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2023年3月11日 (土)

311放射能社会<本澤二郎の「日本の風景」(4741)

311放射能社会<本澤二郎の「日本の風景」(4741)

<無責任政府原子力ムラと無知国民が連携する放射能核共存社会か>

 2011年3月11日がやってきた。その教訓は政治や行政に全く生かされていない。それどころか「放射能核共存社会」を強要している。庶民の目線だと、無色無臭の放射能社会が定着しているとしか思えない。莫大な311東北復興のための血税はどこへ消えたか。

 

 ぶっちゃけて言わせてもらうと、人間性がひとかけらもない学術会議や血税目当ての学者群ばかりが目に付く。政界や言論界は、容易に電通や財閥にひれ伏す。巨大地震国に原子力発電所はいらない。建設してはならない。核兵器の原料となるプルトニウム確保に突進したA級戦犯・岸信介の亡霊に清和会の安倍晋三どころか、菅義偉はたまた宏池会の岸田文雄までが服従して、原発回帰の政策を強行するという。

 54基どころかアメリカ並みに100基建設しようというのか。放射能まみれ、放射能核共存社会にしようとしているとしか思えない。「美しい日本」はどこに消えてしまったのか。

 

<放射能下の生活を強いられている多数のフクシマ県民(福島エートス)>

 それにしても、市民が立ち上がらない無知な福島県民にも驚愕させられる。神奈川県や千葉県にはやくざが跋扈して、警察行政を破壊しているが、はるかに恐怖の放射能に対して甘すぎるフクシマ県民は、311事件を忘れてしまって、こともあろうに現地の知事に、原子力ムラの震源地である経済産業省のOBを選んでいる。これもすごいことであろう。

 フクシマ原発に反対した佐藤栄作知事(元宏池会参院議員)は、東電など原子力ムラによって排除された。それを後押しした言論界!この国の狂気に言葉もない。

 

 「福島エートス」という言葉を少し前までは、全く知らなかった。それに反対した被ばくジャーナリストが刑事告訴されたことも。文鮮明の言う「悪魔の国」ということなのか。原子力ムラの科学者は悪魔の人間で構成されているのか。

 

 すなわち「放射能の下で生活しなさい。放射能は大したことはない。安心していい」などという嘘で固めた屁理屈を住民に押し付けて放射能共存を強いる悪魔の行政のことである。被ばくを強要する原子力ムラの手口を容認させられている福島県民は、正に棄民そのものである。悪魔の行政に従う子羊に声をかける言葉などない。

 これに日本医師会も正義のはずの民医連も服従している。人々の声はかき消されているのである。健全な言論の不存在の恐怖を物語っている。一党独裁国と変わらないフクシマである。

 

<婦女子の健康管理は大丈夫か=奇形児の扱いが心配>

 甲状腺がん患者らが裁判を起こしたことは承知しているが、その後の消息は伝わってこない。チェルノブイリの教訓さえも学ばない原子力ムラ主導の地方自治に対して、司法は目を覚ますかどうか。根本の住民自治は抑え込まれている。

 本末転倒する福島県といえるだろう。平(たいら)出身の正木清や大平正芳の盟友・伊東正義の二代目は、誕生していないのだ。

 チェルノブイリでは、当然のことながら被ばくした乳牛のミルクを飲んだりした婦女子から、沢山の奇形児が生まれてきている。フクシマはどうか。強制的に堕胎させているのだろうか。

 原子力ムラが支配する国は、闇の世界である。真実は闇から闇に葬られるのだ。甲状腺被爆者に対して、担当医は「放射能とは関係ない」とわざわざ念押しすることも公表されている。人間の命を救う崇高な使命を医師は放棄している。ハルビンの生体実験で知られる関東軍の731部隊が、新たに誕生しているのであろうか。

 

 余談だが、房総半島の袖ヶ浦市の水源地・林地区に埋設された放射能ゴミ近くの住民にも癌多発が報告されている。袖ヶ浦市も千葉県も環境省も科学的な検査をしない。嘘で住民を誤魔化している。

 

<被爆地での食糧生産や生き物は?猛毒トリチウム投棄で魚介藻類危機>

 除染作業は承知しているが、それを100%処理できるわけがない。人間のやることだ。手抜きもあろう。森林には手をつけることが出来ない。安全な大地や住宅は望むべくもない。被爆地は依然として放射能汚染危険地区だ。

 そこでの野菜づくりや果樹・コメ作りは無理である。採れた食材が安全であるわけもない。汚染地区での生活や畑作水耕は無理だ。諦めるしかない。東電に負担させるほかないのだが、第一いまも東電が存続していること自体がおかしい。

 人類には廃炉技術はない。ロボットを駆使しても無駄である。今は猛毒トリチウムを海洋投棄するのだという。朝鮮半島や大陸の住民は反対している。いい加減な国際原子力機関IAEAを懐柔できても、無駄なことである。電通やNHKを使って安全宣伝しても無理だろう。

 それでも強行すれば、海産物を食べることが出来ない。食卓から魚介類は消える。漁業者は生きられない。

 

<廃炉は幻か!それでも原発回帰の政府原子力ムラの暴政>

 廃炉は無理だ。東大原原子力工学科には出来ない。欧米も無理だ。チェルノブイリのように蓋をかけて放出を抑さえるしか方法はない。そもそも核に手を出す方が大きな間違いなのだ。

 それでも原子力ムラは、原発回帰に舵を切った。岸田の無責任な政治にもあきれる。従うだけの公明党創価学会カルトも脅威である。神道は戦争屋そのものだが、仏教は虫も殺すなと教えている。神道と共闘した変質した創価学会は危険極まりない。

 

 政権交代が無理ならば、この国の主権者はすべて棄民となる運命に置かれてしまっている。

2023年3月11日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

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