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2022年11月 5日 (土)

黒田爆走止まらず<本澤二郎の「日本の風景」(4615)

黒田東彦爆走止まらず!<本澤二郎の「日本の風景」(4615)

円は紙切れ・物価は急騰=それでも金利上げNO・円刷り継続

 最近の日本は、反社会的なカルト教団・統一教会と日本銀行総裁の黒田東彦に翻弄されている。いずれも安倍晋三の悪政の遺産である。首相の岸田は「安倍政治を継承する」と公言した。悪政を引き継ぐというのか。国民はたまったものではない。 天文学的な借金大国の日本である。普通なら日本は破綻国家であるが、円を刷りまくって、さらに借金を膨らませ、円に羽を生やして軽くし、それを大軍拡・軍事大国化に向けて狂奔している。「安倍・統一教会路線を突っ走っている」のであろう。

 

 平和軍縮派の宇都宮徳馬が生きていれば、いまの日本政治は「暴兵損民」(徳間書店)そのものである。その原動力となっている日本銀行の黒田に対する、人々の怒りは天を突く勢いである。コロナ禍が幸いして、怒りの住民の抗議が日銀に届かないのと、議会の不勉強議員の追及が弱すぎるため、現在も「私は日銀総裁をやめない。異次元緩和をやめない」と開き直っている。政府は打つ手なし、国民の反撃に期待しているかのようだ。

 

 ご存知、日米の金利差を放置する黒田の金融政策は、大間違いだ。投資家は安心して円を売り、ドル買いに走り、円は暴落する。分かりきっている。欧米は、そろって金融引き締めを行っている。これも円安要因である。日銀の悪政によって、円は紙切れになっている。物価の急騰で市民生活を疲弊させている犯人は、黒田である。誰もが黒田に怒り狂っている。

 

 怒っているのは市民だけではない。中小企業だけでもない。銀行も悲鳴を上げている。一人悦に入っているのは財閥の1%。1%向けの黒田の金融政策である。これこそが安倍の大嘘・金融経済政策といえる。「無知無能の安倍を政権に就けた自民党・統一教会と日本会議、ひいては日本国民か」と嘆くしかないのか。

 

<「黒田アベノミクスで日本沈没は必至」の怒りの声やまず

 安倍は選挙運動で「経済は良くなった。失業者が減った」と叫んでいた。平気で嘘をつく安倍晋三に誤魔化される有権者もいた。現実は違った。この10年で日本は先進国の中で、ほとんど賃金が上がらなかった。

 いくら黒田が、円を刷りまくっても投資家が上前を撥ねてニューヨークに運んでいた。財閥はカネをため込むだけで、新たな投資をしない、ひたすら株価の操作で利権を懐に入れていた。目下、話題の日興証券の株価操作事件は、そうして発生したものだろう。

 アベノミクスなる用語を宣伝した大手の経済部記者の罪も重い。イカサマ金融政策を批判しなかった。黒田の爆走を批判せず、自由に異次元緩和とゼロ金利を正当化させてきた。それは国会議事堂内も同様だった。

 金融と経済を理解する専門家が、日本にいなかった。今になって「実はこうだ」と解説する輩は売国奴である。

 

 貿易収支一つ見ても大赤字の日本である。貿易立国が消えてしまった。これからどう生きるのか。日本の前途は真っ暗闇ではないか。先日、友人が日経新聞を送ってきた。薄っぺらな紙に日本軍膨張を誘引するワシントンの「ジャパンハンドラーズ」たちの意見を紹介していた。日経も当てにならない。

 

 はっきりしてることは、安倍時代から日本の経済は墜落を速めていた。にもかかわらず、安倍は60兆円もの巨費を海外にばら撒いていた。とくに中国包囲網構築のためだった。今では多くの識者が「日本沈没」を本気で口にするようになっている。

 

<黒田を斬れない岸田内閣と議会の体たらくで市民生活はお先真っ暗>

 2013年からの黒田・日銀のイカサマ金融政策は「危機の先送りだった」といわれている。異次元金融緩和による日本価値の激落路線だ。しかもゼロ金利。それでも投資活動を無視した財閥の罪も指摘したい。それでも、黒田は爆走をやめなかった。

 わずかな預金で老後を生きようとしている多くの年金生活者だけではなく、いつでも首を切られる契約社員・非正規労働者の生活に見向きもしない黒田の罪は、万死に値する。そんな黒田の首を斬れない政府と議会に腹が立つ!

 

<大平正芳元蔵相いわく「政府・大蔵省の役目は通貨の維持にあり」

 50年前に大蔵大臣をしていた大平正芳は「政府・大蔵省の大事な任務は、通貨を維持することに尽きる」と叫んでいた。「円の価値を維持することが政府の使命」という。正論ではないか。

 黒田がやってきたことは、円を引き下げることに狂奔し、とどのつまり日本の経済も市民生活も困窮させ、貧困の日本へと追い込んでしまった。

 「通貨の維持」とは、借金体質をなくしていくことである。たとえコロナ禍とて本予算など吹き飛ばしての総合経済対策で、新たな借金を積み上げる。莫大な軍拡予算で、財政を破綻させる安倍政治の延長で相撲を取る岸田によって、日本財政は悲鳴を上げているどころか、墜落寸前ではないか。こうした当たり前の言論がなぜ起きないのか!

2022年11月5日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

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