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2022年11月10日 (木)

清和会秘話5<本澤二郎の「日本の風景」(4620)

清和会秘話5<本澤二郎の「日本の風景」(4620)

<岸・安倍家に振り回されてきた半世紀の日本!>

 大学で国粋主義の教育を受けた岸信介は、商工官僚として民を奴隷にする財閥と共に歩いた。満洲国傀儡政権でも蛮勇を振るい、遂に東条内閣の商工大臣にのぼりつめて、英米との戦争に深く加担した。その罪は万死に値する。敗戦でA級戦犯として逮捕されたが、米謀略機関のCIA協力者に変身して、想定できない首相の座まで手にした。

 しかし、岸の野望は尽きなかった。カネと暴力の児玉・笹川を従えて、軍国主義の大日本帝国復活に向けて、あろうことか韓国の文鮮明といういかがわしい人物まで日本に招き入れた。そして宗教法人の資格をプレゼントすると、文は悩みを抱え、孤立している女性を信者に仕立て上げ、身ぐるみすべてを奪い取った。その莫大な資金を、悪魔・文鮮明は、岸と福田の派閥に、さらにソウルとワシントンに、はては中南米などにも送金して、強大な支配力を築いた。

 だが、安倍銃撃事件が、その暗闇を初めて暴いた。気が付くと1億2000万人の日本だけでなく、ワシントン政界にも痕跡を残し、目下の中間選挙と復活を目指すトランプにも山のような塩を送り込んでいた。

 

 A級戦犯の岸信介に翻弄されてきた日本である。何ということだろうか。今も岸・福田・安倍の清和会に振り回されている日本政府と議会である。清和会はさしずめやまたのおろち(大蛇)よろしく、政府や議会で斬っても切っても死なない。衆院議長から官房長官、自民党政調会長など極右清和会の面々が、今も権力を掌握したままである。

 もはや政治不信どころの騒ぎではない。有史以来の危機に直面しているのだが。悲劇の絶望的な日本丸が沈んでいく!

 

統一教会のカネに振り回される日米政治の危うさ>

 米中間選挙を伝える報道の中に奇妙な文字が浮かんだ。前回の大統領選挙で不正があったと決めつける共和党のトランプ運動員が「民主党は悪魔崇拝者の集まり」と絶叫していた。サタン・悪魔という言葉にピンときた。統一教会が相手を非難する際の常套句ではないか。

 

 いまトランプと安倍のゴルフを思い出す。不動産屋のトランプにあれこれと反共イデオロギーを振りまく安倍の姿を連想することができる。統一教会機関紙「ワシントン・タイムズ」のトランプ礼賛記事と共和党支援報道も見えてくるだろう。

安倍とトランプは本当のお友達だった。

 ソウルの統一教会本部は、東京での出来事と、アメリカのトランプ陣営の行方に一喜一憂している様子も分かるだろう。トランプ復権が確実となると、それが日本政界にも影響を与えるかもしれない。ワシントンから2本の指令が飛び出しているのか。そしてもう一本の太いパイプは、死の商人・ジャパンハンドラーズからの大軍拡命令だ。

 

 安倍時代から防衛省が突出している。目下の世紀の無能大臣は国会答弁も、役人の原稿を棒読みしているだけだが、防衛官僚は大軍拡・戦争する体制の構築に本腰を入れている。防衛官僚の暴走に対して、自民党の防衛族もいら立ちを見せている。問題はさらに、大軍拡が統一教会路線でもあるから、不気味で危うい。ソウルの指令に忠実に従うと見られている問題の政調会長・萩生田は、自民党の政策決定の最高責任者である。現に統一教会被害者救済立法の取りまとめ役が、萩生田というではないか。「統一教会救済ではないか」と野党は息巻いている。

 

 他方で、太平洋の向こう側では、民主党・バイデン政権も、日米韓3国を股に掛ける統一教会について、これから対策を具体的に練ることになろう。再び脱税で問題になるかもしれない。出る杭は打たれる。

 ワシントンCIAの秘密工作も、東京で活発化することになろう。東京での統一教会解散問題とワシントンのトランプ復活の行方が、日韓の外交にも影を落とすだろう。清和会と統一教会を始末することが出来ないと日本政治は、さらに混迷を深めることになる。こうして眺めてみると、日本海も太平洋もうねりと高波が押し寄せて波乱含みである。岸田はバイデン、清和会はトランプだ!政府自民党内の亀裂が大きくなっている。

 

<トランプ復活の行く方に一喜一憂する清和会とロシア>

 ウクライナとの戦争で厳しい戦況ばかりが報道される中で、プーチン側近が放った槍が、なんと「ロシアはトランプ支援を継続している」と明かしたことだ。 

 戦況については、確かにゼレンスキーのウクライナは、ロシア兵器を上回る米国の武器弾薬で、プーチンを追い詰めている。日本は欧米の情報に左右されていて、公正さが担保されていないが、それでもロシアが苦戦を強いられていることは間違いない。兵士の士気が上がらないプーチンの隣国への侵攻は間違いだった。

 

 残る手段は、トランプの復活に賭けるしかない。一度は成功している。今回の穀物・原油高による策略が功を奏して、アメリカの超インフレを招来させている原因の一つに違いない。そうして中間選挙で、民主党のバイデンを窮地に追い込んだことは確かだ。

 ところで、統一教会はウクライナに拠点がある。その動きが全く報じられていない。ソウルはどんな指示を出しているのか。バイデンの息子の不正事件を洗っているのかどうか?機関紙「ワシントン・タイムズ」についての情報が、日本に届いていない。大手のワシントン特派員は、統一教会に懐柔されている可能性を否定出来ない。

 

 日本では、岸以来、統一教会は児玉や笹川のカネと暴力によって支援されてきた。ワシントンはどうだろうか。

 

<統一教会を跋扈させ、日本を駄目にした岸・安倍・福田の清和会>

 考えても仕方ないことだが、統一教会が日本において宗教法人として活動しなければ、沢山の日本人女性の悲劇は起きなかった。

 岸のような野蛮な為政者が存在しなければ、文鮮明が日本で暴走することはなかった。福田が、なぜ戦争責任者の政治後継者になったのか。これもまだ謎である。福田が安倍晋太郎を後継者にしなければ、安倍晋三の台頭など考えられようがなかった。

 

 清和会の最大のスポンサーは、笹川の複数の財団と統一教会である。一体全体どれくらいの闇の資金が流れ込んだものか。数十億円ではきかないだろう。数千億の単位に違いない。

 

 小泉内閣のころだ。松野頼三に声をかけた。「官邸の官房機密費はどれくらいだろうか。池田勇人内閣のころが30億円程度といわれたが」という質問に対して「おそらく100億円は下らんだろう」と即答した。松野事務所も多少は、その恩恵を受けていたはずだ。

 安倍在任8年間の間、官房機密費の管理者は、官房長官の菅義偉だった。彼の蓄財はどれほどの額に上っただろうか。一時は派閥を結成するといわれた。彼の闇資金は、現在はタックスヘイブンの秘密口座なのか。

 安倍にかしずいて戦争法を次々成立させた公明党の太田ショウコウは、どれほど蓄財したものか。信濃町監視人の鋭い視線は、山口那津男にも向けられている。

 清和会の腐敗による資金の流れは、土建屋資金の田中角栄の数倍どころではないだろう。日本を駄目にした清和会の罪は計り知れないものがある。

2022年11月10日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

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