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2022年6月23日 (木)

戦後初ナショナリズム選挙<本澤二郎の「日本の風景」(4483)

戦後初ナショナリズム選挙<本澤二郎の「日本の風景」(4483)

<改憲軍拡・国家主義VS護憲リベラル決戦=天に届け!9条危機>

 戦後の日本に戦前のナショナリズム(国家主義)が台頭したのは、A級戦犯の岸信介が活躍する、保守合同直前の鳩山一郎民主党が吉田茂内閣を打倒し、間もなく岸内閣が誕生し、60年の日米安保が改定された時である。黒幕は米国の謀略機関・CIA工作が見事に開花したもので、これが第一期だ。

 第二期は岸の実弟の佐藤栄作内閣を経たのち、護憲リベラルの田中―大平体制が蓋をしたが、続く中曽根康弘内閣が平和憲法破壊の動きを本格化させた。この政権を支えた新聞が生まれた。戦前の特高警察を指揮した正力松太郎が急成長させた読売新聞だった。読売は自ら改憲新聞を名乗った。

 

 第三期が「日本は天皇中心の神の国」と公言した森喜朗内閣で、続く小泉・第一期安倍内閣。いうところの自民党極右派閥・清和会内閣で本格化、戦争神社で知られる靖国神社参拝を強行する。中国や朝鮮半島などアジア諸国に日本不信の芽を植え付けた。

 第四期が、第二期安倍内閣から現在に至る菅・岸田政権である。こともあろうにロシアのウクライナ軍事侵攻を好機とばかり、軍拡改憲を大合唱し、これに連立を組む公明党創価学会と、安倍の別動隊と指摘される関西の極右政党・維新に、旧民主党から離反した国民民主党が、そして支持母体の労組連合体の連合の右翼化が、今日の日本ナショナリズムの本体を形成している。

 

 こうした日本ナショナリズム形成を俯瞰すると、議会は戦前の近衛内閣時を想起させるような翼賛体制が形成され、肝心要の言論界が著しく衰退し、政府・権力機関に対する批判をやめてしまった。このことが国民レベルでナショナリズムを本格化させ、そのもとでの反ナショナリズム・平和憲法重視派との決戦が現在の参院選である。昨日の2022年6月22日公示、7月10日投開票の参院選挙が、日本ナショナリズムの行方を決定付けるだろう。反戦の平和憲法が、戦後初めて本格的な危機にさらされることになる。日本SOSだが、もはやこうした当たり前の政治分析が、公共放送は言うまでもなく、リベラル・高級紙といわれた朝日新聞からも聞こえてこない。

 いうまでもなく、背後には戦後復活した財閥と原始カルト教の神社本庁(国家神道の後裔)がある。むろん、米CIAの監視下で繰り広げられる。

 

 以下は一部の23日付の記事である。

(与野党は選挙戦で、岸田文雄首相が意欲を見せる憲法改正を巡っても、論戦を交わす。自民党は憲法9条への自衛隊明記や緊急事態条項の創設を含む4項目の条文イメージを掲げる。改憲に前向きな自民、公明、日本維新の会、国民民主の「改憲4党」が憲法改正の発議に必要な3分の2の議席(166議席)を得られるかが焦点で、4党が3分の2以上の議席を獲得するには計83議席を得る必要がある。)

 

<杉並区長選挙方式を採用すれば、自公撃破は夢ではない!>

  数日前の東京都杉並区の区長選挙で、反ナショナリズム・護憲リベラル勢力が勝っている。大政翼賛の政治に危機感を抱いている国民は、正確には少なくない。受け皿を用意すれば、棄権する無党派層を動かせるだろう。どうするか、これらの政党、特に立民と共産が身を捨てるしかない。しかし、この期に及んでも党利党略に埋没する両党の党首は、平和を願う国民を裏切っている。

 立場を変えると、軍拡改憲・軍国主義日本に塩を送っていることになろう。いまだ11選挙区でしか共闘を組んでいないという。売国奴政党なのだろうか。

 今からでも全選挙区で、反ナショナリズム連合を結集する責任があろう。健闘を祈りたい。

 

(東京都の杉並区長選は20日開票され、無所属新顔で公共政策研究者の岸本聡子氏(47=立憲民主、共産、れいわ、社民、新社会、杉並・生活者ネットワーク、緑の党グリーンズジャパン推薦=

 

<党利党略から抜け出せない反自公の立憲と共産は売国奴党なのか>

 無党派層が覚醒すれば、大政翼賛会に負けることはない!無念にも、戦いに臨んで初めから白旗を上げているようで、心ある識者は衝撃を受けている。悲しすぎる事態である。このまま最終日まで行くのであれば、志位も泉も売国奴とののしられることは間違いない。

 今回の国政選挙いかんで国家主義圧勝となれば、21世紀の日本没落を約束することになる。膨大な借金予算のもとでの、空前の武器弾薬予算国家は、戦前の二の舞となろう。

 

金力の自民圧勝となると、歴史が繰り返される!>

 アベノミクスによる1%財閥の暴利の一部は、選挙の帰趨を確実にするだけの爆弾となって、野党を抑え込み、無党派層を眠らせ、組織票を期日前に投票させるだろう。

 その先に東アジアを火薬庫にさせるという誘惑にはまるナショナリズムの再現を恐れる。偏狭なナショナリズムは、森の「神の国」や安倍の「日本会議」が証明している。言論に次いで、議会も崩壊する日本を、誰も目にしたくない。

2022年6月23日記(東芝製品・サントリー・トヨタ不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

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