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2023年3月 6日 (月)

岸田の放射能まみれ作戦<本澤二郎の「日本の風景」(4736)

岸田の放射能まみれ作戦?<本澤二郎の「日本の風景」(4736)

<13年目の311=原発本格化+核兵器開発+戦争準備=滅びの日本>

 楽観論もいいが、真の人間(賢者)は最悪の可能性を想定しながら、今を安全航海し、孫や子供たちに引き継いでいく動物である。ヒロシマ・ナガサキの教訓を学ぼうとしなかったA級戦犯の岸信介や読売の正力松太郎・中曽根康弘・渡辺恒雄らの暴走が遠因となって、2011年3月11日の大地震で新たな史上最悪の東電フクシマ原発の大惨事が起きた。それでも懲りない面々が、いうところの原子力ムラだ。

 原子力ムラは特に自民党清和会・改憲軍拡派に集中している。細田博之・萩生田光一・西村康稔らで、いずれも岸の孫の安倍晋三の後継者らである。いま統一教会と原子力ムラが一丸となって、山口の衆院補欠選挙に力を入れている。昨日は安倍の傀儡となった岸田文雄までが下関入りしている。

 

 13年目の不条理といえば、岸田・原子力ムラの新たな原発推進計画を打ち出した危険な方針だ。狙いは核兵器開発のためだろう。アメリカ・ロシア・中国に対抗する核兵器大国狙いか。核軍拡レースに参戦するつもりなのだ。そのための43兆円の超軍拡予算計画だ。戦前を越える世界第三位の軍国主義国家へと踏み出した。結果は判りきっている。日本列島が放射能まみれ、生き物が住めなくなる「醜悪な日本」が、仮定ではなく現実味を帯びてきた。これは絵空事か?

 カルト教団の神道・統一教会・創価学会の危険すぎる行き着くサタンの日本ではないのか。漫画の世界が本物になろうとしている。しかし、誰も警鐘を鳴らそうとしていない。学術会議も宗教界も政界も高見の見物である。

 

 しかも1972年の宇都宮徳馬・田中角栄・大平正芳らが、極右台湾派の清和会との命がけの戦いに勝利して実現した日中友好を、森喜朗・小泉純一郎・安倍晋三ら清和会がこれらの成果をズタズタにして、あろうことか中国敵視政策を打ち出して、戦後の外交的成果を破壊してしまった。

 

 極右作戦は、台湾独立派を決起させることで、北京と台湾の緊張を招き寄せ、ことあるごとに「台湾有事」を喧伝している。油断すると、いまの習近平の武断主義のもとで、それが発動される懸念も宣伝している。米軍のアジア最大の軍事基地である、要塞化した沖縄周辺にSOSが発せられるのも当然であろう。

 滅びの岸田文雄の極右戦略は、極右・日本会議の策略であろう。日本は確実に危険水域にはまり込んでいる。清和会・統一教会の悪魔の策略である。

 

<東大原子力工学科OBの小野明は廃炉やめて猛毒トリチウム投棄>

 13年目の311について、東京電力はフクシマの廃炉に手を付けられない状況にある。東大原子力工学科の肩書第一の小野明もお手上げだ。廃炉も使用済み核燃料の処理さえ出来ない原発を、54基も建設した岸・正力・中曽根・渡辺らの不条理極まりない核兵器開発の野望は、すでに頓挫したはずだが、それでも小野ら東電は猛毒トリチウム汚染水を太平洋に流し込むことに専念している。

 

 海を放射能で汚染しながら、さらなる原発推進を強行するという岸田の無責任は重い。地震と戦争で爆発炎上し、放射能が地球を汚染する危険性に飛び込んでいく。まさに狂気としかいいようがない。

 

<東芝製核爆発を隠ぺいして恥じない東芝経営陣に怒る泉下の次男>

 筆者は2010年から、息子の命を奪って反省も謝罪もしない東芝という財閥の不条理と戦い続けている。東芝には、電通が防護服となっていることも分かった。原子力ムラの悪魔の権力がまとわりついていることも。依然として東芝病院による看護放棄による窒息死に反省も謝罪もしない東芝の、恐ろしいまでの犯罪性を、次男の正文が泉下で泣いて父親に訴えている。

 40歳で無念の生涯を終えた正文の怨念が、東電フクシマの東芝製3号機の存在を教えてくれた。その3号機で水素爆発ではなく核爆発を起こしていたことも判明したが、東芝も東電もむろん、原子力ムラの政府も隠ぺいして、全く恥じない。

 東芝との戦いが、筆者に正義と勇気をより与えてくれている。歴代の東芝経営陣の道徳性のなさ、人間性の欠如との我が闘争である。

 

<魚介藻類が食卓から消える=ノーテンキな公明山口の11年ぶりの現地>

 不思議な記事をみた。公明党創価学会の政教分離違反の党首が、11年ぶりにフクシマの現地に出向いたという。廃炉の現場を見たわけではない。放射能にカルト教も無力である。安倍もそうだったが、山口那津男も覚悟などない。

 無責任・無能な政治屋に成り下がって、小さな声にも耳を傾けない。無様な野党と昼寝が大好きな市民のお陰で存続しているようなカルト政党でしかない。

 もしも、小野明が猛毒トリチウムを太平洋に投棄すると、日本の魚貝藻類が食卓から消える。風評どころの次元ではない。恐ろしい事態にアジアの人々が怒りを現地の日本大使館に押し寄せるだろう。

 海洋投棄など論外である。東大原子力工学科は利権目当ての学問だろう。

 

<戦争党・翼賛議会勢力の自公維民との対決が統一地方選挙の焦点>

 2013年2015年ごろから、筆者のペンは軌道修正した。公明党の太田ショウコウ(昭宏)と安倍が共闘して戦争三法を強行した。非戦の憲法を破って戦争する自衛隊・日本に改編したのだ。この驚くべき国家改造に人びとは驚愕した。以来、自公との対決がペンの標的となった。 

 パソコンに感謝している。まだ高齢者にパソコンを使えない哀れな人たちがいるが、なんとか文字をかける人間になれた。スマホは無理だが、これも息子のお陰である。

 統一地方選は、第一に311の総括をする、第二に安倍の統一教会排除、第三に原発NO、第四に戦争党NOの判断を有権者に求めている。戦争党との決別は、日本の前途を占える試金石・歴史的使命といっていいだろう。まだまだ筆を折るわけにはいかない。極右政治はとうに破綻しているのだから。先日は日本テレビの元編集幹部に「まだナベツネいるの」とからかわれてしまった。正真正銘の原発派はいない2023年である。

2023年3月6日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

スクープ!東海第二原発で「非常用電源喪失」!岸田政権の「原発推進政策」に赤信号
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FRIDAY
デジタル

https://friday.kodansha.co.jp/article/296641

 

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