伊藤詩織さんに続け<本澤二郎の「日本の風景」(4662)
伊藤詩織さんに続け<本澤二郎の「日本の風景」(4662)
<女優の大内彩加さんも劇作家を提訴=性犯罪は人格否定の深刻すぎる重大な事案=被害者は沢山いる=声を上げよ!>
(日刊スポーツ)劇団「DULL-COLORED
POP」を主宰する劇作家谷賢一氏(40)をセクシュアルハラスメントで提訴した同劇団の女優大内彩加(29)が20日、オンラインで会見を行った。550万円の損害賠償を求め、11月24日付で東京地裁に訴状を提出。谷氏とのLINE画面も公開した。谷氏は「事実無根」と反論しており、所属事務所は「訴状も届いておらず、訴えの内容を正確に把握できていない状況」とコメント。
大内彩加さんは初めて聞く名前であるが、強姦魔に対して屈せず、提訴した勇気を評価したい。伊藤詩織さんのTBSの山口強姦魔事件が影響したものか。刑事告訴はどうか。改めて詩織効果に注目したい。大半の無名の女性市民は泣き寝入りしている。創価やくざ強姦殺人事件から見て断言できる。
自衛隊の組織は言うまでもなく、日本の女性はやくざは言うまでもなく、油断すると、どこからでも残忍で獰猛な日本狼に襲われる。肝に銘じるべきだ。阻止する方法は、被害者のすべての女性が声を上げることである。警察は正義の婦人警官を配置して、しっかりと対応する責任がある。警察改革の核心に違いない。中村格のような安倍・菅人事を二度と許してはならない。
強姦は女性殺人に相当するだろう。ことほど犯罪性は重い。フィリピンのドゥテルテ前大統領のような勇気ある為政者も必要であるが、まずは女性が声を上げる、自立する決断が不可欠だ。したがって今回の大内さんの法廷闘争にも関心を持ちたい。いまだLGBTを理解しない凡人ジャーナリストだが、強姦事件は女性にとって生死にかかわる深刻すぎる重大な事件であるとの認識は、創価やくざ強姦殺人事件の教訓なのだ。
<女性のみならず日本人の必読本は山田盟子女史の作品群>
筆者は、女性の自立が日本政治の健全性と深く関係していると考えている。なぜ自立しないのか、出来ないのか。強姦されても110番通報しないのか。伊藤詩織さんただ一人しか勇気ある自立できないのか。伊藤さんの覚悟の決断に敬意を表しながら「詩織さんに続け」と叫び続けてきたのだが、大内さんを第二の詩織さんと評価して、法廷闘争を注視していきたい。そこで直接関係ないのだが、LGBT問題の専門家・法律家に「山田盟子さんの作品を読んでほしい」と声をかけてみた。
この本をまだ読んでいないが、概要をインターネットで知って腰を抜かした。偽りの明治天皇と福沢諭吉と岩崎弥太郎の3悪党を、彼女は容赦なく暴露していた。凡人ジャーナリストは腰を抜かして茫然自失の体だったことを白状したい。
女性問題の専門家は、山田盟子女史の作品を読んでいるのか、はたまた知っているのか。昨今、弁護士の金儲け仕事にうんざりしている反骨のジャーナリストは、ただ一人尊敬できる法律家の反応に興味をもった。彼女はさっそく図書館で見つけたという。読み始めた。
女工哀史という本の名前をうろ覚えている程度の人間は、それでもまさしく山田盟子本は女性哀史そのものと評価できる。「日本の近代化」という明治の嘘を学校で教え込まれてきた日本人は、明治の3悪人の蛮行を知って声も出ないだろう。
明治の啓蒙思想家といわれてきた福沢諭吉の正体を、名古屋大学名誉教授の安川寿之助さんの著作で知った時も驚いた。その福沢の手ほどきを受けた、つくられた明治天皇と政商・岩崎の蛮行は、天地がひっくり返るほど悪辣だった。
出版社は山田盟子女史の作品の復刻版を出して広く国民に読ませたらいい。
<法律家は図書館で借りてきて既に数冊読破>
不正義に妥協しないLGBTに厳しい弁護士は、それゆえ岸田が「有能だ」として世論の罷免要求を突っぱねている悪女の杉田水脈に手厳しい。安倍の鶴の一声で比例区のに入った、そのため国民が知らないうちに議席を持つという、現行の選挙制度にも怒りを爆発させている。
典型的な人権派弁護士の一人である。急ぎ図書館で山田盟子女史の作品を借りてきて数冊読破したようだ。すごい弁護士だ。金に執着しない点も、昨今の弁護士の対応に懸念を抱いてきた筆者も感心するほかない。
<「日本の風景」2018年12月30日に掲載済み=近く再掲載>
昨日はわざわざ電話をしてくれた。「本澤さんは既に4年前にblogで書いている。山田盟子女史の作品を読めと訴えていた。忘れたのか」と。
さっそく「日本の風景」の2018年12月30日号を開くと確かに書いていた。しかも、このことを教えてくれた人物もわかった。大手の元出版社の編集者だった。そういえば、最近になって本人から電話があった。当時の126メールが止められてしまい、古い友人と連絡が取れない有様に閉口するばかりだ。
デジタル時代の落とし穴か。貴重な記録を消される恐怖は、KDDIの携帯でも経験した。近く4年前の記事を掲載しようと思う。戦争準備などNOである。
<昨日はうれしい女らしい女性デー=国家手帳にキウリの糠味噌漬け>
この世は腐りきっている。戦争準備に抵抗しない新聞テレビにうんざりだ。どこもかしこも翼賛体制化している。昨日買ったばかりのPanasonicの携帯ラジオのチャンネルを回すとTBSラジオ。ニュースのあとにスポンサー「日本財団」に仰天した。笹川ではないか。清和会と統一教会を支援する日本財団に取り込まれていた民放ラジオに衝撃を受けてしまった。現に現在も、手玉に取られている文科省ではないか。統一教会顧問弁護士の優雅すぎる高級マンション生活も知った。主権者を馬鹿にしているカルト教団に屈してなるものか。
いいこともあった。日刊ゲンダイの有能な記者の一人で知られる峰田理津子記者が、来年の国会手帳を送って来てくれた。北京生活をしていた時も、である。頭が下がるのだが、彼女の取材がまたすごい。庶民の目線を貫徹した鋭いもので、当方の言いたいことを100%質問してくる。
反骨のジャーナリストは、日刊ゲンダイにもいる。しかも、彼女の後輩たちもまた同様である。東京に住んでいたころ、何度も自宅近くまで来てくれた。惚れ惚れする秀才美人だ。NHKの安倍側近の記者とは対照的である。
以前、北海道新聞の元政治部長が「元気だな」と声をかけてきたが、日刊ゲンダイのお陰だった。先ごろは高知市に住む元自民党秘書からも「コンビニで買っているよ」との声も。いまやタブロイド新聞の雄である。外国特派員の必読新聞というのも頷ける。新聞界のナベツネ化に対抗する唯一の日刊ゲンダイの活躍が、日本の希望といえるだろう。決して誉めすぎではではない。
もう一つうれしい贈り物があった。近くの親類先に当たる柴崎福江さんが、ぬか漬けのキウリを2本と白菜などの野菜を持参してくれた。もちろん無農薬野菜だ。彼女の糠床は母親のころからだから100年近い、もしも母親がその前からの糠床を拝借していれば、100年を軽く超える。糠味噌文化の源流は、中国の南部の米どころかもしれない。米ぬか文化に沢庵漬け文化が加わると、大陸と半島と列島は、古より一体だったことが理解できる。
2022年12月21日は、さしずめ本澤家にとって女性の日となった。その数日前には、同級生の佐久間清一君が日本に帰化した韓国人が作ったとみられるキムチを持参した。キムチも最高だ。近隣諸国との仲良しを日本国憲法は政府に指令していることを岸田は忘却している。
2022年12月22日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)
滋賀県警が準強制性交容疑で書類送検した滋賀県高島市の万木(ゆるぎ)豊市議(58)を不起訴とした大津地検の処分を不当として、被害を訴えている同僚の中川あゆこ市議(42)は21日、大津検察審査会に審査を申し立てた。中川市議は「起訴相当を求める。許されない行為」としている。
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