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2023年4月 6日 (木)

本澤二郎の「日本の風景」(4766)

本澤二郎の「日本の風景」(4766)

<財閥1%ら「死の商人」は43兆円を懐に入れ軍国主義復活に高笑い>

 「国債を発行すればいくらでも借金できる。日本は倒産しない」という馬鹿げた「神話」が一部で語られている。その伝なら43兆円もの天文学的な借金超軍拡予算も、スイスイと成立させる日本の国会であることも理解できそうだ?狂気の沙汰であるが、新たな43兆円に財閥企業は今春闘では、気前よく賃上げを受け入れた。

 高賃金?でデフレもインフレも解消するといわぬばかりだ。他方で、税金はあらゆるところで、ぐいぐいと上昇している。小さな店では100円の利益も半分が消費税で巻き上げられている。最近知って驚いた。脱税をしなければやりくりできないのが実情である。

 脱税の元祖は、財閥など大手企業である。言論弾圧機関の電通などは、公然と血税を引き抜いていて、罪に問われない。日常茶飯事だ。納税者は泣かされるだけだ。

 

 

 日本はおかしい国である。非戦の憲法を無視して自衛隊という軍隊を、血税で雇っている。それも「平和の軍隊」「戦争しない軍隊」だったが、今や戦争好きの米国の戦争が起きると、自衛隊も参戦させられる。安倍の自民党と創価学会の公明党が強行した。高村正彦や太田ショウコウ(昭宏)・山口那津男・北側一夫らが「戦争する自衛隊」へと改編してしまった。

 そしてこれまでの「専守防衛」を反故にした。相手の基地を攻撃する先制攻撃も可能な自衛隊にした。岸田文雄が強行した張本人である。。国会では、誰も43兆円を追及しなかった。43兆円を貧者に配れば、みな金持ちの日本人になれるのだが、自公の財閥傀儡政権は、決してそうしない。

 

 

<沖縄を管轄する自衛隊総監が「西武方面隊が日本防衛の要」と訓示>

 岸田が所属する自民党の名門派閥の宏池会は、護憲リベラルの穏健な平和主義のグループだった。池田勇人・前尾繁三郎・大平正芳・鈴木善幸・宮澤喜一・加藤紘一らの政治理念は、冷静に判断しても、今の共産党レベルかそれ以上の中道的な、憲法を重視する政策グループだった。岸田が一変させた。岸田が極右・清和会路線を踏襲したのだ。先ごろ、沖縄を管轄する自衛隊のトップ(西部方面隊総監)が赴任すると、彼は「我が国防衛力強化に直結する」と訓示、中国との軍事対決を想定する任務を披歴させた。

 これは危険極まりない発言である。台湾有事を日本有事と認識していた安倍路線そのものである。

 台湾は中国の領土である。台湾関与は内政干渉だ。反対に中国が沖縄の独立運動に関与すれば、ありえないことだが、これも内政干渉となる。要は日本が戦前の侵略性を示したことになる。非戦の憲法が断じて許さない壁を、自衛隊のトップは、敢然と突破しようというのだろうか。

 あたかも台湾独立派の総統・蔡英文は、アメリカで共和党のマッカーシー下院議長と会談している。他方、中国との平和統一を目指す国民党の元総統・馬英九は、北京を訪問していた。台湾は独立派と現状維持の統一派に分かれている。日米ともそこに首を突っ込んで台湾関与による軍事利権を手にしようとしている。

 

 

<台湾独立派と連携した安倍の極右台湾防衛路線が完結>

 安倍晋三と岸信夫の兄弟は、祖父の薫陶を受けて台湾派の独立派との接触を継続してきた。特に独立派の李登輝元総統との関係は、親子関係といわれるほど親しく、首相在任中でも李登輝を訪日させたほどだった。安倍は、岸同様の反中派の中心人物で知られた。

 

 

 沖縄の軍事力強化政策は、安倍内閣のもとで完結したといっていい。沖縄西南諸島にミサイル部隊を配置し、中国と対峙する布陣を強行した。それが完結した。西部方面隊総監の訓示が、そのことを裏付けた。 

 

 

<危機到来に真っ青の沖縄の人たちと米兵の本心>

 平和な島を目指してきた沖縄の人びとは、今まさに危機感を抱いて日々を過ごしている。平和な島どころでなくなってしまったからである。

 

 

 手元に宗教団体の機関紙がある。そこに沖縄に駐留する米兵信者の会話が掲載されている。

 信者となった米兵の友人が「お前、沖縄に長くいると危ない。早く本国に引き上げるべきだ」と言われたという。日本の政府も自衛隊も「米軍の加護」を信仰しているが、実際はそんなに甘くない。逃げ出そうと隙を狙っている米兵なのだ!

 日本と台湾と米国の連合軍と中国軍が激突すると仮定すると、ミサイル攻撃が始まる。ミサイルは深い地下壕にでも隠れないと生きのびることは出来ない。大半の市民が犠牲になる。

 フクシマから1000キロ離れた沖縄に逃げて来た人たちは、ミサイル戦争の犠牲が待ち構えていることになろう。戦争になれば、日本の在日米軍基地が真っ先に標的にされるが、防御の方法などない。

 それこそ核戦争になれば、日本はお陀仏するしかない。プーチンではないが、追い詰められると核のボタンに手を出すかもしれない。それが戦争である。

2023年4月6日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

鉄筆   

統一教会勝共連合と自民党

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【山本太郎】憲法改正"緊急事態条項"を止める為の国民投票法がガチでクソすぎる件について…【れいわ新選組/切り抜き】

https://youtu.be/UNuM11uqL6w

https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20230317k0000m040172000c

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