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2022年8月

2022年8月31日 (水)

安倍国葬の恐怖<本澤二郎の「日本の風景」(4551)

安倍国葬の恐怖<本澤二郎の「日本の風景」(4551)

<自民党の安倍・統一教会派「保守団結の会」の永久顧問?に就任>

 金と票を提供してくれる自民党統一教会と公明党創価学会は、政教一致の永田町の仲間のようだが、昨日はまたすごい事態が起きたことが報じられた。死人を永久顧問にした「保守団結の会」。初めて聞く自民党の議員連盟である。2期10年では満足せず、明らかに3期目を狙っていた安倍晋三の心臓に驚かされるばかりだが、改めて神道と統一教会をバックにした、安倍の政治的野心の大きさを裏付けて余りある。安倍銃撃事件の深層を、識者らに垣間見せていまいか。

 筆者の勘では「改憲の先に日本核武装計画の具体化」だとみたい。自公維の野望でもあろう。この場面でワシントンと激突することになる。むろん、中国や南北朝鮮も反対する。国連でも大騒ぎになる。オウム事件の真相は、秘密の核兵器開発などと指摘した、日系アメリカ人の島津レポートとも符合する。

 「安倍政治の遺志を継ぐ」の核心と受け止めたい。ヒロシマ・ナガサキ・フクシマの人たちは、より真剣な思考と反核運動に期待したい。恐ろしい野心の背景には、神道・日本会議と統一教会の連携だといえなくもない。大胆すぎる分析だが、おそらく真実に近いだろう。安倍の御用記者や学者は、その概要を知っているはずだ。

 

 核廃絶を当たり前に叫びながら、実は54基の原発で核兵器材料のプルトニウムの大量生産の不思議を、小泉純一郎も知っている。福田康夫も。口を開けと諫言したい。

 

<国葬で安倍は「霊界で生きて地上の戦いに加勢する」?と郷路弁護士>

 統一教会の元信者から、教会の不気味な教えと信者獲得の勧誘方法を学んで、その結果として2003年に宗教法人・統一教会の違法性を、法廷で勝ち取った札幌の郷路征記弁護士が、いま「安倍国葬反対に立ち上がっている」ことをネット情報で知った。

 

 2発の弾丸で即死した安倍が、今度は「霊界」なる、ありえない架空の世界で生きていて、地上のサタン(日本人)との戦いに加勢する、という架空の話を信者に発信するという。

 お化けのような話が通用する宗教法人に仰天するばかりだが、これこそがA級戦犯の岸信介・児玉誉士夫・笹川良一・文鮮明が編み出した日本乗っ取り計画どころか東アジア征服計画か。既に安倍内閣10年が立証している。

 日本人の無知蒙昧ぶりに声も出ない。真っ当な在日朝鮮人たちは「日本と韓国の右翼は昔から今も水面下でつながっている」と指摘している。確かなのだろう。

 

<「安倍の国賊国葬は日本を滅ぼす」と警鐘乱打>

 古代の神がかりの原始宗教は、朝鮮半島が源流との見方がある。その前は大陸の道教が関係しているかもしれない。これにキリスト教の一部を拝借した文鮮明の統一教会が、岸や笹川のもとで提携して、既に国盗りに成功していたことに愕然とするばかりだが、国際社会では認知されない。

 安倍の60兆円バラマキ世界行脚の狙いも、見えてきたのではないか。超借金大国日本がなぜ60兆円か。森・小泉・安倍の清和会政治のもとで、日本の財務省は殻にされ、財政通は一人もいない有様だ。

 金をばらまいての国際戦略を、岸田も真似を始めた点を注目したい。宏池会は大蔵官僚の派閥のため、借金を恥とする観念が存在したのだが、岸田にはそれもない。

 とにもかくにも安倍の国賊国葬は「国を亡ぼす」ことになろう。統一教会のための国葬は、断じて容認できない。

 

<統一教会は違法宗教法人であり解散が相当>

 自民党は神道・日本会議だけでなく、文鮮明の統一教会にも食いつぶされていたことが、白日の下にさらされた。郷路征記弁護士の孤軍奮闘によって、宗教法人失格であることも判明した。

 統一教会の勧誘それ自体が違法行為であることが、最高裁でも認められた。

不幸な女性から1億円も強奪して恥じない、正にサタンそのものの統一教会であろう。解散を命じる時である。野党は本気で立ち上がれ、である。

 これ以上、不幸な日本人を生み出すことは、許されない。カルト教団を野放しにする社会は、信教の自由と相容れない。そもそも統一教会は、宗教団体ではない。

 日本は表現の自由が保障されている。統一教会を受け入れる人たちは、遠慮なく声を上げたらいい。反対に被害者は、法廷に駆け込めばいい。信仰をしない自由もある日本である。

 欧米ではカトリックの神父らが、幼児を性的虐待をしていたことが発覚しているが、財産を根こそぎ奪い取る事件はまだ起きていない。文鮮明は日本にとってサタン・悪魔であろう。日本人は受け入れることは出来ない。本日は山のブルーベリー園で鬱憤を晴らしたい。

2022年8月31日記(政治評論家)

「地獄に行くのが怖いから…」男の子たちが受けた性的虐待NHKスペシャル

 

2022年8月30日 (火)

清和会は国賊派閥<本澤二郎の「日本の風景」(4550)

清和会は国賊派閥<本澤二郎の「日本の風景」(4550)

<岸信介・福田赳夫・安倍晋三の清和会は統一教会を擁護・育成した破憲勢力=福田康夫は?>

 安倍晋三銃撃事件が、保守合同後の自民党の心臓部・闇を暴いてくれていることに、凡人ジャーナリストは天を仰ぐばかりである。無知の恐怖に驚愕くして膝が折れる感じだ。同じ思いをしている野党関係者も多いだろう。岸と福田と安倍の清和会にぶら下がって、生活費を稼いできた御用記者たちも、当人の自覚は別として哀れである。

 主権者である国民の資産を詐欺まがいの手段で、根こそぎかすめ取ってきた清和会にぶら下がってきた右翼暴力団・笹川良一勢力の繁栄を見ても、その利権の巨大さを裏付けている。日本に正義の黄金バットのような人物が現れるのか、それともこのまま彼らと一緒に沈没してしまうのか。

 誰も日本の先行きを見通せる人物はいない。「安倍晋三だけは総理にしてはならない」と叫んできた後藤田正晴の遺言は、正鵠を得ていたことになる。「岸信介を断じて許せない」と人生のすべてを、岸打倒にかけてきた宇都宮徳馬の正義に脱帽するばかりだ。福田康夫はどうか。心情を語る時である。

 

 人間の価値はおおむね誰を信頼するか、で決まる。国賊・安倍にぶら下がって生きてきた言論人・官僚・財界人・法曹界の輩は、岸田文雄と共に国賊国葬に掛けるしかないだろうが、国賊国葬反対のうねりは全土で燎原の火のように燃え盛ってきている。安倍が2015年に自衛隊参戦法を強行したさい、全国で100万人デモ、400万人デモが起きた。岸の60年安保反対デモを上回った。

 

 戦争法強行を境にして公明党創価学会は、内部崩壊へと突き進んだ。統一教会国際勝共連合と日本会議・神道にかけて天下取りに成功した清和会・自民党もまた、安倍銃撃事件を境にして、没落することになろう。日本国民は必ずや目を覚ますことになる。

 

<文鮮明の三男の殴る蹴る罵声の動画に国民の頭は混乱>

 一瞬やくざ映画を見ているような錯覚を覚えてしまった。2日前のブログが掲示板「阿修羅」に掲載されたのだが、そのコメント欄にその一コマが飛び出した。日本語ではないので、詳細は不明だが、やくざの親分らしい人物が文鮮明の三男という。

 文鮮明の後継者なのか。韓鶴子の子供でもあるのだが、紳士とは無縁の男で、信者の男性等をなぐるける様子からサタンの化身を連想してしまった。一見に値する。彼らを支援してきた岸・福田・安倍の清和会は、日本の政治史上最も野蛮な国賊勢力だったと改めて分析可能であろう。

 

<世界日報元編集局長は半殺し=警察検察は沈黙=新聞テレビも>

 こうした様子を、なんとなく信濃町(公明党創価学会)に重ね合わせる人たちがいることを知っている。「統一教会と一般の宗教団体を区別せよ」と逃げまくる公明党代表・山口那津男を嘲笑うかのように、FLASHがカルト教団に詳しい東大名誉教授のインタビュー記事を配信した。

 

 そこでまた恐ろしい事実を突き付けられてしまった。統一教会の機関紙で知られる「世界日報」の編集局長だったという人物が脱会して、文藝春秋に告発記事を載せたという。彼は間もなく半殺しにあう。殺人未遂事件だ。

 びっくりだ。誰も知らない。そう報道もしない。警察も捜査しなかった。さすがはカルト研究の第一人者の紹介記事である。本日のブログに張り付けようとしたが、筆者のネット保存技術の失敗で断念するほかなかった。

 

<言論界と警察を抑え込んだ清和会・自民党の恐怖>

 テレビ時代に入った高度経済成長期に「天下御免の向こう傷」という時代劇をよく見た世代である。視聴者は正義の活劇だから見ている方も楽しかったが、問題は統一教会もまた、日本国内で何をしてもお咎めがなかった。

 清和会は福田赳夫の役人時代の逮捕歴の教訓から、早くから法務検察に手を伸ばしてきた。その成果の一つではないだろうか。統一教会だけでなく、右翼の笹川一族の暴走も裏付けて余りあろう。山梨県上九一色村周辺の笹川別荘で、主人の陽平を囲んで森喜朗・小泉純一郎・安倍晋三ら清和会首相経験者が昼はゴルフ会と夜は高級料理をついばむ宴会の映像を、国民は何度か見せられたが、それは平家物語の「祇園精舎の鐘が鳴る」合図だった。

 

 日本は今も戦前のお芝居を見せられているのである。そろそろ近代の幕開けが近い!

2022年8月30日記(政治評論家)

2022年8月29日 (月)

国賊を国葬する国<本澤二郎の「日本の風景」(4549)

国賊を国葬する国<本澤二郎の「日本の風景」(4549)

藤原肇氏がアマゾンから発売して話題=世界の笑いもの!>

 筆者などは史上最低の日本国首相を売国奴・国賊と評して批判してきたので、アマゾンから「国賊を国葬する国」というタイトルの本が出版されても、特段おどろかない。「さもありなん」と思うばかりだが、そうではない国民も少なくない。この国の腐り方のひどさを露呈したものだから、この機会に参考にしたらいい。

 

 安倍銃撃事件で一番衝撃を受けたことは1、加害者の母親が統一教会の信者で1億円もの私財すべてを巻き上げられ、それでも母親は統一教会信仰に変化はないということ2,もう一つはそこまでして金集めをするサタンのようなカルト教団の存在と3,その資金が日本政治工作資金どころか4,米国政治工作に威力を発揮にしてたこと5,そして文鮮明の故郷に世界一ともいえる大宮殿建設資金に化けていたこと6,しかも、現在もそうした犯罪的金集めが行われていることに腰を抜かしてしまった。最後は安倍国葬のことだ。

 

 この統一教会国際勝共連合の黒幕が、岸・安倍一族と福田派清和会だったことは、薄々感じてはいたが、彼らが売国奴・国賊政治屋であることに気付かされたことだった。安倍銃撃事件の闇は深いと直感した。アジアを放浪している怖いもの知らずの藤原肇のタイムリーな「国賊・国葬」本を、ネットで開く技はないものの、やはり外国から見ている作家の目は鋭く反応が早いと痛感する。

 

海外の安倍晋三酷評を紹介=国際社会から嫌われたA級戦犯の孫>

 藤原さんとは、一度月刊誌「財界にっぽん」で松下政経塾の怪しげな政治分析をしたことがある。ここも反共右翼・日本会議の神道派で知られる。安倍側近だった高市早苗が有名だが、最近では評論する気もしない。

 

 アマゾンを開けないので、代わりに以前いただいた「さらば暴政」(清流出版)を開いてみた。第二章の「ネオコン内閣誕生と日本の満洲化」で、安倍の正体を暴いているので、そこから一部引用して我慢してもらいたい。

 アメリカには、死の商人と行動を共にしているネオコンという好戦的な政治屋がいるが、著者は安倍をいち早く日本のネオコンと分析する。納得ではある。このような手合いに記者人生をかけたNHKTBS強姦魔には、呆れるばかりである。それらを雇用したテレビ局のいい加減さには嘆かわしい。

 「日本の満洲化」も頷けるだろう。

 彼は安倍の未熟さを指摘する。「東条英機は陸軍大臣1年3か月。安倍は官房長官だけで、東条よりもはるかに不適格で未熟」と決めつけ、その結果、誰でも首相になれる日本国と断罪。その通りだ。

 安倍晋三への世界の厳しい目は、海外メディアが「岸の孫で三代目の世襲代議士。岸がA級戦犯で、安倍が国家主義者(ナショナリスト)だと報じたことを紹介。比較して日本のマスコミは、死んでいたことが理解出来よう。

 

 英紙「フィナンシャル・タイムズ」(2006年9月17日付)は特集記事で「安倍は祖父の記憶にまとわりつき、戦犯の汚名に憤慨する。彼は日本のアジア侵略が、西欧の帝国主義より悪いのか、第二次世界大戦で日本に罪があるという考えを、今も疑っている。東京裁判を米国の見せしめだとも考えて、正当性を認めない。安倍が靖国神社を参拝するのは、この戦争を不名誉と考えないからだ」と決めつけた記事も紹介。

 シンガポールの「海峡タイムズ」が9月19日付の論評で「安倍は第二次大戦で日本の侵略を認めず、愛国心を強調し、平和憲法を改定して、軍事化を目指している」と警鐘を鳴らした。9月27日付の「インディペンデント」は首相就任後の発言を取り上げて「安倍が軍事力を増強し、愛国心を高揚させ、戦争放棄を謳った憲法を改めると誓った」と書いて、侵略主義復活への不安を指摘した。同日の「ニューヨーク・タイムズ」社説は安倍内閣の最初の任務は、前任の小泉内閣の挑発的な靖国神社参拝を中止する宣言を行うことだと釘を刺した。

 

 国際ジャーナリストの藤原は、欧米のメディアを紹介しながら、冷ややかな目で国家主義の台頭を警戒して、それはあたかも「ミッドウェー海戦に向けて発進した連合艦隊の船出に似た不吉な影」と断罪していた。

 

 東京帝国大学の国粋主義者・上杉慎吉の門下生になった岸の薫陶を受けた安倍晋三、さらに近衛内閣の外相・松岡洋右の超国家主義も絡むと、強烈な国家意識の長州の遺伝子が、ほぼ60年の周期で狂気の炎を燃え上がらせて、日本を亡国の悲劇に向けて追いやるとも指摘している。筆者は文鮮明・笹川と提携して育んだ岸の野望が実を結んだ刈り取りの場面での、安倍の2回目再登板、さらには3回目の浮上を目指していたが、そこまではNOとばかり天はさえぎったと感じる。

 だが、統一教会はそれでも屈せずに「安倍国葬」で切り替えしてきた。国賊の国葬である。国民の反発は、全国的に燃え広がって当然であろう。藤原の「さらば暴政」は安倍研究材料が豊富である。

 

政治にかき回された皇室も国葬反対か、ネットで拡散中

 「国賊と国葬」でアクセスすると、予想外のネット情報が飛び出してきた。なんとなく感じてきたが、皇室の安倍評価は好ましいものではなかった。宮内庁筋から発信されたであろう情報の数々が、安倍の国葬に困惑している様子が見えてくるではないか。

 筆者は巨額の借金大国が、166億円も使っての皇位継承に批判を繰り返してきた。皇室の改修費33億円にも度肝を抜かれた。安倍内閣の皇室を政治利用する姿は、奥の院でも評判は良くなかったのだ。

 中立を旨とする皇室が、政権に左右されると、途端に世論は厳しくなる。皇室の安倍評価はよくなかったのだ。したがって安倍の国葬に対して、実際は冷ややかという。さもありなん。

 

<宗教界から安倍批判=反創価学会の顕正会会長が安倍大罪を講演

 周辺で不思議なことが起きている。山本太郎支持者が青木愛参院議員の集会に参加した際、会場周辺で新聞を配る人たちがいた。彼は一部いただいて、それを自宅に郵送してきた。なんと創価学会を批判する顕正会という教団の機関紙だった。目下、この反池田創価学会に対抗して、300万人の信者獲得に奮戦しているということも分かった。

 そのうちに自宅周辺を散歩する感じのいい夫人が、顕正会の信者であることが分かった。数回二人か三人で宣伝本などを持参して「読め」という。当方は信仰しない自由を鉄則としている自由人であると伝えて、何度も断った。そのうち顕正会の機関紙も郵送される。断っても無駄らしい。なかなかしぶとい。

 昨日は、集会のCDを持参してきた。一度だけ見るか、と浅井会長とやらの講演を見た。感心したのは安倍の大罪を6点取り上げて、手厳しい批判を繰り返した。誰もが理解できる内容である。

 円安による物価高を招き寄せる異次元金融緩和政策(アベノミクス)から森友事件、加計孝太郎事件など。ただ不思議と戦争三法の憲法違反事件は取り上げないことが気になった。最後に国家神道を引きずる神社本庁・日本会議の狙いが「神の国」だと指摘した。これは多分に宗教学上の視点に違いない。

 要は安倍国葬などもってのほか、との怒りの告発であると理解した。ただもう一つの不思議なことは、目下の統一教会国際勝共連合の重大事を、全く触れていないことだ。信者の話では、統一教会を脱会して顕正会に入会した人もいると聞いた。事実であれば、聞いてみたいものだ。統一教会問題は、創価学会問題と同様に政治と宗教の分離が問われている。前者の勧誘方法は、違法であると最高裁が認めている。政教一致は憲法が容認しない。これは歴史の教訓である。これらのことについて創価学会との論争は、一般人も興味がある。

 神がかりの原始宗教である神道が、統一教会同様に政治に付着していることは許されない。同時に神道と統一教会の帽子をかぶって悪政の数々をしてきた安倍国葬は反対だ。中止させることが、国民とまともな宗教団体の使命であろう。

2022年8月29日記(政治評論家)

2022年8月27日 (土)

見えた日本衰退の原因<本澤二郎の「日本の風景」(4547)

見えた日本衰退の原因<本澤二郎の「日本の風景」(4547)

<敗戦で主導権を握った労組も産別組合化で財閥カルトに屈服>

 昨日見たYoutubeで、15年もの間、米国で暮らしたという作家の話を聞いた。彼は「日本はカルト社会だ」と断じた。日本のカルト社会の真犯人を、神社神道と決めつけた。そういえば、神社の祭礼に自治会費を公然と支払っている日本文化に対して、NOと突き付けた京都の勇敢な市民の提訴の記事紹介に、予想外の反響が集まった。ヒラメ判決では押し切れまい。

 

 なるほど日本の明治以降の文化は、国家神道によるカルト社会(政教一致体制)が、この国を二度も滅ぼしている元凶といえる。これは新発見だ。天皇を神とするカルト信仰が、統一教会をはびこらせた素地なのだ。韓国では、統一教会は宗教団体として、一般に認知されていないことも、韓国人が語っている。日本国民の資産を奪い取るという、明らかに信じがたい詐欺犯罪を受け入れる日本文化には、神道効果だった。「英霊」だったり、合格祈願や出産祈願と何でもござれだ。幼稚じみた行動に、ためらいを持たない愚民の存在を、誰も否定できないだろう。ご利益信仰は仏教にも。凡人にはついていけない。

 このカルト社会を有効に活用・操作して権力を維持する自民党、さらにいうと創価学会公明党といえなくもない。もう一つが、経済界を意のままに独占している財閥。ともに神社神道を「崇拝」している仲間たちだ。「エリート国民という一等国民」は、中央も地方もカルトの仲間たちばかり、それも戦前も戦後も、である。カルトに騙され、騙す文化の日本ゆえに、統一教会問題の深刻さが存在するのである。

 

 ここでは財閥に操られる労働者・労働組合の衰退と、同時に日本という国の「亡びの文化」を裏付けて余りあろう。25歳の女性弁護士がみた労働争議、それは今から55年前の体験だが、以上の結論に達した。日本のカルト滅びの文化に、権力を握る為政者も、財力を独占する財閥も呑み込まれたままの日本なのだ。近代ではない日本を象徴している。

 

<組合執行部は労働貴族=企業労組化で出世約束=組合役員は踏み台> 

 「今だけ・自分だけ・金だけ」とも教えられたばかりだが、戦後活躍した、泣く子も黙るといわれた総評も、今はおとなしい労働貴族の連合に吸収されてしまった。アルバイトや非正規労働者という差別された労働者に見向きもしない。

 

 財閥企業下の形だけの組合活動が、出世の近道になって、もう何十年も経つ。経営者も楽だ。企業別労組という檻に労働者を追い込むことに成功すると、そこに清和会の小泉純一郎内閣が、怪しげな学者・竹中平蔵を抱き込んで、労働運動の根幹を突き崩してしまった。今の連合という労組連合は、労働貴族で組織化され、その結果、かつての革新政党・社会党は消滅してしまった。連合は市民や国民に目を向けなくなり、財閥の配下となってしまった。

 本来の労働運動は消滅した。日本衰退の原因である。中島源太郎秘書の鈴木君が「面白い労働運動指導者」を紹介してきた。JR東労組の松崎明だ。彼は労働運動と平和運動を、二本の柱にした真っ当な労働運動家だった。権力に屈しない発言と行動に対して、大いに共感した。

 ワシントンとの接点は成功しなかったが、北京との交流は成功した。彼の決断と行動力によって、貧しい山間部の「希望小学校」を沢山再建した日中友好活動は、あっぱれだ。付きまとったハエのような公安当局に悩まされながらも、JR東・JR総連は、連合内で見事な存在感を誇示していたが、彼が亡くなると、組織は分裂してしまった。

 

 今ではまともな労働組合は、連合内に存在しない。衰退する日本を象徴している。結果、財閥に操られる連合の衰退は、労働組合不在を招き、社会の右翼化と迷走する野党へと追いやってしまった。財閥の暴走と自民党と公明党の暴走を許してした。ブレーキのきかない黒い列車が列島を走っている。岸信介・児玉誉士夫と文鮮明の統一教会が爆走してきた背景である。

 

<25歳で弁護士として古河鉱山事件に関与、今夏地元で劇的交流会>

 古河財閥をご存知か。55年前の1967年、古河鉱業(現在は古河機械金属)の労働争議の裁判で、裁判長以下が現場を視察する場面があった。

 この時、25歳の女性弁護士も弁護団に加わっていたことを記憶している人は少ない。ところが、今夏奇跡のようなことが起きた。彼女は55年ぶりに、元足尾銅山事件で日本の公害第一号となって悪名を世界に轟かせた現場近くに孫と共に出かけた。

 労働争議の関係者数人が90歳前後で今も生きていて、80歳の女性弁護士と交流した。こんなことはまずありえない。コロナがなければ同行取材したかった、といまも一人悔しがっている。

 

<鉱山は女人禁制という神道カルトで大混乱の現場視察

 足尾銅山の鉱毒事件では、教科書にも載っているが、もう忘れかけていたので調べてみると、栃木県選出の代議士・田中正造の有名な天皇直訴のことが紹介されている。カルト天皇とカルト財閥は一体である。直訴など実現するわけもないのだが、田中の抗議は亡くなるまで続いた。

 渡良瀬川に流れ込む鉱毒に、魚も農地も殺されてゆく。一人抗議の戦いをする田中正造と、統一教会と孤軍奮闘した自由法曹団弁護士・郷路征記の活躍を重ねると、誰もが涙する。この足尾銅山事件は、朝鮮人2461人と中国人なども強制連行を強いられた。「カルト天皇とカルト財閥の神がかりの文化」といえなくもないだろう。敗戦でも、このカルトの恐ろしい文化から脱却できないでいる日本を、避けて通ることは出来ない。悲劇の日本である。

 

<カルトに屈しなかった弁護士は自由法曹団の男女平等論者>

 裁判長と争議弁護団が、悪名高い鉱山に踏み込んだ場面で、深刻な事件が発生した。なんと「女人禁制」を盾に、25歳の女性弁護士の坑道入りを、古河側が阻止してきた。これに驚いた弁護団も対応を協議した。「弁護士になって人助けをする」という、血気盛んな弁護士一年生の、いわば初めてともいえる大裁判にかける意気込みを、弁護団として大事な場面で押さえつけるわけにはいかない。

 

 弁護団は結束して裁判長に対して、無意味な女人禁制に従うわけにはいかない。いまは民主憲法下の日本だ、会社側の要求に合理性はない、と突っぱね、裁判長も同意して坑道視察を強行した。

 神道カルトは、敗戦後にも生き延びていた。男尊女卑も。それを司法の場でも強行しようとしたが、女性弁護士の「男女差別許さず」の意志が勝った。裁判も、古河の不当労働行為は認定され、勝訴した。

 

<カルト社会に屈しない人間作り・人間教育が不可欠

 思うにマンション管理組合で、自治会費を神社の祭礼に出すことは許されないと主張したことに対して、大手の商社マンだったという人物は「いいではないか。子供時代に山車を引いたのではないか」と横やりを入れてきた。幼児期の思い出が、カルトを容認させていた。 

 ことほど日本人は、カルト風習・慣習に弱い。ひどいのは「慣習法」とひどい屁理屈で押し切ろうとする法律知らずの愚民が今もいる。

 真っ当な人間教育が不可欠である。学校教育・家庭教育がしっかりしていれば、合理主義が当たり前となる。手品は不要である。簡単なことなのだ。文科省を牛耳る清和会の狙いが読めるだろう。文教族の五輪汚職で浮上している森喜朗は、自身の銅像づくりに余念がないという。正体みたりだ。

 教養のある常識人間が、三権に参画することが不可欠なのだ。

2022年8月27日記(政治評論家)

2022年8月26日 (金)

今なすべきことは一つ<本澤二郎の「日本の風景」(4546)

いま為すべきことは一つ<本澤二郎の「日本の風景」(4546)

<安倍国葬阻止・中止が今まさに最優先する主権者の責務>

 日本は韓国の文鮮明の属国でいいのか。米国メディアも「ストロング・ナショナリストを英雄にしていいのか」と国葬反対を打ち出している。世論も大反対である。それでも強行するのであろうか。岸田文雄は墓穴を掘ってまで、なぜ強引に進めるのか。それは岸田もまた、統一教会の操り人形なのだ!

 史上最低・最悪の人物の国葬は、日本政治史の最大の汚点であろう。平和憲法を汚す行為で、これを許してはならない。主権者である日本国民のいま為すべき行動は、安倍国葬を中止させることに尽きる。

 何事も優先順位がある。真っ先に為すべき国民の責務は、安倍国葬中止の署名など反対運動だ。そのことに気付いた。

 

<安倍国葬中止でアクセスして署名=声掛けに賛成してサイン

 昨日は大忙しの法律家とおしゃべりしていると、彼は「娘から国葬中止の署名をしたか」と問い詰められたという。どうしたら署名が出来るのか、と聞くと、パソコンかスマホで「安倍国葬中止」でアクセスすると、即座に署名できると。さっそく署名したという。

 いまだにスマホを使えないので、パソコンでアクセスしてみたら、出来た。若者はすぐやれるだろうが、このことを無数の国民はまだ知らない。パソコンもスマホもないお年寄りは、ゴマンといる。なにかいい知恵はないだろうか。

 老いた文化人、学者たちは、弟子たちに声かけしたらいい。友人の法律家も娘に指摘されないと、知らなかったのだ。

 

犯罪教団の要求に屈する岸田内閣の閣議決定は国会否定

 それにしても日々報道される統一教会という反共カルト教団の犯罪的な勧誘行為と無料奉仕・献金強要と、その先に弱い無知な日本人を「祖先の霊だ、地獄だ」などと、ありえない空虚な言動でたぶらかして、1億円も強奪する「宗教団体」が、半世紀もの間、日本国内・大学構内で暴れまくっていたとは、さすがに驚きだ。

 

 その莫大な資金を「宗教団体」という隠れ蓑で蓋して、国税の目を逃れてきた。同じことが他の教団でも行われ、その闇資金で不気味な犯罪行為を行っている?これが日本の本当の姿である。

 カルト教団の犯罪的集金力に、政権を担う自民党が篭絡されていた。政策も推進されていた。地方自治体も汚染していた。日本国民は、特にこの10年間、統一教会に操られて生きてきたことになる。

 その資金はソウルの政界にも流れ、さらにワシントンの中枢にまで及んでいたとは、腰が抜けるほど本当に衝撃を受けた。凡人ジャーナリストは、統一教会の新聞である「世界日報」が、自民党議員の部屋に散乱していたことは、よく承知していた。統一教会国際勝共連合の若者が、右翼議員事務所の運転手だったことも。

 

 右翼の笹川良一が福田派清和会を操っていたことも薄々感じて、清和会との関与をできるだけ避けてきた。その笹川が文鮮明の仲間とは、最近まで知らなかった。岸、福田、安倍と笹川を結びつけると、恐ろしい悪だくみが始動する。オウム事件との関連も見えてきた。東電フクシマ4号機に核兵器実験場?との疑惑も見えてくる。

 まともな日本人は、清和会NOである。安倍NOである。そんな人物を国葬にするという、宏池会の岸田もNOである。自民党公明党創価学会NOである。言論界は目を覚まそう。国民に真実を伝える倫理的義務を果たそう。

 

<安倍は統一教会の傀儡政権=岸信介・福田赳夫・安倍晋太郎の後継者

 安倍こそが、岸や福田の反共統一教会を継承した、正真正銘の傀儡政権である。福田のルーツに興味はないが、笹川を含めそれぞれの出自を確認したいものだ。

 彼らは愛国者ではない。日本人らしい日本人ではない。日本人であれば、日本国民のために汗をかく。国賊であろう。日本人でなくとも、第二の故郷である日本の平和に力を尽くすはずである。

 

 彼らは常に歴史の教訓を活かそうとしない。ヒロシマとナガサキの被ばくの教訓が全くない。なぜ54基もの原発を作り、その結果、311のフクシマ大惨事を引き起こしながら、それでも原発を中止しない。オウムを利用して核兵器開発に執念を燃やしていた。岸田は「その遺志を継ぐ」と公約した。90余人の清和会も同様である。これはどういうことか。狂喜乱舞の永田町である。

 統一教会との決別はしない、ということか。恐ろしい政治集団である。

 

<統一教会悲願の安倍国葬阻止が日本の生きる道>

 カルト犯罪教団の属国となっていた日本政府!これは架空の話ではない。過去10年の安倍政治を調べ上げると、その正体がより明らかとなる。こども庁がこども家庭庁になったということだけではない。

 こども庁そのものから、統一教会が関与していたのではないだろうか。そもそも時代は、一大行財政改革を求めている。公務員を半減しないと日本丸は沈没しかねない。組織拡大は論外だ。統一教会任せの政治を続行するというのであれば、日本人は死ねということか。日本を「サタンの国」だと決めつける統一教会の目的は、日本乗っ取りに相違ない。

 このさい、安倍国葬を阻止して、自立する日本に変革する必要がある。

 一部の右翼雑誌9月号は「対米従属から脱却するとき」との特集を組んでいるが、まずその前に「統一教会の属国」から脱却することが第一である。世論の力で、安倍国葬を阻止しなければならない。そのための署名に全国民が参加する必要があろう。

 

 市民活動家は「他にやることがある」と叫んでいる。しかし、まずは国葬中止に焦点を絞りたい。文鮮明の亡霊からの脱却のための安倍国葬阻止が、真っ先に為すべきことである。

 昨日は、親類先のSさんが茄子の糠味噌漬けを持参してくれた。糠味噌こそが日本の味である。本物の日本食である。自然と愛国心に目覚める。

2022年8月26日記(政治評論家)

 

本澤先生、統一協会に隠れていろいろ問題が埋まって居ます防衛費増額もその一つです、

加藤勝信と安倍犯罪者の馬毛島も壺に隠れてニュースにならず、Ⅹ先行で(経済安保)つながりの冤罪事件です。検察はとがめられないどころか、仲間内では評価されている。感覚のズレには驚きを隠せません

https://twitter.com/dailyshincho/status/1330979587665354762?t=ujNMi1MaEzj2SGnxjiLFDQ&s=09

「むちゃな逮捕、違法では」 捜査側のストーリー崩した72回の実験:朝日新聞デジタル

https://www.asahi.com/sp/articles/ASQ2K5QWDQ10UTIL02M.html

 

2022年8月25日 (木)

孤軍奮闘<本澤二郎の「日本の風景」(4545)

孤軍奮闘<本澤二郎の「日本の風景」(4545)

<郷路征記弁護士がカルト犯罪教団・統一教会を撃破していた!>

 知り合いがすごいニュースをメール送信してきた。既に大問題の統一教会は、日本国憲法の20条違反で判決が確定しているという。念のため、法律家の手も借りて、確認を試みた。自由法曹団の郷路(ごうろ)弁護士が、14年かけての法廷闘争で、一審で勝利、教会側が控訴したが高裁が棄却、さらに教会が最高裁に上告したが、最高裁も棄却していた。1審の判決が確定していた。

 

 驚いた、本当に驚いた。すごい弁護士が札幌にいた。東京の日本弁護士連合会は何をしていたのか。弁護士・郷路征記の孤軍奮闘に対して、カルト犯罪教団は、憲法20条違反で撃墜されていた。それも2003年、いまからおよそ20年前のことである。何ということか、それでも統一教会は日本列島で暴れまくり、不幸な日本人をさらに極貧生活という、幸せとは無縁の地獄の世界に追いやっていたことになる。

 2013年に自公政権の安倍晋三が大将になると、大手を振って国政にも参与しながら、日本乗っ取りを敢行していた。法務検察は、官邸からの指示によって、彼らを退治するどころか、擁護支援していた。自らも統一教会国際勝共連合に癒着していたことになろう。

 

 安倍・自公の化け物国家が、それでも安倍国葬を強行するのであろうか。政治と宗教という、重大深刻な課題に押しつぶされていくのか、それとも国民が、言論界が覚醒するのであろうか。米国・トランプの再選に賭ける統一教会国際勝共連合と、米民主党バイデン政権の死闘の行方とも関係するのかどうか。

 

<最高裁が憲法違反認定=思想信条の自由侵害=統一教会の上告棄却

 それはそれとして、改めて郷路弁護士の孤軍奮闘の戦いに敬意を評したい。たった一人で、相手の背後には岸信介・笹川良一・児玉誉士夫というCIAA級戦犯と、さらに言うと、韓国の朴正熙政権+KCIAという、日韓の反共右翼連合が控えて、悪の華を咲かせた宗教法人である。

 

 岸の戦犯人脈は、その後は実弟の佐藤栄作、ポスト佐藤では岸が支え続けた福田赳夫が頭角を現わす。護憲リベラルの田中・大平連合とほぼ互角の戦いをするようになる。自民党内の半分を抑え込んでいた。森喜朗と小泉純一郎らが、宏池会の加藤紘一を失脚させると、もはや党内に敵なしの安倍の清和会が実現する。

 比例して統一教会は、大手を振って官邸や自民党本部に出入りするようになっていた、と推認できるだろう。右翼片肺政権とは、統一教会に侵蝕された自民党そのものだった。

 だが、統一教会にむしばまれ、廃人のようにのた打ち回る脱会した信者にじっくりと耳を傾けた郷路は、宗教団体を隠して勧誘する、一端入会すると、宗教的離脱を困難にさせる「教育課程」なるマインドコントロールの実態を暴いた。

これら教会の勧誘手口は、憲法が国民に保障した「思想信条の自由」の明白な侵害である。

 札幌地裁判決に最高裁も容認する決定をした。郷路の命がけの戦いは、14年の歳月をかけて、見事に勝ち取ったのだ。統一教会は違法な団体、正真正銘のカルト教団であると、司法が判断していた。

 

<目を覚ませ!恐怖無し=マインドコントロールは溶けて消える>

 昨日は京都で神社への自治会費強要の憲法違反の訴えを紹介すると、ここにもすごい反響が出ている。神道こそがカルト教団の一番手、二番手が創価学会と統一教会との指摘も浮上している。

 政治と宗教が一致すると、そこにおいては平和とは真逆の抗争が生まれる。ウクライナ・ロシアの戦争にも宗教が絡んでいて、戦争は簡単に止まらない。泥沼が待ち構えている。人類は歴史の教訓として「政教分離」を確立したのだが、日本は依然として「国家神道」が名前を変えて政権与党の金と票を提供して、政策に関与してきている。同じく統一教会が安倍時代に暴走していた。

21世紀の今日、いまだ政教分離に成功しない日本の前途は極めて危うい。

 

 カルト教団の特徴は、信者の内心を拘束して脱会を許さない点である。その仕組みを郷路弁護士は暴いた。「マインドコントロールから抜け出せる」と叫んでいる。安倍銃撃事件の容疑者の母親も脱会は可能なのだ。

 問題は、憲法が違法と決定した判断を法務検察は、堂々と捜索して違法教団を解散させることが喫緊の課題である。岸田文雄も教会にどっぷりつかっていたことが判明した。急ぎ政権を野党に渡して、選挙管理内閣を立ち上げることが大事な政治責任である。以下に郷路弁護士の最新講演を朝日デジタルが公開していたので、貼り付けることにした。

https://www.satsuben.or.jp/search/profile.php?h_kana=%E3%82%8F&h_back_url=/search/list.php&h_member_id=12373

 

<郷路弁護士の講演内容の一部=8月23日朝日デジタル>

郷路弁護士によると、教団による布教活動は組織的で、金銭的に余裕があって信心深い人を狙い定め、不幸の原因が家系にあるなどとして、家系を学ぶセミナーに勧誘するという。郷路弁護士は「教団の勧誘であることを隠し、本人の知らぬ間に信仰心を植え付ける点に法的な問題がある」と述べた。
 安倍晋三元首相の銃撃事件で現行犯逮捕され、殺人容疑で送検された山上徹也容疑者の母親は入信していた。郷路弁護士は「山上容疑者の母親は信教の自由を侵害されていた。正体を隠した伝道活動が禁じられていれば、悲劇は起こらなかった」と指摘。個人が信教を自主的に選択する自由意思を守るため、宗教団体の正体を隠した布教活動を規制する必要性を訴えた。
 郷路弁護士は元信者らが教団に対し損害賠償を求めた訴訟で原告代理人を務めてきた。
2012年には札幌地裁で、教団の布教活動の違法性が認められ、教団に対し元信者ら56人へ計約27800万円を支払うよう命じる判決を勝ち取った。

2022年8月25日記(政治評論家)

(追記)昨日、ペンの盟友・長沼節夫さんの「ジャーナリストに生きる」(南信州新聞社)が届いた。改めて紹介したい。世界は気候変動にうろたえていながら、それでも戦争に狂奔している。愚かな人間は変わっていない。死の商人は消えない。それでも地球は回転し、季節は変わる。秋めいてきた。蝉が必死で止めようとして泣き叫んでいる。間もなく夏が恋しくなるのだろう。菜園のミニトマトも終わりに近付いてきた。そろそろ大根の種をまくころという。年中、政界の不条理とドブさらいの行方にイライラさせられる。首相の信頼がない。国民は常に悲劇が付きまとうものか。

2022年8月24日 (水)

これはすごい!京都で正義の訴えが<本澤二郎の「日本の風景」(4544)

これはすごい!正義の訴えが京都で<本澤二郎の「日本の風景」(4544)

<宗教法人・神社祭礼に自治会費負担は明白な憲法違反>

 遂に出たか、である。筆者も都内のマンション生活を送っていたころ、管理組合に首を突っ込んでいると、自治会費から近くの鹿島神社に金が流れていることを見つけた。自治会の集まりに出たとき、これは間違いだ、と指摘したが、憲法を読んだこともない自治会役員にソッポ向かれてしまったという、実に苦い経験がある。

 戦前の国家神道が生きている無様な地方住民にうんざりした。さすがに裁判所に提訴するという時間と勇気がなかった。そのことから考えると、京都の伊藤要さんはすごい。思い切り支援の言論を吐いていこうと思う。多くの識者も同じ思いのはずである。

 

 神社の祭礼は、宗教法人・神道としての重要な行事である。京都大学の歴史学者・井上清の代表作「日本史」には、神道神社を「原始宗教に毛の生えた程度のお祓い」と論破している。現代人を説得できるような「教義」はない。建物の周囲を森で囲んである、ただそれだけのことで、人集めの仕掛けが天皇権力を使った「神棚」という、これまた幼稚な木製の子供騙しの代物で、そこに各家庭は幼子に毎朝、水やご飯を上げ下げさせる。いうところの人間精神を狂わせ、その先に「天皇の戦場」に狩り出された。祭礼は飲み食い笛太鼓で踊らせる、山車を子供にひかせて飴玉でおしまい。統一教会と大差などない。

 

<統一教会事件が波及=信教の自由・政教分離を定着させる時代

 何もない時代は、神輿でわっしょいと浮かれた若者も、今はいない。神輿担ぎを雇っているとも聞く。ともかく原始の子供騙しの祭事で、誰も見向きもしない代物だろう。

 「信教の自由」「内心の自由」が憲法で保障されている時代では、喜んで献金する市民は多くはない。そこで神社は、自治会という市民の金で運営する公的な組織の金に目をつけて、そこから強制的に祭礼費用に抜き取る。明らかな憲法違反である。

 キリスト教や仏教の信者からの反発は強い。しかも、今回は統一教会問題で、政治と宗教・政教分離・信教の自由が市民の関心を呼んでいる。市民の献金で運営されている自治会費(区費)から、強盗や泥棒やくざのように、有無を言わせずに浄財をむしり取る神道に対して、市民がNOを突き付けた。

 まともな裁判官であれば、即座に違法だと判決することになる。京都の裁判が、全国的に波及することを願わずにいられない。何を信仰するのも自由だが、無理やりに強要されてはかなわない。安倍国葬と同じだ。

 一部には、神道のマインドコントロールの餌食にされている人もいるかもしれないが、戦前の悲劇的な歴史に目を向ければ、誰もが「おかしい」と思うだろう。しかも、国家神道はいまだにヒロヒト並みに反省も謝罪もしない。今も「神社本庁」と名前を変えて生き残って、自民党政治の政策に関与している。統一教会と同じである。

 

神社祭礼に自治会費強要は全国的=戦前の国家神道が生きる日本

 京都に限らない献金強要は、信教の自由・政教分離の原則に照らして、深刻な問題を提起している。世は21世紀だ。原始宗教が観光業として存在することは自由である。ただし、信仰の対象として市民に強要、市民から金をむしり取る行為は、違法である。憲法が許さない。

 怪しげな右翼団体「日本会議」を主宰する政治団体のみならず、自民党内に神道議員連盟なる組織を有して「日本は天皇中心の神の国」などという馬鹿げた偽りを吹聴し、戦前回帰に必死な原始宗教に拘束されるのは、まっぴら御免こうむりたい。以下に産経新聞の記事をそっくり掲載する。

2022年8月24日記(政治評論家)

 

平安神宮京都市左京区)の祭りで京都三大祭の一つ「時代祭」の行列費用の一部を自治会費から支払うのは憲法が定める「信教の自由」に反するとして、京都市の会社役員、伊藤要さん(69)が22日、加入する自治会に対して支出停止を求める訴えを京都地裁に起こした。
自治会は京都市の「植柳
(しょくりゅう)自治連合会」。時代祭は毎年10月に開催され、平安時代から明治維新までの歴史上の人物にふんした行列が市内を練り歩く。
訴状によると、植柳自治連合会は今年の祭りで「徳川城使上洛列」を担当。自治会内の有志が積み立てた時代祭準備積立金では足りない費用の一部を、自治会費を積み立てた資金などで補う方針としている。これに対し伊藤さん側は「時代祭という特定の宗教行事のために支出することは信教の自由を侵害し、憲法に違反する」と主張している。
京都市内で会見した伊藤さんは「キリスト教などほかの宗教を信仰している人もいる。勝手に自治会の積立金を使うのはおかしい」と述べた。
植柳自治連合会は「時代祭行列は京都市の伝統行事で、宗教行事ではないと理解している。費用支出も自治会の正当な手続きで決まっている」とした上で、「訴状がまだ届いていないため、確認して対応を検討したい」とのコメントを出した。(産経新聞)

(追記)昨日は猫の額の畑でミニ耕運機を転がした。久しぶりのことだからエンジンがかかりにくい。日ごろ放置していて、面倒を見ないせいだ。蒸し暑いため汗びっしょり。シャワーを浴びたら、今度は冷たいものが欲しくなった。日中に缶ビールを飲むのは初めて。また汗が。前日いただいたスイカもほおばった。まずまずの甘さだ。一度も成功したことがないが、来年はこのスイカの種を試そうと思う。友人に言われて、スイカの皮の部分を削り取って塩を振って食べてみた。これもまあまあだ。茗荷と茄子、油揚げでツユを作り、そうめんをつけて食べたが、これは最高。食べ過ぎを心配してしまった。何事も度が過ぎると、憲法にも触れることを、肝に銘じたい。京都の行方は、政権の土台を揺さぶるだろう。

2022年8月23日 (火)

「サタンの国」か「神の国」か<本澤二郎の「日本の風景」(4543)

サタンの国か「神の国」<本澤二郎の「日本の風景」(4543)

<森喜朗発言は神道=萩生田は統一教会=神統が統一していた!>

 本日の話題は、精神鑑定が求められるような話題である。脳が混乱するので、あらかじめ断っておきたい。


大分前のことだが、静岡県の医師が「明治以降の天皇の時代に比べて、徳川の江戸時代の方がはるかにいい時代だった」と胸を張っていたことを思い出した。地方の下級武士による倒幕勢力による明治維新は、列強の金と武器に支えられ、京都に蟄居していた天皇を引きずり出して、天皇国家を構築した。実態は「近代国家」という名の、実際は「前近代政治」で体面を保っていくのだが、そこで当時の役人は「天皇は神」という神話めいた手口を編み出した。

 

 国民をまとめ上げるための工夫である。神道という原始宗教を、あれこれと装飾を施して天皇を現人神というありえない仕掛けを施した。これを徹底するために各家庭に神棚を強要、あまつさえ無数の神社をつくり、祭礼を義務付けた。そして学校教育では「教育勅語」と原始宗教を「国家神道」に格上げして、幼い時から神がかりの日本を信じ込ませた。

 為政者は「天皇」を冠すれば、何事も強行できたものだから、支配される側はこれほど息苦しい国家はなかった。戦争ともなれば、死ぬことが尊いと教え込まれ、日清・日露の大戦に運よく勝利したが、日米戦争では原爆投下以前に敗北していた。

 

 国家主義者の中曽根康弘に対して「天皇制は国民を統治するうえで便利だったのではないか」と聞いてみたことがある。彼は頷いた。敗戦で天皇退位・天皇制廃止となれば、日本の近代化は大いに進んだのだが、天皇ヒロヒトが生き残り、天皇制も。そして「天皇の家臣団」も生き残り、政権を担当した。先祖返りである。

 

 戦争犯罪者のA級戦犯の岸信介が政権を担当、右翼のドンで知られた笹川良一がギャンブルで資金集め、児玉誉士夫は軍事利権を奪うことで、自民党を乗っ取った。彼らは平和主義の日本国憲法の破壊に突進する。岸も中曽根も果たせず、岸の孫も奮戦したが銃弾に倒れた。岸を信奉していた清和会の森喜朗が「天皇中心の神の国」と本心を明かしたものの、その途端、内閣支持率は大きく下がって辞任に追い込まれた。

 

 自民党内に古くから巣食う「神道政治連盟議員懇談会」という長ったらしい組織に森や安倍ら反共民族派が結集した。ここに岸と笹川が解き放った韓国・文鮮明の怪しげなカルト教団・統一教会国際勝共連合がまとわりついた。これこそが最初の二つのカルトを「統一」した。

 皇室の服装などは朝鮮王朝とそっくりだ。神道の「天皇中心の神の国」も、どう考えてもサタンに相違ない「統一教会」も、朝鮮半島が源流といえる。そうしてみると、倭の国とされた日本人は、どこに存在しているのだろうか?

 

 そこに安倍晋三の子分である、萩生田光一の妙な発言が表面化した。「統一教会の力で日本を神の国にしよう」と信者に呼びかけていたのである。ということは統一教会にのめり込んでいる萩生田は、森(岸や安倍ら)のいう「天皇中心の神の国」はイカサマに過ぎないということか。森の「神道は神の国」だが、萩生田の方は、日本はサタンの国になるのか。このような神がかりの話に付き合っている暇はないが、神道も統一教会も、実にたわいない異次元の世界で狂喜したり悲しんでいるらしい。いや、これこそがカルト教団なのだ。古代の世界に立ち止まって、彼らは信者獲得と右翼政治屋獲得に金強奪に狂奔しているのであろう。常識人間には理解が及ばない。

 

一緒に日本を神様の国にしましょう”自民・萩生田光一政調会長が旧統一教会の関連団体で講演していた記録を独自入手<報道特…
赤かぶ
(asyura2.com)

 

<天皇の神と文鮮明の神(サタン)が結婚?半島と列島が一体化?腐敗した化け物国家か>

 安倍の後見人の森と、安倍の子分の萩生田の、頭が狂うような異次元の安倍政治に、日本国民は10年も付き合わされてきた。精神鑑定をすると、到底政治家は務まらない輩である。日本人すべてが精神分裂病?なのか。そうだからこその、あってはならない安倍国葬なのであろう。主権者には罷免権が付与されている。

 

 本気で安倍を尊敬する人物が、この日本にいるだろうか。話によると、朝鮮半島と日本列島は結びつくのだという。男女の関係だとか。天皇の神は女性で、文鮮明は男だと譬えられている?不思議な関係を、第三者の筆者は「腐敗した化け物国家」が適切な表現ではないかとさえ思ってしまう。

 

<4兆円五輪賭博に点火=安倍後見人の森喜朗や後継者の菅義偉、竹中平蔵疑惑にも検察のメスが!?>

 友人がメール送信してくれた。元朝日社会部記者が、検察の極秘情報を披露している。既に五輪賄賂事件が発覚して、電通のワルが逮捕された。森の子分という。森の事務所は笹川の日本財団内。やはり怪しい人脈に検察の捜査が入るという。

 

 安倍がいなくなって、検察がようやく元気を取り戻してきたという。森のほか、菅や竹中にもメスが入るらしい。笹川財団にメスが入るのか。同財団は血税をかなり吸い込んでいるという。悪人退治を岸田が出来るのかどうか。肝心要の統一教会の解散も念頭にあるのだろう。新法相は岸田側近の警察官僚だ。

https://m.youtube.com/watch?v=wW3aCrcx2ak

 

(追記)庶民は親切で助け合い大好き!

ウリの漬物とカボチャをいただいたお返しに、蒸したての赤飯を持参した。相手は現在一人住まいの77歳のおばあさんだ。広い庭と家の管理だけでも大変なのだが、彼女は一人で奮戦、しわがその証だ。庭には一本の草もない。彼女は暖かい赤飯を喜んでくれた。「忙しい」を連発しながら、今週末には2日間の稲刈りも終わるという。「稲刈りが終わったらゆっくりお茶を飲みに来て。新米も出来てるかも」といって彼女はまた、小屋からスイカとカボチャ、それにウリの塩漬け、茄子まで「持って行きなさい」と押し付けてきた。感謝だ。ともかく人がいい元気なおばあさんだ。性格も明るい。自宅で採れたものを近所に配る、それが楽しみなのだ。彼女には一人息子に嫁さんが見つかり、いま3歳の息子もいるが、勤務先の関係で別居中だ。いずれ戻る。希望があるから人助けにもハリがある。彼女にはカルト教団も襲い掛かれないだろう。重すぎるスイカとカボチャを片方の手で2キロほど歩いて帰宅した。その前の日は、親類先のもめごとで苦労しているおばあさんの支援に。彼女の相手は恐ろしい女だ。世の混乱を象徴している。強くならないとはじき出されかねない。「声を上げよ」としか慰めようがない人も少なくない今である。

2022年8月22日 (月)

統一教会の悪あがき<本澤二郎の「日本の風景」(4542)

統一教会の悪あがき<本澤二郎の「日本の風景」(4542)

<安倍流「開き直り」は通用しない=国民の大半は山上容疑者に同情>

 日本のワルとされる侵略植民地支配のガンで、自民党最大のスポンサーである財閥から金をちょろまかすのではなく、不幸な主婦や無知で孤独な学生らを抱き込んでの、空前絶後の莫大な金集めによって、その貧者の資金で右翼の自民党から、ワシントンの右翼にまでも懐柔、はては本拠地のソウルにプーチンやチャウセスクも驚嘆する宮殿を有する、正に宗教に名を借りたサタン・統一教会国際勝共連合に同情する人間は、この宇宙にいるだろうか。

 

 警察検察は税金泥棒か。脱税と外為法で直ちに捜査すべき事案であろう。しかも、驚いたことに彼らは反省も謝罪もしない。それどころかソウルにおいて、反省するどころか人権侵害の極致ともいえる日本人妻らを拉致し、彼女ら数千人を動員して、日本のマスコミを「人権侵害」「宗教弾圧」「魔女狩り」と非難する。安倍流の開き直りか、火に油を注いでいることも分かってきた。

 

 このため、戦前史のサタンのような悪行を猛省して誕生した、日本国憲法を尊重してきた日本国民は、ソウルの文鮮明・韓鶴子のカルト教団の野望に怒りと強い反発をみなぎらせている。

 

<憲法違反の安倍国葬反対運動が燎原の火のように拡大>

 文鮮明の「サタンの教義」に従って、1億円もの巨費を奪い取られた安倍銃撃犯に対して、国民の誰もが同情している。比例して憲法違反の安倍国葬反対の国民運動に火がついている。

 表現の自由の根幹である「内心の自由」を何人も侵害することは許されない。これは国際常識である。従って、それを侵害する国葬は、民主的な国では、もはや存在しない。専制独裁国家の政治的意図をもったもので、自由な民主国ではありえない。

 史上最低の安倍内閣を評価宣伝するように、電通から指示された新聞テレビに、世論操作された一部の国民の存在を理解することが出来るが、弱者・貧者にそのことを強制することは、全く不可能で許されない。

 

 安倍国葬反対デモは、日本列島の隅々まで燎原の火のように、コロナ顔負けに感染・拡大してきている。改めて言おう、安倍国葬の計略は、統一教会とみたい。または台湾独立派の示唆がなかったのかどうか。

 今回の有史以来の危機に対して、日本の民放テレビが初めて覚醒した。国民は統一教会国際勝共連合の恐怖を感じ取った。信者の中からも内部告白する勇気あるものも現れた。アメリカのスタッフは「宗教団体?違う!政治結社だよ」と叫んだ。トランプを利用する統一教会の熱狂的信者が、米国の秋の中間選挙に向かって突進している。ここも注目したい。

 

 金と票で動く政治は、日本もアメリカも同様である。韓国の不人気大統領の背後にも、統一教会が暗躍しているのであろう。

 A級戦犯の岸信介と笹川良一が、韓国の文鮮明を招き寄せたことから点火したサタンのカルト教団は、既に自民党の福田・清和会を完璧に呑み込んでしまい、さらに自民党全体に及んでいる。さらに大阪の維新や立憲民主党や公明党創価学会にまで羽を伸ばしていた。

 

<安倍政治は統一教会国際勝共連合の100%策略>

 岸田内閣の看板政策である「こども庁」を「こども家庭庁」に変えることなど容易なのだ。安倍の悪政の原案は、何と憲法改悪の草案にまで及んでいた。安倍政治とは、統一教会の政治そのものだった。そうしてみると、NHKの看板記者も信者か、との疑念もわいてくる。まさか東大の原理研で引っかかっていたのか、と懸念する向きも。安倍に逮捕を免れたTBS強姦魔はどうなのか?再捜査だろう。疑念が次々と噴き出てくるではないか。

 

 昨日、親類筋のSさんが糠味噌で漬けた茄子を出してくれた。これぞ日本の味のNO1である。キムチも好きだが、日本人は糠味噌漬けが一番である。しかも、この糠味噌は母親が作った100年ものだ。中国・四川省の漬物もおいしいが、日本の糠味噌にはかなわない。統一教会は、日本人の名誉にかけて解散させるしかない。

2022年8月22日記(政治評論家)

デイリー)これらのメディア報道は、日本国憲法第20条で保障された「信教の自由」を侵害した魔女狩り的なバッシング行為であり、当法人および友好団体等に対する著しい名誉棄損であると同時に、当法人の信者ならびに関係者に対する深刻な人権侵害に当たります。

(同)一方、多くの報道機関が、政治家と当法人および友好団体等との関わりをテーマに「祝電を送った」「イベントに参加した」等、政治家が当法人および友好団体等と少しでも接点を持っていれば、まるで犯罪を犯したかのような取り上げ方を繰り返しております。また、一部の新聞社や通信社は政治家に対し、当法人および友好団体等との関係を炙りだすことを目的とした卑劣なアンケート調査を実施し、まるで「魔女狩り」や「踏み絵」を行うかの如き不当な追及を行ってきました。

2022年8月21日 (日)

政治屋の屑<本澤二郎の「日本の風景」(4541)

政治屋の屑<本澤二郎の「日本の風景」(4541)

<杉田水脈?名前も読めなかった凡人ジャーナリスト=屑箱行きか>

 水脈を正確に読める日本人は、テレビやスポーツ新聞を読んでいる市民が多いのではないか。筆者は最近まで読めなかった。不思議な名前があるものだと、変に感心していた。ところが、友人の法律家が「杉田を叩いて埃を」と叫んできた。新聞テレビ無関心派は、男か女か区別のつかない政治家では全くない政治屋に、ほとんど興味も関心もない。しかし、法律家は「このような女性の国会議員は放置できない」と手厳しい。

 

 「女性が女性の権利を侵害している。許しがたい」と息巻く始末で、現在でも水脈の言動について正確に分からない。調べるつもりもない。相手が安倍がとことん面倒見た高市早苗であれば、無論、評論するに値する。彼女の軍事費2倍論は、憲法を破壊するもので容赦できない。台湾有事をことさらわめいて、緊張を東アジアに呼び込もうとする、安倍・清和会広報発言に対しても、憲法の立場を放棄していて許しがたい。

 

 「女性は平和についての観念が、男性に比べて強い」という特性を評価する人間だから、安倍に心酔して改憲軍拡ラッパを吹いて、危機的な財政を破壊する政治屋を信用しない。背後の神道・民族主義者そのものの、松下政経塾を全く信用できないからだ。

 杉田水脈を批判しないと、将来は高市や稲田朋美のような政治屋に堕落していく、という真っ当な人権派の心配も理由があろう。是々非々が言論人の立場だから、杉田の頭脳から飛び出す発言は、まぎれもなく非である。しかも、今回の人事で総務省の政務官?大臣・副大臣に次ぐ地位に就いたからには、まっすぐにNOと批判することが求められる。人権派弁護士の怒りは、真っ当なものである。

 

<全体の奉仕者ではない政治屋が多すぎる永田町>

 逮捕されたフクシマ隠しの4兆円五輪賭博に関与した元電通専務の高橋は、東京都や国からの血税で実施されたオリパラにおいて資格を得た時点で「みなし公務員」となった。そのことを知らないで紳士服のAOKIの面倒を見ながら、巨額の不正な金を懐に入れたと本人はわめいているという。「賄賂と気付かなかった」と強弁しているようだが、この手のレベルの政治屋が永田町に多すぎる。

 ワルは他にも沢山いる。検察は厳しく取り締まる責任がある。なぜなら彼らも血税で生活する全体の奉仕者だからだ。

 

 水脈という人間は、失礼ながら自らを屑だと宣伝しているは思えないが、憲法が厳しく要請している全体の奉仕者ではない。おかしな言動を吐くことは許されない。内心の自由を認めているが、政治家の表現の自由には「憲法を尊重し、擁護する義務」の制約を受ける。政治家にあるまじき言動はゆるされない。国民の召使がいやなら、さっさと議員をやめることだ。

 

 昨今の政界には、ダボハゼが多すぎる。その結果、統一教会国際勝共連合の罠に落ち込んでしまった。真っ当な政権与党の自公であれば、さっさと政権を投げ出す場面である。それにしても安倍側近の萩生田光一は、下村博文同様にみっともなさすぎる。政調会長は首だし、議員失格であろう。原発再稼働に突進する西村康稔らも含めて、清和会・安倍側近にまともな人物はいない。 

 

<真逆の発言で話題作りするしか生きられない落第人間>

 水脈がなぜ政界に入ったのか、知る由もないが、普通はテレビタレントからだ。多少ましな顔をしている女性が、おかしな言動を吐いていると、政権与党から声がかかる。声を掛けた側は、彼女に惚れたりとか、人寄せを期待する。

 そんな女性の成功例が、安倍晋太郎が惚れた扇千景。晋太郎夫人は散々泣かされたと聞いた。山東昭子も同じような口だから、両人への尊敬と信頼は極めて少ない。

 

 平凡すぎる女議員が政界で生き延びようとすれば、何事も真逆の発言をするしかない。そうして週刊誌やスポーツ紙に登場する。水脈は憲法を読んでいないのだろう。もともと政治家にはなれない。まだ反省と謝罪の弁を聞いていない。恥を知らないのだろうか。

 

<犬が人を噛みついてもダメ=人が犬にかみつけばニュース>

 ジャーナリストを志す人間の入門編に「何がニュースか」という下りで、よく説明されるのは「人が犬にかみつく」とニュースになるという比喩がある。

 犬が人にかみついてもニュースにならない。当たり前のことだからだ。その反対だと、ニュースになる。滅多にあることではないが、政治屋も同じで、憲法も知らないまま赤じゅうたんを踏むと、なんとかして活字になることを考える。

 そのために新聞記者を抱き込もうと必死になる。NHKの岩田という記者は、官房副長官時代の安倍に食らいついた。安倍が彼女に期待したものかどうか?安倍は岩田を通してNHK操作を学ぶ。NHKの弱点は外部からの人事権を悪用すれば、世論操作ができるという知恵を授けたのではないだろうか。

 安倍好みの会長を送り込むことで、安倍は「二度も政権を手にした」ものだろう。これは下衆の勘繰りである。安倍と統一教会の深すぎる仲を知っている彼女を、野党はヒヤリングに招くといい。

 

<天の邪鬼を政務官に起用した岸田=問題は比例区当選の選挙制度>

 女性の敵のような人物を、なぜ日本の史上最悪の危機の時に、杉田を政務官に起用したのか。岸田文雄も評価に値しない。政治責任を問われよう。

 「女性は女性の味方」とずっと思い込んで生きてきた人間は、実はそうではないことに気付いた。確か「女性は嘘をつく」といった杉田の言動は、一部分はそうかもしれない。真っ当な女性政治家がいない政界では、特にそうだろう。そんな人物を、安倍が政界に引きずり込んだのだろうか?これも「安倍の遺志を継ぐ」というのだろうか?

 永田町は嘘をつく人間世界である。安倍の嘘が記録を作った10年だった。政治屋は嘘つきで生きている生き物との指摘も正しい。

 

 問題は人間失格のような人物が政界になぜ入ることが出来たのか。比例区という有権者に隠れて当選する選挙制度にある。ゴミのような小粒人間でも、金力などで大政党の公認をとると、議員になれる小選挙区制に問題がある。

 人格識見のある正義の政治家が永田町を闊歩する時代の到来の第一歩は、真っ先に選挙制度改革をするしかない。

2022年8月21日記(政治評論家) 

 

杉田水脈「多様性を否定した事ない」虚言癖か?それとも認知症か? http://jxd12569and.cocolognifty.com/raihu/2022/08/post-520d25.html

2022年8月20日 (土)

安倍銃撃事件捜査の核心<本澤二郎の「日本の風景」(4540)

安倍銃撃事件捜査の核心<本澤二郎の「日本の風景」(4540)

<弾丸の線条痕・銃創・銃弾の角度と体内の銃弾の科学的特定>

 関西人は「えらいこっちゃ」とため息をつきながら、テレビやインターネットのYoutubeにかじりついている。統一教会国際勝共連合の政界懐柔は、自民党から維新・公明などに拡大していた。地方自治体や福祉・学術団体にも。

 

 昨日は日本テレビだったろうか、維新代表の松井の父親が、右翼のドンで知られる笹川良一の運転手で、勝共連合の仲間だったという仰天事実を、さも当たり前のように明かしていた。詐欺師のような弁護士・橋下徹の正体も。維新は笹川と安倍一族の別動隊政党だったのだ。愕然とするばかりである。知らぬは無知な凡人ジャーナリストと国民ばかりか。

 

 「山上徹也容疑者もここまでは知らなかったのではないか。しかし、結果的には、日本を統一教会国際勝共連合と笹川財団が操っていたことを知らせてくれた。笹川はギャンブルや財団運営で、そこからの一部の金で、全国の福祉団体に流して、手駒にしてきた。笹川は、岸と福田赳夫、安倍晋太郎と晋三を手玉にとっていたことにも。オウムの黒幕だった。いま倅の陽平はどうしているか。統一教会はというと、弱者の女性を信者に仕立て上げ、不幸な家庭から根こそぎ財産を奪い取っていた。韓国に嫁入りした数千人の日本人は拉致され、デモにも動員されている奴隷なのか。信者の集めたその莫大な資金が、自民党だけでなく、ワシントン政界の中枢にまで及んでいた。トランプの再選運動の原動力となっている。民主党のバイデンとの新たな対決の原動力となっている。いま安倍が倒れてトランプは片腕をもがれてしまった。それにしても笹川資金と文鮮明資金が共和党の金庫にまで流れていたとは!国際政治まで操っていたとは驚きだ」

 

 以上の発言は、元自民党代議士の秘書だった人物の、腰を抜かしたようなコメントだ。きわめて正確な分析である。

 なぜなら彼は、早稲田大学時代に統一教会国際勝共連合の罠に引っかかりそうになった。「原理講論」がそれで、留学を餌にして学生を集めていた。「宗教は恐ろしい、本当に恐ろしい」という。

 「今でも山上の母親は、信仰を捨てようとしていない。統一教会の信者は、家族も家庭も価値のない存在にしている。ひたすらサタンの道を追求する。目当ては金、金である。36年間の朝鮮半島の恨みが込められているのであろうか」といって再びため息をついた。

 

 不思議なことに、安倍ら右翼人士の歴史認識は、皇国史観を振り回して南北朝鮮の国と人々を、とことんいたぶり続けてきている。日韓外交破綻は、安倍・極右の実績である。今の岸田も、その手先となって外務省を指揮してきた。この手口も双方とも、阿吽の呼吸で推進してきたものか。「朝鮮半島出身者同士の戦いに、日本人弱者を巻き込んでいる」のであろうか。頭が混乱してくる。

 

 山梨県の旧上九一色村の笹川別荘に集合させられた、安倍夫人の昭恵のいう「悪だくみ」の写真には、笹川陽平を中心に安倍晋三・森喜朗・小泉純一郎・麻生太郎が映っている。もう一人いた。一番外れに岸田文雄もいた。合成写真でなければ、岸田も麻生に連れられて参加したものか。ここに文鮮明の妻の韓鶴子がいるとどうだろうか?

 トランプ再選に手を貸す面々なのだろうか。すぐ近くにオウム真理教の第七サティアンなる核兵器開発工場が存在した?トランプは日本核武装に協力的だったのか?憶測は膨らむ一方である。

 

 東京地検特捜部は、森喜朗の配下の電通元専務の高橋を五輪賄賂事件で逮捕した。検察の狙いは森だろうが、岸田が止めに入るのかどうか。

 

 そしてもう一つ大事な法務検察の仕事は、安倍銃殺事件の捜査である。安倍の首に2か所の銃創が判明している。銃弾は安倍の上方から撃ち込まれている。弾丸の線条痕をしかと判定しているのかどうか。

 他方、犯人とみられる山上は、安倍の背後から撃っている。安倍の銃創の位置と異なっている。徹底的な科学捜査が求められている。

 

<司法解剖の科学的所見に問題はないのか>

 強引に山上を犯人に仕立て上げるのか?その前に徹底した科学捜査が不可欠である。司法解剖は万全に行われたものか。日本に銃創のプロはいないという報道もある。

 少なくとも奈良県には、司法解剖のプロはいない?大阪にはいたのかどうか。この辺の情報は漏れてきてはいない。

 

<手製花火銃は見せかけか?果たして狙撃手はいたのかどうか>

 山上の安倍殺害の動機は、国民の誰もが理解できるが、果たして手製の花火銃の性能はどうなのか。単なる花火の「ドーン」という音だけだったのか。銃弾は見つかっていない。これも不思議である。

 真犯人は他にいたのかどうか。その可能性を否定出来ない。

 

<弁護人は誰か、何人か。真っ当な弁護士が担当するのかどうか>

 いま容疑者に弁護人はついているのか?国選弁護人なのかどうか。 怪しげな弁護人が紛れ込んで、法廷を混乱させることも出来る。真実を究明する真っ当な弁護人がつくのかどうか。世紀の法廷闘争に手を挙げる弁護人は少なくないだろう。この点も注目する必要があろう。

 

<長期間の鑑定留置は人のうわさも75日狙いも>

 忘れたが、鑑定留置の期間がかなり長い。彼の証言は理屈に合っている。まともである。母親が1億円の資産を統一教会に奪い取られたとの証言に、関係する当事者がその事実を認めている。山上証言に狂いはない。殺害の動機は100%理解できる。このような場合、誰でもが山上になれる事態である。

 

 通常の殺人事件では、長期の鑑定留置が必要か。むしろ裁判所も検察陣も対応に苦慮している。態勢を組むための政治的な時間稼ぎではないか。人のうわさも75日というが、この事件は日本と米国の政界を揺るがす大事件である。75日で忘れ去ることはない。

 日本の政界は、統一教会というカルト教団と、A級戦犯の一味と日本の戦後右翼の笹川財団による日本乗っ取り計画にある。日本の政府と国会と司法の三権を揺るがす重大事件で、これほどの危機は過去の日本史になかったことである。

 

 自民党も維新も崩壊する事案である。政治と宗教が問われている。公明党創価学会も、神道もその他もろもろの教団にも波及する。言論界も問われている。国策会社・電通も生き残れるのかどうか。

 

<当面は安倍国葬による神格化に成功するのかどうか>

 当面は、安倍国葬問題で日本は、天下分け目の関ケ原で大揺れするだろう。史上最低の人物を「国葬」にすることに、大半の国民は怒り狂っている。極右の強行実施も危うい。ことほど事態は、この国の体制すべてを激震させる世紀の事案である。

 日本沈没か再生へと突き進むのか。日本と日本人と東アジアの正念場といえる一大事でもある。

2022年8月20日記(反骨の政治評論家)

 

「弔意の強制」国葬撤回を 宗教者団体、都内で反対会見(共同通信)
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2022年8月19日 (金)

安倍に心酔した公明・太田ショウコウ<本澤二郎の「日本の風景」(4539)

安倍に心酔した公明・太田昭宏<本澤二郎の「日本の風景」(4539)

<毎日新聞会見で「命の底が崩落・衝撃で悔しい」と正体さらけ出す!>

 最近つくづく実感してならないのだが、人間という生き物の真価は、信頼する相手が誰なのか、で決まる。やっと公明党創価学会の太田ショウコウが口を開いた。史上最低最悪の安倍晋三に心酔していた!情けない。開いた口が塞がらない。悪魔の権力に魅入られた公明党創価学会の象徴的人物であることを、自らさらけ出した。毎日新聞のインタビューで明らかにした愚か者だった!

 国交相という利権ポストが、彼の野望を実現したものだったのだろうか。

 

 信濃町の事情通の話では、太田を一度は後継者にしたいと考えたという池田大作も大したことはないようだが、途中で彼の野心に気付いたらしく「学会から公明党に追いやった」という。側近に対しては「ショウコウを警戒せよ」と監視を求めていたというが、張本人が高齢には勝てず最初に倒れ込んで、一線を離れてしまった。

 安倍内閣の誕生と悲願の国交相就任で、天にも昇る日々が続く。彼にとっての大きな落とし穴となったのだが、理工系出身の太田ショウコウ、正しくは昭宏を池田は、オウムの麻原彰晃になぞらえて「ショウコウ」と呼んでいた。

 

<池田大作を裏切った?破憲の「戦争三法」を国交相として強行>

 ショウコウの声は、なかなかすごい。やくざのようにドスの効いたもので、おそらく大声を上げると、相手に対してドーカツと感じさせるらしい。権力を手にすると、とことんA級戦犯の岸信介の孫である安倍晋三に、男として惚れこんでいく。

 安倍を、父親の晋太郎時代から知る清和会OBなどは安倍を「小僧」「あんちゃん」と呼んでいるが、ショウコウは違った。311のフクシマ原発放射能事件で失墜した民主党政権から、自公連立で3分の2議席を手にした第二次安倍内閣のもとで、ショウコウは水を得た魚のように変身していく。他方、信濃町のボスは第一線から姿を消した。公明党代表の山口那津男は自分の配下だ。彼にとって怖いものなしである。

 そんなショウコウをおだて上げ、子分にした安倍もしたたかである。金力と権力に屈したのか、瞬く間に二人は深い関係になり、それが信濃町にとっての罠であることも忘れてしまったらしい。

 2013年には特定秘密保護法、翌年から集団的自衛権の行使という自衛隊が戦争できる体制の構築、ついで共謀罪で戦争反対派を容易に拘束することのできる、いわゆる戦争三法を強行した。

 このころ国際的な平和学者らが「公明党が戦争党になった」と非難して、信濃町を離れていったという。安倍晋三の負の遺産の最たるものである。多くの識者が信濃町の野望に気付く。中国の日本研究者も一斉に疑念を抱くようになってゆく。その元凶が太田ショウコウだった。

 極右・ストロング・ナショナリストの安倍内閣のブレーキ役という公約を、見事に反故にしたショウコウであったが、その理由を彼は今回の新聞会見で「命の底が崩落した。その衝撃で悔しい」と安倍銃撃事件の容疑者に怒りをぶつけた。よほど悔しかったのだろう。

 

<二人の「日本再建」とは核武装国家を目指していた!>

 「安倍氏と私は、お互いもう一度チャンスが与えられれば、この国の再建のために、無心でまっしぐらに尽くしたいという思いで共通していた」とも明かした。この文言から、安倍内閣の相次ぐ戦争体制の構築に向けた憲法破壊の法制が、この国の再建だったと断言できる。なんということか!

 

 安倍がぶち上げた「戦後レジームからの脱却」「日本を取り戻す」という戦前への回帰こそが、安倍とショウコウの国家再建論だったのだ。安倍の極右・神道日本会議・統一教会路線に、ショウコウの創価学会公明党が完璧に結びついて具体化したものだ。そこから危険すぎる戦争体制が構築されていく。A級戦犯の孫への遺言でもあったろう。

 

<武器弾薬で平和は勝ち取れない。戦争党では日本を危機に落とす>

 ショウコウも安倍も武器弾薬信奉者だった。歴史の教訓など無縁だったことになる。中国・ロシアに対抗してゆく限り、親米・屈米であるが、むろんのことでワシントンを信頼していない。

 そのための布石が安倍と側近らの靖国神社の参拝強行であったのだが、これに太田ショウコウは全くブレーキを踏んでいない。信濃町をそっくりA級戦犯の孫に委ねてしまったことになる。これにNOを突き付けたグループが沖縄などから反旗を突き付けられた。野原善正が3年前の参院選で、東京選挙区から出馬し、20万の反信濃町・反ショウコウ票を集めている。

 武器弾薬で平和を勝ち取ることは出来ない。今のウクライナとロシアの戦争も証明しているだろう。1日も早い戦争阻止が人類の使命である。

 創価学会内部は混乱して久しい。先の参院選で100万票も減らした。当然であろう。戦争党に軍配が上がるはずがない。安倍の戦いは「台湾有事は日本有事」という途方もない戦争戦略だった。そのための日本核武装論であったのであろうが、これを日本再建とほざく安倍に追随してきたショウコウに池田周辺も衝撃を受けているだろう。

 

<太田発言を待っていた木更津市の戦争遺児K子さんの裏切り追及続く>

 平和党から戦争党へと安倍路線に特化してきた信濃町は、内紛の状態に追い込まれていると分析できるだろう。反戦の婦人部を解消したと聞いているが、信濃町の主力は統一教会と異なる。反共は反共でも反戦のはずだ。創価学会2世や3世が、急にショウコウに従うはずがない。

 「ショウコウは創価学会の裏切り者だ」と糾弾した第一号を記憶している関係者は多いと信じたい。繰り返し本ブログで指摘してきた。正義の声に同調する信者も少なくないはずだ。今回の統一教会の犯罪的な金集め信仰に目を覚ます会員も少なくないだろう。いまや池田の時代は終わった。後釜はいない。宗教による集金作戦・集票作戦も限界と見たい。

 

 当たり前に納税義務を課す時代だ。莫大な借金超大国の日本である。犯罪カルト教団を野放しにしてきた時代も幕を引くしかない。政治と宗教の分離は、近代国家の一大原則である。信濃町内部からの「ショウコウ総括」の声も出てきているらしい。「旧婦人部の反発がすごい」との声も昨今聞こえてきている。

 

 永田町も変わる。次々と安倍側近らの統一教会との深い仲が焙り出されている。閣内も教会汚染が甚だしい。安倍国葬強行に抵抗する市民運動や法廷での戦いも熾烈化してきた。安倍と癒着することで、甘い汁をふんだんに吸い込んできたショウコウに対する身体検査を求める、内外の目も厳しくなってきたといえる。その突破口を毎日新聞が作ってくれた。

 

 「ショウコウ裏切り者」と叫んだ戦争遺児の泉下からの怒りの叫びが止まることはない。統一教会問題は、創価学会や神道その他のカルト教団にも波及することになろう。日本の再建とは、憲法を定着させることである。

2022年8月19日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

(毎日新聞)安倍氏は2007年、第1次政権をあのような形で退陣し、私は09年衆院選で党代表でありながら落選した。安倍氏は退陣後は地獄の日々だったと思う。私も落選中の33カ月は歯を食いしばる日々だった。安倍氏と私は、お互い、もう一度チャンスが与えられるならば、この国の再建のために、無心でまっしぐらに尽くしたいという思いで共通していた。(以上は太田ショウコウ発言の一部)

 

「反共」てこ、岸元首相と気脈 孫の安倍氏が関係継承 旧統一教会と自民の半世紀(時事通信)
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「弔意の強制」国葬撤回を 宗教者団体、都内で反対会見(共同通信)
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2022年8月18日 (木)

安倍国葬応援団<本澤二郎の「日本の風景」(4538)

安倍国葬応援団<本澤二郎の「日本の風景」(4538)

<読売新聞広告の月刊「文藝春秋」は後継者・岸信夫長男を大宣伝>

 311のフクシマも無視して原発を推進する読売新聞、相変わらず改憲軍拡のラッパを吹く読売新聞は、ジャーナリズムではない。不買運動は続いている。その結果なのか、オシガミ(押し紙)をかなり刷って各方面にばら撒いているらしい。友人が新聞を読まない筆者のもとに、その一部を郵送してくれている。たまたま8月10日の朝刊が手元にある。

 「国民の知りたい統一教会と安倍・自民党についての記事は一行もない。1面トップ見出しには、やくざの倅の入閣名がトップ。ゴミウリは本当だ」という市民の指摘がずばり当たっている。「もうナベツネも老いた。それでも編集長もデスクも、教会信者のようにマインドコントロールから抜け出ていない」とも。

 

 そこで今回も広告に目を向けてみた。月刊「文藝春秋」が真っ先に出た。「安倍暗殺と統一教会」の真相レポートと銘打っているが、登場人物は安倍後継者の売り込み記事が気になった。安倍のお陰で出世街道を走ってきた北村滋も。TBS強姦魔見逃しの秘話でも語ってくれていれば幸いだが、それはない。1200円の価値半減ではないか。

 

<読売買収雑誌「中央公論」は森と菅義偉、北村滋は「ドゴールに匹敵」>

 もう何十年も前のことだが、以前の月刊誌「中央公論」は見識のある雑誌だったが、経営難で読売が買収した。以来、見たことがなかったが、同日の3面下段にその広告が出た。

 「安倍政治が遺したもの」と題して、菅義偉や森喜朗、それに北村滋が登場している。安倍国葬推進派に違いない。「安倍が死んだのに岸田の配下になれるか」と意地を見せた?菅は「趣味は安倍晋三」と粋なセリフを吐いている。

 三角大福の派閥抗争時代を知るものなら、この最初の発言者は誰なのか、即座に田中角栄側近の二階堂進の「趣味は田中角栄」。菅は、二番煎じだ。

 

 森喜朗は呑気な父さんだ。「阿吽の呼吸で3期目に備え」ていたと暴露して見せたが、筆者は「3期目の備え」という真意こそが、安倍の日本核武装実現ゆえに危機感を抱いた闇の勢力による暗殺だったとみている。山上単独では辻褄が合わない。

 北村の「ドゴールに匹敵する人物」との表現にも驚く。安倍一族は、文鮮明・韓鶴子に妄信したのであろうが、北村は自身を買いかぶってくれた安倍をフランスのドゴールに見立てた。あっぱれ警察官僚であろうか。恥も外聞もない。元家庭教師の平沢はどう評価しているのか?

 

<4段意見広告では極右・桜井某が「安倍の遺志を継げ」と岸田にドーカツ>

 7面に意見広告が載っている。恐ろしい言葉がゴシック体で踊る。「岸田首相よ 安倍晋三の遺志を継げ」という命令文である。極右のゴリゴリとして一部で知られているらしい「国家基本問題研究所」のそれだ。女性の大きな上半身の写真付きである。

 その心は「日本核武装せよ」と言いたいのであろう。国民はNOである。アジア諸国民も。それにしてもすごい極右団体があるものだ、少し前までは信じられないことだった。神道・日本会議と一体とみたい。「安倍晋三の遺志を継げ」を、確か岸田もそっくりなぞった発言をしている。

 岸田のお目付け役のつもりなのか。永田町周辺で徘徊している人物はいろいろ。公安調査庁の奮闘が求められそうだ。

 

<週刊文春は安倍元秘書が安倍専属の統一教会担当秘書の存在暴露>

 8面の週刊文春は、記事も真っ当だ。「安倍晋三と統一教会全内幕」であるが、この広告見出しを見ただけで、安倍と統一教会国際勝共連合のただならぬ関係が見て取れる。

 まずは注目の安倍元秘書の証言である。父親の時代からの秘書なのかどうかは判明しないが、晋太郎にも敵対する秘書がいた。晋三にもいたのであろう。その人物は「統一教会国際勝共連合の専門の担当秘書がいた」と暴露している。そうであろう、筆者は容易に納得できる。安倍と統一教会は一体だった!岸田内閣は、安倍の正体とそれ以前の闇の世界のことにも踏み込むしかないだろう。決別できるか、無理か?

 公安調査庁のファイルには必ず記録されている!

 正直なところ、無知な凡人ジャーナリストは、文鮮明の妻・韓鶴子のことさえ知らなかった。広告見出しだと、文鮮明の子供を14人も産んでいる。産めよ増やせよ、の時代の影響なのか。彼女の体力に驚く。そうか、妊娠中絶禁止のカルト教団だったのだ。

 「女帝」として政治と宗教を一致せよと叫ぶあたり、統一教会で日本・韓国・アメリカなどの政治を壟断する野望が見て取れそうだ。油断大敵だ。

 不思議と週刊新潮の広告がない。はじき出されたものか?

2022年8月18日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

2022年8月17日 (水)

騙されやすい日本人<本澤二郎の「日本の風景」(4537)

騙されやすい日本人<本澤二郎の「日本の風景」(4537)

<弱者の血と汗を搾り取り日米右翼反共議員をからめとる統一教会>


「ゆでガエル日本人」は、雨が降ろうが槍が飛んで来ようが、まず動じることはない。首相の腐敗・犯罪でも、選挙で罷免しようとはしない。腐敗権力は、小選挙区制とカルトの集票組織+自動開票機「ムサシ」によって、少数の得票で3分の2議席を確保する。遂に憲法の根幹を破壊する戦争体制が始動する段階になっても動かない。

 

 さらに新たな真相が表面化した。それは日本国民の女性など、弱者たちの血と汗の結晶ともいえる資産を、根こそぎ奪い取る、正にサタン・悪魔のカルト教団が、1960年代から戦争犯罪者らA級戦犯が、宗教を冠した「日本乗っ取り反共結社」として大々的に跋扈、その莫大な資金と動員力で日本政治の中枢のみならず、対岸の反共アメリカ議会へと、はてはホワイトハウスまで手玉にとっていた事実に、反骨凡人ジャーナリストも声が出ない。

 

 安倍や石原慎太郎らが支援したとされるオウム真理教は、地下鉄サリン事件でほぼ自壊?したが、韓国の文鮮明の統一教会国際勝共連合は、名称を変え、いくつもの「平和」と名のつく組織を立ち上げ、日本の地方議会や市町村にまで羽を伸ばしていた。

 

 ああ、何ということか!それでも小さな活動で対抗する哀れな日本人である。多数の無党派層は動かない。この国の人々は、憲法を知らない。読んでいない。学校では教えない。いまも大学の構内では、原理研やらローマ字名をつかって、孤立した若者を雑魚並みに釣り上げて、不幸者に狙いを定めて金を搾り取る獰猛な狼に育成して、大金を巻き上げて、自民党を支えている。

 

 政府のこども庁を、好みの「こども家庭庁」に切り替えることなど、自民党安倍側近の極右女が簡単に変更してしまったという。廃止するか、もう一度検討を加えよ、である。史上最低最悪の安倍利権政治批判に反論する人物が、この世にいるだろうか。いるなら堂々と固有名詞で声を上げよ、である。

 史上最低の安倍政治を、それでも「継承する」と公約した岸田文雄も、長州田布施の野蛮すぎる死の商人に屈してしまっている。現に政教分離という、日本が戦後、国際社会に約束した憲法原則から逃げて、統一教会安倍派を閣内にいっぱい抱えているのではないか。

 

 36年間の植民地支配のツケなのか。そうだとするならば、日本の財閥と政界・官界から搾り取ったらいい。なぜ不幸な弱者を地獄に貶めるのか。文鮮明と妻の韓鶴子・統一教会を放任して、甘い汁を吸うサタンとしてゆくのか、心底から怒りを爆発させたい。

 

<レーガン・ブッシュ父子・トランプも=日本人はワシントン・ポストと勘違い>

 レーガンというと、中曾根康弘が彼にかしずいて「日本列島は不沈空母だ」と大見えを切った時のことを思い出す。レーガンは俳優である。政治のプロではない。ひたすらソ連との核軍拡競争に血道を上げた米共和党大統領で知られる。彼も統一教会の仲間だった。

 アメリカ人もゆでガエルが多い証拠だ。ゼレンスキーもそんな一人だろう。テレビに惑わされる大衆こそが、ゆでガエルの代表といえる。

 そしてブッシュ親子も、統一教会の支援を受けていた。息子は小泉純一郎が、

目の前でプレスリーの真似事をするのを見て「こいつは使える」と思い込んだらしい。911後のイラク戦争に加担した小泉の罪も重い。靖国参拝だけではなかった。

 

 そしてトランプも、繰り返しビデオメッセージを流しながら、大金を手にしているが、しかと納税義務を果たしているだろうか。

 統一教会の赫々たる戦果は、ワシントンに及んでいた。ペロシはどうだろうか。最近の台湾詣での日米国会議員も怪しい。

 ワシントン・ポストといえば、ニューヨーク・タイムズと共に米言論界の雄で知られるが、なんと統一教会は「ワシントン・タイムズ」という反共新聞を発行して、人々の目を狂わせている。安倍軍拡派の一翼を担ってきた小野寺という自民党議員は、この新聞記事を宣伝していたらしい。日本には「世界日報」という新聞が、国会の議員事務所に無料で配布されているが、もうかれこれ50年ほどになろうか。むろん、手にしたことはないが、国際勝共連合の仲間が清和会に沢山いるため、議員会館内での配布は容易なのだ。

 

<トランプはビデオメッセージで暴利=日本人は底抜けのお人よし>

 日本人は底抜けのお人よしだとつくづく実感する。米国の反共議員を、日本人の金で奮い立たせていたのである。目下、FBI連邦捜査局の家宅捜索を受けたトランプは、最悪のピンチを迎えている。先の大統領選挙でトランプに肩入れする報道が目に付いたが、真犯人が分かった。

 安倍とトランプは、統一教会国際勝共連合の仲間だった。その関係で、日本外務省もワシントン特派員も、その影響を受けていた。鳩山由紀夫内閣を揺さぶった犯人も、統一教会だったと見たい。沖縄の基地返還に反共団体は反対している。沖縄の敵であろう。

 安倍銃撃事件は、見えなかったどす黒い腐敗政界の裏側をくっきりと見せつけてくれる。そんな人物を憲法が容認しない国葬?ふざけるな!岸田の罪も万死に値する。

 国葬に、まずはほぼ全国民が反対している。少しでも新聞テレビを見た日本人であれば、絶対に反対するだろう。統一教会に洗脳された悲劇の信者は例外かもしれないが。

 

<ワシントンのロビー活動NO1?=イスラエル・台湾ロビー蹴落とすか>

 ご存知、米国議会を動かすロビー活動の一番手はイスラエルであろう。イスラエルは、ユダヤ人の資金力で、存在していると見られて久しい。銀行とメディアの中枢を握っている強さは、他の追随を許さない。

 ついで台湾ロビー。台湾の政治工作資金も半端ではない。ウクライナ・ロシア戦争に絡めての台湾有事論を、ワシントンのペンタゴンに流布させると、たちまち台湾有事論が東京にも届く。比例して東京の台湾派・日華議員連盟が活動する。大馬鹿な石破が腰を上げることになる。

 

 三番手が統一教会ロビーである。ここには韓国の諜報機関もまとわりついているようだ。以前誰かさんが「安倍がロスにいたとき、韓国のKCIAが背後にいた」と聞いたことがある。日本の特派員も、彼らの標的にされているだろう。

 モスクワや北京でも活動していた統一教会との報道もあるようだが、両国はカルト教団として排除したという。沖縄県はワシントンに事務所があるのかどうか?何事も金、金で動く、虚しすぎる政治・外交であろうか。

 

<日本に正義が残っているのかどうか!鍵はこの一点にあり>

 日本のゆでガエル外交が卒業できるのかどうか。まずは安倍国葬を阻止して、カルト教団の宗教法人を解散させるしかない。言論界と議会・司法界の三権の正義にかかっている。

2022年8月17日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

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2022年8月16日 (火)

清和会の牙城<本澤二郎の「日本の風景」(4536)

清和会の牙城<本澤二郎の「日本の風景」(4536)

<改憲軍拡極右の象徴・靖国神社と統一教会国際勝共連合>

 安倍晋三の強固な支持基盤は、二つのカルト教団であることが、はっきりしたようだが、安倍後継者を狙う8・15靖国参拝派は、前日の一番手・西村康稔経産相に次いで、こわもての萩生田光一自民政調会長、ついで極右女と初めて知る秋葉賢也、そして靖国参拝で有名になった小泉純一郎の倅の進次郎。

 当面は西村と萩生田と極右女の争いが注目を集める。ダークホースは官房長官の松野博一のどんぐりの背比べ。もちろんのことで、靖国参拝は憲法20条の政教分離違反の確信犯であろう。法律家ならだれでも知っている。

 

 昨日、初めて知ったことは、清和会創立者の福田赳夫の娘婿・越智道雄も統一教会派の有力メンバーだった。前から指摘してたことだが、公安ファイルに記録されているようだ。野党は国政調査権を活用して、公安調査庁関係者や資料から、過去の様子を割り出すことが出来る。大いに活用すべきだ。

 安倍に次ぐ第二のドジョウは、神道政治連盟と統一教会国際勝共連合の二つのカルト教団と結びついて、金と票を手にする必要がある。安倍の場合は、祖父の岸信介と父晋太郎を経由する過程での実績が存在した。

 その点でみると、二匹目のドジョウは見つけられないだろう。

 

 戦前の国家神道を引きずる靖国は、敗戦後に一宗教法人に沈下した。それでも改憲軍拡極右の象徴となって久しい。森喜朗・小泉純一郎・安倍が特段参拝にこだわった理由である。公人の特定宗教参拝は憲法20条で禁じられている。政教分離が国際社会の常識である。

 ましてや靖国には、戦争犯罪者のA級戦犯と植民地侵略戦争に「天皇の軍隊」を強いられて、朝鮮半島や大陸で蛮行の数々を繰り広げた戦死者も祀られた宗教法人である。いうなれば日本カルトの源流だ。敗戦でも総括して排除することが出来なかったカルトが、再び国教を目指している。すなわち、この国の前途を闇にしている原始宗教そのものともいえる。

 戦没者は無宗教の施設が不可欠で、その候補地は千鳥ヶ淵墓苑であろう。ワシントンにリベラルな政府が誕生すると、真珠湾と共に靖国は非難の対象となる運命にある。

 

<韓国と中国の政府が怒りの抗議=ワシントンは冷ややか>

 さっそく韓国政府と中国政府が、靖国参拝にこだわる日本政府に怒りの抗議をした。靖国が存在する限り、アジア諸国・隣国との友好な関係は実現できない。勢い台湾にテコ入れしてきた安倍内閣に対して、14億人の中国の怒りは、日本製品の不買運動へと発展する。

 筆者は、その中国人の心情を「中国の大警告」(データハウス)にまとめた。即座に中国社会科学出版社が翻訳したので、盧溝橋の抗日戦争記念館に100冊贈呈した。首相になる前の小渕恵三は、胡錦濤国家副主席(当時)から「この本を読んでほしい、中国人の思いがわかるだろう」と説得された。以前、盧溝橋の近くを散策した時に、なんと小渕が日中友好林を造成し、市民の憩いの場所になっていた。娘も行くといい。田中角栄は北京市内に1000本の桜を贈呈した。春の名所になっている。

 

 靖国は、清和会の牙城である。そこに文鮮明の統一教会という犯罪教団が加わったわけだから、文字通りカルト派閥そのものである。カルト教団が存続する限り、永田町から極右ストロング・ナショナリストは消滅しない。

 

<松下政経塾の反共神道崇拝民族派も警戒が必要>

 公安調査庁はカルト教団・オウム真理教に対する監視を怠った。背後の安倍父子や石原慎太郎に配慮したからであろうが、その結果、地下鉄サリン事件という無差別殺人を止めることが出来なかった。それ以前に坂本弁護士一家殺人事件捜査さえも。安倍も石原も国賊であろう。

 

 安倍銃殺事件で表面化した統一教会国際勝共連合の犯罪に対して、引き続き宗教法人格を付与し続けるのであろうか。明白な違法カルト教団である。前川元事務次官の証言でも明らかだ。岸田内閣の対応は目下、すっきりしていない。温存するのであれば、さらなる事件を招き寄せるだろう。

 

 そして改めて松下政経塾の反共神道崇拝民族派に目を向けるべきだ。野田佳彦の松下政経塾内閣を俯瞰すれば、フクシマ問題や消費税10%問題、尖閣国有地問題を思い起こす。官房長官と極右女ともう一人いた。茂木派の秋葉復興相である。

 彼が中央大学辞達学会に所属していたとは驚きである。先輩に海部俊樹がいる。弁が立つかわからないが、可能性はある。反共神道崇拝民族派という、ごりごりの右翼議員だ。要警戒か。権力に群がる海千山千の自民党議員には、問題議員が少なくない。国民がゆでガエルだと、いつでも「悪の華」を咲かせようとしている?

 

<敗戦記念日は8月14日、公人の宗教法人参拝は政教分離・憲法違反>

 昨日法律家に教えられたばかりだが、敗戦記念日は8月14日、ポツダム宣言を受諾した、日本敗北の日である。そして野党にも教えたい。公人の宗教法人参拝は、憲法が禁じている。声を上げよ、である。

 

<公費使用の天皇の伊勢神宮参拝も憲法違反>

 ついでに言うと、天皇の神社参拝も違憲である。宮内庁は公費を使った神社参拝を許してはならない。しからば8・15は何の日か。平和憲法を定着させる大事な日である。日本政府は戦争を止めることが、国際社会に対する貢献であろう。ロシアとウクライナに戦争禁止を呼びかけることが、最優先事項である。戦争を止めて物価・原油を安定させることが、喫緊の課題である。

 岸田文雄の覚醒を、繰り返し強く求めたい。

2022年8月16日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

(追記)風雨に負けずに木槿やサルスベリの花は咲いている。いよいよヘチマの季節で、こちらも黄色い花が美しい。実がなると、これが最高の食材。ただし、花は咲けども、実がならない。原因は雄雌と関係しているらしい。人間も男女が揃っていないと、生活は安定しない。お互いの支い合いは、国際間でも同様であろう。宗教もまたしかりか。

2022年8月15日 (月)

岸壁の母子<本澤二郎の「日本の風景」(4535)

岸壁の母子<本澤二郎の「日本の風景」(4535)

<「木更津レイプ殺人事件」被害者・戦争遺児の大悲運!>

 77年前の8月15日、この国の「ヒロヒトの戦争」は二発の原爆投下で敗北した。だが、戦争責任者の末裔は、現在も架空の「神国」に取りつかれ、反共のカルト教団(統一教会)と共に、強い日本へと舵を切ったものの、先月銃弾に倒れた。因果応報なのか。

 本日は、この日のために温めてきた、戦争未亡人と父親の顔を知らずに育った戦争遺児(創価学会2世)の無念すぎる、この世の地獄の一端を少し記録しようと思う。

 年配者は二葉百合子の「岸壁の母」を聞いている。「母は来ました 今日も来た この岸壁に 今日も来た」と。場所は引き揚げ船の舞鶴港だ。「岸壁の母子」は木更津港である。母子の悲劇を記録したのは、かつての創価学会婦人部で、反対に戦争遺児を強姦殺害したやくざ浜名殺人鬼を覆い隠しているのは、安倍戦争法を強行した現在の公明党創価学会。称して「木更津レイプ殺人事件」被害者の戦争未亡人の敗戦前後の秘録である。

 

 富津市生まれのやくざ浜名は、木更津市のJR岩根駅近くで介護施設「かけはし」を経営して、美人栄養士を強姦し、性奴隷を強要し、逃げ出そうとした途端、恐ろしい「ばらすぞ」の恫喝で、学会2世の命を奪った。この殺人犯を警察は少しだけ捜査して、途中でやめた。別の機会に書くが、今回は77年前後の戦争未亡人の苦闘知である。

 

<「もう帰ろう」「いやだあ、お父さんが帰るまで帰らない」と戦争未亡人に駄々こねる戦争遺児、泣く泣く帰宅する母子>

 「主人が軍属として硫黄島に発って行った木更津港に、敗戦後に娘と二人でよく行って、帰りを待った日もありましたね」「もう帰ろうというと、娘が帰らないというんですよ」「お父ちゃんが戻ってくるまで帰らなといって、私の袖を引っ張るんですよ」

 涙がボロボロでる場面だ。悔しいが我がつたない筆力では表現できない。映像ならうまく撮れるだろうが。

 舞鶴の引き揚げ船だと、わずかな希望があるだろうが、木更津港には戦死した夫は帰ってこない。しかし、この母子は「どこか無人島で生きているのではないか」と憶測をたくましくして、痛々しくも岸壁で何度も待ち受けていた。

 今もウクライナやロシアの母親は、同じような思いをしているのであろうか。米国の大統領の決断一つで止めることが出来る。あるいは中国の仲裁でも可能ではないだろうか。いかなる事由があろうとも、戦争は肯定できない。戦争のために武器弾薬に特化しようとしていた安倍とその仲間たちの軍事費2倍増に対して、怒りが込み上げてくる。

 本来、平和主義の塊のはずの女性議員が、安倍改憲軍拡の推進役となって、今も閣内にいる岸田改造内閣は、とてもではないが容認することは出来ない。むろん、連立の公明党創価学会の無様すぎる対応も許せない。

 

<帰ったのは「英霊」の紙きれが入った小さな木箱一つ>

 1942年1月に結婚した翌月に筆者は、彼女の手でこの世に生を受けた。大恩ある助産婦の開業は、2年前の1940年。ヒロヒトの過ちに日本人のほとんどが泣くことになる。1945年に彼女の夫は、木更津の航空廠から軍属として、既に大半の艦船が沈没した中で、無防備の貨物船で悲劇の島・硫黄島に死出の旅立ちとなった。その途中で米軍の攻撃で撃沈され、父親は妊娠4か月の娘を見ることなく帰らぬ人となった。

 

 船には、偶然、わが父の弟も一緒だった。彼の話だと、戦争遺児の父親は「天皇に下賜された」という軍刀を取りに行って、海中に飛び込む方向を間違えて船もろとも海の藻屑となった。身に着けるものすべてが「天皇」と教育されていた神道人間だった。ヒロヒトによる300万人の死者は、史上最大で最悪な侵略戦争を永遠に忘れてはならない。21世紀に天皇制は不要だろう。

 

 「帰ってきたのは英霊の紙きれが入った木箱一つだった」のである。岸壁の母子の結末だった。

 

<戦場の出産に報酬ゼロ、痴漢に怯える日々>

 戦場での出産は産めよ増やせよだ。不思議と夜中に呼び出される。しかも、空襲も夜中が多い。恐怖で足が前に進まない。部落の入り口には、かがり火をたく一団がいる。米軍機が墜落したさい、生き延びた米兵を竹やりで殺害するためだという。米軍相手に竹やり戦法は、敗戦時の軍国日本の当たり前の風景だった。

 妊娠4か月、6か月、8か月の大きなお腹を抱えての産婆さんの、真夜中の出産を誰も想像できないだろう。

 敗戦間際の1945年春先は、空襲が激しく防空壕に入ったり出たりの場面での自らの出産は、恐怖の瞬間だった。「防空壕にも入れずに真っ暗闇の中で、近所の知り合いに助けてもらいながらの出産でした。いざ自分が産むとなると、空襲で真っ暗闇の中ですから、それは恐怖そのものでした。本当に怖かったですよ。それでも娘が生まれてよかったのですが、そのあとがまた大変でした。生まれて2か月ぐらい、やっとおぶえるようになって、背中からずり落ちないように括り付け、空襲の中に飛び出しての出産です。親子二人きり、生きるも死ぬも一緒と、どこでも連れて行きました」。

 当時は交通の便は悪く、それでもいくつかの村々の出産に、背中の子供を背負ったまま、戦火の出産をする助産婦の姿に圧倒させられる。崇高でさえあろう。しかし、報酬はというと、金銭を払える家庭は少なかった。中には「いくつも蔵のある地主でも払ってくれなかった」というから、農村の疲弊ぶりも言葉に表せないくらいひどかった。とうに日本は敗北していた。

 圧政も極まっていた。8日、18日、28日は「八紘一宇」の精神でという口実で「無料診察せよ」との通達が出た。「その日には20人以上が押しかけてくるんです。それこそ体力の限界、口を聞くことも出来ませんでした」

 

 やっとトタンで囲った家らしくない家に母子ともども暮らすことが出来たが、そこへと夜中に痴漢や酔っ払いが押しかけて来た。「恐ろしくて身を守ることも出来ず、その時は亡き夫が愛しくてたまりませんでした」。長じて戦争遺児は、創価学会やくざの餌食にされる悲運をどう解釈すべきか。

 

<戦争未亡人の誇りは「助産婦」「取り上げた子供2100人>

 この戦争未亡人の証言は、自身が70歳の時のものである。最愛の遺児が、無念にも69歳で生きる人生を奪われたことを知らない。戦争未亡人の唯一の誇りは「戦中と戦後に取り上げられた子供が2000人を超え、2100人になった」ことだ。これはすごい。厚生労働省は何らかの形で顕彰すべきではないか。

 筆者もその一人だ。戦争遺児の3人の子供も、未亡人がこの世に誕生させた。お互い大恩ある助産婦である。 

 

<夫は木更津市畑沢のK家=音楽を愛する温和な彫刻家だった>

 生前、遺児が父親がよく聞いたクラシックのレコードを見せてもらったことがある。音楽を愛する彫刻家の卵だった。その影響かもしれない。遺児も音楽を愛していた。木更津市の声楽のグループに入っていた。

 未亡人によると、夫は温和で優しい人だったという。夫の実家は、木更津市内の畑沢地区の恵まれた家庭だったことも分かってきた。実家の山林に墜落した、おそらくB29の墜落機の亡くなった乗員を救出、別の場所に葬っていたことが、10余年前になって判明して、現地で米国の日本駐在の大使館員らが参列して、遺骨返還式を行っている。

 

<戦争が遺児の人生を一変、秋田県由利本荘市で子育て>

 夫の戦死が未亡人を信仰へと立て追い立て、娘もそれに従った。東京農大で栄養学を勉強して、栄養士となって婿養子を迎えたものの、夫はそそくさと故郷の秋田県由利本荘市に戻ってしまった。離婚を考えたとき、すでに妊娠していたため、やむなく夫に従った。

 温暖な房総半島と比較すると、冬の季節はきつい。それに地元では「娘を秋田に出すな」といわれているほど男尊女卑の風土が根付いた場所。それでも3人の子育てを立派に果たして、未亡人のいる木更津市に戻ったのだが。

 

<故郷に戻りホッとした瞬間に学会やくざに殺害=69年の人生>

 信仰者の弱点は、同じ信仰仲間を信用するということだ。遺児をデイサービス「かけはし」に誘ったのは、同じ仲間のやくざにかしずくヘルパーだった。吉田フミエだ。彼女が遺児を狼の前に引きずり出して、事件は起きた。

 69年の人生は、余りにも短かすぎた。この悲劇に蓋をかける公明党創価学会を許していいのだろうか。本ブログは女性の多くに目を通してもらいたい。「木更津レイプ殺人事件」の解決に支援してもらいたい。特に目覚めた創価学会関係者の支援に期待したい。

2022年8月15日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

2022年8月14日 (日)

二匹目のドジョウ<本澤二郎の「日本の風景」(4534)

二匹目のドジョウ<本澤二郎の「日本の風景」(4534)

<西村康稔が萩生田光一に先んじて戦争神社参拝>

 国権の最高機関である国会は、頂点に大醜聞を抱えた清和会OBの細田博之が、安倍晋三に負けず劣らず衆院議長の座にしがみついている。他は統一教会安倍国葬にぶら下がって、二匹目のドジョウになろうと、傷だらけの安倍側近が岸田改造内閣のもとで蠢き始めた。

 「経産相は離れない」と駄々をこねていた萩生田光一を党本部に追い出して、その後釜に座った西村康稔が、米民主党下のワシントンも警戒する戦争神社・靖国を参拝した。「我が一番手」とばかり、神道・日本会議に向けて必勝祈願をした。お次はだれか。

 京都大学の歴史学者は著書で「原始宗教に毛の生えた程度のお祓い宗教」と喝破しているが、日本は神の国というカルト狂信者にとっては、常人の思いとは別らしい。信教は自由なのだから。

 

<神道・日本会議に王手をかけて先手必勝作戦>

 東京帝国大学で国粋主義を叩きこんだ高杉慎吉の愛弟子だった岸信介

に接近することが、安倍の後継者と信じ込んでいるのかもしれない。その実践の場が、靖国神社を参拝して300万人の悲劇の合祀された死者を弔うことが、安倍の後継者の資格と第一段階というのだろうか。

 戦前の商工官僚は、現在の経産官僚だから、西村こそが安倍の祖父に一番近い政治屋となれる?おそらく西村はこうした時代がかった行動で、王手をかけたと見られている。

 筆者もそうだが、国民は西村のことを知らなかった。コロナ担当として毎日のようにテレビで出て、初めて知ったのだが、こわもての萩生田に対抗して先手必勝の策に出たものであろう。神道・日本会議という物騒な極右の神道カルト教団は、案外、歓迎しているに違いない。

 

<前任者がこだわった原子力ムラ=岸信介のルーツの経産省巨大利権>

 昔は国の予算を采配する大蔵省、現在の財務省が霞が関の王者だった。今は、通産省から経産省となった原子力ムラを率いる役所と逆転した。建設省から今の国交省も、巨大な利権の巣だが、原子力ムラ利権には歯が立たない。10年前に安倍が政権を担当すると、311に逆行して第二のフクシマめがけて、原発行政を突出させ、比例して司法のヒラメ化が進行した。

 強権を行使することが出来る官邸の腐敗が、司法と立法の腐敗を増大させるだろう。頭が腐ると、体制のすべてが腐ってゆく。地方の腐臭もひどくなっていて地方創生どころではない。

 「すべては金・今だけ」の永田町の悪しき風土は、日本列島全体にはびこってしまった。警察検察も例外ではない。

 突出する利権の山に萩生田がこだわった理由であろうが、政治屋にとって経産相は「今だけ金だけ」の永田町にとって、一番居心地の良い場所といえる。西村を押し込んだ背景は、まだはっきりしていないが、おそらく日本会議に違いない?

 

<松下政経塾官房長官・松野博一は官房機密費活用作戦で対抗>

 短命とはいえ菅義偉が首相の座に就いた原因は、長期間の官房長官のためで、その間に官房機密費をうまく活用することが出来たからで、彼の人格識見は無関係だった。

 同じ手口を使うであろう松野は、反共民族教育を松下政経塾で学んでいる。彼の最大の恥部となろう。カルト神道教育を受けている。官房機密費は、血税である。国民の監視は一段と強まっていく。菅の手口をそのまま使えるわけではないだろう。

 

<潜航作戦の統一教会は第二の安倍探し>

 安倍派はない。安倍に匹敵する資金のある清和会関係者はいない。総裁候補を選ぶことが出来る体制に成功すると、そこで分裂が始まる。

 反社会的カルト教団にとって、引き続き生き延びることは簡単ではない。もっとも金がある。カルトの信者同士の金集めは、今後とも進行するだろう。日本社会の混乱は、むしろサバイバル作戦に幸いする。

 公明党創価学会が戦争派に変質した過程では、統一教会の平和名義のイベントに騙される市民運動家も出てくるかもしれない。安倍国葬反対運動に対抗して、国葬推進運動が表面化するが、それは統一教会が主体に違いない。

 岸田内閣は、統一教会国際勝共連合の浮上を抑え込んで、潜航するように指導するに違いない。要は、宗教法人法違反で法人認可を取り消すしかない。岸田がやれるかどうか?

 

<ワシントンの危ういトランプの行方とも関係=日米韓のCIA作戦>

 統一教会にとっての気がかりは、安倍の殺害に比例して、ワシントンの安倍とされる共和党右翼のトランプの行方であろう。米司法省がトランプのスパイ行為を掴んで、家宅捜索を行い、ホワイトハウスの最高機密資料を見つけた。

 統一教会の小さな新聞である「ワシントン・タイムズ」がこの大事件をもみ消すことは出来ない。日韓とワシントンのCIA諜報作戦の行方が新たな注目を集めている。

2022年8月14日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

2022年8月13日 (土)

米国政府の要注意人物だった!<本澤二郎の「日本の風景」(4533)

米国政府の要注意人物だった!<本澤二郎の「日本の風景」(4533)

<安倍晋三(ストロング・ナショナリスト)を警戒したオバマ・ホワイトハウス>

 本ブログの2013年から2014年にかけての記事を見る機会があった。健忘症に呆れるばかりだが、民主党のオバマ・リベラル政権と東京の第二次安倍晋三自公極右内閣が、戦争神社である靖国神社の参拝問題や歴史認識の問題で、激しい対立を繰り返していたことを思い出した。

 

 筆者はというと、当時は妻の肺がん治療の心労に生きた心地もしない環境下に置かれていた。2011年3月15日に、大量の放射能が首都圏を襲っていた事実さえも、気付かなかった凡人だった。東電フクシマ3号機が、次男正文の命を奪った東芝病院と関係する東芝製3号機の核爆発であることさえも、ずっと後になって分かった。ことによると、我が家は二人の命を東芝に奪われたかもしれなかったのだが、妻の治療に翻弄されていて、そのことまで気が回らなかった。東芝放射能被ばく者は、相当数に及んでいるだろうが、依然として東芝は沈黙して反省と謝罪を拒否している犯罪企業である。

 

 そんなわけで日米韓の3か国の歩調を合わせようとしていたオバマ政権の苦闘さえも、深く理解しようとしていなかった。実際は、ワシントンの連邦議会調査局は、安倍を「ストロング・ナショナリスト(国粋主義者)」と分析、情報機関は安倍の発言と行動について監視の目を光らせていた。ワシントンのリベラル派は、安倍を当初から警戒していたのだ。

 

<ワシントンの国務・国防両長官は安倍の靖国を回避して千鳥ヶ淵墓苑>

 韓国や中国に限らない。靖国神社は侵略戦争の死者を英雄として祀っている神社神道の奇怪な牙城である。世界から嫌われ、恐れられている。安倍や小泉、中曽根らの靖国参拝は、次なる戦争を目的にした参拝である。この8月の靖国神社は、例によって軍国主義にあこがれる者たちが異様ないでたちで、神社の周囲を徘徊する。

 

 遊就館という歴史博物館?を覗くと、当時の蛮行を象徴する武器などが飾ってある。これを知った自民党のリベラル・加藤紘一は度肝を抜かれた。「これが外国に知れ渡ったら大変なことになる」と警鐘を鳴らしていたが、オバマのホワイトハウスはむろん仰天して安倍の靖国参拝姿勢に対して、執拗に忠告した。

 

 2013年夏に来日したケリー国務長官等は、断固として靖国参拝を拒絶した。すぐ近くの千鳥ヶ淵の墓苑に姿を見せて、国際社会の意志を示して見せた。福田康夫がそれ以前に、無宗教の記念碑建設に力を尽くしたが、小泉と安倍が反対して実現しなかった。これは日本にとって不幸なことだった。今後も靖国参拝は、国際問題となって日本外交を縛り付けることになろう。

 

<安倍自公内閣=神道+統一教会の政教一致の反憲法的政権>

 神道という原始宗教は、明治期に確立したもので、国家神道の地位を確立するに及んで、全国のいたるところに神社を建て、住民の精神を拘束した。のみならず家々の中心に神棚をすえて、幼児期の子供に水やごはんの上げ下げを強要し、人間と生れ落ちると、即天皇主義の改造人間にさせた。神道人間が無謀な「天皇の戦争」に命を捧げた。

 この命知らずの天皇の軍隊を米兵も恐れたほどである。

 戦争屋にとって、神社神道は戦争する人間作りの格好の仕掛けなのだ。しかし、安倍や祖父の岸信介は、もう一つ反共の文鮮明の統一教会を加えた。岸がこのカルト・イカサマ教団を宗教法人にしたのが1964年。同じことを石原慎太郎は、オウム真理教なるカルトを宗教法人にした。統一教会は50年余の年月を経て、今や自民党清和会を完全掌握し、自民党の隅々にまで及んでいる。

 

 岸田文雄自身さえも、その恩恵を受けている。表面化した統一教会幹部との記念写真は「単なる写真」として逃げているが、岸田の「安倍の意志を継ぐ」という発言と、相変わらずの安倍側近議員による組閣と党人事からすると、怪しいものである。岸田改造内閣が、安倍統一教会内閣といえるだろう。

 

<「神風特攻隊の犠牲の上に今日の日本がある」と反撃した安倍側近>

 鹿児島の特攻隊基地にわざわざ出向いた人物は、小泉だった。安倍を長州の田布施と呼んでいるが、小泉は鹿児島の田布施だという。田布施は明治期の日本を指導する人材の宝庫だったのか。関東人は理解できない。

 親しかった田中龍夫さんに聞いておくべきだったが、当時は田布施という地名を知らなかった。誰でも田布施研究で博士号を取れるだろう。明治天皇の正確な正体も分かるかもしれない。明治史は余りにも嘘と捏造で組み立てられている。

 ここで紹介した安倍側近暴言は、ワシントンに発した言動である。「神風特攻隊の犠牲の上に今の日本がある」という時代がかった言葉で、オバマに襲い掛かったのだ。仰天するようなカルト的言動である。東京とワシントンの熾烈な攻防を見て取れるだろう。

 

<軍事費2倍増論も2014年2月に安倍側近=武器弾薬国家経済>

 ロシア・ウクライナ戦争に絡めて軍事費2倍増という、安倍晋三と安倍に心酔する女性極右の言動に驚かされたものだが、既に2014年2月の時点で、安倍側近が合唱していた。安倍の正体を見て取れよう。血税にまとわりつくダボハゼである。

 

 どういうことか?野党の体たらくも幸いして、日本は既に軍国主義が復活しているとの指摘が、隣国やアメリカの学者からもなされている。明白な9条違反だ。しかし、反共国家主義や国粋主義の彼らのそれは、アメリカのように核戦争をする軍国主義経済体制へと向かっている。暴走する安倍内閣は、2013年12月の安倍の靖国神社参拝で、まさに明確な形で本心をさらけ出して、ワシントンに対して挑発していた。

 

<安倍の靖国参拝強行でオバマに返礼>

 靖国参拝は、欧米から近隣アジア諸国にとって、正に戦前の侵略国家日本そのものである。それを安倍は公然と証明した。米国民主党政権に対する返礼である。安倍の美しい国は、戦前回帰そのものだった。

 米国の大統領選挙で右翼のトランプ誕生で、安倍は見事にワシントンとの勝負に勝った。統一教会の安倍は、統一教会の共和党・トランプだった。

 

<トランプ政権も統一教会の仲間同士だった>

 米国の資産家のトランプは、外交知らずの不動産屋だったことから、安倍がトランプを指導する立場を手にした。安倍とプーチンの27回に及ぶ会談に目を光らせるワシントンだったが、統一教会仲間ゆえに大目に見られたようだ。

 しかし、政権が民主党のバイデンに移る直前に安倍は、突如、首相の座を降りて官房長官の菅に渡した。菅が総裁選に失敗すると、岸田文雄に軸足を移したのだが、安倍の本心は3回目の国盗りに走り出していた。安倍の携帯は、ワシントンに筒抜けだったと思われる。ワシントンの民主党政権は、もはやこれ以上、安倍の暴走を許せないという立場に追い込まれていたと推論したい。、

 

<安倍標的は奈良県の山上兄弟だけではなかった!>

 安倍銃撃犯の黒幕が存在する?安倍を嫌っている人物は、日本に沢山いる。今も、そうである。平和を大事にする日本人のすべては安倍NOだ。国葬反対派が多数であるのも当然だろう。国葬による安倍神格化にワシントンも釘を刺してきている。

 それでも強行して、国内を分断、大混乱させようとするのか?岸田は厳しい選択を迫られている。

2022年8月13日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

2022年8月12日 (金)

売国奴国葬<本澤二郎の「日本の風景」(4532)

売国奴国葬!?<本澤二郎の「日本の風景」(4532)

<狂ってしまった岸田文雄内閣=本人も統一教会との証拠写真>


もうどうしようもない、なるようになれ、というしかないのか永田町!NHKが公共放送の責務を果たそうとしていない。大手の新聞も。いまや岸信介や笹川良一らが売国奴であることを、誰もが知っている。彼らは日本をアメリカに売り飛ばし、はたまた文鮮明なる不可解な宗教の仮面をかぶった日本乗っ取り屋にも、この美しい日本を密かに委ねてきた。

 岸は一度は財閥の代表官僚として、日本の若者を戦場に狩り出した。戦後は占領国の属国に。そして後継者の福田赳夫に命じて、福田が創設した極右・清和会派閥を、岸の娘婿の安倍晋太郎に委ねた。岸に心酔する森喜朗を経由して戦争神社・靖国参拝派の小泉純一郎の手に。その小泉が、後継者に選んだのが安倍の倅・晋三だった。

 この岸の孫のもとで、日本外交は隣国との対決へと舵を切った。ひたすら円刷りで日本国を衰退化、今では韓国の下をはいずり回っている。安倍政治の影の主役が、岸が産み育てた統一教会勝共連合だった。日本人の血と汗の結晶である金を巻き上げて、マンモス化したカルト教団で日本乗っ取り屋が、こともあろうに清和会のみならず、自民党全体を侵食していた!

 

 日本は、紙屑のような存在だった。これに怒ろうとしない日本人は、日本人ではない。しかも、宏池会の岸田文雄までが、統一教会の支援を受けていたことが、発覚した。政府の最高決定機関の閣議の席順のNO2は、安倍が惚れこんだいやらしい不気味な人物という。政府の闇資金を握る官房長官も清和会。原子力ムラの経産相も清和会。何も変わっていない岸田改造内閣だ。

 

 憲法を排除したロシア・ウクライナ戦争では、ワシントンのバイデンに従ってウクライナにテコ入れしている。ロシアとは敵国同士だ。中国とは台湾有事において、自衛隊が参戦する布陣である。危ない!これはどう見ても、憲法よりも統一教会勝共連合の戦略そのものではないか。

 その象徴が売国奴国葬なのだ

 

国民は市民を不幸のどん底に陥れるカルト教団との政教一致に反対

(共同)共同通信社の全国緊急電話世論調査によると、政治家が旧統一教会や関連団体と関係を絶つべきだと思うとの回答は84.7%だった。

 日本人のゆでガエル状態は、この期に及んでも覚醒しようとしないのだろうか。どうもそうではないらしい。日本国内では、ややまともな通信社とされる共同の世論調査で、約85%の国民が統一教会にNOを突き付けていた。これは注目したい数字である凡人ジャーナリストも80年代の霊感商法や合同結婚式は記憶していたが、1冊3000万円の本とか、不幸な家庭から1億円も奪い取る強盗顔負けの、宗教の仮面をかぶった獰猛な集金強奪団体である統一教会勝共連合の実態を初めて知った。合同結婚式の親から誕生した「祝福2世」の存在にも目を見張った。彼らは信者に貧困を強要していた。そして言葉も出ないほど驚いたことは、そうした貧困家庭が、別の信者に貧困を強要する「サタン教義」の存在だった。

 近代は福祉国家が政治の目標である。貧困を強要する政治は存在しない。しかし、貧困を進める悪魔の反共団体の宣伝と支援にのめり込んでいた筆頭の、安倍晋三の裏の顔に腰を抜かしてしまった。無知は犯罪だ。

<世論に反対か=森喜朗・小泉純一郎・福田康夫は声を上げろ>

 安倍晋三は岸の遺伝子を受け継いでいる。神がかりの政治屋だった。森喜朗や小泉と同類だった。拉致問題を緊張材料として悪用し、解決しようとしなかった。

 NHKは岩田という記者に真相を語らせるといいが、彼女も彼らの仲間に相違ないから、真相を語ることはしない。安倍晋太郎の毎日新聞の後輩で鈴木棟一という人物は、先輩のことを「亡くなるまで秘書に脅されまくっていた」と清和会OBに明かしていた。晋太郎は出自を明かす勇気があったことも紹介する価値があろう。晋三は違った。何もかも墓場に持ち込んだ。

 福田康夫にも、声を上げよと要請したい。森喜朗も小泉も統一教会について語る道義的責任がある。康夫は父親の背中を見て育った。安倍と比べると、ややましな人物だったというが。

 

<安倍国葬は日本の恥を世界に拡散=岸田の首を絞めるサタンの陰謀>

 統一教会にNOを突き付けた国民が85%。これはネット人口と民放の影響力だ。NHKや大手の新聞が真っ当に報道すると、間違いなく100%近い数字になるだろう。統一教会に操られる日本政治は、断固として排除したい。

2022年8月12日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

2022年8月11日 (木)

岸田文雄も汚染<本澤二郎の「日本の風景」(4531)

岸田文雄も汚染<本澤二郎の「日本の風景」(4531)

<統一教会幹部との記念写真が拡散中=政府自民党が真っ黒>


宏池会の岸田と清和会の安倍は違うだろうと思い込んでいたゆでガエル国民は、またしても裏切られてしまった。市民活動家のNさんが送信してきたメールを、昨日のブログに張り付けたが、改めて活字に残さねばならなくなった。岸田自身が統一教会勝共連合の幹部と記念撮影をしていた証拠だ。岸田側近や統一教会関係者が流したものであろうが、ブルータスお前もか、である。泣けてくる!

 現に昨日の党内閣人事が進行する過程で、新たな統一教会関係議員が続々と判明した。しかも、内閣改造に合わせて、犯罪的手口で不幸な人々の資金を有り金全部を奪いつくす、この世で最も悪辣で恐ろしいカルト教団の会長が記者会見した。政府与党と一体で行動していることを、改めて露骨に印象付けた。

 

<歯切れの悪い岸田の党・内閣人事の刷新は大失敗!>

 国民は戦前戦後の日本政治において、最大最悪の政治危機を目の前にして、新たに起用するメンバーは、統一教会勝共連合と関係のない人物を選ぶだろうと信じたのだが。

 甘い期待が裏切られてしまった。政府が保有している公安ファイルを活用して、徹底した身体検査をするだろうと思い込んでいた。岸田にはその決意があるのだろう。安倍の国賊勢力と決別できる好機だと思い込んだのだが、そうした期待は見事に裏切られてしまった。

 宏池会に多少の期待を抱いていた国民も、新たな衝撃で言葉も出ない。天を仰いでため息しかでない。岸田の歯切れの悪さと彼の正体が判明した。

 

 ヒロシマでの安倍1・5億円事件を思い出す。反戦反原爆の地の自民党議員は、他の地域の政治家とは異質だと思い込んできた筆者は、そんな思いを爆発させた本が「総理大臣 宮澤喜一」(ぴいぷる社)だった。宮澤の護憲リベラルの政治信条が、宮澤の親類先でもある岸田に継承されていると思い込んできたものだから、岸田の口から安倍の「改憲軍拡」の意志を継いでいくという発言に衝撃を受けた。河井夫妻と50歩100歩ではないか。

 一方で、安倍銃撃事件で発覚した空前絶後の統一教会勝共連合問題が、宏池会の復権を約束させる好機だった。しかし、全くの嘘だった。岸田本人が統一教会の歯牙にかかっていたのだから。

 結局のところ、岸信介と笹川良一と文鮮明が産み育てた統一教会勝共連合は、福田赳夫を経由する過程で、清和会すべてを呑み込んでしまっていた、それどころか自民党全体に浸透していたことになる。

 自民党はイコール統一教会勝共連合なのだ。このことと安倍銃撃事件は関係しているのかどうか。真相は闇に葬られるかもしれないが、ある時点でワシントンの国立公文書館が明らかにするかもしれない。安倍・国粋主義の仲間たちの恐怖を、ある程度感じることになろうか。第二、第三の矢は?

 

<政教一致NO=解散して主権者の信を問うしか道は残されていない>

 思うに自民党と公明党は、この機会に政権を投げ出すしかないのではないか。両手を胸に当ててよく思案したらいい。政教分離規定をよくよく勉強したらよい。政教一致の民主主義の政党は、近代では専制国家はどうか知らないが、近代国家の憲法が禁じて許さない。

 日本の場合は、国家神道という神社神道による植民地侵略主義の根幹だった。それを現在も引きずっている。原始宗教と文鮮明の統一教会が支配する政府自民党であっていいわけがない。歴史の教訓を排除した戦前体制そのものともいえる。

 

 日本国を裏切った岸信介と笹川良一が思い描いたサタンの日本が、国際社会でどう生きるのか、という深刻な壁に突き当たっている!岸田の脳みそでは理解不能だろうが、このような馬鹿げた狂ったサタンの国に明日はない。

 悪は悪を招き寄せるだろう。日本は史上最大の危機にあるのである。2022年危機の正体を見せつけられている日本国民であろう。ゆでガエルから目を覚ます必要がある。

 

<日本再生はカルト教団認可取り消しと捜査開始で政教分離を貫徹>

 ゆでガエル状態の日本人は、ようやくその正体に気付き始めている。

 神がかりの国から、近代の政教分離の国へと跳躍する必要があろう。その任務を帯びたはずの岸田が、問題のカルト教団に呑み込まれていたわけだから、事態の深刻さは、この国にとって有史以来の危機に違いない。

 まずは統一教会の宗教法人の認可取り消しが不可欠だろう。同時に多くの被害者救済のための事件捜査が為されなければならない。カネの流れを克明に洗い、脱税・外為法違反事件も。法治を貫徹することが、民主国の任務であろう。文科省と警察庁の人事刷新を急ぐべきだ。

 反社会的勢力の一掃が、この国が成すべき第一歩となろう。識者はみな理解している。霞が関に骨のある官僚の結集も必要であろう。腐りきった脳みそを切除しなければなるまい。のんびりしていると、将来を夢見る子供たちを泣かせるだけだ。

2022年8月11日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

2022年8月10日 (水)

統一教会安倍色濃厚の岸田改造内閣<本澤二郎の「日本の風景」(4530)

統一教会安倍色濃厚の岸田改造内閣<本澤二郎の「日本の風景」(4530)

<松下政経塾=反共民族派官房長官は本当に大丈夫か?>

 岸田文雄の安倍離れは嘘だった!安倍色濃厚の統一教会向けの第二次岸田改造内閣が、2022年8月10日統一教会隠しのための人事を、慌てて実施した。例によって国政全般の政策担当の自民党政調会長に、数々の安倍事件で真っ黒役の萩生田光一が横滑り、官房長官には松下政経塾の反共民族派の安倍派松野博一留任、その関連であろうか、ハマコーの倅が防衛相という仰天人事。安倍の後継者の極右靖国派の高市早苗が、今後大問題となる経済安保担当相という。いやはや少しだけ看板を塗り替えたものの、実態は相変わらず安倍・統一教会傀儡政権か。

 野党とマスコミが健全であれば、たちまち失速する安倍・国葬強行内閣といえる。覚醒する国民は、さらに増大するだろう。安倍国葬の仮処分に続いて、新たに国葬差し止めの初提訴を市民団体が行った。統一教会内閣の排除に向けた激しい閉会中審査の行方が注目される。

 

<岸派時代の統一教会支援一番手の千葉三郎は素心会会長>

 岸信介と笹川良一が文鮮明と組んで立ち上げたカルト教団・統一教会勝共連合は、経済復興した日本から、無知で不幸な家庭を狙い撃ちして、金品を根こそぎ巻き上げるという恐ろしい犯罪カルト教団だった。

 1か月経っても犯人の母親は雲隠れして「統一教会に迷惑をかけた」ですましている。カルト教団のマインドコントロールの恐怖を伝えて余りあろう。

 岸と笹川と文鮮明が最初に引きずり込んだ人物は、自民党反共右翼の素心会会長の千葉三郎だった。反共右翼は勝共連合を容易に受け入れるためだ。そうだとすると、安倍の清和会に加えて、次なる標的は反共民族主義の松下政経塾だったはず。官房長官の松野は大丈夫か?

 

<反共右翼は総なめのはず=清和会の松野は本当に大丈夫か>

 岸田が松野を起用した理由は、清和会でも安倍と距離がある、という理由からだった。一見なよなよしている松野にひっかかった可能性が強い、と見たい。

 そこで提案したい。公安のファイルで調べよ、である。野党は国政調査権を行使して、公安ファイルをしらみつぶしに調べるといい。マスコミは情報公開で調査することが出来るだろう。

 不幸な運命の家庭や個人を狙い撃ちして金を巻き上げるというサタンを容赦する社会は、間違いなく壊れている。岸田に解決する覚悟がないことが、今回の人事でもはっきりした。野党と言論と市民の覚悟が求められている。

 

<清和会安倍側近の萩生田の政調会長だと統一教会路線が政策に?>

 今回の事件から浮かび上がった日本危機とは、ワシントンの指令で動く日本の政界と霞が関を誰も承知しているが、隣国のカルト教団にも操られて、その結果、政府与党の政策がゆがめられているという、文句なしに日本人であれば許せない事実の発覚だった。最近は「こども庁」が「こども家庭庁」に名称変更したが、主導したのは政調会長の極右女だった。

 ましてや自民党の改憲草案が統一教会から打ち出されたとあっては、改憲案の先陣を切っていたナベツネ読売改憲案も、国家主義者で「平成の妖怪」中曽根康弘の改憲案も形無しではないか。

 隣国のカルト教団に躍らせる「サタンの国」とされた日本国民は、とてもではないが受け入れることなど出来ない。日本に真っ当な愛国者がいれば、半狂乱になるところだろう。

 

<安倍の盟友・麻生太郎は問題ないのか=側近西村康稔は原子力ムラ!>

 安倍の盟友・麻生太郎についても、誰もが怪しいと見ている。安倍側近の西村が経産相!原子力ムラではないか。原子力ムラ・衆院議長の細田博之をどう始末をつけるのか。早い解散が不可欠だ。永田町と霞が関・平河町のドブさらいは、総選挙でしか決着をつけることは無理だろう。

 それにしても、とんでもない改造内閣であろうか。岸田に参謀がいない。情けない。宏池会には歴代、真っ当な人材がいたはずだが。今はいない。古賀誠も出番がないのか。 

 

<「野党・新聞テレビは公安に開示請求すればすべて判明するよ」の声>

 少なくとも、この10年は日本の公安委員会は機能していなかった。税金泥棒に甘んじていたのであろう。しかし、それでも現場は真面目に統一教会と勝共連合を監視していたと信じたい。

 公安ファイルがこの内閣のイカサマを暴く最強の武器であろう。法務検察が抜刀してカルト教団にメスをいれるのか?現時点では怪しいが、もしも手を付ければ、相当の成果を上げることが出来る。脱税と外為法違反の教団本部が、旧岸邸の隣に今も鎮座しているようだ。

 国賊・岸信介と笹川良一の実績が、いまや国葬で日本国民の内心の自由を抹殺する!断じて許容することは出来ない。安倍国葬を葬れ!

2022年8月10日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)【速報】安倍元首相「国葬」差し止めを 市民団体が初提訴 先月の仮処分に続き 東京地裁

2022年8月 9日 (火)

新聞・NHKに負けるな<本澤二郎の「日本の風景」(4529)

新聞・NHKに負けるな<本澤二郎の「日本の風景」(4529)

<いま報道すべきは統一教会に乗っ取られた政府自民党の内実>

 日本国民が選択したはずの政府与党が、その実、外国の詐欺犯罪専門のカルト教団に乗っ取られていた、という重大な危機を報道することが、果たすべき言論でなければならない。ところがどうか。大手の新聞は、こそこそと逃げている。大衆に圧倒的な影響力を有している公共放送のはずのNHKは、相変わらず政府擁護で責任を果たしていない。

 


インターネット報道はというと、こちらは見事なくらい、右翼のメディアに占拠されている。日本国民は、戦後最大の政治的危機の場面で盲目にされてしまっている。一部のインターネットの掲示板でしか、真相の一部を知るしか術がない。しかも、野党の無力さも災いしているから、国民は踏んだり蹴ったりである。今一番に、命がけの政治闘争をするという気迫が、市民に伝わってきていない。

 この政治腐敗構造の根源は、岸信介と笹川良一と文鮮明である。関係者は死んでいないが、後継者は健在だ。その一人の安倍晋三が銃弾に倒れたが、笹川と文の後継者は、途方もない宮殿を建設し、あるいは研究機関・福祉バラマキ財団を率いて、威勢がいいではないか。

 資料は沢山あるし、日本の公安当局のファイルだけでも山ほどある。ジャーナリストにとっては、取材の材料は山ほどある。岸右翼人脈は、その後に福田赳夫にしっかりと継承された。岸の娘婿の安倍晋太郎は、岸・福田派清和会を継承した。

 さらに森喜朗が談合で政権を掌握すると、それを小泉純一郎が手にして、郵政民営化や靖国参拝を強行して、隣国との友好関係を根底から破壊した。それでも安倍晋三へとつないで、一度は失敗したが、二度目は岸の国粋主義を開花させた。その間にも福田赳夫の長男・康夫が、また安倍の盟友の麻生太郎が永田町を占拠して、日本を破産に追い込んだ。それでも菅義偉と岸田文雄へと継承し、清和会の永田町を存続させてきた。

 岸によって育まれた統一教会勝共連合は、この間に清和会を完全に呑み込み、自民党反共右翼を抱え込んでしまっていた。そして恐ろしいことに統一教会改憲案が作られ、それがそっくり自民党の改憲草案になっていたことも発覚した。

 驚天動地とはこのことか!人類史上、こんな例はないのではないのか。朝鮮半島や大陸の人たちは、どう思っているのであろうか。愚かすぎて話にもならない日本人に、侵略・植民地支配された国の政府や国民の反応を聞いてみたいものである。

 

<政府と一体となって嘘を垂れ流す報道に翻弄されない自立人間>

 日本国民に覚悟を求めている。本気の覚悟である。霞が関の官僚も統一教会と仲良しになっていて、事態の深刻さを考えていないのだろう。彼らは金さえあれば、自分のことだけ、今だけよければいいのだ。孫や子供たちのことや自然破壊など考えていない。

 日本政府がこの調子だから、新聞界がこの調子だから、嘘に負けない、NHKの政府広報に流されない、自立する日本人として対抗していくしか道はない。うんざりするような事態ではあるが、しかし、本気になって覚悟してblogや掲示板などを活用して、真実をつかんで、時には街頭に飛び出すことも検討しなければならない。

 日本人は、いま悲壮な決意が求められている。

 

<読売押し紙新聞は新聞にあらず、唯一の情報は週刊誌の広告のみ>

 このところ市民活動家が、理由は定かではないが、読売新聞の押し紙を郵送してくれる。郵便代も払わないのに、せっせと自宅に送ってくれる。昨日も届いた。台湾に米議会の右翼下院議長が押しかけてきた場面を、1面トップに扱い、日中関係の緊張煽りに一役買っている。ナベツネの指示なのかどうか?

 必死で「統一教会隠し」をしているのであろう。恥を知らない新聞に明日はないと予告しておこうか。

 自民党政府と統一教会勝共連合のことは、排除して報道していない。「金に汚い読売だから、統一教会と金でつながっているのか」などと憶測が飛び交っているという。

 一つだけニュースを見つけた。週刊新潮と週刊文春の広告である。ここには痛快な見出しが印刷されている。他の週刊誌を圧倒している。大分部数を伸ばしているだろう。コンビニでの売れ行きが注目される。

 

<興味と関心はナベツネ健康のみの日本記者クラブ?>

 マスコミ関係者の関心は、例によってナベツネの健康問題である。今では車いすが日常化しているという。ナベツネ時代は中曽根新聞からだから、もう大分経つ。中曽根康弘も長生きしたが、ナベツネも頑張っている。

 ナベツネを男にした宇都宮徳馬さんに「どうして右翼に転向したんでしょうか」と聞くと、彼は「それは体制にぶら下がっていれば楽なんだよ」と一撃した。

 日本新聞協会も日本記者クラブも狂ってしまった。日本の言論界の衰退の犯人は、ナベツネと宇都宮さんは見ていた。言論・第四の権力も、いまでは完全に廃れてしまった。電通の配下に成り下がってしまっている。

 それ故に市民の決起が不可欠なのだ。

2022年8月9日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

2022年8月 8日 (月)

反社会的教団が宗教法人!<本澤二郎の「日本の風景」(4528)

反社会的カルト教団が宗教法人!<本澤二郎の「日本の風景」(4528)

<岸田首相は統一教会宗教法人認可取り消し急げ=今後も放任?>


筆者を含めジャーナリストの物忘れ病は、深刻この上ない。80年代に大騒動となっていた霊感商法という詐欺犯罪、合同結婚式に「ええッ」と驚いていたことは、間違いなく記憶している。オウム真理教と同様に警察・検察は、本気を出さなかった。気が付くと、政治記者はすっかり忘れかけていた。

 今回の安倍銃撃事件と容疑者の証言によって、目を覚ました凡人ジャーナリストだったので、偉そうなことは言えないが、統一教会の信者による新たに獲得した信者を、ありもしない「霊の世界」に誘い込むことに成功すると、その信者はすべての財産を、教会の方程式に乗っ取って有り金すべてを巻き上げられる。一家は破産、子供たちは教育を受けることさえできない。

 宗教のこわい一面である。神も仏もない世界に「実在する」と信じ込ませることに成功すると、その人間は何でもする。人を殺すことも。ということは、血も涙もないやくざよりも、恐ろしい悪魔・サタンということになる。人間の心を喪失した精神病者の群れが、この日本列島に数十万人もいる計算になろう!

 正に統一教会はサタンのカルト教団と誰もが断罪するが、昨日はYoutubeに登場した脱会した中年夫妻は「統一教会に反対する人間がサタンだ」と教え込まれてきた、と真逆のことを語っていた。統一教会に賛同する人間が善人で、反対者はサタンだという。目下、脱会2世も次々と証言している。

 こうしたカルト的なことは、宗教全般にいえるのであろう。特に右翼的なカルト教団について言える。平和主義放棄の創価学会公明党だけではない。生長の家など、極右的な天皇教になればなるほど、そうした傾向が強い。

 

<憲法の政教分離の重い規定=歴史の過ち(国家神道)300万人の死>

 統一教会は戦争犯罪者でA級戦犯の岸信介が、宗教法人の認可を取った。オウム真理教は、三文作家の石原慎太郎が認可した。宗教法人認可権は文部科学省のはずだが、創価学会やオウム真理教は東京都だとされる。

 かなりいい加減である。幸福を売り込みながら、不幸の種をまくカルト教団に人は改めて驚く。精神を狂わせることで、金と票に執着させる手口に飛びついた悪党の一番は、安倍の祖父・岸信介といっていいだろう。 

 勉強嫌いの若い夫妻は、岸を知らない。政教分離を知らないまま投票している。歴史を知らないまま、誤った歴史を信じ込まされて生きている若者が少なくない。憲法を読んでいない政治屋も多い。本当のことである。

 道理・人の道を知らないものが、公共の電波を悪用している。こんな民主主義でいいわけがない。

 新聞・テレビも「政教分離」をしっかりと伝えていく、学校で憲法を教えることの大事さを。近現代史の真実を教えてこそ、国際社会に羽ばたける。戦前の日本は、国家神道によって「家々の神棚信仰と近所の神社信仰」を強制した。その結果、赤紙一枚で尊い命を奪われた。その彼らは、戦地で蛮行の限りを尽くした。「天皇は神」と神棚・神社から教え込まれた成果だろう。300万の死者のための神社が、九段の靖国神社。明治の福沢諭吉に言わせると、靖国参拝で遺族を泣いて喜ばせる仕掛けを編み出した。77年前の日本を、岸や文鮮明は知り尽くして統一教会を立ち上げ、日本国民の不幸な信者の私財を巻き上げる犯罪宗教を、宗教法人にしたものだ。

 

<反社会的教団は排除するのが法治国家>

 信教は自由である。信じる、信じないは自由である。何度かビジネスをする人と付き合っていると、彼らは必ず神仏らしきものを見つけると、そこで手を合わせる。むろん、自由だ。効き目などなくても、それで満足する人間は少なくないらしいが、それを第三者に押し付け、政治に関わりさせると、問題が起きる。ましてや公人・公務員がこれを公然とする行為は、政教分離問題を提起する。

 いわんや霊感商法などの明白な詐欺行為は、刑法の詐欺行為として捜査の対象となる。それが一般化するようでは、宗教法人の認可を取り消される、当局は取り消す責任が。

 80年代の事案で統一教会は、取り消されるべきだった。取り消しておけば、安倍銃撃事件は起きなかった。山上家の悲劇はなかったろう。文科省の責任が問われる。歴代の文科大臣は、不思議と右翼の清和会議員が多くを占めていたが、その理由が今はわかる。昔は文部省と呼んで、教育に絞っていた。それがいつの間にか科技庁と合流、科学技術と一体化させた。核兵器開発のためなのか。

 

<岸田内閣の重い責任=法人取り消しと総選挙断行で信を問え>

 安倍銃撃事件の核心は、統一教会という海外のカルト教団に政府自民党が完璧に呑み込まれていた信じがたい事実と、そこからどう脱却するか、に尽きるだろう。まずは犯罪カルト宗教法人の認可を取り消すことだ。統一教会自民党を解党するため、国民に信を問う衆議院を解散することであろう。

 いい加減に処理すれば、日本は闇の世界に突っ込んでいくしかない。安倍国葬を取り消すのは当然であろう。

 

<政教分離を貫徹することが民主主義の最低基準>

 政教分離を貫徹する近代国家・日本の再構築であろう。民主主義の最低のルールの確立である。

2022年8月8日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

2022年8月 7日 (日)

サタンの宿<本澤二郎の「日本の風景」(4527)

サタンの宿<本澤二郎の「日本の風景」(4527)

<反省も謝罪もしないカルト教団・統一教会をかばう悪魔の政党政府>

 人は誰であれ予想も空想もしていなかった恐ろしい事態を前にして、適切にあれこれと批評したり、反発することが出来ない。「まさか」「まさか」で見守るばかりだ。人生に疲れ、迷い子となっている婦人らを、そこへと追い詰めて、金と不動産をすべて巻き上げる宗教法人を武器にして、そうした無数の悲劇の困窮者から集めた数兆数十兆円の金で、ソウル近郊に宮殿建設、日本政府与党を金と票で懐柔、法律や憲法にまで手を回していた。見事な傀儡政権を永田町に誕生させていた。それだけではなく、覇権超大国アメリカの保守派の議員や大統領までも抱き込んで、悪事を働いていた!

 いま善良な日本人は、この世にありえない幻想の世界をさ迷っている。雲をつかむように茫然自失の体である。1972年から永田町を見聞してきた凡人ジャーナリストも、分厚い靄(もや)がかかって1メートル先も見えない。

 

 恐怖のパンドラの箱が開いてしまったことに、満洲時代からの国策機関・電通が総力を挙げて、NHKから大手の新聞に報道規制を掛けているようだが、現在はインターネット情報が幅を利かせている。国民の精神を拘束して、引き続きゆでガエル状態を強いて、日本の人権状態に靄をかけている。

 

 世は21世紀だ。それなのに!政府は議会を閉じてしまい、秋にサタンの主を、憲法が想定していない国葬を強行しようとしている。岸田文雄内閣も、サタンに取りつかれてしまっているのである。

 

<霊感商法・詐欺・財産強奪を知っていた政治屋の群れは確信犯>

 80年代の霊感商法を知らない若手の国会議員はどうしているだろうか。狐につままれているのだろうか。しかし、今回の山上徹也容疑者の克明な証言に、統一教会2世も声を上げている。1億円強奪事件は本当だった。容疑者の立場を自身に置き換えると、誰もが彼に同情し、いたたまれなくなる。

 元凶となった岸信介と笹川良一に誰もが国賊・売国奴のレッテルを貼ってしまう。不思議でも何でもない。当たり前であろう。岸と福田赳夫の清和会の売国的政治は、森喜朗から小泉純一郎を経由して、岸の孫の安倍晋三に至って、ついに大爆発した。

 容疑者は、手製の花火銃で安倍を待ち受けて引き金を2回引いた。Youtubeには、既に実験した映像が出ているが、それによると、花火の合図に合わせた狙撃手の存在をにおわせている。拳銃ではなく花火銃を容疑者一人で作り上げたものか?依然ととして疑問符がつく。

 他方、選挙に弱い候補者に統一教会の胴元は、統一教会勝共連合の票を手際よく割り振っていたことも判明した。安倍と統一教会は一体となって、サタンの国つくりに必死だった。金と票欲しさに清和会の若手は、次々とカルト教団の仲間になっていった。

 

 自民党議員であれば、警察の公安に連絡すれば、カルト教団の被害者の実態を知ることが出来る。やくざの支援を受ける自民党議員も多い。取材すれば分かることだ。結論を言うと、自民党議員は犯罪カルト教団を知りながら、金と票目当てに、サタンと手を結んでいた。これは確信犯である。

 反省も謝罪もする自民党議員は、一人もいない理由であろう。自民党だけではなかった。安倍の別動隊の維新政党も汚染されていた。国民民主党から立憲民主党にまで、サタンの真っ黒な手は及んでいたというから、統一教会の韓鶴子が叫んでいる「政治と宗教を一致させる」という近代法の大原則を破壊するサタンの野望は、永田町に深く浸透・完結していたことになる。

 

<恥を知る公務員は全体の奉仕者=サタンの永田町に一人もいない!>

 宗教はサタンだ、という定義が定着するだろう。日本の政治のメッカ・永田町は「サタンの宿」に変質してしまっている。岸田は反省するどころか、開き直っている。自民党の幹事長も。「関係ない」とほざいてるが、誰も信用しない。

 公務員は国民全体の奉仕者である。国民の召使が公務員である。反対に国民は、血税を彼らに支払っている。彼らは恥を知るエリートでなければならないのだが、そんな善良な人物は、少なくとも政府与党内には一人もいなかった。

 だが、これまでのところ恥を知る全体の奉仕者は一人もいない。名前は知らないが、環境相はにやつきながら開き直っていた。文科相も公然と問題の下村博文をかばっていた。

 サタンは清和会から自民党全体に及んでいたことが、判明した。それでも野党は一本化しない。サタンに近づいているのだろうか。

 

<サタンの親分を国葬にするという岸田文雄内閣にたじろぐ日本国民>

 宏池会の岸田は安倍サタンの意志を引き継ぐという。国葬を強行するという。統一教会のサタンの命令に服従している証拠なのであろう。

 岸田もまた全体の奉仕者ではない。恥を知る人物でもない。日本国民を路頭に迷わせるサタンのつもりなのだろう。

 1945年8月のヒロシマ・ナガサキの今を見ているようだ。

2022年8月7日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

2022年8月 6日 (土)

統一教会自民党に名称変更か<本澤二郎の「日本の風景」(4526)

統一教会自民党に名称変更か<本澤二郎の「日本の風景」(4526)

<国会調査委員会設置に猛烈反対した自民党=事実上外国のカルト教団の傀儡政権認める!?>

 無知は犯罪だ!国民が知らない間に、この国は大変な事態に巻き込まれていた。どうすべきか?誰にも分からない。アメリカの属国についてはバイデンに続いて、ペロシまでが厚木の米軍基地から来日の第一歩を踏んで、国民の多くは理解してきたが、まさか隣国の犯罪的カルト教団に政府自民党が乗っ取られていたとは!

 ちゃぶ台返しに安倍晋三の後見人もショックで風呂で血を吐いて、救急車で病院に搬送される事態も起きていた!いや森は違う、彼は五輪腐敗事件発覚が原因だ、などなど政府自民党内は、大混乱、大混迷の極に陥っているようだが、むしろ深刻に驚愕しているのは、主権者である日本国民の方であろう。

 野党が「この際、国会内に統一教会調査委員会を設置して徹底的に解明したい」と申し入れると、自民党幹事長は「それは出来ない」と慌てて拒絶した。その意味は「自民党と統一教会は一体」と容認したようなものなのだ。

 大手の新聞が全く報道しない理由も、この点にあるらしいことも分かってきた。

「このさい、自民党も統一教会自民党に名称変更してはどうか」との声も出てきている。

 

 自民党は正式には自由民主党、しかし実際は創価学会公明党と同じ政教一致政党だ。当初は神道自民党。それがこの10年の間に、神道統一教会自民党に変身していた、略して神統自民党でどうか、などというダジャレも飛び出しそうな雲行きではないだろうか。

 もしも、これが事実ではないのであれば、野党が要求する国会に調査委員会を設置して、真実を国民の前に明らかにすればいい。拒否する理由はない。進んで身の証をするために、これを率先して受け入れなければならない。 

 実際は幹事長の茂木は、仰天して設置を拒否した。もうこれだけで神統自民党であることを、事実上認めたことになろう。

 

<反省と謝罪の声が自民党内から聞こえてこない=事実容認>

 恐ろしいほどの政府自民党の正体が発覚したことに、永田町も平河町も右往左往している。岸田を頂点に麻生も誰一人反省も謝罪も出来ない。筆者が追及する東芝レベルだ。

 反省謝罪をしない点では、天皇のヒロヒトと同類であろう。頭が腐って手足も腐ってしまった政府と自民党である。どうしてよいのか分からないのだ。

 「ソウルの統一教会本部にお伺いを立てているのだろうが、韓鶴子とて頭が混乱して適切な指示を出せないでいる」のであろうか。

 表向き日本は独立国だ。民主主義の憲法がある。国連も容認しているが、実際は「アメリカの属国」との見方が定着してしまっている。しかし、それだけではなかったのだ。岸信介と笹川良一と韓国・文鮮明の三者が、日本国内に撒いた種が見事に実っていた。それは主に弱い立場の女性を信者にして、家族の財産を奪いつくして、その資金力で政権与党もそっくり呑み込んでいた。半島からの一匹の小さな毒蛇が、巨大な毒蛇となって日本を呑み込んで、さらに巨大化して日本政府のみならず、ワシントンも呑み込もうとしていた。

 

 その局面で、統一教会勝共連合日本支部の元首相が、何者かによって銃殺された。山上徹也容疑者の単独犯なのかどうか。日本に銃創(銃撃された傷)を治療する専門医はいないという。昨日、日本記者クラブは日本のこうした現状について勉強会を開いた。

 

<往生際の悪い教会名称変更大臣の下村博文元文科相=前川喜平元審議官は知っていた!>

 統一教会の名称変更に関与したと断言できる安倍側近の下村博文は、必死で「自分は関係していない」と嘘のコメントを連発していたが、昨日は下村文化相時代の前川喜平審議官が「下村決断」だと証言した。

 安倍の意向を受けた大事な任務を帯びた文科相だったことは、いまでは誰でも承知している。それでも安倍のように逃げ切ろうとする!断末魔の場面であることさえ気付いていない?

 

 天網恢恢疎にして漏らさず、であろう。安倍の口癖だった「改憲」という戦争体制構築のための草案が、ソウルの教団本部から発信されていた、それをオウムのように繰り返してきた自民党の選挙公約には、森喜朗並みに口から血がほと走りそうである。

 野党は結束して国政調査権を行使する責任と義務がある。そうでなければ、自民党と同罪となって、罷免権の対象者となる。腹を据えて国民に応えなければならない。断られたら逃げ帰るという無様すぎる対応は、今度の場合は許されない。夏休み返上だ!

 統一教会勝共連合とその関連団体を、国会に招聘して喚問する。ワシントンとソウルにも調査団を派遣する。そのための費用は官房機密費を使えばいい。

 

<日本政府指令塔はソウルの日本人信者から巻き上げた韓鶴子宮殿か>

 被害者は無数にいる。生活困窮者となって、生活保護を受けている家庭が沢山いることも分かっている。彼女彼らは、犯罪カルト教団の真実を明かしてくれるだろう。既に始まっている。公安・警察の人事を刷新して、直ちに強力な捜査をさせる必要もあろう。二之湯とか中村は即刻クビだ。

 韓国の捜査当局の捜査能力は高い。日本政府として即捜査を要請すべきだ。ソウルの大宮殿を徹底的に暴けば、重大な資料も出てくる。ワシントンもカルト犯罪教団に容赦しない。協力するはずだ。既に文鮮明を逮捕したデータもファイルされている。

 

<「憲法改正を急げ」「秘密の核武装計画を急げ」を止めろ!>

 「森喜朗・安倍晋三・石原慎太郎・笹川財団とオウム真理教の怪しげな関係も暴くべきだ」との専門家の指摘も聞こえてきている。オウム事件をもう一度洗ってみなければならないだろう。これは島津洋一レポートが指摘している。生存者はまだいる。「昭恵未亡人は知っている」との指摘もある。女性の目や勘は鋭い。

 岸田文雄は党と内閣の人事で、国民の目をそらそうとしているが、臨時国会を3日で封じ込めたことを主権者は怒っている。「安倍を引き継ぐ」とは戦争体制構築に絞られる。中国と台湾の危機に関与するのだろうが、内政干渉もいいところだ。そのような時間も大義もない。為すべきは改憲と核武装化を止めることである。それはワシントンのリベラルの意思なのだ。

 

 元共和党議員のロン・ポールは「CIA廃止」「外国の米軍基地撤去」を訴えて同党大統領候補選挙で善戦した。民主党のバーニー・サンダース上院議員は戦争反対派で、バイデンに抵抗した。アメリカはペロシのような右翼強行派ばかりではない。

 

安倍・国葬強行突破は不可能である!国際社会も認めない>

 安倍は史上最低の政権であった。第一、憲法は国葬を認めていない。国民の内心の自由の侵害を許さない。安倍・国葬はできない。統一教会の指令国葬に国民は従わない!国際社会も。

2022年8月6日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

旧統一教会めぐり「国会調査委の設置を自民が拒否」立憲・西村幹事長(FNN
赤かぶ
(asyura2.com)

2022年8月 5日 (金)

死の商人の恐怖!<本澤二郎の「日本の風景」(4525)

死の商人の恐怖?<本澤二郎の「日本の風景」(4525)

<ロシアはバイデン・中国はペロシの役割分担の米国産軍体制の猛威>

 戦争がないと、戦争を起こさせるワシントンの産軍複合体の脅威を、随分前から平和軍縮派の宇都宮徳馬さんから聞かされてきた。米軍人大統領・アイゼンハワーでさえも恐れた軍需産業と米軍が、安保外交の舵を握るアメリカだ。米議会の民主共和両党議員の多数を、産軍体制が召使のようにかしずかせている。しかも、口を開けば民主主義を合唱する世界最強の覇権大国からの使節が、台湾や韓国を経由して、またしても日本の国際航空ではなく、米軍基地に着いた。

 死の商人の使徒に岸田文雄は、今朝の朝食会で接待しなければならない。韓国の大統領は、電話会談で逃げるという賢い対応をしたが、属国の首相は米下院議長の子守をさせられる。改めて日米安保破棄を目指す日本国民に対して、警鐘を鳴らしている!識者は、骨の髄まで腐った日本政府と霞が関にうんざりするばかりだ。それならせっかくの機会だから、岸田は日本人の血であがなった金で構築したワシントンの統一教会の様子を、直に老いた民主党下院議長に聞くといい。文鮮明の脱税逮捕事件も記憶しているだろうから。「日本の政治は、統一教会にからめとられ、私も身動きできない」と伝えてはどうか。

 

 要するに、ロシアのプーチンは大統領のバイデンが、中国の習近平には下院議長のペロシが、という役割分担が、米産軍複合体の策略だと見て取れる。米軍需産業財閥は栄耀栄華に酔いしれている。

 

<台湾の独立派に点火すると、日本も必然的に巻き込まれる方程式>

 それにしても、てこでも動かない、老いた下院議長に目をつけられた東アジアも悲劇だ。その火種となる台湾に舞い降りた彼女の暴走に北京は怒り狂い、不測の事態に東アジアと東南アジアは、緊張で怯えている。その点、ソウルは賢く体を交わしたが、岸田はつかまってしまった。悪党である女好きの細田博之にあてがって逃げればよかったのに、安倍晋三路線を「引き継ぐ」と公約した岸田は逃げられない。

 今朝の朝食会で新たな火種をつくるだろう。

 危険極まりない老婆の暴走の先には、危ない橋が何本もかかっている。安倍が心酔した李登輝配下の蔡英文に対して、マッチ1本で点火すると、どうなるか。安倍の「台湾有事は日本の生命線」と信じ込んでいる統一教会・神道自民党・創価学会のカルトが、間違いなく暴走を始めるだろう。

 「米中対決は、日本を巻き込む」というワシントンの「死の商人」の歯車に乗せられてしまう。これは複雑な方程式ではない。小学生でもわかる。

 

<ウクライナのブレジンスキーは台湾の蔡英文>

 バイデンの操り人形となって奮戦しているウクライナのブレジンスキーは、戦争当事国と深い関係にある中国の仲裁に賭けているとの報道がある。善は急げ、である。今は戦争を止めることが、人類の願いだ。ペロシ訪台で威信を傷つけられた習近平が、プーチンとブレジンスキーと会見すれば済む。出来るかどうか?

 

 このブレジンスキー役が、東アジアでは台湾の蔡英文である。日本にまともな政治家が一人でもいるのかどうか。自民党にはいない。統一教会派の石破茂は、一足先に訪台して蔡英文を激励している。国際社会では、辞めたばかりのドイツのメルケルくらいだ。寛容さと強さを兼ね備えたリベラルな政治家が、なぜか女性にいない。安倍好みの極右ばかりだ。そもそも安倍にほれ込むような政治屋に、まともな指導者などいないだろう。

 

 安倍は首相在任中、実に60兆円の巨費を世界にばら撒いたが、いま立ち止まって思考すると、それは統一教会の布教と結びついている、そう考えるのが相当であろう。台湾の統一教会派の勢力が、今現在どうなのか、さらに敷衍(ふえん)すると、日本のメディアにもかなり紛れ込んでいるだろう。毎日新聞には、創価学会の信者がいることは確認されているが。統一教会信者が、彼らの機関紙の「世界日報」以外の、普通のメディアに潜り込んでいるとなると?

 オウム捜査で大失敗した日本の警備公安当局は、数十万人とされる沈黙する反社会的集団調査にきりきり舞いしているのかどうか? 

 

<最初で最後の核全面戦争で地球は消滅するのだろうか>

 凡人ジャーナリストは、天皇ヒロヒトの好戦的な史実に仰天していたら、今度は忘れていた統一教会の信者獲得の先に、信者の全財産を巻き上げるという、やくざ顔負けの反社会的収奪行為を知り、それが放任されてきた事実に驚愕する現在である。真犯人は岸・福田の清和会だった。彼らが擁護し、加担してきたことに、これまた愕然としている。

 統一教会も清和会もそして政府自民党も、サタンなのか。悪魔の集団が、この国を操っているのは本当であろう。

 東アジアの日本がそうだとすると、台湾有事の火の手が上がると、もはやアクセルを踏むばかりだ。核全面戦争もゼロではない。第二のフクシマどころではないだろう。地球の消滅もゼロでなくなる!

 

<危機の日本!台北と沖縄戦で止められるのか?>

 思うに、安倍長期政権の下での日本軍拡は、すべてが台湾有事とその後の日中戦争が想定されている。そのための日米安保という認識が、安倍内閣の安全保障戦略だった。沖縄の悲劇は眼中にない。

 そのための小泉純一郎や安倍の靖国参拝の強行だった。その戦争を前提とする神社神道(戦前の国家神道)に反対する理由であるし、戦争阻止のための政教分離の憲法だった。ゆえに統一教会と自民党は、この歴史の教訓である政教分離原則を弱めようとしていることも、今回発覚した。

 日本の戦争体制づくりに狂奔した安倍・神道自民党と太田・山口の創価学会公明党が、今後とも継続するとなると、日本沈没は速度を速めるだけであろう。「国民は馬鹿だ」とわめいているだけでは、孫や子供に自然豊かな日本列島を残すことが出来ない。

 

 このさい宗教団体への無税措置を撤回し、しっかりと課税する、そして反社会カルト教団は、宗教法人の認可を取り消すことが喫緊の課題であろう。ペロシ・バイデンの「死の商人」の使徒にはめられてなるものか。そのための衆院解散が急がれる!全野党の結集も不可欠だ。

2022年8月5日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

2022年8月 4日 (木)

衝撃!統一教会の大野望<本澤二郎の「日本の風景」(4524)

衝撃!統一教会の野望<本澤二郎の「日本の風景」(4524)

反社会的カルト教団改憲案が安倍・自民党改憲草案だった!

(東京新聞)安倍晋三元首相銃撃事件を契機に、自民党との深い関係が露呈した世界平和統一家庭連合(旧統一教会)。その旧統一教会の政治部門とされる国際勝共連合(勝共連合)の改憲案と、自民党の改憲草案が、「緊急事態条項」や「家族条項」などで一致していることが、注目を集めている。被害者弁護団から「反社会的勢力」ともされる旧統一教会側の主張が、関係の濃い自民党の改憲草案にも反映されていたのか。(特別報道部・山田祐一郎、中山岳)

 ああ、何ということか。無知は犯罪である。安倍が連日のように改憲を口走っていた理由と恐ろしい深い背景が判明した。度肝を抜かれるとはこのことか、声も出ない。東京新聞が既に暴いていたではないか。改憲案というと、筆者の記憶には読売新聞のナベツネ改憲案と、ナベツネの盟友・中曽根康弘の改憲案があった。それを土台に安倍・自民党改憲草案が存在した。実際は、韓国のカルト教団の改憲案そのものだった。

 

 安倍はソウルの統一教会の指令のまま毎日、改憲だ、改憲だとほざいていたことになろう。逆転、大逆転である。なんということか。岸信介と笹川良一と文鮮明の日本乗っ取り工作は、小選挙区制の下で、ほぼ99%達成していたことになる。

 岸田文雄は「すべて引き継ぐ」と公約した。安倍未亡人は、清和会に対して「夫の思いを忘れないで」などと吹聴した。これらはすべて文鮮明の厳命ともいえるだろう。岸田の出自も気になってきた。側近連中も!

 文鮮明の日本乗っ取り計画は、国賊の岸と笹川の種まきが100%成功したことを意味するだろう。そして福田赳夫と安倍父子を経由して、公明党創価学会も配下にして3分の2議席を確保した。筆者が警鐘を鳴らしてきた改憲強行が目前であるが、その中身は文鮮明の遺言だったということになる。

 日本の36年間の植民地支配のお返しなのか。そうしてみると、朝鮮半島出身者が清和会のみならず、自民党から野党、財界、労働界、芸能界、スポーツ界などに跋扈していることが、安倍ではないが、くっきりと見えてくるのではないのか。

 

<こども家庭庁どころか憲法改正も統一・勝共連合が!窒息死する日本へ

 最近になって、岸田プランの「こども庁」が安倍側近の高市早苗の下で「こども家庭庁」に変質した。統一教会の威力を見せつけたものだが、どうして日本の法治の根幹となる憲法も、隣国のカルト教団が作り上げるというのだろうか。 

 

 そのステップとしての「安倍国葬」といいたいのであろう。断言したい。安倍国葬はソウルの悪魔の宮殿から発せられたものである!とも断じたい。

 彼らの野望達成のためには、奈良県の山上家から1億円を巻き上げることなどは、彼らのいう文鮮明の意思であり、当たり前というのか。頭が狂う!

 霞が関の官僚は、知っていてブレーキをかけなかったのか。菅義偉の出自も知りたい。下村や萩生田や稲田や世耕らは?議会に真っ当な政治家がいない証拠でもあろう。1日も早い総選挙が不可欠だ。

 

自公連立政権は韓国の反社会的教団の傀儡政権だ!>

 パンドラの箱が開いたのだろう。山上徹也がこじ開けたのか、それとも別人なのか。昨夜Youtubeで手製の花火銃で実験する動画を見た。暗殺のための合図だったのか。真相解明はこれからだ。

 

 日本はある意味では、自由な国である。神道相撲には外国の力士が話題作りに貢献しているらしい。らしいとは、全く見ていないためだ。NHK忌避のため、テレビを沖縄の廃品業者に持って行ってもらったことも、その理由である。

 

 日本窒息も故なしとしない今だ。日本を愛する日本人は、この現状に耐えられないだろう。自公連立政権は、統一教会の傀儡政権なのだから。自民党幹事長が「組織的関与はない」といい、総務会長が「何のことか」ととぼけてみても、正真正銘の日本人を説得することは出来ない。

 反社会的教団が、宗教法人だと言い張って、犯罪的金巻き上げに、警察も検察も容認する無法国家。文科省も宗教法人認可を取り消そうとしない。善良な日本国民は、到底耐えることは出来ない。

 

ワシントン+ソウルの属国に甘んじる日本政府を信じていいのか>

 亀井静香の口を借りなくても、国民の多くは日本がアメリカの属国であるという事実が分かり始めてきた。台湾訪問強行で、新たな戦争の火種を作った米ペロシ下院議長は、日本の国際空港を避けて厚木の米軍基地に舞い降りてくるだろう。バイデン同様に「日本は属国よ」と言外に宣言しながら。

 もう一つ、ソウルの属国であることも加わった。こんな政府自民党に、それでも服従する日本人なのか。国民の審判が不可欠だ

 

<まずは日米安保の破棄と統一教会の宗教法人認可取り消し=独立日本>

(東京新聞)安倍氏が2006年に上梓し、改憲を訴えたのは「美しい国へ」。その2年前、勝共連合初代会長久保木修己氏の遺稿集として出た本が「美しい国 日本の使命」

 安倍の「美しい国」の原点が判明した。統一教会・勝共連合のものだった。ちなみに中国語でアメリカを「美国」と呼ぶ。意味深い用語を安倍は使わされていたことの証拠なのだ。アメリカとソウルにひれ伏す非独立国日本が今なのである。筆者は朝鮮人を尊敬する日本人であるが、文鮮明の仲間たちは、まさにサタンであろう。

 2022年危機本番である。

2022年8月4日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

(追記)今夏初めてスイカを食べた。実弟の菜園で採れたものだ。ここ2日ほどクーラーを使用した。そうしないと、手の汗でパソコンが打てない。できるだけ自然がいいが、なんとなく気候変動による熱中症にも警戒しなければならない。原発ゼロは不可欠だ。核武装など御免こうむりたい。昨日は親類宅で簡単な引っ越しの手伝いをした。小さな親切でも気分がいい。今朝は涼しいので、上半身裸。恥ずかしい感覚がない。統一教会放任の日本は恥である!

2022年8月 3日 (水)

嫌われていた安倍<本澤二郎の「日本の風景」(4523)

嫌われてた安倍<本澤二郎の「日本の風景」(4523)

<東京・ワシントンから警戒・嫌われていた安倍晋三!それが国葬!>

 第一次安倍内閣が誕生した時のNHKのワシントンからの一報を記憶している。それは「ストロング・ナショナリスト」だった。官邸の圧力を受けてNHKは、極右の安倍政治報道を取りやめたが、安倍は反比例するかのように「ワシントンのポチ」に徹した。

 トランプ人脈は、外務省ではなく統一教会が間に入って取り持ったという。

安倍軍拡でワシントンの右翼・共和党との関係は、すんなりと進行したが、比例して日本国憲法を尊重し、擁護する義務に違反してゆく破憲内閣に徹してゆく。平和維持の日本国内の護憲リベラルの反発を招いていく。

 右翼片肺内閣の宿命だが、それも野党の無力と言論の衰退が、安倍長期政権を支える。この間、日本は沈没することになるのだが、到底国葬の対象者であるはずがない。日本国民の内心の自由を奪う・侵害する価値ある人物では全くない。

 

<統一教会・勝共連合に顔立てる岸田文雄は何者か>

 安倍の背後で、岸信介と笹川良一がテコ入れして、表は宗教団体で裏は日本政治を操る闇の勢力となった統一教会・勝共連合が、岸と福田と安倍の清和会を牛耳っていた。

 岸は東京帝国大学で、国粋主義者の高杉慎吉の門下生だ。傀儡政権の満州国でアヘン取引で暴利を得て、財閥代表の商工官僚(現在の経産省官僚)として東条英機内閣で商工大臣となって日米戦争に深く関与、敗戦後にA級戦犯となって巣鴨入りした。笹川もまた巣鴨の仲間で、ともに売国奴として吉田茂内閣を打倒を、米CIAと連携して、鳩山一郎内閣を誕生させた。

 このころからだろう。韓国の反共の闘士?文鮮明を岸と笹川が面倒を見て、文に日本をポケット役に提供して悲劇は起こった。最初は笹川のギャンブル利権が支援したであろうが、間もなく日本人のか弱き女性をたぶらかせての私財没収で、毎年200億円をソウルやワシントンに送金していたというから、これはすごい。数兆円かそれ以上だろう。

 日本の売国奴・国賊が、国内に何万、何十万と誕生したことになる。山上徹也はそんな被害者の一人だった。加害者の頂点に福田赳夫・安倍晋太郎・森喜朗・小泉純一郎・安倍晋三が加わって、今日を迎えている。警察権・検察権を封じ込めてきた清和会という国賊派閥と、ソウルのカルト教団に顔を立てる岸田文雄に国民は、怒りで震えている現在である。

 

<保守の月刊日本7月号で「安倍晋三よ!永田町から退場せよ」特集>

 自宅に郵送されてくる、右翼的な雑誌「月刊日本」7月号が気になった。まるで安倍の死を予告するかのような見出しが躍っている。

 「安倍晋三よ!永田町から退場せよ」特集を載せた。表紙の半分を使って「悪夢の安倍政権は終わっていない」「岸田政権でも沖縄の地獄は続く」「自民党に奉仕する愚かな野党」「存在感なき岸田総理」と見出しは真っ当である。

 首相を辞めると、田舎に引きこもり、悠々自適の生活だと思いきや、安倍の野心は止まらなかった。初めて清和会の会長の地位を占めた。それほど首相時代に、莫大な金集めに成功したという証拠だ。いずれ安倍側近が、安倍の金庫の中身を暴くだろう。莫大な闇資金には、統一教会からのものも含まれているだろう。

 安倍晋太郎が亡くなった時の安倍邸奥の古い金庫から6億円の闇資金が見つかったという脱税秘話は、今では有名になっている。文鮮明もアメリカでは、脱税で逮捕、実刑判決を受けた。岸の釈放の嘆願書も効果がなかった。政治屋のほとんどが脱税魔といわれる。国税庁の改革が不可欠だ。

 

 それにしても安倍が育てた女性議員と統一教会の深い関係、下村博文の活躍には仰天するばかりだ。実弟の岸信夫は反省の弁を吐いた。逃げられないと観念したものだ。原理研から首を突っ込んだという世耕など統一教会派の面々を並べると、まさに壮観である。清和会を叩き潰せ、とは天の声であろう。

 

<天皇派の亀井静香が安倍と麻生をこき下ろす>

 一時はCIA何するものぞ、と開き直った亀井静香に驚いたものだが、彼が

天皇派だったとは知らなかった。尾崎咢堂は、憲法に天皇制が入ったことに「3発目の原爆も日本に落ちる」と予言した。311で的中させたが、亀井は尾崎とは真逆だ。そんな彼の言い分は、同じ7月号で永田町を一喝してる。

 「岸田はふにゃふにゃした政治。(頭は)空っぽ」「国民は馬鹿。新聞テレビを含めて権力のチンドン屋。メディアは反権力でなきゃいけない。批判しないメディアは存在価値がない」

 「安倍と麻生がいまだに影響力があるが」の問いに対して「若い奴がだらしない。二人に黙れという人がいない。俺が若いときは、腐った魚はいらない、といって執行部に逆らった」「安倍は結局何もできなかった。アベノミクス?経済は上向きになってないよ」

 「衆院議長の細田博之は女性記者をホテルに呼んで添い寝させた。本人は釈明もしないが」の質問に対して「国民が劣化しているからさ。今の国民は赤ん坊だ」「日本はアメリカの属国、ポチを止めること。具体的には日米安保を破棄することだな」

2022年8月3日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

2022年8月 2日 (火)

ダボハゼ社福協<本澤二郎の「日本の風景」(4522)

ダボハゼ社福協<本澤二郎の「日本の風景」(4522)

<統一教会・勝共連合にからめとられ信者集金獲得に一大貢献の愚>

 外遊中の岸田文雄に言いたい。統一教会問題は、個々の自民党議員の問題ではない。自民党と政府の問題である。主権者を50年、60年といたぶり続けてきた、政教一致という歴史の教訓に反する重大な売国奴政治にある。

 

 今回判明したことは、自民党総務会長の福田達夫が「何のことか」ととぼけて見せた背景には、祖父赳夫の「アジアに偉大な指導者が現る。その人は文鮮明」という発言があった。福田赳夫の信条吐露には、文鮮明を日本に招き入れ、宗教法人格を与えた安倍晋三の祖父・岸信介のテコ入れと薫陶があった。今の自民党には、吉田茂・池田勇人・大平正芳・宮澤喜一の護憲リベラルの真っ当な勢力は消滅し、ひとり清和会が君臨している。側面に笹川良一の日本・東京財団が控えて、NHKなどが彼らを起用して、無知な国民をナショナリズムの渦に巻き込んでいる。

 

 その結果、新たな恐ろしい事態が発覚した。「ダボハゼ社福協」である。社会福祉協議会をご存知か。なんとなく貧しい市民生活に恩恵を与えている組織・団体と思いがちだが、ここが統一教会に乗っ取られていた。安倍内閣時の下村博文という悪党文科相が、統一教会の名称変更を認可した。その結果、世界平和統一家庭連合(韓鶴子総裁)として、新たな実績を生み出していた。その一つが社会福祉協議会という、得体のしれない福祉法人(社会福祉法)。国や自治体の福祉低下を補完する民間団体らしいが、一見して悪くない組織の印象を与えている。

 実態はダボハゼそのもので、反社会的な組織・団体の寄付も受け入れていたことが、今回明らかとなった。恥を知れ、である。Youtubeに出ているので、是非とも見てもらいたい。友人が見つけて送信してくれたものだ。

 

<名称変更で無知なダボハゼ社福協を懐柔=文科省と下村博文の重罪>

 統一教会は反社会的な宗教法人である。誰もがそう信じている。前川喜平元文科省事務次官は、実態が同じなので名称変更NOの立場を貫いていたが、安倍が側近の下村博文を文科省に送り込んで、名称変更を勝ち取ったことが、既に判明している。

 本来は、宗教法人の認可を取り消す場面だった。ということは、安倍と下村は、国賊である。「下村を叩き潰せ」の合唱が燃え広がっている。そして文科省もまた、その一翼を担ったことで、国賊省となった。

 清和会政権の恐ろしさは、枚挙にいとまがないほど次々と反憲法政治が飛び出してくる点であるが、誰も反省も謝罪もしない。福田康夫は語るべき時である。岸・福田・森・小泉・安倍・福田・安倍の極右・清和会=統一教会人脈は、果てしなく広がっている。最近では、岸田内閣の「こども庁」が「こども家庭庁」に代わった。福田達夫が「知らなかった」とは言わせない。福田一族も岸・安倍一族と同罪であろう。到底この国を清和会に任せるわけにはいかない。

 

 「下村を叩き落し、文科省を大改革する必要があろう。前川喜平氏の奮闘が期待される」と強く指摘しておきたい。健全な歴史教育で、隣国との友好関係を勝ち取ることが、政治と経済を安定させられる。これ以上の改憲軍拡政治は、第三次世界大戦を予感させるだけだ。

 

<急ぎ返却して謝罪せよ!目下返金ゼロ・大手新聞テレビ報道ゼロ!>

 自民党と公明党と政府・霞が関からの反省と謝罪が聞こえてこない。どうしたことだろうか。善良な市民の疑念である。

 そして発覚した社福協から、統一教会に対して返金が行われていない。こんなことが許されていいものか。社福協なる組織を廃止する時であろう。軍拡をやめれば、わざわざ社福協などという組織は不要である。

 そして重大な懸念は、この問題を新聞が取り上げていないことだ。日刊ゲンダイはどうか。確認してみたいが、大手の新聞は逃げているらしい。これはひどすぎて話にならない。

 読売のナベツネの声を聞いてみたいが、元気だろうか。目下、その筋に確かめている最中だ。

 

<統一教会と自民党は一体=新聞は報道する義務を果たせ!>

 福田達夫と岸田文雄に伝えておきたい。岸・安倍・福田の清和会のお陰で、統一教会という野蛮過ぎる国民の私財強奪カルト教団は、日本国民から数兆円の金を集め、その一部を統一教会の宮殿建設費用に回し、残りをアメリカに投資して暴利を手にし、右翼大統領まで懐柔して、ワシントンの内外政に影響を与えてきている。 日本ほどでないにしても、恐ろしいくらいで言葉を失ってしまう。

 莫大な資金には、山上家の1億円問題が無数に存在して、悲劇の人生を送っている。これらに目を向けると、善良な市民でなくてもいたたまれない。国葬など論外である。新聞が駄目ならネットがある。声を上げよう!

2022年8月2日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

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2022年8月 1日 (月)

安倍国葬は撤回が正義<本澤二郎の「日本の風景」(4521A)

安倍国葬は撤回が正義<本澤二郎の「日本の風景」(4521A

<カルト教団を喜ばせる日本の主権者はいるだろうか、いない>

 韓国のカルト教団・文鮮明の統一教会を狂喜させる安倍国葬は、主権者たる日本国民は大反対だ。自民党清和会が賛成しても無駄なことである。仮に強行すれば、コロナ下と超物価高でも、正義の日本人は、反対に立ち上がるだろうし、既に一部の政党や市民は決起している。福田達夫のようなとぼけた日本人は、一人もいないだろう。


岸田文雄内閣は、過ちを直ちに認め、撤回するしかない。国民の基本的人権である「内心の自由」を侵害する憲法違反である安倍国葬は、日本国民の正義に反する。国際社会からカルト教団と指摘されている統一教会に屈するというのでは、国会を解散して信を問うべきであろう。

 

<岸信介・安倍晋太郎・晋三の一族が文鮮明の野望に賛同し、多くの日本人弱者を不幸に陥れた罪は万死に値する!>

 従軍慰安婦や徴用工被害者にしっかりと真摯に対応する日本政府というのであればだが、こともあろうに怪しげな人物を招き入れ、あまつさえ宗教法人の認可を与え、その結果、実に馬鹿げた架空話で信者を募り、私財を根こそぎ巻き上げるという犯罪行為を許してきた岸・安倍一族の罪は重い。

 福田赳夫に至っては「アジアに偉大な指導者が現れた。その名は文鮮明」「お前らは神の子だと。少し偉くなった気分だ」と岸の子分らしい挨拶をしている。福田もまともな日本人ではない、国賊そのものを自ら公衆の面前で披歴したもので恥ずかしい。孫の達夫は「何が悪いのか」と開き直っている。康夫の言葉を聞きたい。文鮮明の配下となって、日本の警察力を抑え込んで、霊感商法など犯罪行為をやりたい放題させてきた罪は重い。

 岸・安倍・福田家の悪しき政治を、受け入れたことによる日本社会の悲劇は、耐え難いものがあろう。ジャーナリストとして強く指摘したい。それを承知した上で、安倍国葬を決断し、閣議決定した現閣僚の責任も重いものがある。それでも自民党を離党するもの、大臣をやめる者が一人もいない。要するに自民党と公明党政府が、完璧に統一教会にからめとられているのは明白な事実なのだ。賢明な日本国民は理解するだろう。信を問え、である。

 

<米CIA内部文書は韓国の諜報機関の手先・日本人から収奪した資金でアメリカ議会100人余を攻略>

 米誌ニューズウィークは、CIAの内部文書などを明らかにした上で、文鮮明の統一教会が、韓国のKCIAと連携してアメリカ議会工作に取り組み、その結果、右翼保守派の議員ら100人以上をからめとったということなどを明らかにしている。

 対して危機感を抱いた民主党は、統一教会の正体を暴き、遂には脱税で文鮮明を起訴し、有罪判決を勝ち取っている。

 米国は常時政権が交代する、日本よりましな政治体制下にある。一党独裁は想定できないが、日本は不幸にして岸人脈が、その後に福田を経由して、安倍一族へと継承し、この間に党内のハト派・リベラルは消滅してしまった。いまの岸田に、宏池会のリベラルな伝統を垣間見ることさえできない。二人の官房副長官さえも、改憲軍拡派で話にならない。

 統一教会の恐怖を理解出来ない。外国のカルト教団による自民党支配がどういうことなのか、売国奴のゆでガエルについての認識も反省さえもない。墜落する日本の要因である。

 

<「政治屋の暗殺が国葬」だとは日本国憲法も想定せず大反対!>

 日本は小選挙区制のおかげで、国民の意思が反映されにくいため、国民の少数の支持で議会をほぼ独占する自公である。結果、自民党の一党独裁が実現、首相はやりたい放題だ。とくに問題の政治屋の独裁は、極端にひどすぎた。

 そうした人物の悲劇に対して「国葬」で、が目下の永田町の対応で、これを押し切ろうとしている。現実は車の荷が重すぎて橋が壊れそうになっている。止めるしかないが、3分の2の議席が「押し切ろう」と牛馬の尻を叩いている。強行すれば、憲法である橋が破損して川に落下するだろう。

 今日も繰り返す。日本国憲法は、国葬を容認しない。戦前の国葬令は失効している。憲法は内心の自由を侵害する国葬を容認しない。法律家は声を上げよ、日弁連や学界も声を上げる時である。声を上げよ!

 日本政府は1日も早く国葬撤回を決断するほかない!

2022年8月1日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

(追記)昨日久しぶりに日本記者クラブ会員のH君に電話した。コロナ陽性であと数日自宅待機という。イベルメクチンのことを教えたはずだったが。安倍暗殺の背景について披歴すると驚いた。本ブログを読むと約束した。自宅の菜園では、ゴーヤが自生し実をつけている。ミニトマトも元気がいい。ただし、暑さで茗荷はだめ。1日だけ咲いて散る赤い花が、木槿の純白と競っている。百日紅の季節に入った。毎日両親に感謝!上半身裸が今は一番!

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