« 2022年10月 | トップページ | 2022年12月 »

2022年11月

2022年11月30日 (水)

狂気の沙汰<本澤二郎の「日本の風景」(4640)

狂気の沙汰<本澤二郎の「日本の風景」(4640)

<岸田内閣=米巡航ミサイル「トマホーク」500発購入2027年まで

 恐ろしすぎる政府の大軍拡を象徴する動きが表面化した!中国や北朝鮮に対抗する武器弾薬が、低空を飛来して敵対する基地や施設を破壊する巡航ミサイル「トマホーク」。超高額兵器を500発も買うという。犯人・防衛省有識者会議の罪は万死に値する。よくぞこんな計画をぶち上げるものである。

 

 日本人90%を奴隷のように酷使しなければ実現しない超軍拡!その前に日本政府を、自由のない人権封じの凶暴な強権国家にする必要が出てくる。自公維体制で強行するのであろうか。背後で統一教会が拍手している様子も見えてくるではないか。

 

 恐ろしい安倍・統一教会人間が政府部内にもいるのだろう。全体の奉仕者は一人もいないかのようだ。こんな計画が分かっただけで、官僚の大半が辞職するはずだが、それもないのか。安倍・統一教会の最後っ屁となった岸田起用は、つまるところ日本国民を奴隷にすることだった。

 

 言及するまでもなく、統一教会は弱い立場の孤立した日本人を呪いにかけて全財産を奪い取るもとだったが、岸田の自公維内閣は全国民から搾り取る策略といえるだろう。隣国の市民の叫びが、日本列島から噴き出るだろう。地方選挙では自公候補者を一人残らず落選させないと、巡航ミサイル500発買いが具体化する!

 

<「安倍も泉下で涙を流している」莫大な利権は誰が?笹川財団?>

 この世は地獄なのか。史上最低の「国賊」である安倍晋三が、泉下で涙を流して喜んでいる姿が目に浮かぶようである。平和軍縮派の宇都宮徳馬や後藤田正晴らは、こぶしを振り上げて怒っているではないか。

 A級戦犯の岸信介や笹川良一、それに文鮮明らは安倍にならって「しめしめ」と表情を崩しているではないか?

 

 それにしても、戦争放棄の日本でこんなふざけ切った計画を打ち出したのは、ワシントンのジャパンハンドラーズと提携する笹川財団ではないか、との憶測も浮上してきている。原稿棒読みの大臣をしり目に500発構想を実現しようとしている有識者会議は、誰なのか。国家犯罪人として刑事告発したい日本人は少なくないだろう。これだけでも空前絶後の軍事利権が派生する。誰が懐に入れるのか。

 

<血税がそっくり武器弾薬に変わる!年金崩壊必至か

 日本では、赤ん坊が生まれると、その瞬間から1000万円の借金を背負わされる経済破綻国家、ただし国会議員や公務員は違う。前者は世界一の高給を食んで恥じない。それでも金集めに狂奔する守銭奴ばかりだ。自民党だけではない。公明党だけでもない。飲み食い女遊びに呆ける屑ばかりだから、自公維の言うがままの悪政が強行されることになる。

 

 人殺しのための軍事費はゼロがまともな国の対応である。コスタリカを見よ、である。だが、岸田が推進している大軍拡を実施すると、国民が汗水たらした血税が、人殺しの武器弾薬に化けることになる。大増税と大借金を受容しなければならなくなる。医療福祉は破壊される。いまを生きる、将来を生きる国民は生存権を維持できないため、1%が生きるだけの日本となる。

 カネもない。自由もない人間として生きられない日本へと追い込んでいく。幻想ではない。

 

<ありえない台湾有事を口実!第三次世界大戦の芽が日本からも

 日本を侵略する国があるだろうか。あると判断する人は、被害妄想である。精神の崩壊を裏付けていようか。日本を侵略する国などない。

 ほかに「台湾有事は日本有事」とする安倍・統一教会は、被害妄想のたぐいであって、これもない。第一、台湾人は賢い。今回の地方選挙が証明した。独立派の大敗北である。現状維持派が大勢である。これでは北京の強行派も手を出すことが出来ない。それこそ中国の人民も、軍も反対する。

 今時殺し合いを正当化することは不可能だ。プーチンのロシアが証明している。ロシア軍の士気は上がらない。ウクライナもゼレンスキーの好戦的な檄も落ち込んでいくだろう。

 戦争はいかなる理由を付けようが、正当化などできない。台湾有事をいくら叫んでも、戦争は起きない。安倍・統一教会の煽りは終わったはずだ。防衛省有識者会議の利権屋の暴走によって、暴兵損民の日本にしてはならない。議会はこれに命をかけ阻止せねばならない義務がある。

 

<平和軍縮派の自公維の大軍拡政権打倒を幻想にするな

 健全に生きようとしている日本国民は、大減税・消費税ゼロを願っている。そうして市民の消費で、経済を回転させることに熱心だ。

 善良な日本人はいる、いなければ必ず出てくる。大軍拡の安倍・統一教会の自公維政権を打倒するに違いない。幻想ではない!平和軍縮派が敗北するはずがない!

2022年11月30日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

2022年11月29日 (火)

自爆する岸田文雄<本澤二郎の「日本の風景」(4639)

自爆する岸田文雄<本澤二郎の「日本の風景」(4639)

大軍拡突進と統一教会・清和会の槍衾の自業自得>

 宏池会の政治は、民意を重視する・軽武装非軍事経済優先の護憲リベラルを基本にしてきたが、岸田はそれを完全に放棄した。安倍の大軍拡論をあっさりと認めてしまった。国民生活に配慮するという姿勢がない。内閣支持率は完全に死に体へと突き進む。

 

 他方、手ぬるい統一教会潰しに反撃され、内閣は崩壊に瀕している。閣僚の「辞任ドミノ」は続く。自民党議員のほとんどが、防護服を脱がされ、丸裸にされている。自民党と統一教会は双生児の状態となって、逃げるに逃げられないのだ。台湾のように政権交代に移行しないと、この国は再び過ちを繰り返すことになろうか。

 

<世の中には立派な志をもって生きている人間がいる!>

 昨日も紹介した女流作家の山田盟子女史は、日本の女性哀史を見事に作品化して、世に問うていた。天皇制をえぐった内容で、正に正義と勇気のペンに感動する。全国民必読の本である。全国の図書館で見られるようにする責任が、行政にある。

 せめて憲法も読まない、歴史をしらないまま政治家を名乗っている自公維の議員は、山田盟子本を読まなければならない。特に安倍同様に狂った宏池会会長の岸田は、息子に読んで聞かせてもらうといい。

 

 永田町のぶざまな自公維の腐敗政治のもとでも、静かに立派に生きている市民もいる。差別裁判の象徴である狭山事件の冤罪問題に、高校生の時から真っすぐな気持ちで取り組んできた赤嶺菊江さんは、やはりすごいと思う。彼女の存在を教えてくれた仲村さんも。政治的な思惑など度外視している点からも、余計に立派である。

 

 実は身近な身内にも一人いる。千葉市の郊外で一反歩ほどの畑を耕している飯塚典明君だ。彼も偉い人物に違いない。野菜を作って隣近所に配って、動けないような老人世帯から喜ばれている。

 半月前には、おいしい味がする薩摩芋を1年分もいただいた。冬場のスープに欠かせない冬瓜も、さらに数日前には大根を30本ほど掘ってくれた。さっそく干して糠で大根漬けをしようと考えている。昨年は成功した。おでん用の大根の中には、両腕で抱えないと持てない巨大なものもある。

 一昨日から初めておでん煮を試している。最初はうまくいかない。分厚く切った大根を煮るのが大変なことが分かった。具は昆布とコンニャクや豆腐。ねり製品はおいしいが、防腐剤など有害添加物が心配なので遠慮した。味付けの醤油やツユも要注意だが、こちらは覚悟するほかない。

 昨夜の半分を、今日も煮込んで食べるつもり。大根でも腹が膨らむが、野菜は消化がいいのがいい。

 

 ところが、沢庵用の大根に双子のものが少なくないことが分かった。種の遺伝子によるものだろう。どうしてか?いまの岸田と安倍の清和会を連想してしまった。半世紀前に統一教会と岸・福田・安倍の清和会は、統一教会と癒着・連携から肉体的にも結びついてしまっていた。

 双子の関係である。切っても切れないのだ。片方が裏切ろうとすれば、全てを暴かれるように肉体的に一体化している。岸田が世論の圧力に応えようとすると、次々とスキャンダルを表面化させる。

 

 山際から始まって、葉梨と寺田へ、いま秋葉が選ばれている。辞任ドミノ現象は続くことになる。しかし、本当の双生児の松野や加藤、高市には手を出さないようだ。統一教会の血流は、恐ろしいくらい自民党議員の体内に入り込んでいるのだろう。コロナどころではない。

 史上最低の安倍晋三も、いまの政治経済を見れば、誰でも理解できる。そんな人物を「国葬」にしたが、統一教会の怒りは収まらない。ノー天気の岸田は、何も分かっていなかったらしい。大馬鹿だった。

 

 さて千葉市の飯塚君は70代後半。週3回人工透析を受けている。1回に4時間の治療が一番きついという。昨年は心臓の大手術もした。それでも、畑仕事の方が楽だといって笑う。

 畑には苗床が二つある。取った野菜の屑を生ごみにしている。きれいに整地された畑にはほとんど草がない。むろんのことで除草剤は使わない。若いころはペンキ職人で、大酒のみだった。いま彼は沢山の野菜を近所に配っている。完璧な無農薬野菜だ。

 困ることはハクビシンだという。人間が食べる前に彼らが押しかけて、トウモロコシやスイカを食べてしまう。ここの畑の土がいい。我が家の家庭菜園はくろっぽいが、ここは赤茶けて軽くふかふかだ。根菜類には最適地なのだ。

 彼にとって体を動かすことが延命策なのだろう。病人こそ動けだ。岸田はというと、極右日本会議と統一協会・財閥が好む戦争準備に爆走している、安倍に劣らない史上最低の内閣である。改憲軍拡で日本を殺そうとしている!

 

 もしも平和軍縮派の政権が誕生すれば、遊んでばかりいて仕事をしない公安警察に檄を飛ばして、統一教会から海外に闇送金してきた数兆円の外為法違反容疑で本部を家宅捜索させるだろう。二階や麻生は言うまでもなく、岸田は人物に程遠い。日本の悲劇は続くことになろう。野党有害も困ったものである。

2022年11月29日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

2022年11月28日 (月)

岸田延命策は山田盟子本!<本澤二郎の「日本の風景」(4638)

岸田延命策は山田盟子本!<本澤二郎の「日本の風景」(4638)

<今まさに大軍縮・平和の時、安倍の清和会・統一教会排除すべし

 木更津市の図書館にあるのかどうか。あってもやくざ本ばかりかもしれないが、まともな図書館には山田盟子本がある。80歳の老弁護士が初めて手に取って驚愕した。著者はまだ生きているようだ。岸田文雄の延命策は彼女から教えを乞うといい。

 大軍拡による戦争準備ではなく、大軍縮による平和外交の確立である。それはA級戦犯の岸や笹川と、彼らが育成した韓国のカルト教団の文鮮明の太い糸にハサミを入れることである。これは突拍子のように聞こえるかもしれないが、女性を戦争の道具・奴隷にする思想の排除でもある。統一教会の手口は女性の奴隷化であろう。日本国憲法が政府に強く要請している核心的政策を、山田盟子本が教えてくれる。

 事柄の本質を見据えた対策は民意をくみ上げることだ。宏池会の歴代の会長が心がけてきた政治家の志である。見方によれば、岸田は戦後政治の救世主になれる好機をつかんだともいえる。本末転倒であってはならない。山田盟子という日本の第一級の女流作家・ノンフィクション作家・ジャーナリストが答えを出してくれるであろう。

 過去に人権派弁護士が「橋のない川」(住井すえ著)を読めと言った。天皇を笑い飛ばすようなすごい本に圧倒された。安倍にまとわりつく実にくだらなすぎる女たちとは、天地雲泥の開きがある女流作家だ。それでも本物は女性にいる。昨日は高校生の日本史で同和教育を受け、以来まっしぐら狭山事件の差別裁判に取り組んできた赤嶺菊江という立派な市民活動家を知った。

 山田盟子の女性哀史は、誰も書けない事実の積み重ねである。日本軍のための慰安所に連れ込まれた悲運の女性は、日本人のみならず朝鮮、中国などに広がる。日本政府が許容した慰安所の真実について、当事者の証言を誰も否定できない。

 図書館で数冊見つけたという法律家は、毎日読んでくれている。これもすばらしいことである。ただし、90%の今を生きる日本人は読んでいない。まずは国民の代表である岸田文雄に読んでもらいたい。政治とは、正しい文化で人々を治めることであって、極右や財閥、ワシントンに血税を投入することではない。しかと肝に銘記してもらいたい。

 筆者の知る宏池会三代会長の大平正芳、四代目の鈴木善幸、五代目宮澤喜一、六代目加藤紘一らは護憲リベラルに自信をもっていた。五輪利権に狂奔した森喜朗や戦争神社参拝に熱中した小泉純一郎や統一教会まみれの安倍晋三とは、これまた天地の開きを感じる。

 

<改憲軍拡派の自民・公明・維新・立民・国民・れいわは信頼不可能>

 昨日はNHKの日曜討論会が行われたという。大軍拡論についての各党の代表がそれぞれ持論を展開した。聞こうとする考えがないので無視したのだが、案の定、日本共産党を除く各党が多かれ少なかれ、安倍・統一教会の大軍拡論に歩調を合わせたと一部で報道された。

 参考までに軍拡議員は、自民の小野寺五典、公明佐藤茂樹、立民渡辺周、国民前原誠司。統一教会と連携しているとみられる維新と、平和派と見られてきたれいわの名前が分からない。共産党を除く各党議員は大政翼賛会よろしく大軍拡に歩調を合わせたらしい。悲しいかな軍縮平和の立場を公言する議員は皆無!これで改憲を強制されたら国民は安心して暮らせない。

 戦前の軍部独裁下の恐怖政治のもとでも、軍縮を口にした勇気ある御仁がいたのだが。今の日本は危ない。

 戦後教育の文科省が、森喜朗ら清和会に握られていたことと関係があろう。今のジャーナリストは歴史を知らない。岸や笹川を知らない輩が、評論家を名乗っている。テレビ朝日も頼りない。TBSの金平しかまともなテレビ記者はいないようだ。

 彼らは、おそらく山田盟子本を一冊も読んでいないだろう。

 

<台湾人は賢い=独立派の政権与党を大敗させ、蔡英文は党首辞任>

 台湾有事を叫ぶことで、防衛費倍増を叫んできた安倍・清和会と統一教会汚染議員の思惑が、あっさりと台湾地方統一選挙で消えてしまった。

 台湾の人たちは賢い。台独による北京との軍事衝突を大半の台湾人は考えてはいない。現状維持には習近平も手を出せない。人民は許さない。次の台湾総統選挙で蔡英文は消えるだろう。蔡英文にテコ入れしてきた安倍と岸田文雄は、当てが外れてしまった。台湾では有事は起きない。

 日本の大軍拡路線も水泡に帰したことになる。それでもやるというのか。

 

<市民運動家は盟子本を市民に販売する運動を展開すべし> 

 戦争は赤紙一枚で若者を靖国神社に送り込み、女性を奴隷にする。若者は立ち上がり、そして女性が決起すれば、大軍拡は阻止できる。大軍拡の安倍・統一教会を排除することが、目下の喫緊のこの国の課題である。

2022年11月2日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

からゆきさんが日本郵船で外国に売春させられていた件について考察!
|
管理人のぼやき特集!
(xn--w8j5cwb6a1433a427bijc90wdu1d.com)

 

日本人女性50万人をポルトガル商人に売り飛ばしたキリシタン大名
|
日本の独立
(ameblo.jp)

2022年11月27日 (日)

狭山事件の謎<本澤二郎の「日本の風景」(4637)

狭山事件の謎<本澤二郎の「日本の風景」(4637)

<石川一雄再審請求の申し立てに最高裁は応えよ!>

 人は差別する、無意識に差別をする。それが捜査・裁判にも反映すると冤罪事件を起こす。狭山事件の石川一雄氏は冤罪の可能性が高い。埼玉県加須市の市民運動家の仲村さんが再審請求の署名活動をしていた。相当数の署名簿のコピーをメール送信してきた。相変わらず真面目な市民活動に敬意を表したい。概要を調べてみると、自殺者もいるではないか。真犯人はもう亡くなっているのか。

 

 統一教会の信者獲得とその後の呪いのような脅迫でもって、私財を丸ごと強奪する手口も、根底に差別が存在する。岸や笹川が育て上げた文鮮明の怪しげな教義は、差別を前提にしている。宗教法人ではない。直ちに解散する責任が、政府・文科省にある。莫大な資金返還を政府がやるべきで、いまの救済法は間違っている!

 

 同じく狭山事件は差別判決で、これはどう考えても冤罪の可能性が高い。安倍晋三が亡くなった途端、五輪疑獄事件の捜査が進んでいる。日本最大の悪徳の代表組織・電通の捜査も行われている。石原慎太郎もいないが、森喜朗捜査を諦めるな、と指摘しておきたい。A級戦犯の岸信介に心酔してきた森捜査の行方は、依然として注視したい。最高裁も猛省して、過ちを改める勇気をもってもらいたい。国民の強い要望である。

 

<冤罪の可能性が大きい=赤嶺菊枝さんの支援に脱帽>

 恥ずかしいことに、狭山事件をすっかり忘れていた。事件の概要すら覚えていない。しかし、この国には差別と闘う女性がいる。彼女は高校生の日本史で同和教育を受けた。差別国家のことを学んだ。明治から今日まで尾を引く差別する日本社会を許せなかった。平等の国にしたいと。そこに狭山事件があった。犯人にされた石川一雄救済に立ち上がった。正義の戦いである。

 

 「子供心に差別される部落のことが気になった。なぜなのか、大人たちは教えてくれない。親も。不思議に思っていた。高校3年の日本史を勉強して初めて気付いた。同和教育を受けて判った。つくられた差別の人間でいいのか、差別をなくす側の人間になるのか。その時に狭山事件に出会って差別反対の運動に飛び込んだ」と赤嶺さんは、実にはきはきした口調で語ってくれた。

 

 こんなにきれいな心の持ち主がいたことに感謝したい。「石川さんは冤罪です。差別は大嫌い。貧困も原発も差別です。子ども食堂もやってます」とも。311の時から加須市には、双葉町の井戸川町長(当時)以下の町民1000人ほどが逃れてきた。反原発運動にも取り組んでいる。

 

 12月10日には市内の「市民プラザ」で映画会を開く。これは狭山事件再審請求申し立て20万人署名に弾みをつける緊急映画会。加須市民の進歩的な活動に、わがやくざが跋扈する木更津市や袖ヶ浦、君津市と比較すると、市民自治の活性化を感じてしまった。

 現在、狭山事件再審請求弁護団は、東京高裁に対して再審申し立て中だ。逮捕当日に書いた上申書や警察の取り調べの録音テープが開示された、その資料を、弁護団は専門家による科学的に鑑定した結果を法廷に提出した。非識字者だった当時の石川一雄さんが書いたとされる脅迫状は、文句なしに怪しい。だれが見てもおかしい。いま32年の獄中生活を耐え抜き、無実を叫ぶ石川さんは83歳。

 

 この裁判は、1974年に有罪判決以来、47年以上もの間、一度も事実調べが行われていない。弁護団は、11人の鑑定人に対する証人尋問などの実施を請求している。弁護団の正義にも敬意を表したい。

 

<地に落ちた最高裁の権威>

1995年の地下鉄サリン事件などを受け、東京地裁に申し立てられたオウム真理教の解散命令請求に関する全ての記録が廃棄されていたことが、地裁への取材で分かった。旧統一教会への解散命令請求が焦点となる中、宗教法人法に基づく数少ない解散命令の手続きの記録が廃棄されていたことは議論を呼びそうだ。

 解散命令請求は東京都知事と東京地検検事正が申し立て、地裁は9510月に解散を決定。961月、最高裁がオウム側の特別抗告を退け、確定した。地裁によると、記録は200638日に廃棄されたという。(東京新聞)



 以上は東京新聞の記事である。驚愕すべき司法の腐敗である。オウム事件の黒幕は、日系アメリカ人ジャーナリストによって安倍父子だったことが明らかにされている。オウムの狙いは核兵器開発だった!核武装論者の安倍の狙いと一致している。国際社会は安倍監視を怠らなかったとも。7・8銃撃事件も関連しているだろう。それゆえの最高裁の判断(廃棄)だったのか。

 権威だけを振り回す司法に対する国民の目は厳しさを増している。狭山事件の再審請求に応える責任があろう。冤罪は司法の死を意味する。



<市民の署名運動は止まらない=平等は正義なり>

 改めて高校生の時代から狭山事件の差別判決に抵抗した赤嶺菊江さんの人生をかけた取り組みに感謝したい。友人の仲村さんも立ち上がったのだろう。

東京高裁は、最高裁の権威主義に屈するなかれだ。直ちに再審を受け入れて、冤罪事件に終止符を打つべきだ。

2022年11月27日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

狭山事件(さやまじけん)は、1963昭和385月 埼玉県狭山市で発生した、高校1年生の少女被害者とする強盗強姦殺人事件、およびその裁判で無期懲役刑が確定した元被告人の石川一雄が再審請求を申し立てている事件。

 

事件が発生した埼玉県狭山市の位置

1963年(昭和38年)523、当時24歳の石川一雄が逮捕され[1]、同年613日、窃盗[注釈
1]・森林窃盗[注釈
2]・傷害[注釈
3]・暴行[注釈
4]・横領[注釈
5] の罪で起訴された。また同年79日、強盗強姦・強盗殺人・死体遺棄・恐喝未遂の罪で起訴され、一審の浦和地裁で石川は、全面的に罪を認め、1964年に死刑判決が言い渡された[1]。二審の東京高裁で石川は、一転して冤罪を主張し、1974年に無期懲役判決が言い渡され[1]1977年に最高裁で無期懲役刑が確定した[2]199412月に仮釈放された)。これまで3再審請求の申し立てが行われ現在、3次再審請求が審理されている。

 

2022年11月26日 (土)

外交力<本澤二郎の「日本の風景」(4636)

外交力<本澤二郎の「日本の風景」(4636)

安倍・統一教会の積極平和主義=緊張(台湾有事)悪用の戦争準備>

 このところネット情報に戦争を煽るような悪質な記事が目に付く。偏狭なナショナリズムに火をつけているのである。日本国憲法を読んでいない言論人には激しい怒りを覚える。防衛省の有識者会議から戦争準備のための増税論まで飛び出した。日本人がこんなにいい加減だとは考えても見なかった。

 

 安倍が生前、積極的平和主義という「平和」を冠にした統一教会の手口は、緊張を作り出して改憲軍拡を強行しようとしたものだ。それをフジサンケイが先頭に立って、その後ろを読売(日本テレビ)と日経が従った。一見してもっともらしい手口だが、これは統一教会国際勝共連合カルト勢力の戦術だ。

 

 「台湾有事を声高に叫び、それを安倍と安倍女が繰り返していた」というと、人々に記憶が戻ってくる。秘かにワシントンに発信しておいて、表向きはワシントンから日本へという流れをつくる。ずる賢い。識者の中には「A級戦犯と文鮮明の亡霊が徘徊している証拠」となるが、大方のところ間違いないだろう。

 

 自衛隊参戦法を強行して以来の公明党創価学会も大きく変質した。いまでは北京のパイプは詰まっている。池田大作が引退すると、太田ショウコウと山口那津男の党が実権を握った。池田裏切り人に対抗した理事長が首にされてしまい、信濃町は内紛状態にある。先日の週刊新潮の信濃町情報の中身を知らないが、事実上、内紛状態に置かれている。ただし、末端には何も分かっていない者も少なくない。腰の曲がった老いた会員が奔走しているだけで、痛々しい印象さえ与えている。

 

 つまるところ安倍・岸田の積極平和主義は、戦争準備であることが鮮明になってきた。戦争放棄の憲法に違反する極右に塩を贈る岸田内閣だが、

統一教会問題もいい加減に処理して逃げようとしている。攻めると閣内に槍が次々と飛んでくる。覚悟をしないと、岸田の死に体が続くことになる。

 

<村上誠一郎の外交力を発揮して戦争阻止が正論

 自宅に届いた月刊誌「月刊日本」の米中戦争の危機特集は、先の先をにらんだものであろうが、米中戦争は起きない。北京の腐敗官僚の多くは、子弟をアメリカに送り込んでいる。腐敗資金も送金している度し難い輩が目立つという。今の中国は77年前の中国ではない。

 核超大国である。14億人の人々が暮らしている大中国である。世界最大の消費市場大国だ。習近平独裁体制下の北京との戦争は、まずありえない。ワシントンも馬鹿ではない。万一、米中戦争が起きれば、第三次世界大戦となり、地球が亡びることになる。

 

 ただ、この戦争危機特集で安倍を国賊と考えている村上誠一郎が、戦争を阻止する手段は外交である、と指摘している。その通りだ。外交力で戦争を阻止できる。台湾では有事など起きない。台湾人が阻止するだろう。戦争を好む台湾人も中国人もいない。現実は、台湾独立派の台頭を台湾人が阻止する。

 台湾有事を吹聴する輩は、日本の極右とワシントンの台湾ロビー工作に屈した面々である。民主党のペロシもその一人だった。女性差別は嫌いだが、右翼的な女性を持ち上げる風土は、欧米だけではなく日本にもある。危険極まりない。

 女性が政治に首を突っ込むことには賛成であるが、真っ当な女性議員は少ない。世界的に共通する現象である。台所から飛び出した女性議員や女性評論家もほぼ同類か。教養のある常識的な女性は、まだ政界にほとんどいないというのが、永田町を50年見聞してきた凡人ジャーナリストの分析である。

 

 村上の外交で戦争は阻止できるという主張は、核時代ではより正しい判断である。改憲軍拡という偏狭なナショナリストの立場を支持している輩は、財閥である。極右の真の支持母体は財閥・カネである。

 村上は河本敏夫の門を叩いて、政治家の道に入った。親類は政治家や官僚が多く、恵まれた環境のもとで、反戦主義者の河本のもとで修業した。河本はたしか反軍主義者の斎藤隆夫に心酔した政治家だ。ゆえに資金面でも三木武夫を応援した。従って村上は、河本と三木、古くは斎藤に心酔しているのだろう。自民党でただ一人正論を吐く人物である。

 

 言論第一である。武器弾薬に傾倒し、財閥のカネに取り付かれる極右・国粋主義者との対決をいとわない。外交力で戦争は阻止することが出来る。岸田や安倍の清和会議員は違う。戦争準備は再び日本を滅ぼすだけである。

 

 自民党内で岸田後継者になりうる人物は、村上しかいない。村上を擁立しようとしない安倍チルドレン・小泉チルドレンに外交を委ねると、それこそA級戦犯と文鮮明の亡霊が徘徊することになり、日本は確実に沈没する。この予言は真実であると自負したい。

2022年11月26日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

2022年11月25日 (金)

参政党の正体見つけた!<本澤二郎の「日本の風景」(4635)

「賛成党」の正体見つけた!<本澤二郎の「日本の風景」(4635)

参政党は統一教会の別動隊だった!本当なら怖いよ

 参政党をご存知か。全く知らなかったところ、友人が関係当事者が、進んで支持母体を明かす記事を見つけて、送信してくれた。維新もそうだったが、カネと動員力・宣伝力があれば、必ずそれなりの母体が存在する。

 維新にしても、極右・安倍晋三の別動隊とにらんでいたが、まず間違ってはいなかった。実際は統一教会も関係しているだろう。維新の前代表の父親は笹川良一の運転手。笹川と安倍の祖父の岸信介は、A級戦犯の仲間。共に文鮮明を支援したきた。二人がテコ入れしなければ、統一教会は宗教法人も取れなかった。霊感商法や合同結婚式の重大な反社会的な場面で、逮捕国外退去させられていたであろう。第一、莫大な送金は外為法違反事件。文鮮明はアメリカで逮捕されていたのだから。

 岸・福田・安倍一族と笹川ギャンブル財団の防護服のお陰だった。この関連で、改憲軍拡を強行する別動隊として、維新を立ち上げたモノだろう。それなりに成果を上げてきた。その維新が目下、立憲民主党と共闘を組んでいる。立民を攻略する策略に違いない。危うし立民である。維新のカネに注目したい。

 健全な野党が存在しない日本の今である。

 

 参政党は第二の維新か。案の定、統一教会と日本会議が母体というと当事者が明かしていた!図星ではないだろうか。日本国憲法は、本当に正念場を迎えている。その前に早くも大軍拡・戦争準備が始まっているではないか。

 戦争準備を止める政治的な行動が見られない。どうしたことか?

 

<以下に友人から送信されたメールを開いてみたので貼り付け>

 参政党を立ち上げた人物が、統一教会と日本会議だとすると、安倍・清和会も噛んでいるはずだろう。本データではワシントンタイムズの関係者を名乗っているが、彼は将棋の駒の一つに違いない。ワシントンタイムズは、確かに統一教会のアメリカ版機関紙。日本の「世界日報」のアメリカ版である。紙面を見れば、おそらく日本だとフジサンケイに似た紙面ではないだろうか。トランプ支援の紙面づくりに励んでいるはずだ。先の中間選挙では、もちろんトランプ派の応援をしていたのであろう。

 しかし、彼らが期待した「赤い波」は起きなかった。トランプが2年後の共和党の大統領候補者になれるかどうか、いま大分同党の様相が変わってきている。米司法省・FBIがトランプ支持母体の監視を強めているかもしれない。

 

 以下の記事について保証の限りではない。とはいえ参政党の支持母体に統一教会と日本会議がそろって顔を出している点は、大いに注目したい。正に安倍・清和会の仲間の一つだといえる。統一教会は多くの関連団体を組織化して、いざという時の逃げ道つくりに長けたカルト教団である。そこと連携する日本会議、極右・高市を支援する日本会議という組み合わせに驚きと恐怖を与えているようだ。杉田水脈もこの仲間なのかどうか?

2022年11月25日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

N Lさんのプロフィール写真

N
L

元現 執行役員711

統一教会・ヤマトユダヤ友好協会・日本会議・龍馬プロジェクト・ベングリオン(シオニスト)・反ワクチン派が支持母体です。

・参政党を作った渡瀬裕哉は統一教会の運営する
ワシントンタイムスのエグゼクティブ・ディレクターをしています。

・統一教会は朝鮮の文鮮明が作ったオカルト系キリスト教です。

2021年吉野敏明氏が参政党に入党した結果、
「反新型コロナワクチン派」を取り込み勢力を増大化しました。

・吉野敏明氏は、数回、統一教会誌の「世界日報」にて、
新型コロナウイルスに効くと称して「シオンテクノロジー」を販売宣伝インタビューされてます。
吉野敏明氏は「おれは名誉朝鮮人」とご自身のYouTube番組で暴露してます

新型コロナウイルス対策はこれだ!
シオンテクノロジーで不活性化【PTV
RADIO:077

|
世界日報

 新型コロナウイルスが猛威を振るっている。治療法も薬もなく、過度な恐れやデマなどが飛び交う中で、「波

https://t.co/Ik57c6c4rP

・反ワクチン派も支持母体なのですが、参政党2022’参院選の候補者の野中しんすけ氏は、
ワクチンの打ち子をしておりました
(本人がTwitterで明確に告白してます)

・反ワクチン派の吉野敏明医師は、理事をやっている温泉病院でワクチン接種を推進していました。

・神谷崇幣、吉野敏明は日ユ同祖論者です。
古代史を学んで、日本を考える

「日ユ同祖論とは」・・・
1800
年代、ユダヤ人が関係ない国に強制移住するための捏造論として、ユダヤ系イギリス人のマクラウドが提唱した根拠のない論拠も乏しい論です。トンデモ系。オカルト。なのですが

これが信用実行されたら「日本のパレスチナ化」が起きるほどの威力のある論です

酒井勝軍・・「ユダヤ人を満洲に移住させる河豚計画」をつくる論拠を作った人”などが
ユダヤ人の手先になって、ユダヤ侵略移住計画に協力しました。

葦嶽山が2万年前に作られたピラミッドだ。と
考古学的には否定されている論拠不明ことを論じて
日ユ同祖論を強弁する売国奴と言えましょう。

 

https://jp.quora.com/%E5%8F%82%E6%94%BF%E5%85%9A%E3%81%AE%E6%94%AF%E6%8C%81%E6%AF%8D%E4%BD%93%E3%81%AF%E3%81%A9%E3%81%AE%E3%82%88%E3%81%86%E3%81%AA%E7%B5%84%E7%B9%94%E3%81%A7%E3%81%99%E3%81%8B/answers/367803900?ch=15&oid=367803900&share=fe9fe874&target_type=answer 

 渡瀬裕哉氏は統一協会の方です‼️

https://twitter.com/LiberalismStu/status/1546719009370152960?s=09

 

2022年11月24日 (木)

統一教会の猛威<本澤二郎の「日本の風景」(4634)

統一教会の猛威<本澤二郎の「日本の風景」(4634)

<千葉県八千代市を見よ!地方議会を牛耳っていた!

 千葉県八千代市の市民が、仰天するようなデータをメール送信してきた。以下に貼り付けることに成功。じっくりご覧になってもらおうか。統一教会を排除しようとした決議案が、自公などであっさりと否決されていた。同市は首都圏だが、保守的な風土で知られている。周辺には、日本共産党の志位和夫や松下政経塾の民族主義派の野田佳彦もいる。いま政府がまとめている被害者救済措置のいい加減さを裏付けていないだろうか。

 

 大規模団地が次々と廃墟となっている八千代市。そこには既に統一教会国際勝共連合カルト勢力が、深く根付いていたのだ。TBSの報道特集でも報じていたが、まさか房総半島の一角でも、となると、これは全国的な傾向かもしれない。ちなみに千葉県は、古くから右翼の清和会が、知事や衆参議員を束ねる保守王国。やくざが跋扈することでも有名だ。

 現にやくざ犯罪である創価学会関連の「木更津レイプ殺人事件」捜査から逃げる千葉県警でも知られている。そこで反社会的なカルト教団を、自民党のみならず、創価学会公明党までが統一教会の味方をしていた。

 

半世紀の間に永田町の清和会を制圧、さらに地方も制圧

 何度でも繰り返して報じる必要がある統一教会問題を、自立したい日本人のみならず全ての国民が覚醒して、他国のカルト教団に支配されるという民族的悲劇から抜け出す必要があるためだ。

 隣国のイカサマ教祖を崇める元首相の安倍や清和会前会長の、今も衆院議長に居座り続けている細田博之、はては森喜朗・小泉純一郎らの気が知れない。善良な日本国民の財産を強奪しながら、それを武器に国政から地方議会まで牛耳るカルト教団を受け入れる日本でいいわけがない。

 

 岸信介や笹川良一らA級戦犯と文鮮明の亡霊が永田町どころか日本列島を徘徊している!日本侵略軍による36年間の植民地支配のお返しだとしても、到底受け入れることは出来ない。日本は50年、100年かけて朝鮮半島の人々に反省と謝罪を続けなければならないが、そのことと日本がカルト教団支配を受け入れることではない。

 岸・笹川・文の、天下の悪党に支配される日本であってはならない。

 

改憲軍拡は戦争への流れ!日本国民は再び試練を迎えている!

 安倍晋三が8年の首相在任期間、繰り返しわめいて、それをそっくりと報道してきたNHKの情報操作に屈してしまった一部の国民の偏狭なナショナリストの声を素直に容認することは出来ない。 

 ロシアのプーチンの戦争に悪乗りして、軍拡2倍増作戦に特化した岸田内閣とやくざ代議士の倅が推進する防衛省と、大軍拡推進の右翼の面々で構成される有識者会議が打ち出した軍拡のための大増税構想を、99%の国民は賛成しない。

 

 数年前の宏池会の集会で「9条は変えない」と公言した岸田の変節に何があったのか。背景に統一教会・日本会議(神社神道)の清和会の存在を誰も否定できないだろう。

 岸田の大軍拡は、安倍・高市の大軍拡そのもので、それは戦争のための準備に他ならない。隣国と再び一戦を交えるためで、それ以外のためではない。これほど危険で、馬鹿げた戦略はない。財閥は大喜びだが、まともな政府は、国民生活を安定させるために大軍縮をする場面である。軍縮平和こそが、いまの日本政府の戦略でなければならない。

 

 日本の政治屋には、岸信介・笹川良一・文鮮明のころから周囲にやくざがたむろしていた。60年安保騒動にやくざを投入した岸内閣だった。やくざは武器を持っている。お互いに武器で戦う。今の日本政府はこれと同じで、やくざの戦法そのものである。第一、ミサイルを打ち落とせるはずもない。それに巨費を使う。そのために四苦八苦している庶民から、大増税するという。荒唐無稽な策略に屈してはならない。日本沈没に甘んじるわけにはいかない。統一教会に踊らされる清和会と岸田内閣など、このさい御免こうむりたい。

 

不気味!神社神道靖国派・日本会議・笹川財団が支援する統一教会

 決して表面に出てこない神社神道の総元締めは、神社本庁である。靖国神社の国家護持が失敗すると、今度は文鮮明が統一教会の国家護持を叫んだ。戦争神社に安倍や高市ら清和会の構成員は、熱心に参拝する。  

 国際社会の目線では、不気味この上ない。刀剣を祀る靖国参拝を神社本庁の日本会議は熱心である。子供を持つ若い夫婦は、当然のことながら警戒感を抱いている。A級戦犯と文鮮明の亡霊が徘徊するギャンブル財団の周辺も怪しい。そこに統一教会が鎮座しているかのようだ。

 

 NHKや読売・フジサンケイ・日経など右派系メディアから、そこへと笛や太鼓が鳴り響いていることも気になって仕方ない。国民のための反骨のジャーナリズムが台頭する時だ。宇都宮徳馬さんのような平和軍縮派出でよ、と叫びたい。

日本列島を健全にする戦いのゴングを鳴り響かせたい時である。

2022年11月24日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

自公を操る統一教会の猛威に驚く八千代市民

 八千代、青柳

千葉県八千代市、市議会
令和4年第3回定例会に於て
八千代市、市議会での「旧統一教会」との決別案は、自民党・市民クラブ・公明党・菅野文雄・成田忠志・宮内鋭の反対20名により否決されました‼️ 反対をした会派
自由民主党
伊藤幹雄・江野澤隆之・大澤一治・大塚裕介・辰巳百恵・塚本路明・林利彦
以上、7名
:
市民クラブ 
嵐芳隆・小澤宏司・澤田新一・西村幸吉・花島美記・林隆文
、以上、6名
: 公明党 
木下映実・正田富美恵・末松隆・立川清英・緑川利行 
以上、5名
:菅野文雄・成田忠志(ムショゾク2名)宮内鋭(NHK)の20名
賛成、〇は、共産党 
飯川英樹・伊藤忠・上田進・堀口明子、以上4名、新未来(立憲
河野慎一・山口勇、以上、2名:無所属、三田登、1名です。
統一教会と決別を許否する議員は反社会的な宗教、統一協会と繋がる?もしくは、同じ宗教観を肯定的に観る、考える議員であることを市民・国民が自覚、目覚める、気付くことです‼️ 

 

 

 

2022年11月23日 (水)

もんじゅ・東芝フクシマ許すまじ<本澤二郎の「日本の風景」(4633)

もんじゅ・東芝フクシマ許すまじ<本澤二郎の「日本の風景」(4633)

<原子力ムラ・統一教会の出雲の衆院議長・細田博之に天罰?

 いつの世も小さな混乱は
あるはずだが、昨今は「安心・安全」が、この国から逃げ出して、いたるところ鬼や悪魔のような不安な要因がはびこっている。一言でいうならば、悪の世の中である。気のせいだとは思いたくない。

<注目される韓鶴子の防護服の行方>

 気になるのは、原子力ムラの清和会・細田博之が依然として国会の議長に座っていることだ。国権の最高機関の長ではないか。彼こそが統一教会関連で、怪しげな文鮮明のカミさんである韓鶴子という、これまた怪しげな人物にかしずいていたことが、映像からも発覚している。韓鶴子の防護服の行方が注目される点であろう。

<萩生田光一や極右女にも統一教会の防護服が?>

 ところが、山際大志郎だ、葉梨だ、寺田だと野党や新聞テレビが集中攻撃して、原子力ムラと統一教会は、細田隠しに成功している。原子力ムラ・統一教会の防護服の分厚さを証明している。他にもいた。清和会の安倍後継者を任じる萩生田光一である。あれほど叩かれても自民党政調会長を辞めない。日本会議の講演会に呼ばれて、イカサマ発言をした極右女もうまく逃げ回っている。早く内閣改造で排除せよ、との声が高まっている。

<文春砲に予想外の落とし穴が>

 週刊文春のこれまた怪しげな報道姿勢を問う動きも出てきた。統一教会との深い仲を指摘されている。思い出すと田中角栄金脈事件だ。文藝春秋が清和会と連携して、数十人のスタッフを抱えた立花が、田中金脈問題に集中攻撃する記事を書いて、田中を政権から引きずりおろしてしまった。決して「笹川と清和会」を追及しない。片手落ちの文春報道に違和感を抱く。公正ではない。

<西村成生謀殺事件をなぜ書かないのか>

 紙面があるのであれば、旧動燃のもんじゅ西村成生謀殺事件を追及することを提案したい。夫を自殺扱いにされた西村トシ子さんは、今も「遺品を返せ」と叫んでいる。犯人は原子力ムラである。遺品を返すと謀殺の事実が明らかになることは、誰でも判っている。原子力ムラの細田も萩生田も梶山静六の倅も分かっているだろう。

<東芝のフクシマ3号機核爆発で沢山の人が今も>

 フクシマの東芝3号機の核爆発による被ばく者は、首都圏にも沢山いる!我が家は、東芝病院の介護放棄のような看護対応で、次男正文は窒息死したが、いまだに反省も謝罪もしない。その後に巨大な粉飾決算が発覚して、東芝は因果応報よろしく今や身売り寸前である。天罰は落ちるものか。

 次男の死後、3年後の2013年11月23日に妻が肺腺癌で命を奪われた。2011年3月15日にフクシマから大量の放射能が飛んできていた事実を、被ばくジャーナリストの竹野内真理さんに教えられて驚愕してしまった。妻の肺腺癌は東芝製
3号機の核爆発の可能性を否定出来ない。

 ペンの盟友・長沼節夫氏は近く遺稿集の出版会が日本記者クラブで開催されるが、コロナのせいもあって出席できないが、彼の死因は急性白血病。自からフクシマに飛んで取材しているため、そこで被ばくしたのか、それとも都内で315被ばくしたのか。犯人は東電の原発、とりわけ中性子を飛散した東芝原発だったはずである。

 

 今年1月には、品川区のマンション最上階に住んでいた赤木八郎氏が肺がんで亡くなった。被ばく量などによって死亡時期は変わる。都内でも沢山の人たちが亡くなっているはずだ。医師会にまともな人物がいないことも、この国の悲劇である。チェルノブイリの教訓をまるで学んでいない。それどころか「放射能と共に生きろ」というエートスという不可解な制度を導入しているフクシマの原子力ムラである。

<安倍の罪は死んでも消えることがない>

 「もうフクシマはアンダーコントロールされている」と大嘘をついての東京五輪を強行した安倍晋三、追随した都知事の小池百合子、それに利権アサリをした森喜朗と清和会・統一教会が、ここでも浮かび上がる。安倍の罪は消えない。

 

 届いたばかりの喪中はがきが気になった。現役時代に小坂善太郎や同徳三郎、倉石忠雄取材では、反骨ジャーナリストの桐生悠々の面倒を見たことで知られる信濃毎日新聞、通称シンマイの斎藤治雄氏の訃報である。

 失礼を顧みずに、東京・世田谷区の自宅に電話を入れて夫人から事情を聴いてみた。彼女がフクシマについて相当の知識があったことに驚いた。東芝の3号機のことも。息子が東芝病院で亡くなっていることも。

 

 僅か20日間の救急治療で息絶えたという。死因は肺塞栓。何ということか、315の被ばくと関係がないのかどうか。斎藤さんは元気だった。健康には特に気を使っていたらしく、稲門会の歩く会にも入っていた。315の時は俳句会に参加し、帰る時に電車が止まっていたため歩いて帰宅した、というのだ。その時被ばくした可能性がないわけではない。夫人の悲嘆はいかばかりか。同じ運命の者には、その悲しみがよく理解できるものだ。

A級戦犯と文鮮明の亡霊が徘徊している!>

 315の大量放射能は、フクシマから茨城、埼玉、千葉県をかすめて都内を通過して神奈川県へと向かった。これの検証をさせなかった細田ら原子力ムラの悪党は、その後に原発再稼働を押し切った。それが菅直人、野田佳彦から安倍、菅を経由して、目下、岸田にも強行させている。不条理極まりない。歴史の教訓を学ぼうとしないA級戦犯と文鮮明の亡霊が徘徊している!

 

<西村成生謀殺事件が鹿砦社から発信中!アクセス感想期待

 西村トシ子さんから「御支援者様へ」メッセージが届いた。全文を紹介したい。

  もんじゅ西村裁判のご支援を頂きありがとうございます 裁判の近況をお知らせ致します。

 1.もんじゅ西村裁判(被告:日本原子力機構、大畑理事遺品返還訴訟

    2審は残念ながら棄却でしたので、今、上告の手続きをしています。

 2.デジタル鹿砦社に、 西村事件が起きた当初の頃の状況が載りました(尾崎さん記載)

   http://www.rokusaisha.com/wp/?p=44727

  御支援者の方に、原告からこの事件の当初の経緯をお話する機会はありましたが、短時間で、分かり難い部分もあったと思います。尾崎さんの記載内容は、分かり易いと思います。

上記URLにアクセスされますようにお知らせ致します。

  デジタル鹿砦社、もんじゅ西村裁判の会へ感想をお寄せ願います。 

 もんじゅ・西村裁判の会

http://www.rokusaisha.com/wp/?p=44727

 

 1,2審ともヒラメ判事によるヒラメ判決に泣く西村女史の奮闘は、しかし止まらない。多くの声なき声が声援を送っている西村成生謀殺事件は風化しない!させないだろう。

2022年11月23日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

2022年11月22日 (火)

統一教会・清和会の大軍拡作戦<本澤二郎の「日本の風景」(4632)

統一教会・清和会の大軍拡作戦<本澤二郎の「日本の風景」(4632)

<日本を滅ぼすA級戦犯の野望は繰り返す地獄(戦争)への道>

 政府も議会も忘却しているが、フクシマ放射能被ばくなどで、今も次々と生きられる人たちが亡くなっている。筆者は長生きしているわけではないが、生きていると信じがたい事態や悲劇を目撃させられる。「次の世代が哀れ過ぎる」と口にする識者も多い。愚痴ではない。誰もが理解している日本の未来である。

 目下の日本の危機は、統一教会と清和会による大軍拡政策のことである。亡くなる前の安倍晋三が、安倍側近の極右女らが合唱していたことが、清和会ではない宏池会の岸田文雄内閣が追随している。危ないし間違いだ!

 

 武器弾薬で滅んだ天皇ヒロヒトの国がそうだった。77年前のことである。戦争犯罪人の後裔の政権は、再び同じことを繰り返そうとしている。戦死者のための靖国神社参拝もその仕掛けの一つだ。神道政治連盟の森喜朗は「日本は天皇中心の神の国」と信じ込んでいる狂った人間だ。実に馬鹿げた神社信仰に凝り固まっている人間の頭脳に呆れかえる。

 再び日本を滅ぼそうというのか。そのための大軍拡に岸田の大馬鹿野郎も突っ込んでいるのに、誰も食い止めようとしていない。公明党創価学会は旗幟を鮮明にしているので、そのいい加減な政策転換を知ることが出来るが、統一教会は自民党議員の体内に潜り込む。そのため凡人ジャーナリストは全く気付かなかった。被害者救済の弁護団も。42歳の統一教会に家庭を崩壊させられた元自衛官による2022年7月8日の銃撃事件で、やっと目を覚ました。半世紀前にカルト教団を強大にさせた犯人を知り、うなづくほかなかったのだが、目の前では大軍拡の鐘が鳴っていた。

 

 この鐘は祇園精舎の亡びを意味する。戦争は関係者全てを滅ぼす。今のロシアもウクライナも、確実に崩壊している。その輪の中に、再び日本も加えるつもりか。同時に世界の宝である日本国憲法を破壊しようとしている!

 

<日本国憲法を破壊する狐に取り付かれた岸田・安倍の清和会>

 神社の境内をのぞくと、トタンぶきの建物とうっそうと生い茂る樹木しかないが、狛犬(高麗犬)と狐の石の像が門前に置いてある。狛犬は朝鮮の犬だ。そこに狐がいる。人を化かす狐とは、参拝する愚かな人間を化かすというのか。

 国家神道の明治から昭和にかけて、いたるところに神社が造られた。それが敗戦後の今も残って、日本の文化とうそぶいて神社本庁が管理している?戦前の日本人男子は赤紙が届くと、そこで狐に取り付かれて戦場に引きずり出された。300万人の死者の怨念が取り付いている靖国や、無数の神社を蹴飛ばしたい心境にかられる日本人は多いに違いない。

 少し立ち止まって思考してみると、朝鮮半島出身の文鮮明の統一教会は狐ではないだろうか。文狐に取り付かれた安倍や岸田だと仮定すると、どうだろうか。侵略戦争時の日本が再現する?中国では黒を嫌う。カラスは嫌われている。日本ではカラスが童謡の歌詞にもなっている。しかし、狐はどうか。北海道で狐を飼っているという話を聞いたことがない。

 こんな下らないことを書いていたら、岸田が狐に見えてきた。公明党の山口那津男も、太田ショウコウは狸だ。ともに人をだますのが得意らしい。

 昨日は早稲田大学の学長と懇談したという岸田は、国民の声に耳を傾けてはどうか、と説教されたらしい。森喜朗も参加したという。彼はすっかり狐の化身になったのか?早稲田裏口入学(竹下登証言)と、日本工業新聞入社を産経新聞入社と嘘をついて、とどのつまり選挙ではなく青木幹雄やらの狐と狸の談合で首相にのし上がった狐党のボスだと見られている。

 

 森の清和会がその後に小泉純一郎内閣そして最悪の安倍晋三内閣を実現した。この間にも統一教会は、日本で泥棒・強盗のように金集めをして、それを日米北韓の政治工作に悪用してきた。文鮮明は、岸一族と一体となって日本を再度滅ぼそうとしている?日本海に沈めようとしているのか。

 緊張を作り上げて、暴兵損民の大軍拡で日本を自滅させる?平和軍縮の視線からだと、そう分析できる。安倍や高市らの、意図的に作り出された台湾有事の合唱は、ワシントンの死の商人の手口そのものであろう。

 日本と世界の宝物である日本国憲法を破壊しようと、統一教会は真っ先に清和会議員の五体に潜り込んでしまっている。それは地方議会においても、である。清和会議員はすべからく改憲軍拡の輩ばかりである。

 

<財閥のためのものすごい軍事利権に食らいつく清和会の暴政>

 軍拡派と改憲派は同類である。軍拡は財閥に膨大な利益をもたらす。ワシントンの政治は、軍事利権が左右している。ウクライナとロシアの戦争で、ワシントンの武器弾薬財閥は天井知らずの利益を上げている。

 人殺しが一番の金儲けになるという異様な世界に生きる人間は、もうそれだけで悲劇を約束させられている。日本も公然と人殺しの世界にはまり込んでいる。安倍と公明党の太田ショウコウと山口那津男らによって、憲法違反の「戦争法」が成立した。野党も新聞もほぼ協力してしまった。とことん抵抗した勢力を見つけ出すことは困難なくらいである。

 日本の右傾化は深刻この上ない。破滅することを覚悟しないと生きられない社会といっていい。悔しいが事実である。これでは子供さえ産めない。 

 かつて田中角栄のもとに飛び込んできた東大生がいた。その若者を東京タイムズOBの秘書をしていた早坂茂三が面倒を見ていた。首相官邸の地下一階の薄暗い部屋が若者の修行の場だった。彼はロッキード事件を機に、自民党を飛び出して新自由クラブを結成した河野洋平のもとに参加して、国会議員となった。この若者を平和軍縮派の宇都宮徳馬が面倒を見ながら、日中友好の輪に入れた。

 その人物とは鳩山邦夫。父親は大蔵事務次官をした一郎だから、彼の将来に期待が集まった。その後に自民党に入党した。ある時、彼は「僕は憲法改正派です」と正直に言った。驚いた、平和軍縮派と思い込んでいたものだから。

 しばらくして、その理由が分かった。彼の大スポンサーは石橋ブリジストンだ。タイヤメーカーである。自衛隊を視察中に軍用車のタイヤを見て知って、この時も驚いてしまったが、車のタイヤメーカーも武器弾薬企業だった。

 彼も、実兄の由紀夫(元首相)もブリジストンの大株主だ。

 同じようなことを、ハト派の三木武夫夫人の睦子の実弟・森美秀の後継者・英介(元法相)にも教えられた。東北大理工学部OBの彼は、軍需産業で働いた。彼は今も憲法調査会委員長をして、改憲の旗振り役を担っている。残念至極だが、スポンサーのカネに左右される政治屋人生も哀れである。

 

 軍事利権の大きさを、元清和会秘書会のNからも教えられた。軍用機はその激しい用途から、年中、部品の交換が不可欠だ。この部品は商社経由で米軍需産業に発注される。値段は高い。値引きなしだ。約束通り届かないこともある。そのため自衛隊機が部品交換をしないで飛んで墜落する。これを防衛省は隠すことになるが、高額な機体ともっともっと大事な人間の命も失われている。

 さて、この部品に関しても首相秘書官はリベート分を集金する。そのことだけでも「大忙しの秘書」なのだ。岸信介首相の大物秘書官で金庫番の中村長芳の証言だ。

 財閥のカネを狙う野蛮すぎる自民党防衛族は、野党にもいる。改憲軍拡は財閥からのカネ目当てなのだ。安倍は祖父の手口を真似た。軍拡は暴兵損民だ。主権者を奴隷にするこの世界で、最も野蛮で危険な政策だ。それを清和会と統一教会が、背後で神社本庁の日本会議が推進している。これに岸田も墜落100%の爆撃機に飛び乗った。恐ろしすぎる日本の今である。

2022年11月22日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

[東京 21日 ロイター]
-
経団連十倉雅和会長(住友化学会長)は21日の定例会見で、一部報道で防衛費増額の財源として法人税が取り沙汰されていることについて、安全保障・防衛の受益者は国民と社会全体であり、「薄く広く国民、社会全体で負担するのが適切だ」との見解を示した。

2022年11月21日 (月)

脆弱岸田文雄内閣<本澤二郎の「日本の風景」(4631)

脆弱岸田文雄内閣<本澤二郎の「日本の風景」(4631)

<統一教会・清和会の罠にはまって抜けられないで悲鳴

 「清和会秘話」(15回連載)を書いていたら、永田町の棒倒しの様子を見逃してしまっていた。一連の岸田側近の宏池会閣僚の二人を討ち死にさせた黒幕は誰だったのか。野党ではない。このことで利益を受けた派閥と組織は?そんなに考えなくても、永田町の様子に関心のある日本人でなくても解るだろう。

 そう7・8銃撃事件で発覚した核心的な勢力、すなわち清和会と統一教会という悪魔の権化である。彼らによる「神隠し」作戦と決めつけると図星ではないのか。

 

 新聞テレビも、そして愚かすぎる野党も、統一教会作戦に塩を贈って、勝った勝ったと喜んでいる。善良な国民は違う。清和会と統一教会のサバイバル作戦でしかない岸田いじめに満足できない。

 

 問題の核心は、外国の勢力であるカルト教団と連携して、あろうことか日本乗っ取りに成功した清和会・統一教会政治にある。戦前の侵略を強行した戦争犯罪勢力と外人カルト部隊である。A級戦犯と韓国の文鮮明の亡霊が徘徊する永田町を、徹底的に浄化させる好機を逸しようとしている岸田内閣に対して、ますます危機感を募らせている善良な日本国民を反骨ジャーナリストは、目下の現状に深刻な憂いを抱いている!

 

<葉梨も寺田も辞任するような重大な事案ではなかった!>

 はっきり言わせてもらうと、葉梨はパーティー向けの「笑い」を誘うための軽口の類である。ほとんどの政治家・政治屋が口にするものである。特別に法務行政の使命を議論したわけではない。それでも辞任に追い込まれた。

 

 寺田の政治資金関連のミスにしても、大半の国会議員はほぼ同様な問題を抱えており、訂正することで済む問題であろう。それを野党と言論が笛と太鼓を打ち鳴らして「世論調査」までして追い詰めて切腹させた。

 

 二人とも宏池会のメンバーである。岸田側近だ。なぜ岸田側近を狙い撃ちにし「政局」に引きずり込んでいるのか。それで利益を受けるのは、7・8事件で火の粉をかぶっている統一教会と清和会である。罠を掛けた犯人は誰か、見えてくるだろう。

 野党と言論を巻き込んだしたたかな岸田攻撃である。第三者が知りえない秘密が次々と露見する寺田問題。知りうる立場の人間に統一教会の関係者がいたのではないか?ごく自然な分析であろう。

 

<後ろから鉄砲を打ってきた清和会・統一教会に屈した不甲斐なさ>

 「辞めさせろ」の合唱が自民党本部からも噴き上がった。自民党本部に巣食う清和会の誰か。拡大鏡を持ち込んでみなくてもわかる。清和会にはいっぱいいる。新聞がその人物の固有名詞を隠して報道するのもおかしい。

 言論界にもまだ安倍御用記者が潜んでいる。そして秘密は即座に野党議員にも持ち込まれて、本会議や委員会で小さな花火を上げる。すると線香花火が尺玉花火になって報道する新聞。寺田問題では「安倍新聞」と呼ばれている新聞が突出していた。

 

 最近のヤフーなどのニュースは、フジサンケイの右翼ボールやスポーツ紙のコメントがやたらと多い。ほとんどが右翼一色である。さらに人気のYoutube動画をみると、これまた右翼情報が氾濫している。リベラルな報道が少ない。真っ当な記事を見つけるのが困難なほどだ。カネが右翼に集中しているのだ。

 最近までネット掲示板で頑張っていた「阿修羅」も狂ってしまい、読者離れが起きている。闇の支配者の暴走が見て取れる。

 

<まんまと防護服をかぶった統一教会・清和会連合>

 文鮮明の統一教会は、本拠地のソウルでは韓国政府の諜報機関のKCIAの、東京ではA級戦犯の岸や笹川、児玉らの分厚い権力と暴力の洋服をまとっていた。無知な小金持ちや孤立する若者・学生を信者に取り込んで、莫大な金を集めていた。

 財閥も呆れるほどの集金力の影で、家庭が破壊され、地獄に突き落とされた婦人が続出したが、警察も検察も救いの手を差し伸べようとはしなかった。この点で清和会の罪は計り知れない。

 7・8事件がそうした統一教会を暴いてくれたのだが、岸田は事態の深刻さの理解が足りなかった。麻生という安倍の盟友に相談しているようでは話にならない。その間に清和会と統一教会は、あろうことか岸田の首を挿げ替える作戦を開始した?寺田と葉梨の閣僚辞任が、そのことを証明した。

 岸田をやめさせる罠を仕掛けた統一教会と清和会には、日本会議と笹川一族も関与しているだろうか。悪魔はまたしても防護服を被って岸田打倒工作に動いている!

 

<なぜ法務検察公安を動かさなかったのか>

 岸田の自民党派閥戦略は、存在していないらしい。自民党の主は、そのまま首相官邸の主にもなるのだが、官邸の監視は派閥の動向にある。野心猛々しい派閥は、どこか?苦しんでもがいている派閥ほど暴走するものだ。

 押さえる手段はいくらでもある。清和会と統一教会の場合は、法律の公正な運用で容易に可能である。法務検察と今回は特に公安を作動させればいい。

 ボンクラの岸田は、この作戦から逃げている。安倍の河井1・5億事件さえも手を出さなかった。それは寺田にも責任があろう。

 

 日本が外国の勢力に制圧されているという信じがたい危機の場面では、

警察力を作動させることが正当な為政者の使命である。岸田は分かっていないのか。「快刀乱麻暴れまくれ」と繰り返し指摘しておきたい。

 

<統一教会の岸田後継は極右の安倍の傀儡女か>

 イタリアなど欧州では右翼が台頭している。女の指導者も。

 右翼的なネット情報やYoutube動画から浮かび上がる清和会・統一教会が擁立する岸田後のトップに安倍の傀儡女の姿が霞んで見える。「安倍以上に極右」と見られている。ワシントンでの暴走も話題になっている。日本会議・靖国参拝派も期待しているようだから油断できない。

 凡人ジャーナリストは恥ずかしくて名前を書けない。極右女の台頭を許してはならない。それよりも岸田の方がはるかにましである。

2022年11月21日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

本澤先生、なにげに

映像を見つけました。

此は角度的にも信憑性

が有る。  山上さんの

減刑運動1万人を

越えました。 壺を出した張本人です。

        11/20     仲村

https://m.youtube.com/watch?v=RrVdTEqsKCk&feature=youtu.be

2022年11月20日 (日)

清和会秘話15(最終回)<本澤二郎の「日本の風景」(4630)

清和会秘話15(最終回)<本澤二郎の「日本の風景」(4630)

<戦後77年、A級戦犯の亡霊が徘徊する政治のメッカ・永田町の異様


2022年は戦後から数えて77年。まともな国であれば、戦前をすっきりと振り払って、民主主義の開かれた政治にならなければならなかった。どうだろう、現実は戦争犯罪人として逮捕された悪人とその後裔の面々が、日本を動かしていた!

 「A級戦犯の亡霊が徘徊している永田町」なのだ。腰を抜かすような日本政治の表面化から5か月も経とうというのに、政党も司法も官界もおたついてばかりいて、前に進んでいない。「日本の風景」を書いてきてみて、これほどの驚きはない。昭和天皇ヒロヒトが300万人の戦没者に反省と謝罪をしなかったことも、いわんや好戦派の天皇だったことも判明したことも衝撃だったが、戦後もヒロヒトの配下とその後継者らが外国のカルト反社会的宗教団体と共謀して、国の権力を掌握し、主権者である日本国民を支配していたことに声も出ない。

 真っ当な為政者であれば快刀乱麻、鬼や悪魔人間を退治する時だろう。だが、当事者にその認識が不足している。それどころか、統一教会の逆襲に遭遇している岸田文雄内閣ではないか。清和会の腐った壁を登れないでいる。すなわち統一教会が反転攻勢に転じているのかもしれない。

 不気味すぎる政局が始まっている!「清和会秘話」連載は本日でいったん

閉めようと思う。

 

<妻を泣かせ続けた安倍晋太郎と晋三の男尊女卑>

 「政治家の妻」は、その多くが泣いている。夫の浮気は当たり前の世界だ。妻は秘書と仲良くなって、夫が亡くなった後、夫が遺してくれた大学を経営した。離婚騒動に発展する事例も聞いたことがある。

 夫が帰宅すると、待ち構えていた妻は手に持ったハサミで、夫のネクタイを切り刻んだ例もある。命がけの職業である政治家は、したがって本物らしい人物がいない。筆者は自民党公明党の議員を、全体の奉仕者ではなく、遠慮なく政治屋と呼んでいる。

 

 「夫が政治家でよかった。尊敬している」と語ってくれたのは、志賀節夫人の良子さんだった。政界一の美人で、確か学校は昭恵の先輩。夫妻とは何度も蒲田駅ビルで食事をしながら、政局について語り明かしたものだ。志賀は国盗りに失敗したが、夫人は政治家の妻として幸せな人生を送った。今どうしているだろうか。

 

 問題の安倍家の妻たちは、外見とは裏腹に人知れず苦労した。晋三の父親の晋太郎の不倫は、とても有名だった。当初は夫人の洋子も気付かなかったらしいが、晋太郎よりも洋子に忠誠をつくした秘書が口を開いたようだ。その秘書を安倍家に送り込んだ人物の証言だ。

 すい臓がんで亡くなる前に晋太郎は「秘書に脅されて参った」と悲鳴を上げていたという。これは晋太郎が信頼した元政治記者の証言だ。息子の晋三も親父の秘書となって、札幌に行く機会が増えて遊び始めた。地元の秘書が自身の点数稼ぎもあって、必死で接待に力を入れたのだ。

 第一次の安倍内閣発足する時点で、晋三の女問題が新聞界で浮上したが、なぜか紙面を飾ることはなかった。「仮面の夫婦」が、晋三夫妻に命名されて久しい。

 

<米南カリフォルニア大学に1年留学した息子の面倒を見た朴東宣>

 安倍晋三について詳しい人物というと、今でも活躍している藤原肇であろう。一時期、公明党創価学会の機関誌のような記事を載せていた「財界にっぽん」の誌上で、実に怪しげな「松下政経塾」のことを論破する対談をしたこともあった。

 フランスに留学して、米国の石油採掘に首を突っ込んだ後、活字の世界に飛び込んだ。ナチズム・ファシズムの研究は、日本人のジャーナリストをはるかに上回る。これらにのめり込んだ輩の後裔にもメスを入れる本を何冊も書いている国際派ジャーナリスト。安倍晋三を男にした小泉純一郎にも詳しい。

 藤原は韓国の諜報機関KCIAによる米議会工作事件・コリアゲートは、当然のことながら取材が豊富で、その関連で安倍の南カルフォルニア大学の僅かな期間の留学生活も調べ上げていた。

 岸や文鮮明・朴正熙に連なる朴東宣の正体にも。彼は「安倍の面倒を見ていた」という不思議な情報をくれたのだが、東京暮らしの凡人ジャーナリストには到底、そこまでは信じられなかった。

 

 勉強嫌いの安倍は両親泣かせで知れ渡っていた。語学留学(1977年)もそこそこに79年に帰国すると、祖父の岸信介が孫を神戸製鋼に入れた。当時、自主憲法制定を叫ぶ岸の朴正熙らとの韓国人脈は健在だった。ジョージタウン大学OBの朴東宣が、あれこれと晋三の面倒を見ながら、反共主義を叩きこんだとされる。安倍の反共教育は、台湾の李登輝もいる。父親の晋太郎は、戦争体験もある。戦争の恐怖を知っているため、極右を嫌う。その点、晋三は文鮮明や岸の好戦的反共主義に染まることに問題はなかった。

 反対にファシズム・ナチズム研究者は、核武装も吹聴する晋三的な人物を警戒することになる。ワシントンやモスクワも同様であろう。本格的な軍国主義復活に突っ込む安倍晋三を警戒する研究者や諜報機関は、第三次安倍内閣構想に動き出した安倍に危機感を抱いて不思議ではない。7・8銃撃事件の背景や解剖からは、山上単独犯ではないことがわかる。法務検察の処理能力をはるかに超えている元首相暗殺事件である。

 安倍や麻生太郎ら核武装論者と靖国神社参拝派を国際社会は、密かに警戒してきた。例えばオバマ政権の要人は、靖国を避けて非政治的な戦没者墓苑の千鳥ヶ淵に出向いて献花した。この点からも自民党内、特に極右・清和会とそれに同調する面々を監視、盗聴する動きは、容易に想像できるだろう。ケネディ暗殺は、狙撃手によるものだったが、晋三の心臓を射抜いた真の犯人もまた狙撃手である。

 

<韓国のKCIAの米議会工作(コリアゲート)で逮捕された疑惑の人物>

 1976年に発覚した韓国政府による米議会買収工作、いわゆるコリアゲート事件で逮捕され、一躍有名になった韓国人実業家?の朴東宣のことを、藤原に聞かされても、不勉強な凡人ジャーナリストは理解できなかった。

 永田町の取材に凝り固まっていたこと、さらには東芝経営の東芝病院に、誤嚥性肺炎の治療で救急搬送した次男正文を、東芝は警報装置もつけない個室に押し込み、しかも窒息死を回避するためのタンの吸引を100分も放置して窒息死させた東芝病院は、2010年4月7日から12年経っても、反省も謝罪もしない。そのことで小さな凡人の脳は詰まっていて、藤原の話を咀嚼する力がなかった。

 余談だが、息子の悲劇をいま財務大臣をしている鈴木俊一に伝えると、彼は「同じ病気を岸信夫もしている。彼は助かっている」と話してくれた。

 世の中には不運な人間もいる。幸運な人もいる。岸は政治家になって防衛大臣にもなった。次男と比較すると、その落差は計り知れない。

 

 コリアゲート事件は、ニクソン共和党大統領が、韓国に駐留する米軍を撤収させるという立派な計画に、朴正熙の軍事政権は驚愕した。これを阻止するために大金を米国議会の関係議員にばら撒いた。その主役のような役割を朴東宣が担った。彼は下関の韓国ビジネスでも活躍していて、安倍父子とも関係があったともいわれている。

 朴東宣はこの大事件から解放された後、米国留学中の晋三の面倒を見たのであろう。この時点で既に文鮮明のワシントン工作は進んでいた。事件にも関与していた可能性が高い。晋三と統一教会の関係は、南カルフォルニア大学時代から始まっていたかもしれない。

 

<岸信介と文鮮明・朴正熙につながる韓国右翼とのつながりは古い>

 孫の面倒を文鮮明や朴正熙の配下に頼めるという日本人は、まずもって岸と安倍家ぐらいだろう。そうそう、加計孝太郎も一緒だったかもしれない。二人の写真がネットに登場している。

 日本軍の教育を受けた朴正熙が、その後、日本侵略軍の本拠地・満州国政府に赴任した岸と出会っているとすると、敗戦後の日本と解放後の韓国で揃って政治指導者となったことに驚きを禁じ得ない。この線上に文鮮明と朴東宣がいた。

 日韓の右翼の連携は、古くこの時からである。

 この11月13日に岸田首相とユン大統領の3年ぶりの日韓首脳会談は、右翼政権同士ゆえに実現した。韓国の左翼前政権と安倍内閣の激突は嘘のようである。岸・文・朴の右翼連携は、今に継続している負の日韓関係である。

 

<「麻薬を覚えてきた晋三」「警察に捕まった」などとライバル事務所>

 現役の政治記者時代に安倍父子の事務所に一度だけ出向いた。台湾ロビーの取材のため、晋三事務所で本人と会見した。彼は台湾独立派の李登輝の仲を自慢げに語った。今の台湾は、李登輝との流れをくむ蔡英文だ。彼女の選挙に晋三は相当な支援をしたようだ。岸信夫もそうである。

 選挙区の関係で、安倍晋太郎と田中龍夫は同じ清和会だが、激しい選挙を繰り返すライバル同士だった。田中事務所に行くと、安倍父子の興味深い様子を知ることが出来た。田中事務所の中内節子は、出入りする記者の背景を調べていたらしく、安倍事務所に出入りする記者とそうではない記者を差別していた。

 バランスを欠く取材となったが、安倍事務所の様子が手に取るように分かった。これほど同一選挙区のライバル関係は、相手の情報を取ることに役立つ。むろん、事実を大きく伝えがちなので、そこは配慮が必要だろう。ただし、全くのデマとはいえない。

 

 「晋三はアメリカで麻薬を覚えてきた」「ロス市警に捕まった」などの息子の情報がいち早く入ってきた。晋三は、いずれは父親の晋太郎の後釜になることが分かっていた。「晋三の麻薬好き」は、祖父の満洲アヘン利権と比べようがないが、遺伝子を考えると合点するほかなかった。

 「勉強嫌いで家庭教師から物差しで頭を何度もたたかれていた」というたぐいは、家庭教師の平沢勝栄のところから漏れ出した秘密に違いなかった。

 中内節子は、田中龍夫の後継者・河村建夫の金庫番も務めるほどで、彼女に代議士の川村も頭が上がらなかった。森喜朗でさえも、彼女に一目を置かざるを得なかった。秘書の格は、議員の格に比例する。清和会内で田中は福田赳夫の側近として、大きなお腹を押しながら議事堂を歩き回っていた。

 

<安倍と統一教会の危険な仲を解明する歴史的使命が政府自民党>

 岸田文雄は意外と人がいい。馬力が弱い。他人に引きずられやすい。政治家としての信念がない。親類の宮澤喜一は英語の達人というよりも、護憲リベラルの強固な信念の政治家だった。

 中曽根後継に駒を進めるや、いの一番、自己の信念の発露ともいえる日本国憲法の平和主義を、公然と口にした。「核の時代はそれ故に戦争が出来なくなった。したがって戦争放棄を謡った9条憲法は、生き生きと光輝を放ってきた!」と。どうだろうか、核武装に突き進む安倍や麻生などの思考とは違う。安倍は、単細胞の幼児のようで、財閥に媚び、それ故に世論にうろたえる様子が目に見える。

 岸田には宮澤のような強い信念がない。統一教会とその仲間たちは、いま倒閣運動を密かに始めている。安倍の配下や御用記者も動員している様子が、突然、目に飛び込んできた。

 日本を駄目にした清和会と統一教会は、今も生きて日本人を食い物にしようとしている。負けられるか!

2022年11月20日記(政治評論家)

2022年11月19日 (土)

清和会秘話14<本澤二郎の「日本の風景」(4629)

清和会秘話14<本澤二郎の「日本の風景」(4629)

<莫大な資産を溜め込んだ笹川財団と文鮮明・統一教会>

 この世に神も仏もいないが、人間国家が編み出し印刷したカネが国や社会を動かしている。国家は、国民から強制的に税金として奪い取っている。それを国民のために使おうとしないから、カルト政党は余計に非難される。戦争するために増税に走る馬鹿者も多い。その一部をかすめ取る笹川一族との指摘は、古くから指摘されている。ギャンブル利権(国交省)を擁護する公明党創価学会も、危ないカルト宗教政党であることが露見して久しい。カネと暴力で蓄財してきた笹川一族の資産がどうなっているのか、政府も国民も知らない。

 江戸時代にはやくざがお上の十手を握って捕りものをしていたが、それは極端な戦前戦後の事例と断罪する識者もいる。そこでは警察も検察も任務放棄し、沈黙して恥じない。すごい闇の日本に、平河町と信濃町が加担している!客観的に見て、清和会政治によって日本は衰退してしまっている。

 

 他方で、清和会権力を利用して小金持ちの財産を根こそぎ奪い取って、日米南北朝鮮などにばらまくだけでなく、ソウルに世界一の宮殿を建設している文鮮明の統一教会が、我が日本に存在して半世紀経つ。半世紀の間に数兆円以上も強奪して、呪われた信者を地獄に叩きこんでいる。まるで公明党創価学会と金集め競争をしているかのようだ。

 

 真っ当な日本政府の任務は、不正腐敗の統一教会と笹川財団の資金とその流れを明らかにして、国庫に吐き出させることだ。天命といえるだろう。

 

<岸・福田・文鮮明を支えた笹川のギャンブル利権=森・小泉・安倍の統一教会利権>

 7・8安倍晋三銃撃事件が、パンドラの箱を開けてくれた。主権者である国民は、その暴政の真実を知って度肝を抜かれている。有史以来の出来事は、A級戦犯で巣鴨入りした輩が、半世紀にわたって繰り広げてきたことだから、国民は声も出ない。

 安倍権力は、清和会・統一教会と笹川の権力そのものであった。清和会・自民党を解体して責任を取らせる今でなければ、この国も明日はない。他に方法があるだろうか。

 A級戦犯の手口は、戦前の国家神道に統一教会と、近年に創価学会を巻き込んだものだから、したがってそれは、狂信的極右の危険な政権である。笹川のギャンブル利権と宗教の冠をかぶる統一教会・神社本庁・公明党の連携に呆れるばかりだ。

 自民党政治は、清和会の森政権から小泉、そして安倍の時代に完璧に変質した。ジャーナリストは皆知っている。

 明日の日本再建のため、日本国民は自公政権を打倒し、信教の自由を悪用してきた悪魔のような財団・教団を解体する使命を、日本国民は帯びているはずである。

 

<福田派大集会に飛び入り参加した笹川良一老人>

 改めて筆者が目撃した事実を繰り返し、見ていない・知らない国民に紹介したい。福田派の大集会が都内のホテルで開催された時だった。壇上に福田赳夫がマイクの前に立っていた。そこでハプニング!

 もう80歳を越えているはずの老人が壇上に駆け上ってきた。その人物が笹川良一だった。総理総裁を目指す福田を激励するために、カネと暴力の黒幕登場に仰天した。笹川は岸と共に統一教会を立ち上げた張本人である。

 会場には統一教会国際勝共連合などの右翼関係者が一杯いたのだろう。普通の集まりに姿を見せればイメージダウンだが、岸を後継した福田は、笹川と文鮮明の支援を受ける立場だった。

 忘れようとしても忘れられない場面である。岸のA級戦犯人脈を継承した福田赳夫そのものだった。ライバル中曽根康弘は児玉である。児玉を中曽根に紹介した人物が、読売のナベツネという。ワルが跋扈する日本なのだ。

 

<文鮮明の集会で「アジアの指導者」と絶賛した福田赳夫副総理>

 最近になって映像で目撃した福田と文鮮明の出会いにも腰を抜かした。そこでの福田の破格の挨拶も。統一教会国際勝共連合を率いる文鮮明に対して、三木内閣の副総理・福田が「アジアに指導者が現れた。その名は文鮮明」と大集会で絶賛、二人は抱擁までして会場から拍手をもらっていた。

 不気味この上ない記録された映像である。

 無関係な第三者はこの映像を見て、気味が悪いと思ったに違いない。 

 

<岸・福田側近の千葉三郎事務所に運転手で入り込んだ勝共連合>

 千葉三郎は千葉県茂原市の出身で、岸・福田派を代表する右翼議員だったらしい。らしいとは、駆け出し記者のせいで、当時の派閥の事情に疎かった。彼は自民党右翼議員のたまり場だった素心会の代表をしていたことから、なんとなく悟った程度である。既に岸は首相を辞めていたが、岸のことを東京帝大の先輩は「岸くん」と呼んでいた。

 晩年の千葉は、もっぱらブラジルの開拓に熱中していた。確かトメアスというところに、地元の人たちは墓まで用意した。地元の開拓者に尊敬されていたのだろう。石油危機の際は「マンジョカでアルコールを生産するんだ」と張り切っていた。福田のことなど眼中になかった。一度だけ町村金吾(元警視総監)と食事をしたことしか覚えていない。酒とは縁がなかった。

 千葉は東京タイムズ創立者と仲良しだったらしく、事務所に行くとひどく歓迎してくれた。品のいい寺部かつという美人の女性秘書も、いろいろと千葉のことや事務所内のことを説明してくれたのだが、その一つが「今度うちにきた運転手は、勝共連合からよ」というものだった。今からすれば重大な情報だったが、まだ一人歩きも出来なかった凡人ジャーナリストは、勝共連合と聞いてもいやな感じを持ったくらいで、ピンとこなかった。

 第一、文鮮明を知らなかった。1970年代のことだから、多少接触していれば全体を掌握出来ただろうと思う。

 運転手はいろいろな議員の秘密を知っている。統一教会の狙いだろう。大事な情報源となるが、問題の運転手とは、とうとう一度も話をしなかった。秘書は「あのような人と付き合っては駄目よ」と警鐘を鳴らしてくれたと理解したものだ。最近まで鎌倉市に住む彼女と年賀状のやり取りをしていた。

 

 千葉は一度だけ労相を歴任したが、二度と猟官運動をしなかった。「入閣するのに大金が必要」という事情を初めて知った。カネにきれいな千葉だった。従って千葉に近付いてきた林大幹(息子が二階派幹部)が、カネに躓くと事務所に寄せ付けなかった。そんな千葉が何度か「笹川さん」と口にした。岸も笹川も巣鴨のA級戦犯のはずだ。それでいて「笹川さん」?どういうことか、笹川は福田派の金欠議員にも献金していたのである。

 モーターボート競艇ギヤンブルを独占的に、いまも継承している笹川一族のギヤンブル利権は世人の想像を超える。近くに福祉施設があるが、周辺の人の評判がよくない。その一つが「笹川資金」を受け入れたからだという。昔は船舶振興会、名前を変えて財団にした。財団がいくつもある。

 

 晩年の笹川良一はテレビのCMで自己宣伝に励んでいたが、知る人ぞ知るである。笹川と文鮮明の統一教会は、間違いなく一体化している。森喜朗の事務所が笹川財団にあることも知った。清和会最大の恥部は、笹川ギャンブルと統一教会ということになるだろう。

2022年11月19日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

2022年11月18日 (金)

清和会秘話13<本澤二郎の「日本の風景」(4628)

清和会秘話13<本澤二郎の「日本の風景」(4628)

<戦争を反省しない岸信介・笹川良一ら「黒い人脈」は消えそうもない>

 この世は黒が優勢なのか。A級戦犯の「国賊」たちの後裔を見ていると、誰もがそう思うだろう。転んでもただでは起きない黒い正体に対して、無知で、虐げられてきた大衆はほぞをかむばかりだ。反社会的なカルト教団・統一教会の処理などまともな権力行使なら1日で処理できそうだが、意外にも政府も議会も、司法さえも手こずっている。カルト教団仲間が応援し「信教の自由」を逆手に取られているようで、余りにもみっともなさすぎる。

 

 選挙で決着するほかないのだが、無知で弱い庶民にその爆発力はない。足腰が弱すぎる。かくして岸や笹川らの「黒」は、しばらくは地中?に潜んで、人々が忘れたころに浮上しようとしている。

 77年前の敗戦時の失敗を繰り返そうとしているのだ。岸の長女は沈黙しているが、安倍晋三の後継者問題を忘れたわけではない。次男の岸信夫の息子たちは元気らしい。笹川ギャンブル財団は、安倍内閣下に、信じられないほど巨大な規模に膨らんできている。

 安倍の配下は、自民党と内閣の枢要ポストを占めたままだ。スキャンダル議員は、清和会以外の者たちから噴き出す作戦を見事に演じて、国民の目から黒たちは逃げている。宏池会閣僚の醜聞作戦に新聞もテレビも踊っている。

 

<星島二郎の地盤を奪った加藤六月夫妻の遺産が財務省にも>

 前回紹介したクリスチャンだったという星島二郎は、油断をしていて地盤を秘書に奪われてしまった。「馬の目を抜く永田町」は本当である。よく知る福島県の八田貞義もそんな一人だった。秘書だった渡部恒三に奪われてしまった。池田勇人に声をかけられて政界入り、第二次池田内閣で官房副長官になったものの、八田は芽を出すことに失敗した。

 衆院環境委員長の時は、房総半島のハマコー利権だったダンプ街道の視察もしてくれた人情味のある元日本医科大教授。丸山ワクチン認可に奔走したが、東大閥に封じ込められた。

 

 星島は衆院議長までした大物だったが、それでも秘書の加藤六月に見事に奪われた。普通は心酔した議員から秘書が禅譲されるものだが、六月は違った。こっそりと星島後援会を奪い取って、自ら代議士になったいわくつきの人物。運輸族として同じ派閥の三塚博と闘って敗れ、清和会を除名されているが、それ以前では、安倍晋太郎に「忠誠」を誓い、安倍内閣の実現に賭けた。

 ある種の浪花節さながらの行動も、元陸軍士官学校の肩書が、軍需産業の三菱と関係が深い安倍晋太郎に惚れこんだのか。星島の秘書になる前は日教組活動にも飛び込んでいた。野心家の人だった。

 星島が政界引退したのちに、娘の節子(元TBS社員)らが父親の足跡を調べていくと、星島名で都内のタクシー会社などを経営し、金儲けをしていることが発覚した。星島の遺志を継承する関係者の政界入りに対しても、安倍ともども抵抗して自民党の公認をさせなかった。要は、星島の芽を完全に消滅させるために異常な行動をとった。

 敵をせん滅させるという陸軍の価値観が、政治家になっても貫徹していた。

 そんな六月を岸の娘婿は、高く評価した。

 

 横道にそれる。大手の新聞テレビなどは国有地をタダ同然に払い下げてもらった。読売はナベツネ、毎日は安倍晋太郎である。東京タイムズはというと、新橋駅前の7階建ての小さなビルだった。大地震で持ち応えられるかかなり危険な建物だった。すぐ隣は都営地下鉄が走っていて、都有地を占拠していた。そこで社長の徳間康快が、僅かな場所なので買収したいといって政治部長に声をかけてきた。

 運輸族に声をかければ済む事案だ。運輸族というと、石原慎太郎、加藤六月、三塚らだが、徳間と相談して三塚に絞った。彼は庶民的な性格だったからで、加藤の陰湿さがなく、台湾派青嵐会の石原は最初からはずした。徳間はその後に徳間書店のビルとして建設したが、メインバンク(平和相互)が住友に買収され、今は三井住友に所有権が移転されているだろう。この件では当時、大蔵大臣の竹下登にも頼んだ。

 消費税の課税免除の場面では、新聞をナベツネが、週刊誌など雑誌関係を徳間が処理した。この時は自民党三役の小沢一郎・渡辺美智雄・西岡武夫に陳情した。政治部長は、会社や業界の雑用処理に狩り出されるものである。これも勉強にはなった。

 

<「県議の娘」は安倍洋子と金丸悦子を抑え込む>

 古来より「人(将)を射んとせばまず馬を射よ」といわれてきた。佐藤内閣で官房長官になった木村俊夫は、田中内閣で日朝正常化に汗をかいたことで知られるが、元佐藤派秘書の話では、彼は佐藤栄作夫人の寛子に毎日のように高級菓子を贈っていたという。この手の「馬を射よ」の話は、永田町に少なくない。猟官運動の一つだが、加藤六月の場合、その重大な役割を果たしたのは、県議の娘から六月の妻になった睦子。

 彼女は夫の浮気でイラついていた安倍晋太郎の妻で、岸の長女・洋子詣でを繰り返した。星島秘書時代は、後援会幹部を懐柔し、資金集めに星島の名義で会社を立ち上げたやり手。

 都内一等地に豪邸を建てると、そこからマイカーを運転して洋子のもとへ、さらには金丸信の妻、悦子の家にも飛び込んでいった。いかつい印象を与えかねない夫のマイナス面を、見事にカバーしていたのだ。

 陸軍士官学校ではこうしたことも学んだ六月の指示だったのか。それとも県議の娘として体得していたものか。六月の晋太郎支援は、妻に頭の上がらなかった分、夫は彼女の言い分を聞くしかなかった。

 六月が亡くなった時、葬儀委員長に晋三官房長官が選ばれた。安倍家の出来の悪い問題児を擁護してきた洋子の言い分は、その後も六月の娘婿の人事でも発揮した。

 

 晋太郎の信頼は厚かったが、派内の評判は必ずしも良くなかった六月。ロッキード事件では「灰色高官」として話題となった。リクルート事件でも注目を集めた。カネ問題でいつも話題になる睦子の夫だった。

 睦子は手を広げた。実力者の金丸信夫人の悦子との関係も構築した。中曽根内閣と竹下内閣では、飛ぶ鳥を落とすような勢いのあった金丸を抱き込むためだった。ちなみに竹下と金丸は親類である。二人とも後妻同士の仲を、一段と格上げして国盗りを実現する策略だ。晩年の角栄も竹丸連合に破れてしまった。

 今回初めて金丸夫人を写真で見た。素敵な顔つきの女性だ。金丸も彼女の一言に折れる間柄だった。睦子はそこに狙いを定めた。六月が三塚に後継争いで敗れ、除名されると、娘婿を金丸の経世会に送り込んだ。いま自民党幹事長の茂木と勝信の、統一教会をめぐっての確執が話題を呼んでいる。

 

 睦子最後の仕事は、娘婿の元財務官僚の勝信を閣僚(厚労大臣・官房長官)に就けたことである。洋子の一言に晋三も折れた。なんと六月の娘までも内閣の役職に就けた。権力の乱用を息子にさせるすごい洋子と睦子だった。後者は、晋太郎と同じすい臓がんで亡くなった。衝撃を受けた人物は洋子だ。安倍晋三に賭けた輩たちは、勝信を含めて統一教会との関係は深い。

 下村博文・萩生田光一・高市早苗・西村康稔・稲田朋美・松野博一らの動向は、引き続き注目を集めている。

2022年11月18日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

2022年11月17日 (木)

清和会秘話12<本澤二郎の「日本の風景」(4627)

清和会秘話12<本澤二郎の「日本の風景」(4627)

文鮮明の統一教会だけでなかった清和会と韓国の不思議なつながり>

 岸の孫である安倍晋三は例外だろうが、そもそも朝鮮民族は優秀である。勤勉・清潔で、かつ教育に熱心である。日本に渡ってきて指導層の地位を獲得するのも、ごく自然だったと思いたい。

 宇都宮徳馬は、父親の太郎陸軍大将兼朝鮮軍司令官が朝鮮半島の平壌で勤務していたころ、現地で再会している。その時の「親父の薫陶」を生涯、覚えていて、何度も聞かせてくれた。「朝鮮の文化は日本と比べ物にならないくらい高い。大きくなったら朝鮮の女性と一緒になりなさい。決して朝鮮人を馬鹿にしてはならない。いいか、わかったね」と。

 陸軍参謀本部に勤務していたころは、中国革命の孫文と連絡を取っていた。まさに開明派を代表していた。長州の山県有朋とは違った。

 その優秀な民族が、日本侵略軍に屈し、36年間も植民地支配を受けていたわけだから、その怨念が容易に解消することはない。100年、200年の時間を必要とするだろう。

 日本の縄文や弥生からの近代化は、大陸の文化が朝鮮半島を経由して伝わってきたことに由来する。銅や鉄の文化は、半島から人と共に伝わってきたものだ。日本古来の原始宗教の神道もそうであろう。結果的には、文鮮明が売国奴のA級戦犯を見事に操って、日本の権力中枢を制圧しても、歴史をたどると不思議ではないのだが。

 

 しかし、それでも歴史の教訓を受け入れ、学んできたはずの多くの日本人は、迷える小金持ちの女性から身ぐるみを全てひとつ残らず剥ぐという強奪を許容できない。国際社会の価値判断であろう。反社会的な文鮮明の統一教会は、日本から追い出すしか方法はない。

 岸・福田・安倍の清和会もまた、韓国との不思議な縁が存在した!佐藤家から養子に出された岸家を、木と子で李となるところから朝鮮の人と解釈する向きがある。

 

<赤坂プリンスホテルは朝鮮・李王家の邸宅を西武の堤康次郎が買収>

 乱暴すぎる日韓併合(1910年)によって、朝鮮の李王朝は日本の皇族に従属することを強要される。王朝最後の皇太子・李恨(土ヘン)と妃の日本皇族の梨本宮方子の大邸宅(紀尾井町)が、日本敗戦で廃位させられた。激変する廃墟の東京における朝鮮王朝の大邸宅は、1952年に幕を引いた。この一等地を買収した人物が、西武の不動産王の堤康次郎だった。

 方子が星島二郎(堤も共に衆院議長)に相談し、滋賀の不動産財閥の堤に持ち込んだ。落ちぶれた皇族の邸宅を買い占めていた堤のもとで、赤坂プリンスホテルに生まれ変わった。この一角を堤が福田赳夫に格安で提供し、清和会の本陣となった。

 

<1952年まで梨本宮方子(李・皇太子妃)が住んでいた大邸宅>

 方子が大邸宅を手放した1952年というと、アメリカではアイゼンハワーが共和党から出馬して当選している。イギリスではロンドン・スモッグで数千人が死亡した。NHKが菊田一夫脚本の「君の名は」を放送、日本が主権を回復、独立した年でもあった。意外なことに、この年に日蓮正宗の信徒団体・創価学会が宗教法人になった。

 皇太子は既に亡くなっていたが、方子は1970年まで生きた。赤坂プリンスホテルの今は知らないが、間違いなく国会議事堂や首相官邸のように赤じゅうたんを敷き詰めてあった。平民との格差が見て取れる。

 朝鮮の人たちは、他の民族との結婚を排除するという。大陸では、漢民族に吸収された満州族と異なる。昔の話では「岸番の田中六助と安倍晋太郎が岸の長女の洋子をめぐって奪い合いをした」とささやかれたものだが、それは最初からなかった。晋三もそうだったが、晋太郎も同じ民族同士の結婚だったと見られている。

 

<星島二郎が堤に紹介して赤プリ=福田赳夫に格安で事務所提供>

 星島二郎は、日本国憲法を制定した時の吉田茂内閣の閣僚(商工大臣)だ。護憲リベラルの政治家だった。東京帝大から弁護士、衆院議員を務めた。し、護憲派が自民党内にいたことが、政治の安定に不可欠だったが、この10年か20年の間に変質した。清和会と統一教会の暴走と比例している。

 

 星島は、弁護士として梨本宮方子から相談を受けることが少なくなかったらしい。紀尾井町の大邸宅売却の相談を受けていたのだろう。その延長線上に堤がいた。堤はプリンスをそのままホテルの名前にした。赤坂プリンスホテル誕生だ。そこに清和会が陣取った。ちなみに田中派と中曽根派は砂防会館、三木派は番町会館、宏池会は自転車会館。三木派を除くと、すべて国会周辺である。赤プリも砂防会館も、自民党本部に近い。

 

<福田派プリンス=安倍晋太郎が自ら新聞に売り込む?晋三は閥務ゼロ>

 思い出すと安倍晋太郎について、政治記者は早くから「プリンス」と呼んでいた。赤坂プリンスホテルのプリンスにあやかったのだろうが、筆者などは福田副総理時代のN秘書の説明を聞くまで知らなかったし、知ろうともしなかった。

 朝鮮の李王朝の皇太子夫妻の邸宅だったことも気付かなかった。いまここがどうなっているのか、どう呼ばれているのかも知らない。20年間の派閥記者時代は、派閥事務所をよく徒歩で歩いた。足腰を鍛えた。したがって、永田町や平河町界隈以外の日本を無知でやり過ごしてきた。むしろ100回以上も訪問した中国の方が、詳しいかもしれない。むろん、冗談ではあるが。

 ただ、安倍内閣のもとで日韓関係が壊れた理由が、ようやく分かってきた。韓国の文在寅政権が反右翼政権であったことが原因だった。日本の安倍の韓国人脈は右翼政党に絞られていたようだ。統一教会の仲間の右翼政党と癒着していた、そのためだった。韓国右翼は、岸と仲間の朴正熙人脈だ。右翼に塩を贈る安倍政権だった。いま韓国の保守右翼の新政権のもとで、日韓の急速な接近が見られる。政府自民党の統一教会退治にブレーキがかかるだろう。反対にワシントンのトランプは、中間選挙を終えてみると、期待したほどの大きな成果が出なかった。それでもバイデンのCIAはどうでるのか?注目を集めている。

 

 また、岸や安倍家から「プリンス」が出てくるのかどうか。日本国民の統一教会アレルギーは予想以上に強い。

 安倍派の行方はどうなるのか。合わせて10年も首相に就任しながらも、晋三は派閥の面倒を見てこなかった。福田側近の塩川正十郎らは「安倍は清和会の人間ではない」と豪語していた。清和会が結束して安倍を総裁に担いだこともない。現在はっきりしていることは「統一教会の帽子だった」。統一教会に汚染してる清和会関係者は、今後も厳しい目で見られることになる。清和会の結束は期待できないだろう。政界再編の波を待ち望む議員が少なくないようだ。

2022年11月17日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

2022年11月16日 (水)

清和会秘話11<本澤二郎の「日本の風景」(4626)

清和会秘話11<本澤二郎の「日本の風景」(4626)

<侵略戦争を引き継ぐカビの生えた隠微な岸・福田・安倍の統一教会派閥>

 「嘘をつくな」「泥棒するな」と幼いころから教えられて育ってきた人間は、それに違反すると、なんとなく後ろめたくなるものだ。「貧しくてもお天道様を拝んで生きたい」と誰もが思うが、この点について清和会の面々は、なんとなく暗い。アジアの人々の精神をいたぶり続けている戦争神社・靖国参拝派は、国際社会では胸を張ることが出来ない。

 

 ほぼ毎日のことだが、Youtube動画を見て新情報に接しようとしている。昨夜は拘束された裸の女性を救出する、ウクライナの狙撃兵の見事な映像を見た。自然に安倍晋三を2発の銃弾で心臓を射抜いた狙撃手のすごさを思い出した。山上単独犯ではない。スナイパーから逃げられる要人など一人もいないことが理解できる。普通であれば山上に対して、大声を張り上げて非難する場面だが、被害派閥の清和会からもそれがない。みな怯えているのであろう。

 安倍暗殺の真因が分かっているのか?

 

 20年間、派閥記者として自民党のオール派閥を取材してきた、たった一人のジャーナリストが、どうしても派閥の懐に飛び込めなかった清和会だったと白状しなければならない。宏池会の大平派、木曜クラブの田中派、三木派、中曽根派となんとなく違う。暗い陰気な派閥なのだ。カビの生えたような派閥だった。

 

 ロッキード事件では、田中派と中曽根派から加害者が出た。意気上がる福田派からも一人名前が上がった。それを活字にした途端、清和会事務局の態度が変わったことに違和感を覚えた。やむなく、ややリベラルな中山太郎や反安倍の田中龍夫、そして一匹オオカミの小泉純一郎らに的を絞って、清和会の動向を取材した。

 派閥記者は、どこの派閥でもそうだが、ミイラ取りがミイラになってしまう。そんな記者が大半である。公正な分析記事は書けない。特に総裁選になると極端だ。小さな新聞社には、そのような壁がなかったことを幸いに、どこにでも首を突っ込んだ。

 まず政治記事は、ほぼカラー眼鏡を通している。

 目下の深刻な報道というと、その影響力からNHKの右傾化、官邸よりの情報発信である。カビの生えた清和会政権を批判なしに報道するNHKの罪は重い。しかも、NHK会長が財閥から選ばれるという信じがたい事態が、安倍内閣において強行された。改憲軍拡を正当化するためのNHK報道が日本人の頭脳を変えた。歴史を学ばない若者や、日本国憲法を読んでいない日本人に降り注いだ。改めてNHKは、公共放送といえない。

 

 フクシマの子供たちの被ばく問題を追及する被ばくジャーナリスト・竹野内真理などは「NHKを解体すべきだ」と繰り返し訴えているが、これは正義の主張である。NHKを公共放送に引き戻さないと、カビの生えた清和会による軍国主義の復活を可能にするであろう。

 

<岸・安倍VS福田・田中龍夫の確執=福田の叱責の目撃者談>

 岸や笹川らA級戦犯が、韓国の文鮮明の統一教会を大膨張させ、比例して多くの日本人女性たちの身ぐるみはがし地獄に叩き落としたことに対して、岸後継者の福田赳夫は、都内の教会主催の大集会で文鮮明を「アジアの指導者」と破格の評価をして持ち上げた。この時、感動した文鮮明は福田に抱きついた。

 政治的に判断すると、大金が動いた証拠といえる。他人の不幸を喜ぶ岸・福田と文鮮明に対して、識者でなくとも驚きを隠せない。国賊・売国奴そのものたちだ。本心からそう思う。

 

 岸が「福田君を総理にするまでバッジを離せない」と公言した新橋駅近くの日石ビルの、確か2階の岸事務所での岸懇談の様子を思い出す。ロ事件後に起きた、いうところの「三木降ろし」で田中・大平派の支援で政権を手にした福田は、2年後に密約通り、政権を大平にバトンタッチしたのだが、福田は安倍がそうだったようになかなか派閥を、岸の娘婿の安倍に渡そうとはしなかった。

 そんな福田を、腹上死説まで飛んだ田中義一の息子の龍夫と派閥会長維持にこだわった。これに岸は怒り狂った。「早く安倍晋太郎に渡せ」と福田に迫り続けた。田中は同じ選挙区で安倍と対立していた。福田のためには火の中水の中までと忠誠を尽くしてきた。福田としては、せめて田中を衆院議長にしてからだ、との思いが強かったが、岸は福田の抵抗を封じ込め、安倍を後継者とした。

 

 この福田の決断に田中は失望と衝撃で泣いた。派閥の後継は、人知れず当事者間で死闘が演じられるものなのだ。安倍晋三が死んでも、後継者が決まらない。四分五裂と見られる理由なのだ。

 

 三木内閣において当初、福田は副総理として三木武夫を支えた。そのころ福田の秘書をしたNの証言によると、福田と安倍晋太郎の関係は第三者の想像を超えて、厳しいものだった。「福田さんは安倍を私がいる目の前で面罵した」という。それも2回も、直接見たというのだ。Nと福田、安倍しかいなかった。

 福田派記者たちは、安倍を早くから「プリンス」と呼んで、安倍の出番に期待していた。岸の娘・洋子の婿という関係もあった。安倍は毎日新聞OBとして、以前から記者の仲間を集めていた。

 同じく安倍の仲間の一人に聞いた話だが、彼は賭け事が好きだった。「よく花札を使って仲間を集めていた。懐には万札が詰まっていた。負けることで相手を喜ばせて、自分の仲間にする作戦だった」という。

 安倍は、筆者が働いていた東京タイムズにも目をつけていたらしい。「大森実を使って二人も編集幹部を送り込んできた。社長の徳間書店も活用したらしいが、二人とも毎日新聞外信部OBで、安倍政権工作が任務だった」と見られている。

 

 安倍はすい臓がんで倒れてしまったが、死因は「料亭での徹夜マージャン」とその筋で語られている。「料亭の奥座敷に彼女を呼んでいた」という。夫人との関係は悪かった。彼は福田の反角感情をこれ見よがしとばかり、田中派の竹下登や金丸信らと麻雀に徹した。

 

 2018年の8月だったと記憶している。オウム真理教の兵器工場で有名になった旧上九一色村界隈の、笹川一族の巨大な別荘地内かその近くのゴルフ場で清和会総理が一堂に集った。

 森喜朗と小泉純一郎と安倍晋三である。安倍の腰巾着のような麻生太郎も。主宰者の笹川陽平別荘で、5人の大宴会が開かれた。笹川の有頂天ぶりが、ネットに流れた。「悪だくみ」の場所である。我が世の春に黒幕・陽平は上機嫌だった。

 しかし、この場にもう一人の清和会総理はいなかった。福田康夫である。彼は安倍を嫌っていた。日本が亡びると懸念を抱いた人物だ。東アジアに高波を起こす安倍と笹川を警戒していたのであろう。

 

 いま安倍を手なずけてきた石原慎太郎もいない。森も五輪疑惑で事情聴取を受けた。もう誰も相手にしない。清和会の終わりの始まりか。祇園精舎の鐘が鳴っている。検察が少し行動するだけで清和会はお陀仏だ。

 残るは、揺らぐ統一教会と財団化したギャンブル笹川に人々の注目が集まっている。昨日は親類のF子さんにいただいたキウリの糠味噌漬けを二本食べた。おいしい。これぞ日本のおふくろの味。添加物も全くない安全な食べ物。糠味噌は発酵食品だ。キムチもいいが、二つを一緒にするのは無理である。

2022年11月16日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

2022年11月15日 (火)

清和会秘話10<本澤二郎の「日本の風景」(4625)

清和会秘話10<本澤二郎の「日本の風景」(4625)

A級戦犯の岸信介を生涯追い詰めた宇都宮徳馬の平和軍縮論>

 おそらく平和軍縮派の宇都宮徳馬ほど世のため人のために尽くした国際政治家はいない。痛快な人生を送った幸せな政治家だった、とも断言できる。いま政権を手にした岸の孫・安倍晋三路線を継承した岸田文雄の内閣支持率は33%と低い。国民の65%が岸の遺産であるカルト教団・統一教会の対応を評価しない。同教会と地方議会の関係を明らかにせよ、という国民は71%だ。

 このNHK世論調査の課題はないか。安倍・菅を経由してきた大軍拡について、国民の声を聞こうとしていない。政府自民党と財閥への配慮だろう。民意を反映しない選挙制度と世論調査が、政治を一段と落下させている。泉下の宇都宮は、歯ぎしりしながら怒っているはずだ。

 宇都宮の岸田採点は、文句なしに落第点だろう。合格点の60点には遠く及ばない。A級戦犯の岸を生涯追い詰めた宇都宮の平和軍縮に対する信念はすごい。彼にとって猟官運動をして権力(大臣)を手にすることではなかった。いまこそ平和軍縮論が台頭する時であると叫んでいる!

 

<韓国・朴正熙軍人大統領利権にもぶら下がる岸を追及>

 2019年8月25日の本ブログを見つけた。韓国の朴正熙が岸の満洲人脈の仲間であることが、7・8安倍銃撃事件で判明したことで、岸の闇の一角に光が灯された。要するに宇都宮が72年の時点でも、韓国地下鉄汚職事件をとことん追及していた理由もすっきりと理解できる。

 韓国地下鉄建設疑惑は、岸の采配のもとで具体化したものだから、宇都宮は容赦なく追及していた。それは岸の政治後継者の福田赳夫の清和会の台頭を阻止する狙いもあった。岸・福田の清和会は、逆に宇都宮の選挙区に刺客として石原慎太郎をぶつけてきた。石原選挙に国際勝共連合が支援していたはずだが、駆け出しの政治記者は、そのことまで気付かなかった。当時は統一教会が話題になることはなかった。

 

 平和軍縮の大敵である戦犯勢力主導のによる保守合同(1950年)に反対した宇都宮は、鳩山一郎を支持した後に、岸の台頭を警戒して護憲リベラルの石橋湛山を強力に支持して、岸を抑え込んだ。この場面で稲葉修と宇都宮は、日々碁を打ちながら岸の阻止に奔走した。もう一人の反岸・水田三喜男とも。

 水田は旧制水戸高で机を並べた友人だが、戦前は長州の山県有朋に対抗した佐賀の陸軍大将・宇都宮太郎の長男・徳馬の護衛役となった。水田は、共に官僚向けの東京帝国大学を蹴飛ばして、京都の帝国大学の河上肇の門下生となった。

 当初は父親の指示で陸軍幼年学校に入学した宇都宮は、同校の先輩だった大杉栄が軍によって惨殺されたことに衝撃を受けた。すかさず、陸軍大将の道を放棄し、一般校の水戸高に入ったという経緯がある。後輩の後藤田正晴によると、軍事教練のさいに高下駄を履いて校庭に出てきたというエピソードを明かしている。

 

 岸と連携する朴正熙政権のスパイ組織・KCIAに東京のホテルで拉致、殺害される寸前の反朴派で民主派の後の大統領・金大中を救ったのは、宇都宮の要請を受けた、当時官房副長官の後藤田による成果だ。警察と米軍を動かして間一髪救われた。宇都宮と後藤田がいなければ、韓国・民主派の政権獲得はあり得なかった。全斗カン政権が死刑宣告を強行した際は、鈴木善幸首相に救済を要請し、助けた。二度目の命拾いで金大中政権が誕生して、岸の韓国利権は排除された。

 その頃の裏事情を韓国のテレビ局が2019年の時点で暴いて、岸・福田・安倍の日韓腐敗の継続を断ち切ったのだが。今また復活するのかどうか。先日東南アジアサミットにおいて3年ぶりに日韓首脳会談が行われた。財閥の徴用工問題処理を迫る日本政府に対して韓国の保守政権が屈するのかどうか。

 韓国と日本の政府間の闇は、今後とも警戒が必要だろう。

 

<米産軍複合体と連携する岸・軍国主義論に徹底抗戦した国際政治家>

 米軍人大統領のアイゼンハワーが警鐘を鳴らした軍需産業と軍の連合が、「死の商人」よろしく政治を脅かす産軍複合体としてワシントンに君臨している。そこと日本の右翼政権、すなわち岸・福田・安倍の連携による大軍拡の嵐が東京に吹き荒れていることに多くの国民は、というよりも議会も言論も沈黙している。

 各種の世論調査が、こうした本格的な軍国主義に注意を喚起しない。東アジアの緊張を合唱して軍拡に歩調を合わせ、福祉が削られていることも。日本にも言論と議会を封じ込める産軍体制が生まれている証拠であろう。

 

 戦前の戦争体制は、国家神道と財閥の復活によって確立する。靖国神社参拝は、それに弾みをつけるものだ。神社神道と統一教会と創価学会のカルト教団の勢ぞろいが、岸の時代を彷彿とさせている。安倍が教育勅語に飛びついた森友事件もまた、軍国主義狙いである。

 

 いま野党に宇都宮らしい政治家がいない。むろん、自公両党にもいない。政治屋ばかりだ。財閥に塩を贈る連中だ。まさに戦争体制にまっしぐらだというのに、大手の新聞はナベツネの読売になびいている。岸・正力松太郎を引き継いでいるナベツネ体制も終わりに近付いているのだが。

 ついでに言うと、渡邉恒雄と氏家誠一郎を読売に送り込んだ人物が宇都宮である。彼らはそろって左翼から右翼に転向して恩師を裏切った。後者が日本テレビを牛耳った。読売も日テレも軍拡と原発に走って久しい。宇都宮が「忘恩の徒」と叫んで当然だった。彼はそれ故に筆者に繰り返し「権力に屈するな。屈したらジャーナリストではない」と叫んだ。今日も朝起きると、この言葉がまるで経のように響いた。

 

<国際軍縮議連立ち上げ・軍縮本を出版し、ナベツネ右傾化言論を牽制>

 宇都宮は侵略戦争の教訓を学ぼうとしない岸・福田の勢力を封じ込めようとして、国際軍縮促進議員連盟を立ち上げた。三木武夫、鈴木善幸、河野洋平、土井たか子らそうそうたる議員が参加した。

 晩年の「軍縮問題資料」(月刊誌)の広告は、新聞の題字下を飾った。岸軍拡阻止の思いである。それをナベツネ新聞にも出して「忘恩の徒j」に猛省を促したが、無念にも成果は出なかった。

 この雑誌の巻頭言は、毎回自らペンを握った。達筆とは言えない文字のため、一人山谷秘書が書き写して印刷所に届けた。80代でも宇都宮の頭脳は全く衰えなかった。宇都宮軍縮研究室兼務の事務所を訪問すると、主は印刷したばかりの雑誌の表紙に「謹呈 本澤二郎君」と書いてくれた。

 戦前は読売新聞経済欄に「高杉俊輔」というペンネームを使って、公然と軍部批判の活字を載せた。軍国主義何するものぞ、の気概に脱帽である。京大時代は反軍デモで逮捕、拷問も受けたが、大杉栄の二の舞になることはなかった。  

 

<日中国交回復に向け、自費で国際会議を開いて米議会工作成功>

 台湾派の岸に対抗して、健康を回復した石橋湛山を連れて北京の周恩来と会見し、日中友好活動を本格化させる。その馬力は天を貫くようだった。

 正常化の核心はワシントンの議会の抵抗を封じることだった。そのためアメリカ西岸のサンタバーバラ市のホテルに日米の主要な政治家を集めて、日中国交回復のための国際会議を開いた。宇都宮政治力を最大限発揮した時である。ワシントンの有力者は「日本が共産主義化するのではないか」という不安を一掃させることに成功した。1972年9月の50年前、田中首相と大平外相の北京訪問で戦後外交最大の難問に一気呵成、決着をつける原動力となった。

 台湾派の岸と福田の清和会の抵抗を見事排除した宇都宮は、この重要な国際会議を自費でこなした。あっぱれである。

 

 いまは、これの押し返し、揺り戻しが表面化している。森喜朗、小泉純一郎、安倍晋三の清和会と、背後の統一教会と神社神道の日本会議のカルト勢力である。

 

「(侵略戦争)権力に屈するな」の宇都宮遺言が毎日耳に飛び込む>

 今の異様な日本の政治体制は、自民党から護憲リベラルが消滅したことで表面化した。逆流している危険な事態である。7・8事件がそのことを浮上させ、人々にSOSを発している。人々の耳に聞こえるだろう。必死の叫びである。

 清和会も必死だ。閣内と党内で統一教会存続に躍起だ。国民は反発している。岸田も前に歩み始めているが、結果を見るまでは分からない。幸いなことに国民の多くは、岸田内閣の対応に批判的だ。内閣支持率も大きく下がっている。岸田退陣の危険ラインに下がっている。

 「岸・福田の清和会に屈するな」という宇都宮遺言が耳鳴りとなって消えることはない。侵略戦争を正当化する清和会に屈するな、と。本日は亡くなった妻の生誕80年の記念日だ。

2022年11月15日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

韓国テレビ8億ドル援助暴く!<本澤二郎の「日本の風景」(3415)
<宇都宮徳馬は岸信介のソウル地下鉄汚職に怒っていた!>
 1965年の日韓請求権協定、その7年後に政治記者となって宇都宮徳馬さんとは、週に3度くらい会っていたが、当時の話題の筆頭が、確か岸信介のソウル地下鉄汚職事件だった。A級戦犯になって入獄した岸が、その後に首相になった不思議を、ずっと疑問を抱きながら取材してきたジャーナリストも、8億ドル援助のからくりの全貌を知ることがなかった。右も左もわからない駆け出し記者の不勉強が災いしたものだが、けさネット掲示板で見ることができた韓国のテレビ取材に頷くばかりだ。これほど痛快な調査報道を見たことがない。平和軍縮派の宇都宮さんの怒りは、当然だったろう。彼は当たり前のように岸を批判し、それを月刊誌に投稿して鬱憤を晴らしていた。1965年の日韓条約の核心である8億ドルの経済援助は、なんのことはない、安倍晋三を教育してきた祖父の利権そのものだった。
<日本人必見!韓国JTBC報道に脱帽!>
 JTBCテレビの取材班は、日本の国会図書館で調べたり、財閥の雄である三菱の商事社史まで手を伸ばしていた。アメリカの公文書館をあさると、ワシントンが日本と韓国双方に圧力をかけていた様子が見て取れるだろう。
https://www.facebook.com/275833026700169/videos/367581660804833/
 韓国の大統領は、軍事クーデターを成功させた朴正熙、前韓国大統領の父親である。軍人大統領と東条内閣の商工大臣の深い結びつきを基礎にして、8億ドル利権が動き出した。

 

2022年11月14日 (月)

清和会秘話9<本澤二郎の「日本の風景」(4624)

清和会秘話9<本澤二郎の「日本の風景」(4624)

<統一教会の全てを知る守護神は安倍側近の高村正彦だった!

 かれこれ20年前になろうか。ハト派の三木武夫の派閥後継者といわれた志賀節(元環境庁長官)が、不思議なことを口にした。彼は佐藤栄作の後継者となった佐藤信二に「高村は統一教会の顧問弁護士だ」との秘密を明かされた。志賀も高村も三木派に所属していた。

 筆者は一度も高村と会話したことがない。三木派で孤立していた右翼的な高村の将来は暗い、と判断したからでもある。しかも、統一教会の顧問弁護士だとすると、余計に評価できなかった。とはいうものの、霊感商法や合同結婚式のカルト教団のことについて、もう過去のことだと思い込んでいて、詳しく知ろうとしなかった。無関心派だった。会って取材しようとは全く考えなかった。

 志賀は自民党内では珍しく学者肌の政治家で、朝日新聞が右傾化すると、いち早く東京新聞に切り替えていた。夫人は政界一の美人で、彼女は夫を尊敬していた。確か安倍晋三の夫人とは、学校の先輩だったと記憶している。夫は安倍内閣が誕生すると、すかさずヒトラー研究を始めるほど、時流を読むのに長けていた。彼は村上誠一郎の派閥の先輩でもあった。

 志賀は三木派の逸材だった。小沢一郎など歯牙にもかけなかった。

 残念ながら高村が統一教会の守護神という秘密を知っても、そのことが政治の主流にいかほどの影響があるかなど、全く見当がつかず、そのまま聞き逃してしまった。正直に白状すると、山上徹也の安倍銃撃事件?がなければ、統一教会の日本制圧という、日本史上最悪の危機に気付かなかった。恥ずかしながら凡人ジャーナリスト・政治評論家に過ぎなかった。というよりも、医療事故の次男の介護で、我が家は夫婦ともきりきり舞いさせられていた。

 人間は運命という計り知れない糸に縛られている。宗教にしても、個々人の運命を劇的に左右することなど出来ない。その点で、統一教会の信者になったり、2世信者の言葉にならない悲劇に、ただ同情するばかりである。いい世の中は、国民一人一人が相当な倫理観と教養を身につけて自立し、民主主義の政治に真摯に取り組むしかない。国民の代表は、貧者に光を当てることに誠意を尽くす。

 したがって、カルト教団に操られて国政を担当してきた安倍派清和会の、恐ろしいほどの売国的な犯罪性におののくばかりだ。

 

高村の正体を暴いた佐藤信二(栄作元首相の後継者)

 いまインターネットで高村にアクセスすると、NHKまでが高村を重用していることに、読者から怒りの投書が殺到していることが分かる。倅を後継者にもしているのではないか。統一教会公認の政治屋2世なのか。

 佐藤信二も驚きをもって「高村の統一教会顧問弁護士」だと志賀に明かしたのだが、聞いた方は無視した。佐藤も高村も、共に長州は山口県人脈だから、いち早く支持者が察知して信二に報告したものだろう。

 

 佐藤栄作は首相を辞任した後、日本一の高級ホテルに事務所を構えた。階下に目を向けると、プールとそこにたむろする欧米の美女を散見することが出来た。実兄の岸の御殿場の私邸には、教団派遣の美女がいたと自民党本部のベテラン秘書が伝えてきた。

 「岸さんは誰でも受け入れたが、佐藤さんは危ない人間や組織を嫌った」とは松野頼三の評価だったが、岸の後継者・福田赳夫は笹川を受け入れ、文鮮明を「アジアの指導者」と持ち上げて、文を感動させている。佐藤は文鮮明を寄せ付けなかったのだろうか。

 高村は安倍内閣で突如、人事で重用される。武器弾薬を扱う防衛大臣どころか、自民党副総裁の地位も手にした。これは統一教会人事そのものだったのであろう。そういえば二階派にもかなりいる。野田聖子もそうか?

 

<自衛隊参戦法を公明党の北側一夫と強行=集団的自衛権行使>

 健忘症にかかっている日本人の中には、戦争しない、出来ない自衛隊が、戦争する自衛隊に変身してしまったことを忘却しているかもしれない。これを忘れるような日本人は、日本人とは言えない。

 公明党創価学会から脱会する信者が多く出ていると聞く。その一部は反創価学会の教団に移っている。当然であろう。今の公明党創価学会は、池田大作が指揮していた平和の党ではない。間違いなく「戦争党」に変身した。平和を願う創価学会ではない。戦争を容認したカルト教団である。

 

 安倍と太田ショウコウ(昭宏)と山口那津男のもとで、統一教会の高村と公明党の北側一夫が、とんでもない恐ろしい決断をした。戦争する自衛隊にしてしまったのだ。このことを日本国民はしっかりと記憶すべきだろう。自民党と公明党は売国政党になった。

 国是としてきた集団的自衛権の行使は、憲法が禁じているという当たり前の原則を取っ払った主犯が、高村と北側の悪徳弁護士だと断罪したい。それは統一教会に屈した創価学会を証明した。かくして自衛隊参戦法が実現した。戦争する自衛隊である。

 9条憲法違反の自公に対して、以来、両党に反撃する政治評論をすることを心に誓った。自公賛美の記事は論外だが、両党の背後に統一教会が存在していた。岸田政治が、安倍そっくりと指摘される理由なのだ。

 

<公明党創価学会は神社神道に次いで統一教会にも屈した戦争党

 戦前の創価学会指導者は、国家神道を拒絶して幹部らは投獄された。初代牧口常三郎は獄死した。2代、3代の創価学会は、国家神道のシンボルである神棚を燃やした。北京の周恩来に自民党良識派の松村謙三が知らせて、池田ー周会談が実現した。これは多としたい。だが、池田が倒れるや、実権を握った太田が神道カルトと統一教会カルトの安倍の軍門に下った。

 安倍・高村と太田・山口・北側が、戦争法を強行したA級戦犯の岸の後裔となったものか。自衛隊家族の不安は、ロシアの今を見てハラハラしている。「明日は我が身か」と震え上がっているのである。アメリカの戦争に加担する自衛隊にさせられたのだから。

 台湾有事の報道に一喜一憂する自衛隊員とその家族の不安を、国民はしっかりと理解する必要があろう。中国の軍事力は日本の比ではない。アメリカが守る!嘘である。

 

統一教会と創価学会の信者からの収奪作戦は同じ

 ネット掲示板で、カルト戦争勢力の創価学会の集金収奪作戦が炎上している。予想外の悲劇が起きているのだ。統一教会と50歩100歩といえよう。

 宗教法人の免税措置を取っ払う時である。財政当局は手ぐすねを引いて待ち構えている。財政は破綻している。しっかり税金を取るようにすれば、自民党も公明党も変わる。暴政は止む。

 

創価学会の「財務(寄付金)」による悲劇。寄付金を捻出できないことを苦にした一家心中、夜逃げ、我が子を殺害、サラ金の返済…
新・ジャーナリズム
(asyura2.com)

 

戦争否定の憲法を破壊した自公の罪は万死に値する!>

 信教は自由である。刀剣に参拝する靖国神社を信仰しても自由であるが、公人が参拝することを、憲法20条は禁じている。天照大神などという仮想の何かを信仰する伊勢神宮を敗戦直後、三重県警の内務官僚のボスが徹底的に洗った。その張本人いわく「天皇族は朝鮮人だ」と教えてくれた。歴史に沿った学問的分析に今は脱帽である。

 

 世の中は偽りやイカサマで成り立っている。長生きすると、自然に見えたり、さえた頭脳が教えてくれるものだ。A級戦犯の岸や笹川らは、泉下で安倍内閣誕生に目を丸くして驚き、笑い転げたに違いない。だが、2022年7月8日の大事件から急転直下、再び転げ落ちてしまっているのだろうか。

 9条も20条も歴史の教訓を踏まえて明文化された宝である。これを壊すと、再び同じ過ちを繰り返すことになる。自民党と公明党は、このままでは地獄が待っているだろう。進んで税金免除の悪しきルールを中止させるしかない。

 自公によって国も国民も滅んでしまう。いま食い止める好機であろう。

 

<自公は統一教会人事で国を亡ぼす=過ちを糺せ>

 過ちては改むるに憚ることなかれ、という論語の教えは正しい。

 自民党政調会長の萩生田は、さんざん世論に批判されても、本心は何も変わらなかった。統一教会の世界では、後輩であろう山際大志郎が閣僚を首になると、即座にコロナ対策本部長に起用した。双方とも過ちを改めていない。

 それどころか配下の悪徳記者を使って、岸田後継の第一人者などと書かせている。安倍の御用記者にも閉口させられたが、同じ手口を萩生田が使っているのか。

 

 統一教会人事でこの国を、この国の国民生活を破壊されたら、それこそたまったものではない。何としても、反戦・帆船の日本丸で安全航海させねばなるまい。岸田の東南アジアサミットでの発言は、燃え盛ろうとしている煙に油を注いでいるようで賛成できない。人の道に反している。

2022年11月14日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

2022年11月13日 (日)

清和会秘話8<本澤二郎の「日本の風景」(4623)

清和会秘話8<本澤二郎の「日本の風景」(4623)

<戦争を風化させると判断しA級戦犯の岸内閣に抵抗した稲葉修

 「TBSが統一教会取材では一番頑張っている。山口敬之強姦魔事件の汚名挽回なのか。こちらはまだTBSとしては、ケジメをつけていないが」との声が届いた。「ワシントンの統一教会と機関紙ワシントン・タイムズの報道ぶりも伝えてほしい」とのリクエストも。

 山際大志郎と萩生田光一の自民党統一教会の主役たちも注目を集めているが、萩生田追及はまだ甘い。依然として、岸―福田―安倍のカルト教団・統一教会の太いパイプは、まだ闇の中ではないか。福田康夫と達夫父子の証言もまだ国民に届いていない。いえることは、まだ自民党統一教会の深すぎる関係は、まだ入り口にも立っていない。事態の深刻さを、ほとんどの国民と報道関係者は理解していないらしい。その穴を埋めるための「清和会秘話」の連載なのだが。

 本日はロッキード事件当時の法相として、本丸の児玉誉士夫と中曾根康弘を助け、田中角栄逮捕をした稲葉修に登場してもらう。

 

 まずは懐かしい思い出が先行する。昼時に国会事務所を訪ねると、夫人が鎌倉の自宅で用意してきた弁当を、何度かおすそ分けしてもらったものだ。物おじしない夫人の弁当を平らげると、主はソファーに毛布を掛けて昼寝をするのが日課だった。二人の秘書は、中央大学法学部OB。後継者となった長男・大和もそうだし、次女の感じのいい、いつもじっとしていない娘もそうだから、稲葉事務所は中大一色だった。彼女は大和が代議士になると、事務所を一人でやりくりしていた。それにしても、家族総出の健康弁当はお見事だった。

 憲法問題では、護憲リベラルの筆者と主の間で9条問題で火花が散った。稲葉は「カンヌキをかけるので戦争はさせないから心配するな」と押し切ろうとするが、むろん当方は納得しない。いま思うと、実に懐かしい。

 

<再び学徒出陣の可能性が、岸の孫のもとで大軍拡戦争体制>

 そんな稲葉が、自主憲法を叫び、統一教会国際勝共連合にも同じ主張をさせるA級戦犯の岸の正体を見抜いていたらしい。反岸勢力として真っ向から抵抗していたことを知って、その理由を糺した。「戦争責任を風化させる。二度と同じ悲劇をさせてはならない。わしは何人もの教え子を学徒出陣で殺してしまった。戦争には断固反対だ。岸信介を総理にすることは、戦争責任を風化させ、再び同じ愚を繰り返す」と元教師として断固たる口調で語った。

 憲法教授らしい回答には、大いに納得した。彼の不安は、岸内閣から半世紀経った安倍時代において的中した。NHKを先頭に新聞テレビが安倍改憲論をがんがん報道したものだから、リベラルな国民を偏狭なナショナリズムの渦に巻き込んでいる。

 稲葉の懸念は、その通りとなってしまった。危機到来の日本は、再び戦争の準備を公然と始めている。軍事費を二倍に増やす、敵基地攻撃能力をつけると核武装目前の態勢へと大きく踏み出している。森・小泉・安倍の時代の大軍拡を、宏池会の岸田も踏襲しているためだ。

 閣内も党内も岸がまいた統一教会の清和会が、自民党の権力中枢を握っている。ここにきて岸田の孤立無縁ぶりが際立っている。岸田が杖とも頼む相談役の麻生太郎は、安倍と瓜二つだ。祖父の吉田茂の政治信条は皆無の、いい加減な学習院OBで知られている。

 

<稲葉の実兄・圭亮が「岸との関係はご法度」と厳命していた!>

 岸の正体をいち早く見抜いていた人物がいた。稲葉修の実兄・圭亮。彼は岸と同じころ、東京帝国大学の国粋主義者の上杉慎吉の門下生だった。極右の七生社という団体を結成した堅物で知られた。卒業すると大陸に渡った。帰国して間もなく、1942年の翼賛選挙で当選すると、大政翼賛会政調会商工委員に就任するが、敗戦の1945年に公職を追放された。

 圭亮は中大教授の実弟・修を後継者にした。その時の条件は「決して岸と席を同じくするな」と厳命していた。岸の変幻自在の悪役ぶりを、おそらく商工委員をしていて商工大臣の岸の正体を見抜いた可能性がある。あるいは上杉門下生時代に何かを知ったものか。この稲葉家の秘密を教えてくれたのは、稲葉事務所の中大後輩の秘書だった。圭亮がいち早く国賊の岸を暴いた秘密は何だったのか。おそらく修の長男・大和は聞いたかもしれない。

 

 聞いてあきれるような国粋主義だったかもしれない。1975年に圭亮は亡くなっている。余談だが、修の次女によると、新潟県村上市の稲葉家は、古くは藩医だった。家訓は「医者は病気を治せない。病気になるな、というのが家訓でした」と語っていた。

 

<歴史の教訓を学ばせない文科省教育に取り組んだ岸―福田―安倍

 「戦争責任の風化」は、戦犯右翼内閣だけではなく、右翼閣僚による教育行政分野で進行した。このことに政治記者も国民も報道関係者も関心が薄かった。猛省するばかりだ。以前は文部省だったが、今は原子力の科技庁も合流して、文科省になった。歴史の教訓を薄めるための方策は、文科省による学校教育で「教えない」、あるいは「歴史の改ざん・捏造」にあった。

 

 言及するまでもなく、歴史教科書の検定で抑え込むことが毎年の行事となった。そうして近現代史を教えない歴史教育が、戦後ずっと続いてきた。教科書検定について新聞は報道したが、議会での追及がほとんどなかった、と記憶している。右翼大臣と右傾化した官僚によって、歴史を知らない日本人が大量に生まれた。その被害者は、既に80代以上にも及んでいる。

 近年の文科大臣を眺めると、田中真紀子や林芳正は普通だったが、町村信孝、中山成彬、渡海紀三郎、塩野谷、下村博文、馳浩、松野博一、柴山昌彦、萩生田光一、末松信介、永山桂子は右翼的もしくは極め付きの極右議員である。安倍晋三の体質にぴったりの国会議員ポストである。

 末松は統一教会との関係が深い。極右・日本会議のメンバーだ。まともとみられる柴山にしても、夫婦別姓や同性婚などでは統一教会路線を踏襲している。総裁選での安倍推薦議員としても知られた。

 安倍亡きあとの清和会のまとめ役の塩谷や下村、松野、萩生田は、清和会を代表する右翼議員だ。目下の大臣である永岡は、天皇教育の学習院大学OBで、麻生の後輩だから、統一教会解散に消極的で知られる。

 

 日本の教育は、総じて右翼議員が大臣を歴任することによって、国民が気が付いたら「歴史を知らない日本人ばかり」となってしまった。岸・笹川・文鮮明の極右路線が浸透していることが証明できるだろう。教育と同時に防衛省も、国家主義・国粋主義の清和会勢力によって、大軍拡による戦争体制が定着しつつある。

 追随する平和の公明党創価学会が、安倍内閣のもとで「戦争党」に変身してしまい、国民の不安は増大する一方である。稲葉の予見は、見事なくらい開花している。むろん、毒花である。男子をもつ家庭に不安と不信がのしかかっている。ロシアの家庭の悲劇が現実になることも予想される今である。

2022年11月13日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

2022年11月12日 (土)

清和会秘話7<本澤二郎の「日本の風景」(4622)

清和会秘話7<本澤二郎の「日本の風景」(4622)

葉梨後任の通産官僚・原子力ムラの斎藤健も統一教会退治は不可能か

 アメリカの中間選挙は、トランプが期待した「赤い波」は起きなかった。ワシントンの統一教会の勢いは萎むことになろう。ただ東京では、法相の葉梨康弘 が更迭され、斎藤健に代わったが、この人物も原子力ムラの細田博之衆院議長の後輩で、ご丁寧に統一教会との関係が既に話題に上っている。

 目下の法務検察は、東京五輪疑獄事件で清和会の森喜朗を退治することにも失敗し、安倍時代の「腐敗の検察」を引きずっている。「笹川一族がガードする統一教会退治はとても無理か」との事情通の指摘も。

 岸田文雄首相は、せっかく手にした「快刀乱麻を絶つごとく清和会を征伐する好機を逸した」と見られている。このままずるずると落ち込んでいくのだろうか。側近に人物がいないことが、改めて露呈した格好である。 

 悪役の萩生田光一が笑っている?

 

<「岸田は清和会を斬って斬りまくれば英雄になれる」の声が>

 政界をどす黒く覆っている煤煙の犯人は、A級戦犯の岸や児玉、笹川が韓国の文鮮明という、いかがわしいカルト教団勢力だ。彼らは莫大な資金を、こともあろうに、あたかも迷える婦人らから全財産を奪いつくして得たもので、それでもって日米韓の反共右翼政党にばら撒いて、国内外の政策に関与していた。

 参考までに葉梨康彦から交代した斎藤健の公約は、ほぼ統一教会のそれに一致している。すなわち安倍路線そのものなのだ。「今の清和会は悪魔の軍団」と指摘する元清和会関係者もいる。的を射たものだろう。

 岸田の任務は「黒い煤煙、すなわち清和会を排除することに尽きる」。そのことが統一教会を退治した証となる。岸田は快刀乱麻、清和会を斬って斬って斬りまくるしか、生き延びる手段・方法はない。違うだろうか。戦後77年、日本はA級戦犯となった岸の根を絶つことを意味する。国民の声なき声であろう。

 

<三木武夫「新聞が岸首相NOの社説を出せば潰せた」と心境>

 改めてCIAの恐ろしさに感嘆するばかりだ。彼らは戦争犯罪人を抱き込んで、日本統治を考えた。日本を真っ当な民主主義国として見ていなかった。親英米派の吉田茂は、珍しい例外だった。再軍備に抵抗した点を評価したい。

 岸戦犯内閣を実現したのはCIAの実績だとしても、ただそれだけだったのかというと、それは事実ではない。解除されたCIAの極秘ファイルによると、CIA工作に協力した個人・組織の名前が上がっている。その中に新聞も含まれていた。

 

 当時の様子を反岸の政治家・三木武夫は「大手の新聞が社説で、戦犯内閣は反対という論調を書いていれば、CIAの暴走を止めることが出来た」と側近に語っている。側近とは、英語の達人で知られた国広正雄。彼が筆者に打ち明けてくれた内容である。朝日・毎日・読売がそろって岸反対を主張すれば、CIAの岸擁立工作を食い止めることが出来た。おそらく事実に違いない。

 

 戦前は戦争を賛美して、侵略を正当化して、若者の命を赤紙一枚で奪い、日本を廃墟にした責任は、天皇ヒロヒトと当時の戦争侵略内閣と、それを賛美し、推進した新聞による世論操作にある。 

 

CIAは読売の元内務官僚で戦犯の正力松太郎を操る>

 CIAは協力者、すなわち売国奴にコードネームをつけて記録していたのだが、その中には日本政府、内閣調査室、警視庁、読売新聞、読売ジャイアンツなどと、31人の個人がいた。その中には、読売・正力松太郎が筆頭に上っている。彼はバッジをつけ岸支援を買って出た。原発推進は岸と共同歩調をとった。これに中曽根と読売記者の渡邉恒雄までも。

 60年安保改定の場面では、新聞は突如、学生と労働者の激しい抵抗運動にブレーキをかけるが、これもCIAに屈した政府に歩調を合わせたものだった。

 この安保騒動で命を奪われた東大生・樺美智子がいた。彼女の友人には大蔵官僚から池田勇人の娘婿になった行彦がいた。いつも二人はそろって東大から国会デモに参加していた。もしも、行彦健在であれば、清和会と統一教会退治に突っ込んでいたかもしれない。

 

<安保反対に体当たりした池田行彦=加藤紘一は森打倒に突っ込む>

 同じく加藤紘一もデモ参加者の一人だった。彼は大平正芳の秘蔵ツ子で知られる。靖国神社の遊就館という皇国史観展示物に、初めて警鐘を鳴らしたリベラリストだ。自宅の家を右翼に燃やされている。そういえば大平邸も。清和会の森喜朗が首相として、神道政治連盟の不気味な集まりで「日本は天皇中心の神の国」と驚天動地の日本論を公言したことに対して、加藤は堂々と森打倒に走った。ブレーキをかけたのが側近の谷垣禎一、党本部の野中広務や国家主義者の中曽根康弘だった。加藤が森打倒に成功していれば、間違いなく歴史は変わった。いい方向に変わったろう。極右片肺内閣が、目下の沈没日本の姿である。

 

 宏池会の伝統は、加藤の時代まで健全に推移してきた。左右の均衡のとれた自民党だったが、清和会内閣下、背後の統一教会と連携したことから極右片肺内閣に変質した。宏池会の民意を重視する政治・経済重視の軽武装国家論は消されてしまった。統一教会と読売の影に押しまくられて、名存実亡の宏池会といえるだろう。

 岸田・宏池会は、このまま押しつぶされてしまうのであろうか。あるいは岸田が抜刀して清和会と統一教会を退治して、日本の前途に希望の光を点滅させるのかどうか。正義の法務検察を作動させられるのか。それとも健全な野党と提携して、鬼を退治するのかどうか。1億2000万人の運命がかかっている。

2022年11月12日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

2022年11月11日 (金)

清和会秘話6<本澤二郎の「日本の風景」(4621)

清和会秘話6<本澤二郎の「日本の風景」(4621)

<東条内閣大蔵大臣・賀屋興宣「戦犯が総理をやってはまずい」>


池田勇人内閣で法務大臣を務めた賀屋興宣は、死刑執行をしなかった。目下、法務大臣の葉梨康弘のパーティー会場での軽口が問題になっている。法務検察を指揮して統一教会を退治すれば、英雄になれるだろうに悲しい。彼の義父・信行は、旧制水戸高出身の真面目な政治家だった。よく新聞記者の話を聞いて、政治活動をしていた。電車を使って茨城県の自宅を往来していた。娘婿には、彼のような真面目さが感じられない。

 本日取り上げる賀屋は、A級戦犯(戦争犯罪人)として岸信介と一緒に巣鴨プリズンの世話になり、釈放された岸と異なり、終身刑となったが、10年服役して釈放された。彼は、岸と共に東条内閣の閣僚(大蔵大臣)になった。戦争遂行の大軍拡予算を編成して、罪に問われた。

 池田は、郷里が広島で大蔵省の先輩である賀屋の出番を作った。日米戦争は、ヒロシマとナガサキの2発の原爆投下によって、終止符を打った。天皇ヒロヒト以下の戦争犯罪は重い、言葉にならないほど重いのだが、岸をはじめとして多くが巣鴨から出た。連合国による東京裁判は、余りにも温情すぎた判決(東京裁判)といえよう。岸は1948年12月に釈放され、その足で実弟の佐藤栄作のいる官房長官公邸に出向いた。吉田内閣の配慮にGHQが応じたものだろう。

 

 1972年の8月だったと思う。政治記者になったばかりで永田町の事情は暗かったが、それでも岸の仲間が近くにいることが分かった。同年の自民党総裁選で、彼は大蔵省の後輩で岸の政治後継者の福田赳夫を応援していた。当時の政治記者は、右翼をタカ派と紹介していた。岸の後継者の福田派は、文字通りタカ派の集団だった。

 対してリベラル派をハト派と呼んでいた。宏池会のハト派・大平派と佐藤派から飛び出した田中派の連合に、ハト派の三木派と反福田のタカ派・中曽根派が協力して、田中内閣が誕生した。戦前派の戦争支援グループが、岸派と福田派に集中していたが、当時の世論は、日中国交回復を公約に掲げた大角連合に配慮する報道が目立った。

 

 田中内閣が発足したのは72年7月7日、七夕内閣と新聞は書いた。その1か月後のことだ。当時の東京ヒルトンホテルの賀屋事務所に電話を入れると、応対してくれた池田秘書が喜んでインタビューを計画してくれた。

 巣鴨生活で健康を回復したという賀屋は、亡くなる5年前だ。でっぷりと太っていた。耳が遠いようで補聴器をつけていた。多分戦時中のことを聞いたのであろうが、今は具体的に何をきいたか忘れてしまった。幸い、ひとつだけ質問と回答を記憶している。

 「A級戦犯の岸信介氏が政権を担当したことについて、同じ立場の賀屋さん

はどう思われますか」

 単刀直入に聞いて元東条内閣大蔵大臣の反応を待った。肯定し弁護するに決まってるだろう。彼は岸内閣の経済顧問までしていたのだから。そんな思いから、期待しないであえて聞いたのだが、回答は意外なものだった。

 

 「戦争犯罪人とされた人が、総理大臣?よくないよ。僕は総理になろうと考えたことはない。人としてやってはならないことだよ」

 賀屋にとって岸は「人でなし」といったところか。真面目なタカ派だった。

 

賀屋は恥を知る政治家だった!岸は裏切り者か

 いま調べて見ると、彼は文鮮明を日本に呼び込んだ岸と似たような人生経験をしてきた。大蔵官僚として主計畑を歩いてきた省内エリートだ。戦時体制下で陸海の軍事予算を担当してきた。暴走する軍部とケンカしながら予算を編成してきた。そして東条内閣では、商工大臣となった岸と肩を並べた。敗戦で、そろってA級戦犯の岸と並んだ。CIAファイルには「協力者」として、ここも同じで、戦後の政界入りも同じだが、賀屋は「戦争犯罪人となったものが、日本の総理を引き受けてはならない。これは最低のルールだ」と強調したのだ。

 

 筆者の目線からするとA級戦犯の人間が、戦後に公的な地位に就く方がおかしい。いわんや閣僚も遠慮すべきだろう。この点は完璧な人間ではなかったが、岸に比べれば、はるかに真っ当だった。恥を知る人間として、88歳でこの世を去った。

 賀屋の親類には、神社の宮司がいる。靖国神社の宮司もいた。遺族会など反共右翼活動に熱心だった。石原慎太郎がそんな賀屋を評価している。人間として彼は先立たれた妻の体を納骨寸前までさすって温めたという。この点は愛妻家として評価したい。それとも妻には苦労させた、との思いからか?

 

<岸は総理をやめた後も野望まみれの人生=笹川も連動して財団化>

 岸は60年安保を改定した後、首相退陣後も福田派を自由自在に操った。ポスト佐藤で児玉は中曽根を担いだが、笹川は岸と共に福田を担いだ。児玉はロ事件で墜落した。笹川は福田派清和会と統一教会と連携し、巨大な財団をいくつも立ち上げ、現在も政界と官界に不気味な影響力を有している。

 

CIAの大誤算=「CIA/統一教会のカネにまとわりついた昭和の妖怪」

 アメリカの国際的謀略機関CIAは、なぜ岸信介をA級戦犯から救いだして、反吉田の鳩山一郎民主党に送り込んで、鳩山後継者にしようとしたのであろうか。結論的に言うと、ボタンの掛け違いだったとみたい。

 当初、CIAは吉田後継に朝日OBの緒方竹虎を想定していたが、保守合同後に急死して挫折。鳩山・民主党幹事長の岸に乗り換える。賀屋インタビューが事実であれば、彼の方は内閣の首班になることを固辞したのだろうか。鳩山後継に岸にテコ入れしてゆくCIA。米ソ冷戦下、吉田内閣の後半になると吉田とCIAの関係は、再軍備問題でぎくしゃくしてゆく。「今再軍備したら日本経済が潰れる。再軍備NO」の吉田から、緒方に切り替えようとCIAは必死だった。吉田退陣工作に用意された爆弾が、造船疑獄事件を炸裂させることだった。検察は、まず側近の佐藤栄作逮捕を狙った。すかさず吉田は、犬養法相の指揮権発動で回避したが、政権は民主党総裁の鳩山へ。日ソ国交回復に入れ込む鳩山から、同幹事長の岸へとCIA工作は急変した。

 

 CIAの岸工作は、安保改定を実現して成果を得たが、反共右翼の岸の野望はそれで満足しなかった。本格的な再軍備実現のために憲法改正に突っ込む。その過程で韓国の文鮮明をソウルから招き寄せ、その結果、半世紀後の日本政治を統一教会国際勝共連合カルト勢力一色に染め、森喜朗から小泉純一郎、安倍晋三と政権中枢は言うに及ばず、自民党の地方組織まで手を伸ばしてしまっていた。

 来春の統一地方選の波乱要因は、統一教会候補の行方次第となっている。敗戦後に平和憲法を手にした日本国民は、その後の国際情勢に翻弄され、ワシントンの首輪はいうまでもなく、なんとなんと韓国・統一教会にも首根っこを抑え込まれてしまった。岸を担いだCIAの大誤算が、この国を亡国の淵に追いやっている。清和会は日本の疫病神どころではない!

2022年11月11日記(政治評論家・日本記者クラブ会員) 

 

(朝日記事抜粋)有識者会議が8日にまとめた基準によると、宗教法人や所属する人物の行為について民事・刑事を問わず公的機関が法的責任や法令違反を認めた判断があり、法令違反の行為が繰り返されるなどの場合、この権限に基づく調査の対象になる。 文科省は、旧統一教会をめぐり、組織的な不法行為を認めた民事判決が2件、使用者責任が認められた民事判決が少なくとも20件あることなどから、基準に合致すると判断した。教団をめぐっては岸田文雄首相が1017日の衆院予算委員会で、報告徴収・質問権を行使して実態解明を目指す考えを表明。文科省は教団への調査で集まった材料を踏まえて、宗教法人法に基づく解散命令を裁判所に請求するか判断する。

 

2022年11月10日 (木)

清和会秘話5<本澤二郎の「日本の風景」(4620)

清和会秘話5<本澤二郎の「日本の風景」(4620)

<岸・安倍家に振り回されてきた半世紀の日本!>

 大学で国粋主義の教育を受けた岸信介は、商工官僚として民を奴隷にする財閥と共に歩いた。満洲国傀儡政権でも蛮勇を振るい、遂に東条内閣の商工大臣にのぼりつめて、英米との戦争に深く加担した。その罪は万死に値する。敗戦でA級戦犯として逮捕されたが、米謀略機関のCIA協力者に変身して、想定できない首相の座まで手にした。

 しかし、岸の野望は尽きなかった。カネと暴力の児玉・笹川を従えて、軍国主義の大日本帝国復活に向けて、あろうことか韓国の文鮮明といういかがわしい人物まで日本に招き入れた。そして宗教法人の資格をプレゼントすると、文は悩みを抱え、孤立している女性を信者に仕立て上げ、身ぐるみすべてを奪い取った。その莫大な資金を、悪魔・文鮮明は、岸と福田の派閥に、さらにソウルとワシントンに、はては中南米などにも送金して、強大な支配力を築いた。

 だが、安倍銃撃事件が、その暗闇を初めて暴いた。気が付くと1億2000万人の日本だけでなく、ワシントン政界にも痕跡を残し、目下の中間選挙と復活を目指すトランプにも山のような塩を送り込んでいた。

 

 A級戦犯の岸信介に翻弄されてきた日本である。何ということだろうか。今も岸・福田・安倍の清和会に振り回されている日本政府と議会である。清和会はさしずめやまたのおろち(大蛇)よろしく、政府や議会で斬っても切っても死なない。衆院議長から官房長官、自民党政調会長など極右清和会の面々が、今も権力を掌握したままである。

 もはや政治不信どころの騒ぎではない。有史以来の危機に直面しているのだが。悲劇の絶望的な日本丸が沈んでいく!

 

統一教会のカネに振り回される日米政治の危うさ>

 米中間選挙を伝える報道の中に奇妙な文字が浮かんだ。前回の大統領選挙で不正があったと決めつける共和党のトランプ運動員が「民主党は悪魔崇拝者の集まり」と絶叫していた。サタン・悪魔という言葉にピンときた。統一教会が相手を非難する際の常套句ではないか。

 

 いまトランプと安倍のゴルフを思い出す。不動産屋のトランプにあれこれと反共イデオロギーを振りまく安倍の姿を連想することができる。統一教会機関紙「ワシントン・タイムズ」のトランプ礼賛記事と共和党支援報道も見えてくるだろう。

安倍とトランプは本当のお友達だった。

 ソウルの統一教会本部は、東京での出来事と、アメリカのトランプ陣営の行方に一喜一憂している様子も分かるだろう。トランプ復権が確実となると、それが日本政界にも影響を与えるかもしれない。ワシントンから2本の指令が飛び出しているのか。そしてもう一本の太いパイプは、死の商人・ジャパンハンドラーズからの大軍拡命令だ。

 

 安倍時代から防衛省が突出している。目下の世紀の無能大臣は国会答弁も、役人の原稿を棒読みしているだけだが、防衛官僚は大軍拡・戦争する体制の構築に本腰を入れている。防衛官僚の暴走に対して、自民党の防衛族もいら立ちを見せている。問題はさらに、大軍拡が統一教会路線でもあるから、不気味で危うい。ソウルの指令に忠実に従うと見られている問題の政調会長・萩生田は、自民党の政策決定の最高責任者である。現に統一教会被害者救済立法の取りまとめ役が、萩生田というではないか。「統一教会救済ではないか」と野党は息巻いている。

 

 他方で、太平洋の向こう側では、民主党・バイデン政権も、日米韓3国を股に掛ける統一教会について、これから対策を具体的に練ることになろう。再び脱税で問題になるかもしれない。出る杭は打たれる。

 ワシントンCIAの秘密工作も、東京で活発化することになろう。東京での統一教会解散問題とワシントンのトランプ復活の行方が、日韓の外交にも影を落とすだろう。清和会と統一教会を始末することが出来ないと日本政治は、さらに混迷を深めることになる。こうして眺めてみると、日本海も太平洋もうねりと高波が押し寄せて波乱含みである。岸田はバイデン、清和会はトランプだ!政府自民党内の亀裂が大きくなっている。

 

<トランプ復活の行く方に一喜一憂する清和会とロシア>

 ウクライナとの戦争で厳しい戦況ばかりが報道される中で、プーチン側近が放った槍が、なんと「ロシアはトランプ支援を継続している」と明かしたことだ。 

 戦況については、確かにゼレンスキーのウクライナは、ロシア兵器を上回る米国の武器弾薬で、プーチンを追い詰めている。日本は欧米の情報に左右されていて、公正さが担保されていないが、それでもロシアが苦戦を強いられていることは間違いない。兵士の士気が上がらないプーチンの隣国への侵攻は間違いだった。

 

 残る手段は、トランプの復活に賭けるしかない。一度は成功している。今回の穀物・原油高による策略が功を奏して、アメリカの超インフレを招来させている原因の一つに違いない。そうして中間選挙で、民主党のバイデンを窮地に追い込んだことは確かだ。

 ところで、統一教会はウクライナに拠点がある。その動きが全く報じられていない。ソウルはどんな指示を出しているのか。バイデンの息子の不正事件を洗っているのかどうか?機関紙「ワシントン・タイムズ」についての情報が、日本に届いていない。大手のワシントン特派員は、統一教会に懐柔されている可能性を否定出来ない。

 

 日本では、岸以来、統一教会は児玉や笹川のカネと暴力によって支援されてきた。ワシントンはどうだろうか。

 

<統一教会を跋扈させ、日本を駄目にした岸・安倍・福田の清和会>

 考えても仕方ないことだが、統一教会が日本において宗教法人として活動しなければ、沢山の日本人女性の悲劇は起きなかった。

 岸のような野蛮な為政者が存在しなければ、文鮮明が日本で暴走することはなかった。福田が、なぜ戦争責任者の政治後継者になったのか。これもまだ謎である。福田が安倍晋太郎を後継者にしなければ、安倍晋三の台頭など考えられようがなかった。

 

 清和会の最大のスポンサーは、笹川の複数の財団と統一教会である。一体全体どれくらいの闇の資金が流れ込んだものか。数十億円ではきかないだろう。数千億の単位に違いない。

 

 小泉内閣のころだ。松野頼三に声をかけた。「官邸の官房機密費はどれくらいだろうか。池田勇人内閣のころが30億円程度といわれたが」という質問に対して「おそらく100億円は下らんだろう」と即答した。松野事務所も多少は、その恩恵を受けていたはずだ。

 安倍在任8年間の間、官房機密費の管理者は、官房長官の菅義偉だった。彼の蓄財はどれほどの額に上っただろうか。一時は派閥を結成するといわれた。彼の闇資金は、現在はタックスヘイブンの秘密口座なのか。

 安倍にかしずいて戦争法を次々成立させた公明党の太田ショウコウは、どれほど蓄財したものか。信濃町監視人の鋭い視線は、山口那津男にも向けられている。

 清和会の腐敗による資金の流れは、土建屋資金の田中角栄の数倍どころではないだろう。日本を駄目にした清和会の罪は計り知れないものがある。

2022年11月10日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

2022年11月 9日 (水)

清和会秘話4<本澤二郎の「日本の風景」(4619)

清和会秘話4<本澤二郎の「日本の風景」(4619)

<清和会始祖・岸信介は本物の国粋主義者=上杉慎吉門下生>

 本日も安倍晋三の祖父のことを書こうとしている。とても大事なことである。ここが分からないと、現在の日本が見えない。いわんや将来を予見することも不可能である。「安倍は亡くなっているため、統一教会との関係を明らかにすることは出来ない」と岸田文雄首相はうそぶいている。これに国民も自民党員も納得していない。真相は徐々に明らかにされている。岸田の逃げは許されない。公安ファイルを開いただけでも、沢山の事実が分かるだろう。

 

 太平洋の向こう側では、目下、米国の中間選挙が繰り広げられている。投票前からバイデン大統領の民主党の苦戦が伝えられている。インフレ選挙に勝てる候補者は少ない。当然のことだが、ウクライナ侵略に駒を進めているロシアは、共和党のトランプ前大統領の台頭に拍手をしている。そして統一教会国際勝共連合カルト勢力も、待望しているだけでなく、強力に応援している。仮に共和党のトランプ台頭ともなると、統一教会も勢いづく。統一教会退治を急ぐ必要がある。

 

 本題のA級戦犯・岸信介について、若者は知らない。知ろうともしない。そこを穴埋めしようとして、本企画を開始した筆者である。岸は戦後生き残った国粋主義者、本物の国粋主義者だ。国民を代表して警鐘を鳴らす所以である。

 戦前の国粋主義者は、東京帝国大学の憲法学者・上杉慎吉である。源流は幕末に台頭した尊王攘夷論。天皇を尊び外国を排除するというもので、明治期の欧化主義に反発した。国粋主義は、国家主義や愛国主義の極端すぎる一形態とされる。常人が理解できない異端的思想とでもいえようか。

 本来は日本古来の良き伝統を保存したいという立場から、大きく変化してしまった偏狭なナショナリズム。右翼の行動原理ともなって、とどのつまり日本を侵略戦争から亡国へと追い込んだ。識者の批判が強い。極端な天皇主義から皇国史観という途方もない歴史観を今も引きずっている。最近では安倍晋三や高市早苗ら日本会議・神道政治連盟のメンバー、すなわち清和会の面々の考え方である。それゆえの統一教会派閥を内外に印象付けている。

 外国のカルト教団の意向を受けて、憲法改正案まで受け入れながら、それを不思議と思わない安倍・清和会政治に、現在は言葉も出ない。

 

 上杉は天皇主権説を主張し、美濃部達吉の天皇機関説に対抗した。前者の立場から「天皇現人神」という21世紀人間の頭脳では、いかに努力しても理解できない。統一教会流のいかがわしい詐欺的洗脳を受けても無理だろう。だが、清和会の森喜朗は、首相として堂々と「日本は天皇中心の神の国」と公言して、政権を投げ出す羽目となった。この狂気的信念が、安倍ら清和会思想に存在している。そこに統一教会のカルト教義に洗脳される余地があったのかもしれない。多少似ているのが、松下幸之助が70億円の資金で設立した「松下政経塾」だ。神社参拝を強要して「天皇神」思想による偏狭な民族主義と見られている。岸田内閣に二人の政経塾出身者が紛れ込んでいる。高市と松野である。

 話を元に戻すと、岸は安岡正篤と共に上杉門下生の優等生だった。この学生の中に血盟団事件に飛び込んだものがいた。四元義隆で、中曽根康弘は首相在任中、四元のもとによく足を運んだ。仲立ち役が稲葉修で、彼はロッキード事件の時の法務大臣。

 血盟団事件(1932年)の主犯は、日蓮宗の僧侶・井上日召。日本経済は失業と企業倒産、その一方で財閥はドル買いで莫大な利益を上げていた。農村の疲弊は深刻そのものだった。前大蔵大臣の井上準之助と三井財閥の団琢磨が暗殺された。その後に2・26事件、5・15事件へと続いていく。

 

<「東京帝大に残れ」を蹴飛ばして財閥・武器弾薬の商工官僚へ>

 財閥の跋扈と侵略へと駒を進める日本軍という危険すぎる大河を背景に、岸は恩師の説得にもかかわらず、学者の道を蹴飛ばして、役人の世界に駒を進めた。商工省である。現在の経済産業省か。財閥を指揮、指導できるポストだ。

 岸の実弟・佐藤栄作は鉄道省である。後者は日本敗戦後の吉田内閣で官房長官を手にし、岸はA級戦犯として逮捕された。運命のいたずらか、先に首相になったのは、財閥と提携した岸の方だった。吉田内閣のもとで、解体された財閥は復活に成功、朝鮮戦争による特需で鎌首をもたげていた。

 

<中国侵略基地・満洲支配に踏み込むA級戦犯の岸>

 関東軍の満洲侵攻目的は、資源獲得にあることは言うまでもない。財閥の意向が政権を動かし、ついで軍部へと指令が届く。はっきり言うと、軍部を動かす元凶は、資源獲得に狂奔する財閥である。

 朝鮮半島から大陸へと蘇満国境へと進軍した関東軍、そして清朝没落を好機として満洲傀儡政権の樹立へと流れる一本の太い線の大本は、東京の財閥なのだ。同時に赤紙一枚で青年を奴隷並みに動員できる靖国システムには、国家神道と教育勅語が連携していた。

 天皇のために一命を捧げることに生きがいを持たせる戦争体制が、日本軍の侵略戦争を可能にした。いまのロシアのプーチン戦争には、日本のカルト宗教による動員体制がない。1週間でケリがつくと思い込んでいたプーチンの愚かさが露呈しているが、その点でいうと、日本の侵略戦争システムは完璧だったといえる。恐怖の政治体制であった。

 

 岸は財閥と一体となって動く。1935年には対満事務局、翌年に満洲重工に入って、進んで満洲に渡る。1939年には悲願の満州国総務庁次長に就任する。総務庁に満州国の実権が集中していた。アヘン利権を手にしたとされる岸のいわば絶頂期だったのだろうか。満鉄利権や日本のアヘン王にして、国策会社の電通の親玉・里見甫らの満洲人脈を確立した。大連港から出港する帰国時の岸の船の積み荷は山のようだった、との目撃談がある。総務庁長官は星野直樹だ。

 この後に商工次官の椅子が用意されていた。東条英機の戦争内閣が誕生すると、岸は財閥の意向もあったろう、長州田布施出身も幸いしたのかもしれない、商工大臣の椅子が待っていた。

 

<「弐キ参スケ国を誤る」「米国英国宣戦布告詔書に署名」東条内閣>

 岸信介・星野直樹・東条英機・鮎川義介・松岡洋右を、敗戦時の識者は「弐キ参スケ国を誤る」と怒りを込めて叫んだが、戦後も同じ愚を冒す岸信介のことに誰も気付かなかった。

 岸は商工大臣になると、米英に対して宣戦布告の詔書に署名した。財閥の先頭に立って資源獲得に向けた侵略戦争にのめり込んだ、その結末が米英との開戦だった。どう転んでみても勝てる相手ではなかった。当時の国際情勢に精通しているものであれば、誰も開戦を喜ばなかった。

 

 天皇ヒロヒトについて最近の資料で分かったことだが、彼こそが開戦に積極的だった。百武三郎の侍従長日記などで証明された。A級戦犯の第一人者がヒロヒトだった。彼は300万人の戦死者と遺族に対して、死ぬまで反省も謝罪もしなかった。戦後は象徴天皇として、かつまた生物学者に徹することで、国際社会の非難をかわした。悪運の強い第一人者となった

 

A級戦犯で巣鴨入り岸をCIAが抱き込んだ理由?=天皇利用>

 A級戦犯の岸を、ワシントンの謀略機関CIAがなぜ抱き込んだのか?大きな疑問である。泥棒を捕まえて、泥棒を捕まえる地位に就けたのか。国粋主義に徹した、岸・天皇教による反共の基地・日本改造に狙いを定めたものだからだ、と断言出来るであろう。

 偏狭なナショナリストの岸ゆえに、文鮮明を抱き込んだ理由がある。また、犯罪者を起用して、国政全般を監視させる。「うちの祖父さんは民主主義を知らない」と筆者に明かした安倍晋三の、この発言は嘘ではなかった。

2022年11月9日記(政治評論家・日本記者クラブ会員) 

 

2022年11月 8日 (火)

清和会秘話3<本澤二郎の「日本の風景」(4618)

清和会秘話3<本澤二郎の「日本の風景」(4618)

<中国略奪貴金属類を持ち込んだ暴力とカネの児玉誉士夫の政治力>

 戦後の日本は、歴史の教訓を踏まえた世界に冠たる平和憲法を手にしたのだが、肝心の国民の代表を選ぶ場面では、どす黒いカネが乱舞した。そのカネが鳩山・日本自由党と鳩山・岸の民主党に流れた。この噂話について、両党の内情に詳しい松野頼三は「それは事実だよ」とあっさり明かした。

 

 どす黒いカネとは、児玉が上海などで略奪した貴金属類のことだ。事実だとすれば、日本は中国を侵略し、あまつさえ敗戦後の政権樹立にも中国の資産を分捕ってきて、それを選挙民にばら撒いて、戦後初の保守党政権が誕生したことになる。日本国民の永遠の恥だが、中国人民にとって踏んだり蹴ったりの怨念であろう。

 

 「まさかそんなことがあり得ようはずがない」と信じていたものだから、念のため松野に確かめたのだが、それは事実だった。

 鳩山・日本自由党は、総裁の鳩山一郎がGHQによって追放された。その後釜が外交官の吉田茂。吉田の天下となった。日本国憲法の制定と瓦礫の山のような国土を復興させる使命を帯びた政権となった。財政破綻国の日本円は、1ドル360円。そこからの苦闘を考えれば、東北の復興など容易に出来るはずだったが、莫大な復興資金の一部もしくはそれ以上が闇に消えた。その真相はまだ明かされていない。東京五輪が蓋をかけたのだが、五輪汚職の本丸である安倍晋三や石原慎太郎は亡くなり、電通OBの雑魚が逮捕されている。

 

<巣鴨刑務所で肩を並べた岸・児玉・笹川+CIAA級戦犯内閣誕生>

 いまA級戦犯という活字は、禁止されているらしい。ネットにも載せないというらしいが、事実は事実、侵略戦争の主役たちを占領軍は、A級戦犯として彼らを東京・巣鴨の刑務所にぶち込んだ。

 巣鴨で岸と児玉と笹川良一が顔を並べた。満洲の仲間だ。彼らは「CIAの子分」になることで、豚箱から飛び出して、護憲リベラルの吉田内閣打倒を目指す。表の大将は鳩山一郎だが、実権を岸が握った。側近の暴力とカネを児玉と笹川が担当したためだ。

 

 鳩山後継選挙で石橋湛山が勝利したが、1か月足らずで病に倒れた。これは不思議だ。何らかの工作がなかったか?政権はCIAが期待した岸内閣へ。岸の武器はカネと暴力だったと見られている。

 

<戦後初の総選挙の鳩山・日本自由党の軍資金に化ける!>

 その軍資金は敗戦直前に上海から飛んだ軍用機に、山のように積まれたプラチナなどの貴金属類だった。いうところの児玉資金。彼はカネと暴力で岸内閣誕生に貢献した。その児玉にぶら下がったのが、読売のドン・ナベツネと中曽根康弘。一説には「中曽根は木下藤吉郎よろしく児玉の靴を磨いた」とされる。単なる出まかせではないだろう。

 元海軍主計中尉の中曽根を、同主計少佐の松野は「中曽根は銀座を走る壊れたキャデラック。山に例えると、富士山だよ。遠方からの富士山は、みばえがいい。しかし、近付くと石がごろごろしている」と評した。そういえば、この手の人間はいま政界に多い。安倍もその一人か。彼に接近した女性議員は、安倍の見栄えにあこがれたのかもしれない。

 

<原敬から鳩山のスポンサー・辻嘉六は児玉資金の行方を見ていた!>

 児玉が東京に飛行機で持ち込んだ貴金属類は、相当な容積がある。簡単に秘蔵することも出来ない。分割して隠すしかないが、当座の資金として円に代えなければならない。当時の金は米屋に集中していたらしく、河野一郎らは貴金属を金にするため、米屋に駆け込んだという。

 

 辻嘉六は児玉基金の行方に詳しい。児玉が相談を持ち掛けた相手だった。

彼の娘が、辻トシ子である。無念にも事情を知らずにいたせいで、接触する機会を逃した。彼女は102歳という長寿を全うした。衆院議長の益谷を顎で使ったという話もある。政界の猛女は辻が一番だろう。田中角栄の秘書・佐藤昭お届かないだろう。

 嘉六は娘を吉田御三家の一人として知られた益谷秀次の秘書に送り込んだ。彼女の下に瓦力がいた。鈴木内閣の官房副長官で、在京政治部長会との官邸懇談に必ず鈴木に従っていた。運よく鈴木内閣の時から政治部長会のメンバーになったので知った。それだけではない。瓦とは中央大学法学部の同窓である。それでいて彼の益谷秘書の先輩・辻トシ子とは会わずじまい。知り合いになれば、父親の嘉六のことを知りえたはずである。

 

 児玉資金と児玉暴力が岸内閣以降の自民党政治に黒い汚点をつけていく。そして目下、安倍銃撃事件で発覚した文鮮明と統一教会国際勝共連合問題の核心を暴いている。岸と福田赳夫と児玉・笹川と文鮮明、ついで福田と笹川と安倍晋太郎と文鮮明の、いわば反共の旗のもとに、カネと暴力とカルトの連合による自民党攻略とは、けだし日本政治の反民主主義の正体を露骨に暴いて余りあろう。

 

 1979年ごろから、文鮮明指令は「日本の国会議員を掌握せよ」「国会内に教団の教会を建てろ」「秘書を国会内に組織せよ」「安倍派をつくれ。地方にも根を生やせ」などなど。ここでいう安倍派とは、福田派を継承し、安倍内閣を作るという意味だろう。

 当時の福田派は、安倍後継を巡って派内は、岸勢力と福田勢力が拮抗していた。福田は側近で信頼する田中龍夫への継承を胸に秘めていたが、岸が娘婿の安倍晋太郎を強く推して一歩も譲らない。「なぜ福田さんは岸さんに頭が上がらないのか。派閥をただでもらったからよ」とは田中金庫番の中内節子の話。福田は折れるしかなかった。腹の収まらない福田は、総裁選に安倍のほか、中川一郎を担いだほどである。

 福田の長男・康夫の安倍家嫌いは、事情通の間では有名である。靖国参拝について、康夫は断固反対した。康夫の長男・達夫も本心は、安倍晋三嫌いで知られる。

 福田派事務総長をした塩川正十郎などは「安倍晋太郎は福田派の人間ではない」と周囲に漏らしていたほどだ。

 

 児玉のカネと暴力は、ロッキード事件で潰えてしまったが、中曽根康弘を救った。笹川のカネ(ギャンブル利権)と暴力は、統一教会と一体となって、安倍に突っ込んだ。笹川財団の裏側は、今も闇の中である。目下の清和会の秘事の一つとなっている。

 

 そうしてみると、安倍銃撃の狙撃犯(山上容疑者ではない)に警察がどう始末をつけるのか。始末をつけないまま山上を葬ろうというのか?カネと暴力が付きまとう清和会の今後は、国民にとって依然として不気味さをまき散らしながら推移することになるのだろうか。

2022年11月8日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

2022年11月 7日 (月)

清和会秘話2<本澤二郎の「日本の風景」(4617)

清和会秘話2<本澤二郎の「日本の風景」(4617)

<保守本流と傍流を歩いた松野頼三のやや公正な一言>

 人間はいろいろだ。昨日の岐阜市では「信長まつり」という同市主催の行事が繰り広げられたという。地元テレビ局は実況中継までした。市民の中には、このようなことに税金を投入する行政に眉をしかめる者も少なくない。「チャンバラ映画」を幼少期に体験した世代は、よほど変わり者でない限り、興味も関心も沸かない。

 ただ、もしこれを神道・神社の宗教行事とすると、信教の自由に違反し、そこに税金や自治会の公費を投入すれば、重大な犯罪を構成することになる。

 

 本日のネット報道によると、実際には行列脇の観覧エリア1万5000人の枠に、96万人が応募したという。武者行列に俳優の木村拓哉が出演したことからも、 ミーハー族氾濫が見て取れる。財政破綻が叫ばれる中での税金投入自治体に拍手は出来ない。

 

 思考が嫌いな人間、寄らば大樹のような生き方が好きな人間にミーハー族的な人が多く、均衡人間が少ないという。人はさまざまだ。記者も政治家もそうである。筆者の場合は小新聞社という事情もあったが、何でも見てやる欲張り政治記者だったので、特定の派閥にのめり込むことを由としなかった。

 

 したがって、大手紙の派閥記者のように、派閥の広報宣伝記者にならなかった、なれなかったのだ。政界の秘密も可能な限り記事や本で公開することが、国民に対する義務だと現在も考えている。何事も左右に偏せずだ。20年の派閥記者生活をしながらも、その間、安倍晋三にどっぷりつかったNHK記者には、ひたすら仰天するばかりである。その宣伝文にいかほどの価値があろうか。掲載した月刊誌「文藝春秋」もたかが知れている。NHK記者はジャーナリストではない。むしろNHKの腐敗を裏付けている。

 

 同じく自民党の保守本流の吉田茂を、首相秘書官として体験した松野頼三は、吉田の仇敵である侵略戦争犯罪者として、連合軍によってA級戦犯にされた岸信介の政権と、岸の実弟の佐藤栄作の内閣、さらには自民党最左派の三木武夫にもどっぷりつかった。こうした異例の経歴は、松野こそが戦後政治を公正に語れる有資格者といっていい。

 

<「岸さんは悪党であれ来るもの誰でもそばに置いた」ダボハゼ人間>

 あるときに「岸さんと佐藤さんは、同じような人物でしたか。どこか違いがありましたか」と問うてみて彼の、特に岸評に注目した。

  自民党内の反岸の急先鋒は、戦闘的リベラリストの宇都宮徳馬である。それ故に宇都宮ファンは、政治記者が多く、自民党時代の宇都宮事務所は取材記者によって、いつも膨れ上がっていた。共同通信の編集局長・内田健三は、宇都宮に対して「戦闘的リベラリスト」という愛称をつけたほどだ。リベラルな記者が取り巻く宇都宮を、右翼は手を出せなかった。むしろ国会周辺を街宣車が暴れまくっている時などは、公然と右翼に喧嘩を売っていた。

 

 そこで松野の岸信介評はどんなものだったのか?彼は岸内閣で入閣した経験者だ。「岸さん」と呼んだ。そして「佐藤さんとは性格が全く正反対で、誰も拒まない。喜んで受け入れてしまい、周囲はハラハラさせられていた」となる。

 

 羽田空港近くの河川でも、季節に釣り糸を垂らすと、その瞬間にウキが沈む。ハゼはかまわず餌に食いつく。人呼んでダボハゼ。相手を選ぶことなく誰にでも扉を開いている。

 その意味するところは、失礼ながら「自分よりも悪い人間は、この世にいない」と信じ込んでいるからなのか。彼は固有名詞を上げなかったが、政界に首を突っ込んだものであれば、誰でも分かっている。

 笹川良一や児玉誉士夫を評価する人間が、この世にいるだろうか?いないだろう。戦後右翼を代表する人物だ。右翼暴力団の頂点にいるような人物である。悪徳人間の最高峰とでもいえようか。

 誰も近寄ろうとしない。善人であればあるほど、接近を回避しようとする。当たり前だろう。A級戦犯の岸信介は違った。彼らもA級戦犯の仲間だった。満洲傀儡政権のもとで働いた同士だったのだろう。悪逆非道の仲間たちと岸の交流を、松野は佐藤栄作と比較した岸を以上のように評した。

 

 笹川も児玉も唾棄すべき人物というのが、政界に限らず多数国民の評価であるが、岸は彼らと提携して、かの有名な大事件で知られる60年の日米安保改定を強行した。60年安保改定は、むろん、ワシントンの指令である。この時点で、日本の属国が定着してしまったのだが、これに反撃する学生・労働者に対して、岸は警察だけでなく右翼暴力団を動かした。笹川や児玉が戦後最大のデモに右翼暴力団を使った。

 時のアメリカ大統領のアイゼンハワー元将軍を東京に呼ぼうとしたが、学生や労働者の反対デモが許さなかった。岸は自身の野望実現にやくざ・右翼暴力団を使って抑え込もうとした。松野はそのことを指していたのである。

 

 岸は防衛庁長官の赤城宗徳に向かって「自衛隊の出動」を命じた。もしも、赤城が首相の指示に従っていれば、間違いなく中国の天安門事件のような大惨事になっていた。赤城は「いつでも辞表を叩きつける用意はしていたよ」と筆者のインタビューで語った。それでも目標を達成しようとする場面で、岸は手段を選ぼうとしなかった。

 このころである。岸は統一教会の文鮮明を東京に呼んで、反共組織つくりを育成していた。もう半世紀どころか62年も経つ。

 

<「ダグラス・グラマン事件証人喚問でも岸の名前を出さなかった」松野>

 「一宿一飯の義理があるので」という言葉を、安倍犯罪である森友学園事件の時、聞いたことがある。元自民党秘書に言われると、次の追及をやめたものだ。しかし、国民は分かっている。同学園の理事長は、幼稚園で教育勅語を暗唱させていた。戦前回帰の実践者に安倍夫妻は感動して、公有地の払い下げに、特別の便宜を図った。権力の乱用の典型事例だ。しかも、当事者は日本会議のメンバー、安倍の仲間である。

 人間は弱い動物である。元秘書はこの事件の真相を知っているが、ジャーナリストに話は出来ない。本人は「仁義」だと思い込んでいる。

 

 大平内閣の時だった。岸内閣時代のダグラス・グラマン事件が発覚した。国会は大騒ぎになった。社会部記者は、松野事務所を十重二十重と取り巻いて、松野の動きを追っていた。

 国会の証人喚問に引きずり出された松野を擁護する者はいない。福田派清和会の元参謀を、福田は「政界のはぐれガラス」と松野を切って捨てていた。岸の軍用機利権をめぐる野党は、当時の防衛庁長官から岸の言葉を引き出そうとしたが、松野は口を割らなかった。

 岸は助かった。なぜ、松野は口を割らなかったのか。おそらく、岸に一宿一飯の義理がある、というのであろうが、筆者はそうではないと見る。岸の周囲の取り巻き連を知悉していた松野である。

 

 暴力を振り回す野蛮な組織の存在を、自ら確認してきている。「命あっての物種」と判断したのであろう。目下の統一教会国際勝共連合カルト勢力と対決している?岸田文雄内閣だが、これの決着に躊躇している。多くの国民の認識であろう。安倍の銃撃事件で変わったことは、警察庁の警備体制の強化である。全体の奉仕者として勇気を出す義務があろう。

 しかし、松野は勇気がなかったのではないか。

2022年11月7日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

清和会秘話1<本澤二郎の「日本の風景」(4616)

清和会秘話1<本澤二郎の「日本の風景」(4616)

<秘密に囲われた永田町の梁山泊・松野頼三事務所>

 夢を見ない人もいる。多くの人は夢を見るはずだ。登場する人物を特定することは出来ないが、時には過去に出会った者も枕辺に立つ。大方は自民党の政治家やその卒業生らだ。今朝は珍しく松野頼三が現れた!「俺の話を書け」と言っている?

 

 我がblog「日本の風景」は、後世の人たちの参考のために、日本の真実をより正確に伝える目的で書いている。怒りや悲しみなど右顧左眄することなく紙に記録している。既にその一部を完成した。出版社から国会図書館に所蔵したとの連絡も入った。一仕事終えた気分だ。そんなわけで、記録は法務検察のように忖度は不要で、遠慮はいらない。護憲リベラルの姿勢にブレはない。

 あってはならない。本テーマの書き出しは、福田派清和会に所属したこともある松野の事務所から始める。岸と福田赳夫に次ぐ、清和会の森喜朗内閣を継承した小泉純一郎内閣のころだ。好んで国会近くの松野事務所に顔を出した。主の話術に長けた話に舌を巻く機会を好んだこともある。20年の政治記者時代は、秘密主義に徹底していた清和会を、とても好きになれなかった。それにルーツがA級戦犯の岸信介のことも、接近することに正直なところ、ためらいがなかったというと嘘である。だが、ジャーナリストとして不甲斐なさを露呈していた。

 そんな凡人ジャーナリストが、それでも少しでも穴埋めしようとして、永田町の伏魔殿に精通している松野の話に耳を傾けた。清和会事情を少しでも研究しようとしていた証拠であろう。記憶している範囲内で、まずは松野が明かしてくれた永田町秘話を披露しておきたい誘惑にかられた。

 

 第一、彼のように吉田茂首相秘書官から政界に転じ、保守合同後の自民党議員で、鳩山一郎・岸信介の民主党系の右翼の保守傍流の岸信介にも、岸の実弟で吉田の保守本流の佐藤栄作内閣でも重用された人物は、他に見られない。本流と傍流の両側を歩いて、その後に平和主義派の三木武夫に心酔した松野の政界体験は、日本政治を知るうえで参考になるだろう。

 残念なことに、彼の発言をメモしていなかった。従って多くを忘れてしまっている。それでも、彼の片言隻語も後世を生きる人間には参考になるだろう。

 

 松野は、佐藤長期政権下の佐藤派に所属し、ポスト佐藤の後継争いの場面で、彼は勝ち馬と信じた福田の清和会に飛び込んだ。しかし、大平正芳と田中角栄の大角連合に政権は奪われ、松野の政界遊泳術は失敗に終わった。

 大平内閣のもとでロッキード事件に次ぐ、ダグラス・グラマン事件が発覚して、福田の言う「政界のはぐれガラス」へと転落した。それでも松野の知恵に期待する後輩たちがいた。その代表が小泉純一郎だった。小泉純一郎内閣が誕生すると、松野ご意見番に注目が集まる。そんなころの思い出をまず紹介したい。それも少しだけになるかもしれない。

 

 そこは煙がもうもうと立ちこめるそう広くもない部屋だった。がっしりした部屋の扉は、しっかりと締め切ってある。別の部屋にいる男性秘書の平井も女性秘書の渡辺も、耳をそばだてても部屋の会話を聞くことは出来ない。密室なので声が外に漏れることはないが、その分、松野のたばこの煙で部屋中が灰色にかすんでしまい、時には松野の表情を確認できなくなるほどだった。

 

 松野のボケ防止策はたばこだった?それも半端ではない。そこから緻密な、正確な記憶が口をついて、相手を納得させるのである。その中に小泉もいた。

 当時、彼は小泉首相の後見役を務めていた。小泉政治の指南役だった。豪華すぎる事務所の窓から、毎日官邸を見下ろしながら、小泉に知恵を授けていたのだろう。

 

<高級料亭「加寿老」が「パレ・ロワイヤル永田町」へと転進>

 国会議事堂と首相官邸のすぐ近くに、どっしりした超高級マンションがある。建物に出入りする人たちが、ただ者でないことを教えてくれた。日本初の億円マンション。正しい名称は「パレ・ロワイヤル永田町」。最近ではどこのマンションでも、自由に出入りは出来ないが、ここは事務所に事前に連絡を取っておいておかないと、出入りすることは出来ない。

 相当な資金力がないと、事務所の住人になることなど出来ない。政界を引退しても、それなりのスポンサーがいないと、高額な料金を払って事務所にすることは出来ない。普通の議員にとっては高根の花だった。

 松野は「ここは梁山泊だよ」と笑いとばしていた。確かに怪しげな当時としては、一部屋超がつく高級マンションだった。松野が出入りする前には、これまた怪しげな宗政研(宗教政治研究会)の事務所があった。主は参院議員の玉置和郎。生長の家信者でも知られた。谷口雅春という天皇教の教祖に心酔していた人物だ。他には平沼赳夫も信者だと教えてくれた元宗政研職員がいた。

 

 この玉置和夫事務所に立正佼成会その他集金力のあるカルト教団関係議員が出入りしていたが、車を使っているため、誰なのか特定できない。秘密主義が、このマンション住人の特色だった。発砲事件も起きている。やくざも出入りしていたようだ。安全なのだが、物騒な場所でもあった。

 日本右翼の牙城と思えばいい。さながら永田町伏魔殿は、第三者の目には秘密のマンションそのものだった。

 カルトの神道政治連盟や日本会議、あるいは統一教会国際勝共連合カルト勢力の関係者の出入りも、現在では筆者にも想像できる。

 玉置の金庫番だった女性秘書(後に参院議員)の話では、金庫の中は、100万円、200万円の束が、いつも積み上げられていた。官邸の官房長官室の金庫(官房機密費)に似ていた。玉置の株投資は有名だった。玉置の子分だった村上正邦が、その後に参院議員になり、中曽根康弘の庇護を受けて自民党参院のドンになると、この玉置事務所を継承したようだ。彼は、利権スキャンダルで逮捕されたが、服役後に再びここに事務所を構えていた。

 

 議事堂と官邸とパレの梁山泊を、線で結ぶとこの三角形が、日本の腐敗利権の構造を現わしているかのようだ。

 

<二枚目俳優の長谷川一夫の料亭命名者が吉田茂>

 芸能界と政界とのつながりは、自民党にとって特別な糸で結ばれている。芸能人は、選挙において票に結びつく。田中角栄は、日中国交正常化すると、北京動物園からのパンダが友好のシンボルとなった。子供たちが一斉に上野動物園に駆け込んだ。そこから芸能人の自民党候補を「人寄せパンダ」と称したものだ。

 人寄せパンダの自民党候補者の代表が山東昭子であり、扇千景だった。前者を角栄が拾い上げ、後者を福田が。二人とも参院議長に就任している。日本の政治の質が問われようか。

 吉田茂は長谷川一夫と親しかった。その縁で千代田区永田町の高級料亭を「加寿老」と命名した。ここがパレ・ロワイヤル永田町へと転進した。政治は夜つくられるというが、それは料亭政治を指す。永田町のパレは、昼夜関係なく24時間、民主主義を破壊しかねない秘密の政治を繰り広げていることになろうか。

 

 余談だが、二枚目俳優の長谷川は、東宝にも所属した。岳父は敗戦後の日本三大労働争議のうち、東宝争議で総務部長として共産系の組合と対峙した。心労もあったろう。毎晩一升瓶を開けていた。義母は毎晩10品のおかず・おつまみづくりに励んだ。富山県福光町生まれの岳父・廣岡慎次の寿命は長続きしなかった。生前、長谷川と出会っていただろう。

 義母キヨノのいとこの福島県いわき市出身の正木清は、社会党代議士となって衆院副議長になった。彼の原発反対運動は、岸や中曽根、正力松太郎らに押し切られた。(つづく)

2022年11月6日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

2022年11月 5日 (土)

黒田爆走止まらず<本澤二郎の「日本の風景」(4615)

黒田東彦爆走止まらず!<本澤二郎の「日本の風景」(4615)

円は紙切れ・物価は急騰=それでも金利上げNO・円刷り継続

 最近の日本は、反社会的なカルト教団・統一教会と日本銀行総裁の黒田東彦に翻弄されている。いずれも安倍晋三の悪政の遺産である。首相の岸田は「安倍政治を継承する」と公言した。悪政を引き継ぐというのか。国民はたまったものではない。 天文学的な借金大国の日本である。普通なら日本は破綻国家であるが、円を刷りまくって、さらに借金を膨らませ、円に羽を生やして軽くし、それを大軍拡・軍事大国化に向けて狂奔している。「安倍・統一教会路線を突っ走っている」のであろう。

 

 平和軍縮派の宇都宮徳馬が生きていれば、いまの日本政治は「暴兵損民」(徳間書店)そのものである。その原動力となっている日本銀行の黒田に対する、人々の怒りは天を突く勢いである。コロナ禍が幸いして、怒りの住民の抗議が日銀に届かないのと、議会の不勉強議員の追及が弱すぎるため、現在も「私は日銀総裁をやめない。異次元緩和をやめない」と開き直っている。政府は打つ手なし、国民の反撃に期待しているかのようだ。

 

 ご存知、日米の金利差を放置する黒田の金融政策は、大間違いだ。投資家は安心して円を売り、ドル買いに走り、円は暴落する。分かりきっている。欧米は、そろって金融引き締めを行っている。これも円安要因である。日銀の悪政によって、円は紙切れになっている。物価の急騰で市民生活を疲弊させている犯人は、黒田である。誰もが黒田に怒り狂っている。

 

 怒っているのは市民だけではない。中小企業だけでもない。銀行も悲鳴を上げている。一人悦に入っているのは財閥の1%。1%向けの黒田の金融政策である。これこそが安倍の大嘘・金融経済政策といえる。「無知無能の安倍を政権に就けた自民党・統一教会と日本会議、ひいては日本国民か」と嘆くしかないのか。

 

<「黒田アベノミクスで日本沈没は必至」の怒りの声やまず

 安倍は選挙運動で「経済は良くなった。失業者が減った」と叫んでいた。平気で嘘をつく安倍晋三に誤魔化される有権者もいた。現実は違った。この10年で日本は先進国の中で、ほとんど賃金が上がらなかった。

 いくら黒田が、円を刷りまくっても投資家が上前を撥ねてニューヨークに運んでいた。財閥はカネをため込むだけで、新たな投資をしない、ひたすら株価の操作で利権を懐に入れていた。目下、話題の日興証券の株価操作事件は、そうして発生したものだろう。

 アベノミクスなる用語を宣伝した大手の経済部記者の罪も重い。イカサマ金融政策を批判しなかった。黒田の爆走を批判せず、自由に異次元緩和とゼロ金利を正当化させてきた。それは国会議事堂内も同様だった。

 金融と経済を理解する専門家が、日本にいなかった。今になって「実はこうだ」と解説する輩は売国奴である。

 

 貿易収支一つ見ても大赤字の日本である。貿易立国が消えてしまった。これからどう生きるのか。日本の前途は真っ暗闇ではないか。先日、友人が日経新聞を送ってきた。薄っぺらな紙に日本軍膨張を誘引するワシントンの「ジャパンハンドラーズ」たちの意見を紹介していた。日経も当てにならない。

 

 はっきりしてることは、安倍時代から日本の経済は墜落を速めていた。にもかかわらず、安倍は60兆円もの巨費を海外にばら撒いていた。とくに中国包囲網構築のためだった。今では多くの識者が「日本沈没」を本気で口にするようになっている。

 

<黒田を斬れない岸田内閣と議会の体たらくで市民生活はお先真っ暗>

 2013年からの黒田・日銀のイカサマ金融政策は「危機の先送りだった」といわれている。異次元金融緩和による日本価値の激落路線だ。しかもゼロ金利。それでも投資活動を無視した財閥の罪も指摘したい。それでも、黒田は爆走をやめなかった。

 わずかな預金で老後を生きようとしている多くの年金生活者だけではなく、いつでも首を切られる契約社員・非正規労働者の生活に見向きもしない黒田の罪は、万死に値する。そんな黒田の首を斬れない政府と議会に腹が立つ!

 

<大平正芳元蔵相いわく「政府・大蔵省の役目は通貨の維持にあり」

 50年前に大蔵大臣をしていた大平正芳は「政府・大蔵省の大事な任務は、通貨を維持することに尽きる」と叫んでいた。「円の価値を維持することが政府の使命」という。正論ではないか。

 黒田がやってきたことは、円を引き下げることに狂奔し、とどのつまり日本の経済も市民生活も困窮させ、貧困の日本へと追い込んでしまった。

 「通貨の維持」とは、借金体質をなくしていくことである。たとえコロナ禍とて本予算など吹き飛ばしての総合経済対策で、新たな借金を積み上げる。莫大な軍拡予算で、財政を破綻させる安倍政治の延長で相撲を取る岸田によって、日本財政は悲鳴を上げているどころか、墜落寸前ではないか。こうした当たり前の言論がなぜ起きないのか!

2022年11月5日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

2022年11月 4日 (金)

A級戦犯は泉下で大笑<本澤二郎の「日本の風景」(4614)

A級戦犯は泉下で大笑<本澤二郎の「日本の風景」(4614)

<死の商人も大満足!東アジアの火薬庫と統一教会は安倍の置き土産

 夢を見たわけではないが、想像することは可能だ。岸や笹川、児玉らA級戦犯が泉下で大笑している!妄想ではない。児玉は中曽根康弘やナベツネに力を貸したが、岸や笹川は福田の清和会とカルト教団の統一教会を宗教法人にして、いまや岸田の自民党など議会関係者を手玉に取っている。警察・検察を動かせば、1日でかたをつけられるはずだが、岸田はそうしない。したくても闇の力が禁じているのだろう。これでは日本の前途は、清和会と共に沈むだけだろう。

 

 安倍はいなくなったが、しかし、政府に国葬を強要させた。反社会的宗教法人を解散させられる文科省が、いまだカルト教団の側についている。当たり前すぎる法人格解消に突き進もうとしていない。政治的演技ばかりが目立つ。こんな全体の奉仕者はいらない。税金泥棒ではないか。

 

 安倍の最後の置き土産が、統一教会ともう一つが東アジアを火薬庫にしたことだ。これは公明党の太田ショウコウと山口那津男の両カルトが、よくご存知だ。自公による戦争体制構築が、目下、本格的に進行している。これを推進派の読売とフジサンケイに、朝日も毎日も引きずられて恥じない。そのせいであろう、朝日新聞が400万部の大台を割った、と報じられている。むろん、読売も激減している。最近の新聞紙の紙が薄いことに驚かされたばかりだ。

 東京の死の商人は、言及するまでもない、大満足なのだ。側面から日銀の黒田が、国民の反対を押し切って、財閥に山のような塩を送り続けている。日本国民の懐具合は悪化して、沈没の危機を教えている。

 

<歴史の教訓を学ばない輩は必ず過ちを繰り返す

 つまつところ、歴史の過ちを認めない、猛省しない輩によって、権力が掌握された結果である。油断すると、再び繰り返されるだろうが、この本来の危機に立ち向かっている人たちは、一握りの市民活動家らだ。本当に頭が下がる!

 かくして多くの識者は苛立っているばかりで、自ら声を上げようとしない。これこそが沈没寸前の日本丸を象徴している。無知な18歳の若者は、多くがあっけらかんとしている。永田町にも同じような政治屋が目立つ。

 全体の奉仕者という観念のない政治屋は、統一教会に呑み込まれている。そのことに恥じない。A級戦犯の大笑を裏付けている。

 

<愚かすぎる言論・文化人・科学者のお陰で地球も壊れかけている

 昨夕、遠縁のSさんを呼んで自宅縁台で食事をした。彼は中規模農家である。おいしい米を少しばかりいただいて食べたが、数十年後は水源地の有毒物質の汚染水、はてはフクシマの放射能汚染瓦礫が地下水に浸み込んで、房総半島で米は作れなくなるどころか、水道水も危ないという話をしてあげた。 

 

 「自宅で食べる野菜は、注意しながら農薬を使用している」ということだった。

うれしかったことは、手土産に茄子の糠味噌漬けをもらった。これはすばらしい味で、前にも一度いただいた。Sさんの夫人がつけたもので、その糠味噌は彼女の母親の秘伝のものだった。今朝その漬けた一本にむしゃぶりついた。最高の味・おふくろの味そのものである。

 納豆にしても、輸入の遺伝子組み換え大豆を排除して、稲わらで発酵した納豆菌を使って、防腐剤など添加物のない辛子で食べてみたい。今はないらしい。科学の進歩が、人間の健康を損なっている。地球を破壊している。科学が「今だけカネだけ自分だけ」の日本人を操っている?

 

 放射能汚染は、房総半島に限らない。太陽光発電開発と放射能汚染物資の埋蔵が、結びついている。ソーラー発電を設置するさいに、その前提に大掛かりな埋め立てが行われる。そこに有害物資と放射能瓦礫を埋め込んで、その上に砂をかけて隠してしまう。千葉県袖ヶ浦市林地区が好例だ。

 開発業者は、大半がやくざかその関係業者だ。東北の復興予算が流れ込んでいるはずだ。つまるところ、A級戦犯による原子力発電所建設の目的は、核兵器開発計画だった。その一翼を担った旧動燃もんじゅのナトリウム漏れ事故が、西村成生謀殺事件を引き起こした。遺族の西村トシ子さんが「夫の遺品を返して」という訴訟を、ヒラメ判事が封じ込める理由であろう。

 そこに大地震によるフクシマ東電原発事故が起きた。プルトニウム加工燃料を使用していた東芝製3号機が核爆発を起こしたが、いまだに政府・東電・東芝は真相を隠している。首都圏で沢山の市民が命を奪われている!菅直人・野田佳彦・安倍晋三は、真相を明らかにする重責を負っている。

 歴史の教訓を学ばないA級戦犯の輩たちによって、半世紀後の日本は、正に七転八倒の窮地にさらされている。敗戦後、CIAに救済されたA級戦犯の悪魔政治が、いま公然と開花している。放射能で大地は汚されている。カルト教団によって、地獄に突き落とされた人たちとカルト教団2世の悲劇に対して、岸信介や笹川良一らの後継者はどう向き合おうとしているのか。可能であれば、安倍の母親(岸の娘)や安倍未亡人に糺してみたいものだ。

2022年11月4日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

続きを読む "A級戦犯は泉下で大笑<本澤二郎の「日本の風景」(4614)" »

2022年11月 3日 (木)

れいわの課題<本澤二郎の「日本の風景」(4613)

れいわの課題<本澤二郎の「日本の風景」(4613)

<統一地方選の候補選考から高齢者をはじく過ちが発覚した!>

 統一教会一色の永田町で内閣の支持率は下がり続けている。A級戦犯がテコ入れしてきた反社会的なカルト教団は、反省するどころか開き直りの戦術を駆使して生き残りに総力を挙げている。「政府自民党にもドスを突き付けている様子」も垣間見える。水面下の政府自民党と統一教会のせめぎ合いもすごいようだ。

 

 文科省の宗教法人許認可担当課内も揺れているが、内部告発はまだない。新聞テレビのどこがこの厚い壁を破るのか。国会ではひとり日本共産党が奮戦して、政府と教団を追い詰めている。意外や初めて知るネットメディアが、共産党除名組の「内部告発」めいた怪情報を発信していた。

 

 ところで、地方ではコロナ禍にもかかわらず、自民党本来のカルト神道政治連盟と神社本庁が主導する「秋祭り」も始まっている。既に統一地方選向けの政治運動が激しく展開されている証拠だ。自民党はこれに賭けている。内閣支持率が下がっても、自民党のそれは大きく下がることはない原因である。ここが理解できないと自民党分析は失格である。そこで統一地方選に駒を進めている注目の山本太郎のれいわが、沖縄の地方選で見事な成果を上げたようだが、当選者に問題があった。候補者選定は厳しい。

 「若ければ、見栄えのいい女候補」だと、政治信念もなく金儲けの御仁が多い。自民党の国会議員は、世襲議員と杉田水脈を代表するような議員ばかりで国民は、うんざりしている。真っ当な熱血高齢者を擁立する時代に、首都圏で意外なことが起きていた。れいわの候補者選考に問題アリだ!

 

<千葉県八千代市の熱血市民運動家・青柳敏雄さんに非情な決断>

 ネットと君津市の議員経由で、筆者のブログ読者から連絡がきた。驚いたことに、彼はジャングルの庭と豚小屋のような築50年の自宅に押しかけて来た。以来、大事な情報メールを送信してくれるようになった。特に、誰も手を付けないような公明党創価学会関連情報が目立った。

 彼の社会人第一歩は広告会社(日本広告)。朝日新聞が問題企業の記事を初版で流すと、彼は先輩社員と共に朝日の輪転機の前に立った。目の前で輪転機が止まり、記事が差し替えられた。驚いた新聞と企業と広告会社の不正を目撃したことが理由で、9か月後に会社を辞めた。不正に対する彼の生きざまは、その後も続いた。彼を満足させる会社は、なかなか見つからなかった。

 家のローン返済に70代半ばまで働いた。マンション管理員として。退職して残りの人生を、地方の政治改革、市民のための政治家になろうとして、心酔する山本太郎のれいわから立候補を考えた。最近そのための面接もした。

 筆者は彼の老いの決断に敬意を表した。間違いなく公認は取れると信じていた。先の参院選で彼の地元・八千代市では、れいわ票3000。1000票で当選する市議選に手を上げた。他に誰もいない。獨協大学経済学部OBに経歴上の遜色はない。だが、高齢を理由にれいわは彼を撥ねてしまった。

 

 その人は青柳敏雄さん。筆者は、品性と正義のある八千代市の青柳さんの、金をかけない公正な選挙を応援する力などないが、せめてblogで紹介しようと思っていたのだが、山本太郎の地方議員候補者資格から排除された。惜しいし、残念でならない。

 

<21世紀は高齢者の時代=若者任せが統一教会に懐柔され=正義を貫けず外国のカルト教団や神社カルトに傾倒して地方政治を腐らせる日本>

 日本に限らない。21世紀は高齢者の時代である。社会経験の豊富な元気な高齢者が、地方政治に参加する。行政の不正・地方公務員の怠慢を監視し、行政の無駄をなくして墜落する21世紀に生き残ることが、国民の使命である。自民党無所属議員は腐敗し、外国のカルト教団に呑み込まれて開き直るようなカルト政治を排除するしかない。

 

 

 山本太郎のれいわはまともだと思ったが、青柳さんの一件で失望してしまった。本物がいま必要な時代である。自民党にも公明党にも民主党にも、不思議と本物がいない。志位の共産党はどうなのか?本日の休みは、世界の宝物である日本国憲法公布を記念して制定された。政教分離や戦争放棄に思いを致す記念日である。憲法を定着させる大事な日なのだが、改憲派の統一教会自民党・神社神道自民党には、これっぽちもない。

 日本沈没は安倍と黒田のせいで、とことん落ち込んでいる!

2022年11月3日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

最高幹部の保身のために一般党員をスパイする…日本共産党の裏部隊「第二事務」の存在を告発する(プレジデントオンライン)
-
Yahoo!
ニュース

続きを読む "れいわの課題<本澤二郎の「日本の風景」(4613)" »

2022年11月 2日 (水)

瀕死の東芝と福島<本澤二郎の「日本の風景」(4612)

瀕死の東芝と福島<本澤二郎の「日本の風景」(4612)

A級戦犯の岸信介ら歴史の教訓を学ばないため天罰(311)落下!?>

 7・8銃撃事件で見えてきた日本の姿の一つが、A級戦犯の岸信介らが日本列島に放った悪魔・文鮮明の統一教会国際勝共連合カルト勢力が半世紀を経て、権力の中枢を掌握していたことだった。岸田内閣の中枢にも潜んでいる。自民党本部にも。歴史の教訓を学ばないと、邪悪な世界が消えることがない。地獄に落ちる!

 

 岸の孫は消えたが、安倍の遺した清和会の面々の五体には、カルト教団のシミが心臓深くにこびりついている。萩生田光一を先頭に高市早苗、西村康稔、松野博一らだろう。大方の見方だ。思うに311フクシマ事故で、列島を放射能で焦がしたというのに、早くも第二のフクシマを約束させている。

 昨日、友人との対話で話題になった福島県知事選の結果が、余りにもひどすぎる。福島県民は、今も原子力ムラに制圧されたままだという事実を裏付けた。お先真っ暗な福島ではないか。

 

<315東芝核爆発被ばくで肺がんで亡くなる首都圏の人々>

 315被ばくジャーナリスト・竹野内真理blogで知った深刻なことも、絶対に忘却できない。東電フクシマ原発3号機(東芝製)の核爆発のことだ。2011年3月15日に大量の放射能が首都圏を通過した。多くの国民はいまだに気付いていない。筆者は東芝病院で殺されたような次男が教えてくれた。

 今年の1月、東京・品川区の友人・赤木八郎さんが肺がんで亡くなった。我がペンの盟友・長沼節夫さんは、急性白血球で亡くなって数年たつ。我が人生を支えてくれた妻の真知子は、2013年11月23日、肺がんで非業の死を遂げている。日本にまともな医学者グループが存在していれば、315被ばくの実態が明らかにされているのだが、日本医師会も日本学術会議も原子力ムラに屈して、このことに蓋をしている。まともな医学者は一人もいない。

 

 東芝製3号機は、燃料棒に核兵器の材料で知られるプルトニウムを加工したものを使用していた。3号機は核爆発だ。中性子も飛んでいた。我が家は二人も東芝に殺されたのかもしれないと思うと、怒りのやり場がない。ほかにも被害者がたくさんいるだろう。3月15日の昼前に戸外にいた都民の多くも間違いなく被ばくしている。

 

 この関連で、週刊誌などで「東電OL殺人事件」として殺害された渡辺泰子さんを思い出す。彼女は、原発に強く反対していた立派な東電幹部社員だった、それゆえに殺害されたと見られている。今も裁判で問われている勝俣恒久との個人的関係も指摘されている。大平正芳元首相次男もこの件に関して詳しいとされる。原子力ムラの野望と犯罪は尽きない。旧動燃・もんじゅ西村謀殺事件のことも連想される。

 

<統一教会国際勝共連合と許されざる核への執着が破滅日本へ>

 日本の破滅の原因である核問題もカルト教団のことも、ことごとく原因は、侵略戦争に深くかかわって、歴史の教訓を学ばないA級戦犯となった岸や笹川・児玉らにつながる。歴史の教訓に唾する行為を、天はじっと見ていて許さないのであろう。

 

 他方、アメリカの超インフレ・超物価高に対して、バイデン・民主党は目前の中間選挙で敗北必至と報じられている。黒田日銀も円激安政策による大掛かりな物価高に狂奔し、1%の財閥は莫大な利益を上げている。民を懲らしめるような悪政に、いつまで沈黙し、耐えられる日本人なのか?

 

<原子力ムラに制圧されたフクシマの無様すぎる知事選挙結果>

 先週の日曜日に投開票された福島県知事選の結果にも正直な所、腰を抜かしてしまった。反原発候補の甘い公約にも驚く。311から何も変わっていないフクシマではないか。

 「放射能下で暮らせ」と強要されている福島県民には、哀れで泣いてしまいそうだが、猛毒トリチウム汚染水の海洋投棄に農漁民は反対しているはずなのに、現職の自治官僚OBの自公候補が圧勝した。森林には放射能が詰まっている。火災になると大変な事態が起きる。チェルノブイリが証明している。再選した現職の内堀雅雄は通産官僚だと誤解していたが、正確には現在の総務官僚だ。官邸と直結している原子力ムラの人間で、出身が長野県ということに政治的な意味があろう。対抗馬は郡山出身の福島大学OBの高校教師・草野芳明を、日本共産党が推薦した。筋を貫けない福島瑞穂の社民党が転んでいた。自主投票だった。

 155万有権者の投票率は過去2番目に低い42・58%。57万対7万の大差が、福島のさらなる悲劇を証明している。フクシマは変わらない。相変わらずの共産アレルギーを計算しても、草野の投票が少なすぎる。原子力ムラの猛威に蹴散らされている。原発に近いいわき市の投票率は、35%足らず。県民は諦めて死んでしまっているのか。岸の盟友・右翼暴力団の児玉が、泉下で泣いて喜んでいるだろう。

 

 こんな福島選挙を見ていると、岸田文雄が統一教会を踏み潰すことは不可能か。日銀の黒田を見ていると、日本沈没の確立は高まる一方だろう。正義を貫徹できない、A級戦犯の路線を踏襲して恥じない県民性に反吐が出る。 

 

<華字メディア・中文導報10月25日付Record China

 311の東芝3号機の核爆発を引き起こした東芝について華字メディアが、東芝の今を紹介する記事を流していた。以下に貼り付ける。反省も謝罪もできない東芝の地獄を、第三者の目で分かりやすく紹介している。せめて妻と次男に知らせたい気分である。

ノートPC、テレビ、その他家電製品のパイオニアだが、今では生き残るために銀行に依存して苦しみもがく日本企業の列に加わっている。1世紀以上にわたって事業を展開し、かつてはノートPCからメモリチップに至るまで、トレンドをリードするイノベーションで知られていた。日本発のレーダーを開発し、電子レンジやノートPCなど多くの「国産第1号」は「国産品の光」とも称された。しかし、製品イノベーションの道で中国や韓国の企業に敗れてしまった。その後、他の事業に目を向け、米国企業のウェスチングハウス・エレクトリックを買収して原子力産業に資金を投入した。2015年には大規模な会計スキャンダルにより苦境に陥り、株価は数カ月で半分以上も下がった。加えて、原子力への賭けも失敗し、米国の原子力部門は大幅な遅延とコスト超過で63億ドルの損失を計上して破産法適用の申請を余儀なくされ、(東芝は)生計を維持するためにフラッシュメモリチップ事業や他の資産を売却した。

<油断大敵>

 最近の自身の例だが、中性脂肪なんて大したことではないなどと勝手に判断し、おいしい竹の子混ぜご飯や栗ご飯を食べ過ぎたり、自宅庭で採れた今季最後の茗荷と無農薬茄子と油揚げに麵つゆで簡単なさっぱり味スープをつくり、そこにゆで上げた素麺をいれて食べると、これもいい。

 そこに年一回の市の簡単すぎる、いい加減な無料健康診断の結果が出た。中年の内科医は「食事に注意を」と一言声を上げるとおしまい。1分もかからない。自分で血液検査データを見ると、コレステロールが高めだ。油断すると、糖尿病になると判断した。運動不足と旺盛な食欲が原因に違いない。

 人間は食べれなくなると、お陀仏するしかないが、その心配はゼロ。食欲の秋を楽しめるのだが、待てよ人びとは福島の農産物や魚介類を排除している。彼らは生きるために原産地を偽って出荷している。第一、放射能汚染瓦礫が木更津市の両隣の水源地に埋まって、飲み水や農業用水を危険にさらしている。自治体の小役人は、ソッポを向いて高給を食んで優雅に暮らしている。

 油断大敵はフクシマだけではない。

2022年11月2日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

2022年11月 1日 (火)

恐ろしや暴兵損民<本澤二郎の「日本の風景」(4611A)

恐ろしや暴兵損民<本澤二郎の「日本の風景」(4611A

<日銀・黒田の円激安物価急騰策で国民生活は疲弊し、岸田内閣は清和会の統一教会大軍拡で戦争準備の本末転倒>

 もう大分前になる。国家主義者の中曽根康弘が、訪米の際に調子に乗って米国の俳優大統領のドナルド・レーガン向けに「日本不沈空母論」という恐ろしい戦術を披露して、日本国民の度肝を抜いた。元海軍中尉らしい発想にワシントンも喜んだ。このころ国会議事堂の裏手の、当時のヒルトンホテルのすぐ近くのしゃれた日本料理店「山の茶屋」に、宇都宮徳馬と徳馬康快と筆者の3人が、真昼間ひざを交えた。

 宇都宮さんは日本を代表する平和軍縮派の国際政治家、徳間は東京タイムズや徳間書店、大映やレコード会社のオーナー、そして東京タイムズ政治部長の筆者。この場で宇都宮さんが提唱した「暴兵損民」を徳間書店から出版することが決まった。

 それから数か月かけて宇都宮さんとの単独インタビューが始まった。この時の録音が残っていれば、貴重な資料のはずなのだが。本は無事に誕生し、国会図書館にあるはずだ。

 

 そして今、安倍晋三が強力に推進した改憲大軍拡の構想が、岸田内閣のもとで噴き上がって、死の商人とそこに連なる殺人鬼を狂喜させている。政府系通信社の時事通信が記事にして報道した。昨日のことである。 

 

 古来より、国民が疲弊すると、為政者は真っ先に兵を捨てることで、国民・人民の命と暮らしを守ることに専念する。周辺との問題は、話し合いで処理する。天皇制下の古い時代でも、天皇は民のカマドの煙を気にして治政の基本とした。さて21世紀の安倍亡きあと岸田内閣は、何をしているのだろうか。

 

 安倍に代わって改憲大軍拡にまっしぐらに突進している。5年以内に軍事大国にするというのである。その前に銀行は破綻し、国民生活はどうなるのか。安倍が起用した日本銀行総裁の黒田東彦は、今もひたすら円を輪転機で刷りまくって、円の価値・日本国の価値を劇的に引き下げている。黒田は恐ろしい男である。その結果、中小企業も国民生活も疲弊する一方である。

 家計を預かる女性の自殺がぐんぐん増加している。大半の労働者は非正規労働者。清和会の小泉純一郎内閣のもとで、竹中平蔵という怪しげな利権学者が強行した実績だ。郵政民営化も。小泉は神社本庁・日本会議の指示を真に受けて靖国参拝首相になった。隣国との関係を一変に悪化させ、それが今日まで尾を引いている。

 

 森喜朗というバカ殿様と評された清和会政治は、その実、半世紀前から日本に根付き大膨張した統一教会国際勝共連合の操り人形によって、森後の小泉・安倍時代を経過すると、経済大国日本は地獄へと真っ逆さまに落下した。人々が気が付くと先進国中、最悪最低の貧困国に成り下がっていた。しかも、借金は天にも届くほどの巨大借金大国。それでいて目下の大軍拡5兆円予算を、なんとなんと倍増して10兆円にするといって、やくざ代議士2世を先頭に突進している。これには野党も無力である。言論界も。どういうことか。

 

<日本会議+統一教会=自民党清和会=岸田内閣の改憲軍拡の勢い>

 政府系通信社が防衛省の本音を公然と報道したことから、晴耕雨読の凡人ジャーナリストも腰を抜かしてしまった。自衛隊が「銃弾がない」「部品がない」と悲鳴を上げている。そのことを国民に訴えて「カネくれ」「カネくれ」と新年度予算編成をめがけて、さらなる大軍拡への大攻勢を開始した。

 

 「連中は子供。玩具を欲しがって困ります」とは池田勇人内閣の官房長官の黒金泰美さんの言葉を思い出す。

 防衛省・自衛隊が「戦争する日本」へと走り出した。やくざの「タマくれ」とは違う。戦争準備そのものではないか。いつから戦争する自衛隊になったのか。そうワシントンの指示か。その前に神社本庁・統一教会の清和会政治によって、既成事実を積み重ねてきた自公政府なのである。

 

 清和会は安倍や高市早苗のいう「台湾有事」を叫んでいる。習近平の中国が、いよいよ武力統一すると声高に叫んでいる。米国のそれは日本の血税をよこせだ。人々は生きる糧を求めて、うめきひしめいている!悪党為政者は、悲惨な歴史を繰り返そうとしている?

 

 ここ数年来、史上最低最悪の安倍・清和会・統一教会政治を断罪してきたのだが、日本丸は自然エネルギーに目を向けずに、愚かすぎる重武装国家・軍事大国へと舵を切ってしまった。戦争する日本は、既に自民党と公明党が集団的自衛権の行使を決断し、それを法律にした。自公は戦争党である。彼らはアメリカの戦争に呼応できる体制の構築に必死なのだ。安倍晋三・高村正彦・太田ショウコウ・山口那津男・北側一夫は、A級戦犯の岸信介チームの英雄というではないか。

 

<東アジアを火薬庫にしたい米産軍体制の罠に喜んで飛び込んでいる!>

 米国の戦争に自動的に参戦する自衛隊の法整備を強行した自公体制下、相変わらず蠢動している影の主役は、ワシントンの産軍体制の先導役である「ジャパンハンドラーズ」である。ここと財界財閥新聞の日経新聞が時々、日本からの血税を武器弾薬に変身させる悪党らと共済しているシンポジウムを開いていると事情通が教えてくれた。

 幸い友人が10月22日付の日経朝刊を郵送してくれた。1面は円安の「日本病」を報道しながら、黒田批判なしの変な報道だ。3面で影の黒幕たちの発言を一部報じていた。米戦略国際問題研究所(CSIS)の面々である。この時点で文字が斜めになった。操作されているので諦めた。

 暴兵損民の日本に気付かない日本人の前途が危うい。議会と言論の覚醒が強く求められている。大軍拡と大増税で人が死ぬ!

2022年11月1日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

弾薬、部品不足が深刻化 防衛省、継戦能kうれ力に危機感(時事通信10月31日)

政府は31日、首相官邸で20日に開いた防衛力強化に関する有識者会議(座長・佐々江賢一郎元外務次官)の第2回会合の議事要旨を公開した。防衛費増額の財源について、「幅広い税目による国民負担が必要なことを明確にして国民の理解を得るべきだ」など、国債発行に頼らず、増税など国民負担を求める有識者の意見が多く紹介されている。 (産経)

 

« 2022年10月 | トップページ | 2022年12月 »

2023年2月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28        
無料ブログはココログ