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2022年10月

2022年10月31日 (月)

違法違憲の統一教会<本澤二郎の「日本の風景」(4611)

違法違憲の統一教会<本澤二郎の「日本の風景」(4611)

<勝訴弁護士・郷路征記がカルト教団の正体を「世界」に投稿していた!

 知り合いの弁護士が、月刊誌「世界」に掲載された「宗教カルトの何が違法なのか」という題名で、統一教会裁判で勝訴した郷路征記弁護士の文章をコピーし、それをFAXしてきた。双方のFAX機能の低下で読みにくかったが、札幌地裁2014年3月24日判決文を引用しながら、狂信的教義の恐ろしさを紹介しながら、その違法勧誘を断罪しているので、出来るだけ平易に紹介しようと思う。

 この地裁の判決は、その後カルト教団が上訴したが最高裁でも却下された。司法の判断で、統一教会は違憲違法と判決されている。それでもいまだに宗教法人を名乗らせている文科省(文化庁)に対して、重大な疑惑が持ち上がっている。戦争犯罪者であるA級戦犯の岸信介・笹川良一・児玉誉士夫らが徹底的に支援し、その後は福田・清和会が擁護してきた反社会的教団だったが、既に2014年の時点で死を宣告されていたのである。

 

<勧誘される国民の「信教の自由」を侵害した統一教会!>

 判決で明らかにされたことの一つは、統一教会に勧誘される一般国民の側の、本来的に保障されている「信仰する自由」「信仰しない自由」が侵害されていると決めつけている。従って違憲違法の統一教会である。

 反社会的なカルト教団は、本来憲法が保障している「信仰の自由」を侵害していたのだ。ここを裁判所が当たり前に判断したものだ。半世紀にもわたってそれを存続させてきたA級戦犯の岸信介らの政治勢力と宗教法人として認可した行政当局の罪は、計り知れないほど大きい。

 仮に安倍銃撃犯とされている山上徹也が犯人だとしても、問われるべきはA級戦犯の岸信介の側・自民党清和会と、宗教法人として認可した行政当局である。

 

<国民の宗教的自己決定権(最重要の内心の権利)の侵害>

 信仰しない自由・信仰する自由は、最重要の内心の自由であって、だれも侵害することは出来ない。日本国憲法は、これを完璧に行政当局・議会・司法に命じている。

 自身で決める、他人が決めることではない。実際の統一教会は、姿を隠して孤独な悩みの多い、資産もある特に婦人を標的にして、ありえない空想の出まかせ教義でもって、一般人の自由な判断を狂わせてしまう。気が付くと信者にされ、私財を投げ出している、まさに恐怖のカルト教団なのだ。呪い・魔術にかける勧誘方法であって、これは違法違憲であると判断した。正論である。

 

 先の安倍国葬は、主権者である国民の内心の自由を侵害する行為であって、岸田内閣は憲法違反者として弾劾され続けることになろう。

 宗教2世や3世もまた、被害者といえる。判断能力もない2世3世を親子という絆を利用して、有無を言わせずに信者にしてしまう行為は許されるべきではない。先に2世の小川さゆりさんが、外国特派員協会で叫んだ理由は正当なものである。それを阻止しようとした統一教会は、改めて反社会的な教団であることを、自ら証明した。

 

統一教会を明示しない勧誘=判断の誤りを誘引する違法伝道

 郷路弁護士の真摯な努力によって、反社会的なカルト教団の恐ろしすぎる勧誘手口が明らかにされた。その後に、信者は破産に追い込まれ、ついで馬車馬のような使役を課される。それでも覚醒せずに信仰をやめない。これほど恐ろしいカルト教団もないだろう。

 

 統一教会が当たり前のように、金集めのカルト教団と知っていれば、誰も信仰などしない。違法伝道が、統一教会の勧誘の恐怖である。いま国民は、恐怖のカルト信仰に驚き、溜息をついている。それを容認してきた文科省に重大な疑惑が掛けられている。野党追及の甘さに反吐が出る。

 違法伝道によって一部の人々は、その大きな罠にはまると、悲劇と不幸で立ち上がれずに、二度とない人生を終える。こんなにも恐ろしい教団ゆえか、カルト教団貴族がはびこっている。韓国のソウルには、文鮮明の妻が君臨している。もうこれだけで、いかがわしいカルトであることが分かりそうなものだが、信者になった人たちは、無心に身も心も教団に捧げている。そういえば山上家の母親は、今も変わりないという。

 

<カルト教団の教義は人の人生に不可逆的影響力を及ぼす

 統一教会被害者の弁護人も裁判官も、カルトの教義が人の人生に対して「不可逆的影響」を及ぼすものである、とも強く指摘している。山上家に限らないのだ。

 統一協会の政治部門の国際勝共連合の会員もそうであろう。このことは他教団の政治部門についてもいえる。神社本庁のお祓いだけでなく、平和を吹聴してきた創価学会の公明党が、一夜にして憲法違反だとして国策になっていた集団的自衛権の行使を容認したことを、全国民は知っている。政治部門の決定に、カルト教団も応じることに抵抗しない信者団体。そのことに「おかしい」と判断し、そこから離脱した信者はわずかだった。

 

 正に軍隊のような組織になっている。安倍銃撃事件を契機に一部の信者2世は、反旗を翻しているが、まだ多くは沈黙している。不可逆的影響力に圧倒されているのだ。山上容疑者の母親の信仰は、びくともしていないようだ。

 カルト教団の恐ろしさは、山上家の悲劇を学べば誰でも理解できる。

 

<宗教上の教義=超自然的事象を非科学的非合理的に説く>

 宗教は科学的ではない。合理的でもない。その反対のことを、さも当然とばかりに説く。それを信者は、そうだそうだと思い込むことが基本である。したがって教義は、すべからくカルト・狂信的な教えを前提にしている。

 現在、戦争中のロシアのプーチンを、ロシア正教なるカルトは支持しているが、欧米のキリスト教はなぜか沈黙している。科学や合理主義が割り込む余地などないのだろう。

 

 問題は、他人を騙して壺や本を法外な値段で売りつけて、暴利を手にする悪魔教団、信者の不幸をこれ見よがしに「悪魔だ」「地獄だ」とありえないラッパを吹き鳴らし、脳裏に叩き込んで、私財を丸ごと強奪する反社会的悪魔教団に対して、信仰の自由を欲する人びとは断じて許せない。もっとも許せないことは、その資金を使って政府や政治屋を操って、悪政を強行し、統一教会を「国教にする」というのだから、こちらの方がもっと恐ろしい。

 

 戦争する日本にするための憲法改正から大軍拡、個人や家庭の自由を奪うような女性差別などなどに人々は、恐れおののいている。清和会を退治して、統一教会を排除しないと、この国が地獄へと突き落とされることに、善良な国民は重大な懸念を抱いている。岸田文雄は清水の舞台から飛び降りるしかないだろう。野党追及は甘すぎないか

2022年10月31日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

2022年10月30日 (日)

大軍拡と統一教会<本澤二郎の「日本の風景」(4610)

大軍拡と統一教会<本澤二郎の「日本の風景」(4610)

<米謀略機関CIAが育てたA級戦犯の軍拡・原発・核兵器開発路線

 政治とは、正しい文化で治めるという意味である。国民の生活・命を守る政治をいい政治という。指導者の出自は無関係だが、日本の悲劇は戦争責任者を政権につけたCIAの目的が、日本を反共の砦にすることだった。したがって国民生活のことよりも、軍備増強・軍拡を宿命づけられていた。

 半世紀前にCIAの操り人形は、文鮮明の統一教会を配下にすると、か弱い日本人女性から収奪した莫大な資金を使って、日米の政治屋を操ってきた。発覚した統一教会と自民党議員との間で取り交わされた政策協定は、大軍拡のための憲法改正が真っ先に掲げられている。岸田文雄の側近である官房副長官・木原誠二さえも、宏池会の原点である護憲リベラルの立場を忘れ、首相を軍拡へとワル知恵を進言しているようだ。

 CIAの野望を日本会議と統一教会の支援で、ほぼ忠実に果たしてきた安倍晋三の最期は、改憲と大軍拡の叫びだった。その追随者の高市早苗・西村康稔・松野博一が今も閣内から、萩生田光一が自民党内から、現在も岸田を羽交い絞めしている。岸田の統一教会退治が虚しく響く。

 

 数年前の宏池会の集いで岸田は「9条改憲はしない」と公約していたが、いまや安倍とほぼ同様の主張をしている。311の教訓も忘れて、原発の再稼働にも必死である。ロシアのプーチン戦争を悪用して、日本の専守防衛を投げ捨てて、ミサイルによる攻撃準備に熱心である。目の前に核兵器がぶら下がっている危ない日本は、安倍時代と変わらない。

 要するに、首相は岸信介らA級戦犯の悲願を、池田勇人や大平正芳・宮澤喜一らの宏池会の思想的原点・護憲リベラル(経済重視軽武装論)を日本海に投げ捨て、重武装の軍国主義の復活にかけて、国民生活を台無しにして、財閥を喜ばせている。

 

<島津洋一レポートが暴いた麻原彰晃のオウム核兵器開発計画と安倍の最期の因果関係>

 岸の野望というと、日本国憲法の平和体制を破壊することだった。その悲願に直進してきたであろう安倍晋太郎と晋三の隠れた恐ろしい策略の一つが、オウム真理教を操ることだった。サリンどころか核兵器開発だったことが、日系アメリカ人のジャーナリスト・島津洋一が見事に暴いた。

 彼は安倍を21世紀のA級戦犯と断じた。筆者の憶測だが、その先に7・8銃撃事件が起きたと考えられる。麻原彰晃の豪州でのウラン開発を、TBS特集をYoutube動画で確認した。島津洋一レポートの信ぴょう性に脱帽するほかなかった。

 日本独自の秘密の核兵器開発計画を、いまやワシントンの中枢は、詳細に把握していると見たい。それを黙認することが出来るのか否か?見方が分かれるだろうが、むろん日本独自の核開発を容認しないだろう。安倍や菅義偉の会話はすべて盗聴されていただろう。今の岸田も同様の立場かもしれない。

 プーチン戦争に狂奔するような日本の大軍拡は、比例して国民生活を疲弊させていく。北朝鮮の二の舞いとなろう。

 

<専守防衛放棄で隣国と対決!国民生活は疲弊し、戦争を誘発させる!>

 大軍拡・軍国主義の復活で喜んでいるのは、間違いなく死の商人・清和会と統一教会・日本会議だとみたい。靖国神社など神社本庁のカルト天皇教である。神社は戦争向けのカルト教団にすぎない。金儲けのカルト教団から目を覚ます人間でありたい。いい政治もないが、いい宗教もない、あるのは金集めの教団ばかりではないか、との識者の認識は正しいのではないか。

 思うに、安倍は大軍拡のための準備として、平和主義者の平成天皇を引退させ、自ら「令和」と名付けた新天皇を作り出した?違うだろうか。

 筆者は「核の時代において、戦争放棄の9条は正しい。光り輝やいてきた」と叫んだ宮澤喜一を高く評価している。8・15敗戦を「今夜から家々に電灯がつく」と喜んだ宮澤が大好きである。庶民の思いである。

 宮澤の薫陶を受けた岸田は、統一教会と清和会によって、頭が狂ってしまったのか。清和会に汚染されてしまった岸田に明日はないのではないか。

 

 我が家の台所の窓から一匹のミツバチが飛んで、紫の小さな花々の周りを飛び回りながら蜜を集めている様子が見える。春先からだ。農家で使用する農薬から逃げてきたものか。黙々と一心不乱に花から花へと飛び回って、蜜を女王バチに運んでいるのだろうか。

 間もなく冬になると凍死するだろう。近所の山林所有者が「ハチに刺された」といってきた。ハチも怖い。集団で人間を刺すと死に至る、と初めて聞かされた。普段は、ただひたすらに蜜を吸いながら賢明に生きる様子は、人に例えると無数のか弱き大衆かもしれない。しかし悪政と悪党にいじめられると、無力の大衆も怒りだすだろう。

 統一教会・自民党・清和会に小さなハチが襲い掛かる今なのか。

2022年10月30日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=pfbid02mFumWTmyLZaY5jvWJ2gdYefGbbMZZJak76UWwspgjoUxAcbHGULyWNodi8dCRakyl&id=100003955778443&sfnsn=mo

 

https://fb.watch/gcHlGHfuE9/

2022年10月29日 (土)

ヒラメ判事を拒絶した樋口英明<本澤二郎の「日本の風景」(4609)

ヒラメ判事を拒絶した樋口英明<本澤二郎の「日本の風景」(4609)

<戦後77年にして世の中の価値が逆転!気付かない・気にしない日本>

 時事通信のネットで樋口英明という、立派な元判事の存在に気付いた。昨日まで全く知らない人だったが、彼は、余りにも危険すぎ、地球に存在してはならない原子力発電所の運転を差し止めた裁判官だった。

 

 本人は「当たり前のことをしただけ」と語っているという。そう彼は、当たり前の判断をして、出世街道を諦めて、判事の人生を終えた。今彼は反原発住民の声に応えて、講演や著書出版という優雅そのものの第二の人生を歩んでいると聞く。この上なく幸せな日本人に違いない。

 

<外国の反社会的カルト教団・統一教会に乗っ取られた自民党が、指摘されても目を覚まさない異様な日本の右翼風土>

 我が人生でまんまと騙されていた最悪のことは、昭和天皇ヒロヒトのことである。侵略戦争は軍部の暴走で、ヒロヒトは平和な生物学者であり、300万人の死と関係がない、という大嘘を信じ込んできたのである。事実は、ヒロヒトこそが好戦的な侵略者だった。しかも、300万人の死に対して反省も謝罪もしない。これに次ぐ大きな衝撃が、韓国の文鮮明の統一教会による日本乗っ取り。

 戦後77年になって、やっと気が付いた。筆者だけではない。多数国民も知らなかった。革新政党の人たちでさえも知らなかった。安倍銃撃事件が起きなければ、日本政府自民党は統一教会の配下として、今後も存在し続けていた。

 

 安倍晋三や高市早苗らの危険すぎる改憲軍拡論は、カルト教団による「押し付け」の可能性さえある。それでも岸田文雄内閣は、事実に本気で向き合おうとしていないことである。

 警察検察も黙認している。カルト教団に法務検察もうろたえているだけなのだろう。こんなひどい政権など見たことも、聞いたこともない。しかも、カルト教団に踊らされていた安倍晋三を、こともあろうに統一教会の指示なのか、国葬まで強行した。この恥ずべき国賊・国葬に共同通信社長までが、わざわざ参列していたことも発覚した。

 つい最近には、本会議場で松下政経塾の野田佳彦という、これまた大嘘で消費税を釣り上げ、フクシマ原発に蓋をかけたワルが、なにやら下らない話をしたというではないか。

 

<逆転の法則は岸や笹川らA級戦犯の種が実った証拠の日本>

 逆転の法則を見つけた。それは侵略戦争を教訓として手に入れた自由で開かれた民主主義の宝を、こともあろうに戦前の戦争勢力のA級戦犯らに乗っ取られてしまったことに尽きる。

 確かに戦後政界には護憲リベラル派が存在して、岸や福田や安倍の改憲軍拡勢力にブレーキをかけてきた。そのことに安心してきたのは、筆者だけではなかった。多くの国民も中庸の政治に安心しきってきたのだが、今気が付くと日本海は波高しだ。

 波を起こした元凶は、安倍政治だった。安倍後継を名乗る宏池会の岸田は、巡航ミサイル・トマホークをアメリカから購入するのだという。生活に困っている人々のことは二の次だ。円激安による物価の急騰の元凶であるアベノミクスの日銀・黒田を、相変わらず泳がせて恥じない。

 

 泉下で岸や笹川らが大笑いしている。反対に平和軍縮派の宇都宮徳馬らは、こぶしを振り上げて怒っている。大日本帝国復権を許すな、の声はまだ大きくなっていない。危機到来にまだ目を覚まそうとしない国民がいる。

 

当たり前のことをする人が立派な人と評価される日本

 考えるまでもない。核だ、原発だとわめいて、それを実現してきたのは、護憲リベラル派の憲法人間ではなく、A級戦犯の悪党が志向してきた戦争する路線である。そこでフクシマの東電原発の崩壊が起きた。

 地震大国の日本である。第二のフクシマは、100%の確率で起きる。それでも「安倍を引き継ぐ」と公言した岸田は、原発再稼働に余念がない。原発新時代を構築しようとしている岸田は、A級戦犯の配下であって、ヒロシマの人ではない。ヒロシマを裏切っている。

 

 案の定、官房副長官の木原誠二が統一教会の推薦状をもらっていたと白状した。ということは、統一教会と政策協定を結んでいたことになる。

 安倍の国賊・国葬に深く関与しているはずである。お話にならない。内閣や党にも安倍・清和会の面々が、今も張り付いているではないか。高市早苗・西村康稔・松野博之と、いかつい教会派の萩生田光一らだ。不気味な危うい面々であると見られている。

 

 「安倍は国賊だ」と叫んで、自民党党紀委員会に掛けられたため、仕方なく軌道修正し、男を下げた村上誠一郎に対する反発は少ない。彼はあたり前のことを言っただけだが、清和会が牛耳る今の自民党・統一教会政治のもとではやむを得ない選択だった。外野席が失望して当然だが、統一協会自民党のもとでは、当たり前が通用しない。

 除名覚悟しないと、当たり前の主張が出来ない自民党となっている。岸田が当たり前に統一教会を排除できない本当の理由である。

 

<昔は国家主義・右翼は恥ずべき輩だったが、今は当たり前の日本>

 戦後の日本では、民主主義の人が自由を謳歌した。夢のような人生に吉田茂の側近たち、その後の池田勇人の宏池会の人たちは胸を張って国政を担当した。岸のA級戦犯と対峙して屈しなかったが、流れはワシントンの右翼と提携する戦前派が台頭した。水面下では、統一教会が政府を抑え込んできていた。

 

 右翼戦前派・国家主義を否定した日本国憲法は、いまや風前の灯にさらされている。当たり前が通用しなくなった。戦前派右翼が言論界にまでも及んでいる。統一教会の政治が、安倍亡きあとも継続している。

 

<当たり前が当たり前になるためには清和会解体しかない日本

 戦後日本の民主主義を取り戻すためには、何が大事か、何をすべきなのか。当たり前の日本にするためには、清和会を解体するしか方法はない。

 司法の場で、原発阻止を一部で判断した樋口英明裁判官(当時)は、繰り返すがヒラメ判事を拒絶して、当たり前の判決を下した。立派だ。清和会政治のもとでは、頭の下がる立派な判決だが、実際は本人が言うように当たり前の判決である。 

 司法界から樋口英明のようなヒラメ判事を拒絶する裁判官が現れると、世の中は変わるが、根本は清和会を解体・排除することに尽きる。その先駆けが統一教会を解散させることである。

2022年10月29日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

樋口 英明(ひぐち・ひであき)

大阪高裁判事、名古屋地家裁半田支部長、福井地裁民事部総括判事などを歴任。2014年5月、関西電力大飯原発3、4号機の運転差し止めを命じる判決を、翌年4月には関西電力高浜原発3、4号機の再稼働差し止めの仮処分決定を出した。2017年8月、名古屋家裁部総括判事で定年退官。退官後は、講演や著書で原発の危険性を訴える活動を展開している。2022年9月には出演映画「原発をとめた裁判長 そして原発をとめる農家たち」(小原浩靖監督)が公開された。(時事)

2022年10月28日 (金)

統一教会自民衰退<本澤二郎の「日本の風景」(4608)

統一教会自民衰退<本澤二郎の「日本の風景」(4608)

<ハマコー2世の大軍拡戦争大臣に地元の住民が大反発か

 統一教会まみれの自民党も、内閣支持率に比例して、市民の支持を失っていることが判明した。沖縄の那覇市長選の結果は、カネに執着する県民性が災いしたらしく、革新の火は消えつつあるようにみえる。しかし、首都圏は違う。その証拠がハマコー2世の足元で起きた。

 

 ハマコー2世が擁立した地元では名門4世の候補者が、現職無所属の女性候補に全くと言っていいほど太刀打ちすることが出来なかった。自民党の国会議員や県議を動員したが、全然歯が立たなかった。昨夜八千代市の青柳さんが、山本太郎サイドからのメールだといって結果を送信してくれたので、取材してみると、なるほど岸田内閣の大軍拡戦争大臣の冠効果は効き目がなかった。改憲大軍拡の統一教会政策と一体化した自民党を市民は撃破した。

 

 大借金国の日本で、大軍拡・戦争体制に直進するような統一教会自民公明を、少なくとも首都圏民は厳しい目で受け止めている。内閣・防衛省・平河町は、相当な衝撃を受けているだろう。「解散など論外」が岸田の思いといえる。

 統一地方選での自公票激減の可能性も、現状では指摘できる。

 

<君津市長選で自民お墨付きの有力候補が大惨敗

 前回の総選挙では、やくざ稼業で生涯を送った異色の自民党議員・浜田幸一の倅は、公明党の支援を受けて楽勝した。その後、台湾を訪問して蔡英文とも会っている。安倍の推薦もあったのだろう、なんと大軍拡防衛大臣に就任して意気上がっていた。

 地元の浜田系元市議の話だと「鈴木家という地元の名門から候補者を擁立した。確か7月のことだった。自公推薦の条件も付けた。しかし、10月23日の選挙結果は、信じられないような1万1千の大差。大惨敗!本当に驚きましたよ」という。

 

 ご存知、君津市は旧千葉3区だ。浜田2代で培った怪しげな地盤だ。現職の石井宏子氏は元ピアノ教師。市議・県議経験者とはいえ、地盤はそんなに固くない。カネと組織で圧倒した浜田・自民が総力を挙げた市長選だったが、蓋を開けてみると、余りにも大きすぎる大差で挑戦者の鈴木荘一氏は破れた。

 

<敗因は大軍拡戦争大臣・統一教会のイメージが市民に嫌われた!

 清和会が支配するような右翼的な千葉県である。統一教会の支部も存在している。自治体の福祉などの分野にも、統一教会の不気味な手が伸びているとも指摘されている。現職の知事の裏側に石井という、元ハマコー運転手から参院議員になっている利権屋がこびりついている。地元の評判の一つだ。維新の会の代表の父親も、笹川良一の運転手だった。統一教会の魔手は、君津市にも伸びているはずだ。

 

 「やくざと癒着している千葉県警と木更津署は、そろそろ汚名返上する時ではないか。木更津レイプ殺人事件捜査を始める時だ」と歓迎する向きも。

 

<千葉県は自民党清和会の牙城・松下政経塾の官房長官もショック>

 現在、岸田内閣のスポークスマン・官房長官の松野も清和会メンバー。右翼改憲軍拡の松下政経塾出身。野田佳彦と同じ思想の持ち主だ。清和会はハマコー2世をメンバーに入れない。しかし、松野と選挙区は隣同士だ。

 今回の君津市長選の結果に衝撃を受けているはずだ。統一教会と大軍拡に市民の多数は、当然のことながら震え上がっている証拠であろう。

 

 統一教会を解散させ、大軍拡のラッパを止めることが、国民の期待であるが、果たしてこの二つの課題を処理できるだろうか?

 

<ため息が出たガソリンと灯油の暴騰値段=これは日銀・黒田の手柄

 昨日は君津市農協のガソリンスタンドでガソリンと今季初めて灯油を入れた。

 レギュラー1L160円ほどだが、灯油も暴騰していた。18L缶1800円である。庶民は危険だが、灯油が一番安い。やむなくそうしているのだが、1L100円もしていた。

 

 円激安の成果である。寒冷地住民の負担はただ事ではないだろう。アベノミクスをいまだに強行する日銀の黒田への怒りは、これまたすごい。日米どころか日欧の大きすぎる金利差による円下落!

 安倍内閣10年の見事な実績は、日本沈没にあった。これも統一教会からの指示だったのか?否定出来そうもない。特に家庭の主婦・財布を握る市民は、震えながら暗く寒い冬に突入する。しかも、春が来ない冬季は初めてだ!

 人びとは、誰もかれもしゃもじを手に持って、街頭に出るしか方法がないのか。富裕層・資産家・財閥に重い課税を、庶民に減税を求めて!統一教会の外為法違反事件に検察は捜査を!大軍拡を消し飛ばせ!の合唱に同意したい多数国民であろう。

2022年10月28日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

2022年10月27日 (木)

コリアゲート事件<本澤二郎の「日本の風景」(4607)

米コリアゲート事件<本澤二郎の「日本の風景」(4607)

<暴露されていた韓国諜報機関KCIAの手先だった統一教会>

 貴重な資料を見つけた。韓国のカルト教団・統一教会の蛮行そのものといえる調査報告書だ。名前しか知らなかった「コリアゲート事件」を米議会がしっかりと調査して、報告書を作成していた。もう50年前、半世紀前のことだが、統一教会はカネと女を使っての米議会工作をしていた。

 日本でもそっくり同じ手口で政府自民党工作を推進していた。米議会工作には、日本人の若い女性信者まで起用していた。日本の政界関係者は誰だったのか、岸信介だけではない。

 

 ニクソン政権というと、日本人にとってロッキード事件を想起する。共和党のリチャード・ニクソン大統領から米民間航空機購入を依頼され、応じた田中角栄首相がロ社の賄賂金5億円を受け取っていたことが発覚し、元首相は逮捕された。児玉誉士夫―中曽根康弘への20億円を、検察は捜査しなかった。田中排除で幕を引いた事件である。日本検察の不正は昔からあ

った。

 このころ、ワシントンでは 民主党本部のあるウォータゲート・ビルで盗聴侵入事件が発覚していた。その後に統一教会とKCIAの議会工作事件・コリアゲートへと続く。ベトナム戦争が終結を迎え、米中首脳会談も行われる中で、ワシントンは韓国から米軍の削減・撤退計画を推進していた。これを阻止すべくKCIAと統一教会が、総力を挙げて米議会工作を強行した事件であるが、その手口は東京での自民党工作そのものだった。

 東京では、既に岸信介や笹川良一、児玉らA級戦犯グループが、文鮮明の統一教会を後押しして宗教法人にして、カネ隠しを実行していた。蛮行そのものの手口で強奪した莫大な資金を、ワシントンに送金して米議会工作に専念し、成功させる。カネと色仕掛けに屈した米議会関係者は、フレーザー報告書よりもかなり多いはずだ。

 

 東京でのコリアゲート事件は、それから半世紀も経て、自民党を乗っ取って政策まで自由自在だ。その先兵を強いられた、うら若き無知な統一教会信者の思いは何だったのか。聞いてみたい。餌食?にされた自民党の元代議士や元秘書らは、今も生きているのであろうか。歴史的証言がまだである。

 韓国の諜報機関・KCIAは、朴正熙大統領の側近・金ジョンビルが米国CIAを真似たものという。朴は岸らA級戦犯の満洲人脈の仲間だ。韓国の地下鉄汚職事件は、岸と朴の悪しき実績として知られる。正義派の宇都宮徳馬が、これの追及に必死だったことを思い出した。

 

 昨日はTBS特集で暴かれた笹川が「私は文鮮明の犬」と絶叫したことを紹介した。息子の陽平は、安倍の番犬となったが、銃弾から安倍を守ることが出来なかった。陽平と笹川財団の様子を知りたい。NHKは屈してしまったが、首相の岸田文雄が笹川一派に屈するようでは、この国はおしまいである。文科省OBの内部告発もまだだ。ただし、統一教会を宗教法人から排除することは、まさに主権者の総意である。善は急げ・鉄は熱いうちに打てだ。ヒロシマを裏切っても、民意に逆らうことは出来ない。

 集英社オンラインを抜粋して貼り付けた。恐ろしい自民党政府の闇が、ようやく暴かれる。いまだ物価高の元凶であるアベノミクスの黒田・日銀の首を斬れない岸田は、危うい!

2022年10月27日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

「田舎のセックス教団」と見られていた旧統一教会の野望を40年前に見抜いていた、米「フレイザー報告書」の慧眼(集英社オンライン)

ついに山際経済再生相の更迭に踏み切った岸田内閣だが、旧統一教会問題の実態解明にむけてはまだまだ及び腰といえる。これとは対照的なのがアメリカだ。今から40年以上も前に政治と旧統一教会の関係が問題となったが、強い危機意識を持った連邦議会によって驚くほど精密な調査が行われていた

 

ニクソン政権が在韓米軍の削減・撤退の方針を打ち出したのは1970年代初めのこと。そうなると北朝鮮への抑止がなくなってしまうことを危惧した韓国政府は米政界に働きかけ、その方針を撤回させようとした。
その工作の重要な「実働部隊」となったのが、文鮮明率いる旧統一教会の関連組織だったのだ。

 

こうして、それまで米国内で「田舎のセックス教団」(シカゴ・トリュビューン紙・1978328日付)扱いされていた旧統一教会が、70年代になってKCAIが運営する国際的組織へと変貌したと、同報告書は分析している。

 

報告書は旧統一教会のハニートラップまがいの工作についても赤裸々に明かしている。それによると1971年、文鮮明の肝入りで少人数の若い女性信者が集められ、特別PRチームが編成されたという。
その任務は、①議員やスタッフと親しくなり、②統一教会を理解させて否定的イメージを改善し、③議員やスタッフを韓国の支持者にする、の
3つだ。それで、ある程度親しくなったらワシントン・ヒルトンのスィートルームで夕食を共にし、教団のPRビデオを見せるなど、詳細な手順が決められていたとされる。

2022年10月26日 (水)

戦争レベルの統一教会収奪作戦の裏で<本澤二郎の「日本の風景」(4606)

戦争レベルの統一教会収奪作戦<本澤二郎の「日本の風景」(4606)

笹川良一が勝共連合の集会で「私は文鮮明の犬だ」と大演説!>

 ウクライナからの報道によると、ロシア軍が「価値あるもの全てを奪っている」という。統一教会の手口そのものではないか。人間を幸福にする宗教法人に値しない反社会的カルト教団である。しかも、この期に及んでも「信教の自由」を振りかざして、統一教会を擁護するような文科省・文化庁は「永岡桂子以下、カルト教団と笹川財団に汚染されている」との深刻な疑惑が浮上してきた。

 昨夜もYoutube動画で、TBSの米国特ダネ取材を見てしまった。登場したのはアメリカ統一教会元幹部の、仰天するような証言だ。アレン・ウッド氏の断固たる証言だ。彼は文鮮明の野望の大きさを物語るような、日本で繰り広げられた国際勝共連合の大会場での、岸信介の盟友・笹川良一演説を紹介した。「私が一番印象に残った統一教会での忘れられない印象は、笹川が私は文鮮明の犬だ、と大会場で叫んだことだ」とTBS記者に打ち明けた。映像も。彼はその時の司会兼通訳だった。

 

 戦後日本の最も胡散臭い悪党の代表格といえば、笹川のギャンブル利権だ。田中角栄は笹川利権を押しつぶそうとしたが果たせなかった。背後の田中の仇敵・福田赳夫清和会に封じられてしまった。今からすると、当時はギャンブル利権などに関心の薄かった凡人ジャーナリストの最悪の失点といえる。自民党派閥の権力闘争にのみうつつを抜かしてきた派閥記者にとって、ギヤンブル利権は「社会部記者の仕事」と割り切っていた。

 

 第一、駆け出し政治部記者は岸と笹川の関係や、福田と笹川の深すぎる仲などを、正確に理解する能力がなかった。いま統一教会事件発覚のもとでは、理解することが出来る。宏池会の岸田文雄のあいまいな国会答弁の裏事情に相違ない。現役の記者は知らない。知っている老人ジャーナリストは沈黙している。それ故にTBS特ダネの価値を高く評価出来る。

 多くの国民は知らない。右翼は明かさない。この機会に、わずかでも真実を語る責任がある。もちろん、森喜朗や小泉純一郎、麻生太郎らは知っている。秘密が隠ぺいされ過ぎている日本の政治ゆえに、隣国のいかがわしい政治体制をあざ笑うことが出来ない。

 

<岸信介・福田赳夫から「文の番犬」となった笹川財団>

 本日は久しぶりの秋晴れだ。風もある。木々も喜んで踊っている。袖ヶ浦市林地区の元役員が、君津市の放射能瓦礫に反対している「小櫃川の水を守る会」に一緒に行きませんか、と誘ってくれたが、断ってしまった。統一教会について書いている最中だったので、次回の誘いには応じたい。

 この元自民党秘書の元役員は「千葉県は清和会が圧倒しているところ。房総半島にも統一教会被害者がいるはず。注意したい」といっていた。核の問題も、詰まるところ岸に辿り着く。311の東電フクシマ原発崩壊事故も、岸や福田の負の実績だ。むろん、中曽根も、彼らはともに国家主義者だ。

 

 そんな土壌に反共主義の統一教会が芽を出し、ついで枝葉と根っこを生やして、半世紀後に森内閣・小泉内閣・安倍内閣を誕生させた。岸の孫は、改憲と大軍拡を公言して銃弾に倒れた。安倍殺人を覚悟させた統一教会の非道な仕打ちを擁護するような文科相には、現在は全国民が衝撃を受けている。

 

 「岸田が真っ当な正義の政治家であれば、山際という雑魚を辞めさせるだけではなく、永岡も、そして安倍の分身の高市や西村、そして官房長官、党三役の萩生田をクビにしないと、統一教会をすっきりと解散させることは出来ないのではないか」という深刻な不安が、いま市民の間から噴き上がっている。

 岸や福田の番犬から、文鮮明の番犬になった笹川の船舶振興協会は、いつの間にか財団化して列島を凌駕した!「福祉団体に米粒のような資金をばら撒き、その一方で血税を数百億円も分捕っている」(市民活動家の話)という悪党集団という評価は、昔と変わらない。

 

 「気が付いたら笹川の倅は、安倍晋三の番犬になっていた。いま森の面倒も見ている。森の事務所は財団が面倒見ている。山口敏夫は知っている」との指摘も浮上してきた。

 それにしても「文鮮明の番犬」になった笹川良一。「倅は安倍晋三の番犬になっていた。今どうしているのか。見えない敵に怯えているかも」との声も。

 

<レーガン・ブッシュ親子・トランプの犬となった統一教会>

 悩みの多い日本人女性を騙して、私財すべてを略奪した統一教会の資金は、ワシントンにも流れていた。右派の共和党にも。しかも、ロンヤス関係で知られた俳優出身のレーガンに、ついでブッシュ親子にも、さらに問題大統領で知られるトランプの選挙運動資金にも化けていた。元幹部のアレン・ウッド氏の断言である。

 ということは、安倍の総裁選挙資金も統一教会からの資金、すなわち日本人女性を地獄に落とした私財が、自民党総裁を誕生させていたことになろう。ほぼ断定できる。文科省が統一教会擁護に徹することができるだろうか。「神国日本」計画は挫折した。昨日文化庁は有識者会合を始動させた?

2022年10月26日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

2022年10月25日 (火)

大陰謀!日航123便と西村謀殺事件<本澤二郎の「日本の風景」(4605)

大陰謀!日航123便と西村謀殺事件<本澤二郎の「日本の風景」(4605)

<遺品返還に応じない旧動燃とボイスレコーダ開示に反対する日航>

 国家は嫌われる。隠ぺいし、嘘をつくからだ。それを平然とやるから始末が悪い。目下の統一教会は半世紀まえから、侵略の基地となった中国は満洲の傀儡政権で悪事を働いたA級戦犯の岸信介や笹川良一らが、韓国の文鮮明を使って弱者の財産を奪い取らせた。こんな悪事は前代未聞である。

 それが今も続いている。即刻捜査して解散させるべきだが、それが出来ない。今の自民党の中枢にA級戦犯の岸や笹川の遺伝子が残存している、そのためだろう。彼らは国賊・売国奴である。同じような事例が、日航123便墜落事故。核兵器開発を最終目的にした旧動燃による西村成生謀殺事件もそうだ。

 遺族の吉備素子さんは80歳、西村トシ子さんもほぼ同様の年齢である。前者は、日航墜落事件の真相となる123便のボイスレコーダー(音声記録装置)とフライトレコーダー(音声記録装置)を、日本航空に情報開示を求めて裁判をしている。1年前に事故の真相の一部を知る元群馬県警の大河原宗平氏(警察正常化協議会主宰)が、日輪出版(東京・日本橋6403-9477)から「でっち上げ」という怒りの告発本を出したことから、新たな国家犯罪として注目を集めている。吉備さんには、安齋由紀弁護士が担当して情報開示請求を迫っている。彼女は連日忙しく飛び回っている。

 例によってヒラメ判事によって、訴えは却下(東京地裁)された。国賊判決にこのまま屈するわけにはいかないだろう。

 改めて123便の真相を隠ぺいし、証拠を捏造した大事件であることが証明された格好だ。ボイスレコーダー改ざん事件も伏線として存在している。国交省の事故調査委員会の犯罪に司法も参加している構図が見て取れる。

 

 国家犯罪は西村謀殺事件も同様である。当局は遺族の要求にもかかわらず「遺品を返さない」のだ。裁判所もそれを由としている。これも文科省と司法がグルになって、死者と遺族をいたぶっている許しがたい、腸が煮えかえる事案である。「刑事事件にせよ」との支援者の声も聞こえている。

 

 売国奴・国賊は、安倍晋三だけではない。日航123便捜査に当たった面々とそれを追認する裁判所も、旧動燃と警察・文科省も同様であろう。

 

<日本政府の秘密主義の壁に封じられていいのか>

 健全な人間は正直である。嘘をつかない。しかし、今の政治屋は嘘つきである。統一教会の嘘は言うまでもないが、自民党議員の嘘は許されるものではない。国民の代表が嘘つきでは、国民は安心して政治を任せることは出来ない。

 安倍晋三の大嘘には定評がある。国葬問題に人々が抵抗した理由である。統一教会国際勝共連合の関係者の中に崇拝する人がいることは承知しているが、健全な国民は尊敬することはない。

 嘘つきの政治屋が構成する政府は、平然と嘘をつく。彼らは秘密主義を当たり前に考えている。霞が関の官僚にも同じことがいえる。日本政府の秘密主義に付き合わされる国民は、たまったものではない。いわんや悲劇の当事者の怒り・苦悩はただ事ではない。国民は遺族である西村さんや吉備さんの無念に同情する。 

 ということは、嘘つきを政界や地方議会に送り出してはならない。そうすることが、自身や被害者に対する国民の使命である。そうでないと、同じような悲劇を受ける国民が次々と出てくる。統一教会問題で辞任する山際という大臣の国会答弁には、汗が出るほど怒り狂う。

 

<高齢に屈しない西村トシ子さんと吉備素子さんに敬意と支援の輪>

 国民の多くは、改めて西村トシ子さんと吉備素子さんの苦悩の戦いに同情し、敬意を表している。いざとなると、相当の覚悟と勇気が必要となる。誰でもできることではない。

 忘却の二字を蓋をして、支援の輪の広がりに期待したい。これからもジャーナリストの覚醒は不可欠だ。

 

<問われる腐りきった国賊的全体の奉仕者!=市民の怒りの声掲載>

 本澤先生、今日は東京地裁806号法廷で日航123便のボイスレコーダーの開示請求の裁判が11時から開廷、30分前に行くも入廷不可でした、なぜ抽選にしないのか係員に文句を言って、記者会見は1時からでこれも満席。原告の(吉備素子、キビモトコ)さんが日航側にボイスレコーダーを示するように?たった此だけなのに却下です。

123便はご存知伊豆あたりで自衛隊の戦闘機が2機で追尾、目撃者の証言も有ります。私も

(青山透子、トオコ)さんの初版を読みました、現在は5冊目出版済みだそうです。伊豆の海岸30mの深さに有る破損部品をなせ引き上げないのか?御巣鷹山に墜落が判明しても、なぜ自衛隊の救援部隊の出動が翌日になったのか?現場が重油の匂い,とか不自然な事が沢山有ります。日本有数のコンピの技術者を抹殺とか、群馬県県警に第一報、此の電話を受けたのが大河原宗平さんです。仲村

2022年10月25日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

2022年10月24日 (月)

カルトに勝つ!<本澤二郎の「日本の風景」(4604)

カルトに勝つ!<本澤二郎の「日本の風景」(4604)

京都住民は平安神宮祭礼に自治会費支出を止める仮処分に勝利

 昨日は、北京での危うい報道にうんざりしていたところ、関西方面の法律家からすばらしいニュースが届いた。統一教会と連携する神社本庁と日本会議が支援していたであろうカルト神社の祭礼に、勇気ある地元住民(伊藤要さん)が「自治会費から支出される祭礼費用は、信教の自由に違反する、支出まかりならぬ」という仮処分の申請が、事実上認められていた。

 

 京都を旅したことがないジャーナリストは、京都の「時代祭」を目の前で見たことがない。見ようとも思わないが、宗教法人である神社祭礼に自治会費から支出することは、あってはならない。神社神道は宗教法人である。免税特権で優雅な暮らしをしている。自治会費は第二の税金である。そこにカルト神道が手を突っ込むことなど論外である。

 京都地裁による和解成立は、憲法の信教の自由を認めたことで評価したい。安倍銃撃事件も幸いしていたのであろう。神道と統一教会に両股をかけてきた安倍・清和会の崩壊を、市民も司法も覚醒せざるを得なくなった、とも読める。

 戦後70年にして目を覚ます国民!やはり時代は動いている。徐々に前進しているのであろう。

 

カルト神社本庁と日本会議に痛撃=祭礼費用負担は信教の自由違反

 イギリスの国民の意識は高い。王室やカトリックも世論に配慮して、質素倹約の姿勢を打ち出すのに懸命である。日本のように皇位継承の祭礼儀式に166億円もの巨費をつぎ込んでも、文句ひとつ言えなかった新聞と野党にうんざりする国民は、現在の貧困時代にあって怒って当然だった。安倍が名付けたような令和に違和感を抱く市民は少なくない。

 皇室とて祭礼に公費を支出できない。日本国憲法の立場である。天皇はA級戦犯を合祀している靖国参拝はやめている。伊勢神宮への公費参拝は憲法に違反する。宮内庁はしかと釘を刺したらいい。皇室の資産はすごいと聞いている。

 末端神社の祭礼においても、自治会費を強奪するような慣行はもってのほかである。今こそ日本国憲法を定着させる時だ。その先頭に皇室が率先しないようでは、いずれ廃止される運命にあろう。赤紙一枚で300万人の若者たちの命を奪ったヒロヒトを、国民は支持しない。天皇制を多くの国民は「どうでもいい存在」と認識している。したがって憲法に違反する神社の祭礼に公的資金を使う悪しき風習をやめるべきだ。安倍事件が、カルト信仰の恐怖をしっかりと教えてくれているのだから。

 目下、これほど新聞テレビが叩きまくっても、統一教会は開き直って反省も謝罪もしていない。文科相は、直ちに解散の申し立てをすべき義務を負っている。調査云々の場面はとうの昔に通り過ぎている。多数国民の思いである。人間としての良心があれば、直ちに行動を起こすべきだ。いやなら即辞表を出しなさい!

 

破憲の自公政府に勇気と正義で対抗する市民と良心的裁判官

 もはや「神風が吹く」などという、子供だましのカルトを信じるような人間はいないだろう。安倍事件については、既に科学者が分析している。真犯人は、いわれている山上容疑者ではない。狙撃手の弾丸による。警察はどう物語を作るのか?頭を抱えているだろう。

 政治と宗教・信教の自由・政教分離の憲法の明文規定は、国家神道排除にその原点がある。国家神道の流れを継承する神社本庁と不気味な日本会議そのものに、憲法は「やめろ」と警鐘を乱打している。たとえ統一教会と連携しても無駄なことだ。

 今回の京都市の勇気ある住民の訴えに自由法曹団の会員が弁護したという。それに裁判官は、自らの良心に従った和解を成立させた。ヒラメ弁護士もヒラメ裁判官も関係なかった。時代の変化だ。それは言論界では日本テレビにおいても見られる。 

 

<安倍カルト・杉田水脈に勝訴した伊藤詩織さん

 ついでにすばらしく頑張っている伊藤詩織さんの裁判に対して、司法は真っ当な判決を連発している。安倍カルトともいうべき元TBS強姦魔に対して裁判官は、官邸に忖度しなかった。ヒラメ判事ではなかった。

 さらに杉田水脈という岸田が起用した政務官の、ネットでの嫌がらせに司法は許さなかった。どうして、このような問題議員を起用したのか。いえることは、岸田人事は、実際問題として安倍・清和会人事だった。

 宏池会に、昔芸能人が一人いたが、しかし、派閥の体質から離反することはなかった。

 

<「岸田内閣は杉田政務官の首を斬れ」の世論

 杉田は、TBS強姦魔とは関係があるのかどうか不明だが、安倍に対しては熱狂的な支持者だった。いま安倍の冠はなくなった。岸田の任命責任が残っている。改めて触れることになろうが、安倍・清和会人脈を整理・清算するための岸田本来の人事が、年内に実施されるとみたい。

 安倍派の残党のカルト議員はお粗末すぎる。国民の声でもある。

2022年10月24日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

2022年10月23日 (日)

自民党の価値<本澤二郎の「日本の風景」(4603)

自民党の価値<本澤二郎の「日本の風景」(4603)

<外国の反社会的カルト教団・統一教会におねだりして改憲軍拡政策の愚

 立憲民主党代表の泉とかいう愚か過ぎる人物が、統一教会に汚染されていた?という声が聞こえてきた。不勉強な若者が野党党首など務まるはずがないが、もう情けなくて涙も出ない。これだから腐敗する自民党も公明党も打倒できないのだろう。心を改めて奮起せよ!

 

 とはいうものの、清和会政治の長期化で自民党議員の質の著しい落下にもため息がでる。つまるところ、有権者の資質に比例しているのだが、さわさりながら韓国の反社会的カルト教団である宗教法人「統一教会」の票に食らいついて、その代わりに憲法を改悪しなさい、軍国主義を目指せといわれ、ハイハイと従順に従う自民党議員の正体を、日々さらけ出されると、主権者も言葉も出ない。

 政府・議会・司法の対応までもおかしい。手順がどうだのこうなのだといったレベルではない。だれもが統一教会の信者勧誘と私財強奪行為は、違法行為でありれっきとした犯罪であると理解している。「オウム事件に比べれば軽い」などという発言で、統一教会を助け出そうとする輩がいることに正直、怒りを覚える。

 岸・福田・安倍の清和会が、反社会的カルト教団と一体化して、政権を掌握してきたという、日本の政治史上許しがたい汚点と愚挙に立ちすくむ。しかも、自民党内から猛省する声さえ聞こえてこない。

 反対に「しばらく塹壕にもぐっていれば、馬鹿な国民は忘れてくれる。日本の新聞テレビはとっくに腐って死んでいるのだから」との地獄からのささやきも。

 

<政治的信念はなし、世界一の超高給報酬にありつけるのが目的>

 連中は選挙の際、選挙事務所に「必勝祈願」の神社神道の神棚を飾る。神風が吹くとは誰も信じていないが、神社本庁・神道政治連盟の指示だから、仕方なくそうしているのだが、むろん神社の氏子票だけでは不安だ。そこで創価学会というカルト票に期待する。それでも当選するか安心できない。

 もう一つが統一教会国際勝共連合の票である。ただし、条件がある。「憲法改正をやれ」「安全保障に力をいれよ」との政策協定を結ばされる。カルト教団が三つもそろっての選挙戦で野党候補を叩き落とす。

 自民党議員に政治信条・信念はない。昔からだが、今は特にない。やくざの票・水商売の票も加わる。拙著「選挙必勝法・表技・裏技の研究」(エール出版)でも指摘した。

 

 自民党議員の目的は何か。世界一の議員報酬狙いである。それも限界がない。あくなき執念で腐敗にのめり込んで、金集めに狂奔する。世襲議員が多い理由は、正にカネ目的である。反論があれば聞きたい。

 

<憲法を尊重し擁護する義務を忘れた「今だけ金だけ自分だけ」の妾人生>

 日本国憲法は、二度と戦争の惨禍を起こさせないとの決意で、議員など公務員に対して憲法を尊重し、擁護する義務を課している。

 政治家に対して厳然と遵守するように求めている。日本人が戦争に怯えて暮らす必要はなくなった。これはすごいことである。二度と政府による過ちを起こさせないとの、いわばカンヌキである。

 

 自民党議員は、この最も大事な憲法上の義務に反して議員になる。どういうことか。許されるべきではない。この一線を越えることは禁じられている。だが、統一教会は「改憲」を支援の一番手にして、それを強要していたのだ。

 

 これほど恐ろしいカルト教団は、過去に存在しなかった。直ちに解散すべきだ。政府も議会も司法も行動を起こす義務がある。主権者への義務だ。

 権力を握る自民党国会議員が「今だけ金だけ自分だけ」では、余りにも日本人がかわいそうではないか。

 

<政治は正しい文化・正は中庸左右に偏せず・修身斉家治国平天下>

 まつりごとは正しい文化と書く。正は真っすぐ、左右にぶれない。中庸でなければ、民意を反映させることはできない。現在は極端に右にぶれてしまっている。善政とは無縁の日本である。

 世界一の借金大国だというのに、大軍拡で国際社会に緊張をもたらそうという。大軍拡で喜ぶのは武器弾薬メーカー(財閥)とワシントンの産軍複合体である。しかも、憲法が禁じる戦争を誘引する、愚策も大愚策である。

 身を修め、家庭を治める自民党議員はいるだろうか?安倍は完全に失格だった。岸田は大丈夫か。修身斉家の人が、国民の指導者となって世の中を平和にすることが出来る。統一教会自民党は、文句なしに失格である。

 

A級戦犯の岸・笹川らの野望実現と共に亡国の日本へ>

 思えば、A級戦犯の岸や笹川が日本に持ち込んだ統一教会が、半世紀後に日本に君臨した。これをどう始末するか。自民党議員からは声も出ない。統一教会排除に手間取っていると、日本は沈没する。アベノミクスで日本の価値は、とっくに半減しているではないか。岸田は、用もないのに海外に逃げ回っている時ではないだろう。

2022年10月23日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

2022年10月22日 (土)

統一教会と日本会議<本澤二郎の「日本の風景」(4602)

日本会議と統一教会<本澤二郎の「日本の風景」(4602)

<極右・安倍側近の高市早苗暴言で遂に表面化したカルトの根拠地>

 女性いじめは男のやることではない。確かにそうだが、そこを利用していい加減に対応している政府と霞が関のことが気になる。今の文科相は、統一教会解散担当大臣として無理ではないか。政教分離がどういうことか分かっていない。勉強不足だ。村上誠一郎と交代させてはどうか。

 

 高市早苗の一連の発言が気になる。理由は「安倍そっくりさん」だからである。国民は日本を潰した安倍を国賊と判断し、国葬反対を叫んだ。案の定、世界のリーダーは一人も参加しなかったし、会場の武道館の外に設置された献花台に集った市民とは、大半がカルトの統一教会信者と神社神道の信者であることが、当時、現場でチラシを配っていた反カルト信者らによって判明したようだ。要は、無理やりに作られた国賊の国葬であることが改めて証明された。会場に参列した人たちは、長時間の椅子に耐えられず悲鳴を上げていた。弔意を示せるような葬儀ではなかった。

 さて高市本人はあわてて否定しているが、彼女の暴言で新たな事実が表面化した。実にすごい事実だ。高市の講演を依頼した組織が、いまだに不気味な極右団体で知られる日本会議だったこと、しかもそこの参加者が統一教会信者の三重県議に、政界の事情通のみならず、このことに関心を示してきた国民は一様に驚愕した。

 日本会議と統一教会の連携と一体化が、宗教法人という分厚い仮面で、反社会的な違法行為をしてきた理由と、それを法的にも阻止できなかった行政のどす黒さの背景が見て取れるだろう。

 高市は、知る人ぞ知る松下政経塾で反共民族主義教育を受け、皇国史観論者としても知られる。女性としての活躍も、永田町では話題を呼んできた人物である。ワシントン生活に注目する関係者もいる。安倍が彼女を総裁候補に突然擁立した謎についても、まだ分析されていない。女性だから、という理由でかばい立てすることは、むしろ問題を分かりにくくするだけである。

 統一教会と日本会議の闇を暴くことが、目下の政治課題となっている。岸田決断は本気!と報じても、信用されない理由の一つに違いない。自民党はカルト教団に囲われた政党そのものなのか。民主の国民政党といえるのか。決着するまで、岸田の本気度が問われ続けることになろう。

 

<改憲軍拡で軍国主義復活=覇権狙いの危ない国家主義勢力>

 自民党の改憲軍拡論者は、保守本流の主張ではなく、60年安保を強行した岸信介の人脈を継承した、主に福田・安倍の清和会と中曾根康弘の一派である。中には武器弾薬の財閥と連携して、金を追及する政治屋もいる。改憲を叫んで金を引き出す輩は、恥知らずの岸田の宏池会にもいる。

 保守傍流の安倍の改憲軍拡論は、強力な軍事大国による覇権国家、すなわち戦前の大日本帝国復活の狙いだ。したがって、祖父の改憲軍拡論を、ひたすらがなり立てることに集中し、平和主義の憲法9条解体に狂奔する一方で、米国の武器弾薬をやたら買いまくることに専念し、ワシントンの評価を高めた。そのためには、隣国との関係を悪化させる、1972年の日中国交回復に蓋をし、隠れて台湾独立派に塩を贈る政策に熱中した。

 晩年の安倍は、防衛費の倍増と台湾有事をがなり立て、同じことをそっくり口にした高市だった。戦前の日本は、ドイツのヒトラーと手を組んだが、安倍はトランプのアメリカに猪突猛進した。なんと両者は統一教会の仲間だった。仰天する事態に筆者も国民もあっけに取られた。不思議なことに、なぜこうした反憲法的な暴言が、自民党内から一言も批判されなかったのか。あるいはロシアのプーチン戦争に呼応して、安倍の改憲大軍拡論が噴き出した事情は?プーチン戦争を事前に知っていたのだろうか。高市は知っていたのだろうか。

 

<安倍・統一教会清和会+個々の候補者とも政策協定で縛り付け!>

 先の参院選の自民党候補者の公約チラシが、ずっと気になっていた。それというのも、候補者の祖父も叔父も、共に立派な護憲リベラルで有名な平和主義者だったのだから。初出馬した孫の公約が、祖父らの政治思想と丸っきり反対だった。

 その理由がいま分かった。判明した統一教会の「推薦確認書」。自民党の候補者全員にこれが配布され、それに服従させられた自民党候補だったのだ。これも仰天!候補者の通信簿が、統一教会から清和会の安倍サイドに送られていたのだろう。

 安倍の暴言、高市のそれも党内の意向として「改憲大軍拡」と、そのための「台湾有事」が結びついていた。これほどの反憲法発言に、党内の誰もNOとは言えなかった。岸田も同調していた。やくざの倅の防衛相も気になる。

 整理すると、統一教会の改憲案と自民党の改憲案が同じだと東京新聞が報道したが、個々の議員も統一教会と選挙前に「政策協定」を強いられたのだ。安倍清和会の日本会議と統一教会は、一体化していた見事な証拠である。

 

<日本会議の闇資金に統一教会資金が紛れ込んでる?>

 日本会議の活動資金は、財閥やカルト教団からの入金だけでなく、統一教会からの闇資金の流入も考えられるだろう。

 思い出した。今だけ、カネだけ、自分だけの、日本会議と統一教会!高市暴言が教えてくれた新たな真相である。

2022年10月22日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

2022年10月21日 (金)

岸田決断は本気!<本澤二郎の「日本の風景」(4601)

岸田決断は本気!<本澤二郎の「日本の風景」(4601)

<日本を支配した外国のカルト教団解散は弁解の余地なし>

 極右片肺の清和会政治は、もはや心臓を射抜かれてしまった。日本会議という不気味な靖国神道・生長の家主導の極右カルト勢力と外国のカルト教団・統一教会を掛け合わせた清和会天下は、もはや存在を許されることはないだろう。日本国民は断じて支持しない。内閣支持率の低下は、はやく統一教会カルトを宗教法人から解散し、排除しろとの声の反映である。

 

 遠く満洲人脈のA級戦犯の断ち切って新生日本にすべし、との怒りの警告を岸田内閣は、民意として受け止めるしかない。統一教会の法令違反行為をいちいち指摘するまでもない。

 日本と韓国のカルト教団に支配された安倍・自民党は、岸田の後見人である古賀誠ではないが「存在意義を失った」!宏池会・保守本流の吉田茂路線を、著しく逸脱してしまっている。

 

<「信教の自由」乱発を日本国民は容認しない!>

 文科省の小役人が吹聴する統一教会の「信教の自由」を容認する日本人はほとんどいない。小川さゆりさんの声を聞けば、あるいは山上家の惨状を知れば、それでも韓国・文鮮明のカルト教団を、これ以上放任させてはならない。博打でいう胴元のような清和会は、既に事実上解体してしている。

 

 自民党は、憲法を尊重遵守し、戦争国家にする改憲軍拡利権から手を引っ込めるべきだろう。このことは古賀の発言を聞くまでもない。311フクシマ東電原発爆破の教訓を学んで、自然エネルギー大国にする、同時に地球の食糧危機を救う大改造するのである。

 カルト教団の迷妄に振り回される余裕などない。

 

<統一教会汚染の自民党その他の政党議員排除は天の声>

 統一教会に乗っ取られて、彼らの政策に服従してきた自民党は、日本の政党とは呼べない。ソウルの教団本部からの指令に屈してきたような安倍政治で、日本は沈没してしまっている。

 フランスのワインが昨年の2倍以上という。これ一つでも日本の沈下を見て取れるだろう。財閥はアベノミクスで現在も黒田・日銀の恩恵を受けて、経済活性化への路線に踏み切ろうとしない。おかしいと誰もが思って憤慨している。

 

 千葉県木更津市から、みずほ銀行に続いて、年末に三菱までが支店を放棄するという異常な不景気の時代である。袖ヶ浦市の水源地は、こともあろうに放射能瓦礫で高い放射能が噴き出し、住民から癌が多発している。それでも袖ヶ浦市と千葉県は、調査さえしない。地方自治体は死んでいる。全体の奉仕者がいない地方自治体なのだ。

 統一教会に汚染された自民党・公明党政治の無様な実態を裏付けている。国民は自公政治を全く信頼していない。

 

<急ぎ決着をつけないと岸田も英国のトラスの二の舞か>

 就任したばかりの英国の女性首相のトラスは、もう辞任する。大英帝国の面影はない。同じく日本帝国への復権を狙った安倍は殺害されていない日本も、米国の犬のような外交を演じて恥じない。米ロ対決に掉さすような岸田外交にクレームをつけている後見人である。

 

 岸田の後見人が、岸田政治をおかしいと釘を刺している。「安倍の真似をするな」と彼は指摘しているのである。民意を反映させ、憲法を尊重する保守本流に戻れと叫んでいる。

 

 かくしてここにきて、岸田も清和会政治から方向転換を始めたらしい。統一教会解散に向けて舵を切った。統一教会の驚きの声も伝わってきている。野党追及に、麻生太郎の学習院後輩の文科相は、質問に答弁することが出来ない。まるで人形のようで、見ている方は怒るよりも哀れを誘う。本人のために早く退陣させたらいい。嘘つきの山際と高市も、そうである。

 

 最近の高市発言から国民は、やはり懸念を抱いていた日本会議と統一教会の一体化が判明した。怖い!野党の猛追を期待したい。言論界も目を覚ますべきだ。正体を暴くしかない。

 

 昨日は、好天に恵まれたので、家庭菜園で活躍してくれたゴーヤの茎や長く伸びた枝を整理した。ヘチマは今も花が咲いて、細長い実を地上にたらしている。いずれ見事なタワシになるだろう。少なくなった柚子の実が、少し黄ばみ始めた。放射能汚染をしり目に、両親が耕作してくれた房総の大地の恵みに感謝感激である。

 

 政治とは、正しい文化で治める、正とは中庸で左右にぶれないの意。正邪すなわち正の反対は邪である。清和会・自民党の政治は、正しくないとの総意である。安倍政治を断ち切る使命を帯びた岸田文雄であると力説しておきたい。

2022年10月21日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

2022年10月20日 (木)

岸田後見人・古賀誠のお灸<本澤二郎の「日本の風景」(4600)

岸田後見人・古賀誠のお灸<本澤二郎の「日本の風景」(4600)

<保守本流政治を衰退させた元凶=小選挙区制が政治の貧困原因

 冒頭に日本を駄目にした元凶は、言論の貧困にあると指摘したい。それは政治屋も改憲・出版も改憲というナベツネと電通による、平和憲法を排除する右翼言論が、その根源といえる。すなわち改憲に舵を切らないと、雑誌も新聞もテレビも生きられない。この悲劇的に作られた右翼土壌が、安倍の長期政権を可能にした。これに民意がまったく反映しない小選挙区制が、災いのもととなっている。

 怪しげな日本会議と統一教会国際勝共連合の跋扈と暴走を可能にした。その基は、岸や笹川らの戦争犯罪勢力A級戦犯である。いうところの満洲人脈といっていい。むろん、このような危険な戦前体制と対立する勢力も、国際的に存在するだろう。安倍銃撃事件は、したがって警告を込めたものであろう。筆者の分析である。

 

 最近、護憲リベラルの宏池会会長をした元自民党幹事長の古賀誠が、改憲雑誌に登場した。編集者の質問に答えた彼の一文に目が止まった。岸田後見人として、やや遠慮がちに国民国家を重視する保守本流政治から岸田にお灸をすえている。

 彼は政治の貧困を小選挙区制にあると捉えている。正解だろう。民意が反映しないこの悪しき選挙制度は、改憲を目標とした岸の野望の一つだった。これに当時の小沢一郎や東大教授らと新聞テレビが笛や太鼓を鳴らして実現した。河野洋平や土井たか子らも同意した。岸の改憲野望に見事に屈したものだ。

 

 自民党内から言論の自由が消えた。この国を国民のための政治へと引き戻すためには、民意を代表する選挙制度に改革する必要が不可欠だということである。古賀は暗に小選挙区制による「政治の貧困」を鋭く指摘して、言論界と政府・議会・司法の三権に警鐘を鳴らしたものだ。

 岸の野望を実現させた証明が、安倍晋三の長期政権であり、それに強力に支援したのがナベツネの読売、それになびいたフジサンケイの久枝ということになる。森喜朗は元産経新聞の日本工業新聞記者だ。財閥の広告料の多くがよく言論界に流れた。広告を牛耳る電通も動いた。電通もまた満洲人脈である。他方でリベラルの朝日は衰退する。古賀がここまで明らかにしているわけではないが、安倍も消え、ナベツネも消えようとしている。その時点で古賀が口を開いた点が注目される!そう感じさせる改憲雑誌を使っての古賀の、岸田へのお灸発言である。

 

<中国・ロシアとの関係悪化させた重い政治責任>

 古賀は安倍という固有名詞を使っていない。差別ではないが、おそらく口にするのも嫌であろう。安倍犯罪とその周辺で踊りまくる政治屋をいちいち論評することは、保守本流の最後の後継者としての誇り・品格が許さないのだ。

 とはいえ、彼ら統一教会国際勝共連合カルト勢力による外交は、惨憺たるものだった。それに岸田も噛んでいた。隣国の核大国ロシアとの対決はどうみてもおかしい。日本の外交的立場・保守本流のそれは、戦争当事国の一方に与することではない。

 中国との関係悪化も、清和会政治の最悪ともいえる実績だ。戦争神社に過ぎない、国際社会で否定された靖国神社参拝は、小泉純一郎から本格化した。森喜朗と同様に、安倍の神社信仰も異常だった。「たかが原始宗教にすぎない」神社に、何らご利益などあろうはずがない、と多くの国民は考えているのだが、それでも執着するというカルト信仰は、現代人にとって不気味であろう。だが、安倍は首相在任中に官邸特権を悪用して、こともあろうにG7サミットを伊勢神宮の伊勢市で強行して一人凱歌を上げた。A級戦犯の孫は、おそろしく子供じみている。

 隣国の韓国とも大喧嘩したし、世界一の消費市場国で軍事大国の中国とも対立、台湾有事を世界に発信するという狂気の外交を演じた。これらが古賀の不安材料となったであろうことは容易に推察される。

 

<物価高と財政悪化を進行させた危うい国民生活を指摘>

 円の価値を意図的にどんどん下げて、輸入品をバカ高くさせるというアベノミクスの黒田日銀を岸田内閣は、今も放任している。鈴木財務相も打つ手なしだ。円激安倒産で中小企業どころか多数市民が泣き叫んでいる。岸田の耳には届かない。

 円激安の悪影響は、財閥1%の内部留保を膨らませていて、財界はウハウハだから沈黙している。国民一人当たり1000万円の借金に財政は破綻寸前である。それにもかかわらず、安倍側近の高市という極右女は「防衛費を倍増せよ」とわめいていた。

 極右の面々は「今だけ、カネだけ、自分だけ」という利権政治屋が目立つ。国民国家のことなど考えてはいない。

 医療について聞いたばかりだが、知り合いの親類の持病持ちの障害を持つ高齢者は、なんと40度の高熱にもかかわらず、数日間も自宅待機させられ、入院もできなかった。ようやく入院しても家族は面会も出来ない。医療崩壊そのものだろう。これは名古屋市の、今起きている例である。

 

 テレビは一部の観光地での爆買いをガンガン流して、国民の不安隠しに必死だ。ナベツネテレビかもしれない?円激安で喜んでいるのは、一部の観光業者でしかない。

 

存在意義を失ってしまった(安倍・統一教会)自民党

 古賀は今の自民党は存在意義を失ったと総括した。彼の言う自民党とは、安倍的統一教会の自民党のことであろう。

 高市早苗の例の秘密の問題発言は政治家どころか、政治屋失格もいいところだが、彼女の問題講演先は、不気味すぎる安倍の本陣でもあった日本会議だった。そこに参加した地方議員は、なんと統一教会の信者県議だった。これを国民はどう見るのか。これこそが現在の不気味すぎる自民党の正体である。

 こんな自民党は、もはや国民政党ではない。化け物カルト政党に変質してしまっているのではなかろうか。

 

 筆者は崖っぷちの日本政治の改革には、9条(戦争放棄)と20条(政教分離)堅持の憲法国民会議を立ち上げて、候補者選考をしてはどうかと考えるのだが。これをリトマス試験紙にして合格者を推薦する国民運動が必要ではないか。岸田の残りの使命は、統一教会の解散とA級戦犯のための小選挙区制を、民意の反映する選挙制度に変えることだ。

2022年10月20日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

2022年10月19日 (水)

統一教会解散!小川さゆりに続け!<本澤二郎の「日本の風景」(4599)

統一教会解散!小川さゆりに続け!<本澤二郎の「日本の風景」(4599)

<日本史上最大の政治宗教大作戦署名に昨夜無事完了!>

 「伊藤詩織さんを強姦したTBS山口強姦魔救済に、悪魔の手を貸した安倍晋三が倒れた。呼応して小川さゆりさんら統一教会信者2世が決起して、日本の政治史上最大の教会解散に向けての署名大作戦を開始し、既に多くの国民が参加している」という様子を昨日のYoutube動画で確認した。さっそくパソコンで「教会解散署名」で検索した。見つかった!名前とメールアドレスを打ち込むと、それだけで署名完了。

 

 国賊・国葬で内閣支持率を急落させている岸田文雄首相も、とうとう宗教法人法の「調査権」行使に踏み切った。「やったけれど駄目だった」という口実を抑え込むためには、さらなる追い打ちをかける必要がある。元2世信者の小川さゆりとその仲間が決起した背景だろう。改めて、これはすごい!

 

 岸信介や笹川良一らA級戦犯という戦争犯罪人による、余りにも馬鹿げた文鮮明と韓鶴子と安倍晋三のための、集金強奪カルト教団に日本政治の中枢がどす黒く汚染されていた重大な事態に、主権者である日本国民が立ち上がった。その先導役となった宗教2世に世論は燃え盛っている。

 スマホやパソコンを使える人々が、署名活動を開始した。スマホは使えないが、パソコンは多少仕えた筆者も署名できた。これは快挙だ。昨日は数十年ぶりに木更津駅前の吉野家の牛丼を平らげた。日銀の黒田のお陰で、値段は高くなったが、統一教会解散署名祝いとした。

 

 若者にいいたい。笹川良一とその一族のことや、岸信介らA級戦犯の実像をネットで調べてほしい。戦争で暴利を手にした、日本を代表する悪党・国賊であることが理解できるだろう。

 

<カルト教団・文鮮明の呪いから抜け出す政教分離の日本へGO!>

 歴史を紐解くと、そこには必ず政治と宗教が一体となっていることが分かる。戦前の日本は、国家神道カルトが若者を一枚の赤紙で戦場に狩り出して、命を奪った。その数300万人。これほどの戦争犯罪はない。にも拘わらず、戦争神社として国際社会から忌避されている靖国神社に、安倍側近の西村康稔と問題発言をした不気味な女大臣が参拝した。さらに、わずかな票目当てに90人の国会議員が続いた。岸田や松下政経塾の官房長官は、真榊を奉納した。首相以下も狂っている。これこそが「神風が吹く」とたわごとをいう国家神道の牙城の一つ・靖国である。

 カルト神道は敗戦で神社本庁に格下げされたが、昨今は日本会議なる不味な極右団体を組織、そこでの集会で高市が問題発言をした。これを野党議員は質問したのか、していないのか?神道日本会議と統一教会は一体化している。ここが安倍の牙城だった。森喜朗も小泉純一郎も、である。連中はカルトなしにバッジをつけることが出来ない悪党ばかりだ。

 

 この国家神道・靖国神社による戦争システムを二度と作動させない、そのための政教分離を明文化した日本国憲法である。だが、A級戦犯グループは、韓国から文鮮明カルトを招いて、神道+統一教会を組織して、自民党を丸め込んだ。森も小泉も安倍もそうして内閣を組織した。岸田はどうか。本気で統一教会を解散させるのか、それとも政治的ポーズなのか。

 

 断じて戦争カルトは不要だ。憲法に反対している。国民が反対している。文鮮明の亡霊に日本が支配されていいのか。断じてNOである。日本人としての良心が少しでも残っていれば、カルト教団を許容してはならない。それが日本の戦後体制である。

 

<申入書の全文を入手したので掲載・必読すべし>

 

統一教会の宗教法人解散(法人格取消)を求めます

文部科学大臣 永岡桂子殿
法務大臣   葉梨康弘殿
検事総長   甲斐行夫殿

 1011日、全国霊感商法対策弁護士連絡会(以下、連絡会)が永岡桂子文部科学大臣、葉梨康弘法務大臣、甲斐行夫検事総長宛に、統一教会(現・世界平和統一家庭連合)について、裁判所への宗教法人解散(法人格取消)命令の請求を行うよう、申し入れを行いました。私たちはこれを全面的に支持し、霊感商法、高額献金、偽装勧誘、2世に対する人権侵害等、様々な社会問題を生み出している統一教会の解散命令について、速やかに裁判所に請求することを求めます。

【理由と法的根拠】 宗教法人法第81条は、「法令に違反して、著しく公共の福祉を害すると明らかに認められる行為」があった場合に所轄官庁が裁判所に解散命令の請求を行えると定めています。

 連絡会1011申入書の「第2 申入れの理由」にある通り、私たちも、以下のように考えます。

  1. 統一教会による被害は重大で、今なお継続している

  2. 刑事裁判を含め複数の裁判において統一教会の組織的違法性が認定されている(連絡会の申入書「5 検察官が共同で行うべきであることについて」ほか)

  3. 統一教会が発表した「コンプライアンス宣言」や「教会改革」は、自団体の違法性等を認めるものではなく、問題解決のための実効性が期待できない(連絡会の申入書「4 今後の改善が見込まれないこと」)。そもそも違法行為がある以上、統一教会の自助努力に委ねるのではなく行政が法律に従って粛々と対処すべきである

  4. オウム真理教や明覚寺といった解散命令の前例と比較しても、統一教会に関する解散命令請求に消極的になる理由はない(連絡会の申入書「2 文化庁宗務課の消極意見について」)

  5. これまで国が統一教会問題に対処してこなかったことが間違いであり、この間違いは速やかに正されるべきである

【私たちにとっての統一教会問題】 安倍晋三元首相暗殺事件で山上徹也容疑者の母親が統一教会信者であり、1億円もの献金を行って自己破産し、山上容疑者の家庭や人生が大きく狂わされたことが、犯行動機に影響したことは、これまでの報道等でも明らかです。私たちも、山上容疑者の行為は決して容認できません。しかし統一教会がここまで信者の家庭を破壊する存在でなければ、安倍元首相が殺害されることも、山上容疑者が殺人に手を染めることもなかったのではないでしょうか。

 統一教会がいかに人を追い詰める存在であるのか、議論の余地はないと思います。

 今回の事件によって、統一教会における「宗教2世」への宗教的虐待の実態や、その影響で成人後も苦しんでいる2世たちの存在が注目されるようになりました。2世たちは山上容疑者のように凶行に走ることはありませんが、親が多額な献金をすることによる困窮や、組織的な信仰の強要とそれに伴う様々な人権侵害によって、静かに傷つき続けています。私たちはこの「2世問題」を、今回の事件より前から訴え続けてきました。

 107日、統一教会2世の小川さゆりさんが記者会見を開き、2世の実情を訴えました。それに対して統一教会は、小川さんの両親の署名つきの文書を送り、小川さんを中傷して会見の中止を要求しました。自らの問題を省みない統一教会は、問題を指摘する2世に対してまでこのような仕打ちを公然と行いました。

 統一教会については、政治家や行政との関わりも報道されています。共同通信社が109日に配信した世論調査結果によれば、与党自民党による所属議員と統一教会との関係についての調査を不十分とする回答が83.2%にのぼりました。統一教会が政治家にここまで深く広範囲に浸透したのは、政治家たちが統一教会問題を過去のものと捉えてきたことも大きな原因です。もっと早い段階で解散命令がなされていれば、ここまでの事態悪化も避けられたのではないでしょうか。この結果生まれた状況は、前述の安倍元首相暗殺事件とも無関係ではありません。

 国が認証した宗教法人がこのような状態にあるのを、放置していていいのでしょうか。

【全国民に被害をもたらす宗教法人】

 統一教会は、戸別訪問や街頭勧誘などで、統一教会であることを相手に認識させずに勧誘し、時に宗教勧誘であることすら認識させずに、ビデオ学習や念入りな対話を通じて教義を刷り込み、相手の共感や従順さを確立してから入信させます。その上で、先祖を供養しなければその因縁によって不幸なことが起こったり死後地獄に落ちたりするといった教義によって恐怖を与え精神的に追い込み、不幸を避ける方法として高額な献金をさせます。

 このことが、2世を含めた信者たちの経済的困窮を生み出し、宗教的な強迫観念にかられた親が子供に信仰の強要等の宗教的虐待を行う根本的な原因でもあります。

 近年では勧誘時に法人名を名乗る場合もあります。しかしその際も、「国から認められている団体」などと虚偽の内容を告げて勧誘することがあります。宗教法人の認証制度は、団体の質を国が保証するものではなく、こうした勧誘方法は宗教法人制度の悪用にほかなりません。

 上記から明らかなように、統一教会は信者ではない不特定多数の一般市民をも不幸のスパイラルに積極的に巻き込んでいる宗教法人です。

 かつてオウム真理教によって家族とともに殺害された坂本堤弁護士は、その直前、出家した子供を取り戻すためにオウム側と話し合いを持っていました。その際、オウム真理教幹部・上祐史浩(現・ひかりの輪代表)から「こちらには信教の自由がある」と言われ、坂本弁護士は「人を不幸にする自由はない」と言い返しました。

 統一教会への解散命令とは、飽くまでも宗教法人格の取消命令のことです。信仰集団として解体されるわけでも、個々の信者の信仰活動が禁止されるわけでもありません。「信教の自由」を損なうものではなく、「人を不幸にする自由はない」社会を実現するための必要最低限の対応に過ぎません。これすらしないなら、公益に資するはずの宗教法人に「人を不幸にする自由」を国が認めることと同義ではないでしょうか。

【解散命令の効果等】 仮に裁判所が請求を認め解散命令を出した場合、統一教会は税制優遇の面も含め大きなダメージを受けることが予想されます。組織の規模や活動が縮小することで、少なくとも数の上では新たな被害者の発生も一定程度抑制されます。

 しかし解散命令によって、過去の被害が直ちに回復されるわけではなく、将来の被害がゼロに近くなるわけではありません。解散命令によるダメージを補うために、その後も教団に残る信者に対してさらに多額の献金負担を求めることがあっても不思議ではないのが統一教会です。解散命令とは別途、社会的監視や、被害の予防・救済、2世への社会的支援のための様々な法令・制度の整備が求めれます ここまで多面的な対応を要する問題を抱えた宗教法人だからこそ、せめて宗教法人格を早急に取り消す必要があると思います。

 

2022年10月18日 (火)

統一教会と地方選<本澤二郎の「日本の風景」(4598)

統一教会と地方選<本澤二郎の「日本の風景」(4598)

<失格!高市早苗の大嘘発言で発覚した地方議会を占拠するカルト教団>

 「国葬反対のSNSの8割は大陸から」という安倍が、こともあろうに総裁候補に担ぎ上げただけあって、安倍に劣らない大嘘発言によって、残念ながら閣僚失格の烙印を押されてしまった高市早苗!ただし、お陰で日本国民は永田町どころか、足元の地方議会が大変な事態に追い込まれていることに気付いて、春の統一地方選挙が、宗教法人法による解散問題と新たな深刻すぎる重大問題と向き合わされている。

 

 いうまでもなくカルト教団・統一教会(国際勝共連合)が、国民に全く気付かれない間に、霊感商法やらの詐欺犯罪を強行、従来通りの金集めに狂奔する一方で、市議会や県議会に市議や県議に進出していた!しかも、れっきとした信者議員を誕生させていた!その人物が、反社会的な犯罪をしていなかったのかどうか?ともあれ高市の日本会議での大嘘発言を、しっかりとメモにして発信した三重県議が、教団の信者であることも判明したことから、統一地方選に怖い問題を生じさせている。

 

 運転手や秘書、投票依頼のための個別訪問などのおばさん信者というと、国会議員選挙向けである。しかし、高市が釣り上げてくれた日本会議主宰の講演会の参加者は統一教会信者で、既に市議から県議にまでなっていた。国政を狙う位置にいたのである。

 

 半世紀前に岸信介や笹川良一らA級戦犯が韓国から持ち込んだ資金集めのカルト教団は、自民党を侵食し、権力の中枢を占拠しながら、さらに子飼いの信者2世3世を官邸に送ろうというのか。恐ろしいというか、あっけにとられる。

 

 日本人・主権者の覚醒は、不可欠である。岸田文雄となんとか文科相は、この日本をどうしようとするのか。すべての日本人が本腰入れて、日本の政治史上最大の危機に立ち向かうしかない。

 

<市民運動に喝!カルト信者の政教一致候補の監視と広報が不可欠!>

 政党指導者のみでは対応できない。市民運動家の新たな覚醒を求めたい。オウム事件捜査に失敗した日本の警察である。統一教会の詐欺事件にも対処できなかった。「安倍が蓋をしていた」ため、仕方がなかったとは言わせない。公安警察でなくても、平凡な事件として関係者を拘束捜査すれば、いくらでも彼らの尻尾をつかむことはできたはずだ。しっかりと身体検査をすれば、山際のような大臣就任を阻止することが出来ただろう。それでも、保守系を名乗って出馬すると、警察も手が出ない?

 

 どうするか。次回選挙の争点は「統一教会国際勝共連合VS反統一教会・反政教一致の会」というような選挙戦の構図が生まれるだろう。

 「関係を絶つ」と公約した自民党としては、表向き彼らを応援するわけにはいかない。分かれば党本部と世論の批判を浴びるだろう。微妙な場合だと、地方選挙でよく見られる「保守系無所属」の看板にごまかされるかも?

 

「憲法国民会議」を立ち上げて候補者監視と対抗馬でカルト排除>

 市民が「憲法国民会議」を立ち上げてはどうだろうか。市民の目線で各候補者の情報を集めて、選挙の判断材料を一般の家庭に知らせるだけでなく、善良な市民に味方する候補には、憲法国民会議が推薦するのである。

 注意が必要な点は、これが官憲の大政翼賛会的なものではないことを行動の基準にする。かりそめにも、独裁的な勢力の影響を受けないことが大原則である。

 たとえば有力な統一教会信者候補が独走しているような場合、憲法国民会議が対抗馬を擁立して、市民党として支援し、対抗するのである。党利党略を禁じるのは当然で、活動の根幹は統一教会候補の当選を許さない。

 

<善良な日本人は9条(戦争放棄)と20条(政教分離)に絞る!>

 憲法国民会議の行動指針は2点。戦争放棄の9条。政教分離の20条。この二つを尊重し擁護する候補者に対して、国民会議が推薦をする。

 このことだけで、カルト教団の候補者を抑制することが出来る。あえて言及するまでもなく、公務員は憲法を尊重し擁護する義務を果たさなければならない。いうなれば市民の当たり前の行動原理であり、権利でもある。

 各市町村に有志が会議を立ち上げる。無党派層の市民にこだわれば、よりよい憲法国民会議が誕生し、議会からカルト教団の当選者を排除し、すべての国民に対して「政治的自由」を保障することが出来るだろう。

 

 目下、統一教会解散に向けた政府の動きが表面化しているが、政府と自民党の本心をつかめない。時間稼ぎの感じもする。このさい、徹底して統一教会を退治して、主権者による日本国民のための政府を誕生させるため、一歩も妥協することは許されない。信教の自由を口実にして、宗教犯罪を許容することは、断じて許容できない。

 統一教会解散を徹底するためにも、統一地方選への国民的対応が今まさに重要なのだ。

2022年10月18日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

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2022年10月17日 (月)

腐ったリンゴの元凶森喜朗談合事件<本澤二郎の「日本の風景」(4597)

腐ったリンゴの元凶森喜朗談合事件<本澤二郎の「日本の風景」(4597)

<日本を潰した生長の家・村上正邦と統一教会(日本会議)の策略?>

 読売が国賊・安倍晋三を官邸に送り込んだ元凶・神の国の森喜朗政権誕生秘話?を活字にしたので、多少詳しく掘り下げてみることにした。安倍と統一教会勝共連合の始まりを読み取ることが出来る。

 

 小渕恵三が脳梗塞で倒れた時の後継総裁を決めた5人組とは、小渕内閣官房長官の青木幹雄と森喜朗自民党幹事長、野中広務幹事長代理、亀井静香政調会長、村上正邦参院議員会長。

 5人の主役のうち一番手は、首相の病状を知る青木が早稲田雄弁会仲間の森にボールを投げて、動くな私に任せろと釘を刺した。野中を次期幹事長に昇格させるので沈黙せよと。そして「口利き役」を村上に課した。村上の口から「森で行こう」といわせて、後継総裁を森で固めてしまった。

 

 なぜこんな芸当があっさりとまとまったのか?そこにカルト宗教が絡んでいたのである。村上の親分は玉置和夫。自民党には、保守合同の際、神道政治連盟と自主憲法制定が持ち込まれた。岸のA級戦犯の意向が反映された。政教分離に違反するため、靖国神社国家護持という運動が下火になると、神道政治連盟は自民党内で目立たないようにしてきた。

 そうした中で生長の家信者の玉置和夫参院議員が、派手に金をばらまきながら「宗教政治研究会」(宗政研)を立ち上げた。議事堂近くの、日本で最初の億ションに広い部屋を確保して、そこに新興宗教の関係議員を集めて勉強会を始めた。玉置の事務所には、谷口雅春信者が秘書になって、参院議員にもなった。村上もそんな一人だった。

 村上は谷口とも親しかった中曽根康弘の支援を受けながら、参院のドンの地位を占める。そして参院議員会長の時に、総裁の小渕が倒れた。青木は彼に「森で行こう」と言わせる。これには、官房長官後に自らも参院のドンになりたいとの伏線があった。

 

 文教族で「サメの脳みそ」とのレッテルを貼られている清和会の安倍晋太郎一派の森浮上役の村上とは、宗政研・カルト教団仲間。青木は早稲田裏口組の森と雄弁会仲間だ。厄介な野中は、次期幹事長候補で抑え込めるだろう。

 今思うに宗政研は、生長の家OBが主導し、不気味な極右「日本会議」を発足させたとされる。この輪の中に、統一教会の活動家・勝共連合も存在しているだろう。森は知る人ぞ知る岸の神道派・神社本庁の神道政治連盟大幹部。安倍もそうだった。

 森も村上も共にカルト教団仲間。森に異論などない。野中もポストで屈した。こうして自民党の党大会に代わる両院議員総会で、神道・統一教会カルトの森があっけなく自民党の総裁になり、首相官邸の主になった。

 

<日本会議・勝共連合が小泉支援=靖国神社参拝で日中関係ぼろぼろ>

 カルト教団の共通項は、反共主義と台湾派のため、森は台湾の李登輝総統

を日本に呼んでいる。李登輝は安倍の恩師のような存在。安倍が台湾総統選挙にテコ入れし、台湾有事に大声を上げ、それに比例して改憲軍拡を叫んだ理由なのだ。台湾に安倍の銅像が出来たらしい。

 

 言及するまでもなく、大平正芳の秘蔵っ子の加藤紘一が、なぜ森打倒に突っ込んだのか。彼は護憲リベラルの立場から、政教一致体制の自民党を改革しようとしたものである。ところが加藤に心酔していた野中も、森を応援してクーデターは失敗した。加藤の無念は推して知るべし!

 

 最近まで森清和会を後継した小泉純一郎が、政権を担当すると、突如として戦争神社の靖国参拝を繰り返し強行した。ということは、日本会議と統一教会との密約がかわされていた証拠であろう。

 カルト神道と統一教会は、文字通り「統一」「連合」しているのだ。彼らの「神国日本」に真っ向から反対している宗教法人が、顕正会という公明党創価学会批判の教団。最近知ったことである。

 しからば、小泉がなぜ安倍のためにポストを用意したのか。これも分かってきた。自身を応援してくれた日本会議・統一教会との約束を果たしたことになる。こんなカルト教団との密約も知らないで、小泉を応援した田中真紀子!うんざりする日々ではないだろうか。

 梅雨のような季節に手ごろな3年、5年ものの紹興酒を熱燗で飲むと、すぐに酔いが回る。昨日は弟が届けてくれた枝豆がおいしく、缶ビールにも手を出してしまった。森の金集めの理由はまだ分からない?

2022年10月17日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

(読売)200442日、小渕恵三首相が脳梗塞(こうそく)で緊急入院したことを受け、都内のホテルの一室に、青木幹雄官房長官、自民党の森喜朗幹事長、野中広務幹事長代理、亀井静香政調会長、村上正邦参院自民党議員会長の5人が集まり、その場で小渕氏の後継首相を事実上、決めた。青木氏は「密談」の後、緊急に記者会見し、小渕氏入院の事実を明らかにした。

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2022年10月16日 (日)

統一教会解散署名運動!<本澤二郎の「日本の風景」(4596)

統一教会解散署名!<本澤二郎の「日本の風景」(4596)

<日本国民の意地で300億集金どころか宗教法人解散命令へGO!>

 カルト教団・統一教会勝共連合事件ほど衝撃を受けた事案は、日本の政治史上かつてなかった。したがって、これが内閣支持率に強い影響を与えて当然だった。もともと道理など通用しない、おかしなへ理屈でもって信者を操る宗教は、それ自体がカルト的であるが、今回の統一教会事件は、日韓の満洲人脈による、実に半世紀に渡るカルト教団の育成と推進によって、悩める人々の私財を強奪し、その資金を用いて日本政治のみならず、韓国・アメリカその他の国々に、信じられない強い影響力をもたらしていたものだ。

 

 その頂点にA級戦犯の孫が君臨し、選挙の勝敗にまで爪を伸ばしてきていた。岸・福田・安倍の清和会派閥は、そっくり統一教会の傘下に入って、平和憲法改悪に突進していた。カルト教団による権力掌握は、戦前の国家神道を想起させる。憲法20条の信教の自由など宝の持ち腐れ同然だった。国民は改めて政教分離の大事さを深くかみしめている。

 今回の事件では、大手テレビ局が大活躍している。評価したい。統一教会の総本部は、いまもソウルの宮殿建設に300億円作れと厳命しているそうだが、断じて許されるべきではない。

 

 遂に2世信者が立ち上がった。これから署名運動を大々的に開始する。彼ら彼女らの半生は、言葉では言い尽くせないほどの苦悩を強いられてきた。立ち上がれないほどの、深すぎる精神的傷を負ってきた。第三者が支えようにも支えきれない、不幸の渦に巻き込まれてきていた。しかし、そこから立ち上がった。しかも、統一教会を解散させるための署名運動を開始する!このことに国民挙げて感動し、強く支持している!

 老人はどう署名をすべきか不明だ。分かりやすく説明してもらいたい。

 

 統一教会被害者弁護団の執念にも感謝したい。この中にはたった一人で、最高裁判決を勝ち取った札幌の弁護士がいた。新たに統一教会解散を実現するための弁護団も結成されると、昨夜知り合いの弁護士が語っていた。「鉄は熱いうちに打て」である。

 岸田文雄首相も少しだけ目を覚ましてきたようだ。政治は主権者の意向に沿うものでなければならない。無茶なことを言っているのではない。日本人であれば、100%の主権者が統一教会解散に賛同しているだろう。他人を害する自由は、この地球に存在しない。学者文化人も覚醒している。

 

<「サタンだ」「地獄だ」「カミだ」で悩める日本人から私財強奪断固NO!>

 日本国民は、ただでさえも10%もの消費税で鳴いている。アベノミクスの黒田日銀のお陰で、企業倒産に追い込まれている。要するに、黒田という1%財閥派は、長期間にわたって日本の価値を引き下げて、財閥にのみ塩を送り続けてきた。安倍がいなくなっても相変わらず継続している。日本銀行という悪の権化に支配されている日本人は、円の激安による物価急騰に悲鳴を上げている。

 

 その間、カルト教団では「サタンだ、地獄だ、カミだという恐怖を、呪われた信者に対して、とことん叩きつけて資金没収を続けてきた」ものだ。そこには自由はなかった。信教の自由も選挙の自由もなかった。他にも同じようなカルト教団が存在するが、統一教会は特別にひどかった。

 自由で民主主義の国民の社会では、決して許される宗教法人ではない。繰り返し強調したい。 

 

<憲法を学ぼう!国民は主権者、カルト教団の奴隷ではない>

 日本国は日本国憲法によって存在し、それ以外のものではない。公人はすべて憲法を遵守尊重する義務を有している。これに違反することは出来ない。

 特に戦争放棄の9条と政教分離の20条は、歴史の教訓を体して規定された特別大事なものである。9条と20条をしっかりと理解し、実行する限りにおいて日本国民は、国際社会において恥じることなどない。大手を振って歩くことが出来る。むしろ他国民から尊敬されるだろう。

 日本国民は主権者として血税を吸い取る「死の商人」の虜になってはならない。質素倹約が、人々に幸せをもたらせてくれる。元電通の高橋などは人間の屑だ。警察・検察はこれらの屑を退治する使命を帯びている。彼らはオウム真理教の兵器工場監視を怠った。清和会に屈していたせいだ、と断罪したい。いま統一教会を跋扈させてきた理由も同じだった。日本国民をカルト教団の奴隷にしてはならない責任があろう。

 

<公安当局は日本からの数兆円の資金送金事件の解明を!>

 日本の公安当局は、オウム真理教事件を事前に察知できなかった。警察・公安の大失態だった。同じ轍をカルト教団捜査で演じてはならない。日本から運び出されたカルト教団の数兆円規模の資金について、公安は知っていたはずであるが、それを黙認した。その罪は万死に値する。

 

 もはや防護服の清和会は、政治力を失った。遠慮せずに外為法違反事件をしっかりと捜査する義務がある。主権者への責任である。政教分離は憲法の根幹を成すものだ。

 

<岸田文雄首相が目を覚まし始めた!日本国民の総意>

 報道によると、首相の岸田が少し覚醒したという。内閣支持率がそうさせたものだろう。もはや安倍はいない。清和会も名存実亡である。政権与党にカルト教団派閥が存在していいわけがない。

 統一教会解散は、まさしく天の声である!

2022年10月16日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

宗教法人法の質問権を行使=学習院OB文科相は屈服!

政府は世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の問題をめぐり、宗教法人法に基づく調査実施の検討に入った。宗教法人に解散事由に該当する疑いがある場合、報告を求めたり質問したりする同法の「質問権」の活用を想定している。岸田文雄首相が17日にも衆院予算委員会で表明するとみられる。15日、政府関係者が明らかにした。(産経)

(共同)平和統一家庭連合(旧統一教会)の解散請求を文部科学相や法相らに求め、教団の元2世信者や民間団体「全国統一協会(教会)被害者家族の会」などが17日に署名活動を始めることが14日、分かった。ウェブサイト「Change.org」で署名を募り、11月をめどに関係省庁に提出する予定だ。全国霊感商法対策弁護士連絡会が11日、文科相や法相らに対し、解散請求を要求する申し入れ書を提出しており、今回の署名活動の呼びかけ文では「弁連の申し入れを支持する。教団はさまざまな社会問題を生み出しており、速やかに裁判所に解散命令を請求することを求める」とする。

2022年10月15日 (土)

統一教会解散必至か<本澤二郎の「日本の風景」(4595)

統一教会解散必至か<本澤二郎の「日本の風景」(4594)

<元通産相秘書の仰天体験=「秘書にも挨拶を」に脱兎のごとく退散>

 もう10年ぶりかもしれない、元自民党秘書で通産大臣秘書官をしたことのある人物に電話してみた。冒頭から叱られた。「なぜ今頃騒ぐのか。もっと早く退治すべきではなかったのか。新聞が悪い」と大変な剣幕である。「誰も読まない統一教会国際勝共連合の機関紙(世界日報)は、あちこちに散らばっていたではないか。知らないとは言わせない」とも。確かにそれはその通りだったが、彼らがカルト教団が莫大な金集めをして、そのカネを日本や韓国、アメリカにばら撒き、はてはラテンアメリカのウルグアイを買収していたことなど知る由もなかった。無知は犯罪だ!

 

 「山上家の1億円強奪事件」を知らなければ、安倍銃撃事件がなければ、その後の国賊を国葬にする事件がなければ、この国の多くの市民は何も知らなかった。凡人ジャーナリストどころか、すべての新聞テレビ人は気付かなかった。安倍・清和会の背後に、どす黒い日本会議という極右組織に目を向けるのが、せいぜいだった。国家神道復活をもくろむ「神社本庁」や「神道政治連盟」が、平和憲法解体に向けて蠢動を始めてることは、彼らの機関紙のようなフジサンケイや読売報道で知る程度だった。

 

 正直なところ、2022年7月8日に日本国民は目を覚ました。犠牲者には悪いが、その結果、被害者の多くが多少の財産を相続した婦人ら。統一教会は、彼女ら信者を地方の教会や東京の本部、さらにはソウルのカルト教団の総本部に呼び寄せて、イカサマの理屈でとことん恐怖を植え付けて、保有する私財をすべて投げ出させていた。それも半世紀にわたって、である。数兆円だろうか、もっとか。これに仰天しない人間は世界にもいまい。架空のことではない現実に起きていたことである。

 

 人びとは今、宗教の怖さに震え上がっている。いまではカルト教団の2世までが、恐怖の実態をぶちまけている。宗教2世は、哀れ、生まれてから洗脳されてきた。同じことは、今を生きる地方の「名士」たちも、宗教法人であるカルト神社本庁の信者(氏子)として、同じような運命を歩かされている。もう理屈ではない。生まれた時から家の神棚に引きずり込まれ、近くの神社の祭りなどで、これまたとことん洗脳されてきている。赤紙一枚で300万人が死んでも反省なし、老いても氏子総代を強いられて、自由を知らない面々だろう。そこが自民党の足場だった。

 森喜朗の「神の国」がそうだったし、安倍晋三も。自民党の選挙に出る候補者はみな神棚を祀って恥じない。これも恐ろしいカルトの群れである。彼らは同じようなカルト教団をいくつも受け入れているのである。ひょっとして本物の無神論者を探すことは困難かもしれない?人は何かにぶら下がるひ弱な生き物でしかないのか。

 

 素晴らしい日本国憲法に目を向けていない。向けない戦後教育をいまも継続して「明治」という天皇制国家主義に引きずり込んでいる。靖国神社参拝を政治屋に課すことも、カルト教団の手口の一つなのだ。昨日は安倍側近の原子力ムラの西村康稔経産相が神社に一番乗りして「安倍後継は私だ」と触れ回っている?

 

 電話の主は「親父に言われて統一教会勝共連合の会合に行った。入り口で秘書の名刺を差し出したところ、場内からOO議員の秘書が参加したとアナウンスされて動転した。挨拶を促してきたので、驚いて会場を飛び出した」と打ち明けた。カルト教団にとって政治屋は、秘書でも信者獲得の宣伝効果を狙っているのだ。議員の地元での金集めに利用価値が大きいらしい。

 「宗教は怖い。どう転ぼうが統一教会解散は避けられない」と自由人となった現在、当たり前のように本心を明かした。

 

<国際勝共連合集会では自民党代議士秘書も一人前の異常さ>

 ほとんどの政治屋は、カネと票で動く。そんな会合が重なると秘書を代理出席させる。日常茶飯事だ。元秘書が仕えた代議士の選挙は強かった。それでも?カネには目がない。

 他方、受け入れる統一教会の政治部門は、会合に参加してくれれば、たとえ本人でなくても利用価値がある。会場の信者に宣伝し、それを活字に残すことで、国民の代表が評価してくれているということを信者に宣伝できる。教団としての宣伝効果は大きい。それは秘書の名刺でも、ということらしい。この異様さにまず驚く。

 

<「清和会だったら女性信者の罠にはまっていたかも」と>

 「統一教会から女性が派遣されたのか」と聞いてみた。どこもそうだろうが、カルト教団の手口は、女性をうまく利用する点が注目される。それについて、あらかじめそのことに使命感を持たせる信者を養成する。成功すれば、教団は議員のすべてを掌握することが出来る。おそらく教団は、自民党議員のファイルを作成しているはずだ。

 これらのことが、自民党が統一教会との関係を絶ち切ることが出来ない最大の理由であろう。清和会議員の古参秘書に同じ質問をしてみた。「確かにこぎれいな女性が手伝いをしてくれたが、うちは女に手を出さなかった」と聞きもしないことにも即答した?しかし、この辺のことはすべてが秘密事項なので、聞いても無駄なことだが、元通産相秘書は「来れば断ったけど」といいながらも「幸い中曽根派。清和会だったら引っかかったかもしれない」と。

 

<「握られているので離脱は困難。解散させるほか手はない」とも>

 自由人になった元秘書の解説は、世人を納得させてくれる。女性信者をあてがわれた自民党国会議員は、秘密を握られているので動くに動けないのが実態だろう。おそらくそうに違いない。したがって、どうするか?「統一教会を解散させるしか方法はない」とも決めつけた。統一教会解散は正論であろう。

 

<男尊女卑の日本で活躍するNO1は女性信者か>

 思うに、組織の実態は対自民党工作だと女性が先兵となって、事実上の主役?を演じる統一教会国際勝共連合ではないだろうか。自民党の国会議員事務所を歩いていた時、よく感じさせられていた点もそうである。男性のベテラン秘書よりも、むしろ実権を握っていた女性秘書の存在だった?これは本当のことである。

 組織論では、腕力の強い男たちが主役を演じているが、実際は必ずしもそうでないことも少なくない。頭が混乱してしまいそうだが、永田町に限らないだろう。弱点を握られている男たちは、特に永田町に多い。

 新聞記者でも、代議士を脅す威勢の良い人物もいたが、それは相手の弱点を握っている強みである。現に統一教会のボスは、女性の韓鶴子ではないか。彼女にひれ伏す自民党の国会議員?その先頭に安倍晋三が立っていた!

 

 話は変わるが、安倍が推薦していたコロナ特効薬の「アビガン」が開発を中止した。危ないところだった。コロナ感染者は、ワクチンが災いを起こしていることが、最近では理解されている。また崩壊寸前の清和会で、原子力ムラの西村経産相が、14日に国際社会から「戦争神社」と指定されている靖国神社を参拝した。

 消費者庁の有識者検討会が、統一教会を調査をする具体策を打ち出す。善は急げ、だ。岸田はこれを待っているのか!?

2022年10月15日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

[東京 14日 ロイター]
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富士フイルムと富士フイルム富山化学は14日、抗ウイルス薬「アビガン」について、新型コロナウイルス感染症を対象とした開発を中止すると発表した。

 

2022年10月14日 (金)

2024年10月14日の衝撃波<本澤二郎の「日本の風景」(4594)

2022年10月14日の衝撃波<本澤二郎の「日本の風景」(4594)

<統一教会解散問題=憲法・民意軽視の文化庁を吹き飛ばせ!>

 若者に笑われるばかりだが、パソコンを開くと、必然的に飛び出す情報に目が移った。衝撃的な報道の見出しを拝借して、本日のブログを作成しようと思うのだが、日本国内の最大の政治課題である統一教会解散問題について、文化庁が相変わらず抵抗していることが判明した。

 

 岸田内閣の内閣支持率は、27%(時事通信世論調査)と危険ラインに落ち込んでも、文科省の極右の政治体質は変わっていない。小役人レベルまでが統一教会まみれなのだ。これは驚きである。国賊を国葬にした岸田内閣は、依然として安倍ルールを踏襲して恥じないか、それとも彼らがマインドコントロールされていることを、岸田が掌握していないのか。

 

 統一教会と自民党の腐れ縁が、統一教会と文科省・文化庁の腐れ縁になっていることが重大な問題だろう。ここは元文科事務次官の前川喜平氏に登場願って、主権者の前で公開討論させるしかないだろう。まさかカネと女に転んでいるとは断定する考えはないが、ともあれ議席の少ない無力野党は、そのための舞台装置を取り揃えて、国民の意思に沿うしかない。国会は血税を使っている最中だ。善は急げ!

 

清和会は安倍国葬で崩壊へ突入か、それとも安倍の闇資金投入?>

 清和会幹部は、萩生田や下村など傷物ばかりで、生き馬の目を抜く永田町で生き残ることは、ほぼ不可能である。先立つものはカネだ。安倍の闇資金を開けると、もうそれだけで疑惑・犯罪資金と認定される。

 怪しげな松下政経塾の官房長官の握る官房機密費にも、世論の目は厳しい監視付きだ。自民党本部の金庫は旧経世会の茂木が握っている。

 もともと安倍晋三は、清和会の秘書時代から閥務をしなかった。汗をかいて自民党総裁になったわけではない。小泉に日本会議と統一教会が襲い掛かって誕生させた、いわば彼らの傀儡でしかなかった。安倍事件で日本会議の面々も震え上がっている。

 ワシントンの監視に怯えているのだろうか。

 

<岸田はまた民意に反してマイナンバーカード強行で沈没?>

 習近平の中国でさえも、北京の大学街に「自由を」という垂れ幕が貼られたという。これは驚きだが、同じように日本人も敗戦で「自由」をつかんだ。もちろん、他人の自由を奪う自由はNOである。

 信教の自由であっても、他人に呪いをかけるような詐欺的勧誘方法での信者獲得は憲法に違反する。最高裁の判断が、既に出ている。いわんやそうして呪いをかけられた信者による霊感商法による詐欺ビジネスなど論外である。信教の自由に相当しない。山上家の信者のことを考えると、人として耐えられないだろう。

 

 翻ってみてマイナンバーカードのことを考えると、憲法の自由主義にあてはまらない。租税回避行為の金持ちには機能しないらしい。500兆円を溜め込んだ財閥1%に対して威力ゼロである。

 岸田は世論の読み違いをまたやろうとしている。安倍国葬の二の舞を強行しようとして、墓穴を掘っている。日本は自由の国である。人口減など怖くない。自由な国に人々は集う。

 

 先日は義弟の畑で、1年分のサツマイモを収穫した。感謝感激である。その際の我が家の手土産は、ヘチマである。ヘチマの殻だ。これは台所で活躍する。自らも体験している。妹は喜んだ。このヘチマには黄色い花が咲く。美しすぎて農薬で殺されたミツバチの生き残りが押しかけ、蜜を吸っている。小ぶりのヘチマは食用になる。こんなすごい植物も珍しい。一度だけ北京郊外の種屋で買ったものだ。晩秋に種が落ちて春になると、自然に生えてくる。最高の植物だ。自由に花を咲かせ、実をつくり自由気ままに生きながら、他に迷惑をかけないヘチマのように生きられる日本社会がいい。

 以下に本日の衝撃的報道の見出しを貼り付けた。しばらく思考するとよい。

2022年10月14日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

共同通信

解散請求に難色変わらず、文化庁
旧統一教会巡り被害弁連に

安倍派、会長空席のままで「清和会がここまで没落するとは」「決められない派閥」「解散すれば?」の厳しい声 

テレ朝news海外要人の滞在日数短く想定を下回る…安倍元総理の国葬経費12億円台                                                ReutersウクライナNATO加盟、第3次世界大戦につながる=ロシア高官      東スポWEBチャールズ国王の戴冠式でのカミラ王妃の王冠についてインドが「物言い」追い詰められたプーチンの足元で、「強硬派
vs
軍部」のバトルが激化している!
「核使用」を決断する可能性も
                      毎日新聞

「任意なのに義務化?」
マイナ保険証、
SNSで渦巻く不信感

米大統領が異例介入
黒人差別のラテン系議員が辞職

TBS
NEWS
「習近平指導部は要らない」「辞めさせろ」北京市内にスローガン
党大会直前に衝撃広がる

2022年10月13日 (木)

怒りの源泉=秋篠宮邸と統一教会宮殿<本澤二郎の「日本の風景」(4593)

怒りの源泉=秋篠宮邸と統一教会宮殿<本澤二郎の「日本の風景」(4593)

<44億円超の新築豪邸建設の裏事情 紀子さまが「内装に金を多く使ってほしい」(デイリー新潮)>


永田町を飛び歩いていたころ、毎週長電話をしてきた週刊新潮のS君のことを思い出した。新聞は現在では、日刊ゲンダイとかすかに東京新聞(中日新聞社)が健闘する時代だ。政府・電通の情報操作に屈する大手の新聞もテレビも、国の予算(血税)にぶら下がって意気が上がらない。比例して野党も元気がない。

 その結果、週刊誌が健闘する時代となる。とくに週刊文春と週刊新潮がタブーに挑戦して注目を集めている。昨夜、週刊新潮の記事に目が留まった。天皇の後継者になるかもしれない秋篠宮の屋敷が、なんとなんと44億円もかけていた‼今から50年前に、300万円を借金して建てた我が家に、いまもほぼ満足して住んでいるジャーナリストも、目の玉が飛び出るほどだ。

 

 庶民の目に触れることなどない金(きん)をふんだんに使ったという。道理で「祖父の出自を明らかにしろ」と宮内庁に抗議した御仁が現れても不思議ではないのだろう。

 「統一教会が自民党と神道と一緒になって平和憲法を排除して、戦争国家にしようとすると、反対に市民の側は天皇制廃止論が台頭する」との予言が現実化するかもしれない。天皇制は近代の平等原則に違反している。むろん、英国の王室も、である。チャールズ新国王は、日本の皇室と違って王制維持費のスリム化に賢明であるのだが。

 政治を見る目は、金(かね)カネで評価する。貧困国に成り下がった日本は、特にそうである。軍国主義か天皇制廃止か?次の世代に表面化するに違いない。本ブログは50年後の日本、100年後の日本にも焦点をあてている。

 

<ソウルのカルト教団本部指令は「まだ300億円不足、急いで持って来い」>

 安倍銃撃事件から日本政府と政治は、ちゃぶ台返しのように大混乱、混迷を深めている。A級戦犯の岸信介・児玉誉士夫・笹川良一らが、韓国の文鮮明という怪しげな人物を呼び寄せて、「統一教会」という金集め専門のカルト教団を立ち上げた。

 半世紀を経てみると、それらが日本政府権力の中枢を占拠していた。彼らの目的は、平和憲法による戦後体制を転覆させようというものだった。岸の子分の福田赳夫が内閣を担当して、安倍晋太郎に引き継ごうとしたが、安倍は病に倒れた。後継者は森喜朗と小泉純一郎、そして小泉のテコ入れで安倍晋三が政権を手にした。背後の統一教会のカネと人脈・行動力が勝った。晋三も一度は倒れたが、二度目に大成功し、毎日のように憲法改正という日本軍国主義の復活に総力を挙げてきた。

 3度目の政権担当に踏み出した途端、狙撃手?の銃弾に倒れた。日本軍国主義復活に国際社会もNOである。この事件が統一教会という、忘れられていた恐怖・脅威のカルト教団を浮上させた。

 総本部のソウル郊外の大宮殿に圧倒させられる。日本人のか弱き貧者の金で建設した大宮殿は、皇居さえも圧倒した。しかも、教団関係者の証言によると、まだカネが不足しているという。「あと300億円送金」の厳命が、日本の教団本部に出ている。この金額だけでも秋篠宮邸を軽く上回る。21世紀の奴隷奉公を強いられる日本人を嘆くしかないのか。エジプトのピラミッドもこのようにして建設したものか。日本人は奴隷でいいのか?

 「腹が立って腹が立って」と友人の法律家もため息と怒りが交差する毎日だ。

 

<ほとんどの日本国民はため息と怒りが爆発=血税と詐欺強奪資金>

 人間の欲望は尽きないというが、カルト教団の教祖を名乗ると、これには際限がないのだ。韓国の政府が、なぜ取り締まらないのか。むしろその反対に金を横取りして満足しているのであろう。

 日本では、食うや食わずの市民の群れがみられる。アメリカにも教会に集まって胃袋を温めている人たちが少なくない。日本の非正規労働者は、常に首切りの恐怖に怯えて暮らしている。痛々しい。

 

 かくして統一教会に怒り、皇室への反発を強めている。暴走する人間が次々と生まれる土壌を用意しているのだ。この二つとも共通する点は、いうところの安倍晋三ルール。安倍は強引に天皇を交代させ、その費用に166億円を使った。もうこのことだけで「国賊」であろう。

 莫大な血税が浪費されている日本と、莫大な強奪資金がソウルに送金される韓国に驚愕するだけの日本人でいいのだろうか。日本の右翼は、この事態をどう認識しているのであろうか。

 

<英王室は世論を配慮=質素倹約アピールの国王戴冠式>

 大英帝国の末裔は、時代の流れを察知しているのであろう。質素・簡素化を賢明に宣伝している。来月の国王戴冠式の費用に注目したい。

 国賊・国葬の日本は、日本の21世紀の歴史にくっきりと刻まれるであろう。何度でも安倍一族は国賊であると訴えたい。安倍の配下の清和会もまた国賊派閥である。アベノミクスの黒田日銀の暴走によって、日本は亡国へと突っ込んでいるではないか。

 

<日本は安倍・改憲軍拡ルールが踏襲されて「今だけ金だけ自分だけ」

<安倍清和会の威力激減・村上誠一郎除名に失敗!>

自民党の党紀委員会(衛藤晟一委員長)は12日、7月に銃撃され死亡した安倍晋三元首相を「国賊」と表現したとされる同党の村上誠一郎元行政改革担当相について「1年間の党の役職停止」とすることを決定した。(毎日)

<森喜朗も五輪事件でSOS=橋本聖子脱会か=分裂不可避の清和会>

自民党最大派閥の安倍派(清和政策研究会)は、安倍晋三元首相の死去後、空席となっている後継会長の決定を当面先送りする方向で調整に入った。同派重鎮を中心に塩谷立会長代理の会長昇格案が有力となったが、若手議員などから異論が相次ぎ、派内の意見集約に時間がかかるとの判断に傾いた。複数の同派幹部が12日、明らかにした。(共同)

2022年10月12日 (水)

総理の器と民意<本澤二郎の「日本の風景」(4592)

総理の器と民意<本澤二郎の「日本の風景」(4592)

<息子を秘書官にした岸田文雄の孤立無縁の「聞く耳」新作戦>

 昨夜は若くして永田町の革新政党に身を置いた政治家、少なくとも売国奴の清和会と全く異なった人物と長電話を楽しんだ。当選した年齢は30代前半。当時を振り返って「世の中のことなど何も分からなかった」と。これは事実であろう。筆者はそのころ、政界随一の政治家で、日本敗戦時から外交、特に日米外交に直接関係を持ってきた宏池会の宮澤喜一の門を叩いたころだ。

 岸信介が強行した60年安保さえ、その内実を知らなかった。若さの特権というと、無知の二字で片づけられる。いまはこの程度の無知の人が、バッジを多数つけている。もうそれだけで政治の劣化を裏付けているのだが、要するに岸田が批判を覚悟して31歳の息子を秘書官に起用した理由は、誰も口にしないが「民意は何なのか、自分で判断する。そのためだ」ということが、ようやく理解出来てきた。

 ということは、孤立無縁の官邸の主なのだ。信頼できる側近がいない、裸の王様ということになろうか。要するに、さまざまな世の動きをつぶさに報告しろ、が、岸田の本意だろう。「民意を自分でつかむ」との決意の現れか?

 

<宏池会を創立した池田勇人の耳学問

 大半の国民は保守本流という言葉も知らないため、当たり前のように書くと、ほとんど理解してくれない。政治教育がゼロの日本の戦後だからだ。要は、戦前の悪しき歴史の教訓を踏まえて実現した民主主義の日本国憲法を、民意と判断して制定し、政権を担当した吉田茂の政治勢力のことを指す。現に日本国憲法は全政党の賛成で誕生した。この一点にケチをつけるのが、戦前派の極右の面々である。

 彼らは日本軍国主義に染まって、侵略戦争に加担した戦前の戦犯派(岸信介や鳩山一郎ら)の勢力であるため、保守傍流と呼んで区別した。こちらは戦争放棄の憲法9条を敵視する極右勢力で知られる。現在の福田・安倍の清和会だ。筆者が批判する理由である。平和を愛する国民は、この岸・福田・安倍の保守の傍流政治を拒絶することになる。

 

 宏池会の池田勇人は、したがって民意を重視した。それを知るために多くの人々の声に耳を傾けた。これが彼の「耳学問」である。岸田の「聞く耳」とは、この池田の政治姿勢をみづからも実践する、との意気込みがあったものだといえる。動く民意と動かない民意の後者は、戦争を二度と起こしてはならない、にある。武器弾薬を持つと、どうしても戦争を起こす。

 やくざを見れば一目瞭然である。武器で身を固めるやくざは、年中争いごとにうつつを抜かす。世界の指導者のなかにはやくざレベルが少なくない。それを否定した日本国憲法は、それ故に世界の宝なのだ。宏池会の政治姿勢は、軍事に肩入れしないという点で、もっともまともな政治勢力である。敵を作らない、作ってはならない国際協調主義を原則にしている。実にすばらしい憲法の立憲主義を貫徹した保守本流だったといえる。

 だが、岸田の「聞く耳」は失敗した。安倍国葬を閣議決定したというお粗末さは、後世に残る。実に無様な選択だった。官邸機能の崩壊を意味する。岸田の側近は、清和会と統一教会にまみれていたのである。

 

大平正芳の「決断は自分がする」と繰り返し側近に厳命>

 首相官邸の主は、もともと孤立している。あれこれ妄想も頭を横切る。武器は使わないが、斬ったハッタの世界だ。民意は側近ではなく、自ら決断する。そのため、側近の結論に蓋をかけるしかない。

 これが大平流である。大平は「君らは勝手に結論を持ってくるな。判断は自分でする」と繰り返し側近に指示していた。

 

 首相の判断一つで国民生活が危険にさらされたりするものだ。その責任は重い。その重さに押しつぶされることもある。

 田中角栄は、50年前の日中国交正常化のさい、覚悟の訪中を決行した。盟友・大平正芳との固い約束を果たしたのだが、この時、娘の真紀子を随行させなかった。岸ら台湾派の決死の抵抗が予想された。それは北京でも。しかし、民意は国交正常化だった。

 大平外相は、1979年12月の首相となっての訪中で、中国へODA支援を約束し、中国経済は見事に立ち上がった。世界最大の消費大国ともなった。侵略戦争加害国としての責任の一端を果たしたことを、日本国民は銘記するとよい。これも民意だった。A級戦犯派閥・清和会は、その逆の航路を突っ走った。今も統一教会と共に反撃を続けてきたのだが。

 

<「統一教会解散命令は100%民意」>

 10月11日に全国霊感商法対策弁護士連絡会は、統一教会を解散するよう申し入れを、文科相や法相らに行った。これこそが民意である。安倍国葬強行で大失敗した岸田内閣にとって、汚名挽回の好機をつかんだと受け止めようと思う。売国奴派閥に対して「聞く耳」をもつ必要はない。

 民意に従うべきである。一刻も猶予すべきではないだろう。警察・検察を動かせば、一日もあれば事足りるだろう。

2022年10月12日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

2022年10月11日 (火)

女の罠?<本澤二郎の「日本の風景」(4591)

女の罠?<本澤二郎の「日本の風景」(4591)

<家庭崩壊と児童虐待の統一教会が地方議会向けに「家庭教育支援」と「青少年健全育成」工作の巧妙作戦>

 岸信介や笹川良一が国際勝共連合(統一教会政治部)に教え込んだ国会議員工作は「若い女を使え」だったことが、いまでは誰も理解出来るだろう。「強姦されても110番通報しない」(木更津レイプ殺人事件)ような、自立できない女性を重用する事例は少なくない。内閣で女性起用に熱心だったのは安倍。小泉にも言える。多くの教団や企業の信者獲得・製品売り込みにおいて若い女性が、常に先兵とされる。

 

 朝日デジタルが取材した「私は統一教会と連携して議会活動。違和感がない」と公言する地方議員も、統一教会との接点は女性信者だった。そこに何があったのか?

 統一教会の頂点に立っていた安倍晋三の周辺にも、女性が多く目立った。「安倍家の仮面の夫婦は昔からだった。それも影響したのではなかったか。父親の晋太郎も同じで、夫人を泣かせていた」ことも永田町では知られてきた。なかなか修身斉家治国平天下の指導者は、日本に存在しない。

 

 最近の統一教会の政治工作の中身は「家庭教育」や「青少年育成」という。多くの国民は気付いてないはずだが、統一教会の大罪の一つが「家庭崩壊」や「児童・子供虐待」である。言行不一致も極まっている。したがって、その反対の活動を大々的に宣伝するさいにも、若い女性を前面に立てて、隠れた闇の信者からの私財強奪を正当化させる?違うだろうか。

 

 同じようなことは、武器商人にもいえるが、彼らは戦争をさせて暴利、他方で都市の再建でも暴利だ。ウクライナとロシアの今後がそうであろう。戦争を金にする悪魔の人間の典型が「死の商人」に違いないが、統一教会もやや似ていないか、との声も聞く。たとえば上命下服という組織論は軍隊で貫徹されている。法律家の話では警察・検察のルールともいう。犯罪捜査において差別が繰り広げられる理由だ。軍隊式はカルト教団に共通するノルマも同じだろう。特に自立しない女だと効果100倍だろう。自由主義者は、首に鎖をはめられてもNOである。悪しき共産主義の政党や国も、この罠にはまる傾向が強い。

 

 いえることは、統一教会国際勝共連合は、国民に有益な組織体ではない。有害かつ危険なカルト教団であると、繰り返し断罪したい。昨夜遅く東南アジアから電話が鳴った。「安倍・国賊の国葬の本が売れている」と話していた。

 

<「無知は犯罪」である=被害者救済弁護団の公報活動も大事>

 統一教会元2世信者のさゆりさんの記者会見に驚き、怒り狂った国民は、かなりの数に上った。彼女を外国特派員協会の記者会見場に登場させた関係者の努力に対して、敬意を表したい。ところが、統一教会本部は会見中止という信じられない要求・指示を、言論機関の特派員協会に押し付けてきた。結果は逆効果だったが、重大なことは会見中止指令を、言論の自由を掲げている外国特派員協会の記者会中の会見場にまで押し付け、それを強行した政治力のすごさである。

 日本で唯一の外国特派員協会を、あろうことか自由に手なずけている政治力と闇の資金力に驚愕せざるを得なかった。ジャーナリストなら、この説明を

理解するはずである。

 

 日本記者クラブの腐敗は、ナベツネ時代に入ってから常態化?右翼言論が際立ってしまったが、外国特派員協会は各国特派員が主導権を握っている。日本政府が横やりを入れる事態など想定できない。しかし、さおり会見では国民が目撃している場面で統一教会本部が実演させた。

 

 そうしてみると、統一教会国際勝共連合の知られざる闇の権力による集金強奪の犯罪的行為が、いかに強力なものなのか、会見中止要請強行は特派員協会としても、しっかりと検証すべきだろう。由々しい一大事である。

 

 同時に日本の法曹界の対応である。政治と宗教のこと、信教の自由(20条)についての確たる解説を国民に示すべきだろう。言論界のあいまいな解説は、公明党創価学会の金に左右されていると見られがちだ。

 統一教会被害者弁護団の態勢確立が急務だ。議会・行政・司法への大掛かりな働きかけ、国民に対する広報など、日本弁護士連合会を挙げての対応も求められている。恐ろしや日本政府がカルト教団に操作されてきたという、深刻・危機的な事態をどう克服するのか、国連など国際機関に提訴・協議を含めて

の打開策も。カルトの宗教法人解散は当たり前であろう。

 無知は犯罪である。

 

<猛省する凡人ジャーナリスト=歴史の真実に向き合う教育不可欠>

 7月8日以来、凡人ジャーナリストは猛省しきりである。国賊を国葬にする岸田内閣の閣議決定にさえも、国民は阻止することが出来なかった。怪しげな政府は、いまも継続している。

 問題の本質は、日本人は歴史を知らないことだ。教えない近代史から遠ざかって良しとしてきた。これは間違いだ。日本の教育に問題の根源がある。しっかりと歴史を学ばせる。そうして誕生した日本国憲法の基本も、小中高で学ばせることが、必要不可欠である。

 

A級戦犯も岸信介も笹川良一知らないでは困る=学校教育に力入れよ>

 いま我々が当たり前のように活字にしている歴史について、若者は理解していない。岸信介も笹川良一も知らない。

 油断していると、オウム真理教も忘れがちだ。戦前回帰派は、統一教会も間もなく忘れるだろうと見ている。これでは日本の近代は遠のくばかりであろう。1945年に時計の針を戻した近代史を、身につけさせることが不可欠だ。

2022年10月11日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

(朝日デジタル)宗教法人「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」と地方議員は、どのように関わってきたのか。教団側の理念や「家庭教育の推進」「同性婚反対」といった主張に共感し、教団と付き合ってきたという自民党の小松良行・福島市議(60=4=がインタビューに応じた。

<無知の右派系議員は女性に甘い?>

(同)教団の講師と話した時、「家庭教育支援」や「青少年健全育成」の話題を出された。自民党が法案成立を目指している政策だ。県PTA連合会長を務めていたころから、教育学者の高橋史朗氏が唱える「親学」に傾倒し、家庭教育支援の必要性は認識していた。私は認定こども園の運営法人理事長という立場であり、保育系の団体でも、家庭教育支援は話題になっていた。

<地方議会を制圧するカルト教団にからめとられる熊本県の悲劇>

(同)国が家庭教育の基本方針を定めるという「家庭教育支援法」の制定を求める意見書が、全国各地の地方議会で可決されている。家庭教育は、宗教法人「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」が重視する。意見書を可決した自治体が最も多い熊本県では、教団の友好団体の幹部を務めている男性が立ち上げた団体が、意見書を求める請願の提出者になっていた。

(原子力ムラと徹底抗戦する)竹野内真理blog発見「311は地震が原因・東芝製3号機はプルトニウム燃料使用による核爆発」と真実を公開していた!http://takenouchimari.blogspot.jp (安倍を国賊と断じた)自民党・村上誠一郎議員が涙を流して独白 安倍政権の安保法制を批判Youtube動画も!141,914
回視聴
2015/06/17
自民党衆院議員の村上誠一郎氏にインタビューした。自民党議員でありながら「安倍政権が掲げる安保法制に反対だ」と公言し今の自民党の有り様な …

 

2022年10月10日 (月)

統一教会解散は天の声<本澤二郎の「日本の風景」(4590)

統一教会解散は天の声<本澤二郎の「日本の風景」(4590)

<権力の中枢がカルト教団に監視・操作される日本を許せるか>

 元統一教会2世信者のさゆりさんの外国特派員協会での記者会見は、同教会の不正と腐敗と犯罪行為を、素朴に分かりやすくしっかりと説明した。戦後の政治史上、最も優秀な政治家で知られた宮澤喜一が「私はサユリスト」と公言していたことが頭に浮かんだ。彼女は女優の吉永小百合のような知性の人だった。

 

 彼女の最後っ屁「統一教会を解散させてください」という叫びに特派員協会記者団から大きな拍手が沸き起こった。これも珍しい。彼女の怒りの抗議は、天の声である。天とは日本国民・主権者の意味である。世界に発信された。

 

 権力の中枢が、外国のカルト教団に監視され、かつまた操作されてきたことを、国民は断じて許さない。国賊・安倍清和会排除を決して忘れてはなるまい。憲法20条の信教の自由に真っ向から違反している。

 

<戦争犯罪者・A級戦犯のための政府は天に唾するもの>

 統一教会の源流を探ると、そこに満洲人脈を確認することが出来た。安倍の祖父である岸信介ら戦争犯罪者(A級戦犯)の野望実現のために、日本列島に放たれた悪魔のオオカミだった。

 日本はアメリカのポケットといわれてきたが、実際は統一教会のポケットでもあった。前者は武器弾薬を大量購入して、後者はか弱い市民に襲い掛かって「悪魔だ」「地獄だ」などと、実に幼稚な馬鹿げた口実でもって、身ぐるみすべてを剝ぎ取る追い剝ぎ泥棒組織だった。宗教に値しない。

 

 真っ先にまともな宗教団体が統一教会の解散を叫ぶ場面だが、それがなかったか、声が小さかった。日本の宗教法人が腐りかけていることの証明となった。「信仰しない自由」を正当化させているのではないか。

 

 岸田内閣は、自らをまともな政府だと自認するのであれば、即刻解散命令を裁判所に提訴すべきである。その逆であれば、A級戦犯の満洲人脈の政権であることを、改めて世界に知らしめることになろう。

 

<日本国憲法の「戦争放棄の9条」が日本とアジアの平和と安定の基礎>

 アジアの緊張は、ぐっすり眠っていた尖閣問題を石原慎太郎が蓋を開け、民族派松下政経塾の野田佳彦が国有化して、日中関係をぶち壊した。安倍のもとで台湾有事策略を進行させて、日本核武装化に向けた憲法改悪ムードをまき散らしてきた。これこそがA級戦犯の後裔政府の危険な対応だったことを、国民はしっかりと認識すべきだろう。

 このことが北京の強権体制誕生に貢献してしまった?猛省すべきだ。50年前の日中友好は、アジアの平和と安定の基礎という両国民と政府の認識は今も正しい。林外相は、極右のフジサンケイ批判ごときに屈してはならない。国民は分かっている。

 

 戦争放棄の9条は、世界の宝である。目下のロシア・ウクライナ戦争が証明している。悲惨の二字を地球上に書いてはならない。A級戦犯の国賊勢力に屈するなかれ、である。

 

<岸田文雄の「9条は変えない」(宏池会60周年記念・2017年)は国民を欺くための嘘だったのか>

 昨日は2017年に書いた「日本の風景」を眺めていたところ、当時の岸田文雄の発言が見つかった。宏池会会長として創立60周年の集いを主宰し、彼は「憲法9条は変えない」と宮澤喜一の薫陶をそっくり受け止める発言をしていた。

 

 宏池会は、吉田茂を始祖とする保守本流の池田勇人が立ち上げた。参集した戦後派の官僚群は、戦争放棄の日本を当たり前と思っていた。憲法改悪など論外だった。

 ポスト中曽根の自民党総裁選において、宮澤は「核兵器の時代において9条こそが最高の武器だ」とあっぱれ平和軍縮論を公言した。傍らで池田行彦が「宮さん、なかなかいいことを言う」と筆者に耳打ちした。行彦は池田勇人の娘婿だ。彼が長生きしてくれたら田舎で晴耕雨読の生活は無縁だったかもしれない。むろん、A級戦犯の言い分と全面対決したろう。

 

 今の岸田は危うい。信念がない。それが統一教会問題にも現れている。屈すれば、政権の先行きは厳しい。外国のカルト教団に弱者の私財を奪われ、地獄に突き落とす深刻な事態を目の前にして、そのことに屈するようでは、この世は終わりではないか。

 

<宗教法人法違反は明白=国賊・清和会排除で即決着>

 統一教会は、1日も早く解散させることが不可欠である。清和会のA級戦犯グループ排除は、国賊ゆえに排除するほかない。宮澤喜一・池田行彦の宏池会理念を貫徹せよ、である。

2022年10月10日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

2022年10月 9日 (日)

さゆりさん涙の感動的会見<本澤二郎の「日本の風景」(4589)

小川さゆり涙の感動的会見<本澤二郎の「日本の風景」(4589)

<悪魔の統一教会解散を叫ぶ2世信者=Youtube動画を見ていて涙>

 この世は地獄なり!統一教会信者2世の告発会見を見て心底、そう思う。カルト教団は、信教の自由を盾にして人権侵害をやりたい放題、それに行政・文科省も事実上、放任してきた。安倍銃撃事件が起きなければ、これからもずっと蓋をかけられていた。

 山上徹也の母親は、今も地獄に突き落とされた家族に向き合おうとしていない。統一教会のマインドコントロールという、世にも恐ろしい脅迫(犯罪)によって、健全な精神を奪いつくすという、一種の魔術にかかっているのだろう。日本に心を健全にする本物の専門家が存在しない。これもまた恐怖である。

 

 そうした地獄の人生から生還した2世信者が、10月7日に外国特派員協会で記者会見した。今一番大事な場面で、統一教会問題から逃げる日本記者クラブに対して、唯一の窓口になってくれている外国人記者クラブに感謝したい。

 

 元2世信者の鈴木さゆりさん(仮名)の勇気・正義と涙の記者会見の様子をYoutube動画を見て、反骨の凡人ジャーナリストも涙をもらってしまった。カルト教団は悪魔だ。日本人はいま悪魔のカルト教団と闘争している。権力の中枢が、文鮮明というくだらなすぎる悪魔の教義に操られている!しかも、ほぼ半世紀前からである。

 

<日本国民必見の恐怖のカルト教団に支配されてきた自民党政府>

 自民党議員は、実に三つのカルト教団によってバッジをつけている。神社本庁・創価学会と統一教会であるが、信者に恐怖をとことん植え付けることで、財産のすべてを奪いつくす。その結果、家庭を崩壊させ、信者のみならず子供たちまで地獄に突き落とす虐待行為は、文字通りサタンの金集め・強奪する犯罪組織と断罪できるだろう。その被害者の典型が山上家だった。

 

 同家の長男は自殺し、次男が復讐に燃えた。その先頭に立って恩恵を受けていた元首相を襲撃した。このことがカルト教団関係者を覚醒させた。その一人がさおりさんだった。

 彼女の証言が、今までのそれよりも衝撃的だった。覚醒した純朴なさおりさんの淡々とした統一教会批判に心を打たれた。会見の途中で統一教会本部から横やりが入ったが、彼女は屈しなかった。涙を振り払いながら、カルト教団の恐怖を語り続けた。立派だった。TBS強姦魔の山口に屈しなかった伊藤詩織さんを思いだした。さおりさんは自立した女性だった。夫の支えもあった。

 自民党関係者必見の記者会見である。彼女の声は、世界へと発信されている。カルト教団の犯罪は、日本のみならず国際社会へと拡大している。それにしても、恐ろしい事態であろうか。金集めを教義にした点で、やや創価学会的であるが、そのあくどい手口は他に勝るだろう。

 彼女の叫びは「大金ノルマ=韓国へ送金・あと300億円」「脅迫(子孫が地獄へ行く)の中で生きる信者(山上家の母親も)」「献金で家庭崩壊=子供は貧困・児童虐待」「文化庁は解散させることが出来るのにしない不思議(清和会政治力)」などか。

https://www.youtube.com/watch?v=Bq3a9VolVRs

 

<さゆりさん(仮名)の叫び「統一教会解散させて」‼>

 さゆりさんは、今自由の身となった。そのためには「親と組織との戦いに勝つことが不可欠」といった。恐怖を徹底的に植え付けることで、脱会者を抑制するカルト教団が君臨してきた、21世紀の日本に改めて衝撃を受ける。それを放任してきた日本政府。それどころか、カルト教団の黒幕が安倍晋三を中心とする清和会だった。

 国賊であろう。それでも岸田は安倍を国葬にした。岸田もまた断末魔の前途を予告する声も。国賊・清和会日本会議解体も不可欠だ。

 今年のノーベル平和賞は、ロシア・ウクライナ・ベラルーシの人権団体と人権

擁護に貢献した人物に与えられた。さゆりさんの活動も、この輪の中に入っている。国民は彼女とその仲間を支援するだろう。彼女の最後の叫びは「統一教会を解散させてください」。肝に銘じたい。日本国民のほとんどがさゆりさんの味方である。

2022年10月9日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

ラテンアメリカでの統一教会の暗躍(Aさんのメール)

http://nobuyoyagi.blog16.fc2.com/blog-entry-803.html?sp

2022年10月 8日 (土)

細田はお陀仏か<本澤二郎の「日本の風景」(4588)

細田はお陀仏か<本澤二郎の「日本の風景」(4588)

<記者会見も出来ない安倍晋三・清和会後継者は政治家失格>


公明党創価学会のおかしなセクハラ医師が議員を辞めたが、清和会の前会長の細田博之はどうなのか。彼の父親を知っているが、福田派のマージャン好き程度の印象しか残っていない。この世で最も危険で、人間が扱うことが出来ない原子力発電所を、県都・松江に建設するといわれているくらいだから、もともと人間失格といっていい。

 311のフクシマの教訓さえ理解できない原子力ムラのボスに満足して、安倍晋三の原発再稼働に向けて奮戦してきた利権屋としても知られている。清和会の留守居役を務めた安倍らしい感謝の衆院議長就任に違いない。

 もう一つの、統一教会安倍・官邸の代理人のことも胸を張れない。こそこそと逃げ回って臨時国会を迎えたのだが、大事な国民向けの釈明会見さえできない。ことほど統一教会まみれだった、何よりの証拠であろう。少しでも恥を知る日本人であるならば、潔く議員辞職すべきであろう。

 次の総選挙では、統一教会どころか公明党創価学会も応援しない。出雲大社の票では当選不可能だ。住まいを原発のそばに移転して、静かに余生を送ってはどうか。

 

<国民誰もが「国権の最高機関の長としてふさわしくない」と判断>

 安倍・清和会のお庭番ゆえに、メディアの追及が弱すぎての居座り議長だとも指摘されている。今も話題の「電通」の庇護を受けているに違いないが、国民は許さない。

 立法府である国会は、国権の最高機関である。人格識見に恵まれた国民の代表であることが、議長になれる資格要件である。修身斉家の人なのか、はたまた治国平天下の人か。

 国民のだれもがNOを突き付けている。細田博之は衆院議長としての資格がない。最もふさわしくない人物である。引導を渡すほかない。

 

<統一教会で講演後、必ず「真っ先に安倍総理に伝言約束」発言>

 天下の素浪人は、人生を国民生活に決定的に影響を与える政治と共に歩んできた。こと自民党に関しては、誰にも負けないという実績を積んできているとの自負がある。

 そこで自民党の強さについていうと、それには三つある。戦前の国家神道である神社神道である。原始のカルト教団だ。これにA級戦犯の岸や笹川が育成した統一教会国際勝共連合という、これもまたカルト教団だ。しかし、この二つのカルト教団では、政権を担う力がない。そこで公明党創価学会という新たなカルト教団を仲間に入れて、政権を維持している。この三つのカルトの一つでも外れると、政権維持は困難になる。3分の2議席の確保は困難だ。もちろんのことで、平和憲法を改悪して「戦争する日本」に改造することなど不可能である。

 幸か不幸か、現在はこの三つのカルト教団の威力が衰退している。国民を裏切るような事件事故の連発ゆえも関係している。安倍長期政権維持の原因は、この三つの悪の歯車が都合よく回転してくれた。

 有権者の多数は、無党派層である。筆者はその代表的な人間だから、遠慮なく発言できる。この無党派が覚醒すれば、政治が動く。特に女性や若者が覚醒すれば、日本の1%の政治は前に進むことが可能である。危機感を抱いた自民党は、それ故に投票権を20歳から18歳に下げた。

 残るは世論操作だ。新聞テレビの政府広報化である。安倍が真っ先に手を付けたのがNHKだった。公共放送による世論操作は、圧倒している。NHKを公正な報道機関にすることが急務であろう。

 

 横道にそれたが、筆者は最近よくYoutubeを見ることにしている。右翼のそれは見る価値などないが、中には参考になる情報もある。そこで統一教会の大きな会合で、細田が主賓として挨拶する映像を目撃した。

 彼は最後に「本日の会合の様子を直ちに安倍総理に伝えます」といって締めくくると、会場から盛大な割れんばかりの拍手が湧き起こる。つまり、細田は安倍の名代として、統一教会の会合に何回も参加しているであろう様子が見て取れる。岸が育てた安倍のための反社会的カルト教団の集会で、安倍の代理として韓鶴子に感謝する役割が、清和会会長の一番大事な任務だった。

 細田は統一教会と共に消えてもらうしかない。岸田文雄も分かっているはずである。

 

<「証拠は沢山そろっていて逃げ道はない、潔く切腹しなさい」が天の声>

 Youtubeという便利な情報伝達手段が、安倍・清和会の確信的な不正腐敗の証拠を主権者に取り揃えてくれている。安倍もそうして7月8日に家庭崩壊した被害者に襲撃されたものであろう。

 思うに安倍家と統一教会の深い仲は、実に三代に渡っていた。安倍晋三の母親が、統一教会との接触が過ぎると心配していたという。安倍晋太郎担当記者がTBSの報道特集で発言していた。母親は岸の背中を見て育った。岸も暗殺未遂事件に巻き込まれている。母親の勘なのか。それほど岸・安倍家三代にわたる統一教会との関係は、ものすごく深く長いのだ。

 

 未確認だが、岸の晩年の生活の面倒を見た美人さんが統一教会信者と教えてくれた古参の自民党秘書がいた。彼女はその後に安倍晋三家に移り、引き続き家庭内を取り仕切っていたとも。事実であれば、安倍家の複雑な家庭の様子は、逐一統一教会本部にもたらされていたのであろうか?

 それはそれとして、安倍・清和会を、安倍に代わって面倒を見てきた細田は、議長として不適格である。

 

<売国奴の清和会崩壊は時間の問題=残るは笹川一派>

 隣国のカルト教団に操られてきた日本政治の中枢について、無知をかこってきた凡人ジャーナリストは、いま猛省を込めて岸・福田・安倍の清和会と向き合っている。

 確か2017年のことだった。統一教会を大きなカルト教団に育てた笹川良一も文鮮明もいなかったが、笹川の息子・陽平は、財団の広大な別荘に、天下人になった安倍と小泉、森と麻生の首相と元首相を勢ぞろいさせた。その驚愕の映像が同年8月に流れた。場所は、オウム真理教の麻原彰晃が1995年に逮捕された山梨県上九一色村に近い。笹川天下を象徴するものだが、麻原は既に2006年に死刑が確定し、2018年に執行された。

 統一教会も瓦解するしかない。笹川王国が一人残ったが!

 

<高市と山際もアウト=再度内閣改造の勧め>

 安倍の死に泣いていた高市早苗の大法螺が、ネットに流れ、話題を呼んでいる。彼女の目は澄んでいないという。山際という閣僚もお話にならない釈明大臣で有名人になったようだ。

 この二人ともアウトだろう。岸田内閣はまたまた内閣と党の人事を断行し、せめて安倍側近と清和会を一掃するほかないだろう。「黒田日銀の首も切れないで、円激安による物価の急騰を押し付けて臨時国会を乗り切るのは無理だ」との庶民の叫びに応えることも出来ないだろう。

 護憲リベラルの宏池会内閣がこんなにひどいとは、50年前の大平正芳も悲嘆に暮れている姿が瞼に映る。

2022年10月8日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

2022年10月 7日 (金)

満洲人脈<本澤二郎の「日本の風景」(4587)

満洲人脈<本澤二郎の「日本の風景」(4587)

<戦前の価値観(天皇制国家主義)が支配する改憲軍拡の永田町>

 安倍晋三の国賊政治の大罪は、日本国憲法を擁護尊重義務を放棄して、ひたすら改憲軍拡路線を突っ走ってきた点にある。それは安倍前政権の松下政経塾の民族派・野田のころからだった。議会での安倍弔辞を野田が?正体見たりだ。

 

 昨日届いたメールは、統一教会の背景について、これまでも繰り返し指摘してきた満洲人脈のことが、より分かりやすく分析してくれているので、貼り付けることにした。1965年の日韓基本条約は、岸の実弟である佐藤栄作内閣と韓国の朴正熙政権によって強行された。両者とも満洲人脈がまとわりついていた。

 そもそも韓国大統領の朴正熙は、侵略日本軍に忠誠を誓って日本名を名乗っていた。解放後の韓国の政情は複雑怪奇で、武器弾薬で人々を押しつぶしてきた。そこに文鮮明も紛れ込んで、日本で荒稼ぎをしたのだが、被害者は呪いをかけられたか弱い婦人たちだった。信教の自由など論外である。

 日韓共に満洲勢力が敗戦後の政権を掌握していたことに、改めて驚愕させられる。そのことに両国民共に沈黙して生きてきたのだ。満洲時代が継続する天皇制国家主義を受け入れてしまった日本の議会・行政・司法と言論界の総括が、いまだに封じ込められていることに、学者・歴史家・文化人の不存在と、そしてこのことに徹底抗戦しなかった野党や労働界のぶざまな実態について認識さえしなかった凡人ジャーナリストと多数の日本国民とは何だったのか。

 国民のすべてが猛省し、自立へと前進しなければならない。

 

<岸・安倍・笹川・朴正熙・文鮮明が踊る不気味な統一教会支配の日本>

 本心から安倍に感謝したい?彼の死がパンドラの箱のふたを開けてくれたことに対して。国賊を官邸に押し込んできて、それを由としてきた日本人だったこと。はては20年に渡って安倍と二人三脚で、官邸支配に狂奔してきたNHK記者の心情を、精神鑑定する必要があるかもしれない。

 

 天皇制国家主義を放棄して、晴れて戦後の民主主義を手にした護憲リベラルの政治勢力が、気が付くと姿を隠した今の永田町!安倍国賊政治から離脱して政権を担当したはずの宏池会政権?しかし、岸田の精神は国賊の血が流れていたことに、人びとは気付いて泣きわめいている。

 

 岸・笹川・朴正熙・文鮮明・安倍の亡霊が徘徊している日本!まさに統一教会が、この瞬間にもあたかもヒルのように、岸田自公政権にこびりついている姿を見せつけられている日本人!繰り返し日本人とは何なのか、と問いかけるしかない日本人!悔しい、本当に悔しいではないか。

 

<岸田の優柔不断=祖父が満洲で一旗揚げていたことと関係?>

 「安倍国賊の遺志を引き継ぐ」という岸田文雄に期待する点はあるだろうか。

31歳の小倅を首相秘書官にした岸田に期待することは、たった一つある。それは統一教会を直ちに解散させることだ。宗教法人の税金免除を排除することである。これを断行して政権を投げ出すか、国民に信を問うことしか、いま考えられる手段方法はないだろう。

 それが満洲で一旗揚げて大金を手にした祖父に対する、唯一の孝行ではないか。

 

<耐えられない戦後民主主義・政教分離教育を受けた現代に生きる人々>

 筆者は信州の名門・小川平二さんに「護憲リベラルの宮澤喜一を頼む」といわれた。彼の父親・小川平吉は、息子が「満鉄に入りたい」というと、父親は「馬鹿者、他人の家に土足で入るなど許さん」と一撃のもとにはねつけた。質素な世田谷の平二宅玄関の正面の額縁には、孫文の書「敬天愛人」が飾ってあった。宮澤の傍らには、人柄のよさそうな岸田文武がいた。文雄の父親である。

 いま小川・宮澤一門の末席にいる岸田文雄が日本政府の主だ。両手を胸に当てて思案してほしい。何をなすべきか。「満洲人脈」を断ち切ることが、岸田の運命であることを理解できるだろう。

 岸田を含めて今を生きる日本人は、民主主義を学び、政教分離を歴史の教訓から知った。近代を生きる、世界に貢献することが出来る日本人の進路は、このことを貫徹することである。国賊の一味から手を斬れと諫言したい。

2022年10月7日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

送信日時:
2022
106
9:13
宛先:
本澤二郎
件名:
Re:
岸田文雄の謎が解けました中田潤さんのフェイスブック投稿です。

<一度、死して忠誠を誓う>朴正煕が日本軍に提出した血書 画像①統一教会の生みの親・朴正煕、岸信介、岸田文雄の祖父は満州にいた

 韓国の独裁者・朴正煕。

<満州軍第8団(連隊)副官として八路軍や対日参戦したソ連軍との戦闘に加わり、内モンゴル自治区で終戦を迎えた。>

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%B4%E6%AD%A3%E7%85%95

 統制経済・独裁国家を目指した官僚・岸信介。「満州は私の作品」岸田文雄の祖父・岸田正記は満州にだけあったデパート「幾久屋」経営や不動産業などにより巨万の富を得た。画像②

 朴正煕の血書にはこう書かれている。

<日本人として恥かしくない精神と気迫で一死奉公のために堅く決心します。
確実にやります。 命をつくして忠誠をつくす覚悟です。
一人の満州国軍人として満州国と祖国のためにいかなる一身上の栄達も望みません。
滅私奉公、犬馬の忠誠をつくす決心です。>

https://blog.goo.ne.jp/harumi-s_2005/e/239f4184d1c6d0672e6709c573e2fc9b

<統一教会は急に反共産主義を掲げ出したんです。そうやって便宜的に反共産主義を掲げて朴正煕政権に取り入って教団を大きくしました。その流れで韓国と日本で国際勝共連合を結成して、岸信介さんが後ろ盾になった>

https://news.yahoo.co.jp/articles/ff020e445ab94990e0eacde1588232afaf454225

<米CIAの後ろ盾の下、「北朝鮮の共産主義に打ち勝って統一/勝共統一」をスローガンに、反共活動組織を必要としていた韓国の朴正煕(パク・チョンヒ)政権(1961~79)の庇護を受けるため、統一教会の文教祖は、反共産主義を掲げて朴大統領に取り入った。>

https://president.jp/articles/-/59539?page=3

 満州を起点に国際的なファシストのネットワークが誕生した。

<自民・萩生田政調会長、旧統一教会の解散命令「難しい」>

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA020340S2A001C2000000/

 なぜ?民主主義国であるはずの日本に満州がまだ厳然と存在するからだ!

 東京都千代田区永田町・満州国・自民党本部!

2022年10月 6日 (木)

出るはため息ばかり<本澤二郎の「日本の風景」(4586)

出るはため息ばかり<本澤二郎の「日本の風景」(4586)

<カルト教団が支配してきた岸・安倍清和会の腐った日本政府=自民党公明党政策も改憲案も統一教会任せ>

 なぜ国民は安倍晋三に反対するのか。繰り返し訴えるのか。それは余りにも日本人がかわいそうだからだ。無知から来ている。しかし、いま気付いた。真相を知れば「安倍国葬」は、反対するほかない。そもそも近代の民主主義の社会では、主権者の思想・良心を拘束する「国葬」を容認しない。むろん、憲法も反対である。就中、史上最低最悪の国賊に資格などあろうはずもない。それでも岸田文雄内閣は強行した。原因は日本政府が、依然としてカルト教団に支配されている何よりの証拠である。岸田も側近も天に唾する行為で恥知らずと決めつけられよう。

 

 日本人の平和追求の思いと「住めば都」の故郷への愛着は強い。二本足で立つ自立への思いを誰も止められない。「安倍国葬」に反対した勇気ある日本人は、すべてが正義の人々で、徹底した命を大事にする平和主義者なのである。安倍国葬に反対する過程で、人びとはこの国がワシントンだけでなく、外国のイカサマのカルト教団・統一教会にも操られていたことを知った。

 

 サタンは、悩みを抱えた家庭の主婦や若者に対して、呪いをかける人権侵害の違法な勧誘方法で信者にすると、彼女や彼らのなけなしの財布や財産を、チリ一つなくすべて奪いつくす。ささやかな家庭を破壊された人びとは、自分と同じように仲間の信者を地獄への道に突き落とす。人の道に反する活動を強要させる。これほどの悪徳がこの世に存在していいはずがない。

 

 あまつさえ二世、三世にも同じ苦痛を、宗教的修練として強要する。集めた莫大な資金は、日本と韓国、アメリカの反共勢力の活動資金にも流れた。外為法違反事件を繰り返しても、清和会の悪徳がもみ消してくれる。文字通りの国際的な犯罪者集団であるが、日本政府はお目こぼししてくれる。日本の法治は、統一教会国際勝共連合カルト勢力に対して無力なのだ。

 

 この恐ろしいカルト教団が、岸信介の実弟・佐藤栄作内閣にも、次いで福田赳夫内閣を誕生させた。安倍晋三の前には、森喜朗と小泉純一郎の内閣を誕生させた。小泉の靖国参拝と郵政民営化を強行し、隣国との関係を破壊した。安倍は台湾独立にも手を出した。台湾有事は安倍策略であろう。韓国との関係もぶち壊した。ロシアは北方領土返還を憲法で禁じた。

 

 その一方で、ワシントンの高価な武器弾薬を購入して、死の商人を感動させてきた。まるで遺言のように軍事費の2倍増を、今の岸田内閣に命じた。安倍こそがサタン・悪魔・売国奴であろう。目下のアベノミクス日銀による日本円の激安で、人びとは物価の急騰に泣いている。哀れ!母子家庭や年金生活者の生活資金は、羽が生えてどこかに消えて行っている。

 

 本ブログに怒り狂うような情報が寄せられた。「安倍紙幣」の発行?冗談では済まされない。徴兵制も安倍の悲願だった。満洲人脈の輩にとって戦争こそが国家神道復活を約束させるのであろうが、日本の主権者はそんなに馬鹿ではない。神社神道に警戒せよと叫び続ける必要があろう。

安倍紙幣発行に国民皆兵なる強制的軍事動員

https://johosokuhou.com/2022/10/05/62017/

 

本澤先生、真理さんを検索したらこのような事が?先生の感想をお聞かせ願いします‍♂️⤵️     
10/5      
仲村正昭

https://takenouchimari.blogspot.com/2022/07/blog-post_19.html?m=1

安倍家と金正恩がつながっているという驚きの家系図


 https://plaza.rakuten.co.jp/rurury/diary/201806100000/より

2022年10月6日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

(追記)日本人は糠味噌が最高!昨日は親類のフクエさんが茄子と胡瓜の糠味噌漬けを持参してくれた。ありがたい。暮れには沢庵漬けに挑戦だ!弟が枝豆を持参。さっそく茹でて食べた。寒空でビールは飲めないのが残念。しかし、農水省はなぜ大豆を奨励しないか。無農薬で見事な大豆が採取できるのに。農水官僚利権なのか。無農薬無遺伝子組み換え大豆で、本物の納豆菌を使った納豆を食べてみたい。誰か挑戦してはどうか。自民党政府の頭脳は、半世紀前からカルト教団に占拠されてしまったが、これも食べ物と関係があるとの説は本当かもしれない?

2022年10月 5日 (水)

今もA級戦犯が徘徊する日本<本澤二郎の「日本の風景」(4585)

岸らA級戦犯が徘徊する日本<本澤二郎の「日本の風景」(4585)

<文鮮明の韓国キリスト教反共極右のルーツは、恐ろしや岸信介・児玉誉士夫・笹川良一らの満洲人脈=政教一致体制による国盗り発覚!


筆者は1972年に政治記者となって、リベラルの大平派宏池会を担当し、同時によく宇都宮徳馬さんの事務所に出入りした。自民党政府の政治腐敗についてのコメントは、必ず宇都宮さんに取材した。彼だけが正論を吐いてくれた。A級戦犯の岸信介追及の急先鋒だったことは、大分経ってから知った。一方で、東条内閣の商工大臣として戦争責任者となった岸が、なぜ戦後の民主主義の首相になれたのか、このことが派閥記者1年生にとって不思議でならなかった。

 

 歴史を教えられないで大人になった凡人ジャーナリストは、目の前の自民党の正体についても知らなかった。思えば不思議なことだが、本当のことだった。電通のことなど論外だった。神道政治連盟という戦前のカルト・国家神道の赤紙のことも。おそらく今の若者も同じではないだろうか。

 

 それはさておき、最近知り合いの青柳さんが韓国人社会で流布しているというYoutubeを送信してくれた。韓国史について現在も無知な人間は、即座に理解できない。しかし、なんとなく分かりかけてきたのだが、要するに文鮮明

と岸・児玉誉士夫・笹川良一らのA級戦犯は、共に中国の満洲傀儡政権下で不正の限りを尽くした面々と人脈的に関係があったことが、大分理解できた。岸が政権を担当して、そのあと突然、文鮮明が現れたわけではなかった。

 

 韓国にはプロテスタント系キリスト教会が流行しているそうだが、古くは米国人宣教師による反共右翼教徒の集団として、1910年の日韓併合にも、当時の日本侵略軍に協力していた。それが日本敗戦、解放されソ連軍が侵入してくると、一斉に北から南に逃亡する。その多くは地主と知識人が占めていたというのだ。

 解放後の大混乱期に、日本軍にも協力した反共右翼キリスト教徒は、ソウル大学と韓国陸軍を占拠した。この詳細をもっと詳しく知りたいところだが、そこで彼らがクーデターを起こし、悪役の朴正熙の軍人大統領が誕生した。

 朴は岸ら満洲人脈のまぎれもない仲間だ。韓国のKCIAという悪の権化との連携が生まれた。文鮮明は日本工作の第一人者だった?彼を喜んで受け入れたのが、満洲人脈以来の仲間であるA級戦犯の岸や笹川だった。1960年代に突如として、関係が生まれたわけではなかったのだ。古く満洲傀儡政権時代からの腐れ縁が存在した。

 ご存知、A級戦犯グループは日本を反共の砦にするという米CIAの策略に従って政権を掌握した、文字通り戦前の大日本帝国の体現者だ。民主などこれっぽちも理解しない神道国家主義の野蛮人に等しかった。その岸の娘の洋子が、安倍晋太郎の妻で、晋三の母親だ。

 

 東京渋谷の一等地にある統一教会本部の隣が、岸の自宅だったという関係から、日本のA級戦犯グループが、文鮮明の周囲を完ぺきに保護・防御していたことが分かる。60年安保改定を強行して退陣した岸は、実弟の佐藤栄作と側近の福田赳夫を擁しながら、統一教会を素早く宗教法人に格上げした。岸を信奉した石原慎太郎は、サリン事件のオウム真理教を宗教法人にさせている。そうすると、莫大な獲得資金を闇から闇へと流せるのだ。法治も無視できる。ついで国際勝共連合という「反共」組織を武器にして、自民党の岸・福田派を掌握し、同時に日本共産党の代々木打倒工作に専念するだけではなく、台湾独立にも狂奔してきた。目下の台湾有事云々にも関与しているかもしれない。死の商人の配下そのものなのか?

 

 統一教会は、日本でかき集めた莫大な闇資金を、ソウルとワシントンに持ち込んでいたことが確認されている。驚くべきことは、米国の共和党大統領候補の当選に一役買っていた。米国でのKCIA工作は、一部で表面化しているようだが、全貌はいまだ闇の中だ。

 「安倍晋三のアメリカ生活には、KCIAが警護を含めて貢献していた」という話を聞いたことがあるが、これらも岸の満洲人脈が絡んでいるようだ。

 

<日韓併合(1910年)に手を貸した反共キリスト教=1907年大復興運動>

 「1900年代は人口の1%に過ぎなかった韓国のキリスト教信者は、2010年になると異常に増大している。本格的な信者獲得は、140年前からだといわれる。理由は韓国社会の貧困と混乱と比例している」と韓国人の学者は説明している。貼り付けたアドレスを開いて、数回繰り返して見てほしい。

 「平壌で1907年に、大復興運動と呼ばれるキリスト教右派の復興運動が発生した。地主やインテリ層が沢山入信した。この反共キリスト教団は、裏で日本軍と提携していた」という信じられない解説に驚く。「日本敗戦で、日本帝国が遺した資産を没収し、利権化した牧師は世襲化した。ソウル大を占拠した彼らは、官僚や検事、裁判官を押さえた。その先に朴正熙クーデターが起きた」というのだ。

 朴のKCIAと岸や笹川の策略が、文鮮明の統一教会へと昇華する!日本敗戦を逆手に取った日韓の反共勢力の野望は、半世紀を経て果てしなく続くかに見えたのだが、安倍銃撃事件によって、我々は日米韓掌握の野望の一角が崩壊した!と理解できる。岸の亡霊が今も永田町を徘徊しているのである。

 それゆえの「安倍国葬」の強行となったものだ。日本国民が、史上最低の安倍晋三の国葬に反対して当然だった。その怒りは、統一教会国際勝共連合カルト勢力の反撃を圧倒した見事なものだった。これは日本人の愛国心の賜物かもしれない。

 

 それにしても、統一教会に牛耳られてきた安倍・清和会の日本政府!に愕然とする日本の議会と司法は、目下の臨時国会で独立国として真っ当に対応するのであろうか。開き直る統一教会と優柔不断の岸田文雄内閣に対して、心底から怒りが込み上げてくるのではないか。

 

<ソウル大学占拠と韓国陸軍掌握した韓国反共キリスト教団=朴正熙クーデターと岸・笹川らA級戦犯の人脈上の連携は今も>

 先に在日歌人の朴貞花女史が「無窮花の園」(花伝社)を出版した。福沢諭吉の正体を徹底的に暴いた安川寿之輔さんも協力した「告発・糾弾する日本近現代史」の表紙には、白い木槿の花が咲き誇っている。我が家の小さな庭にも、今も美しく咲いて心を癒してくれる。

 キリスト教的反共右翼のカルト教団の正体の黒幕が、A級戦犯グループだったことも判明したが、これも朝鮮の花である純白の木槿の花が暴いてくれたのだと思いたいのだが。

 岸田内閣の対応と野党と言論界が、A級戦犯グループが徘徊する日本政府に屈するのか否か、が問われている。それは主権者にも。

 

KCIAと民団掌握と統一教会国際勝共連合カルト勢力+国家神道

 無知は犯罪である。反共右翼は、水面下で連携して民主主義を崩壊させようとしている。死の商人そのものである。戦争こそが彼らの戦場である。

 日本人は目を覚まそう。右も左もない。命は人間・人類の最高価値である。カルト教団は人々の命を奪う悪魔・サタンであろう。屈してはならない!

2022年10月5日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

https://fb.watch/fIq42GuT-E/

 

恐ろしい私財強奪作戦の映像メールが届きました!

https://twitter.com/japonistan/status/1276845096013422594?s=06

2022年10月 4日 (火)

統一教会に沈黙する財閥・経団連<本澤二郎の「日本の風景」(4584)

統一教会に沈黙する財閥・経団連<本澤二郎の「日本の風景」(4584)

アベノミクス円激安で500兆円溜め込んで貧者に配分しない吸血鬼

 日本共産党でさえも財閥を財閥と呼ばないで大企業と呼んで財閥を擁護している点が、昔から気になっていたのだが、いまやアベノミクスのお陰で円激安で、実に500兆円も溜め込んでいる。そこのことに怒りの抗議をしない。なぜなのか。財閥内に支援者でもいるというのか。国民が知りたい点である。

 さて問題は、日本人弱者から身ぐるみ剥いで半世紀のカルト教団(統一教会国際勝共連合)に対して、この吸血鬼が沈黙している。自民党のスポンサーで肥え太ってきた財閥の沈黙は、水面下で両者の深い仲を証明しているだろう。

 第一、半世紀に渡って日本からの莫大なカネの流れは外為法違反事件であるが、国民は誰も聞いたことがない。岸・福田・安倍の清和会が側面から支援してきたのであろう。財閥・金融機関の協力がなければ、文鮮明や韓露子は、東京でも逮捕されていたはずである。

 

 

 弱者・貧者から金を巻き上げる吸血鬼・韓国カルト教団と、他方で安倍政策のアベノミクスによる円激安と消費税還付、低い法人税でぼろ儲けする財閥という吸血鬼で、日本人はいたぶられ続けてきた。異論はあるか!

 いっそのこと共産主義国家になれば、少しはましな政治になると思いたいのだが、共産圏の官僚腐敗は日本の比ではない。日本では期待する組織というと、議会の野党と新聞テレビだが、特にこの10年の安倍政治を見聞してくると、この野党と言論の腐敗が目についてくる。

 ネットの情報に期待したのだが、こちらも電通や政府の介在もあって、規制が激しい。どうすべきか、識者も凡人の反骨ジャーナリストもダルマさんにされている。人々が目を覚まして清き一票を行使して、統一教会と財閥の吸血資金を吐き出させるしかない。いまそのことに気付いた日本人は、優等生かもしれない。残るは選挙開票制度と選挙制度だ。

 

<世のため人のため・利他の人物が生まれない財閥に殺される庶民>

 母方の祖父が亡くなる前の病床で、15歳の貧農の孫に「世の中に尽くせ、偉くなれ」と叫んだ。今も記憶している。祖父は教養がない。小さな成功者の曾祖父が「近所に働き者がいる」ということを聞きつけたことから、祖父は祖母のもとに婿入りした。80代になっても山腹の小さな畑と水田を耕しながら、杖をつきながら山坂を歩いている様子が、いまも瞼に残っている。

 

 田中角栄は後継者にしようとして、苦労人の山下元利の事務所に、東京タイムズの先輩だった秘書の早坂茂三をつけた。その山下は晩年、巨体をゆすりながら部屋に飾ってある「利他主義」という仏教用語を、よく口にしていた。利他とは利己主義の反対の、人の道を説いたものであろう。

 統一教会は人を地獄に突き落とす邪教に違いないが、財閥もまた利他無縁の強欲な守銭奴だ。彼らは自民党と公明党の連立政権の上に胡坐をかいている。これが日本の姿である。正解はもう一つある。国家神道復活を狙っている原始の邪教・神社本庁が支えている。

 戦後の日本は、戦前の政教一致の政治体制を排除するために憲法が、20条で政教分離を明文化した。この一点を直視すれば、日本の近代化と民主主義の日本が誕生することになる。たったこれだけのことが、戦後77年も経っても実現できない?これこそが日本の不思議そのものなのである。

 

自公政治3分の2議席に胡坐をかく経団連は原発再稼働と核武装の巨大利権に執着=平和国民とアジア諸国民の大敵>

 「邪教を解散させる」「財閥を利他の観念に徹底させる」ことが、日本人のあるべき姿、世界に誇れる日本国憲法が約束した理想の、国民による国民のための国家主義を排した国民国家となる。

 本日財閥を取り上げた理由は、自民党のスポンサー・経団連が、生意気にも政治献金をする際の評価基準を示したことに対する怒りの抗議でもある。自民党政治をとことん見聞してきたジャーナリストの、良心からの視座である。第三者には、よく理解できないか?疑問があれば自民党に飛び込んで20年見聞するといい。

 許しがたいことは、アベノミクス路線がすべて財閥向けの政策だったということであり、そのことを財閥自ら自白している。泥棒が泥棒の手口を公開している?それについて誰も文句ひとつ言わない。言えない日本の、正に国家主義に対する抗議だ。日本国憲法の名において断罪したい。

 彼ら財閥吸血鬼は「原発再稼働や次世代炉開発など実現へ努力している点を評価」したと自公政権を絶賛している。統一教会との癒着・政教分離違反には沈黙。善良な日本人は「500兆円をカルト教団によって地獄に突き落とされた山上家など救済基金として吐き出せ」と叫んでいる。いまの財閥に人材はいない。サタンの巣なのか?昨日のいいニュースは西村成生謀殺事件に対する竹野内真理Youtube動画が消されたが、阿修羅掲示板のコメント欄に誰かが貼付してくれた。感謝!

2022年10月4日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

https://www.facebook.com/100002647445062/posts/pfbid02aE38Lv9pC1XxaEg2qoKB4LaKYHKo5b9urbB1vbPmhqeVvzVZFPzmtZHCEmyNeL6il/?sfnsn=mo https://www.facebook.com/100002647445062/posts/pfbid02aE38Lv9pC1XxaEg2qoKB4LaKYHKo5b9urbB1vbPmhqeVvzVZFPzmtZHCEmyNeL6il/?sfnsn=mo

2022年10月 3日 (月)

原子力ムラと統一教会<本澤二郎の「日本の風景」(4583)

原子力ムラと統一教会<本澤二郎の「日本の風景」(4583)

<危機の農水行政=安倍・清和会の細田博之と萩生田光一と下村博文と西村康稔はA級戦犯か>

 昨夜はYoutubeで原子力ムラと闘って一歩も引かない竹野内真理の2014年3月の動画が飛び込んできた。旧動燃もんじゅ西村謀殺事件について、なぜ刑事事件にしなかったのか。弁護士の海渡雄一は被害者の本当の味方なのか?という重大な疑念を、公然と明らかにして小気味いい。彼女の勇気をまたもらった。西村トシ子さんの勇気の原点ではないだろうか。

 そう思いつつ統一教会問題の安倍・清和会A級戦犯の岸人脈を眺めると、不思議と原子力ムラの悪党の面々ばかりが際立っているではないか。日本の核武装化に狂奔する原子力ムラと、カルト教団統一教会の深すぎる仲に目を向けざるを得ない。

 

 昨日の日中はというと、秋晴れの房総半島で日焼けしながら大汗を流しながら、1年に1度の薩摩芋掘りに挑戦した。広々とした千葉市郊外の畑で、週3回も人工透析を受けながらの、義弟の見事な野菜つくりの果実を、凡人ジャーナリストはその上前を撥ねるような作業だから、心からの感謝の気持ちと感動で、スコップを地中に突き刺した。

 10数メートルの二畝から、人気の見事な紅あずまと紅はるかを山ほど採取した。同じ畑地からサッカーボール大のトーガンも10個ほどいただいた。妹が不思議な話をした。サツマイモの表面についている小さなくぼみを「放射能ではないか」と指摘されたという。近所の知り合いに持参した時の主婦の反応だった。

 放射能下の福島県内はそうかもしれないが、ここは200キロ離れている。しかし、それでも家庭の主婦は、311東電フクシマの原発崩壊による放射能の垂れ流しに怯えていることが改めて確認できた。「魚介類を食べなくなる家庭」も増えて当然であろう。原子力ムラに支配された政府の怠慢と比例している。

 

 すなわちここ10年余の原発再稼働・推進に狂奔する安倍・自公内閣と、読売・フジサンケイの宣伝報道に対して、それでも人びとは原子力ムラの傀儡政権と認識しているのだろう。そこに安倍銃撃事件によって、カルト詐欺教団の統一教会もへばりついて、原子力ムラに抵抗する正義の人々を封じ込めてきているらしいことを察知してきている。元凶である福島県政は、もう10年前から原子力ムラに制圧されて久しい。幼児や若者の健康不安は付きまとっているフクシマである。

 

 他方で、400余基の世界の原発による海水温の上昇で、北半球に猛烈な台風やハリケーンや大洪水・大干ばつが発生している。世界的な食糧危機にある。日本はそのために休耕田や畑をしっかりと活用して、米やサツマイモと大豆などを生産する。大都市に眠っている若者に呼びかけて、彼らの労働力で地方を活性化させればいい。これが地方創生である。石破茂レベルには出来ない。米・サツマイモ・大豆の無農薬生産によって、食糧危機を乗り越える先頭に立つ。これこそが日本の人類貢献の決定打であろう。原子力ムラには、こうした知恵はない。

 上半身が筋肉疲労を起こした。10年ほど乗っている普通車のスズキ(スイフト)には運搬車になってもらい、重すぎる荷のため、高速道路80キロ走行にもかかわらず、60キロであえぎながら自宅にたどりついた。今年一番の肉体労働をこなした。缶ビールの味は格別だった。

 

<世論の統一教会解散に抵抗する自民党政調会長の萩生田>

 インターネットの報道を見て、新たな怒りが込み上げてきた。あろうことか安倍・清和会のしぶとい悪党で有名な自民党政調会長の萩生田が、公共放送のNHKの電波を使って、統一教会解散世論に冷水を浴びせたという。八王子のカルト教団議員が、世論に抵抗する姿勢を見せつけたのだ。

 「経産相として原子力ムラの甘い汁を吸った」などとの悪評が流布しているというのに、その地位にこだわりを見せて国民の顰蹙を買ったばかりだ。今度は政調会長として、自民党の政策責任者として統一教会の防護服に変身して恥じない。安倍晋三の二の舞を演じているのだろう。

 「足元の八王子市民が許さない」「いや創価学会と統一教会で落選しない」などと地元の反響も少なくない。政治と宗教は、臨時国会でも追及されることになる。

 

<もんじゅ西村謀殺事件追及の竹野内真理Youtube

 反原発の第一人者の竹野内真理は、チェルノブイリや欧米の学者の通訳をしていて、人類の敵である原発・放射能の恐怖を学び、それを武器にして原子力ムラと一人で対決してひるまない。この人は本当にすごい。

 怖いもの知らずに驚く。彼女はYoutubeを使って原子力ムラの腐敗を追及してきている。原子力ムラが警察・検察を動かして刑事告訴されても、彼女を「国境なき記者団」が割り込んで、原子力ムラの圧力を跳ね返した。ともかく大変な人物であるが、昨夜またしても彼女のYoutubeの動画を見ることが出来た。旧動燃に殺害されたであろう西村成生謀殺事件を、妻のトシ子さんから直接、医学的証拠を確認して犯人の原子力ムラに挑戦状を突き付けている。

 筆者の見るところ、彼女の勇気に勝る人物は他にいない。日本共産党系の民医連でさえも「原子力ムラに屈している」と声を大にして叫んでいる。

 

<刑事事件にしなかった弁護士・海渡雄一に疑問を投げかける>

 そればかりではない。もんじゅ西村謀殺事件を刑事ではなく、民事にすり替えた海渡弁護士に重大な懸念を抱いている。

 以下に貼り付けたYoutube動画が、いま急に消えてしまった。原子力ムラの威力を見せつけたものか。こんなことは彼らには自由自在なのであろう。

 

 原子力ムラと統一教会A級戦犯の安倍一族は、萩生田・細田・下村・西村らによって生き延びようと必死の様子を見て取れる。解散を求める反統一教会の圧倒する世論は、同時に闇の原子力ムラにも厳しい批判の目を向けている。

2022年10月3日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

2022年10月 2日 (日)

国賊・岸福田安倍の清和会<本澤二郎の「日本の風景」(4582)

国賊・岸福田安倍の清和会<本澤二郎の「日本の風景」(4582)

<戦後否定された戦前の国家神道勢力の日本政治強奪に大義なし>

 1945年8月15日、日本政府は無数のアジア諸国民と日本の若者を犠牲にする空前絶後の侵略戦争に敗北して、連合国に無条件降伏した。吉田茂内閣は歴史の教訓を踏まえ、国際社会も評価する戦争放棄の日本国憲法を制定し、独立への足がかりをつけた。しかしながら、戦勝国の米ソの覇権争いがイデオロギー戦争という形となって、新たな悲劇的渦を各国を巻き散らした。二つの大国による攻防戦の過程で、日本占領国のアメリカが占領政策を大転換した。日本をアジアの反共の砦にするというワシントン戦略によって、日本はワシントンに従属するという犠牲を強いられることになる。

 その結果、米CIAは戦前の国家神道復活を目論んでいた侵略戦争勢力を、反共の砦の先頭に立たせた。具体的には、A級戦犯の岸信介・児玉誉士夫・笹川良一ら獰猛な旧満州人脈。彼らを戦後日本政治の主役に担ぎ上げた。彼らこそが平和憲法破壊勢力として、吉田の保守本流と激突する。この時点でワシントンの占領政策の正当性は、もろくも潰えてしまったことを意味する。

 

 保守合同で政権の一角を占めると、安倍晋三の祖父である岸の保守傍流は、保守本流の吉田茂の戦後民主主義勢力を追撃する。そのために、岸ら戦前の侵略勢力は、朝鮮半島の文鮮明という反共主義者を抱え込んだ。文の統一教会を宗教法人にさせ、さらに反共政治組織・国際勝共連合も立ち上げて、半世紀を経て見事自民党を完璧に掌握した。安倍銃撃事件(2022年7月8日)によって、主権者を驚愕させる恐ろしい仕掛け・からくりが露見した。 

 その結果、曲がりなりにも戦後の歴史の教訓を重視する民主的な政府を目指した保守本流は、悲しいかな消滅させられてしまっていた。岸の野望の塊である清和会は、福田赳夫から岸の娘婿の安倍晋太郎と孫の晋三を経由する過程で、神道国家主義勢力が政権を完全に掌握していた。民主を追求する主権者である国民からすると、平和憲法を破壊する清和会政治に大義は全くなかった。人びとは国賊と叫んで、政治の大変革を求めている2022年秋の臨時国会の今である。

 

<韓国のカルト教団を育成し、日本政治の中枢に関与させた大罪>

 安倍銃撃事件の犯人とされる山上容疑者の自供からは、安倍・清和会政権の背後に、日本国民が断じて許容しがたい外国のカルト勢力である統一教会と国際勝共連合の存在をあぶりだしていた。  

 純朴な家庭の主婦に宗教的呪いをかけて、財産のすべてを吐き出させる信じがたい邪教の正体に、全国民は驚愕した。山上家が1億円を強奪されていた事実が判明すると、新聞テレビも自民党と統一教会の関係に焦点を絞って報道した。

 

 そして戦争するための自民党の安倍改憲案が、統一教会のそれと同じものだと判明するに及んで、外国のカルト教団に操られる自民党と公明党の政治に対して、主権者は決定的ともいえる不信感を抱いてしまった。凡人ジャーナリストは今もこのことで震え上がっている。何ということか!

 「ワシントンの支配」を信じ込まされてきた日本人は、お隣の国のたかだかカルト教団にも支配されていたのだ。日本は独立国と信じ込まされてきた多くの日本人は、この事実に怒り出した。安倍内閣を引き継ぐと公約した岸田内閣の安倍国葬(9月27日)が、新たな火種となって混乱を招いたことは言うまでもなかった。

 

 岸・福田・安倍の清和会は、果たして日本の政党なのか。国民政党と呼べるものなのか?誰もがその罪は万死に値すると怒っている。まさに国を売り飛ばした悪党・国賊・売国奴であろう。

 

<罪なき国民の私財強奪で地獄に突き落とす統一教会国際勝共連合>

 現在も統一教会の被害者が沢山存在し、被害者救済のための弁護団が存在することも分かった。既に統一教会の信者獲得の詐欺的な手法を、最高裁も違法であると断罪していたことも判明した。宗教法人失格である。解散させる責任が政府と議会・司法にある。あえて天の声と指摘したい。

 

 カルト教団による壺などを高額な値段で売りつける詐欺そのものの霊感商法事件は、過去において大騒ぎになった。あるいは日本の女性信者を韓国に連れて行き、そこで知らない韓国人男性と結婚させる、人権侵害の合同結婚式もその一つ。しかし、いつの間にか話題から遠ざかっていた。清和会勢力の膨張時期と符合するだろう。そこに警察当局の不正が存在していたことが、明らかとなってきた。警察・公安を支配する清和会の構造的腐敗の存在である。

 恐ろしいカルト教団の金集め事件のもみ消しに、自民党の清和会が関与していた可能性を否定出来ない。政治はカネと票で動く。統一教会はこの手を使って、自民党どころか維新など野党にまでも手を伸ばしていた。

 

 さらに驚くべきことは、日本で強奪した巨額の資金が、ソウルの教団の大宮殿建設から、ワシントンの保守政党の共和党大統領周辺にも運ばれていたことも分かった。「統一教会が日本の首相を決める」という教団内部のひそひそ話は、現実そのものだった。

 安倍晋太郎は健康を害して国盗りに失敗したが、小渕恵三死去後の談合で森喜朗が政権を担当すると、次いで小泉純一郎が、そして安倍晋三へといとも簡単に清和会の国盗りは、身内の神社神道カルト教団に加えて、統一教会国際勝共連合の強力な支援で実現していた、その背景を知ることが出来る。自民党の総裁選に深く関与してきたカルト教団について、もはや誰も疑いの余地はないだろう。

 哀れは呪いにかかって私財を奪い取られ、地獄に突き落とされた多くの女性たちである。山上容疑者の母親はそんな一人だった。

 

<自民党保守本流・護憲リベラルを壊滅=東アジアに緊張まき散らす蛮行>

 気が付いてみると、自民党内に護憲リベラルの派閥も議員も消えてしまっていた。保守本流の宏池会は、あたかも安倍・清和会の別動隊か子分のような派閥に転落していた。宏池会は加藤紘一による森打倒工作失敗の場面で、その姿を消してしまっていた。現会長の岸田文雄は、臆面もなく「安倍を引き継ぐ」と公言して恥じない。

 清和会政治は、繰り返すまでもなく戦前の軍国主義の大日本帝国への郷愁を抱いている戦犯政治集団である。国民が政治の中枢からのけ者にされる政治である。軍国主義は武器弾薬で莫大な利益を上げる軍需産業の社会だ。安倍の改憲軍拡の強力な支援者であることは、言及するまでもない。

 

<「天皇制国家主義」復活目前に安倍銃撃事件で清和会沈没>

 清和会という派閥政治を、読者の中に「征倭会」が正しい文字だと指摘する者がいた。倭の国とは昔の日本である。日本を征服する清和会という。単なる皮肉以上の意味が込められていないだろうか?

 

 戦前の日本政治を「天皇制国家主義」と命名したのだが、安倍の「令和天皇工作」を眺めると、なるほどと頷けるかもしれない。平和主義の平成天皇を交代させた安倍・田布施を印象づけていないだろうか。しかし、天は許さなかった?違うだろうか。日本国民は覚醒を求められている。護憲リベラル勢力を立ち上げる時だ。政界再編も不可欠だろう。

2022年10月2日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

2022年10月 1日 (土)

大波乱の統一教会国会<本澤二郎の「日本の風景」(4581)

大波乱の統一教会国会<本澤二郎の「日本の風景」(4581)

<統一教会大汚染の衆院議長・細田博之問題で入り口から議会機能不全>

 世論の怒りに耐えかねて安倍・清和会の前会長の細田博之と反社会的カルト教団・統一教会との深い関係の一部が露見した。国権の最高機関の長がカルト汚染発覚で、臨時国会は冒頭から大荒れになる。内外の世論と議会野党の追及が、10月3日からの国会冒頭から繰り広げられる。

 同時並行して、アベノミクスによる超格差社会と円激安による本格的な物価急騰が国民生活を破壊している。そうした怒りの矛先が、「安倍政治を引き継ぐ」という岸田・自民党と公明党に襲い掛かることになるだろう。

 この風圧から逃れようとして関西の維新政党が、立憲民主党にすり寄ってきた。野党共闘分断狙いだが、ことほどカルト教団恐怖が政党と議員に及んでいる証拠といえる。

 秋の臨時国会は冒頭から細田首切り騒動で、入り口から大混乱する。統一教会と自民党・統一教会と清和会の動向に主権者は、一喜一憂させられるだろう。背景には、カルト教団関係者やカルト信者2世の内部からの告発が露見していることが、追及する側に沢山の餌を撒いてくれているからでもある。安倍後継者の細田博之や後釜狙いの悪党と名指された萩生田光一・下村博文、ほかに現役大臣の西村康稔らも血祭りの対象になると見られている。

 

<怒り狂う世論はカルト教団の宗教法人解散迫る!>

 今回の安倍銃撃事件の犯人とされている山上徹也に対する批判を聞くことがない。被害者が余りにも人々に害悪を流し続けてきた史上最悪の政治屋の代表だったことと無関係ではない。

 確信犯を裏付けるように、安倍・清和会内部からも、山上に対する非難攻撃を聞いたことがない。地元の安倍側近の極右の女性大臣からも、である。不思議なことである。国民の怒りは安倍とカルト教団の、想像さえも出来ない信者獲得作戦と、その先の私財強奪信仰に集中している。

 国民誰もが「統一教会は宗教法人に非ず」との価値判断をして当然だろう。「宗教法人法によって解散させろ」との怒りの声が沸騰している。

 岸田文雄は、この問題の処理で正念場を迎える。本当に「関係が薄い」のであれば、文科相に指示すれば足りる。むろん、それなりの覚悟が求められるが。鈴をつけるのは誰か?国民はこの一点にも耳目を集中している。

 

<つるし上げられる学習院OBの女性文科相は耐えられるか>

 野党議員と国民多数は、宗教法人許認可権を有する女性文科相に対しても、追及の矛先を向けるだろう。彼女は既に統一教会解散について抵抗していると報じられている。理由は神道天皇教を教える学習院のOBであるためだ。

 

 安倍政治は、神道と統一教会による連携共闘関係にあった。よって統一教会を守ろうとするだろう。そこから野党と世論との間に、決定的ともいえる亀裂が生じるだろう。比例して国民の怒りは、文科相にも向かうだろう。既に元文科事務次官の前川喜平氏は「統一教会は宗教法人としての資格はない。解散させるべきだ」と野党のヒアリングに参加して強調している。前川発言が、世論を代表している。

 

<宗教法人の優遇税制廃止(政治と宗教)も国民の声>

 深く関連しているのが、宗教法人に対する優遇税制である。日本人は生まれた途端、1000万円の借金を抱えて生きなければならないほど借金漬けの国民である。

 「なぜ宗教法人に免税するのか」という怒りも世論の大勢である。カルト教団と政党の癒着は、根底に金がまとわりついている。教団自ら政党を立ち上げた創価学会公明党のみならず、自民との内部に神道政治連盟を抱える自民党もまた、憲法20条に違反している可能性が高い。

 

 安倍改憲論で多くの国民は、戦争放棄の9条を学んだ。いま統一教会問題で20条をとことん勉強させられるだろう。二度と国家神道を許してはならないという、そのためのカンヌキの役割が20条である。

 9条と20条が日本の宝物であることに人々は気付くことになるだろう。2022年の秋の臨時国会は、戦後の議会史上最も大事な国会なのである。1億2000万人注視の国会があさって開幕する!

2022年10月1日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

(毎日)世界平和統一連合(旧統一教会)の被害者救済に取り組む全国霊感商法対策弁護士連絡会(全国弁連)は16日、東京都内で集会を開き、文部科学相に対し、旧統一教会の解散命令を裁判所に請求することなどを求める声明を採択した。

 

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