦である。日本国民は、特に60歳以下の男性にとって逃げることが出来ない戦場行きが待ち構えている。ボンクラ議員も目を覚ますしかない!

2023年6月10日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

2023年6月 9日 (金)

本澤二郎の「日本の風景」(4829)

本澤二郎の「日本の風景」(4829)

<馬脚を現わした馬場・維新=護憲野党退治で反共改憲超軍拡狙い>

誰もが一見して「やんちゃ坊主」然とした維新の馬場が、いま有頂天になっている様子をネット映像でも垣間見ることが出来る。その理由を関西の友人に解説してもらった。「それは当たり前です。大阪の府知事と市長を独占している。つまりはカジノ利権含めて関西の金力を握っているため。それに維新の元祖・橋下は毎日、ネットやテレビで踊りまくっている安倍晋三の別動隊」と。

 

 

 旧民主党の国民民主党を呑み込んで、現在は残る立憲民主党を「叩き潰す」と息巻いて、それを新聞テレビやネットが大々的に報道している。野党を破壊して、別動隊の使命を果たしているのだろう。黒幕は笹川ギャンブル財団というのである。

 

 

 「政治家としての品性がない。まるでやくざ代議士のハマコーみたいだ」との見方も少なくない。カジノ利権に食らいつく維新の正体をかなり反映している。要は維新とかれいわという名称に引っかかる国民は少なくない。「全国政党になる力はない」とも。

 彼らの政治行動は、自民党よりも自民党的な反共改憲軍拡論。統一教会的な行動力で、護憲野党を蹴散らす政府与党の水先案内人なのだ。

 時に行政の無駄を叩いて庶民の喝さいを浴びるが、決して名古屋の河村たかしのような「大減税」を口にしない。「世界一の国会議員の報酬半減、議員定数半減のような大改革を打ち出せば、議席を独占するかもしれない」との指摘も頷けるだろう。ただし、反共主義の黒幕の存在・ギャンブル財団はいただけない。

 

 

<国民民主を懐柔し、次は立民崩壊作戦>

 所詮、政治はカネで動く。自民党と公明党の金力が頂点に立つ。そして背後の票は、カルトの神社神道と創価学会。共に黒い金力がモノを言っている。権力を手にしたカルト政党に、割って入ってきた格好の反共政党・維新は、既に旧民主党の一角だった国民民主党を、まるで大蛇が兎を呑み込むように永田町で実演して見せた。

 残るは護憲の立憲民主党だ。背後を固める連合は、生き馬の目を抜く永田町において相応の力など発揮できない。まともな労働組合は平和運動に取り組むJR総連くらいで、他は原発派・武器弾薬派に牛耳られて、国民の目線は皆無。労働貴族の連合体でしかない。

 また高給を食む日教組や自治労は、コロナ禍でも物価の円安急騰でも素知らぬ顔をしていて、国民・庶民目線はない。みずから改憲軍拡を容認し、戦争体制構築にもソッポを向いて、戦争政府を事実上、容認している。

 

 

 かくして維新は一旦は立民に共闘を呼びかけ、すり寄りながら現在は本来の目的である、ふらふら野党第一党の立民打倒に舵を切った。21世紀型の翼賛体制の完結狙いだと見たい。消費税やフクシマ原発対応で嘘をついた「安倍の仲間を擁立しても無駄なことだ」と冴えないことおびただしい。

 

 

 「芯が腐っている。廃炉に手が付けられないフクシマ東電原発レベル。原点に帰るしかない。国会での自公維の暴走を体で阻止する革新政党として、戦争与党と対決した土井たか子流の復活を国民は期待している。それを山本太郎に任せているようではお話にならない。日本国民は戦争を体で阻止する革新政党を、いま野党に期待している。原点に戻れ」

 

 

<野党を解体し、完璧な翼賛体制実現で平和憲法破壊の戦争国家狙いか>

 安倍晋三の悲願は、祖父のA級戦犯の岸信介の悲願である非戦の憲法9条を破壊することだった。そのため彼は改憲新聞を主導するナベツネの知恵を借りたが、朝日新聞が対抗したことから実現できなかった。

 阪神朝日支局襲撃事件の背景だろう。犯人は赤報隊を名乗る統一教会だったことが発覚して、いまも国民を驚愕させている。一時、政権が交代しても警察庁は動かなかった。不条理な警察機構はいまもそのまま継続している。驚くべき国家であることに新聞テレビは沈黙している。これまた驚愕するほかない。

 

 

 議会が沈黙している不思議な日本に腹が立つ。安倍が死んでも維新の野望は、9条解体に反対する野党第一党潰しだ。そのことを馬場が公然と口にした。それに立民は対抗する具体策を講じていない?

 立民が崩壊すれば、第二の社民に追い込まれる。同党が崩れると戦前の姿そのものとなろう。自公がマイナンバーカードという拘束するための首輪を全国民にはめれば、大日本帝国復活を意味する。知識人も言論の自由を完璧に奪われる。入管難民改正法どころではない。21世紀の赤紙だ。それ故に「産めよ増やせよ」の異次元少子化対策に突き進んでいる。

 なぜ全国民に首輪をはめるマイナンバーカード阻止に野党は向き合って来なかったのか。戦争国家が非戦の憲法下で直進している!

 

 

<中山太郎運転手の背後は笹川良一運転手の元府議が支援>

 運転手という仕事は大変うま味のある仕事である。仕える主人が悪党であればあるほど、甘いスープを飲める。

 維新生みの親は、岸信介や福田赳夫の盟友・笹川良一の運転手だった。その人物は大阪府議会議長にまで登りつめた。いま生涯やくざの世界に身を置いたハマコーの運転手は、自民党参院議員の幹部になった。政治的に幼い千葉県知事を彼は操つっているという。

 

 

 馬場が何者か、全く知らなかったが、なんと福田赳夫が信頼した清和会の中山太郎の運転手だった。学歴はないに等しい。憲法を読んでいるかどうか疑わしい。やくざっぽい発言と行動力は、運転手時代に培ったものか。

 中山の母親は池田勇人内閣で厚生大臣をした中山マサ。太郎の実弟・まさあきはハマコーと親しかったが、それでも「一緒にふろに入ったことがなかった」と筆者に明かした。入れ墨やくざだったのか。木更津市には入れ墨専門の風呂屋があると聞いた。太郎は穏健派の清和会メンバーだったが、外相になるや一転して改憲論をぶち上げたので、以来連絡を絶った。

 

 

 太郎の運転手だった馬場は、ハンドルを握りながら「日本の常識は世界の非常識」を学んだものか。

 

 

<議会は勇気を出して諸悪の根源・運輸利権のギャンブル財団にメスを!>

 田中角栄は政権を担当すると、岸・福田の黒幕である笹川良一のギャンブル独占の非常識にメスを入れようとしたが、福田が反発してメスを入れることが出来なかった。いま公明党創価学会の利権でも知られる。

 笹川ギャンブル財団との深い仲が、新聞テレビ報道にも影響を与えているだろう。

 

 

 野党は直ちに、これの追及対策チームを立ち上げて、不条理極まりない競艇利権の独占にメスを入れる責任がある。これに手を付ければ維新も清和会も崩壊必至となろう。

2023年6月9日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

日本維新の会の馬場伸幸代表は7日の党役員会で、野党第1党を狙う次期衆院選に関し「立憲民主党をまずたたきつぶす」と述べた。立民の国会対応について「遅延工作をするという先祖返りを起こしている」と改めて批判。「野党第1党になって国民に分かりやすい国会運営をやることから始める」と語った。

 

 

 

 

私達、国民で日本を取り戻す❗️

絶対に観て下さい。そして拡げてください。
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自民党政治を終わらせよう pic.twitter.com/mo9ua54G8R

 

2023/06/07
11:53

 

 

2023年6月 8日 (木)

本澤二郎の「日本の風景」(4828)

本澤二郎の「日本の風景」(4828)

<国際社会で通用しない日本政府の深刻すぎる歴史認識>

 日本政府と経済界(財閥・死の商人)は、戦前の恐ろしい植民地支配や侵略の史実について正直ではない。凡人ジャーナリストも学校で教えてもらわなかったものだから、大先輩の宇都宮徳馬さんから直接学んだ。彼は「機会があれば中国に行きなさい」とお尻を叩いてくれた。

 既に100回以上も往来し、ジャーナリストの訪中歴に花を添えた。当初は観光が中心だったので、南京やハルビンその他、足で歩きながら現地の住民や機内の乗客から、侵略被害事実についての生の声を聞いた。主に「中国の大警告」(データハウス)にまとめた。これは中国版にもなった。後半は主に北京大学や南開大学、武漢大学の学生に向けて日本事情を講義した。日本研究の学者との交流も心掛けた。外交部OBの肖向前さんの自宅にはよく訪問して、近くの食堂でビールで乾杯した。彼が大平正芳の知られざる一面を語ってくれた。大平こそ中国人の尊敬を集めていた。韓国の歴史記念館も歩いた。想定も出来なかった日本軍国主義の爪痕の巨大さを、いたるところで膚で感じてきた。

 

 

 同年齢の小泉純一郎が靖国参拝を繰り返すという驚愕すべき政治行動に際しては、彼の結婚式に参列した友人として、これを許すことが出来なかった。一人反撃の本を書いた。この当時、北京の清華大学で講演会を開いた。学生が会場を埋め尽くした。通路などに立見席までも。万雷の拍手を受けたには、後にも先にもこれっきりである。大感動した思い出は、生涯忘れることはないだろう。

 

 

 日本を代表する平和軍縮派に師事したおかげである。人は誰に出会えるかによって、人生観も生き方も大きく変わるものであるが、宇都宮が一番面倒を見た読売の渡辺恒雄と筆者は真逆の道を歩いた。筆者は「ボロは着てても心は錦」がお似合いの人生で終えることになる。ナベツネはいま遺産相続で頭を抱えているのか、それとも平成の妖怪(中曽根康弘)の手を使って、うまくごまかすのか。有り余る紙切れになる円の扱いに腐心しているに違いない。

 

 

 歴史認識・正しい歴史を認識する社会は、現在と未来に明るさを灯すが、過去に盲目だと現在も未来も盲目となって、同じ過ちを繰り返すことになる。少なくとも10年前から日本政府の歴史認識は、極端にぶれた。過去にとことん蓋をしたのである。

 100年前の1923年9月1日の関東大震災において、罪のない中国人・朝鮮人が多数、殺害されたことさえも日本政府はすっかり蓋をかけて、開けないようにしている事実を数日前にネット報道で知って、怒りと共に頷くほかなかった。

 

 

 凡人ジャーナリストの歴史認識がぶれることはない。たとえば南京を訪問したさいの大虐殺記念館では、現場の資料写真と生き証人の生々しい声を聞いた。それは1989年6月4日の不幸な天安門重大事件の直前だった。腰を抜かして宇都宮事務所に駆け込んだ。宇都宮さんは「それを軍縮問題資料に書きなさい」といわれ、それを発表した。戦後50年の1995年には50人の仲間と南京と盧溝橋を訪問した。ナベツネの読売新聞は、既に改憲論を公表し、日本国憲法の平和主義を破壊しようとしていた。いま大金を手にしたナベツネを、生前の宇都宮さんは「忘恩の徒」と断じて、A級戦犯の岸信介同様に許さなかった。 歴史を冒涜する輩が権力を握った自公内閣を支援するナベツネは、政府と共に盲目の航海をして恥じない。

 

 

<わずか100年前の中国人・朝鮮人虐殺に蓋をした日本政府=背後に不気味な神社神道・日本会議の影が>

 自民党神社本庁清和会と公明党創価学会が政権を担当するようになって、日本政治は極右片肺の政治路線へと大きく舵を切った。戦前の国家神道と、国家神道の被害教団が支えるという、信じがたい自公権力が誕生するようになって、盲目の日本は戦前へと舵を切った。

 

 

 神社本庁は日本会議を立ち上げ、自民党岸派を継承した福田・清和会が神道政治議員連盟を主導すると靖国参拝が公然化する。近隣国はこれに怯えて軍拡にいそしんだ。軍拡競争がアジアで始まって久しい。真っ当な歴史認識に蓋をかけることが、同時に進行してきた日本である。

 「政府が調査した限り、政府内に事実関係を把握する記録が見当たらない」と谷公一・防災担当大臣は、さる5月23日の参院内閣委員会で何度も繰り返した。谷は岸田が和歌山市漁港で爆発物を投げ込まれた当時、うな重で腹を膨らませていた国家公安委員長だ。世襲派の不勉強議員で知られる。

 

 

 谷だけではないだろう。中国のどこを歩いても日本侵略の深い傷跡は残っている。南京に限らない。学校で教えられない自民党議員ばかりだから、日本会議や統一教会の指示に容易に従うボンクラな閣僚なのであろう。中国を歩け、と言いたい。

 この歴史認識について、朝鮮半島の人たちはより厳しい見方をしている。国連でも以前から韓国や北朝鮮の代表が「正しい歴史認識を」と叫び続けてきたのだが、清和会の日本政府は歴史に逆行している。

 歴史に盲目な自民党政権が継続していくとなると、それこそ震え上がるような命の危機に日本人は襲われるだろう。

2023年6月8日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

国際原子力機関IAEAで中国の代表が東電フクシマの海洋投棄に大反対!

 【新華社ウィーン67日】国際原子力機関(IAEA)の定例理事会が5日、ウィーンで開幕した。中国からは、中国国家原子力機構主任でIAEA理事会中国理事の張克倹(ちょう・こくけん)氏が発言で、日本の福島原発放射能汚染水の海洋放出計画を厳しく批判したほか、李松(り・しょう)IAEA常駐代表が日本側の詭弁に対し答弁権を行使し、強く反論した。

 張氏は次のように指摘した。放射能汚染水の海洋放出は世界の海洋環境と人々の健康に関わる重大問題で、日本一国のことではない。日本は自国民と世界各国の正当で合理的な懸念を無視し、これまで各国の懸念に対して科学的で信頼できる説明をしておらず、隣国を含む利害関係国と十分な協議もせず、独断専行して海洋放出計画を加速させており、極めて無責任だ。

 張氏は次のように強調した。福島の放射能汚染水は総量が多く、成分が複雑で、処理期間も長く、歴史的に前例がない。処理後の放射能汚染水は多くの種類の放射性核種の含有量が基準を超えており、処理の成熟性と有効性の検証が待たれる。日本は海洋放出の危害を隠し、関係の技術と浄化装置の長期的信頼性について検証していない状況の下で、計画を強行しようとしており、受け入れられない。

2023年6月 7日 (水)

本澤二郎の「日本の風景」(4827)

本澤二郎の「日本の風景」(4827)

<アジア・東京にNATO事務所はいらない=戦争誘引・仏政府の正論>

 パリからいいニュースが届いた。対中接近を図るフランスのマクロン大統領は「東京の(欧米軍事同盟の)NATO事務所開設に反対」との意向を示した。

EU諸国を代表した格好である。ワシントンと東京の野望を打ち砕いたものだ。

 もしも、岸田とバイデンの野望が実現すれば、世界の軍事危機が東京・アジアにも押し寄せてくる。東京がテロの震源地になりうる。マクロン外交は岸田やバイデンと違う。高く評価したい。

 

 

<ワシントンの暴政に屈しないフランス均衡外交は独メルケル流か>

 正に地球を俯瞰するパリ外交を見せつけた格好でもあろう。第二次世界大戦後のドゴール外交を彷彿させる!それはアメリカ第一主義に屈しないフランス外交でもある。

 マクロンはトランプに屈せず、バイデンにも屈しない。孤立化する中国に接近することの政治経済的な利益は大きい。日本の右翼主義と異なる。アメリカ依存のEUから、自立するEUの安全保障論を展開しているのだ。ワシントンのポチに徹し、非戦の政治外交を求める憲法を保持しながら、いまだ日米安保にぶら下がり、アメリカのポケットに甘んじる日本を、世界各国は信頼も尊敬もしないだろう。王制を革命で打倒したフランス国民の誇りを体現している。思い出すと、政界随一の英語使いの宮澤喜一は、英語を口にしないフランス首脳を想定して、フランス語の家庭教師を呼んでフランス語を学んでいた。ちなみに戦後の日米外交の生き証人でもあった宮澤は、日本国憲法を体現する外交に徹し、ワシントンにおもねるような外交はしなかった。護憲リベラルの人だったし、岸田に薫陶した政治家だったのだが。

 

<財閥・右翼日本会議の野望に釘を刺したフランス>

 日本国民はまるで羊の群れのようで悲しい限りだが、政治家は羊であってはならない。ワシントンの首輪をはめてアジアの覇権国になろうとしている。利権アサリの財閥と極右の日本会議・神道カルト教団は、過去に盲目である。現在も未来も盲目であることを演じている。

 「台湾有事」なる言動を発して、ワシントンを巻き込んで緊張をまき散らす反共主義者の罠にはまって恥じない。そこにマクロンがパリから釘を刺したことになる。先のマクロン・習近平の会談を踏まえたものだろう。

 

 

<中国から日米企業撤退がEU諸国に光明か>

 気が付くと、日米の中国からの企業撤退は呆れてモノも言えない。14億人の消費者の存在を忘却している。先には韓国の中道政権に対して、安倍晋三内閣は、経済面でとことん締め上げて、韓国経済を混乱させた。

 韓国に右翼政権が誕生すると、日本財閥に屈した韓国財閥の意向が政権に反映されるや否や、日韓関係が正常化しつつある。日本軍国主義の象徴である旭日旗の海上自衛艦を受け入れてくれたとはしゃぐ日本人右翼の気が知れない。36年間の植民地支配と従軍慰安婦と強制労働にしっかりと向き合わない財閥と日本会議・清和会に屈する韓国民が多数派になることはないだろう。

 

 

 ついでながら、慰安婦を象徴する少女像建立計画が東京でも持ち上がったことを紹介したい。侵略のシンボルの福沢諭吉研究の第一人者の安川寿之輔、在日歌人の朴貞花両名らが決起した。憲政記念館もしくは日比谷公園内に設置すればいいだろう。歴史の教訓を忘れないシンボルとなる。日本会議の出方次第で実現する。

 

 

 目下の中国は大混乱のさ中で、人民の苦悩がひしひしと伝わってくるが、その一方で西安などの観光地は元気を取り戻している。強権主義と人権弾圧を改めれば、北京は再生可能であろう。プーチンとゼレンスキーの争いをやめさせる鍵が習近平にかかっている。マクロンもそう判断している。EU諸国の対応はしたたかで、ワシントンの首輪など相手にしない。

 

 

<マクロンは内政で苦戦しているが外交で得点>

 年金問題で悪戦苦闘しているマクロン政権。フランス国民はそれに立ち上がっている。ほどそれが悪化してしまっている裏返しだ。

 財政健全化はどこの国も苦労している。アメリカもそうだ。どこの国もそうだが、日本はそれでも国債をじゃぶじゃぶ発行して、更なる財政破綻に突っ込んでいる。すでに借金は1945年当時のものだ。円が急落して財閥と株屋がぼろ儲け、民衆は物価の急騰で塗炭の苦しみを押し付けられている。

 それでも羊の群れは耐えている。財閥と極右の傀儡政権をヨイショする言論界と死に体の野党が支えている株価暴騰の日本である。バブル崩壊目前ではないか。

 

 

 それでも憲法を除外する極右片肺政権に日本人は殺されていくしかないのか。「外交はバランス」をマクロンは教えているのだが。霞が関の官僚どもは腐りきっている!

2023年6月7日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

2023年6月 6日 (火)

本澤二郎の「日本の風景」(4826)

本澤二郎の「日本の風景」(4826)

<出鱈目いい加減社会の2023年6月6日の報道=43兆円戦争準備隠す>

 昨日午後、畑仕事をしているところに袖ヶ浦市選管委員長の御園豊さんが立ち寄った。市議会が始まると、彼も出席するという。国会もそうだが、同市議会も小さな約束事があって、自由闊達な言論は無縁だといってこぼした。地方紙の取材など無縁のようだ。

 元宏池会代議士の秘書を歴任した彼は、少し前に法務省OBの司法書士とおしゃべりしてきた。「官僚は官邸に首ねっ子を握られてしまい、まともな憂国の士はいない、と嘆いていた」と。そのとおりである。官僚が支えてきた自民党政治を追いかけてきた凡人ジャーナリストも、霞が関がゴマスリ人間化したことを承知している。警察官僚の中村格はその代表的な人物とも口を滑らせた。

 

 

 本来であれば、想定さえできなかった43兆円の戦争準備で国会は大混乱するはずだった。現に男子のいる家庭は深刻そのものだが、これが話題になることはない。本日のネット報道からも、出鱈目ないい加減な報道ばかりが占拠されていた。

 

 

<滋賀県知事だった反原発派の嘉田由紀子が原発派の国民民主党入り>

 少しはまともな信念の政治家だと理解していた嘉田由紀子が、何と自民党の補完勢力に変身し、反共勢力として維新と机を並べているような国民民主党に移籍するという。

 平和軍縮派の宇都宮徳馬は、常々「自民党の議員に信念の人がいない。カネで簡単に転ぶものばかりだ。改憲論が金集めの手段となっている」と嘆いていたが、彼女もその戦列に加わるというのか。

 情けない。いい女性議員が政界に少ないのも当然であろう。

 

 

<夫婦が離れ離れ!人権を否定する自公暴走の入管難民法改正案>

 入管難民法改正案がもめている。自公の日本政府は、汚名返上で人権侵害大国に名乗りを上げている!日本国憲法の精神に恥じる改正案を国会で強行しようとしているのだから話にならない。

 検察を擁する法務省の人権感覚は低い。報道によれば「日本人と結婚していても、それでも在留資格が与えられない例が多い」といい、「政府案が成立すると、夫婦が離れ離れになる事態が起きる」というのである。

 こんな場面では「自民党の右傾化を抑制するための連立」と豪語してきた公明党の出番のはずだが、その片鱗さえみせない宗教政党である。

 国際社会から「人権侵害大国」という非難を浴びても、保守的な改正案を強行する日本の「自由と民主主義」のいい加減さを内外に誇示している。許せない。憲法の人権規定に従うべきだ。神道・日本会議の意向なのか。

 

 

<東電の放言は猛毒トリチウム海洋投棄だけではなかった?>

 東北の巨大地震で崩壊した原発の圧力容器が危険な状態にあるという。新たな大地震などで落下することが目に見えているのだが、東電は「大きな影響はない」と開き直った。

 「小さな影響」との放言に、責任を共有している原子力規制委員会が再検討を要求している。東電の出鱈目嘘報道に慣れ切っている国民も、相次ぐ放言にイラついて久しい。これに輪をかけてNHK解説委員の出鱈目報道に振り回されてきたわけだから、第二のフクシマがほぼ100%の確率で起きるわけだから、いい加減な対応でゴマされるわけにはいかない。国民による原子力ムラの暴走監視が、さらに求められている。

 

 

<再審請求の「大崎事件」を棄却した検察主導の福岡高裁>

 刑事事件の大原則は「疑わしきは罰せず」である。無実の人間を罪に陥れる冤罪事件を避けるためだけではあるまい。日本の警察・検察の取り調べそのものに対して、公正さが欠けている。 

 欧米のような被疑者段階での弁護人の関与がない。自由な接見の機会がない制度そのものに欠陥があるために、自白の強要が一般化している。取り調べの映像化は、つい最近のことではないか。

 「大崎事件」で殺人罪で服役した原口アヤ子さんは95歳。命の限り無罪を勝ち取るとの決意を示していると聞く。検察主導に服従する裁判所は返上しなければならない。彼女の不屈の闘志に幸いあれだ。

 

 

<河野太郎は人に首輪をつける大好き人間か?首相候補失格>

 犬に首輪をつけることに反対しない。特に大型犬は危険だ。宮澤喜一元首相は、散歩する際、ゴルフのパターを持ち歩いていた。警視庁SPのアドバイスだった。筆者も時には真似している。猛犬は怖い、時にはパターは暴漢予防にもなる。

 宮澤さんは、首相になる前、個室の場で暴漢の刃に殺害されそうになったことがあった。今の世の中は乱れ切っている。21世紀の戦国時代と言ってもいいくらいなのだから。

 さて、余談はこれくらいにして人間に首輪をつけるマイナンバーカードは、自由であるはずの人間を拘束することだから、これは憲法に恥じる大罪である。これに河野洋平デジタル担当相が必死で取り組んでいる。冗談ではない。立憲主義の憲法をよく読め、と言いたい。人間を人間としてではなく、奴隷扱いにして戦場に狩り出すことも現実味をもって語られている。犬輪は不要である。日本国民は21世紀の赤紙に屈してはならない。

 

 

<関西では太陽光発電が余りブレーキ!原発はいらない証拠>

 驚いた。関西では太陽光発電を止めた、という報道があった。正体見たりである。電力会社は御用記者を使って「自然エネルギーでは対応は無理」と報道させてきた。「原発は必要不可欠」と吹聴し、多くの国民に対して「原発は仕方ない」と諦めさせてきた。

 どっこい、その論拠が崩壊した。エネルギーは自然界に豊富に存在している。安全で安価に手に入る。原子力ムラ(経産省・電力会社・政界の原発派など)

は抵抗できない。反原発派は勢いがつく。中には太陽光投資話に浮かれる被害者もいるが、これも原子力ムラによる法改正かも。全てのことに裏があるが、核は断固としてNOである。地球が怒っているのだから。

 

 

<首相公邸での岸田一族の忘年会に「日本は最悪の世襲国家」と海外メディア>

 「本当に私的なスペースだったのか」「公邸を全て公開すればわかること」「公邸は国民の資産。隠ぺいは許されない」ーG7で浮かれまくっていたところに地雷が大爆発した。地雷除去の武器をウクライナに提供すると公言していた岸田の足元で爆発、いまも炎上している。

 43兆円の戦争準備を打ち消すためのものだとの鋭い指摘はさておく。

 これが国際ニュースとなって「日本は最悪の世襲国家」であるとされて非難されている。これは凡人ジャーナリストも飼いならされてきたため、深く考えてこなかった。確かに、この点だけでも日本の民主主義は初期段階であることが分かる。

 政治家は利権アサリの政治屋になって、カネカネで蠢いている。コロナワクチンだけでもすごいだろう。加藤勝信の懐に興味が集まっている。安倍晋三の政治資金管理団体を昭恵が相続したという。これも巨大な資金が眠っている。世襲国家とは中世を意味する。前途真っ暗闇の日本か。

 

 

<日華議員懇談会(古屋圭司会長・清和会)が台湾第二野党に媚び?>

 日華議員懇談会というと、日本の台湾派議員即反中派議員の集まりである。

蒋介石と岸信介の深い仲は、その後、安倍晋三と台湾独立派の李登輝、そして現在の民進党の蔡英文総統に継承。国民党はすっかり影をひそめてしまっているが、その間隙を縫って対中現状維持派の第二野党に賭ける日華議員懇談会。来日した党首と会談した。

 時代は変わった。敗戦時の台湾派の岸・福田派は、台湾から船で送られてきたバナナに飛びついた。当時は戦勝国の蒋介石総統の時代。李登輝になっても、金丸信や森喜朗は選挙になると、金集めに台北を往来していた。

金丸派の小沢一郎もそうだった。台湾は日本の台湾派のポケット、一方で日本はワシントンのポケット。後者に変化はない。日米軍事同盟の悪しき実績だ。ロバート・ケネディJRが台頭すれば、事態に変化が起きる。沖縄も目を覚ます必要がある。

 

 

<本当か、韓日軍事同盟に5割の韓国民が賛成?>

 日本政府は憲法を尊重し、順守する義務を負っている。憲法は軍事同盟を否定した国際協調主義を外交の基本原則にしている。実際は違う。ワシントンによってがんじがらめの状態を強いられている。

 最近の日韓の徴用工問題は、ワシントンの指示に両国の右翼政権が従ったもの。韓日米連携は、ワシントンのアジア戦略によるものである。韓日軍事同盟に韓国民の5割が賛成?という世論調査が事実だとすると、北朝鮮との対立がさらに厳しくなる。中国との貿易が大きく下がる覚悟はあるのかどうか。正直な所、半信半疑である。

 

 

<セシウム137の半減期30年、他の核種は?>

 東京新聞がフクシマの飯館村と楢葉町の山林のワラビやゼンマイなどの山菜を、2017年からセシウムの定点調査をしているとの記事が出ていた。「徐々に下がる傾向」との見出しだ。セシウム137の半減期は30年。地中のセシウムを測定したのか。はたまた他の核種はどうなのか。

 「下がる傾向」という見出しも編集者の苦心を垣間見ることが出来る。火災で放射能はひどくなり、拡大することがチェルノブイリで分かっている。調査するなら完璧を期すことが、不可欠であろう。

 

 

<神風戦争神社が「空気神社」に?迷信がいまだはびこる日本列島>

 「神体とは何か」と問われて応えられる日本人がいるだろうか。新聞が丁寧に「ご神体」と書くのも天皇語なのか。山形県の朝日町に「空気神社」が存在すると、一部の新聞が記事にした。歴史を学んだ日本人なら、神社と聞くと赤紙と必勝祈願を思い出して気持ちが悪くなる。

 紙に死者の名簿を祀った靖国神社は論外であるが、国家神道として侵略戦争を後押しした神社は、文句なしに薄気味悪い。カルト宗教だから統一教会と同じだし、現に身内の関係にある。これに創価学会が加わると、小選挙区制下3分の2の議席を確保してしまう。

 それにしても山形県の「空気神社」にいかなる意味があるのか。まともな信仰なのか?むろん、個人の信仰は自由である。

 

 

<「立民の蓮舫発言の狙いは野田豚登場狙い」との声も> 

  今の立憲民主党は、戦後の野党第一党としての役割を果たしていない史上最悪の政党であろう。したがって世論の目は厳しい。党内は内紛状態にある。そうした中で蓮舫議員が盛んに、有権者が名前の知らない党首(失礼)を批判している。一人泥被りをしている。誰のためか。すると御用記者が後継者に野田佳彦を登場させた。野田は消費税問題で嘘をついた。東電フクシマについても。もう議員を辞めろが国民の声だろうに。

 

 

NHKは岩田だけではなかった?敏腕ディレクターも>

 イラク大使とNHKの女性敏腕ディレクターが、仲良く手をつないでデートしていた場面を撮られてしまった。安倍にへばりついていた20年記者を、文春が時々宣伝しているが、一方で新たな女傑が誕生していた!

 海外の外交官にも好かれる、それほどNHKは注目されている。せめて権力に屈しない英国BBCレベルの公共放送になることだ。日本の民主主義が復活するかもしれないのだから。

 ざっと以上が本日のいい加減出鱈目な記事の紹介としたい。現役記者の権力に屈しない報道を強く期待したい。民主主義の日本にするために!    

2023年6月6日記(政治評論家・日本  記者クラブ会員)

2023年6月 5日 (月)

本澤二郎の「日本の風景」(4825)

 

 

本澤二郎の「日本の風景」(4825)

<核はいらない!放射能も、汚染ゴミも自公の重大深刻な責任!>

 昨日の夕食に、前庭の小さな菜園で採れたジャガイモという、不思議な名前の食材を煮物にしたものを食べた。とろけるような触感に大満足した。インドネシアのジャカルタから、オランダ船が持ち込んだものという。主食にしている国も少なくない。原産は中南米辺りか。

 自然の威力に圧倒され、感謝してしまった。豊かな自然が生き物すべてを育む。自然に感謝し感謝である。それが英国の産業革命を経ているうちに欧米人科学者は傲慢になり、遂には許されざる核に手を出し、その核が日本の侵略を食い止めた。

 この歴史の教訓を受け入れようとしなかったA級戦犯の岸信介。自ら核に手を出してゆく。「核の平和利用」と人類を欺いて原子力発電所建設に狂奔。正力松太郎は読売グループを率いて原発推進を宣伝してゆく。中曽根康弘と渡辺恒雄は、莫大な利権を手にしながら、前者は首相に、後者はいまも利権報道の先頭を走ってメディアを操っている。

 歴史に盲目だと現在も未来も盲目となって、歴史を繰り返すことになる。それでもこの国の人びとは、悪魔に魅入られた政治を選択し、その結果、フクシマ東京電力原発が爆発した。地震に耐えうる原発などありえない。科学者はそれでも愚かな役人をせき立てて、新しい原発を売り込んで、更なる過ちを繰り返し、自然豊かな日本列島を放射能まみれにしようとし、昨今は核戦争にまで手を伸ばしている。

 

 

<人間は自然が存在しないと生きられない=核は自然を根っこから破壊>

 ヒロシマやナガサキで被ばくした人間のすべてが●焦げにされたり、生きたまま皮膚が垂れ下がって非業の死を遂げた。地獄絵図そのものであるが、先のG7首脳の面々から原爆資料館見学後に、納得できる衝撃的なコメントはなかった。案内人の岸田は平然とそれを繰り返した。

 

 

 繰り返そう。人間は自然としか共存できない、生きられない動物だ。その自然を地中と地上を破壊する。小学生でもわかる。それを世界の指導者は理解せず、そこに戦争当事国の大統領を呼びつけて、ロシア壊滅作戦を協議した。これほどおぞましい国際会議は過去になかったろう。

 悪魔に魅入られた輩は、今また同じ愚を繰り返そうとしている。それに協賛する新聞テレビは、ヘリコプターを飛ばしながら喧伝報道に徹して、日本国民どころか人類に発信していた。一人戦争神社の厳島神社や靖国・伊勢・出雲の白装束の面々が、お腹を抱えて笑い転げていた?違うだろうか。憲法違反どこ吹く風の岸田の内閣だった。

 

 

<核に手を出した岸・正力・中曽根・ナベツネ以下清和会自民は悪魔勢力>

 何度でもいわねばならない。悪魔に魅入られた日本人の頂点に戦争犯罪者の岸信介や児玉誉士夫、笹川良一が戦前回帰(大日本帝国)の基盤を築いた。これに挑戦した加藤紘一は立派だった。「神の国」という漫画チックな幻想を振りまく清和会の森喜朗打倒に走った。しかし、神道信者である中曽根や足元の改憲派・谷垣禎一らに抑え込まれて、加藤の戦いは失速してしまった。

 

 

 無念の極みである。日本政治は森の後継者の小泉、あろうことか岸の孫である安倍晋三、そして祖父・吉田茂の信念を放棄した麻生太郎、宏池会を飛び出した菅義偉へと継承、ようやく護憲リベラルの宏池会にお鉢が回ってきたのだが、岸田はとうの昔に清和会の乞食に成り下がっていた。この悪魔集団にぶら下がっているのが創価学会の公明党だ。

 歴史の教訓を体現した日本国憲法を破壊しようと、既に既成事実を積み重ねている。核に手を出して核に押しつぶされる日本をくっきりと暗示しているではないか。

 

 

<地震に耐えられる原子力発電所はない!>

 311に関係する裁判では、不思議なことに原発崩壊を津波だと決めつける訴えが多いことに気付いたのだが、原因は巨大地震である。原発内には無数の配管が蛇のように走っている。即亀裂が入り、原子炉は破壊する。

 日本は巨大地震大国である。地震に耐えられる施設、建造物などない。原発建設は許されないのだ。仮に地震に耐えられる原発が建設できるのであれば、真っ先に国会議事堂や首相官邸内に作ればいい。出来るはずもない。

 自然豊かな人の少ない地域、すなわち危険極まりない核の知識のない、騙されやすい、カネで左右される遠隔地に建設されている。原子力ムラは東京や大阪に沢山建設すればいい。

 

 

 いかなる事由があろうとも、核に平和利用などありえない。

 

 

<核兵器開発に狂奔する科学者・政治屋・官僚らは莫大な利権目当て>

 ノーベル賞なんて糞くらえである。一種の政治ショーにすぎない。

 湯川秀樹をえらい科学者と教科書で教え込まれた日本人は、いまも評価する国民がいるかもしれない。核に手を出すような人物は、尊敬など出来ない。科学者の行動は、大半が金目当てだと最近になって知った。

 

 

 311の東電原発爆破事件を徹底的に追及している科学者が、何人いるだろうか。大半の学者が沈黙している。市民の訴えを強力に後押ししている科学者を知らない。それまでは善良な科学者ばかりと判断していたが、被ばくジャーナリストからフクシマの実情を知らされて、驚いて立場を変えた。 

 「もんじゅ西村謀殺事件」を何度も報道しながら、政府原発派の悪党に怒りが込み上げてきた。経産相の梶山、科技庁長官の田中真紀子も信用できない。なぜ法廷に出ないのか。それよりも、なぜ刑事事件にしないのか。闇だらけである。

 原子力ムラの中枢を占める経済産業省や文科省の原発派の正体も、いまだ明らかにされていない。言論界の無能さと無責任を露呈している。これでは民主主義のレベルに到達しているはずがない。「カネだけ今だけ自分だけ」の日本の為政者が羊の群れだったことに反吐が出る。

 

 

<核保有国に信頼と尊敬の国も指導者もいない!>

 国家神道復活を狙う改憲核軍拡派の本陣である神社本庁は、いまも闇だらけだ。自民党に巣食う神道政治議員連盟も。森喜朗と安倍晋三は特定できたが、おそらく菅義偉や岸田もそうであろう。いまの参院議長もそうだ。靖国参拝派は与野党に存在する。 

 

 

 戦争神社と提携している自民党議員のほとんどが核軍拡派といっていいだろう。平和軍縮派はいない。支援する読売・産経グループと日本会議の深い仲も注目される。

 そこで思うのだが、核兵器大国のうち国際社会で信頼と尊敬を集めている国が存在するであろうか。米国は完全に落第生だ。ロシアも、中国も孤立化して久しい。核保有国を人類は尊敬どころか、軽蔑している。

 他方で、ロシアやアメリカの国民の中には、いい人間もいる。アメリカでは近くロバート・ケネディJRが浮上するだろう。善良なアメリカ人がどれくらい存在するか、測定できるかもしれない。彼らはアメリカが民主主義の国だと認識していないのだからまともだ。

 

 

<昨夜は朝日新聞記者の出版を封じ込める会社>

 昨夜は朝日新聞の体質を聞かされてがっかりしてしまった。筆者は政治部の次長の時、文春記者から出版社を立ち上げた恩田さんのぴいぷる社の依頼を受けて処女作「塀の上を歩く金バッジの面々」を書いた。

 本来であれば、沢山の賞をもらえる内容である。ただし、東京タイムズは反対しなかった。これには感謝している。ところが、朝日新聞は記者の出版に反対しているという。日刊ゲンダイ記者がこのことについてコメントを求めてきた。

 朝日は阪神襲撃事件で「赤報隊」に屈したことが最近判明して腰を抜かしてしまった。本当に驚いた。赤報隊は統一教会だった。警察も、それ故に捜査しなかった。朝日と統一教会は裏で和解していた!こんな無様なことが許されるのか。

 

 

<袖ヶ浦市放射能埋設事件通報に朝日新聞千葉支局は動かなかった!>

 ついでに紹介すると、千葉県袖ヶ浦市の水源地・林地区住民が、やくざ系産廃業者が太陽光発電の下に膨大な量の放射能汚染物質を埋設するという、信じがたい重大事件を発見した。

 放射能測定器で確認した。そこをボーリングすれば大変な事態が判明するのだが、住民は確認した資料を朝日新聞千葉支局に持ち込んだが、1年以上経つが現地取材をしない。現在は別ルートで呼びかけている始末だ。

 朝日新聞は死んでしまった!

 

 

<木更津レイプ殺人事件の通報にも取材拒否>

 筆者はやくざに強姦され、その後に性奴隷を強いられ、逃げ出そうとして脅迫されてしまった凶悪殺人事件を発見した。犯人は富津出身のやくざ浜名。妻名義でデイサービスをJR岩根駅近くで営業している。被害者は戦争遺児だ。

 この恐ろしい悲劇的事件を自ら取材したので、朝日新聞木更津通信部に通報した。感謝されると思いきや「警察が動かないと書けない」といって逃げてしまった。

 これにはフリーランスジャーナリスト兼政治評論家も声も出なかった。特ダネ意識を喪失した記者ばかりの朝日に期待することはない。一方で、朝日の復活にも期待しているのだが、いまも腐ったままであることを日刊ゲンダイ記者の指摘に泣いてしまった。朝日新聞の読売化は本当なのである。

 

 

<放射能汚染ゴミを自民党から公明、共産党まで袖ヶ浦議会で質問しない>

 袖ヶ浦市の話に戻る。林地区の住民は、市議会の関係者を現地を案内し、資料も見せた。彼らは驚いた。しかし、市議会でまともに質問する議員は一人もいなかった。

 市民の代表が一人もいなかったことになる。自民党も公明党も、そして共産党も動こうとしなかった。地元が放射能まみれという新事態に腰を上げない。何かがある。やくざ産廃業者に懐柔されている可能性を否定出来ない。それにしてもあくどい議員たちだ。

 

 

<対馬に核のゴミ!冗談言うな!カネより命だ!徹底抗戦して阻止!>

 昨日の記事で対馬で核ゴミ最終処分場問題が起きていることを知った。

対馬は沖縄同様に自然豊かな観光基地で十分だろう。カネより命が大事だ。断固として阻止するしかない。

 筆者は長崎で講演した際、一人の県議と交流してきた。彼は反対に立ち上がるだろう。推進派の業者や悪徳市議は「今だけカネだけ自分だけ」の人間に違いない。原子力ムラも先が見えてきている。第二のフクシマが心配される。そして核戦争も視野に入ってきたというのに!

2023年6月5日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

以下の記事は朝日新聞!

原発の使用済み核燃料から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定をめぐり、長崎県対馬市での調査に反対する市民団体など計5団体が6月2日、第1段階である文献調査に応募しないよう求める「要望書」を比田勝(ひたかつ)尚喜市長に提出した。提出したのは、厳原町女性団体、核のごみと対馬を考える会、対馬市水産加工連絡協議会、対馬地区漁協青壮年部連絡協議会、文献調査に反対する市民の会の5団体。)

「核のごみ」の最終処分場をめぐり、対馬市の比田勝(ひたかつ)尚喜市長が3月市議会で、誘致に反対する議員から方針をただされ、「恐喝」などと発言していた。議会は531日、「不穏当な発言」として議事録から削除したうえで公開した。)

2023年6月 4日 (日)

本澤二郎の「日本の風景」(4824)

本澤二郎の「日本の風景」(4824)

<コロナワクチン接種回数と死亡者急増の因果関係=国家犯罪か>

 近くの菜園に主はいない。雑草が生い茂っている。その中から里芋の葉が数本芽を出している。本人が栽培してた証だが、そばを通るたびに悲しい気分にさせられる。3年ほど前に「肺がん。おしまいだ」と言っていたが、それ以来会うことはない。亡くなったのだ。

 

 

 「ワクチンを打つな。専門家が指摘している」という友人がいた。ワクチンを完成させるためには、10年ほどの時間をかける。治験が不可欠だが、コロナが発生した途端、ファイザーなどのワクチンが世界を席巻した。空前絶後の利益の詳細を誰も知らない。日本政府も蓋をかけたままだ。国会議員の多くはワクチンを打っていない。確認をしていないので断定はできないが、どうやら本当らしい。

 国会では与野党議員が「ワクチンを急ぎ手に入れよ。打て打てと叫んでいた」ために、無知な国民の多くはそれに従った。新聞テレビもワクチン打てと報じていたのだが。

 

 

 副作用について政府・厚労省は沈黙した。そこに、ここ数年の日本人の死者数が急増している、との指摘が飛び出した。数日前に送信してきた情報を以下に貼り付けることが出来た。厚労省の死亡急増のデータを紹介する千葉県人が現れた。勝浦市の出身だ。千葉県はやくざが跋扈する怖い場所だが、いい人間もいる。安倍の女のような記者には反吐が出るが、311のフクシマ放射能大事件下、原子力ムラを向こうに回して「福島の子供を非難させろ」と叫び続けて刑事告訴を受けた被ばくジャーナリストは松戸市の出身。

 今の防衛相はやくざ代議士の倅で話にならない。悪に染まるものも少なくないが、良心の塊を叩きつける勇者もいる。袖ヶ浦市にも現れた。勝浦の30代の男は、厚労省の死亡データを示しながら「何かがあるよ」と人々に警鐘を鳴らしている。ワクチン接種回数と死者数に因果関係がある。もはや誰も否定できない。

 

 

 海の向こうではロバート・ケネディ・JRが、ワクチン会社とそれを推進する政府関係者を厳しく批判していた。そのロバートが民主党大統領候補選びに手を上げた。彼もまたジョン・F
・ケネディの血を引いている。米国の民主主義の阻害要因であるCIAや死の商人・産軍複合体を背景とした世界に駐留する軍事基地撤廃を公約に掲げている。バーニー・サンダース上院議員のような本物のリベラル派。日本人はロバートを支援する時である。

 

 

 ファイザーがこのまま暴利を得てそのままでいられるのも、時間の問題であろうが、同様にこれらワクチンメーカーに悪乗りした日本政府と厚労関係者、さらには便乗した医療関係機関とその関係者もただでは済まないかもしれない。むろん言論界にもいる。NHKや読売産経など右翼メディアも危うい。

 

<岸田は偽物ワクチン接種か、天皇接種噂は嘘か>

 コロナワクチンは本物だよ、という宣伝に岸田文雄は、何度か映像の前で注射して見せた。「安心なワクチン」だと国民に言い聞かせたのだ。専門家は笑っている。そして「恥を知れ」とも怒っている。

 岸田の政治責任は大きい。「天皇も打った」という噂話も流布していた。「天皇も打ったのだから私も打った」と。

 天皇効果を狙ったものだろうが、宮内庁はそうした事実を報道していない。嘘に違いない。

 

 

 人はそれなりの免疫力を持っている。その免疫力を殺すワクチンだと非政府系の学者は以前から指摘していた。生物兵器ゆえに変異するコロナであるとも言われてきた。確かに3回、4回と打つに従って副作用がひどくなったという話は、打った友人から聞いていた。打ってはいけないワクチンを打って、多くの人が亡くなった。日本に限らない。人減らし効果に違いない。  

 運よく生き残った人たちは、免疫力アップをしなければなるまい。

 

 

<重大な責任が内閣・厚労省にある!加藤勝信は打っていない?>

 加藤勝信に聞いてみたい。「キミは本当に打ったのか」と。霞が関の役人はどうだろうか。賢い者は打っていないだろう。

 万万が一感染したら、イベルメクチンを飲もうと今も思っている。改めて以下のURL?を開いてみてほしい。

2023年6月4日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

【なぜ報道しない?】

311東日本大震災の震災関連死を軽くブッチギる日本人の謎の大量死。

元国会議員秘書の藤江さんが伝える厚労省発表データ。

2023524日)……拡散希望……

https://youtu.be/Jj9TtGcm--0

1981年当時は「パンデミック」や「遺伝子ワクチン」と言う概念が無く、インプラントチップに致死性毒物をシュリンクして、全国民の体内へ埋め込み、反体制分子と判明次第、遠隔操作で致死性毒物を放出させて消去する計画がありました。

鵜川和久&長尾和宏トークは…二人とも泣きながら語り合い、握手しあい、抱きしめあっていた!

202361日)

https://ameblo.jp/housyasenhibaku/entry-12805605621.html

すでに2千万回近く視聴されている欧米で話題の動画

「新型コロナウイルス開発の1965年からの驚愕の歴史」

SARS
1
は、ノースカロライナ大学バリック教授が開発した「感染性複製欠陥」=生物兵器

デイビッド・マーティン博士講演

@欧州議会・国際コロナサミット

202353日)

https://twitter.com/shortshort_news/status/1662818171886383104?s=21

コロナ「補助金バブル」 関東の私立医大10大学で利益急増、それでも現場に還元は薄く(1/3)AERA
|
AERA dot. (
アエラドット)

ワクチンにDNA混入事件

https://twitter.com/molbio08/status/1655055832822976512?s=20

データ

2011年の総務省の「家計調査」では、2人以上の世帯におけるパンの購入額が初めて米を上回った。2020年にはパンが31456円、米が23920円と、金額的にはパンが主食の座に君臨する。

2023年6月 3日 (土)

本澤二郎の「日本の風景」(4823)

本澤二郎の「日本の風景」(4823)

<公明党も自民党も政教分離違反政党!主権者は憲法を読め!>

 日本人は健忘症民族だと指摘されて久しい。人として恥だ。月刊日本6月号の巻頭言で、昔宏池会取材で顔を合わせた南丘喜八郎は「過去に目を閉ざす者は、現在にも盲目となる」と1985年西ドイツ連邦議会での、バイツゼッカー大統領の名演説を紹介している。

 日本国憲法は、健忘症民族のことを想定してか、歴史の教訓を条文にしている。非戦の9条であり、20条の政教分離規定だ。この重要な規定を憲法学者までが忘却して、恥知らずな改憲軍拡論を口走っている。多くの国民は、学校で憲法を学んでいない。教えない教育を受けてきた。

 凡人ジャーナリストは幸運にも大学で憲法を少しだけかじった。そのおかげで9条と20条について、多少の知識を得た。実際に大学の教壇で簡単なテストを実施して「憲法知らず」の学生ばかりであることを確認している。

 

 

 また20年もの間、自民党を政治記者として取材した唯一の人間であるにもかかわらず、自民党本部に付着して離れない「神道政治議員連盟」に目を向けなかった。首相になった森喜朗が「日本は天皇中心の神の国」と大放言したとき、椅子から転げ落ちるような驚きをもって反発した。宏池会最後の護憲リベラルの加藤紘一が、森打倒に走ったことを評価したのだが、何と中曽根康弘は当然だとしても、京都の野中広務までが加藤を引きずりおろしてしまった。

 

 

 戦前の国家神道は、戦後廃止され、神社本庁として一宗教法人に落下したのだが、なんと岸A級戦犯内閣のもとで自民党本部において復活していた。それが神道政治議員連盟だった。ここに巣食う輩が、岸派と福田派の清和会だった。猛省しきりだ。

 この極右のカルト教団が、小泉純一郎の背後を固め、具体的に20条違反の靖国神社参拝を強行させた。国際社会では戦争神社である。利権に食らいつく竹中平蔵が、経済の分からない小泉と安倍晋三をそそのかして郵政民営化を強行、さらには新自由主義という財閥向けの経済政策も推進し、若者の人生を奪うなど日本社会を崩壊させてしまう。

 

 

 改めて宗教の政治関与を禁じた20条違反が、清和会政治の核心となることに誰も気付かなかった点が悔やまれる。もろに政教分離違反政党の公明党創価学会は、あえて言及するまでもない。

 

 

<創価学会と公明=神道(神社本庁・日本会議)と統一教会の自民>

 白装束の神主集団と信者である氏子集団が自民党を支えている。最近は日本会議が主導して、神社が改憲運動まで始めている。政治と宗教が一体化する。すなわち政教一致・祭政一致の自民党と創価学会の連立政権は、異様であろう。両党はカルト政党といえる。

 

 

 そしてもう一つが統一教会である。岸と笹川良一が強力に推進した文鮮明の統一教会が、自民党清和会から最近では、大半の自民党議員に食らいついて離反しない。当初は女性秘書が食い込んで、遂には自民党議員をからめとってしまう。今日では、地方議員にもなっている文鮮明信者まで輩出しているではないか。

 安倍の別動隊・維新も笹川ギャンブル利権のみならず、統一教会もぶら下がっているとの指摘もある。要するに、岸・福田赳夫と笹川ギャンブル一族の一体化も間違いない。目下、大阪維新のスキャンダル府議の笹川某は、笹川一族と無関係なのか怪しい。

 

 

 いまやA級戦犯勢力が、宏池会の岸田文雄を擁立している異様で不気味なサマにほとんどの国民は気付いていない。しかし、岸田の43兆円の戦争準備を直視すれば、おのずから全容が見えてくるだろう。

 少子化の時代を「静かな有事」と判断する清和会の官房長官。内閣上げて「異次元の少子化対策」という21世紀の「産めよ増やせよ」の先に「戦場」が準備されていることに、何人の日本人が気付いているだろうか。

 

 

 あらゆる戦争には、宗教がまとわりついている。ロシア・ウクライナ戦争も。日本は神道と統一教会が背後を固めている。創価学会も?カルト教団が跋扈する永田町か。先の地方選挙で統一教会候補者は、大半が議席を維持したと報じられている。戦争が目と鼻の先に見えてきた!

 くわばらくわばら、である。

 

 

<自民は死の商人・財閥の傀儡政党=両党ともカネカネ>

 政治はカネ、すべてがカネである。民意が反映されない小選挙区比例代表制の下では、カルト教団が支援する自公が圧倒する。カネは自公、もしくは自公維に集中している。はっきりしている点は、自民党は死の商人・財閥の傀儡政党という事実は変わらない。

 憲法を知らない多くの有権者は、大勢になびく。岸田が焦って禁じ手の違憲解散を決断するのか。判断は日本会議が握っていると見る。ドイツのワイマール体制崩壊を見ることになるのかもしれない。

 

 

<自公の亀裂や分裂は敵を欺くお芝居か作り話>

 自公のお芝居か。陣営の締め付けを狙っている。カルト教団同士の策略か。 

ただし、歴史的にみると、創価学会の初代会長は国家神道に抵抗して獄死している。二代も牢獄生活を送っているが、岸とのつながりも指摘されている。

 もともとは神道と創価学会は不倶戴天の敵だ。選挙区内に自公支持者の軋轢がもともとある。しかし、公明党議員のすべてがおいしい利権の甘いスープをたらふく飲んでしまった。別居しても離婚はない。

2023年6月3日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

https://www.chosyu-journal.jp/seijikeizai/26710

岸信介・笹川良一・福田赳夫・安倍晋三と文鮮明

https://twitter.com/vwwvvwwvvwwvwwv/status/1663851412735029248?s=20

 4月の統一地方選は、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)側と地方議員、とりわけ自民党議員の蜜月関係にスポットが当たる形で実施された。「接点」があるのは大半が自民党議員だったからだ。だが4月9日に投開票された41道府県議選では、自民党議員を含め接点を認めた立候補者の9割超が当選した。国民の強い批判があっただけに、やや意外な結果だった。旧統一教会問題は、選挙に本当に影響しなかったのだろうか。得票や当選者に関するデータなどを検証すると、批判票に苦しめられていたものの、落選せずになんとか持ちこたえていた実態が分かった。(共同通信統一地方選取材班)

さすが中立国スイス!プーチンの核は怖い!岸田は?

AFP=時事】スイスの国民議会(下院)は1日、他国が保有するスイス製の武器をウクライナに移転することを特例的に認める法案を否決した。同日には、両国の大統領がモルドバで会談し、人道・復興支援について協議していた。

2023年6月 2日 (金)

本澤二郎の「日本の風景」(4822)

本澤二郎の「日本の風景」(4822)

<全国保険医団体連合会に続け!=マイナンバーを廃案にすべし>

 毎日、東芝病院で窒息死させられた次男・正文が使用していた介護用寝台を使って休む。反省も謝罪もしない財閥・東芝(原発・武器弾薬企業)に向かって、声も出せなかった息子の無念を忘れないためでもある。

 正文の遺言のような言葉は「僕は鳥になりたい」。鳥のように自由に飛んでみたかったのだ。今朝その記憶が蘇った。きっかけは全国保険医団体連合会。初めて聞く団体名だ。まともな医師の団体に違いない。

 今日からでも遅くない。5、6割の無党派層もマイナンバーカードを廃案にする運動を開始しよう。悪法が成立しても廃案に追い込むのだ。

 

 

<東芝病院で窒息死させられた次男の叫び「ぼくは鳥になりたい」>

 1%財閥・死の商人のための21世紀の首輪を受け入れては、憲法が保障した自由・人権を奪われ、この国は再びヒロシマとナガサキ、フクシマの放射能を浴びることになるかもしれない。その確率は90%以上であろう。

 猿だって首輪を嫌い、外そうと抵抗を止めない。

 貧乏学生が記憶している忘れられない学生歌「ボロは着てても心は錦」。清く美しく、そして自由に生きたい、それが人間である。幼児期のころ、空を飛ぶ飛行機を眺めながら「一度は飛行機に乗ってみたい」と思った。それは実現した。人生最後の夢は「世界一周旅行」だったが、これは興味も半減し、夢になった。

 この国が財閥や日本会議に汚染されたためだ。1%国家では、99%の資産が財閥に握られてる。いまや武器弾薬に化けてしまっているのではないか。それでもゆでガエル日本人、無党派層でいいのか。腐敗した新聞テレビに嵌められてしまっている。

 反骨の言論人がいないか、極端に少ない。識者は自己保全に走り、沈黙していて話にならない。人生最後の戦いは、戦争を阻止し、自由に生きたい。善良な医師団に続け、である。病院看護を放棄され、入院数時間後に個室に放置されて、窒息死した息子の無念を晴らしたい。キミたちも自由になりたいはずだ。2023年6月2日の参院本会議に向けて、異次元の言論戦を挑もう。

 

 

<首輪をはめられて喜ぶのは犬?猫でもいやがる>

 人間の歴史は、自由獲得の戦いだった。日本国民も78年前に敗戦して自由になれた。国家神道と教育勅語から解放された。赤紙を燃やせる社会になった。

 首輪をはめられて喜ぶ動物、生き物がいるだろうか。以前から犬を散歩させる空気が、田舎でも広がってきた。中には猫の首輪も。キミは首輪をはめられて喜ぶだろうか。それはあり得ない。人間は犬になりたくない。犬になって隣人にわんわん吠えて、戦争ごっこをしたい?ありえない。

 確かに人間には残酷な一面がある。残酷な人間の多くは、誰かに首輪をはめられている、そのためである。

 組織は社会にはびこっている。そこで安心を確保する人間がいるが、僕は組織も嫌いだ。ゴマスリ人間を偉いとは思わない。人権派弁護士の一言、それは「肩書のある人間に立派な人間はいない」。そういえば三権の長に品性のある人物がいない。

 思うに、新聞社を飛び出し、自由人になれたことは幸いだった。「ボロは着てても」自由がいい。自民党の講演会で右翼派閥、やくざ代議士を非難して喜ばれたことも少なくなかった。これも自由人のお陰だった。

 今一つだけ首を突っ込んでいるのは「日本記者クラブ」。ここでは拘束されることがない。いまはおかしすぎるが、昔はややまともな権威ある言論の組織だった。所詮、群れるのが嫌いな人間だ。

 

 

<「キミは戦場に狩り出されたいか」のか=21世紀の赤紙だよ>

 凡人ジャーナリストはデジタルをよく理解しない。デジタルはいいことだ、だからマイナンバーカードの首輪をつけよう、という軽い気持ちでいた。人権派弁護士は「やめなさい」といわれ、少しハッとした。

 元自民党代議士秘書にそそのかされて作成したが、最近は使用をやめた。安倍の自公内閣が戦争体制をつくり上げ、岸田が43兆円の戦争準備を始めたことから、これは危険千万と感じ始めた。

 昨日最寄りの病院で医師に尋ねたところ、彼は「私はアナログ。最後の最後までやりません」と。そうか医師会は賛成していないのだ。「21世紀の赤紙は使用するな」である。そこに医師団が決起した。「使用するな。廃棄せよ」である。

 

 

<自由・民主主義を封じ込めるマイナンバーは百害あって一利なし>

 永田町では誰もが岸田のことを、アメリカのポチと呼んでいる。彼は透明な首輪をはめられている。したがって、彼は真の自由を知らない世襲政治屋の一人だ。政治屋とは利権稼ぎが目的である。

 彼は国内でも安倍や小泉、森がそうであったように首輪をはめられている。国家神道の復活を目的としている神社本庁と日本会議という不気味な組織の首輪をはめられている。安倍はそれ故に伊勢神宮サミット、岸田は厳島神社サミットを強行した。真っ当な宗教者は強く反発しているが、行動する勇気がない糞ったればかりだ。

 岸田も自由が欲しい。それが年末の首相公邸でのどんちゃん騒ぎだった。主催した張本人は、倅ではなく岸田本人だったと、一部のメディアが写真付きで報じた。英国ロンドンでも同じようなことで、首相が首になっている。日本はどうなるのか。まだ国会は開かれている。

 官房機密費と自民党国対費で野党を懐柔できるのかどうか。最近は悲劇的なことだが、野党が存在しない。櫛淵万里ぐらいだ。

 

 

 自由と民主主義の最大の敵が、マイナンバーカードという国民に首輪をかける法律案である。野党が屈する、いやしくも悲しい場面を見せられる歴史的な日になるのかどうか。言論界は今もこの瞬間、ゆでガエルを決め込んでいる。

 

 

<小銭欲しさに判断を誤って所持した自由市民は使用禁止で抵抗>

 凡人ジャーナリストは、身内にマイナンバーカードを知らせ入手させた。その後に「小銭を受け取れる」ことを伝えたが、彼女はそれを蹴飛ばした。品性を感じた瞬間である。

 それでも鼻づらの人参に飛びついた心の貧しい国民は、かなりの数に上った。そこで言いたい。「使用禁止」である。従来のやり方を貫徹せよ、である。

 

 

<河野太郎を解任せよ!反河野の市民運動を立ち上げよ>

 河野洋平をよく知っている。自民党を飛び出して「新自由クラブ」を結成した時は、取材していても格好がよかった。腐敗政党の自民党を飛び出したのだから、国民的人気は相当なものだった。

 

平和軍縮派の宇都宮徳馬が期待した政治家だったが、小選挙区制を受け入れた場面から失墜する。小沢もそうだ。河野の息子の太郎は、父親のような護憲リベラルの人ではない。その反対である。

 目下、マイナンバーカードで健康保険証にするという触れ込みで、全国民に首輪をかける最高責任者。実に信用の置けない政治屋で、父親とは真逆の人間である。

 日本国民の自由を奪い、民主主義を破壊する最高責任者である。改めてマイナンバーカードという首輪を考案した憎い悪党を知りたい。おそらく死の商人側の悪魔のような人物に違いない。法案が成立しても不使用という抵抗運動で、自公を退治し、廃案にすればいい。21世紀に首輪をはめるという愚かな人間がいるだろうか。

 

<真の改革は行財政改革に取り組め!=消費税も廃止し、経済を回せ>

 真の改革は無駄と肥満の行財政の大改革を堂々と推進することに尽きる。健全な財政にする、財閥1%のためのアベノミクスをキレイさっぱり排除することである。

 日本銀行を「物価の番人」に引き戻し、物価急騰を正すことである。円激安政策を直ちにやめさせ、国民に安心感を与えることに尽きよう。植田和男を即クビを撥ねるのである。真っ当な国民のための日銀総裁を選ぶことが、国民に幸せを送り届けるだろう。戦争準備などもってのほか。こんなに立派な憲法は、世界の宝である。

2023年6月2日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

医師らでつくる全国保険医団体連合会(保団連)などは1日、国会内で集会を開き、健康保険証を廃止してマイナンバーカードに統一する関連法改正案の廃案を訴えた。法案は2日の参院本会議で可決、成立する見通し。保団連によると、医療機関では、マイナ保険証を使ったオンラインによる資格確認で、別人の医療情報が誤登録されていたり、情報照合できず「無保険扱い」になったりするケースが多数、判明している。

まだ突っ込み不足!玉川徹氏「マイナカードを100%にする為、保険証を人質に取った?」と河野デジタル相へ切り込む 保険証のマイナ一本化で。

 

 

2023年6月 1日 (木)

本澤二郎の「日本の風景」(4821A)

本澤二郎の「日本の風景」(4821A

<中国よりも悪質なG7ヒロシマ反対平和デモに蓋をかけた日本政府>

 Youtube動画では、日本政府が敵視する中国の人権問題などを毎日見ることが出来る。その都度日本人は眉をひそめる。ところが、そこでは日本政府の恥部が報じられることがない。岸田文雄の息子は唯一例外だった。自由なはずのネット言論界では、中国の方がはるかに自由である。という事情を知る日本人は少ない。

 先のG7戦争首脳会議に対して、広島市内で行われた反対する平和デモを全く知らなかった。日本の新聞テレビは報じなかったのだから。そこに本ブログ読者から驚愕するような動画がメール送信してきた。さっそくブログに貼り付けて読者に見てもらった?

 すると、読者から「開けない」という苦情が届いた。あわてて自分でも試した。開けないような操作が行われていたことに初めて気づいた。驚くというよりもあっけにとられた。

 念のため、機会あるごとに、参考になると判断した読者からのメールの貼り付けも開こうとしたが、やはり無駄なことだった。国民の知る権利を岸田内閣は、完璧に封じ込めていた。これは衝撃である。ここまで悪辣な言論弾圧に歯ぎしりした。インターネット情報を消したり、アクセスできないようにすることは、政府にとって簡単なのであろう。そこまでやるか、怒りが込み上げてきた。

 

 

 新聞テレビは死んでしまったが、ネット上では違うはずだと思い込んできたのだが、それも裏切られた。日本政府に不都合な記事や映像は、公然と蓋をかけている!言論の自由を、国民の知る権利を封じ込めることで、日本を戦争国家へと間違いなく追い込んでいたのである。

 ヒトラーも驚いているに違いない。政府の手足となっている電通が、そのための技術者を雇用しているのだろうか。

 電通が内閣やその他の報道人を徹底的にマークし、読売や産経の記者レベルに貶めている可能性を否定出来ない。

 

 

<整然とした平穏なG7厳島サミット反対デモに襲い掛かる3万人の警備陣>

 筆者は見た。整然とした平和デモであった。すごい、日本も大きく前進していると思った。が、それもつかぬ間のことだった。

 G7そのものが、核戦争を引き起こす元凶といった鋭いスローガンも見える。真っ当な平和デモである。日本国憲法が保障した主権者の政治行動である。

 だが、全国から集まった3万人の警備陣は、交通警察官だけではなかった。やにわにデモの隊列に襲い掛かる重装備の警備陣!信じられない事態が起きた。無防備の男女若者を小突いたり殴りかかる。警備陣が暴力団に変身して、日ごろのストレスを爆発させているようなのだ。

 60年安保闘争デモを映画などで見たが、そこでは学生はヘルメットと角棒という出で立ちで、本物のやくざと対峙した。しかし、ヒロシマは原爆で亡くなった兵士や市民のために、過去を反省したはずの平和の祈りの地であろう。

 そこでの平和デモに対して、重装備で身を固めた警備陣が、無防備な市民に、憲法が保障したささやかな政治活動を、腕力で襲い掛かっている!こんな警備を初めて目撃した。

 この映像は、少しでも国民に知らせる必要がある。そう思っての本ブログの貼り付けだったのだが、既に見られないように操作されていた。

 

 

<ここまでやるか!民主主義を破壊した岸田文雄内閣の言論弾圧>

 こんな日本に誰がしたのか。筆者は、安倍晋三の時の伊勢神宮サミットを仕組んだ極右の日本会議が、今回もヒロシマならぬ宮島の厳島神社を舞台に繰り広げられた厳島神社サミットだった、と指摘している。真っ向から政教分離違反をしている。憲法を冒涜している。

 原爆資料館はそのための舞台装置の一つに過ぎなかった。岸田側近の改憲派官房副長官が日本会議と連絡を取っていたのだろう。事情通であれば、なるほどと頷くに違いない。

 戦前の国家神道の暗躍であることが、一目瞭然である。現に平和の地で「戦争」が会議の中心になった。ゼレンスキーの参加も計画通りだった。ロシア・ウクライナ戦争の一方に加担して、プーチンのロシア退治が目的の有志連合の会議だった。

 ウクライナは既にロシア兵20万人が死んだと公表した。ということはウクライナの兵士や市民も同じくらい死んでいるに違いない。戦争未亡人と遺児も双方で40万人前後と想定できる。間もなく100万人になるだろう。

 日本は侵略戦争で300万人が死んだ。ロシア・ウクライナ戦争の死者はさらに大きく増えている。G7支援強化で追い詰められるプーチンは核兵器に手を出す確率が高まってきた。既にベラルーシに核を持ち込んだ。

 厳島神社での必勝祈願が実るものかどうか。大分怪しい。

 

 

 こうした可能性を秘めた核戦争の危機を推進した岸田内閣の言論統制に、善良な国民は徐々に理解するようになっている。G7サミット反対デモが、その先陣を切ったことになる。

 

 

<こんな日本に誰がした!投票権放棄のゆでガエル無党派層>

 彼らの裁判闘争が間もなく表面化するだろう。この重装備の警備陣による暴行写真が、証拠として法廷に登場する。警備を指揮した人物の法廷での証言が気になる。国家公安委員長か警察庁長官なのか。

 

 

 新聞テレビは、この平和デモを報道しなかった。その罪は重い。報道関係者は、46時中、報道センターで美食と酒に酔いしれていた。誰一人現場に行かなかった?これまた異様な事態である。現場からの報告に対してボツにした編集幹部は、既に官邸の官房機密費で懐柔されていたのであろう。

 

 

 日本会議向けのサミットについて、それでもベトナム華僑崩れの日本会議の広告塔は「中国に対して甘すぎた」と批判の講演を産経グループの会で放言している。日本会議の野望は今後も続くのか。

 

 

 結局のところ、こんな日本にしたのは日本国民。特に投票権を行使しない無党派層である。無党派層が動けば、政治を動かすことが出来るのだが、わが無党派層は依然としてゆでガエルを決め込んで、軍靴の嵐に気付かないでいる。日本国民に問題があるのである。

 

 

<ひとり女を上げた櫛淵万里議員>

衆院懲罰委員会は31日、鈴木俊一財務相不信任決議案の採決時に演壇で示威行為をしたとして、れいわ新選組の櫛渕万里共同代表に対し、登院停止10日間とする懲罰案を与党や日本維新の会の賛成多数で可決した。)

 

 櫛淵万里議員をしらなかったが、えらい。21世紀の翼賛議会で一人堂々と警鐘を鳴らした。その正義と勇気に賛同したい。確かに戦前の反軍演説をした斎藤隆夫のことを思い出す。

 三木派の後継者・河本敏夫の「一本のローソク」だ。村上誠一郎が仕えた人物でも知られる。

2023年6月1日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

本澤先生、コレが

権力側のブロックです。削除されて見れませんです広島サミットで、デモの話を知って居ましたか?ヤフーニュースでも見てないです。
あれだけのデモは東京ではありません。
又今朝のJアラート政府にとっては都合の良いアシストです。
防衛費増額に()が助け船。見方ですが沖縄方面で何故関東迄ニュースを流す?テレビ全局で放映中です 。 安倍骨壺野郎の時代から政権に不都合な時にはキマッテJアラート、ユデガエル国民は完璧にメディアの配下です。

           
5/30    

アクセスしても開けないようにした日本政府の言論弾圧(ようやく理解した凡人ジャーナリスト)

本澤先生、コレが

現実です

https://www.facebook.com/toru.kosaka.58/videos/636427471669825/?sfnsn=mo

https://merrylife.hatenablog.com/entry/supercity

ソクラテスの弁明=櫛渕万里演説

http://www.cyber-literacy.com/cll/category/nck

【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】農業の崩壊危機を横目に、有事の「増産指令」?JAcom
農業協同組合新聞

https://www.jacom.or.jp/column/2023/05/230526-66881.php

 



 



 

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