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2022年9月26日 (月)

名ばかりの安倍国葬に大金投入の珍事<本澤二郎の「日本の風景」(4576)

名ばかりの安倍国葬に大金投入の珍事<本澤二郎の「日本の風景」(4576)

G7から現役トップは一人も参加しない寂しい武道館>

 ハリケーン対策を優先するといって、突然のカナダ首相の欠席通知に岸田官邸は衝撃を受けている!閣議決定による「安倍国葬」に対して、大西洋の熱帯低気圧も、史上最低の国賊・安倍晋三の日本政府決定の「国葬」にへそを曲げた、との新たな世評がインド太平洋上に舞っている?

 

 かくして「二流、三流の国葬かな」と安倍国葬を前にして、国際社会はほぼ完全無視しながら冷笑している。「弔問外交」を事前に大宣伝してきた官邸御用聞き新聞テレビも、当てが外れてしまった。直前の英国エリザベス女王の国葬を見せつけられてきた人々の中には「まるで中世絵巻」とばかりうっとりする人もいた。それでも経費13億円、日本の憲法違反の国葬費用はざっと40億円に腹を立てる国民は7割前後。来月の臨時国会が乗り切れるか、との新たな不安が、官邸と自民党本部に襲い掛かっている。

 結局のところ「自公政権最後の線香花火」という珍事で終止符を打つかもしれない。

 

<時間のあるドイツ前首相・メルケルさんも参列拒否>

 安倍晋三の首脳外交の相手は、トランプとプーチンだった。その両者とも目下、息も絶え絶えで共倒れの事態に追い込まれている。安倍の国葬参列どころではない。安倍とトランプは、共に統一教会資金と言論の支援を受けて暴走を続けてきたことも発覚した。

 トランプ資金にも、民主党のワシントンは狙いをつけているようだ。統一教会資金は、ワシントンのメディアにも相応の影響力を与えてきていることも分かってきた。共和党びいきの日本の新聞テレビだったことも。

 

 最近までのG7の有能な政治家というと、ドイツのメルケル首相(当時)がずば抜けていた。彼女はフクシマ311を目にした後、即座にドイツの原発を止める決断をした。彼女は原発と気候変動について理解していたのだ。400基もある世界の原発の廃炉が、地球を救う道ということが分かっていた。

 歴史認識もそうだが、安倍とは水と油だった。彼女は今は時間があるが、それでも極東の右翼政治屋の参列に興味を示すことはなかった。弔問に値しないからだ。むろん、中世の冠をかぶったエリザベスの国葬もNOだった。

 

 英女王の葬儀に比較して比較できない大金・血税を投入しながら、国際社会に影響力を与える欧米からのトップは、安倍国葬を無視した。

 

<空前の2万人体制の要人警備=遺骨は自衛隊が死守の珍事>

 もう東京都内は、いたるところ警察官ばかりが徘徊している。史上最大の海外の要人警護作戦だという。

 

 元警視総監の秦野章さんとのやり取りの中に「閣僚に警備など要らない」「だれも狙われるような人物などいない。無駄使いもひどすぎる」との話に納得したものである。

 日本国憲法を尊重し、擁護する政治家を襲うような人物は、この日本にはいない。いうところの警備は、血税獲得目的にすぎなかった。敗戦後の混乱期に彼は、自ら拳銃を懐に入れてやくざ暴力団退治をした、その体験からの持論だった。日本ほど安全な国はない。今回、要人と思われる人物はいない。

 

<警察と自衛隊が主役の安倍国葬の珍事かな>

 思えば安倍官邸の中枢は、官邸の犯罪を消し去るという防護服に警察官僚で固めた。菅義偉がよく知っている。安倍は軍拡施策に熱心で、年中自衛隊・防衛省幹部を官邸に呼んでいた。官邸を去ると、最後っ屁とばかり実弟の岸信夫を防衛相にした。

 警察と防衛省を防護服にした最初で最後の、史上最低の首相だった。自民党の村上誠一郎が「安倍は国賊」という評価を下した覚悟を外野席の人間は理解できないだろうが、それはそれはすごい彼なりの決断だった。

 石破茂が「統一教会解散論」をちらと言いだした。はっきり言うべきだ。オウム真理教事件とも共通する点が多い。税金を免除される超優遇税制の宗教法人は、政府ではなく、主権者や国際社会から受け入れられる教義の存在が不可欠だろう。弱者を不幸にさせる邪教が宗教法人であるわけがない。

 誰が見ても、統一教会は信教の自由をひけらかせるような真っ当な教団ではない。国民は改めて宗教とはなにか、政治と宗教のこと、憲法20条についてしっかりした理解が不可欠である。そのうえで統一教会は宗教法人の資格がない。石破発言を岸田内閣は受け入れる必要がある。解散させることが、政府・議会・司法の責任である。

 安倍銃撃事件が、戦後の政治の危うさを次々と露見させてくれていることに反骨の凡人ジャーナリストは、心から感謝している。それにしても岸田文雄は、とんでもない新たな国葬ババをつかんだものである。安倍国葬という憲法が禁じる、あってはならない策略を考案した悪党の追及も忘れてはなるまい。麻生太郎のボンクラにそのような知恵はない。官房副長官に持ち込んだのは誰か。

 安倍側近の誰なのか。ワシントンではない。ソウルか東京か。御用記者たちか?目下、謎である。

2022年9月26日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

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