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2023年5月

2023年5月31日 (水)

本澤二郎の「日本の風景」(4821)

本澤二郎の「日本の風景」(4821)

<猛毒トリチウム汚染水の海洋投棄に断固として日本国民は反対>

 貴重なメモを見つけた。被ばくジャーナリストの竹野内真理さんがジュネーブのIAEA(国際原子力機関)を訪問した時、応対した原発専門家の貴重な生の声である。それは「地震大国・日本の原発建設は、常識では全く考えられない。普通であれば500万人死んでもおかしくなかった事故だ。それにしても、日本人はよく怖がらないで生活していることが、自分には信じられないことだ。原発は国民みんなが反対しなければ止められない。ウクライナやベラルーシと日本は同じだ」という厳しい指摘だった。

 「もう手遅れだ。日本のことをずっと危惧してきたのだが、とうとう起きてしまった」とも。原子力専門家の本音を引き出した被爆者ジャーナリストに改めて敬意を表したい。

 

 

<「地震大国に原発は作れない」とIAEA専門家が指摘>

 岸内閣が強行した第一号の東海村の原発や福井の原発銀座が、地震で崩壊すると、首都圏も中部・関西圏も壊滅的打撃を受ける。それでも安倍・菅に次いで、岸田内閣も危険極まりない原発建設に爆走している。

 狂気の沙汰であろう。何としてもブレーキをかけ、全てを廃炉にしなければ日本人の命は風前の灯である。全国民の決起が不可欠だ。IAEAの原発専門家の本音を、ゆめゆめ忘れるべきではない。

 

 

<天野IAEA事務局長への公開質問状に逃げた恥さらしの日本人!>

 彼女は2002年にIAEA本部を訪問した。元スイス大使の村田光平氏と共に。その後、当時の天野事務局長に公開質問をしたが、彼は回答しなかった。逃げたのである。原発利権を優先する日本政府と「核の平和利用」を積極的に宣伝してきた読売グループの責任も重大である。

 自公体制の腐敗も極まっている。

 

 

 そこで目下のフクシマの汚染水の海洋投棄問題に、改めてメスを入れたい。フランス製のアルプスという放射能除染処理機を使っても、猛毒のトリチウムは除去できない。したがって、処理水ではなく猛毒の汚染水そのものである。

 昨夜も宴席で岸田と鉢合わせた小泉純一郎が「改憲は無理。原発廃止は首相の判断一つで出来る。やるべし」と諫言したが、岸田は笑ってやり過ごした、と報じられている。無責任と無能を体現した岸田を、政権に祭り上げた張本人は安倍、その安倍を誕生させた小泉に重大な責任がある。この際、はっきりと「神社本庁・日本会議の指示を断れなかった」と自白してはどうか。

 日本を戦前回帰へと狂わせた日本会議と財閥・死の商人の正体を国民に知らせる義務が、小泉にある。猛毒トリチウムに海が汚染されると、海産物を食べられなくなる。漁業者のみならず全国民が反対しているのも当然だ。

 日韓首脳会談を受けての、先の韓国の視察団にトリチウム汚染水を飲んでもらったのであろうか。出来るわけがない。せめて汚染水をたっぷりプレゼントすべきだったが、どうだろうか。韓国の野党も国民も反対している。

 

 

<日本政府・経産省・東京電力など原子力ムラは中国の反論に応えよ!>

 久しぶりに中国の共産党機関紙・人民日報の日本語版を開いてみた。偶然だが、分かりやすい表現を用いてWHO(ジュネ―ブ)の総会における、中国の反対論を見つけた。汚染水の海洋投棄に真っ向から反対しているのではないか。以下にそっくり貼り付けた。日本国民・市民運動家も読むといい。

 断固として海洋投棄を阻止しないと、魚も海産物も食べられなくなる!わが地元では、放射能ゴミが地中に埋められている。地表に放射能が、地中では地下水を汚染し、それが東京湾に注いでいる。その汚染水を多くの人々が水道水として飲んでいる!袖ヶ浦市の林・高谷地区の住民が立ち上がって、同市と県知事に抗議を始めた。やくざと警察、政治屋の闇が見えてきた。

 

 

 まずは中国の鋭い反対論に対して、日本政府・日本原子力ムラの分かりやすい反論を聞きたい!不可能だろうが、義務である。

2023年5月31日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

中国の立場も厳しい!

527日のWHO総会で、中国代表は福島原発汚染水の海洋放出問題について、中国の立場を改めて表明し、日本代表の答弁に反論した。

中国代表は「中国は福島原発事故の汚染水の海洋放出という日本側の一方的な決定に断固として反対する。放出プロセスは30年の長きに及ぶ。福島沖には世界で最も強い海流が流れており、原発汚染水の海洋放出から10年後には、放射性核種が世界中の海域に拡散するだろう。この行動は全人類にリスクを押し付けるものだ。これは日本一国のことではなく、全世界の人々の健康に関わる重大な問題だ。多くの国々やステークホルダーがいずれも重大な懸念を表明している。各方面と協議して合意に至る前に、日本側は原発汚染水の海洋放出を勝手に始めるべきではない」とした。

日本側の答弁について中国代表は「日本側の答弁は全く成り立たない。以下の一連の問題について納得のできる答えを示さなければならない。第1に、福島原発汚染水がもし安全であるなら、なぜ日本側は残して自ら使用しないのか?なぜ国内の農業や製造業に使用しないのか?なぜ国内の湖に放出しないのか?日本側はこれについて責任ある説明をしてしかるべきだ。第2に、原発汚染水の海洋放出は唯一の実行可能な案なのか?日本の経済産業省は以前、5つの処分案を示した。日本政府の専門家委員会は、水蒸気放出、貯蔵タンクの新規建設、セメント固化などの案はコストが高く、海洋放出が最も都合の良い方法であり、日本自身への汚染リスクも最も低いことを認めている。要するに、海洋放出を選択したのは自らの手間を省き、金を節約して、全世界に災いを被らせるものであるということだ。第3に、原発汚染水の海洋放出は世界にどのような長期的影響をもたらすのか?原発汚染水は福島原発事故で溶解した原子炉の炉心に直接接触しており、60種余りの放射性核種を含み、そのうちトリチウムは半減期が約13年、炭素14は半減期が5000年を超える。多くの核種は有効な処理技術がまだなく、一部の長寿命放射性核種は海流に伴い拡散し、生物濃縮効果を生み、環境中の放射性核種の総量を余計に増やし、海洋環境と人体の健康に予測不能な危害を加える恐れがある。汚染水が有害であることをはっきりと知っていながらもなお海洋に排出する日本側の狙いは何なのか?自国の短期的な利益のために、全人類の共通利益を損なうこのような行為は厳しく非難され、断固として阻止されなければならない」とした。

さらに中国代表は「太平洋は日本が原発汚染水を流す下水道ではない。日本側が海洋放出以外の処分案を十分に研究・論証せず、一方的に予測不能なリスクを国際社会に押し付け、海洋放出という決定を『美化』することに腐心するのは、極めて無責任だ。中国は改めて日本側に対して、国際的義務を履行し、周辺諸国を含むステークホルダー及び関係する国際機関と十分に協議し、最も安全かつ穏当な方法で原発汚染水を処分するとともに、厳格な国際的監視を受け入れるよう促す」とした。(編集NA

「人民網日本語版」2023529

 

 

広瀬隆警告⚠️フクイチ1号機

 https://dot.asahi.com/wa/2017112400040.html?page=1



 



 

2023年5月30日 (火)

本澤二郎の「日本の風景」(4820)

本澤二郎の「日本の風景」(4820)

<プーチンも悪いがゼレンスキーも悪い、バイデンはもっと悪い>

戦争に関する見方は人類普遍である。

 いい戦争などない。戦争はすべて悪である。ロシア・ウクライナ戦争にも当てはまる。したがってプーチンもゼレンスキーも悪い。もっと悪いのが、ゼレンスキーを操るバイデンである。

 バイデンのポチのような岸田文雄も悪である。先の厳島サミットは、神社神道・戦争神社での必勝祈願と戦前の国家神道復活を目的としたものであろうから、日本国憲法と歴史の教訓に反している。

 G7は、ウクライナのゼレンスキー支援と結束を内外に誇示したものである。戦争阻止とは無縁で、戦争激化と長期化を狙ったもので、ヒロシマの思いとは正反対である。以上のような常識が理解できない欧米日韓の為政者に、国連事務総長は怒り狂っていた。当然であろう。

 

 

<戦争にいい戦争はない、すべて悪い戦争>

 岸田は修身斉家の人ではない。いわんや「治国平天下」の為政者ではない。

 首相公邸でのとんでもない不始末を起こした長男は、首相秘書官を束ねる最高責任者のはずで、首相の最側近の品性の人だった。だが、修身も斉家もいい加減で岸田の責任は重い。これでは、日本国民の幸せを確保できるはずがない。

 菅義偉の長男も似たり寄ったりだった。安倍晋三もしかり、家庭生活はめちゃくちゃ。20年も連れ添ったNHK女性記者の証言を聞かなくても国民は、理解している。文春はいい仕事もするが、問題の人物を持ち上げることにも手慣れている。信用できない。

 

 

 岸田は心底腐って狂っている。プーチン戦争に絡めて財閥・右翼の悲願だった超軍拡・軍事大国を、立憲主義の憲法のもとで強行している。独裁も極まっている。安倍以上である。死の商人が彼の五体に乗り移ってしまってるのだろう。くわばらくわばら、である。日本国憲法は、武器弾薬を放棄して戦争が出来ない、してはならない非戦の憲法だ。それゆえに世界に冠たる憲法なのだ。鈴木善幸首相の国会答弁でもある。

 岸田を特訓した宮澤喜一や大平正芳、鈴木だけではない。森喜朗の「神の国」内閣打倒に走った加藤紘一やヒロシマ出身の池田行彦も護憲の人だった。

 宮澤は、核時代において「戦争は出来なくなった。これこそが日本の9条の出番だ」と断言して、大軍拡の中曽根康弘に対抗した。この見事な宮澤講演を絶賛した池田勇人の娘婿を忘れない。

 宮澤は、読売のナベツネという、宇都宮徳馬のいう「忘恩の徒」からの「改憲論を打ち出せば応援する」という誘いを蹴って首相になった。この当時の様子を小沢一郎は全く理解せずに、小選挙区制に突っ込んだ馬鹿者である。

 

 

 改めて繰り返したい。「いい戦争はない」「戦争はすべて悪である」。死の商人の餌食になるような人物は、天皇ヒロヒトは言うまでもなく、東条英機や岸信介と大差ない。

 

 

<ゼレンスキーの戦争をけし掛けたG7は悪い、岸田はもっと悪い>

 G7は今回の首脳会議でヒロシマの死者と原爆資料館を冒涜した。にもかかわらず、感謝した自治体の長や関係機関の気が知れない。平和への成果は何もなかった。ウクライナ支援の有志連合の談合に過ぎなかった。

 この非道徳な国際会議は、国連をも打ちのめす結果となった。ブラジルのルラ大統領は、わかっていたらしい。ゼレンスキーは彼との会談をキャンセルした。ルラのお陰で、インドのモディの格は地に落ちた。

 要するにG7の首脳は「もっとやれ!武器弾薬もカネも出すからやれ」という死の商人会議そのものだった。これはもう「猿以下」であろう。やくざの談合かもしれない。それぞれの国家を代表する国際会議だというのに、なんら有益な結論を出すことが出来なかった。

 無論、そうだからといってロシアや中国が立派だというわけではない。ロシアとウクライナ双方に太いパイプのある中国は、なぜもっと動かないのか。ポーズでしかないのか。

 ゼレンスキーの英雄気取りの作戦で、沢山の兵士や市民が亡くなっている。戦争犯罪者ではないか。むろんのことでプーチンも、である。国民の命を奪いつくしている二人を戦争犯罪者として制裁を科すことが正義であろう。

 岸田をはじめとするG7首脳はその共犯者となろう。

 

 

<正論を吐かずG7を持ち上げた新聞テレビも共犯者か>

 今朝も映画で何度も見た学徒出陣の様子が目に浮かぶ。目を伏せてしまう。こんな悲劇が78年前に起きていた。多くが戦場に散った。無事に生きた学徒兵が何人残っているか。新聞テレビは、彼らの声を聞いて報道する義務・道義的責任があろう。場所は明治神宮という「神風が吹く」という偽りの根拠地での出陣式だった。死ぬために学問を学んできた学徒の悲惨すぎる運命にたじろぐ。原因は日本のヒロヒト侵略戦争にある。

 今のジャーナリストは、この史実を真剣に知る必要があろう。二度と過ちを繰り返さないために。侍従長・百武三郎日記を知ってヒロヒトの認識が代わって数年たつ。

 ヒロヒトがなぜ生きたのか。これらの資料があるだろう。外国人記者が書いたはずだ。読んでみたい。何もかもアメリカの責任だとなすり付ける人がいる。筆者はそれを喜んで推進する日本人がいることを知っている。真犯人は日本にいるはずである。今回の岸田の振る舞いが教えているのではないか。

 

 

 G7報道をした現役記者たちの猛省を期待したい。その成果を直ちに見せてもらいたい。日本国民の隠れた願望である。

2023年5月30日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

本澤先生、コレが(昨夜友人から届いたもの、拡散希望)

現実です🙇

https://www.facebook.com/toru.kosaka.58/videos/636427471669825/?sfnsn=mo

マイナンバーカード活用拡大に不安70%(共同)廃止せよ

 

 

2023年5月29日 (月)

本澤二郎の「日本の風景」(4819)

本澤二郎の「日本の風景」(4819)

<仰天!血税投入で人殺し武器弾薬製造法案が成立目前!>

 国民を誤魔化すために防衛・軍事官僚が考案した危険極まりない長い名前の法案が、既に衆院を通過して参院で審議されれてる、と法律家が連絡してきた。右翼メディアは「防衛産業法案」と軽く報じている危険な問題法案が成立をまじかに控えている。国民は知らない!

 この問題法案をもう少しまともな名称にすると「防衛装備品基盤強化法案」、正確には「防衛省が調達する装備品等の開発及び生産のための基盤の強化に関する法律案
」。武器弾薬に血税投入の根拠法案である。

 

 

<すでに衆院を通過、いま参院で審議中、国民は蚊帳の外>

 財閥・軍需産業は、ここ数か月の間に悲願の人殺し法案を温めておいていたのだろう。岸田文雄の無能無責任の大馬鹿首相を操って、気が付いたら超軍事大国の日本、アジアの覇権大国にする秘策を繰り出してきた。戦争党に衣替えした公明党や安倍の別動隊・維新、さらには財閥が労組の連合を使って、国民民主党を右翼化させ、デッドラインを越えようとしている!

 何も知らない国民は、あれよあれよと眺めるだけ、茫然自失の体である。

 

 

 繰り返すと「防衛省が調達する装備品等の開発及び生産のための基盤に関する法律案
」は、「借金で首が回らない財政下において、戦争目的の人殺しの兵器製造に血税を投入できる根拠法」(人権派弁護士)なのだ。国民も市民運動家も気付かなかった代物だ。むろん、野党議員も財閥の手で首を締め上げられている可能性が強い。

 イケイケどんどんの日本沈没法案である。

 目下、長野県での立てこもり銃撃事件で4人が殺害され、人々に衝撃を与えている。犯人が殺傷兵器を持っていた、そのための悲惨すぎる事件だった。21世紀の刀狩りが不可欠だろう。しかし、政府と財閥は反対に日本を戦争するための要塞化に突進している。

 貧しい国民の生活や命よりも、危機を煽って「戦争ごっこ」に突進する岸田内閣を、それでも国民の半数近い人たちが支持している!信じがたい日本は、まさにヒトラーがワイマール体制を駆逐して独裁国家を構築しようとしているのとそっくりだろう。

 

 

 5年後10年後は、悪夢のような日本になっているかもしれない!

 

 

<防衛省詰めの新聞テレビ記者は軍需産業お抱え記者ばかり>

 確か品性を欠く防衛相の記者会見において、公然と噛みついた真っ当な記者がいた。共同通信記者だったと記憶している。無能無責任答弁に対して、記者が問い詰める場面を右翼作成のYoutube動画で見たのだが、おそらく共同は有能な記者を異動させたのか。

 

 

 これほどの危険な法案をスイスイと通過させた防衛委員会が、ほとんど報道されることがなかった。昨今、自衛隊OBの髭のあんちゃんも静かだ。昨日に専門家の指摘を受けるまで気付かなかった反骨ジャーナリストも、これでは出番なしか。

 

 

<防衛・軍需産業は二重三重の膨大な利益にウハウハ=43兆円効果>

 三角大福の自民党派閥のころをざっくりと展望すると、岸信介A級戦犯派閥を率いる福田派清和会は、平和主義に徹する三木武夫派と護憲リベラルの大平正芳の宏池会、中道リベラルの田中角栄派が福田包囲網でもって、岸の改憲封じを確立する、いわば安定した自民党政治だった。

 三木内閣は防衛費1%原則を打ち立てて、アジア諸国の不安を押しとどめた。この1%枠をぶち壊したのが、平成の妖怪・中曽根康弘内閣だった。右翼化した読売新聞グループは、改憲案をまとめるなど中曽根・ナベツネ新聞に変身させ、見返りに財閥のカネを手にした。

 中曽根・ナベツネ路線は、森喜朗の「神の国」内閣から、清和会をテコ入れしていく。国家神道を引きずる神社本庁の自民党神道政治議員連盟に連動して、生長の家議員の玉置和夫の宗教政治研究会が蠢動、財閥を巻き込んだ極右の日本会議が誕生する。

 今の清和会・日本会議は右翼大連合である。その中枢に財閥・軍需産業が潜り込んで、軍事大国を開花させている。マスコミ関係にも影響力を見せている。むろん、岸の盟友である笹川良一の競艇利権が生み出した今日の東京財団・日本財団が、読売・フジサンケイと歩調を合わせている。壮大なる右翼連合が清和会を支え、その果実を岸田も懐に入れて、馬鹿丸出しの暴政を繰り広げている。

 その結果、軍需産業は血税を使って武器弾薬を製造し、それを政府防衛省に高額で購入してもらう!自由民主の国では、前例がないだろう。この天下の悪法が参院で成立も近いというのである。

 恐ろしい日本は間違いなく真実である。武器も弾薬も放棄した非戦の憲法を踏み潰した日本の戦前回帰を、日本国民は受け入れようとしている。強く警鐘を鳴らしたい!法律家・憲法学者の覚醒が不可欠だ。 

2023年5月29日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

 防衛産業法案、衆院通過 供給網強化、政府が支援(産経)

防衛産業の生産基盤強化法案は9日の衆院本会議で、与党などの賛成多数により可決され、衆院を通過した。国内の防衛産業を支援するため、製造工程の効率化やサプライチェーン(供給網)強化の経費を政府が負担するのが柱。

防衛装備品の輸出促進に向け、相手国の要望で仕様を変える場合、基金から助成金を交付。企業が取り組むサイバー攻撃対策の強化費も支援する。

ジャニーズと軍事大国実は同じhttps://diamond.jp/articles/-/323050 政府が勝手に口座凍結https://twitter.com/norabitohome/status/1660040992492515328?s=20

2023年5月28日 (日)

本澤二郎の「日本の風景」(4818)

本澤二郎の「日本の風景」(4818)

<「学者馬鹿に殺される!」と怒り狂う台所の主婦や年金組>

 政府と連動するような日本言論において、国民も野党も「死に体」そのものである。日本銀行は、10年前から福沢諭吉紙幣を刷りに刷りまくって、日本の価値を大きく低下させてきた。円激安路線を強行して、今も続けている。

 輸入品は物価急騰と便乗値上げで、庶民のがま口は閉まったままだ。消費活動をやめて、ひたすら安物買いに走る。多くの安物食品は防腐剤なの添加物で人々の命を縮めている。農作物は農薬漬けときている。

 

 

 高齢化で放置される山林や農地を外国人が買いまくっている、と聞く。何もかもが窒息寸前である。「生きてる間に世界を一周したい」という夢は、間違いなく夢になってしまった。我が家は昨日、友人にせかされて庭の梅をもいで漬けたのだが、ど素人のやることだから成功するかどうか不明。それでもほっと安心している。ささやかな人生さえも、なつかしんでくれる庶民も少なくない。

 

 

 はっきりしてることは、倒産・首切りという深刻な事態のもと物価の急騰が現実に起きている。人びとは怒ることさえ忘れている。政府の戦争準備にさえも反応しないほど庶民は、精神的にまいっている。それが公共放送にも報道されない。21世紀の貧乏物語そのものである。

 かくして選挙があっても投票しない国民が半数以上いる。日本に民主主義は存在しない。物価急騰に「物価の番人」である日本銀行も財務省もソッポを向いている。大不況下の物価高に素知らぬ顔をしている日銀の「学者馬鹿」は、アベノミクスを強行した黒田東彦と全く変わらない、ゆえに貧者締め上げ政策に一人抵抗を続けるしかない!

 

 

<黒田東彦の二番煎じ「物価の番人失格」の声が巷にあふれる!>

 小泉純一郎と竹中平蔵、安倍晋三と黒田東彦、そして岸田文雄と植田和男という悪のコンビを人びとは、生涯忘れないであろう。

 田中内閣の蔵相・大平正芳は「政府の役割は円を安定させ、国民生活を守ることだ」といって物価の高騰に警戒心を抱いて政策運営をしたが、それでも日本列島改造論の影響を受けた。

 しかし、政治姿勢は常に国民生活の安定に重点を置いていた。自民党総裁選では、所得の公平な分配を主張して国民を安心させていた岸田だったが、いざ政権に就くと、安倍の黒田を切れなかったし、黒田の二番煎じの植田に任せている。植田は相変わらず円激安路線を平然と踏襲して「学者馬鹿」を演じて恥じない。

 「物価の番人」失格である。

 

 

<銀座族の日銀総裁は財閥1%の味方!民衆にソッポ>

 小さな店を経営している人の話では「100円の収入の5割を税金に盗られる」という話は衝撃的だった。真面目な経営者の生の声である。家賃を払えば、わずかな利益で細々と生活するしかない。

 従業員を一人でも雇っていれば倒産する。それほど日本は重税国家だが、他方で莫大な利益を上げる財閥もカルト教団も脱税し放題。政党政治屋に闇のカネを自由に流して、政策を曲げている。

 

 

 そして日銀総裁はどうか?怪しい。植田が銀座族であるという情報が流れている。嘘ではあるまい。銀座族に庶民の苦しさなど分からない。第一、植田は買い物をしたことがないのではないか、と考えてしまう。植田夫人を知らないが、間違いなく庶民ではない。庶民感覚がない。

 思い出したが、宮澤喜一が首相だったころ、90歳の母親は電車やバスに乗って買い物をして、その様子を息子に語って聞かせていた。岸田の親類である。そういえば岸田夫人は公邸に住んでいない。公邸住まいの岸田のドラ息子は、菅義偉の息子と同類で、政治修行ゼロだ。 

 

 

<「言論界も庶民ではない」「議会人は金持ち」だから市民生活わからない>

 筆者はつぶれそうな首都圏紙で生きてきたため、大手の新聞テレビの高給取りについて知らなかった。「テレビの記者は物凄い高給取りだ」と教えてくれたのは、自民代議士の村上誠一郎だった。

 「朝日新聞の論説委員は社説1本で100万円どころか150万円」と腰を抜かすような話をしてくれたのは、ペンの盟友・時事通信OBの長沼節夫だった。彼の兄弟が朝日の記者をしていた。

 

 

 「庶民の生活苦を理解できる記者がいない」のだ。黒田や植田叩きがないのもそのためだろう。倒産した首都圏紙・東京タイムズのお陰で、我は庶民・無党派ジャーナリストになることが出来た。感謝せねばなるまい。

 

 

 国会議員は世界一の高給取りである。日本の一等国民と呼ばれる。日本共産党の代議士を歴任した人物との、最近になっての交流で判明したことは、この大金も党本部に吸い上げられてしまうということだ。同党はそれでも政党助成金をもらおうとしない。立派だが、最近の行動力の低下と関係があろう。遠慮せずに受け取って、その分、庶民・貧者のために働け、といいたい。

 

 

 新聞テレビも野党も、従って円激安によるぼろ儲けの財閥の「内部留保金」500兆円を追及をしない。不可解千万である。

 

 

<なぜ行財政改革をしないのか=政府はとことん腐っている!>

 「金利をゼロから上げると、政府も日銀も崩壊する。ゼロ金利と円刷りを止められない」という。それならば提案したい。一大行財政改革を断行するのである。財務相の鈴木俊一も知っている。鈴木善幸内閣は行革に力を入れた。

 この機会に国会議員の定数と報酬を半減すればいい。霞が関もついてくる。地方議員など不要である。これだけで20兆円が浮くという試算もあると聞いている。

 

 

 このまま推移すると、確実に戦争か円紙切れで沈む日本となる!

2023年5月28日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

植田よ!嘘をつけ!

(時事)植田氏は基調的な物価の動きに関し、「少しずつ上がってきている」との認識を表明。消費者物価の前年比上昇率が2%を超える状態が続いていることについては「(上昇が)食料やエネルギーにかなり集中しており、国民に大きな負担になっていることは意識している」と強調した。

2023年5月27日 (土)

本澤二郎の「日本の風景」(4817)

本澤二郎の「日本の風景」(4817)

<党利党略の自公に亀裂!修復へのポーズ?本物なら政教分離へ前進>

 日本の民主主義は、戦前の悲劇的な歴史の教訓から誕生した日本国憲法だ。従って政教分離を徹底したのたが、現実はさにあらず自民党は神道の氏子組織が戦前の国家神道よろしく、選挙事務所に「神棚」を祀って必勝祈願の選挙戦を演じて恥じない。「神風が吹く」などという根拠のない原始宗教に今も食らいついている。この21世紀の日本の政権党の正体は余りにも幼稚で無様すぎる。それでも不足だとばかり、統一教会や生長の家などの支援、さらに公明党創価学会という政教一致政党まで抱え込んだ。結果、3分の2議席体制で、いまや「戦争準備の43兆円」の超軍事大国を具体化させている。

 

 

 これは戦前の翼賛体制の再現そのものだから、中国・北朝鮮なども、軍事強国へと突き進んできた。東アジアは地雷の海になろうとしている。危険な政治環境が日々醸成されていることについて国民は認識していない。平和政党の公明党までが、安倍内閣のもとで戦争三法(特定秘密・自衛隊参戦・共謀罪)、おまけにカジノ法まで強行された。そして現在は!

 

 

 それを天文学的な借金大国が、円を紙切れにする金融政策で強行している。戦前の戦争内閣の手口と変わらない。それでも野党も言論も警鐘を鳴らそうとしていない。「落ちるとこまで落ちる」と覚悟する識者は、もう10年前からだ。もっと言えば森喜朗の「神の国」、小泉純一郎の「靖国参拝」、安倍晋三の「戦争三法」によって、戦前への基盤が確立した。

 祭政一致の戦争国家の全容を見せつけているではないか。だが、言論が腐ると、議会も司法も腐敗し、国民は浮き草のように、政府の円激安政策による物価の急騰を、怯えながら生活苦を強いられている。

 

 

<神道・統一教会(自民)と創価学会公明が政教分離違反政党の日本証明>

 振り返ると倒幕後の維新の薩長政府は、京都に蟄居させられていた皇室を江戸城に移し、現人神にして人々の精神を狂わせていく。天皇のために死んでもらう国民改造。その手先が神道を国家神道にして神棚・神社を強行し、幼児期から拝礼させた。田舎に限らないだろう、今でもこの漫画のような原始宗教がこびりついている家庭が存在する。かてて加えて、教育勅語でも強要した。精神も肉体も天皇に吸い取られる異様な侵略国家の戦前である。

 

 

 天皇制に反対、抵抗する自由・民主主義者、共産主義者や、戦争神社の神道に反対する仏教などにも、国家権力は弾圧(廃仏毀釈運動)を加えた。政党を翼賛体制にして、国債を大乱発・円紙切れ政策で侵略戦争を強行した。これを食い止めるために米国は原爆を2発投下した。因果応報極まれりである。

 敗戦後に、天皇ヒロヒトも人道に反する原爆投下を容認する発言をしている。

 それでも敗戦後も、天皇と共に神道も生き残った。政権党の自民党の組織に神道政治議員連盟が確固として存在した。自民党候補者は神棚と神社に参拝して選挙戦を戦う。支援者の大半は神道の信者・氏子勢力である。

 

 

 他方、公明党は創価学会丸抱えの、政教分離に違反しながら100%当選という信じられない実績を残してきた。自民党は警戒した。自身の神道支援を棚に上げて、執拗に政教分離違反を問題にして圧力をかけた。かくして公明党創価学会は、神道・自民党の軍門に下って今日を迎えているが、10増10減問題が、東京で表面化し、大きな亀裂が入った。

 これが全国的に拡大することに、平和を願う国民は賛成である。「神の国」戦争国家日本にブレーキがかかるだろう。公明党も政教分離で消滅するかもしれないのだから。

 

 

<広島・厳島サミットは祭政一致の証=右翼メディアは自公修復に必死>

 安倍晋三の「神の国」路線は、伊勢神宮参拝をG7サミット首脳に強要したが、今回は岸田文雄が厳島サミットに仕立て上げて国家神道への回帰を見事に演じた。双方とも神社神道の日本会議が主導したものだといえる。

 

 

 「新しい戦前」どころか、21世紀の本格的な戦前回帰、古い戦前だ。天皇制国家主義そのものである。確か平成の妖怪・中曽根康弘の改憲案では「天皇元首論」。英国でも王制に反発が強くなっている。日本はそれに逆行している。

 

 

 本来の民主主義に目覚める時である。時代は王制や天皇制の時代からの離脱を求めている。政教分離は不可欠な近代憲法の大原則である。占いやカルトでは、国民の安全は確保出来ない、のみならず、反対に不幸を強いられる。もちろんのこと個人の信仰は自由である。信仰しないこともまた自由である。

 自公の亀裂が分裂への一歩になれば、民主主義の日本にとって幸いなのだが?

2023年5月27日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

 

 

 報道によると「525日、公明党の石井啓一幹事長は、衆院小選挙区定数の「1010減」をめぐる自民党との候補者調整をめぐって、「東京における自公の信頼関係は地に落ちた。したがって、東京での自公間の協力関係を解消する」と明言。公明党は、次期衆院選で東京都内の各小選挙区の自民候補を推薦しないことを決めた」

https://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/2021/09/17/online-3/

I
can
G7に失望 
https://www.jiji.com/sp/article?k=2023052000364&g=int

https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=pfbid029MH8ejWoc8cxpYjgabHVFwVMsBMwREjnVdaTsfX2ZKcrf6ySGJWdLpxSbi5piR8Jl&id=100012510195271

https://www.youtube.com/watch?v=d-K9nrZ0kMM

2023年5月26日 (金)

本澤二郎の「日本の風景」(4816)

本澤二郎の「日本の風景」(4816)

<安倍回顧録に元家庭教師の平沢勝栄が公正さに疑問>

 もう過去の話になった「安倍回顧録」?安倍晋三の頭のてっぺんから足底まで知る家庭教師の平沢勝栄が、月刊タイムス(2023年6月号)のインタビューで表向きは持ち上げながらも、バッサリと酷評している。多くの国民は史上最低の首相として評価していない。岸田文雄の国葬強行に対して統一教会や日本会議を除くと大反対だったことが、まだ記憶に新しい。筆者は回顧録取材の面々が安倍の仲間であるという事実や、本人が政界きっての嘘つきだという事情、はたまた大事な森友・加計事件やプーチン会談の真相を回避している点などから「読むに値しない」と認識している。女性記者との関係も父親に似ていて「品性」がない。

 

 

 安倍内閣が誕生したころ、自民党の名門派閥・宏池会の事務局長を長く歴任した木村貢が「政治家の品性」(徳間書店)を出版した。安倍に対する警鐘だったが、いまや「ミイラ取りがミイラになった岸田文雄」に国民の多くが嘆きながら批判している。

 

 

 父親が認めるほど「不出来な晋三」の頭部を、遠慮せずに叩きながら家庭教師として頑張った平沢が、教え子をどう採点するか、興味深い会見記事に目を通すとよいかもしれない。家庭教師として「納得しない」の連発からすると、例によって真実を捻じ曲げた、およそ歴史に耐えられるような代物ではないと断罪している。筆者の家庭教師発言の理解である。

 

 

<言外に「ナベツネ一家のヨイショ本では歴史に耐えられない」とも指摘>

 言論人・反骨のジャーナリストの視点では「なにゆえの長期政権だったのか」を理解できない日本人は多くいる。結果的に判断を誤る。言論界が真っ当であれば、すなわち民主主義が確立していれば、安倍の長期政権はなかった。ありえなかったと結論できる。

 小選挙区制も災いの元だった。自民党に言論の自由がなくなってしまったことが大きい。しかも公共放送NHKが、政府の広報に徹した。国民もまた言論の自由・知る権利を奪われてしまった。犯人はナベツネ一家だと断罪したい。朝日・毎日さえも、ナベツネ化新聞に堕して、あたかも歌を忘れたカナリアになってしまった。すなわち国民も国会も、日本国憲法が政府に求めた「知る権利」を奪われてしまい、ただ浮き草のような状態に追い込まれてしまった。

 インターネットでさえも言論の自由を奪われてしまっている。それが現在も継続している。非戦の憲法にもかかわらず、安倍の改憲軍拡路線は強行され、それにまともな批判さえもできない言論界であった。

 電通とナベツネ言論がいまも続いている。そして「安倍回顧録」もまたナベツネ一家によって実現した作品である。平沢が「物足りない」と柔らかいがズバリ本質を突いた評価をしたことを評価したい。

 

 

<父親・晋太郎から「厳しく」の注文に三角定規などで頭部をぴしゃり>

 安倍家の長男を非難する関係者はいない。しかし、晋太郎に食らいついた記者は、晋三の出来の悪さに嘆く父親を記憶している。

 平沢は口にしないが、晋太郎は「厳しく頼む」と家庭教師に再三頼んだはずだ。そうでなければ、三角定規などを使って頭部を叩くことなど考えられない。よほどのことが想像される。

 筆者も家庭教師の経験がある。「ボロは着てても心は錦」の貧乏学生だったため、夕刻に出た食事が有難かった。品川区の幼稚園の次男坊は良くできる真面目な子供だったが、母親の配慮であろう、生まれて初めてマグロの刺身を食べた。というわけではないが、教え子の頭を叩くことなど想定も出来なかった。

 大田区の町工場経営の長男は、やんちゃな子供だったが、それでも日大工学部を卒業し、会社を大きくしたと老いた母親が感謝しながら語っていた。

 二人とも晋三のような子供ではなかった。

 

 

晋太郎は「東大無試験入学よ」と盟友の竹下登が明かした!>

 会社の先輩に田中角栄秘書の早坂茂三がいたお陰なのか、田中派では自由に取材することが出来た。在京政治部長会の料亭での竹下派の宴会で、首相を辞めた直後の竹下登と隣り合わせた。

 「海部俊樹を後継者に選んだ理由」を尋ねると、彼は「海部の演説は(早稲田の)雄弁会と違う。(中央大学の)辞達学会だから本物だよ」と。関連して「安倍ちゃんは東大に無試験で入ったのさ」とも軽口をたたいた。

 

 

 東大に無試験?とは驚いた。敗戦の混乱期でも一部の恵まれた子弟には、恵まれた秘密の窓口が存在していたのだろうか。

 

 

<ライバル田中龍夫事務所では「晋ちゃんはアメリカで麻薬を学んだ」と>

 晋三は短期間、アメリカに留学しているが、その時に韓国のKCIAの世話になったとされる。晋太郎のライバルだった田中龍夫は、福田赳夫の側近中の側近で知られた人物。田中事務所の金庫番は「晋ちゃんはアメリカで麻薬を覚えて帰国した」と明かした。平沢勝栄のぴしゃりは効果がなかったのだ。清和会秘書会の幹部が以前、晋三を「小僧」と呼んでいたことも納得できる。もうこれだけで回顧録の値打ちはないだろう。

 加計孝太郎事件発覚で、二人が一緒に留学していた当時の写真がネットに流れた。「加計は岸の息子」との指摘も浮上した。

 100%修身の人ではなかったし、いわんや斉家に程遠かった。「治国平天下」とは無縁だった。日本丸の船底に大きな穴をあけて逝った。昭恵も女として苦労したはずだ。彼女の「回顧録」評価も聞いてみたい。平和と民主主義を愛する日本国民の敵という評価を下したい。

2023年5月26日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

2023年5月25日 (木)

本澤二郎の「日本の風景」(4815)

本澤二郎の「日本の風景」(4815)

<上総の国望陀郡茅野村から隣接・林村庄屋を襲った放射能!>

 ここ数日、暇を見ては桃の実に袋をかぶせている。風で大分落下したが、それでもまだ残っているので、奇跡を信じての作業だ。運よく数個でも大きくなれば、最高の気分に浸れるだろう。そんな時、電話が鳴った。「自宅のツツジが見事な花を咲かせている。見てはどうか」という御園邸からの誘いに二つ返事で応じた。せっかくの機会なので数人連れて出かけた。

 場所は、問題の放射能汚染現場近くの袖ヶ浦市林地区。9年ほど前から汚染廃棄物や放射能汚染ゴミなど50万、60万㎥を埋め込んで、その上に太陽光で蓋をかけるという恐ろしい、なんとも恐ろしい悪魔の産廃業者と、加えて日高金属という埼玉県に本社のある中国人経営の悪辣な企業から垂れ流される有毒汚染水で、水源地の河川や地下水も汚染してしまった。それを放置してきた千葉県と袖ヶ浦市の責任は万死に値する。

 

 

 渓流の松川もカニや魚が生きられなくなって久しい。深山幽谷から命名した正に桃源郷のような幽谷地区も、人が安全に生きるための心臓部を破壊してしまった。地区の住民がここ2,3年の間にがん患者が次々と出て、住民は恐れおののき、初めて事態の深刻さに目を覚ました。だが、ウグイスなどの小鳥は今も気付いていない。色も臭いもしない放射能の危険を察知できないのだ。

 しかし、天命なのか?林地区の住民の一人が市役所の放射能測定機を借りて、問題の盛土でも測定してみると、高い放射能を発見した!有毒汚染水を水質検査すると、こちらも厳しい結果が出た。人びとは驚愕し、うろたえて袖ケ浦市役所に駆け込んだのだが。人殺しさえもいとわないやくざ企業は、既に自治体を巻き込んでいた!

 

 

 思うに木更津市茅野は、江戸時代は上総の国望陀郡茅野村、何度も紹介しているが、非戦論を初めてこの世に提唱した松本英子の生まれ故郷だ。林地区は同林村。隣り合っている温暖な幕府直轄地域・天領である。後者は一帯の水田を潤す水源地。そこが崩壊するような事態に追い込まれていた。

 

 

 現在は、君津郡市を流れる小櫃川にも注ぐ水道水の水源の一つである。30万人の水道水が危険な事態に追い込まれている。飲み水厳禁であろう。既に森田健作というタレント知事の時代に、君津市の水源地にもフクシマの放射能ゴミ1万トン以上が投棄され、法廷闘争にもなっている。林地区の放射能ゴミも森田時代である。「タレントとやくざ」は昔から。やくざが跋扈する房総半島の産廃・土建業者が、東北の膨大すぎる復興利権にまとわりついた悪魔のビジネスの実績だったのか。その可能性が大きい。

 

 

 御園邸の見事なツツジも、小鳥と同じく放射能知らずに美しく咲き誇っていた。ここが初めて林村の庄屋であることを教えられ、なるほどと頷いてしまった。庭園だけでなく、昔風の資産家の二つの棟の中は、まるで博物館のようだ。その部屋の一角には、元文相の砂田重民が国会近くのTBR事務所で使用していた黒檀の机も。夫人が若いころ秘書として仕えていた関係である。侵略戦争時の興味深い話もここには眠っている。

 

 

 この問題が発覚して以降、御園家の防犯システムは完璧。アリ一匹も逃さないほどで、まるで要塞化?している。やくざなど寄りつけない。そういえば、筆者が勤務していた東京タイムズ鴨川通信部の吉田正司さんは、二人の息子を千葉県警の警察官にした。地元のやくざ代議士とのトラブルに備えていたのだ。筆者のハマコー批判記事に彼は感動したものだが、御園家の次男も警視庁で出世、最後は関東管区の責任者になっている。危機に備えた教えも興味深い。

 

 

 房総半島で生き延びるには、やくざとの対決に備えなければ、安全を確保できないのだ。インターネット掲示板には「千葉県に住むな」という投稿も見られるほどだ。政治に手を突っ込んだ人物の多くは、やくざと仲良しになるか、常に逃げ回るか。「木更津レイプ殺人事件」で学んだばかりの筆者である。

 

 

<木更津市の産廃業者・ワコーは君津市県議にも大金献金が発覚!>

 朝日新聞のT記者が、御園邸にお土産を持参していた。それは新たに浮かび上がっている問題のある県議の政治資金収支報告書。社会部記者にとって、政治資金の収支報告書は事件の山を意味するものだが、政治記者はピンとこないのが悔しい。初めて見たのだが、政党の支部などは選挙管理委員会に報告義務を負っているため、それらは現在ネットで自由に見ることが出来る。

 

 

 そこに件のワコーエコテックの石井俊也名義で大金(令和元年50万円、同2年200万円)を高額献金していた。ワコーの暴走と政治献金に因果関係が見て取れる。このほかにもあろう。産廃業者と政治屋の怪しい関係の全てではないが、一部を掴むことが出来た。

 

 

<仰天!フクシマ利権で御殿を建てた元丸暴刑事Kはいま娘の旦那の芸人細川にも御殿建設中=巨額脱税を指摘する声も>

 元千葉県警の丸暴担当だったKが、その後にやくざと連携しながら暴利をむさぼっていく様子の一部を既に明らかにした。警察とやくざ暴力団は身内同士だということを「木更津レイプ殺人事件」の取材でもしっかりと理解していたものだから、驚きながらも頷いてしまった。

 やくざの金儲けは女性を強姦し、性奴隷にしたあと性ビジネスを強要する。それだけではない。彼らはカネが動く世界を政治屋を通して察知し、莫大な金儲けの手段にしてしまう。警察回りの社会部記者を出し抜いて、日々奮戦して暴利を懐に入れている。

 「Kはフクシマ利権を活用して地元君津市にフクシマ御殿を建てた。娘の市議が芸人の細川にぶら下がるや、彼にも豪邸を建てている」(君津市の住民)ことは、今や誰もが知っている。

 「Kは家の管理に4、5人の外国人を雇っている。外の管理を男に、家の中を女にさせている。民間人が家の管理にこれほどの外国人を雇っている日本人がほかにいるだろうか。異例ではないか」(同)と、驚きというよりもあきれ返っているという。

 一介の丸暴担当刑事の羽振りの良さは、今では日本でも随一と見られている。国税庁の調査を求める市民は少なくない。

 

 

<水田三喜男・池田淳・水野清の下で政治を学んだ御園豊の悲壮な決意>

 悪辣な政治屋・やくざ業者・腐敗役人と対決して、一歩もひるまない御園豊元国会議員公設第一秘書。本人から詳しく聞いてみると、元大蔵大臣を長く務めた水田三喜男、ついで後継者の池田淳、さらに水野清に仕えて政治の勉強をしてきた。水田は平和軍縮派の宇都宮徳馬の盟友で、旧制水戸校時代は恵まれた体力から、陸軍大将の息子である宇都宮の護衛をしていた。宇都宮は京都帝国大学時代に天皇制批判をして豚箱に入った勇者だ。

 水田の後継者の池田も、続く水野も護憲リベラルの宏池会所属の代議士だった。御園本人も県議選に挑戦したことがあるが、いかんせん幽谷の人口が少なくて失敗したが、元庄屋の子孫として目の前の放射能や松川の汚染に沈黙するわけにはいかない。「原状回復して元の桃源郷にする」と固い決意を披歴している。30万市民と東京湾汚染阻止も実現すると意気軒高である。

2023年5月25日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

(毎日)松野博一官房長官は24日の記者会見で、日本原子力研究開発機構の高速実験炉「常陽」(茨城県)が原子力規制委員会の審査を事実上通過したことについて、「早期の運転再開が期待される。運転を通じた技術、人材の維持・強化を図っていくことが重要だ」と述べた。

韓国のフクシマ放射能猛毒トリチウム海洋投棄問題視察団

日本政府と東電は、ALPS処理水について今春から夏頃の海洋放出を目指している。岸田文雄首相は今月7日、韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領との首脳会談で、「韓国国内で懸念の声が大きいことをよく理解しており、理解を深める観点から視察団を受け入れる」と伝え、異例といえる視察団受け入れに合意していた。

2023年5月24日 (水)

本澤二郎の「日本の風景」(4814)

本澤二郎の「日本の風景」(4814)

<日韓の右翼財閥政権の軍事連携よそに民衆は「平和の少女像」建立へ>

 隣人と仲良くすることはいいことであるが、ある目的で、たとえば反共軍事同盟的野心実現のためのものだと、状況がわ変化すると壊れる、元の木阿弥に戻ってしまう。ここ数か月の日韓右翼政権の反共軍事連携の危うさが見て取れる。その証拠は、日韓社会の分断が証明している。

 民衆レベルの本物の「和解」ではない。純粋に民衆レベルの「和解」というと、平和のシンボル「平和の少女像」の建立の動きに注目したい。

 日韓の喉に突き刺さったトゲの最たるものは、従軍慰安婦問題と強制労働問題である。ここをすっきりとさせない限り、両国の36年間の植民地支配から抜け出すことはほぼ不可能である。東アジアの安定は危うい。

 日本の植民地支配は、あれこれ口実を作っては強行し、日韓併合の植民地支配は、言葉にならないほど悪辣なものだった。「気の毒」で済む話ではない。アメリカの後押しで実現した戦後の日韓基本条約も、かなりいい加減すぎた政治外交的な、ためにする決着だった。ボタンの掛け違いもあったが、村山富市内閣の決断で事態は解消したかに見えたが、極右の安倍晋三内閣が振り出しに戻してしまった。

 田中―大平連合で歴史的決着を見た日中正常化もまた、安倍内閣がぶち壊してしまった。右翼片肺内閣では、過去の悲劇過ぎる負の遺産を処理できないことが分かる。今回の韓国政府の大きな譲歩は、資本の判断さえも突き崩すという途方もない政治的手口である。日本財閥の反省と謝罪を抜きに強行したため、政権が中道左派に移行すると、再び元に戻る可能性がある。

 

 

 そこには、二匹の「ワシントンのポチ」を仲良くさせて、アジアの反共基地の再構築を測ろうとする、米国バイデン政権の東アジア軍事戦略が存在する不条理なもので、永続性は低い。

 

 

<注目の像建設に福沢研究の安川寿之輔、在日歌人の朴貞花ら決起>

 こうした背景のもとで、民衆レベルの真の日韓の和解に向けた計画が動き出した。「平和の少女像」の建立である。従軍慰安婦という身の毛もよだつようなヒロヒト日本侵略軍の慰安として、まるで動物のように狩り出された無数の悲劇の少女たちを象徴する「平和の少女像」は、まさに歴史の真実として真っ先に加害国に設置されるべきだと考える日本人が少なくない。日本人を覚醒させる和解のシンボルである。

 

 

 思うに外国を侵略し、植民地にすることに貢献した人物というと、その象徴的な言論人は福沢諭吉。福沢研究の第一人者である名古屋大学名誉教授の安川寿之助さんや、「無窮花の園」を出版した在日歌人・朴貞花さんら四人が声を上げた。すでに建立準備会も開催した。

 

 

<均衡欠く財閥の反省謝罪抜きの米日韓のアジア分断に危うさ>

 侵略と植民地支配による恩恵を受ける輩は、いうまでもなく血も涙もない財閥である。財閥が政府や軍を動かす元凶であることを不問にしてはならない。その悪辣さは今も変わらない。現在を「新しい戦前」と指摘する向きもあるが、実際は「古い戦前」に回帰しているといえよう。

 戦争には宗教がからむ。戦前の国家神道は今の神社本庁。そして教育も。戦前の教育勅語に取り付いていた安倍晋三夫妻が森友事件の主犯だということを、事件発覚で国民は気付いた。

 国家神道も財閥も過ちを反省しない。謝罪もしない。あらゆる手段でやり過ごす。それに貢献したのが韓国の尹政権である。従軍慰安婦問題に絡む事件や裁判は、財閥と神社本庁靖国派日本会議が連携して、真実を報道する言論人を追い詰める。電通を使って言論の自由を奪い去っている。

 

 

 それにしても韓国司法の最高裁判決さえも反故にする日本財閥が、今後とも日本の政治外交を危険な航海に狩り出していく。その防波堤の一つが「平和の少女像」の建立計画と理解できる。

 

 

<慰安婦・徴用工問題の解消は「心からの反省謝罪」が不可欠>

 日韓のトゲは、財閥や国家神道の本気の反省と謝罪を抜きにして、抜くことは出来ない。筆者は次男を東芝経営の東芝病院で失ったが、10年経っても反省も謝罪もない。

 同じことが慰安婦問題と強制労働・徴用工問題である。改めて財閥研究さえも存在しない日本に驚愕するばかりである。したがって、財閥の不条理を追及し、反省と謝罪をさせることが問題解決の鍵を握っている。財閥製品に対する不買運動や軍事費削減が決め手の一つだろうことを、この機会に指摘しておきたい。

 

 

<東京のど真ん中に建立することが和解の第一歩>

 建立する場所についての参考意見を披露したい。ヒロヒトの牙城である皇居がいい。霞が関の日比谷公園や国会議事堂や、それにヒロシマやナガサキにも。G7サミット報道でも判明したが、原爆投下の原因について誰も口にしない。

 

 

 上総の国望陀郡茅野村(現在の千葉県木更津市茅野)にも。ここは初めての女性ジャーナリストとして足尾鉱毒事件の真実を報道し、政府の弾圧を受けるやアメリカの地で、史上初めて非戦論を提唱した松本英子女史の故郷だ。今も彼女の実家には、小さな墓地が存在する。

 

 

 戦後の憲法9条が誕生する20年前に、彼女はよく思考して非戦論をアメリカの教会や邦字新聞で展開していた日本最高の言論人、平和主義者だった。漢学とキリスト学を体得した聡明な平和主義者である。松本英子研究が不可欠だということも指摘しておきたい。歴史を忘れることに長けている日本人ゆえに、像はいくつも市民の募金などで設置してほしいものである。

2023年5月24日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

2023年5月23日 (火)

本澤二郎の「日本の風景」(4813)

本澤二郎の「日本の風景」(4813)

<平和(原爆資料館)を呑み込んだ「神の国」靖国派(厳島神社)>

 借金して大金をかけたG7ヒロシマ首脳会議は、誰が誰のために仕組んだ国際会議だったのか。一人浮かれていた岸田文雄は、非戦の国の宰相としてどうだったのか。新聞テレビは「原爆資料館を公開もしないで案内した」ことを大宣伝していたが、何か具体的ないい成果はあったのか。

 

 

 結局のところ、本心から喜びを隠そうとしなかった人物は、ウクライナのゼレンスキー大統領だった。どうしてか?最新式の高価な武器弾薬を各国から無償提供するとの約束を取り付けただけではなく、地球規模でロシアの侵略戦争を宣伝した。ゼレンスキーを秘かに平和の地に呼び寄せた岸田を、ロシア叩きのワシントンの主を喜ばせていた。

 

 

 ロシア・ウクライナ戦争を、今後さらに悪化させる材料をNATO諸国が提供したこと、それにアメリカのポチが狂奔し、悪しき成果を収めた。日本はロシアが瓦解しない限り、核兵器大国に公然と敵対したことになる。中国もまた、岸田・日本会議の手口に怒り狂った。在北京の日本大使をぼろくそに非難した。また政経分離のフランスやドイツとの格差を印象付け、世界最大の消費国との関係悪化をつくり上げてしまった。

 

 

 誰も指摘しないが、日本の隠れた勝者は、岸信介や笹川良一が育んだ「神の国」清和会だ。日本会議は狂喜している。沈黙は金を口にした御仁は、清和会生みの親の福田赳夫である。「神の国」を公言した森喜朗ら神道政治連盟の原始カルト教信者。作戦は全て日本会議・靖国派。戦争神社の一翼を担った、宮島の厳島神社を舞台に繰り広げられた。安倍晋三の伊勢神宮サミットの二番煎じだ。新しい戦前ではなく、古い戦前がヒロシマで平和を駆逐して、戦争が抑え込んだ一番となった。歴史を知らないG7各国の首脳の愚かさが背景にあった。

 

 

<さらなる軍拡競争に警鐘を鳴らした国連事務総長>

 一人警鐘を鳴らした人物がいた。国連事務総長のグティエレスだった。「軍拡競争を許せない」と会見で精一杯、警鐘を鳴らして抵抗した。彼の正論をNHKは報道しなかった。

 プーチンを追い詰め過ぎると、必ず核のボタンを押すことになる。その原因を岸田とG7サミットは、世界に証拠を見せた。それが1年後か2年後なのか。その前にロシア内での内戦が勃発してプーチンを殺害するのか。それとも?風雲急を告げる分断した世界を、G7が生み出した厳島サミットである。

 後世の歴史家は、政教分離を破って実施されたヒロシマ・厳島サミットについて厳しい評価をするだろう。

 

 

<狂喜した武器弾薬交渉成立にこぎつけたゼレンスキー大統領>

 米国が誇る最新鋭爆撃機F16を、ヒロシマの平和の地を袖にしたバイデンが提供すると明らかにした。電子機器の塊であるF16の操縦は容易ではない。自衛隊のベテラン操縦士でも海中に突っ込んでいる。

 ウクライナ兵士とって容易なことではない。訓練期間はいつまでか。これがロシアの上空を飛来すれば、当事国の死闘は勝者のいない「生か死か」で繰り広げられるだろう。劣勢になれば、プーチンは「窮鼠猫を嚙む」ことになる。最初は戦術核から始まる。これにNATOも応戦すれば、地球は死の灰で覆われて、生き物は生きられない。

 目前のフクシマの猛毒トリチウム汚染水が垂れ流されるだけでも、魚もSOSだ。人間は魚貝類を食べることが出来なくなる。隣国では「日本が安全というのであれば水道水として日本人が飲め」と反発している。それでも海洋投棄をするのであろうか。人類も地球も死の一歩手前にいることが理解できるだろう。

 それとも原始のカルト教「神の国」は放射能を消し去るのであろうか。

 

 

 ゼレンスキーはただひたすら西側諸国に武器弾薬を求めた、そのためのG7サミットだった。非公開の原爆資料館見学に意味などないに等しい。彼は既にチェルノブイリを直接肌で感じている。沢山の奇形児の存在を承知している。山林火災でも、放射能が人と生き物を殺していることを熟知している。そこからもフクシマの現状と厳しい将来を予見できる。日本の為政者すべてが、フクシマから逃げて真実を知らない。医療・科学者らもそうである。住んではならない地に日本政府は、住まわせ食糧生産をさせて、恐ろしい内部被ばくを日本人に強いている。

 

 

 プーチンもゼレンスキーも共に精神が崩壊している。正常な人間ではない。悪魔が乗り移っているとしか思えない。そこに武器弾薬と資金の提供で、プーチンのいないロシアへと解体できるか。第二のプーチンが誕生するのではないか。泥沼の戦争へと駆り立てたG7、それを主導した岸田と背後の日本会議・国家神道派に、日本国民は、そっくり運命を委ねてしまうのか。

 

 

<隠れた勝者は自民党清和会・神社本庁(戦争神社)・日本会議>

 人は変身するのであろうが、それが極端だと、相手を見放して立場を変える。平和政党だった公明党創価学会が「戦争三法」を安倍と共に強行した。戦争党に変身した。もはや信用するに値しない。

 岸田は護憲リベラルの宏池会を率いてきた。しかし、その人物が改憲を口走って安倍路線を走りだした。その先に43兆円の超軍拡・軍事大国政策を打ち出した。極右も仰天する変身である。岸田は危険な政治屋に変身した。到底彼を容認することは出来ない。 

 岸田・自民党と公明党創価学会を操っている危険極まりない黒幕がいる。国民は気付くべきだが、新聞テレビのお陰でいまだゆでガエルを決め込んで、G7サミットを評価する者も現れている。しかし、専門家には通用しない。

 神社本庁・日本会議の原始カルト天皇教である。古い戦前の再来・ゾンビ勢力だ。その背後の黒幕は財閥である。国民のカネを懐に入れる吸血鬼であろう。戦争屋とも死の商人とも呼んでいる。その根っこはアメリカの産軍複合体。それさえも牛耳るとてつもない巨大な財閥、世界の富の大半を保有・操作する1%。正体を誰も分析できない。

 

 

 日本を操縦する、極右の天皇狂カルトの日本会議・靖国派と財閥の連携が見て取れる今回のG7サミット。森喜朗の「神の国」といういかがわしい国家神道そのものだ。彼らの広告塔の桜井某も沈黙している。岸田に大満足しているはずである。

 

 

NHK含めた新聞テレビ報道に失望した海外メディアや識者>

 歴史を紐解くまでもない。政治と宗教は、即戦争と宗教である。独裁者でもカルト宗教を活用しない限り、若者を戦場に狩り出すことは出来ない。

 筆者は自衛隊基地を見学するうちに、司令官の部屋に神棚があることを知った。基地内に神社も存在した。なんのことはない、戦前の日本軍が、そっくりそのまま自衛隊になっている。

 神風どころか米軍の二発の原爆に対して「国家神道の必勝祈願」は無力だった。当たり前であろう。神道に何がしかの威力などない。今回の厳島神社に威力などないが、それでも岸田とG7首脳は「必勝祈願」した。ロシアを駆逐できるのであろうか。

 それよりも多くの人の命を失うだけである。都市も農村も森も破壊しつくすことになろう。これほど愚かな人間もいない。岸田はその場を提供し、事態を悪化させることに狂奔した。「神の国」は喜んだのだろうが、外国人記者は首をひねっていた。戦争を止めるための相談は全くなかった。その反対だった。これが「神の国」の消すことのできない史実となって閉幕した。

 日本国憲法を理解してる法律家は政教分離違反の厳島サミットに眉をひそめただろうが、声を上げたのは筆者一人。中央大学で法律を少しだけかじった成果である。

 

 

<ボンクラ野党は憲法の政教分離さえ認識していない!繰り返す戦争>

 日本会議主導の厳島サミットに不勉強な野党は、異論をさしはさまなかった。日本会議・神の国主導のG7サミットをただ眺めているだけだった。歴史の教訓は、日本国憲法の二つの条文に集約される。非戦の9条と政教分離の20条である。

 自公維民各党は、このもっとも大事な規定を破壊している。戦争国家へと驀進している!歴史を学ばない国民と政府は、未来に対して盲目、したがって再び過ちを繰り返すことになろう。財閥は肥えて民衆は命までも失うことになる。強く警鐘を鳴らしておきたい。

2023年5月23日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

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G7に失望

https://www.jiji.com/sp/article?k=2023052000364&g=int

G7デモ

https://twitter.com/BBCWorld/status/1660302220041043969?s=20

pic.twitter.com/UYRKnaf3ri

 

 

⁦‪@masirito22⁩ 数字を見ると、日本は厳しいものがありますね。
pic.twitter.com/4azETZwFAD

 

2023/05/22
23:50



 

 



 

 

 

 

 

2023年5月22日 (月)

本澤二郎の「日本の風景」(4812)

本澤二郎の「日本の風景」(4812)

<ゼレンスキー電撃訪問は嘘、バイデン・岸田の極秘工作招待だった!>

 「ウクライナのゼレンスキー大統領はオンライン参加」と吹聴して嘘を垂れ流してきたG7議長国の岸田文雄。実際は岸田の当初からの招待だった。昨日の5月21日に閉幕した夜、会見したゼレンスキー大統領が明かした。政府の嘘を報道してきた記者が「電撃訪問」について尋ねると、ゼレンスキーは怪訝な表情で否定し「招待されたのだ」と暴露した。

 

 

 人類初の原爆投下の地・ヒロシマが、プーチンのロシアを壊滅させるためのG7の作戦会議の舞台となったことに驚く国民もいるだろう。「神風が吹かない」宮島の原始カルト教の厳島神社での必勝祈願祭だった可能性も高い。神社本庁・日本会議の作戦が、見事に功を奏したのだが!このことに誰も気付こうとはしなかった。神がかりのロシア撃滅作戦の行く手には、ヒロシマを崩壊させた核が、新たな核の第三次世界大戦が黒雲の向こうから近付いてきている。勘ぐりすぎだろうか!

 

 

 それにしても人間の欲の皮は厚い鋼鉄のようだ。トランプを評価できないが、彼が「自分なら戦争させなかった」と発言している。嘘ではないかもしれない。バイデン家とCIAが、プーチンの戦争を誘引したものだ。これにワシントンの死の商人・産軍複合体が喜んで飛び込んだ。最新鋭機F16がいずれロシアを攻撃する。戦争はさらに激化する。人間は地球に住めなくなるかもしれないのだ。何ということか。

 

 

<激化させる長期戦争、ロシアのバフムト制圧は第一歩か>

 ロシアの敵国の地位をつかんだ日本政府、ついで韓国政府。後者は地雷除去の支援をすることも決まった。ロシアが崩壊しない限り、日本の北方領土返還交渉さえもなくなった。北方海域の漁業も出来なくなるだろう。

 

 非戦の憲法を手にする日本が、戦争当事国の片棒を担ぐことが、どういうことか、国家神道完全復活を目論んでいるカルト勢力の日本会議・神社本庁は理解の外である。

 日本は岸信介が強行した茨城県東海村にミサイルが撃ち込まれると、もうそれだけで首都圏は壊滅する。「ありえない」ともう誰も否定できなくなった。日本会議という悪魔に乗った岸田文雄は、むろん生きられないだろう。

 

 

 ゼレンスキー大会となったG7首脳会議に合わせて、ロシアはバフムトを制圧した。ウクライナ大統領は、当初は否定していたが、事実は否定できなかった。広島の原爆資料館を見学したあとの記者会見で「ヒロシマと今のバフムトは同じ」とコメントした。

 ヒロシマの人たちは納得しただろうか。バフムト崩壊はすごいだろうが、皮膚が被爆で垂れ下がった童子の姿に人は一瞬で目を伏せる。しかし、G7やその他の首脳から、この世の地獄の資料を見ても、せいぜいフランスのマクロンが「衝撃的」とコメントするのが精いっぱいだった。

 

 

 為政者の精神は狂ってしまっているのである。民主主義・自由と人権を口にする資格などない。ロシア・ウクライナの人びとは、新たに死人の山をいくつも数えきれないほど築くのだろう。

 

 

<平和のヒロシマで飛び交う武器弾薬・被ばく者の叫び=分断した地球>

 一見して紳士と思われる男をよく知る女性は「動物」「狼」と表現する。昨日も来訪した高齢の夫人が口にした。

 動物・狼を何とか人間にするために教育が人の道を説く。古来、哲学者は知恵を出し合って人々を納得させると、偉人と称せられた。為政者たる者は「修身の人」「斉家の人」にならないと、治国の人になれない。「平天下の人」になれない。今の地球には一人もいない。安倍もひどかったが、岸田もひどすぎる。新聞テレビは、そんな「動物」を礼賛しながら報道して、国民の判断を狂わせている。言論の狂いは恐ろしい。

 

 

 宗教家でさえも、隠れると道を踏み外す。事件は至る所にはびこっている。高齢になって気付くのだが、高齢者でも道を踏み外している。薬物が友達らしい。覚醒剤がなくならない。「木更津レイプ殺人事件」取材で手にした教訓である。「禍福は糾える縄の如し」か。人間は多かれ少なかれ、相応の波乱万丈の人生を生きるという運命のレールを走っているが、それでも為政者たるものは武器弾薬を否定しなければならない。日本国憲法の命令である。

 国家の人殺しは、いかなる事由があろうとも正当化出来ない。しかしながら、厳島神社に集った面々は、ありえない「必勝祈願」を祈った。茶番劇もいいところであろう。バイデンは80歳だというのに、最新鋭の爆撃機F16の使用を許可した。戦争激化のためのG7サミットそのものだった。

 

 

<国連事務総長は岸田の大軍拡に警告したのだが馬耳東風>

 国連事務総長のグティエレスは「軍拡競争」を非難した。43兆円の超軍拡大国を推進する岸田だが、それに意を介した様子はなかった。岸田もまた精神異常者と見ていいだろう。21世紀の東条英機と評論したが、訂正する気持ちはない。ますます現実味を帯びてきた。

 43兆円の戦争準備に対してヒロシマに集った各国の為政者の中から警告を発したのは、国連事務総長ただ一人だった。

 カナダからやってきたヒロシマ被爆者・サーロー節子さんは「体温が全く感じられなかった」と怒った。核兵器禁止条約の文言さえもヒロシマ宣言に記述されなかった。ヒロシマ・厳島神社に集った輩たちは「戦争の話ばかり、武器の話ばかりだった」という被爆者が慨嘆する声を各国首脳たちは、完全に無視した。

 

 

<原爆のヒロシマ投下の原因は国家神道の一翼を担った侵略軍港守護神・厳島神社=G7+αの必勝祈願=神社本庁・日本会議の策略>

 被爆者を含めていいたい。なぜ原爆投下だったのか。理由を理解しているのであろうか。歴史を知っているのであろうか。原因は日本の侵略と植民地支配にある。だが、戦争責任者のA級戦犯が政権を握った途端、日本国憲法を破壊している、まずは吉田内閣を打倒して、その政治潮流は「戦前」に戻った。満洲で暴れまくった輩たちが、いまの日本政府を乗っ取って、進軍ラッパを吹き鳴らしている。おわかりか、元凶は日本の侵略戦争にある。被爆者はそのツケを払わされている悲劇の人たちである。

 

 

 侵略は好戦派のヒロヒトが元凶である。可能にした犯人は国家神道と教育勅語。後者が森友事件となった。安倍昭恵は知っている。日本会議も。そしておぞましい財閥である。財閥に屈した韓国の尹政権は、そうして岸田と手を握った。韓国民の半数以上がこれからも反発を続けるだろう。反省も謝罪もしない財閥が、日本政治の黒幕である。

 

 

<ヒロヒト・国家神道・財閥と自公維の祭政一致体制=お陀仏か>

 戦前の侵略勢力の代表が岸田内閣、その前の安倍内閣、はたまた小泉・森内閣である。自民党清和会派閥が制圧した日本政府の下で、靖国・伊勢神宮・厳島神社が国家神道に向けて浮上した。戦前そっくりの天皇制国家主義の現在であることに、日本国民は目を開いて直視しなければならない。

 

 

 改憲軍拡の先導役はカルト宗教である。神社神道と生長の家や統一教会。統一教会は岸が宗教法人にしたイカサマの反共教団である。自民党も維新も同じ貉、そこに創価学会公明党も組み込まれた祭政一致の政権与党なのである。

 

 

 いつの時代も宗教が戦争の先導役である。人々を戦場に狩り立てる役目が宗教で、日本は国家神道である。そして暴利をむさぼる死の商人・財閥。

 いま霞が関も国会も司法も眠っている。学界も目を覚まさない。日本は今まさにお陀仏の時を迎えている!あえて天下の正論を披露した。

2023年5月22日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

2023年5月21日 (日)

本澤二郎の「日本の風景」(4811)

本澤二郎の「日本の風景」(4811)

<極右・カルト神社本庁・日本会議主催のG7広島サミットは厳島でウクライナ必勝祈願?宗教界の反発は必至>

 「安倍を超えた」とばかり一人はしゃぎ回る岸田文雄のG7サミットの日程は、やはり原始カルト教団の神社本庁・日本会議の意向に沿ったものだった。安倍の伊勢神宮サミットに次ぐ厳島神社サミット。戦前の国家神道復活を連想させた。「新しい戦前」ではなく、戦前そのものであろう。

 

 

 全国から赤紙一枚で召集された前途ある若者は、神社で必勝祈願して戦地で犬死にした。岸田は歴史を放棄して、東条英機よろしく再び死線を超えた。今回はG7もろとも地獄に堕ちろうというのか。うがちすぎではない。「靖国神社をのぞくと300万死者が歓迎する」との深刻な皮肉と悲鳴が聞こえてきている。民主主義が消えた一瞬か。

 厳島神社を見学するという参拝場面を、NHKは、全て映像として全国放映したことも分かった。解説までつけたが、神社関係者だった。伊勢はどうだったか知らないが、水没する大鳥居を背景にした記念撮影では、フランスのマクロンだけが喜びの手を振らなかった。歴史の教訓が頭をよぎったものだろう。

 イタリアの首相は、大洪水を理由にいち早く日本を離れた。代わりにウクライナの好戦派・ゼレンスキーが登場し、新聞テレビはG7会議を煽り続けた。この先には総選挙という段取りか。

 野党らしさを発揮しない野党は、自業自得・党利党略で落ち込む。一人抵抗した議員を懲罰動議にする国会の暴走は、与野党ともである。

 

 

<憲法の政教分離違反と歴史を忘れたG7首脳の愚かさを露呈>

 戦前の愚かすぎる侵略戦争は、ヒロヒト天皇だけが走っても不可能だった。家々の神棚と各地の無数の神社群が、幼いころから人々の精神を狂わせた成果である。原始カルト教団の神道を国教にした、そのためだった。

 戦前の国家神道、現在の神社本庁・日本会議である。自民党内に古くから巣食う神道政治議員連盟だ。原始のお祓い宗教など吹けば飛ぶような代物だが、これが国家権力と一体化すると、人間の心を狂わせる。

 しかも、ヒロヒトと同様に反省も謝罪もしない。

 亀井静香らは「原爆を落とした米国の大統領は広島に来る資格がない」と雑誌で吠えている。他方、侵略戦争を起こした国家神道の側は、その原因を作り出したことについて沈黙している。

 

 

 独英仏の首脳は、政教分離や歴史を忘れてしまったのか。各国ともインフレ

と経済不振できりきり舞いしている。「骨休みの神社観光」という程度だったとしても、戦争神社参拝は狂っている。呪われたG7首脳会議だった。彼らの前途はどうなるか?じっくり見守りたい。バイデンの再選は厳しい。「神風」はありえない、吹くことは100%ない。

 

 

<厳島神社は戦前の国家神道の一翼を担って侵略戦争主導=反省も謝罪もしない天皇ヒロヒトと同罪=戦後ヒロヒトは生物・神社は観光業>

 神社群の行事と言えば祭り。人寄せ祭りで、なにか宗教的教義が存在するか、誰も知らない。無いのだから当然だろう。近くに森がある。そこに建物を建てる、それだけのことである。先日、知り合いが「家のそばの神社の中を調べたら、出征兵士の名簿だけがあった」と明かしてくれた。

 

 

 一度だけ出雲大社を見学した。案内の人に戦争中何をしたか?質問すると、彼は「戦意高揚」と応えた。全国の神社群は、財閥の資源略奪戦争で人々を狩り出す役目を担った。兵士はそこで必勝祈願をした。そして犬死にした。紙に名前を靖国に飾る、それだけのことである。

 国民に対してヒロヒトは反省も謝罪もしない。そのため神社もしない。人間を紙切れ同然の扱いである。戦後になってヒロヒトは、軍部独走という捏造を宣伝させて、自らは生物研究に走り、神社群は観光で生き抜いている。許されるだろうか。侵略戦争は、戦後78年を経ても総括されていない。 

 

 

<広島の平和記念(原爆)資料館訪問も神社参拝で帳消し>

 広島の原爆資料館を案内した岸田文雄?40分も何をしていたのか。本当に案内できる才能があるのか。貴重な場面をなぜ公開しないのか?もしも、岸田に被ばく者の心が分かれば、核兵器材料のプルトニウムを作り出す原子力発電所を、岸信介のように爆走させるだろうか。

 岸田は嘘をついている。彼の目的は一つ。新聞テレビを総動員して、総選挙が出来るように世論操作し、その結果、支持率を上げて解散で圧勝、自民単独で3分の2を掴むことにある。

 まともな政治家であれば、侵略戦争の元凶である国家神道を引きずる神社参拝などするはずがない。憲法違反した広島ビジョンに成果はない!

2023年5月21日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

腐敗の神社本庁!

全国8万社の神社を包括する神社本庁の傘下組織である東京都神社庁(小野貴嗣庁長)の幹部が、複数年にわたって神社庁の口座などから約3000万円を自身の口座に移し、生活費や競馬代として使っていたことがわかった。この幹部は1月に東京都神社庁を解雇されている。

 

 

2023年5月20日 (土)

本澤二郎の「日本の風景」(4810)

本澤二郎の「日本の風景」(4810)

<国民の人権侵害の悪法が次々成立、維新の梅村みずほは何者か>

 世の中は混乱・混迷の極みそのものだから、人々はそのことを正確に判断することが出来ない。そこに戦争までが加わっている。ためにする報道が人々を狂わせる。国会でも大事なことが次々と素通り、悪法がするすると成立して、この国を地獄へと追い込んでいる。

 まともな高齢者は「もう生きていても仕方ない」と前途に絶望を抱いている。精神の病にかかる人たちも多い。何があったか知らないが、歌舞伎俳優の一家が自殺する、国会では第二の杉田水脈に振り回されている。

 

 

 ここはひとつ戦争犯罪者の内閣がまき散らした種に注目したい。特に岸信介と笹川良一の悪行の数々が表面化して、日本を汚濁の世界へと導いていることに覚醒すべきだろう。たとえば笹川の70人以上とささやかれている子だねが各方面で活躍している点である。はたまた笹川の運転手の息子が、関西で維新という時代がかった党名で躍進している。

 

 

 小さいところでは生涯やくざの世界から足を洗わなかった浜田幸一の運転手までが、いま参院自民党の幹部にまでなって腐敗に貢献している。倅は43兆円の戦争準備に余念がない。右を向いても左を向いてもこの世は真っ暗闇だ。民主主義が見えない。戦争に向けた体制がじわじわと押し寄せている。昨日書いたアメリカのロバート・ケネディJRの決起は、唯一の希望でしかない。

 

 

<第二の杉田水脈、問うべきは維新という黒幕・岸信介と笹川良一か>

 安倍晋三がバッジをつけさせた杉田水脈?全く聞いたこともない女性国会議員だった。しかし、間違いなく国会議員として存在した。安倍独裁が如何にひどかったかの事例の一つだ。

 そしてここ数日の間に今度は梅村みずほが登場した。誰も知らなかった維新の参院議員だという。秦野章元法務大臣は、在任中、筆者に「日本は玄関先で客にひどいことを言う。まるで罪人扱い。俺が直すんだ」と語っていた。

 

 

 中国観光局の東京事務所の責任者は「成田の税関でお前はピストルを持っていないか、と問い詰められた」と犯人扱いに怒り狂っていた。その延長線上において、スリランカ人女性のウィシュマ・サンダマリさんは名古屋の入管施設で病死した。人権無視の入管職員は、まともな血の通った人間ではなかった。国際社会に向けて首相の岸田文雄は、いま広島で「法」の重要性をぶちまくっているが、その言い分が日本政府に跳ね返っている。

 

 

 戦争当事国のウクライナのゼレンスキーをG7サミットに呼んで、ロシア制裁をがなり立てている。それを謝罪も反省もしない戦争神社の厳島神社で祈っている。漫画ではないか。

 

 

 維新の梅村という名前を初めて聞いた日本人は多い。維新の体質、それは民主主義の観念がひとかけらもない?誰もが死者を「詐病」と断じた梅村を「人でなし」と怒っている。これには維新も抗せず、この梅村みずほを参院法務委員会の委員を更迭した。それでも本人は発言を撤回さえしていない。反省なし、根っからの悪人か変人なのか。

 

 

 問われるべきは、維新という自民党よりも極右の政党である。法律家の多くの怒りの反応である。橋下徹はどう抗弁しているのか。

 

 

<安倍の別動隊の背景は何か。岸と笹川が統一教会+維新の生みの親>

 橋下徹が日本記者クラブに姿を見せたとき、彼の行革論に納得したが、なぜ一民間人がクラブに出てきたのか。今思えば既にクラブは右翼の読売のナベツネに握られていた。クラブの隅にいたフジサンケイも踊り出していた。以前の民主的なクラブ運営は存在しなくなった。

 維新が関西で産声を上げると、安倍が彼らと懇談し始めた。間もなく安倍の別動隊であることがわかったが、安倍の銃撃事件で目が覚めた。黒幕は統一教会も維新も同じ貉だった。

 維新の松井一郎の父親が笹川良一の運転手。彼はその後に大阪府議会議長になった。資金は笹川ギャンブル財団ではないか。岸と笹川の負の遺産が維新と統一教会だった。

 石原慎太郎も広告塔として中枢を占めた。森喜朗と組んだ東京五輪が強行されたばかりだ。オウム真理教もこの仲間であることも分かってきた。「新しい戦前」の姿かたちなのだ。その危険すぎる改憲軍拡の馬に乗って、いま鞭を思い切り当てている岸田!

 

 

<維新の徹底分析が不可欠!>

 笹川陽平と創価学会公明党の国交大臣の関係を指摘すれば、多少は理解する国民もいるかもしれない。山梨県の旧上九一色村を別荘にした笹川ゴルフ場を確認したことがないが、そこに安倍の別荘もある。主は笹川良一の倅・陽平の前に頭を垂れて集合した安倍晋三と小泉純一郎、森喜朗、麻生太郎の映像をインターネットで見た国民は多いはずだ。日本を牛耳った極右の面々に反吐が出る。

 

 

 どっこい笹川良一の子供たち70人を特定するとどうなるか。首相になったものや法務大臣にもなっている?この情報はまだ確信が持てないが、人相学の大家であれば70人を勢ぞろいさせることが不可能ではない。遺伝子だと100%判明する。

 元衆院議員の笹川たかしは「私は妾の子だ」と明言していた。笹川競艇ギャンブル資金が、維新や統一教会そして彼の性欲と子供づくりに貢献したものであろう。

 梅村みずほ議員の「人でなし発言」の政治責任は、維新という不気味すぎる政党責任について糺す必要がある。維新の徹底分析が不可欠だ。

2023年5月20日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

 施設収容中だったスリランカ人女性ウィシュマ・サンダマリさんの死亡問題を巡り、詐病などの可能性を主張して問題になっていた梅村みずほ議員は、18日の参院法務委員会でも「臆測でもデマでもない」と主張し、発言を撤回しなかった。

「真実を追求することが、この国を愛して、この国で亡くなったウィシュマさんの弔いになる」18日の参院法務委員会で号泣しながらこう言い放ったのは、日本維新の会の梅村みずほ議員だ。2021年に入管施設で病死したスリランカ人女性のウィシュマ・サンダマリさんの死因について、16日の法務委で「ハンガーストライキによる体調不良で亡くなったのかもしれない」と放言。遺族の弁護士から「デマだ」と批判されたが、18日も根拠のない主張を繰り返した。その姿は「異様」の一言だ。

2023年5月19日 (金)

本澤二郎の「日本の風景」(4809)

本澤二郎の「日本の風景」(4809)

<すごい米国大統領候補!「世界の米軍基地800を廃止」と公約した名門ケネディ家のロバート・ケネディJR


米国大統領バイデンは、昨日ヒロシマG7サミット出席するため米軍岩国基地に降り立った。「日本は米国の属国」を印象付けた形だが、ゆでガエルの日本国民も国民の代表者も全く意に介さない。裏口だろうに。堂々と国際空港を使用すべきだ。今日からのサミット本番で、ロシアと中国を抑え込もうとの策略が成功するのか危うい。

 そんなことよりも2024年の大統領選挙ですごい人物が現れた。日本の新聞テレビは、例によっていい加減な報道でしかないのだが、すごい公約を掲げていることが分かった。

 名門ケネディ家から民主党の大統領候補に手を上げたロバート・ケネディJR

が当選すると、世界に展開する米軍基地800全てを閉鎖し、駐留軍を撤退させるというのだ。

 

 

 沖縄や横須賀や三沢などの米軍基地に支配されている人々が歓呼の声を上げ始めていることだろう。夢ではない。ロバート・ジュニアがバイデンを破れば、その可能性が出てくる。この公約がいい加減でないことを筆者は確信している。「現職のバイデンを破れない」が大方の見方だが、それは事実を直視していない。

 

 

 米国の若者は軍人嫌いである。殺し合いを拒否する点で、いまのロシアの若者と共通する。バイデン父子のウクライナ・スキャンダルは現時点でのバイデンの評価をひっくり返すだろう。インフレ金融危機を、共和党のトランプも激しく攻める。同父子の腐敗は、オバマ時代からである。しかも、高齢者は選挙に勝てない。

 若い有権者は、世界の米軍基地閉鎖に小躍りして投票するだろう。国際社会からの声援も、予想外のものとなろう。

 政策がものをいう大統領選挙である。眠っていた無党派層の投票もまた予想外の成果を産み出すに違いない。21世紀において世界の800もの軍事基地を置いて、世界の警察官を任じるなんて、誰も期待しない。日本では、せいぜいが自民党右翼の日本会議や天皇神道神社グループであろう。日本国民は、こぞってロバート・ケネディJRを応援するに違いない。

 広島長崎に原爆を投下した後、厚木基地に降り立った78年前のマッカーサー将軍の雄姿を、歴史の彼方に追いやるだろう。

 日本の民主主義と独立する日本も実現する!

 

 

<ジョンF・ケネディは宇都宮徳馬に沖縄基地撤去を漏らしていた>

 平和軍縮派の宇都宮徳馬は、ことあるごとにアメリカの議会人との接触を図っていた。なかでもホワイトハウスの古参記者だったヘレン・トーマスと必ず長く話し合って、米議会の動向を知り、そこから注目の議会指導部の面々と交流した。

 通訳の国広正雄が手足となって汗を流した。他方で、ソ連から中国、北朝鮮の首脳部と対話を重ねながら、戦後の日本外交の核心である中国との関係を正常化させることに成功した裏方の第一人者だ。

 米議会人との対話の相手の一人が、その後に大統領になったジョン・F・ケネディだった。二人の対話を宇都宮から何度も聞いていた筆者は、ロバート・ケネディJRの政治公約が、外国の米軍基地撤去が「米国民主主義の証」という見事な政治信念に感動してしまった。二人も暗殺されているにもかかわらず、アメリカン民主主義のために命を捧げて挑戦するケネディ一門の血に本心から感動で心が震える。

 

 

 宇都宮は沖縄の悲劇をケネディに語りつくした。彼は理解した。「軍隊を外国に出すことは、アメリカの不幸だ。許されないことだ」と応じた。平和軍縮派も感動した。ケネディの偉大さは、不条理な米国民主主義を根底から改めることだった。それ故に大統領として、闇の権力である産軍複合体と衝突して暗殺された。

 ワシントンのすべてを否定する日本人がいることも知っているが、彼らも血の通った人間である。非戦の9条に理解を示すアメリカ人もいる。覇権大国・米帝国に反発するアメリカ人もいる。しかも、少数派ではない。

 ジミー・カーターもケネディに従って、韓国の米軍基地閉鎖を目論んで、退陣に追い込まれた。しかし、依然として米民主党リベラル派は若者の心を掴んで離さない。

 

 

 宇都宮は「軍縮問題資料」を出版し、巻頭言では諸悪の根源である産軍複合体(死の商人)をこれでもか、これでもかと痛撃して筆を折ることはなかった。日本の産軍複合体は、財閥が軸であるが、財閥に支援癒着する自民党神道議員連盟、派閥は岸信介・福田赳夫の清和会が中枢を占めている。

 「神の国」の森喜朗・「靖国参拝」の小泉純一郎・「日本会議」の安倍晋三と黒幕が笹川ギャンブル財団、手足が統一教会国際勝共連合だ。

 

 

 ともあれ、宇都宮とケネディの夢が、ロバート・ケネディJRに継承された。こんなに素晴らしいことはない。日本もアメリカも、彼を泡まつ候補扱いにしているがそんなことは断じてない。

 

 

<米産軍複合体・死の商人と真正面対決に乾杯する国際社会>

 アイゼンハワー大統領でさえも苦しめられた産軍複合体。アメリカの権力は、ここがホワイトハウスをしのぐ。軍人大統領までもが屈した産軍複合体に挑戦して銃弾に命を奪われたジョンF・ケネディ。

 産軍体制との対決が世界に駐留し、危機を煽り、周辺住民をいたぶって迷惑かけ放題の米軍基地を閉鎖する。誰もがなしえなかった挑戦である。

 

 

 日本だけではなく、世界の人々が喝さいしている。米財閥との戦いである。主権者である有権者は必ず目を覚ますと信じているロバート・ケネディJR。彼は弁護士として環境問題を扱ってきた。環境を破壊する犯人は財閥。人々から自然を奪ってやまない財閥。法廷闘争の相手は決まって財閥だ。

 コロナワクチンのイカサマを告発してきた弁護士でもあった。背後で財閥の暴利を目撃してきた。ワクチンで多くの市民が泣いている。彼は正義の弁護士だった。冷静で沈着な弁護士も、現状にとうとう政治理想へとかき立てられたのであろう。「最後の勝負」に打って出たのだ!

 三木武夫の「男は一回勝負する」なんてレベルではない。産軍複合体からの銃弾も覚悟の一戦である。世界の人々の支援が彼を押し上げるだろう。

 

 

<当選すれば日本の自公維体制・立民連合体制も吹っ飛ぶ!>

 日本の新聞テレビは嘘の情報を垂れ流す。すでに始まっている。

 政治は確実に動く。「山は動く」ものである。平和を求める人類の期待が集まるロバート・ケネディJRの目的が実現すると、アジアは緊張から解き放されるだろう。もちろん、ロシア・ウクライナ戦争も終わる。今のような産軍体制のための死の商人の利権政治も消えるしかない。

 自公維の右翼体制も消滅するだろう。世界から緊張が消えて、自然破壊にブレーキがかかる。

 

 

<日本国民が決起すれば沖縄・横須賀など米軍基地も撤去>

 日本国民はロバート・ケネディJRの決起に歩調を合わせるだろう。沖縄・横須賀・三沢などの米軍基地が閉鎖、駐留軍は引き揚げる。

 平和の島の沖縄に生まれ変わる。日本国民は必ず目を覚ますだろう。沖縄からそれが真っ先に発信される。

 

 

<2024年に世界に向けて大輪を咲かそうよ!>

「米国の外交政策は破綻している。国外にある800の米軍基地を閉鎖し、直ちに米軍を帰還させて、米国を模範的な民主主義国家にすべき」

 

 

ケネディ氏は3月に、大統領選への出馬を検討しているとツイートした際、「私が立候補したら、私たちの経済を崩壊させ、中産階級を粉々にし、この国の風景や水を汚染し、私たちの子どもを害し、私たちの価値と自由を奪ってきた国家と企業権力の腐敗した合併を終わらせることが最優先事項になる」と述べていた。

 

 

 以上はロバート・ケネディJRの信条と信念である。誰も果たせなかった偉大な政治的経済的公約とその挑戦である。彼の決起に深く敬意を表したい。ここ10年来のビッグニュースを広島のバイデンに送ろうと思う。本日は人類にとっていい日である。

2023年5月19日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

2023年5月18日 (木)

本澤二郎の「日本の風景」(4808)

本澤二郎の「日本の風景」(4808)

<立民の泉も連合の芳野も歴史認識も大局的な政治判断も出来ない小人>

 極右に食らいついたがうまくいかず、ならば野党の総結集と思いきや、なんと労働貴族の連合にしがみつく、野党第一党の立民代表の泉健太は、自民党の派閥政治屋レベルの無能政治屋ではないか。

 

 

 日本沈没を確実に印象付ける政治現象ではないか。大局も小局も認識できない小人ではないか。自民党が安倍晋三を超えるような右翼・岸田文雄が戦争準備を始めるという驚天動地の悪法を阻止も出来ない。それでも代表の座を降りない。同じようなことは共産の志位にもいえる。

 政治は結果責任である。潔く退いて、新体制でもって日本を滅ぼしかねない極右の自民党と公明党退治を強行すべき時である。「いよいよ極右の翼賛体制が誕生しつつある」と嘆く法律家さえいる今である。

 

 

<労働貴族の財閥に操られる連合に期待するものなし>

 「連合の罪と罰」(データハウス)を書いて大分経つ。結果はその通りで訂正したい箇所はない。

 事態はもっと悪い。原発派労組や軍拡派労組が連合の主導権を握って、もはや市民生活を守るような護憲リベラルの運動を柱にしない。放棄してしまった。財閥一家にぶら下がってしまった。正義の観念も喪失してしまい、国民の人権危機や言論の危機、環境破壊にも取り組もうとしない。

 まさに労働貴族そのものである。大金を懐に入れて何をしているのだろうか。不思議でならない。自治労や日教組も眠ってしまった。日本の民主主義の危機にも沈黙している。民主党分裂に手を貸して自民党を喜ばせている。

 

 

<唯一まともな労組・JR総連に学ばなければ自民の補完勢力>

 そうした中で唯一の真っ当な労働組合が、今も存在している。JR東労組などの全国労組・JR総連(全日本鉄道労働組合総連合会)である。

 右翼からの攻撃にさらされながらも反戦(非戦)、反原発、人権擁護など断固たる護憲平和を主張し続けている。昔の真っ当な総評を連想させる。本来の労働組合の資質を運動の基本に掲げている。

 官憲に押しつぶされそうになっても戦い抜いた松崎明のJR総連は、連合の一本のローソクである。沖縄の人たちにも支援の輪を継続している。本来の労働組合・JR総連は健在だ。

 

 

 松崎時代には、共に中国の貧困地区の小学校の再建(希望小学校)に取り組んだ。全組合員の支援で、実に20校以上も実現した。胸を張れる成果だ。すごい実績である。ちなみに金満の創価学会でさえも、確か一校しかない。JALも、である。筆者も人権派弁護士らの支援をうけて再建した。馬小屋のような学校を、蛍光灯や黒板、机のある、ややましな、勉強ができるような見才溝小学校を再建した。生涯忘れることはない。日本の中国侵略の名状しがたい罪悪に対する小さな小さな支援だった。

 大平内閣はODA(政府開発援助)を提案して、中国経済再建の基礎を作った。1979年12月の大平訪中の際に日本政府が決断したものである。これのぶち壊しにかかったのが、右翼の清和会・小泉内閣だった。小泉の靖国参拝も頷けるだろう。

 

 

 歴史の重みを泉も芳野も知らない。志位もそうであろう。気が付くと日本沈没の危機が迫っている。中国の環球時報の記事を添付する。南開大学の日本研究は昔から有名だ。当時のリーダーの熊さんを思い出した。じっくりと読むといい。アベノミクスの見事すぎる日本亡国の実績である。そもそも安倍や岸田のような右翼には、経済は無理だ。大平出でよ、と叫びたい。

2023年5月18日記(政治評論家・日本記者クラブ会員

 

 

2023516日、環球時報は、「日本経済に『灰色のサイ』(将来高い確率で大きな問題を引き起こすと考えられるにもかかわらず、軽視されているリスクのこと)の足音が近づいている」とする、南開大学日本研究院副院長の張玉来(ジャン・ユーライ氏)による評論を掲載した。

文章は、新潟で開かれたG7財相・中央銀行総裁会議は「金融の安定」がテーマだったとした上で、今年の主要7カ国(G7)会議ホスト国である日本の経済状況はますますひどくなっていると評した。そして、日本政府の債務総額が22年度末で1270兆円にまで膨らみ、7年連続で過去最多を記録したほか、22年度経常黒字額がエネルギー価格高騰と円安の影響で前年度比542%減の92256億円と縮小したことを紹介した。

その上で、日本の財政状況が未曾有の危機を迎えているとし、23年度の一般会計予算が11年連続で増えて初めて114兆円を突破し、このうち社会保障支出が少子高齢化などにより前年度比17%増の約37兆円になったほか、防衛予算は同27%増の68000億円に達したとしている。

また、予算の膨張に税収の増加が追いつかなくなり、国民の負担率が02年の35%から475%にまで上昇する中でさらなる大規模な増税は見込めず、日本の財政運営が国債発行に大きく依存する状況になっていることを指摘。大量の国債を発行し、超低金利政策によってそのコストを抑えているため、日本はますます金融緩和政策から抜け出せなくなり、金融リスクが一層高まっていると伝えた。

さらに、深刻な高齢化が需要の縮小と労働力不足という需給両方からの打撃を日本経済に与えていると伝えた上で「日本にはすでに、灰色のサイの足音が近づいている」と評した。(翻訳・編集/川尻)

 

 

2023年5月17日 (水)

本澤二郎の「日本の風景」(4807)

本澤二郎の「日本の風景」(4807)

<物価急騰を容認した岸田文雄は安倍晋三より悪党だの声>

(テレビ朝日)5月15日の会議で、改めてデフレ脱却を目指すと力を込めた岸田総理。内閣府は“今現在はデフレから脱却していない。逆戻りしないための持続性を確認する必要がある”と指摘しました。 しかし、日本は今、怒涛の“値上げラッシュ”の真っただ中。2022年度の消費者物価指数は、値動きの大きい生鮮食品を除いて前の年度より3.0%上昇し、41年ぶりの水準となりました。こうした状況に「デフレどころかインフレではないか」という声も上がっています。

  昨日政府は311で全国に放射能や汚染ゴミをばら撒いている東京電力を含めて、途方もない電気料金を急騰させる決定をして国民を驚かせた。生鮮食品も計算に加えると、インフレ率は5%以上に違いない。物価急騰で、下がる気配がない。犯人はアベノミクス・黒田日銀の円安のための金融政策による。後釜の植田の学者馬鹿も追随しているため、円安とマイナス金利路線によって株屋と海外の投機筋は、笑いが止まらないほどの暴利の日々である。

 庶民の懐を干し上げる悪政ほどひどいものはない。「貧乏人は麦飯を食え」は健康的な食生活の勧めであったが、岸田の悪政はただ事ではない。岸田を宏池会会長に祭り上げた人物・古賀誠の責任も問われている。

 

 

<日本人は頭の狂った首相に支配されている悲劇の国民か>

 テレビ朝日の優しい報道姿勢も頭にくると思っている国民は多い。フランスであれば「しゃもじデモ」が起きるだろう。

 思うに岸田の血が災いしているかもしれない。彼の祖父などは岸信介の満洲人脈。満洲や台湾の利権で暴利をむさぼった輩だ。people人民の立場など無縁に違いない。彼に護憲リベラルの思想を教え込んだ宮澤喜一も、泉下で動転しているだろう。

 岸田番記者は何を考えて報道しているのだろうか。国民がゆでガエルだと思い込んでいるのだろう。そうでなければ物価急騰を容認することなど出来ないのだから。

 

 

<国民は必死になって値引き・値下げの安物買いで防戦中>

 我が家は、近くの業務ス-パーだと車に乗らないで買い物が出来る。健康食の納豆は、タレも辛子もない納豆の存在を知った。しかも、断然値段が安い。

糖分カットのヨーグルトも一番安いものを買うことにしている。

 しかし、野菜はべら棒に急騰している。出来るだけ自宅の無農薬菜園のモノを使用している。最近まではほうれん草とチンゲン菜。そろそろサヤエンドウが取れ始めた。孔子も好んで毎日食べたという酢でつけた生姜、それにニンニクと自分でつけた梅干も。

 昨日は兄の孫が鴨川観光で買ってきたアジの干物を、久しぶりに食べたものだからおいしかった。感謝だ。米は親類で買ったものだが、精米したものをほとんど水洗いしないで電気釜で炊く。糠付きが健康にいいからだ。いうなれば質素倹約が長生きの秘訣である。

 

 

 岸田は安倍と同様に毎日美食と酒におぼれているが、それは国民から収奪した血税である。官房機密費という支配者ならではの利権食である

 

 

<インフレ国家が最善と考える円紙切れ政策に突進する自民公明内閣>

 物価急騰・インフレ国家は、日本国の価値を低下させる悪政である。侵略思想の持ち主だった福沢諭吉の1万円札を紙切れにする悪政でもある。

 

 

 他方で海外に金をばらまいて、自国内では「国際環境の変化」というラッパを吹き鳴らして、43兆円という誰もが想定していなかった武器弾薬予算案を目下強行している。岸の亡霊が岸田の五体にこびりついてしまったのだろう。

 

 

 戦争利権ビジネスに特化したものだ。それを武器弾薬を放棄した非戦の日本国憲法下で強行、驀進させている。正に狂気の沙汰であろう。善良な国民は戦争にもおびえている。沖縄県民や横須賀市民の心情を思うと、正直じっとしていられない。

 

 

 「背後にアメリカがついている。負けることはない」と粋がる好戦派が台頭し、人々を自暴自棄と自縄自縛の世界に追い込んでいる。それでも野党連合にしり込みする戦争を知らない野党第一党の立民にあきれる。爆走する自民公明の先が見えてきているではないか!

2023年5月17日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

https://youtu.be/1pzs4CP0Mgk

立ち上がれ人類!(感動のビデオ)

内閣府(法人番号:
2000012010019)
の本店所在地・法人基本情報

日本は国ではなく、法人になっていました。

日本の支配者DS=朝廷・日本会議・神社庁=世界の支配者

IP  
:49.98.130.103

大福山の産廃施設についても、朝日?千葉版に掲載されました。

 

 

2023年5月16日 (火)

本澤二郎の「日本の風景」(4806)

本澤二郎の「日本の風景」(4806)

<荒唐無稽な死の商人向けの日欧米の対中戦略>

 報道によると、欧州連合(EU)までが、日米の産軍体制・死の商人が点火しようと必死になっている台湾有事を、対中戦略文書に関与を明記したという。

世界不況下、各国とも戦争利権に食らいつこうと必死なのか。そういえば欧米の軍事同盟であるNATOが、日本に事務所を開設するという記事を見たばかりだ。中国外交の拙さも問題だが、欧米の戦争屋は常に地球を俯瞰しながら軍事利権をあさって恥じない。

 

 

 安倍晋三の置き土産(台湾有事)は、アメリカの産軍体制を動かし、ついでNATOにもそれが及んでいる。人間という動物は油断がならない。

 非戦の憲法を有する日本が、欧米と歩調を合わせて対中戦略に加担することは許されない。日中平和友好条約に違反する。日本の右翼たちは、日本敗戦時のソ連参戦を非難しているが、日本も中国に対してそれをやろうとしている!断じて許されるものではない。

 

 

 日中友好は永遠である。アジアの平和と安定の基礎だ。言論人は覚醒すべきだ。フジサンケイ読売に追随すべきではない。日本国憲法の国際協調主義に違反する。岸田よ!調子に乗るなと繰り返し指摘したい。

 

 

<日本は78年前の原点に戻って自立し、米国属国論を排除すべし>

 今の日本政府は狂っている。霞が関の官僚までがおかしい。政権与党が米国属国を甘んじて受け入れている。まともな憲法政党が一つもない。

 はっきり言わせてもらうと、日本は自立した独立国である。アメリカや中国、ロシアと異なる。戦争を拒絶する非戦大国の日本である。このレールを走る日本は、船に例えると帆船・日本丸だ。武器弾薬などを海に投棄し、天然エネルギーで航海する一番安全な船である。

 誰か異論があるか。あるわけがない。福祉医療も完璧だ。貧者を許さない平等な社会だ。LGBTなど問題にならない男女平等な国である。そうすれば国際社会で名誉ある地位を約束される。地球の火の粉を事前に消し止める任務を果たせる。したがって、一方の陣営に加担している今の岸田内閣は、早々に退場させねばならない日本国民なのだ。

 

 

 言論界の正常化が不可欠だ。自由な言論を封じる電通は、日本では生きられない。政府の電波行政の総務省も解体してもらうしかない。言論の自由を保障する制度を確立した日本であることが、日本再生に不可欠である。ゆでガエルの日本人は、いなくなるだろうし、自公維を支持する国民もいなくなる。かくして日本は、非戦の民主主義の大国として国際社会を主導することが出来る。

 

 

<天皇制を除けば日本国憲法は世界の最高傑作>

 ロサンゼルスで出会った中年の弁護士は「アメリカも9条国家になりたい」と本心を明かしてくれた。戦争覇権大国アメリカは、米国民も願い下げなのだ。

 9条が誕生する20年前に日本人初の女性ジャーナリスト・松本英子は、アメリカの地で初めて非戦論を提唱していたことに驚く。9条は日本製そのものである。戦争のない国際社会は、これを実践するしかない。アメリカの押し付けを強調する岸信介・中曽根康弘・安倍晋三・読売新聞は、死の商人の仲間たちで、本来の平和を愛する日本人ではない。明確に断言しておきたい。

 

 

 いずれ実現するだろうが、天皇制の第一章を除けば、まさに世界の憲法の中で最高傑作である。胸を張って言える。これを主張する政党が存在しないことが不思議である。世界から王政は消えている。英国の王室もいずれ終わりを迎える。日本の天皇制も同様の運命になろう。

 恩師・宇都宮徳馬は既に4、50年前から「京都に戻って人間らしく自由に生きたらいい」と力説していた。人間は皆平等である。神や仏は個人の問題である。公的には政教分離が不可欠である。

 

 

 国家神道の復活をもくろむ神社本庁・日本会議の野望は無駄なことである。

 

 

<ワシントンにゴマスリ外交は返上、日米安保解消が核心>

 日米外交の第一人者で知られた宮澤喜一が政権を担当していた1993年3月の1か月、ワシントンを出発して、ニューヨークを経て、南西部を回って東部のサンフランシスコまでの取材旅行は、実に楽しい思い出として今も記憶に残っている。通訳兼ガイドのウィリアム・バレットさんには、心から感謝したい。

 

 

 外交を担当する国務省日本部長は、とても感じのいい人物で、彼が一番気にしていた点は沖縄のことだった。沖縄県民の動向がワシントンの対日戦略の核心だった。つまりは米国の沖縄支配に対して、当事者として胸を張れないものだから、沖縄世論がどうなるのかをしきりと質問してきた。

 米海軍から大学の教授をしていた人物は、神奈川県の横須賀と沖縄の嘉手納は、なんとか維持、存続させたいと軍事戦略上から本心を明かした。

 

 

 要するに、何を言いたいのかというと、多くの日本人は米国の属国化にイラついているが、日本属国化をワシントンに哀願しているのは、財閥+天皇国家神道グループだということなのだ。日米安保でもない。自民党を操る財閥の傀儡政権が、自身の温存にワシントンの軍事力を維持しようとしている、そのことを哀願しているのである。

 

 

 真っ当な政権が誕生すれば、日米安保も破棄できる。沖縄を平和の島に戻せる。それを阻止しているのは、日本政府・財閥傀儡政府なのだ。天皇制神道カルト教団といってもいい。

 21世紀の日本においても、ワシントンにしがみついて体制の温存に精力を使っているのである。政教分離を貫徹すれば、日米安保は解消し、日本は自由な民主主義国家になれるのである。胸に手を当てて考えてほしい。

 

 

 CIAに怯えることなどない。日本の天皇制財閥政府の作り話によるものであって、ワシントンが特別な怪物であるわけではない。ごく普通の血が流れている人間集団なのだ。かのフィリピンでさえも、米軍基地を国民が排除している。日本人自らが自縄自縛の状態に追い込まれている。

 欧米の罠にはまることなかれ、である。

2023年5月16日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

一大事発覚!農協もプラごみの主犯

(追記)昨日の袖ヶ浦市民会館で開催された水と大気の汚染問題についてのブログを、親類先の娘さんに読むように伝えたら「林の放射能は全く知らなかった」と驚いていた。彼女は夫とセブンイレブン3店を市内で切り盛りしている。夕刻に主宰者の関巌さんが来訪、奈良輪の漁師・石井義人さんからの預かりものを届けてくれた。先ほど林地区の御園豊さんが、50町歩の水田を耕作している農家の主人から聞いた話を知らせてきた。水田に撒く肥料がプラスチックで包まれているものが農協で販売している!本当だった。幸いなことに「自分は使っていない」とも。水田がプラごみ、産廃場からもプラごみと放射能ごみ!この国は農作物も、そしてフクシマの猛毒トリチウムの海洋投棄で海産物も全ての食べ物が危ない!

君津農協本店の説明によると「水田に撒かれる肥料の主力はプラスチックで包まれた商品」と御園さんが確認し連絡してきた。水田もプラごみの宝庫なのだ。袖ヶ浦市の水田3000ha、君津市5000ha、富津市約4000ha。全農が率先してプラごみの主役だった。だれもまだ気付いていない。恐ろしい日本!

人間が人間の命を奪っている!

 

 

 

 

昨日の衆院本会議😱

https://twitter.com/uikohasegawa/status/1655899576338087936?s=20

ワクチンにDNA混入事件

https://twitter.com/molbio08/status/1655055832822976512?s=20

山本太郎憲法記念日に❣️

https://reiwa-shinsengumi.com/comment/17136/

財政難と言いながらなんなんやこれは
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浮き世

https://ameblo.jp/hiromasa-seimei/entry-12800400050.html

岸田外遊86兆円😱

https://twitter.com/hikari427/status/1655546468336558080?s=20

2023年5月15日 (月)

本澤二郎の「日本の風景」(4805)

本澤二郎の「日本の風景」(4805)

<麻生太郎利権に翻弄される水道民営化=袖ヶ浦市民集会初取材>

 市民集会をペンと大学ノートで取材した記憶がない。駆け出し記者のころは、カメラをぶら下げてメモ帳片手に取材したものだが、永田町の官邸や自民党の記者会見などは、ポケットに入る会社のメモ帳で十分だった。5月14日の核のゴミ有毒物資の埋設事件では、地元民が発狂している千葉県袖ヶ浦市の袖ヶ浦市民会館の市民集会に、ジャーナリスト1年生になった気分で、大学ノートにペンを走らせた。

 課題が人間が生きるための水道の民営化問題。小泉・清和会内閣が強行した郵政民営化以上に重大深刻な課題である。人々の命・人権のための水道法・憲法問題がからむ。会場のホールには110人の市民が押しかけ、水問題弁護士の講演に熱心に耳を傾けていた。話題の中心人物は、これを内閣挙げて推進した悪役・麻生太郎。麻生が俎板の鯉にされていた。

 

 

 麻生財閥といえば、足尾の古河財閥同様に朝鮮人などを強制労働をさせた不条理な歴史を刻んだ。太郎は母方の父・吉田茂とは水と油。父方の麻生太賀吉の血を引く改憲軍拡派で知られる。当初は護憲リベラルの宏池会に所属したが、河野洋平を踏み台にして飛び出すや、最右翼派閥の岸信介・福田赳夫の清和会に接近し、安倍晋三を支えて離れなかった。利権の友だった。

 小泉・竹中平蔵が強行した郵政民営化を見習ってか、麻生は国民の生きるための水を金儲けにして暴利をむさぼっていると非難されている。麻生夫人となった鈴木善幸さんの娘は、さぞや苦労していることだろう。

 

 

 ともあれ市民が気が付くと、カネで動く自民党や公明党などの「戦争党」が協力して、水道の民営化はフランスの「ヴェオリア・ジュネッツという、凡人ジャーナリストが初めて聞く民間暴利企業に委託されていた!何ということか。

 集会は主催した「大気と水は人権4市市民連絡会」の関巌さんらの仲間が呼びかけて実現。袖ヶ浦市の水源地で核のゴミや汚染した清流・松川の原状回復を求めて決起した、元衆院議員(宏池会)秘書の御園豊さんが車で送迎してくれるという恩恵に浴して会場に辿り着いた。関係者の努力には頭が下がる。

 

 

<水源地の松川汚染に日高金属・ワコーの違法を関巌会長が言及>

 冒頭にあいさつした関さんは「9年前から木更津市馬来田と接触している林・高谷地区の水源地にワコーエコテックという産廃業者が不法投棄。近所の13軒のうち9軒の家庭で癌が立て続けに起きている。これは不法投棄しか考えられない。しかし、県も市も積極的に対応していない。埋設物は有価物といい、盛土の中を測定しない。また、そばでは日高金属が電線の被膜を取り除いており、これが大量の汚染水として松川を経由、小櫃川に流れている」と厳しい事態を説明した。

 

 

 実をいうと、このワコーエコテックによる巨大な盛土には60万㎥もの産業廃棄物が埋めてあるようだが、そこの表面から放射能が噴き出ている。アスベストの投棄も考えられる、と地元の住民は指摘、恐怖で怯えている。ここ2年、3年前からの癌の多発との因果関係が認められるだろう。

 「千葉県知事の熊谷、その前の森田健作や、地元の代議士や参院議員も焙り出されている」との分析も浮上している。ご存知、君津市の水源地にも核のゴミが1万トン以上も投棄されていることが判明、法廷で大問題になっている。

 

 

<会場の黒板にワコーと日高金属の違法現場写真を展示>

 袖ヶ浦市林地区の被害者は、ワコーエコテック(木更津市)と日高金属(埼玉県)による、極め付きともいえる核のゴミ埋設現場や汚染水垂れ流しの現場写真を、公の場で初めて公開した。かくして重大な大気と水問題の核心的事実が、君津郡市の市民に公開されたことになる。

 会場には館山市からの参加者もいた。同市民も水源地の水の恩恵を受けているが、その水源が汚染されている!同市民の中には、はるばる君津市山本に来て、車で水を汲む人たちもいる。

 

 

 水脈は房総半島中央部の水源地から半島全域に切れ目なくつながっている。という事実からすると、林地区や君津市水源地の汚染、とりわけ放射能による大気と水の汚染は、この地域で生活する人々の人権どころか命の危険さえも及ぼしかねない。

 

 

 既に小櫃川河口では、魚がいなくなっていることが判明している。「東京湾の魚はあぶない」との声も。有名な浅草海苔にも影響を与えることになろう。ワコーの政治的道義的責任は万死に値する。放置して嘘のデータで取り繕う自治体の責任も、である。

 

 

<房総半島は核のゴミや産業廃棄物で水源地が汚染されている!>

 ズバリ房総半島は、産廃業者の暴利のための不当行為によって水源地までもが汚染で破壊されていることになろう。かてて加えて、水道の民営化によって、肝心の水質データの隠ぺいと水道代の大幅値上げが加算される!

 命の危険にさらされている可能性を、繰り返し指摘したい。

 

 

 袖ヶ浦市の核のゴミ事件は、地元民による偶然に成果である。自宅でシイタケ栽培をしていた山林所有者が、市の放射能測定器を借りてきた。ついでにワコーの巨大な盛土にも持ち込んでみた。すると針が大きく動いた。腰を抜かす驚きだった。当然であろう。

 

 

 東電フクシマの放射能が、300キロ離れた千葉県の水源地に?夢見る人間でも想像さえできない。だが、確実にフクシマから核のゴミが持ち込められ、その巨大な利益で産廃業者は、巨大な工場(木更津市)を建設、背後で操る人物は御殿を建設していた。「君津の新名所」と人々は揶揄している。配下の業者はフクシマで70台以上の大型ダンプカーを動かしていた。

 東北復興資金にやくざ暴力団が張り付いて大金を吸い取っていたのである。産廃業者にもやくざ暴力団が多い。同資金はいまも国民すべてが税金を納めている。何ということか!

 

 

<水道法の理念に違反、水質や価格暴騰など大変な事態になる!>

 水道法なる法律について、最近の売れっ子弁護士・尾林芳邦が分かりやすく説明した。「憲法25条二項で公衆衛生は国の責任と明記。これを受けて水道法は、衛生的な水を豊富に安く提供すると国民に約束している」という解説を初めて聞いた。無知の知である。納得である。

 麻生の民営化論は、憲法と水道法に違反する。改憲論者は安倍同様に憲法破壊に躊躇しない。法治を否定する独裁者だ。反省も謝罪も出来ない議員失格者である。

 

 

 命の水を金儲けの手段にすることにためらいのないような麻生は、まさに炭鉱利権に狂奔した父親の血を引く危険な人物である。この一点だけでも政府与党の自民公明+維新は、天下人失格である。フランスであれば、政権交代の場面である。

 

 

<木更津市議の安藤順子、袖ヶ浦放射能地区から御園豊ら110人>

 偶然のことだが、先の木更津市議選で前回は前回共産党に投票したが、ぱっとしないことから今回は、自公維を排して立憲民主党に投票した。

 新聞を取っていないと選挙公報も届かないが、全く意に介さない無党派無神論者だ。投票場には選挙公報があった。しばし、広報で立民候補を探した。泉は党首失格だが、さりとて他党に候補者はいない。棄権すればいいのだが、それでも散歩がてら投票場の様子を見ておきたかった。

 一人見つけた。何者か不明だが、確か安藤順子といった。高市早苗は好きになれないが、男より女は平和主義者のはず。その人物が一人木更津市議として会場にいた。くじに当たった印象である。人を見る目のない反骨ジャーナリストは、この瞬間「当たった」と感じた。

 彼女は木更津市議として一番まともな命と人権を守る人だった。

 

 

<君津郡市の水道は危険=小櫃川河口に「魚食べるな」の看板建つ>

 君津郡市の広域水道企業団は、小櫃川から取水しているが、近くでシラスを捕獲してきた石井さんは「最近は一匹も取れない」と嘆く。小櫃川汚染が原因である。その水を30万市民が飲まされている。

 憲法と水道法に違反している。とうとう河口に「魚を食べるな」の看板が立ったらしい。「石井さんがカメラをもって写すといっていた」とは御園さんの話だ。

 

 

<水道事業団はいい加減、市議の役員がどろ処理を約800万円で落札!>

 ともかく袖ヶ浦市は悪党の住み家のような自治体だ。市議だ経営するK商事がなんでも入札すると、必ず落札するという。談合をやりたい放題なのだ。君津郡市の広域水道企業団の泥排泄処理にも入札して落札。しかし、なかなか実行されない。

 「資格がないのに落札約800万円。2022年4月に落札、しかし12月になっても処理しない。原因は処理する資格を取っていなかった。目下、資格を取る手続き中」という。問題の市議は袖ヶ浦市議会の代表として同事業団に派遣されていた。そこでも落札、資格がないのに。それが通用する広域市移動企業団。こんなことは他では考えられない。やくざ系なのか。

 

 

<袖ヶ浦奈良輪の成教橋工事も落札、4回も補正予算で懐がっぽり>

 信じられないことは、奈良輪の成教橋の建設工事が、4回も入札が行われ、その都度K商事が落札、しかも予算不足で補正予算を4回も組んで、血税を浪費している袖ヶ浦市。当初予算は1億3530万円が2億7000万円。それでも袖ヶ浦市民は沈黙している。「4回目は矢板に錆と貝殻がついた。市は関係がない。それでも補正。保守系の村田、笹生、山口が反対したが、公明共産他が賛成した」と市民は呆れている。

 頭(官邸)が腐ると、手足も指の先(自治体)まで腐る!事実である。時間のある国民は、袖ヶ浦市議会を見学するといい。ゆでガエル市民が奮い立つ日はくるのだろうか。

2023年5月15日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

2023年5月14日 (日)

本澤二郎の「日本の風景」(4804)

本澤二郎の「日本の風景」(4804)

<石井紘基暗殺犯の黒幕は小泉と竹中周辺に聞けばわかる!>

 時おり元大手出版社のMさんが「これは大事な情報」といってメールを送信してくれる。今回は「これは必読!副島隆彦熱筆」。しかし、貼り付けてくれたデータを開けない。前明石市長のことらしい。彼がチンピラやくざから右翼を名乗った伊藤白水とやらに、石井紘基代議士が刺殺(2002年10月・清和会の小泉内閣)された、当時民主党の不正腐敗追及の第一人者の秘書だった、というのだ。これには驚いた。

 政界の熱血漢・石井が大事な政権転覆必至の資料の入った鞄を左手に持って、自宅から出てきたところを、チンピラ右翼に胸を一突き、無念すぎる人生に幕を閉じた。せめて犯人の黒幕を暴くことが、この国の民主主義の証であろう。しかし、いまだに黒幕犯人捜査は藪の中、というよりも捜査を止めている。こんな民主主義国家でいいわけがないだろう。日本人であれば誰も許せない重大事件だ。以後野党に爆弾発言をする政治家が出ない。

 当時から「黒幕は小泉内閣の仲間」とされる。当然の指摘だが、官邸の意思なのか、検察はほとんど動かない。司法の最高裁までが「金銭問題のこじれ」というありえない口実をつけて、犯人を終身刑にして蓋をした。

 「小泉も竹中も生きている。口を割らせろ」という怒りの声が消えていない。遺族の黒幕追及の叫びが、これからも続く。この事件を法廷で追及した弁護士・紀藤正樹は、清和会の元祖・岸信介や笹川ギャンブル財団が育成した統一教会追及の第一人者だ。

<だらしなさすぎる小沢一郎・鳩山由紀夫・菅直人らの追及?>

 「お前ら何している!黒幕は目の前にいるではないか」と泉下の石井が怒っている様子が瞼にうかぶ。当時の民主党代表は鳩山由紀夫だとわかった。

 そうであれば、鳩山の仲間である小沢一郎や菅直人らは、悪党の蓋掛けに手を貸していることになろうか。野田佳彦は論外だ。

 

 

 今の危険すぎる岸田内閣も、極右の清和会政治のレールに乗って戦争準備をしているではないか。石井暗殺事件を闇に葬っていいわけがない。

 伊藤白水など縁もゆかりもないが、遺族かそれに準じる人がいるだろう。黒幕は必ず面倒を見ている。そこに流れているカネを追及すれば、真犯人をあぶりだせないだろうか。

 現在の立憲民主党も異臭を放っていて始末が悪すぎる。前任の枝野は森喜朗並みの「神の国」の信仰者であることも分かっている。こんな原始宗教カルトにこだわる第二自民党では、政権はとれない。シャンとしろ、と忠告したい。

 国民が主人公として支配する政教分離の民主主義の国にするように「野党連合」に突き進むか、それとも解党して社民党か共産党に合流、はたまた前明石市長をトップに担いで自公維打倒の体制を構築してはどうか。

 

 

<日本検察の不正腐敗を裏付けた重大事件ではないか>

 随分前に読んだ政治もので清和会を創立した福田赳夫が、当時大蔵省の官僚時代、敗戦後の政治スキャンダルで捕まった。これを機に福田は、検察人脈を握ることに汗をかいてきた、という内容である。確かに福田の清和会は、吉田茂内閣を崩壊させた造船疑獄や三木内閣時のロッキード事件において火の粉をかぶることはなかった。

 これが極右・清和会を存続させてきた。安倍時代は露骨な検察人事を駆使したことが国民に衝撃を与えている。裏返すと、検察の不正腐敗の深さを裏付けている。元法相から聞いたことだが、検察は「そこに不正が存在するから捜査をする」わけでは全くない。

 「捜査するかどうかを自分たちで決める」というし、彼らの出世意欲は物凄く、官邸の喜ぶネタが見つかると、御注進御注進と駆け込む習性がある。情けない日本のゴマスリ検察である。

 石井紘基暗殺事件捜査は、官邸の指示に従ったものに相違ない。悲しい日本の腐った民主主義なのだ。これでは優秀な検事は途中で飛び出すしかないだろう。

 

 

<スケープゴート役の白門=石井ももんじゅ西村成生も白門OB>

 苦学しながら赤門の東大法学部を卒業した山下元利は、ロ事件で逮捕された田中角栄をそばで目撃しながら「角さんが東大OBであれば、絶対に逮捕されることはなかった」と言って悔しがった。現に中曽根康弘は逮捕されなかった。その後に首相になっている。彼を押し上げることに力を尽くしたフィクサー・渡辺恒雄は、そのために角栄秘書の早坂茂三に土下座した。

 笑い話の類だが、山下は早坂の東京タイムズ政治部の後輩である筆者に土下座したが、とうていナベツネにはなれなかった。銀座で一度も豪遊した経験がないのが自慢である。

 思うに石井も同窓の白門。赤門への対抗心が強い。「ボロを着てても心は錦」の方だ。原発のリサイクル装置の「もんじゅ西村謀殺事件」被害者も白門である。赤門の腐敗をかぶる運命なのか。

 名前をまだ記憶していない明石前市長は赤門。彼の動向に注目したい。断固として伊藤白水を操った黒幕を放任することは許されないのだから。日本にわずかでも民主の基礎が残っていれば、右翼独裁を排除して真犯人を挙げなければならない。

 

 

<当時は帝京市原病院の愚かな赤門教授に植物人間にされた次男の悲劇に振り回されていて石井刺殺事件黒幕追及に手が回らなった!>

 1997年2月19日に次男正文が歩いて帝京大学市原病院に飛び込むと、そのまま植物人間にされてしまった。教授・助教授の大誤診だった。こんなことがあっていいのか!この時悩んだ父親は、当時厚労大臣だった小泉の秘書官・飯島薫に相談した。彼は「病院を代えろ。手を打つから」と言ってくれたが、ベッドで悲鳴を上げている息子を見ると、移送する自信がなかった。彼も息子の事故を経験していた。もしも、飯島の忠告に従っていれば、正文は助かった!岸信夫(前防衛相)と同じ脳膿瘍だったのだから。

 ボンクラ赤門医師に対して生涯、怒りを覚える。

 

 

 自民党総裁だった河野洋平は、妻の死より政治を優先した。人さまざまだが、筆者は息子のことを100%優先した。国政などどうでもよかった。家庭が第一だった。そんな過程において石井刺殺事件が起きていた。

 「右翼がつかまってよかった」という程度の認識だった。自民党派閥に集中していたため、野党の石井が立派な政治家だとは気付かなかった。前明石市長が秘書をしていることなど想像外のことだった。

 石井がソ連で勉強したことや東京6区の代議士だということも、全く眼中になかった。家族の不幸が全ての政争を吹き払ってしまった。千葉県幹部の友人に声をかけ、息子を生存させることに知恵を絞っていた。厚労大臣経験の丹羽雄哉から、いい病院を探してもらったりと、行動のすべてが正文を生かすために妻と奔走していた。

 それでも一つだけ許せないことは、政権に就いた小泉の靖国神社参拝のことだった。中国などアジア諸国の反日運動に対する反発だった。

 「純ちゃん間違ってませんか」(データハウス)という優しい見出しをつけて反撃した。その中で千葉市から新橋芸者になった女性の急死事件に小泉が関与している事実に少し触れて、猛省を促したのだが。経済音痴の彼が竹中平蔵を抱きかかえて、銀行の不良債権問題や労働者の首きりを常態化させる契約社員化など、深刻すぎる新たな事態にも目が届かなかった。

 家庭の悲劇と小泉・竹中悪政が同時に起きていた。したがって、小泉が後継者に安倍晋三を決めた背後の闇の勢力・日本会議の追及さえも出来なかった。

 なにもかもが暗転暗転の日々だった。

 ゆえに今石井事件について、改めて調べ直す必要に迫られている。

2023年5月14日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

2023年5月13日 (土)

本澤二郎の「日本の風景」(4803)

本澤二郎の「日本の風景」(4803)

<米誌タイムは岸田の本心を見事暴いたが、日本政府(外務省抗議)に屈し反骨ジャーナリズムと無縁>


個人団体も本心を暴かれると、理性を失ってそれを覆い隠そうとする。安倍晋三の10年はそれが全てだった。したがって、昨年の夏に銃弾を浴びて亡くなったが、それでも反撃の世論は生まれなかった。

 

 

 今回の岸田文雄と会見した米誌タイムは、岸田の本心を見事に暴いた。「岸田は平和主義だった日本を軍事大国に変えようとしている」とごく当たり前に同誌電子版の表題で報じた。

 日本の新聞テレビはそのように報じないものだから、筆者はひとりそのことを取り上げて、怒り狂う記事を書きまくってきた。日刊ゲンダイのコメントにもそう発言した。43兆円に誰もが度肝を抜かれた。世界3位の軍事大国になるというのだから。戦前の侵略戦争時の日本は、確か世界5位だったと記憶している。

 日本は憲法9条で、武器弾薬を持たない平和国家とアジアと世界に宣言してきた。非戦は国際公約である。

 この非戦論は何度でも国民が理解するまで書き続けることにしているが、9条が誕生する20年ほど前に平和主義者の松本英子女史が、アメリカの邦字紙などで繰り返し叫んでいたことである。

 詳しくは府馬清著「松本英子の生涯」を見れば一目瞭然だ。彼女は第一次世界大戦の惨状から抜け出す方法を思索し、一切の武器弾薬を放棄する非戦論をアメリカから国際社会に発信していた。彼女こそが真の平和主義者である。戦争を全面的に否定し、それを声高に叫び続けた人類初の人だった。

 

 

 「日本人の平和主義はいい加減なものではない」と生涯、A級戦犯の岸らに叫び続けた宇都宮徳馬。日本の平和の土壌を膚で感じ、戦争犯罪人らに叫び続けた。

 日本には松本英子・宇都宮徳馬を育んだ土壌が存在する。岸田の軍国主義への道は、A級戦犯らの亡霊に取り付かれている証拠であるが、必ずや日本人の平和主義によって叩き潰されるだろう。必ず日本国民は、目を覚まして軍靴の音を聞くに違いない。

 

 

 善良な人間は、どこにでもいる。バイデンのアメリカにもいる。米誌タイムの記者が暴いた点は高く評価したい。しかし、慌てて官邸と外務省は、総力を挙げてタイムの編集者というよりは、経営陣に泣きついた。結果、軍事大国化への岸田の大野望を「国際舞台でより積極的な役割」という文章に差し替えた。タイムも反骨のジャーナリズムでなかった。

 

 

 とはいえ、岸田の野望を露骨に裏付けてくれた。単なる安保政策の転換どころではない。日本財閥と背後の日韓カルト教団(神社神道と統一教会)がこぞって、岸の野望実現に突っ走る様子が見て取れた。

 

 

 日本は非戦の国である。戦争は出来ない。54基の原子力発電所にミサイルが撃ち込まれたら、もうそれでおしまいである。軍事専門家でなくても理解できる。ただし、それでも財閥は血税をたらふく食べて、それを一部外国に輸出して、さらなるぼろ儲けをしようとしているのだろう。

 ただでさえアベノミクスで財閥は、500兆、600兆円を溜め込んだとされる。多少の凹凸があるが、トヨタのみならず商船や商社などもコロナ禍にもかかわらず、天文学的な利益を上げた。黒田日銀の実績を、植田までが推進している円激安政策で、国民の懐をいたぶっている。目を覚まそう、ゆでガエルから卒業しよう。

 何としても、政治を国民の側に取り戻そう。財閥・カルト教団の意のままにさせてなるものか。反省も謝罪も出来ない神道・統一教会の天皇国家主義は、願い下げだ。

2023年5月13日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

(追記)昨年ミニトマトを植えた同じ場所から、ミニトマトの芽が沢山出てきた。このまま成長して実がなれば有難い。水をかけながら見守ろうと思う。ようやく気付いたことだが、トマトは害虫を寄せ付けない。うまくやれば他の野菜つくりの助けになる。前庭の梅がかなり落下したが、それでもまだ残っている。桃の木の実は大分落ちたが、まだ残っている。期待しないで様子をみよう。天候次第か。無理しない自然体が一番いい。 

人間社会ではこれが出来ない。無理(軍事大国)を通そうとするから道理(平和主義)が引っ込んでいる。岸田の背後の黒幕を注視しよう。賢くならないと国も家庭も滅ぶ。昨日は弟がソラマメを持参し、初物を夕食の卓に乗せた。親類が採りたてのグリーンピース?を持参。これもおいしかった。我が家のお返しは赤飯やチャーハンである。これも理屈抜きにおいしい。

 

 

米誌タイム関連ニュース

林外相は12日午前の閣議後記者会見で、岸田首相が表紙となった米誌タイムの記事を巡り、外務省が「表題と中身に乖離がある」と異議を伝えたと明らかにした。10日時点で同誌電子版の表題は、「首相は平和主義だった日本を軍事大国に変えようとしている」だったが、現在は「首相は平和主義だった日本に、国際舞台でより積極的な役割を与えようとしている」に変更された。外務省の指摘を受けて変更されたとみられる。

(テレ朝)ウェブ上で公開された次回号の表紙には「日本の選択」とのタイトルで、「岸田氏は何十年もの平和主義を捨てて、日本を真の軍事大国にしたいと望んでいる」と書かれています。

(同)エマニュエル駐日米国大使:「日本には今、希望の兆しが見えています。誰一人取り残さない社会を実現する時です」

 

 

「公明党創価学会は二度と平和の党を宣伝するな」メールは貼り付け不能!

 

 

 

 

今日の衆議院本会議で、武器の輸出を推進する「防衛装備強化法」が自民、公明、国民、維新、立憲の賛成で可決。公明党は二度と「平和の党」を名乗るべきではありません。そして立憲民主党は、存在意義が問われていることに気付くべきです。すっかり国会は大政翼賛会ですが、諦めずに闘いましょう。

 

2023/05/09
20:36

(共同)75歳以上の公的医療保険料を2024年度から段階的に上げる健康保険法などの改正案が12日、参院本会議で自民、公明両党などの賛成多数で可決、成立した。約4割が引き上げ対象者となる。高齢化に伴う医療費増に対応するのが主な狙い。子どもを産んだ人に給付する「出産育児一時金」の財源にも充当する。

 

2023年5月12日 (金)

本澤二郎の「日本の風景」(4802)

本澤二郎の「日本の風景」(4802)

<上岡健司氏が目撃した神道・天皇国家主義の恐ろしい現実>

 本を読まない凡人ジャーナリストのもとに、知り合いが一冊の本を送ってきた。「鉱山(やま)の仲間とともに」(光陽出版社)。著者は上岡健司さん。古河市兵衛は、軍国主義の冠をかぶった、天皇制神道国家主義に追随して、莫大な暴利を得て財閥化した足尾銅山オーナー。戦前戦後の日本最大最悪の公害の原点となった鉱毒事件の足尾、その戦後における労働争議において「7人の侍」よろしく闘って勝利した熱血漢の足跡を記録した内容である。

 

 

 この裁判闘争を見事に勝利した一人は、今も袴田事件の弁護団長を務める西嶋弁護士と聞いて驚く。「刑事事件で彼の右に出る者はいない」と聞いたことがあるが、まずは真っ当な弁護士の存在に敬意を表したい。またもう一人の箕輪弁護士は、その後に国会議員2期つとめた正義派の弁護士。共に権力に屈しない自由法曹団の会員という。

 

 

 「権力に屈しなかった自由主義者の宇都宮徳馬」のような政治家は今いない。だが、権力に抵抗する自由法曹団の存在は、日本のかすかな希望であろう。上岡は古河財閥に徹底抗戦して勝利したあと、日本共産党の地方議員として人生を捧げた。昨夏、足尾で上岡と箕輪が再会したという。二人とも元気だった。

 裁判秘話の一つに敗戦後だというのに、裁判長以下弁護団の現地視察に対して古河が「ここは女人禁制」といって箕輪の入坑を拒否してきた。彼女はそれに目もくれず炭鉱夫姿に着替えて一番乗りし、裁判長の判断で古河の神道・差別主義を排した。箕輪は神道を蹴散らして、日本人女性として初めてで最後の入坑者となった。

 

 

 この本との出会いは、地元茅野村の松本英子女史が、近代初の非戦論者だったことと、それ以前の明治の足尾鉱毒事件を日本人初の女性ジャーナリストとして、足尾鉱毒事件を徹底取材(当時の毎日新聞)し、明治の官憲を震え上がらせたことを、府馬清著「松本英子の生涯」を再読したことと関連する。松本が上岡本との出会いをつくってくれた。

 

 

 宇都宮が「日本人の平和主義はいい加減なものではない。右翼権力に屈するな」と叫び続けたことを、今の右傾化著しい報道関係者は学んでもらいたい。日本人はまだまだ極右に屈してはいない!

 

 

<戦争犯罪を猛省しない靖国・伊勢・出雲・明治など神道は不要>

 さて上岡の10代で目撃した軍国主義化の日本の姿は、余りにもお粗末で笑いを超えている。

 

 

 「ススメ ススメ ヘイタイ ススメ」(1年生の国語の教科書)、修身には「シンデモ ラッパ クチカラハシマセン」など地球のどこにも存在しない神道教育、それも小学校においてだ。幼児からの狂気・カルトの世界が戦前の天皇制国家主義だった。人を殺すことを教えていたのであろう。

 初めて知ったことは他にもある。1941年に足尾小学校が、国民学校になった。校則は「心を磨き身を鍛へ天皇陛下の大御心に副い奉れ」。天皇のために死ぬことを教えている!

 

 

 学校に「奉安殿」?これに最敬礼しないと教室に入れない。国の命令で全ての学校にこの奉安殿が建立されていた。中身は「天皇皇后の写真と教育勅語」。お笑いだが、例の森友事件は、この教育勅語に安倍晋三夫妻が飛びついて大事件が起きた。21世紀だというのに、この事件に関連して真面目な役人が自死した。

 紀元節・天長節など意味不明だが、この日は「君が代」斉唱と宮城遥拝させられる。この時、教頭が奉安殿から紫のふくさ?に入った教育勅語を取り出して、校長に渡して校長が読み上げる!実に漫画のような世界を生きてきた当時の日本人の子供たち。自由とか人権はなかった。そう天皇は神?現人神だったと強制させられた。恐ろしや神道・国家主義であろうか。

 

 

 各駅頭はエスカレーターかトロッコに乗せられた?兵士(応召兵)は全員丸坊主で、軍歌を歌わされる。その歌詞は「天皇陛下のためならなんで命が惜しかろう」。人間として扱われなかった。日本兵は死ね、だ。男性教員の服装はカーキ色の国民服、女性教員はもんぺ姿。動物以下の世界だった。

 食べるものが底をついた1942年に配給制、学徒出陣(出陣学徒壮行大会)が明治神宮で強行されたのは1943年10月のことだった。1940年9月に「部落会町内会整備要綱」が発令されると、町内会の下に「隣組」という監視告発を強いた。神道はいまも町内会など自由な市民の組織であるはずの民主的な組織から、カネを吸い上げている。戦前を引きずる神道と氏子の不気味な組織が、自民党政権与党の支持基盤だ。

 緊急事態法が忽然と表面化して、改憲の要になろうとしている。天皇大権を首相大権にすり替える策略である。43兆円問題とも結びついている。

 

 

 足尾銅山にA級戦犯の岸信介が東条英機内閣の商工大臣として押しかけて、訓示までしていたことを著者は記憶していた。1943年8月のことだ。

 岸は「天皇陛下の命を受けてきた。銅の増産は大東亜戦争の勝敗を決する」と暴言を吐いた。足尾に強制連行されてきた朝鮮人労働者は「足尾の100年」史によると、昭和14年頃から。白人の捕虜も。白人の死者458人。アメリカ人331人、オランダ人80人、イギリス人32人、その他15人。「もっとも悲惨な強制労働者は中国人だった」という。「257人のうち109人が死んでいる」と記録されている。

 

 

 以上のことは、当時を生きた日本人すべてに強要された窒息社会において、精神面で有無を言わせず拘束し、戦意高揚の役割を担った国家神道という狂気の戦争神社群が、敗戦後78年になるというのに反省も謝罪もしていない。驚くべき神社群がいま日本会議や統一教会と連動して改憲運動に走り出している。これこそが日本人と人類の恐怖であろう。

 

 

<日本国憲法唯一の欠陥は天皇制を容認したワシントンの謀略>

 神道・戦争神社に脅威を抱くワシントンのリベラル派が消えることはない。オバマ時代の国防・国務長官は、靖国の戦争神社を回避して、千鳥ヶ淵の墓苑に献花したことが何よりの証拠であろう。神道の走狗だった小泉への強烈な一撃だった。

 国際社会は、戦争神社を容認していない。たとえ自民党の懐深く隠れていても、加藤紘一が叫んだように、欧米諸国は戦争神社の靖国を認めない。当たり前であろう。2発の原爆投下で戦争を終結させたワシントンの恐怖は、国家神道に集約されている。

 いま中国やロシアと対抗している限りで、日本軍国主義を容認しているようだが、状況が変化すれば神道・戦争神社にも攻撃の矛先を向けてくるに違いない。

 ワシントンの過ちは天皇の政治責任を免除したことと、天皇制を容認したことに尽きる。凡人ジャーナリストは天皇制について無関心を装って生きてきた。どうでもよいことだった。しかし、天皇ヒロヒトが好戦派として侵略戦争を推進した主役であるという侍従長・百武三郎日記を知るに及んで認識が変わった。ヒロヒトの戦争責任を問わなかった当時の占領軍と日本国民の責任は消えることなく続くだろう。ワシントンの陰謀もまた問われ続けることになる。

 

 

<英国の王制も賞味期限が切れてきた!日本は大丈夫か>

 エリザベス女王が亡くなり、チャールズ国王の戴冠式も終わった。王政反対の国民運動が起きていることも知った。21世紀は王政も天皇制も賞味期限が切れるだろう。天皇家は京都に戻ればいい。靖国は不要だ。

 21世紀は真の自由民主の世紀にする時である。独裁政治も消えてゆく。長く存続できない。時代は動いている。上岡の貴重な記録もその一翼を担っているのだろう。歴史を学んで、国民誰もが声を上げる危機の時代なのだ。

2023年5月12日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

2023年5月11日 (木)

本澤二郎の「日本の風景」(4801)

本澤二郎の「日本の風景」(4801)

<円を紙切れにした黒田東彦追随の学者馬鹿に殺される哀れ日本国民でいいのか=大局観に立て!>

黒田日銀の紙切れ政策強行推進路線10年によって、財閥・株屋は豚のようにぼろ儲けした。結果、比例して日本を沈没させた。同じ愚策の金融政策を後任の学者馬鹿・植田も強行して、著しい円安は止まらない。このまま日本は衰退するのか、それとも改革して再生するのか。大局的立場から提言したい。

 

 

 今朝ほどの地震で木更津市は震度5強を記録した。誰も予見できなかった。地震は予告なしに突然起きるが、経済危機や政治危機は、人間がやってることだから、悪政を取り除けばいい。こちらも厳しい道だが、崩壊して地獄の道に突進していくよりはマシである。

 

 

 言論界が正義の報道をすれば実現できる。世論が動けば、新聞テレビを信じ込む点において日本人は、世界一なのだから。政治も経済も軌道修正する。

 政治経済改革を断行すれば、暗闇に光が見えてくる!異次元などという黒田日銀の愚策は、安倍晋三内閣の重大な政治責任である。イカサマ経済政策アベノミクスを煽って10年もの長期間、日銀は福沢諭吉を刷りまくって、円の価値をとことん低下・安くした。金利はゼロ金利。金融機関も衰退した。特に地方の銀行は危険な投資をして壊滅寸前である。

 円はあふれかえっているが、投資はゼロに近い。為替と株式に流れ、企業活動は停止状態。それでも財閥経営陣は、株式の面倒まで日銀が保障してくれるため、自社株買いでぼろ儲けしていた。寝ていて億万長者になった。

 

 

 反比例して民衆の台所は行き詰まった。円安の影響をもろに受けるのは、物価の高騰である。財閥の余裕資金は500兆円から600兆円にも膨れ上がっているはずだ。ことし初めてわずかな賃上げを実施してお茶を濁した。

 

 

 まずは円の紙切れ政策を止める。円は自動的に120円、110円台に落ち着く。物価は安定する。同時に消費税を止めれば、民衆経済の流れはよくなって経済は安定化する。財閥のための金融政策から、市民・国民のための経済に切り替えるのである。

 

 

<日本再生・財政再建の切り札は円の異次元緩和打ち止め・金利上げ、消費税ゼロで市民経済は動き出す!>

 一部の観光業者は、GWの外国人客の買い物で潤っていたが、それを新聞テレビははしゃいで報道していたが、他方で日本人は一部の人々しか海外に出られなかった。円が安すぎて外国旅行も身近な国ばかりである。生きている間に世界旅行という夢が破れてしまった。それどころかこの10年のアベノミクスで庶民は、外国にも行けなくなってしまった。今の極端すぎる円安政策は均衡を欠いた財閥・株屋優先の金融政策である。学者馬鹿を急いで軌道修正させることが不可欠だ。「黒田の野郎はどこにいる!」と怒り狂う庶民は多い。

 

 

 浜田という得体のしれない米国在住の学者馬鹿に引っかかった安倍の大馬鹿政治屋によって、日本は沈没している。小泉純一郎・竹中平蔵らもA級戦犯の岸と同様か。財政健全化と物価の安定は、政府の基本である。

 何度でもいう。円を刷りまくって借金の山を作ることは、断じて許されない。山本太郎を狂わせた人物は誰か。

 

 

<改革の核心は行財政改革を断行し、43兆円超軍事大国路線中止>

 中曽根内閣下のバブル経済システムをそっくり温存してきた行政を大改革することが、これまた不可欠である。まず借金大国路線の温存を食い止めなければならない。このためには国民の代表である国会が、その見事な見本を示す必要がある。

 選挙制度など議会の改革を何としても断行する必要がある。国会議員の報酬と定員の半減である。これに手を付けなければ、日本再生は不可能である。膨れ上がったぜい肉・脂ぎった体から糖尿病の原因を取り除くのである。辛くて厳しいが、日本沈没を回避するためには断行しなければならない。

 世論を健全化することで、段階的に推進すればいい。報酬の半減もやらなければならない。いま多くの人々が四苦八苦しながら生活している。それでも耐えるしかない。真っ当な清廉な政治家による議会が実現すれば、日本沈没は回避され、再生が可能である。

 

 

 古来より国が疲弊すると、為政者は真っ先に武器弾薬を放棄した。人殺しのための装置はいらない。安倍はもういない。43兆円計画を放棄すれば、日本再生の芽が吹きだすだろう。

 

 

<国会議員・地方議員の半減と給与半減と公務員の大削減で再生>

 国会議員の定員と報酬を半減し、同時に地方議員も右ナラエさせる一大改革を推進すれば、もうそれだけで数兆円、数十兆円の経費を削減できるだろう。

 国の借金1270兆円をゼロにする努力は、決して不可能ではない。やるしかない。日本国民が覚醒して立ち上がれば出来る。このままずるずると落ち込んでいくと、1946年のように円が紙切れになって、そのうえ戦争で放射能を浴びて滅びることになろう。賢明な日本国民なら大改革は実現できる。

 

 

 国の体制を少数精鋭、地方も続けることで、公務員の定員や給与も大幅に削れるだろう。東京都は大削減必至だ。非戦の日本丸を可能とする国づくりである。大胆過ぎる改革だが、戦争国家で命を奪われ、滅びるよりもましであろう。

 43兆円は不要だ。強行すれば日中戦争の再現となり、54基の原発にミサイルを撃ち込まれるだけで、日本はお陀仏するしかない。

 非戦の憲法をしっかりと身に着けた日本国民となれば、日本丸は美しく安全な航海が出来る。孫や子供たちに残せる国へと変身できる。

 

 

<党利党略許さず=貧者救済は可能=本blog拡散に汗をかこう!>

 大改革を断行する条件は、党利党略に埋没する政治屋を排除することでもある。岸田を解散に追い込むのである。一政党の我欲は許されない。消えてゆく政党も出るが、時代に乗れない賞味期限切れ政党は不要だ。金貸しも本気で改革に身を投じたらいい。

 若者の勇気ある行動が期待される。貧困者を救済することは言うまでもない。政治も経済も変わる。変えないと日本沈没である。何としても大改革して、この国を子孫に引き継ぐ使命が現役世代の使命である。

 一世一代の大改革に突き進む日本人でありたい!自然界は花々が一斉に咲き誇っている。声を上げて声を上げよう。

2023年5月11日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

2023年5月10日 (水)

本澤二郎の「日本の風景」(4800)

本澤二郎の「日本の風景」(4800)

<危ない日米韓の覇権的関係強化と改憲軍拡=アジアを軍拡の嵐>


安倍内閣がぶち壊した日韓関係は、日本側の極右外交を強行したことに起因している。韓国政府が、南北和解を求める中道左派の文在寅政権になると、特に歴史の痛々しい強制連行の徴用工問題が厳しい対立の壁となった。これに日本財閥の極右傀儡政権は強く反発し、日韓関係は振り出しに戻ってしまった。そして韓国に新たな検察OBの尹大統領が誕生すると、流れが変わった。しかし、韓国政府の妥協案は、日韓の財閥同士の策略合意だった。このことが新たな火種となって、韓国世論と議会多数派の野党を刺激して、尹政権の支持率は30%前後と低迷している。

 

 

 日本の新聞テレビは、例によって政府とNHK・電通に影響されてか、日韓関係が安定化しているように報道して、国民の目を狂わせている。韓国の政府と世論・野党の反発は強まっている事実を伝えない。

 韓国大統領が「想像もできなかったことが、日本との間で起きている」との自画自賛発言を大きく報道する日本の言論界と現実の乖離は甚だしい。日韓の首相と大統領夫妻のはしゃぎぶりに焦点をあてている言論界の衰退こそが問われている。

 岸田訪韓に反発する人々の怒りや、岸田への重警備の様子を詳細に報道しない日本報道界こそ、次なる危険な事態の原因である。韓国の世論は日米とも真っ二つに割れている。

 

 

<日韓の極右連合の和解に安心してはならない=国民的合意に程遠い>

 何事も国の指針・方向は、国民的な合意が不可欠である。結論を出すための民主的な過程・プロセスを踏まねば、合意は成立しない。

 たとえば安倍内閣が強行した戦争三法(特定秘密保護法・自衛隊参戦法・共謀罪)やカジノ法、岸田内閣の安保3文書と43兆円の超軍拡予算計画は、こうした民主的なプロセスを経たものではない。

 

 

 日本国憲法に違反している。到底国民は受け入れることは出来ない。筆者が自公維を批判し続ける理由は、ジャーナリストとしての最低の矜持である。極右政治は独裁ゆえに、本来存立を許されない政権である。

 

 

 今回の日韓政府の和解は、国民レベル、特に韓国の世論を反映したかどうか大分怪しい。日韓の国民的合意の和解ではない。必ず問題が表面化する。

 

<韓国の司法は反省謝罪を拒否した日本財閥に手厳しい判決>

 戦前の天皇ヒロヒトの侵略戦争は、擁護すべき施策はないに等しい。過去に「いいこともやった」と暴言を吐いた大臣は、首を斬られた。

 問題の根っこは侵略推進勢力は、財閥である。財閥の資源略奪に起因する。それでいて、彼らはこうした途方もない重罪に対して反省も謝罪もしない。人の道に反する輩で、やくざ暴力団以下の悪魔の勢力といえる。

 

 

 現に韓国の司法は、日本財閥の犯罪行為に対して、当たり前の判決を下した。それでも、それを受け入れようとも、反省も謝罪もしない。そのことに日本政府や自民党など与党と右翼野党は反発している。ここに真の原因がある。

 日韓の真の和解は程遠い。

 

 

<またしてもワシントンの圧力に服従した日韓財閥政府の危うさ>

 結局のところ、驚いたことに被害者である尹政権が妥協した。日韓財閥の事実上の合意に日韓の右翼政権が、それを受け入れたのだ。傷口に絆創膏を貼った程度の合意でしかない。

 新たな火種を作ったことになる。この日韓の危うい合意は、またしてもワシントンのアジア戦略の再構築という野望の成果である。米CIAと日韓の謀略機関同士の策略による危うい合意形成が見て取れる。

 日韓の反共右翼を操ることに長けたワシントンの産軍複合体という「死の商人」がまとわりついた勢力の陰謀が潜んでいる。

 

 

 平和な幸せづくりの国際協力では、全くない。中国・ロシア・北朝鮮が強く反発することになる。アジアにおける、さらなる緊張を呼び起こす日米韓の軍事的な策略的和解である。

 

 

<アジアの新たな深刻な火種にならないか>

 つかぬ間の日米韓の軍事的右翼連合は、アジアに緊張をもたらすだろう。憲法が悲願とする平和的な国際的協調と異なる、真逆の危険な航路である。

 何度でも繰り返すが非戦の憲法下、GDP比2%の43兆円超軍事大国路線は、平和憲法を破壊してやまない。

 こうした野蛮すぎる路線に貢献するような中国・北朝鮮・ロシアだとすれば、それこそ健全な日本政治の得意とする説得外交だ。

 

 

 極右連合は、つまるところ暴利に暴走する財閥の野合である。国家的人殺しを意に介さない野蛮すぎる航路だ。最大の被害者は、そこに生きる人民・国民である。ウクライナでは60歳までの男性が人殺しを強要されている。ロシアの若者も同様の運命にさらされ、ともども生きる権利の命を奪われている。

 この間にも3月期決算で財閥商社は、これまでの最高の収益を上げていることが、本日の報道で公表されている。日銀の円安政策と戦争が財閥暴利を可能にさせている。いい加減にしてゆでガエルの日本人を返上する時である。年金問題で決起したフランス国民には驚く。

 

 

<朝鮮半島分断は日本の植民地支配が元凶>

 以前に自民党総裁になった河野洋平は、倅や父親の頭脳と違ってまともな

考えの持ち主だった。「南北の分断は日本の植民地支配によるものだ」と事実を指摘した。

 「改憲?どこを変える?どこも変えるところはない」「改憲してミニアメリカになりたいのか」と堂々と真実・正論を公言していた。晩年の宇都宮徳馬が、もっとも信頼した政治家だった。

 

 

 安倍晋三・菅義偉・岸田文雄には、それぞれ侵略の満洲人脈がまとわりついていることが分かってきた。要注意だ。「9条改憲反対」といっていた岸田は、公明党のように公約をくるくる変える。油断大敵だ!

2023年5月10日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

2023年5月 9日 (火)

本澤二郎の「日本の風景」(4799)

本澤二郎の「日本の風景」(4799)

<維新大ピンチ=黒幕は笹川ギャンブル財団=松井良夫は笹川良一の運転手=大阪府議会議長・統一教会応援団幹部>

 「いよいよ維新の墓暴きが始まった」との声が永田町から聞こえてきた。ご存知、維新の黒幕は笹川ギャンブル財団と安倍・清和会。そのつなぎ役が前維新代表の松井一郎の父親の良夫。

 

 

 週刊ポストが松井父子の政治資金規正法違反を暴いた。昨日のネットニュースで報じられた。維新はカジノ党、公明は戦争党と揶揄されて久しいが、的外れではない。「大阪のカジノ利権を焙り出すと、維新は崩壊するだろう」との見方も浮上してきた。

 橋下徹の異常なメディア露出の裏事情も見えてきた。関西・大阪は大荒れ必至か。それとも蓋をかけられるか。電通の暗躍も注目されるだろう。成り行き次第では、日本の闇に初夏の太陽が差し込むかもしれない。これまでは文春と新潮に先行されて出番のなかった週刊ポストの取材力もまた、試されることになろう。

 

 

<暴かれる笹川財団の闇=博打利権排除に失敗した田中角栄>

 A級戦犯内閣の岸信介は、周辺に不気味な満洲侵略人脈を配して政権を運営した。60年安保改定強行時の学生や労働者の激しいデモに、岸はやくざ暴力団を投入したほどだ。

 岸の仲間である児玉誉士夫や笹川良一の暗躍が見て取れる。それでも市民・学生・労働者は、戦犯内閣の暴走に抵抗を続けた。岸は側近の防衛庁長官の赤城宗徳に対して「自衛隊で鎮圧せよ」と迫ったが、赤城は動じなかった。もし岸の指示に応じていれば、自衛隊が日本国民を殺害するという大惨事に発展するところだった。

 

 赤城は筆者の単独会見において「いつも辞表を懐にしまって、その時は叩きつける用意をしていた」と覚悟の証言している。

 岸が反共のカルト教団(統一教会国際勝共連合)を育成しようと決意した理由だったろう。岸は笹川良一にもたきつけた。文鮮明のカルト教団を宗教法人にした背景でもあった。

 

 

 笹川の資金的強みは、運輸省が管轄するギャンブル利権の競艇を独占したことだった。省内の反発も強かった。田中角栄は政権を担当すると、笹川排除に乗り出した。岸の後継派閥の福田派との抗争が水面下で繰り広げられたが、軍配は福田派清和会に上がった。

 

 

 岸が擁護した笹川と笹川がテコ入れした文鮮明の統一教会の、知られざる鉄の結束が、昨年夏の岸の孫・安倍晋三銃撃事件によって、ようやくにして闇の一角が露見した。もし、田中内閣が金脈問題で短命に終わらなければ、清和会と統一教会の台頭はなかったかもしれない。きわめて不幸なことだった。

 倫理も道徳もないA級戦犯の岸の血脈が流れる清和会・笹川ギャンブル財団と、統一教会の跋扈に今こそ本腰を入れなければならない時だが、宏池会の岸田は清和会の操り人形になってしまったことが悔やまれてならない。

 

 

<自民党の安倍・清和会を操る笹川財団=維新は安倍の別動隊>

 こうした反社会的勢力を抱えた清和会の強みは、田中・竹下系の小渕恵三が急死したことと、どさくさまぎれの談合で森喜朗・清和会内閣が誕生したことだった。そのツケが、現在の日本列島を崩壊させてきた元凶である。森の「神の国」は戦前の天皇国家神道・靖国への回帰である。

 小泉純一郎は靖国参拝を強行して森路線を継承した。郵政民営化ではもっとも安全な金融機関の郵便局を、破綻の危機に追い込んでいる。小泉が抱え込んだ竹中平蔵の悪知恵によって、労働者は契約社員化、いつでも首を斬られる不安な労働環境に立たされてしまった。

 

 

 安倍は改憲軍拡に狂奔しながら、強引な円安政策で財閥を肥え太らせて、市民の台所を危機に追い込んだ。背後で笹川ギャンブル財団が君臨、安倍の別動隊として維新を立ち上げていた。維新の改憲論は他党を寄せ付けない。統一教会は、自民党の政策に深く関与している。恐ろしい不条理な自民党政治に翻弄されている日本である。

 

 

<賭博勢力が清和会と統一教会を操作=文科省の解散要求はお芝居>

 気が付いてみると、岸田の発言は芝居がかっていたことになる。賭博勢力が操る岸田に「統一教会を解散させる」力はない。これまでの当たり前の声が消えている。岸田内閣も、反共の笹川ギャンブル財団と日本会議が操っている。岸田までが安倍路線の踏襲に人びとは、今恐れおののいている。

 43兆円は死の商人内閣の証拠である。民衆は「安倍よりひどい」といって戦争体制の暴走に怯えている。

 

 

<前代未聞の珍事に米CIAも驚く?>

 維新の一大スキャンダルの発覚で、黒いカネの正体が暴かれるかもしれない。成功すれば、この日本は一息つけるかもしれない。笹川良一の運転手から大阪府議会議長になった松井良夫と倅の一郎の闇の政治資金が国民に晒されることになると、清和会も統一教会もおおきなダメージを受けることになるのだが。反清和会と野党の動向も注目されるだろう。

2023年5月9日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

(週刊ポスト)悲願だった維新の会の全国政党化を見届けるように、党設立以来のリーダーだった松井一郎・元代表が政界を引退した。そんな松井氏の資金管理団体に、政治資金規正法違反の疑いが浮上した──。

「松心会は大先生(松井氏の父で大阪府議会議長を務めた松井良夫氏)の時代からあって、うちはその頃から支援していたから、会計責任者を頼まれて引き受けていました」

2023年5月 8日 (月)

本澤二郎の「日本の風景」(4798)

本澤二郎の「日本の風景」(4798)

<冤罪事件に屈しない狭山事件支援者赤嶺さんからのメッセージ紹介>

地球は動いている。世の中は変わる。じっとしていてくれない。

 戴冠式を終えたチャールズ国王を元首とするカナダでは、6割が「もう結構だ」と言いだしている。韓国を訪問した岸田首相は、宿舎を警察特攻隊という聞きなれない武装部隊が警備していた。植民地支配の怨念は数百年続くのだろう。ワシントンの都合に合わせることなどほぼ無理か。米国半導体工業会CEOは「中国は最大の市場だ」と語っていた。

 日本の冤罪事件も変わる。袴田事件についで、埼玉の狭山事件も「いい加減にしろ。早く再審を始めろ」と誰もが心から叫んでいる。熊本日日新聞が記事にした。狭山事件支援の活動家のメッセージを以下に掲載したい。

 

 

<袴田さんの再審開始決定以降、さまざまな変化が起きていると感じています。フェイスブックの「狭山事件の再審を実現しようのグループ」に、いろんな方達が投稿しています。私も度々地元の活動を投稿させてもらっていますが、その投稿コメントです。

そのコメントの中には、狭山事件が起きた当時狭山市内に住んでいて、その頃から石川さんが冤罪だと感じていたこと。又、事件当時の部落差別の厳しい状況なども、具体的に書いて下さいます。その方が言うには、袴田さんの再審開始決定のニュースを見て、忘れかけていた狭山事件の事を思い出したそうです。

又、元大学の教授をされていた方のようですが、学生達と狭山現地調査に度々行ったり、学生達と熱く部落差別問題を語り合った時のこと。今も狭山を取り組んでいる人達がいることを知り、若き日の熱い想いが少し湧いてきたと、短歌を添えてコメントをして下さいました。この方も袴田さんの再審開始決定がきっかけのようです。

街頭では、以前より若い方達の反応が増えたと感じています。「今ネットで狭山事件を調べて見ました。署名をさせてください❗」「狭山事件の事は全く知らないので、後で調べてみたいと思います。納得出来たら、署名をさせてください❗」と、話しかけてくる若い方達もいました。

 

これらの変化が狭山の追い風となればと願う反面、国家権力の巻き返しもあるのではと、正直不安にも思っています。

狭山事件発生から、今年は60年となりました。オギャアと生まれた赤ちゃんが還暦を迎えるという、とんでもない長い年月です。石川さんも84歳、お元気とは言え限りもあります。最近は目や耳が大分不自由になってきました。

今年こそ、今度こそ狭山だ!と言う想いでいます。>

 

 

<いつも的確な政権批判、共感しながら拝読させて頂いています。又、私の知らない事が沢山あり、そうだったのかなどと唸りながら読んでいます。

さて、今回の袴田さんの再審開始決定に高検の特別抗告断念、余りにも遅い❗と怒りと共に、安堵と喜びの入り交じった思いです。

さまざまな冤罪事件が有るなかで、袴田さんの事件については特に関心を寄せ、微力ですが応援もさせて頂いています。出獄されてまもなく、狭山の集会にも巌さんが参加されたこともあります。又お姉さんの秀子さんは、毎回のように参加されています。

拘禁症により心を壊されてしまった袴田巌さんの、言葉や行動全てが冤罪の罪の深さと日本の司法への激しい怒りとなりました。今回は体調不良で参加出来ませんでしたが、約5年前の東京高裁の再審開始決定棄却の時は、高裁前に石川ご夫妻や仲間達と共に駆け付けていました。まさかまさかの静岡地裁の再審開始決定の棄却でした。

あの時の悔しさを忘れずに、今回は絶対に高検の特別抗告を許さないと、仲間達と共にハガキやメールやネット署名、そして高検に電話で直接訴えました。私も含めて、電話での抗議には余り慣れておらず、仲間達のほとんどが初めての経験でした。

電話した後、「今、電話した!ドキドキしたけど、ちゃんと言えたよ」と、何人もの仲間が連絡をくれました>

<次は狭山の石川さんの再審開始の番・真犯人は別人=疑わしきは罰せず>

<そして、20日高検が断念したと言うニュースを聞くや否や、「良かった❗次は狭山❗石川さんの再審開始だね。もうドキドキなんかしない。頑張ろう❗」と言う、電話やメールが届きました。

闘いの中で、私達は強さもエネルギーも蓄えて行くんだとつくづく思い、仲間達をとても頼もしく思いました>

<思想信条を排除した大事な仲間たちの存在>

私のような人間が何とかここまで、狭山やさまざまな社会問題に多少なりとも取り組み続けてこれたのは、やはり仲間達の存在だと思います。

今その仲間の一人が県議選に立候補し、選挙戦真っ只中です。これまで余り選挙活動はして来なかったのですが、ここまで酷い日本になってしまったので、やれることは何でもしなければと思っています。

長くなりましたが、お陰様で、私達狭山を闘う者達にとって、袴田さんの再審開始決定は大きな弾みとなり、沢山のエネルギーを頂きました。

又、本澤さんのような方のブログの中に、何度も登場させて頂き本当に身に余る光栄です。又、身が引き締まる思いです。

ありがとうございます❗>

2023年5月8日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

<熊本で差別の狭山事件を考える集会=熊本日日新聞>

 埼玉県狭山市で1963年に女子高校生が殺害された「狭山事件」について考える集会が5月6日、熊本市中央区の市国際交流会館であった。被差別部落出身の石川一雄さん(84)が無期懲役になったのは差別が生んだ冤罪[えんざい]だとして、東京高裁の再審開始を求めた。
 静岡県で
66年に起きた一家4人殺害事件で無実を訴えた袴田巌さん(87)の再審公判開始が3月に確定したことを受け、狭山事件も再審に向けた機運を高めようと、部落解放同盟県連合会などが集会を企画。約150人が集まった。
 登壇者のうち、
85年に宇城市で男性が刺殺された松橋事件で故宮田浩喜さんの再審無罪を勝ち取った弁護団の村山雅則弁護士は「確定判決の否定は、担当する裁判官にとってハードルが高い」と指摘。無罪を十分に裏付ける証拠と世論の高まりが必要と強調した。
 石川さんは
94年に仮釈放され、現在は第3次再審請求中。弁護団は脅迫状の筆跡を鑑定した専門家など11人を証人尋問するよう東京高裁に求めている。

 逮捕から今年で60年。石川さんはビデオメッセージを通じ、「科学者の鑑定で私の無実は明らかになっているが、裁判所に認めさせない限りは殺人犯のままだ」と訴えた。狭山事件を題材にした映画の上映もあった。(東誉晃)

2023年5月 7日 (日)

本澤二郎の「日本の風景」(4797)

本澤二郎の「日本の風景」(4797)

<神戸のやくざ組長はラーメン店長に変身したが銃殺、富津市生まれの木更津市のチンピラやくざ浜名は介護施設経営でバイト栄養士を強姦殺人>

 よく昔のことを思い出し、それが時には夢になる。老いた証拠に違いないが、懐かしくもある。本日の話題は青森県に飛んだり、袖ヶ浦市奈良輪にも及ぶので、読む方はこんがらがるかもしれないが、容赦願いかもしれない。民主主義の戦いには強い信念が不可欠だ。

 

 

 本日の夢は、無神論者が坊さんの後ろで数珠を持っている。横に座っているのが青森県の田沢吉郎さん。故人は津島文治さん。津島は戦後の青森県の民選知事第一号で、晩年は参院議員だった。彼の弟修二は作家の太宰治。荒れた生活をしていた関係で、津島家から勘当されていた。それが作品となった。有名な「斜陽」は、その後に津島家から手放された自宅が「斜陽館」となって、太宰ファンの宿に変身している。

 晩年の文治は宏池会・大平派の参院側幹部をしていた関係で、取材でよく出入りした。人のいい秘書の多田がよくしてくれたのだが、文治が亡くなった時、葬儀に「来てほしい」と呼んでくれた。記者として永田町から一人で青森に飛んだ。農地解放と文治の選挙で、残った資産は小さな家だけだった。

 「井戸塀議員一代記」を書いて故人に供養した。この時の香典代一番手は首相の田中角栄100万円、派閥の親分の大蔵大臣・大平正芳50万円だったと、多田が秘かに教えてくれた。まずまずの記憶力を誉めたい。

 

 

 文治には男の子供がいなかった。長女を男前の早稲田大学出身の田沢吉郎の嫁にした。田沢の下で、妻となった彼女はリンゴ栽培に励んでいた。田沢は大平派参謀の鈴木善幸の補佐役。鈴木は漁民の代表として知られた。鈴木邸の夜回りに行くと、海の幸が並んでいた。お手伝いは長女(麻生太郎の妻)で、長男は今の財務相の俊一。宮澤家と信州の名門・小川平吉(政友会副総裁)の親類だ。小川の長女が宮澤の実母である。彼女から息子3人を東京帝国大学法学部に入学させた秘事を取材したこともあった。

 

 

 東北人は実直かつ素朴だ。付き合うには関西よりも性格がいい。田沢は180センチを優に超えた格好の良い男子だから、いつか防衛庁長官になるとサマになると思っていたら本当になった。自衛隊員よりも長身で恰幅がよかった。いまの防衛相はやくざの倅だ。岸田のいい加減さは、このことだけでも安倍を超えているだろう。

 危険極まりないオスプレイを木更津の海自ヘリコプター基地に持ち込んだ。市長の渡辺はやくざ一派で知られる。「浜田と渡辺の悪しき実績だ」と大騒音に悩まされている市民は怒っている。

 

 

 ここから袖ヶ浦市奈良輪が登場する。先週の金曜日に林地区の御園豊元区長に誘われて奈良輪の石井義人宅に出かけた。もう一人この地区で尊敬を集めている元教師の関巌さんも同行した。

 実をいうと、ここ小櫃川河口の奈良輪で数回、あさり取りをした思い出がある。小学校の低学年だった。理由は母と奈良輪生まれの「ハナのおっかさん」は狭い市道を挟んで昵懇の間柄だった。母は七曲という山奥の生まれだ。海と山は相性がいいらしい。冬場はつかぬ間の木こりになって、風呂やカマドの燃料確保に、二人はいつも一緒だった。幼い小学生の自分も必死で枯れ木を集めて、それを家に運んだ。そんなに楽しいものではなかったが、小作貧農の家庭の悲哀を感じながら育った。

 そんな関係で何度か奈良輪の「ハナのおっかさん」の実家に押しかけてアサリ取りをした。そのころの東京湾は汚染はないに等しかったろう。

 中学を卒業すると、東京・大田区下丸子の北辰電機に、全国の50人の仲間と就職したのだが、人生の船出に「おっかさん」が一合炊きの窯を贈ってくれた。羽田の親類宅に居候しながら半年余、この釜でご飯を炊いて生き抜いた。小生の宝物だ。今も残っているはずだ。

 

 

 この辺から本題に入る。小櫃川河川敷に夜な夜な怪しいヘリコプターが飛来してくる。しばらくすると、飛び立つという謎めいた現場を石井さんが案内してくれた。彼は3月から4月中旬にかけてシラスを捕獲してきた。春先の肥沃な河川敷は、農地として最適であろうが、雑草の伸びも早い。夜中の8時ごろここに降りる奇怪な謎のヘリ?やくざの街に深夜のヘリは、探偵小説家・江戸川乱歩でなくても推理できるだろう。

 警察(木更津署)に通報しても動かない。おかしな警察は、すぐ近くのJR岩根駅近くの介護施設を経営するやくざ浜名の強姦殺人(木更津レイプ殺人事件)捜査からも逃げ回っている千葉県警と木更津署と全く関係がないのかどうか。

 

 

 やくざが跋扈する君津郡市(木更津・君津・袖ヶ浦・富津)の産廃場に有害物質を埋設して暴利を稼ぐ反社会的勢力は、一方で薬物(覚醒剤など)でも暴利をかせでいるのであろう。水も空気・土壌が腐ってきている。強姦被害者は女性である。

 浜名を目撃した市民は「やつは覚醒剤を使っている」と決めつけているが、強姦魔は薬物を使用している。伊藤詩織さん強姦魔のTBS元記者の山口もそうだろう。彼女の勇気には頭が下がる。

 

 

<浜名重罪犯人を捕まえない捜査しない千葉県警木更津署>

 「木更津レイプ殺人事件」の加害者も被害者も共に創価学会員であることが、取材して判明した。そこから、捜査しない理由も見えてくる。例の中村格が介在しているのかどうか。

 被害者は戦争遺児である。父親の実家は木更津市畑沢。未亡人は敗戦後に父親知らずの幼子と何度も木更津の岸壁に立って、硫黄島に向かっていた運搬船上で米機の攻撃を受けて、船もろとも海の藻屑となった夫の帰りを待った。悲劇過ぎる。

 未亡人は「もう帰ろうとT子にいうと、T子はおかあちゃん、お父ちゃんが帰るまで帰らない」と駄々をこねて母親の袖を引っ張って引き留めた。この時の未亡人の精神は爆発したであろう。歌にもなった「岸壁の母」は、京都の舞鶴だけではなかった。木更津市でもあったのだ。戦争は悲惨すぎる。

 未亡人は産婆さん。彼女の手で生まれた日本人は筆者のほかにざっと3000人いる。その子孫はざっと1万人にもなろう。未亡人の遺児もまた大恩ある人である。木更津署が殺人鬼を放任していることが、人間として許せない。

 

 

 はっきりと言おう。やくざは善人になれない。ハマコーがそうだった。秦野章元警視総監の遺言の一つでもある。渡辺一太郎元千葉県警本部長の証言だ。やくざが跋扈する房総半島は、水も空気も汚染する。石井さんは小櫃川ではシラスが取れなくなったと悲鳴を上げている。勇気と正義の千葉県警と木更津署にならないと罷免するしかないだろう。血税を食む責任は重い。自治体の役人もしかりだ。

 

 

<麻薬の密売人の取引に悪用、見て見ぬふりの丸棒担当刑事>

 犯罪は市民の通報で警察が動く。警察単独では何もできない。せっかくの市民の通報を握り潰す木更津署は税金泥棒か。

 疑惑のヘリ問題だけではない。違法の産廃業者の犯罪も見て見ぬふりである。市民と離反してやくざに取り入る刑事は、彼らの共犯者だろう。やくざの世話で飲み食いは違法行為である。

 市民の通報・告発に対して真摯に対応する警察でなければ、この国の社会は崩壊する。

 

 

<痛快!やくざと互角に渡り合える正義の漁師の話に満足>

 今回の不思議な漁師・石井さんの話は、実に痛快この上なかった。全く知らない世界を知ると、無知の知人間を励ましてくれる。

 米1俵を仁王様のような両足と胴体に引き寄せて、鋼鉄のような両腕で持ち上げたという話は、真実味を帯びている。人間は老いても筋力が著しく低下することはないらしい。しかも、口から発する言葉が正義の連発である。

 初めて見るシラス御殿は、亀山のフクシマ御殿に劣るだろうが、それでも家は頑丈にできている。築50年の2019年の15号台風では、今にもひっくり返るような恐怖を味わった我が家のような心配はないに違いない。

 漁師として生きるためには、やくざと張り合える力が不可欠なのか。幼いころは、女性教師に叩かれ、家に帰ると親父の拳骨も食らってきたという猛者の生きざまは、一本筋が通っていて頼もしい。

2023年5月7日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

 (文春オンライン)神戸市長田区のラーメン屋から銃声が鳴り響いたのは422日の午前11時頃。殺害された店長は、暴力団組長という“裏の顔”を持っていた― (注、浜名は新興宗教に入会し、市民に変身して介護施設を経営し、同じ教団の栄養士を信用させ、自宅に入り込んで強姦。変身しても本性は消えないやくざ浜名)

 

 

「首相官邸で警察官がトイレで自殺したニュースを知った時は信じられなかった。最近も元秘書が自殺したという話を聞いた。これらは何を意味するのか不気味です」(与党議員秘書)

2023年5月 6日 (土)

本澤二郎の「日本の風景」(4796)

本澤二郎の「日本の風景」(4796)

<日本の墜落に海外からも驚きの報道=沈む太陽>

 安倍晋三は口八丁で日本の成長?を鼓舞して8年もの間、反憲法の極右路線を強行して識者を嘆かせてきた。それも岸田内閣下、誤魔化せる状況でなくなった。「国家の嘘情報」は隠しようがない。確か日本華僑報の記事を一度注目したことがあるが、5月1日付の記事は、公表された政府のデータをかき集めて「日本どうした?」と驚きの分析記事を紹介している。

 

 

 「日本は沈む太陽」なのだ。岸田文雄がG7議長国という輪番制の主宰者を

利用して、戦争当事国のウクライナに飛び込んだりして、日本国民の目線を狂わせたりしているが、それはことほど日本丸の底に穴がいくつも開いてしまい、武器弾薬の重みで沈んでいる危機的な状況を裏付けている。

 激痛を伴いながらもだえ苦しんでいる終末期なのか、はたまた安楽死に持ち込むのか。溺れかけている人は、浮いているちいさな木材であってもすがりつくものだ。昨今の憲法改悪論もその一つだし、憲法が禁じている超軍拡43兆円をかける戦争準備もその一つである。

 

 

 高度経済成長期に社会に飛び出した人間は、いまでも「ボロは着てても心は錦」という文言に夢と希望を抱いてきた。引退すれば、誰もが生きられる社会福祉が支えてくれるものだと信じた。大バカ者の凡人ジャーナリストだった。

 妻が亡くなると、年金がガクンと下がった。築50年の住宅は故障ばかりしている。よほどいい人間を探し当てないと、修理代を誤魔化してくる。この世は詐欺人間だらけだ。

 誰もかれもが、精神の不安定な状態に追い込まれている。しかし、血税を食んでいる公務員やNHKなど言論界の大所は、恵まれた給与を保障されているため、庶民の苦しみの実情把握は不十分極まりない。その点では極端に恵まれた議員にも当てはまる。

 精神を病んでいる国民は確実に増えている。「今だけ自分だけカネだけ」とは、確実に沈む太陽が、人々の喜びを奪い去っている。

 昨日はせがまれて100円ショップの店に行った。5月5日だ。GWの最中だ。3日は憲法記念日、4日はみどりの日という。意味不明だ。5日は子供の日。

 混んでいた。駐車場が満杯だ。隣のスーパーよりも多いのである。行楽日和だというのに、子供連れの家族も少なくない。老いた老人は子供たちの帰りを待ち望んでいるが来ない。昔の自分はそうだった。山野でワラビやゼンマイ採りにはしゃいだ。それがつかぬ間の幸せだったのだが。いま山は廃れている。山が削り取られているのが痛々しい。そこに大きなダンプが、騒音をまき散らしながら疾走している。

 「やくざと手を組む元千葉県警幹部が、フクシマ放射能ならぬフクシマ御殿を建てた。娘は市議をやめて、ぶくぶく太った歌手にぶら下がった」という話は、いうなれば成功物語だ。永田町の警察官は拳銃自殺!この落差はひどすぎる。腐りきった官邸と警察の腐敗への抗議に違いない。哀れ過ぎないか。

 

 

 「首相官邸で警察官がトイレで自殺したニュースを知った時は信じられなかった。最近も元秘書が自殺したという話を聞いた。これらは何を意味するのか不気味です」(与党議員秘書)

 

 

<財閥1%は極右勢力・電通言論を使って完璧な軍国主義で再生狙い>

 自宅の中は、雑貨ばかりの埴生の宿の狭すぎる玄関で、正確に時を刻んでいるちゃちな時計がある。小泉純一郎の結婚式の引き出物だ。倅の進次郎が生まれるのは、その後であるから大分経ったが、電池の入れ替えは一度だけ。すごい時計である。靖国参拝を繰り返し強行した小泉は、よく「危機をチャンスに」と叫んでいた。彼の言葉に呼応した勢力は財閥1%族だ。

 

 

 軍国主義の完全復活が死の商人の野望である。戦後78年にようやくその時を迎えた。岸田が「私がやる」と応えた。43兆円はそうして具体化した。財閥からおこぼれをもらっている国会議員から政党と言論界も沈黙した。国会では敵基地攻撃がどうのと外れ玉を撃ちまくって、43兆円計画予算を成立させた。壮大なる国家による殺人兵器で、インド太平洋に打って出るという岸信介と安倍晋三の野望の実現に岸田も乗った。そのかぎりで岸田は首相の地位をつかんだ。その陰で宏池会の忠臣・溝手顕正は失意の中で亡くなった。「一将功なりて万骨枯る」の岸田の足元である。やくざなんてものではない。

 

 

 今では超がつく核軍事大国の中国を標的に大軍拡を強行する狂気!自由民主党からこんな悪魔のような人物が生まれるとは信じられなかったのだが、これは夢ではない。事実である。精神を病んでいる国民の目線を大陸に向けさせる策略である。

 なんということか?大平正芳や宮澤喜一が泉下で半狂乱になって怒っている。軍縮平和に命をかけてきた宇都宮徳馬は「ツネ許さん」と激しく叫んでいる。加藤紘一も歯ぎしりしている。宏池会の人間は信じがたい岸田の暴走に耐え難い苦痛を味わっている。外野席は分からない?

 以下の外国人が整理した沈没日本論をよく読んでもらいたい。

2023年5月6日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

202351日、華字メディアの日本華僑報は、「20カ月連続貿易赤字、日本はどうしたのか」と題した文章を掲載した。

文章は、先月下旬に日本の財務省が発表した今年3月の貿易統計が20カ月連続の赤字となったほか、2022年の年間貿易赤字額が218000億円で1979年以降最大の赤字額になったと紹介。11年以降日本の貿易赤字は珍しくなくなっているものの、大方5兆円程度に収まってきた中で20兆円を超える貿易赤字が出たこと、20カ月もの長きに渡り貿易赤字が続いていることについて「驚きだ」とし、その原因について分析している。まずエネルギーの問題を挙げ、11年に発生した東日本大震災以降の脱原発の動きにより液化天然ガス(LNG)や原油の輸入が激増し、なおかつ昨年のロシアによるウクライナ侵攻で価格が高騰したことで輸入額が大きく拡大したと伝えた。次に、日本の主要産業である自動車工業の競争力低下に言及。中国を主とする電気自動車(EV)の急速な普及に対し、エンジン技術に固執してきた日本の自動車工業はEV分野の発展で遅れを取り、その結果自動車部品輸出が不調に陥ったとし、22年の自動車部品輸出額が前年比136%の減少となったことを紹介している。

さらに、昨年の米国による急速な利上げで日本円のレートが下落して輸入コストが増加したことも要因の一つであるとした。文章は、日本が現在政治的にも経済的にも歴史の分岐点に立っており「うっかりすれば国運を見誤る可能性が高い。そうなれば20年、30年の停滞どころの話ではなくなる」と評している。(翻訳・編集/川尻)

2023年5月 5日 (金)

本澤二郎の「日本の風景」(4795)

本澤二郎の「日本の風景」(4795)

<岸田も安倍と同じ貉=統一教会解散はフェイク・嘘だった!>

 この世の思想・宗教に人類すべてに恩恵を与える物などない。所詮、不完全な人間の作品である。特に宗教は、政治屋が活用するためのもので、主体は支配層の玩具にされる。

 典型が日本の原始宗教で「中身ゼロ」の神道。無数の神社群だ。「神風物語」に浮かれて命の失った300万人などの悲劇を思うといたたまれない。それでも靖国だ、伊勢だ、出雲だと煽り立てて金儲けをしている宗教法人は悪辣だ。新興宗教も同じだ。教団の中でも統一教会国際勝共連合は悪辣すぎて許しがたい。

 岸信介や笹川良一ら極右の戦争責任者のみならず、安倍晋三のカルト教団利用には本気で腹が立つ。よって山上徹也を恨むどころか、その反対の国民ばかりだ。

 「岸田も安倍と同じ貉」というびっくりするような情報が届いてきた。安倍が台湾独立派で反共の闘士・台湾の元総統の李登輝の弟子だと知っていたが、なんと岸田も同類だった。岸田も李登輝と親しい間柄だった。「護憲リベラル宮澤喜一の身内」という情報は誤りだった。いま猛省している。

 

 

<岸田の先祖は安倍の祖父・A級戦犯の岸の一族だった!>

 岸田は宏池会の会長となったが、実際は池田勇人・前尾繁三郎・大平正芳・鈴木善幸・宮澤喜一・加藤紘一とは全く正反対の極右の人物だった。その証拠が出てきた。

 岸田の父親は知っている。穏健な通産官僚OBだった。しかし、祖父は日本最大のA級戦犯の岸の側近だった。一族は満洲人脈を活用して大連で大きなデパートを作り、暴利をむさぼっていたし、50年の台湾植民地時代にも台湾で大がかりな金儲けをしていた。長州は山県有朋系の岸一族に名を連ねていた。

 安倍が岸田を長く外交責任者にした理由が分かった。「安倍がメギツネを総裁選に担いだのは、世を欺く手段だった」との指摘も納得できるだろう。

 

 

 岸田もまた、宏池会に潜り込んでまんまと会長になったことも、戦前回帰に向けた巧妙な戦略だったことになろうか。安倍も岸田も大悪党だ。二人を支援してやまない読売グループのツネの悪徳ぶりにも恐ろしい感じがする。巨人軍に隠れても無駄なことだ。国税庁がしかと行動を起こせば、中曽根資産・安倍資産・岸田資産・渡辺資産も焙り出せる。国税の出番だ!

 

 

 ワシントンでは、トランプのイカサマぶりが露見している。いまはバイデン家の腐敗が暴かれようとして、両者の泥仕合がインフレと金融危機を間に挟んで繰り広げられている。その間、岸田のポチが大金をばらまきながら「法の支配」という空論を掲げてノーテンキな外交に舞い上がっている。漫画だ!後見人の古賀誠よ、なんとか言ったらどうか。

 

 

<笹川ギャンブル財団を法の下の平等原則で始末しろ!>

 さて、はっきりしてることは「統一教会を解散に追い込む」と公言して、世論の怒りをかわしてきた岸田のはずだが、担当する文科省・文化庁も全く成果を出していない。野党も追及を忘れてしまっている。自民党国会対策費のすごさを裏付けている。

 立憲民主党の大馬鹿も事実上、官邸にからめとられ、極右・カジノ政党の維新に揺さぶられっぱなしではないか。

 統一教会を育て上げてきたのは、ご存知笹川ギャンブル財団である。岸・安倍の仲間である。そこに岸田も加わって勢力は落ちていない。不気味な反共教団は、依然として愚かすぎる女性信者から莫大な金を巻き上げている。やくざも顔負けであろう。

 

 

<トランプ支援に狂奔する統一教会国際勝共連合>

 統一教会は、目下ワシントンでトランプ支援に狂奔している。議会襲撃事件に関与していないか、と関係筋は注目している。

 確か以前にトランプと安倍は、ソウルでの統一教会の大会にビデオメッセージを出していたが、今回は安倍はいないものの、トランプは相変わらず続行していた。右翼・共和党右派の勢力の中核を占めているのであろう。

 日本人のカネがワシントンに相当流れ込んでいる!

 

 

 日本の借金大国のカネは、米産軍複合体に吸い取られ、かつまたトランプの資金にもなっている!日本人の愚かさにもほどがあろう。泣けてくるではないか。統一教会は文句なしの売国奴である!

 

 

<鳩山由紀夫も告白=福田康夫も明かす義務がある>

 統一教会の不浄な資金が自民党に流れていたことは、もはや隠しようがない。教会関係者の内部告発はまだなのか。

 教団は税金を免除されているが、納税義務のビジネスもしている。国税庁は手を付けてこなかった。このままでは罷免の対象となるだろう。今回は、民主党の首相となった鳩山由紀夫が告白した。菅直人や野田佳彦はどうか。ついでに小沢一郎も真相を明かしてはどうか。

2023年5月5日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の友好団体「天宙平和連合」(UPF)が5月3日、韓国・ソウルで記念イベントを開き、トランプ前米大統領がビデオメッセージを寄せた。

 

 

世界平和統一家庭連合(旧統一教会)側が複数の首相経験者に、韓国のイベントへの出席やビデオメッセージの提供を依頼していた。鳩山由紀夫元首相は、自民党時代に選挙で教団側の支援を受けたことなどを認め、首相退任後にも複数回にわたってイベントをめぐる働きかけがあったと朝日新聞に証言した。依頼を断ると、金銭の提供を持ちかけられたという。

https://rapt-plusalpha.com/22181/

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2023年5月 4日 (木)

本澤二郎の「日本の風景」(4794)

本澤二郎の「日本の風景」(4794)

<日本の言論の自由度世界で68位=民主主義落第点を改めて確認>

 世界180か国・地域を対象とした報道の自由度ランキングがことしも出た。日本の言論の自由度68位。「法の支配」と毎日発言している岸田文雄は、どう感じているのだろうか。北欧の国々が上位を占めている。

 戦前の日本に言論の自由はなかった。そのような環境の中で、女性初のジャーナリスト・松本英子は、臆することなく足尾銅山の鉱毒事件を、痛々しい被害者の声を聞き出して、それを記事にした。詩歌にもして報道し、人々の心を深く揺さぶった。

 無論の事で官憲が襲い掛かった。彼女は逃げるように渡米して、人類初めてとなる武器弾薬を放棄する非戦の思想をぶち上げた。

 もしも、日本にいれば彼女は牢獄に押し込まれ、不運な最期を迎えたであろう。戦前は、命をかけなければ政府を批判できなかった。その反動で戦後に言論の自由が開花した。だが、60年安保のころからおかしくなっていく。岸信介の孫の時代から極端に狂い始める。特定秘密保護法・自衛隊参戦法・共謀罪という戦争三法が強行され、他方で公共放送のNHKが読売顔負けの政府広報に徹していく。

 昨日、NHKの報道の中に「国境なき記者団」の日本68位の記事はなかった。言論の自由を封じるNHKを、NHK自ら認めた格好である。ここに日本の悲劇と混迷があるといえるだろう。筆者がテレビを廃品業者にあげた理由である。20年間も安倍番記者を継続させるという、不均衡なジャーナリストを育成した愚挙にも驚かされる。

 筆者は20年間、自民党のすべての派閥を取材することで、ジャーナリストとしての矜持と均衡を維持してきた。派閥の広報記者など許されない。

 

 

<千葉県の水源地・君津市と袖ヶ浦市の核のゴミ不法投棄を報道しない>

 房総半島の水源地に放射能の汚染ゴミが投棄されている。君津市の水源地と袖ヶ浦市の水源地だ。JR久留里線の終着駅の亀山には広大な御殿が建てられ、君津郡市で話題を呼んでいる。

 一度見学会をする価値がありそうだ。地元では「フクシマ御殿」とか「放射能御殿」と呼ばれている。膨大な血税・311東北復興資金と関係があるという。

主は元千葉県警幹部のK。やくざ暴力団担当の刑事だった。千葉県のやくざと深い関係があった。

 

 

 筆者はやくざに強姦され、その後は性奴隷として水商売や住宅リフォームの営業をさせられ、逃げ出そうとした途端、脅迫と恐喝で殺害された戦争遺児のこと知り「木更津レイプ殺人事件」として2014年から告発報道をしてきた。

 元法相秘書官にも協力してもらい、木更津署捜査二課に捜査を始めてもらったものの、人事異動で別人が担当すると、告発状を突っ返してきた。やくざと警察は日常的に身内のような付き合いをしていることが分かってきた。米ハリウッド映画のような警察とやくざの怪しい関係は、日本でも日常化しているのである。

 

 

 それはさておき、水源地の核のゴミの撤去をもとめる住民の叫びは、既に袖ヶ浦市の場合でも3年前からだが、これが報道されることがない。日本の言論の自由は、実際は180か国の中で最下位であろう。

 

 

<君津郡市の水がめSOS=小櫃川河口にウナギの稚魚が消えた>

 10年間も知事を務めた森田健作の時代である。311のフクシマ東電原発の放射能問題を利権に結びつけるという荒業は、普通の民間人には恐ろしくて手が出せない。

 芸能人とやくざも昔から知れ渡っている。「森田は10年で相当蓄財した」との声を聞く。いずれ暴かれるに違いない。ともかく政治屋も役人もヤクザ並みなのか。善人ではない。

 

 

 目下、小櫃川の水を飲んでいる君津郡市の30万市民は、危険すぎる水道水を飲んでいる可能性を否定出来ない。一部の住民は天然水を飲んでいるが、この天然水もまた本物かどうか、確認する必要がある。

 はっきりしてる事実は、小櫃川河口の漁師が「魚が消えた」と大騒ぎしていることだ。小櫃川の有毒汚染を裏付けているだろう。「毎日ウナギの稚魚を300匹獲れたのが、いま一匹もいない」と嘆く漁民の声も届いてきた。小櫃川の汚染は深刻この上ない。

 50年前に両親が耕作してきた畑に300万円資金で木造平屋建ての小さな家を建てたころの水道は、夏は冷たく冬は暖かった。地下水をくみ上げた水道だから、飲み水としても最高だった。今の水道は小櫃川の水である。この重大な事件化した大問題に対して、新聞もテレビも報道しない。

 

 

<憲法違反の武器43兆円・政教分離違反の自公を批判しない新聞テレビ>

 武器を放棄することで戦争を物理的に禁じた非戦の憲法は、人類の理想であるが、日本はしたがって最高の基本法を誕生させ、それを政府に強要・監視している。

 しかしながら、安倍の軍事費2%論という超軍拡費用43兆円に、借金大国の日本政府が特化したのだ。明白な憲法違反である。しかし、この不気味な戦争準備計画についてほとんどの新聞テレビは、反対の論陣を張らなかった。

 

 

 自公とも政教分離に違反している。靖国や伊勢に参拝する戦争屋が少なくないのに、新聞テレビは反対しない。日本国憲法を擁護も尊重もしていない。戦争国家に弾みをつける報道ばかりだ。危険極まりない。

 日本に言論の自由は存在していない。

 

 

<政府寄りの右翼メディアが氾濫する日本の国民に悪影響>

 インターネット新聞を開くと、これまで読んだこともない、読みたくもない産経新聞や同系の夕刊フジまでが登場している。なぜなのか。極右・財閥が戦争体制世論の高揚を狙っているためだ。新聞テレビ事情を知らない若者が洗脳されている。「朝日頑張れ」といいたい。

2023年5月4日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

国際ジャーナリスト団体の「国境なき記者団」が世界各国の報道自由度ランキングを発表しました 日本は68位、中国はワースト2位の179位となっています。 パリに本部を置く国際NGO「国境なき記者団」は5月3日、世界180ヵ国・地域を対象にした報道自由度ランキングを発表しました。 (テレ朝)

2023年5月 3日 (水)

本澤二郎の「日本の風景」(4793)

本澤二郎の「日本の風景」(4793)

<憲法の非戦絶対平和主義=帆船・日本丸が唯一の希望>

 日本は空前絶後の借金大国。それでも首相の岸田文雄は、ばら撒き金銭外交を敢行して歓迎されている。第二の安倍晋三だ。安倍の60兆円ひも付き援助を追いかけて、懐を温めているのだろうか。はたまた超インフレ(ハイパーインフレ)と超軍事大国化で日本民族を滅ぼそうというのか。

 

 

 日本の武器を排除する非戦の絶対平和主義の憲法は、断固として歴史の繰り返しを許さない。神道・統一教会・創価学会のカルト教団に屈することはない。それほど主権者はおろかではない。国民は戦争の利権をあさる財閥政治に踊ることはない。日本人の平和主義の根幹には、300万人の若者の死を記憶している。決して忘れてはいない。

 いずれ自衛隊は、国土防衛隊に縮小再編される運命にある。彼らを放射能や銃弾などで死なせる訳にはいかない。防衛大学校の生徒も理解している。今の極右の自公維体制の政治に希望も期待も持てないだろう。

 

 

 危機を目の前にして苛立つ国民は、徐々に死の商人の野望に気付いてきている。最新の世論調査でも裏付けられている。死の商人に踊るような国民が、過半数になることは考えられない。確かに衆参の憲法審査会にチンパンジーはいない。はっきり言わせてもらうと、猿レベル以下だ。

 危険すぎる核はいらない。原発など不要だ。自然エネルギー大国として安全航海に舵を切ろう。いま中東からの日本観光をしている女性は「平和な日本が最高。気候もいい」と語っていた。平和がどれほどありがたいか、非戦の憲法のお陰である。

 

 

<人類初の非戦論者は茅野(かやの)村の松本英子=9条誕生の20年前>

 日本国民の知らない事実を教えよう。日本公害の最たる足尾銅山の鉱毒事件報道(明治)で注目を集めた日本人女性初のジャーナリスト・松本英子は、渡米して第一次世界大戦に遭遇した。

 彼女は「戦争をこの世からなくす手段は、武器をもたない、捨てよ」と初めて非戦論を唱えた。憲法9条が誕生する20年ほど前である。

 

 

 自公維らの「押し付け憲法論」はためにする嘘・フェイクニュースの類である。日本国憲法を人類は求めている。戦争屋が支配するアメリカ市民の多くが9条を求めている。アメリカを歩いた実感である。

 

 

<43兆円軍事大国で滅びる=財閥・神道・靖国復活の前途>

 軍事強国で人々を幸せにすることは出来ない。オランダ・スペイン・イギリスを見よ。ソ連は崩壊した。アメリカも膨大な借金で苦闘している。人びとはインフレに泣いているのではないか。バイデンの再選は?

 かの国の地下鉄は安全ではない。ホームレスの群れもただ事ではない。アメリカは軍事大国でも、福祉や文化面で誇れるものがないか少ない。

 ロシアも厳しい。中国だって高度成長期を経過して、前途は甘くない。軍事力で人々を幸せには断じて出来ない。

 戦前の侵略大国・日本の無様で悲惨な姿を見よ、である。当時の映像を見れば、ヒロシマ・ナガサキの惨状を知ると、誰も苦しくて声も出ない。東条英機や岸信介や安倍晋三らの「神風信仰」など虚構そのものである。

 原始のお祓い宗教など、およそ宗教と名のつくモノは、財閥と同じで金儲けの手段だと断言できるだろう。

 ゆえに憲法は20条で「政教分離」を敢然と規定している。カルト教団の犠牲になるな、とも叫ぶべきだろう。茅野村の松本英子に学べ、と言いたい。

 

 

<日本は侵略国家として敗戦=非戦の平和憲法で再生78年>

 人は言論に左右される。新聞テレビに影響される。言論の質に洗脳されたりする。特にこの10年の言論界はひどかった。右翼・右傾化・ナショナリスティック化した報道に影響を受けてきた。

 そうだとしても命を奪う、奪われる戦争に興味を抱く人間は、極端に少ない。日本人の平和主義は強固である。

 原因は戦前の侵略国家として破綻したことを学校で学んでいるからだ。300万人という途方もない若者の命を奪った戦争。当時の好戦派天皇ヒロヒトの責任は永遠に消えることはない。ヒロシマとナガサキを誰もが記憶している。朝鮮半島や大陸の住民の命をどれほど奪ったか、活字や言葉にならない。

 

 

 そうして非戦を誓って国家の基本法に定めた日本人は、二度と戦争をする政府の蛮行を禁じた。ここから抜け出すことは出来ない日本人なのだ。他国民とは異なる。

 

 

<中国は侵略された国家=侵略されない国家づくり>

 他方で、中国も韓国・北朝鮮も日本に侵略・植民地を強いられた被害国である。日本とは真逆の立場に立つ。

 二度と侵略・植民地にされない国家づくりにまい進してきたのも当然であろう。このことについて日本は物言う立場にない。当たり前であろうが、今の右翼言論は自らの過去をすっかり忘れて、あれこれとわめいている。

 また繰り返すのか?と諸外国は不安にかられている。筆者は1993年の訪米旅行でペンタゴン(国防総省)の将校らから「日本はまたアメリカと戦争するつもりなのか」と詰問された。読売新聞の改憲軍拡論に腰を抜かした米国議会の要人がいた。

 日本は世界から警戒される国なのだ。ドイツとの落差である。

 

 

<日本は帆船・日本丸が最善で最高の安全な平和国家>

 軍事力では国民を幸せには出来ない。財閥・軍閥を育成するだけだ。特に軍拡は財閥の利権そのものである。

 自公維の軍拡改憲論の黒幕は、財閥である。死の商人である。信用できない。欧米の財閥もしかりである。

 

 

<43兆円かけての戦争準備は戦争を誘引する亡国への愚策>

 43兆円の戦争準備は「戦争する日本」を国際社会に宣言したことになる。各国は日本軍拡を警戒している。アメリカも、ロシアや中国もである。世界から袋叩きにされるかもしれない。

 首相の地位欲しさに岸田は、極右に転じたとんでもない政治屋だ。このような人物にバッジをつけさせた広島県民は、78年前を忘れてしまったのか。恥を知れといいたい。猿以下の人物として後世に名を残すのであろう。

 

 

<最大の政治課題は日米安保の段階的解消が正義=自立する平和国家>

 憲法は日米安保を否定している。1日も早く日米軍事同盟を破棄する政権を打ち立てる必要があろう。そうしてこそ78年前に戻れる。信頼される民主主義の国になれる。自立する平和国家、永世中立国の日本誕生である。

 2023年5月3日に誓いあいたい。

2023年5月3日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

 

 

【憲法議論の焦点は】
安全保障は声高に叫ばれるんですけど、国内の安全保障は30年間、放置されたままなんですね。数々の違憲状態を是正することが、最優先課題です。
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2023/04/30
9:23



 

 

 

 

 

 

あー、バラしちゃった

憲法改正は経団連の要望。増税、武器輸出、集団的自衛権。ぜーんぶ経団連からの要求。それを呑んだ自民党。

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#
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2023/04/30
11:06



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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本澤二郎の「日本の風景」(4793)

<憲法の非戦絶対平和主義=帆船・日本丸が唯一の希望>

 日本は空前絶後の借金大国。それでも首相の岸田文雄は、ばら撒き金銭外交を敢行して歓迎されている。第二の安倍晋三だ。安倍の60兆円ひも付き援助を追いかけて、懐を温めているのだろうか。はたまた超インフレ(ハイパーインフレ)と超軍事大国化で日本民族を滅ぼそうというのか。

 

 

 日本の武器を排除する非戦の絶対平和主義の憲法は、断固として歴史の繰り返しを許さない。神道・統一教会・創価学会のカルト教団に屈することはない。それほど主権者はおろかではない。国民は戦争の利権をあさる財閥政治に踊ることはない。日本人の平和主義の根幹には、300万人の若者の死を記憶している。決して忘れてはいない。

 いずれ自衛隊は、国土防衛隊に縮小再編される運命にある。彼らを放射能や銃弾などで死なせる訳にはいかない。防衛大学校の生徒も理解している。今の極右の自公維体制の政治に希望も期待も持てないだろう。

 

 

 危機を目の前にして苛立つ国民は、徐々に死の商人の野望に気付いてきている。最新の世論調査でも裏付けられている。死の商人に踊るような国民が、過半数になることは考えられない。確かに衆参の憲法審査会にチンパンジーはいない。はっきり言わせてもらうと、猿レベル以下だ。

 危険すぎる核はいらない。原発など不要だ。自然エネルギー大国として安全航海に舵を切ろう。いま中東からの日本観光をしている女性は「平和な日本が最高。気候もいい」と語っていた。平和がどれほどありがたいか、非戦の憲法のお陰である。

 

 

<人類初の非戦論者は茅野(かやの)村の松本英子=9条誕生の20年前>

 日本国民の知らない事実を教えよう。日本公害の最たる足尾銅山の鉱毒事件報道(明治)で注目を集めた日本人女性初のジャーナリスト・松本英子は、渡米して第一次世界大戦に遭遇した。

 彼女は「戦争をこの世からなくす手段は、武器をもたない、捨てよ」と初めて非戦論を唱えた。憲法9条が誕生する20年ほど前である。

 

 

 自公維らの「押し付け憲法論」はためにする嘘・フェイクニュースの類である。日本国憲法を人類は求めている。戦争屋が支配するアメリカ市民の多くが9条を求めている。アメリカを歩いた実感である。

 

 

<43兆円軍事大国で滅びる=財閥・神道・靖国復活の前途>

 軍事強国で人々を幸せにすることは出来ない。オランダ・スペイン・イギリスを見よ。ソ連は崩壊した。アメリカも膨大な借金で苦闘している。人びとはインフレに泣いているのではないか。バイデンの再選は?

 かの国の地下鉄は安全ではない。ホームレスの群れもただ事ではない。アメリカは軍事大国でも、福祉や文化面で誇れるものがないか少ない。

 ロシアも厳しい。中国だって高度成長期を経過して、前途は甘くない。軍事力で人々を幸せには断じて出来ない。

 戦前の侵略大国・日本の無様で悲惨な姿を見よ、である。当時の映像を見れば、ヒロシマ・ナガサキの惨状を知ると、誰も苦しくて声も出ない。東条英機や岸信介や安倍晋三らの「神風信仰」など虚構そのものである。

 原始のお祓い宗教など、およそ宗教と名のつくモノは、財閥と同じで金儲けの手段だと断言できるだろう。

 ゆえに憲法は20条で「政教分離」を敢然と規定している。カルト教団の犠牲になるな、とも叫ぶべきだろう。茅野村の松本英子に学べ、と言いたい。

 

 

<日本は侵略国家として敗戦=非戦の平和憲法で再生78年>

 人は言論に左右される。新聞テレビに影響される。言論の質に洗脳されたりする。特にこの10年の言論界はひどかった。右翼・右傾化・ナショナリスティック化した報道に影響を受けてきた。

 そうだとしても命を奪う、奪われる戦争に興味を抱く人間は、極端に少ない。日本人の平和主義は強固である。

 原因は戦前の侵略国家として破綻したことを学校で学んでいるからだ。300万人という途方もない若者の命を奪った戦争。当時の好戦派天皇ヒロヒトの責任は永遠に消えることはない。ヒロシマとナガサキを誰もが記憶している。朝鮮半島や大陸の住民の命をどれほど奪ったか、活字や言葉にならない。

 

 

 そうして非戦を誓って国家の基本法に定めた日本人は、二度と戦争をする政府の蛮行を禁じた。ここから抜け出すことは出来ない日本人なのだ。他国民とは異なる。

 

 

<中国は侵略された国家=侵略されない国家づくり>

 他方で、中国も韓国・北朝鮮も日本に侵略・植民地を強いられた被害国である。日本とは真逆の立場に立つ。

 二度と侵略・植民地にされない国家づくりにまい進してきたのも当然であろう。このことについて日本は物言う立場にない。当たり前であろうが、今の右翼言論は自らの過去をすっかり忘れて、あれこれとわめいている。

 また繰り返すのか?と諸外国は不安にかられている。筆者は1993年の訪米旅行でペンタゴン(国防総省)の将校らから「日本はまたアメリカと戦争するつもりなのか」と詰問された。読売新聞の改憲軍拡論に腰を抜かした米国議会の要人がいた。

 日本は世界から警戒される国なのだ。ドイツとの落差である。

 

 

<日本は帆船・日本丸が最善で最高の安全な平和国家>

 軍事力では国民を幸せには出来ない。財閥・軍閥を育成するだけだ。特に軍拡は財閥の利権そのものである。

 自公維の軍拡改憲論の黒幕は、財閥である。死の商人である。信用できない。欧米の財閥もしかりである。

 

 

<43兆円かけての戦争準備は戦争を誘引する亡国への愚策>

 43兆円の戦争準備は「戦争する日本」を国際社会に宣言したことになる。各国は日本軍拡を警戒している。アメリカも、ロシアや中国もである。世界から袋叩きにされるかもしれない。

 首相の地位欲しさに岸田は、極右に転じたとんでもない政治屋だ。このような人物にバッジをつけさせた広島県民は、78年前を忘れてしまったのか。恥を知れといいたい。猿以下の人物として後世に名を残すのであろう。

 

 

<最大の政治課題は日米安保の段階的解消が正義=自立する平和国家>

 憲法は日米安保を否定している。1日も早く日米軍事同盟を破棄する政権を打ち立てる必要があろう。そうしてこそ78年前に戻れる。信頼される民主主義の国になれる。自立する平和国家、永世中立国の日本誕生である。

 2023年5月3日に誓いあいたい。

2023年5月3日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

 

 

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2023/04/30
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2023/04/30
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足立のヒョードル @取り戻そう「一億総中流」

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2023/04/08
19:19



 

 



 



 

 

 

2023年5月 2日 (火)

本澤二郎の「日本の風景」(4792)

本澤二郎の「日本の風景」(4792)

<危険が一杯の日本列島=国民の命と暮らしに無関心な国と地方>

 岸田内閣が強行している43兆円の戦争準備予算に対して、言論も議会も真正面から批判しなかった。せっかくの統一地方選の機会を生かせなかった野党。万事休すか。日本は再び歴史の教訓に反して、天皇制国家主義の戦前へとまっしぐらか。

 言論と議会の死に体状況が、戦後78年にして完璧に具体化していることに怒り狂うチンパンジーは少数派か。猿か猿以下の日本国民に驚愕するばかりだ。まさに民主主義の危機である。それでも屈せずに叫び続けることが、凡人ジャーナリストの使命と心得て、あと20年踏ん張っていきたい。

 

 

 思うにドイツの民主的なワイマール体制が、国民の選挙を経ながらも崩壊して、瞬く間にヒトラー独裁を許した経緯と酷似している日本。それでもゆでガエルを決め込む日本人は、神道氏子カルトに懐柔されてしまっている?国家神道と教育勅語と靖国参拝が間もなく始まる?

 それ故に、安心安全の帆船・日本丸に舵を切れと絶叫したい!

 

 

<フクシマから300キロに核のゴミ=住民に目を向けない業者寄り自治体>

 房総半島は311フクシマからおよそ300キロの距離。水素爆発ではなく核爆発(ピカドン)を起こした東芝製原発の3号機を思い出すが、当時、伝聞だが東芝関係者は、1000キロ離れていれば安全と本心を打ち明けていた。

 

 

 君津郡市の椎茸栽培農家は、出荷を止めた。シイタケ栽培用の木材も、福島県産をやめて他県に切り替えている。

 3年ほど前に袖ヶ浦市林地区の御園豊さんが、袖ヶ浦市から放射線測定器を借り出した。自宅周辺から目の前に高く高くそびえたった、産廃業者が盛土した広大な陣場台にも測定器を持ち込んだ。

 確信があってのことではなかったが、そこにはアスベストのような白い粉を1年かけて埋めていた。間違いなく違法な有害産廃物も大量に埋設していたことを知っていたが、まさかフクシマの放射能汚染ゴミを想定することは出来なかったのだが。

 しかし、測定器の針はピーンと動いた。安全な数値ではない。ということは4年前か5年前、それとも埋め立てを始めた9年前だろうか。核のゴミが投棄されていた。30メートル以上も穴を掘って測定すれば、かなり高い危険な数値が確実に予想される。

 

 

 地元住民の怒りの通報に千葉県も袖ヶ浦市もなしのつぶてだ。「学校や公園と同じレベルとうそぶいた」のである。あの大馬鹿タレント利権知事の森田健作が一枚かんでいるはずと住民はにらんでいる。疑惑はいまの熊谷俊人にも及んでいる。「千葉県外に住んでいる猿は何でもやる」と怒る住民も。

 風の流れ次第では、木更津市や君津市、市原市にも流れ続けてきた。それを繰り返し口や鼻から吸い込むと、100%の確立で危険な内部被ばく。チェルノブイリの女性は哀れ、多くの奇形児を抱きかかえて泣いている。戦争がそのことを打ち消している。プーチンもゼレンスキーも悪魔か。

 

 

<安全な食材のない庶民の食卓=残留農薬・防腐剤など添加物>

 もう10数年も経つ。中国の友人が嘆いた。「中国には安全な食べ物がない」といった。やや怪訝な思いをした。彼の妻は栄養士だった。必ず食品の添加物を調べていた。無念だが、日本にも安全な健康食品はない。インターネットでYoutube動画を見るようになった。右翼メディアの独壇場でもある。政府寄りの報道・嘘情報が多い。資金が豊富な証拠だ。だが、その中に食品についての真面目な動画があることに気付いたことで、猿からチンパンジーになった。

 ある時、納豆とネギと生卵が健康にいいと医師が語っていた。さっそく始めたのだが、安全な卵が日本にほぼ存在しないことが分かった。牢獄のような鶏舎で身動きもできない産卵機の鶏が、安全な卵を産めるわけがない。確かだ。抗生物質やらも食べさせられている。同じことは酪農全体にも言える。

 納豆のタレと辛子が有害という事実を知った。すぐにやめた。肝心の大豆が遺伝子組み換えの怪しい大豆だということも。日本全国で真っ当な大豆を奨励すれば済むのだが、アメリカなどに農水省や厚労省の役人は声を上げない。

 

 

 ただでさえ日本農業は、古くから農薬農業に変わっている。農村で暮らしていると、除草剤の使用はかなりなものだと分かる。土壌が農薬に汚染されているのだから、野菜や穀物も安全とは言えない。しかも、食品のすべてが添加物だらけ。甘味料・着色料で味を誤魔化している。

 その後に納豆とキムチがいいという動画を見てしまった。初めて業務スーパーでキムチを買った。味はいい。どっこいキムチも一回かぎりだ。原料を見てみると、有害な添加物が一杯あるではないか。本物ではない。

 それに天然水も安全ではない。本物の天然水を飲まないと健康に生きられないというのに。水道水は危ないので、近くの山のふもとからくみ上げた地下水を使っているが、水源地が放射能やマイクロプラスチックに汚染されている可能性もある。土壌も心配、大気も放射能となると、沖縄にすむのがいいに決まっているが、沖縄は財閥の死の商人の荒稼ぎの場になろうとしている。

 

 

<フキ煮・茗荷の茎・無農薬レタス・ほうれん草・チンゲン菜は自己調達>

 小さな庭に植えたサクランボ。楽しみにしていた実を初めて見つけたのだが、小鳥の方が先回りしていた。 小さなイチゴは無農薬。昨年はカラスに食べられてしまった。網をかけて今年は少し食べている。安全である。

 近所のS夫人は「イチゴのジャムを作った」と喜んでいたが、誰かに大びんを盗られたと嘆いていた。無論のこと無農薬イチゴだ。

 桃は美しい花から小さい実をつけた。しかし、期待することは出来ない。間もなく落下することが分かっている。数年の経験則である。

 スモモが初めて数個実をつけた。これは期待が持てそうだ。

 

 

 最近は、芽を出した茗荷の茎をとって、これを味噌汁にしたり、刻んで鰹節をふりかけ醤油をかけて食べているが、この醤油にも添加物が要注意という。なぜ政府は、危険なものを許可するのか。業界の金儲けを手伝って国民の健康を破壊している政府を許せない。国民のための政府・自治体を誕生させないと、日本国民は長生き出来ないのだ。

 茗荷の茎は安全だ。フキも、である。今年はほうれん草とチンゲン菜が成功した。虫の出ない季節は農薬が不要だから。これからは厳しい。サニーレタスは10株ほど成功。友人にプレゼントした。「無農薬野菜」と宣伝しながら。

 

 

<10キロ遠方の袖ヶ浦の放射能と共存は内部被ばくが不気味>

 ともあれ日本は戦争しない安全地帯だと思い込んで生きてきた。護憲リベラルが、極右神道カルトを封じ込めてきたが、現状では国民がナショナリスティック化してしまった。本気で危ないと思う。

 それどころか袖ヶ浦の林・高谷地区の放射能を長く吸引してきた可能性を否定出来なくなった。原状回復するまで何年かかるか。その間に内部被ばくがどうなるのか。

 覚悟しながらあと20年生きられるか、自信がなくなってきた。房総半島の桃源郷が一変、フクシマの人たちの苦悩と共に生きるしかないのか、それとも戦争の危険性が出てきた沖縄に逃避するか。チンパンジーも危うい。

2013年5月2日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

食の安全に最大の危機!

https://youtu.be/k29dQD73OJQ

消える⁈「遺伝子組み替えでない」表示😱

https://okseed.jp/news/entry-172.html

電通😱

https://twitter.com/ranranran_news/status/1632719796386299905?s=20

追記・けさ一番で「袖ヶ浦市民が望む政策研究会」のブログに投稿、しかし送信不能?

適切な指摘に同意。危険なプラスチックごみだけでなく、驚くべきことに福島の放射能汚染ゴミも埋めてあることも放射線測定器で判明。3年ほど前から陣場台の桃源郷に住んでいる家庭で、多くのがん患者が出ている。いま住民は命がけでやくざ業者との戦い、合わせて無能無責任な腐敗した役人との対決に挑んでいる。昔なら百姓一揆の場面であろう。千葉県民のみならず日本国民の覚醒と支援を期待したい。市民の義務であろう。君津郡市の30万市民の水道水もSOS

TH55V

福島甲状腺ガンの異常多発が隠蔽されています拡散して下さい!

https://m.facebook.com/story.php/?story_fbid=pfbid02i4EHpKQL8qyHTa8Rv8UbtEC9xSHbKGS7JCheh5QNzDLqT7CXSToSK7AzNR6TCELSl&id=100002166040201

 

 

2023年5月 1日 (月)

本澤二郎の「日本の風景」(4791)

 

 

本澤二郎の「日本の風景」(4791)

<極右・統一教会の安倍清和会が岸田内閣と自民党本部を依然制圧>


あえて日本列島の山猿の動向というテーマで、深刻すぎる現状を観察しておこうか。房総半島の愛宕山の猿と比較すると、少しはましなはずだが、大きな差はないようだ。

 

 

 永田ムラの大将猿は、事態をよく見ながら行動する。危うい日本列島での活動が本質的に好きではない。性格が全く違うため、時間さえ取れれば海外に飛んで、そこでうまい飯をいただくことにすっかり慣れてしまった。

 いまは遠いアフリカの地で、混迷を深めているスーダンの内戦にかこつけて意見交換をしながら、日本として協力したいと同行の子ザルたちに報道させて満足している。

 ニホンザル軍団の実権は、依然として狙撃弾で殺害された長州の山猿の軍団である。分をわきまえない彼らの越権行為は当たり前だ。その一匹は東南アジアのフィリピンに押しかけて「大陸の覇権行為を許さない。支援してゆく」と大見えを切って、ニホンザルの外交特権を行使して威勢がいい。「そんな大それた行為は越権行為だ」と諭せる外交猿は霞が関にいないらしい。

 「日本とフィリピンは共に同志国だ」とやくざのような言動を吐いて、真夏のような気候に汗をかきながらの発言のトーンは野蛮きわまりない。

 「この俺様が長州ざるの後継者だ」と吹聴しているのだろう。夏目漱石のようなチンパンジーは、腹を抱えて笑いながら高見の見物に興じている。

 

 

 そういえば、彼こそが韓国から渡ってきたカルト猿の忠実な下僕だ。「カルト猿を解散させる」と息巻いていたヒロシマ猿は、海外逃亡ですっかり忘れてしまったらしい。報道担当の子ザルたちも、猿軍団の代表で構成されている人間社会の国会に相当する最高意思決定機関のややチンパンジーに近いはずのエリート猿たちも、内輪もめで「カルト猿の解散問題」を無視している。

 それだけではない。

 長州の最愛のメス猿の昔の嘘の責任追及にも、今では過去の問題となってしまった。列島で一番不人気の猿だからか「許せない」と牙をむく良心的な猿の標的であることは変わりないのだが。最後の唯一の後継者を奈良の都に擁立したが、これまた関西で台頭してきた賭博行為が大好きな猿軍団が育成したカジノ猿に敗北した。

 

 

<日本列島猿軍団の夢は正夢か?>

 立憲民主党参院議員の小西洋之が「自公維民が主導する憲法審査会は猿か」という正論に、夢から覚めた今も、永田ムラ全体に当てはまるのではないだろうか。日本列島猿軍団は、長州ざるの獰猛な狼に変身したかのようだ。心底そう思う。

 50年間、永田ムラと付き合ってきた凡人ジャーナリストの夢は、目を覚ました後も「正夢」に近いと感じる。

 

 

 房総半島の愛宕山の猿を見たことはない。話だけだが、今も元気に生きているのだろうか。永田ムラは、すっかり安倍・清和会という「神の国」信仰者に乗っ取られてしまった。今からすると、森喜朗・清和会に一人抵抗した加藤紘一を支援できなかったことが無念の極みだ。当時は家庭のことで頭が一杯だった。思うに「修身斉家」の人間にならないと「治国平天下」は実現できない。

 加藤の乱は、原始宗教「靖国」勢力を打倒する戦いだった。彼の決死の戦いを阻止した人物が、野中広務や中曽根康弘、さらには小泉純一郎だった。身内のはずの谷垣禎一らだった。保守本流の加藤や池田行彦は?二人とも護憲リベラルだったのだが。

 フィクサーの渡辺恒雄に屈しない真っ当な政治家だった。岸田文雄は、恒雄に屈した愚かすぎる政治屋二世である。言論を武器に政治屋を操る技を駆使した悪党は、今も生きているが、読売ももはや限界に近い。

 

 

暴利をむさぼる財閥の出店電通=財閥が分からないと日本は見えない>

 政商から財閥にのし上がった財閥こそが、靖国信仰を利用して政治を操った戦前。日本の侵略戦争はそうして起きた。最近になって天皇財閥のことを知り始めた。その莫大な資金にも注目が集まっていると聞く。

 財閥は強欲の塊である。自己を制御できない。その野望の先に「戦争」がある。死の商人の牙城だ。国民を犠牲にしても財閥は消滅しない。歴史の教訓を学ぶことは決してない。戦後に財閥研究の本が一冊もない。

 財閥が政党と宗教・学会全てを牛耳っている。東電フクシマの311にも目もくれず、原発推進を政府に押し付ける。フクシマの犠牲さえも無視する獰猛な悪魔そのものであろう。

 欧米の二大財閥に比べると、日本や韓国の財閥は小さいが、日本では最大の力を有している。

 安倍を動かした背後の黒幕は財閥だった。姿を見せない。国民に知られずに、暴利・強欲が尽きることがない。国民が死んでも、彼らは生き残る。ナベツネは財閥の配下だろう。

 

 

<財閥に43兆円の超軍拡予算を閣議決定で血税プレゼント

 

 

<アベノミクス金融政策で500兆円内部留保、続けて植田日銀も円安強行>

 岸田文雄は「9条は変えない」と公約してきたが、政権を担当すると、公約を反故にした。財閥に屈した。そして43兆円の戦争準備体制を打ち出した。野党さえもこれに抵抗しない。共産党でさえも。

 第一、財閥という文字を書くのは、ずっと以前からだが、筆者一人である。いまこうしてペンを進めていくと、文字が消えたり、勝手に行間さえも狂い始める。個人のブログさえも規制してくる。

 

 

<袖ヶ浦の林・高谷地区住民はやくざ放射能に屈しない> 

 しかし、財閥に屈してはならない。電通ごときの悪徳企業に屈してはならない。袖ヶ浦市林地区の仲間は、フクシマの放射能問題で決死の戦いを始めている。支援のペンを折るわけにはいかない。多くの国民や近隣の人々は、まだ覚醒していないが、それでも変化が起きてきている。永田ムラのような、血税をどっさり懐に入れて、優雅な暮らしと無縁の住民はチンパンジーとなって命の戦いを続けていく。

 兵庫県の名物市長の発言録の一部を拝借する。自治体は報道関係者に金をばらまいて、ペンを封じている。まさに猿山のやる手口だ。言論人なら「突っ返せ」といいたい。チンパンジーもいる。覚醒してきている。財閥の思い通りにさせてなるものか。財閥の仲間にもチンパンジーがいるはずだが。

 財閥人間でも核戦争に生き延びる人間はいないのだから!

2023年5月1日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

ぶっちゃけた話、兵庫県内の多くの自治体では、いまだに地元新聞やそのグループに上手にお金を渡している。大阪維新の会などもマスコミとウィンウィンで付き合ってますしね。

「兵庫県の自治体は地元マスコミにカネ(税金)を渡している」名物市長・泉房穂が激白…役所と地元マスコミのズブズブ過ぎる関係【暴言騒動の内実も】

旧統一教会、都立高や大学隣接地に土地6300平方m取得…進出阻止へ住民連絡会(読売)

安倍晋三サポートのSNS工作隊😱

https://twitter.com/d_stonestone/status/1637419523484811264?s=20



 

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