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2022年11月19日 (土)

清和会秘話14<本澤二郎の「日本の風景」(4629)

清和会秘話14<本澤二郎の「日本の風景」(4629)

<莫大な資産を溜め込んだ笹川財団と文鮮明・統一教会>

 この世に神も仏もいないが、人間国家が編み出し印刷したカネが国や社会を動かしている。国家は、国民から強制的に税金として奪い取っている。それを国民のために使おうとしないから、カルト政党は余計に非難される。戦争するために増税に走る馬鹿者も多い。その一部をかすめ取る笹川一族との指摘は、古くから指摘されている。ギャンブル利権(国交省)を擁護する公明党創価学会も、危ないカルト宗教政党であることが露見して久しい。カネと暴力で蓄財してきた笹川一族の資産がどうなっているのか、政府も国民も知らない。

 江戸時代にはやくざがお上の十手を握って捕りものをしていたが、それは極端な戦前戦後の事例と断罪する識者もいる。そこでは警察も検察も任務放棄し、沈黙して恥じない。すごい闇の日本に、平河町と信濃町が加担している!客観的に見て、清和会政治によって日本は衰退してしまっている。

 

 他方で、清和会権力を利用して小金持ちの財産を根こそぎ奪い取って、日米南北朝鮮などにばらまくだけでなく、ソウルに世界一の宮殿を建設している文鮮明の統一教会が、我が日本に存在して半世紀経つ。半世紀の間に数兆円以上も強奪して、呪われた信者を地獄に叩きこんでいる。まるで公明党創価学会と金集め競争をしているかのようだ。

 

 真っ当な日本政府の任務は、不正腐敗の統一教会と笹川財団の資金とその流れを明らかにして、国庫に吐き出させることだ。天命といえるだろう。

 

<岸・福田・文鮮明を支えた笹川のギャンブル利権=森・小泉・安倍の統一教会利権>

 7・8安倍晋三銃撃事件が、パンドラの箱を開けてくれた。主権者である国民は、その暴政の真実を知って度肝を抜かれている。有史以来の出来事は、A級戦犯で巣鴨入りした輩が、半世紀にわたって繰り広げてきたことだから、国民は声も出ない。

 安倍権力は、清和会・統一教会と笹川の権力そのものであった。清和会・自民党を解体して責任を取らせる今でなければ、この国も明日はない。他に方法があるだろうか。

 A級戦犯の手口は、戦前の国家神道に統一教会と、近年に創価学会を巻き込んだものだから、したがってそれは、狂信的極右の危険な政権である。笹川のギャンブル利権と宗教の冠をかぶる統一教会・神社本庁・公明党の連携に呆れるばかりだ。

 自民党政治は、清和会の森政権から小泉、そして安倍の時代に完璧に変質した。ジャーナリストは皆知っている。

 明日の日本再建のため、日本国民は自公政権を打倒し、信教の自由を悪用してきた悪魔のような財団・教団を解体する使命を、日本国民は帯びているはずである。

 

<福田派大集会に飛び入り参加した笹川良一老人>

 改めて筆者が目撃した事実を繰り返し、見ていない・知らない国民に紹介したい。福田派の大集会が都内のホテルで開催された時だった。壇上に福田赳夫がマイクの前に立っていた。そこでハプニング!

 もう80歳を越えているはずの老人が壇上に駆け上ってきた。その人物が笹川良一だった。総理総裁を目指す福田を激励するために、カネと暴力の黒幕登場に仰天した。笹川は岸と共に統一教会を立ち上げた張本人である。

 会場には統一教会国際勝共連合などの右翼関係者が一杯いたのだろう。普通の集まりに姿を見せればイメージダウンだが、岸を後継した福田は、笹川と文鮮明の支援を受ける立場だった。

 忘れようとしても忘れられない場面である。岸のA級戦犯人脈を継承した福田赳夫そのものだった。ライバル中曽根康弘は児玉である。児玉を中曽根に紹介した人物が、読売のナベツネという。ワルが跋扈する日本なのだ。

 

<文鮮明の集会で「アジアの指導者」と絶賛した福田赳夫副総理>

 最近になって映像で目撃した福田と文鮮明の出会いにも腰を抜かした。そこでの福田の破格の挨拶も。統一教会国際勝共連合を率いる文鮮明に対して、三木内閣の副総理・福田が「アジアに指導者が現れた。その名は文鮮明」と大集会で絶賛、二人は抱擁までして会場から拍手をもらっていた。

 不気味この上ない記録された映像である。

 無関係な第三者はこの映像を見て、気味が悪いと思ったに違いない。 

 

<岸・福田側近の千葉三郎事務所に運転手で入り込んだ勝共連合>

 千葉三郎は千葉県茂原市の出身で、岸・福田派を代表する右翼議員だったらしい。らしいとは、駆け出し記者のせいで、当時の派閥の事情に疎かった。彼は自民党右翼議員のたまり場だった素心会の代表をしていたことから、なんとなく悟った程度である。既に岸は首相を辞めていたが、岸のことを東京帝大の先輩は「岸くん」と呼んでいた。

 晩年の千葉は、もっぱらブラジルの開拓に熱中していた。確かトメアスというところに、地元の人たちは墓まで用意した。地元の開拓者に尊敬されていたのだろう。石油危機の際は「マンジョカでアルコールを生産するんだ」と張り切っていた。福田のことなど眼中になかった。一度だけ町村金吾(元警視総監)と食事をしたことしか覚えていない。酒とは縁がなかった。

 千葉は東京タイムズ創立者と仲良しだったらしく、事務所に行くとひどく歓迎してくれた。品のいい寺部かつという美人の女性秘書も、いろいろと千葉のことや事務所内のことを説明してくれたのだが、その一つが「今度うちにきた運転手は、勝共連合からよ」というものだった。今からすれば重大な情報だったが、まだ一人歩きも出来なかった凡人ジャーナリストは、勝共連合と聞いてもいやな感じを持ったくらいで、ピンとこなかった。

 第一、文鮮明を知らなかった。1970年代のことだから、多少接触していれば全体を掌握出来ただろうと思う。

 運転手はいろいろな議員の秘密を知っている。統一教会の狙いだろう。大事な情報源となるが、問題の運転手とは、とうとう一度も話をしなかった。秘書は「あのような人と付き合っては駄目よ」と警鐘を鳴らしてくれたと理解したものだ。最近まで鎌倉市に住む彼女と年賀状のやり取りをしていた。

 

 千葉は一度だけ労相を歴任したが、二度と猟官運動をしなかった。「入閣するのに大金が必要」という事情を初めて知った。カネにきれいな千葉だった。従って千葉に近付いてきた林大幹(息子が二階派幹部)が、カネに躓くと事務所に寄せ付けなかった。そんな千葉が何度か「笹川さん」と口にした。岸も笹川も巣鴨のA級戦犯のはずだ。それでいて「笹川さん」?どういうことか、笹川は福田派の金欠議員にも献金していたのである。

 モーターボート競艇ギヤンブルを独占的に、いまも継承している笹川一族のギヤンブル利権は世人の想像を超える。近くに福祉施設があるが、周辺の人の評判がよくない。その一つが「笹川資金」を受け入れたからだという。昔は船舶振興会、名前を変えて財団にした。財団がいくつもある。

 

 晩年の笹川良一はテレビのCMで自己宣伝に励んでいたが、知る人ぞ知るである。笹川と文鮮明の統一教会は、間違いなく一体化している。森喜朗の事務所が笹川財団にあることも知った。清和会最大の恥部は、笹川ギャンブルと統一教会ということになるだろう。

2022年11月19日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

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