« サタンの宿<本澤二郎の「日本の風景」(4527) | トップページ | 新聞・NHKに負けるな<本澤二郎の「日本の風景」(4529) »

2022年8月 8日 (月)

反社会的教団が宗教法人!<本澤二郎の「日本の風景」(4528)

反社会的カルト教団が宗教法人!<本澤二郎の「日本の風景」(4528)

<岸田首相は統一教会宗教法人認可取り消し急げ=今後も放任?>


筆者を含めジャーナリストの物忘れ病は、深刻この上ない。80年代に大騒動となっていた霊感商法という詐欺犯罪、合同結婚式に「ええッ」と驚いていたことは、間違いなく記憶している。オウム真理教と同様に警察・検察は、本気を出さなかった。気が付くと、政治記者はすっかり忘れかけていた。

 今回の安倍銃撃事件と容疑者の証言によって、目を覚ました凡人ジャーナリストだったので、偉そうなことは言えないが、統一教会の信者による新たに獲得した信者を、ありもしない「霊の世界」に誘い込むことに成功すると、その信者はすべての財産を、教会の方程式に乗っ取って有り金すべてを巻き上げられる。一家は破産、子供たちは教育を受けることさえできない。

 宗教のこわい一面である。神も仏もない世界に「実在する」と信じ込ませることに成功すると、その人間は何でもする。人を殺すことも。ということは、血も涙もないやくざよりも、恐ろしい悪魔・サタンということになる。人間の心を喪失した精神病者の群れが、この日本列島に数十万人もいる計算になろう!

 正に統一教会はサタンのカルト教団と誰もが断罪するが、昨日はYoutubeに登場した脱会した中年夫妻は「統一教会に反対する人間がサタンだ」と教え込まれてきた、と真逆のことを語っていた。統一教会に賛同する人間が善人で、反対者はサタンだという。目下、脱会2世も次々と証言している。

 こうしたカルト的なことは、宗教全般にいえるのであろう。特に右翼的なカルト教団について言える。平和主義放棄の創価学会公明党だけではない。生長の家など、極右的な天皇教になればなるほど、そうした傾向が強い。

 

<憲法の政教分離の重い規定=歴史の過ち(国家神道)300万人の死>

 統一教会は戦争犯罪者でA級戦犯の岸信介が、宗教法人の認可を取った。オウム真理教は、三文作家の石原慎太郎が認可した。宗教法人認可権は文部科学省のはずだが、創価学会やオウム真理教は東京都だとされる。

 かなりいい加減である。幸福を売り込みながら、不幸の種をまくカルト教団に人は改めて驚く。精神を狂わせることで、金と票に執着させる手口に飛びついた悪党の一番は、安倍の祖父・岸信介といっていいだろう。 

 勉強嫌いの若い夫妻は、岸を知らない。政教分離を知らないまま投票している。歴史を知らないまま、誤った歴史を信じ込まされて生きている若者が少なくない。憲法を読んでいない政治屋も多い。本当のことである。

 道理・人の道を知らないものが、公共の電波を悪用している。こんな民主主義でいいわけがない。

 新聞・テレビも「政教分離」をしっかりと伝えていく、学校で憲法を教えることの大事さを。近現代史の真実を教えてこそ、国際社会に羽ばたける。戦前の日本は、国家神道によって「家々の神棚信仰と近所の神社信仰」を強制した。その結果、赤紙一枚で尊い命を奪われた。その彼らは、戦地で蛮行の限りを尽くした。「天皇は神」と神棚・神社から教え込まれた成果だろう。300万の死者のための神社が、九段の靖国神社。明治の福沢諭吉に言わせると、靖国参拝で遺族を泣いて喜ばせる仕掛けを編み出した。77年前の日本を、岸や文鮮明は知り尽くして統一教会を立ち上げ、日本国民の不幸な信者の私財を巻き上げる犯罪宗教を、宗教法人にしたものだ。

 

<反社会的教団は排除するのが法治国家>

 信教は自由である。信じる、信じないは自由である。何度かビジネスをする人と付き合っていると、彼らは必ず神仏らしきものを見つけると、そこで手を合わせる。むろん、自由だ。効き目などなくても、それで満足する人間は少なくないらしいが、それを第三者に押し付け、政治に関わりさせると、問題が起きる。ましてや公人・公務員がこれを公然とする行為は、政教分離問題を提起する。

 いわんや霊感商法などの明白な詐欺行為は、刑法の詐欺行為として捜査の対象となる。それが一般化するようでは、宗教法人の認可を取り消される、当局は取り消す責任が。

 80年代の事案で統一教会は、取り消されるべきだった。取り消しておけば、安倍銃撃事件は起きなかった。山上家の悲劇はなかったろう。文科省の責任が問われる。歴代の文科大臣は、不思議と右翼の清和会議員が多くを占めていたが、その理由が今はわかる。昔は文部省と呼んで、教育に絞っていた。それがいつの間にか科技庁と合流、科学技術と一体化させた。核兵器開発のためなのか。

 

<岸田内閣の重い責任=法人取り消しと総選挙断行で信を問え>

 安倍銃撃事件の核心は、統一教会という海外のカルト教団に政府自民党が完璧に呑み込まれていた信じがたい事実と、そこからどう脱却するか、に尽きるだろう。まずは犯罪カルト宗教法人の認可を取り消すことだ。統一教会自民党を解党するため、国民に信を問う衆議院を解散することであろう。

 いい加減に処理すれば、日本は闇の世界に突っ込んでいくしかない。安倍国葬を取り消すのは当然であろう。

 

<政教分離を貫徹することが民主主義の最低基準>

 政教分離を貫徹する近代国家・日本の再構築であろう。民主主義の最低のルールの確立である。

2022年8月8日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

« サタンの宿<本澤二郎の「日本の風景」(4527) | トップページ | 新聞・NHKに負けるな<本澤二郎の「日本の風景」(4529) »

恐ろしい国」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« サタンの宿<本澤二郎の「日本の風景」(4527) | トップページ | 新聞・NHKに負けるな<本澤二郎の「日本の風景」(4529) »

2022年10月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
無料ブログはココログ