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2023年4月

2023年4月30日 (日)

本澤二郎の「日本の風景」(4790)

本澤二郎の「日本の風景」(4790)

<「今だけカネだけ自分だけ」の日米産軍複合体OBの報酬>


筆者だけではない。将来に不安を抱える多数国民は、GWという言葉さえ忘れている。農家は田植えのシーズンだし、観光に行くとなると、値段が5割も高くなっている。物価急騰は観光業界でも右ナラエしている。

 しかし、首相と国会議員という特権階級は、あれこれと口実をつけて、血税を使って海外に遊びに出かけている。その費用は5億円。日刊ゲンダイは「怒涛の外遊ラッシュ」と報じた。さしずめ日本列島は「猿か猿以下の列島」になっているかもしれない。

 

 

 ゆでガエルは、日本だけではなかった。

豪州もまたすさまじい金を使った大軍拡を始めているらしい。驚くなかれ米軍の退役将校を顧問にして、日給最大でおよそ70万円!驚嘆するような大金を払って戦争準備にまい進している。

 豪州の猿?も派手だ。【シドニー時事】は「
豪メディアによると、米海軍制服組トップの作戦部長を務めた
リチャードソン大将(退役)は昨年、豪政府から非常勤の顧問料として
1日当たり5000米ドルを受け取っていた。また、豪政府は3月27日、原潜導入に伴い水上艦艇の戦力を見直すため、ヒラリデス米海軍中将(退役)と1日当たり4000米ドル(約53万円)で顧問契約を結んだことを認めた」と報じた。

 

 

 チンパンジーかまともな人間であれば、人間を殺す恥ずべき大軍拡など遠慮するものだ。以上は日本列島にも豪州にも、善良で正直で嘘をつかない人間はいないのであろう。

 岸田ヒロシマ猿も、負けじと軍需産業をとことん支援する法律まで成立させるらしい。朝日が報じた。いわく「岸田政権が掲げる防衛力の抜本的強化に向け、装備品の開発や生産基盤を強めるための法案が、59日にも衆院本会議で可決される見通しだ。法案にはさまざまな支援策が盛り込まれているが、なかでも目を引くのは、企業が経営き詰

 

 

<日本にも産軍複合体が存在している!>

 国民の意思も議会の意思も蚊帳の外!超軍拡戦争準備予算43兆円を閣議決定し、その関連の予算もスイスイ成立させた永田ムラ。言論も野党も沈黙したことに驚愕する!数年後には、アメリカ・中国に次ぐ世界3位の超軍事大国の日本が実現する。岸田は独裁者である!

 ただし、財政破綻国家ゆえに大増税を強行する。福祉・医療・教育も破綻する化け物国家だ。哀れ75歳以上の老人も、なけなしの財布からさらなる税金をむしり取られる人殺しの強権政治だ。言論も議会も機能しない非民主主義のゆでガエル国家の日本において、それでも若者が沈黙する歯がゆささえも、誰も叫ぼうとしていない。徴兵制でも兵士になる男はいないはずなのに。

 

 

 もう手遅れか。日本はワシントンに君臨する産軍複合体が誕生しているのである。死の商人だ。人殺しを業とする軍隊に、300万人の死者にも満足しない戦争神社・靖国神社が小躍りしている?今も原始宗教の神道の神の国に郷愁を抱く輩がいるのである。神社は戦争神社である!

 産軍に取り込まれた大バカ者の岸田文雄によって、1億2000万人が泣きを見るのであろうか。

 

 

<21世紀の日本は猿の世紀か>

 どうみても、これは漫画である。漫画の「猿の世紀」の幕が、日本列島において降りてしまったのか。地方は核のゴミ投棄でフクシマ御殿が建つやくざ社会に、小役人はひれ伏して恥じない。警察もまた見て見ぬふりをしている。

 見ざる聞かざる言わざるの猿回しばかりだ。袖ヶ浦市では、彼らがフクシマ放射能ゴミ利権を独り占めしている。元千葉県警丸棒は、広大なフクシマ御殿どころか、神社神道の相撲界にも手を出して、タニマチも演じる羽振りの良さに息も出来ない。

 

 

<袖ヶ浦放射能事件にかけて下手な歌を披露!>

 幽谷の ウグイス鳴くや 核知らず(4月28日林公会堂)

 ゆでガエル 鶯もまた ホーホケキョ(同)

 ウグイスの 美声も悲し 核排除 原状回復 さえずりやまず(同)

 311 忘れて久し 永田ムラ 猿は猿でも 猿以下の猿(4月29日茅野村の埴生の宿にて)

 

 

 幽谷とは深山幽谷の幽谷で、袖ヶ浦の桃源郷・林地区の別名である。9年前から核のゴミで一変し、千葉県も袖ヶ浦市も真相の蓋掛けに必死だが、林地区の住民もまた命がけの原状復帰に向けた悲壮な闘いを開始している。永田ムラの海外旅行に浮かれる住民は一人もいない。癌に冒されて亡くなった住民も。3年前から極端に出ている。核は断固として地球に存在してはならない。

 フクシマ・ヒロシマ・ナガサキの悲劇は、21世紀のいま福島県どころか、房総半島の水源地住民にも襲来し、やくざにいたぶられている。清水次郎長の出番か。

2023年4月30日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

 

 

お茶汲み日当20万円‼︎五輪

https://news.yahoo.co.jp/articles/af486c88ebf1f96ee546118fdf8465ccd3c22eb1

電通😱

https://twitter.com/ranranran_news/status/1632719796386299905?s=20



 

https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20230317k0000m040172000c



 

安倍晋三サポートのSNS工作隊😱

https://twitter.com/d_stonestone/status/1637419523484811264?s=20



 

:
メディア弾圧💥

https://news.yahoo.co.jp/articles/ec341063dfad177408aa90c343902a2d76536fe2?page=3&s=06



 



 

2023年4月29日 (土)

本澤二郎の「日本の風景」(4789)

本澤二郎の「日本の風景」(4789)

<壊れた時計=岸田も植田・日銀も前任者丸呑みで坂道転げ落ちる!>

 「馬鹿は死ななきゃ治らない」というが、平和なはずだった21世紀は、国も自然も地球規模で壊れている。水も空気も大地も汚染されっぱなしだ。食べ物も農薬・防腐剤など添加物だらけ。それにつけても日本の為政者の大馬鹿ぶりには閉口させられてきたが、その典型例は前任者の不正腐敗の温存路線。

 森喜朗・小泉純一郎・安倍晋三の「神風」信仰をベースにした改憲超軍拡戦争体制に向けて、岸田文雄内閣も猛進している。カネがないのに戦争準備資金43兆円を「やくざ代議士の倅」に委ねている。アベノミクスも学者馬鹿のいい加減な主張を、勉強嫌いの安倍が信じ込んで強行し、大衆は物価の急騰に四苦八苦させられている。

 ようやく10年の黒田東彦の悪しき金融政策が終わってほっとしたのも束の間、黒田の後継者の学者馬鹿・植田和夫の日銀も、黒田路線を丸呑みした。潤う輩は財閥・株屋・外人投資家のみ。強烈すぎる円の刷りまくりによる金利ゼロ政策は、円の超安値路線だ。ひたすらハイパーインフレ・日本破局へと押しやっている!

 社会は為政者の資質と舵取りに左右される。監視役が言論だが、今の言論は政府広報に徹していて、庶民大衆に寄り添う姿勢が見られない。言論の腐敗が、この国を壊している。「時計を修理するチンパンジーはいないか」「猿ばかりか、猿以下の日本に前途はない」とあえて指摘するほかない。

 

 

<貧者・庶民大衆殺しの学者馬鹿は物価急騰の悲劇を黙認>

 大平正芳蔵相は「大蔵省の使命は円の価値を安定させることだ」と側近に訴えていた。安倍内閣の大馬鹿財務相の麻生太郎は、そうした当たり前の役割を放棄して、黒田の大馬鹿に任せて人々の生活を圧迫した張本人の一人だ。

 金利ゼロで円を刷りまくるという意図的な手口で、円の価値を下げてきたが、デフレは収まらなかった。原因はモノがあふれる時代では、消費は伸びないという常識を、安倍も黒田も麻生も理解していなかった。三馬鹿大将だ。ある程度の生活を約束されていたはずの日本の庶民は、泣かされ続けた。一方で、財閥の内部留保資金は500兆年以上も膨れ上がり、投資意欲を喪失して日本経済は死に体に陥った。半導体再建に苦戦している。

 黒田の大馬鹿を植田も始めた。黒田丸のみ路線に、株屋と外人投資家は腹を抱えて喜んでいる!投資家は利息のない巨額の円を借りて、暴利を得てきたが、またまた植田に安心して円安は外国勢にうまく利用されている。

 

 

 超円安は輸入大国の日本経済をねじれさせる。超物価高である。地元で採れる新鮮野菜でも2%どころか、50%前後に跳ね上がっている。これでも消費者一揆が起きない日本の不思議である。

 日本人は猿以下ではないか。馬鹿がつくほどおとなしい。昨日も袖ヶ浦市と千葉県の小役人が、放射能・核のゴミを投棄した問題などで、住民に説明会を開いた。参考のため現場に立ち会った。

 ヤクザ産廃業者よりの説明にうんざりさせられた。それも2時間以上も付き合わされて、さすがに耐え切れず「あなた方は業者とグルではないか。やくざなんか怖くないぞ」とタンカを切って、その場を後にした。猿と猿の話し合いに付き合わされてしまったものか。住民の命の危機に対して役人は、それでも業者に媚びを売って、悲劇きわまりない住民に押し付けている。

 これが安倍が吹聴した地方創生なのか?

 

 

<日銀の国債・株買いで外人投資家は笑いが止まらない>

 日本を破壊するような異次元の金融緩和を教え込んだ米国在住の学者馬鹿は、今どうしているのか。日本をぶち壊して喜んでいるのであろうか。「日本は猿か猿以下だ。チンパンジーはいない」といって腹を抱えているのであろうか。

 

 

 財閥の腹はカネで膨らんでパンパン状態だ。そのツケを物価の番人でもある日本の中央銀行が全てを面倒見ている。麻生の大馬鹿ぶりも安倍そっくりだった。しかも、ご丁寧に黒田は財閥の株まで買い占めて、面倒をみた。超過保護の財閥は、自社株を買い込むと株高になる、それを経営陣は懐い入れて1年で億万長者だ。「我が世の春」の財閥は、わずかな金を政界に配れば済む。それでも選挙ともなると、自民党は超金権選挙でもって敗北するはずの候補者も当選させた。今回の補選の結果だ。選挙は新聞テレビも恩恵を受けることになっている。

 ふんぞり返って喜んでいるのが外人投資家だ。ゼロ金利だからタタで円を借りてくるだけで、ぼろ儲けできるのだから。黒田は竹中平蔵などよりも腹黒い悪党であろう。

 

 

<円紙切れのハイパーインフレの恐怖に怯える市民>

 財政は破綻状態の日本である。「我が国は借金大国」と言って悲鳴を上げた人物は小渕恵三内閣。いくら借金しても心配ない、という大バカ者がいるらしい。頭が狂った経済学者はどこにもいるのであろうが、それに政治屋がぶら下がったらおしまいだ。山本太郎は大丈夫だろうか。

 国民は敗戦時の日本を思い起こしてイラついている。円が紙切れになるハイパーインフレである。間違いなくそこへと突っ込んでいる。

2023年4月29日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

安保3文書質疑山本太郎

https://www.chosyu-journal.jp/seijikeizai/26423

中村敦夫氏の「統一協会」国会質問!|高橋昌一郎|note

https://note.com/logician/n/na2b8f6187b79



 

2023年4月28日 (金)

本澤二郎の「日本の風景」(4788)

本澤二郎の「日本の風景」(4788)

<木更津レイプ殺人事件美人栄養士命日=犯人はやくざ浜名>

 20回に渡って新聞テレビが報じない袖ヶ浦市林・高谷地区の不届き千万の放射能ごみ埋設事件を取り上げてきた。新たな展開については引き続き報じていく。国民のゆでガエル状況と公務員が全体の奉仕者としての責任放棄の背後に、闇のやくざ社会の存在が明らかとなってきた。違法産廃業者には、千葉県警のやくざ暴力団担当のOBの存在も。

 やくざ代議士「ハマコーの地盤」は今も続く。やくざと癒着する千葉県警と木更津署も、このことが最大の課題であることも分かってきた。

 そこで本日2023年4月28日は、美人栄養士・戦争遺児のKT子(以後K子)さんが、君津中央病院で非業の死を遂げた命日にあたる。筆者は彼女の母親である産婆さんの手でこの世に生まれた。仲間はざっと3000人。多くは敗戦後に復員してきた家庭で生まれた。恩義ある立場にある。不幸を黙認することが出来ないのが、生まれつきの性格か。

 

 

 木更津レイプ殺人事件は2014年4月28日、既に9年経ったが、殺人に時効はない。2010年4月、次男正文が東芝病院で看護師に見放されるような看護を受けて、孤独死させられた年に殺人の時効が廃止された。したがって犯人の富津市生まれのやくざ浜名は、いまも殺人の汚名を着ながら介護施設を経営している。仰天するような事件である。

 

 

<公明党創価学会の最大の政治スキャンダルか=背後で捜査妨害>

 やくざが厚生労働省認可の介護施設を経営できるのであろうか?誰もが不思議だと感じる。認可に不正があるだろう。

 伊藤詩織さんレイプ事件は、日本国民の全てが耳にしている悪質な警察と政治の犯罪事件である。安倍晋三の御用記者・TBSの山口敬之が薬物を使って彼女を酩酊させ、ホテルに連れ込んで強姦した事件の顛末は、欧米諸国でも話題になった。

 山口逮捕寸前に警視庁刑事部長の中村格が止めた。国民の誰もが安倍と当時官房長官の菅義偉が工作して「山口を助けた」と信じ込んでいる。間違いないだろう。政治が強姦魔を救済した典型的な事例で、日本政治の不正と腐敗事案として歴史に名を残すはずだ。

 強姦事件もみ消しは、政治が動くと、いとも簡単に実現する。日本の法治主義は、司法の不正腐敗をも暴いている。これは最高裁の腐敗も証明している。三等国の日本であって、とても「三権分立の民主主義の国」などと言えない。

 

 

 対するに木更津レイプ殺人事件は、創価学会やくざの介護施設とは知らずに、学会婦人部の一人住まいの栄養士が、学会のヘルパーに誘われるまま、狼の宿に入り込んでしまって、その毒牙にかみ殺され、非業の死を遂げた異様で悲惨な事件である。 

 名探偵・本澤二郎が真相を暴いたのだが、木更津署刑事二課の悪党刑事はもみ消した。「政治の圧力か」という当方の鋭い指摘に、顔を引きつらせて二課長は否定した。しかし、天は見ている。そばに係長もいた。筆者はまともだ。2015年から敢然とやくざ強姦魔事件追及に反骨のペンを動かしてきた。

 

 

 推認できることは、山口那津男や安倍の腰ぎんちゃく・太田ショウコウらがもみ消し役だったかもしれない。中村格も動員されたものか。千葉県警や木更津署の単独犯とは思えない。中村は警察庁長官の最高位を極めた。安倍と菅の悪の恩返し成果であろう。獄にいるはずの山口は、いまも生きているらしい。菅が面倒を見ているのであろうか。そういえば菅と創価学会副会長の佐藤某は、昵懇の間柄で有名だ。

 

 

 冷静に考えてみて、伊藤詩織さん事件を上回る組織的な工作を読み取ることが出来るだろう。警察とやくざの関係は、袖ヶ浦放射能汚染ゴミ事件でも起きている。やくざと行政と警察の三位一体関係が、この国を衰退させ、ついには滅ぼそうとしている一環であろう。

 

 

 この機会になんとしても木更津レイプ殺人事件を爆発させ、悪人を退治する必要があろう。善良な創価学会員がいまも存在するのであれば、ぜひとも一報を期待したい。やくざ浜名を血祭りにするまで本ブログの戦いは続く。

 

 

<悪人警察官が必ず出世する自公内閣!>

 中村格は、法律に違反して強姦魔を助けたことで、破格の出世をすることが出来た。天下り先も用意された。悪人の中村は、悪人になって地位とカネを手にした。この方程式は自公内閣に限ると、誰もがカネと地位を手にすることが出来る。もうこのことだけでも、この政権の正体をあぶりだしている。しかし、新聞テレビは報道しない、報道できない。

 

 

 筆者は、次男の医療事故死事件を刑事告訴したものの、東京地検の松本朗は不起訴にした。「木更津レイプ殺人事件」の告発状を突っ返してきた木更津署刑事2課長(いずれ固有名詞を紹介)のその後を追及してゆく。

 間違いなく二人とも出世の階段を上るだろう。

 日本は間違いなく民主主義の国ではない。やくざが跋扈するのも当然なのだ。警察の腐敗は限りなく闇である。やくざの親分が豪邸に住む社会は、先進国家といえない。

 

 

<犯人は創価学会やくざ浜名=介護施設「かけはし」経営の不思議>

 富津市はやくざが誕生する漁師町で、賭博が盛んだったと聞いた。 

 やくざ代議士も富津市生まれだ。「木更津レイプ殺人事件」犯人の浜名も富津市生まれだ。

 そのやくざが創価学会のメンバーになった。そして介護施設を開業した。どうして国の認可を取ることが出来たのか?誰もが公明党の政治力と判断するだろうが、筆者も同様である。やくざが経営するデイサービス「かけはし」は、JR岩根駅近くの民家で開業している。

 

 

 近くに住む友人に調べてもらった。彼は古老に尋ねた。間違いなく浜名はやくざだと確認してくれた。第一、被害者が殺害される直前に「浜名はやくざ」と叫んでいた。

 栄養士のK子さんは「創価学会員の介護施設だから助けてあげて」と知り合いの学会員ヘルパー・吉田ふみえにつかまってアルバイトを始めて、浜名の罠にかかってしまった。これまで雑誌やブログで繰り返し報じてきたが、犯人は姿を見せない。いうところのチンピラやくざか。

 共犯者は吉田のほか、大工の高橋清もいる。名探偵が見事に事件の真相を暴いたのだが、その後に創価学会が蓋をかけてきた。手遅れである。

 創価学会公明党と統一教会国際勝共連合は、共に狂信的・カルト勢力である。覚醒する会員も出てきた。献金問題も表面化するはずだ。明治の初期、福沢諭吉の進言をうけて明治天皇は、日本の未婚女性を海外に売り飛ばして暴利を得た。このことがツイッターに出たとメールが届いた。ロイヤル性ビジネスという。山田盟子さんが本に書いた。

2023年4月28日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

これは.....天◯に欺かれ『売春婦』にさせられた数十万人の日本人女性達の無念の人生のために、どうしても誰かが真実を語らなければならないだろう。

福沢諭吉は、自国女性を海外に売るという「ロイヤルビジネス」を思いついたのだ。

「からゆきさん」



 

伊藤詩織さんにインタビュー──たたかいはつづく【前編】
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GQ JAPAN

https://www.gqjapan.jp/culture/celebrity/20180623/shiori-ito-1



 

2023年4月27日 (木)

本澤二郎の「日本の風景」(4787)

本澤二郎の「日本の風景」(4787)

<人が人を殺す猿以下の社会=袖ヶ浦市レポート20最終回>


本連載を一旦終わるにあたり、水源河川の松川について触れたい。地元では江戸期から代々伝わっている大事な遺言。松が生い茂る中を流れる清流・松川は、近隣の7村の約500ha水田の命の川だった。この水源の水を割り振る担当の村が、当時の永地村。永地村の長(今は区長)が松川の分水の責任者で、下流7村のコメ作りを担って人びとは生きてきた。大恩ある河川だ。

 「米が命」の時代は、松川の水が命だった。9年前に松川は殺された。有毒汚染河川になった。犯人は日高金属とワコー。袖ヶ浦市の深山地区に、放射能と有毒汚染工場を誘致したことから、房総半島の桃源郷は死んだ。その責任は、関係する市の環境部長や歴代の市の責任者、猿以下の人間である。彼らがやくざ黒企業に許されざる「開発」を委ねたことにある。その責任は永遠に、房総半島史に刻まれることになろう。

 

 

 以前に「腐臭列島 房総半島の闇」(データハウス)を書いた。地方自治体の不正腐敗の一部を暴くためだった。そこでは財閥・三井不動産など三井が千葉県政を操り、風光明媚な東京湾を埋め立て、そこに石油コンビナートを立ち上げた。まさに利権の巣にしたのだが、政治屋のグループは現在の改憲軍拡を主導する、A級戦犯の岸信介をルーツとする清和会だった。

 問題は統一教会を養成した極右政治屋集団である。岸・児玉・笹川の暴力を背景にした危険極まりない自民党派閥で、宏池会の岸田文雄を呑み込んで、いいように動かしている。財政が破綻しているというのにも関わらず、43兆円かけて戦争体制を構築し、核大国の中国とロシアに歯向かっている。

 日本の極右が期待するワシントンもまた財政危機に陥って、坂道を転げ落ちている。ドル体制にも亀裂が入った。日本の前途に光明を見つけることなど土台無理なのだ。孫や子供たちの前途は厳しい。

 ゆでガエルの日本人では、この危機を乗り越えることは無理だ。今回の統一地方選挙でも、覚醒しなかった有権者。だが、袖ヶ浦市の林・高谷地区の住民は、徐々に目を覚ましてきた。健康と命を守るために人びとは決起している。昔の農民一揆を連想できる。

 

 

<袖ヶ浦市大気中放射線測定結果0・23msvは大甘目安=信じると危険>

 

 

(毎時0・23マイクロシーベルトは、政府が長期目標に据えた個人の年間追加被曝線量1ミリシーベルトを1時間当たりに換算したものだ。条件は1日のうち野外に8時間、木造家屋に16時間滞在すると仮定し、外部被曝線量は空間線量の0・6倍として算出された。この基準値は、同原発事故後に旧原子力安全委員会などが示した長期目標「年1ミリシーベルト以下」に基づき環境省が算出。計算式に当てはめる条件は仮定を重ねたもので、あくまでも基準は除染対象の地域を絞り込むための「目安」だった。)

 以上の数値はいい加減な数値である。国民向けの詐欺的数字だと断じたい。そもそも外部被ばくと内部被ばくには天と地の開きがある。放射能は風の影響を受ける。筆者の妻は、311の4日後の315の時に大量の放射能に被ばくした可能性が高い。フクシマから茨城・埼玉・千葉をかすって都内にも飛んできた。同日午前10時前後に戸外にいて内外被ばくした都民の多くが肺がんなどで亡くなっている。いまもその傾向は続いている。

<まだあった袖ヶ浦の大量劣化ウランの危機=半減期45億年>

 袖ヶ浦市は石油コンビナートからの税収利権に舞い上がってきたが、その実態は深刻そのものである。奥座敷の桃源郷は放射能まみれ、海側も放射能が大量に保管されている。

 住友化学が保管する劣化ウランは半端な量ではない。311によるコスモ石油の大火災が、住友の大量劣化ウランの存在を露見させた。目下、英国の劣化ウラン弾をウクライナに持ち込もうとしていることが問題になっている。ウランは核兵器の原料である。

 日本では、殺人鬼のオウム真理教が、豪州にまで乗り込んでウラン採掘を始めていた。背後に安倍晋三が絡んでいたことも分かってきた。石原慎太郎とオウムも深い関係にある。カルト教団と清和会は同じ貉といっていい。

 「住化は200L缶2132本」を保管している。詳細は劣化ウラン触媒468トン、内劣化ウラン65・9トン、天然ウラン1・233kg。千葉県内では最大量である。住化の岸壁に保管してある。

 袖ヶ浦市の市民が望む政策研究会の2013年4月24日の見学会では「半減期45億年」という説明に腰を抜かした。市の反対を押し切って見学した区長会は「台風で油送船が激突すれば、首都圏は全滅になる」と青くなったと証言している。

 興味深いことに区長会の視察に際して、市の副市長が「我々は工場のお陰で行政をしている。視察などするな、と釘を刺してきた」という。ここにこそ袖ヶ浦市と財閥工場群との見事な不条理な関係を暴いて余りあろう。

 やくざと財閥の利権に取り込まれた袖ヶ浦市は、正に死に体である。1日も早く原状回復した林地区の桃源郷を見たい!千葉県民どころか日本国民の悲願であろう。

2023年4月27日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

米軍がプルトニウムを空中散布

https://sp.nicovideo.jp/watch/sm38801081?ref=line_cap_off

英国、劣化ウラン弾をウクライナへ供与😱

https://m.facebook.com/story.php/?story_fbid=pfbid02TFcvCwgDJ17iZKgxYsfPxEXbs3MLz8a3GDjdu1eKUjXiPKJbbDjMjV6TrPw4554Bl&id=1601534043

福島甲状腺ガンの異常多発が隠蔽されています😱拡散して下さい💨

https://m.facebook.com/story.php/?story_fbid=pfbid02i4EHpKQL8qyHTa8Rv8UbtEC9xSHbKGS7JCheh5QNzDLqT7CXSToSK7AzNR6TCELSl&id=100002166040201

2023年4月26日 (水)

本澤二郎の「日本の風景」(4786)

本澤二郎の「日本の風景」(4786)

<人が人を殺す猿以下の社会=袖ヶ浦市レポート19>

 非戦の憲法を破壊しようとする自公維3党が主導する参院憲法審査会での強引な審議の進め方に怒った立憲民主党の小西洋之は「まるで猿レベル」とかみついた。この猿発言は、今も尾を引いている。筆者は小西の発言は「間違っていない」と認識している。実際は「猿以下」と断じている。

 日本国憲法は政府・国家公務員に対して「憲法を尊重・擁護する義務を課している」のだが、自公維は憲法に違反して衆参憲法審査会において、戦前の明治憲法の天皇大権に相当する、首相大権(緊急事態条項)を導入しようというのだから、小西が怒り狂うのは当然であろう。維新の馬場なんていう輩を知らないが、狙いは戦争向けの態勢づくりと見ていい。平和国民の自由な行動や言論を封じ込めようというものだから、まさに憲法の基本的人権を停止させるものだから、国民は断固として命がけで阻止する使命を、憲法の名において課せられている。日本国憲法を読んでないやくざのような議員が、この危険な条項を挿入しようとしている!まさに「猿以下」ではないか。国民の代表ではないことが、憲法上明らかであろう。小西の奮戦を批判する方がおかしい。

 

 

<まずは猛毒6ppdキノンのプラスチックごみの不安阻止が先決>

 林地区住民は、ワコーや日高金属という黒企業と対決する中で、自然と環境問題、有害な産廃問題に注目するようになった。それは今年2月25日早朝の5チャンネル4時50分から5時20分までの番組(プラスチックの行方)にも、目をこすりながらテレビ画面に吸い込まれた。

 「プラごみから見つかった猛毒キノンは、耳かき一杯をプールに入れると、もうそれだけでプールの人間が死ぬ」という専門家の発言に度肝を抜かれてしまった。

 そのはずだ。目と鼻の先の2つのブラック企業から、プラごみが埋め立てられたり、排出されているのではないか?単なる憶測ではないことを、住民は即座に悟った。

 テレビは時にまともな報道をするが、その場合は国民が見ていない時間帯を狙う。電通監視を逃れるためのテレビ編集人の知恵だが、公共の電波を安い値段で報道している民放としては、恥ずべき行為である。本来はNHKが公共放送として、午後7時の黄金時間帯に報道すべき内容である。

 テレビに登場した人物は、熊本大学の中田晴彦、九大の磯部雄治、環境研の日置恭史郎の3人。正義派の化学者であろう。筆者は全く知らなかった。

 海はほぼ完ぺきにプラスチックごみの餌食にされている。さらに東電は猛毒トリチウムを垂れ流そうとしている。海の生き物はプラスチックごみとトリチウムで食卓から消えるしかない。漁業者は陸に干し上がる運命にある。いまでも福島産の魚介類を食べる人間はいない。産地を偽って消費者を誤魔化しているが、それも出来なくなる。海の生き物は、猿以下の人間が生み出した猛毒の核とプラスチックごみによって、死の宣告を受けることになる。そしてそれは陸地においても起きている!「その洗礼をいち早く袖ヶ浦市林・高谷地区と周辺の木更津・君津・富津・市原などと小櫃川と東京湾が引き受けるのか」と住民は天を仰いで溜息をついている。

 

 

<袖ヶ浦市水源地にマイクロプラを埋設疑惑を住民が指摘>

 「プラごみが陣場台のワコー産廃現場にも捨てられている。日高金属も怪しい。工場を黒い高い塀で囲って、そこから白く濁った排水をがんがん水源地の松川に流し込んでいる」という住民の目撃談だけではない。

 昔は松川の清流にはカニや魚がいた。「このあたりは深山幽谷の文字を拝借した幽谷という地名が古くから続き、今も残っている。明治の学制が制定される以前は寺子屋があり、その後は幽谷小学校として林地区の歴史を背負ってきた由緒ある地域。幽谷小学校は最近まで分校として存続してきた。その先に最近できたドイツ村がある」という説明に頷くばかりだ。

 

 

 そこに産廃業者が太陽光設置という甘い話を持ち込んできて、林・高谷地区は折れてしまったのだが、なんとワコーの宣伝パンフには「廃プラスチック処分」を堂々と謳っていた。核とプラスチックの猛毒が、地下水や河川に流れている可能性を否定出来ないだろう。目を覚ました住民の叫びは、袖ヶ浦市の全域から君津郡市に流布されている。

 小櫃川の水を守る会から袖ヶ浦市の大気や水を人権と叫んできた市民運動の会へと広がりを見せてきた。

 

 

<危険!問題企業パンフでプラスチックごみの処理を宣伝!>

 それにしてもワコーの悪質な不正・不当なビジネスに声も出ない。ひどすぎる。

 「君津郡市の頂点に立つ亀山・フクシマ御殿の主K(元千葉県警幹部)を頂点とする悪の構造は、311以後の東北復興資金に目をつけて莫大な利益を手にした」と残土業者は決めつける。

 「ワコーの倅は前科3犯。一度は産廃問題で県警ヘリに追いかけられた。現行犯で逮捕された人物。不正腐敗を当たり前と信じ込んでいるような悪の権化」との指摘をする住民もいる。

 本来は桃源郷のような風光明媚な山水の地が、今は荒れ狂う袖ヶ浦市の水源地崩壊で若者は外に飛び出してしまった。追い詰められた住民は、窮鼠猫を嚙む心境にも立たされている。

2023年4月26日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

m.youtube.com/watch?v=daoJfE…

消費税と輸出還付金のトリック

https://www.wjsm.co.jp/article/public-Economy/a667

消費税の真実

https://twitter.com/momotro018/status/1649376342851600384?s=20

https://youtu.be/5OuDZ3hceds   https://youtu.be/UNuM11uqL6w

https://webronza.asahi.com/politics/articles/2022070200003.html

2023年4月25日 (火)

本澤二郎の「日本の風景」(4785)

本澤二郎の「日本の風景」(4785)

<人が人を殺す猿以下の社会=袖ヶ浦市レポート18>

 不可解な右傾化ヤフーニュースに踊らされるインターネット人間は、基礎教育のない市民だと、油断すると偏狭なナショナリズムに洗脳されていく現在である。非戦の憲法原理や政教分離の憲法を教えない戦後教育が、この国を衰退させ、いまや危険すぎる戦争航路に舵を切った。人々を過ちへと引きずり込んでいる永田町だ。

 言論界に身を置いて、言論を駆使して、財閥や極右と連携し改憲軍拡と原発推進に汗をかいてきたゴミウリならぬ読売新聞・日本テレビの渡辺恒雄を、大いに持ち上げる独白インタビューをNHKの御用記者が報道したあと、出版まですると、今度は政治に無知な輩が「すごい本だ」と持ち上げる。その書評が昨日のヤフーニュースに載っていて驚いた。ジャーナリストとは言えない人物に違いない。

 改憲軍拡原発の潮流を言論を使って、日本丸の舵を右旋回させた問題人物の独白を、宣伝するという不条理がまかり通る今の日本。恩師の宇都宮徳馬を騙し、右翼暴力団のドン・児玉誉士夫に食らいつき、世紀の政治スキャンダルのロッキード事件にも関与したような人物を「ヨイショ本」で、人生の幕を閉じようとしている?

 権力監視の責任を放棄した真逆の言論人を、言論人とは呼ばない。フィクサーと呼ぶ。彼が中曾根康弘を男にすると、同じ国家主義勢力の清和会を擁護、改憲軍拡原発を強行に支援してきた罪は、計り知れないほど大きい。彼を世に出した宇都宮は「ツネは忘恩の徒である」と断じた。恩師のこの一言が渡辺恒雄のすべてを物語っている。あえて日本人に伝えておきたい。

 

 

<明日は我が身の地方自治にゆでガエル決め込む市民>

 言論が狂うと、政治も大きく狂う。改憲新聞・テレビが、日本を衰退させる。安倍晋三の8年間は、読売とNHKの悪しき成果と断罪できるだろう。他方で、朝日新聞と毎日新聞の衰退が進行していた。

 日本の過ちを糺すためには、朝日の再生が不可欠である。一人日刊ゲンダイが奮戦しているが、朝日・毎日・東京(中日)の台頭が不可欠である。テレ朝、TBSの正義と勇気が不可欠である。ヤフーニュースを吹き飛ばすネット新聞の立ち上げも重要であろう。電通排除も!

 

 

 今の朝日新聞は、袖ヶ浦の放射能ゴミ埋設事件を報道できないでいる。原子力ムラに屈する言論界が、今後とも続くと、日本列島に核のゴミがまき散らされ、国民の健康は奪われていく。間もなく魚を食べない国民も多く出る。日本漁業の衰退は、既に地球温暖化によって始まっている。

 農薬農業もSOSだ。食料品は添加物で安全ではない。ある独裁国では、特権層のための無農薬の野菜・穀物を栽培させている。市中に出回っている食料品は買わない。日本も同じだと数日前に知った。

 御料牧場をご存知か。名前は知っていたが、ここでは野菜から穀物・鶏・豚などの肉は、全て宮中に運ばれている。安全食材だから、健康に問題はない。このことだけでも主権者は、天皇制の危うさを指摘できるだろう。差別だ。御料牧場で働いている職員は、そこで作った野菜や肉を懐に入れて自宅で食べているという。人間なら皆そうするだろう。いっそのこと全国の農地を御料牧場にすれば農薬農業は解消する?

 国民がゆでガエルを決め込んで、神道・統一教会・創価学会などやくざ勢力に投票していると、健康に生きる権利を自ら奪うことになる。法治も意味がない。

無法無天の日本となる。

 

 

<ワコー産廃業者の廃棄物開示請求に熊谷知事が逃げた!>

 袖ヶ浦市だけが産廃業者と不正腐敗の元凶か、それとも千葉県もグルなのか。さる3月7日に林地区のⅠ区長名で県知事の熊谷に対して、2014年以降2022年までの1、株式会社「和幸」(木更津市)2、有限会社「ワコーエコテック」(同)3、株式会社「エコトランジット」(市川市)4、同「シムケン」(木更津市)

に対して、産業廃棄物管理票交付等状況報告書の開示請求をした。画期的なことである。

 

 

 知事の熊谷俊人は3月23日付で「開示しない」という予想外の回答をしてきた。熊谷も産廃業者の味方だった。参院議員・石井準一もくさい。熊谷は「財産権・競争上の地位を害するおそれがあるため」と頓珍漢な不開示理由を主権者である住民に突き付けてきた。

 豊かな自然を一変させさせた4、50メートルもの高い盛土は、昨今大問題となった熱海事件を凌駕した悪質極まりない埋め立てだ。しかも、違法行為の連鎖によって強行され、地元の住民に説明さえしていない。山林買収時の「覚書」など反故にされている。しかも、そこからフクシマの放射能汚染ゴミが大量に埋まっていることが、盛土の上部の放射線測定器で測定されている。しかも、数値は生き物が安全に生きられる基準さえ超えている。

 県も市もナベツネ流なのか、騙してやり過ごす手口を、小賢しい千葉県知事も学んだのだろうか?そうはさせない。正義は住民の側にある。しかも、近くの住民は一人なくなり、他にもガンで泣いている人たちも多い。さらに驚いたことは、近くで牧草を栽培していた夫妻が、二人ともガンで亡くなっている。

 

 

<4月28日に県・市が騙しの説明会を開く!住民の叫び天を突く勢い!>

 悪徳・違法産廃業者をかばうという信じられない千葉県知事の熊谷と袖ヶ浦市は、今月28日に説明会を開催すると連絡してきた。「文書で回答せよ」という住民の声を反映しようとはしない。これも怪しい。「業者のための騙しの説明会」に現地は緊迫してきている。悪と善の戦いが始まる!

2023年4月25日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

原子炉圧力容器の底に穴が空いてる!

https://m.facebook.com/story.php/?story_fbid=pfbid0WExJ9yHdnyMqbV5ga3cash9yo9L3ShM2vxqWkUDhaka5E8SFxSY67bVWoMQv7Kufl&id=100002497535520

首相街頭演説動員に5千円 運送業界団体が「日当」提示「慣例化していた」 衆院選、茨城:東京新聞
TOKYO
Web

https://www.tokyo-np.co.jp/article/143146

https://youtu.be/5OuDZ3hceds

鉄筆    自民党改憲草案https://kaikensouan.com/

安倍晋三サポートのSNS工作隊

https://twitter.com/d_stonestone/status/1637419523484811264?s=20

2023年4月24日 (月)

本澤二郎の「日本の風景」(4784)

本澤二郎の「日本の風景」(4784)

<人が人を殺す猿以下の社会=袖ヶ浦市レ5ポート17>

 統一地方選挙に連動した国政レベルの5補選で神道氏子勢力・統一教会・創価学会の3大カルトが、ほぼ制圧した4月23日の厳しい結果となった。右翼言論に洗脳された無党派ゆでガエル層は、2023年危機を目の前にしながらも覚醒しなかった。金力と無責任な言論が、護憲リベラルをまたしても破ったことになろう。悲劇の連鎖は続く!

 木更津市ではやくざ勢力が議席を確保しただろう。昼前に投票するため会場に向かったのだが、入り口にはやくざ代議士の秘書をした市議の違法ポスターが堂々と有権者を迎え入れていた。無法無天は袖ヶ浦市に限らない。

 誰に投票するか?投票会場入り口で初めて見た市議選公報を見つけた。高品質の紙に印刷してあった。カネのある選管の無駄遣いか。何者か不明な立憲民主党の女性候補に、清き一票を投じた。今回の選挙で改めてはっきりしたことは、政府与党の自公勢力は、憲法を裏切った反平和政党として打倒すべき義務が主権者にあるのだが、ゆでガエルにはまだ分かってくれていないのが悔しい。

 

 

<日本丸は終わりの始まりか=過ちを繰り返す道に舵を切った!>

 昨夜電話をくれた日刊ゲンダイ記者は、このあと武器輸出三原則を改正するつもりだ、と示唆した。アメリカ並みに武器弾薬を売って商売しようとしている財閥の存在を理解できる。以前の自公には多少の矜持があったが、今の極右・日本会議と財閥・神道に操られる彼らにそれがない。

 岸田首相は引き続き、ワシントン指令を受けて、必死でロシアと中国を封じ込めるG7広島サミットに狂奔し、右翼財閥から得点稼ぎに奔走するだろう。G7で台湾問題を封じ込める作戦は、きわめて危険きわまりないが、それでも右翼化した外務省と原子力ムラの経産省と歩調を合わせて、14億人の大中国と対峙しようという。狂気の沙汰である。

 彼は奈良と和歌山の事件から、全く教訓を学ぼうとしていない。民意をまるで無視して、43兆円の世界第3位の軍事強国に舵を切った。日本丸の終わりの始まりだ。ヒロシマ・ナガサキに次ぐフクシマの教訓などない。自民党名門派閥・宏池会の伝統を、厳島神社に投げ込んでしまうのか。21世紀の神風信仰はお笑いであるが、彼の精神は回復不能である。

 第2のフクシマへ向けて悲願の「核武装国家」をちらつかせていることでもある。人々の運命は、為政者の資質で左右されるが、しかしながら他方で、主権者・国の基本法である憲法で変えられるということも事実である。

 

 

<被ばく危険ライン0・15mSv放射能が噴き上げる盛土に立つ!>

 本題に戻る。運動を兼ねて歩いて投票を済ませてしばらくすると、林地区の元役員が車で迎えに来てくれた。君津市の「小櫃川の水を守る会」の元会長を紹介するというので喜んで応じたのだが、途中で問題の日高金属の工場現場が、林地区を流れる松川の源流にあることを確認できた。そこから有毒な汚排水を垂れ流しているだけあって、周囲を黒い塀で囲って、外から見えないようにしてある。

 現場に立つと、素人でも即座に黒企業だと分かる。松川に沿って元役員の自宅につくと、隣に戦争犯罪ゆえに大嫌いな神社の鳥居があるではないか。しかし、自宅は北に山を抱いていて、南東に広がる見事な庭園は植木や草花で飾られていて、まるで桃源郷に降り立ったような感じを受けた。間もなくして、そこの近くが9年前から放射能汚染ゴミや有毒な産廃で埋まっていたことを再確認させられた!

 住民は9年も気付かなかった。現場により近いYが区長になった時点(2019年)で大変な事態に気付いたという元役員は、袖ヶ浦市・千葉県・千葉県弁護士会・千葉県警・朝日新聞千葉支局・NHK・環境省などに駆け込んで、手当たり次第に、現地の映像写真などを持ち込んで警鐘を鳴らした。だが「ほとんどが無しのつぶて」に新たな衝撃を受ける。経産省・原子力ムラの野望に地方も屈してしまっていた。

 

 

 他方で、人間が人間の命を奪うこうした危機的事態に危機感を抱いていた市民グループが袖ヶ浦市にもいたことに感謝したい。「袖ヶ浦市民が望む政策研究会」や「大気と水は人権」4市市民連絡会を率いる関巌さんとの出会いである。

 彼の車で、ワコーによる1年も続いた不気味な白い粉や、産廃と並行して遂にフクシマの放射線が飛び交うという深刻な現場に向かった。臭いも色もない放射能が埋まったと確実視される小高い盛土を眺めると、9年前の山は一変しているという説明に納得した。物凄い量の危険すぎる残土・汚染ゴミが投棄された量は、おそらく50万どころか100万立方メートルに及ぶのではないか。暴利200億円と密かに算定した。谷底4,50メートルが埋まり、さらに盛土で高く積まれている。素人でも度肝を抜かれる。こうした異常・異様な事態を放置してきた袖ヶ浦市環境課と首長の行政責任は、たとえ原子力ムラの指令だとしても、免除されることはない。改めて万死に値すると強く感じた。

 君津市にも放射能汚染ゴミが1万トン以上埋設されていたことを知ったのは、2019年末、慌てて武漢コロナウイルス騒動に驚かされ、北京滞在日程を変更して、JALの途方もない高額運賃(本来は帰りの便代も支払っていたのだが)を新たに支払って急ぎ帰国すると、自宅の留守電に君津市の友人から伝言が入っていた。

 

 

<目を覚ますまでの凡人・反骨のジャーナリスト>

 「君津市の水源地の産廃場に放射能汚染ゴミが投棄されている」という腰を抜かすような連絡だった。最初はどういうことか信じられなかった。311の東電フクシマ原発崩壊炎上のことを、時には遠いことのように思っていたものだから、余計に驚いてしまった。

 毎日新聞の千葉版が小さく報道していたことも分かったが、はっきりと1万トン以上と報じていた。原子力ムラについての認識がまるでなかったことを猛省するほかなかった。

 その後に幸運にも被ばくジャーナリストの存在を知った。「フクシマの知事は原子力ムラだと教えられて耳を疑った。失脚させられた佐藤栄佐久は宏池会の参院議員時代に会っている。彼は東電・原子力ムラの犠牲者だったことも理解できた。原発科学者は信用できないことも。福島県の共産党系民医連が子供たちの健康管理に動いていないことや、もんじゅ西村謀殺事件を知るに及んで、自民党右翼議員の麻生太郎・安倍晋三らの日本核武装化計画が現実化していることに気付いた。

 袖ヶ浦市のフクシマの核のゴミ事件もこうした過程で起きていることに気付いたものである。袖ヶ浦市の命を守る戦いは、これからであるが、まずは市民の覚醒が決め手となる。

2023年4月24日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

2023年4月23日 (日)

本澤二郎の「日本の風景」(4783)

本澤二郎の「日本の風景」(4783)

<人が人を殺す猿以下の社会=袖ヶ浦市レポート16>

 新聞はとらない。意味がない。無駄遣いでしかない。NHKも見ない。テレビは廃品回収業者に持って行ってもらった。したがって、パソコンかスマホが、情報の入手源だが、スマホは高齢者には無理だ。パソコン情報の目の前を飾るヤフーニュースは、なぜかフジ産経などの右翼メディアが幅を利かせている。言論界の内情を知らない若者などは、右翼言論に洗脳される。

 憲法はリベラルである。公正な言論の提供が、民主政治に不可欠だが、この10年の日本は、右翼独裁に人々の精神が狂わされている。

 本日は第20回統一地方選挙の終盤の投開票日。昨日は近所のおばさんに声をかけてみた。「息子たちのために戦争勢力の自公維への投票は遠慮したほうがいいですよ」と解説したが、駄目だった。政治を理解していないおばさんは、カルト教団信者に何度も釘を刺されていた。またしても、おぞましい日本を見せつけられてしまった。

 かくいう筆者も、選挙当日だというのに投票したい候補者はいない。近くの候補者はやくざ代議士の秘書を務めた御仁で、とても信用など出来ないが、さりとて政治に無知な農民は、そんな人物に投票するようだ。地方がいい方向に変わることはないのか。中央は世襲議員が主導権を握ったままだ。市議選など棄権したいのだが、そうもいかない。さて、どうするか。

 

 

<希望の光が見えない日本丸の前途=それでも高物価を生きる民衆!>

 日本国憲法は立派だ。厳格にいうと、政教一致の天皇制をのぞけば文句を言うところはない。政教分離を理解していない日本国民は危うい。また同じ過ちをするだろう。ぞろぞろと靖国神社を参拝する自民党など右翼議員の多くは、神社神道の氏子の票を集めてバッジをつける。

 司法の怠慢・衰退は極まっている。右翼の憎しみの対象は、平和憲法にある。戦争の出来る憲法に改悪しようと必死だ。安倍晋三の目的もこの一点に絞られてきた。黒田東彦・日銀は徹底したゼロ金利・円安政策を強行して、国民生活を圧迫して、財閥を太らせてきた。続く植田和夫・日銀も黒田路線を継承し、円安政策を推進し、この国の価値を低下させている。比例して昨今の物価高経済をさらに上昇させ、国民生活を苦しめている。

 日本を奈落の底へ追い込んできた安倍路線を継承した岸田内閣は、驚くなかれ43兆円の戦争準備体制へと舵を切った。円の紙切れ化だ。それでも自公維を選択する日本国民は、3割にも満たないが、議席は3分の2!どういうことか。

 

 

<乱れまくる地方行政と業者の荒れ狂う精神=山林破壊・水源地汚染=覚書を反故にした産廃業者>

 「ワコーが太陽光を建設するという甘言を信じ込んだ林・高谷の住民。その結果、水源地の家々から、癌患者が多発している。1・5町歩を売却した5人の地権者とワコーの覚書は、完全に無視された結果である。山林を売却した5人の責任を問う声も噴出してきている」と林地区の住民は声を荒げる。

 

 

 「まさか、まさかの展開に住民は、覚書に違反するワコーの暴走に対して、その都度、袖ヶ浦市環境課に泣きついてきたが、非情にも黙認された。産廃業者と袖ヶ浦市の癒着は間違いなく存在する。刑事告発が不可欠だ」との認識もするようになってきた。

 

 

 既に、いわくつきのワコーの産廃人脈は、フクシマと通じていることも判明してきている。覚書に署名したワコーエコテックという妙な社名の代表取締役の前橋二三男(産廃は倅の和則)と山林所有者の同市高谷のMMTKKに注目が集まってきた。5人のうち主導的に動いた人物のKは、なんと元袖ヶ浦市環境部長だった。もう一人のMは、同市の市議会事務局長。5人のうち2人が袖ヶ浦市の幹部だった。5人とも林区に隣接する高谷地区の住人でもある。

 

 

 「ワコーが山林買収話を持ち込んだ相手は、元環境部長だったK。本来は自然を保護する行政のトップ。その人物が産廃業者とつるんでの猿芝居だった」といって住民はため息をつく。亀山にはフクシマ御殿が建設されているが、高谷には山林を売却した御殿ならぬ産廃御殿が建っているのだろうか。

 

 

 平成26年4月の覚書は、林地区と高谷地区を説得するためのアリバイだったのか。「Kが林地区に来ても問題は起きない。心配ないと住民を説得してきたので、太陽光だけなら大丈夫かと住民は折れた、との経緯も判明した」という。反対運動は起きなかった。Kはワコーのために率先して高谷と林両地区を説得したことも分かってきた。

 このKが住民説得に用意したとされる覚書には、当時の林区長と高谷区長が立会人になっている。用意周到なK作戦に両区の住民は、いまでは命を奪われたり、健康を害したりしているのだろうか。

 

 

 林地区役員は、最近になって問題のMを現場に案内した。Kは「これはひどい」と驚いた。原状回復を求めようとの周辺住民の声には「裁判費用だけでも大変」といって逃げたという。猿山の猿芝居には、必ず味方を裏切る住民も出てくる。産廃業者とすれば、カネや飲食などの提供で、住民の内部から裏切る人物を手にする。数百数千倍の利益を手にすることが出来るということか?

 中央では軍靴の足音が、地方では豊かな大自然に放射能までもが埋め込まれ、地元民は放射線測定器で測定してみて、人の命を奪いかねない高い放射線が噴き出ている現場を突き止めた!

 

 

  林区役員が作成した「陣場台違法埋め立てソーラー発電所用地と無許可開発違反についての細部経過」によると、木更津市笹子の産廃業者による乱開発現場には、膨大な量の産廃汚染物を埋め立て、表面は高い盛土で一変してることに圧倒されるだろう。

 千葉県と袖ヶ浦市は、平成25年3月18日から何度も立ち入りし、違法な埋め立てを確認してきた。数十万立方メートルに及ぶ残土の正体は?。なぜその場面で森林法違反・開発行為違反で止めなかったのか。行政執行しておけば、このような恐ろしい惨事は起きなかった。だが、市当局は「森林法違反のみだ。地元と業者で解決しろ」と住民の要望を蹴飛ばし続けてきた。なぜか?

 また、令和3年8月15日の広報袖ヶ浦では「環境破壊のない社会」を基本理念だと訴えているのだが。これとは真逆の行政の理由を知りたい。

 「住民が環境省と福島県担当課に問い合わせたところ、空間線量1時間当たり0・15msvだと、残土の底まで掘って検査しなさい」との指示を受けている。袖ヶ浦市と千葉県の責任は万死に値しよう!

2023年4月23日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

2023年4月22日 (土)

本澤二郎の「日本の風景」(4782)

本澤二郎の「日本の風景」(4782)

<人が人を殺す猿以下の社会=袖ヶ浦市レポート15>

 現役の時代の苦い経験というと「君は木更津市の生まれか。なぜやくざが国会議員になれるんだ。民度が低すぎる」と侮辱された時だ。穴があったら入りたかった。やくざの正体を千葉県警本部長を歴任した参院議員・渡辺一太郎や元警視総監・法相の秦野章からも、教えてもらった。一度だけ浜田幸一の部屋を覗いたあと、三木武夫の義弟・森美秀の部屋に飛び込んだら「君はやくざの仲間か」と非難された。反論できなかった。

 今でも多くの国民は誤解している。彼はやくざとして人生を終えているという事実である。足を洗っていない。秘書をして今も市会議員になっている輩が木更津市にいる。「ハマコーの天敵」で知られた山村新治郎は、学生時代にボクシングの選手だった関係で、やくざ代議士を一発で仕留めたことがあると話題になった。NHKOBだった大石千八は、早稲田の相撲部出身。「自民党総務会でやくざが暴れている」と聞くや、総務会に乗り込んでいくとハマコーは沈黙した。

 森後援会の講演は何度も依頼されて地元の鴨川市に出かけたものだが、ハマコーの話が一番受けた。亀田病院事務長は、感謝して深夜までホテルの部屋に押しかけて接待してくれたものだ。

 

 

 この悪しき悲しいほどの低すぎる民度が、今も房総半島に残っている。木更津市の自衛隊基地に、危険極まりないオスプレイという軍用機が駐機している理由でもあろう。人殺しを業とする自衛隊が、反社会的勢力のお世話になっている?

 

 

<自公の地方自治体は住民の命と健康に向き合わない最悪の行政>

 信じられないほど民度の低い土壌のもとで、袖ヶ浦事件が起きているとの指摘は、的外れではない。あるいは日本の民主主義・日本の警察力の根幹にかかわっている重大事件でもあろう。

 袖ヶ浦市職員が本来の公僕であれば、そして税金泥棒でなければ、率先して住民の命を守る行政に特化しなければならない。放射能から有害な産廃を水源地に埋設するという重大な事件に鳴いている住民の指摘に、知らぬ存ぜぬと開き直る悪行はあまりにも悪質すぎよう。

 同じことは既に君津市でも起きている。木更津市では、一級の水田を産廃で埋め立てたと話題になっているのに。同市の農業委員会が許可したのだ。

 

 

 余談だが、東京タイムズ鴨川通信部の吉田正司さんが、ひどく筆者を評価してくれた。理由がわかった。彼は二人の息子を千葉県警の警察官にした。彼はベテラン記者でありながら、やくざの蛮行を止められない無念に苦しんでいた。やくざに対抗するために息子を警察に入れた。

 筆者は臆することなくやくざ代議士を批判した。そのために吉田さんは「記者として立派」と採点してくれたのだ。彼の長男は、最近、定年で退職し、悠々自適の生活をしている。館山方面に住宅がある。次男はまだ現役だろう。吉田さんは、よく館山や鴨川方面を案内してくれた。鴨川市の住宅は、夏場に「海の家」にした。東京タイムズの夏の全舷(新聞人の慰安旅行)の格好の場所となっていた。

 吉田さんは老いても「房総便り」を印刷して鴨川市などに配っていたが、巻頭文はいつも筆者が書いた。一度は日中友好の旅に読売新聞元政治部長の多田実夫妻と共に参加してくれた。

 

 

<林地区は2022年7月に市長に要望書第二弾を突き付けた!>

 昨日は君津中央病院で大腸の検査をした。最初の体験が悪すぎた。次男正文が3年余り、医療事故で入院していた帝京大学市原病院で「院内廊下宣伝文」を信じて試した。痛すぎて「二度とやるまい」と思っていた大腸検査だから、内心はひるんでいた。しかし、結果は大したことはなかった。林区の元区長は、毎年大きなポリープを切除していると知ったことも勇気をくれた。覚悟すれば、怖くはないものだ。案ずるより産むがやすし、窮すれば通ずであろう。

 現在の林区と高谷区もそうだ。袖ヶ浦市を守る会・小櫃川の水を守る会の関係者も、数日前にワコーと日高金属の開発関連の違法づくめの現場を視察したようだ。本ブログも見てくれているという。一波は万波を呼ぶことになろう。

 

 

 林地区の区長も必死だ。昨年7月には日高金属関連の違法開発行為について、市長の粕谷智浩宛に要望書の第二弾を突き付けた。

 「2021年の袖ヶ浦市の回答によれば、工場排水は下流に行けば分解され、悪影響はない」と意味不明の判断を示した。このふざけた対応に対して「林地区には二級河川・松川がある」「東京湾の魚介類にも影響を及ぼしている」など深刻な実情を指摘する明解な要望書である。

 

 

 そして許されざる違法行為を並べ上げた。

 要望書によれば1、残土埋め立て違反2、産業廃棄物(微量プラスチック)投棄違反3、騒音防止法違反4、埋蔵文化財法違反5、隣地開発法違反6,森林法違反。

 「日高金属から垂れ流されている白く泡立つ、気味の悪い排水の検査を実施すべきだ」とも。

 

 

<「直ちに操業停止・工場解体・森林復元しろ」と要望>

 違法行為を放置することは許されない。法治国家なのだから、法律や条例を正しく履行する義務が、行政もしくは警察にある。

 住民の要望には、しかとした根拠・証拠がある。したがって、違法行為を取り締まることになれば、結果として「原状回復」が不可欠であろう。

 

 

田植え時を狙って市当局が4月28日午後2時から説明会>

 本日ワコーと日高金属問題について、市から回答のための説明会が林地区で開かれるという連絡を受けた。

 4月28日というと、地元は田植え時期と重なる。前回は12月28日、今回は4月28日、袖ヶ浦市の28日にどのような魂胆が隠されているのであろうか。住民の決死の運動に地方の行政がどう対応を示してくるのであろうか。

 次回はワコーに2町歩の山林を売却した様子を紹介することにしたい。袖ヶ浦市と林・高谷区の戦いは、日本のどこにでも起きている事件である。「明日は我が身」に降りかかる深刻な重大な案件と言えるだろう。

2023年4月22日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

2023年4月21日 (金)

本澤二郎の「日本の風景」(4781)

本澤二郎の「日本の風景」(4781)

<人が人を殺す猿以下の社会=袖ヶ浦市レポート14>


地球の悲劇は「自由民主」を喧伝しているアメリカが、戦争を常態化させることで生きているような国である点にある。従って表面とは裏腹に、野蛮な人々で構成されている社会だ。その国と同盟関係を結んでしまった日本は、アメリカの属国に甘んじている。誰がどうもがこうと、この事実から離脱することは不可能だ。

 

 

 全く打つ手がないのか、というと、同盟関係を解消すればいい。日米安全保障条約を破棄するのだ。日米安保を破棄して日米平和友好条約を結べばいい。そのための外交力が求められるだけだ。日米安保破棄に向けた段階的なステップを踏んでいく。日本国民のそうした総意とそれに比例する政権の誕生が求められる。不可能な道ではない。

 自由に生きられる日本丸になる。憲法が政府に指示する非軍事国家路線だ。帆船・日本丸で航海する、どこの国とも対等に渡り合える日本こそが、非戦国家・日本である。武器弾薬は国連に委ねることで、国連も新たな力を持つことが出来る。「猿真似日本」評も消える。挑戦しなければならない。

 

 

 言い換えると、この帆船・日本丸は、人が人を殺す猿以下の社会ではない。本物の自由で平等な社会だ。したがって強姦事件などは、死刑に相当する重罰規定を設けて、女性を100%解放する社会となる。ヒロシマナガサキフクシマの教訓を生かす反原発・反核武装による放射能無縁の、人が人として安全に生きられる社会となろう。

 原発を止める。全ての原発を廃炉にする。原子力ムラは消えるしかない。電力会社は自然エネルギーで人々の暮らしを守っていく。もっとも安全で尊敬される事業体として活躍してゆく。

 

 

<袖ケ浦市長の嘘の一部発覚>

 前回の袖ヶ浦市レポートで、林・高谷地区住民の要望に市当局は、4か月後になってようやく市長が姿を見せた。放射能測定は「県の調査に同行して実現した」と胸を張ったが、千葉県は「違う、逆だ」と反発した。

 「県は市が調査をするというので同行した」と正反対の主張をした。早くも責任のなすり合いが始まった。本当に調査したのか怪しい。公文書の捏造であろう。なぜ恐ろしい嘘をついたのか。「行政同士の責任逃れのなすり合いが始まった!」と住民は怒り出した。役人の劣化に腰を抜かす住民も。お粗末この上ない。しかも、測定したが「何もなかった」と開き直ったのだ。「それならば測定場所と放射線の数値を示してほしい」と追及すると、それは「見せられない、文書公開は出来ない」と突っぱねた。

 当然のことながら、両区住民の怒りはただ事ではない。

 

 

<住民が29か所の測定の証拠を出せと要請=出せない、見せないと市>

 「我々は2回も測定して業者の盛土を測定して、高い放射線の存在を公表して、市長に要望書を出した。しかるに市長は29か所を測定したが、何もなかった。ふざけ過ぎる」とまるで猿芝居を見せられる命がけの住民の衝撃は大きい。

 案の定、市当局は「それは出せない、見せられない」と住民との間で押し問答を繰り返した。

 多少、具体的に説明すると、こうである。「石井区長と伊東市議が担当課の責任者に調査データを見せてほしい」と要求した。しかし、市の担当者は抵抗して、全く埒が明かなかった。取材をしている凡人ジャーナリストは、面白くもない猿芝居を見せられているようで、正直な所うんざりさせられる。日本の地方自治の劣化にショックをうける。税金泥棒に違いない。

 

 

 「見せたらウソがばれる」ということであろう。安倍晋三夫妻の森友事件における財務省の誤魔化し答弁を思い出してしまう。粕谷市長の再選は消えたが、袖ヶ浦市の悪質さは測定できないほどだ。

 問題の根っこは、東京電力にある。東電による人災であるが、いまも東電は存在している。原子力ムラの威力を裏付けている。以下に朝日新聞の記事を添付しよう。

 

 

<朝日新聞がフクシマ東電原発問題追及=2022年はゼロ円>

 (朝日)東京電力福島第一原発事故の賠償に充てる東電の「特別負担金」が、2022年度分は10年ぶりに0円となる。東電の赤字が理由で、西村康稔・経済産業相が認可した。東電の支払いが遅れれば利息が増え、国民の負担増につながる。賠償費用は国民負担も生じており、当事者の東電が支払わない状況に「不公平だ」と指摘する声もある。
【写真】「原発事故、起こるべくして起きた」東電元エースの告白試算では賠償費用として
79兆円を見込む。賠償金は政府出資の原子力損害賠償・廃炉等支援機構が肩代わりし、電力会社が「返済」する仕組みだ。
 内訳は、東電を含む原子力事業者が払う「一般負担金」と東電のみの「特別負担金」を合わせて
55兆円。新電力を含むすべての電力会社が払う託送料金(送電線使用料)への上乗せが約24兆円だ。

 

 

<放射能垂れ流しの東電にもの申す=漏電が火災の原因=責任は重大>

 政府・原子力ムラの暴走に自治体も服従している「猿芝居」なのか。

 よく火災が起きる。焼け跡から老人夫妻が遺体で見つかる!毎日のように起きていたことが気になった。古い家が燃える。犯人は漏電に違いない。漏電を見逃している東電など電力会社に問題があろう。

 わが家も危なかった。ブレーカーの配線が切れていた。危うく漏電火災で一巻の終わりだった。運よくエアコン設置の電気屋が見つけてくれた。築50年住宅と関係があるのかもしれない。しかし、今のブレーカーはそんなに古くはない。東電関連の技師の手抜きだった可能性が強い。

 電力会社は各戸の配電盤の監視を強く求めたい。漏電火災で人生を終わりたくない。

 原子力ムラの不条理が、日本列島全体に及んでいる。人びとは政治の不条理に気付き一票を行使するしか健康に生きることは出来ない。

2023年4月21日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

以下にどなたかが送信してくれたメールを貼り付ける。

福島甲状腺ガンの異常多発が隠蔽されています😱拡散して下さい💨

https://m.facebook.com/story.php/?story_fbid=pfbid02i4EHpKQL8qyHTa8Rv8UbtEC9xSHbKGS7JCheh5QNzDLqT7CXSToSK7AzNR6TCELSl&id=100002166040201

(大石あきこ)兵器の輸出で儲ける国づくりのための防衛産業基盤強化法。
自民、公明、維新、国民民主は賛成やて。4/27に採決ねらってるんやて。
ほんまにヤバい。引き返せるチャンスを信じたい。

2023年4月20日 (木)

本澤二郎の「日本の風景」(4780)

本澤二郎の「日本の風景」(4780)

<人が人を殺す猿以下の社会=袖ヶ浦市レポート13>

 やくざには「血も涙もない」と昔から語られてきた。やくざの倅が大臣になると「予算は使い切ることだ」とほざいて、昨日から国会を騒がせている。倫理・道徳の観念がないか、極端に薄い輩が国民の代表の日本!その配下が、地方議員にたくさんいる。関係する業者もやることが荒っぽい。それに沈黙する役人の地方自治はあやうい。袖ヶ浦市では、そのことが問われている。ゆえに凡人の反骨ジャーナリストは書いている。言論人の使命だ。

 

 

 この国を何とかしたい、という人間もいるが、大半は挫折する。そこから政治テロも生まれる。真っ当な人間が為政者になれない、原因は差別する選挙制度だ。確かである。兵庫県の24歳の木村隆二容疑者は、裁判に訴え、それが認められないと知るや、手製の武器を持った。その爆発物を岸田文雄首相の演説会場で放り投げた。幸い傷ついたものはいなかった。よかった!

 

 

 日本人の欠点は何か、それは歴史から学ばないことに尽きる。ために同じ過ちを繰り返す。自公+維新と国民民主が、78年前に気付いた教訓(日本国憲法)をぶち壊しにかかっている。猿でもしない蛮行を強行しようとしている。立憲民主の小西洋之が「猿真似をやめろ」と叫んだ。民意に相違ない。言論の自由の範囲である。これを特に問題にした、維新の醜い正体を自らさらしているのだろう。

 

 

 ヒロシマ・ナガサキ・フクシマの教訓を生かすことが、戦後の日本の進路で永遠に正しい。核の悲劇を二度と繰り返させない。そうすることが、日本の前途を明るくすることだと誰もが知っているが、戦争犯罪者や財閥・神道カルトは昔と変わらない。彼らA級戦犯勢力は、原発推進・核武装の道に突き進んできた。安倍・菅・岸田のアメリカ属国論者に未来はないのだが。帆船・日本丸が最善の道である。

 

 

 ドイツは311で舵を切った。原発のすべてを止めて国際社会から拍手を浴びている。そのドイツからメッセージが届いた。ゲルマン民族は歴史の教訓を守っている。日本もならうしかない。日本は自然エネルギーが豊富だ。核はいらない。放射能は不要である。

 

 

<袖ヶ浦市水源地のフクシマ放射能汚染ゴミを取り除き排除せよ!>

 水源地の30メートルほどの谷底深く核のゴミを埋めて暴利を得ている業者は、間違いなく「猿以下」の悪魔人間である。それを隠れて許す東北復興行政の腐敗にも驚愕する。豊富な血税を使って、水源地の谷底に核のゴミを埋設した業者は、木更津市に本社工場がある。背後に君津市に「猿以下」のボスが悠々自適の暮らしをしていることも分かってきた。元暴力団担当の千葉県警幹部だった!

 君津市亀山のフクシマ御殿の存在について、多くの残土業者もため息をついている。財閥ゴミを搬送する巨大なダンプカーを駆使して、空前の暴利を得てきている輩が、有害廃棄物から遂に原子力ムラの放射能汚染ゴミを持ち込んで、水源地に投げ込んでまんまと逃げ切った!どっこい地元の住民が、市役所から借りてきた放射能測定器で、地上に噴き上がっている放射能を検知した。秘密を隠ぺいすることは出来ない!

 まさかの驚くべき発見である。再確認のため、大手企業から借りてきた測定器で改めて測定すると、ほぼ同じ結果がでた。近隣の家庭から次々と癌患者も出てきて、住民は生きた心地がしない。3回も悪性のポリープを切除した住民が林区長になった時点で、住民運動に拍車がかかった。林区の隣の高谷地区も連携し、そろって袖ケ浦市長に要望書を提出したのだが。涙の出るような住民の決起に敬意を表しながら、毎日パソコンのキーを叩いている。

 生き物は放射能と共存できない。分かりきっている。命がけの住民運動である。恩師の宇都宮徳馬さんを思い出した。彼は核の放棄を国際社会に訴えるため、自腹を切って国際社会に対して核軍縮を叫び続けた。

 「核戦争で殺されるよりも、核に反対して殺される道を選ぶ」という悲壮な戦いだった。岸信介や右翼に屈することはなかった。いま同じような立場に追い込まれている林地区の住民である。やくざに屈するわけにはいかないのだ。原状復帰が、林の水源地と住民の命を守ることだ。袖ケ浦市や房総半島を放射能から守るための崇高な住民運動なのだ。

 

 

<粕谷袖ヶ浦市長の姑息な作戦は「問題ない」という嘘の開き直り>

 生き残りをかけた住民の要望書は、7月28日だから4か月経ってようやく市長が住民の前に姿を見せた。2022年12月27日。おわかりか、姑息すぎる袖ヶ浦市の作戦は、慌ただしい年の瀬を狙ってのものだった。

 

 

 問題の放射線測定について、回答の「参考」に格下げして「千葉県の立ち入り検査に同行して、当該地内で29か所測定した」といい、その結果は「いずれの箇所でも放射線量は、市内の学校や公園等と同程度であることを確認した」とさらりと触れただけだった。幼稚園向けのイカサマ回答だった。

 千葉県の立ち入り検査の詳細データを示すことが、住民に対する義務であるのだが、むろん、それは虚構に過ぎないため出せない。住民がその点を問いただそうとしたが、時間切れで逃げてしまった。年の瀬の忙しい時間を割いての初めての住民要望書への虚偽回答だったことが素人でも分かる。

 

 

 無論の事で事実を認めれば、袖ヶ浦市や千葉県・国を巻き込む大騒動に発展する。水源地に放射能ゴミを大量に投棄した事実を認めることが出来ないのだから。林・高谷両区の戦いは、新たな要望書となっていくだろう。袖ヶ浦市の猿芝居はどこまでも続くのであろうが、狙撃手は市長による肩透かしの回答説明に新たな怒りと波紋を巻き起こすことになる。

2023年4月20日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

ANNドイツ・経済気候保護省、パトリック・グライヒェン次官:「再生可能エネルギーこそ未来の資源になる」ドイツは15日、すべての原発の発電を停止し、「脱原発」を達成しました。

 ドイツ・経済気候保護省、パトリック・グライヒェン次官:「原発はリスクを伴う技術です。新しい原発をつくるのは高くつきますし、建設には非常に時間が掛かります。(急激に進む)気候危機と戦うには遅すぎます」ドイツは、2030年までに電力消費の8割を再生とエネルギーでまかなう目標を立てています。そのうえでドイツの経済気候保護省のグライヒェン次官は、日本はドイツよりも再生可能エネルギーの潜在力は高いと指摘しました。ドイツ・経済気候保護省、パトリック・グライヒェン次官:「風力・太陽光・地熱のような再生可能エネルギーで日本は将来的に自立できると思う。これほどの(再生可能エネルギーの)ポテンシャルがあるのですから、ぜひ日本もドイツと一緒に先頭に立ちましょうと言いたい」

2023年4月19日 (水)

本澤二郎の「日本の風景」(47799

本澤二郎の「日本の風景」(4779)

<人が人を殺す猿以下の社会=袖ヶ浦市レポート12>

 行政の怠慢や不当な法制度に対して、多くの国民は耐えるしかないが、中には民主主義の危機だと判断して物理的抵抗をする傾向が生まれてきた。政治テロを常態化させるかもしれない。言論や議会が衰退していると、なおさらのことであろう。現に安倍銃撃事件において、手製の花火銃を発砲した山上徹也被告のみならず、今回の和歌山県の漁港での岸田首相の演説会場で、爆発物を投げ込んだ24歳の木村隆二容疑者(兵庫県川西市・威力業務妨害で逮捕)にも、ほぼ同様の傾向が見られないか。

 

 

 彼は参院選挙に出馬しようとしたが、様々な制約にはじかれた。そこで法廷闘争に持ち込んだが、神戸地裁は訴えを棄却した。それでも屈せずに控訴していた。ここまでは、24歳の青年の思考はきわめて正常ではなかったのか。自身の24歳のころと比較してみても、なかなかの人物ではないだろうか。

 一般的には、政治を志そうとする場合、地元の市議会議員選挙から階段を登るしかないのだが、彼はそうした悠長な考えを排除した。万一、爆発物が岸田の五体に直撃していた可能性を否定出来ないわけだから、覚悟の犯行と思われる。思うにここ30年余、中央・地方の政治の乱れ、憲法に違反する行為を批判しない言論界と議会の衰退が、今後とも続いていくと、徐々に政治テロ国家へと変貌していくのかもしれない。いえることは、山上にしても木村に対しても、庶民大衆から憎しみの声を聞くことがない。右翼言論も打つ手なしである。

 

 

<袖ヶ浦市もまた民主主義の危機=立ち上がった林・高谷連合が要望書>

 当初は水源地にフクシマ放射能汚染ゴミを投棄した重大疑惑に対して、新聞もテレビも大々的に報道するだろうと思ったものである。現実は違った。千葉市に陣取るマスコミ各社の支局もソッポを向いた。電通に配慮したものかもしれない。恐ろしい闇の原子力ムラに怯える報道各社だったのか。

 現場の林地区役員は、各方面に働きかけたが、NHKの安倍広報官の岩田のような記者ばかりだった。そうして、筆者のところにもボールを投げてきた。凡人ジャーナリストは「フクシマ放射能汚染ゴミ」を報じる義務があると信じて生きてきた。沈黙は金であっていいわけがない。

 林地区のYMが奔走しても袖ヶ浦市は、馬耳東風を決め込んだ。第一、市議会の面々は現場をみて「これは大変」と驚愕しながらも、鋭く市当局に追及しない。業者と議会と市は、馴れ合い関係にあったのだ。それならばと、反骨ジャーナリストは「共産党は動くはずだ」と思い込んでいたものだから、たまたま国政問題で取材に訪れた同党機関紙記者に対して「共産党市議に働きかけてほしい」と要請した。しかし、効果はなかった。

 まさに民主主義の危機が袖ケ浦市でも起きていた。市民運動家や国会議員秘書にも呼びかけた。専門家も関心を示してくれた。地元の住民も徐々に覚悟してくれるようになったらしい。その結果、2022年7月28日付林区長と高谷区長連名で、袖ヶ浦市長・粕谷智浩宛の要望書を提出した。

 

 

<「陣場台の原型復旧を要求(林区)」と覚書を履行を要望書に添付!>

 盛土の危険性は熱海事件で証明されているが、林地区の水源地でも同様の問題が起きている。ワコーによる陣場台埋め立てが、違法に開発されていることに絞った要望書第一弾である。

 「盛土に大量に埋設されたものが、果たして安全かどうか、法に適合しているか、残土条例基準調査と同等の検査をして、周辺住民に将来の不安を払拭してもらいたい」と厳しく市長にせまった。

 住民は、舞い上がる白い粉末を1年もかけて、埋められていた現場を目撃している。「アスベスト」との疑惑だ。さらにフクシマの放射能汚染ゴミと有害な産廃ゴミの可能性も強い。

 

 

 かくして盛土をボーリングして調査をするという合意が、2021年12月、林公会堂で出来た。だが、ワコーは逃げて、いまだに実施しようとはしていない。地元住民の疑念は、ほぼ100%の確立で証明されるだろう。

 原状回復しない限り、周辺は「死の地帯」になる。「業者は会社を倒産させて逃亡する」?そのあとを袖ヶ浦市が負担することになる、との専門家の指摘もある。もしも、この仮定で進行すると、行政もまた崩壊の危機にさらされることになるだろう。その兆しが見えると専門家は見ている。

 

 

 陣場台の山林(14,876㎡)の所有者が次々と代わっている。2014年に山林を購入した時は(有)ワコーエコテック、2017年には(株)シムケン、2019年(株)エコトランジェット(令和元年10月16日根抵当11億2500万円)、そして2022年11月7日に(株)シムケンと転がしている。胡散臭いのだ。

 

 

 要望事項は、地下水調査を隔年実施せよ、盛土の土質分類(産廃残土か再生土など)を即座に実施せよ、と迫っている。

 

 

<意気上がる地元住民の命の叫びは止まらない!>

 放射能汚染ゴミのフクシマ―袖ヶ浦搬送ルートもほぼ判明してきたことから、林地区住民の命の叫びは、ようやくエンジンがかかってきたようだ。覚書違反もはっきりとしてきたことから、原状回復を求める住民運動は強まってきた。行政と議会に対する不信感によって、一段と厳しい姿勢を見せている。それは千葉県にも。第一、計画から8年も続く埋め立てはどういうことなのか、市に通報しても何ら効果的な対応をしない理由はなにか、30メートルもの盛土はなぜか、森林法違反で一度は植林したが、再び埋め立てたのはなぜか、産業廃棄物も放射能汚染ゴミと共に埋められている可能性が高い。産業廃棄物投棄の目撃証言もあると意気込む住民もいる。

 

 

 この10年、国では「地方創生」を叫んできたが、地方は崩壊している。少なくとも、袖ヶ浦市と千葉県の公務員は、全体の奉仕者失格であろう。言論と議会が衰退すると、もはや人間の生きる場所がなくなる、そのことも袖ヶ浦市は裏付けている。

2023年4月19日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

参院本会議予算審議牛歩      
pic.twitter.com/QLhdb2wsGf

 

 

 

 

 

 

 

 

https://twitter.com/taconoff/status/1640614588734652416?s=20

 

自民党改憲草案😱

https://kaikensouan.com/

2023年4月18日 (火)

本澤二郎の「日本の風景」(4778)

本澤二郎の「日本の風景」(4778)

<人が人を殺す猿以下の社会=袖ヶ浦市レポート11>

 ドイツの前首相のメルケルはすごい。ドイツ国民の資質でもあるのだろうが、2011年3月11日の巨大地震で崩壊した東京電力フクシマ原子力発電所に驚愕して、直ちに自国の原発を止める決断をした。その公約が見事に実現した。スリーマイル・チェルノブイリ・フクシマを、彼女はしっかりと理解して、断固たる政治決断をした。彼女は国際原子力ムラに屈しなかった。同じ人間でも日本民族と比較すると、あまりにも大差があろう。呪われた日本は、本当かもしれない。ともかく日本人の資質は「猿以下」と断罪されても反論できない。

 岸田内閣はというと、ドイツとは真逆の311の教訓を排除して、新たな「原発大国」その先の「核兵器大国」へと突き進んでいる。安倍側近の原子力ムラの西村経産相は「ドイツはフランスの核電力を活用できる」と軽薄すぎる反論をして、広島や長崎、福島の人々に衝撃を与えた。神社神道(日本会議)・統一教会・創価学会のカルト教団の脅威に気付こうとしないゆでガエル民族に明るい未来はない!

 政治テロの常態化と共に、東北復興資金に群がるゼネコンの東北支店長が、銀座を征服したという話を聞いたことがある。フクシマ放射能除染利権に食らいついたやくざの集団のことも。しかし、フクシマ御殿が千葉県は房総半島の水源地に建設された、という信じがたい情報が、袖ヶ浦市の住民からもたらされてきたのにも驚かされる。

 

 

<原子力ムラの実績証拠=JR亀山駅前にフクシマ御殿Xが誕生>

 JR木更津駅から久留里線が房総半島の中央部に向かって走っている。江戸期の上総の国望陀郡茅野村の馬来田・下郡を経由して、城下町の久留里、その先の終点が現在の君津市の亀山。この自然豊かな地域から小櫃川が東京湾に流れている。

 

 

 最近になって小櫃川河口で魚が姿を消した。魚を死滅させる犯人は、無論の事で「猿以下」の人間の仕業である。漁民も林地区と連携して千葉県と袖ヶ浦市と対決することになろう。「小櫃川の水を守る会」は、このあたりでは古い歴史のある住民の命を守る市民グループだ。

 現に1万トン以上の放射能除染ゴミが、水源地の産廃場に投棄されていることが発覚した。森田健作が知事をしていた時代である。森田は行政のトップとして、共犯者の中枢を占めていたらしい。

 小櫃川の下流では、周辺の人口30万人の飲料水を取水している。他方で、袖ヶ浦市林地区の汚染水も小櫃川に合流している。河口付近でウナギの稚魚を捕獲して生活してきた漁民は「3年ほど前からウナギの稚魚がいなくなった」と悲鳴を上げていた。ついに亀山のフクシマ御殿が話題に持ち上がっている。

 小櫃川の水を守る会の元幹部が、明日にも林地区の放射能現場を視察する、との報告を受けた。2019年からの林地区の住民の悲鳴に、新たに高谷地区も腰を上げた。袖ヶ浦市に2回も要望書を提出したが、行政は全く動かない。虚偽の回答でお茶を濁している、恐ろしい市民に奉仕しない行政が深刻すぎる事態に蓋をしている。

 ようやくにして専門家も関与してきた。参院の行政監視委員会委員長も腰を上げた。重い罪に蓋をしてきた千葉県を監視する動きも出てきた。残土業者の中には、林地区の困惑に協力する動きも。

 かくしてフクシマ御殿も浮上した。Xと記したい。このXとフクシマ放射能ゴミの関係が、徐々にあぶりだされてきた。血税である復興資金が、結果として数年前に亀山駅前に建設されたフクシマ御殿誕生!残土業者の間では有名な話なのだ。当方も念のため、君津市の元市議に電話して確認した。

 はるか彼方に原子力ムラも見えてきた。すそ野は広く、とてつもなく高い。法廷では20年以上も続く「もんじゅ西村謀殺事件」も。後半に添付したい。

 

 

Xの正体は千葉県警の元丸棒担当だった=やくざ人脈>

 君津郡市の残土業者は、Xに頭が上がらない。それどころか頭を抑えられてきた。彼の元の職業がモノを言っている、というのだ。千葉県警の丸棒担当!国民の中には「丸棒」と言われても理解できない人がいるかもしれないが、正確に言うと、暴力団やくざ担当である。

 捜査を口実にやくざとの関係が深くなる。「ミイラ取りがミイラになる」という  

信じがたい世界が、実際には一般化している千葉県。筆者も「木更津レイプ殺人事件」を取材してみて、間違いなく丸棒警察はやくざの身内のような態度をとることに気付いた。やくざの殺人事件を「擁護」するという信じがたい行動をとる。この殺人事件は、富津市出身のやくざ浜名が介護施設を経営、そこにアルバイトのこぎれいな栄養士を招き寄せて強姦、性奴隷として働かせ、逃げ出そうとすると、性行為画像で脅した!その衝撃で大動脈りゅう破裂で即死した、この世の悲惨の最たる事案を、木更津署の丸棒刑事が蓋をかけた事案である。

 ことほど丸棒警察はやくざとの関係が深い。Xもまたやくざ人脈を利用し、君津郡市で幅を利かせてゆく。フクシマ放射能関連の人脈も生まれたと、残土業者は指摘している。目下、悠々自適の暮らしをしているという。「静かにしている」と元君津市議の説明だ。果たして優雅な御殿生活が長く続くのであろうか。

2023年4月18日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

もんじゅ・西村裁判ーⅣ 第1回
のお知らせ 日時  2023年4月26日(水)10:30〜場 所  東京地裁 803 号 提訴  個人情報審査請求棄却取消請求 被告  東京都 原告  西村トシ子 傍聴を宜しくお願い致します。参照URL https://4nso9mei.seesaa.net/

1.西村変死事件の概要 

1995(H7)12.08 もんじゅナトリウム漏えい事故発生

1995(H7)12.22 原子力機構はもんじゅ事故の内部調査特命を 西村成生等

1996(H8)1.13 AM6:00頃、原子力機構の大畑宏之理事
がセンターホテル東京の駐車場で西村の俯せの遺体を発見した警視庁は死因を「1月13日、0時半頃、ホテルにチェックインし、

午前5時頃、ホテル8階の非常階段から飛び降り、遺体は俯せで背広姿だった、部屋に遺書があり自殺」と公表。更に科技庁で、原子力機構理事長が遺書を読み上げ、公表した。

 一挙にもんじゅ事故への過熱報道は委縮し、機構の目論見はもんじゅ事故⇒自殺へ、

 シフトし、達成された。(メディア操作?)しかし、遺体の損傷は30mの高さからコンクリートに飛び降り自殺ではなく、遺書は書かされたような文書、遺書に使用した筆記用具が無い。

 警視庁は変死事件を隠蔽する為に,全着衣及び遺品の約97%を持ち去り、変死証拠に関係ない(財布、時計、鍵)しか遺族に返還しなかった。遺体は救急車で搬送され、救急病院は診察しカルテを開示した。

 19961.13 AM650 深部体温27℃、深部体温から死亡推定時刻を算出すると、

 1996.113 AM0:30ホテルにチェックイン前に心肺停止していたことになる。

遺族は西村の変死により、慌ただしい状況の中、警視庁と原子力機構に対し、

変死の説明と全遺品の返還を求めたが無視され、未だに開示しない。

民間の救急病院は情報開示したが、公の警視庁や原子力機構は一切情報を開示しない。

2. もんじゅ西村裁判Ⅳ(行政訴訟)(訴訟に至るまでの経緯)

2002(H14)東京都公安委員会に犯罪被害者等給付金請求(以下犯給という)申請

2003(H15)犯給 棄却。犯給 棄却として、提出物件一覧表と弁明書が届いた。

2020(R2) 個人情報開示請求申請 (犯給の提出物件一覧表の中から)

        申請物件は 捜査報告書(荒井泰雄他2名)実況見分調書(高野清吉)

        写真撮影報告書(落合聡)、死体取扱報告書(荒井泰雄)

        西村成生に関して中央警察署員らが作成したメモや一切の資料

2022(R4) 却下処分 

2022(R4)7 裁決書 東京都公安委員会 「個人情報開示請求」棄却(処分取消棄却の訴訟を提起できる)東京都公安委員会 → 西村

2023(R5)1 個人情報開示請求棄却 取消請求事件 提訴 東京都  ← 西村

追伸:

2015(H27)もんじゅ西村裁判−Ⅲ 提訴 (その後の進捗状況)      

 訴訟 遺品返還等請求(原子力機構に対し、機構内の西村の事務机内の遺品、ロッカー遺品、大畑理事が持ち去った遺品)被告 原子力機構と大畑理事の遺族

2023(R5).4  最高裁へ上告し、判決待ち状態。

 

 

2023年4月17日 (月)

本澤二郎の「日本の風景」(4777)

本澤二郎の「日本の風景」(4777)

<人が人を殺す猿以下の社会=袖ヶ浦市レポート10>

 田舎暮らしはいい。空気がいい。新鮮な野菜を、少しは無農薬家庭菜園で採れるのがいい。梅も桜もチューリップも散ったが、それでも岩つつじが咲いている。我が家では、東芝病院で命を奪われた正文の岩つつじと呼んで、自らを慰めている。竹の子御飯は飽きたが、庭先の野生ミツバやフキ、いま茗荷の芽が出てきた。周囲にならってジャガイモを植えたが、これは誰でも簡単に出来る。葉に南京虫がつく。手でつぶした。害虫退治は原則として両手を使う。除草剤は原則として使わない。

 

 

 いただいた8本のトマトの苗木が無事に育つか。そして3本のキウリは?果樹のブルーベリーは、例年剪定の失敗でぱっとしない。桃の花は見事だったが、殺虫・殺菌をしないため、実がなることはない。サクランボはどうか。一昨日、親類の豊平・福江夫妻が、見事なウドを持参した。中国の詩人・蘇東坡を見習ってそぼふる冷たい雨を見ながら、久しぶりにお燗をつけた。酢味噌で食べると、これが美味だ。久しぶりの日本酒にふらふらになった。これぞ田舎暮らしの醍醐味だろう。誰かが「いい女といい酒が揃うと人生最高」と言っていた贅沢な言葉を思い出した。縁のない話である。

 思うに、ひたすら両親に感謝、感謝である。戦前戦後にこの畑を耕し、春は麦、秋はサツマイモで4人の子供を育ててくれた。お陰で家賃も住宅ローンもない。そうでなかったら、今頃どうしていたか?安倍銃撃事件の山上被告を憎むような感情は、右翼人士には申し訳ないが、全く起きない。

 

 

 さて、しからば地方自治体の公務員はどうか。住民が彼らを養っている。彼らの親・恩人は、地元の住民・市民である。市民のお陰で、まともな安定した生活を送っている。彼らは、市民に奉仕することが報恩のはずだ。一部のカネのある業者に奉仕することは違反で、公務員失格だろう。全体の奉仕者が公務員に課せられている唯一の大事な使命だ。だが、袖ヶ浦市に限ったことではないが、憲法が命じる罷免の対象者なのかどうか。今しばらく同市の建設産業常任委員会の議事録に付き合うことにしたい。

 

 

<業者にやさしい村田委員長と飯野廃棄物対策課副参事?>

 この日は傍聴人がいた。事前の準備は怠りない。「端緒は平成25年3月の通報」「事業者の説明では、太陽光発電を始めるため、自社で中間処理した再生土で盛土を整地し、水はけをよくし、湿気を少なくするために粉砕した瓦を敷き詰めている」「平成26年4月に高谷区長、林区長立会いの下、1町5反の土地の売買の際に地権者と覚書を交わした」「同年6月、市の環境経済部長と君津地域振興事務所で現場確認」などと経緯をさらりと述べた。

 

 

 平成28年に千葉県が再生土に関する行政指導指針を策定、翌年の292月に現場が動き出した、とも説明。「残土ではなく、灰色の、乾くとより白っぽくなる砂上のものを盛土、整地している。事業者の説明では、購入した砕石」「県の事務所職員から再生度か今後も調査する」

 要するに、袖ヶ浦市は住民の不安に対して、ただ事業者の説明はこうだの一点張り。再生土の有無は「千葉県の報告待ち」を決め込む無責任市政に徹している。公務員倫理ゼロだ。業者の言い分が間違っていないか、との姿勢が皆無だ。自ら調査して住民の不安を取り除くとの立場を取ろうとしない。

 「平成29年7月14日を最後にパトロール報告はない」と開き直る。「平成31年に県の再生土条例が施行され、規制が強化された。昨年(2021年)の4月に林区長から4年ぶりに通報があった。職員が現地を確認したが、残土の搬入ではなかった」とあっさりと否定、しからば搬入されたものについての言及はない。子供のお使いレベルの説明である。

 

 

 「地元からは2021年8月28日に水質、10月25日に地質、11月4日の放射線の調査の依頼があった」「地質と放射線調査は、林区と事業者の間で、調査方法や調査個所の調整がついていないため、実施に至っていない」とさらりと述べてやり過ごした。

 

 

 埋立地から放射能が検知されたとの通報はただ事ではない。袖ヶ浦市と千葉県をふるいあがらせる重大事件である。日本国民すべてが、腰を抜かすほど

の大事件であるが、住民の不安を解消するには、全市上げて調査する場面だろう。だが、業者寄りの飯野副参事にとって馬耳東風を決め込んだことになる。第三者も怒りが込み上げる。

 会議録はあっさりと進行する様子が記録されている。地元住民が暴れまくる場面だが、それはなかった。「羊の群れ」でないことを祈りたい。千葉県民、全国民の重大事であるが、それでも言論界は動かない!驚くべき事実に驚愕するばかりだ。

 第一、ここには自公委員も共産党委員もいるはずではないか。誰一人放射能問題を追及しない。不思議な光景である。

 

 

 「昨年の12月20日に林・高谷の皆さん約50人ほどが集まる会場で、私と緒方副参事が質問に答えた。市のやれる範囲は行ってきた」「現地の堆積物が廃棄物か、有価物か、その結論が県から出てこない限り、現地は動かしようがない」といって、問題は県にありとして逃げきったことにも委員長も委員も沈黙した。血税で養っている公務員・特別公務員の正体に呆れるどころの騒ぎではない。

 開会時間は午後1時15分、閉会同50分。審議ゼロ、執行部の市の説明会である。

 

本澤二郎の「日本の風景」(4777)

<人が人を殺す猿以下の社会=袖ヶ浦市レポート10>

 田舎暮らしはいい。空気がいい。新鮮な野菜を、少しは無農薬家庭菜園で採れるのがいい。梅も桜もチューリップも散ったが、それでも岩つつじが咲いている。我が家では、東芝病院で命を奪われた正文の岩つつじと呼んで、自らを慰めている。竹の子御飯は飽きたが、庭先の野生ミツバやフキ、いま茗荷の芽が出てきた。周囲にならってジャガイモを植えたが、これは誰でも簡単に出来る。葉に南京虫がつく。手でつぶした。害虫退治は原則として両手を使う。除草剤は原則として使わない。

 

 

 いただいた8本のトマトの苗木が無事に育つか。そして3本のキウリは?果樹のブルーベリーは、例年剪定の失敗でぱっとしない。桃の花は見事だったが、殺虫・殺菌をしないため、実がなることはない。サクランボはどうか。一昨日、親類の豊平・福江夫妻が、見事なウドを持参した。中国の詩人・蘇東坡を見習ってそぼふる冷たい雨を見ながら、久しぶりにお燗をつけた。酢味噌で食べると、これが美味だ。久しぶりの日本酒にふらふらになった。これぞ田舎暮らしの醍醐味だろう。誰かが「いい女といい酒が揃うと人生最高」と言っていた贅沢な言葉を思い出した。縁のない話である。

 思うに、ひたすら両親に感謝、感謝である。戦前戦後にこの畑を耕し、春は麦、秋はサツマイモで4人の子供を育ててくれた。お陰で家賃も住宅ローンもない。そうでなかったら、今頃どうしていたか?安倍銃撃事件の山上被告を憎むような感情は、右翼人士には申し訳ないが、全く起きない。

 

 

 さて、しからば地方自治体の公務員はどうか。住民が彼らを養っている。彼らの親・恩人は、地元の住民・市民である。市民のお陰で、まともな安定した生活を送っている。彼らは、市民に奉仕することが報恩のはずだ。一部のカネのある業者に奉仕することは違反で、公務員失格だろう。全体の奉仕者が公務員に課せられている唯一の大事な使命だ。だが、袖ヶ浦市に限ったことではないが、憲法が命じる罷免の対象者なのかどうか。今しばらく同市の建設産業常任委員会の議事録に付き合うことにしたい。

 

 

<業者にやさしい村田委員長と飯野廃棄物対策課副参事?>

 この日は傍聴人がいた。事前の準備は怠りない。「端緒は平成25年3月の通報」「事業者の説明では、太陽光発電を始めるため、自社で中間処理した再生土で盛土を整地し、水はけをよくし、湿気を少なくするために粉砕した瓦を敷き詰めている」「平成26年4月に高谷区長、林区長立会いの下、1町5反の土地の売買の際に地権者と覚書を交わした」「同年6月、市の環境経済部長と君津地域振興事務所で現場確認」などと経緯をさらりと述べた。

 

 

 平成28年に千葉県が再生土に関する行政指導指針を策定、翌年の292月に現場が動き出した、とも説明。「残土ではなく、灰色の、乾くとより白っぽくなる砂上のものを盛土、整地している。事業者の説明では、購入した砕石」「県の事務所職員から再生度か今後も調査する」

 要するに、袖ヶ浦市は住民の不安に対して、ただ事業者の説明はこうだの一点張り。再生土の有無は「千葉県の報告待ち」を決め込む無責任市政に徹している。公務員倫理ゼロだ。業者の言い分が間違っていないか、との姿勢が皆無だ。自ら調査して住民の不安を取り除くとの立場を取ろうとしない。

 「平成29年7月14日を最後にパトロール報告はない」と開き直る。「平成31年に県の再生土条例が施行され、規制が強化された。昨年(2021年)の4月に林区長から4年ぶりに通報があった。職員が現地を確認したが、残土の搬入ではなかった」とあっさりと否定、しからば搬入されたものについての言及はない。子供のお使いレベルの説明である。

 

 

 「地元からは2021年8月28日に水質、10月25日に地質、11月4日の放射線の調査の依頼があった」「地質と放射線調査は、林区と事業者の間で、調査方法や調査個所の調整がついていないため、実施に至っていない」とさらりと述べてやり過ごした。

 

 

 埋立地から放射能が検知されたとの通報はただ事ではない。袖ヶ浦市と千葉県をふるいあがらせる重大事件である。日本国民すべてが、腰を抜かすほど

の大事件であるが、住民の不安を解消するには、全市上げて調査する場面だろう。だが、業者寄りの飯野副参事にとって馬耳東風を決め込んだことになる。第三者も怒りが込み上げる。

 会議録はあっさりと進行する様子が記録されている。地元住民が暴れまくる場面だが、それはなかった。「羊の群れ」でないことを祈りたい。千葉県民、全国民の重大事であるが、それでも言論界は動かない!驚くべき事実に驚愕するばかりだ。

 第一、ここには自公委員も共産党委員もいるはずではないか。誰一人放射能問題を追及しない。不思議な光景である。

 

 

 「昨年の12月20日に林・高谷の皆さん約50人ほどが集まる会場で、私と緒方副参事が質問に答えた。市のやれる範囲は行ってきた」「現地の堆積物が廃棄物か、有価物か、その結論が県から出てこない限り、現地は動かしようがない」といって、問題は県にありとして逃げきったことにも委員長も委員も沈黙した。血税で養っている公務員・特別公務員の正体に呆れるどころの騒ぎではない。

 開会時間は午後1時15分、閉会同50分。審議ゼロ、執行部の市の説明会である。

 

 

<馴れ合い委員会=質問追及は無いに等しい=税金泥棒なのか>

 問題企業のワコーの固有名詞は出なかった。それについて誰も質問しなかった。不思議な奇々怪々の袖ヶ浦市の建設経済常任委員会だった。

 しかし、地団太を踏む住民は彼らの正体を見抜いている。委員長も副参事も「札付きの業者の手先」と断言している。その意味では有益な会議録に違いなかった。

 国会では議事録だが、地方では会議録と呼ぶらしい。2022年5月23日の市議会委員会室での様子から、地方行政の実態とこれの監視役の各党委員(市議会議員)の正体をあぶりだしている。

 

 

 筆者はこのような地方議員はいない方がましだと思う。地方議員を廃止してはどうか。税金の無駄遣いではないだろうか。

2023年4月17日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

<馴れ合い委員会=質問追及は無いに等しい=税金泥棒なのか>

 問題企業のワコーの固有名詞は出なかった。それについて誰も質問しなかった。不思議な奇々怪々の袖ヶ浦市の建設経済常任委員会だった。

 しかし、地団太を踏む住民は彼らの正体を見抜いている。委員長も副参事も「札付きの業者の手先」と断言している。その意味では有益な会議録に違いなかった。

 国会では議事録だが、地方では会議録と呼ぶらしい。2022年5月23日の市議会委員会室での様子から、地方行政の実態とこれの監視役の各党委員(市議会議員)の正体をあぶりだしている。

 

 

 筆者はこのような地方議員はいない方がましだと思う。地方議員を廃止してはどうか。税金の無駄遣いではないだろうか。

2023年4月17日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

2023年4月16日 (日)

本澤二郎の「日本の風景」(4776)

本澤二郎の「日本の風景」(4776)

<人が人を殺す猿以下の社会=袖ヶ浦市レポート9>

 2023年は日本危機の年だと指摘してきたが、昨日土曜日の4月15日もその一つかもしれない。その直前には、対中戦略の要の自衛隊師団長の偵察ヘリコプターが海中に墜落。昨年7月8日の安倍銃撃事件は、元首相が狙撃手の標的にされたが、今回は現職の首相の岸田文雄が狙われた。行政権のトップだ。フランスやドイツなど欧米諸国では、言論と議会と市民が連携して怒りを爆発させるが、日本は違う。言論も議会も市民もほぼ死に体である。そこでの異常な政治不信が、少数による暴発、すなわち政治テロを招き寄せる。

 

 

 ドイツでは、311の東電フクシマ原発崩壊を真正面から受け止めて、全ての原発を止めた日となったのだが。「ドイツ国民は原発のリスクを取らない」と311の教訓を受け入れたが、日本の岸田内閣は原子力ムラの言い分に委ねてしまった。311放射能被ばくによる死者は、フクシマだけではない。首都圏以外にも広がって死者は、ここ数年急増している。わが妻だけではない。肺がん・白血病・突然死した知り合いが少なくない。日本の医学界は、こうした悲劇に頬かむり、コロナで大金を懐に入れた。

 安倍内閣は、史上最悪の政治を公明党創価学会と共に強行した。非戦の憲法に違反して集団的自衛権の行使を容認し、米軍の戦争に自衛隊を参戦させるという驚天動地の悪法を成立させた。

 

 

 安倍銃撃事件の背景にも政治不信が存在したが、統一教会国際勝共連合のカルトに魅入られて破産する家族が無数に存在した。それをいい加減に処理して統一地方選に突入して恥じない。その怒りの不信が社会に渦巻いている。重大なことに、言論・議会の死に体に対して、一部の愛国的市民が怒りをぶつける土壌が生まれている。和歌山県の漁港での爆発物の投げ込みもその一つだろう。

 貧困社会だというのに、政府は43兆円を国債(借金)と大増税で強行している。財閥・死の商人向けの超大型予算をスイスイと成立させている。意図的な日銀の円安政策で、人びとは物価急騰に泣いているというのにだ。

 昨日の事件を悲しんでいる日本人はいるだろうか?犯人の顔を少しだけ映像で目撃したが、聡明で柔和な表情をしていた。岸田内閣に対する警鐘を鳴らしているのだろう。「弁護士に会ってから話します」と冷静な言葉を残している。岸田政治に国民は怒り狂っているが、それでも街頭に出る勇気がない。袖ヶ浦市林地区の住民から「政治不信の現れ」との電話がかかってきた。

 

 

 この日、安倍と岸田の裏切り行為によって、前回の参院選挙でバッジを失った護憲リベラルの宏池会重鎮・溝手顕正が亡くなった。

 

 

<袖ヶ浦市議会の惨状>

 話を本筋に戻す。袖ヶ浦市林地区の住民の怒りの抗議は、同市議会の形だけの審議によって終止符を打ってしまっていた。

 「ワコーは森林法にも違反している。開発行為について届け出の義務にも違反している。山を丸裸にさせて深い谷底めがけて白い粉を大量に埋めた。間違いなくアスベストだ。それを1年も続けた。記録した写真もある。そのあとにフクシマの放射能土壌などを埋めたはずだ。市当局はこれらを黙認した。林の住民は死ねと言っていることになる」

 何度も聞かされ、凡人ジャーナリストは勇気を出してパソコンを打っているのだが、それにしても地方行政の不正腐敗のひどさに愕然とするばかりだ。それでも立ち上がれない住民は、老いた人々ばかりなのか。支援する市民活動家はイラつくばかりだが、当事者の側はそれどころではない。カネもない、足腰も弱い、情報網も少ない。第一、この記事を何人の住民が読んでくれているのか。理解できているのか、皆目見当もつかない。しかし、やれることはやらねばならない。フリーランスの反骨ジャーナリストの使命であるのだから。

 イラつくばかりの住民は、市議会建設常任委員会の議事録の小さすぎる文字を見ながら、当時の委員長Mを「札付きの産廃業者の味方」と断罪した。

 「元は市役所の職員として残土問題を担当。事件が起きて警察の事情聴取を受けたため退職した。残土屋の代表格として市議会議員となって、業者のために許可をとったり、問題を処理してやっていた」ともMの行状は素晴らしいものではない。林地区の健康被害に寄り添う姿勢は皆無という。

 Mの反論があれば紹介したい。市の廃棄物対策課のI副参事の評判もパッとしない。「SOラインという人脈が存在しており、いずれも業者よりの行政を行ってきた。市民の健康・安全のためではなく、カネになる業者寄りの小役人。このラインに副参事のIがいて、委員会での答弁を引き受けていた。いわば馴れ合いチーム。袖ヶ浦市には住民のために働く全体の奉仕者ないない」

 「林地区に住む被害者のY区長(当時)がいくら抗議しても問題ないと否定したのが、Sだった。SOIも住民の健康など考えない税金泥棒」と住民の役人評価は著しく低い。

 地方に存在する自治会連合会や社会福祉協議会といったポストは、ほとんどが市役所OBの天下りポストという。確かにそうだ。そうした腐敗の構造が嫌で地元に首を突っ込もうとしなかった凡人ジャーナリストだった。中央も地方も腐りきっている。はっきりいうと、市議会の共産党も、である。いわんや公明党などは第二自民党そのものなのだ。哀れ!不正腐敗がまかり通る日本か!

2023年4月16日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

https://twitter.com/doramiabcdefg/status/1642820579991650304?s=53&t=4f4vXp6-mY9xCL9QCmyiIw

鉄筆

#分断ではなく団結を#戦争反対#改憲発議反対#緊急事態条項追加反対
⁦‪@kishida230⁩
⁦‪@kantei⁩ pic.twitter.com/QSMYzwJUMn

3/28参院本会議採決

https://youtu.be/M4IVx7EOI6E



 

 日本で消費される乳製品の38%が輸入品であることが判明 今年度も137000トンの乳製品の輸入が決定 北海道の酪農家はそれとほぼ同量の生乳を廃棄
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RAPT
理論

http://rapt-plusalpha.com/71917/

2023年4月15日 (土)

本澤二郎の「日本の風景」(4775)

本澤二郎の「日本の風景」(4775)

<人が人を殺す猿以下の社会=袖ヶ浦市レポート8>

 いま国会が廃れている。国会議員が国民の代表者としての義務を果たしていない。大事な常任委員会に遅れて来たり、無断で欠席する者もいる。特に与党議員には問題人物が少なくない。そのはずで、本人の1票以外の票を取れなかったものまでがバッジをつけていた!しかもその議員を、岸田内閣は政府の要職につけていた。案の定、頓珍漢な考えの持ち主だったが、独裁者の極右の安倍晋三の一存で、国会議員にさせられていたことが判明した。

 委員会をさぼって遊んでいる議員もいる。国会対策副委員長は、さぼる議員を監視しているが、目下余りのひどさに溜息をついている。事務所に催促しようとして電話をしても誰も出てこない!ありえないことだ。真昼間から事務所内で情事にふけっていた?まさかの事態が起きているのか?女性秘書も電話に出られなかった、ありえないことだ。昔の国会議員事務所も密室で、扉を閉めると内部の様子は分からない。ただし、やくざ代議士の部屋は別格で、本人が吠えたりすると扉の外どころか隣室の秘書まで震えたものだ。

 日本の国会議員の報酬は、驚くなかれ世界恐慌だろうが、コロナだろうが関係なく、世界一の高給を懐に入れている。倫理も道義もない。国会を開会してると、それだけで血税に負担をかけている。こうした国権の最高機関の無様な状態は、小学校の教室でも見られない。むろん、猿山でも。同じような事例が地方の議会ではどうだろうか?

 

 

<袖ヶ浦市議会・建設経済常任委員会の議事録を初めて点検>

 林地区の住民の努力で、今からほぼ1年前の袖ヶ浦市議会の建設経済常任委員会の議事録(2022年5月23日)が手に入った。名称からして「利権」の臭いが感じられような委員会名称だ。

 国会には、以前は建設省に比例して建設常任委員会が存在、与野党議員が競争で委員になろうとした。自民党では、派閥のボスが動いて側近を送り込んだ。利権ポストは選挙に有利だからだ。他方で、大臣は誰でもなれた。追及する野党議員(委員)もいなかった。

 袖ヶ浦市の建設経済委員会もほぼ同じと受け止めた。地方議会の審議を見たことがない。むろん、議事録も。昨今は居眠り議員が多い。「防犯カメラを設置してはどうか」との声も聞かれるようになった。

 国会では、小泉純一郎の居眠りが有名だった。彼の議席の隣人が、よく語っていた。「夜中に活躍する小泉は離婚して独身だから、だれも文句を言わなかった」のだが、納税者は断じて許すことは出来ない。

 横道に入る。彼の罪は、人によって郵政民営化の強行だったが、日本国憲法を鏡として生きてきた人間は、彼の戦争神社・靖国神社参拝だった。憲法の政教分離違反を首相として強行した。彼は神社神道、戦前の国家神道の操り人形として首相になったことに対して、反骨ジャーナリストは怒りを覚えた。ひとり「純ちゃん間違っていませんか」(データハウス)を書いて、彼に警鐘を鳴らした。小泉の兄貴分の森喜朗は、神社神道の指令を受けて「日本神国論」という途方もない暴言を吐いた。

 二人とも戦前の国家神道復活に汗をかいていたのだ。許しがたい反憲法的な人物だった。隣国との信頼関係は崩壊した。二人とも岸・福田の清和会の政治屋だった。3人目の清和会の政治屋が安倍晋三で、自衛隊を戦争させる違憲違法の「戦争三法」を強行した。非戦の憲法に真っ向から違反した。安倍は他方で、アベノミクスと称して財閥の懐を肥え太らせた。今では内部留保金500兆円を超える。黒田日銀に次いで、植田日銀も。そして今43兆円の世界第3位の軍国主義大国を目指している。

 総括すると、戦前の軍国主義は国家神道と財閥と軍閥の3本柱。どうだろう、国家神道・財閥・軍閥の戦前体制が確立したといえないか。戦争国家の布陣が整ったことである。凡人ジャーナリストもようやく歴史の真実を掴むことが出来た。

 

 

<吉岡委員の質問通告に村田委員長と市の飯野副参事の猿芝居?>

 手元の議事録の文字が小さい。新聞の文字よりも小さい。「読んでくれるな」という市の姿勢に腹が立つ。読むに値しない内容であると、あえて小役人の悪知恵なのか。それとも、住民向けに特別小さい文字にして手渡したものか。

 この袖ヶ浦市の重大事件は、7年もの間、市が監視業務をしなかった。行政と業者の癒着に事柄の本質があるのだが、従って委員長と市当局で事前に協議したらしく、答弁者を廃棄物対策課副参事に格下げしている。この委員会は実態に沿ったものでは全くない。丁々発止を期待する方が間違いなのだ。猿芝居かそれ以下に違いない。

 市は万全の予防線を張った。委員会当日に100ページ以上の資料を用意して、質問委員を面食らわせた。事情を知らない委員は、質問さえできない。行政の手口はこの程度のレベルなのか。「林字陣場台の瓦チップの堆積」という用語で、地元の深刻すぎる事態の矮小化に知恵を出していることが素人でも分かる。

 「平成25年3月18日に当該事業場に関する通報があった」「事業者の説明だ」などと発言してワコーエコテック名を伏せる配慮までしている。そういえば、問題の産廃業者の名称さえも蓋している。地元関係者は「残土問題では委員長は怪しい人物」との評判だ。

 小さい文字ともうしばらく付き合わねばなるまい。

2023年4月15日記(政治評論家・日本記者クラブ会員) 

2023年4月14日 (金)

本澤二郎の「日本の風景」(4774)

本澤二郎の「日本の風景」(4774)

<人が人を殺す猿以下の社会=袖ヶ浦市レポート7>

 最初は信じなかった。人間が人間の肉を食べる?ありえないだろう。誰もがそう思う。が、生か死かの瀬戸際に置かれた人間は、人肉を食べる!ヒロヒトの軍隊で起きた。原始宗教・神道の教えも形無しだ。東南アジアでの悲惨な戦場で起きたことは間違いない。歴史の真実だ。

 21世紀の現代では考えられないが、バブル経済崩壊後には多くの自殺者が出た。40年前のことだ。この間、日本社会は下り坂を走っている。人間の心は腐った。「子ども食堂」という言葉を聞いて数年たつが、なんと我が地元にも存在した。

 「木更津レイプ殺人事件」は2014年4月28日、まもなくやくざ浜名に恐喝された栄養士の命日だ。やくざが介護施設を経営していたことから、純朴な信仰者の栄養士は、誘われるままにアルバイトを始めた。一人住まいの女性は、難なくやくざの餌食にされた。やくざも同じ信仰仲間だった。

 

 

 袖ヶ浦市林地区の水源地に核のゴミを埋設したワコーエコテックは、木更津市笹子に巨大な産廃処理工場を完成させている。外見上は羽振りがいい。この事件を調べ上げている地元の住民は、木更津市富来田地区の1級の水田地帯の一角が産廃残土で埋め立てられて、盛土されている現場を見つけた。

 

 

<1級の水田が産廃ゴミで埋設=木更津市農業委員会が許可!>

 地元では「真理田んぼ」と呼ばれる1級の水田地帯である。その水田が埋め立てられた。木更津市農業委員会が許可したという驚きの事実だ。

 「一般的にはあり得ない許可。間違いなく裏がある」と住民は受け止めている。

 木更津市農業員会に何かが起きていたのである。問題の場所には県道か国道が走っている。確かに高齢化が進む日本農業である。休耕田は珍しくない。農業好きの若者が数人集まれば、数町歩の水田耕作は可能な時代だ。

 現に茅野地区の農民は、耕作を止めた農家から1町歩以上を借りたという。このあたりでは10町歩以上の水田を耕作している専業農家が存在するが、基本的には水田を購入して耕作する。資本がないと手を出すことが出来ないが、他人の水田を借りて耕作する専業農家もいる。

 一方で、水田に年中水をはってドジョウやタニシと一緒に無農薬での水耕栽培に手を出した若者が出てきた。都会からやってきた青年である。

 

 

 話を戻す。水田として一等地の場所を産廃残土で埋めてしまうという決断をすることは出来ない。木更津市農業委員会に不条理な決定をさせた輩は誰なのか?あらたな疑惑が持ち上がってきた。

 

 

<政治が絡むと行政は極端にゆがむ!住民自治は消える!>

 昔を思い出した。木更津市は以前の選挙区は千葉3区。自民党はリベラルの水田三喜男と森美秀、右派の千葉三郎、中村庸一郎そして問題児・やくざの浜田幸一が轡を並べていた。後継者が池田淳、森英介、石橋一弥、中村正三郎と浜田靖一。

 群雄割拠の時代はまだ良かったが、小選挙区制になると、なんとやくざの地盤になってしまった。君津・富津・袖ヶ浦・木更津が浜田の地盤へと変質する。

やくざには倫理観などない。150万ドル賭博事件は米ラスベガスだ。統一教会もラスベガスで大金を失っている。やくざは賭け事が主たる業務の一つである。いま大阪の維新がカジノ建設に狂奔している。維新の大阪市長の親父が笹川良一の運転手だったことを知ると、維新のカジノ建設の理由がわかる。

 浜田幸一は木更津市支配に側近の渡辺二夫を起用した。その倅が今の木更津市長である。木更津市農業委員会が許可した背景は生臭く危険極まりない。ヤクザ利権なのかどうか。1等水田を埋め立てた後に何ができるか?林地区、高谷地区住民の監視が続く。もちろん、木更津市民の重大な関心事だ。

 

 

<残土業者が明かす注目の「永朗建設」とワコーのつながり?>

 木更津市請西に有限会社「永朗建設」という会社の存在を、残土業者が明かしてくれた。支社が福島県南相馬市原町区にある。

 「ダンプカーを70台以上動かしている」という。企業広告には「大自然の恩恵や周囲の人々の「お陰」を感じる」などと書かれている。まさかフクシマの恩恵だとは考えたくないが、真実はどうだろうか。新たな疑念が生じている。

 大掛かりな大型運搬車を南相馬市で動かす土建業者が、木更津市に存在していたことに驚愕するばかりだ。残土業者は「永朗とワコーの関係に問題がある」とも厳しく指摘している。

 

 

 フクシマの放射能除染残土の運搬というと、血税である莫大な東北復興予算とも関係していることになろうか。核のゴミをどこに運搬しているのであろうか。

 目下、千葉県の住民は、産廃業者の暗躍に警戒の目を向けている。政治による歪みを感じ取った可能性もある。

 

 

 袖ヶ浦市林地区の住民は言うまでもなく、君津郡市の住民もダンプカーの搬送先に監視の目を強め始めたようだ。人を殺すアスベスト・プラスチック・放射能汚染物質が、袖ヶ浦市など日本列島に埋め込まれている?

2023年4月14日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

2023年4月13日 (木)

本澤二郎の「日本の風景」(4773)

本澤二郎の「日本の風景」(4773)

<人が人を殺す猿以下の社会=袖ヶ浦市レポート6>

 黄砂襲来である。黄塵万丈という言葉は、前漢(紀元前206年)の書「春秋繁露」に出てくる。黄砂の被害は古いが、中国の経済成長と世界的な地球温暖化が重なって、その規模は空前の広がりを見せ、とうとう今年は日本列島の全域に飛来した。人間の悪しき行動が、地球を怒らせているのである。

 袖ヶ浦市はどうか。ヒロシマナガサキの教訓に反した戦争犯罪者・A級戦犯の輩が、核武装を目的に始めた原子力発電所建設に起因する。岸信介・正力松太郎・中曽根康弘・渡辺恒雄ら極右の面々による、54基もの大量の原発の一つが、巨大地震で崩壊し、炎上した。311のフクシマ東電大惨事を引き起こした。そのフクシマの核のゴミを、あろうことか房総半島の中央部の水源地に埋設。恐ろしい事態に住人は生きた心地もしない。「終の棲家」に東電のフクシマ放射能汚染ゴミと共存させられてしまったのだ。加えて、中国人経営の企業から垂れ流される有毒汚染水も追い打ちをかけている! 

 

 

<水源地の桃源郷で水を買って生きる哀れな地元住民>

 普通の人間であれば、まともな企業であれば、人間の命を奪うような悪徳ビジネスに手を染めるだろうか。「人間らしい人間はしない」のだが、中には人間の命を奪っても暴利を手にしようとする「猿以下人間」がいる。

 2014年ごろから袖ヶ浦市の水源地・林地区で起きていた!住民が気付いたのは2019年と遅かった。既に放射能汚染ゴミは、盛土で高く蓋をかけられていた。同時期に、金属を洗浄した危険な有毒汚染水は、何年もの間、水田地帯に垂れ流されていた。

 

 

 以前は草競馬場もあった林地区。幼いころ、子供たちは連れ立って農用馬の競争に心躍らせた。風光明媚な自然の宝庫が、今は完璧に打ち砕かれてしまった。人々の中には、それでも必死の思いで生きようとして、天然水を買って飲んでいる人もいる。しかし、それすらできない人たちもいる!

 あなたならどうする!地方にも全体の奉仕者である公務員が存在している。市民の安全な生活を約束してくれるはずなので、市民は血税で一番安全な生活をさせている。従って、彼らは事前に、人を殺しかねないビジネスをやめさせる責任と義務を負っていたのだが。

 袖ヶ浦市の公務員も、そして市民の代表である議員、そして首長も市民を裏切ってきた!こんな地方行政と条例をつくる地方議員ばかりだった! 

 昔であれば、斬首される面々ではないだろうか。心底そう思ってペンを動かしている!

 

 

<犯罪企業は頭かくして尻隠さずの逃亡作戦>

 以前に「泥棒猫」と書いたところ、猫の愛好者から注意を受けた。しかし、現実には存在する。人間は動物を飼い捨てにする、あるいは自宅から遠方に捨てて去っていく。捨てられた猫は、それでも生きるために、家々の軒先の食べ物を見つけると食らいつく。泥棒をするように仕向けた人間に非がある。

 近くのSさんは、息子ともども猫に大金をかけている。愛猫派は少なくないらしい。幼いころの記憶だが、猫は畑などで便をすると、その後に足を使って砂をかける。本来は清潔な生き物らしい。泥棒猫をしかると、まずよほどのことが起きない限り、寄り付かなくなる。分かっているらしい。

 

 

 だが、人間の屑は違う。姑息な手を使って「かくれんぼ」に必死となる。歴史の改ざん・隠ぺいは、権力の中枢でよく繰り広げられた。安倍内閣が特にひどかったが、隠しおおせるものではない。「天は見ている」「因果応報」なのだ。

 

 

 例の山林所有者とワコーエコテックの覚書は、当事者を法的に縛りをかけている。土地は社会的な公共財である。森は人間を育む貴重な資源である。揺るがせにできるわけがない。覚書の法的拘束力は今も生きている。おかしなことをすれば「原状回復」の責任を負う。ワコーエコテックの姑息な手口も、そこから逃亡することは出来ない。

 しかし、人の命を害するような悪徳ビジネスの輩は、それゆえに「逃亡」を試みるだろう。案の定、2014年4月30日に山林所有者となった有限会社・ワコーエコテックは、2017年12月13日に株式会社・シムケンに名称変更した。2019年8月22日にはエコトランジット、2022年11月7日になると、今度は再びシムケンに土地の所有権を移している。不可解な土地ころがしなのか、住民の目を欺こうという姑息な手段なのか。

 

 

<ワコーエコテックのうたい文句は事実に相反>

 「地球と資源、人と自然をつなぐ」?これがワコーの企業宣伝である。事業活動には、多かれ少なかれ詐欺的要素があるのだろうが、これは真逆もいいところだろう。宣伝資料には、平成16年に設立、事業内容は産業廃棄物処分業。資本金300万、代表者前橋二三男。「廃棄物は未来の資源」は正しいが、やってることは正反対であろう。住民の怒りと反発は、目下一段と強まっている。

 埼玉県やさいたま市の許可もとっている。問題の日高金属は埼玉県だ。双方に関連があるのかどうか?林地区元区長は「木更津市真理水田に産廃を埋めた」という。木更津市農業委員会が了解したと。事実ならワコービジネスは木更津市にも点火したことになる。

2023年4月13日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

2023年4月12日 (水)

本澤二郎の「日本の風景」(4772)

本澤二郎の「日本の風景」(4772)

<人が人を殺す猿以下の社会=袖ヶ浦市レポート5>


毎朝インターネットを開いて、国内外の情報に目をやると、改めてこの国の将来に絶望してしまう。国内に限ってみても、戦争を知らない世代の猿軍団が、強い縛りをかけられている日本国憲法を排除するかのような乱暴な言動や政策を、当たり前のように閣議決定し、それに与野党が追随している。

 

 

 独裁政治は安倍・菅を経由して、現在の岸田文雄も踏襲して恥じない。国民の代表である国会議員の存在は、まるで無いに等しい。

 「軍国主義国家でないと外交は出来ない」とうそぶいていた外務省は、2023年外交青書で「中国の軍事動向は最大の戦略的挑戦」と、まるでアジアの盟主になったかのような挑戦的分析を国際社会に発進した。裏返すと「ワシントンの下僕」を宣言する犬の遠吠えでしかないのだが、しかし危険極まりない。戦前の財閥と軍閥と国家神道の復活を予感させる。

 

 

 歴史家は知っている。43兆円を手にした財閥と軍閥と神道の暴走に対して「天は見ている」と断罪しておこうか。安倍晋三の銃撃事件と対中戦略の要の自衛隊幹部が乗った視察ヘリが突然墜落し、海の藻屑となってしまった。

 翻って今回連載中の千葉県の袖ヶ浦市林地区の、それまでは到底信じられないような、重大な住民の命に係わる森林破壊と有害物質の埋設や汚染水垂れ流し事件を放任してきた千葉県と袖ヶ浦市。「天は見ている」はずだ。宗教迷信の類はご法度だが、それでも因果応報を強く指摘しておきたい。

 

 

 放射能ゴミの埋設や有毒な汚染水の垂れ流しは、自然を殺すという破壊を前提にしている。その先に住民のガン多発事故が起きている。「人間が人間を殺す猿以下の社会」に国民は気付くべき時だ。

 中央地方から猿以下の議員を駆逐するしかない。繰り返して真実の報道をしないNHK他のメディアに屈するわけにはいかない。

 

 

<それは平成26年から始まった!覚書を反故にしたワコー>

 袖ヶ浦市林字陣場台563番35の山林1万4876平米。土地の所有者は森田泰弘ほか5人。同市高谷の人たちの共有林だった。そこに目を付けたのが木更津市笹子のワコーエコテック。

 売買には林地区と高谷地区の区長が立会人となった。双方が合意した覚書がある。「今後の土地利用は残土埋め立て事業、産廃処理事業等他に影響する事業は、近隣区等に内容を説明し、同意の上で事業を実施する」と釘を刺してある。同時に「転売する場合もこの条件を引き継ぐ」とも厳しく縛りをかけたのだが。

 

 

 平成26年というと、2014年のことである。この年に生まれた赤子は9歳。国政は大きく右旋回した年だ。前年の2013年12月には、特定秘密保護法が安倍と公明党創価学会の太田ショウコウ(昭宏)の自公共闘で強行された。ついで2015年の自衛隊参戦法、ついで共謀罪も強行され、いわゆる戦争三法が、非戦の平和憲法を棚上げして成立した。度肝を抜かれるような政治の右旋回と無関係だったとは言えないだろう。

 

 

 覚書は「違約した場合は、関係者(5人の山林所有者と林と高谷の区長)立ち合いの上、着工前の状態に戻し、カネを支払う」とある。

 原状回復義務を果たす責任を負っているワコー。だが、真っ向から覚書を反故にした。したがって、両区は目下立ち上がって原状回復運動を始めた。当たり前すぎる対応である。

 この事件は、明らかに刑事と民事の事件として法廷で最終的に決着するだろう。犯罪企業による逃亡は許されない。

 

 

<典型的な構造的汚職事件=問われる地方行政と千葉県警>

 2014年から始動したワコーの森林法違反事件から、延々と継続してきた違法開発行為を黙認してきた袖ヶ浦市当局の対応は、いうところの構造的汚職事件を彷彿とさせるものであろう。

 

 

 林地区の住民運動は2019年からだが、市も県も蓋をかけることに躍起であることが、第三者の目でも分かる。市長も知事も本気で問題解決に腰を上げない。彼らは全体の奉仕者ではない。罷免される対象者である。

 憲法が期待する特別公務員ではない。住民は「背後にバッジ族(国会議員)も蠢いているようだ」と断定している。不正をいとわない悪徳業者と袖ヶ浦市当局、さらにいうと、この重大な惨事に目を向けようとしない保守系自民党議員と公明党議員。ならば「共産党市議に頼るしかない」のだが、その共産党もこの問題の追及にしり込みしている。

 

 

 社会部記者であれば、ワコーは典型的な黒企業であるが、それにしても不正腐敗から逃げる市議団に呆れるばかりだ。ならば警察はどうか?千葉県警も木更津署も高見の見物然としている。

 

 

<警察の裏金を告発した大河原宗平氏も現場視察>

 警察正常化協議会の元群馬県警の大河原宗平の最新のYoutube動画が出た、と友人が知らせてきた。彼は「警察の裏金」を告発した勇猛果敢な元警察官で知られている。「検察の裏金」と告発した人物の所在を聞かないが、大河原の活躍は、一段と注目を集めている。

 

 

 実をいうと、木更津レイプ殺人事件(創価学会やくざ浜名の強姦脅迫殺人)の現場を見てくれたのだが、その機会に林地区のワコーの現場も視察した。

「太陽光発電計画に絡んでの有害物質の投棄の常態化」を教えてくれた。特にやくざ関連の産廃業者の手口であるらしい。

 

 

<ワコーの仲間がフクシマの放射能汚染ゴミを扱っていた!>

 新たに発覚したことがある。それは「放射能埋設業者の仲間が、フクシマの汚染ゴミを扱っている。その線で大金を懐に入れた」という新疑惑である。

 東北復興資金は莫大だ。その大金がやくざに流れていることは、いまでは公然の秘密だ。血税である。「最近ワコーは巨大な産廃処理施設を建設し、えらく景気がいい」との評判も君津郡市では有名だ。

 

 

 中央も地方も乱れ切っている。そのための日銀の円刷りまくりによる意図的な円安と物価急騰と構造的な腐敗資金、その一部が統一地方選にも流れている!うがちすぎか。

2023年4月12日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

 警察正常化協議会の大河原宗平氏も現地視察!

https://www.youtube.com/watch?v=aX1DGG8c8Og&t=137s

 

 

 安倍晋三のゴマスリはやはり金だった!

安倍さんはトランプ氏が大統領選当選直後の2016年11月(就任は17年1月)にトランプ氏と初会談。3755ドル(約50万円)のドライバー、3040ドル(約40万円)のドライバー、460ドル(約6万円)のパターをトランプ氏に贈呈した。そのうち3755ドルのドライバーを見つけたという。(東スポ)

2023年4月11日 (火)

本澤二郎の「日本の風景」(4771)

本澤二郎の「日本の風景」(4771)

<人間が人間を殺す猿以下の社会=袖ヶ浦市レポート4>

 江戸時代の上総の国望陀郡茅野村出身の松本英子は、今から100年ほど前に戦争を完ぺきに否定する非戦論を提唱した。敗戦後に9条憲法として誕生。だが、今はロシアのプーチンとウクライナのゼレンスキーに支配された両国民は、人殺しを国家的に奨励され、双方で勝った勝ったと叫んでいる。狂気に支配された悲劇過ぎる惨状を、米国のバイデンに引きずられる日本を含む西側諸国は、ワイワイガヤガヤと報道して全く恥じない。

 日本の国会でも「戦争国家がいい」と自民公明に維新・国民民主の大政翼賛政党が、強引すぎる国会運営で強行しようとしている。これに対して立民の参院議員が「猿レベル」と反撃した。異論などない。大賛成である。実際は「猿以下」の国会のレベルである。異論があれば聞いてみたい。まずは読売グループの渡辺恒雄という、言論人失格のフィクサーにその機会を提供したい。

 

 

<フクシマ東電放射能の元凶はA級戦犯の岸や正力松太郎・中曽根康弘>

 野に放たれた人間は、強欲で残忍である。教養・倫理のない為政者は、率先して戦いを好む。戦前のヒロヒトがそうだった。ヒロヒトを先頭に軍部・財閥が後押しした。人民の精神を、白装束の神主の群れが、ヒロヒトへの忠誠を幼子のころから叩き込んだ。

 彼らは蛮族に値する。戦争責任者の岸信介・正力松太郎・中曽根康弘らが核兵器開発のために、巨大地震国に核発電所を次々と建設。A級戦犯の末裔が政権を手にしたが、天は許さなかったのだろう。安倍銃撃事件が起きたのだが、それでも菅義偉や岸田文雄は反省しない。

 

 

 311による放射能被害のフクシマに政府や福島県は、元住民に向かって「戻れ」「米野菜を作れ」と号令をかけている。今も東電原発の廃炉は全く手が付けられない。そして猛毒のトリチウム汚染水を、海洋投棄する!狂気そのものであろう。太平洋やインド洋を毒で汚染する計画に国民は反対である。隣国も反対している。

 以上のような背景のもとで、フクシマの放射能・核のゴミが千葉県・房総半島の中心部の水源地深くに埋設されていたが、測定器が暴いた。

 それを発見した人物に電話インタビューした。地元千葉日報や東京新聞、朝日新聞など全てのマスコミが報道しない。本ブログの使命であろう。

 

 

<核のゴミを発見した林地区住民に初めてインタビュー>

 都内のマンションにいたころ、品川区から借りてきた放射能測定器を使って、マンション内をくまなく調査したことがある。311の直後だった。しかし、林地区のM区長代理は、どうしてワコーテックスの盛土に出向いて測定器を使用したのか?

 この点が理解できなかった。測定した時期は2021年9月19日である。311の2011年から大分経っていた。そもそも20メートル、30メートルと深い谷底に埋められた核のゴミである。

 産業廃棄物として谷底に埋めた重罪行為を、たとえ業者がいかがわしい人物だとしても、住民を被ばくさせる核のゴミを、生き物が生きるための水源地に埋める?誰も想像もつかないだろう。なんとシイタケの原木の汚染について、念のために測定したいというのが、測定の動機だった。悪党どもの想定外の地元住民の、まさかの行動だった。

 「アメリカは決して秘密を永久に隠すことは出来ない国だということを知ってほしい」とは筆者を1か月間、米国全土を通訳兼ガイドを務めてくれたウイリアム・バレットの別れの言葉だった。彼は細川護熙をその前に案内している。

 

<シイタケの原木測定に市から測定器を借りて家の周りから始めた>

 日本は秘密だらけだが、袖ヶ浦市の産廃場での秘密は、林地区の役員が市から借りてきた放射能測定器を、シイタケの原木のみならず、自宅の周囲から怪しい産廃業者・ワコーテックスの埋め立てた盛土にも持ち込んだ。

 すごいひらめきに感動するばかりだが、違法開発地区での森林伐採と得体しれない残土などの埋め立てに林地区住民は、ずっと困惑していた。「もしかして」の測定に針は動いた。

 「家の周囲の数値よりゼロが一つとれたので仰天した」と語る。針がピーンと動いたのだ。その衝撃は計り知れない。

 千葉県の森林組合は、シイタケの原木を福島県から移入してきたが、311以降は長野県や静岡県から25万本移入している。東電フクシマの放射能被害は、千葉県のシイタケ栽培農家にも及んでいた。いまも出荷するシイタケは事前に測定して安全なものを市場に出している。

 

 

<シイタケが核の暗闇を暴いた!>

 シイタケはナラやクヌギが原木という。福島県の山林は安全なのか?チェルノブイリの周辺での昨年の火災で、山に付着していた放射能が大量に飛んだ。被ばくした住民は少なくない。山に入ることも出来ない福島県民にとって、山林火災は許されない。完全ではない農地の農業は放棄するほかない。風評被害どころの騒ぎではない。

 岸田内閣には、国会をフクシマに移転するよう進言したい。出来るか?

 

 

 林地区のシイタケ農民が深く埋設し、見えなくさせた見えない臭いもしない放射能のゴミの存在を暴いたのである。

 

 

<大手企業の測定器で再測定では、さらに高い数値がでた!>

 第2回目の測定は、2021年12月18日。大手企業で働いていた区長が借りてきて、再度測定した。その結果、1時間当たり0・06から0・15マイクロシーベルト。測定場所は21か所。地表から50センチから1メートルの空間線量だ。

 

 

 環境省など専門家は「盛土を掘り起こして測定すると、本当の値が出てくる」と指摘する。ワコーテックスも渋々認めたが、コロナを理由にいまだに盛土掘削に抵抗して実現していない。うろたえているのだろう。重罪に怯えてしまっているのであろう。1日も早く真実を告白したらいい。

 

 

<市・県は「測定したが何もなかった」と開き直っている恐ろしい殺人鬼?>

 放射能による人体への影響は、100%ある。内部外部被ばく次第では、女性から奇形児が生まれる。チェルノブイリでは奇形児が多く見られる。

 林区の直訴に対して市は「県が測定したので立ち会った」といい、県は「市の調査に立ち会った」とちぐはぐなコメント。結果は「市内の公園や学校と同じ値」だと開き直っている。公文書偽造事件か。

 林区は「29か所の測定データを明かせ」と自治体に迫っているが、「出せない」と住民を封じ込めにかかってきた。新たに情報開示を請求することになる。森友事件を連想させる役所の対応である。

 いずれ刑事告訴へと発展するだろう。針のむしろの千葉県と袖ヶ浦市か。

2023年4月11日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

悲劇!黒田に次ぐ民衆いじめの植田で円安進行の物価高!

週明け10日の外国為替市場の円相場は対ドルで下落し、一時1ドル=133円台前半を付けた。日銀の植田和男新総裁が、同日夜の就任後初の記者会見で大規模金融緩和策を続ける姿勢を示したことが、円売りの材料となった。

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2023年4月10日 (月)

本澤二郎の「日本の風景」(4770)

本澤二郎の「日本の風景」(4770)

<人間が人間を殺す猿以下の社会=袖ヶ浦市レポート3>

 友人は,本を読みながらバタンキューと眠れる荒業の持ち主だ。当方は夢を見るが、目を覚ますと忘れている。時には記憶している夢もある。今日は幼い子供たちに猿の話を聞かせていた。それは憲法に違反して法律を強行する反憲法ザルがいる一方で、法律違反を隠れてこっそりやる悪党猿もいる。前者は国民の代表であるはずの国会と首相官邸、後者は袖ヶ浦市の今を指す。

 憲法違反猿と法律違反猿が、この国を制圧している厳しい現状を説明していて目が覚めた。乱の時代といえば簡単だが、こうしたことは日本の民主主義制度が、ほとんど機能していないことを証明している。問題は、こうした民主の危機を新聞テレビが報道しない、結果として日本国民の憲法と法律理解度が著しく低い点だ。言い換えると、猿は猿でも智慧のあるチンパンジーが少なすぎることであろう。

 

 

 旧茅野村の山道を散歩している時、猿の群れと出会ったことがある。食べ物が無くなると里に出て、畑を荒らす。人間が山や森の自然を破壊することに対する動物の乱である。だが、猿が猿を殺したという話は聞かない。彼らは自然と共存することを知っている。東洋の思想哲学も、人間が自然と共存することを教えているが、西洋のそれは違う。人間は科学力で、自然を破壊することにためらいがない。

 その典型が核兵器だし、そのための原子力発電所建設である。科学者に倫理観はないか、ほとんど薄い。医の倫理もないに等しい。地球は壊れ、激しい声を上げている。痛々しい悲鳴の一つが気候変動である。自然破壊の最悪なものが、ミサイルが飛び交う残酷すぎる戦争である。目下、旧ソ連圏内の争いに、日本も欧米も高見の見物をしている。日本の西洋かぶれは明治以来から変わらない。「猿の惑星」というハリウッド映画があったことを思い出す。

 

 

 今朝の夢は、房総半島の水源地で繰り広げられている腕力の強い民間会社が法律を無視・違反して自然を破壊し、人々の命を危険にさらして、その結果、暴利を懐に入れているという不正腐敗の構造である。これは猿どころか猿以下の蛮行であろう。こうした事態を見るにつけ、ふいに夢を見たものだ。

 

 

<ワコーテックス+日高金属=自然破壊+汚染残土+汚染水垂れ流し>

 千葉県君津郡市(木更津・袖ヶ浦・君津・富津)で話題の黒企業といえば、今ではワコーテックスと日高金属。後者は埼玉県日高市に本社があり、経営者は中国人。廃車や建築の廃材をリサイクルして中国に輸出していることがネット情報で確認できる。金属やプラスチックなどの処理には、こわい薬剤などで処理するため、水源地に汚排水を垂れ流している。

 林地区の元区長らの調査では「4000平米の建物の中で、電線などの被膜を薬品を使って処理している。ワコーも、国際問題になっているプラスチック処理に手を出している。そこからの有毒な白く濁った処理水が休耕地の水田に垂れ流している。日高金属の汚染水は、林地区を流れる松川を経由して小櫃川、東京湾に流れ込んでいる」と決めつけている。

 ワコーも悪質なブラック産廃業者で知られるが、日高金属の対応も共通する。永田町と霞が関・大手町の原子力ムラと死の商人が、公然と跋扈し始めてきた。それと比例している!

 

 

<文化財が眠る森林地帯を無断で伐採、工場建設と違法づくめ>

 日高金属もひどい黒企業である。林地区の夫婦作の山林約7万5000平米を丸裸にして、そこに大規模な工場を建設し、公然と事業を始めている。この一帯の山林は文化財が埋蔵されている特別な場所である。

 ここでもワコーに劣らない産業廃棄物を処理している。この中には猛毒が含まれている微小のプラスチックも含まれていることが、関係者の調査で判明している。

 住民は森林法違反・違法建築物違反・残土埋め立て違反・埋蔵文化財法違反・隣地開発法違反など違法開発づくめで告発する準備を始めた。袖ヶ浦市に対する闇工作の成果をあぶりだそうというのだ。

 白く濁った汚染処理水を水田に垂れ流している。近くの二級河川の松川に流れ、その先には君津郡市の一級河川の小櫃川に合流している。

 

 

<小櫃川汚染水から30万人の飲料水+東京湾河口にウナギ稚魚消えた>

 小櫃川上流の水源地にもフクシマの放射能汚染ゴミが、実に1万トン以上も投棄されていることが判明している。「小櫃川の水を守る会」という市民団体が結成されて久しい。当初この問題に積極的だった女性市長が「急旋回した」として、希望の市民運動に影を投げかけている。

 

 

 この小櫃川の下流から30万市民の飲料水が汲み上げられているが、一部の市民は水道水の利用を止めている。現に林地区の元区長は「水源地に住みながら、いまは富士山の水を買って飲んでいる」という。

 いま東京湾の小櫃川河口の漁業者も声を上げている。「魚がいない」と。そこでウナギの稚魚を捕って生計を立てていた漁民が「最近一匹も捕れない」と悲鳴を上げている。人間が人間を殺す猿以下の社会は、袖ヶ浦市の事実が証明している。

2023年4月10日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

22年の超過死亡、113千人 前年から倍増と通信社報道

nhk.or.jp/politics/artic…

2015/9/19違憲立法安保法制可決💥

https://twitter.com/HAYATOkey/status/1643569176521461760?s=20

髭の隊長佐藤

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/164262

2023年4月 9日 (日)

本澤二郎の「日本の風景」(4769)

本澤二郎の「日本の風景」(4769)

<人間が人間を殺す猿以下の社会=袖ヶ浦市レポート2>


国も地方自治体も、それぞれ立派な宣言をして国民や市民を欺いている。袖ヶ浦市もその点ですばらしい?

 1、基本的人権が尊重される社会 2、子供たちの権利が守られる社会 3、暴力やあらゆる差別のない社会 4、環境破壊のない社会。そして「日本国憲法の基本理念である恒久平和の実現に努め、ここに「平和都市袖ヶ浦」を宣言する」と結んでいる。大賛成である。

 文句のつけようのない見事な自治体宣言だ。だが、日本国政府が平和憲法を破壊する政策を強行する中で、自治体の行政の質は腐っていく。まさかの事態が次々と起きている袖ヶ浦市である。

 不正腐敗を強行する企業体が地方議員を誕生させ、行政をゆがめていく。木更津市などでも散見できる。野蛮な人間が市の仕事を奪い取っていく。それに市民は抗議をしない。やくざが跋扈する社会である。

 地方自治体の行政は、立派な宣言とは裏腹に不正不当な行政へと舵を切っていく。無法無天である。民主主義の危機だ。

 

 

<日本人の誰もが「明日は我が身」の自然と人間破壊>

 その最大の被害者が、人間を人間として育んでいる自然を破壊し、暴利を懐に入れていくからだ!自然破壊は人間を殺す!

 小学生でも分かる理屈だろう。多くの日本人は、依然としてゆでガエルの状態だ。これの解消のために警察を血税で養っているが、悲しいことに「正義の観念」が薄い。法務検察に期待したいところだが、こちらも大分怪しい。極右・安倍治政のもとで人びとは、よくよく見聞させられた。

 安倍銃撃事件を心底悲しんでいる人たちに出会うことはない。「あれでよかった」と安どする国民がほとんどである。検察から犯人とされた山上被告には、激励の手紙が届いている。

 

 

 要するに首相官邸が「犯罪の巣」だった。それが地方行政にもはびこっている。「強いもの」が横行する社会だ。強いとは「暴力的」な意味が含まれる。

 袖ヶ浦市の悲劇は、近隣都市でも同様である。はっきりと指摘したい。「明日は我が身」なのだ。この国には、修身斉家治国平天下(中国古典の大学)の人がいない。

 人間平等・男女平等は掛け声倒れになって久しい。まるで現在は「戦国時代」と決めつける識者も少なくない。分かっても声を上げない。行政の被害者は窒息寸前であるが、それでも決起しない。周囲がやきもきするだけだ。

 

 

 人びとは声を上げない。新聞テレビも窒息死寸前である。ヒロシマ・ナガサキと2011年の311フクシマ原発炎上にも蓋をかける現在の為政者である。非戦の憲法違反に議会も司法も動こうとしない。

 袖ヶ浦市の水源地帯に生きる林地区の住民に、自然と人間が殺されているにも関わらず、むしろ旗を掲げて警察や行政に激しく突き上げる力を失ってしまっている。

 理由が、ようやくにして分かった。地方の農村は高齢者の社会である。行動する若者がいない。インターネットを駆使して情報発信する近代兵器がない。行政も地方議員も、そして犯罪を取り締まる警察・公安も安心して、対応しようとはしないのだ。行政も何もかもが死んでいる。

 これこそが、正に危機そのものだが、それが地方に襲い掛かっている。「地方創生」を叫んできた安倍内閣のスローガンもむなしい。

 

 

<林区長宅の井戸水の水質検査に市は河川水検査で「問題ない」>

 林地区のY区長(当時)は、たまりかねて袖ヶ浦市当局に自宅の井戸水の水質検査を依頼した。市は区長に配慮せざるを得なかった。都会では自治会に相当する行政の末端組織の役割を担わされている、そのためだろう。

 Y区長は、問題の産廃業者などが大暴走した地区内で生活、体調を崩していた。水源地からの地下水をくみ上げてきた井戸水を飲んで生きてきたことから、区長になった時点で勇気を奮い起こして井戸水検査を要請した。

 

 

 2021年12月13日に千葉市の一般財団法人「千葉県環境財団」は環境計量士Mによる「計量証明書」を袖ヶ浦市長・粕谷智浩に送付、同市は12月14日に受領した。結果は無情にも「該当なし」と回答した。

 ところが、市が依頼した件名は「工場排水及び廃棄物等分析委託」。飲料水としての検査ではなかった。それでも「溶存酸素量8・8」(定量下限値0・5)、「窒素含有量8・1」(同0・2)と異常に高い数値が記録されている。それでも「問題なし」とは?原因は「河川B類型相当値」で測定したものだった。

 水素イオン濃度は雨水の影響だと市環境管理課は回答した。前区長のMは「飲料水の場合は51品目の検査。ところが21品目しか検査していない。井戸水検査を依頼したのに河川水の基準で測定し、異常はないという。おかしいではないか」と反論している。

 

 

<悪性ポリープで泣く元Y区長に同情が集まる林地区>

 この袖ヶ浦市林地区の自然と人間の健康を破壊する重大事件に決起した元M区長を、筆者はY元区長の厳しい体調に驚いて同情したものが契機となったものではないか、と推察する。

 改めてYの様子を確認すると、悪性の大腸がんで2020年から毎年のように手術をしている。同年の1回目にはポリープの大きさが2・8センチと大きかった。担当医もびっくりしたらしい。2021年にも2センチ、2022年も2センチと3年続けて大きなポリープが出来る。本人と家族の心労は如何ばかりであろうか。

 「今年は6月に病院に予約してある」という。もし、このようなことが起きたら「あなたなら」どうするか。怒り狂うだろう。

 袖ヶ浦市は、深刻すぎる本人の叫びに対して、井戸水検査を河川水の検査にすり替えてお茶を濁した。袖ヶ浦の市長と担当課長は、なぜ全体の奉仕者として対応しようとしなかったのか。

 不可解千万である。あるいは熊谷という新参者の知事が行動を起こさないのか。「バッジ組の圧力」だという。永田町の猿以下の政治屋が背後で動いている、との噂が地元では当然のことながら流布しているのだが。

 猿は木から落ちるとタダの人と昔から言われてきた。実際の政治屋は猿以下であろう。人や自然を殺しても利権と名誉に生きようとしている猿以下人間が、背後で跋扈している袖ヶ浦市か。

 小西洋之に診断してもらうと、地元の人たちは納得するだろう。毎回、小西頑張れと叫ぼうと思う。非戦の元祖・松本英子の生家のある上総の国望陀郡茅野村からの訴えは、まだ続いていく。

2023年4月9日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

2023年4月 8日 (土)

本澤二郎の「日本の風景」(47689

本澤二郎の「日本の風景」(4768)

<人間が人間を殺す猿以下の社会>袖ヶ浦市レポート1

 人間は真実を突き付けられると、大いにうろたえ、時には発狂する。参院憲法審査会での小西洋之の猿発言に対して、自民党や公明党・維新・国民民主党がわめいた。続いて右派の新聞がそれを煽った。今の永田町は猿以下の劇場であろうと識者は判断している。

 それは国会や官邸・霞が関の世界に限らない。猿は猿を殺すということを聞かない。ボス猿の争いはあっても、一方が敗北を認めれば、それでおしまい。とことん追い詰めて殺すことはしない。ロシアとウクライナの戦争は悲劇を通り越している。

 人間は猿と違う。人間は人間を殺す。ゆえに古来より、賢者は人の道を説いてきた。究極的な結論は、人間から武器を奪えばいい。二度と戦争をさせないために、日本国憲法は非戦の9条を宣言し、敗戦後の占領を脱した。この非戦論を初めて世に問うた人物が日本人だった。

 9条誕生の20年前に上総の国望陀郡茅野村で生を受けた松本英子女史。本日、石匠と訪ねる。彼女は幼少のころ、父親の漢学者・松本貞樹から、中国の古典・四書五経を学んでいた。四書五経は人の道を説いたもので、今日においても光輝を放っている。

 

 

 人の道を踏み外した人食いザルは、地方にもいる。以下に報告したい。美しい自然に囲まれた桃源郷で暮らしてきた住民が、人食いザルに襲われて泣いている。本当のことを、地元の元区長の御園豊が資料を持参してきた。

 

 

<袖ヶ浦市林地区=11戸のうち7戸の家庭からガン・ポリープが発見!>

 令和2年、3年というと、2020年と2021年だ。この年に千葉県の房総半島の中央部に位置する、袖ヶ浦市林地区の高台の一角の11戸の住宅から異変が起きていた。当時、ここの区長をしていた前出の御園が気付いた。

 

 

 大異変である。7戸の家の住民に恐怖の癌が発生していた。よくあることでは全くない。このあたりは、現在岸田内閣の官房長官をしている安倍・清和会の松野博一選挙区のすぐ隣である。現在の千葉県知事は熊谷という自己宣伝に長けた若者だ。前任者がひどすぎたため当選した人物で、案の定、小西発言にイチャモンをつけていることが、昨日のネット情報に載っていた。

 彼の黒幕は「やくざ代議士の運転手だった石井という参院議員」と地元で有名だ。ちなみに維新を立ち上げた大阪の現市長の父親は、笹川良一のギヤンブル財団の運転手をしていた、と聞いたばかりだ。問題の統一教会との関係が噂されている。

 

 

 安倍晋三銃撃事件前後から流行した言葉に「頭が腐ると体全体が腐る」がある。もっともなことで、A級戦犯・岸信介の孫が政権を担うことなど想定できなかったものだから、彼の罪業についてはただただ呆れるばかりで、まさしく戦前戦後を通して史上最悪の日本国首相だった、とだれもが総括できる。

 

 

 林地区住民の悲劇過ぎる大異変は、そうした中で起きていた。

 

 

<千葉県も地元袖ヶ浦市も隠ぺいに狂奔している情けない有様>

 自公政権に支えられた首相官邸と原子力ムラという闇の組織に操られている猿軍団というよりも、猿以下の霞が関と利権を吸い取る大手町の財閥による悪政によって翻弄されている、羊の群れの日本列島と表現する識者もいる。

 

 

 御園区長(当時)の資料が手元にある。

 それによると、2020年2月8日に67歳の女性がガンで亡くなっている。彼女の両隣の家も、男性と女性が癌に冒されている。そこから少し離れた家の男性は、2021年に胃がんで手術し、安心していたら、今度は喉頭ガン。転移したのだろう。ほぼ2020年から2021年にかけて、周囲300メートルの地域から悪性の腫瘍が見つかって、住民を恐怖の世界に追い込んでいる。

 

 

 このあたりは水源地だ。飲料水は地下水を汲み上げた清水のはずだ。それがどうして?このことを袖ヶ浦市に訴えても、癌多発地区の原因を追及しない。議会も自公系から共産党までもが、ほぼ沈黙している。

 

 

<一変した環境=産廃業者のワコーと日高金属の進出と養鶏業者群>

 美しい森の大地は一変していた。犯人はこれだ。誰もが現地を訪れてみれば理解するだろう。近くを国道が走っている。そこにダンプが出入りできる道路が出来ている。市当局が許可したものか、国なのか?

 ダンプ道路が自然破壊の第一歩だ。自然を殺すことで暴利をむさぼる輩は、決まって人殺しもいとわない猿以下の人間だと指摘されて久しい。

 

 

 高度経済成長時代の現役記者のころ、房総の山を破壊して暴利をむさぼるダンプ屋に周辺の家々は震え上がった。振動・騒音・排気ガスだ。テレビも見られない。記事にすると警察が動く。しばらくすると元に戻る。当時は判らなかった。ダンプ1台にいくらとカネを吸い上げていた政治屋がいた。やくざ代議士だ。倅はいま武器弾薬の責任者である。

 

 

 以下に2017年2月11日のダンプ記録がある。

 当日は土曜日だ。早朝の5時58分から断続的に得体のしれない白い粉が運ばれてきて、それまでの森林は許可なしに伐採されていたのだが、そこが深くえぐり取られ、そこへと投げ込まれていた。

 騒音と埃が一帯を覆う。近くの住民は午後のダンプの出入りを時間ごとに記録していた。午後1時35分、同50分、2時30分、同50分、3時11分、同15分、同25分、同40分。

 これが2022年まで続く。2月と言えば、まだ暗い時間である。11戸の住民は、突然の騒音とホコリをもらってしまった。風の吹く日だとたまらない。人の鼻や口から吸い込み、畑の野菜からも体に入り込む、その結果が癌多発の原因であると断定できる。

 写真の記録もある。すごい量の得体のしれない物体が谷底のような場所に埋設されている映像である。住民は猛毒のアスベストだと叫んでいる。

 中国語だと「無法無天」である。この日本で、房総半島の水源地において、有毒な何かが投棄されていた。警察も小役人もそれを無視した。純朴な田舎の住民には、何をどうしてよいのか分からなかったのだろう。

 市会議員は誰もいなかったのか。結局のところ、2017年から5年間も継続されたのだ。あたりは一変してしまった。

 当初は養鶏業者が、ついでワコーテックスという産廃業者が、さらに日高金属というこれまたよくわからない業者が、山林を伐採して風光明媚な房総の山を破壊していった。人間が人間が生きる自然を破壊して、人間を殺している!

 

<国土廃れて破壊した山河ありの日本列島=孫子の悲鳴が聞こえてくる>

 日本の高度成長は何だったのか。貴重な自然を破壊することで、カネを産んできたのだろうか。

 自然豊かな東京湾を三井不動産が埋め立てて暴利を手にした。そこから房総半島は、都市建設のための土砂の採掘のため山々は崩壊していった。いまも傷跡は至る所で目撃される。

 ついでゴルフ場銀座へと変わり、いまやごみ溜めに変わっている。産廃業者は危険な有害物質を投棄して、地下水や河川を汚染して恥じない。遂にはフクシマの放射能までが埋設されている。

 それを容認するのが千葉県知事と各市町村の首長である。全体の奉仕者はいない。それでも無風の選挙区が存在する日本社会。

 自然が破壊される日本を、次の世代はどう生きるのであろうか。死の商人に乗っとられるのであろうか。

2023年4月8日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

2023年4月 7日 (金)

本澤二郎の「日本の風景」(4767)

本澤二郎の「日本の風景」(4767)

<東芝に次男正文の命を奪われた忘れようがない命日=明日は我が身>

 運命の日(2010年4月7日)。「検査も終わり、もう心配無用、自宅にお帰りください」と品川区大井の東芝経営の東芝病院の看護師にせかされ近くの自宅へ。夫は妻を置いて田舎へ向かってハンドルを握った。

 高額すぎるアクアラインではなく一般道で千葉市内に入ったところで、妻から「戻ってきて」の緊急連絡。何かあったのか!その時車のCDのクラシック音楽がベートーベンの「運命」だった。その時点で、次男正文は40年の人生で打ち止めされていた。東芝病院は正文を両親の抵抗を押さえて、二重扉の個室に入院させた。しかも警報装置も取り付けず、看護師は100分も放置していた。後にカルテを取り寄せて判明した。

 以来、不吉な音楽だと勝手に決めつけて聞かないできた「運命」を、昨夜久しぶりに聞いた。指揮は小澤征爾。パソコンのYoutube動画である。

 

 

<反省も謝罪もしない反社会的財閥企業の再生は暗い>

 京セラの稲盛和夫は、努力の人という。彼の本を読んだ友人は「誠意・誠実の人だから、相手から信頼される。彼はいつも反省をしながら生きた。決して嘘はつかない。仁徳のある経営者だった」と教えてくれた。

 

 

 13年経っても沈黙し、反省も謝罪もしない東芝。2010年から東芝経営陣は、失敗に次ぐ失敗だ。人間もくるくる変わった。しかし、一人として命に向き合う経営者は出てこなかった。

 いまも「物言う株主」対策に翻弄されている。何とか非上場の企業体に変身して、株式市場から姿を隠すのだという。これではもはやおしまいではないか。日の当たる太陽をおがめない収監者と同じ世界に埋没して、消費者を安心させるものつくりが出来るのであろうか。

 

<和解を持ち掛けても会おうとしなかった東芝の顧問弁護士>

 東芝には誠意が全くない。不思議千万である。

 人間社会には、人間としての道がある。組織体・企業としての道がある。財閥にも財閥の道があるだろうが、この点に関しては疑問を抱く。たとえば日韓関係の基礎である徴用工問題。

 財閥日本は、朝鮮半島の被害者と向き合わなかった。やむなく裁判所が判決を下した。それでも真摯に誠実に対応していない。被害者抜きの政府間のやり取りに対して、被害者も多数野党も反対している。

 

 

 正文問題では、やむなく折れて「和解」を求めた。当方の依頼人は、連日、東芝の顧問弁護士に話し合いを求めた。それでも、相手はいつも居留守を使って逃げた。

 東芝経営陣は、あまりにも邪悪過ぎよう。社会的責任を負うという観念が全くない。ボールは東芝に投げたままだ。無視することが、許されるであろうか。断じてNOである。戦いはあと20年継続するかもしれない。泉下の正文に顔向けすることが出来るまで継続する!

 

 

刑事告発にも不起訴にした東京地検の松本朗検事と検察審査会>

 東芝は、みづから犯した重い過失について責任を負っている。

 警視庁も動いた。東京地検に書類送検された。しかし、ここで横やりが入った。東芝の総力を挙げた検察への圧力である。電通が動いたことも分かったきた。

新聞テレビへの圧力である。財閥の医療事故死は史上初めてのことだが、多くの新聞テレビは取材したが、報道しなかった。

 共同・時事の通信社までが、刑事告訴について蓋をかけた。NHKも。そして一番早く取材に来た読売新聞も。巷間ゴミウリと称されていることも納得した。

 医療事故で泣いている遺族は無数だ。多くは泣き寝入り。したがって警視庁の捜査に関係者は注目し、声援を送ってくれたのだが、東京地検の検事・松本朗は不起訴にした。

 さらに問題なことは、庶民感覚で判断するための検察審査会(11人で構成)までが、不当な検事の判断に従った。悪魔は東芝経営陣・電通・検察・一般市民にも襲い掛かっていたのである。

 

 

 松本は「司法解剖をしていないので死因が不明」と決めつけた。担当医は痰がのどに詰まった窒息死と遺族に明かしていたのだが。さらに「民事裁判には捜査資料を提供したい」ともうそぶいた。民事任せで蓋をかけたつもりだ。

 

 

<因果応報=東芝経営陣は人間性ゼロ=東芝製3号機が核爆発>

 因果応報というべきか。翌年の3月11日に東北地方で巨大な地震が発生した。人びとは大津波に驚愕したのだが、東電のフクシマ原発は地震で原子炉が崩壊、爆発炎上した。

 原子炉内には無数の配管が所狭しと取り付けられている。大地震で亀裂ができた。原子炉が爆発する要因は、他にもあるだろうが、地震大国での原発は危険すぎて手を出してはならない。

 

 

 だが、核兵器開発にこだわる岸信介内閣は、読売の正力松太郎や国家主義者の中曾根康弘らと共に54基もの原発を建設した。狙いはウランの燃えカスのプルトニウムを原料とした核武装と、それにまとわりつく巨額の利権に手を出した。ヒロシマナ・ガサキの教訓を無視したことに対して、311は地球が怒り出して日本を罰したのであろう。

 この流れに東芝も身を置いて「国策」に突進し、米国の原子炉メーカーに手を出して財政破綻した。

 

 

<呪われている東芝=フクシマ東芝3号機は核爆発=被ばくした首都圏民は多数>

 人間性を否定する東芝経営陣による企業の再生はあるのか?ほぼ不可能とみたい。原子力ムラの後押しがあっても、株主から逃げ出すような不誠実な経営陣には前途は暗い。

 ずばり呪われている東芝であろう。貧すれば鈍す。やることがお粗末すぎる。東芝のものつくりは、フクシマの3号機原子炉の核爆発が証明している。ここに狩り出された数千人規模の東芝作業員の被ばくによる傷害と対応もまた、正文レベルなのか?

 315には、恐ろしい大量の放射能が首都圏に流れた。妻の眞知子の被ばくが懸念される。彼女は2013年11月23日に肺癌で亡くなった。昨年も友人が突然死、ひとりは肺がんだった。呪われた東芝を引き続き注視したい。泉下の正文に報告する義務が父親にある。

2023年4月7日記(政治評論家・日本記者クラブ会員) 

2023年4月 6日 (木)

本澤二郎の「日本の風景」(4766)

本澤二郎の「日本の風景」(4766)

<財閥1%ら「死の商人」は43兆円を懐に入れ軍国主義復活に高笑い>

 「国債を発行すればいくらでも借金できる。日本は倒産しない」という馬鹿げた「神話」が一部で語られている。その伝なら43兆円もの天文学的な借金超軍拡予算も、スイスイと成立させる日本の国会であることも理解できそうだ?狂気の沙汰であるが、新たな43兆円に財閥企業は今春闘では、気前よく賃上げを受け入れた。

 高賃金?でデフレもインフレも解消するといわぬばかりだ。他方で、税金はあらゆるところで、ぐいぐいと上昇している。小さな店では100円の利益も半分が消費税で巻き上げられている。最近知って驚いた。脱税をしなければやりくりできないのが実情である。

 脱税の元祖は、財閥など大手企業である。言論弾圧機関の電通などは、公然と血税を引き抜いていて、罪に問われない。日常茶飯事だ。納税者は泣かされるだけだ。

 

 

 日本はおかしい国である。非戦の憲法を無視して自衛隊という軍隊を、血税で雇っている。それも「平和の軍隊」「戦争しない軍隊」だったが、今や戦争好きの米国の戦争が起きると、自衛隊も参戦させられる。安倍の自民党と創価学会の公明党が強行した。高村正彦や太田ショウコウ(昭宏)・山口那津男・北側一夫らが「戦争する自衛隊」へと改編してしまった。

 そしてこれまでの「専守防衛」を反故にした。相手の基地を攻撃する先制攻撃も可能な自衛隊にした。岸田文雄が強行した張本人である。。国会では、誰も43兆円を追及しなかった。43兆円を貧者に配れば、みな金持ちの日本人になれるのだが、自公の財閥傀儡政権は、決してそうしない。

 

 

<沖縄を管轄する自衛隊総監が「西武方面隊が日本防衛の要」と訓示>

 岸田が所属する自民党の名門派閥の宏池会は、護憲リベラルの穏健な平和主義のグループだった。池田勇人・前尾繁三郎・大平正芳・鈴木善幸・宮澤喜一・加藤紘一らの政治理念は、冷静に判断しても、今の共産党レベルかそれ以上の中道的な、憲法を重視する政策グループだった。岸田が一変させた。岸田が極右・清和会路線を踏襲したのだ。先ごろ、沖縄を管轄する自衛隊のトップ(西部方面隊総監)が赴任すると、彼は「我が国防衛力強化に直結する」と訓示、中国との軍事対決を想定する任務を披歴させた。

 これは危険極まりない発言である。台湾有事を日本有事と認識していた安倍路線そのものである。

 台湾は中国の領土である。台湾関与は内政干渉だ。反対に中国が沖縄の独立運動に関与すれば、ありえないことだが、これも内政干渉となる。要は日本が戦前の侵略性を示したことになる。非戦の憲法が断じて許さない壁を、自衛隊のトップは、敢然と突破しようというのだろうか。

 あたかも台湾独立派の総統・蔡英文は、アメリカで共和党のマッカーシー下院議長と会談している。他方、中国との平和統一を目指す国民党の元総統・馬英九は、北京を訪問していた。台湾は独立派と現状維持の統一派に分かれている。日米ともそこに首を突っ込んで台湾関与による軍事利権を手にしようとしている。

 

 

<台湾独立派と連携した安倍の極右台湾防衛路線が完結>

 安倍晋三と岸信夫の兄弟は、祖父の薫陶を受けて台湾派の独立派との接触を継続してきた。特に独立派の李登輝元総統との関係は、親子関係といわれるほど親しく、首相在任中でも李登輝を訪日させたほどだった。安倍は、岸同様の反中派の中心人物で知られた。

 

 

 沖縄の軍事力強化政策は、安倍内閣のもとで完結したといっていい。沖縄西南諸島にミサイル部隊を配置し、中国と対峙する布陣を強行した。それが完結した。西部方面隊総監の訓示が、そのことを裏付けた。 

 

 

<危機到来に真っ青の沖縄の人たちと米兵の本心>

 平和な島を目指してきた沖縄の人びとは、今まさに危機感を抱いて日々を過ごしている。平和な島どころでなくなってしまったからである。

 

 

 手元に宗教団体の機関紙がある。そこに沖縄に駐留する米兵信者の会話が掲載されている。

 信者となった米兵の友人が「お前、沖縄に長くいると危ない。早く本国に引き上げるべきだ」と言われたという。日本の政府も自衛隊も「米軍の加護」を信仰しているが、実際はそんなに甘くない。逃げ出そうと隙を狙っている米兵なのだ!

 日本と台湾と米国の連合軍と中国軍が激突すると仮定すると、ミサイル攻撃が始まる。ミサイルは深い地下壕にでも隠れないと生きのびることは出来ない。大半の市民が犠牲になる。

 フクシマから1000キロ離れた沖縄に逃げて来た人たちは、ミサイル戦争の犠牲が待ち構えていることになろう。戦争になれば、日本の在日米軍基地が真っ先に標的にされるが、防御の方法などない。

 それこそ核戦争になれば、日本はお陀仏するしかない。プーチンではないが、追い詰められると核のボタンに手を出すかもしれない。それが戦争である。

2023年4月6日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

鉄筆   

統一教会勝共連合と自民党

https://docs.google.com/document/d/149HFtZ647HJExHgzw-8JVdOXcRHVckv9/mobilebasic

オーストリア議会をゼレンスキーのプロパガンダに使うな‼︎オーストリア野党

https://www.facebook.com/groups/726220268647861/permalink/920962279173658/?mibextid=rS40aB7S9Ucbxw6v

劣化ウラン弾の恐怖

http://www.cc.u-ryukyu.ac.jp/~kameyama/JSAOKleaflet1.pdf

英国、劣化ウラン弾をウクライナへ供与😱

https://m.facebook.com/story.php/?story_fbid=pfbid02TFcvCwgDJ17iZKgxYsfPxEXbs3MLz8a3GDjdu1eKUjXiPKJbbDjMjV6TrPw4554Bl&id=1601534043

福島甲状腺ガンの異常多発が隠蔽されています😱拡散して下さい💨

https://m.facebook.com/story.php/?story_fbid=pfbid02i4EHpKQL8qyHTa8Rv8UbtEC9xSHbKGS7JCheh5QNzDLqT7CXSToSK7AzNR6TCELSl&id=100002166040201

【山本太郎】憲法改正"緊急事態条項"を止める為の国民投票法がガチでクソすぎる件について…【れいわ新選組/切り抜き】

https://youtu.be/UNuM11uqL6w

https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20230317k0000m040172000c

2023年4月 5日 (水)

本澤二郎の「日本の風景」(4765)

本澤二郎の「日本の風景」(4765)

<緊急事態条項は日本を潰す=突進する自公維民支持は平和の破壊者>

 日本国憲法誕生直前の国会審議(吉田茂内閣)において「緊急事態の対応を明記すべきではないか」との質問に対して、憲法担当大臣の金森徳次郎は、大蔵・法制官僚の本領を発揮した見事な答弁をして後世に名を残した。

 「政府に大権を与えると、どんな憲法でも破壊される恐れがある」と喝破し、緊急事態条項の挿入を排除した。独裁的政権は憲法を踏みにじる。安倍晋三内閣は、戦争を全面的に否定した憲法を無視して、あろうことか集団的自衛権の行使を容認、同盟国アメリカの戦争に自衛隊が参戦する憲法9条違反の安保法制を強行成立させた。

 

 

<天皇大権=首相の大権=再び過ちを繰り返す>

 当初、公明党の支持母体の創価学会はうろたえていたが、権力の甘い蜜を捨てがたく、安倍の強行に賛成して国民と信者を裏切った。まともな党員と信者が多数離反した。結果、党勢は衰退する一方である。このような政党政権が誕生すると、仮に緊急事態条項があろうものなら、日本は再び戦争国家へと突き進む。

 戦前の天皇大権が、戦後の首相大権へと移行しても同じだ。再び過ちを繰り返す。既にその萌芽が噴き出しているではないか。

 安倍と菅の後継内閣である現在の岸田内閣は、憲法が全く予想しない43兆円を投入する軍事大国へと踏み出している。善良な平和国民は震え上がっているが、政府はお構いなしだ。もしも、緊急事態条項が明文化されていれば、容易に軍事行動に踏み切っていただろう。

 政権の背後でハンドルを握る1%族は、右へと急旋回している。誰も否定できないだろう。

 改憲軍拡の震源地は、スポンサーである財閥と戦争神社で知られる神社本庁・日本会議だ。カネで動くカルト教団とカネに執着する獰猛な死の商人でもあろう。

 危機がなければ、危機をつくりあげる輩だ。世論操作のために電通を使って、新聞テレビで危機を煽りまくる。NHKもまた公共放送の冠を外されてしまった。ジャーナリズムは「権力を監視する使命がある」ため、決して権力に屈してはならない。権力に迎合する輩は、ジャーナリストとは言えない。

 

 

<憲法制定時の金森徳次郎非戦論は千金の重み>

 ぶざますぎる財閥の資源略奪戦争の愚を内側から見てきた金森にとって、敗戦後の日本は二度と繰り返させない非戦の新憲法制定国会の主役となった。財閥・軍閥の暴走を可能にした天皇制国家主義を総括し、悲惨な歴史を二度と許さない新民主憲法制定への自負とゆるぎない自信とは何だったのか。金森日記があれば読んでみたい。

 国家神道は廃止され、財閥も軍閥も解体されていた。岸信介などA級戦犯は追放されて収監されていた。しかし、油断大敵である。また同じような事態が起きるのではないか。そうさせない憲法を誕生させるという金森の強固な意思を、緊急事態条項を撃墜させたことだった。

 したがって立憲主義の憲法に「緊急事態」の条文は、100害あって一利なし。金森答弁は歴史に残るものとなった。さればこそ自公維民がこれの条文挿入に躍起となっている背後には、死の商人の影が見え隠れしている。緊急事態条項は日本国を滅ぼす!はっきりしている。断固として弾き飛ばさねばならない。

 

 

<政府に大権を付与する民主的国民はこの地球上にいない>

 国民に信頼されている政府はどこか?果たして存在するのであろうか。民主政治は「国民の国民による国民のための政治」と言われるが、現実には遠い希望でしかない。第一、喜んで税金を納める国民は、まずいない。いい為政者がいない。したがっていい政治が行われない。

 人びとは、こぞって為政者を「税金泥棒」と口にする。

 不幸なことに、日本には公正な選挙制度が存在していない。特に今の日本の選挙制度は、民意が反映されない悪しき小選挙区比例代表制である。国民の2割から3割程度の支持で、国会の議席が3分の2議席。おかしい、ぜんぜんおかしな選挙制度である。信頼するに足りる政治指導者などいない。

 むしろ、不信の政治屋ばかりだ。右旋回したこの30年の間の日本の没落ぶりはひどい。そんな指導者に緊急事態条項なる大権を与えると、どうなるか考えなくても分かる。それでいて、これに執着する政府与党とそれにぶら下がる野党。21世紀型の翼賛体制のもとでの首相大権に正当性はない。戦争国家による戦争勃発か。いただけない。

 

 

<政府は一%の組織・個人に動かされている=政治はカネで左右>

 一般に政治はカネで動く。財閥1%が政治を動かしている。カネの力で政党・政治屋は動く。多くのカルト教団は、カネと票で政治を操っている。統一教会だけではない。

 怪しげな金で動く怪しげな政治を、日本人は毎日のように見せつけられている。もう繰り返す必要はない。政府に対する大権付与は危険極まりない。

2023年4月5日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

日本国憲法に「緊急事態条項」を入れなかった理由を1946年に憲法担当大臣・金森徳次郎が答弁。

「緊急事態対応の道を残しておくと、どんな憲法でもまた破壊される恐れがある政府一存で行う措置は極力防止しなければならない。国民の意思を無視できる制度はないことが望ましい」
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緊急事態条項反対 pic.twitter.com/6UeRi4sA1z

2023年4月 4日 (火)

本澤二郎の「日本の風景」(4764)

本澤二郎の「日本の風景」(4764)

<最新の島津洋一レポート発見=武漢コロナは安倍戦略?>


 あなたは科学者を盲信できるか?医学者や獣医学者はどうか。いずれもNOである。日系アメリカ人の元ジャパン・タイムズ記者の鋭すぎる英文レポートを触ると、腰を抜かすような恐ろしい事実に驚愕、しばらく冷静に判断してゆくと「さもありなん」と納得する。島津洋一レポートは第一級の調査報道でもある。

 「武漢コロナウイルスは日本人科学者が作った生物兵器」だと断罪している。その前には麻原彰晃のオウム真理教の黒幕を暴いていた。既に日米中の情報機関は察知している。安倍の周辺は、各国の諜報機関が監視していたのであろう。そして銃撃事件は起きた!この島津洋一レポートは、反骨ジャーナリストの大沼安史のツイッターで翻訳・解説されて、日本国内に発信されていた。そのことを知ったのは、フクシマの幼い子供たちの命を救おうとして闘っていた、これまた命知らずの竹野内真理と一時、連絡が取れたお陰で大沼のすごい報道力を知らされた。

 

 

 原子力ムラの恐ろしい実態は、もんじゅ西村謀殺事件で知ったのだが、彼らは抵抗する報道人・学者らの命を奪う。全てを闇に葬ってきた。大沼も2022年6月に不審死している。竹野内も不可解な刑事告訴を受けている。筆者もやや似たような事件に遭遇したことから、原子力ムラという闇の巨大組織にたじろぐばかりだ。

 

 

(書いている途中で文章が消える=監視されながらの記事か。これまでも何度も経験してきたのだが、防御の方法を知らない筆者)

 ともあれ大沼による島津レポートの中身を簡潔に分かりやすく翻訳し解説、それをツイッターで発信してくれたことで、筆者も目から鱗が落ちた。

 

 

<腰を抜かすような真相報告と大沼の不審死>

 日本にも大沼のような正義と勇気のジャーナリストが存在したことに感謝したい。日本最大の公害で知られる足尾鉱毒事件報道で圧倒する報道力を発揮した、日本人女性初の明治大正期の反骨ジャーナリスト・松本英子を思い起こす。

 島津は、加計学園の獣医学部に新型コロナウイルスを作った日本人学者がいるというところまでも調べ上げている。真にすごい事件だ。本文には日本人獣医学者の固有名詞まで出ている。安倍が加計学園にこだわった理由と、そのことに奔走した萩生田光一の正体も見えてくる。安倍と森喜朗と萩生田も、この事件に関与しているのであろう。

 

 

<世界各国は島津レポートを知っている!=中国批判なし>

 島津洋一レポートは各国政府に送られている。安倍による60兆円バラマキ効果で口を封じているのであろうが、この驚愕すべき大事件は間もなく開封されるだろう。米トランプの活動と支援する米国統一教会の奮戦の行方も注視する必要がある。

 注目すべきは、武漢ウイルスを徹底的に批判する動きは見られない。知らないのは日本人ばかりか。

2023年4月4日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

2020-02-16

【武漢コロナウイルス/島津レポート6(2020/02/12付)&7(13付))】◇ 元ジャパンタイムズ・ウイークリー編集長、島津洋一さん ◆ さらなる調査で、日本の狂信主義(ファナティズム)が今回の悲劇(新型コロナウイルス禍)の主たる動因と判明/
中国は虎の子を締め上げる大蛇のように、死すべき運命にある彼らの敵、安倍晋三を対する圧力を増大させるだろう。日本民衆は彼を除去できてほんとうに喜びを爆発させることになるだろう

 ⇒  http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2020/02/post-180e59.html

    ★ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2020/01/post-435e0d.html

 

 ・2020-02-09 【武漢コロナウイルス/島津レポート5(2020/02/06付)】◇ 元ジャパンタイムズ・ウイークリー編集長、島津洋一さんが新しい「コロナ・レポート」:「武漢コロナウイルスが日本人科学者がつくったHIV(エイズ)/Flu(インフル)キメラ(怪物)を基にした生物兵器であることに今や何の秘密もない」/
米当局の疑念が向けれられ始めると、「米ウィスコンシン大
の日本人科学者(原文実名)は
2016年、米当局が疑惑の目を向け始めると、米ウィスコンシン大から東大、北大、加計獣医学部に移した」

 ⇒  http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2020/02/post-bb133f.html

 

          ★ ・2020-02-05【武漢コロナウイルス/島津レポート4(2020/02/02付)】元ジャパンタイムズ・ウイークリー編集長、島津洋一さんが新レポートで「武漢コロナウイルスは日本製(Made
in
Japan
)」と明言し、西側デモクラシー諸国に対して、安倍首相の辞任と東京五輪中止を含む懲罰を要求 / 日本政府部内の高官スポンサー及び関係した大企業も刑事訴追され、裁判/処罰を受けるべきと。★ 英語による島津レポートはすでに国際社会の政府・軍・衛生関係者らの知るところでしょう。

 ⇒  http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2020/02/post-3be1e2.html

 

 

コロナ対策安倍政権〜岸田

https://jisin.jp/domestic/2190775/

ワクチン追加接種推奨せずWHO

https://news.yahoo.co.jp/articles/85c8571342ca26d979ac7c6364d1e0a29429aa6b

ワクチン死亡の因果関係

https://www.facebook.com/100002497535520/posts/5980730562020136/?mibextid=rS40aB7S9Ucbxw6v

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2023年4月 3日 (月)

本澤二郎の「日本の風景」(47639

本澤二郎の「日本の風景」(4763)

<森のブルーべリー散策と白樺湖からの便りに心安らぐ>

 オペラ歌手の近藤日佐子さんが「NPO法人調和の響きエコツーリズムネットワーク」編の「社会的共通資本としての財産区および財産区有林」という頭の痛くなるような小冊子を送ってきた。しかし写真をみて安堵。「白樺湖畔散策」に高峰三枝子が歌っていた「湖畔の宿」が浮かんだ。自然を破壊する金亡者に対抗する、自然を愛するいい人間の地球社会は依然として厳しい。

 自然破壊の最大の悪魔は戦争である。死の商人との対決が人類の最終戦となろう。日本人もこれ以上ゆでガエル状態だと危ない。自然も安全ではいられない。

 

 

 それはさておき、先週金曜日に近くのエザワフルーツランドを散策して、森のエネルギーをたっぷり吸い込んだ。いただいた竹の子を御飯にして食べ、お腹をふくらませている。こちらには湖水はない。全てが山であるが、そこに日本一のブルーベリーの森がある。清水が流れる坂道をゆっくりと上ってゆくと、孟宗竹が崖の崩壊を防いでいる。自然が自然を防御している。これこそが自然による防災機能である。見事な防壁に拍手したくなった。

 

 

 山や谷の災害は、必ず悪い人間が盛土などで人工的に手を加えるために起きる。人工的な防災工事が大災害を引き起こす。もともとの山川であれば、風水害の被害が大きくなることは少ない。人間が自然を壊すことで大災害が起きる。自然の回復力・治癒力は、人間の浅知恵など歯が立たない。

 白樺湖畔に住むオペラ歌手の一言に頷いた。「もし湖水ではなく海だとすれば、間違いなくここにも原子力発電所が出来ている」と。至言である。財閥など1%人間の欲望は、どうしようもなく尽きようとしない。「今だけカネだけ自分だけ」が、世界の人間社会を支配している。

 必死で戦争準備をする自民党・公明党・維新・国民は、自然の価値を理解していない。全体の奉仕者ではない。中国の古典の一つである「大学」が為政者に求める修身斉家の人がいない。従って、治国平天下という人民の目標を達成できない。

 

 

 沖縄を見よ、である。南西諸島に次々とミサイル基地が完成、結果的に日中間の緊張をつくり上げている。昨日のネット情報には、現地入りしたやくざの倅が映像に出ていた。人殺し部隊は、ほぼ100%の確率で自らも殺されるのだが。むろんのことで自然が破壊されている。札びらに屈して軍隊を誘致した人間は、人間を育む自然を理解していない。

 

 

 非戦の憲法を保持しながら戦争準備に43兆円をかけるという、今の岸田文雄内閣は、安倍晋三以上に野蛮な自然破壊者といえる。小西洋之が改憲派を「サル」と決めつけたことは正しい。文句なしに正当な主張だ。立民の泉という若造もおかしい。しかし、猿は自然と共に生きて自然を破壊しない。永田町には猿以下の政治屋ばかりだ。

 

 

<エザワフルーツランドは森林力100%の目に健康果樹園>

 このあたりの山は竹藪と杉と雑木が目立つ。杉材を使ったログハウスに興味があるが、日本ではまだ田舎には見られない。園の入り口に建つ便所は杉材を使った見事なログハウスだ。一度は住んでみたい建物である。もうブルーベリー園を始めて25年になる江澤貞雄園主は、自信満々に園内を案内してくれた。

 彼が年々たくましく成長していることも頼もしい限りだ。「農薬も肥料も一切使わない健康果樹園計画」を25年前に立てた、そこに成功の秘訣があるのだろう。

 竹を伐採し、杉を切り倒し、そこにブルーベリーの幼木を植えてゆく。

山の適度の水分は自然の恵みだ。降り注ぐ太陽とふかふかした絨毯のような森の腐葉土は、肥料など寄せ付けない。全てが自然に委ねられた果樹園である。

 最近は花桃の木を植えている。切り倒した杉を利用して歩道も。自然の草木は、そのままにして「自然植物園」としての価値を高めている。山桜の大木もある。知らなかったことだが、樹木はさし木でつくが、樹齢が短い。山の樹木は種から成長するため、数百年の歴史を刻むことが出来る。

 夏場のやぶ蚊対策も見事だ。殺虫剤は使わない。海苔業者の使い古しの船を利用し、そこにメダカや金魚を放し、蚊の幼虫を食べさせている。自然界の生き物の循環利用もあっぱれだ。

 「食べ放題ブルーベリー園」は夏休みの子供たちの最高の「学びの森」にもなる。自然との共存を学んでもらう格好の教材の森でもある。

 かくして全国から問合せが少なくない。

 

 

<自然と共に歩く人たちの学びの宿にも>

 今回ブルーベリー園で学ぶ数人の人たちに出会った。東京から夫妻で飛び込んで、家と土地を借りてブルーベリーの栽培を始めたという元気そのものの同世代のAさんと、山形県から単身乗り込んで、水田を借り受け、そこで年中水をためる自然農法・無農薬水田つくりのBさん。水田にはドジョウやタニシ、そのうちそこで淡水魚の養殖にも手を出すだろう。蛍園も出来るだろう。

 名刺代わりに「平成の妖怪・大勲位中曽根康弘」(健友館)を謹呈した。この本で出版社は倒産、筆者も大学教授の椅子を棒に振ったのだが、自然を愛する人間の心は純真で優しい。誠意と感謝の気持ちで人生をたくましく生きている。

 

 

 今ここでとれた竹の子ご飯を食べていると、江澤夫妻が元気で活躍していることがすばらしい。周辺の水源地には、やくざの産廃業者による違法な核のゴミが埋設されて住民は泣いている。

 自然を知り、自然の力で生きる森には、悪魔は逃げる。人間の覚醒は自然を知ることからである。

2023年4月3日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

2023年4月 2日 (日)

本澤二郎の「日本の風景」(4762)

本澤二郎の「日本の風景」(4762)

<遂にメディア登場!氏子総代会?ネットで初報道!極右カルトの神社本庁が国家神道復活に賭ける?>


インターネット情報で遂に確認することが出来た。氏子総代会?若者は何のことだか不明だろうが、これが極右・保守派の牙城である占い信仰のようなカルト教である神道(しんとう)。京都大学の著名な日本史研究の第一人者の井上清は「国家神道は原始のお祓い宗教にすぎない」と喝破している。

 日本の侵略戦争は、国家神道と財閥が因子となって軍国主義を開花させて、暴走に次ぐ暴走を繰り返し、結果、2発の原爆を投下されて壊滅した。円は紙切れになった。敗戦後に財閥は解体された。国家神道も廃止となった。しかし敗戦後にこの二つの軍国主義の因子は、見事に復活した。国家神道の後裔が神社本庁である。財閥は超拡大している。改憲軍拡の要因・因子である。

 

 

 ここから発せられる軍国主義の底辺を、地域の氏子総代会が代表している。縛りは強いらしい。これまでは活字としてメディアに登場したことがない。それが遂に公然とネット情報に出た。ヤフーニュースやMicrosoftニュースなどで報じられた。神社ごとに、自民党を支持する地方の有力者を中心にまとまっているカルト組織体である。歴史認識などない。敗戦後の21世紀だというのに、頂点に立つ?天皇を崇拝して恥じない。

 歴史の教訓など糞くらえの皇国史観を保守する日本最大の極右団体ともいえる。自民党支持率30%の核心である。ヒロヒト戦争による300万人の有為の若者の命を奪っても、反省も謝罪もしない恐ろしいカルト教に支配されている日本である。

 中央に靖国神社・伊勢神宮・出雲大社、地域に無数の神社群、家々に神棚を飾る原始の占い宗教を、財閥も政府、地方自治体も、この占いカルトから抜け出ることが出来ない。まさに日本の不思議の最たるものである。さればこそA級戦犯の岸信介が韓国の軍人大統領側近の謀略機関の文鮮明を日本に招いて、統一教会を宗教法人として認可させ、さらに反共政治団体の国際勝共連合を立ち上げて、自民党を内部から侵食し、いまでは緊急事態条項を押し込もうとしている。日本危機である。

 

 

 参院憲法審査会で小西洋之が抵抗したのは当たり前であろう。対して安倍の別動隊の維新が猛烈に反発した。立民の愚かな党首が屈して、小西を更迭した。冷静にみて、永田町の異様な改憲の流れの底辺を支える神社の氏子総代会なる原始のお祓いカルトにこそ、岸田文雄が率いる自公政権の水面下の動きが、遂にメディアに浮上したものである。

 

 

 カルトは統一教会だけではない。「神風が吹く」と信仰する日本軍の大敗北にもかかわらず、敗戦後の今も自衛隊基地の司令官室に神棚があり、基地内に神社もある。原爆2発の敗因もカルトには無関係と言わぬばかりの日本である。おわかりか。

 井上清も驚く戦前の復活に築くべきだろう。この心酔者が岸信者の森喜朗である。自民党清和会のボスとして「日本は天皇中心の神の国」とほざいた。岸の孫の安倍晋三も従った。

 

 

 安倍銃撃事件と神道カルトと関係がないのかどうか。この森発言に対して恐怖を抱いた加藤紘一の乱を思い出す。護憲リベラルの大平正芳の秘蔵の弟子は、欧米との関係悪化を心配して決起した。加藤に抵抗した小泉純一郎が、森の後継者となった。そして政権に就くと、神道の指令に従って靖国神社を繰り返し参拝した。中国など世界は震え上がった。

 このころ中国の北京に1週間ほど滞在したが、市内の散髪屋の主人にも敬遠されたものだ。一旦、反靖国に火がつくと日本は世界から孤立する。万一、戦争になると日本列島は、森も湖も放射能まみれになることを覚悟しなければならない。

 

 

<改憲軍拡・戦争国家に向けて地域の爺さん集めて原始カルト狂乱>

 原発2個で敗北した日本で、再び「神の国」が頭をもたげ、財閥が死の商人化している。そして見えなかった神道の「氏子総代会」が表に飛び出してきた。識者は「軍靴の音」に怯え始めている。

 43兆円の超軍拡予算が始動する2023年だ。衆参の憲法審査会が維新主導で動き始めた。福祉団体に小銭をばらまく笹川ギャンブル財団の動向も不気味だ。

 

 

 数年前から神社で「改憲署名」が派手に行われた。黒幕の日本会議の暴走もただ事ではない。日本会議に賛同する不気味な本も出版された。

 いま桜も散っている。春霞も黒ずんでいる。以上は予見可能な分析である。日本にも東条英機どころか、ヒトラーの亡霊も現れてきている。

 注目の氏子総代会の顔ぶれは大したことはない。無論、若者はいない。地域のさえない爺さんばかりだ。しかし爺さんも油断できない。安倍晋三は、祖父を「爺さん」と呼んでいた。1億2000万人の日本人は正念場に立たされていることに覚醒しなければならない。善良な若者の中には「人殺し」のための子供を産めるか、と反発している。

 歴史を知る老人たちは、将来の日本を予見して、元気溌剌な子供たちを見て心を痛めている。息子や孫のいる老人は精神を病んでいる!

 

 

<タウンニュースをMicrosoftが報道>

 悪党は水面下で行動する。準備が出来るまで潜水して、時機到来

すると、おもむろに体を見せ始める。以下の「タウンニュース」はその表れではないか、と予見したものだから、こうして書いている。

 凡人ジャーナリストは老いても健在である。

2023年4月2日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

Microsoft


相模原市氏子総代会(本間俊三会長)は3月14日、4年ぶりに管内神社視察研修を行った=写真。市内神社の氏子総代ら約50人が参加。南区上鶴間本町の長嶋神社で、同社を含む市内九社の宮司を兼務する鈴鹿明神社(座間市)の古木普総宮司による参拝の後、市立博物館の学芸員・加藤隆志さんが講演した。

 

 

2023年4月 1日 (土)

本澤二郎の「日本の風景」(4761A)

本澤二郎の「日本の風景」(4761A

<安倍銃撃事件の犯人・山上被告の銃弾は被害者に当たっていない!>

 アメリカでは前大統領のトランプが起訴される事態が起きた。彼の日本のパートナーは昨年7月8日に銃弾で倒れた。そのために山上徹也被告が起訴され、間もなく裁判が始まる。双方とも前代未聞の事件として日米の話題をさらっている。ただし、日本の法廷闘争の行く方はどうなるのか?はっきりしない。春霞のように視界がぼやけている。安倍の命を奪った銃弾の特定が科学的に証明できるのか、大分怪しいことを多くの国民が知っているためだ。奈良地検や奈良地裁にその能力はない。同じく被告を弁護する弁護人の正体も、まだはっきりしていない。いえることは、科学的に立証できる証拠を提示することがほぼ不可能な事件だからである。

 明白な事実は、安倍の背後から発射した2発の花火銃弾は、安倍の低位置からのもので、安倍を殺傷した銃弾ではない。国民はその場面をネット映像で繰り返し目撃している。犯人は狙撃手(スナイパー)によるものである。

 警察検察は、この事実に目を向けていない。科学的な立証を隠ぺいした事件起訴である。真っ当な弁護団であれば、容易に検察捜査の出鱈目を暴くことになろう。

 

 

<奈良地検は最初から外れ弾で起訴して自ら罠にかかる愚>

 安倍の命を奪った銃弾は、首から侵入している。山上の最初の花火銃のドカンという発射音に驚いた安倍は振り向いた。二発目のドカンという音に連動するように狙撃手の弾が安倍の首から侵入し、心臓を射抜いていることが判っている。

 安倍の治療に当たった医師らの証言でも、山上の安倍の背後からの銃弾は確認できていない。犯人は近くの建物に隠れて、そこから発射したものであることが、容易に推認可能である。

 狙撃手はだれか。山上と連携していたのかどうか。標的がA級戦犯の岸信介の孫で、10年余の悪政で怒り狂う人や組織は、この国に相当数存在するため、警察検察の捜査では真犯人を突き止めることは不可能だ。だからと言って、罪をすべて山上に押し付けることなど今日の情報化社会では無理だろう。

 

 

<真犯人の銃弾は狙撃手=弾の特定を科学的に証明不能>

 安倍の奈良訪問は、真夜中に急遽決まったもので、自民党選対本部の一部の関係者しか知らない。自民党の奈良県連の高市早苗や安倍番記者ら報道人も深夜に知ることになる。

 その特別な安倍日程を山上被告が、どのようにして知ったのか。ネットで簡単に取れたのか、たとえそうだとしても、その時点は当日の何時頃だったのか。

 山上の決起当日の行動からみても、自民党本部内の協力者の存在を指摘するほかない。そして問題の狙撃手が現地入りした様子も複雑で

判りにくい。安倍日程を知って、直ちに行動を起こしたとしても、狙撃手が現場を確認し、そこに急行したルートはどうだったのか。大掛かりな組織的な関与がないと理解できない。安倍周辺や自民党内に協力者がいないと、到底この事件を理解できない。

 ケネディ暗殺を想起させる不可解な事件として迷宮入りするのだろうか。検察が真犯人を捕まえるには、自民党本部に潜入しないと無理かもしれない。犯人は安倍の周辺にいたのであろう。

 

 

<死体解剖も怪しい?銃弾の証拠に専門家は注目>

 解剖をしたのは誰か?正確な解剖所見を証拠として法廷にだせるのか?第一、安倍の命を奪った銃弾を証拠として提出できるのか。捏造した証拠品の数々だと、弁護団の厳しい追及と世論を説得できない。検察は起訴してみたが、実際問題、今後の法廷闘争に頭を抱えている様子が見て取れそうだ。

 また、山上被告を弁護する弁護人グループは、どのような人物なのか?こちらの詮索も不可欠かもしれない。

 安倍は亡くなって救われたのか?安倍死去と国葬という大騒動を巧みに演出した背後の勢力にもメスを入れるべきだろう。安倍よりも安倍的な岸田文雄の、リベラルから右翼に転向したことも不可解である。

 ヒトラー研究者はどう分析するのか。その作戦を誰も語っていない。春霞は灰色がより深くなっている。死の商人は狂喜する今である。

2023年4月1日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)  

 

 

(報道によると、山上被告は昨年78日午前11時半ごろ、市内の近鉄大和西大寺駅前で、参院選の応援演説をによると、旧統一教会に入信した母が多額の献金をしたことで破産し、困窮したと説明。教団を恨み、「教団深い関わりのある安倍氏を撃った」と供述しているという。)

以下送信メールを貼り付け

統一教会勝共連合と自民党

https://docs.google.com/document/d/149HFtZ647HJExHgzw-8JVdOXcRHVckv9/mobilebasic

岸田首相は統一教会関連団体の責任者でODAの受け取り窓口😱💦

https://twitter.com/ashitawawatashi/status/1641087876502032384?s=20

山本太郎「何かしらのいちゃもんをつけて、憲法を変えるような"ならず者達"がそのうち出てくるだろうって事を想定しているのが憲法なんですね」
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れいわ新選組
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緊急事態条項の怖さを知ってください
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緊急集会 pic.twitter.com/lU215hVZhk

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